はてなキーワード: 時機とは
砲丸投げほど力のいるものはなかろう。力のいるわりにこれほどおもしろくないものもたんとない。ただ文字どおり砲丸を投げるのである。芸でもなんでもない。野々宮さんは柵の所で、ちょっとこの様子を見て笑っていた。けれども見物のじゃまになると悪いと思ったのであろう。柵を離れて芝生の中へ引き取った。二人の女も、もとの席へ復した。砲丸は時々投げられている。第一どのくらい遠くまでゆくんだか、ほとんど三四郎にはわからない。三四郎はばかばかしくなった。それでも我慢して立っていた。ようやくのことで片がついたとみえて、野々宮さんはまた黒板へ十一メートル三八と書いた。
それからまた競走があって、長飛びがあって、その次には槌投げが始まった。三四郎はこの槌投げにいたって、とうとう辛抱がしきれなくなった。運動会はめいめいかってに開くべきものである。人に見せべきものではない。あんなものを熱心に見物する女はことごとく間違っているとまで思い込んで、会場を抜け出して、裏の築山の所まで来た。幕が張ってあって通れない。引き返して砂利の敷いてある所を少し来ると、会場から逃げた人がちらほら歩いている。盛装した婦人も見える。三四郎はまた右へ折れて、爪先上りを丘のてっぺんまで来た。道はてっぺんで尽きている。大きな石がある。三四郎はその上へ腰をかけて、高い崖の下にある池をながめた。下の運動会場でわあというおおぜいの声がする。
三四郎はおよそ五分ばかり石へ腰をかけたままぼんやりしていた。やがてまた動く気になったので腰を上げて、立ちながら靴の踵を向け直すと、丘の上りぎわの、薄く色づいた紅葉の間に、さっきの女の影が見えた。並んで丘の裾を通る。
三四郎は上から、二人を見おろしていた。二人は枝の隙から明らかな日向へ出て来た。黙っていると、前を通り抜けてしまう。三四郎は声をかけようかと考えた。距離があまり遠すぎる。急いで二、三歩芝の上を裾の方へ降りた。降り出すといいぐあいに女の一人がこっちを向いてくれた。三四郎はそれでとまった。じつはこちらからあまりごきげんをとりたくない。運動会が少し癪にさわっている。
「あんな所に……」とよし子が言いだした。驚いて笑っている。この女はどんな陳腐なものを見ても珍しそうな目つきをするように思われる。その代り、いかな珍しいものに出会っても、やはり待ち受けていたような目つきで迎えるかと想像される。だからこの女に会うと重苦しいところが少しもなくって、しかもおちついた感じが起こる。三四郎は立ったまま、これはまったく、この大きな、常にぬれている、黒い眸のおかげだと考えた。
美禰子も留まった。三四郎を見た。しかしその目はこの時にかぎって何物をも訴えていなかった。まるで高い木をながめるような目であった。三四郎は心のうちで、火の消えたランプを見る心持ちがした。もとの所に立ちすくんでいる。美禰子も動かない。
よし子は美禰子を顧みた。美禰子はやはり顔色を動かさない。三四郎は、
「それより、あなたがたこそなぜ出て来たんです。たいへん熱心に見ていたじゃありませんか」と当てたような当てないようなことを大きな声で言った。美禰子はこの時はじめて、少し笑った。三四郎にはその笑いの意味がよくわからない。二歩ばかり女の方に近づいた。
「もう宅へ帰るんですか」
女は二人とも答えなかった。三四郎はまた二歩ばかり女の方へ近づいた。
「どこかへ行くんですか」
「ええ、ちょっと」と美禰子が小さな声で言う。よく聞こえない。三四郎はとうとう女の前まで降りて来た。しかしどこへ行くとも追窮もしないで立っている。会場の方で喝采の声が聞こえる。
「高飛びよ」とよし子が言う。「今度は何メートルになったでしょう」
美禰子は軽く笑ったばかりである。三四郎も黙っている。三四郎は高飛びに口を出すのをいさぎよしとしないつもりである。すると美禰子が聞いた。
この上には石があって、崖があるばかりである。おもしろいものがありようはずがない。
「なんにもないです」
「そう」と疑いを残したように言った。
「ちょいと上がってみましょうか」よし子が、快く言う。
「あなた、まだここを御存じないの」と相手の女はおちついて出た。
「いいからいらっしゃいよ」
よし子は先へ上る。二人はまたついて行った。よし子は足を芝生のはしまで出して、振り向きながら、
「絶壁ね」と大げさな言葉を使った。「サッフォーでも飛び込みそうな所じゃありませんか」
美禰子と三四郎は声を出して笑った。そのくせ三四郎はサッフォーがどんな所から飛び込んだかよくわからなかった。
「あなたも飛び込んでごらんなさい」と美禰子が言う。
「私? 飛び込みましょうか。でもあんまり水がきたないわね」と言いながら、こっちへ帰って来た。
やがて女二人のあいだに用談が始まった。
「あなた、いらしって」と美禰子が言う。
「ええ。あなたは」とよし子が言う。
「どうしましょう」
「どうでも。なんならわたしちょっと行ってくるから、ここに待っていらっしゃい」
「そうね」
なかなか片づかない。三四郎が聞いてみると、よし子が病院の看護婦のところへ、ついでだから、ちょっと礼に行ってくるんだと言う。美禰子はこの夏自分の親戚が入院していた時近づきになった看護婦を尋ねれば尋ねるのだが、これは必要でもなんでもないのだそうだ。
よし子は、すなおに気の軽い女だから、しまいに、すぐ帰って来ますと言い捨てて、早足に一人丘を降りて行った。止めるほどの必要もなし、いっしょに行くほどの事件でもないので、二人はしぜん後にのこるわけになった。二人の消極な態度からいえば、のこるというより、のこされたかたちにもなる。
三四郎はまた石に腰をかけた。女は立っている。秋の日は鏡のように濁った池の上に落ちた。中に小さな島がある。島にはただ二本の木がはえている。青い松と薄い紅葉がぐあいよく枝をかわし合って、箱庭の趣がある。島を越して向こう側の突き当りがこんもりとどす黒く光っている。女は丘の上からその暗い木陰を指さした。
「あの木を知っていらしって」と言う。
「あれは椎」
女は笑い出した。
「よく覚えていらっしゃること」
「ええ」
「よし子さんの看護婦とは違うんですか」
今度は三四郎が笑い出した。
「あすこですね。あなたがあの看護婦といっしょに団扇を持って立っていたのは」
二人のいる所は高く池の中に突き出している。この丘とはまるで縁のない小山が一段低く、右側を走っている。大きな松と御殿の一角と、運動会の幕の一部と、なだらかな芝生が見える。
「熱い日でしたね。病院があんまり暑いものだから、とうとうこらえきれないで出てきたの。――あなたはまたなんであんな所にしゃがんでいらしったんです」
「熱いからです。あの日ははじめて野々宮さんに会って、それから、あすこへ来てぼんやりしていたのです。なんだか心細くなって」
「野々宮さんにお会いになってから、心細くおなりになったの」
「いいえ、そういうわけじゃない」と言いかけて、美禰子の顔を見たが、急に話頭を転じた。
「野々宮さんといえば、きょうはたいへん働いていますね」
「ええ、珍しくフロックコートをお着になって――ずいぶん御迷惑でしょう。朝から晩までですから」
「だってだいぶ得意のようじゃありませんか」
「だれが、野々宮さんが。――あなたもずいぶんね」
「なぜですか」
「だって、まさか運動会の計測係りになって得意になるようなかたでもないでしょう」
三四郎はまた話頭を転じた。
「さっきあなたの所へ来て何か話していましたね」
「会場で?」
「ええ、運動会の柵の所で」と言ったが、三四郎はこの問を急に撤回したくなった。女は「ええ」と言ったまま男の顔をじっと見ている。少し下唇をそらして笑いかけている。三四郎はたまらなくなった。何か言ってまぎらそうとした時に、女は口を開いた。
「あなたはまだこのあいだの絵はがきの返事をくださらないのね」
三四郎はまごつきながら「あげます」と答えた。女はくれともなんとも言わない。
「知りません」
「そう」
「なに、その原口さんが、きょう見に来ていらしってね、みんなを写生しているから、私たちも用心しないと、ポンチにかかれるからって、野々宮さんがわざわざ注意してくだすったんです」
美禰子はそばへ来て腰をかけた。三四郎は自分がいかにも愚物のような気がした。
「よし子さんはにいさんといっしょに帰らないんですか」
「いっしょに帰ろうったって帰れないわ。よし子さんは、きのうから私の家にいるんですもの」
三四郎はその時はじめて美禰子から野々宮のおっかさんが国へ帰ったということを聞いた。おっかさんが帰ると同時に、大久保を引き払って、野々宮さんは下宿をする、よし子は当分美禰子の家から学校へ通うことに、相談がきまったんだそうである。
三四郎はむしろ野々宮さんの気楽なのに驚いた。そうたやすく下宿生活にもどるくらいなら、はじめから家を持たないほうがよかろう。第一鍋、釜、手桶などという世帯道具の始末はどうつけたろうと、よけいなことまで考えたが、口に出して言うほどのことでもないから、べつだんの批評は加えなかった。そのうえ、野々宮さんが一家の主人から、あともどりをして、ふたたび純書生と同様な生活状態に復するのは、とりもなおさず家族制度から一歩遠のいたと同じことで、自分にとっては、目前の迷惑を少し長距離へ引き移したような好都合にもなる。その代りよし子が美禰子の家へ同居してしまった。この兄妹は絶えず往来していないと治まらないようにできあがっている。絶えず往来しているうちには野々宮さんと美禰子との関係も次第次第に移ってくる。すると野々宮さんがまたいつなんどき下宿生活を永久にやめる時機がこないともかぎらない。
三四郎は頭のなかに、こういう疑いある未来を、描きながら、美禰子と応対をしている。いっこうに気が乗らない。それを外部の態度だけでも普通のごとくつくろおうとすると苦痛になってくる。そこへうまいぐあいによし子が帰ってきてくれた。女同志のあいだには、もう一ぺん競技を見に行こうかという相談があったが、短くなりかけた秋の日がだいぶ回ったのと、回るにつれて、広い戸外の肌寒がようやく増してくるので、帰ることに話がきまる。
三四郎も女連に別れて下宿へもどろうと思ったが、三人が話しながら、ずるずるべったりに歩き出したものだから、きわだった挨拶をする機会がない。二人は自分を引っ張ってゆくようにみえる。自分もまた引っ張られてゆきたいような気がする。それで二人にくっついて池の端を図書館の横から、方角違いの赤門の方へ向いてきた。そのとき三四郎は、よし子に向かって、
「お兄いさんは下宿をなすったそうですね」と聞いたら、よし子は、すぐ、
「ええ。とうとう。ひとを美禰子さんの所へ押しつけておいて。ひどいでしょう」と同意を求めるように言った。三四郎は何か返事をしようとした。そのまえに美禰子が口を開いた。
「宗八さんのようなかたは、我々の考えじゃわかりませんよ。ずっと高い所にいて、大きな事を考えていらっしゃるんだから」と大いに野々宮さんをほめだした。よし子は黙って聞いている。
学問をする人がうるさい俗用を避けて、なるべく単純な生活にがまんするのは、みんな研究のためやむをえないんだからしかたがない。野々宮のような外国にまで聞こえるほどの仕事をする人が、普通の学生同様な下宿にはいっているのも必竟野々宮が偉いからのことで、下宿がきたなければきたないほど尊敬しなくってはならない。――美禰子の野々宮に対する賛辞のつづきは、ざっとこうである。
三四郎は赤門の所で二人に別れた。追分の方へ足を向けながら考えだした。――なるほど美禰子の言ったとおりである。自分と野々宮を比較してみるとだいぶ段が違う。自分は田舎から出て大学へはいったばかりである。学問という学問もなければ、見識という見識もない。自分が、野々宮に対するほどな尊敬を美禰子から受けえないのは当然である。そういえばなんだか、あの女からばかにされているようでもある。さっき、運動会はつまらないから、ここにいると、丘の上で答えた時に、美禰子はまじめな顔をして、この上には何かおもしろいものがありますかと聞いた。あの時は気がつかなかったが、いま解釈してみると、故意に自分を愚弄した言葉かもしれない。――三四郎は気がついて、きょうまで美禰子の自分に対する態度や言語を一々繰り返してみると、どれもこれもみんな悪い意味がつけられる。三四郎は往来のまん中でまっ赤になってうつむいた。ふと、顔を上げると向こうから、与次郎とゆうべの会で演説をした学生が並んで来た。与次郎は首を縦に振ったぎり黙っている。学生は帽子をとって礼をしながら、
「昨夜は。どうですか。とらわれちゃいけませんよ」と笑って行き過ぎた。
先週土曜日のホーム戦、対福岡にあっさりと負けて今季の黒星はいくつになったのでしょうか。わかりません。数えておりません。三節が終わったあたりから順位表も見ていない。降格の危機にあることと、今の首位くらいしかわからない。
開幕前、現在の首位を降格筆頭候補に挙げていた人たちは何を思うのか。
理由は監督です。別に黒田監督が悪いわけではない。ただ嫌いなだけ。黒田監督に似た人が。小学生のときの担任と黒田監督が激似で、本当に本当に、視界にいれることが無理。
その担任はメタクソに贔屓をするクソだった。気に入った生徒にはニコニコして何をしても叱らなかったけど、気に入らない子に対しては冷徹そのものだった。どちらかといえば自分は気に入られていたほうで、ひどいことをされたりはしなかったのだが、あまりにひどい贔屓っぷりが気持ち悪くて仕方なかった。
贔屓クソ野郎が贔屓するのは、比較的勉強のできる子や、明るくてクラスの中心になる子、可愛い子。それは女子ばかりだった。学年で一番可愛いような子が同じクラスにいたのだけど、その子と仲良くしていたある男子に、いきなり冷たくあたりはじめたときには本気で引いた。可愛い女子には媚びへつらうと言ってもいいくらいに猫なで声になるのに、女の子と仲良くした男子や、大人しめの男子、勉強出来ない子にはあからさまに冷たかった。これ、小学二年生のときの話だよ。そんな、右も左もわかんない年齢の子どもに、明らかなエコヒイキしてたんだよ。本当に最悪な担任だった。そして学年の主任だった。
黒田監督は何も悪くない。悪くないのはわかっているけれど。でも、黒田監督を初めて見たとき、あれは何年だったか忘れたけど、高校サッカー選手権の中継で。
は????あいつ今高校サッカーの監督してんの????と一瞬にして吐き気を覚えた。
まったくの別人だとわかってもだめだった。生理的に無理だった。脳が拒否する。青森山田サッカー部の試合は見られない。
でも入れ違いのような形で昇格できた。やったね。
やったね。と思ったのに、あれよあれよと快進撃で黒田監督が一年目で昇格を決めた。
あ、今の首位には、テクニカルコーチがこっちから行ってます。結果に結びついているようで何よりです。いや、何より悲しい気持ちなのだけれども。
テクニカルコーチを持っていかれたからこっちが~とかそれだけではないのも重々承知しています。
ああ、別に、移籍したことをここでごちゃごちゃ言いたいのでもないです、それは本人が決めたことだし、そういう人だったということで。この話は終わりです。
話を戻して
重要ピースが抜けたとしても開幕前ならそこへの対応はしておくべきなわけですね
てか今のテクニカルコーチが云々と言いたいわけではな・・・・・くもないけど
アルベルさんが残してくれたものを食いつないでいくにせよ、そこに今の監督・コーチ陣がプラスして研鑽して結果に出せていけるのか、いけそうなのか、がちょっと期待が持てなくなってきている現状ということです。
ここ数試合の有り様は如何ともし難く希望もなにも持てなくなってきている。
なまじ、攻撃の形ができてしまっているだけに、惜しいシーンが手の中をすり抜けていき、気がつけば先制され、失点を重ね、最後の最後になんとか一矢を報いて終わる。
ボールを保持するのもパスを重ねているのも、一体何を目的としているのか。ボールキープもパス成功率も、それが目的ではない。ボール保持もパスもゴールに繋げるための手段でしかない。その基本的な部分を見失っているとも思わないけれど、ボールを受けてからの判断が遅い、悪いケースが多すぎる。
それは勝ちから遠ざかっているための消極的さや焦りからなのか、パスを繋げることに意識が行き過ぎているからなのか。でもパスを受けても、対峙する相手やスペースも見えてないのになんでその判断になる?ってのも多い。
パスを繋いで組み立てていくのは生命線のはずだけど、今シーズン開幕してから逆にその生命線を自ら断ちにいっている気がする。最終ラインでボール回すところをプレスされて狙われてというのを何回見たか。
と、まぁ、不満を書き出せばきりがないのでやめます。
2003年11月23日の初昇格を決めたあの日から、J2降格を経験し、再度の昇格を果たし、石にかじりつき辛酸を嘗め耐え難きを耐え忍び難きを忍び、やっと手が届きそうだった、ひとつ上の段の「縁」。
上りきれるかはわからない。でも、やっと、そこへ、手を指を掛けられるかも、と
ずっと壁しかなかった視界に、乗り越えた先の風景が、少しでも遠くにでも見えるのかも、と
そんな前途の拓きを抱いて迎えた今シーズンだったわけです。
でも、黒田監督が率いる昇格クラブは、あっさりとその「縁」に、手どころか足を乗せた。いや、飛び越えていった。あれだけ羨望し焦がれた「段」を、「縁」を、それはもう軽々と。
大宮が無敗記録を作ったとき思ったのは、うちはそういう記録めいたものには程遠いなということと、そういう意識もないなということだった。
たぶん悔しいんだろうとは思います。悔しい、勝てなくて弱くて悔しい。なんでこんなに弱くなってしまったんだ。
嫉妬とは、自分が努力していない・しても勝てないと理解している・理解しているのに認めたくないという心理が働き、自分よりも優れている人に対して抱く感情。
J1昇格を成し遂げてくれて、アルベル監督のサッカーを継承してきた松橋監督に対し、監督交代とかそういうことを少しでもつぶやくと
結果を出さなければならない立場にいて、結果が出ていないなら、厳しい目を向けられるのは仕方ないし。タヒねとか誹謗中傷や罵倒は論外ですが。
反町監督がいたころ、当人が苦言していた「俺を肩たたきする人がいない(クビと決断する人がいない)」という状況は好ましくはないと思いますね。感謝と、現場としての結果からの判断は、やはり切り離して考える必要がある。
札幌や京都みたいに、クラブも何らかのアクションを起こしてもいいんじゃないですかね。残留を最優先とする戦い方へ切り替えなければならない時機は過ぎたんじゃないかなあ。
去年までのうちなら、首位だろうがなんだろうが臆することもなかったし、むしろ「勝てるっしょ」と思えたのだろうけれども
すみません、この状態で「首位食ったるで!」と思えない自分は弱いです。強気をくじき、とか、中位力、とか、そんなのを拠り所にできる心の余裕がない。チームを、監督を、選手たちを、信じていないわけじゃない。信じていても、「でも」が出てくる、それは自分の心が弱いだけ。弱いのは私の心です。
時間停止したモノに衝撃が蓄積されるやつ
あれの歴史を調べたい
SFにおける時間停止モノの歴史はH・G・ウェルズ「新加速剤」が元祖だろう……
SFにおける「時間停止」ギミックの歴史としては先行研究として以下の私家翻訳を見つけた
#ライマン・フランク・ボーム #翻訳 捕まった《時の翁》 - カスガの小説 - pixiv
▼『オズの魔法使い』シリーズの作者として知られるライマン・フランク・ボーム(1856年~1919年)の童話集“American Fairy Tales”(1901年10月)に収録された“The Capture of Father Time”の拙訳。私が知る限りでは、世界で最初の「時間を止めてイタズラをする話」です(ウェルズの「新加速剤」は1901年12月)。
▼「透明人間になってイタズラをする話」の元祖が紀元前4世紀のプラトンの著作にまで遡れるのに対して、「時間を止めてイタズラをする話」の歴史は意外に浅く、時間停止ジャンルの古典とも呼べる上の両作ですら1901年、「性的なイタズラをする話」となると、1962年のジョン・D・マクドナルドの『金時計の秘密』まで待たねばなりません。あるいは、これより古い時間停止作品の例があるのかもしれませんが、今のところ私には見つけられていません。
うーむ、「時間停止したモノに衝撃が蓄積される」というサブジャンルについてはなかなか情報が見つからない
いわゆる「ステイシスフィールド」「停滞フィールド」と呼ばれるギミックとも隣接しているんだよな
「停滞フィールド」のWikipediaにクラフトワークもビタロックも言及がある
英語版Wikipediaの「Stasis (fiction)」にも有力情報なし
それ以前で見つけることが出来るかどうか
DLSiteの同人誌で「時間停止」タグが付いたものを古い順にみてみるか……うーん、2000年より古くは調べられないのか
しかし古めの作品で快感蓄積系はぱっと見だと見当たらないように見える
エロジャンルにおける時間停止モノで快感が蓄積されるギミックの歴史はもうちょっと浅いのかもしれんな
(関係ないが、同人誌で取り扱われたものの流行の変遷って後世の人が調べるの超大変だな……資料が散逸している)
ドラえもんのひみつ道具で時間停止系のものはないか?そのなかで衝撃蓄積するタイプは無いか?
pixiv百科事典の記載が全網羅しているとは思わないが、簡易的に調べるにはまあいいだろう
「ウルトラストップウォッチ」「狂時機」「時門」「むだ時間とりもどしポンプ」「ちょっと待っタイマー」「わがまま時計」「タイムコントローラー」「倍速時計」どれも蓄積しなさそうだなあ……
ドラえもんのひみつ道具で無いなら……もうないんじゃない?という気もするが
星新一のショートショートだとどうだ?いや、結構読んだけどちょっと覚えがない(忘れているだけかも)
え、まさか「クラフトワーク」が元祖?そんなわけないという勘が働いているんだがな……
調べ方が悪いな……
時間停止能力を持つキャラの一覧みたいなリストはニコニコ大百科とかにあるから、上から順番に見ていくしかないかもしれない
あるいは時間停止にこだわらず衝撃を貯めておけるギミック、ガジェットの呼び名を考えるべきか
ワンピースの衝撃貝みたいな(そういえばノロノロの実もまんま衝撃蓄積できるタイプのギミックだ、2004年)
一旦調査ここまで
日記です
---
あっ
ジョジョ3部の「ザ・ワールド」の時間停止中にラッシュ突きして相手が吹っ飛ぶってことはこれも時間停止中に衝撃蓄積してるじゃん!
発動者が超高速で動いているから発動者が100回殴れば通常速度世界側では一瞬で100回殴った衝撃がやってくる(スタープラチナ・ザ・ワールドの時間停止中オラオラで相手が吹っ飛ぶのも納得だ)
加速装置ギミックも一応調べるか……サイボーグ009だと衝撃蓄積みたいなことはしてなかったと思うんだがな……
---
ロックマン2(1988)のタイムストッパー、これは時間停止中に他の武器使えないから衝撃蓄積できない
敵キャラを時間停止させて(凍らせて、みたいな)攻撃叩き込むみたいな……
逆にSF小説だと時間停止中に衝撃蓄積の概念は育ちにくいんじゃないかという予感もある
衝撃蓄積and解放はビジュアルイメージが伴ったほうが面白いと言うか文章オンリーだと映えないというか
……いや、いやいや早計だぞ
まずは「新加速剤」読むべきでは?という勘が働いた
加速装置系だしな
Kindleでサクッと買って読みましょうね……Kindleに無い!はぁ〜
---
一旦この件は保留
世代間でどの世代がいかんとか言う話になるとき、年齢の認識が合ってないことがよくあるので、早見表を作ってみた。
【追記】スマートフォンなど、画面幅が狭い環境だと世代の名前が入っている表の1行目が崩れます。幅を広くできる環境(横にするなど)にするか、PC表示モードなどにしてみてください。
意図した表示だと、二行目の年号は、2つずつ、生誕年の開始と最後で2個ずつ対応してます。
【追追記】
<安保・全共闘世代 | 団塊の世代 | しらけ世代 | バブル世代 | 氷河期世代 | プレッシャー世代 | ゆとり世代 | Z世代 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1935 | 1946 | 1947 | 1949 | 1950 | 1964 | 1965 | 1971 | 1970 | 1984 | 1982 | 1987 | 1987 | 2004 | 1995 | 2015 | ||
プラザ合意・日米半導体協定 | 1985 | 50 | 39 | 38 | 36 | 35 | 21 | 20 | 14 | 15 | 1 | 3 | 誕生前 | 誕生前 | 誕生前 | 誕生前 | 誕生前 |
バブル崩壊 | 1991 | 56 | 45 | 44 | 42 | 41 | 27 | 26 | 20 | 21 | 7 | 9 | 4 | 4 | 誕生前 | 誕生前 | 誕生前 |
就職氷河期 | 1992 | 57 | 46 | 45 | 43 | 42 | 28 | 27 | 21 | 22 | 8 | 10 | 5 | 5 | 誕生前 | 誕生前 | 誕生前 |
55年体制終・細川政権 | 1993 | 58 | 47 | 46 | 44 | 43 | 29 | 28 | 22 | 23 | 9 | 11 | 6 | 6 | 誕生前 | 誕生前 | 誕生前 |
ウルグアイランド発効 | 1995 | 60 | 49 | 48 | 46 | 45 | 31 | 30 | 24 | 25 | 11 | 13 | 8 | 8 | 誕生前 | 0 | 誕生前 |
拓銀・山一崩壊 | 1997 | 62 | 51 | 50 | 48 | 47 | 33 | 32 | 26 | 27 | 13 | 15 | 10 | 10 | 誕生前 | 2 | 誕生前 |
自公連立政権成立 | 1999 | 64 | 53 | 52 | 50 | 49 | 35 | 34 | 28 | 29 | 15 | 17 | 12 | 12 | 誕生前 | 4 | 誕生前 |
米国同時多発テロ | 2001 | 66 | 55 | 54 | 52 | 51 | 37 | 36 | 30 | 31 | 17 | 19 | 14 | 14 | 誕生前 | 6 | 誕生前 |
就職氷河期終 | 2005 | 70 | 59 | 58 | 56 | 55 | 41 | 40 | 34 | 35 | 21 | 23 | 18 | 18 | 1 | 10 | 誕生前 |
リーマンショック | 2008 | 73 | 62 | 61 | 59 | 58 | 44 | 43 | 37 | 38 | 24 | 26 | 21 | 21 | 4 | 13 | 誕生前 |
自民→民主 政権交代 | 2009 | 74 | 63 | 62 | 60 | 59 | 45 | 44 | 38 | 39 | 25 | 27 | 22 | 22 | 5 | 14 | 誕生前 |
東日本大震災 | 2011 | 76 | 65 | 64 | 62 | 61 | 47 | 46 | 40 | 41 | 27 | 29 | 24 | 24 | 7 | 16 | 誕生前 |
民主→自民 政権交代 | 2012 | 77 | 66 | 65 | 63 | 62 | 48 | 47 | 41 | 42 | 28 | 30 | 25 | 25 | 8 | 17 | 誕生前 |
トランプ大統領爆☆誕 | 2017 | 82 | 71 | 70 | 68 | 67 | 53 | 52 | 46 | 47 | 33 | 35 | 30 | 30 | 13 | 22 | 2 |
戦後最長の景気回復宣言 | 2018 | 83 | 72 | 71 | 69 | 68 | 54 | 53 | 47 | 48 | 34 | 36 | 31 | 31 | 14 | 23 | 3 |
コロナ禍 | 2019 | 84 | 73 | 72 | 70 | 69 | 55 | 54 | 48 | 49 | 35 | 37 | 32 | 32 | 15 | 24 | 4 |
ウクライナ侵攻 | 2022 | 87 | 76 | 75 | 73 | 72 | 58 | 57 | 51 | 52 | 38 | 40 | 35 | 35 | 18 | 27 | 7 |
今ここ | 2024 | 89 | 78 | 77 | 75 | 74 | 60 | 59 | 53 | 54 | 40 | 42 | 37 | 37 | 20 | 29 | 9 |
確かに団塊の世代は終わり、その後の「しらけ世代」と言われる人々も引退の年齢になっているけれど、まだ企業の意思決定などをやってるのはバブル世代では?
氷河期世代と言うのは、実は10年以上ある。今54歳から40歳が氷河期世代。なので、バブル世代の指示のもと、氷河期世代が作り上げたのが今の株価ということになるだろう。そう言う点でみると
と言う形かなと思われる。
就職したころは日本中が明日は必ず今日より良い、と信じられていた時代。バブルを引きおこしたのは団塊世代ではなくてその前の世代(安保世代や全共闘世代)が起こしたが、その後、経営層として始末をやったのがこの世代。
ただしその対応は場当たり的で、不良債権と少子高齢化の両方を先送りし、既存の雇用を守ると言えば聞こえがいいが、保身のために就職氷河期を生み出し、非正規雇用を拡大した頃に中堅主力だったのはこの世代。
実は、これに該当する年限はそれほど長くはないが、とにかく人数が多く、青春時代は学校の教室が足りない、すぐ上の世代がやれ安保闘争だ、やれ全共闘だ、とやり合っており巻き込まれたりしていた。そして年をとると年金給付年齢が引き上げられ、介護の状況も悪くなるなどに直面している。
高度成長期に生まれ、前の世代の政治闘争をしらけた目で見ていた世代。バブルの一番華やかな時代を30台などで過ごし、就職氷河期時代を中堅で過ごした世代。定義上のバブル世代とはズレるけど、批判される対象としはこのあたりが遡上に上がってる気もする。
ただ団塊世代の失敗はよく見ており、リーマンショックの時の対応は諸外国に比べると上手くいったと評価されていて、その対応にあたった世代でもある。
ただし、それは団塊の世代が作った仕組みにひたすら乗っかっていると言え、学生運動にも巻き込まれず、バブル崩壊氷河期時代には就職し終えており、早期退職という名のリストラの嵐が吹き荒れる直前にターゲット世代から外れるなど、旨いこと社会変革に巻き込まれなかった幸運な世代と言えるかも。
逃げ切りやがってと言う時に「団塊の世代」とか出てくるけど、真実逃げ切ったのこいつらじゃねえかなって思うことも。
バブルのピーク時に就職した世代と言われる。この頃はとにかく経済が過熱しており、とんでもない売り手市場どころか乱獲状態、冷静に考えるとおかしなことが多かった。
しかし、就職直後にバブル崩壊を経験し、ひたすら悪化していく景気への対策を迫られ、ソルジャーとして使われた世代でもある。就職の時の景気が良かったたと言う一点以外は、それほど氷河期世代の初期とは差は無いはず。しかし、そこで大きな常識の断裂があって、下の世代と意識のずれがあると言われ続ける。
それは、青春時代の一番多感なころをバブルの社会で生きたからでは?
また、この世代と、次の世代との間には、ITの一般への急速な普及という大きな断絶もある。
バブル崩壊前に生まれ、不安定な経済情勢に巻き込まれた世代。氷河期世代前期はまだバブルの華やかな時代に青春を過ごしているが、氷河期世代の後半は経済などに興味を持つころに山一証券崩壊、同時多発テロなどを経験しており、達観のようなものがあって「さとり世代」という区分も存在する。
その世代は、小渕恵三内閣のあたりから景気対策として労働関連法制の緩和が始まり「フリーター」という言葉がもてあそばれ、リーマンショックの時にも大打撃を受けるなど踏んだり蹴ったりであると言える。この世代から一気に婚姻率や出生率がガクンと落ちている。
現在は労働力として中核的世代になってきているが、層が薄いために過重労働を強いられたりしている。また、ITの教育が貧弱だった割に、社会に出たらIT化の波に揉まれた世代でもある。
定義場はわずかに存在する世代で、簡単に言えば就職氷河期が終わったとされる年から、リーマンショックまでの世代を言う。この世代は近代の中で最も詰め込み教育が行われた世代で、その弊害が叫ばれた。(弊害を叫んだのはちょうどしらけ世代なんだよな)その反省から後に「ゆとり世代」がうまれることになる。
思春期をインターネットの急速な発展と共に過ごした世代で、ITネイティブと言われる人々が登場するのはこの世代以降。
しかし、生まれた直後にバブル崩壊しており、就職直後にはリーマンショックを経験して大規模リストラなど、この世代は就職する頃には、「景気が良かった時代」を経験した事が無いため、萎縮しがちで「プレッシャー世代」と名付けられた。
氷河期世代よりは正社員で就職できたため層が厚めではあるはあるが、これは団塊の世代の大量退職が始まると言う背景から、人材不足で売り手市場になったと言うもの。それほど内情は良くない一方で団塊世代の穴埋めや、氷河期世代で歪んだ社内の人材を補填する役割を期待されて、現在に至る。
ゆとり教育を受けたと言われる世代で、実は結構長く「Z世代」とも被る。現在就職している若手はみなこの「ゆとり世代」にあたる。
初期の世代は、ようやく不良債権処理が終わり、日本経済が上向きになったころに青春時代を経験した。リーマンショック直後に就職だが、リーマンショックは高齢者や非正規雇用、不採算部門のリストラを中心に対処されたため、新卒採用の絞り込みはそれほどではなかった。
そのため、この世代の先頭組でも氷河期世代ほど就職関係の指標は悪化は経験せず(社会不安が叫ばれる中での就職活動となった点はあるが)その後少子高齢化を背景に急激に売り手市場となった。
また、この世代の後期はリーマンショックや東日本大震災は子どもの頃の出来事で、青春時代は中国景気に起因する「いざなぎ景気超え」宣言が出るような緩やかな景気回復にあったため、社会情勢は比較的安定しており、景気が悪い時代しか知らない世代に比べると、前向きでふわっとしていると称されている。
これはオマケ(他の世代は新卒就職時機を基準にした世代の分け方だが、これだけ違う)
実はZ世代と言われている層ってゆとり教育世代と半分ぐらい被るって覚えておくと、ゆとり世代を腐してZ世代を持ち上げるような言動をする人に惑わされずに済む。
ただ、分類によると、ゆとり世代の最後の世代(2017年あたりで区切る)をZ世代とするものもある。ただこれだと別の「Z世代」の定義と被って面倒くさいんだよな。
思ったより反応あって嬉しかったので、末尾に追記しました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
妻はもとより子どももいるけど極秘裏にラブドールを買ったのだった。
本来のラブドール用途というよりは夜寝るときにより人体に近い抱きまくらが欲しかった。
ありがたいことに戸建てで自室があって、基本誰も立ち入らないのでベッドでクッションなんかを利用して巧妙に隠し続けている。
ラブドールは意を決して1体買ってみたら半年であっという間に3体になった。
3体ともトルソー型という首から上はないタイプ。
1体目は7000円くらいなので子供くらいに小柄だった。そういう趣味はない。
ので、2体目厳選して30000円で豊満なのにしたら豊満すぎたし重すぎた(約30kg)。
乳タイプを「ゼリー胸」にしなかったので爆乳なのにそもそもそれは乳ではなかった。
普段妻に揉ませていただきまくっているのではっきり言っておくけど買うなら絶対「ゼリー胸」にしたほうがいい。
1体目2体目の失敗を活かして厳選に厳選を重ねて3体目を買った。
ゼリー胸でトルソー型であれども腕があるタイプにしたら最強だった。
腕がこう、金属という名の骨格で曲がるタイプなので夜寝るときには抱擁してもらえるし、
抱擁してもらう先は豊かで柔らかなゼリー胸で、可能な限り高価な肌着を着てもらっているので最強なのである。
ありがたいことにここHentai国家日本では簡単に「女子校生の柔肌の匂いがするパウダー」
とかいうありがたいアイテムが手に入るのでこっそり買って振って抱きしめられて眠っている。最高。
ということで30kgというとても重くて存在感のある2人目の御方がいらなくなった。
いらなくなったが始末するのはコトであるので業者を調べたら10000円で引き取ってくれるらしい。
だが断る。
遺体を分解して冷凍して生ゴミとして廃棄し続けた死体遺棄犯のことを思い出した。
ラブドールを分解して普通ゴミとして廃棄し続けるのは死体遺棄ではない。
幸い自宅からゴミ捨て場まで持っていくのは私の担当なので十分紛れ込ませる時機はある。
やるかやらないかを天秤にかけたら好奇心の分だけやるが重かった。
ラブドールを分解して廃棄するには、ラブドールをこまかく分解する必要があります。
しばらく添い寝した仲のラブドールを脱がせた。ごみ袋を広げた上に無造作に転がした。
眉根を寄せて悩んだ挙げ句、乳房の下側からナイフを当てた。ナイフを当てるときれいな肌に切れ目ができた。
切り裂いている…というより切れ込みが広がっていくのがシリコンの切り裂かれ方なのだなと思った。
とはいえなかなか簡単には切れなかった。包丁とか、カッターナイフとか、いろいろな刃物を試した結果、
キッチンバサミを肌に深く突き立ててバツンバツンと切っていくのが早そうだった。
最初の謎の罪悪感やおっかなびっくりは霧散して、効率を考えているのが残酷だなと思った。
乳房、肩口、胸部、腹部、臀部に切り分けた。骨に相当する金属骨格も出てきた。
臀部を切り裂いた際の二穴が嫌だった。自分の性犯罪を突きつけられたような罪悪感。
これだけ切りわけてもシリコンは重い。このままゴミ袋に突っ込むには重すぎたので、更に分割することにした。
切り取った右乳房を更に切り分けたら、空洞にわたが入っていた。やっぱ綿だと固い乳になるのだなと感心した。
記念に左乳房だけ分割せずに取っておくことにした。いまこれを書いているすぐそばにその乳房(シリコン+わた)が転がっている。
さすがに充分かなと思われる拳大サイズに切り分けたので、まとめてゴミ袋に入れて自室に隠した。
これを一気に廃棄したり、分割して近所に廃棄した死体遺棄犯が捕まった話は過去に見た。
この拳大サイズの遺体を、数週に数回の不定期なペースで廃棄するから証拠に気付かれづらいのだ。
遺体は小さくした上で、紙袋や小さな紙箱、生ゴミの入った袋に混入させることにした。
ごみ袋の内容物のさらに内容物まではなかなか漁られることはないと信じた。
とはいえ乳房の一部や陰部の造形は見る人が見れば一瞬で何か分かる。
万が一のことが起きないように、ラブドール入りのゴミ袋が私の自宅から出ている痕跡は可能な限り消した。
それでも初めて遺体の一部を遺棄するときは緊張した。数日何もないことを祈ったし、
妻から「あっ、そういえばさぁ~!」と語気を強められたときは遺棄バレしたのか鼓動が早まった。
遺棄から数日、何もない事に安堵して、あとは継続的に、かつ油断しないように遺棄を継続した。
遺体を詰めるのに向いている紙袋や小さな紙箱があったら遺棄用に取っておくことが癖になった。
念入りに遺体を分解したので、30パーツ以上はあった。4ヶ月以上かけて遺体を遺棄した。
そして最後のパーツを遺棄してから一週間が経ち、妻からも、ゴミ業者からも、近隣のお住まいの方からも、
なんら苦情がくることなく、やっと緊張感の続いた日々を乗り越えたなと実感したのが今日のことである。
罪が雪がれたような不思議な充足感があった。
以上の経験から私がお伝えしたいことは、ラブドールはゼリー胸で腕があったほうがいいと思うし、
胸に顔をうずめたときの関係で足もあったほうがいいなということであるので覚えて帰ってほしい。
いざとなったらラブドールはバラバラにもできるし秘密裏に遺棄もできるので、ぜひ諸兄にもこのスリルを味わってほしい。
妻バレしたらたぶんまたここに書きにくると思うので日の目を見ないことを祈っていていただきたい。
【追記】
三が日明けちゃうな~なんか残しておくか~って気持ちで書いた割には反響あって嬉しかったです。
やや適当に書いたので疑問が残っている方がいそうなので、答えられる範囲で書きます。
> 一番知りたかった骨格部分の処理方法がわからなかった
→実は骨格は捨ててないです。金属のみにした骨格だけだといかがわしいものには見えないし、
スリムだし軽いので自分のクローゼットの奥に眠っています。
>たぶん既にバレてる
>たぶん家族にバレてるに1票。3体だし30キロじゃ届く時も存在感あるだろうし…
>こんなの、身内が所持してるのやバラバラにして捨ててるのを知っても言えないよなあ
→自室に高額な機材があるので基本的に立ち入りNGをお願いしているものの、
特に鍵もかかってないので、妻は普通に部屋に入ってこれますね(滅多にない)
特に自分の不在時にベッドチェックされてたら普通に知ってそう。そっとしておいてくれているのかも。
> 自分を愛していて身体接触もできる女性が同じ家にいるのに、なぜラブドールが必要だったのかの言語化をもっと望む
→自分を愛していて身体接触もできる女性を尊重しているからですね。
毎日寝床を共にして身体接触したい自分のようなタイプもいれば、
寝るときは一人で周りを気にせず寝たい妻のようなタイプもいるわけで。
妻と少し抱き合ってからでは解散各自就寝→続きはラブドールと添い寝、という感じ。
特に「確かに気になりそうかな~」というご質問にお答えしてみました。
俺のも答えろよという話があれば答えます。自分の書いた日記に反響があるのって嬉しいですね。
【追記終わり】
なかなか手に入らなくて、どーしても食べたいと思った。
暫くは食べるチャンスが無くてほったらかしになってたんだけど、
或る時機会を作って食べる事となった。
期待して鍋を火にかけ沸騰したところで麺を投入、ここまでは良かった。
だからこの辺じゃ売ってなかったのか。
いざ、実食、「ダメだ匂いが全てを台無しにしてる、なんでこんなに臭いを付けたんだ。」
まだ4袋残ってる。
しょうがないから俺が全部喰うよ、何カ月かかるか分からないけど。
うまかっちゃんて人気が有ったと思ったんだけど、どういう人に人気が有ったんだろ?
不思議。
今朝トラバが増えてて驚いた。土日は見てなかったので。
豚骨ラーメンの事を書いてる人がいるけど、
どちらも臭いと思った事は無い。と思う。
ただ、乾麺のとんこつ味は殆ど記憶に無い、大体が生麺だったから。
みんなの言うように、調味オイルって言うのが臭い事が分かったので、
日曜日に調味オイル無しで食べた。普通のインスタントラーメンだった。
だったら他の豚骨ラーメンを食べた方がいいと思ったよ。
時機を逸したけど。
最近のSFも割と好きで、それこそ伊藤計劃みたいに現実の社会問題を扱う作品のおかげで「社会学や社会学SFなんてつまんない」って気持ちをひっくり返してくれたし、最近はキャラクターがかわいいSFが多いんだけど、古典SFのキャラや社会問題よりも、核にある純粋な論理を重んじる姿勢はやっぱり時折読み返したくなる(僕の友人はダンチェッカーはツンデレかわいいとか言ってるけど、それはさておいて)。
確かにこの作品というかシリーズには欠点もあって、特に第3作は陰謀論っぽくてあまり好きじゃないし(人類の愚かさを人類以外のせいにするのはダサいってのが僕の感覚)、ホーガンは途中でトンデモ宇宙論にハマっちゃうんだけど、ロジカルな作品世界が僕はとにかく好き。
確かにこの作品はベストじゃないけど、やっぱりティプトリー・ジュニアは好きだ。「愛は定め、定めは死」がお気に入り。
ある編集者が「最近のSFはつまらん、男らしい作品を書くのはティプトリー・ジュニアくらいだ!」と嘆いていたら実は女性だったって結構笑える。
古い作品って、いろんな作品の元ネタになったりしているから、ダサいと考えるよりも、そこから派生した作品をそっと差し出すと、この作品が好きだって言った人にも喜んでもらえるんじゃないかな? もしかしたら派生作品も含めて好きといったのかもしれない。
ノーランだったら「TENET」のほうが確かにSF度が高くて好き。背景の地球の滅亡の理由もよくわからないし、何となく宇宙に行かずに大地に縛り付けられた農家をバカにしているところあるし。SF設定がザルな個所もかなりあるのは認めないといけない。でも、SF映画の場合リアリティのレベルを小説と同水準に持っていくのは無理があるし、科学的な論理で驚かせるのは小説のほうが向いている。時間旅行SFでは感傷的にして泣かせてなんぼでしょう。そりゃあSF慣れしてたらこれ伏線だろうなとか最後は年齢差で泣かせる気だなとか読めちゃうけど、それが作者が悪いというより僕ら受け手がスレてるんじゃないかって疑うべき。
僕はSF映画に関しては科学的正確さよりも、どれだけ絵になる風景が出てくるかと、作中の機械や装置のデザインがどれ程優れているかで評価している。
それにロボットかわいいじゃん。加速する宇宙船の中であんな角張ったロボット危ないに決まってるけど、人間離れした姿に善意を持つロボット萌え。
基本的に僕は加点評価が方針、そうじゃないとSFに限らず古い作品って読めなくない? 実際、創作してみると科学的厳密性とキャラ立てとわかりやすさとその他色々、トレードオフの関係にあって、理想の作品って滅多に会えるもんじゃないってわかる。
「暗黒声優」とか面白かったじゃない。作中でエーテルが存在するとしたらどのような物理学が現実のものになるかを、虹色に輝く地球の表面として美しく描写してくれている。
好きなんだけどなあ、手塚治虫のSF短編。確かに今読み返すと、当時は最先端だったけど今は陳腐化したネタとか、科学的正確さがいいかげんなのはあるんだけど、それでもつまんないSF映画よりもずっと面白い。ストーリーの語り方・盛り上げ方がすごい。話が面白いと、すでに否定された科学理論に基づいた話でも読みごたえがある。
というかどんなジャンルも書けて、しかも常に一定以上のレベルの作品を出力していた手塚治虫って化け物だよ。創作しててそう思ったよ。
関係ないけど「W3」のプッコ中尉のドタバタはドナルドダックに似てるし、星真一の父ってディズニー版ピノキオのゼペットじいさんに似てる。
作者が弐瓶勉と椎名誠が好きなのがひしひしと伝わってきて楽しい。
あと、この人は一発屋ではなくて、「人間たちの話」だとかいろいろSF短編集を書いてて、とくにこの表題作を読んで「この人こんなウェットなストーリーも書けるんだ」ってすっごく驚いた。ひょいひょいとアイディアがわいてきて、それをスマートに調理するもんだから、頭が良くていけ好かないと感じていたんだけど、この一作で評価が変わった。
「沈黙のリトルボーイ」って短編も原爆SFとしてオススメ。宮西健礼「もしもぼくらが生まれていたら」と一緒に読むと楽しい。
「タイタンの妖女」や「スローターハウス5」のほうが好きなんだけど、最初に読んだので思い出深い。村上春樹の初期の短編とかブローティガンとか好きだし。
あまりにも悲惨な現実を相対化するのは、一歩間違えば現実逃避の冷笑主義になるんだけれど、狂気の世界を別の狂気で批判する方に踏みとどまっているから好き。
気が向いたら「三体」の好きなところとツッコミを入れたいところについても書くかも。
▼ ADHDのMRI研究―ADHDの神経生物学的基盤の解明に向けて―
注意欠如・多動症(attention-deficit/hyperactivity disorder: ADHD)は不注意,多動性・衝動性を特徴とした神経発達症である.近年,ヒトの脳機能や脳構造を可視化する有力な方法であるMRI(磁気共鳴画像)により,ADHDの神経生物学的基盤の解明が進み,前頭葉,大脳基底核の構造的な成熟の遅れが示唆されてきた.その一方で,これまでのADHDに対する脳機能研究の成果には一貫性が乏しいことも問題点として指摘されている.本稿では,これまで報告されてきたADHDのMRI研究(脳形態,機能的MRI)に関する主な知見をまとめ,最後に,それに続くADHDの神経生物学的基盤の解明に向けた,我々の取り組みについても紹介する
▼ Brain MRIs Can Identify ADHD and Distinguish Among Subtypes
ADHD患者と健常者の脳の構造的・拡散テンソルMRIを比較した結果、ADHD患者と健常者の間には、全体的な脳の体積や灰白質・白質の体積には差がなかったものの、脳の一部の領域や結合には有意な差が見られた
https://www.ajmc.com/view/brain-mris-can-identify-adhd-and-distinguish-among-subtypes
▼ Different effects of the DRD4 genotype on intrinsic brain network connectivity strength in drug-naïve children with ADHD and healthy controls
ドーパミンD4受容体遺伝子(DRD4)の2リピートアレルとADHD患者と健常者の脳ネットワークの結合強度に関する研究の紹介
DRD4はADHDと関連する遺伝子の一つであり、特定の脳領域間の機能的結合に影響を与えることが示されている
安静時機能MRI画像を用いて、DRD4の2リピートアレルが脳ネットワークの結合強度にどのような影響を与えるかを調べた。
その結果、一時葉(左下部一時回や両側中部一時回)などの脳領域で、診断群と遺伝子型との間に有意な相互作用が見られたとしている
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34406637/
▼ ADHD: Large imaging study confirms differences in several brain regions
ADHD患者と健常者の間に脳サイズに差があることを示した研究を紹介
というか、現時点でMRIのみで診断するのは適切ではないという主張なら、『それはそう』だが、
脳に違いはなく、MRIでは何もわからないという主張ならば、どういう理屈で向精神薬や鎮静剤飲んどるんやって話やね
(ワイは飲んでませんけど)
今のはてなは女叩きのメッカと言っていい状態で、特に最近運営が手を入れるまで半年ぐらい主に増田の女叩き記事が延々毎日複数個ホッテントリ入りしていた。
元々弱者男性論が幅を利かしているところで、そこまでは許容範囲なのだがそこで男性社会での疎外や表現規制の主題を扱えばいいのに女叩きの方に行ってしまい、雪だるま式にルサンチマンやデマで埋まってしまう。
更に最近だとコロナ初期での反PCR運動という反技術ラッダイトムーブメントの中心となり社会に甚大な悪影響を与えたのが記憶に新しい。
はてなは2010年頃からブクマリニューアルとか日経との提携とか「キャズムを超える」為の施策を色々やってたんだが、その結果キャズム超え出来ずに土着化したようなユーザーの楽園になってしまったんじゃないかと思われる。
創業当初のはてなは個性的な「変な会社」で、技術志向のユーザーと運営の距離が近かった。障害が発生したらその障害の内容を技術的に解説する、todoリストを公開する、ユーザーがwantリストに書き込める等の特徴があった。
人力検索だけだったサービスにはてなブックマークとダイアリーを加えると数年でユーザーの特徴や偏りが顕著になった。
IT技術者、経営者ワナビー、リベラル、非モテ、がメインユーザーとなった。
IT技術者が多いのははてなの運営特性に合致するターゲット層だから。
経営ワナビーは小泉改革と大人気学者だった竹中の影響だが、肝心の経済に弱いという特徴があった。日本の経済構造を一新する改革側に居れば既存の経済活動に関する知識や経験は必要ないしそれが自分を幸せにすると信じていた。金融とは証券取引の事と信じそれらとM&Aの記事に金融タグを付けて経済通のつもりになっていた。商慣行や銀行との付合いには無知だった。
リベラルが多かった理由は2chの隆盛の為だ。まだネットの書き込みに関する事件捜査は行われておらず、ブログや掲示板を炎上させれば意見が通ると信じられて全能感に浸る2chネラーが暴れており、その対極としてはてなが位置づけられていた。故にこの頃のはてなは一部のネラーに憎悪されていてはてな=在日朝鮮人などという病識がないコピペで溢れていた。「2chの専門板ははてなでは敵いませんよ」という有名な文章があった。このころの2chネラーの全能感に棹さしてキャリアスタートさせたのが佐々木俊尚。
非モテは今に繋がるが、この頃は革非同などネタに昇華させて外国メディアに記事にされたりもした。
はてなユーザはこういう布陣でいた訳だが、一方で「キャズム」が問題になっていて『キャズムを超えろ』なんてブログが人気をはくしてもいた。
キャズムとは断崖の事で、新製品の受容ユーザーをイノベータ→アーリーアダプタ→マジョリティと分類した時に分布が正規分布になり、そのベルカーブの縁の部分を超えて広がるのが困難だという事である。
当時のネットはキャズムを超えられずベルの端っこの下、ロングテール部分にしか訴求出来ていない。これは製品の販売量で規模の経済が働かない、それ故広告料も上がらないという事である。
はてなはユーザーが特殊で偏っていて更にブクマのせいで喧嘩も多いという特殊な環境で、それで一般の人に忌避され、日記を始めてみたけど止めちゃう、アメーバに乗り換えちゃうというケースも多かった。
そこでキャズムの中のキャズムを打破すべくはてなは2010年頃から色々なイメージアップ策をするようになった。
・日経と提携する:経済意識が高いユーザーが多いのに応えてだと思われる。B層的であり経済事件などに不如意な点も経済記事を毎日読めばリテラシーがアップすると期待されたと思われる。
・綺麗なオフィスを公開する:会社のイメージアップと社員の採用面で重要。
・旅ブロガー等の推し:ココロ社氏やメレ子氏、在華紡氏など、一般受けしやすい旅&食べ物ブロガーを推してインタビュー記事などを掲載。最後の在華紡氏は喧嘩や炎上があると必ず火事場にガソリン持って立ってる人で推していいのかと不安に思うが、この甲斐あって彼等ははてな出身ライター、ブロガーとして多種媒体に出るようになった。
・はてブの改変:人気コメントだけだが表示されるようにするなど。ブコメ欄での論争低減を狙ったものと思われるがかなり不評でユーザーの流出もあって元の仕様との折半になっていった。
だがこうやって一般化を目指すと一つまずい事がある。
はてなのユーザ層はオタクに寄っている。そこでキャズムを埋めると一番流入するのは当時隆盛を誇っていたまとめブログ層じゃないのか?すると一般人とのキャズムはより深くなってしまう結果となる。
このまとめ民流入が増えた時機ははっきりしていて2018年だ。18年にネトウヨ春のBAN祭り騒動というのがあり差別デマや文字スクロール動画で埋まっていた日本版Youtubeが大掃除されたのだがそれでネットでの風向きが変わった。
更にこの前後からまとめブログでの広告引き上げが続いており、要するにまとめブログがおいしい商売では無くなった。元々差別的なまとめブログが隆盛となったのは広告料の上昇によるもので商売の形として確立され情報商材屋のシマともなった。しかも情報商材屋はネット広告でカモを集めるというループである。ネット広告キャパが拡大するに従って拡大した循環参照だが、広告料の上昇で審査が厳しくなって商売にならなくなったのだ。
ヘイト動画の方は18年の前から米国で悪質動画が問題になっており、極右や極左、イスラムの過激派が過激動画で勢力を伸ばしている事が問題視されてgoogleは対策に追われていた。ISの殺人動画等は消されても支持者がアップしてしまうのでそれを上回る速度で面制圧して統制しろとの要求がユーザーだけに留まらず行政司法機関から出されていた。
その為にガイドラインが相次いで変更されノウハウが蓄積され組織化されていた。結局広告キャパの拡大がそれらのコンテンツを爆増させ、それにより広告料の上昇が阻害され、対策されて消され市場として消沈するという流れだ。
ところでイーロンマスクは買収相手の業態の上記の流れを知らなかった為に「広告料上昇阻害」のラインまで広告引き上げされた訳で素人丸出し過ぎるんだが、まとめキッズとかツイ廃キッズのままで経営出来ると思っちゃったんだろうか?不思議な人である。
こういう流れがあってまとめブログのパイが急速に縮小して代わりにはてなにまとめキッズ(中年)が増えたという流れである。
彼等はtwitter社の大量解雇ではコンテンツ制御部署や法務部署の存在理由や綺麗なオフィスをわざわざ見せる理由が判らずにバックオフィスを「キラキラ世田谷自然左翼」だとの認識に蝟集し、めいろまの「twitterはアニメやプラもが好きな人らのものなのにユーザーに背を向けている」との論難に快哉を送ってしまっていた。会社にバックオフィスがある理由やこれまでのネット事件での流れ(特に米国内)、メジャーサービスでのキャズムの超克というテーゼなどを何も知らない無垢さを現していて侘び寂びの念に包まれる。
ついでにM&Aでイーロン下でtwitter社が多額の負債を抱えることと成長企業は積極的に融資を受けて投資に回す事を混同しており、企業体質が巨額赤字だと信じていた。税制への無知である。後になって「LBOはそういうもの」等と誤魔化しているが、そもそも個人が手持ちの金で買うというスキームで考えていたので無駄である。これは給与生活以外の世界を知らないからでネットの経営者ワナビーの悪影響である。
新型コロナが流行し始めるとはてなでは「インフルより弱毒」「ゆっくり感染して社会免疫」「PCR検査数が増えると偽陽性が激増するので検査してはならない」との危険なデマが席巻する事になった。また悪質なブクマカがPCRを受けたいとの願う患者や意志を見つけ出しては悪罵して叩き潰すという行為に出た。
最早社会に対する驚異である。この時のはてなはパブリックエネミーと呼んで差支えない。
これらの主張が「科学的」の表皮を被っていた事は忘れてはならない。有名なのがベイズ推定での偽陽性の議論の援用だが、ベイズ推定はベイズ統計学の一つのタームでしかないので概念の理解が簡単な上に知的に背伸びした気分になれる。だがPCRの特性上、偽陽性が発生しないのだから適用出来るはずもない。
PCRは独立で機能出来る検査じゃなくて、DNAシーケンサーの開発と普及に拠っている。2001年頃にシーケンサーが開発され、塩基配列が容易に読めるようになった。更に開発競争により世に普及するとともにありとあらゆる生物、ウイルスの遺伝子が読まれるようになった。この時に沢山使用される試薬の需要に応じて多くの試薬ベンダや製薬会社の部門が設立され、例えば焼酎の宝酒造が設立した子会社がタカラバイオだ。
この流れでコモディティ化した技術がPCRで、生物由来の物品を扱う様々業種で利用されるようになった。もうコモディティ化して普及が始まって20年以上になる。
要するにバイオテクノロジーにキャッチアップ出来てない人間があれらのデマに乗っかっていたのである。そもそも遺伝子検査で偽陽性が出るという事に疑問を抱いて調べないものだろうか?遺伝子偽陽性とは端的に他の生物と配列が一致するって事で、人間ががんになったら光合成できるようになったとか、人間同士から時々マンモスが生まれるって事だぞ?
しかもコモディティ化した技術なら必ずマニュアルと技術説明は公開されている。ソーシャルブックマークなのにそういうのを探しに行かないのだ。
代わりに「最先端の特別な知」的なものに弱い。これは、それらは具体的に判る所まで判らなくても背伸びした知的な自意識が満足させられるのに対して、コモディティ化した技術や常識では具体的に判ったところでスタートラインのペエペエだ。自意識の面では効率が悪いのだ。
これは経済分野でも同じで、日本が発達した資本主義社会なので経済知識を身に着けるのは大変だ。学校では教えてくれずに社会に出てしか判らない秘術みたいな知識もかなりある。それを身に着けて初めてペエペエなのだ。
だが給与生活者が経営者エアプしている限りはそれらの摩擦に晒されずに済む。こうして「ネット経済通」となって中年の永遠に終わらない青春に浸り続ける事になる。
コロナ初期にはてなスターが機能停止し運営はテストだと言い、それをブクマカらは無能だと評していたが、まず考えるべきなのははてなの異常なデマバブルだろう。SIモデルとベイズ推定を全能感の為だけに消費して批判的に検証しない、技術マニュアルを見に行かないという自意識フィードバックを停止させるために止めたのではないかとまず考えるべきだろう。
元から弱者男性論が多かった地でまとめキッズの植民が始まったら女叩きに移行するのは目に見えている。自分たちの権利擁護として表現規制反対が多くなるのは当然の権利で真っ当な事だ。だがそこから批判対象がフェミに収斂し、女叩きへと容易に至る。
だからcorabo叩きの最中に男女平等パンチ賞賛の増田なども当然にホッテントリ入りする。
https://anond.hatelabo.jp/20230110202355
女に対する恨みの蓄積なんだそうだ。しかも世の男は皆女に恨みを抱いていると考えている。それは弱者男性だけであるし弱者男性の敵はそもそも「男らしい男」やその概念ではないのか?
それからcorabo叩きの最中には「西早稲田2-3-18-51」デマも複数ホッテントリ入りしている。これはプロテスタント教会が市民運動に事務所貸ししてるのだが以前は在日朝鮮人の根拠地という噴飯な差別デマであったものをアレンジしたものだ。エグザイルの伝統舞踊を踊りなんである。
非モテ+リベラル+経営者ワナビーの集団のうち、非モテは残って女へのルサンチマンで上書きされ、リベラルの非現実性とのバランスに実務者や現実主義ではなくて自称リアリストが蝟集して現実から遠ざかってしまい、経営者ワナビーの経済音痴は温存されたままになってしまったのが現在のはてなだ。
故に10年前のリニューアルはうまく行かなかったと言える。一般人を呼び込むつもりが一般人が近寄りがたいデマが横行するルサンチヘイトサービスの方に行ってしまったのだ。
岸田総理がキーウを電撃訪問した際に宮島名産の必勝大しゃもじと折り鶴型ランプを持参したと伝えられているけど折り鶴型ランプというのは奇妙だ。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230323/k10014017361000.html
これは間違いじゃないのか?
宮島御砂焼は陶器だから光が透過する部分っていうのはない。一方、こういうのはある。
https://miyajimayaki.jp/productall/inori/
香炉だ。
釉薬(うわぐすり)はガラス質の粘土と金属を混ぜて使うが、その一つに灰釉というのがあって名の通りに灰を使う。
折り鶴香炉の場合は紙の灰を使うんだが、その紙は広島の原爆記念公園に捧げられた大量の折り鶴なんであるな。
宮島のてっぺんにあるお堂で焚き上げをしてその灰を釉薬に使うって訳だ。
因みに紙は燃やして灰になるとカリウムが残る。真っ白なボーンチャイナは名の通りに焼いた骨(リン酸カルシュウム)を入れるので真っ白だが、カリウムの場合はそれに準じたややオフホワイトくらいの白さになるようだ。
送ったのはこっちじゃないの?質問に答えた人が把握してなくてランプと言ってしまったのではないか?
折り鶴香炉だったら、しゃもじで必勝祈願して折り鶴香炉で平和祈願という組み合わせで巧いなと思うし、折り鶴香炉の由縁を調べたら広島の原爆の事が出てくるというのもかなり巧いなと唸ってしまう。
でも香炉を贈るっていうのには実は元ネタというか先例があるアイデアなんだな。
まだ侵攻から1ヶ月程度の2022年4月に英国のボリス・ジョンソン首相が電撃訪問をして世界を驚かせたが、この時数人の兵士の護衛だけで戦火に近いキーウ市中を歩き回るという根性を見せた。
まーこの映像にはたまげた。
そん時に途中で通りがかりの女性に瀬戸物の雄鶏を贈られるという一幕があった。(2:33あたり)
多分これはウクライナ側の仕込みなんだろう。
イーウ北部のボロディアンカは侵攻初日から爆撃を受け多くの建物が倒壊したが、その一つで「建物が半分だけ破壊されたのにその断面に食器棚が無事に残っている」という状態になった。
(真ん中の写真)
しかもその上には雄鶏の水差しがこれまた無事に残っているのである。
ところがネット有志達はこれを単に不謹慎で終わらせずにポジティブなネットミームとして利用する事にした。「不屈」のシンボルとしたんだな。
それにミーム戦に長けるウ当局が乗ったのだろうと思われる。早朝にむき出しの水差し二つ持って歩いてる女性って明らかに不自然だし。
因みにこの水差しはキーウ北部の窯元で作られてたもののレプリカとの事だ。
今も売ってるかはウ国外からじゃよく判らん。コピー品じゃない「本物」はもう売ってないようだが。
それでどうしても欲しい人向けに3Dデータが公開されていたりする。
このミームが功を奏してかは判らないが、ボロディアンカにはバンクシーも密かに訪れ、有名な柔道着の大人を子供が投げる絵を残している。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE123N80S2A111C2000000/
こういう文脈があるのでメッセージ性が高い二品を持って行ったのかと思われる。
これを考えた人はニュースだけじゃなくてネットミームもよく見てる策士と言えるのでは。よく考えられてるなと関心する。
訪問時期が丁度習近平のロシア訪問と重なった事もあって、「日本の総理はロシアの戦争犯罪犠牲者の追悼に、中国の主席はその戦争犯罪人に」って感じで対比されてもいる。
ただ残念なのはちんたらし過ぎで時機を逃し話題性が劣るというのと日本語がマイナー言語でミームとして広がり難いという事。
そして政府の人間がどうも折り鶴香炉の意味や背景判ってねぇって事だ!ランプじゃないだろ、香炉だろ。陶器のランプって何やねん。
つーことで「広島原爆公園の折り鶴の灰で作った香炉でしょ?」っていうのをはっきりしてして欲しいのと、英語ができる人らは折り鶴香炉の意味と背景を流布させて欲しいなと思うなど。(他力本願)
家康が江戸に移ったのは天正18年(1590年)のことだった。家康はすぐに大きな城を築こうとはせず、まずインフラ整備に着手した。海水が入り込む低湿地帯であった江戸を耕作に適した地に変えていく。なかでも大規模な工事となったのが、文禄3年(1594年)に開始した「利根川東遷」である。当時の利根川は江戸を流れていて、しばしば大洪水を起こしていた。そこで利根川の流れを銚子に注ぐように変える治水工事を行ったのである。工事がすべて完了したのは承応3年(1654年)、四代将軍・家綱の時代だった。60年におよぶ大事業である。この工事のおかげで、新田開発も飛躍的に進み、関東平野は日本最大の穀倉地帯となった。
徳川家康が江戸城の拡張に着手するのは、征夷大将軍となった慶長8年(1603年)である。江戸に本拠を構えてから、すでに10年以上の歳月がたっている。家康はこの時機を待っていたのかもしれない。将軍ともなれば、自分の好きなように城を築けるからである。江戸城は全国の大名に協力を要請する天下普請(てんかぶしん)によって建造された。加藤清正、藤堂高虎といった築城の名手をはじめ、すぐれた築城技術をもった前田、細川、池田、毛利、黒田など名だたる大名たちが参加した。この工事は三代将軍の家光の代まで続くことになる。
天下普請による築城は費用も人材も資材もすべて大名たちの持ち出しであり、経済的に大きな負担となった。徳川に刃向かう可能性のある豊臣恩顧の大名たちの力を削ぐうえでも有効な策であり、この築城の方法はのちの名古屋城にも踏襲されるのである。
お前ら何のためにブクマカやってんの?何のためにブコメしてんの?どいつもこいつもろくにトラバ読みもせず調べもせず考えもせず元増田の真面目な問題提起とか悩みとかにあっさい知識あっさい理解間違った知識間違った理解でまるで断定するようなお気持ちブコメしやがって
「ちゃんと読んだ上でブコメしてる」?じゃあそれはちゃんと読めてねえんだよ
ある増田に集まったブコメがほんとにそういうやつばっかりだったから、まじで苛ついて全部たたっ斬ろうと思って今日午前中長文書いてたけど、そうしてる間にもどんどんお気持ちブコメが湧いてくるから止めた
この長文はもう別んとこで使う
まして真面目に悩んでんのに「生きづらそう」「適当にやりゃいいのに」とか、トラバ読めば元増田は既に問題解決してスッキリしてんのに上から目線でああしろこうしろとか筋違いで時機を逸したまったくもって不毛なアドバイス
うぜえんだよ!リアルで真面目にすると揶揄されんだからWebでくらい真面目にやらせろよ!ブクマつけて終わりかよ!読めよ!
仕事してるはずなのに一日に10個も20個もブクマつけて、それぞれにかっるいお気持ちブコメつけて、自慰行為みたいに情報を消費する
そのくせ簡単に勝手にレッテルぺたぺた貼って人を過剰に下に見たり上に見たり
気持ちわりいんだよ!
増田も大概だけどな
こないだ茨城空港で金がなくて夜中に立ち往生してる、助けてくれって書いてる増田がいた
俺が「捨て垢作ってブコメしといた、1時間くらいで迎えに行けるから来て欲しかったら言って。近くで死なれたら寝覚めが悪い」って言ったらよ、すぐに俺のその増田にトラバが付いたんだよ
元増田かな、よっしゃ行ったろと思って読んだら、なんて書いてあったと思う?
極めつけだよクソ野郎
こんな場所にいるのは辛すぎる
もううんざりだ
俺ははてなを止める
ごめん増田A、歌は作れない、とてもそんな精神状態じゃないし、こんなとこに上げたくない
なんなんだお前ら
「いい作品」かは分からないけど「人にはおすすめしないけど俺は好きなアニメ」には間違いなく入るなZガンダム
逆にZガンダムを「名作だから絶対見ろ」とか他人に薦めてる奴とか、他のガンダムを叩きながら持ち上げてる奴とかは絶対信用しないわ
「ジャミトフ・ハイマンが何を考えていたのか?」「終盤カミーユがZガンダムで起こした超常現象は何なのか?」とかアニメ以外の媒体でフォローしないとまるで理解不能なのマジでどうかしてるわ
でもはっきり言えばそんな絶対人にはおすすめしない作品だけど好きなんだよね…
元増田が挙げてる宇宙を駆ける~ゼータの発動以外も三枝成彰氏の楽曲が本当どれも最高で…Zガンダムの魅力の3~4割はあの楽曲にあると思ってる
カミーユのあのラストとか、精神的にはもう死んだも同然だし一種の主人公死亡エンドと言っても過言じゃないと思ってる。小説版Zだとマジで死ぬしね。
ジェリドもジェリドで高慢で嫌な奴なんだけど、それは置いといて親友カクリコンも師匠のライラも恋人のマウアーも次々カミーユの手にかかっていくの歴代ライバルの中でもあんな悲惨な奴居ないよな…ってなる
シャアは初代の不敵な悪人って感じが抜けて、ニュータイプ相手どころかライラやブランみたいな腕の良いベテランオールドタイプにも苦戦する程度の強さになってるのがマジで前作ラスボスかよ…ってなるのが本当悲しい
百式も登場が早すぎて途中から全然活躍してなかったって思ってたのは俺以外もそうなのね…Zのシャアがパッとしなかった理由は百式の性能がティターンズの新型と比べて低かったのも大いにあると思ってる
初代の後に初代の続編って事でゼータを見たら、作風が違うわブライトさんがボコボコ殴られるわ前作であんな強かったシャアがパッとしないわで、そりゃ当時機動戦士ガンダムの続編を求めていた層から叩かれたのも納得でしか無かった
そういう事情を知らずに「Zガンダムは名作だから絶対見ろ」とか軽々しく言えちゃう奴は宇宙世紀信者か富野信者かZ信者かそのどれでも絶対話が合わない事が分かる
ちなみに俺はZガンダムで破滅したカミーユが後輩ニュータイプ達を救い最後には自分の足で走るまでカミーユが回復した所を描いてくれたという理由でZZが大好きです
内閣改造は通常、新内閣発足後1年ほど経過したときに、国務大臣の相当数を一度に入れ替えないしその担当を替える(横滑りさせる)ことが多い。
内閣改造が行われる背景としては次の3点が挙げられる。
内閣総理大臣が国務大臣任免権を行使することにより、そのリーダーシップを維持拡大し、政権基盤強化を図るためである。内閣総理大臣がより適当と考える人材を登用し、あるいは適所に配置換えし、後継者を重要ポストで処遇し、与党内のライバルを閣内に取り込んで反対行動を封じるなど、内閣の行政遂行能力を向上させるとともに、人事によって自らの政治力を高めることを目的とする。
閣僚が同じ人物のままではマスコミを通じて国民からマンネリ感を持たれて社会に閉塞感が漂っている場合は、内閣改造を表明することで、どの与党議員が閣僚入りをするかなどをマスコミに予想させるなどして内閣への国民的注目を高めることで内閣を刷新し、フレッシュな感覚を国民にアピールすることを目的とする。その結果、内閣改造すると、改造直後の内閣支持率が改造前より上昇する傾向がある。
自由民主党の長期政権下では内閣改造およびそれとあわせて行われる幹事長など党役員の交替は定期人事異動的な色彩が強く、慣習により漫然と行われてきた。ある程度当選回数を重ねた国会議員は、特に精通した政策分野などと関わりなく、とにかく大臣に任命されることを切望する、いわゆる大臣病にかかる。この大臣病患者たちの不満に応えるため、自民党の各派閥は、改任の必要がないにも関わらず、組閣から1年ほど経過したあたりで大臣の顔触れを変えることを要求しはじめ、内閣総理大臣も派閥の支持を得るためにこれを受け容れ、時機をみて改造を行うことが慣習となった。もともと替える必要性が低いため、適材を適所に配置するという気概は薄れ、派閥が当選回数順に推薦した人物を漫然とはめ込む派閥順送り人事が横行した。このことはまた、大臣・内閣の官僚に対する指揮・管理機能が形骸化し(「重要なことですので政府委員から答弁します」と国会で発言した閣僚すらいた)、官僚機構の政治に対する自立性が強いという状態をもたらしたともいえる。このような順送り人事に対する批判は強かった。
なんと・・・
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E7%9C%8C%E7%AC%AC4%E5%8C%BA
細川家は
amazonポイントカードと間違えて、googleplayポイントカードを2万円分買ってしまったのが1年くらい前
買い間違いに気づいたころには裏側の銀を剥がしてしまっており、チャージするしか仕方ない状態だった
こつこつGoogleplayで映画をたまに見て、残り1万4千円分くらいのポイントになった
Googleplayは新作映画を取り扱う時機が他のネットサービスと比較するとわりと早く、マニアックな作品もあるのでこのまま映画をたまに観て、ポイント消費していけばいいやと思っていた
しかし2022年5月にGoogleTVサービスが始まってしまい、PCでgoogleplayの映画&動画を使っていた自分は完全にサービスから切り離されてしまった感がある
何でわざわざスマホやTVをネットにつなげて、映画を見なきゃいけないんだ
そんなことするならどう考えてもFirestickでいいじゃねえか
GoogleTVのアタッチメントをわざわざ買うつもりは今のところ全くない
一応、まだPCブラウザでGoogleplayの映画&動画にはアクセスできるが、新着カテゴリすら表示しなくなっている
いつまでGoogleplayの映画&動画の表示があるかわからないし、検索機能だけを使って見たい映画を探すのは酷が過ぎる
スマホのGoogleTVアプリで映画を購入すれば、PCのGoogleplayでも観れそうだけど、一回スマホを触ってPCを立ち上げるのも面倒だ
今のところ、ポイントで映画を観ることをあきらめるなら、もっとGoogleに課金してpixelを買うくらいしかポイントを有意義に消費する手立てがない気がする
PC向けに何らかの代替サービスが始まるだろうと期待して2~3カ月くらいは待つけど、本当にこのままだったら次のスマホはポイントを消費するためという消極的理由でpixelになる
1か月ほど前まで初代第1世代Core iのPCをほぼノーマルで使っていたが、Windowsの肥大化(*1(本増田の最後に参考webページを記載。以下同様))のせいかweb閲覧やExcel操作程度の作業でも引っかかりを覚えるようになったり、Windows11ブームに煽られてセキュリティ関連の記事を読み古いCPUには脆弱性が付き物だと知った(*2・3・4)り、あれこれあったためPCを新しくすることにした。
その際に色々な知見を得て情報の更新ができたため、日記帳兼リンク集として増田に残しておくことにした。極少数の人にしか役に立たないであろう文章だが、体験談の類として暇つぶしに読んでもらえれば幸い。ただ、過去のPC事情を懐古したりするのが目的なら、数年前にホッテントリ入りした別の記事(*5・6)を読む方が有意義かもしれない。
まず、パーツの買い方を3種類に大別して検討した。
この前段階で格安の中華製ミニPC(*7)も候補に挙げていたが、拡張の厄介さや商品到着までの時間の長さを難に感じて選択肢から外した。
今新しく自作PCを組むなら鉄板の構成だと思う。現在の相場では、M/B 13k円、Celeron 7k円、DIMM2枚組 6k円、SSD 200GB 4k円で約3万円くらいになるだろう(*8・9・10)。構成品のどれかを中古にすれば2万円台前半で抑えることもできそうだ。
しかしながら、最近まで骨董品で我慢できた身には過剰スペックになりそうだという懸念と逆張り志向のせいでRyzen APUに惹かれたためとで、この組合せは除外した。
時機を見極めて個々のパーツを買えれば、安く挙げることができる方法だろう。
だが、動作不良品・リマーク品(*11)・その他の不動品(*12)等を掴むリスクやピン折れ曲り(*13)他機器不良への対処を避けるため、この組合せも選ばなかった。
M/B・CPU・ビープスピーカー・電源があれば動作検証は可能だ(*14)。そのことは前提知識として通用してるだろうと期待し、ジャンクな出品物・者を弾けば少なくとも直ぐに判明するような不良品を掴むことは避けられるだろうと考えて、セット品を軸にパーツ調達することにした。
ただ、個別のパーツだけ欲しいと思う人が多いせいか、希望に叶う出品は少なかった。値段や特定のパーツへのこだわりは捨てて条件をだいぶ緩くしたが、それでも購入作業を終えるには結構な時間がかかった。
作業の結果以下のパーツが手に入った。これら以外にも試用して直ぐ売却したものがあるが、その分は少々の損失で済んだため、実質合計費用は25k円+10k円。
元の電源が10年以上持ったので、5年前の製品なら後5年は使えるだろうと考え、中古で済ませることにした。
参考になるまとめ記事を元に、経年による劣化が小さいと思われる、電圧と電流の波形が綺麗な製品(*15)を候補にした。5年以上前に発売された商品を1年少々しか使っていない状態良好品だと嘯く詐欺師がフリマには跋扈しているが、そういう輩を除外しても選択肢が十分にあるのは幸いだった。プラグイン電源という危険そうな製品(*16)以外に無難な選択肢が無かったのは、老害な増田には難だったが。
余談だが、電動ブロワーは電源の清掃にとても役立った(*17)。騒音が問題にならない環境の人には是非お勧めしたい。
大型のファンを備えた電源ユニットをケース下部に置く組み方が主流になって久しいようだ(*18)が、冷却や静音にこだわる必要が無いのでケースは流用することにした。ただ、電源LEDがそのままでは機能しないので、オス-メスのジャンパワイヤー(デュポンケーブル)をフリマで買ってピンとコネクタをつないだ(*19)。
マザーボードについては色々調べたが、8ピンのATX 12V電源コネクタ(*20)が一般化して久しいことや、フェーズ数の増加(余談だが、I/O電圧とコア電圧が異なるデュアルボルテージは、30年近く前にモバイル版P54Cで初めて採用された)(*21・22)といった電源回りのことで特に知ることが多かった。光物(*23)はあまり興味が無いのでほぼスルーした。
RyzenもIntel Coreもどちらも魅力的だと思った(*24・25)が、結局はAMDで組むことにした。そこそこのGPUを省電力で使えることが大きかった。
メモリは多少勉強した(*26)つもりでパーツ選定に着手したが、チップセットの16Gbitチップ対応事情(*27)を全く把握していなかったため、相性問題にぶつかって最初に購入したパーツセットを買換えることになった。容量について言うと、16GBだとたまに心許なくなるが32GBだと過剰という感がある。Intelなら24GB(8+16の2枚)載せて16GB分をデュアルチャネルモードで使える(*28)ので、その点は良いなとも思う。
SATA SSDでも体感速度は悪くない(*29)という言説を見て、安く手に入ったSSDで十分と判断した。記録方式がTLCかどうかといった商品選択の時に普通ポイントになる点(*30)は、次に買換えたくなった時に気にかけようと思う。
光学ドライブも電源ユニットと同様、本来は5年程度で買換えるべき製品とされている(*31)が、それはそれとして、電源と同様の理由で5年くらい前の中古品を探そうかと思って調べてみたら、M-DISCという規格(*32)があると知った。対応するドライブやメディアを購入すると割高だ、余計に金をかけてまで保存すべきデータはどれだけあるか、そもそも光学メディアの読み書きをする機会はどれだけあるか(*33)等、あれこれ考えた結果光学ドライブは買わないことにした。
最近は無音でPCに向かうことが専らなので、USB-DACを排除してHDMIモニタのイヤホン出力で済ませることにした。気まぐれに音楽を聴きたくなったらヘッドフォンアンプをライン出力につないで使おうと思う。
ケースと一緒に死蔵品を引っ張り出した。文字入力を業としない立場なのでキーボードは何でもどうでも良い。
マウスはクリックが利き辛くなったので放置してたが、分解修理可能(*34・35・36)だと知ったので実例(*37)を参考に簡単に清掃して使えるようにした。マウスホイールは部品交換が必要な状態(ホイールのゴム部分が、加水分解して汚れてたので重曹で洗った(*38)ら、完全に溶けてなくなってしまった)なので、そのうちAliExpressで補修品(MX300適合品ではないが、サイズが同じもの)(*39)を購入しようと思う。
初めは旧システムの入ったHDDを新しいM/Bにつないで使っていた。後で中身をSSDにクローンしようと考えたが、安物のSSDゆえガンガン書き込むことを必要以上に避けなくても良いなと思い直したので、結局新規インストールすることにした。
Raven RidgeではWindows11にアップグレードできない(*40)。だが、Windows11ではGPUが重くなりその対策が未だ無いよう(*41)なので、Windows10のままで良いということにした。
Windows7の頃はUEFIで起動しないPCがまだ一般的(*42)だった。このHDDもそういうPCに接続されてたのでフォーマットはMBRだった。CSMを有効にすればそのままで起動できるが、そうできるのは古いGPUを使っている時で現行のiGPUではたいてい無効にされる(*43・44)。CSMは頼りにせずGPTに変換して使うのが無難だ。
変換の際はWindows10のUSB起動メディアでmbr2gptを使ったが、ReAgent.xmlの更新に失敗したというエラーメッセージが出たので、回復パーテーションを弄って(「コンピュータの管理」ではドライブレターを付与できないのでdiskpartを使った)修正した(*45・46)。
Microsoftアカウントで常用していたためかライセンスの再認証を求められることも無く、上記の問題を除けばほぼすんなりと使用できた。セクターにアライメントのずれが無いかどうか(*47)も調べたが、問題無かった。
VMWare上で予行した分も含めて何回もした。セットアップを繰り返した理由は、Administratorを有効にしパスワードを設定しないままメインアカウントを標準ユーザーにしたらAdministratorにログインできなくなって(*48)詰んだり、OneDriveの動作選択画面で「このPCにのみファイルを保存する」を選択せず「次へ」移動したら戻れなくなった(ドキュメントやピクチャ等のフォルダパスをOneDriveに指定した後で、再度ローカルストレージに変更するのは割と手間になる)(*49・50)り、システムファイルを移動させようとして次節で説明するようにシステムを破壊したりしたためだ。
SSDの容量節約と書込み抑制のため、ページ、スワップ、ハイバネーションの各ファイル・OneDriveフォルダ(ただし、空フォルダにマウントしたドライブは移動先に指定できない)・ユーザプロファイルフォルダ下のドキュメント等のフォルダ・AppDataフォルダ下のRoamingフォルダとLocalフォルダの一部・テンポラリフォルダ・ストアアプリフォルダを移動(*51・52・53・54)した。Superfetchはデフォルトで良しとした(*55)。
かつては別アカウントでログインしてプロファイルフォルダを全部移動しジャンクションを貼って使うこともできたが、Windows10のあるバージョン以降でそれをするとスタートメニュー他ショートカットやストアアプリが即死する(*56)。一部のシステムファイルが変化するとメニューやアプリ全体が損壊判定されるようだ(十分な検証はしてないが、container.datやハッシュ値が名前になってるファイルを弄ると不味いように感じた)(*57)。こうなるとアカウントを消して再作成する他無くなる。ちなみにCドライブ直下のProgramDataフォルダ等を壊すともっと悲惨で、新規インストールくらいしか回復の手立てが無かった。
https://b.hatena.ne.jp/entry/1 または https://b.hatena.ne.jp/entry?eid=2(それぞれ、数字部分がeid)のような形式のurlを入力すれば、当該ブックマークエントリーにアクセスできる。
*1 | Windows 10はバージョンアップを重ねるたびに本当に遅くなっているのか?検証結果はこんな感じ - GIGAZINE | https://gigazine.net/news/20210622-windows-10-version-slow-down/ | 4704430589992224258 |
*2 | Googleが発見した「CPUの脆弱性」とは何なのか。ゲーマーに捧ぐ「正しく恐れる」その方法まとめ | https://www.4gamer.net/games/999/G999902/20180105085/ | 373991174 |
*3 | AMDのプロセッサに脆弱性、セキュリティ企業が情報公開--懐疑的な見方も - CNET Japan | https://japan.cnet.com/article/35116106/ | 360332677 |
*4 | インテルとARMのCPUに脆弱性「Spectre-v2」の悪夢再び、新たな攻撃手法 | TECH+ | https://news.mynavi.jp/techplus/article/20220312-2290634/ | 4716634065497432514 |
*5 | 「Sandy Bridgeおじさん」とは何か? : 因画応報 | http://ingaoho.ldblog.jp/archives/4916067.html | 362560793 |
*6 | ありがとう鼻毛鯖 8年使った鼻毛鯖をついに買い替えました | 日本霜降社 | https://nihonsoukou.com/20181123/1827 | 4665750545042615426 |
*7 | 2万円の超格安パソコン「GREEN G2」値下げ、高性能CPUに大容量メモリやSSD採用で仕事でもプライベートでも大活躍 | Buzzap! | https://buzzap.jp/news/20220318-trigkey-green-g2-ultra-low-price-pc-happy-price-down-3/ | 4716943171239004674 |
*8 | 第12世代インテル Core プロセッサー 特集 | パソコンSHOPアーク(ark) | https://www.ark-pc.co.jp/special/intel-12th-gen-core-series/ | - |
*9 | 8GBモジュール | 2枚組 | DDR4 DIMM (288pin) | デスクトップ用 | 通販・価格/性能比較一覧 | 価格の安い順 | パソコンSHOPアーク(ark) | https://www.ark-pc.co.jp/search/?col=3&order=&p1=b21010&p2=c21050&p5=s21010&p6=w11726 | - |
*10 | 〜256GB | M.2 | SSD | 通販・価格/性能比較一覧 | 価格の安い順 | パソコンSHOPアーク(ark) | https://www.ark-pc.co.jp/search/?col=3&order=&p1=b32020&p2=c32024&p5=s32220 | - |
*11 | 【やじうまPC Watch】中国でIntel CPUの偽造品出回る。公式が注意を呼びかけ - PC Watch | https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/1248215.html | 4684567815854719490 |
*12 | Lenovoに搭載されているAMD CPUにベンダーロックが設定されているせいで中古市場が混乱している - GIGAZINE | https://gigazine.net/news/20220118-lenovo-vendor-lock-amd-cpu/ | 4714151541045747810 |
*13 | ASCII.jp:冗談ではなく目の前が真っ暗になる恐怖……ピンを曲げてしまったRyzen 9 5950Xの修復を試みる (1/3) | https://ascii.jp/elem/000/004/053/4053723/ | 4703873313928579106 |
*14 | パソコンが起動しない場合の確認方法|テックウインド株式会社 | https://www.tekwind.co.jp/ASU/faq/entry_31.php | 4666842797243724258 |
*15 | 【自作PC】電源ユニットの選び方を自作経験者がガチ解説する | ちもろぐ | https://chimolog.co/bto-choose-psu/ | 367187040 |
*16 | 何故プラグイン式PC電源ユニットのコネクタは規格統一されていないのか? - Togetter | https://togetter.com/li/1564076 | 4688976497965880706 |
*17 | ブロワーの選び方 | DIY工具紹介部 | https://diytool.biz/blois | 170335990 |
*18 | “冷却の常識”を徹底検証 - AKIBA PC Hotline! | https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/dosv/662237.html | 364049132 |
*19 | PCケースのPower LEDケーブルを3ピンから2ピンに変換した | TeraDas | https://www.teradas.net/archives/16603/ | 4705898232067265346 |
*20 | 20ピン ATX 電源は 24ピンのマザーボードに使えるのか – 分かりにくい ASUS マニュアルと ATX 電源の規格 | Nire.Com | https://www.nire.com/2009/10/atx-24pin-motherboard-vs-20pin-power/ | 75424033 |
容量超過のため、anond:20220419200228 に続く。追記もあり。