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はてなキーワード: 役割とは

2023-06-04

anond:20230603031102

単純にキモいと思った。セックスは性欲の解消だけが役割ではない。

セックスフレンドというのはこれは食欲でいえば「腹に入ればなんでも一緒」という暴論に近い。

それが本当なら例えるなら「公衆トイレのなかでフレンチのディナー」をおいしくいただける異常者だと思う。

もちろんこの人がよければそれで良いという考え方もある。

しかトイレの中で食事をする人を想像すると嫌悪感が湧いてくるのは正常な反応だろう。

やってることはそういうことであるしマトモな神経の持ち主なら破綻可能性とスピードを上げてるだけだと思う。

[]今年は違うぞ!!ロスタイム鈴木潤が決めて4試合ぶりの白星ハーフタイム河田監督の喝が効いた

明治安田生命J1オレオレFC3-2FC東京>◇第17節◇3日◇ロイスタ

 オレオレFCが3-2と逆転でFC東京を下し、リーグ戦4試合ぶり、公式戦は6試合ぶりの白星を挙げた。開始44秒で先制しながら、前半終了間際に逆転された。それでも相手に退場者が出て、後半35分に途中出場のMFジュシエの今季初ゴールで追いつき、引き分け濃厚のロスタイムMF鈴木潤のゴールで勝ち越した。7日の天皇杯2回戦(宇治枝戦 ロイスタ)を挟み、次節は10日、ホームアルビレックス新潟と対戦する。

写真】後半ロスタイム、劇的ゴールを挙げた鈴木潤に駆け寄るオレオレFCイレブン

 ゴールが決まった瞬間、イレブンサポーター歓喜に包まれた。後半ロスタイムパス交換からボールを受けた鈴木潤は右足一閃。鋭いシュート相手GKも反応出来ない速度でゴール左隅に決まった。鈴木潤は「もう一度、決めたら褒めてやると言われても出来ないゴール」としながら「今日勝てたのは大きい」と笑顔で振り返った。ゴール後は喜びを爆発させ、サポーター席に駆け寄って、イレブンサポーターとともに喜びを分かち合った。

 

 開始44秒にMF奈良田のゴールで先制したオレオレFCだが、同26分、35分とセットプレーから立て続けに失点。攻撃でも精彩を欠くシーンもあった。意気消沈するイレブンハーフタイム、野河田彰信監督は「(敗れた)名古屋戦と同じやんか!!また負けるんか!?」「昨日、練習でやった事を思い出せ」とカツを入れた。

 後半は積極的選手交代を行った。15分に右ハムストリング肉離れ離脱していたDF岩田MFジュシエを投入。岩田は配球力でチャンスを作り、ジュシエは持ち味のスピードで完調をアピール相手に退場者が出た後半29分にはFWトーマス・ノレジー、MF小野寺を入れ、更に攻勢を強めた。岩田は「自分役割が出来て、勝てた事が嬉しい」と胸を張った。

 前節・名古屋に敗れ、リーグ戦は3試合公式戦5試合勝利鈴木潤は同戦後感情的になるくらい「悔しかった」。昨年も清水に敗れ、19試合勝利を喫した“悪夢”もよぎったが、今季は最小限で食い止めた。野河田監督は「今日負けたら、ズルズル行くと思うてた」。ハーフタイムの喝には「僕、与えてへんけど…」と苦笑い。劇的勝利に「(退場者が出るなど)相手に助けられたけどな」としながらも「こういう状況で追いついて、最後エースがね。勝ち切れたのは大きいですね」と称えた。

 天皇杯を挟み、次節はホーム新潟と対戦する。鈴木潤は「満足することなく、次も勝って上位に行きたいです」と意気込んだ。

anond:20230604104246

言い方が足らなかった

「知り合いにこういう人いますよ?」ってやり取りしている人に紹介して欲しいって言えば良い

増田副業やってるかどうかわからんけど、副業の指示を出す人も個人開発出来る人を探してるだろうし、紹介する側も勝手パイプを作るから気にしなくて良い

紹介する側だってもし有能な人を紹介出来たら、今後個人開発者ブローカーみたいな役割も出来るし

保守派はその役割から言って原則論としての法律人権を重視すべきだし、革新派はその役割から言って現実路線破壊的なイノベーション提案していくべきなんだよな。

その逆転に違和感を持たない連中に政治玩具にさせてるのが良くないんだよ。

2023-06-03

anond:20230603144659

江戸時代コンビニといえば、よろず屋

ただし昼だけの営業で主に地方農村部に展開。

江戸市中には、番小屋と呼ばれる詰所や、雑貨屋、小間物屋がコンビニのような役割果たしていたそうです。

うってかわってこんなに天気がいいのにどこにもいくあてもなく予定もなくその気すらなく

部屋でゴロゴロしてネットサーフィンしながら増田で毒しか吐かない俺たちって一体世界からどういう役割を担ってるんだろう・・・

パワーデカイのが増田

ブラック企業における筋肉番付役割鄧小平政権に似て確かにパワーデカイですね、と説明することから始まるわけだ そんなパワーデカイのが運動をしてエネルギーを使っているのを暴いてみろ!そんなパワハラを受けた労働者たちが会社を訴え出る大事件も起こしてるけど実際に訴える奴はほとんど居ないぞ、会社の体質でもブラック企業からといって訴えないのはお前のやってる事が何なのか君はわかるか? 企業コントロールしようと思うなら、その企業に頼らずとも、自分達の力だけで回して行く気概サービスするのです。

Anond AI作成

2023-06-02

anond:20230601223142

インターネットの普及にエロニーズが果たした役割重要だったと思うけど、「月2000円で世界無修正エロコンテンツが好きなだけダウンロードできます」では普及しなかったと思う。

セクサロイドも、実現するのはメイドロボ・介護ロボの追加機能としてであって、セクサロイドとして普及することはないと思う。

anond:20230602224756

大卒が珍しくもなくなった世の中で読者の好奇心を刺激するようなマンガを作ろうと思うと大学院生レベル知識がいるって昔評論家の誰かが言ってた気がするな

実際に修士号博士号まで持ってるような漫画家ほとんどいないだろうけれど、知識教養の水準としては一般的大卒レベルでは面白いと思ってもらえないということ

なので、高学歴編集者知識教養面で作品を支えていて名前は表に出ていなくても実質的原作者みたいな役割果たしているケースもよくあるらしい

だれもが内容が小難しかったり、設定に凝りまくったマンガを読みたいわけではないので、なろう原作系やらきらら系やら頭空っぽにして読めるマンガもそれなりに需要あるけど、

一定以上のヒットを狙おうと思ったりロングセラーとして読みつがれる作品にしようとすると、やはりマニア考察に耐えうるような複雑さや奥深さみたいなのが必要になってくるよね

子供は産まなくてもよかったを読んで、匿名の逃げ場に駆け込んだ

子供は産まなくてもよかった、というブログを見て、自分気持ちも書いてみよーと思ってアカウント作って書いている。あの記事原動力があったんだなーと思う。だいたいのことに共感した。あの記事を書いた人はけっこうすてきな保護者なんじゃないかとおもってる。とても疲れている人。ゆっくり休めるところで良いサービスを受けてほしいなとおもう。

自分には答えが出せない。産まない世界線自分のすきなことに時間を使えて楽しかったろうな。一方で子供がいる状態の今、いなくなった状態のことを考えると、悲しくて苦しくなる。不可逆ってゾッとする。

妊娠する前は子供欲しいかどうか決められなかった。積極的に産みたい気持ちはないけど、絶対産まない、とは言い切れない、みたいな。中間地点にいて、年齢を重ねるとともに、女の役割って、みたいな呪いにかかって、苦しんでいるうちに妊娠した。社会的にけっこう非常識タイミングだった。社会からはじき出される…とか思って冷や汗でた。でもそんな非常識さを受け止めてくれる環境であったことは救いだった。

コンドーム避妊率低いことを知らなかった。コンビニに低用量ピルとか置いて避妊率○%!とかシールつけて刷り込んだほうがいい。自分で調べる知識もなかった。性について話す友達もいなくて雰囲気全然わかんなかった、妊娠が及ぼす自分への影響をまったく知らなかった。)

で、おろす勇気がなかった。豆みたいな影から心臓の音聞こえて、おろす=ころすだと思ってしまった。たぶんこれにはいろんな解釈があって、どんな解釈もその人なりの選択だとおもうけど。自分場合はそう感じた。

それから先は、眼の前のことだけしか見えてなくて、産むしか選択肢が考えられなかった。とにかく子育てって何かわかんないまま産むって決めた。産むって決めたっていうより、ころせない、が近いかも。自己犠牲に憧れているところもあった。無痛にしたりとか、立会出産にしたりとか、何かを選ぶたびに親とか、おばあちゃんとか、道を歩く人達とかの言葉ネガティブに拾ってしまう。すっごいストレス。急にみんなマウント取ってくるし、見られ方が変わる。(男でよかったね、女なら次は男産まなきゃね、無痛なんてありがたみがわからいからやめなさい、私が産んだときはうんぬんかんぬん…妊婦ってエロいよねって、大学生くらいの男がコソコソ言ってる、妊婦って気使わなきゃいけないかダルい、って会社で思われてるかもなどなどなど)大好きな嗜好品制限したり、ご飯食べれなかったり、常にお腹はち切れそうだったり、不安で上手く寝れなかったり。それでもころせないか我慢した。この精神状態が、ホルモンバランスのせいなのか性格環境のせいなのかはわからないけど、とにかくあの気持ちで暮らす10ヶ月をもう一回やるのは結構度胸いる。産休もっと早く始まっていいと思ったよ。安定期とかに限らず、早めに休めたら気持ち楽だったかも。無痛にしてよかったけど、麻酔するまで特大の生理痛ある。知らんかった。痛いって言うしかできない。産んだあと入院中どう過ごしたいですか?的なヒアリングがあったけど(どう過ごしたい・・?え?あ、、わからん)ってなって、気づいたら母子同室になってた。貧血でふらふらのなか泣き声にどうにか対処して、自分しんどいとき看護師さんが赤ちゃんケアをしてくれる病院システムをよく知らないで、入院1週間の母乳だのミルクだの、え?寝不足で頭まわらないんだが…

誰かスーパーサポートしてくれる人来て、全部聞いといて、、、って思った。全然わかんない、、って弱音吐いたら産休中なにしてたの?え、産休ってやっぱりたまひよとか読み込んでおく期間だったの?普通に社会から放り出された気分だったから将来が心配FP勉強とかしてた…(これはしてよかった)

電車バスでしんどかったときに、当たり前のように席を譲ってくれた学生たちや、さりげなく体調を気遣ってカバーしてくれる大人たちのあったかさも知っているし、今はその時よりいろいろと理解が進んで、周りが見えてきている。しかしそれでも、またやれって、頼まれても、できないって言いたいと思うのは、やっぱ環境が不健全なんだろうな…

自分が苦しむのわかりきってるので、絶対に阻止したい。

話は戻るけど、子供と関わるとき、めんどくさいな〜、つかれるな〜って感情が先立つ、っていうのにも共感した。

幼児だけど、ルールが3つ以上ある遊びはできないから、大人にとってはすごく単純な遊びを2時間繰り返してる。それを床でやってる。こっちとしては10遊んだら飽きるし、腰痛いし、床に座ってる状態から立ち上がると立ちくらみする。それをおくびにも出さずに子供笑顔を向けたり、いちいちリアクションする。幼児が本当に飽きるまで付き合ったら過労死するんじゃないだろうか。イライラする原因で思い当たるのは、「単純な作業を同じルールで何度も繰り返す」「同じ言葉を繰り返し大きな声で言う、ずっと」「ぐずってみたものの、終わらせ方がわからなくて眠くなってきて更に機嫌が悪くなってギャン泣き」みたいなところ。意思の疎通ができると思って接すると、このあたりに「は?何言ってる?」となる。意思の疎通はできないものとおもってとにかく耐え忍ぶ。自分のための時間が削られていく。ああ〜

こうやって保護者っていうのは耐久値のレベルばっかり上がっていって、狂気的な育児を誰に助けを借りなくてもできるようになっていく…これ親からは、何甘えてんのよ〜って言われてます。甘えてはだめなのか。

これから先成人までの残り期間を疲れながら、麻痺しながら、なんとか続けていくんだと思う。カレンダーに、「母の気持ち優先する日」「父の気持ち優先する日」「子供気持ち優先する日」とか割り当ててバランス保っていけばいいだろうか…決めたら逆に守れなかったとき更にストレスになるだろうか…やっぱアマゾンエコーのでっかいやつほしいかもな…試行錯誤なんだな考え続けるんだな、答えは出ない、正解はない

女の人が俺にぶつかってくる

俺は音楽関係仕事をしててたまにコントラバスとかウッドベースとかドラムセットの一部とか。

そういうのを持って電車で移動することがある。

駅のホーム移動で必ず俺を避けてくれないのが女性

こっちはクソでかい荷物持ってて機敏に動けないのは見たらわかるだろうにこっちに突っ込んでくるのは必ず女性だ。

スムーズに避けてくれるのは男性

楽器は繊細なのでこっちも気を付けるが死角からぶつかってくるような女性がいるので避けようがない。

基本的女性は、周囲を見ない、避けるのはそっちの役割、という俺様理論歩いてるように思う。

anond:20230602145102

侵略者に対して反抗するのは人権というより主権自分たちの手に取り戻すという意味合いの方が強い(当然、独立を取り戻した後の新体制作りの中では人権の果たす役割は非常に大きい)

お前の言っていることを見る限り主権人権をごちゃごちゃになってるな

人権意識が未発達であった17世紀ウェストファリア条約が締結されヨーロッパ各国の主権体制確立したこと想像すればわかるかな

戦争して勝負がついて負けたら、その関係を維持して人権侵害されようが、殺されようが仕方ない

これが人権のない世界なんだよ

これは人権のない世界じゃなくて国際体制がない無秩序世界のことだな

弁護士選び

弁護士企業法務系と昔ながらの町弁と新興系に分かれる。

企業法務系】

複雑な金融企業買収、税務、外国案件などを得意とする。仕事内容はコンサル証券会社銀行に近い。ドラマ映画に出てくる「弁護士」のイメージとはかなり違う。高級サラリーマンという感じだ。いわゆる四大法律事務所西村あさひ、森濱田松本、アンダーソン毛利友常、長島大野常松)がこれだ。他にも安定した顧客を握っている中規模事務所がたくさんあり、東京大坂大都市に生息している。

就職人気は高い。犯罪者貧乏人の「底辺クライアント相手にしなくていいし、都心の綺麗なオフィス書類仕事をするだけというイメージがあるからだ。給与水準も平均的に高い。しか徹夜上等の激務であり、メンタルを病んで辞めていく人も多い。弁護士原則個人事業主であり労基法適用されない。

【町弁】

昔ながらの町の弁護士で、小さい雑居ビルの1フロア事務所を置いていることが多い。ドラマの「弁護士」はこっちだ。主に離婚相続といった身近な事件収入の柱にしている。大学病院に対する町医者イメージしてもらえばいい。基本は何でも屋だが、突き抜けた得意分野をもつ人もいる。大学病院に属さな名医みたいな感じである性犯罪弁護で有名な奥村徹Winny事件映画にもなった壇俊光ネット誹謗中傷神田知宏などがいる。

能力も働き方も人それぞれでかなり個性が出る。収入千差万別で、国選弁護でどうにか食いつなぐ貧乏弁護士もいれば、億越えを達成している人もいる。地域に密着して何十年もやってる事務所は安定顧客を捕まえていることが多い。

町弁の中には共産党系など左翼色の強い事務所が含まれる。昨今のネット世論だと嫌われがちだが、歴史的には公害薬害問題米軍基地問題重要役割果たしてきた。「弁護士サヨク」というイメージはここから来ている。逆に右翼色が強い事務所もある。たとえば元検察官ヤメ検)の弁護士体制寄りの傾向が強い。

【新興系】

2000年代から急速に伸びてきた勢力。アディーレやベリーベストがよく知られている。ネットやチラシで大量の広告を打って集客し、大量の事務員を使って定型的に処理する。事務所は全国に置いているが処理は中央でおこなうセントラルキッチン方式である弁護士は各地方事務所店長的な存在である。過払いや交通事故のような定型的に処理できる仕事に強い。町弁や企業法から軽蔑されがちだったが、事務所待遇がよいので近年の就職人気は悪くない。良くも悪くも弁護士個性依存しない業務フロー確立されている。

大手弁護士事務所相談しようとしたが紹介案件のみだと断られた」といった不満を目にする。おそらく一般民事相談企業法事務所に持ち込もうとしたのだろう。行くべきだったのは評判のいい町弁か新興系だ。

anond:20230602122621

全く違う

中国経済成長したのは国の政策と様々な企業中国市場に価値見出したからであって人権は一切関係ない。強いて言うならODAそうかもしれないけどあれは発展途上国に唾つけておいたり発展途上国内での自国の影響力を強める意味合いが強い

日本復興反共防波堤、厳密には反共防波堤である韓国後方支援基地としての役割によるものが大きい。そもそも当初、アメリカ日本農業国にして力をつけさせないようにする計画だった

ウクライナ支援上記2つの例よりは人権意識があるけど、あれも現在国際秩序の維持や国際的パワーバランス危惧してのものが大きい。

ソ連のせいで勘違いされやすいけど基本的人権経済発展の相性は悪い

新しく工場建てるのにいちいち公害を防いで必要なら立ち退き交渉をしないと行けない国より国の強権でさっさと工場建てられる国の方が発展しやすい。

かつての成田や今のリニア人権の無い国なら反対した住民逮捕して反対する知事更迭すれば良いだけで問題にもならなかった

課題認識が間違ってると問題解決しない

何か問題が発生しているとき課題認識が間違っていると、いつまでたっても問題解決しないということを昔会社研修で学んだ。

逆に言えば、課題が何なのか正確に認識ができている場合は、よほど技術的な困難がない限りはほぼあらゆる問題解決できるとも。

この視点を持ってから、世の中には課題認識が間違っていて問題いつまでも解決しない、ということがあまりにも多いことに気が付いた。

今日みたいな、台風並みの嵐で大荒れの天気の日には分かりやすい例がある。

こんな日に「ピザ 配達」なんかのワードSNS検索をかけると、ピザ屋の愚痴がたくさん見られる。

たいていのものは、こんな大荒れの天気の日にピザを頼むやつはモラルがないだの、非常識だの、そう言った内容だ。

実際、客商売モラルのない客を撲滅することはほぼ不可能だ。おそらくSNS愚痴を言ったところで全くと言っていいほど効果はないだろう。

から本来大荒れの天気でもピザ配達しなければいけないのは、注文を断わらずに配達をさせている上司あるいは会社のせいなのだが、

なぜか会社ではなく客に文句を言っている。たぶん、会社文句を言うのも会社をやめるのもいろいろと面倒だからSNSで客に愚痴るだけにとどめているのだろう。

これが単なる愚痴であれば別に問題ないのだが、実際に大荒れの天気でも注文を受け付けるピザ屋が未だにある以上、本当にまともな課題認識はされていないのだろう。

これと同様に、ブラック企業が減らなかったり、賃金が上がらないのも課題認識が間違っているせいだ。

SNSなどを見ると、賃金が上がらないのを政府のせいにしている人がほとんどだ。

政府最低賃金が上げれば、バイトをする若者などは助かるだろうが、40歳年収300万の人の賃金には何も影響しない。

本来賃金を上げるのは会社役割だ。労働環境を良くするのも同様に会社役割だ。

それをやってくれない会社に、いつづける必要はどこにもない。

労働環境の悪い会社から人がいなくなれば、そういった会社自然に淘汰され、賃金を上げない会社もつぶれていき、自然と平均賃金は上がる。

就職難の時代であれば、会社を辞めるというのはリスクの高い行動になるが、明らかに売り手市場時代であっても状況がよくなる様子がないのは、なぜか労働環境の悪い会社にずっとい続ける人が多かったためだろう。

晩婚化や一生独身の人が増えている現状、昔よりもフットワークの軽い人が増えているはずなのだから、そろそろ状況が改善してきてもいい頃合いだ。

anond:20230601205928

ゼルダ多様性黒人ゼルダ姫の必要性

プリンセスゼルダは、助けを求めるお姫様から、力強い政治家研究者魔術師戦士リーダー、そして伝説へと成長した多面的キャラクターです。その複雑さによって、ゼルダゲームごとに性別役割を打破する、刺激的な女性キャラクターです。シリーズ35年の歴史を通じて多くの変化がありましたが、ゼルダは常に白人であるという点は残念です。これは遺憾なことですし、有色女性に彼らが伝説的な存在になる可能性を示すための逸失した機会でもあります

アメリカ黒人女性現在彼女たちが重要ではない、劣っている、尊敬に値しないといった内容や声に絶えずさらされています社会の最高層まで)。黒人パワーの象徴は、これらの攻撃を和らげるために大いに役立ちます。そのため、黒人プリンセスゼルダは、黒人女性が単なる脇役や敵対者ではなく、重要存在であり複雑な英雄的な人物であることを伝えるメッセージとなります

変化の必要

ゼルダリンクが常に白人として描かれることは、白人けが世界を守ることができ、そして正当にそれを支配しているということを暗に示唆しています。これは、任天堂ゲーム制作者たちの意図ではないかもしれませんが、制作者の間に暗黙的な偏見がある可能性を示しているかもしれません。この変化は、同じキャラクターが毎回登場するのではなく、主要な三人組が時間を超えてトライフォース独自の具現化であるこのシリーズでは特に可能です。さらに、元の女神勇者邪悪存在と血のつながりを要求する解釈であっても、これらの人物により多様な表現排除されるわけではありません。なぜなら、血統時間を超えて全く異なる人種間の交配を経験しないとするのは非常に不可能からです。また、過去存在とは異なる人種的な体を持つ同じ精神が宿ることはできないとは言い切れません。

黒人女性への影響

黒人女性は何でもできる存在であり、私たちが共有するメディアもそれを反映すべきです。『ブレス オブ ザ ワイルド』のゼルダ知識欲の旺盛な頭脳派であり、彼女自分自身を重ねることで、黒人女の子たちも同じように知的好奇心を持つようになるかもしれません。特にゼルダ家族コミュニティ献身的であり、制度的な不平等に立ち向かおうとする多くの黒人女性と同じように、重い負担を背負っていますゼルダ政治的な手腕も彼女キャラクター自己を反映させる素晴らしい要素であり、幸いなことにアメリカ政治もそれを反映し始めています

ゼルダ一般的超能力を持つことも重要です。黒人女性は、黒人ゼルダが光の矢を放つか、スーパースマッシュブラザーズ競争相手を圧倒する姿を見ることで、自分たちも力と魔法を駆使できる存在として感じるでしょう。そのため、プリンセスゼルダ黒人であれば、スピンオフ作品カメオ出演マンガファンアートなどで彼女黒人である可能性が出てきます。この重要キャラクター黒人として描かれることは、単一ゲーム単一メディアでの表現以上の意味を持つかもしれません。

このシリーズは、最も重要キャラクター人種を変えることが比較的容易でありながら、ほとんど説明必要しません。ただし、プリンセス人種物語の一部にすることを避けるとは思いません。彼女性別過去問題になったことがあり、兄が自分自身トライフォースの力を持つ権利があると考え、ゼルダIIでは彼女男性のシーカーに変装しなければならなかったことがありました。したがって、ハイラル王族の一員が黒人である場合任天堂人種問題を繊細に扱うことに関して、任天堂がためらいを示すことはないと思います

話は変わりますが、ハイラル王国を統べる王族黒人として描くことは、黒人王族として描かれる数の増加に貢献します(『ブラックパンサー』、ビヨンセの『Black is King』、『She-Ra and the Princesses of Power』、『ブリジャートン』など)。これらすべてが、黒人であることが特定経験限定されるものではなく、人々に白人によって伝統的に描かれてきた役割を占めることを許してくれるものです。

広い意味での影響

同じ質問リンクについても簡単にできます(実際、2013年に行いました)、その分析結果も似たような結果となり、黒人男性を勇敢で決断力があり、忠実で親切で、時に愚かで善行を行う人物として描くものになるでしょう。これらの質問特に意義深いものとなりますトライフォースを持つ唯一の非白人キャラクター権力に飢えた敵役として描かれる場合メディアでは人種やLGBTQ+の個人陰謀を企てたり、非道攻撃者として描くことがよくあります人種の異なる人々がよりポジティブ役割で描かれることは、ステレオタイプ払拭と、それらを代表する人々の自己イメージの向上に大いなる助けとなるでしょう。

アメリカにおける黒人白人関係がこの文化的瞬間にどれほど困難であるかを考えると、黒人プリンセスゼルダを見ることは、勇敢で優れたヒーローである黒人女性を堅く認めるものとなるでしょう。それは任天堂から連帯声明であり、また、ビデオゲーム業界ではしばしば十分に評価されていないコミュニティに対する、非常に目立つかつ大きな影響力を持つ肯定的表現となるでしょう。最終的には、プレイヤー黒人女性キャラクター共感し、彼女を気にかけ、彼女重要であると認めることを促すでしょう。

ゼルダ多様性」は、レジェンド・オブ・ゼルダが包括性に取り組むアプローチを紹介し、関連するキャラクターを重視し、マーガライズされたコミュニティゼルダファン対話するシリーズです。このシリーズインストールメントが開かれた心で受け入れられ、読者間での建設的な議論奨励されることを望んでいます

NEED」を「SHOULD」と捉えてるんすか?

anond:20230527221826

会話上手な人って別に話が面白い人のことを言うわけじゃないよ。

本当の会話上手は聞き上手な人。

自分意見とか自分の話をしなくてもそれで?と相手の話を上手く促してあげられれば人は勝手に喋ってくれる。

グループディスカッション役割指定されない限りは苦手なポジションに行かなければいい。

自分意見を出さなきゃならない立場になってしまっても、自分から発信する以外にもメインで意見を言う人の支持をする役割もある

2023-06-01

anond:20230601215252

老メスは若いメスの育児を補佐する役割がある

人間のメスが繁殖期を終えても長生きするのはそのためと言われてる)

でも無能な老オスって何にも使えない

有能なら仕事経験を生かしてリーダーシップ発揮できるんだが

人権へったくれもない時代は有能でないオスは老いる前に大体争いとか事故とかで死んでたんだろうけど

松本人志氏への提言審査員という権力中田敦彦 書き起こし 1/2

https://www.youtube.com/watch?v=fHrzrL06I2A

動画も見てね。収益化停止してるということで書き起こししました。

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今日はですね、「THE SECOND漫才トーナメント」という大会についてちょっとお話ししていけたらなと思っておりますね。

いやーまずね、あの「THE SECOND」が放送されたタイミングと同じタイミングオリラジ

アカデミーって僕らのYouTube大学で、藤森くんとの番組生放送してた。生放送という

プレミア配信してたんでね。うわ、裏被ってるよと思ったんですよ。

なんかコメント欄でも「『THE SECOND』とかぶせんじゃねえ」とかって、「もうお笑い芸人が『THE SECOND』とかぶせんな」とかあったんだけど。ふ~ん。あっ、かぶってんだぁ。

僕「THE SECOND」って知ってたし、興味なくはなかったんですよ。言ったらもう

知り合いとか先輩が出まくってるから。あぁ、あの先輩どうなったのかなとか、知り合いどうなったか三四郎とか同期だしね。

うーん。言ったらギャロップさんとかもね。若手の頃に大阪劇場でご一緒させてもらったりとかそういうのもあったからねぇ。もうベテラン枠。15年以上が出るんですよね。大会でね。で、客評で決めていくと。そこまで知ってたんだけども。いつかってまでやってない。こっちはこっちでさ、あのスケジュールがあってこの日にっていうのが、たまたま一緒だったから。

あ、そうなんだ。わ、一緒かぁと思いきや、視聴者層の違うし。何だったら戦いだと。常にね。あらゆるコンテンツつうのはずうっと戦いだから。やってるじゃねえかぐらいの感じで

オンエアしましたね。

その結果ね、僕のほうのYouTube大学が急上昇ランキング4位までいきまして。相方のほうの後編は急上昇ランキング1位になりましてね。よかったなあと思いましたよね。その「オリラジアカデミー」木本さんにも活躍していただいてみたいな。そういうのもあって。

でも裏だったしって思ったんですけど。だって見ないで何か論じるのっておかし

よねと思って、見たわけですよね。

ギャロップさんですとか三四郎漫才を見ましたし。大会のあり方そのものも含めてね。

中田がどう思ってんのかっていうことですよね。はい。ここなんですよね~。

これでさネタ面白かった云々っていうのもそれもあるんだけど、大会のもの

どういうふうに中田、捉えてるのかっていうことで言うと。

本当にいろんな側面があると思う。単純に「M-1自体そもそもは「M-1」との兼ね合いの中で生まれ大会じゃないですか。「M-1」はテレ朝でやってて。この「THE SECOND」ってフジテレビでやってるんでよね。

そんな中でテレ朝が作ったこの「M-1」っていうのがいろんな、その後賞レースできましたけども、すべての雛形になってるような形ですよね。

というのもお笑いで言うと東京ってああいお笑いの賞レースって。

ショータイムのショーのレースじゃなくて受賞の賞ね。賞レースって我々言ってるんだけど、賞がついてるレースだよね。こういう大会自体が、関東あんまなかったんですよ。テレビ局は。でもこれ、関西文化大阪ABCお笑いグランプリとかなんとかMBSアワードとかなんかいろいろあるみたいなんですよ。

でもその吉本の中でも大阪東京って全然文化が違うから、その東京人間がじゃあ大阪に行って大阪の賞をとれるかっていうと相当厳しいんですね。大阪の賞は大阪芸人のものだっていうのが、大阪テレビ局の中でも芸人さんの中でも視聴者の中でもどっかあるんですよ。

から東京から来た奴らっていう感じだから、なんかね大阪の賞レース文化ってちょっと遠くに見てたんだけど。ただ吉本興業ってすごくその賞レースを中心とした事務所なんですよ。だからそのテレビでどれだけ売れたか以上に漫才の賞を取ってるかどうかで劇場のギャラが上がる下がるとかっていうのがあったりしたんだよね。少なくとも俺がいた時は。

から僕はずっと不平等だなと思ってたの。なんで、東京はショーが少なくて大阪はショー

がいっぱいあるのに賞を取ったらギャラが上がるんだよって。フラットじゃなくない? 大阪超有利じゃんとかいろいろ思ったわけ。

でもそれはそれで、テレビ局全国ネット東京にあるんだから東京芸人は売れやすくて有利じゃないか大阪から移住しなきゃいけないんだぞとか、いろんな理由があるから

必ずしもね。そのどっちがっていうのはないと思うんだけども。その大阪の賞レース文化っていうのはなんかすごく遠くに見てたんだけども。

そのM-1っていうものができて僕はそこに吉本って入ったの、「M-1」ができた後ですから

2004年NHK入って5年にデビューするんですけど、2001年に「M-1」始まって。僕は大学生の時に大学1年生の時に「M-1」ってのが始まったっていうのがね。覚えてますから

その「M-1」の大会存在意義っていうものも含めてこのセカンドができたわけですよね。「M-1」っていうものは要するに1年目から10年目までしか出れなかったですよ。まず

これは島田紳助さんが10年やって売れないんだったらもう諦めてもいいんじゃないかっていうことでお笑いという、いつ売れるかわからないけれど、そのためがゆえにズルズルやっちゃうという芸人さんを産まないために10年目までに光を浴びないんだったらやめなはれ

というですね。

そういう言ったら厳しい愛の鞭のような意味を持った年齢制限だったわけですよ。

ところが1回終わるんだよね。「M-1自体がね。なんでかって言うともちろん紳助さんが辞める辞めないとかもあったんだと思うんですけど。それ以上にやっぱりこう、10年目までのおもしろい人たちが大概出ちゃって。ちょっとこう、「うーん…。なんか、どうする?」みたいな状況になった中で。「THE MANZAI」とかできたり、(一緒に?)しましたよね。

そんな中でまた戻って、15年まで広げたんだよね。芸歴15年まで出れるようになったわけ

よ。この時点でかなり中堅に優しい大会になったんだよね。

これ10年って、俺が、俺はずーっとこう最初デビューした時に武勇伝っていう

もの自体そもそも漫才じゃないっていうことで準決勝まで行けたんだけど決勝に上がれ

なかったんですよ。

そこから漫才じゃなきゃいけないんだと思ってずっと漫才やってたんだけど、漫才自体が俺が一番向いてるフォーマットじゃなかったんじゃないかって思ってたし。僕らの実力不足でいけなかったんだよね。優勝も決勝までね。ずーっと敗者復活とか準決勝で敗者復活。ずーっと。そんな感じだった。

そんな中で、でもまあ10年でやめれるっていう側面もあるわけよ。あれって。

芸人からすると。もう出なくていいっていう側面もあるわけよ。ところが15年まで広がることによってずっと出なきゃいけなくなっちゃうんだよね。

ここね。でも15年で言ったら解放されるって所があるわけよ。解放されるのか? それともチャンスがなくなるのか? この2つの視点があることがすごい大事なの。

で、「THE SECOND」始まったんだよね。15年以上のキャリアの。ということはだよ? これ、全キャリアがその賞レースに向かうことになったわけですよ。

この「M-1至上主義っていうのが「M-1」で見出された人たちはたくさんいるん

だけど、俺からすると正直みんな「M-1」目指しちゃってもなーって思ってたんですよね。

もちろんいろんな意見あると思うよ。「お前は決勝行ってないんだから黙ってろ」とか

いろんな意見あると思うけど、「M-1」ばっか目指しちゃうんですよ。みんな。

売れるために「M-1しかないって思ってる人もすごい多かったのね。今、わかんない。「YouTube頑張れ」とかっ言う人もいるかもしれないけど、「M-1しか

ないと思って、「M-1」で何とか売れるために1年準備して「M-1」に行くんだけど、「M-1」のすごいところって、発掘してるっていう側面もあるんだけど、選抜してるっていう側面がすごい強いから。言ったら「M-1」で優勝したとか準優勝したとか、それぐらいの功績を残した人たち以外は、言ったら日の目を見ない大会なんですよね。あんまり

特にM-1」の決勝出たけど、下位だったっていうコンビって、逆にレッテル貼られたりするじゃないですか。相当しんどいんですよね。僕の感覚からすると、お笑いって

漫才だけじゃないんですよ。まず。

漫才が偉いとかも実はないんですよ。だけどあの大会のすごいところは、漫才が偉

いっていうふうにしたところで実はみんな2001年からお笑いの流れしか知ら

ない人って漫才ってすごいもんだって思ってると思うんですけど。

実はそれよりちょっと前って、言ったらボキャブラとかの時代って漫才師のほうが少なかったんですよ。ネプチューンさんとか、ナインティナインさんとかロンブーさんとかの世代

ってどっちかというとそのショートコントとかコントとかそっちのほうが多くて、漫才ってちょっとレトロ演芸になりかけてたところがあったんですよね。

それをルネッサンスしたのが、復興したのが、復活させたのが「M-1」だったわけなんですけど、そういう風に相対的に見ると漫才っていう演芸コントっていう演芸とそれ以外の演芸っていうのは実は本当はフラットなんですね。

みなさんの中で落語漫才どっちが偉いですかとかって言われてもなんか「う~ん、知りません」って感じじゃないですか。だけど昔は落語のほうが圧倒的に偉かったですよ。これ。

落語家さんは出番が黒い文字で書かれてて、それ以外の漫才師さんとか手品師さんとかそういう人たちは全部赤い文字で。色のついた文字で描かれて紹介されて落語という主の演芸を賑やかす、いろもんって言われてたんですよね。そういう感じで時代によってこの演芸格式が高いっていう認識って全然違って。

ある時は落語、その後である時は漫才みたいになったりもしたんですけど。それはすごく相対的ものなんですよ。すごく相対的もの。そんな中で「M-1」っていうものがもたらしたのは、僕から言うと漫才至上主義に近いものでそれのカウンターカルチャーに置かれちゃったのが「エンタの神様」とかなんですよね。

エンタの神様はどっちかっていうと「ボキャブラ」とかそういうのもそうなのかもしれないですけど、テレビバラエティの中で言ったら何でもいいからやるっていう感じですね。

もちろん漫才とかもやる時間もあったけど、漫才時間は「エンタ」ってすごい少なくて漫才師は出づらいって言われて、タカアンドトシさんでも「コントで出ろ」とか、サンドウィッチマンさんでもコントで出ろとか言われて、コント漫才を直してやるぐらい、お茶の間センターマイク1本で2人が立ってるだけの演芸は伝わりづらいだろうっていう五味和夫さんの強い意向によってコントにしていくっていう。そっちのほうがテレビ的じゃない?っていうそういう流れの中でやられてたんですけど。

から言ったら「エンタ芸人と「M-1芸人って、2種類あるとしたら、なんかエンタ芸人のほうが一発屋の扱いを受けることのほうが多くないですか? でもね、冷静に考えてほしいんですけど、エンタ出身で売れ続けている人もいっぱいいるし、「M-1」出たけど一発で終わった人もいっぱいいるんですよ。

そうですよね。「M-1」の決勝に出たけど、今その後出てない人も全然いるんですよ。だけどなぜか「M-1」で決勝を出て、その後売れてない人ってのはあんまり一発屋だって言われないんですよ。こういう、まず流れがあるんですね。なので、「M-1」は漫才格式が高いっていうふうに見せた流れがあることと、キャリア10年って限定してたんだけど、それを伸ばしたっていうことがあるっていう事がまずあるんですよね。

そんな中で、僕がもう1個問題だと思ってるのが、実はその若手がすごく、その「M-1」に集中しすぎちゃって、逆にチャンス減ってんじゃないかなと俺は思った時期があったんだよね。他の出方、いっぱいできるんだもん。「M-1」に向けてだけやる人、すごい多くて。

減ってる?チャンス、もしかしてって思うこととか。あとね、他の賞レースとの大きな違い。これ、功罪両方あるんですけど。「M-1」って圧倒的に審査員に光がめっちゃ当たるんですよ。審査員がなんて言うかっていうのは超重要なんですよね。

特に松本さんだよね。松本さんが「うーん、もっと点数入ってもよかったと思いますけどね」って言ったら、順位が低くてもものすごいフォーカスされたりしますよね。あれがもう圧倒的な特徴なんですよ。この「M-1」の「M-1」の圧倒的な特徴が、審査員ものすごい力があって、審査員ものすごい光を当てられる。

あんなに審査員が華々しく登場する賞レースってないんですよ。最初の1時間ぐらい、実はネタ始まるかなと思う。始まんないじゃないですか審査員の紹介が、結構長い大会なんですよ。だからこそ成功してるとも言えるんですよ。

他の大会見てると、重みがあんまりなかったりするんですよ。要するに言ったらネタ番組差別化が図れないんですよね。だからこそ大御所審査員のほうが厳しいこと言うとかがすごいフォーカスされますよね。上沼さんがとろサーモンさんに対して何か言ったとか、和牛さんに対して何か言ったとかもすごい注目されるように、紳助さんがなんか言うかとか。

でもなんせとにかく松本さんがなんか言うかっていうところすごく強かったわけですね。M-1ってね。これが大きな特徴。そんな中で、僕がずーっと思ってたことは、松本さんがあらゆる大会にいるんですよ。

これ冷静になって考えてほしいんですけど、「1本グランプリ」にもいらっしゃいますよね。「滑らない話」もいらっしゃいますよね。漫談でも大喜利でもいるんですよ。なんだかんだで、その若手を審査するっていうお仕事めっちゃ多いんですよ。それは第一人者からカリスマからっていう意見もあると思うんですけど、今までもカリスマ的な芸人さんってたくさんいたんですよ。

たけしさんとかさんまさんもそうじゃないですか。でもたけしさんやさんまさんはそんなに審査員いっぱいやらないんですよ。ここが松本さんの特筆すべきところで。

松本さんはあらゆる大会主催して、あらゆる大会の顔役になってたんですよね。ここで非常に重要なことが、賞の審査員が、どのジャンルでもですけど、実はその業界で一番力を持つことが大きいんですね。例えば、だから芥川賞ってすごい有名な賞ですけど。

芥川賞審査員をやっている作家が一番偉いんですよ。実は。なんでかというと、どの作家がいい文学かっていうのを規定できるからなんですよね。この文学がいけてる。なぜなら、こうだからだっていうふうに決められる作家が一番偉いんですよ。

から太宰治とかは、それを賞を、僕に、芥川賞を僕にくださいとか言って審査員にお願いしに行って断られたりとかっていうことがあるわけですよね。

それぐらい、その審査員って権力なんですよ。この権力分散していたらまだいいんですけど集中してるんですね。なんせ漫才だけでキングオブコントもそうですよ。キングオブコントにもいて、「M-1」にもいるって、要するに言ったら、主流二種競技なんですよ。漫才というかコントって。その両方にいて。なんと大喜利にもいて、漫談にもいるんですよ。4種競技。5種競技だとしたら、全部のジャンル審査委員長松本人志さんっていうとんでもない状況なんですよね。これって。

たぶん他の業界だったら信じられないぐらいの独占状態にあるんですよ。これ、どうなるかって言うと、松本さんがおもしろいっていうか言わないかで、新人キャリアが変わるんですよね。その権力集中っていうのは、1個の見方で言うと松本さんがそれだけ偉大な人だから求められてるんだって見方があると思うんですけど、求められてるっていうことと、実際にやるっていうことはちょっと違うことなんですよね。

求められてたとしても、冷静に考えたら実際にやることがその業界のためになるかどうかでいうと、もう僕の意見で言うとあまりためにならないと思うんですよ。なんでかって言うと一つの価値基準しかないっていうことは、それ以外の才能は全部こぼれ落ちるからなんですよ。

その人の理解できないお笑いに関しては全部こぼれ落ちていくんですよね。いや、とはいえ中田とはいえ、それでうまくいったんじゃないか、「M-1」は成功したんじゃないかっていう議論があると思うんですけど。

もちろん素晴らしい芸人さん出てったんですけど、この「M-1」における成功って何なのかってことだと思うんですけど。それってネクストスターの発掘じゃないですか。

まり本当の成功って松本さんを超える芸人が出てくることなんですよ。「滑らない話」「M-1」この「キングオブコント」「1本グランプリ」もう何年もやってますよね。「M-1」にいたっては2001年からから、言ったらもう20年近く。休んでいった期間があるとはいえ20年以上やってるんですよ。20年やって、松本さんを完全に超えたっていう芸人さんをこの全大会全部やってですよ、誰か産んだんすかって言うと、誰かが新しい大会審査委員長になって、みんなが納得するような人が出てきたら、もしかしたらそれは成功したっていえるかもしれないですよね。

ところが、新しく始まった「THE SECOND」のアンバサダーという役割は、松本さんなんですよ。わかります? つまり20年間松本さんは松本さんを超える才能を発掘できなかったんです。発掘できなかったのか、どうなのか。

それとお笑い回は、今向き合わなきゃいけないと僕は思うんですよね。みなさんがどう思うかわからないです。僕の意見だけ言うと、ここのっていう、このアンバサダーという立ち位置がすごい微妙立ち位置ですよね。なんでかっていうと、審査に影響を与えない大会の顔だけを求められてるわけですね。権威だけとしてアンバサダーってあるわけじゃないですか。

ブランドアンバサダーかいますよね。でもそれは広告塔であってブランドディレクターではないですよね。クリエイティブディレクターとかではないから、広告塔になってくださいという言い方なんですけど。ただね、ここ、すごいポイントなんですけど松本さんってめちゃめちゃ評価に介入していくタイプの人なんですよ。

今回それが浮き彫りになったのがマシンガンズさんの時ですよね。マシンガンさんが自分たち書き込み自分たちについての書き込みを読み上げていくぜって言って、「マシンガンズがこういうふうに言われてる! なんでだよ!」って突っ込んでいくっていうネタがあるわけですけど。

それをやってすごいウケたわけですよね。ウケた後に、「いやでも、あの紙を出すのっていうのが、どう捉えられるかな」っていう意見を言ったわけですよね。あれがいわゆる介入。

価値観への介入に値するわけですね。

M-1」でもそういうことはたくさんやってきたんですよ。「M-1」でも、もっと受けてもよかったけどなとか、もっと点数入っても良かったけどなってなった時に、「あっ、えっ? そうか。点数はもっと高くあるべきなんだ」と。「この人たちは面白かったのにうけなかったのは間違いなんだ」っていう。あれは審査とか、価値への介入なんですよ。

それをまあ積極的に求められてるから審査員なんじゃないかっていう見方で言うと、今回審査員ではないにもかかわらず価値に介入していったんですよね。その価値への介入を、しかも今回凄かったのが、跳ね除けちゃったんですよね。客票が。マシンガンズが勝っちゃうっていう。だから余計に変な感じになるわけですよね。

「ん? どっちなの?」っていう。紙を出しても良かったの?良くないの?

世の中には「オリジナルコンテンツを作るコンテンツクリエイター」と「既存情報をまとめて紹介するキュレーター的な役割の人」がいる

後者は単にまとめるだけが仕事なので基本誰でも出来るし、オリジナリティがあまりない

差がつくのはまとめかたのわかりやすさや面白さ、いち早く新しい情報に飛びつけるかどうか、等々

情報自体は誰でもアクセスできるのでネタの奪い合いになる

滝沢ガレソみたいなのはこういうタイプ

とはいえ前者のほうがオリジナリティが高いかと言えば必ずしもそうではなくて

全く新しいものを作るなんてことはそうそうできないので、大体みんなネタを奪い合ってそこにちょっと手を加えてオリジナリティを出してるだけ

キュレーターとは違ってオリジナリティありきの人たちなので、パクるとすごい叩かれる

そして両者に共通するのが走り続けなければならないということ

消費者というのはとてつもなく冷酷で、少しでも活動が滞るとすぐにそっぽを向いてどこかに行ってしま

要するに変わりはどこにでもいるのである

結局どちらも虚しい

anond:20230601130051

ライターがやってた役割はほかの人間が担うってこと。YouTuberとか。

2023-05-31

俺が野党に求める役割国民民主党立憲民主党の間くらいのところなんだけど、お互いに「あいつらとは違う!」ってやってるの何とかならんかねぇ。

anond:20230530144743

システム頭の体操をするならば専業主夫特集か専業一夫多妻特集かな。他には今の古い男女の性的役割をまるっと逆転させる社会構造変化ムーブを起こせば強い。女性化粧品が売れにくくなったらまたまるっと逆転させよう。

2023-05-30

anond:20230529141423

実感として実在しないキャラクターを信望する方が現実人間を信望するより正しい気がするんだけど少数派なのかな

だってアイドルって偶像だよ、存在する人間偶像扱いしてる方が狂ってるでしょ

しか日本で作られたアイドル文化は多くの場合恋愛感情を含んでいる

キャラクター最初から人間理想妄想を魅力的に描いた概念だもん、理想として掲げるのは自然だし、もとからその役割を持ってる

推し文化に推されて、自分も生身の人間が発するコンテンツちょっとは触れたりしてるけど、どうしても心の底からスターとかアイドル熱狂する人間のことが理解できない

2023-05-29

裏社会を伝える」系のライター

なんか最近うっすらと、また「ヤクザ必要悪」みたいな言論があちこちで見られるようになってて不気味なんだけど

ヤクザとか薬物売買とかの裏社会接触してそれで得られた情報体験を、単なるニュースとか抗争情報以上に、

なんか「人生大事な教訓」「学校では教えてくれない処世術」「人間最後大事なのは礼儀!」みたいな感じでTwitterYoutubeで広めてるライターが色々いるじゃん

彼らの書いてる本とか読んだけど、どう見ても建前と本音乖離している部分があるんだよ

建前としては彼らもヤクザチンピラ的な存在否定はしているのかも知らんけど

でも実際彼らは曖昧な「仁義」「礼儀」「縁」みたいなものを何か美談みたいに広めたり一方で「裏社会の人はスマートで頭がいい」とか言ったり反社会的勢力スポークスマン役割果たしてるところがあるし

自分たちが広めたり伝えたりしている情報無責任というか、実質ヤクザ的な物の美化に貢献しているよね

それにまず社会でいう一般的な「仁義」「礼儀」「縁」と、ヤクザチンピラのそれは違うということも全然意識させてないし

ヤクザは悪で弱者を苦しめており排除されるべき存在で、それだけではなく、その仁義礼儀云々という価値観生き様というもの虚構欺瞞に満ちたものであり

自分の都合の良い時に反社会的行為を糊塗するために用いられている言葉であって一切見習うに値しないものだって、人に何かを伝えたい人間ならはっきりと宣言すべきだと思うんだけどね

裏社会ヤクザの脅威について伝えたい」ならそういうことは警察地域安全団体広報としてやるべきことであって(実際やってるし)、

ライターインフルエンサーが、それも明らかに曲げてる筆や言葉面白おかし字幕で伝えることじゃないんだよ

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