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はてなキーワード: 懸念とは

2018-10-17

anond:20181017080616

団塊世代が産んでた頃は人口爆発懸念されていて、「子供は2人まで」が推奨されてたんだよ。

所謂標準世帯ってやつね。サラリーマンのパパと専業主婦ママの間に子供が2人、が理想扱い。

それに合わせず子供が3人以上いる家庭は「家族計画が出来ないDQN」扱いされた。

沖縄出生率が高いのも、日本がこういう政策国策として行っていた時代米軍統治されていたか

政策沖縄に行き届かなかっただけ。

2018-10-15

税理士軽減税率の話をするよ

実施まで1年を切ったことで、最近にわか軽減税率ニュースを目にするようになってきました。いま話題になっているような規定はずいぶん前から決まっていたことではありましたが、これまで政府マスコミから広報は十分でなく、広く国民が知る機会は少なかったといえるでしょう。

軽減税率制度の内容を突き詰めていくと、みなさんの直感どおり「めんどくさい」。われわれ税理士もこんな制度はめんどくさい、やめてくれと思っています税務署職員さんもめんどくさいと思ってます、言わないけど。

この面倒臭さの中身について、書いてみようと思います

対象の紛らわしさ

軽減税率は「食品」に適用されます新聞の話はおいておきましょう)。スーパーに並んでいるものほとんどが軽減対象ではありますが、紛らわしいものも含まれています。例えば次のようなもの

食品(8%)食品でない(10%)
料理酢料理酒
ノンアルコールビールビール
みりん調味料みりん
オロナミンCリポビタンD
龍角散のど飴龍角散
食品添加物としてのクエン酸掃除用のクエン酸


納得感のなさ

全く同じ物なのに提供の仕方で軽減か標準か分かれてしまものがあります。例えば次のようなもの

軽減8%標準10%
テイクアウト」で会計したハンバーガー「イートイン」で会計したハンバーガー
ファミレスレジで買う食玩おこさまランチについてくる食玩
屋台で買って近くの公園で食べるおでん屋台カウンターで食べるおでん
シネコンで買うコーラポップコーンカラオケボックスで注文するコーラポップコーン
自動販売機で買う烏龍茶居酒屋提供される烏龍茶
農園おみやげコーナーの果物果物狩りで狩る果物
食品通販カタログギフト
宅配した商品の「とりわけ」宅配した商品の「もりつけ」

中身は全く同じものなのです。なのに「食品提供というサービス」として購入すると標準税率になってしまうのです。このような区分に納得感があるでしょうか。

カナダのように「ドーナツ5個以下は軽減税率」「ドーナツ6個以上は標準税率」、などとなっていないだけマシでしょうか…?

制度不安定

この制度の危ういところは、軽減税率適用される分野が今後も追加される可能性があることと、税率が二段階のままであるという保証はどこにもないことです。たとえばいま出版業界軽減税率適用に手を上げています。他にも生活必需品範囲に入る業界電気やガス、交通など-が軽減税率適用を目指さないとも限りません。そして、適用される税率が8%とも限らないのです。これは8%、こっちは9%、標準は10%などと。分野が増えたり税率が多段階になれば、今以上の混乱は必至です。

(ちなみに、非課税取引医療費住宅家賃や利息など-を考えれば、今の段階ですでに二段階税率なのです)

ロビー活動材料

軽減税率適用は、業界政治家が何らかのバーター取引をするインセンティブになりえます消費税は広く国民負担する税金である以上、すべからく簡潔な制度にすべきですが、軽減税率に絡むロビー活動はこの原則をないがしろにする懸念があります

新聞社が良い例でしょう。自身への軽減税率適用と引き換えに、消費税率引上げや軽減税率導入にダンマリを決め込んだのには呆れた方も多いはずです。施行まで一年を切った今になってようやくぽちぽち記事になり始めましたが、それも些事にとどまり事務負担ヨーロッパなどでの失敗例については全く触れられていません。軽減税率バーターに、マスコミ本来役割である批判を忘れてしまったようです。

事業者負担の増加

消費者とは直接関わりありませんが、会社内部で経理をする方の事務負担は増えます会社の「売り」も「買い」も、軽減と標準に区分しなければならないからです。そのために販売管理POS仕入財務ソフトの入替えをする必要もあるでしょう。

SEとしてご苦労されている方もたくさんいるはずです。ソフトウェアや券売機の改修では混乱が生じているだに耳にします。

我々税理士負担が増えます。一取引ごとに軽減か否かをチェックせねばなりません。税務署調査官も同じです。

レジなどの販売現場も大変です。軽減か否かの区分理解するのはもちろんですが、それ以上にクレームめいた客も懸念されます。「残した分は持ち帰るから軽減税率しろ」「軽減が適用できる容器に入れろ」。そんな対応レジパートの方にやらせるのでしょうか。

さいごに

軽減税率の先例であるヨーロッパでは、軽減税率は非常に使い勝手の悪い、その割に効果の薄い制度であると聞きます。それが本当ならば、同じ轍は踏むべきではありません。(これサマータイムでもやりましたよね)

長文になりましたが、いかがでしょうか。軽減税率に皆さんが感じている「めんどくさい」が深掘りされ「ほんとやめてくれ」と思っていただければ幸甚です。

まあ、来年施行日までには公明党さんと新聞各社さんが、国民の納得がいくような説明をしてくれるのでしょう。それが導入を推進した者と批判しなかった者の責任かと思料します。

2018-10-13

韓国人旭日旗を敵視しするようになった経緯

韓国の観艦式で旭日旗問題となったが、朝鮮日報はてなのscopedog氏などが日本右傾化のせいで旭日旗問題視するようになったと書いているが、本当かどうか調べてみた。

朝鮮日報

なぜ今になって韓国旭日旗に怒っているのか

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/10/06/2018100600425_3.html

誰かの妄想はてなブログ版(scopedog)

旭日旗に誇りを感じる人たちはあの時何をしていたのだろう?

http://scopedog.hatenablog.com/entry/2018/10/07/000000

抜粋

反日教育により1950年代から旭日旗に悪印象を持つ人が韓国で増える。>1990年代~竹島問題が勃発>2004年~韓国サポーターサッカー反日パフォーマンス2007年ネット上で芸能人旭日旗デザイン使用批判される。>2011年サッカー日韓戦奇誠庸猿真似パフォーマンス旭日旗が有ったとデマ)。旭日旗への反感がメディアで広まる。>2012年ロンドン五輪朴鍾佑日本ユニフォームデザイン批判戦犯旗の用語発明される。>2013年しばき隊関係者S氏が日韓戦旭日旗を振る。旭日旗への批判が一気に過熱する。>2016年少女時代メンバー旭日旗デザイン使用大炎上となる。

1.2016年まで自衛隊旭日旗使用問題になっていなかった。

今回(2018年)旭日旗使用することが問題となり、韓国の観艦式への参加を自衛隊は見送ったが、1996~2009年までの間には旭日旗使用問題視されていなかった。以下が来歴である

1996年 51年ぶりに親善訪問 釜山入港 <市民団体の抗議は有ったが旭日旗使用特別問題視されず。

2002年 海上自衛隊 鎮海軍港に入港

2007年 海上自衛隊 仁川港に入港

2009年 海上自衛隊 東海港に入港

2016年 海上自衛隊 鎮海軍港に入港 <ここで初めて旭日旗使用が大きく批判されるようになる

2018年 海上自衛隊 韓国済州港への入港を拒否

まり2009年から2016年の間に旭日旗への反感が強くなっていった事がわかる。

2.切っ掛けは竹島問題サッカー日韓戦での反日パフォーマンス

そこでGoogleトレンドを使い旭日旗(욱일기)の人気度を調べてみた。

https://trends.google.com/trends/explore?date=all&geo=KR&q=%EC%9A%B1%EC%9D%BC%EA%B8%B0

まず、注目したのは2004年ピークだ。

何が起きたか調べてみると、韓国独島切手を発売する騒ぎが有った事がわかった。

しかし、なぜ旭日旗検索されたかは分からなかった。おそらく2月28日日本がUPU(万国郵便連合)に竹島の件を抗議したことが切っ掛けで旭日旗検索されたと思われる。

そして、その影響で2004年度頃から韓国人の反日パフォーマンスサッカー日韓戦で行うわれるようになった。

安重根」、「倭奴征伐」、「独島韓国の島」などの横断幕が使われたが、日本サッカー協会は強い抗議を行わず、その後の日韓戦反日パフォーマンスは恒例となる。

2006~2010年の間はトレンドには現れないが、2007年BIG BANGメンバー旭日デザインジャンパー批判されるなど、芸能人海外ゲームでの旭日デザイン使用が度々ネット批判を浴びるようになっていった。

現在へと続く旭日旗批判へのキッカケとなった事件2011年に起こった。

サッカー日韓戦で起きたキ・ソンヨン猿真似パフォーマンスである

キ・ソンヨン日本サポーター旭日旗を掲げたから仕返しに猿真似をしたと釈明したが、しかしそれはただの言い訳であった。

韓国テレビ局旭日旗映像を映したがのちに捏造と判明、日韓戦旭日旗が使われた証拠発見されなかった。

後にキ・ソンヨンスコットランドに対した人種差別への抗議パフォーマンスだったと発言を覆した。

キ・ソンヨンの嘘の発言後、旭日旗に対する反感はメディアによって一般に広まっていった。

同年12月には韓国南極に関するテレビ番組が作られる。そこに映った昭和基地旭日旗に抗議が殺到する。

翌年の2012年8月10日にはロンドン五輪サッカー選手朴鍾佑が「独島はわれわれの領土」とパフォーマンスして問題化。

オリンピック憲章違反だったので罰則を受けるが、朴は「独島パフォーマンス批判するなら日本代表の新体操ユニフォームアジア人への差別」と反論

実際は新体操ではなく体操ユニフォーム旭日旗イメージさせるものだったが、韓国国内で旭日旗への反感がさら高まる

そして、08月12日 NAVER知識iN(韓国版人力はてな)に「戦犯旗」の用語が初めて登録される。(NAVER掲示板において戦犯旗の用語発明された)

その後韓国メディアによって戦犯旗の呼称が広まり11月にはVANK(韓国政府が予算支援する民間団体)が旭日旗に対する抗議活動国連前で行う。

전범기(戦犯旗)

https://trends.google.com/trends/explore?date=2010-01-01%202018-10-12&geo=KR&q=%EC%A0%84%EB%B2%94%EA%B8%B0

2012年8月から一気に増加する

3. 政治家問題視するようになった切っ掛けはしばき隊関係者

そして翌2013年さらなる物議を醸したのは、サッカー日韓戦での日本サポーターS氏による旭日旗使用案件である

それまでの日韓戦では韓国配慮して旭日旗使用自粛していたが、日本サポーター旭日旗を掲げた応援を強行する。

このことから反日感情が高まり旭日旗使用国会議論に上るまで大きくなった。

同年9月韓国国会旭日旗禁止法が発議される。結局この法案外交問題化を懸念し廃棄となる。

この日本サポーターのS氏はネトウヨ在特会人間だったかと言うとそうではなく、彼は嫌韓デモカウンター側、レイシストしばき隊としてでデモに参加していた人物だ。

アエラ https://dot.asahi.com/aera/2013100800001.html?page=1

なので、朝鮮日報やscopedog氏の言うように日本韓国差別団体使用たか旭日旗イメージが悪くなったのではなく、しばき隊関係人間日韓戦旭日旗使用したこと旭日旗問題をここまで大きくした原因である

その後、2014年サッカーブラジルW杯日本ユニホームから旭日旗デザインを外せと韓国が抗議、2016年アイドルグループ少女時代メンバー旭日旗デザイン画像SNS投稿した際にはこれまでにないほど炎上した。

そして2016年自衛隊が鎮海軍港に入港した際に、初めて自衛隊旭日旗使用韓国国内で問題となり、

2018年韓国の国際観艦式で旭日旗自粛要請される事態になった。

4.簡単なまとめ

竹島問題から反日感情過熱サッカー日韓戦反日パフォーマンスが恒例になる。当時旭日旗への反感はネット上で親北派のサヨクが多少批判する程度だった。

2011年アジアカップ、2012ロンドン五輪韓国サッカー選手が反日パフォーマンスを行い罰則を受ける。その際言い訳として旭日旗が使われ、旭日旗への反感がメディア一般人に広まる。そして、「戦犯旗」の造語が生まれた。また、旭日旗問題政治家が取り上げるほど大きな問題にしたのは、scopedog氏が妄想した日本右翼ではなく、しばき隊関係者サッカーサポーター日韓戦旭日旗を掲げたのがきっかけ。

おそらく朝鮮日報やscopedog氏が予想したような日本右翼の影響が見られなかったのは、一般韓国人は日本右翼の動向によりも自国の有名サッカー選手や芸能人の動向をより注目しているからであろう。

5.来歴

1952年 韓国李承晩大統領一方的軍事境界線李承晩ライン)を引く

1953年 島根県竹島漁業再開

1954年 韓国竹島軍事侵略

1965年 日本韓国との国交樹立 日韓漁業協定を締結

1999年 日韓漁業 新協定発効 韓国竹島問題世論が盛り上がる

2004年1月 韓国獨島切手日本の抗議を無視して発売 日本竹島問題認知され始める

2004年7月 サッカーアジアカップ日韓戦安重根倭奴征伐等の横断幕が使われ、その後日韓戦反日パフォーマンスが恒例となる。

2005年3月 島根県議会が竹島の日条例を成立 韓国反日運動が盛り上がる

2007年 BIG BANG 旭日デザインジャンパー批判される、チャン・グンソク日章旗ステッカーで物議

2008年 韓国Red Alert3の旭日旗デザインに抗議。以降様々なゲーム旭日旗デザインに抗議するようになる。

2011年1月 奇誠庸AFCアジアカップ準決勝猿真似パフォーマンス

2011年12月 韓国ドキュメンタリー番組昭和基地旭日旗映像抗議殺到

2012年8月10日 ロンドン五輪朴鍾佑(サッカー)が「独島はわれわれの領土」とパフォーマンス日本代表の新体操ユニフォームアジア人への差別批判

2012年08月12日 NAVER知識iN (韓国版人力はてな)に戦犯旗が初めて登録される。(NAVER掲示板において戦犯旗の用語発明)

2012年8月~ 韓国メディアによって戦犯旗の呼称が広まる。

2012年11 VANK(韓国政府が予算支援する民間団体) 旭日旗への抗議活動国連前で行う。

2013年7月 サッカー日韓戦 日本サポーターS氏、旭日旗日韓戦旭日旗を振る (2010年頃にサッカー日韓戦安重根横断幕を見たからと証言)

2013年9月 旭日旗禁止法が発議。外交問題化を懸念し結局廃棄となる。

2014年6月 サッカーブラジルW杯 日本ユニホームから旭日旗デザインを外せと韓国が抗議

2016年8月 少女時代メンバー旭日旗デザイン使用炎上

2018年8月 フランス革命記念日パレードに参加した陸上自衛隊部隊パリ市内で旭日旗を掲げて行進したこと問題

2018年10月3日 韓国国会旭日旗禁止法案を再発議

2018年10月 海上自衛隊 韓国済州港への入港を拒否

2018-10-12

2.5舞台をありがたがる風潮が心底わからない

先に言っておくと、私は別に声豚という訳ではない。

好きな声優はいるが、だからといって声優出演がメインのイベントに行くわけでもない。

ただ単に好きなキャラの声を当てる確率が高かったりとか、単純にツイートが好きだという程度のものだ。

なぜ、世の中の腐女子2.5次元ミュージカル舞台をありがたがるのだろうか。

私にとってキャラとは、その外見・性格、そしてその口から発せられる声によって成り立つと思っている。

同じ顔、同じセリフでも声を当てる声優が誰かによって、そのキャラはがらっと変わるだろう。

なのになぜ、2.5次元舞台ミュージカルをありがたがるのか。

かにキャラの新たな燃料にはなるかもしれない。知らない関係性を知る事も出来る。

だが、私にとってそれはキャラコスプレをしたものであり、キャラ本体ではない。

顔面2次元3次元に繰り上げるのだ、そこはもう仕方がない。

でも声ってもうどうしようもないだろ。どうしようもなくないのか?

たとえ似た声質だったとしてもそれはキャラの声とは違う。

声ってそんなに重要ではないのか?キャラ構成する重要ものの一つではないのか?

もし、舞台演技自体舞台俳優がやって、声は別撮りで本家本元の声優がやってくれるものならば、私だって喜んで観に行くだろう。

顔面が違うのは、ちょっとリアルに寄りすぎた作画なだけで、動きはぬるぬると迫力あるしそういうものだと納得出来る。

でも、声が違うとまったく別のキャラに見えてしまいそうで恐ろしい。

特に昨今の舞台ラッシュはなんなんだ。濫造されすぎていて、その分クオリティも残念なものが多いと話題になっている。

好きな作品舞台化すると聞いて、果たして自分はそれを観に行った所で違和感を拭えず楽しめないのではないかという懸念ばかりが大きくなる。

元々声のあてられていない作品ならば、きっとこんな事思いもしないでありがたがっていたのだろう。

そう思うとやっぱり自分は声豚の一種なのかもしれない。

これを読んでくれた人に聞きたい。

2.5舞台キャラの声が元の作品と違うの、気にならない?

[]

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/ASL9Z7HP1L9ZUTIL030.html

Ayrtonism 「都によると、荷物を下ろす場所を間違えるトラックが相次ぎ、混乱したことなどが原因とみられるという」からって構造に原因がないことにはならないし「懸念」くらいしたっていいと思うけど>一部ブコメ

ackey1973 まあ、初日だけで評価するマスコミもどうかとは思うが、「都によると」という説明を全部鵜呑みにできるほど東京都を信用しているわけでもない

Cunliffe 対岸の火事として、無責任に楽しませてもらおう/ま、小池はやめといたほうが良かったんじゃないの?

もう勉強会には行かないと思う

(15:30 追記しました)

やるせないのでここに書かせてほしい。

この前初めてIT系勉強会に行った。

いままで勉強会というものに行ったことがなかった。

IT技術者はよく勉強会に行く。同業の知人にどうして行かないの?と聞かれたときに、コミュ障から…と答えたことがあった。

それも理由ひとつだけど、本当は、私が女性で、変な人に絡まれたら嫌だな…と思っていたからだった。

自分で言うのもなんだけど)愛想がよくて優柔不断なせいか、変な人に絡まれることも少なくない。

そして何より、変な人に絡まれとき気持ちを切り替えられず落ち込んでしまタイプなので、あまり不特定多数交流したくなかった。

最近女性限定の勉強会コミュニティ活性化していてとても良い傾向だと思う。

ただ、私が関心のある言語についての女性限定勉強会はなかったので、一念発起してあるコミュニティに顔を出した。

コミュ障だけど交流会にも参加してSNSで繋がって、いい人たちにも会えてモチベーションが上がってすごくよかった。

ただ、そのうちの一人にSNS粘着されてブロックした。残念な気持ちと、あーやっぱりな、と言う気持ちで今に至る。

その人はSNSで他の女性エンジニアにも絡んでいて、たぶんアイドル芸能人リプライする感覚で絡んでいるんだろうと思う。

ほんとうに些細なことかもしれないけど、その些細なことでやっぱりな、もう行かない、という気持ちになってしまって、本当にすごくやるせないのでここに書いている。

顔を出してアイドルのように自分ブランディングしている女性エンジニアもいる。

そういうひとたちがいるのはいいと思う。好きにしたらいいと思う。でも自分にまでそういうお鉢が回ってくるのはごめんだ。本当にうんざりだ。

多分もう勉強会には行かない。行くとしても女性限定の勉強会にすると思う。

女性限定の勉強会を叩く人はこういう輩のこともちゃんと叩いてほしい。

べつにこの日記を読んだ人にどうこうしてほしいとも思わないし、

すごく気を遣ってコミュニティ運営している良心的な人たちも知っているので、あまりこういうマイナスイメージになるようなこと言いたくないんだけど、

同じ思いをした人もいるんだろうな、やるせないなという気持ちでつい書いてしまった。許してほしい。


---


追記

話題話題なので広まってしまったら嫌だな、と思って書いたけど、まさかここまでとは思わなかった。

ここまで広がってしまうともうどうしようもないので、消さずにこのままにしておきますすみません

これは私の極めて個人的感情吐露で、何か解決のためのアクションだとか、男女間や女性エンジニア間で対立を生むことは望んでいないです。

書いたらすっきりしました。読んでいただいてありがとうございます

粘着というほどのことでもないかもしれません、ちょっとしつこく絡まれたくらいの話です。ブロックしてそれで終わりです。

ただ懸念が一発目で顕在化すると思っていなかったので、ちょっとふてくされて書きました。嫌なタイトルつけました。勉強会運営されている方々は、さぞ心を痛めたことだろうと思います。ごめんなさい。

結構厳しいことを言われる気がしていたのだけど、思ったより優しいコメントを頂いて落ち着きました、ありがとうございます

元気が出たらまた勉強会出てほしいというコメントも、ありがとうございます。励みになります

ごくごく個人的な、キズナアイが巻き込まれ騒動のまとめ

キズナアイの件、だんだん疲れてきたので自分見解をまとめることにする。

文章化しておかないと区切りがつかなくて永遠に頭の中グルグルしそうなので。


論点は二つあった。

  1. キズナアイの格好はNHKに出せないくら性的かどうか
  2. ジェンダーロールの再生産になっていないか



1. キズナアイの格好はNHKに出せないくら性的かどうか

1. は個人的には問題ない。というか、フェミニストから批判してはいけない部分だと思ってる。




2. ジェンダーロールの再生産になっていないか

2. が今回の主戦場

年代階級普段二次元表現VR界隈に触れているかによって感覚が違っているようだとは感じた。

批判側の意見としては、男性講師役・女性が生徒役という枠組みが旧来のジェンダーロールを再現しており、女性を萎縮させるとのこと。

世の中が完全に男女平等になっていれば、たった一つの例に目くじら立てないが現実はそうなっていないという意見を見た。


なんとなく納得できそうなところと、でもなーというところとあり、未だに整理できていない。

このくらいのことで、本当に女性は萎縮してしまうのか?と思ってしまうが、それは自分があまり抑圧を受けずに育ってきたからかもしれないし。

公的性格が強い媒体ではポリコレに則って多様性配慮した表現をするべきだ、という理屈はある程度納得できなくはないんだけど、

などなど疑問点や不安な点がいっぱいある。

そもそもそういう表現公的場所から狩ろうとすることは、長い目で見るとポリコレに反する表現絶滅させることに繋がるんじゃないか?という懸念が拭えないわけで。

ポリコレに反するから隠す。存在自体が許せないのではない、悪ではないが場所をわきまえてやれ」

これが、容易に

「隠されるものは悪いもの。悪いものは細々と裏で楽しむべき→悪いものはなくなるべき」

に変わっていくんではないか?大多数の人は「存在自体が悪い訳ではない」と思ってくれるのか?

多様性配慮した表現も大好きだけど、多様性クソ食らえ!な表現も大好きなんだよ。

男性向けも女性向けも、エロも非エロも。

でも、社会の大多数に認められにくいのって後者じゃん?

ポリコレ絶対を突き詰めていく先に、多様性クソ食らえ表現が狩られる未来しか見えないんだよな。

そこまで社会の理性を信じることができない。だから怖い。

本当は楽観的でありたいんだけれども。


規制しろとは言ってない、ゾーニングだ、という人がいる。

でも、ゾーニング規制だし、ゾーニングのやり方によっては容易に表現の場が失われてしまうこともある。

からゾーニングって簡単にすることができない。


個人的理想としては、ある表現をなくして目立たなくするのではなく、自分がいいと思う表現をどんどん作ったり推したりしてそれらの存在感を上げていく方向が建設的でいいと思う。

子どもができたら「これは良くないから見るな!」って言うより、「こっちにはこういうのもあるよ」って接したい。

その上で、親が眉を顰めるようなものに触れてしまうのも当然だしそれは成長の一部だと思う。

親が全部管理なんてできやしねぇしするべきでもないし。

全部ひっくるめて子ども当人人生で、自分自分がよいと思うものを選び取れるようになってほしい。

結局は私も根拠のないお気持ちでこう主張するわけですがね。


そして今回、一番衝撃だったこと。アカデミックフェミニズム側がジェンダーロールの再生産を非常に問題視しているという点。今更なんですが。

今回、1.の論点重要視してるかどうかでフェミニズム側は分かれていたように思う。前述したようにこれをフェミニスト自称する人が問題視するのはどうかと思うので、ここでだいぶフェミニスト側を分類できた。しかし、性的だとはしない/もしくは問題視しない人々でも共通していたのは、あれが旧来のジェンダーロールの再生産であり若い女性を萎縮させる、ということだった。個人的に、アカデミックフェミニストの中で信頼がおけると思っていた人も、ここは強く問題視しているようでかなり衝撃を受けた。

かつて自分が被ってきた女性差別を生々しく思い出して重ねてしまう傾向が一定年代以上の人や女性差別が酷かった業界の人には多いということなのかもしれないが、それ以上にフェミニズムの中で長らく重要視された観点っぽい。そこまで確固たる共通見解となっていたというのが驚きというか。それを各種表現にここまで簡単に当てはめることに躊躇がないんだな、と。

個人的にはうなずける部分もあるが、女性差別のみを特に重要視して男性に対するジェンダー的な抑圧を無視する傾向がある気がするし、私が育ってきた中では幸運にもひどい女性差別を受けては来なかったこと、そして自分ジェンダーロールの再生産になりそうな作品もそうでない作品も両方楽しんで育ってきたことなどから、そこまで切迫感を持つことができない。私とそういう人たちとの間に断絶がある。

女性差別って私が想像する以上に酷いものがまだまだあると思うし解消に向けて動くべきだし動きたいんだけど、私は上記理由からこの方向の活動にはどうしても同意できないな…。この方向で頑張ることによって、そういう酷い女性差別改善していくとは思えない。


おまけ1 VR界隈について

ちなみにVtuberVR界隈に対しては、既存ジェンダー観でははかれない技術革新がもたらした今までとは違うジェンダー観が存在すると思っている。キズナアイも見た目は女性だがAIという設定で性別はない。ガワと中の人性別が違うなんてざらにあるし、自分が望めばなりたい性別セクシュアリティになれる・それを当たり前のように受け入れてもらえるという土壌がすごくいいと思っている。

まりVtuber界隈詳しくなくて今回初めていろいろ調べてみた程度なのであまり語れないんだけど。バ美肉とかは、すごい革新的すぎて興味持っている。みんなもっとチャレンジしてジェンダーの壁を軽率に越えるべき。

参考:おじさんを美少女化したテクノロジー 先端心理学が語る「VR世界

https://withnews.jp/article/f0180401000qq000000000000000W00g10701qq000017020A



おまけ2 社会学等の研究成果評価システムについて

1~2の派生で、千田氏の炎上から社会学などの研究成果評価システムにまで話が発展したのは大変興味深かった。

というあたりか。それぞれの分野に合ったシステムがあって、外野から簡単に口出せるものではないと思うが、若手の方々がより良い方向を目指して試行錯誤されているらしい、ということは分かった感じ。

参考:社会学では査読論文より著書を重視する文化でそれで学術クオリティが保たれるシステムもあるらしい?という話。

https://togetter.com/li/1274988

2018-10-11

internet archive books で英訳された漫画が読めるんですが

internetarchivebooksで、日本画での波の描写をまとめた本がダウンロードできるとハテブで上がってきてて、自分が好きなアルフォンス・ミュシャがないか探そうと、muchaで検索をかけたんです。

結果を見ていると、ミュシャ動画サムネが1件。

後はよくわからんと思っていたところ、muchakuchadaisukiというタイトルで、英訳された漫画がまるっと一冊。2巻以降もある様で。

サムネの左上にカーソルを持っていくと、マンガライブラリというグループが出てきます。そこを選ぶとずらっと出てくる漫画といくつかのラノベエロなのかぼかしが入っている物もあります

投稿2013年かららしく、アイテム数はもうすぐ2万件。閲覧数は昨年末から急激に数を増やし、累計300万を超えています

カリフォルニアフィリピンインドネシアコスタリカアクセス数の多いリージョンが表示されているのは面白いです。

また、今回の投稿者のリストを見ると、大量の資料の中にいくつものゲームソフトメディア雑誌などもありまして、

これをもとに広告付きのサイトも作れることを考えると、早いとこどうにかしてほしいものです。

もっともこれでも氷山の一角で、ほかに大量にあるように思いますし、そもそもアーカイブとして集めることが目的なら、公開の前にしっかり著作権確認しているのでしょうか。

アーケードゲーム等の公開も以前からされていて、問題があるのではないか懸念を持たれているようですし。

ひとまず今回の漫画出版社メールを入れました。許可を出されているなら、空回りで済むんですが。

anond:20181011110812

いや、大丈夫ではない。

クラウドフレアに関してはディスカバリー制度を使えばいけるという知見が得られたのだから

漫画村以外で悪知恵の働く奴が出てくるまではブロッキング必要性は低下したと個人的には思っている。

でもディスカバリー制度がまだアメリカしか存在しない点、出版社ではなく作家個人アメリカ訴訟しないといけないらしい点、は検討必要だろう。

カワンゴが「ディスカバリー制度が無い国にサーバー置かれたらどうするの?」という反論をするのも当然だろうね。

カワンゴが懸念しているのは「ブロッキング以外に対応策はない」というより「ブロッキングしか防げない海賊版サイトはありうる」ということなんだから

2018-10-10

anond:20181010030140

オタクのこと「なんだってエロくできる万能の存在」だなんて元増田に書いてない

大元タイトルの「萌え絵エロではなくてもオタクエロにするじゃんか」を、

ではなく

として読んでしまっていた。申し訳ない。

別の枝に出ていたクッパ姫の例で、クッパのものではなくて姫化したことによって性的二次創作大量発生したという話をしたかったのは理解できた

お前らは「萌え絵で描かれてるもんはエロい目でみるぞ、ポルノを誰でも見られる場所で撒き散らすぞ」ってみずから証明したの

から萌え絵は警戒されんの

いつお前らが興奮して「まつりだー」とかいって、ポルノを撒き散らしにくるかわからいか

新規キャラクター公共の場採用された場合にそういう懸念をするのは理解できる

でも、キズナアイ場合は別の場では既に一定の人気を確立しているキャラクターなのであって、

それが公共の場採用されたからといって二次創作が余計にまき散らされるということはないんじゃないかなあ

……と思ったけど、そうか、イナゴとか呼ばれる人気ジャンルに飛びついてエロ絵を描き散らす連中の目につきやすくなる危険性はあるんだな


萌え絵エロ二次創作」が氾濫しているのであれば「萌え絵エロ二次創作」をゾーニングするべき、という意見には耳を傾けるべきだと思う

傾けてないじゃんお前ら

「俺個人は耳を傾けるべきだと思う」と書いたまでで「オタク全体が傾けてないじゃん」と反論されても困る

エレンベーカーのエロ二次創作がごく簡単に見つかるんだろ

そんな簡単に見つかる?

twittergoogle画像検索してみたけど「エレン先生」だけで単語検索した限りでは見つけられなかった

もっと簡単に見つける方法があるならむしろ教えてくれろ

anond:20181010155311

フランスで失敗したわけやろ?

逃げるんちゃう?って懸念現実になったのでは?

[]記事ピックアップ

新潟日報



自由党対応連合と不仲だからだろう。文句は言うが票だけ寄越せと言う立場。その上市議会吉田会派には森裕子の元秘書がいる。

自民系だが反原発色を強めるなど、仮に吉田当選した場合小池百合子化するんじゃないか?と前から思っており不安なところ。

推薦を出すと政党間の主導権争いが起きるため(旧民進党も共産党もお互いあいつのせいで負けたと新潟県知事選責任を擦り付け合っている)、これ以上の体制は作れない。

朝日毎日読売地方面等では民社国による小柳支援団体「NEXT31」が発足した(ダサい)と報じられた。

代表国民党政調会長上杉知之。

この人物は明らかに原発である(詳細は過去記事検索のこと)。

2018-10-09

anond:20181009154937

研究者か否かは、日本語論文検索サイト確認できるけど、一般理系教員ならば100を超す論文が示されていて、文系では20以下も珍しくない。

45歳の教員論文数が15以下であれば、仮に30歳から研究生活に入ったとして、平均で毎年1編以下となる。

もちろん論文の質や、扱う問題の大小や難度こそが重要だが、文系であれ優れた研究者論文は「年に1編」より十分に多い。

緩くみても、論文数が年齢から35を減らした数より少なければ、「まともな研究者ではない」「研究はしていない」と考えた方がいい。


文部科学省は、2015年6月文部科学省通知「国立大学法人等の組織及び業務全般見直しについて」にみられる、主として人文社会科学学部廃止や他領域への転換を求める方向性を打ち出している。

文科省焦燥感理解できる。こうした「自称研究者」の給料を税負担でまかなうことへの懸念があるのだろう。指導を受ける学生の不幸もしのびない。たとえ無償で受けることができたとしても、内容が無意味であれば、何のための教育だろうか。「学の独立からすれば、国家による統制ともとれる圧力や、規制強化が好ましいはずもない。大学や各学会の自浄作用に期待したいが、それが働く可能性は決して高くないだろう。学内学会での「業績審査厳格化」がなかなか受け入れられがたいのは、それが「不出来な同僚を指弾する」ことになるからであろうが、大学矜持が問われる。

anond:20181008215814

id:wildhog 言語研究価値は直接関係ない。とはいえ世界大学ランキングに役立たないし、留学生海外研究者に対して敷居が高くなるから英語で書いた方が得じゃない?

じゃあランキング気にするのやめるか英語以外の研究も拾えるランキングしろボケ,が前段への返答で,そんならアメリカ人日本人にとって敷居の高い英語やめてくれない? 日本語論文書けよ! が後段への返答っすね.マジあいつら日本史日本社会についての論文や著書すら英語で書きますからね.それを日本人研究者がわざわざ日本語翻訳してますからね(悔しいことに面白いんだこれが).別にそれが悪いことだとはまったく思わない,というかむしろアメリカ人日本研究者が英語で書くのはそりゃ当たり前でしょって感じだけど,広い読者にわかるように日本研究者は英語で書けとか言われたらまずあいつらに日本語で書かせてから言えよくらいは言っていいですよね.日本史の読者のボリュームゾーンはまずもって日本人なわけで.アメリカ人英語日本についての論文を書いても,えー英語論文しかないのー,日本語論文書いてないとかレベル低すぎー,とアメリカアカデミアで冷遇される世界になったら日本語論文書いてる欧米研究者を冷遇してくれて一向に構わないので,そのへんどうかよろしくお願いします.

というか日本語習得して日本語論文博論書いて本も出してる留学生の方だって大勢いらっしゃるわけですよ.私はこれまで,中国人韓国人台湾人モンゴル人・ポーランド人が書いた日本語単著を読んだことがあるし,ウイグル人カザフ人エジプト人アメリカ人日本語論文書いてるひともおられる.琉球方言学とか見ると定期的に日本語論文投稿してらっしゃるニュージーランド研究者もいらっしゃいますね.日本語外国人研究者によっても使われる立派な学術言語です.

モンゴル研究者が日本語で書いた単著の一例(査読つき)> https://www.yamakawa.co.jp/product/67381

id:parosky 論文人類の知の体系に貢献するものからみんながアクセスできる言語じゃないとダメじゃない? という意味英語なことが重要だと思ってたけど、たしかに界隈の人がみんな日本語を読めるなら日本語でもいいね

「みんなが日本語を読める」んじゃなくて,「重要日本語の先行研究がたくさんあるから頑張って日本語勉強する」んですよ……

この辺の感覚理解されてないんですかね? 文系にとって標準言語英語だけではなく,分野によってはいくつかあったりするのが普通なので,頑張っていくつかの言語勉強するんです.西洋古代史なら英語古典語の他にフランス語ドイツ語の先行研究を読む必要があるし,インドネシア近代史人類学を勉強したければ英語インドネシア語の他にオランダ語を学ぶし,中国前近代史なら英語中国語の他に日本語が読めないとね,という要求水準があって,それらの言語を知らない人は勉強する必要があるわけですよ.英語さえ読めれば研究ができるひとたちにはわからない感覚かもしれませんけど.

正直,中国研究してる欧米人が英語論文の中で日本語引用してるのを見て,「あっ,つづり間違ってるな,こいつあんまり日本語得意じゃないな」って思うことはあります.たぶんもともと中国語が専門で,日本語研究必要からいやいや読んでるんだと思いますけど,西洋研究してる日本人は同じことをドイツ語とかフランス語かに対して思ってたりするわけで,まあお互い様っすね.

id:nakex1 自国しかやってないと自国語で形成される村の思考の枠組み(そこから発生する評価の枠組み,師弟関係派閥から出られないんじゃないかという懸念はある。

師弟関係やら派閥やらはともかく、思考の枠組みとか言われても、社会学英語からの輸入学問なんだから英語圏の発想や思考バッチリ取り入れた論文書いてますよ! 英語圏の理論の本とか翻訳されまくってるし,未翻訳の本でも原語で引用してるひとは大勢ますねえ.当たり前だけど,執筆言語自国語であっても,自国語で論文書くために読まなきゃいけない言語はいくつもあるわけで……

id:kanekoshinichiro 日本語学術を述べてもいいけどガラパゴスにならない?どこかで日本人以外に読んで欲しくないのかなと思ってしまうな。もっとオープンになればいいのに。英語できるでしょ。

ドイツ語より母語話者人口が多い言語を捕まえてガラパゴスとか言われても困りますわー.日本語話者世界トップ10に入る大言語なのですが.ちなみに欧州なんかだと日本10分の1くらいの人口しかいない小国にもちゃん日本語学科が設置されて現地語で日本研究論文が書かれてたりします.日本語学習者って世界中にいるので日本語論文書いてもガラパゴスでも何でもないんですよね.日本人勉強して英語論文を読んでいるんだから日本人以外も勉強して日本語論文を読んでください.

id:nt46 ペレルマン論文ポアンカレ予想という関心分野で他の数学者がその正しさを検証たから業績になってるのであって、事実上査読は行われている。

それが査読になるなら日本語の著書や無査読紀要論文出版後に多くの同業者が読んでチェックしてるから事実上査読つきですね.ありがとうございました.

id:steel_eel 本質学問正当性を確保するためのクロスチェックがどう機能してるかであり、その点で現状ベターなのが英語使用査読でチェックを受けるシステムなわけで、それが無いなら代替の何があるのかを示さんとな。

分野によるという話をしています.たとえば日本に関する研究なら別に日本語でもいいですよね.日本史日本社会研究しているのに日本語論文を読めない研究者は三流以下なので,そんなひとに査読を頼んでも別に正確性や信頼性が向上するわけではない……というのは理解していただけますか? 日本以外の地域研究にしたって,前近代中国史を扱うならば,中国人研究者が日本語著作引用したりする世界なので,日本語で書いて査読してもらえばよくないです?

id:operator 日本語英語かではなく、国際学会のトップカンファレンスを目指して研究したこともないのに教授になれるの?というのが理系からみた驚きなんでしょ。日本古典文学研究も、英語文学分野の国際学会に出せるよね。

からなんでその「トップカンファレンス」の言語英語である必然性があるんだと小一時間.確か日本文学については日本語公用語の国際会議みたいなやつはあったはずですし,ロシア文学の国際会議ロシア語でやるはず.英語以外の言語を発表言語指定されたカンファレンスは出たことあるけどまああれはトップカンファレンスではないか.ともかく,その「トップカンファレンス公用語英語」という思い込みをまず捨てやがれください.そんなん理系や一部文系分野のローカルルールでしょ.

id:tarume バベルの塔を折りたい人。なにが"なんとも愉快な未来予想図"だか、英語コンプレックス隠せよ / 知を共有するために論文書いてんだから、まずは一人でも多くの人間が読める言語で書くのは当然でしょ。自国語訳はその後

文系バベルの塔を折りたがってるんじゃなくて,そもそも文系には共通言語がはじめからなかったという話です.なかったもの探究しろと言われても……

https://togetter.com/li/1274544

自分メモ社会学では査読付き論文がなぜ重要視されないのか

人文学社会科学の国際化について」(独立行政法人日本学術振興会人文・社会科学の国際化に関する研究会 p.73-75)

https://www.jsps.go.jp/j-kenkyukai/data/02houkokusho/houkokusho.pdf

阪大を去るにあたって: 社会学危機希望

http://sociology.jugem.jp/?eid=277

Laudanの研究伝統論による社会学理論発展法の考察 - J-Stage

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsr1950/57/1/57_1_41/_pdf/-char/ja

太郎丸博氏の論↑の極私的まとめ)

日本社会学には「学説研究」と「理論形成(構築、発展含む)」の2つがある。

学説研究」とは優れた理論を適切に読み、解釈することである

社会学」を欧米から輸入した日本では、この「学説研究」が(すくなくとも2000年代まで)社会学の中心となってきた。

一方、「理論形成」は社会の諸問題経験問題)を「以前より効率よく解決する」ためのものである

創造的で想像力必要仕事であり、歴史的にはフーコーハーバーマスのような一部の天才的な英雄によってなされてきた(英雄史観)。

例えば、新しい人間観や社会観の創造採用、適切な概念を作り出すことがこれに当たる。

日本でも「学説研究から理論形成」へと移行すべき時期なのだが、「どうすれば理論形成できるようになるのか」というハウツー世界中のどこにも未だ存在しない。

1970年代アメリカでは理論構築のためのテキストが数冊出版されており、

1.学説専門家ではなく,統計数理モデルに詳しい研究者によって書かれており,

2.具体的な現象説明するための理論=モデルをどう作るかを学生向けにひもといたものであり,

3.しばしば数式で理論のコアは表現され,

4.思想哲学的問題最初に登場するだけで,その後はほとんど登場しない

といったものであった。

データ収集分析重要であるという考えは社会学の「統計学化」として社会学から懸念されていた。

これは理論形成データから帰納命題から演繹によってのみなされるわけではないかである

(「社会学理論役割」を考える際、統計学化された社会学では認識論存在論、人間観や社会観などの哲学的問題が脇に追いやられてしまう)

また、理論を発展させるためには「解くべき問題発見(未解決問題発見)」が必要である

「なにが未解決であるか」「すでに言及している・使える学説はないのか」を知るためには、今までの学説研究研究伝統基本的な文献)が結局のとこと必要となる。

まとめると、社会の諸問題経験問題)を解くにはデータ収集分析重要であるが、手法問題概念問題)の解決への手掛かりは学説研究の中にある。

凡人であればあるほど、二兎を追うべきなのである

(まとめここまで)



北条かやインターネット死ぬということ』

https://twitter.com/kaya_hojo/status/1049257254552125440

私は研究者というよりコラムニストになりたかったんだな。もともと東浩紀上野千鶴子大塚英志宮台真司に憧れて社会学を志したのだから研究者というよりは表現者への憧憬が強かったんだろうな。でも社会学を学んだ6年間はすごくキラキラしていて充実していたよ。合掌。

ここに挙がっている名前がすべてで、学者じゃなくて文壇の延長線上にいるコラムニストだよなという感じ。

権威付けで学者を名乗っているだけで、天才にあこがれて社会の諸問題を論じているだけの人々という印象。

2018-10-06

anond:20181006184831

君が挙げた具体的な条件はさておき、要は君が言いたいのは「現状から見てかなり高レベルの条件を国が保障するべき」ということだね

国というものを何か万能の神のような存在と思ってるんじゃないかな〜というのが懸念点ですね

大丈夫でしょうか

2018-10-01

ゆっきー

12月24日ファンイベントがあるらしい。

何か他の予定と重ならないとなかなか関東遠征は難しいが、クリスマスなら何か他にイベントがやっているかもしれない。

もちろん、今のところその3連休は何の予定もないので、行くこと自体はまったく問題ない。

22日とか23日とかに、何かイベント探してみるかなぁ。

ファンイベント時間によっては、帰って来られなくなる懸念も。

ゆっきー、久しぶりに生で見たいなぁ。もう1年も見ていない。実在するのかも心配になってきた。

2018-09-30

anond:20180930200115

(なお、累が及んではいけないので具体的なところは伏せるが、母子家庭以外にも保護費が増額されるだろう世帯はある。子育て世帯をさしおいて、だ)

高齢単身世帯への風評被害懸念される書き方はやめてクレメンス

おしどりマコ擁護の背後には、昔の右翼ヤクザが「精神障害者鉄砲玉に使用」したのとほとんど同じような悪意で立憲が彼女を利用しているのではないかという懸念が湧いてしまう。

私は左右問わず理性に根ざしていない類の極端さを示す人には何らかの障害病気を疑ってしまう。

昔は狂気という言葉で表されていたタイプの極端さのことだ(もっとも、チェスタトンによればそれは純粋な理性の表出を指すそうだが)。

デマを飛ばす人の実態痴漢実態くらい理解されていないと私は常々思ってきたのだが、最近痴漢病気として理解する流れが生まれてきている。この延長線上にデマ屋を理解する鍵はあると思う。

彼らのほとんどは悪意があってデマをばら撒いているのではなく、そうせずにはいられないだけなのだ蜘蛛が糸を紡ぐように自然デマを紡いでしまうだけであり、それが特に現代においては不幸にもSNSという拡散装置出会ってしまっただけなのだ。彼らを理解できない人は自分理解できる動機を求めるあまりに、そこにありもしない悪意を見出ししまう。だがデマ否定したいあまりに彼らの人格まで否定するのは間違っている。彼らはデマ支持者とともにエコーチェンバー隔離されてしまい、互いが互いをフィードし合い更に肥え太る一つの生態系と化してしまう。自民に昔から起こっていたことだが、立憲にもこれが起こるだろう。

2018-09-28

anond:20180928170023

インドネシアエビ養殖場の出てくるドキュメンタリとか見てみるといいぞ。

えげつないよ。

君の懸念は概ねあたっているとさえ思うぜ。

2018-09-27

ノーカンに しないわけには いかいか

増田でもはてブでもTwitterでもそうなのですが、何かしらの議論話題になった時、対立する意見に対して全否定で話を終わらせようとする例を多く見るように思います

「まったく考慮に値しない」「議論するだけ無駄」「こんなこと考える方がおかしい」というような直截的な言い方もありますし、「比喩おかしい」「主語が大きい」「お前だけの感覚他人押し付けるな」といった誤りを指摘しようとするものもあります。中には「言いたいことはわかるがここの文章が気に食わない」と、理解しようとはしていることがアピールされていることもあります

しかしここで私が気になるのは細かい言い回しがどうこうではなくて、最終的に、相手の感じたこと・考えたことについて、まったく思いを馳せない、理解したくないという、方向性ことなのです。

自分はここまで考えてあなた発言おかしいと思った。終了。あなたがどう思っていたか、何を言いたかたか、何を言うべきだったか知らないが、価値ないものとして扱うことにする。ノーカン。すべてノーカン。さ、次の話題へ。

もちろん、自分と異なる意見に対して反対意見を述べることには何ら問題ありません。

不当な意見、見当違いの指摘、イチャモン、そういったものに対して異議を申し立てることも必要でしょう。

人間ですから、つい感情的反駁したくなることだってあります私自身、ゲーム趣味としているので、たいして検討されずにゲーム悪者にするような論を見ると、反射的にムッとしたりします。

中には「相手意見を深く考慮したいと思わない」「他人理解できるなどというのは幻想だ」「自分ばかり相手に慮るのは嫌だ」「少しでも譲歩すると相手がつけあがる」とお考えの方もいらっしゃるでしょうか。「短文しか書けないTwitterでこのような議論を始めるべきでない」「他人に考えてほしいようなことを増田に書いていたら自業自得だ」とお考えの方もいらっしゃることでしょう。

昨今このような意見が書き込まれるのはたいていの場合SNSであるという事情もあります。色々な人の反応がひとつところにまとめて表示されるので、個々人は別にそれほど強く否定しているわけではなくとも、大勢全否定しているように見えるてしまいがちです。何年か前までは、一方的に「はい論破」と言って議論を打ち切るのだとか、人々が派閥に分かれるように誘導して「対立煽り」するのだとかは、忌避すべきものとされていたようですが、今は打ち切ったり煽ったりすること自体を指摘する声も目立たなくなったのは、SNSでは議論参加者が増えて複雑になったせいでしょうか。

はいものの、相手意見のもの、というよりは、私とは違う人間であるその人がなぜそのような意見を言うに至ったのかを落ち着いて考えるとき自分は同じようには思わないにしても、相手が何を不快に感じたのか、何を懸念しているのかといった点は、ある程度理解できることもあるように思うのです。

理解するのと、納得したり同意したり配慮したりするのは別の事柄ですから、最終的に「言いたいことは理解したが、賛成はしないし、この件について私が何かすることはない」という結論を出すのでもかまいません。それなら、「相手意見考慮したがまったく理解できないし賛成もできない。よって結論が出たので今後あなたの話は聞かない」というノーカンとは違います

ただ、相手のその場での発言文章や振る舞いそのものだけを見て反対して終わる様子をあまりに多く見るにつけ、もしかたらこれは私たち全員がどこかで損をしているのではあるまいか、という気がしてならないのです。

しかしたら、ノーカンにせずにもう少し議論を深めていたら、根本にある問題を突き止めたり、相手が納得したり、折衷案が見つかったり、新たな方策に考えが至ったり、そういった流れもありえたのではないかと、盛り上がっている様子の議論を見ながら思うのです。

私自身は、政治にも経済にも文化にもスポーツにも知識がないものですから、具体的にどの議論でどんな結末がありえたかをここでお話しすることができません。もはや若くもないけれど、他人経験を語れるほど歳を重ねてもいません。私だけが議論を大所高所から見ているのだと大物ぶるつもりもありません。争いを好まない心の綺麗な人間だと言うつもりも毛頭ありません。ご覧のとおり文章を書くのも下手ですから自分議論を整理するような技量もありません。こんな文章を書いて何様のつもりだと言われたら恥じ入るばかりです。

ですが、私よりも色々なことに詳しく、様々な経験もお持ちであろう人々が、例えばTwitterで目にしたリツイートに、例えばはてブの注目エントリに、反対したくなった時。否定してノーカンにして地平線の彼方に追いやらずにおいてくれたらと、たまに思うのです。

2018-09-24

海賊版対策ブロッキングを巡る議論において何が起こっているのか 続

https://anond.hatelabo.jp/20180924162320 の続き。途中で切れたので続きから

今後どうなるのか

先般の第8回タスクフォースブロッキング反対派から行われた修文要求事務局がどこまで飲めるかが合意の可否を握っている。これまでのタスクフォース議論は様々な論点対立があったものの、タスクフォースも最終盤に至り、ブロッキング以外の対策についてはひとまず早急に実施してくことで概ね合意が得られており、ブロッキングに関しても賛成派は「ブロッキング最後の手段であること自体は認めている。この「最後の手段」をどう評価するか、どのようにとりまとめ案に記載するかが最後対立点だ。

仮に反対派の要求どおりに修文が行われた場合ブロッキング以外の選択肢効果検証してからブロッキング法制化の検討を行うという進め方になることから4月政府決定に盛り込まれていた「次期通常国会を目指し、すみやかに法制度の整備に向けて検討を行う」という目標は達成できないということになる。知財事務局はこの政府決定の遂行にむけて、たとえ「ブロッキングありき」との批判を受けてもブロッキングの可否を中心に会議を進めてきたこともあり、次回会合で反対派が満足するような修正は行われないのではないかと予想される。

その場合、反対派が強く懸念しているように、タスクフォースとりまとめではブロッキング法制化については賛否両論併記にとどめたままで強行的にとりまとめ案となるか、あるいはタスクフォースとしてのとりまとめができない状況のまま宙に浮き、いずれにしても、その後政府決定へと向かうことになるのだろう。

そして、仮に海賊版対策としてのサイトブロッキング法制化された場合、これも反対派の委員が主張しているように、著作権という回復可能経済的利益のためにブロッキング肯定される以上、その他の違法行為権利侵害する行為に対してサイトブロッキングという手法が導入される流れが加速するのは避けられないだろう(これまでは回復不可能な「児童人格権」という非常に要保護性高い権利についてのみ限定的サイトブロッキング適法合憲であるとされてきた)。特に、他の施策として掲げられている静止画ダウンロード違法化の論点にも関わってくるが、現状は海賊版漫画サイトアクセス(閲覧)すること自体違法とされておらず、ブロッキング法制化により、適法ユーザアクセス行為禁止する義務通信事業者が負うという法理が生み出されることになる。この論点をどう整理・正当化するのかは重要課題である憲法学者も指摘しているが、仮に一度この法理が生み出されてしまえば、通信事業者は際限なくユーザ通信監視義務を負うことにも繋がりかねない。

我々は何ができるのか

インターネットはすべてが自由であるべき、その価値至上命題だとは私は思わない。違法海賊版サイトは閉鎖されるべきだと思う。

しかし、その手段としてのブロッキング法制化は、現時点ではそれ自体違憲可能性が高いだけでなく、海賊版サイトにとどまらずより広範なアクセス監視の状況を生み出す危険性もある。

インターネットで何かを発信するのはリスクしかない、そのような風潮が近年一層強くなっている。SNS匿名で、クローズド使用するのが常識だ。発信することとアクセスすることを直接比較することはできないが、自分通信通信事業者監視されている、しかもその監視範囲が(たとえ立法プロセスを一応経るとはいえ恣意的政府コントロールで決定されてしまうという気持ち悪さは、インターネットに一層の萎縮効果をもたらすのではないか

オープン議論を、オープン政策決定を、そして民主主義を支えるのがインターネットだと言われてきた。かつてのように無邪気にインターネット可能性に希望を抱いている人はそう多くないだろうが、それでもインターネット自由恣意的政策決定で殺されかけているのをこのまま黙って見ていたくはないと私は思う。幸いにもサイトブロッキングに関する議論ネットを通じて会議資料を見ることができる(ただし、議事録も当初はすぐにアップロードされていたが、議論が紛糾し始めたとされる第5回以降は1ヶ月以上たっても公開されていない)。報道や様々な論者の意見も見ることができる。何かがおかしい、そう思う人は、インターネットで声を上げることができる。

とりまとめを行ったあとは一定期間パブリックコメントを受け付けるのが政府会議の通例である。我々が選挙という儀式的な行為を除き政策決定プロセスに関与する手段は限りなく少ないが、その中の数少ない手段の一つがこのパブリックコメントだ。アメリカではネット中立性の廃止という異なる形でインターネット自由に関わる問題に対して、(botが含まれているにしても・結果としては廃止に追い込まれしまったとしても)何千万件というパブリックコメントでの反対意見が集まったことが話題になった。また、アメリカでは今回同様のサイトブロッキング法案の導入に関して、ネット利用者らによる1000万人以上の署名が集まり、結果として法案廃止に追い込まれたという(Wikipediaが抗議のためサイト24時間停止。 Googleをはじめ多くのネット企業も抗議メッセージ等を表示したとのこと)。

第7回タスクフォース 資料2 成原准教授提出参考資料SOPA/PIPA法案をめぐる米国議論我が国への示唆

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/kensho_hyoka_kikaku/2018/kaizoku/dai7/siryou2.pdf

この資料の中で「我が国への示唆」として記載されている、

「仮に海賊版サイトブロッキングを行うことが必要だというのであれば、それが、通信の秘密を侵害し、緊急避難等に基づく違法性阻却も困難であるのみならず、(多くの)国民権利侵害を伴うものである以上、オープン議論とそれを受けた国民による広範な議論を重ねることも重要

海賊版サイトブロッキングが、インターネット自由ガバナンスのあり方全体に及ぼしうる広範な影響を視野に幅広い議論を行うべき」

ブロッキングありきではなく、実効的な海賊版対策のために多様な選択肢メリットデメリット比較検討すべき」

といった意見は、事務局直視すべき正論であろう。

次回、最終回第二ラウンドで知財事務局がどのようなとりまとめ案を用意し、委員合意が得られるかどうかはまだわからないが、これらの議論に参加できない我々一般ユーザとしてできることは、議論の行末をしっかりと把握し、パブリックコメントという機会を逃さずに政府に対して意思表明を行うことであり、それがインターネット自由を我々ユーザの側で守るために残された数少ない手段ではないだろうか。

海賊版対策ブロッキングを巡る議論において何が起こっているのか

海賊版サイトへのブロッキングに関する議論について注目が集まっている。

前代未聞、ブロッキング法制化巡り委員の半数(読売新聞 2018/9/20

https://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20180920-OYT8T50022.html

本年4月頃にも本件については話題となったが、4月に何が起こったのか、ブロッキングの何が問題なのか、そして再びなぜ今注目が集まっており、何が論点となっているのかについて初歩からまとめてみる。

これまでの流れ

2018年2月16日、官邸の「知的財産戦略本部」の会議検証評価企画委員会」にて、当時猛威を振るっていた海賊版サイト漫画村』などへの対抗策としてサイトブロッキングの導入について突如議論が行われた。

サイトブロッキングには後述するように大きな法的・技術問題を抱えているにもかかわらず、その後ほとんど公開の場で議論が行われることなく、学者消費者団体からの反対声明が相次ぐ中、4月13日の「知的財産戦略本部犯罪対策閣僚会議」にて、「漫画村」「Anitube」「Miomio」の3サイトを名指ししたサイトブロッキングを含む緊急対策政府決定された。

緊急対策の内容は、建前としてはサイトブロッキング適法実施できる場合法的整理を示したものであり、サイトブロッキング実施については通信事業者自主的に行うものとされていた。しかし、これは事実上の「政府から要請」に他ならず、さらに肝心の法的整理も、具体的かつ詳細な整理がなされているとは言い難い内容であったため、実際に通信事業者海賊版サイトに対してブロッキング実施した場合には違法となってしま可能性が極めて高いとの懸念が巻き起こった。

知的財産戦略本部会合犯罪対策閣僚会議インターネット上の海賊版サイトに対する緊急対策

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/180413/gijisidai.html

この政府決定に対して、4月23日にNTTサイトブロッキングを「準備が整い次第実施」することを発表したものの、肝心の3サイトは(この政府決定が直接の原因かどうかは不明だが)政府決定後しばらくして閉鎖されたために、結局NTTサイトブロッキングを行うことはなかった(8月にはNTTブロッキングを中止する方針を発表)。

ブロッキングの何が問題なのか

サイトブロッキングとは、ユーザウェブサイトを閲覧しようとする場合に、通信事業者ISP)がユーザ同意を得ることなアクセス先のURLなど検知し、そのアクセス遮断するものだ。ブロッキング実施にあたっては、この宛先を検知することについて大きな法的問題がある。

宛先の検知は「通信の秘密」を侵害する行為だ。日本国憲法第21条2項において「検閲は、これをしてはならない。通信の秘密はこれを侵してはならない。」と定められており、電気通信事業法という通信事業者に課せられている法律でも同様に通信の秘密を侵してはならないことが規定されている。通信事業者通信の秘密を守らせることで、国家から検閲を防ぎ、国民表現の自由知る権利通信自由インターネット自由担保している。

別に自分海賊版サイトアクセスしないか関係ないし、サイトブロッキングもすればいいじゃないかと思う人も多いかもしれない。しかし、サイトブロッキング実施するためには、技術的に、海賊版サイトアクセスするユーザ通信だけではなく、海賊版サイトとは全く関係ないすべてのユーザのすべての通信の宛先を検知する必要がある。この問題は一部の不届き者だけでなく、すべてのインターネットユーザに関わる問題だ。

ブロッキング絶対的に許されないのか

ブロッキング通信の秘密を侵害するが、絶対的に許されないというわけではない。一般的に、通信の秘密の侵害に当たる行為であっても、

ユーザ同意がある場合

②正当行為にあたる場合

正当防衛に当たる場合

緊急避難に当たる場合

(②~④は法律用語で「違法性阻却事由」と呼ばれる。例えばルーティングを行う際にはISPは当然アクセスの宛先を検知するが、これは②に含まれる正当業務行為に当たるとされている。)

には許されると解されている。現に、日本でも実は児童ポルノサイトに対してすでにサイトブロッキング実施されており、これは④の緊急避難という考え方に沿って許容されている。4月政府決定も、児童ポルノ場合と同じく、海賊版サイトへのブロッキング緊急避難に該当する可能性について法的整理を行ったものだ。ただし、前述の政府決定は、緊急避難の該当性について詳細な検討を行うことなく「緊急避難要件を満たす場合には、その侵害について違法性が阻却されるものと考えられる」と結論づけたものであり、憲法学者弁護士から批判が相次いだ。

知的財産戦略本部 検証評価企画委員コンテンツ分野会合(第3回)資料3(森弁護士説明資料)「ブロッキング法律問題

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/kensho_hyoka_kikaku/2018/contents/dai3/siryou3.pdf

安心ネットづくり促進協議会 児童ポルノ対策作業部会 法的問題検討サブワーキンググループ報告書2010年に児童ポルノブロッキングについて整理されたもの

https://www.good-net.jp/files/original/201711012219018083684.pdf

現在どのような議論が行われているのか

漫画村が閉鎖されたこともあり、4月以降、ブロッキング議論は鎮火していたように思われるかもしれない。しかし、4月13日の政府決定には、今後の進め方として「次期通常国会を目指し、すみやかに法制度の整備に向けて検討を行う」という内容も盛り込まれていた。サイトブロッキングについて立法を行い、法的根拠を与えれば、上述の通信の秘密の侵害が許される「②正当行為に当たる場合」に該当し、適法実施可能となるからだ。

このため、6月22日に「インターネット上の海賊版対策に関する検討会議タスクフォース)」が設置され、非常に高い開催頻度でブロッキング法制化に向けた議論が行われてきた。

ただし、タスクフォースでの議論には、権利者側・通信事業者側・学識有識者消費者団体など様々な関係者が委員として参加し、検討スコープは、ブロッキング法制化に特化せず、正規流通広告出稿抑止、検索結果表示抑制CDN事業者への対策なども含めた「総合的な対策検討」を行うこととされた。

議論はなぜ紛糾したのか

タスクフォース目的が「総合的な対策検討」とされたにもかからわずタスクフォースが進むにつれ、蓋を開けてみるとやはり「ブロッキングありき」で議論が進行されているのではないかという声が複数委員から上がるようになった。特にその懸念の声は事務局中間とりまとめ案を示してから一層強くなり、本来最終回として報告書がまとまる予定であった直近の第8回会合9月19日開催)では、タスクフォースの中盤までは会議の「バランサー」とでもいうべき中立的見解を示していた東大憲法学者である宍戸委員意見書を提出し、

「第 2 次事務局案は以下の理由でなお検討を要する点が少なくなく、このまま「第 1 次中間まとめ」として確定することは、先の意見で述べたとおり、ブロッキング法制化ありきといわれても仕方がなく、総合的な海賊版サイト対策として重大な問題があると考えます。」

との見解を示した。

さらに、宍戸委員を含む委員9名(タスクフォース委員の半数)が連名の意見書を提出し、

「このまま法制化に向けたとりまとめを強行すれば、今後の他の海賊版対策(略)において必要不可欠な権利者と電気通信事業者消費者間の協力関係の構築にも大きな支障が生じることは明らかであり、 法制化をいったん見合わせ、他の手段効果を見てから検討を再開する等の選択肢が当然に検討されるべきです。にもかかわらず、事務局がこのような選択肢に見向きもしないのは、異常な対応というほかはなく、翻って、本検討会議が当初からブロッキング法制化を企図する事務局による単なる「形作り」に過ぎないものであったことを物語ものです。」

などと述べ、ブロッキング法制化に強く反対した。

このため9月19日では委員合意が得られないという政府会議として異例の展開となり、とりまとめは次回に延期となった。

知的財産戦略本部検証評価企画委員インターネット上の海賊版対策に関する検討会議タスクフォース)(第8回)

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/kensho_hyoka_kikaku/2018/kaizoku/dai8/gijisidai.html

中間とりまとめ案は何が問題なのか

反対派の委員の主張は、中間とりまとめ案が「ブロッキング法制化ありき」の記載になっていることだ。具体的には、中間とりまとめ案ではブロッキング法制化についての賛否両論併記記載するにとどめることで、一度タスクフォースでの議論を閉じてしまえば、その後4月13日のように強行的にブロッキング法制化について政府決定が行われる可能性が残ることについて強い懸念を表明している。懸念理由は、「現状では法制度を工夫しても違憲の疑いが強い」というものだ。

タスクフォース第8回 森委員出資料 「ブロッキング法制化は違憲の疑いが強いこと」

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/kensho_hyoka_kikaku/2018/kaizoku/dai8/siryou9.pdf

サイトブロッキングは先述のとおり海賊版とは関係ないすべてのユーザ通信を検知するものであり、憲法保証されている通信の秘密ひいてはインターネット上の知る権利インターネット自由といった重要権利価値を制約するものである。このため、憲法違反とならないように法制化するためには、

①具体的・実質的立法事実裏付けられていること

重要公共利益の達成を目的としていること

目的達成手段実質的合理的な関連性を有していること

④他に実効的な手段存在しないか事実上困難な場合に限られていること

といった条件を満たすことが必要である中間とりまとめ案にも記載されている。

難解な日本語でわかりにくいが、ここで特に問題となるのは①と④である

①の立法事実とは、法律を制定する際にその立法根拠となる社会的事実のことを指す。今回のサイトブロッキング場合、具体的には、海賊版サイトによって甚大な経済的損失が発生していることになるだろう。この点について、タスクフォース議論では、4月13日の政府決定で示されていた「3000億円」という推計被害額が過大に見積もられているのではないかという意見が相次いでおり、①の条件を満たさないのではないかという疑問が生じる。

被害総額盛りすぎ、委員利益相反疑い… 目を覆うばかりの知財本部TFの迷走(山本一郎 Y!ニュース

https://news.yahoo.co.jp/byline/yamamotoichiro/20180919-00097499/

さらに、④については、ブロッキングは、それ以外に実効的な手段がない・事実上困難であるという「最後の手段」でなければならないが、今回の中間とりまとめ案では、ブロッキング以外の総合的な対策として様々な手段提示されている。したがって、これらのブロッキング以外の手段実施した上で、それらの手段効果について検証を行い、「他に実効的な手段存在しないか事実上困難」という条件が満たされたことが確認されて初めて、ブロッキング法制化について検討を行うべき(=ひとまずブロッキング法制化は見合わせるべき)である、というのが反対派の主張だ。

反対派の委員はこれらの主張に基づく修文要求事務局に対して行っており、次回、どのようにこれらの修文要求が反映されるかがタスクフォースにおけるとりまとめの可否の焦点となっている。

文字数制限なので、

・今後どうなるのか

・我々は何ができるのか

について、続きはhttps://anond.hatelabo.jp/20180924162915へ。

2018-09-22

anond:20180922220908

右は、国家権力を牛耳れる既得権者が、自分らに都合よく彼らを使う懸念がある。

左は自明にそれはない。菅直人官邸に、指名手配犯の属する左翼集団をよく招いていたくらいだ。

リーマン破綻時のチーフエコノミストだったハリス氏は危機前の05~06年ごろのことだったが、ハリス氏はすでに米住宅バブル警鐘を鳴らし始めていた。リーマンモーゲージ住宅ローン)部門が記録的な収益を稼ぎ出し、株価高値謳歌するなかで、勇気のある行動だったといえる。

現在バンクオブアメリカ・メリルリンチグローバルエコノミストを務めるイーサンハリス氏。最近、口をついて出るのがトランプ政権通商政策への懸念だ。6月のリポートでは、米中貿易摩擦が激化すれば「米国は完全な景気後退に陥る可能性がある」と警告。今週はロイター通信取材に答えて「足元の米株式市場は勢いと楽観論に満ちているが、(米中が)関税の引き上げを続ければ、いつか調整が訪れる」と述べた。

目先の利益追求が将来に大きな禍根を残すことを、世界リーマン・ショックで思い知ったはずだ。危機を知る人たちが語り継ぐ教訓は、いまの市場に届くだろうか。

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