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はてなキーワード: 伏線とは

2023-09-23

私は最終的に爆轟くんがオールマイト名前を継ぐと思っています

爆轟くんだけヒーローネームがずっと決まらなかったりクソダサネーム自分でいってるだけなのはその伏線だと思っています

2023-09-22

anond:20230922201834

人の命をなんとも思っていないならばはじめから感情なんて込めなければいいのに

孤立伏線じゃん

anond:20230921005808

俺も今日観てきたので感想を書く。(ネタバレは極力避けたつもり)

この映画岡田麿里ファン向けに作られたんじゃないかな?

岡田麿里を知らない人は楽しめないかと。

絶対世間流行らないだろう造語を恥ずかしげもなく登場人物に語らせるのは、まさに岡田麿里だなと感じた。

登場人物名前から派生する言葉遊びも同様だ。

ただ、「ぼんぼる」・「ほびろん」・「えすいばつ」・「あなる」・「あきらっきー」の様にインパクトのある造語が出てこなかったのは残念だ。

それと、岡田麿里はドロドロした恋愛や女同士の醜い争いに定評があるけれども、本作ではそうした描写が控えめになってたのも残念だ。

良くも悪くも一般向けに寄り添った映画だと感じたが、岡田麿里らしさを望むファンとしてはいささか物足りなかった。

君の名は。』みたいな一般向けアニメ映画を作ってと岡田麿里に頼んだら『アリスとテレスまぼろし工場』ができたのだろう、というのが全体的な印象だ。

ストーリーに関しては、世界設定が明らかになるまでの中盤までは難解で、話がどのように転ぶのか分からなくて作品世界に没頭された。

しかし、中盤で五実の正体と世界設定が明らかになると拍子抜けになる。ぶっちゃけ、いわゆる〇〇〇系だ。

そして、主人公目的が定まると、その後のストーリー展開はあまりにもシンプルだった。

こんなシンプル脚本にするなんて岡田麿里はどうしちまったんだ? と感じるほどにだ。

終盤のアクション演出映画らしく派手に表現されていたが、あまりにも話の流れがシンプルだったので、もしかしたらラストどんでん返しがあるのかな? と思ったが特に何もなかった。

終盤の風呂敷の畳み方が甘いのも岡田麿里しかったが、だったら登場人物同士のドロドロで醜い争いをもっと描いてしっちゃかめっちゃかにした方が良かったのでは?

あとは思い出せるだけの細かい感想を列挙する。

2023-09-21

岡田麿里の新作映画たか感想書く

アリスとテレスまぼろし工場』とかいうやつ。

情報劇場でやってた特報のみ。そこから得た印象としては「岡田麿里脚本監督やるらしい」ってことと「なんか陰鬱な感じのパッとしなさそうな謎映画だな」ってことだった。

なぜ見に行くことにしたのかと言えば、「岡田麿里の新作だから」だ。特段岡田麿里が好きなわけではないが、true tearsとらドラあの花面白かったし、花咲くいろは、凪あす、ここさけ等々なんだかんだ岡田麿里が絡む作品を見ていたので、とりあえずいってみるかという感じで行った。

 

で、結論から言うとこの映画は怪作だった。今年一番の怪作といえば『君たちはどう生きるか』だが、この作品も引けを取らないように思う。

以下その理由をのべる。

1.絵がすごいがんばってる

丁寧な作画でよく動く。思いのほかアクションシーンがたくさんあってどれもしっかり動いている。近年流行りのフォトリアルな背景ともよくマッチしていて美しい。めちゃくちゃ金かかってそう。

2.話が複雑でわかりにくい

ちょっとネタバレになるが、つまりこれはたくさん伏線が張られていて後で回収されたり、作品世界における重要真実(=設定)が後々になるまで隠されているタイプ物語ということだ。頭の弱い人だと序盤の地味なくだりで脱落する。

3.フェティシズムやばい

これぞ岡田なのだろう。キショかったり、意味不明だったり、一周回って笑えてくる、関係性、セリフ、展開がこれでもかと突き付けられる。ぜひ高校生カップルデートムービーとして見に行って欲しい。

4.売れなさそう

これはつまりマーケティング問題だと思うのだが、この映画を誰に向けて、どう売りたかったのかがよくわからない。

上で書いたようにこの映画はとてもお金がかかっている(ように見える)。その割には話が複雑でエンタメ性が低いためマスウケを狙っているようには思えない。

そしてオタクウケを狙っている感じでもない。キャラデザが地味でパッとしないので若い子の興味は引かないだろう。

また、ファミリーカップルが見るような映画でもない。だってあの怒涛の岡田なのだから

実際、平日夜の回にいたのはくたびれたオジサン自分の2人だけだった。

5.なにがしたいかからない

この映画が売れ線狙いのエンタメ作品じゃなかったとして、じゃあ何をテーマにしたどういうジャンル映画にしたかったのかがわからない。

これも少しネタバレになるが、中盤から終盤にかけてプロットツイストが畳みかけてくるのでストーリーはわりと面白い。しか世界観とキャラ設定が複雑で感情移入できない。

一応泣きどころのようなシーンも用意されているのだが、複雑な設定と岡田節がノイズとなって感情移入するのが難しい。

男と女。親と子。生きるとは何か。色んなテーマメタファーがあるので考察するのは楽しいかもしれない。

でも単一解釈可能なほどの一貫したメッセージ性はないように感じた。逆に言えば人によって着目する点が変わりうるので色んな批評ができそう。

 

まあこんな感じで、一言でいうと「お金かかっててそこそこ面白いけどたぶん売れなそうな変わった映画」でした。

2023-09-18

はてぶじゃVIVANT全然盛り上がらなかったな

なんで?

メジャーすぎ?

伏線があざとい??

2023-09-17

仮面ライダーギーツが面白いのかとガッチャードが面白そうかを聞きたい

俺はギーツ3話で切った。

世間の評判は「OP伏線回収!OP伏線が回収されたぞおおおおおお!!!」ぐらいしか耳に入ってない。

Wやオーズときのマジデヤバイから人類絶対見ろよおおおおおおんんんんがない辺りまあ大したことなかったんやろなと思ってる。

で?どうなん?

平成以降のライダーを上から並べて10位に食い込めそう?

ガッチャードはコンセプト聞いた時点であんま期待出来てない。

龍騎カードシステムリメイクした剣をさらリメイクしたやつ + Wのブレンドシステムリメイクしたビルドを更にリメイクしたやつって感じじゃん?

再利用きぐるみを更にぶった切ってキメラ怪人みたいな。

エコすぎるだろーとなってしまったわ。

つうかカードを組み合わせるだけならそれガチャではないじゃん。

まだバースコイン入れまくりシステムの方がガチャっぽくねーかってレベル

個人的に一番アウトなのがスチームホッパーと言いつつスチームパンク要素が全然ないことね。

なんのためのスチームだよ。

子供トーマスとか好きだよねーみたいなノリ?

でもそれなら電車要素とかぐらい加えてみろよ。

ドラえもん人間機関車セットみたいな必殺技演出だけしかスチームなくて9割バッタじゃねーか。

カードポイントと要素の割合が逆転するシステムなの?

2023-09-14

anond:20230913233216

小説の展開をかんがえつきたいのならこれ

 1「タイトルから小説の冒頭(でだし部分)とどういう結末かを予測してから読む」

 2「1ページ読み切ったらめくる前に次のページがどうつづいているか考える」

 3「たくさん読んで好きなシーンを書き留める」

・単にメール増田なども含めて日本語意味を伝えることが旨くなりたいのなら

 4「英語など日本語ではない言語勉強する(当然文化勉強する)」

 5「紙の新聞コンビニで買ってきて一日分全部読み、知らない言葉を調べ要約する(社会面生活面も) 雑誌ならAERAとか週刊文春

わりと学校国語英語社会でやってることのとおりだけどそれでいいとおもうぞ

 

ちなみに小説書写なんかしたことないけど最長30万字の小説書いてます

300万字とかにくらべるとまだまだだとはおもうよ

 

追記

後日まとめるのか 

じゃあ気づくかどうかしらんけどこっそりかいておこう

高校国語先生小説の読み方を独自に開発してたんよhttps://kokugonote.com/monogatari_shin3doku02/

冒頭部 展開部 山場(の部) 終結

まあ漫画でいう起承転結ことなんだけどね

どんな小説にもこの4つがある

大抵は冒頭部以外はクイズになる

(たまに倒置的な小説だと冒頭部が冒頭じゃないこともある。山場、冒頭、展開、山場2、終結みたいな)

自分はわりと言い当てられてた

これが何個も連続したり入れ子になってると長編になれるんだけど

とりあえず走れメロスくらいの短編でいいからこれを分類していく

山場の部で抑圧された伏線解放されていくの楽しいなとかおぼえる

 

あとは整合性なんてない夢を書き留める夏目漱石からはじめてみたらたいていなにかしらは書ける

anond:20230913161139

東京の男だから理解放棄して勝手に誠実とか思い込んでる女が、手玉に取られてるって話じゃないのかこれ?男の方既婚者でしょ。伏線いくつかあるし。

ガチ天才だと思ったのはからくりサーカスフランシーヌ人形

面白い漫画は数々あるし名シーンもいっぱいあるけれど

結局からくりサーカスフランシーヌ人形を越えるモノは無いな

連載開始からずーーーっと張られていた伏線、というかカラクリを見事なまでに回収

いや、回収っていうとちょっと変だけれど、まぁお見事でしたマジで

アレは今から単行本を一気読みしても凄さがわかるかどうかは謎だな

連載が続いてちょっとずつカラクリが明らかになっていく中で、あーでもないこーでもないって考察してる中で

それを正攻法画力でぶち破るフジタ天才ですわマジで

フジタはあの1話とナルミがクマぬいぐるみ持ってブチ切れてるシーンだけでぶっちぎりの天才だとは思う

他のところや、うしとらガチリンとかも面白いんだけど、まぁフランシーヌ人形は越えられんのが正直な感想

2023-09-12

anond:20230912181550

アニメの中で伏線とかストーリーなら「無能なナナ」ってのが一番印象に残ってる

2期来てほしいんだけどなあ

anond:20230912181116

ピングドラム評価高いっていうのでアマプラ無料の時に見たけど、頭悪いかかいまいち楽しめなかった

伏線とかも別にれいには感じなかったしなあ

DeepLとかGoogle翻訳とかあるからネットフリックスとかアマプラとかの映像字幕翻訳仕事がすごく買いたたかれている。

依頼している側も、DeepLにかけるだけでしょ、って思っているのだろうね。

実際は文字数表現を細かく調整したり翻訳以外の部分のほうが大変なんだよね。

外国語の語呂合わせやギャグ機械翻訳はやってくれないし、会話で伏線はってたりしても機械翻訳無視するし。

ドキュメンタリーとかは言っていることが本当か文献で確認としないといけないという。当然ウィキペディアは不可ね。

それは本当は校正仕事のはずなんだけどね。

きちんとやる人ほど割に合わなくてやめていくからだんだんショボい字幕しかなくなると思うよ。

2023-09-11

俺たちはもう今週のジャンプの話も出来ない

きっとマウント合戦になってお互いモヤモヤして終わるだろう。

どっちがより深くジャンプを読めてるかなんて語りたくもない。

薄っぺらジャンプのどのページがどういう作劇効果を狙ってるだの、先々週の伏線がだのイチイチ語りたくなんてない。

「俺は凄いんだマジでセンスがあるんだ」ボタンを連打してそれにリズミカルな裏拍で「そうだね」「マジな」「センスあるよー」ボタンで返してほしい。

それが最高のセッションになると期待しながら「いや俺のほうが凄いねボタンを食い気味に勝手リズムで打ち合うだけのゴリラ喧嘩が始まルホウホ。

2023-09-08

anond:20230907094639

ここにまとめられてた

https://dic.pixiv.net/a/%E6%9C%80%E7%B5%82%E5%9B%9E%E7%99%BA%E6%83%85%E6%9C%9F

最終回発情

映画

ハリーポッター

アニメ

機動武闘伝Gガンダム (後述の『W』と『X』を含めて主人公ヒロインにはしっかりフラグが立っている)

新機動戦記ガンダムW (前述の通り)

機動新世紀ガンダムX (前述の通り)

機動戦士ガンダムSEEDシリーズ

機動戦士ガンダムAGE

デジモンアドベンチャー02

デジモンクロスウォーズ (メルヴァモンxベルゼブモン、ネネxキリハが該当、アカリxタイキはしっかりフラグがあった)

マクロスF

ライオンガード

ヴォルトロン

メガトン級ムサシ

漫画

鬼滅の刃 (主人公サブヒロイン、仲間とヒロインにはフラグがあった)

Dr.スランプ

NARUTO (しっかりとフラグがあったものもある)

ハーメルンのバイオリン弾き主人公夫妻と、その親友夫妻には、本編中でそれなりに丁寧なフラグがあったが剣士夫妻は最終回でいきなり夫婦にされており、まさにコレ。理由アニメ版でフラグが立てられていた事で作者が気に入り、最終回執筆にあたりノー伏線原作輸入したため)

BLEACH (ただしくっ付いたのは二組のみかつ、そこに至るまでのフラグはしっかり建てられていた)

ボンボン高校演劇部(主人公ヒロイン、両方に狙っているライバル達がいたが、最終回唐突ライバル同士でカップルになったり、知らない間に恋人を作っていたり、酷いのだと唐突に登場したイケメン設定の名前も顔も描写されていない男性告白され、さっさと主人公から彼に乗り換えたサブヒロインもいる)

魔法先生ネギま!(相手が判明している、相手何となく特定出来るキャラはともかく、詳細も無しに「結婚した」とだけ書かれたキャラ絶望しか無い)

魔法少女・オブ・ジ・エンド

めだかボックス最終回周辺にカップル(中には夫婦もいる)が大量に成立したが、作中の時間では10年が経過している)

ドラゴンドライブ(明言はされていないが、メインキャラそっくり兄弟姉妹が登場している。家が「大空動物病院」の大空兄妹は確定的)

絶園のテンペスト主人公その1&ヒロインに関しては根回しアリ)

小説

烏丸久美子は巫女でない(カップルが乱立した訳ではないが、メインキャラの1人は単行本収録のエピローグで(結婚こそ明言されていないものの)いきなり母親になっており、ある意味コレ)

2023-09-05

ライトノベル宣言」の謎を追え

はじめに

毎度毎度ネット文字創作界隈をお騒がせすることで有名な、「名興文庫」およびその「相談役」。

(詳しく説明するのは面倒なので、知らない人は「名興文庫」「本格ファンタジー」「ダークスレイヤー」あたりでツイッター検索をかけてもらえば、何となくその立ち位置が分かってもらえると思う)

今回は、日本において「本格ファンタジー」が根付くはずの土壌をラノベ破壊してしまった、という歴史認識を巡って学芸員鞍馬アリス@kurama_fantasy氏と論戦を繰り広げているようだが、その中でこんな発言が出てきた。

ttps://twitter.com/kurama_fantasy/status/1698847925580022266

鞍馬アリス

@kurama_fantasy

最初から土台をなしにされたと言うことを、歴史的史料(当該時期の雑誌新聞評論研究書簡類、出版に関わる統計資料等、あるいは当事者証言であるオーラル・ヒストリーを含んでいます)などを組み合わせて実証的に証明できないのであれば、デマ陰謀論の類と同じ価値しかないと思います

午前8:58 · 2023年9月5日

ttps://twitter.com/kadas_blue/status/1698849563380236367

堅洲 斗支夜/Toshiya Kadas@名興文庫相談役/総帥

@kadas_blue

ライトノベル宣言が出た頃の話と、先日私が引用していたファンタジーノベル大賞の『ヒロイックファンタジー採用しない』という公言

これによって長く一般小説に一ジャンルとしての本格的なファンタジーの土台がなくなったというただの事実を、わざわざ長い時間をかけて検証するのはあなた自由ですよ。

午前9:04 · 2023年9月5日

さて、「ライトノベル宣言」とは一体なんのことだろうか。

ライトノベル宣言」の謎

一般的に「ライトノベル宣言」として知られるもの、そして「ライトノベル宣言」でググってトップに出てくるのは、「角川武蔵野ミュージアム」内の「マンガラノベ図書館」で掲示されている、メディアワークス創業者にして元角川書店社長角川歴彦氏による文章だ。

マンガラノベ図書館特設ページ|角川武蔵野ミュージアム

ttps://kadcul.com/manga_light_novel_library

ライトノベル宣言

マンガラノベ図書館 開館によせて

作家夏目漱石代表とする近代文学昭和期に入って純文学大衆小説に分かれ多様に発展したが、 気がつけば名著名作として現代国語教科書内の存在になっていた。 しか青春文学を求めるヤングアダルトといわれる若者はいしか自分が選ぶ小説文学の登場を渇望していたのであった。 ライトノベル青春期の少年少女が与えられた本に満足せず、自分意志で手に取る最初の本である

ライトノベル起源イギリスの“円卓の騎士”や『指輪物語から影響を受け、RPGリプレイから生れた『ロードス島戦記』だ。 座を囲んだプレイヤーの数だけ豊かな物語を紡ぐことのできるゲームから水野良小説ロードス島戦記』を誕生させた。

このラノベの起源ロードス説にもついても一部で議論存在するが、今回の件とは関係がないので無視する)

実際鞍馬アリス氏も、「ライトノベル宣言」がマンガラノベ図書館のこの文章である解釈して話を進めている。

ttps://twitter.com/kurama_fantasy/status/1698903493632036891

鞍馬アリス

@kurama_fantasy

前者はマンガラノベ図書館開館によせて作成されたテクストであるかと思いますが、角川歴彦名義で角川書店ライトノベルというものをどのように発表時点で認識し、総括しているかは書いてありますが、本格ファンタジーとの関係性に関してはロードス島の部分以外では書かれていないテクストです。

午後0:38 · 2023年9月5日



これだけで決着が付きそうなところではあるが、相談役氏の過去ツイートおよび、執筆者不詳だが十中八九相談役氏が書いたと思われる名興文庫コラムを見てみると、「ライトノベル宣言」について以下のように語られている。

ttps://twitter.com/kadas_blue/status/1463850316441415687

堅洲 斗支夜/Toshiya Kadas@名興文庫相談役/総帥

@kadas_blue

くっそー、ファンノベ大賞が出た時の嫌な感じが30年かけて伏線回収されるなんて。

ちなみに当時のリアルな話をすると、ロードス島戦記で『ライトノベル宣言』がなされたころね。

あの頃から和製の『本格』は時が止まっているんだよ。

午後9:41 · 2021年11月25日



ttps://twitter.com/kadas_blue/status/1482181140610191362

堅洲 斗支夜/Toshiya Kadas@名興文庫相談役/総帥

@kadas_blue

世の中、小説なんてほぼ一生読まない人が大半なのに、そんな人たちも読めるような小説を出してお金にするなら、テーマも難しい表現もとことん取っ払ってディスポーザブルモデルにするしかない。

酒なら毎日高いウイスキーを買う人はそんなにおらず、発泡酒やストゼロの方が数字的には強いからね。

午前11:41 · 2022年1月15日

ttps://twitter.com/kadas_blue/status/1482182010928250880

堅洲 斗支夜/Toshiya Kadas@名興文庫相談役/総帥

@kadas_blue

しかし、ライトノベルを始めた頃の出版社は、それが世の中だと知らなかった。

そりゃそうだ。小説界隈の人たちは自分たちが造り酒屋ウイスキーブリュワリーだと思ってたんだもの

からちょっと水割りを作って将来的にウイスキー(小説)のファンを増やそう』ってライトノベルを始めたのよね。

午前11:45 · 2022年1月15日

ttps://twitter.com/kadas_blue/status/1482182689008467969

堅洲 斗支夜/Toshiya Kadas@名興文庫相談役/総帥

@kadas_blue

『初期のラノベがしっかりしてた』ってな言説は、それがウイスキー(小説)のエッセンスがそこそこに含まれていたからだ。

でも、水割りが売れ始めたので、某出版社が『これからウイスキーだけじゃなくて水割りを真面目に売る!』って宣言したのよね。

これがいわゆるライトノベル宣言だ。

午前11:47 · 2022年1月15日



ttps://twitter.com/kadas_blue/status/1490340592727228417

堅洲 斗支夜/Toshiya Kadas@名興文庫相談役/総帥

@kadas_blue

カドカワロードス島戦記をもって『ライトノベル宣言』をしたことによって、日本ファンタジーある意味呪われてしまいました。

今や本格的なファンタジーレーベルは無く、全てライトノベルです。

自分はこの状況が非常に良くないと思っている、生粋ファンタジーファンです。

午前0:04 · 2022年2月7日



ttps://twitter.com/kadas_blue/status/1568797511976091648

堅洲 斗支夜/Toshiya Kadas@名興文庫相談役/総帥

@kadas_blue

ロードス島は間違いなくラノベですね。

カドカワの『ライトノベル宣言』の切欠がロードス島戦記ですから

フォーチュン・クエストラノベって名前が出る前から小説ですね。分類としてはラノベに近い気はします。

午後0:04 · 2022年9月11日



ttps://twitter.com/kadas_blue/status/1581241393715957760

堅洲 斗支夜/Toshiya Kadas@名興文庫相談役/総帥

@kadas_blue

KAZUさんはとても理性的に話せる人なので少し面白い話をすると、某社がライトノベル宣言を出した時に、ファンタジーにある区切りが発生してしまったのですよ。

私としてはライト一般ファンタジーを明確に分けるか、いっそライトって呼称をもう無くして欲しいと思っています構成が大変で。

午後8:11 · 2022年10月15日



ttps://twitter.com/kadas_blue/status/1599779249946517505

堅洲 斗支夜/Toshiya Kadas@名興文庫相談役/総帥

@kadas_blue

年代的にはあの頃ですね。

まだラノベって言葉が無くて、ゲーム界隈で高まってたファンタジーへの認知ロードス島戦記解放されて、ライトノベル宣言が為されたころまでですね。

午後11:54 · 2022年12月5日



私は本来ファンタジー希望する~本格ファンタジーとは何か~ | 名興文庫

ttps://www.naocoshibunko.com/column004/

少し過去にさかのぼって説明しよう。『ロードス島戦記』の爆発的なヒットでカドカワが『ライトノベル宣言』を出してライトノベル時代が明確になり始めるころ、それ以前は『ファンタジーノベル』と呼ばれていた作品群もライトノベルの前期と分類されるようになったが、この時期に新潮社が『ファンタジーテーマにした文学賞』というコンセプトで『日本ファンタジーノベル大賞』を開始した。


お分かりだろうか。

この二点を前提にする限りは、相談役氏の言う「ライトノベル宣言」が、マンガラノベ図書館の同名文章を指しているとは考えにくい(ラノベ図書館オープン2020年8月

では、相談役氏の言う「ライトノベル宣言」とはいったい何なのだろうか?


仮説1:「電撃文庫創刊に際して」

ライトノベル宣言」をダブルクォーテーションでかこってググってみても、マンガラノベ図書館関連以外はほとんどヒットしない(冲方丁の「最後ライトノベル宣言」ぐらい)

こうなると、相談役氏の言う「ライトノベル宣言」は、一般的には「ライトノベル宣言」とは呼ばれていないものを指している可能性が高い(そもそも実在しない可能性はとりあえず考えない)

実際、上で引用したツイートの中にも「いわゆるライトノベル宣言」という表現がある。また、そもそも読者発の「ライトノベル」というジャンル名を出版社側がおおっぴらに使い始めたのはだいぶ後になってからのことである、という事実ラノベ史を少しでもかじったことのある人間には常識だ。

実質的な「ライトノベル宣言」に該当しそうな候補としては何があるだろうか。少し考えて真っ先に思いついたのは、「電撃文庫創刊に際して」だ。

ttps://sai-zen-sen.jp/editors/blog/works/4-9.html

大塚英志エッセイから孫引き

電撃文庫創刊に際して

 文庫は、我が国にとどまらず、世界書籍の流れのなかで〝小さな巨人”としての地位を築いてきた。古今東西の名著を、廉価で手に入りやすい形で提供してきたからこそ、人は文庫自分の師として、また青春の想い出として、語りついできたのである

 その源を、文化的にはドイツのレクラム文庫に求めるにせよ、規模の上でイギリスペンギンブックスに求めるにせよ、いま文庫知識人の層の多様化に従って、ますますその意義を大きくしていると言ってよい。

 文庫出版意味するものは、激動の現代のみならず将来にわたって、大きくなることはあっても、小さくなることはないだろう。

電撃文庫」は、そのように多様化した対象に応え、歴史に耐えうる作品を収録するのはもちろん、新しい世紀を迎えるにあたって、既成の枠をこえる新鮮で強烈なアイ・オープナーたりたい。

 その特異さ故に、この存在は、かつて文庫がはじめて出版世界に登場したときと、同じ戸惑いを読書人に与えるかもしれない。

 しかし、〈Changing Time,Changing Publishing〉時代は変わって、出版も変わる。時を重ねるなかで、精神の糧として、心の一隅を占めるものとして、次なる文化担い手若者たちに確かな評価を得られると信じて、ここに「電撃文庫」を出版する。

1993年6月10

角川歴彦



電撃文庫の巻末には必ず掲載されているこの文章現在もあるのかは知らない)。ラノベを読んでいた人間なら、一度は目にしたことがあるだろう。

「レクラム文庫」「ペンギンブックス」「アイ・オープナーたりたい」などを意味も分からぬままマネして遊んでいた人も多いのではないか(その馴染み深さから、昨年、角川歴彦氏が逮捕された際にツイッターで擦られまくったことも記憶に新しい)

この文章執筆者は、ラノベ図書館の「ライトノベル宣言」と同じく、当時メディアワークス社長だった角川歴彦である。というより、「Changing Time, Changing Publishing.」というフレーズ共通しているところを見ても、セルフオマージュというか、令和版「電撃文庫創刊に際して」として「ライトノベル宣言」が書かれたフシすらある。

逆に言うと、電撃文庫創刊に際して」は平成版「ライトノベル宣言である、と言えなくもないのではないか

ライトノベル」という用語自体が文中に存在しないのはもちろん、概念的にも直接ラノベに触れているとは言い難い内容ではあるが、他文庫派生ではない純粋ラノベレーベルの中では恐らく初めての「発刊の辞」という意味でも、「実質的ライトノベル宣言」らしさはある。

この説でネックとなるのは、電撃文庫創刊時のメディアワークスは一応「角川」ではないということと、ラノベ以上に「本格ファンタジー」うんぬんとは全く関係がないという点だろうか。

終わりに:未知なるラ宣を夢に求めて

仮説1と言っておきながら、2以降は思いつかなかった。尻切れトンボ検証申し訳ない。

なんとなく、角川のファンタジーフェアやスニーカーの創刊あたりにも何かそれっぽい文章がありそうな気もするが……情報や仮説をお持ちの方は、トラバブコメなどでこちらにお寄せいただきたい。

そんなの本人に聞けば済むことだろうと素人は思うかもしれないが、経験上、件の人物がこの手の問題についてまともに答えることはまずない。そのため、こちら側で勝手調査して結論を出す方がかえって手っ取り早いのだ。

それから、せっかく見つけたのでついでに言及しておくと、こちらの東浩紀桜坂洋新城カズマ鼎談では、(相談役氏がいうところの)「ライトノベル宣言」とはむしろ真逆歴史認識が示されている。

ttp://www.hajou.org/geetstate/cm70/hb_pp20-23.pdf

東 とはいえライトノベル崩壊するといっても、実はライトノベル外延のものが確定していない。SF だったら、SF 作家クラブがあって、福島正実が創刊した『SF マガジン』の歴史があって、ジャンルとしての基盤がはっきりしている。だからSF崩壊するといってもイメージが湧きやすいんだけど、それに対してライトノベルはどうか。例えば、安田均水野良が集まってライトノベル宣言をしたわけでもないし、機関誌が創刊されたわけでもない。そこで決定的に違うと思うんですよね



最後蛇足ながら、ひとこと苦言を呈させてもらう。

インターネット特別資格なしに誰もが自由発言できる空間である。それは明らかに大きな美点だ。

だが、何の気なしに発した曖昧な内容が、他の人間検証・裏どりの多大な手間をかけさせてしまうこともある。

そこで空費される本来不要だったはずの労力について、全員が一度は考えてみてもらいたい。あなたにとってはどうでもいい話題の一つに過ぎなくても、そうではない人間がいる場合もあるのだ。ましてや、その道に詳しい専門家のような顔で情報発信するならなおさらである

(この増田自身は好きでやっていることなので別にいいが)

追記

https://anond.hatelabo.jp/20230906123632

2023-09-02

実写ワンピースなかなかええやん

一話でバロックワークスが出てきて意味わからんかったが原作で言ってたエピソードだったり伏線回収されてておもろいやん

2023-08-26

ビブリオバトルって何が面白いの?

漫画映画になってないのを見るに滅茶苦茶つまらないんだろうな。

だって面白いんだったらとっくにそれをネタにしてるでしょ?

まあそもそもビブリオバトル面白くないのは明白なんですよ。

だってビブリオバトルってそもそも意味がわからないじゃないですか

読書会だったら「読み終わった本の感想を言い合って一番ドヤ顔にふさわしい考察が出来た人の勝ち」っていう明確なルールがありますよね?

でもビブリオバトルにはない。

そもそも題材にした本の面白さで勝負が決まるのであって、それはもう「素材の時点で勝負がついてる料理対決」みたいなものでしょう?

面白いとは思えませんよ。

というか、読んだこともない本の紹介とか長々とされたって困るわけですよ。

共通してない親戚の家に住んでる犬が如何に倫理観の欠如した汚らわしい生き物かって話を延々と聞かされるようなもんでしょ。

何よりも問題なのはビブリオバトルを始めて相手が「あっ、読んだことあるわ」となったらどうするんですか?

もうこの時点でルールが滅茶苦茶。

まだ人類のうちで出版に関わった人しか読んだことがないようなレビューでやるならまだ分かりますよ?

「ウチの新人は21歳で◯◯賞を取った天才でね。そんで今回の作品は彼の特色たる伏線回収がそれはそれで見事でね~~」

「え~~新人~~~???当たり外れが凄そ~~~。私が担当させて貰ったのはあの大ベテランですからね。あの人の安定感は本当凄いんですよ今回も安心して読めるわけだ~~~」

みたいに編集同士が宣伝対決とかでやるならまだ分かりますよ?

でもズブの素人がずっと前から書店に売ってた本を持ち寄って「俺以外にこの本読んだことがある人は誰も居ないと思うので紹介します!」って対決が始まるんですよ?

意味分からんでしょう?

どんだけ自分の自慢の本が全く売れてない前提なんですかね?

たとえばこれがコミケで売り子をやった本が1冊も売れずに「本当にいい本なのに200部刷って作者と俺しか買ってないから198部残ってます!最高の本です!」とかやってるなら自分以外の全員がまだ読んでないって前提の語りも分かりますよ?

でもビブリオバトルってもう何十万何百万と売れた本同士でやりがちじゃないですか。

だけども大前提が「読んだことない人に紹介」なんだから意味がわからないと思いません?

前提が壊れてますよ。

クソゲーですよクソゲー

絶対面白くないですね。

こんなのもし漫画化しても絶対売れませんね。

主人公デンジクンみたいなキチガイ面白くても、綾波レイみたいにオタクに物凄い人気が出そうでも、題材のつまらなさで誰も手に取らないこと確定でしょうね。

ハッキリ言いますけどね、こんなつまらなそうな遊びもそうそうないですよ?

みなさーん「伏線回収」してますかー?

はてなブックマーカーのみなさんは「伏線回収」という言葉一家言がありますよね。

それに比べてXの方達は言葉を無邪気に使い、そのポストにクドクドと長文ブコメを書く恐ろしいインターネットをよく見かけます

僕はもう、はてなブックマーカーのみんなが「伏線回収」で怒る姿を見たくありません!

なので「伏線回収」について思うところを思う存分に吐き出していただくサンドバッグ増田を書かせていただきます

以下、はてなブックマーカーの皆さんが怒りやすそうなポストの例です。

レイマグナスシャブラニグドゥです。(伏線回収)

○「ドラえもんのび太の新恐竜ピー助が登場する伏線回収に震えた」

○「ゆるゆりの撫子の恋人があの子って考察読んだけど全部の伏線回収してて腰抜かした作者本人か?」

○「FGOでオベロンキャラデザ羽海野チカであることまで伏線回収するとかきのこ深すぎ」

○「スパロボTは最早ナデシコ2なんよ、伏線回収エゲツなさすぎて泣いたわ」

○「ずんだもんの性別伏線回収されるときはくるんかな?」

○「東京03さんのコント伏線回収が凄まじくて、コント通り越して演劇なんよ」

○「ダイターン3破嵐万丈メカノイドである伏線回収はまだでつか?」

○「ぼざろのきくりおねーさん風呂無しアパートに住んでる伏線回収で10000000000回抜いた(事実)」

○「押井マモはお犬さんのこといつも追いかけてる。一日中お犬さんのことばかり考えてる。だけど押井マモはやっぱり少し蕎麦全然お犬さんの気持ちなんてほらわからないみたい。本当にだめよねお蕎麦さん、教えて欲しいのお蕎麦さん、そうこの世で一番大切なことはやっぱり「遅すぎたと言っているんだ」だったと思うけど、人生伏線回収じゃん」

○「「みなさーん「伏線回収」してますかー? 地獄に落ちろ!」 まさか、この増田タイトルすらも伏線だったとは…… このはてなブックマーカーも見抜けなかったよ……」

2023-08-24

anond:20230823132224

そうは言うけど二線級で面白い作品ってめっちゃ人選ぶよ?

多分お前はこれ聞いても「え?こんなの頼んでないけど?」って言うと思う。

お前が知りたいのは「超有名なはずなのに何故か自分は知らなかったアニメ」。だろ?

でも俺は意地悪だからお前の望み通りに二線級の傑作を伝えるは。

B級の有名作品でもなければ超マイナーでもない中途半端知名度があるようなないような奴な。

Sci-Fi HARRY 2000年

ある日超能力に目覚めたいじめられっ子青年が謎の組織や怪事件に巻き込まれる。

2000年問題終了前後のジメっとした雰囲気が残るアニメの中でも、とりわけメンヘラ感漂うサイケ作品

主人公はイジイジしているしヒロインジノリはなんかこえーしでキャラクターが魅力的かと言われると微妙

2000年代前後FPSADV彷彿とさせるようなオカルティックかつナイーブ雰囲気セカイ系なのか狭い世界系なのか分からんノリに浸りたいならオススメ

コヨーテ ラグタイムショー 2006

グーグル検索すると「1話だけ」がサジェストされる1話全力アニメ

とにかく1話のワクワク感が凄い。

1話が作品価値全体の90%を占める。

しろ300%の価値がこの回にあって残り11話かけて上がった期待値分の反動-200%を視聴者は支払うことになる。

アウトロー感のある世界パラシュートで落下してくるアンドロイドの12姉妹大塚明夫ボイスのオッサン

名作の予感からの完全な裏切り

通称全1話。

この話をすると2005年製のフタコイオルタナティブ話題に上がるが、この辺の時代はとにかく深夜アニメが1話で必死にやって3話ぐらいで力尽きることが多かった。

ファンタジックチルドレン 2004年

全話見た人は「これは一線級だろ!」と思うだろうが、マイナーさじゃ二線級になれるかさえ怪しい作品

強烈な伏線回収で最終的に面白くなるけど序盤はひたすら地味にしか感じられないだろう。

こういった後半面白くなる系はシムーン百合みたいにどこかしらピーキーな要素で客寄せパンダするがこの作品はそれさえしない。

旨い料理を作るけど宣伝する気が1ミリもなくていつか潰れるんじゃないかって雰囲気がずっと漂ってる地元定食屋みたいな味わいがある。

全26話をちゃんと見る覚悟があるならオススメ

ボンバーマンジェッターズ 2002年

リアルタイム子供だった人は全話通して見たときの奥深さを理解しきれず、リアルタイム子供向けアニメ卒業していた人は見ておらず、子供向けアニメだろうが全話見ていたオタクけが滅茶苦茶面白かったことを知っているアニメ

全52話のうち20話ぐらいまでが貯めで折り返しぐらいからグイグイ面白くなっていく。

子供向けボンバーマンを20話見る下準備に耐える覚悟はあるか?

相性が良ければ最高の体験ができるぞ。

全話見て合わなかったとしても俺は知らん。

コレを見て「いつ面白くなるの」と言うような奴と口を利く気はない。

てさぐれ!部活もの 2013年

さぁカメラが下からグイッとパンしてタイトルロゴがドーン!の元ネタ

石ダテコー太郎監督が一時期量産していた「女子声優ラジオキャラ設定と3Dアニメをつけたようなナニカ」の中で一番有名な奴。

合わない人によっては1話OPの冒頭が最大瞬間風速で終わるが、合う人にはずっと面白い

とりあえず1話のOPだけ見たら興味を持つと思うからそのあとは面白いと感じる範囲まで見れば良い。

たつきが関わっていたり、カメラが下からフレーズがやたら有名だったりのせいでそこそこ知られてはいるが、実際に2話以上見てる人ってかなり少ないと思う。俺はくたパンネタの使い回しに飽きてきて6話ぐらいで切ったはず。

コゼットの肖像 2004年OVA

リリカルなのはの少し前~同時並行ぐらいで新房昭之が関わっていた作品

詳細は察して欲しいのだが、ソウルテイカーの後暫くの間とある業界に関わりより強烈になった作風が強く出ている作品

監督としてのカラー確立された作品だと俺は思っている。

なのは1期のOPを思い出してほしいんだがあのどこか暗く塞ぎ込むような雰囲気が、こちらではより強く押し出されている。

陰鬱で陰惨な世界に艶めかしさを加えた耽美主義悲観主義のないまぜの空気が某業界で働いて経験値を稼いできたことを感じさせる。

これを見て、ソウルテイカーを見て、なのは1期を見て、それからまどマギを語ることでオタクとしてよりキモくなれるぞ。

無限のリヴァイアス 1999年

二線級のラインが分からなくなってきた。

これ凄い有名な気もするんだけど、知ってる人が凄く知ってるだけな気もするんだよな。

サンライズが作った宇宙漂流アニメ蝿の王モチーフ

分かる人にはもうこの時点で不穏しか無いけど、本当にただただ不穏なことしか起こらない。

スギス系の鬱アニメで、人間の最大の敵は人間って感じの作品なんだが、同時に地獄の中で人間性が研ぎ澄まされた結果の人間讃歌も強烈。

楽しく語るタイプ作品ではなく、見た後にズーンと強烈な何かが胸に残り続けるタイプ

知ってる人は「これ面白いよね」って言うんだけど、他の人に「面白いよ」って薦めるのは性格悪い奴ぐらいな気がするから、それでイマイチマイナーなようなメジャーなような微妙な感じなんかな。

プリンセスチュチュ  2003年

可愛い女の子バレエをするとってもハートフルアニメだよ。モチーフ白鳥の湖とかその辺。

運命とはまさしく地獄機械であると言わんばかりの歯車仕掛けの悲劇

バレエクラシック作品モチーフとして強く用いられているので見る側にある程度教養が求められるので敷居はちょっと高い。

でも扱われているのは有名作品ばかりだから大人が見る分には問題ないはず。

ミュージカル色の強いアニメは定期的に出てくるけどオペラっぽい雰囲気作品は珍しいのでそれ自体が見所。

可愛い可哀想が一緒になると2倍美味しいと思える人は是非見てね。

IGPX  2006

アーイ!ジーピー!エーックス!の掛け声が特徴的なOP曲を歌うのはGRANRODEO

人型ロボットで3対3のチーム戦モータースポーツをするという非常に色物な設定。

リーグ戦の下位チームが下剋上を狙う語はホビーモノとお仕事モノとロボットモノがごたまぜになり他にない空気感を醸し出す。

レースルール意味不明とかこれ殴り合わずスルーすればいいんじゃないかとかツッコミどころはいっぱいなのだが、ロボがレースをするという独特の絵面はインパクト抜群。

突っ込みどころ満載のレースに目をつぶれば全体としては若者葛藤を描いた名作だと思う。

でも後半は迷走し過ぎだし、前半は無難に作りすぎてるのよね。

でも全体を通して流れる「とにかくやるしかねえ」「なんでこんな上手くいかねえんだろう」の行ったり来たりは人生描いてるなって感じるし、中盤はそれがいい感じなんでその辺だけでも見て欲しいかな。

多分そんなマイナーじゃないけどまだ見てないなら見ろのコーナー

魔法遣いに大切なこと 優しくて大人しい地に足の付いた雰囲気アニメ。こういうの最近減ったな。

ARIA すげーマッタリした気分になれる。寝る前に見るアニメって全部こういうのでいいのでは。

夏目友人帳 優しい妖怪人間の話。落ち着いた喋り方するアニメってなんか最近減ったよな。

R.O.D(OVATVシリーズがある)滅茶苦茶映像が凄くて音楽が格好良くて話がよくてキャラ可愛いくて格好良くて映像が凄い。

bpS バトルプログラマーシラセ ハッカーハッキングで戦うアニメ攻殻機動隊みたいな重い感じではなくコミカル

Serial experiments lain カルトアニメ金字塔カルトっぽいアニメが見たいならこれを見るしかない。

神霊狩 lainと似た感じのアニメ。滅茶苦茶カルトっぽいぞ。

GUN GRAVE アクションシマシのゴッドファーザー。1話が視聴者置いてきぼり過ぎていきなり見ても面白くないので2話から見よう。

瀬戸の花嫁 ナンセンスギャグアニメの傑作。意味分からんけど面白い。当時のダークホース筆頭。

ゼーガペイン ◯話まで見ろで有名になった奴。確か6話。個人的には妹が出るまで見て欲しい。

アクエリオン 個人的な「6話まで見ろ」。6話までじっくり丁寧に積み上げて放たれる展開は爽快。ついてけなかったら見なくて良い。

地球防衛企業ダイ・ガード スパロボ参戦でメジャーになったスーパーリアルロボット系(スーパーロボット現実に居たらどうなるんだろう?系)。

南海奇皇 (ネオランガ) ロボット日常生活に食い込んでくるマジックリアリズム的な作品ある意味スーパーリアルロボットだけどロボ自体普通にスーパー系。

学園戦記ムリョウ 宇宙転校生との交友を描く作品なのだ絶妙に地に足がついていて生々しい。日常系かつハードSFという独特の作品

プラネテス 宇宙ゴミを拾うデブリ屋の物語。「愛」の概念の元に孤独自己探求を貫く物語としての色も強い原作と比べ、アニメ版は「愛」を軸に人と人の繋がりを暖かく描く傾向が強くなった。原作アニメ両方味わうとちゃんと2倍楽しい

宇宙のステルヴィア 序盤は天才主人公のTUEEEEE物語。雲行きの怪しくなる後半から賛否両論もあるけど他の作品ではあまり見れない展開があるので「めっちゃたくさんアニメ見たけど他になにかある?」って人には取り敢えず薦める。でもめっちゃアニメ見てる人はもう見てる気がする。

王立宇宙軍 オネアミスの翼 オタクの常識にして世間非常識ロケットを飛ばすだけ(この作品風に言えば、ロケットがただものすごい速度で落ちるだけ)の滅茶苦茶作画が豪華なアニメオタクは皆見てるし大好きだけど、一般人は見ても多分そんな面白くないしそもそも知らない。

2023-08-23

anond:20230823132224

アニメオタがあまりついてない作品ということで

ファンタジックチルドレン

監督脚本キャラデザなかむらたかし。由緒正しいボーイミーツガールSFファンタジー冒険活劇風に始まるが・・・

前半はテンポ遅めながら後半の伏線回収に震える。ネタバレ回避して挑んでほしい

上野耕路叙情的な音楽も沁みる

新しいジャンルに触れたいので、何か一線級以外のアニメ教えてください

ここでいう一線級はオタクならまあ知ってるってレベルジブリピクサーけが一線級とかじゃなくてな

オタクなら知ってる

涼宮ハルヒの憂鬱

コードギアス

魔法少女まどかマギカ

進撃の巨人

ぼっち・ざ・ろっく

ぐらい有名なのを除いてというやつ

あとワンピースとかルパン三世とか長期連載系統も置いといて

クレクレ君というのもあれなので自分提供する

・禍つヴァールハイト

今はなきソシャゲの前日譚で偶然の不幸にに巻き込まれ、人を殺めてしまい、

色んな出会いトラブルに巻き込まれて国の陰謀に巻き込まれてゆく…

というイケメン揃い、美少女揃いでは決してなく

異世界転生するわけでも、派手派手のアクションもないのにも関わらず

シック雰囲気が活かした良いアニメ

ACCA

全体的な完成度が高い作品で格調高い雰囲気がよし

伏線バッチリ聞いていて、それを知ると前半と後半のほんとうの意味がわかるようになる

不穏な雰囲気が好きな方はぜひ

Monster

有名すぎるか・・?

浦沢直樹原作に基づくアニメ作品。前半部分なら浦沢直樹最高傑作と私は踏んでいる

1990年代ヨーロッパ舞台に展開するサスペンスもの

物語は、優れた脳外科医であるDr.テンマ。彼の一つの決断が、彼の人生と彼を取り巻く多くの人々の運命を大きく変えてしま・・・

って話だけどラストは置いといて、あの原作ののめりこんでしまうような緊張感をだせているのがGood。ルンゲ警部好き

こんな感じで何か教えてくれると嬉しいです

2023-08-21

OPで描かれたシーンが本編で再現されたらそれは「伏線回収」と呼べるのか

OP 伏線回収」で喜んでるひとがいっぱいいる

anond:20230821093720

仮面ライダーOP映像を本編で再現することを特撮オタクはアホだから伏線回収だと思っちゃってるという話

OP伏線回収

OP伏線回収」ってなんだよ

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