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2024-11-21

がんの猫の通院、10時間かかる

タイトル通りである

ほぼ週一で猫の通院に10時間かけているので、インパクトを持つタイトルであるか否かの感覚も既にかなり曖昧になってきている。

しかしながら10時間だ。

所定労働時間

月延べ40時間、猫の通院に時間をかけている今は、人生を振り返ってみてもかなり稀有体験をしている時期だ。

このエントリは、そういう時期についての個人的な記録です。

敬意

この記録を残そうと思うにあたり、まず、担当獣医師、及び飼い猫(順不同)に敬意を払いたい。

健康だった時期の飼い猫を知っている身としては、通院に時間を費やさなければならない現状に文句たらたらではあるが、獣医療と猫に対しての敬意だけは常に忘れてはならないと感じている。

担当獣医師は、少なくとも飼い猫を診せる日は、おそらく10時間以上勤務しているはずだ。重病を抱え、寿命がそう長くはないであろう犬や猫が集まる医療センター10時間、ないしはそれ以上の勤務、それによる凄まじき労苦は想像に難くない。

対して飼い猫は、朝から晩までの間、檻に入れられているか抗がん剤の投与をされている。週に一度とはいえ人間エゴイズムによりそんな訳のわからない目に遭わせてしまって、心底申し訳ないとは思っている。

担当獣医師と猫に敬意を持ち、それぞれの境遇にも思いを馳せながら、文章を記すことにする。

患う猫(とその見た目について)

猫は現在15歳の老雄猫である。約一年前にがんであることが発覚し、経口薬その他による対処や諸々の検査を経て、約二か月前から血液投与による抗がん剤治療を開始した。

チャーミングな見た目についても少し記しておこう。

毛並みはサビ模様と白い胸毛(および腹毛)、靴下のような白い足先がトレードマークで、なかなか洒落雰囲気だ。

耳の形は猫らしい三角形ではなく、丸みを帯びていて、常にぴん、と立っている。

猫らしからぬその耳の形状故に、電車の隣席に座った女性からケージを見つめながら「うさぎちゃんですか?」と訊かれたことがある。猫です。

そんな茶目っ気すら感じる飼い猫が、がんにより闘病中だ。なかなか、ままならないものである

狂気時間

10時間も何するんすか、と改めて思うが、時間割としては以下の通りである

1) 午前8時~午前9時(1時間):往路(自宅から病院まで)

2) 午前9時~午後13時(4時間):猫を病院に預け、抗がん剤投与前の検査

3) 午後13時~午後16時(3時間):検査結果確認後、抗がん剤投与

4) 午後16時~午後17時(1時間):医師との面談、薬の処方、会計

5) 午後17時~午後18時(1時間):復路(病院から自宅まで)

1)、5)の往復路にかかる時間や、4)に関しては大した話ではない。

2)、3)が曲者だ。

「通院」の大部分を占める7時間をどのように過ごすか。

医療センター辺鄙な立地にあり、周辺に存在している施設はごく限られたものになる。

飲食店で過ごすのも手だが、せいぜい潰せる時間は2、3時間程度である

そもそも、猫の検査結果や現在の体調、検査中の猫の姿を思いながら過ごす時間というのは、憂鬱であり、賑やかな飲食店で過ごすには心が落ち着かない。

少し足を延ばせばラブホがあるが、毎週ラブホに行くのも滞在費が嵩んで仕方がない。観光できるような場所も近くには存在しない。

そうなると、行きつく先は自然と定まってくる。

鬱箱収容7時間

通院時間のメインである7時間を過ごす場所として最終的に落ち着いたのは、インターネットカフェ通称「鬱箱」である。(これは世間一般における通称ではなく、私が便宜的に名付けたという意味での通称です)

人々が蚕の繭のように小箱収納されており、その小箱は窓がなく、暗い。曇っていようが晴れていようが、空が見えない。常に暗い。

パソコンの画面には、よすがを求める者に向けた結婚相談所広告や、行く当てのない者に向けた入寮可能、即金の仕事を勧める広告が忙しなく踊っている。

そんな小箱の中で、猫のことで気を揉みに揉みながら7時間過ごす。

鬱を加速させるしかない、暗い、箱。まさに鬱箱である

しかしながら、7時間という迫力のある長い時間を過ごすには、やはり鬱箱以外にはなかなか見当がつかない。

7時間のうち2割はパソコンでの作業に充て、1割は食事病院との連絡に充て、4割は眠り、3割は『あたしンち』(これ以外に鬱を加速させない漫画を知らない)を読む時間に充てる。

不穏な時間の中、暗闇で読んでも鬱が加速しない漫画を知っている人がいたら、ぜひ教えていただきたい。

現在の救い

ここまで散々陰鬱トホホ文章ばかり記してきたが、救いはある。

猫が元気なのである

猫は少々痩せてはいるが、闘病中ながら食欲は大変旺盛で、便通も申し分ない。家の中を悠然と徘徊し、腹を天に向けて放り出し、ぐうぐうと眠る元気がある。

先日も通院から帰宅し、屋内に開放した途端に人間の足元に纏わりつき、ニャンニャンと大声で啼いて飯の催促を始めた。もちろん大盛りの猫缶を食わせてやった。処方された薬も忘れずに。

投薬の効果か否かは定かではないが、本当にがんなのか疑わしいほどの生活ぶりだ。

ともあれ、本猫に今、有り余る元気があるのは何よりなことだ。

猫が生きて十五年を過ぎ、これからもまだ元気でいてくれるなら、通院10時間も苦ではないと思っている。

いや、少ししんどいが。会計金額を見て、毎回眩暈がするような思いをしているが。頑張りたいと思っている。

病院を訪れて、病院から猫を連れて帰る頃には日がとっぷり暮れていようと、鬱箱に7時間籠ろうと、猫が元気ならば、頑張りたい。

猫も、もしま人間寝床に潜り込んでくることが楽しいのならば。申し訳ないが病院へ連れていくことを、どうか許してほしい。

猫、通院を我慢してくれて、元気でいてくれてありがとう

担当獣医師も、毎回真摯に向き合ってくれて本当にありがとう

そして、鬱箱の店員さんも、いつも私に温かいポテトフライを揚げてくれてありがとう

鬱箱って言ってすみません。でも、ネカフェって鬱箱すぎます

これからもお世話になります

╔═══ナンカ辛苦悪悪性性自覚═══╗

║「アッ…イヤコレワカッテタ……ワイ性格悪ッッ😈」║

╚═════════════════╝

👇例えば、Xで──

「キライキライナー👎」「ブッサーー!ゼッタイ可愛くねぇ‼」って書き込みッ✍

💬Togetter😇、はてブ😌でもペッペッッ✨

🔻電車では…

🤪「アタマオカシイ人キタキタ〜🎥‼」撮影🔴→後で笑いの宴🌀🎉

ギャハァァ!!───😎

──職場の巻──

💢嫌いな芸能人👤🗞️←Yahoo検索📱💥

💬アンチコメ💀(顔もアレだが自信過剰は親のせい⁉🤔)を

「先輩〜ww見てくださいよこれwww」🤣✨

→(先輩はまさかファン😡💢)

→💀激怒💀+✋疎遠👋

⚠別日❌またまた職場

「アノサァ、撮影したアタオカさん動画📹ミルゥ?」

同期「キッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ」😠💢

「アンタマジ性格ワルッッ‼!」

上司「コラ‼盗撮‼削除シロ‼👊」😡

▼ワタシの夢💭

増田みたくハッタショ😐チギュウ🐄語録でワイワイしたいのにッ

職場、チギュウ通じねぇ。説明→「ウワッ💧」

最近

⚠私が喋りだす→露骨話題スライド🏄💦

友人に愚痴る😒

👧「アンタ性格ワルッwwwwwwwww」💀

私「……(えっ、君も思ってたの……?)」

──自覚⚡💀発動

𝕏 📱や増田👾では私、どう見えてんの?

怖い…😢💭

ワイ、そんなに性格ワルイノカナ……

https://anond.hatelabo.jp/20241121155341#

自分性格悪い自覚が出てきていて辛い

例えばXで嫌いな芸能人インフルエンサーニュース発言引用して

「この人嫌いだなー」とか、「え、全然可愛くない。ぶっさ」とかコメントしたりしている

Togetterとかはてブでも同様

電車の中で頭おかしそうな人がいると、とりあえず動画撮影して後で見て笑ったりしていた


職場で嫌いな芸能人話題になった時、そいつニュースYahoo検索して、

アンチコメント(顔があまり良くなくてびっくりですが、ここまで自信過剰に振る舞えるのは親の愛を相当受けたのかな?)を先輩(男)の前で書いて笑いながら見せたら

先輩は(顔に似合わず)その芸能人ファンだったらしく、凄く怒られて、それ以来距離がある


先日、撮影した頭おかしい人の動画職場の同期に「今日面白い動画とっちゃったんだけどさ」と見せたら

ちょっとマジでやめな!なんでそんなに性格悪いの?」とキレられ、上司にも「盗撮に当たるからすぐに消せ」と注意された


私としては増田でやってるみたいに嫌いな人やハッタショやチー牛みたいな人の悪口話題で盛り上がりたいんだけど

職場ではそもそも、チー牛すらロクに通じないし(意味説明したら、何故か引かれた…)

最近では警戒されているのか、私が話そうとすると、露骨話題を変えられる


友人に愚痴った所、「そりゃアンタが性格いからでしょwwww」と笑われた

えっ、この子にまでそう思われてたのか?って思うと、急に色々自覚が出てきて、辛くなった

リアルではだいぶ抑えてた方だったんだけど、それじゃXや増田じゃどう見えてるんだろうって思うと、怖くなった


そんなに、性格悪いのかな……

2024-11-20

この国、未だに貨物を船で運んでるんだw

韓国との間にトンネルできれば電車トラックで済むのにw

ネトウヨのせいで一生この国後進国のままやw

百貨店におしゃれしていく奴って電車や車で百貨店行くような連中じゃないのかな

ワイらは徒歩かチャリで行くから普段着やで

大きめのコンビニくらいの認識やわ

anond:20241120075925

カスハラ殆どは、接客態度で異常に怒り散らす(商品クレームより多い)→クレーム対応で仕事進まず…という、異様な世界だった。店員防衛線張るのは当たり前。電車で変な人がいたら避けるのと同じ。日本労働生産性の低さは、この異常過ぎるクレーム対応だと思う。

混雑気味の電車普通の傘を持ち込むやつ

何考えているんだろうな?

傘が服に当たって濡れたり、座席に座っていたら前に立っているやつの傘の水滴が垂れてきたり…。

大きい折りたたみ傘なんていくらでも売っているんだから折りたたみ傘買えよ、使えよと。

あるいは電車内に危険性のある傘を持ち込んでいる自覚を持てよと言いたい。

2024-11-19

中卒ニートの妹(15)を救いたい

23歳で一人暮らししてる社会人2年目なんだけど、実家に置いてきた15歳の妹がいる。

妹は高1の代。だが中学卒業後に高校へは進学しなかったストレート中卒。

ほぼ毎日部屋に引きこもっていて、ゲーム動画・インスタ・漫画に浸り、たまに大好きな地雷系のファッションメイクをしたりしている。

彼女は小6頃から不登校気味で、中2からは完全に学校に行かなくなった。中2から中3にかけての登校日数は驚異の0日。

いじめに遭ったりとかは別になくて、本人曰く『モチベが無かったし担任が変わって迎えに来てもらえなくなったから』行かなくなったらしい。

私も似た感じだったけど無事社会人になれたので割と楽観的に見ていたのだが、

妹を取り巻く環境について考えた結果、もしかしてヤバいでは?と感じ始めた。

まず、うちの妹は、頑張れない・考えることが苦手・めちゃくちゃ繊細な子である。例をあげると、

不登校中にこれで勉強してみてねと渡されたタブレットには一切触れないまま卒業

自分が行きたい!と言ってチケットを取ったアイドルライブのため遠征するのに、家を出る1時間前になっても全く準備が出来ていなかった

・外に出るときマスク必須外食絶対拒否。知らない人とは話せない。バス電車などの公共交通機関絶対NG

次に、うちの実家はめちゃめちゃ田舎である

どこに行くにも車が必須で、大型商業施設大学などのある市街地まではバスで2時間

これだけでバイトや進学のハードルがグンと上がり、恐らく妹が外に出ない理由もこれがでかい

そしてこれが一番、うちの親(母子家庭なので母親)が毒親であること。

つい先月も酔って暴れて警察沙汰になり、妹が児相保護されました(が、当の妹は自分の部屋に帰りたいからと家に帰った)。

母は自身が中卒だからか勉学の重要性は全く認識していなくて、私も学業に関する話をされた記憶は全くない。妹に対してもそんなスタンス

妹の父親から養育費は貰っているので、妹が欲しがるものゲームアニメのグッズや漫画や服など)は買い与える。

で、『こんだけ買い与えてやったんだからお前は私の機嫌を損ねるな!!』と定期的にヒステリーを起こす。そんな親です。

からも定期的に『お母さん暴れてるんだけど』『お母さんがまた男連れてきた』といったLINEが来る。その都度迎えに行きたいのですが、夜中の片道1時間半…。

私としては、妹にそろそろ現状のヤバさ、このままではそのヤバい母親共倒れになることに気づいて貰いたいし教育の機会も得て欲しい。

ただ、妹としては、好きなものを買い揃えてもらった部屋でボーッと好きなことだけしている状態が心地よくて、母のヒステリーはたまにある厄災として耐えればよしという認識

救いたいというと大仰な言い方だけど、絶対に現状のままではよくない未来しか見えないから、妹には変わってほしい。

まぁそういう話を妹ともした結果、『高校ちょっと興味あるかな』って感じだったので通信制高校オープンキャンパスに連れて行く予定を立てた。

とはいえ、本人がそのために外出できるかは不明。道は長い…。

新幹線運賃ってルートに落ちるのかな

例えば、東海道新幹線博多に向かうとき特定の県にお金を落とさないためには迂回するしかないのだろうか

そんな事をふと思った

電車運賃地域にどう分配されるのか知らないんだよな

2024-11-18

最も得意な会話の種類が会議になってしまった

会議アジェンダが決まっている会議開始〜進行〜終了までの作法が決まっているディスカッション自身知識立場を考えると苦にならない会議で話すのが苦手という人もいるが、発言フレームが明確であり、トレーニングでなんとかなると思っている。

 

なのに雑談となるととんとダメである飲み会はおろか、立食パーティなどもってのほかであるせっかくコロナ禍で立食パーティ絶滅したのに、何事もなかったかのように復活したのは至極残念である

 

電車かに乗っていると、延々と喋り続けている人をたまに見るよくそこまで喋り続けることができるな、ぼくにはとてもできない、と思いつつ、心の中で勝手に相槌を打ったり会話に参加するのが密かな楽しみでもあるしかしそれを言葉にして出そうとすると途端に出なくなる。音として出すのにものすごいエネルギーを要するのである

 

そう考えると、カラオケの方がマシである決められた音を決められた通りに出せばよいあとは適当拍手をするなりタンバリンでも叩いていれば良いしかしもう一年半くらいカラオケに行っていない。

現代社会奴隷労働を超えてる。

奴隷だって拘束時間12時間でも、昼休憩2時間夕方休憩1時間で実労働時間が9時間とかだろ。

現代人のdoor to doorでの拘束時間はそれを超えてる。

だいたい、バスとか電車かいう、シートベルトどころか着座すらできない輸送機器にタコ詰めにされて移動しなくちゃいけない。

暖房が完備されてるから昔の奴隷と違って体への負担が少ないっていうだけだ。

共働きじゃないと生活費が足りない。

仕事をしながら家事完璧にするのは無理で、掃除や、大きなもの洗濯は週末にまとめて行わざるを得ない。

趣味なんか持てない。

辛すぎる。

anond:20241118142955

今は首都圏郊外でもBT別は5~6万円ぐらいするんだが…

最低賃金仕事で、飲食業小売業シフト関係で、電車がないことが多い。

から、その選択肢実質的に取れない。

仮にとれたとしても、最低賃金仕事だと交通費を出さないことも普通にあるし、金額制限があることもある。

2024-11-17

・始発駅で「私は障害者です。100円ください」という看板電車に乗って発車を待つ人皆に見せて回ってた人

自分が座りたい席(優先席ではない)に座っていた女性の膝を白杖で何度も叩く男性

・始発駅の発車を待つ電車内で「どこまで行くのですか」と女性にのみ聞きまくる男性複数回

・朝、女性専用車で降りる駅までニヤニヤして乗っていた男性複数回

電車内で女性を隅に追いやり、顔や体が触れる寸前まで寄っていたヘルプマークをつけた男性

こういうの、我慢しなければいけないのでしょう?移動に不便があるわけではない自分らは。

知的障害発達障害のような方は咎めず見守るのが正しいのだから

障がいを持つ方に声をかけない、手助けしないことにした

少し前の話。

平日の閑散とした駅のホーム。次の電車10分後。

ホーム白杖を持った中年男性がひとりで電車を待っていた。

困った様子はなかったが、念のため「手を貸しましょうか?」と声をかけてみた。

全く見えないという方ではなかったようで、

あんたみたいなブサイクにしてもらうことなんかない!」

と怒られてしまった。

まあそうだろうな、と納得した私は謝罪し、駅員に声をかけるべく改札の方に向かった。

駅員とホームに戻ると、さっきの男性キレイ女性が「手を貸しましょうか」と声をかけているところだった。

結局、電車に乗る際はその女性と駅員が手助けしていた。

助けてもらう側でもブサイクは嫌だろうし、気持ち悪いだろう。

から、私はもう声をかけないし、手助けもしない。

車いす電車ぶっ壊した話で電車自動スロープ出せみたいな意見があるけどさ

逆に車いすスロープ出すんじゃだめなんか?

多少の段差はいくらでもあるんだから車いすが板出して回収できるようにしたほうが便利やろ。

寒くなるからみんな暖かくしようね

くれぐれも風邪ひいて電車の中でゴホゴホしないでね。それもマスク無しで。絶対だよ。

トイレ攻略の前にすべきこと

https://anond.hatelabo.jp/20241116222849

お腹が緩いやつは消化の苦手な食べ物をそれと認識せず食べてしまってないか確認しろ

毎朝通勤時に漏らしそうなやつは朝食べてるものを見直す。

牛乳コーヒー、脂っこいもの、人によって腹を下しやすものはだいたい決まっている。

俺の場合牛乳飲まなくなってから朝の電車が苦ではなくなった。

朝に限らずトイレが近い状態になったら、その直前に食べたものを思い返す習慣をつけろ。

俺はほかにネギたっぷり乗ったラーメンを食うと確実にそのあと腹を下す。

でも好きなものは食べたいので家や近所、出先でもすぐトイレ確保できる状態ときに食べるようにしている。

幼少期に形成される身内との信頼関係

あんまり覚えてないんだけど、俺は幼年期に同居してる父方の祖母によく外に連れてって貰い、都内のあちこちに連れて行って貰っていたらしい。

年子の弟もいたので、嫁の負担を減らしてあげる心算もあったのだろう。

俺が一つ覚えているのは、祖母電車に乗って出かけ改札を出かけた時の事だ。祖母が一人で先に改札を抜けてスタスタと先に行ってしまった事があった。「おばあちゃん!」と呼びかけても振り向きもせず、切符概念も把握も改札のシステムもわからない俺はどうすればいいかからなかったので、そのまま改札を突っ切り祖母に追いついた。

他にもあちこち連れて行って貰った記憶はあるが、楽しかった記憶というのは正直あまりない。辛かったのか、行きたくなかったのかもよく覚えてない。

俺は愛想だけは良かったので、あちこち祖母について行くお婆ちゃん好きなおばあちゃんっ子だと言われていたので「俺はおばあちゃん好きなおばあちゃん子なのか〜」と当時は刷り込まれていたが、気づいた時には祖母のことはどちらかと言えば好きではなかった。同居家族としての割切りと諦念があった。こういう事を言うのもあれだが、正直に言って尊敬できる所を探すほうが難しかった。俺が歳を重ね、比較対象となる大人が増えていく度に、祖母デリカシーの無さや常識の無さ、相手気持ちに立って考える事が出来ない思慮の無さや軽薄さ、衝動で動く計画性の無さ、被害妄想に由来する攻撃性の高さ、感情の起伏の激しさなどが浮き彫りになって行き、悪い所ばかり目につくようになった。

俺は母方の祖母が寡黙で勤勉で優しくて好きだったし、母方の祖父は村一番の頑固者で難しい人だったが尊敬できる所もちゃんとあった。父方の祖母が好きではなくなったのはいからなんだろう。小さい頃はよく出かけてたよな……とぼんやりと思うことはあったが、正直どうでも良かったのであんまり考えた事も無かった。

そんな祖母ボケだした。実の親なのにノータッチな父(休みの日は酒のんでヤニ食って寝てるだけなので祖母からの呼びかけもガン無視、家のことは何一つやらない)と、ボケは甘えだと思ってる弟(祖母の呼びかけに対しても「なにいってんのかわけわかんねえよ」と足蹴にし、家のことは何一つやらない)は我関せず。母はパートをしながらわけのわからんことを言い続ける祖母の世話をしていて顔色を一つ変えず明るく振る舞っていたが、俺はこのままでは母が潰れると思い、実家に戻って祖母の世話の手伝いをする事にした。祖母は要介護1になっていた。「実母の世話もしない旦那なんて見切りつけてさっさと離婚しても誰も文句言わんよ。カフカの変身みたいにお母さんが居なくなったら残された家族がしっかりしだすかもよ」なんて言いながら、母の溜まりに溜まった愚痴を聞いていた。

そんな中で、母から俺が子供の頃に祖母に外につれてかれていた話を聞かされた。

祖母は俺を人混みに連れて行って、俺を撒いて泣きながら祖母を探す俺を隠れて見る趣味があったらしい。泣きながら「おばあちゃんどこ」と探し回る俺が可愛くてしょうがなかったらしい。母がそれを知った経緯は、父と母と俺の三人で出かけた時に、父が母を連れて俺を撒いて泣いて親を探す光景を母に見せたことがあったそうだ。母は大激怒したらしい。後に祖母も全く同じ事をしていたと知って唖然としたそうだ。

俺はその話を聞いて、改札で俺を置いて先に行く祖母記憶が、今までの曖昧感覚が、全てが繋がった気がした。そうか、俺はどこかのタイミング祖母が嫌いになったんじゃなくて、もともと祖母が好きじゃなかったのか。おばあちゃん子という刷り込みが、小さい頃あちこち出かけていたおぼろげな記憶が、俺の判断を鈍らせていた。なんなら父への不信感や信頼が皆無な事までも繋がった。

心理学用語に「安全基地」という概念がなんか書いてて面倒くさくなってきた。

都営地下鉄弱者男性みたいな外見の人が少ない気がする

都内通勤してると身だしなみに対する感度が磨かれるのだろうか。

毎朝電車の中で見かけるサラリーマン不快な人が極端に少ない気がする。

大学生や年配者のほうが肌が汚かったり刺激臭がしたり髪型が終わってる人だらけだ。

男女問わず東京の小綺麗な大人になりたいなら都営地下鉄通勤帯の人々を目指せばいいんじゃないかと思っている。

よく考えると電車とかバスってイカれてるのな

シートベルトどころか着座すらさせないで人を輸送するってなんだよ。

奴隷を運ぶ船とか馬車だってもうちょっとマシだろ。

2024-11-16

恋愛のデバガメをしたことがある


これまでの人生で、何度かデバガメをしたことがある。

※デバガメというのは恋愛的な意味である性的な意味ではない。

これらを見てしまった経験を通じて、若かりし頃の自分不器用さを思い出した。

今の自分も「成長できた」といえるにはほど遠い。若い人たちを見て、まだまだ成長できる部分がたくさんあることに気づかされた。

もうアラフォーに入ろうとしている。その前に、ちょっとだけ記念的碑に増田投稿してみようと思った。

常連投稿者のように面白くはないかもしれないが、一生懸命書いてみる。



【1組目】同じ会社の若手社員

 一般企業アパレル事務仕事をしている。あと数年以内にはAIに置き換わってしまうだろう。風前の灯火みたいな事務仕事だ。平成初期だったら、私もバリバリ評価を得ていたのかもしれない。令和時代だと、明らかに若い人、時代の変化に適応できる人の方がこの仕事に適性がある。

 社屋3階で働いているのだけど、ある夕方~夜の時間だった。社内に人が残ってない時間帯に、私は4階にあるトイレに行こうとしていた。

 そうしたら、上の階の方で男女の声が聞こえた。一瞬「!?」となって、踊り場の前で留まった。会話は始まったばかりで、男性の方は隣の部署の30才くらいの人だった。女性の方は別の階で働いている子。

 一応、最初から声を拾ってみる。彼を増田君とする。まだ先月のことだ、頑張って思い出してみる。

「○○さん、お疲れ様です」

お疲れ様です増田さん」

「どうしたの、今日は?」

「え……?」

パンダじゃん!」

パンダ……」

「服が白黒だね」

※白黒のボーダーの服だったから?

「え、そうですね」

「白は、初めて見たかも」

「……いっつも白いです♪」

「そう、ええっと、あとは」

※私が踊り場から身を乗り出すと、彼が両手でジェスチャーしてるのが見えた

「○○さん。髪、切った?」

はい、切りました。……どうですか?」

「似合ってるね」

「ほんとですか?」

「うん、似合ってる。ねえ、ねえ。もっと仲良くなれたらご飯いこうよ」

「え、いいんですか?」

「いいよ」

「いきたいです。~~さんとご飯

「じゃ、携帯の番号教えて。メッセージしたい」

「わかりました」

私も、若い頃はあんなだったかもしれない。

意中の男性に声をかけられると、縮こまってしまって、うまく喋れなかったりする。

相手リードしてくれて、それでどうにか話ができる。子どもの頃に聞いた曲に、「大人階段昇る 君はまだシンデレラさ」というのがあったけど、まさにあんな感じだった。

恋愛は、全部相手リードしてくれると思っていた。自分はただ、意中の人がいたら「お疲れ様です」と声をかける。自分からアタックするのは、それくらいでいいと思ってた。

本当に、相手相手だと何もできない。それどころか、廊下ですれ違ったときに「お疲れ様です」と挨拶されても、顔(^^)を背けながら「お疲れ様ですっ!!」って投げやりな感じの挨拶になる。

髪を切った時も、好きな人と話してて「気付いてくれるかな……」と思うとドキドキして硬直したし「髪切った?」って言われそうな時は、事務所内なのに走って逃げだしていた。

そんな、若かりし頃の記憶が蘇ってきて懐かしかった。

トイレの話だけど、はてな匿名ダイアリーだと女性でも漏らしてしまうのが基本らしい。

私はこの時漏らさなかったので、3階にある修理中のトイレ飛ばして、急いで2階のトイレに入った。




【2組目】柔道合宿中学生

 こう見えても、高校まで柔道をしていた。初段しか取れなかったけど。

 柔道って、野球サッカーと違って、やってる子がとても少ない。柔道部のある学校の方が少ないくらいだ。特に女子柔道場合は、本当に過疎である

 柔道部員がちょうど3人しかいない高校だったので、夏休みになると、同じ市内にある高校合宿にお邪魔していた。期間は一週間。そこは工業高校で、立派な柔道場がある。

 市内のいろんな中学高校の生徒が集まって練習していた。男子は泊まり込みのようだった。

 そこで、珍しい組み合わせの男女がいた。ふたりとも中学生だった。凸凹な見た目だったのを覚えている。

 その時は8月初旬だったかな。私が合宿に参加した初日乱取りの時に女子小中学生に胸を貸していたところ、物凄い声が響いた。

「ああ、もおおおっ!!!」

みたいな声だった。

 見ると、小太りの体形の男の子が、その女の子寝技で抑え込んでいた。見るからガッチリ入っていて、逃げられそうにない。女の子は、バイオレンスな感じにグイグイって動いて、男の子お腹をグーで殴り続けて脱出成功した。

 それから女の子は血相を変えて、小太りの男の子寝技で抑え込みに行っていた。女の子黒帯で、男の子白帯だった。それにしても寝技が上手な男の子だった。体の幹が強いのもあるし、女の子が上から乗って行っても、軟体動物みたいにスルリと躱してしまう。

 決着がつかずに、乱取り終了のタイマーが鳴った。次の日も、また次の日も私は合宿に参加していた。他校の女子練習ができる希少な機会だった。

 いいかげん、筋肉痛がひどかった。女子中学生が打ち込みでも乱取りでも、私のところにばかり来るからだ。多い時だと、1日に30本近く(ほぼ90分)も乱取りをしていた。

 本当に貴重な時間だった。母校では、こんなに多くの女子選手練習することはできない。政令市にある名門校はともかく、田舎公立高校女子柔道環境は非常に厳しい。

 あの男の子女の子だけど、それから毎日見ることになった。私がいる練習スペースの近くで、あのふたりが一緒に練習している(組み合っている)ことがよくあった。

 男の子は、誰に対してもマジメな練習態度だった。手を抜かないし、女子選手小学生と組み合っても配慮していた。

 でも、あの女の子乱取りをする段になると、ビビっている様子だった。彼女乱取りになるとモードが変わる。真剣ガツガツやりあうのだけど、恐怖を感じながらやってるというか。

 男の子はさておき、中学生の"女の子"の方だけど、どう見ても強い子だった。普通中学生男子だったら普通に投げ飛ばすし、相手高校男子でも、白帯だったらフツーに力で圧倒していた。

 男子相手でも、引き手と釣り手を上下ブンブン振り回して、相手払い腰で投げ飛ばすと……『進撃の巨人』の冒頭あたりで、エレンミカサに投げ飛ばされたような感じで、相手柔道場の壁にぶつかって倒れた。

 私も彼女乱取りしたけど、一度だけ綺麗に背負いで投げられた。柔道が強い子は、基礎的な体力からして違う。あの男の子とも乱取りしたけど、体幹が物凄くて投げれる気がしなかった。どれだけ足を引っかけても動かせる気がしない。

 ただ、彼はボヤっとした柔道をする子だった。動きが明らかに鈍い。子どもにはあることだけど、スポーツやってるからには相手に勝つ!! という自覚が明らかにない……そういう子は、やっぱりボテボテとした柔道になりがちだ。

 

 結局、3,4日だったかな。その男の子がいたのは。合宿の最終日より前にいなくなった。市外の中学からの参加で、学校から距離があるので、予めそういう日程だったんだと思う。私もそうである

 夕方だった。私が工業高校から家に帰ろうとしてると、あの"女の子"が入口の柱のところでまごまごしていた。すぐ近くには、あの小太りの中学生男子がいる。引率の先生と話している様子だった。

 女の子は、彼のことをチラッと見ることがあった。視線真下にある畳に行ったり、彼の方に行ったり、安定してない。やがて、中学生男子が話を終えると、なんと……なんと……!!

 彼は女の子の方を向いて、一瞬立ち止まった。私は耳をそばだてていた。あまり内容は覚えてないけど、再現してみる。

「あ、これは、これは~~さんじゃないですか。お疲れ様です」

「お疲れさま」

「疲れんかった? 今日で終わりでよかったね。いい修行になった」

「うち、今日で終わりじゃない。まだあと2日あるんよ」

「まだあと2日も? しんどいやん。なあなあ自分銀河学院だっけ?」

「うん」

「俺、学校遠くにあるから尾道学校

「知っとるよ」

「ぜんぶ参加したかったな~」

しょうがないよ」

(ごめん……この間は覚えてない)

「なあなあ。もう会えんよ多分。うちら

「そうかな?」

「そ~よ~」

「残念かも」

あんた、家までどうやって帰るん? 先生の車?」

「いや。駅まで歩く。あとは電車

「うちも歩く!! 一緒に帰ろ」

 眩しいな~と思って眺めていた。かくいう私は、恋愛経験が少ない女子だった。

 あのふたりは、本当に一緒に帰っていた。私は親が工業高校まで迎えに来てくれる約束だった。校門付近まで行くと、あのふたりが一緒に並んで歩いていた。女の子の方は自転車で、男の子は徒歩だった。

 いや、懐かしい。ほんとに懐かしいなぁ。それでいて眩しかった……



【3組目】任天堂公式ショップにて

 去年の冬だった。タワレコの近くに任天堂公式ショップがある。仕事帰りに立ち寄ることがあって、昔懐かしいマリオカービィぬいぐるみを眺めていた。職場はこの近くだけど、存在を知りつつ入ったことはなかった。そういうお店ってあるよね。鶏白湯ラーメン専門店とか。

 お洒落ショップだった。店内レイアウト無駄がないというか、導線を綺麗に描けている。右回りの人でも左回りの人でも、混雑しないようになっている。こういうのは気になる。

 店内をウロウロしてると、私が知らないゲームのグッズ売り場に行きついた。私の隣には女性がいた。40才くらいかなと思ったけど……見た目がすごく若かった。20代後半に見える。

 私は同性なので、顔のしわの感じでわかった。男性でも見抜ける人はいるのかな? いいや、私でなきゃ見逃しちゃうねと思ったところで、その女性キーホルダーを手に取った。

 キャラ名は知らないけど、イカみたいなキャラクターだった。イカ琥珀色の球形に入っていた。高級なカブトムシクワガタ琥珀色の何かに漬かってるのを見たことがある。あんな風だった。

 その女性イカを手に取って眺めると、顔がぱあっと明るくなった。気に入ったのだろう。ずっとイカをまじまじと眺めていた。すると。

 

「それ、いいですよね」

 向こう側にいた若人男性が、彼女に声をかけた。純朴そうな見た目の青年だった。私の勘(年齢センサー)だとおそらく20代後半である

 その子は、一瞬こわばった感じだったけど。

「えー。そうですよね、可愛いですよねぇ」

と返事をしていた。

 それから、とりとめのない会話が始まった。イカが出てくるゲームの話をしていたはず。私はしばらくカゴの中のキーホルダーを手に取りつつ、ふたりの話を聞いていた。

 やがて、もういいかなと思って、その場を離れてレジに向かった。私が買ったのは、手のひらサイズ1UPキノコだった。高校生の時、幕末志士の動画ファンだった頃を思い出して懐かしくなった。

 その次の週も任天堂ショップが気になった。本当になんとなくだった。まだ見れてないものがある気がして。

 ところで、あのイカが出てくるゲームスプラトゥーンだった。名前は聞いたことがあった。中味はほとんど知らない。

 私のはてなブログ歴は約7年だけど、あのイカサムネイル画像しかたことがない。有名タイトルのはずなのに……そういうコンテンツってあるよね。野獣先輩とか。

 それで、任天堂ショップに入ろうとした時に見てしまった。レジ付近を見ると、あの男女がいた。一緒に買い物をしたようだった。ショップの袋を抱えている。

 なんか、ぎこちない感じだった。両方とも会話の雰囲気がぎこちない。声は聞こえないけど、雰囲気オーラで伝わってくる。ふたり入口付近に立って、何かをずっと話していた。緊張してるように見えた。

 私はそれから店内をグルグルと廻って、スプラトゥーンのコーナーを一通りチェックして、ゲーム体験してる人達を後ろから眺めて、あとはどうしたっけ……ゼルダの伝説ピンバッジ? が恰好よかったのと、あとはどぶ森のコーナーを新発見して、子ども時代の思い出に耽った。

 今年の春だった。再び、任天堂公式ショップ(※正式名称Nintendo TOKYOです)に行ってみたのは。この時を最後に行ってない。お店に入る前の歩道で、あのふたりが一緒に歩いてるのを見た。

 ここまでくると、もはや必然だと感じていた。あの時とは違って、リラックスした雰囲気だった。手を繋いで、歩道の端っこの方をゆっくり歩いていた。仲睦まじいという言葉が似合っている。そんなふたりだった。

 水面を一緒に泳いでいるオシドリみたいだった。オシドリは、子どもができると♂の方が♀から離れてまた嫁探しをするらしいけど、そんなことはどうでもいい。ふいに、あの昔のAAを思い出した。

 ※スマホの人には見えないか



 _人人人人人人人人人人人人_

 >   わりとどうでもいい  <

  ̄^^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

     ヘ(^o^)ヘ 

        |∧   

       /



 あの時の私は、幸せそうなふたりを観れてよかったって思えた。

 全く知らないふたりだけど、自分幸せになったように感じた。



最後に~

今年の八月頃から恋愛結婚関係増田日記がよく投稿されていた。こちらを書き始めたのは11月になってからだ。もうブームは去ってるけど、気になったことを書いてみた。

よければコメント等いただけるとうれしい。ブログの方だとコメントもらえるけど、増田だとブクマコメントをもらえることは少ない。

コスプレイベントに遭遇してきた

暇だ。

暇なので電車に乗って日帰りできる範囲の近所をブラつくことにした。

まず、通勤方向と反対の電車に乗る。

毎日同じ電車に乗っているが、方向が違うだけで景色が違って新鮮である

あと気のせいだと思うが、車内の広告も趣が変わっている気がする。

(そういえば、8番出口の続編がいつかでるんだっけ?)

特に何をするでもなく、ボーっとしてたら終点にたどり着く。

ごく短い区間私鉄なので、終点と言っても自宅から結構近い。

駅前にはコンビニがあるくらいで、特に面白いものはない。

強いて言えば、コンビニ前で一息ついていたアニメキャラ?のTシャツを着たオッサンが目立っていた。

何のキャラか知らんがまぁ、確かに可愛いね、と思いながら通り過ぎる。

特に行先も目的もないが、空腹感はあったので、飲食店を眺めながらとりあえず歩く。

JRの駅との中間地点に、よさそうな定食屋があるらしい。もし見つけたら入ろうと思い、JRの駅の方角に勘で向かう。

なんというか、寂れているとも言えないが、活気があるとも言えない街並みだな・・・と思いつつ歩く

すると前方から異様な出で立ちの女性が。なんのキャラわからんが、コスプレだろうか。巫女?っぽい?

今まで視界に入る範囲ではそんなイベントをしている気配は全くなかったので、かなりびっくりした。

あぁ、さっきのTシャツおっさんもそのイベント目当てだったんだな、と一人合点する。

さらに駅に向かって歩く。陸橋を渡る。階段を下る。歩く。

特に面白いことも、美味しそうな店も見つからないままJR駅前らしき交差点にたどり着いてしまった。

すると何やらアナウンスが聞こえてくる。

撮影コスプレイヤーさんの許可を得ましょう」

ローアングルでの撮影は辞めましょう」云々。

なるほど、コスプレイベント駅前商店街でやっているらしい。

せっかくなので商店街を見ていくことにする。

入り口では写真撮影をやっていた。

ニコニコしたおっさんがごついカメラを構えて、楽し気にコスプレイヤーと話していた。何のコスプレなのかはわからない。

通り過ぎて商店街突入する。

そこかしこで、写真撮影をしていた。

好きなキャラがいるわけでも、写真撮影趣味なわけでもなく、買い物もする気もないので、凝視するのも申し訳ないなと思い、

横目でコスプレイヤーの皆様を見ながら通り過ぎる。今思えば結構不審者だな。

何故かわからないが、通路中央に車が並べられていた。キャラクターが描かれた、派手な車たち。痛車というやつか?

コスプレイベントって痛車も並べるもんなの?知らなんだわぁ

車を背景にコスプレイヤーがポーズを決めていた。んーあれは、ウマ娘だろうか。やったことないかわからん

一台、やけにクラシカルな車があって、キャラが描かれているわけでもなく、趣旨違わないか?と思ったら

ボンネットガッツリ痛い仕様だった。車のことも分らんけど、旧車を痛くする文化もあるんだろうか。とにかく金がかかりそうだな・・・

車やコスプレイヤーやその他諸々を眺めながら歩く。

えーっと、あれは誰だっけ、初音ミクの親戚?VTuberか何か?うわ、あの人すげぇスタイル良いな。誰か知らんけど。

最近作品はさっぱりだけど、ジブリ作品コスプレは流石にわかった。

サンとすれ違う。クオリティたけぇな。気付いていないだけで雫と聖司もいたのかもしれない。

黒ずくめなのは呪術回戦かな・・・ サングラスは五条先生だろうか。

商店街の終わりが見えてきた。

脇に目をやると、屋台で何かを売っている。店員コスプレしていた。キキとトンボだ。

しませてもらったし、お腹もすいているし、何か買おうかな。

と思ったら、商品おでんと綿菓子だったので、やめておいた。

パンパイを売っていたら100%買ったんだけどな。なんで、おでんなんだよ。

いや、おそらく、パンパイも速攻で売り切れたのであろう。誠に残念である

商店街の出口・・・というか、多分こちらが入口なのだとは思うが、変態仮面が受付にらしき場所に居た。

これはいままでと別の意味直視はしがたい。すごいなぁ。笑いを嚙み潰して通り過ぎる。

空腹感がどうでも良くなってしまったので、そのまま帰ることにする。

電車を使わず、徒歩で帰ろう。

何が言いたいのかと言うと、ジブリって本当にいいもんですね、という話。

anond:20241116162759

異議あり

銀座線自体には特有の「トロピカルなうんこの匂い」はありません。電車内の特定匂い個人やその持ち物、あるいは一時的環境要因によるもので、車両自体からそんな匂いが常に発せられることは考えにくいです。

あの日見た姥捨山を僕達はまだ知らない

私は車で10分ほど走らなければコンビニスーパーもないようなど田舎で生まれ育った。

以前は近所に数軒家もあったが、住んでいたご老人たちも皆亡くなり今はすっかり寂しくなった。

「何もないのがいいところ」と田舎を褒めたりする人もいるが、ずっと暮らしていると普通にしんどい。あれは嘘松

お店はおろか人も歩いていない。増えるのはソーラーパネル空き家ばかり。

ただ、空気や水はずっと綺麗だし自然は美しい。

そんな田舎に嫌気がさして20代後半で上京し、30代前半になった今でも何だかんだ楽しくやっている。


半年に一度くらいは帰省しているのだが、その度に親が小さく見えるのは気のせいだろうか。まるでカントリーマアム

60代だしまパートとして働いていて病気もなく元気ではあるが、どこか弱々しく見える時がある。

駅まで迎えにきてくれた親の車に乗りながら、いつか訪れるであろう免許返納のことをいつも見て見ぬふりをしてしまう。

電車もなくバスもとうの昔に廃線になったこの山奥のど田舎で、車が無くなってしまっては生きていけない。買い物にも病院にも行けない。

ワケあってもう1人の兄弟には頼れない。私がどうにかするしかないのだ。

でもこんなど田舎には戻りたくない。


地元小学校はいつ閉校してもおかしくないくら子供が減ったらしい。

私が通っていた頃はあんなに賑わっていた運動会も今はきっと規模が縮小されたものになっているに違いない。

子供会もどうなっているんだろう。カルタ大会はまだあるのかな。


別にこの土地の何もかもが嫌いなワケじゃない。

楽しい思い出もたくさんあるし家族のことも大好きだ。感謝している。

まれ育った県がたまにテレビで取り上げられたりネット記事で見かけるとやっぱり嬉しさはある。

ただ、今の自分が戻るメリットがない。

幸いなことにパソコンさえあればどこでも出来る仕事だが、それでも「犠牲になりたくない」と思ってしま自分が嫌だ。

自分お金を貯めて転職先を見つけて移り住んだ都会での生活に不満はない(家賃は高いけど)

休みの日には近所を散歩したり友達遊んだり楽しく過ごしている。まだまだいろんなお店を開拓できる。

あのど田舎ではそれができない。山の裾なので基本的上りだし平らな道も少ない。歩いたら人ではなく熊や猪に会う。


田舎に両親がいて、頼れる兄弟もいない。

免許返納、介護、墓…全部自分がどうにかするしかない。

似た状況の人はどうしているのか、将来的にどうする予定なのか知りたい。

こういう時こそ「老老介護」「ミニマリスト」「推し活」みたいなわかりやす名称が欲しい。何かコミュニティが欲しい。


地元結婚して近所に家を建てて孫を見せるのがやはり「正解」に近かったのだろうか。

簡単そうで実は一番難しかったりする。



そんなことをここに書く暇があるなら親孝行の一つでもしろよとか思いつつ、

今日中央線に揺られてはすっかり過疎化してしまった地元から目を背けている。

賑やかな商店街の灯りが愛おしい。人もたくさんいる。

やっぱり私は典型的お上りさんだ。


もうめんどくさいし、帰りは近所のほっともっとに寄ろう。

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