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はてなキーワード: 受け手とは

2022-05-26

anond:20220526101557

負の遺産しか言いようがないのでは

戦闘数字表現するのは限られたスペックの中でゲームを簡潔平易に表現するための妥協産物だったけど、

数字で表示されないと状況を解釈できないという受け手が増えすぎて今更撤廃できない代物

2022-05-20

anond:20220512220636

親和的コミュニケーション確立成就※”(疎外から脱出)に勝る、受け手に満足を与えるストーリーの結末*はほとんどない。

スポーツ試合/命がけの闘争最後に負けても、さわやかな読後感(『風が強く吹いている』他)

②一攫千金狙いのストーリー最後に金を手に入れられなくてもハッピーエンド

犯罪アクション最後主人公が撃ち殺されても、物語舞台(と視聴者の住む)世界には希望を感じられる(『グラン・トリノ』他)

多くは個(主人公)対個のコミュニケーションだが、個(主人公)対社会コミュニケーションのこともある(『素晴らしき哉、人生』)

詳しいことはよくわからないが自己肯定感関係あるかもしれない。

2022-05-17

ゆっくり茶番劇一般人法律について知識を深めるというリスク

「何かを学び、知見を深めるのは良い事である」というのは勘違いだ。

端的に言って、一般人著作権に詳しくなるというのは世の中にとって良い状態ではない。

というかマイナスなんだよね。ミクロの話ではなくマクロの話な。

まあ、まず正しい情報の選別ってのが一般人には出来ない。

もう聞き飽きただろうがエコーチェンバーな。

人間自分に都合のいい情報だけを集める。これはもうどうあっても逆らえない。

一般人は例えば弁護士Aと弁護士Bが「この場合はこうです」と言って、その内容が食い違っていた場合、必ず自分にとって都合のいい意見採用する。

そもそもが、正しい法律知識を学べない。

実はこれは良い状態なんだ。

一番良い状態=「なんとなく犯罪っぽいことは知識がないのでやらない状態」なんだよね。

実は法律って結構ガバガバというか、あえて恣意的運用が出来るように、良く言うならば自由度が高く柔軟に作ってあるのよ。

構造上、ファジーな部分がある。だから結構網目をすり抜けようと思えばすり抜けられるんだよね。

で、ぶっちゃけ法律知識ってのは要は「ここまでは罪になりません」ってことを知ることになるわけよ。

これってつまり治安が低下するんだよね。

著作権ってのはかなり、この悪影響を受けている分野だと言われている。まあ、大体同人誌周りのせいなんだが。(その手の法律勉強してる人達は「実態法律が噛み合ってねえ~」って一度は頭を悩ませたことだろ)

スピード違反だって厳密には違法行為だけど、ぶっちゃけほとんどの人は守ってないわけじゃん。

それって知識のせいなんだよね。「この程度なら捕まらない」「あの辺はネズミ捕りがあるから避ければいい」とかね。

仮にそういう知識が全くなければ、多分世の中からスピード違反は随分減ると思うよ。

世の中に知識が広まれば広まるほど、モラルは低下する。

何で日本暴動が起きないんだと思う?それは実は「暴動ノウハウがない」からなんだよ。決して民度が高いからじゃない。「この程度の犯罪をどの場所でどの程度の人数でやれば捕まりにくいな」っていう経験値が足りないだけ。

逆に、同人誌とかは、かなりノウハウあるのわかるっしょ?「この程度のことをここで公開する分には捕まらねえよ、まず」って知識がやたらと共有されている。

からある種のグレーな状況が維持できてるわけだ。

で、冒頭の話に戻るんだけれど。

ゆっくり茶番劇の件って、要するに『商標登録ってこんな簡単に人の褌で相撲取れるんや!』ってみんなで拡散しあってるんだよね。

ニュース番組空き巣の手口や車泥棒の手口を事細かに解説すんなよ、とかそういうレベルの話なんだ。

「こうこうこういう理由で、ゆっくり茶番劇の件、あいつは違法行為をしている!」って、裏を返すと「その部分以外は違法じゃない」ってみんなで採点をしているに等しいんだよね。

何が怖いって、今回の件で一番得してるのって多分当事者以外の商標ゴロ(新規)なんだよ。だってすげえ人数で今回の商業登録案件クロスレビューをしてくれてんだもん。ほとぼり冷めたらその知識経験もっとあくどいことができるわけじゃん。

集合知って素晴らしいねホントに。(本当のゴロはもう理論武装してるから法改正だのされそうなことすんなよ馬鹿、と思ってるけどね)

ぶっちゃけ、世の中の人法律について学ばない方がいいよ。

実は、悪い事だけど捕まらないだとか、捕まっても大したことないとか、そういう例っていっぱいあるんだよね。だからヤクザとか半グレの上の方はちゃん法律を学んでるわけよ。

学ぶとね、「これって悪い事だったんだ!やめよう!」なんてことにはならないよ。

「ああなんだ、これってやっても大丈夫なんだ」って事の方が多いから。法律って。一般人がみんな法律専門家になってみろ。大変なことになる。「大衆無知こそがモラルを守ってたんだ」とアメリカの某弁護士ドラマでも言ってただろ。

みんなが、自分にどういう権利が与えられているかなんて理解すると、必ず運用でめんどくさいことになるんだ。

で、そのめんどくささはサービス受け手であるみんなに逆に降りかかってくるよ。絶対。単純にコストが増大するからね。

からみんな、今すぐ法律を学ぶのをやめよう。全体のことを考えると、マジで迷惑

今回の件は手遅れだけどね。

2022-05-16

ルッキズム忌避アイドルという存在の盛大な矛盾

アイドルは明らかに容姿の魅力を全面に出し、受け手側もそれを当然のものとして享受している

見た目が良くないと舞台に上がることすらできない、これはルッキズムのものじゃないだろうか

ルッキズム忌避アイドルは、どういう理屈で両立できるのだろうか

2022-05-10

質問攻撃しすぎてるだけだろ

これ

あなた質問に娘や妻がイラッとして反撃してくる理由【娘のトリセツ】1

https://serai.jp/living/1070315

 

マジでからある糞みたいな「お父さん攻撃

もうやめろよ時代じゃねーんだよ

そもそも、そういう「質問攻撃する」というのを一番やってるのは母親だろ?

まあこの記事はクソなんだけど、質問攻撃するなよというのは俺も大昔から思っていた

 

例:

A「なんで今日遅刻したの?」

B「すいません!!もうしません!!」

A「いや、怒ってないよ、単純に理由を聞いてるんだけど」

 

こういうのよくある

原因は

1.日本語において、質問というのが責めているのか聞いているのか判断できない

2.過去質問形式で責めた経験がある

3.過去質問形式で責められた経験がある

 

2に気を付けても3があるから回避不能

 

これ受け手には判断が難しいんだよ

から質問は極力回避するか、文脈限定しろというのはよく思う

よく親が怒るときにやってるやつも

「何で◯◯するの?」じゃなくて「◯◯するのはやめなさい」でいい

質問する時は

「何でこんな遅くなったの?」だけじゃなくて「何でこんな遅くなったの?心配したよ」

みたいに、怒ってるか怒ってないかを明確にするべき

 

てか、こういうのマジで女の方が文脈わからん発言しがちだと思うけどね

特に母親子供にやりすぎ

まあ父親先生もやってるけど

「何でそういうことするの?」

「いつになったら◯◯するの?」

「そういうことして楽しいか?」

「親のこと何だと思ってるんだ?」

「今ふざけていい時間か?」

 

まあわかるよ、否定形の方が人間言葉として出て来やすいか

「もう辞めるか?」

「いいえ!」

だってお前本気じゃないだろ?」

「本気です!」

「帰りたいんじゃないのか?」

「いいえ!!」

「じゃあ真面目にやれ」

はい!」

みたいな

人間って否定するときのほうがエネルギー出るからそれを利用して叱りたいんだというテクニックだというのはわかるんだけどさ

俺はよくこういうの「ひねくれ表現」って呼ぶんだけど

まりやると思考回路がひねくれるから控えたほうがいい

質問されたら怒られてるんだっていう思考回路にもなるし

言葉の裏の裏ばっかり考えるキモい人間になるぞ

たまにブコメでもひねくれたこと言いそうになったとき反省するようにしてる

2022-05-02

anond:20220502131437

うそ

情報の正誤って自分で調べないと判らないのに、創作に含まれ情報の正誤を、調べもしないでそれを見極めて学習してしま

間違った内容を学習したら生兵法どころじゃないので、そういうことのないように自分で調べるクセをつけるとしても、調べるのって結構な労力だったりする

じゃあ、その誰かの指摘の正誤をどうやって見極めるんだという問題は勿論あるけれど

追記

うそう、じゃねーや

創作者側の省力化じゃなくて、受け手、つまり読者側の省力化

2022-04-30

anond:20220430122728

正直、理系からみると文系ってジェネラリストで人当たりのよいコミュ充として社会潤滑油になってくれてないとおかしいよなとは思うんだ

ただ、それ、男性文系勉強して女性高卒に追いつくんだよな

いわゆる感情労働ってやつ

文系男性高卒女性はおそらく技術力よりも目に見えにくいせいで感情労働スキルを買いたたかれてるんだろうけど、

定量化してとらえられずぼんやりと「自分にも才能があればな」と思うだけだし、ひどいと体を売ればコミュ充になれるとおもってそう

証拠島耕作

じゃあもう生ポ受けて子供をまともな人間(含:理系)に育てるという最大の感情労働に専念すりゃいいのにな

理系から理系は生まれるが文系から理系は生まれない

なぜなら理系素養子供にあっても感情労働しか労働を知らない文系親は子供適応性を早いうちに英語スクールとかで使いつぶそうとするから

から日本は終わってるんだよなぁ

 

文系信者としてのスキル新聞記者くらいの事実レポート力がみがかれてればものになるんだろうけど新聞自体オワコンだし

若い子は受け手としての感情労働適性ばかりみがいているしね

知性終わってる

2022-04-26

anond:20220426165445

受け手問題だろ、プリキュア性的に見るやつもアンパンマン性的に見るやつもいるが、それを意図して作られているものじゃないだろ。

もう一度サーキット周回して冷静になって考えろ。

2022-04-24

anond:20220424174042

描く側じゃなく受け手側の問題にしたら全ての表現物が消滅しますが、なぜそれで漫画だけ指摘出来ると思ってるんですか

そう言うガバラインやめてって書いたのに

2022-04-21

anond:20220418205553

有名税貰ってるから愚痴奥さんにでも言っておけ

Twitterはやめろ


これが余計。大阪人の「明るい夜ばかりじゃない」「若いもん集めたらどうなるかな」

みたいに受け手は恐怖を感じる。

上にあがって、また一階に降りてきたエレベーターに僕がまだ乗ってたらどんな顔したんやろなぁ。

anond:20220421150708

女性側読者でそうなった人が多数ならまだわかるけどそんな人本当にいるの?

受け手自由を都合よく無視してるようにしか見えんが

anond:20220421092740

送り手の意図を全ての受け手100%伝えられる広告屋いたらすげーよ

2022-04-17

anond:20220417134637

本来青年向けにゾーニングされてる漫画広告全国紙に載る場合、それが公共の福祉に全く反さないと考える理由は何?その根拠は?

あとbotみたいなノイズに絡まれるのも受け手の俺は面倒くさいので本人だとわかるようにブログでやってくれ

anond:20220417134429

受け手自由があるのに性犯罪を誘発する可能性を言及してはいけない理由はなぜ?

主張の正当性が無いって話をしてるのに

言及してはいけないって言われてる」ってすり替えてるよね。

自分説明できない指摘くらうと相手の言ってないことに反論しだすね君

anond:20220417134429

受け手自由」は無制限ではありません。

ある表現犯罪助長すると主張するなら、きちんと根拠を示せというだけです。

anond:20220417124350

ですからその根拠は、この表現有害に違いないと主張するあなたが示すべきものです。理由もすでに述べました。

何度同じことを言わせるんですか笑

広告を打つ側は、受け手不安すべてに配慮する義務などありません。

anond:20220417113927

・作者の他の作品関係ない。本広告社会に与える影響の話ですよね?

・本作品は視姦そのものではないし、「痴漢エスカレートする可能性」はそう主張する側が証明して下さい(再掲)

・もし広告だけで判断するのであれば、広告の絵柄は本編と違って性的強調もかなり抑えられたものなので、より社会への影響は少ないと思いますね(繰り返しますが、広告の方についてもどこにも痴漢助長する要素はありません)。

というか、他人作品広告一枚をつかまえて社会に悪影響だまで言い張るのですから、その作品の内容をある程度理解するくらいは当然やるべきだと思いますけどね。

また広告である以上、広告を見て購入する層がいます。実際に作品を読んだ層への影響は広告を見ただけの層とは桁違いでしょう。

広告の上っ面だけ見て妄想かますとか、まともな大人のやることじゃないですよ。

作品が何の問題もないと主張しているのではなく、より解像度を上げた丁寧な議論をするべきだと言っているのです。

受け手がそれぞれの主観を述べるのは自由ですよ。

表現の自由が何であるかもう一度確認して貰いたいのですが、「これは社会的に有害」のような主張で他人表現の自由制限したいのなら、客観的事実に基づかなければならないのは当然です。

あなた有害だ、人権侵害だと指差している先にもまた、表現の自由という権利を持った主体がいるんですよ?

anond:20220417112624

濃淡で議論するならあの作者は視姦系同人書いてるくらいには視姦好きであの漫画には間違いなくその要素がある。視姦から痴漢エスカレートする可能性は十分にあるでしょ。大体広告なんだから広告だけで判断して何が悪いのか?痴漢犯罪者があの作品を読み込むという根拠は何?

なぜ表現の自由を言うくせに受け手自由無視するのか

2022-04-13

さよなら絵梨の論点を整理したい

追記:整理と言いながら大分とっちらかってしまったので要約。

・少なくとも、スマホ主観視点になっていないシーンは編集済み=虚構。ほかのシーンについては解釈余地あり

・どこが虚構でどこが現実かについては作者にとって重要ではない。重要なのは読者が気持ちよく思い出を残すこと。

・爆発オチや、思いつきそうな感想を先回りして潰して大量に予防線を張ることで、まじめに言及したら負けのような状態を作っている。多少の言い訳なら鼻につくところだが、やりすぎることによって逆に面白くなっている。

■本作は五重構造になっている

母親最期を看取る主人公

②を映画にして上映したが、盛大に失敗。謎の女と共にリベンジ映画作る主人公

③の出来事を振り返る中年主人公

④に爆破オチを追加した主人公

⑤という映画体裁にしたマンガ

あとは無数の映画オマージュそれから作者の過去作や実体験も重なってくる。

■どこまでが虚構でどこから現実か?

身もふたもないことを言ってしまえばすべて虚構。なぜなら最後の爆破オチ現実ではありえないから。また、マンガなんだから全部虚構だろともいえる。ただ、それだと何も言っていないのと同じなので、作中世界で起こった事実を基に編集によって脚色されている、と捉える。じゃあどこが事実でどこが脚色なのか?これは作中でわかりやす表現されている、主観/俯瞰視点と、手ブレ表現を手掛かりにする。この二つを抑えておけば切り分けできる。

■①

最初主観視点スマホ撮影している。全体を通してだが、移動シーンやシーンの切り替えの際は、いちいち手ブレ表現を入れている。このへんはいわゆるドキュメンタリー映画王道表現なだがマンガでこれをやって読者に伝わるのか?

18P、主観視点になっていない=スマホで撮っていないので編集シーン。ここテストに出ます

P19、雑な爆発シーンは後付けであることが容易にわかるのだが、P18の構図には映像を取っているはずの主人公が映っている→誰が撮影している?→後撮り。さらに、P123において優太は車から出ていないことが示されており、そうするとP16からすでに父親が演技していることまで疑えてしまう。

■②

P21の俯瞰視点、これは何をどうやっても後撮りでないと撮影できない。P23も怪しい。P27はスマホ隠し撮りしているとすれば後撮りでなくても可能。そして最初作品批評がここ。読者の思ったことをわざわざ言語化してくれているのが、逆にこの作品の非常に批評しづらいところ(どういう感想をつぶやこうとしても、作品内で先取りされてしまう)、そのまま引用

★"母親の死を冒とく"”あん映像流して母親申し訳ないと思わないのか”そして極めつけの"ラストなんで爆発させた?"

続いて自殺シーン。P32のメメントモリ、は死を思え、という慣用句だが映画文脈では映画メメントを思い出させる。いっそメメントみたいに時系列シャッフルすればよかったのに、と思うところだが、実は時系列編集によって巧みにシャッフルされているという捉え方もできる。実際にリアルタイムスマホで撮った映像と、後撮りした映像シームレスに混ざっているが、普通にマンガを読んだだけでは気づかないようになっている。もちろん全部後撮りの可能性もあるが、それだと考察のしようがないので手ブレしてるところは本物と考える。

P39、作中で言及されている通り本来眼鏡かけてて矯正もしているので、A.めちゃくちゃ頑張って撮りためた映像ソフト編集した、B.わざわざ撮影のために演技して撮り直した、C.完全なる創作かの三択となる。中学生技術力を考えるとBかC。

P45、プロジェクターの真ん前にカメラを置いているから、完全に後撮り。ちなみにここで映っているのは映画ファイトクラブファイトクラブは、本作のどこまでが現実空想かわからないというネタ元の一つになっている。話がそれるが、ファイトクラブといえば選挙演説で有名な外山恒一批評が異様に完成度が高く、未視聴でも必読。ほかにメタ構造ネタでヒットしたカメラを止めるな!も思い浮かぶ。あとニューシネマパラダイスとか、そもそも本作のタイトルとページ数の元ネタであるぼくのエリ 200歳の少女など、挙げればきりがないと思うし俺なんかより作者の方が100倍くらい映画をみてそうなんでネタ元を挙げ切るのは不可能だが、個人的にはこのへんの映画を思い出した。

★P52、作品批評"どこまでが事実でどこまでが創作かわからない"。

P63、二人はしばらくずっと映画見ているが、ここもプロジェクター視点になってる。ちなみに、このひたすら映画を見て感想言う特訓だが、これは作者自身過去編集と似たようなやりとりしてたことを過去インタビューで語っていた。

★P79にて、これも一応作品批評になるのか、一見意味不明な爆発シーンを入れた動機主人公の口から言語化されている。

★P82で、作品テーマである"ファンタジーひとつまみ"=吸血鬼と爆発要素。

P84で、①のネタばらし。実は母親の嫌なところは編集でバッサリカットされていることが判明し、作中描写編集ウソが混ざっていることが明示される。

★P86にて自己分析という体で、①を批評している。"主人公の抱えている問題は…多分…映画バカにされた事じゃなくて…母親の死を撮らなかったこと"そして、吸血鬼死ぬシーンの説明

P87で絵梨が意味深沈黙しているシーン、ここで彼女の死期が近いことが偶然にも主人公提案したプロットと被ってしまい、その動揺を表すために意図的に同じコマが挿入されている。動揺しているからこそ表情が動かないというのは逆説的だが、P85の喜怒哀楽表現との対比により、余計に目立つ。P85~86過去回想シーンのため、編集

P90~P93もそう。意図的沈黙を配置することで画面に緊張感を作っている。さっきの彼女沈黙と比べるとわかりやすい。こういう間を作る表現は、週刊連載のページ数に囚われないからこそやりやす表現で、電子掲載特性が生かされていて良い。

★P93~の父親の名演技。これも作品批評になっている。"自分面白いと思って作った作品馬鹿にされオモチャにされたらまともじゃいられないんだ"。

前のルックバックに対する批判を思い出す。ちなみに作者の自伝的要素としては思い当たるふしがもうひとつあって、チェーンソーマンの前作ファイアパンチでも作中のある印象的なコマが切り取られて海外(主に4chanの/a/)でネットミームというおもちゃになっている。"kino meme"で検索したらたくさん出てくる。

P97、この父親の怒りすらも演技という体。父親作品批評をそのまま言わせてしまうのとわかりやすすぎだが、あえてそれを"演技ですよ、本当はそんなこと思っていませんよ"と自虐的ネタにしてアピールすることで、ネタマジレスを防ぐと同時に、この作品テーマの一つである虚構現実の境目がわからない状態を作り出していて一石二鳥となっている。

★P99、ここで批評をもう一発かましてくる。"創作って受け手が抱えている問題に踏み込んで笑わせたり泣かせたりするモンでしょ?作り手も傷つかないとフェアじゃないよね"

ここは非常に巧妙で、さっきの作品批評がわざとらしい感じだが対比してこっちは本音を語っているように見える。傷つきはするけどしょうがないよね、そしてなにより、創作ってのは受け手も傷ついてなんぼのもんだろ、という主張を相当オブラートに包んで発言している。

P100、"今のセリフいいでしょ?"とこの本音を語っているように見せた発言すらメタってしまう。これすら本音ではないと言っており、さすがに照れ隠しじゃねーのと思うが予防線になっている。

P108。最初出会い病院なわけで、何らかの病気であることは元々暗示されていたが、ここで絵梨が倒れこみ、病気存在が劇的な形で示される。手ブレにより躍動感が表現されていて気持ちがよいがこれ伝わるのか?(2度目)。

P109、病院では一切手ブレがなく動と静の対比。P117、①のような素人臭い動きの画面が続き、主人公の動揺する心理が表れている。この漫画ほぼモノローグがない代わりに、マンガなのにもかかわらずこういうカメラワークでの映画表現をうまく使って心情を表現していて、作者はやはり天才か?となる。

P122、お母さんの性格の悪さが開示され、①はかなり編集が入っていたと判明する。ただし、嘘だったとしても、思い出を美化するのはいいことだと主張している。

★P130、作品批評。"優太はどんな風に思い出すか、自分で決める力があるんだよ それって実は凄い事なんだ みんながどういう風に絵梨ちゃんを思い出すのか 絵梨ちゃんは優太に決めてほしかったんじゃないかな……"

ここは今までと違って、一切茶化していない。編集により現実が捻じ曲げられる恐ろしさというネガティブな側面を前もって提示しておきながら、でも思い出を美化するのもいいよね、と肯定する流れ。否定的にしたいなら順序を逆にすればいいだけなので、これは割と「作者がほんとうに伝えたかった事」としてとらえていいんじゃないかな?と思う。

P131、編集シーンが入ることで、②もまた生の現実ではなく、美化された思い出、編集された虚構ということが暗示される。

P133廃墟主観視点でないので、後撮り。

■③

P151にて場面転換。

P155、本来の絵梨は矯正している、眼鏡をかけていることが明らかになり、②のネタばらし。P130~132に対するわかりやすい答え合わせになっている。

P164、ここから主人公モノローグ。終盤の展開がモノローグではしょられるの、低予算あるあるで笑える。本筋じゃないし時間内の200Pに収まらいかカットされたのかもしれない。そうなると、ディレクターズカット版の単行本では未公開映像流れるのかな?

P167、低予算映画あるあるの、父親役と本人役が一人二役なんじゃないのかという考察を見たが、見た目違うとはいえ割とありそう。

■④

P177、ここにきて見開きばーん。P151以来のタメがあるのでとても気持ちが良い。①~④の間の場面転換すべてに共通して、見開きが挿入されたタイミングで、作中作現実メタ構造が切り替わる仕組みになっている。そして、さんざん言ったように主観視点になっていないので、これはすべて後撮り。よって吸血鬼実在しない。Q.E.D. あとこれ面白いのが、絵梨がメガネしてないし矯正もしてないところ。この吸血鬼映画の美化された絵梨を真似しているため、見た目も現実ではなく映画準拠になっている。

★P180、"そうかっ 夢か…… それか僕のイカれた幻覚で…"とわざわざ口に出して言う。

映画タイトルだけ羅列してもわかりにくいので、夢か現実かわからない状況を読者向けに解説する。あとシックスセンス定番ネタバレなんでしょうがないけど笑うわこんなん。

★P181、作品批評。"恋人が死んで終わる映画って在り来りだから後半に飛躍がほしいかな… ファンタジーひとつまみ足りないんじゃない?"

恋人が死んで終わる映画って在り来りだよねーという批判が飛んでくることがわかっていて予防線を張っており、後半の飛躍をまさに今行っている最中なので、言うまでもなく非常にメタい。

★P191、最期作品批評、"見る度に貴方に会える… 私が何度貴方を忘れても 何度でもまた思い出す それって素敵な事じゃない?"

作中の元になった出来事が忘れられても、作者が死んだとしても、作品が残れば思い出は受け継がれていく。たとえそれが美化され、脚色され、編集されたものだったとしても。つまり映画の内容がどこまで虚構でどこまで現実かはどうでもよく、受け取る観客がいい思い出を残してもらうことが大事、という壮大なちゃぶ台返し最後の爆破オチで壮大に茶化されているとしても、作者の伝えたい主張にウソはないだろう。

P199、ここは皆さん一番好きな映画の爆発を思い浮かべながら。予防線をあまりにも張り巡らしているせいで作品予防線の塊になっており、最後に爆発オチを持ってきてすべては創作だと主張することで、主客転倒が完成。終幕。

すべては爆発のための前振りととらえることもできなくはないが、ルックバックで思ってもなかった方向からダメージ食らったので、思いつく限りの主張を先回りしてそれ自体作品にしてやろうというところなのではないか脚本作る労力を考えると本当に頭が下がる。

2022-04-08

死んだ情報にばかり触れていると死ぬ

何が死ぬのかは言語化できないけれど、確実に何かが死んでいく。

ただし、死んだ情報というカテゴリが何を指すのかはわからない。具体的に提示できない。

そもそも死んだ情報とは、あるひとつ情報に対する受け手側の判断なのだ

それこそある人にとっては死んだ情報であっても、他の誰かにとっては生きた情報であることも考えられる。

でもまあ、死んだ情報ばかりに触れていると死ぬことは確かだ。

精神感情思考好奇心が、どんどん死滅して、自我の行き場が失われてしまう。

情報に触れた瞬間に死なせてしまうか、生き長らえさせるのか。

情報とは、そもそも本質的に生きているのか死んでいるのか。

あるいは、生きる情報なのか死ぬ情報なのか。

anond:20220407102502

40〜30代は「キモい」って言葉受け手の印象が強いんだよ。

キモいが世に出たてきた時の侮蔑的な印象が強いからかな。

若い子は友達同士でキモ〜とか言ってもそんな差別的意味合いじゃないよ。

関西人はアホは平気だけどバカは許せない。みたいな感じ方の違いよ。

2022-04-07

anond:20220407095740

人間には他人の指示をそのまま受け取るのは癪だという感情があるので

たか受け手自分で選んだ様に誘導させる事が出来れば強いよ。プロ営業宗教家になれる

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