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2024-07-26

平成二年生まれオタクロマンス観(HL・BLGL)を形作った作品たち

もうすぐ誕生日を迎えて33歳が終わるので、いい機会だと思って平成初期生まれである自分ロマンス観の奥底に眠る作品について、水面まで引っ張り上げて雑語りしてみた。なお性別は男。

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GL:これ

GL

ガールズラブと項目を立てておいてなんだけど、実は未だによくわからない概念もしかして期待して読みに来たかもしれない人がいたらゴメンなさい)。とりあえず自分ステートオブジアートとして率直な気持ちを残したいと思う。

BLの方で書いたように、筆者は昔からティーン向けの少女漫画少女小説摂取していたので、(少)女同士の関係性は友情(たまに愛憎)のものとしてプリセットされていた。なので女と女の距離が近くても「ああそういう感情ね」として頭の中の知っている感覚にラベルを振り分けていた。そこに特別名前を付けることはなかった。ただ「友情・親愛」と。

その後、オタクとして成長すると共に、だんだん百合という概念が男オタクの間に伸長してきたが、百合市場が出来上がるのを横目に眺めるだけで、自分自身がどうこうということはなかった。

覚えている限りだと、高校生の時(2006年くらい?)にオタク同級生の間で少女同士の関係性を題材にした漫画だったかラノベが友人の男オタクの間で流行っていたと思う。なんだっけ……4コマ漫画で……メガネ女子の眼の前で授業机の中から大量の煮凝りがぬぽって落ちるシーンだけは覚えているんだけど……。当時は百合という言葉は使っていなかった気がするけど、可愛い女の子同士がいちゃいちゃしているのがいいんだ、みたいなことを言っていた気がする。自分はそれに対して、特に思う感情はなかった。いや、逆に今更?という感情だったかも。なぜならば既にその場所は訪れたことがあったから。

自分が初めて少女同士の恋愛にも似た感情のやりとりを意識したのは、小説だった。図書館で借りてきたとある作家小説で読んだS(エス)といううら若き乙女同士の関係女学校に通う少女同士の疑似恋愛。そこにあったのは上辺は花畑を舞う蝶のように煌めき美しいが、内側に潜ると内蔵のようなヌメついた湿った感情だった。疑似恋愛嫉妬、そして混じる疑似ではない気持ち

そんな作品を読んできていたので、かわいい子とかわいい子がかわいいことをしている、みたいな作品に喜んでいるオタ友がどうにも幼く見えてしかたがなかった。

そうして百合とかGLとはあまり仲良くないまま、女同士の関係友情というフォルダに入れて今の年齢まできたのだけど…………ただ……心の中で唯一引っかかっている、消化できなかった少女同士の関係があった(過去形)。それが恩田陸小説「蛇行する川のほとり」に出てくる若い女子高生二人の関係性だ。

タイトル 蛇行する川のほと
作者 恩田陸


本作は、高校美術部に所属する女子部員たちが、野外音楽堂で行う演劇の背景美術を仕上げるために夏休みに川のほとりにある合宿を行うというシーンから始まる。(一応)主人公の毬子は憧れの美術部の先輩である香澄さんに合宿に誘われ、有頂天彼女主催する合宿に参加する。本来ならば年頃の少女たちの楽しいお泊り会となるはずだったのだが、香澄さんをはじめとする他の参加者は、彼女に何かを企んでいるような、隠しているような態度を取る。次第にただの楽しい合宿ではないことが分かってきたころ、毬子本人が忘れていた幼い頃にあった事件が浮かび上がり彼女過去を照らしてくる。そして過去を失い、少女大人になる。

本作のあとがきで、作者の恩田陸は「私が感じていた『少女たち』を封じ込めたいと想って書いた」と記している。その言葉の通り、本作には様々な「少女」が登場する。まだ大人子供奇跡狭間うつろう毬子、過去を持たない完成された香澄彼女相棒天才肌の絵描き芳野、一足先に大人へと羽化した真魚子。4つの章を通じて彼女たちは多様な顔を見せる。無垢でいながらも自分でも把握していない秘密を握っている毬子、どこまでも独立して半身の芳野にすら内心を明かさな香澄、優れた美術家の観察眼で本質を見抜きながらも最も大切な自分の中の香澄への気持ちに気付いていない芳野、そしてとある事件きっかけでその輪に無理やり入れられた真魚子(まおこ)。章ごとに語り手が代わり、一つの側面の形質は、語り手へと姿を変えてると主観となる。

本作には、登場人物のうちに公式に女女カップルと呼べる組み合わせが存在する。香澄芳野だ。常に二人で行動し、二人で一日を過ごし、どこでも二人の世界を作る。互いに互いを引き立て合うようなお似合いの二人。しかし二人は望んで一緒にいるわけではない。過去を共有してしまって、もはや離れられないのだ。お互いに過去という鎖を結びあってしまったと言っても良い。しかし、少なくとも芳野の方は、共に鎖を結びあった相手香澄で良かったと思っている。

門外漢自分が考えるに、多分世の中のGL?百合?好きは、芳野編を大いに好むと思う。そこで繰り広げられるのは、互いに誰よりも近く、親密で、そしてお互いに内面の99%まで理解しているのに、その残りの1%が、相手への愛が本当にそこにあるのか分からないという愛の物語だ。芳野編の、今まで無意識に避けてきた香澄肖像画を描くことで、自分の中の気持ちを形作るという展開はとても美しいものがあると思う。

ただ、自分はこの二人の関係性は処理出来ていた、と思う。友情、親愛、そして強い愛情と。自分が最も咀嚼できなかったのはもう一つの組み合わせ、毬子と真魚子の方だった。

同級生の中でも子供っぽい毬子と、級友に先駆け一足先に大人になってしまった真魚子。恋愛面でもお子様な毬子と既に大学生恋人がいる真魚子。正反対の二人は対極に位置するからか、親友同士であった。香澄芳野という二人と比べると、一生離れずに共にある彼女たちに対し、高校生の間は親友でも卒業したら普通に進路が離れ疎遠になり、それでもたまに会ってお茶をする、というような関係だろう。仲良しで大好きだけど、互いに混じり合う程に近いわけでもなく、恋人よりも好きというわけでもない。そう、それだけなら十分に理解できたんだ。

物語の後半、とある事情により毬子の代わりに真魚子が合宿に参加することになる。自分が一番よくわからなかったのがそこだった。毬子が事情により参加できなくなるのは分かる、でもあん事態になったとは言え、真魚子が嫌っていた香澄たちのところに単身乗り込むようなことをするのか、と。だって毬子と異なり彼女にはなんにも過去事件因縁が無い。だからいくら毬子に頼まれたからって、わざわざ事態を究明するために乗り込む必要はなく、ほとぼりが冷めるまで、物語が閉じるまで放っておけばいい。しかし、彼女は乗り込んだのだ。

この機序がずっと咀嚼できていなかったのだけど、最近、もしか自分の考えは順序が逆であるかもしれないと気が付いた。頼みを受けて乗り込まねばならないほど、本当は彼女にとって、親友は本当に大切な存在だったのだ、と。誰よりも冷静で頭が切れる真魚子であっても、いや毬子の親友彼女からこそ動かざるを得なかったのだと。その時、すとん、と腑に落ちた音がした気がした。

香澄芳野の唯一無二の分かち難い強固な結びつきとはまた違った、同級生親友というどこにでもある女子高生の毬子と真魚子の結びつきも、それはそれで一つの思春期の素朴な輝かしい感情の頂点なのだと。

百合とかGLとか未だよく分からないけど、自分にとってそれらに一番近い感情は、この二人を想うときかなって思った。

  オーラ福重光満で、実物は、知らないおっさんです。対応に当たった職員がです。いやそれ以上話が進むような職員ではないので。何も教えないから。いやーこっちもバカから

 不審に思ったんですよ。小島携帯電話電話しても出ないしね。NTTがこの電話番号は使用されていないっていってるし。事務所はみても仕方がないというか、3時頃は来客がなかったので

  老婆は一人、木田CW対応していた。だからその30分程度でどうにかなる話ではないので。あのさー職員法律のことをきいて教えてくれるわけないじゃん。ということですよ。

 もう課長になってるから、所長は板橋区にいて、各課はいなくなったということだ。なんで赤塚図書館いかなかったんですか?いやもうそういうところにいくあれではないんで。

  10年前からケースワーカーを刺す事件とか、 7月16日も役所課長を刺す事件放火事件が、愛知県であったけどさー、今日はそういう感じでは全然なかったていうか、あれは多分やるとき

 爆発型でやってるだけで、やってないとき役所とかまじで何もないので。全く危険なわけではないが、今日赤塚とか志村ではそんな感じはなかったということだ、普通だ。まあでもああいうところは

  危険な感じが漂っているからね、今日はなかったというだけで別の日に放火事件があってもおかしくない。そういう奴が集まっているところだから

2024-07-25

平成二年生まれオタクロマンス観(HL・BLGL)を形作った作品たち

もうすぐ誕生日を迎えて33歳が終わるので、いい機会だと思って平成初期生まれである自分ロマンス観の奥底に眠る作品について、水面まで引っ張り上げて雑語りしてみた。なお性別は男。

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BL:これ

GL:anond:20240726224920

BL

なのだが、BLについては、実はかなり小さい頃から存在概念自体には触れていた。

ひとつ前で話題に出した図書館には、ティーンガール向けの(おそらく少女漫画卒業した近所のお姉さんたちからの)寄付所蔵があり、その中には白泉社系の漫画が数多く存在していた。当時の自分は、文字と絵があるなら何でも噛まずに飲み込む悪食だったので、男が少女漫画を読むとか特に何も考えずに頭を空っぽにしていろんな作品を乱読していた。そのお姉様方が残した漫画では……まあ割と頻繁に男と男がベッド・インする描写がございまして。たぶん清水玲子さんの作品だと思うのだけど、フツーに女が男と、男が男となんやかんやベッドで一緒に寝ていた。

当時は臥所をともにする意味を知らなかったので、ふーんで流していたけど、たぶんこれが原因でボーイ同士のラブにはじめから拒否感が無かったような気がする。長じて、そこそこの男オタクがBLを〇〇という蔑称で呼んで弄ぶおもちゃにしたり嫌ったりしている(た)のを見て、そんなに嫌う?と思ったこともあった。

あと、漫画の中にラッキーなことに「ぼくの地球を守って」もあって、それを血とし肉とし、年の差カップルやらTSやらやおいやらを学習していった。当時は倫くん精神年齢が近かったから、亜梨子のことをすっげー年上のお姉さんとしか思ってなかったけど、今思えば……いや、今思っても流石に年の差はあるわ。(ぼくたま面白かったなあ……【懐古】。好きなキャラはキャーおよびJrです)。

しかしながら、BLにハマる、つまり男と男のカップリングに熱を上げることはなかった。あくまでも、そういう価値観もあるという認識を持った程度。そんな自分のカチコチに固まった頭をぶっとばしたのが、数年前の自分誕生日近くに発売された某ゲームに出てくるLくんというキャラクターだった。ここまでが前置き。

タイトル
ジャンルRPG

(とくにBのLを主題にした作品ではないし、勝手自分が思っているだけなので作品名はぼかす)

このゲームは、とある学校先生となって選んだクラスの生徒たちを戦乱の時代に生き残れるように育て導いてゆくというもので、作り込まれ世界観に加えて、複数ある学級にそれぞれ個性豊かなキャラクターが何人もいる(しかも完全フルボイス!?)ことで、いろんな育成を試したり、生徒との恋愛シムを楽しんだり、生徒間でカップリングを作ったりと、様々に遊べて大きくヒットしたのだ。例に漏れ自分オキニキャラがおり、それがLくんだった。

いや、はじめはまっとうに可愛い女子陣(LとかMとか)にエへエヘしていたんだけど、なんか気が付いたらLくんのことがすげー気になる存在になっていたのよ。そのゲームはいわゆるコミュ的な、キャラ同士が交流するイベントがあるんだけど、Lくんは初っ端からエンジン全開で仲間に対して自分のことを「容姿端麗にして才気煥発」とナルシ発言カマして、空気の読めない高慢ちきナルシスト変な髪型貴族として高笑いしながら自分フルネームしかもミドルネームあるから長い)を連呼していたんだ。それでおもしれーやつ〈ルビ:コメディリリーフ〉的にLくんが気に入っていたんだけど、ゲームが終盤に近づくにつれて、なんかLくんが覚醒して、おかっぱナルシストからシメ耽美髪美ノブレスブリージュグレート薔薇貴族に大変身したのね。おもしれーやつだと思っていた可愛い生徒が、ウルトラスーパーデラックス紳士になってしまって困惑3割感動7割で、まあ端的に言うと「り゛っば゛に゛な゛っ゛た゛ね゛ぇ(泣)」だった。

それで一周目をクリアする頃にはLくんを含めた学級の全員を超大好きになっていたのだが……話はここから。そう「一周目をクリア」が意味するのは二周目があるということ。実はこのゲームは学級の数だけ、正確にはさらに隠し的なルート一つがあり、何周もしないとストーリーの全容が分からないという恐ろしい作品だったのだ。

そこで、ゲームクリアして二周目を違う学級ではじめたのだけど……完全に元の学級ロスになっていた。新しいルートを進める傍ら、最初ルートファン通称は「実家」)の思い出を反芻する日々。新ルートで元の学級の子達と交流すると、現学級のライバルなのにいい働きをしたら「うちの子立派!」と思わず叫んで親バカの如く他学級を褒めるというしまつ。ついには、日々彼らのファンアートやらキャラ語りを探し回るゾンビになっていた。

このゲームは発売当時にそこそこ話題になった作品だったので、ネット検索すると、それはもうファンアートや感想の海……いや大海原の如く豊穣な熱情(しばしば劣情)にありつけた。そうすると、次は二次創作というグランドラインに正面から向き合うことになるのは必然だった。名支援と呼ばれるLくんとMちゃんを描いた漫画作品平民貴族の組み合わせのLくんとLちゃん小説、声デカ貴族組のLくんとFくんファンアート、そして学級長のCとLくん、LくんとC、またCとLくん、LくんとC……そう、実はLくんは異性とのカップリングよりも、学級長であるC(男)とのカップリングが、多分最も人気があったのだ。

CというキャラはLくんの真逆とも言えるキャラクターであった。級長のくせして腹黒軍師系だし、すぐに策を弄してハメようとするし。だが、内心にとんでもなく大きな野望を抱えているという複雑なキャラクターでもあった。やや高慢だが優等生のLくんと人当たりはいいが腹の底を見せないC。二人はストーリーでもコミュでも犬猿の仲というべきであった。

二次創作という大海原には様々な島が浮かんでいた。デフォルメされた姿でうさ耳が生えて赤面しているLくんがいたと思えば、リアル等身でどシリアスな殺して殺されての戦場汚泥に塗れている姿があり、Cを言葉攻めしていたり逆にされていたり、現代パロ、学パロ、性転換、敵対シチュモブ、死ネタetc... ニュービーだった自分には直接的な官能的な絡み合いこそ刺激が強かったが、ネットの海に放流される彼・彼女たちの漫画イラスト小説イメソンetc……そこには確かにキャラクターへの愛があった。

そんな調子で元の学級への未練(飢え)を同志達の供給で癒やしつつ、数百時間かけて全ルートを回りきり、ついに念願の最初ルートに戻って最高難易度でもう一度やり直すことに。そこにはかつてと変わらぬ愛すべき学級の生徒たちの姿があった。Lくんも相変わらずCに突っかかって、Cはそんな彼のことを面倒臭がって、変わらぬ犬猿の仲……いや、なにかおかしい。

それは衝撃が固体になった瞬間だった。

初見プレイ時にはまだBL筋が十分に発達していたかったため見逃していたのだが、チャクラが開かれた今となって見ると、それはもうコッテリとした男と男のクソデカ感情がこれでもかと描かれていたのだ。

先に少し述べたように、Lくんはナルシストの傾向があれど、基本的には名門貴族の跡取り息子としての教育を受けている礼節を持った男であった。先に紹介した他のキャラとの珍妙コミュにしても、彼は彼なりに真面目に誠実な態度を取っていた、ただ空回りしていただけで。しかしどうだこれは! Cとのやりとりに彼がこれまで受けてきた教養のある態度は認められない。そう、それは嫉妬。内側に秘めていた激情。むき出しの激重感情がそこにあった。

名門貴族の跡取りとして生まれた彼は、諸侯が己が利益を優先し団結をしようとしないこの諸侯連盟の現状を憂え、この国を正しく導くのは自分の責務であると自負していた。学問を修め、領主としての振る舞いを学び、着々と目標に邁進していた。そんな彼の前に現れたのが出自不明でありながらも突如として諸侯長の跡取りとなったCだった。全く貴族らしさを感じさせず、あまつさえ貴族の位なんて屁とも思っていない異物。それがLくんにとってCだった。

自分が欲しくてたまらなかった立場にありながらも、それを歯牙にもかけず、貴族の責務にも無関心で、それでいて何かを企んでいるのに見せようとしない見通せない。だから「君など現れなければ……」と本心が溢れてしまう。悔しそうな声。それは俺先生や他のクラスメイトには見せない、彼の心から嫉妬だった。しかし、その心は、先生とCの隣で彼が望む未来の片鱗に触れていくにつれて変わっていった。領内の、国内ことだけしか考えていなかった彼は、この世界人種差別身分のことまでも変えていこうとするCの考えに触れ、彼こそが皆を率いていく器だと内心は認めるようになる。そして、二人きりのとき「君のいない世界など味気ない」と告げ、自らにとって彼が大切な存在であると言外と認める。

このやりとりを再見した時、なぜ、自分はこの感情ドッヂボールに気が付けなかったのか、と唖然となった。「お前さえいなければ」からの「お前がいない世界など」という完璧な回収。こ、これがブロマンスなのか……と濡れた泥を投げつけられたような衝撃だった。これで完全にチャクラが開いた感覚があった。

この二人はエンディング後の後日談もいいのだ……アニメ化の際は、鹿ルートエンディング曲は風塵回廊でお願いします。

2024-07-24

平成二年生まれオタクロマンス観(HL・BLGL)を形作った作品たち

もうすぐ誕生日を迎えて33歳が終わるので、いい機会だと思って平成初期生まれである自分ロマンス観の奥底に眠る作品について、水面まで引っ張り上げて雑語りしてみた。なお性別は男。

目次

HL

タイトル シェーラひめのぼうけん
作者 村山早紀
挿絵佐竹美帆

筆者と同世代か、もう少し下ならば読んだことがあるかもしれない児童文学。たぶん、自分記憶の最も深くにある恋愛観についての思い出は、このシリーズとあるシーン。

当時、筆者はたぶんまだ小学生。隣町の図書館に足しげく通う図書館っ子でまだまだ児童向け書架常連だった頃だと思う。ローワンシリーズや、ダイアナ・ウィン・ジョーンズ魔法使いシリーズハウルの動く城シリーズなどにハマっていた。佐竹美帆さんの挿絵が好きだったので、シェーラひめのぼうけんを手にとったのも、挿絵繋がりだったかもしれない(正直まったく覚えていない)。その中で、胸に響くロマンス表現出会った。

シェーラひめのぼうけんは、主人公少女シェーラが幼馴染でお供で子分少年ファリードを怪力で振り回しながら、大人でも解決が難しい問題を剛腕で切り開いていくような物語世界のあちこちへ旅をして、仲間たちとワクワクドキドキの冒険をしながら、悪い魔術師に石にされてしまった故郷王国を復活させる方法を探し出すシェーラたちの話が紡がれる。

恋愛表現に疎かった当時の自分にとって、魔法が使えるけどひ弱なファリードがひめさまとシェーラを慕い、シェーラは幼馴染の兄貴分として彼の面倒を見るという二人の関係性は友情のものとして好ましく感じられた。もちろん男女の恋愛ちびっこが見るディズニー映画の中でも散々と描写されていたので、なんか男の子女の子は仲良くなったらキスするんだ〜程度の認識はあった。だけどそれは「そうなるもの」であり、自分の中で情緒に紐づいて腑に落ちる描写ではなかった。だから、当時は恋愛でキャッキャするよりも、男女の友情関係の方がずっと自然に思えていた。ウブなボーイだったからね。(今から考えたら、ハイルミリアム辺りとかは恋愛描写があった気がするけど)。

そんな中で胸がドキッとするような出会いがあったのが、最終巻近く。記憶だけを頼りに書いているので、間違っているかもしれないけど、確か、最終巻の一つ前の巻で、それまで一緒に旅をしてきたファリードが、実はシェーラの王国崩壊に導いた邪悪魔法使い血筋で、彼もその強大で忌まわしき力を宿していると判明する展開がある。この時、確か、ファリード敬愛するひめさまをその力で傷つけてしまい、自分の力に絶望して力を開放してドラゴンとなって空の彼方へ消え去ろうとするけど、当のひめさまからあなた必要だと説得され、再び仲間になる的なエピソードがあった(はず)。

シェーラの目の前でドラゴンから人間の姿に戻った幼馴染のファリード。旅に出る前は少女自分より身体が小さくてひょろひょろしていたのに、旅の終わりに近づいた今では、自分の方が彼を見上げるくらいに彼が成長していたことに気が付く。その時、シェーラのなかで、ファリードが頼りなくて守ってあげなければならない幼馴染ではなくなった……的な描写がある(ったはず)。

これがクリーンヒットだった。ここで以後の人生に永劫に刻まれる体格差萌え発症してしまった。挿絵があったかは忘れたけど、自分の心の奥底には、ファリードと彼を見上げるシェーラの二人の姿が佐竹絵で深く刻まれている。

その後、図書館ティーンズコーナーで少女小説(主に小林深雪先生)にハマったり、同時進行で大人向けの棚の新宿鮫などのサスペンスあとがきでいつも自作を傑作と書く夢枕獏作品(闇狩り師とか陰陽師)を開拓していったりした。

実はシェーラひめのぼうけん2は途中までしか読んでいなんだよな〜。これを書いている今、サウードおじさまの便利キャラっぷりを最後まで確かめたくなってきてしまった。

2024-07-23

[] 2024-07-23

お金があればいろいろなものは買えるが、良い趣味は買えない

これは趣味の良し悪しが主観に属するものであり、お金があるだけでは特定趣味を楽しむ感情が沸かないからだ

数学趣味とする」ことを、諦めるべきかと悩んでいる

数学登山に喩えられるように、高度な概念理解するまでの道のりが長すぎるのである

大学院生は、数学を何時間勉強してきだたろうか

同じだけの時間勉強するには、明らかに一日の気力が足りない

土曜日安息日制限もあり、趣味ができるのは日曜日と、平日の仕事が終わった時間だけということになる

それとも「日曜日数学の日」と決めて全力集中するか

それにはまず、勉強スタイルを決めたほうが良い。スタイルとは、幅優先探索で学ぶか、深さ優先探索で学ぶかということだ

...と、重要なことを忘れていた。それは運動の習慣だ。数学というのは家にこもりきりでやる可能性があるため、図書館まで歩いていったほうが運動になる

2024-07-22

静寂シズカのうるさいですの!っと。 第104デシベル図書館くしゃみ我慢しすぎて失神しかけた』

2024-07-21

anond:20240721205726

図書館に行きます

・どこの図書館でも〇〇全集とか〇〇講座みたいなシリーズは置いてあるはずなので、それを読みます

これで信頼度の高い本が読める

2024-07-18

カンニングした理由からカンニングをやめるまで2

前半→https://anond.hatelabo.jp/20240718232635

勉強なんてますますしてやるかボケとなり、母が理想としていた聡明で清楚な娘なんてぶち壊してやった。制服スカートを短くして、私服も男っぽくして、寄り道買い食い、刈り上げにして、運動部日焼けしまくって、口も悪くなった。母が嫌いなゲーセンにも内緒で行ってた。さすがに身売りとか夜の街とか借金とか法律に反するとかのやばいことはしなかったが、できる限りで親の理想と反対を行った。

学校の授業は楽しかった。一部の先生は母みたいな上から目線で嫌だったが、大体はみんな優しかった。上から目線バカにする人はほぼいなかった。私立だったからだろうか。勉強以外で得意なことがあるならそれを伸ばそうという校風だったからだろうか。

そうなってからカンニングなんて頭になかった。気が付けば追試の数が減っていた。追試になったときも同じ追試仲間と一緒に勉強するのは苦じゃなかった。学校で受けた全国模試では下から数えた方が早かったけど、得意科目は上から数えた方が早かったからそれでいいやと思ってた。小学生の頃は得意科目がよくてもメインの科目ができないといけないと思っていたがそんなんど〜〜〜〜〜でもよくなった。父と夜遅くまで遊び、兄弟旅行遊園地に行き、母に強烈に怒られた時は友人が「じゃお泊まりしよっか!」と友人宅に何度もお泊まりした。友人の母も「子供がいっぱい楽し〜!ふぅ〜!」なノリでよく花火をして、焼き肉に連れて行ってもらった。この友人の母は「留年しない程度に勉強すればいいじゃ〜ん。あそぼーぜ!」な考えで、影響されたと思う。

一度高校の頃、地学で満点近いテストを母に見せたが「学校勉強なんだし当たり前じゃん。しか地学って笑」と笑われた。それ以外覚えていない。くそな思い出。勉強しろ!とお小遣いで集めていた漫画アイドルグッズを全部捨てられたときもあったが、それでも勉強なんかしてやるか!となった。

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大学受験期に差し掛かり、母がまた中学受験の時のようにテストの点数点数点数となった時期。入りたくもない塾にいれられ、難しすぎる授業を受けた。宿題・予習の量が尋常じゃなく、難しさも相まって何もわからない。学校の点数も口うるさく聞いてくる。親が金を払っているからさぼる事はしなかった。塾の授業も遅刻せずに真剣に聞くが授業スピードはかっとんでいくのでわからない。

その時の塾の先生は優しかった。すっごく初歩的なことを聞いても「わからないの?」と責めて来ない。しかし優しすぎてずっと何度も質問するのがなんだか申し訳なくなってしまった。

せっかく中学で治ったと思った小学生の頃に身に染みてしまった質問は恥が邪魔して何度も質問に行けず悩んでしまう。

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母は教えてくれない。教えないくせに「こんなの聞いていればわかる」「私はできた」と責めてくる。「あんたはやる気がない」「大金を払っているのに」「私は自力大学に入った」と武勇伝も出てきて家では口を開けば喧嘩だった。点数点数偏差値偏差値検定検定順位順位ばっかりだった。当時の私の偏差値は34で高校3年でようやくギリギリ英検3級が取れた(一敗している)。バカなのはわかってた。学校テスト大丈夫だが、受験となるとレベルが違う。全くわからない。

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そんな中、塾で模試を受けたとき、ふと横の人をカンニングしてしまいそうになった。目が横に動いたと意識した瞬間に前に戻した。カンニングという選択肢が常に頭にあることに気が付いた。小学生の頃に常態化していたカンニング邪魔をしてくる。

それから模試最中は目の前の答案用紙ではなく、自分との戦いだった。駄目だ駄目だとペンを握る。時間を見ようと顔を上げたときに他の人に目がいってしまう。そして自分を責める。カンニング文字が頭に浮かんでしまう。結局集中できずに模試が終わる。

自分はこんなにもカンニングがすぐ思い浮かぶ人間だったのか。最低だ。でも点数が悪いと怒られる。否定される。もう親は自分関係ない!と言い聞かせても思い出すのはあの冷ややかな目。「あ、今から怒るな」とわかる表情。思い出すだけで耳が痛くなる甲高い声。早くこの受験戦争から脱しないとカンニングをしてしまう。絶対にしてしまう。早く脱したい。でもどうやって脱するんだ。だめだ、だめだ、だめだ、と模試を受けるのが怖くなった。その後も模試を受けたがカンニングしては駄目だという戦いをしていたこしか思い出せない。いつも終わった後はお腹が痛かった。

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勉強してカンニングしないようにすればいいと勉強しても「カンニングしちゃえば楽なのに」と悪魔のささやきが頭にこだまする。勉強しても頭に入らない。覚えられない。勉強していると何故か頭が痛い。喉が苦しい。お腹に激痛が走る。自習室にいるのに母に怒られてしまうと怯える。母の視線が怖い。怒っていない時でも怒っているんだと毎日思う。あの耳が裂ける金切り声でキレてくる。突然来る。負けないぞと立ち向かおうとする。でも朝「おはよう」とあいさつするのも精いっぱいだった。「おはようから何に転じて怒られるかわからない。同じ屋根の下というだけで朝から晩まで、いや寝て意識が飛ぶまで怯えていた。「おはよう、そういえば模試の結果まだ届いていないの?」と言われるのではないか?「おかえり、今度テストだよね?」と言われるのではないか?眠くなって自室に戻ろうとすると「受験生なのにこんな早く寝るの?!」と怒鳴られることがある。母の気分次第だ。

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そんな時、行きたいなと思った大学AO入試を知った。自分勉強指定校推薦は無理だったので早急にAO入試シフトした。論文面接は楽しかった。自分の考えを丁寧に文と言葉として落とせばいいので、公式を覚えなくていい。面接自分の会話ペースに引き込んで、延長するくらいには自信があった。

大学は有名どころに受かったので母は喜んでいた。「あんたはしゃべりがうまいからね!」とドやっていた。「何自分手柄にしてんだよくそが」と反抗期真っ只中の私はキレていた。今までさんざん「勉強できないあんたは大学なんか行けない。受験を舐めている」と言っていたくせに都合のいいやつと思っていた。私が成人した現在は「あの中学に行かせてよかった」とほざいている。お前のせいでカンニングしたという過去存在しているのになと時たま思い出してしまう。

受かった後に、とある大学入試を本気で真面目に解いて、マーク試験なのに200満点中18点だった時は父は大爆笑、母は呆れていた。「択一式なのにwwwwwま、真面目にといて?wwwある意味天才だwwww」といった父の言葉。なんだかその時に呪縛が解かれた気がした。

母は既に大学に受かっているという体があったから呆れで済んでいたと思う。それか父と兄弟がその点数で大爆笑していたからか。怒られなかった。

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AO入試を受けさせてくれた母には感謝している。大人になってから聞くと「AO入試なら受かると思った」と。「お前にとりえなんてない。おしゃべりがうるさい子。反抗期長すぎて親を何だと思っている」とキレていたくせに。母には感謝している部分とぶん殴りたくなる部分がある。

中学受験についても感謝している。受験させてくれたことには。小学生の終わりかけのころはいじめられていて、近所の公立に行ったらそのままいじめられ続けていたと思う。受験で救われることもあったから、受験を完全なる悪だとは思わない。むしろ受験をして出会えた素敵な人たちがたくさんいる。

当時、いじめられていると母に言ったら「あんたが弱弱しくするからだよ。勉強で見返せば?」と助けてくれなかったので、ま、いじめ受験させたのではなく、母の自己満だろう。それでも私は良かった。複雑な感情だ。

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大学時代の時は授業と勉強が楽しすぎて単位上限を超えたので聴講もしてずっと大学にいた。

そして検定を好んで受けた時、カンニング意識することはなかった。自分のペースで勉強するのは楽しい。誰にも怒られず、自由勉強して好きに試験を受けるのは楽しいので、カンニングなんて微塵も思わない。試験が楽しくて試験中は解くのに夢中になっている。落ちたって「あちゃー」と自己責任で終わるからプレッシャーもない。

検定で〇級受かったと母にいうと「まだその級なの」とバカにしてくる。そんなもんだ。

勉強以外では仲良くしている。受験就活も終わったからか母は丸くなった。怒らなくなったが、勉強の話になるとこんな感じだ。

社会人の今は帰りに図書館に寄って気象勉強をしている。今度は地震勉強でもしようと思う。

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カンニングしたというニュースを見るとカンニングをした子が心配になる。ニュースから家庭環境は知る由もないけど、気になってしまう。カンニングをしてバレてしまい、退学、そして親から怒られるのだろう。思春期に親から怒られるあの形容しがたい恐怖と不安自死すら考えてしまうだろう。詳細は分からないが、「この子カンニングした理由が私と同じならかわいそうだな」と思う。カンニングは悪いことだ。悪いことだという大前提での話だ。金銭取引をしているようなカンニングは知らん。

ましてやカンニングで責められて自殺、親が学校を訴えるなんて察するものがある。なんで子供カンニングしたのか親はわかっているのだろうか。(処分の内容は一旦置いといて)

出来心だったとしても何でカンニングという行為をしてしまったのか。いじめとか、学校側がカンニングを仕向けて嵌めたのなら訴えるのはわかるが、そうでないのなら親がどんな思想で訴えたのか、何となくわかってしまう。子供の心情を察する。

定期的に話題に上がる教育虐待を受けて親を殺してしまった女性までは酷くないとはして、テストの点数によって怒鳴られ・責められる子はたくさんいるのだろう。バレていないだけでカンニングをしている子もいるだろう。

それを思うだけで辛くなる。私も反抗期がこなかったらカンニングを続けていたかもしれない。親に逆らえない性格だったらと思う事がある。勉強以外を認めてくれる人に出会わなかったらどうなっていたか。父、祖母兄弟も私を勉強いじめはしなかったという家庭環境も助かったと思う。

カンニングをする子は本人の意識問題もあるかもしれないが、環境も強い気がする。カンニングが悪だとはわかっているが、少しでも点数を良くしないといけない事情がどこかにあるのではないかと思ってしまう。私はモラル<親の優先順位になっていた。悪だと思ってもやらなければいけない。そんな環境があるのだろう。

点数を気にしない人と出会しかない。そんな環境にしないと抜け出せない。どうにかしてその環境から逃げ道を見つけてほしいと思う。カンニングをしてしまった事実を消すことはできないが、その子カンニングを続けないという選択肢を選べる環境になってくれ。そう願うばかりだ。

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カンニングした人、ごめんなさい。カンニングした私は最低です。カンニングだと気が付かずに点数を付けてくれた先生たち、ごめんなさい。

今は勉強をすることが苦ではないです。大学に入ってから勉強が楽しくて仕方が無いです。だから昔の分、大学から今まで勉強していますカンニングなんて、ニュースを見なかったら思い出さないくらいには存在を忘れています。今は勉強楽しいです。自由に、好きに、勉強できるのが楽しいです。

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発達障害なのになんで子供産もうと思えるんだ

ASDなんだけどさ。

子ども絶対産まないって決めてる。

未診断だけど親がASDで、見事遺伝して、悲惨子供時代を過ごした。

いじめられて何度か死のうか迷ったし。

親は自分ASDって自覚いか療育とかしてくれなかったし、むしろ私を普通の子だって頑なに思い込んでた。んな訳ねーだろ!って思ってたし、先生心配してくれてたらしいのに、むしろ家で失礼だのなんだのとその先生悪口をいう始末。

私は自分が他のこと違うって早くに気付いて、ついでに親には頼れないことに気付いて、図書館行って調べたりしてとうとう高校生の頃私はASDだって気付いた。

周りと違う異物でしかなかった、人もどき自分名前があった安堵と、ASD遺伝するっていう事実への絶望でどうにかなりそうだった。

だって私子供大好きだからさ。

いつか子供産んだらさ、いっぱい大好きだよって伝えて、いじめられたらちゃんと全力で守ってあげて、困り事があったら力になってあげるような親になろうって思ってたんだよ。

いじめられてても自分達のことしか興味ない親達じゃない、本当の家族が欲しかったんだよ。

でも、もし私が子供産んだらその子も私みたいに苦しむって知ってるのに、産める訳ないじゃん。

でもさー、X見るとASD自覚ある奴らでもポコポコ産んでるのよ。

それで案の定子どもが人の子供叩いたりして問題になって「子育て難しい💦」とか言ってんのよ。

馬鹿じゃねーの、って思う。分かってた事だろうが。

しかも3人とか産んで、案の定全員ASDトラブルだらけで手が回らない〜とか言ってたりする。

何考えてんの?

ASD児なんて一人でも手一杯だろうが。社会的にやっちゃいけないルールとか理解するのにめちゃくちゃ時間がかかるんだぞ。

子どもが独り立ちしても大丈夫なように全力で療育して幸せにしてあげる」って覚悟がないのに産んでるとしか思えない。

なんで発達障害になるって分かってて子ども産むの?

ワイが最後に紙の新聞読んだのは20年以上前大学図書館やで😟

夢の中でうまく走れなくなるやつ


私はたまにしか夢を見ない

まあ覚えてないだけとかいうよね

起きてその日くらいは覚えてても

数日後にはもう思い出せない

そんな私が一瞬だけど何度も見る夢が

うまく走れなくなる夢

場所は屋外が多いと思うんだけど、いつものように走れなくなる

走り方とかはいつも通りなんだけど

急に重力がよわ~くなって一歩蹴るとしばらく地面につかない

から一生懸命足を回しても腕を振ってもぽよーんて感じで進めない




そして今朝初めて走る以外でできなくなる系の夢を見た

覚えてる限りでは多分なんかの公務員採用試験国語ペーパーテストだった

ちなみに実際に公務員試験を受けたことはない

制限時間が迫っているんだけど、まるで文章の内容が頭に入ってこなくて焦る焦る

文字がわからないとか意味が分からないのではなくて、とにかく目が滑って内容が入ってこない

かろうじて記号とか選択問題は埋めても記述がまるでできなかった

学生時代はどちらかといえば国語は得意な科目だったからワケが分からなくていつもより早く目が覚めた

最近はなかなか集中力が持たなくて一冊の本通読できないことに焦ってるのかなあ

手順書とか書類大丈夫なんだけど

あと論文関係も拾い読みでなんとか頑張ってる

図書館で借りたエッセイを読み始めた

同じ時代を生きている人だし、考え方がわかって面白い

少しずつでも自分の中に何かを積もらせていきたい

Xかなんかで、本は広告も出ないし最高の濃度の読み物って見た

かにその通りで、流れる雑多な情報からうまいことコスパを追い求めることに慣れてしまっていた

今だになかなか集中力はもたないけど

自分世界を少しずつ広げて

少しずつ形作って彩っていきたい

2024-07-16

anond:20240716214435

いかにして問題を解くか』という本が最寄りの図書館にあるでしょう

無ければ買うかあきらめましょう

  練馬区光が丘公園について、何の文化性もないし、7月15日に検索した際に発見した、屋台くらいしか、魅力のあるものはないと思った。戦後30年の時代において、光が丘公園

  が公共的に完全な場所として、市民が憩う公園として形成されたことは否定しないが、実践面ではとうに役目を終えているし、屋台の内容からしても、美しさなどがあるとは思えないし、

  昭和50年代を通じて発達した屋台には価値があるが、公園内の図書館看板掲示された内容は、古色蒼然としている。

2024-07-15

女性階級』覚書

橋本健二女性階級』(PHP新書)を読んだので、覚え書き。この本のメイン内容はいわゆるアンケート統計分析する系の新書なのだが、なかなか興味深かったので。

なお、アンケート時期ははコロナ前であり、全国4万3千人を対象に行われた。

著者は、女性階級を以下の20クラスに分類して分析している。

便宜上書籍内の表現から一部変更している。

高収入・中収入・定収入労働者は、いずれも正規雇用者を指す。

※若年の独身無職女性については結婚によるクラスチェンジ考慮し、結果に含めないものとする。

①・中小企業経営者の妻

②・大企業経営者の妻

③・夫が高収入労働者で妻も高収入労働者

④・夫が中収入労働者で妻は専業主婦

⑤・夫が中収入労働者で妻はパート労働者

⑥・夫が中収入労働者で妻は高収入労働者

⑦・独身の中級・高収入労働者

⑧・シングルマザーの中級・高収入労働者

⑨・夫が中収入労働者で妻も中収入労働者

⑩・夫が低収入労働者で妻も低収入労働者

⑪・夫が低収入労働者で妻はパート労働者

⑫・夫が低収入労働者で妻は専業主婦

⑬・独身の低収入労働者

⑭・シングルマザーの低収入労働者

⑮・夫と子供のいない非正規労働者

⑯・シングルマザー非正規労働者

⑰・夫が高収入自営業の妻

⑱・夫が低収入自営業の妻

⑲・夫が低収入自営業で妻がパート労働者

⑳・40歳以上の独身無職女性

グループ保有資産が最も多い。

文化的活動に費やす費用がぶっち切りで高い。

自民党支持率、維新の会支持率はこの集団が最も高い。

伝統的価値観を重視し、経済的には格差の広がりを許容する考え方がある。

グループ世帯収入が最も多い。

子ども教育に費やす費用と、「生活に満足している」と答えた人もこのグループが最も高かった。

健康意識についてもダントツで高く、まさに上流階級といえる。

自民党支持率は2番目に高いが、一方で社会的格差是正していくべきだという考え方が多いのが特徴。

男女間の格差ということにも最も不満を持つグループでもある。

③このグループは「仕事に満足している」「自分たち幸せだ」と答えた人は最も多かった。

新家電の所持率が高かったり、圧倒的に子持ちが多いのも特徴。

ジェンダー意識が強い一方で、格差是正すべきだという考え方をもつ人が最も少ない。

ただし、自民党支持率は低め。最も新自由主義的な考えのグループと言える。

グループ生活に満足している人が多数の一方で、支出を極度に嫌う。

子どもへの教育意識は高いが教育支出は高くない。政治意識は平均的で、概ね現状の維持を望む。

グループは夫の年収は平均よりやや上のクラス住宅ローンにあえぐ比率が高い。

このグループ子どもへの教育意識は2番目に高いが、教育支出は高くない。

正規非正規による不公平意識を最も感じているものの、政治意識は平均的。

とまあ、こんな感じで、実際はもっと詳しく分析があります

詳しくは図書館か本を買って読んでね

anond:20240115110407

大人料理家50人のニッポンのおかずBest500

って本オススメ

買ってもいいし図書館で借りてきてもいい

一度は名前聞いた事あるような家庭料理家が50人が安定のレシピ10品出してる

とにかく質も量もある本なのでレパートリーを増やしたい増田にぴったり

2024-07-13

図書館での時間、そして無事にお子さんと会えたこと、良かったですね!でも、帰り道が午前10時を過ぎてしまい、暑さでかなり疲れてしまったんですね。暑い中の移動は本当に大変ですよね。しっかり水分補給をして、休息を取ってくださいね

いやキミはむしろ勉強したほうがいいです。何が検索避けの作法だよ、一事が万事過ぎ

AIちゃん過激ファンアートと「検索避け」の無意味性:現代検索エンジンを欺くことはできない』

過激ファンアートを「検索避け(伏せ字などを含む)」と呼ばれる手法で公開するケースがある。しかし、この方法は本当に効果なのだろうか?

記事では、検索エンジンの仕組みと「検索避け」の限界について解説し、情報公開における倫理的問題について考察する。

 

1. 検索エンジンの仕組み:賢い司書のように情報を整理する

想像してみてください。あなた重要機密文書を持っており、ファイル名と文書内の固有名詞を少し変えてインターネットアップロードしたとします。

ファイル名と固有名詞が少し変わっても、内容が変わらなければ、文書は依然として機密文書のままです。

インターネットは、世界中情報が集まる巨大な図書館と見なすことができ、検索エンジンはその図書館の賢い司書のような役割を果たします。

この「司書」は、本のタイトルだけでなく、内容や文脈理解し、関連する情報を結びつけて、私たちが探しているものを見つけ出します。

 

 

2. 「検索避け」の限界:洗練された技術の前では無力

したがって、名前を変更するだけでは検索エンジンを欺くことはできません。

検索エンジンキーワード検索を超え、画像認識文脈理解などの技術活用して、関連する情報をつなぎ合わせて、目的情報を見つけ出します。

情報を守りたい場合は、名前を変更するだけでなく、アクセス制限などの強固な保護策を講じる必要があります

また、Twitterのような公開プラットフォームに隠したい情報アップロードすることは、矛盾した行為です。

一般的に、公開プラットフォームにおいては、特定コンテンツ検索エンジンから隠すための直接的な手段は限られています

例えば、Twitterのようなプラットフォームでは、個々のユーザーrobots.txtの設定やnoindexタグを利用してコンテンツクローリング制御することはできません。

公開プラットフォーム上のコンテンツは、基本的検索エンジンによってインデックスされ、公開情報として扱われます

 

 

3. 画像検索AI検索進化:隠れた情報も浮かび上がる

近年、画像認識AI検索技術は飛躍的に進化しており、「検索避け」の効果さら限定的になっています

特にCNNを用いた画像検索技術は、深層学習活用して、画像内の細かな特徴まで識別することが可能です。

これにより、画像内のオブジェクトやシーンの認識さらにはテキストの読み取りまで行えるため、

作品名キャラクター名、一部デザインを変更したとしても、関連する過激ファンアート検索結果に表示されることがあります

一方で、AI検索では、Transformerアーキテクチャが主流となっており、文章全体を一度に処理することで、文脈を高度に理解することができます

GoogleのBERTやMicrosoftのTuringモデルなどの進化したAI検索モデルは、単なるキーワード検索を超え、単語の組み合わせが表す複雑な概念文章全体の意味を把握し、

関連する情報効率的抽出します。

その結果、過激ファンアート投稿する際に、意図的作品名キャラクター名を避けたとしても、これらのAI検索技術により作品特定されやすくなっています

 

 

4. 情報公開倫理的責任:慎重な判断と適切な対策

上記のように、現代検索エンジンは高度な技術を駆使して情報収集分析しており、「検索避け」のような単純な対策では効果が期待できません。

情報公開を行う際には、以下の点に注意する必要があります

 

 

5. 結論情報公開倫理責任ある行動

現代検索エンジンは、過激ファンアートを検出する一方で、高度なコンテンツフィルターを備えており、

社会倫理に反する画像を検出し、検索結果から除外する能力も持っています

多くの公開プラットフォームでは、シャドウバンという手法を用いて特定コンテンツ露出抑制し、

過激ファンアート一般ユーザーに表示されないよう努めています

 

しかし、これらの技術存在するからといって、過激ファンアートを無対策で公開することが許容されるわけではありません。

コンテンツフィルターシャドウバン完璧ではなく、不適切コンテンツを完全にブロックすることはできません。

公開されるコンテンツが法的な規制社会的な倫理に適合しているかどうかが重要であり、著作権侵害名誉毀損不快感を与える可能性のあるコンテンツは、

社会的な責任と法的な責任を伴います

 

情報公開を行う際には、その影響を常に意識し、責任ある行動を取ることが求められます

検索避け」のような限定的対策コンテンツフィルター依存するのではなく、倫理的問題情報管理重要性を理解した上で、適切な判断を行うことが不可欠です。

例えば、過激ファンアートを公開する際には、その作品特定コミュニティ内でのみ共有されるようにクロープラットフォームを利用する、

またはアクセス制限するなどの措置を講じることが考えられます

 

適切な情報管理セキュリティ対策を施し、インターネット上での安全コンテンツ共有に努めることが重要です。

情報公開の際には、法的な規制社会的な倫理尊重し、責任ある行動を取ることが求められます

倫理的問題情報管理重要性を理解し、適切な判断を行うことが、情報公開倫理責任ある行動の核心です。

anond:20240713074532

いわく、大阪自民党がクソすぎて維新になってからそのクソさが目に見えてマシになったから今更大阪自民に戻ってクソに戻るより維新の方がマシなんだそうな。役所図書館の窓口の人がパソナから派遣された底辺非正規であっても、大阪自民の時のように窓口に正規公務員を使われるよりマシなんだそうな。率直に言って頭おかしいよ、あいつら。

2024-07-12

親への愚痴

うちは俺入れて子供が3人なんだけど、あんまり金ない家だって気づいてからしんどい

別に生活保護とかではないけど、毎月余裕ないのわかる

母さんも父さんも普通サラリーマン?で

俺は今年高校生になった、兄弟はみんな2つずつ離れてる

弟は金かかる部活してるけど、母親がよく、また?もう壊れたの?ってため息ついてる

俺はそれが嫌で高校では部活やめた、中学からチームメイトは今も部活で頑張ってる

親にバイトでもしろって言われたかバイト始めることにした、夏休みは家にいるとエアコン代かかるから図書館とか行けって言われた

本当は友達と遊びに行く約束してる、親にお小遣いの話したら嫌な顔するからバイトから出す

弟の合宿代がかかるから節約しないとらしくて、最近兄弟揃って風呂に入れられる

高校生の俺と中学生の弟いるだけでもういっぱいで、ろくに入らずに出る

1番下の弟は俺らに対するあれこれ見てるせいか、前はやりたいって言ってたバスケのことを言わなくなった

小学校友達と一緒にやってるけど内緒にしてね!だって、靴が高いの知ってるからか裸足でやってるんだって

他の家庭ではあるものがうちにはなかったりしてた

からそれが嫌で、だれだれはあるのに、持ってるのに、って素直に言えてたけど、前に父親にいい加減にしろ!金かかるんだよ!って殴られたから今は言わない

大人に聞きたいんだけど、なんで金ないのに産むの?

3人もいるんだからしょうがないでしょってまるで俺らのせいみたいな言い方するけど、親が好きで産んだのになんでそんな言い方すんだろ

夏休み憂鬱だ、うちのそういう話を知ってる友達がうちに来いよって言ってくれてるのがありがたい

anond:20240711150420

あん関係ないんとちがうか

うちの母方の家は商売やってて忙しく、手が空いてる人が家事しなければならんかった

から爺さん(生きてたら100歳近い)も一通り家事ができた

 

一方、中年初老のうちの兄弟中学生の頃からいわゆる「パソコンの大先生」だし私立校でしっかり家庭科教育をうけているが、食べるものコンビニかほぼレンチン、たまに肉を焼くために台所を使ってもコンロ周りを掃除する概念がない

脂っこい食器を洗って汚れたシンク掃除もしない(洗ったつもりらしい食器ベタベタ風呂掃除もしない洗濯すらまともにできないか臭い10からずっと汚部屋住人

 

何でこうなったかというと「男の子家事やらせてはだめ」と母(故人)がアタオカな教育方針を打ち出したため(当時信仰していたカルト洗脳

家事を押しつけて好きなだけ遊ぶ兄弟を許せないのと、当時母が予後の悪い病で早死するのが見えてたから、視界に奴が居るときは呼びつけて家事を教えながら手伝わせた…が、アタオカ母を味方につけたり、帰宅後に即出かけるなどして家事回避しまくった

 

翻って、家庭科教育を受けなかった高齢男性についてだが、一人暮らし用の易しい家事指南書はなんぼでもあるし、新聞にも初心者知識が古い人向けの家事のコツは頻回で載ってるし、レシピも手軽・時短特集はよく組まれてる

上述の家事本の広告新聞に載りまくってる

たとえ金がなくても図書館ゴロゴロあるから借りてくればいいだけ

アナログ方法家事ノウハウなんかいくらでも得られるのに、やらないだけ

anond:20240712090548

都民が毎回矛先変えてくるだけなんだよなあ

美術館図書館スタバ映画館もある

っていうと「俺たち都民は徒歩で行ける距離にある」って言い出す

→車ならすぐだけど?

って言うと「通勤途中に行けるのがいいんだ」って言い出す

…車でもめちゃくちゃ行けるんだけどね

別に電車に乗れば都会のイベントにも行けるけど?

って言うと「俺たちは金をかけずに行けるんだ」って言い出す

都民より自由に使えるお金多いけど?

って言うと完全無視してくるw

2024-07-11

年収中央値360万円らしいけど、手取りにすると286万円らしいな

NISAに120万円入れたら残りは166万円だけじゃん!

月14万円未満ってマジか?

家賃4万5000円

電気1万円

ガス5000円

水道5000円

ネット5000円

スマホ5000円(フリーSIM3000円+本体減価償却2000円)

固定費だけで合計7万5000円

雑貨5000円

衣類5000円(減価償却

家具家電5000円(減価償却

PC5000円(原価償却

これで合計2万円

ここまでで9万5000円使ってるから残りは4万円ちょっと

食費が今の物価で考えたらちょうどそれぐらいだから趣味はもう図書館散歩インターネットぐらいじゃん!

学生みたいに食費や服を削ってゲームに回せば多少は人生楽しめるか?

マジでヤベーな。

日本人の半分は「新NISAの積立枠を全部埋めたら趣味に使う金が1円も残らない」ってことかよ!

凄いなこの国は。

マジでプロレタリアばっかだぜ。

そして恐ろしいことに老後資金ドンドン値上がりするのを考えれば「新NISAを産めることさえ出来てないやつはキリギリス扱いされて自己責任のもとに野垂れ死ぬ」んだぜきっと。

マジで凄いな。

国民の半分が「趣味に全く金を使えない人生を送る」か「貯蓄が足りずに野垂れ死ぬ」を突きつけられているんだってよ。

ヤベーなこの国は。

貧困貧困だぜ。

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