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はてなキーワード: ロングテールとは

2024-04-01

anond:20240401231213

当たり前だがレコメンドがないプラットフォームって在庫が尽きるのが早い。

その上で充実したラインナップを見せるためにどうすべきかというと、顧客の望まない商品を見せることが答になる。


例えば敷地面積の広いホームセンターでいつも釘だけ買ってる客がいるとする。

その顧客自分ニーズを満たす商品は釘だけであり、他の99.99%の商品はどうでもいいものでああり、邪魔ものである

なぜそれが邪魔なのか?

真にその顧客ニーズを満たすなら、入口すぐに釘が置いてあり、その隣にはレジがあるべきだろう。

釘だけを買う顧客にとってこの上なく快適な買い物ができるし、客商売が真に顧客のことを考えているならそうすべきだろう。

ところが実際には釘を売っている売場を通るために買いたくもない商品を通り、華のない釘なんて商品は売場の奥にあるから無駄距離を歩かされるわけだ。これが邪魔でなくて何なのか?

しかしながら実際の顧客は、これは釘だけしか買わない客以外の殆どにおいてそうなのだが、目的商品が奥にあっても気にせず歩いていくし、何なら通路の途中にある商品をつい気になって手にとってしまい、あろうことか本来買うべきでない出費までしてしまうのである。この人間の非合理なふるまいを知っているか小売業で働く人は売場の隅々にまで商品を張り巡らせ、定期的に売場構成を変え、普段置いてない商品スポットで納品してレジの横や柱の側に突き出して売るのである


レコメンドはつまるところこれと同じだ。Youtubeにとって動画音楽商品であるAmazonロングテールを支える膨大な在庫がすべて商品である。この商品をできるだけ多く活性化させることがミッションであり、個別顧客ニーズに応えることではないのだ。

小売業にせよプラットフォーマーにせよEコマースにせよ、目的顧客満足度の最大化ではなく売上と利益の最大化である

そもそも顧客満足度を最大化させることは究極的にはボランティアないしイリーガル取引強要を招くものであり本来的には避けるべきものである。そこを避けずに突っ込むから日本の商慣習はいつまでも改まることはないし、下請にダンピングするし、原価厨がはびこるのである

2024-02-18

はてブ終わってる感ハンパない

そもそもホッテントリ話題ものすごーく偏っている。広い世の中のほんの重箱の隅

インターネット黎明期はそれがロングテールで「いい話」が多かった」けど、いまのはてブは「女は虐げられている」、みたいな話とか、

ポスターの乳や太ももシカランとか、SNSでくだらない喧嘩して炎上した、みたいな話が3割位、

増田でたとえば「暇空が云々」とか大量に繰り返し書かれる量を入れると4割を超える。

またその内容がつまらない。言いがかりとか内輪もめみたいなのを延々とやっている。

技術ネタでも、なんかすごい初歩の初歩以前のエントリ無言ブクマが沢山ついたりして、

ブコメそもそも間違っているようなのが多い。たとえば「太陽光発電詐欺絶対つけるな!」みたいなコメント

あともう一つの流れはTogetterの、やっぱり根本的に間違っているトピックのまとめとか、10年位前に話題になった件の焼き直しとか

そんなエントリ

あとは犬猫動物スレしかのこらないじゃないか

2024-02-05

詐欺られた(注意喚起拡散希望

訪れたサイトが扱っていた商材はかなりマニアックもので、その商品以外の商品もたくさんあってページもひとつひとつしっかりしていて特集バナーなども作ってあり自然な作り

しか実態ヤフオクスクレイピングで大量に商品登録されているだけの中古ショップ風のただのダミーフィッシングサイトだった

自分が買おうとした物があまりマニアックだったため、そんなマニアックスーパーニッチものまさか詐欺の商材としようとする人間がいるとは思わず、全く警戒してなかったため、サイトの細部までよく調査をせず普通に振り込んでしまった

しかし振り込んだあとは待てど暮せど発送されず連絡も取れない

主犯受け子かしらないが口座名義はおそらくタイベトナム風名前(←これについてもこの時点でん?と思ったがスルーしてしまった心境は後述の追記トラバ参照。この時点では全ての警戒センサーオフになっていたのでよく考えたらタイベトナム名前だよなと思ったのも後からである

その買おうとした物に設定されていた商品名でぐぐったらこういった部類のダミーサイト複数存在するようだ

後で気付いたが特集バナークリックすれば中身はなくトップページに行くだけ

しかも上手いのがヤフオクより安い割引の値段で売っていることだ

まりヤフオクで見かけて、さらに掘り出し物を狙ってたどり着いた人はお得感でこっちのダミーサイトで購入してしま可能性がある

自分場合検索でたどり着いたのでそもそもヤフオク大本があるとは知らなかったし、割引関係なく探していたもの存在するという感動で買った)

大量出品でロングテールSEO対策はばっちり

探している商品マニアックであればあるほど競合が少ないため検索普通に上位にヒットしてくるのでおそらく他にも被害者が多数いると思われる


この手口はあまり周知されておらず、少なくとも自分は知らなかったので、まさかこんなマニアック商品詐欺の商材にするとは思わず警戒心も下がりがち

反社資金源にならぬよう、被害防止の注意喚起のためにこの増田をぜひ拡散してくれ

もはやGoogleフィッシングサイトへのリーチサイトみたいになってて、これは本当にGoogle責任でもあると思う

ダミーサイトはどれも共通の特徴があるからアルゴリズムで弾いてくれよ


追記

どういう商品サイトかはトラバにヒントや追跡調査を書いてるので探してみてくれ→20240205154918

ヤフオクから転載と知らないと一見普通のストアのようにしっかり作ってあるように見える

ちなみにクレカ決済ではなくメールした後に振り込み先を送られてくるから注文時点でお金をとられることはない

(振込しないなら捨てアド適当個人情報を用いて相手使用している銀行口座までの調査ができる)

追記

有能なサイトトラバで教えてもらったのでどういうサイトサンプルを知りたい人はこちらを見るのがよい

すべて特徴が共通しているため、一度手口を知った後であれば容易に判別できる

特に会社情報のページがゴミみたいなメールアドレス、適当電話番号等、特徴的で共通項が多い

https://www.neo-blood.co.jp/

追記

どうしても自分ケチをつけたい人間がいるみたいだが、「マニアックすぎる商品」という所が味噌

マニアックなお店で神保町にいるような高齢店主、PCは独学でいじれるが最先端ではない人を想像したらドメインデザインUI諸々が洗練されてないのは逆に納得感が出てきてしまった

この「スーパーニッチマニアックすぎる商品である」という一点が、エアポケットに陥り自分のあらゆる警戒センサースルーさせた

リテラシーマウンティングはいいから、論旨を汲み取って人の陥った心境に想像をめぐらせてみよう

追記

アクティブ増田は口座凍結に協力を→anond:20240206175039


>kazuhix

転売屋ではないしただの消費者。商材=転売かいう謎の角度からの難癖をやめろ 

サイトからの主格でそう書いただけ

よく何の確度もないたったひとつ単語から勝手にこっちの背景を自己完結できるな

たまにいるんだよなこういう予想だにしない確度から非生産的な反応を示すやつ

こちらが追跡調査してまで二次被害を止めようとしてるのに、余計な難癖つけてこちらの情報を軽んじようと目論むのはお前が詐欺グループに与する一味だからか?ってお前の真似したろか

>poppo-george

高額商品ではなく数千円

自分被害は数千円でも高額をだまし取られてる人もいるだろうしこいつらを許すわけにはいかない

からこそ話の芯がわかってない勝手人物像を設定して勝ち誇りたいだけの人間ノイズであり、プライド問題ではなく、どうせバカが騙されただけでしょと軽んじられれば拡散という目的達成の邪魔なので否定する

この記事人物像など本来どうでもいいのにそこを見下しやす人物に設定して本質情報を軽んじようとする人間が多すぎ

2023-12-29

ネットって、暇つぶしにはなったけど、日本GDP上げるだけの力はなかったし、東京集中したし、なんだかな

通信が発達したら地方分散 → 東京集中。ネット企業東京集中。

ネット経済成長 → 1995年移行GDP成長せず。

EC内需拡大 → 価格競争だけ。中国製品も入ってきてより厳しく。リアル物流配達が死亡。小売ならまだ効率化の余地があるが。

現金コスト高い、これから電子マネーだ → GDP成長せず

フリーミアムモデル → コスト高くて持続せず。そもそもすぐ忘れられる

ロングテール → 確かにたまに売れるが、主な売上は新作ばかり。物品数増えて管理コスト増えただけ

中間マージンけしからん → ネット企業中間マージンを取るようになっただけ

検索人類賢くなるのでは → 個人発信は間違いだらけ。

格差無くなるのでは → 貧乏から裕福な有名人スパチャ。

書籍から電子書籍 → 電子書籍漫画だけ。他は一瞬で読まれなくなるような内容のものばかりか、初心者向けばかり。

匿名肩書なしに平等議論 → 顔出し・肩書重要で内容は二の次

皆で議論民主主義 → 結論を出す締切もなければ、どこまで過去議論されたかもなし、ずっと同じことの繰り返し。

作った物を自分で発信 → FAANGの作ったものマウント合戦

2023-10-26

anond:20231026195354

昔よりロングテールになってる感じはあるな

一度曲がバズると最低でも半年くらいずっとどっかしらで流れてるようになった

CD全盛期の時代なんて2~3週でヒットチャートが入れ替わってたからなあ

子供感覚からすると1か月もしたら飽きるはずだから今の流行り曲が全部時代遅れに感じるっていうのは当然かも

2023-10-13

漫画出版業界音楽と同じ轍を踏んでいるのか?

https://togetter.com/li/2240451

少し前はこんなの

https://togetter.com/li/2229705

こちらの話題。残念だが少なくともデータ上は一切そんな傾向はない。日本企業漫画ビジネス電子化真剣に取り組み、大成功している。

集英社、直近も増収

https://www.shinbunka.co.jp/archives/5822

漫画出版大手三社は近年増収傾向

https://gyokai-search.com/3-hon.htm

何故出版業界成功しているか

利益ではなく売上が単純に増えており、どこかで食いあっているというよりは、業界全体が好景気と言ってよい。

成功理由と考えられるのは以下3つか。

1.漫画村取り締まり成功

2019年運営逮捕の後、わかりやすく売上が増えている。違法アップロードコンテンツは相当な悪影響があったと言える。

2.スマホアプリによる雑誌Web

近年紙媒体特に月刊、週間雑誌が純減。

https://shuppankagaku.com/statistics/mook/

その穴をアプリウェブカバーできているのは大きい。自社内広告との相性がよいのも相乗効果を産んでそうだ。

3.アプリでのロングテール集客

売上が増えているということは、本がもっと売れていることを意味するだろう。これは普通に考えれば新規顧客を掴めている。紙から電子への単純置き換えだけではこの動きは考えにくい。そこで思い当たるのが、ジャンププラス等のチャレンジングな作品群が客の誘引に一役買っている可能性だ。紙媒体ではトップクラス作品しか掲載できないところをウェブでは比較的敷居を低く展開できていて、そこに今までは来なかった客層が集まっているのではないだろうか。

さて、それをふまえて。

音楽業界の轍とは?

音楽業界そもそもどんな失敗をしたのか?

1.不正対策

この件は悪名高いCCCDがまずは浮かぶだろう。ただ、不正対策を何らかしないといけないのは、寧ろ漫画村が良い例として示されており、この後メジャーとなる個人リッピング用途への阻害要因となったのでやり方自体あかんかったとしても、防ぐ行為自体を悪手とは言い切れないだろう。

あと、そもそも漫画出版コピーへの対策がほぼ取れないので、同じ轍も何も違うアプローチを取らざるを得ないという背景もあるね。

2.電子化電子提供

日本音楽業界CDという物販以外を検討した経緯はある。例えばレコチョクLismoといったサービスである音楽業界は元々が電子機器再生前提なので、寧ろ電子化への対応はかなり早いほうだ。音楽業界は寧ろよい轍(?)。

ただ、このサービスCDの売上を食ったというデータはない。そして、より一般的CDmp3アップルミュージック含めたダウンロードコンテンツに置き換わった事実は残念ながら存在しない。

https://www.economist.com/graphic-detail/2019/10/18/the-strange-revival-of-vinyl-records

なんと、CDから電子販売の置換え以上に、両方合わせて音楽コンテンツとして売れなくなってしまっている。そして、その理由電子への置換えと仮定しようとしても、CDの減少のタイミングがあってない。これは、音楽コンテンツのものシュリンクである。従来有名ミュージシャンが歌えばミリオン、みたいな世界だったが、そんな事例が急減したことからもわかるだろう。カラオケ隆盛を越えた、レンタルで十分になった、少子化、他の嗜好コンテンツに客を取られた等言われてるが明確に一元的理由は探しきれない。

その傾向は元々出てきていたが、止めとなったのはストリーミングサービスシンプル音楽を買うという文化が低下していったと言ってよい。

ここから言えるのは売り物がCDmp3かは関係ないし、日本業界がうまく電子化商売(notストリーミング)出来たとしても残念ながら太刀打ちは難しかった、時代の大きな流れだろう。

日本iPodに負けたという言論があったりするが、そういう意味ではオーディオメーカーともかく、音楽業界は特段問題なかった。当時はまだまだダウンロード購入志向には早く(結局はCD市場には程遠い結果でもある)、リッピング元は結局はほとんどCDだったはずだ。それよりは、やはりストリーミングの影響がえげつない

3.ウェブ対応

日本音楽業界は多分ここが一番マズッたところ。今のミュージシャン音楽コンテンツのものの売上は期待できないため、YouTube公開したり、spotify登録して利益を上げてたりする。ショバ代をみすみす支払って。ここが日本企業としてはレーベルの垣根を越えてでも、独自サービスを作ってでも入るべき領域だっただろう。

そして、コンテンツ売上が下がった時に音楽業界が取った手段は、ライブイベントによるマネタイズ。それはコロナ禍で大打撃を受け、逆に出版業界には追い風に。可哀想なところも無くはないが、音楽の売り方に向かい合わなかったツケが回ってきたとも言えそうだ。

まとめ

以上を考えると、出版業界は同じ轍は踏むまいとプラットフォームビジネスを展開し、成功しているとわたしは思うのである。いやよくやってるよ。

あと、出版業界は版元と卸(≒閲覧サイト)とでクロス売り出来てるのも強みかと。コンテンツホルダーがkindleに限らずコミックウォーカー、自社アプリ、その他諸々に併売しているのでPF同士の競争にもなり場代を吸い取られにくくなってるし、逆にお店、つまり販売する機会が多く作れている。これは音楽レーベルは多分できてないよね。

2023-09-09

アダルトサイトNG設定を充実させろ

「抜ければ」何でも良い、むしろ色々あった方が飽きにくいのだから必要条件での検索あんま要らない。「よし、今日バニーで抜くぞ」じゃなくて「バニー、そういうのもあるのか」であるべき。

ただし「抜けない」ものは除外したい。「何でもいいとは言ったけど逆バニーあかんねん」と、そういう話。

たぶん、そういう検索条件で設計した方がロングテールが伸びると思う。

2023-06-23

anond:20230623115015

最近ロングテール理論で「売れたらラッキー」のノリで出版されてるのじゃいかね?そもそもハリーポッターすら各種の出版から拒否されていたそうやないか。売れるかどうかなんて、前もってわからないよ。

2023-06-13

広告無料サービスオープンソースロングテール動画で稼ぐ、色々出てきたけど長期的に悪かったのでは

乗るしかなかったけども

2023-06-01

anond:20230531223314

snsによって個人メディアになったっていうイメージがある

noteやsubstackとかで収益化できている人いると思うし、文章への需要は減ってないように思う

ロングテールになっただけじゃないでしょうか

2023-04-24

マンガを買うという行為結構難しい

日常的にマンガを読む人は感じないだろうけど、マンガを買うという行為結構ハードルが高い。

最近経験したので書いておく。

 

マンガ単行本というのを今まで買ったことが無かった。いや、AKIRAは買ったが大分前だ。

一方、無料で公開されてるWEBマンガ結構読んでいて漫画太郎や『アンテン様の腹の中』とか、漫画家の病気体験記とか楽しく読ませてもらっていた。

そこで虚構新聞を見るたびに広告が出て気になっていた『無能の鷹』のリンククリックしてAmazonで買ってみた。

めっちゃおもろいやんけ。美人で身のこなしもさまになっていて如何にも仕事が出来そうな女性社員が実はポンコツ仕事も出来ず仕事の話も出来ずに話にならない。

でもその天然ボケなのに威厳がある立ち振る舞いによってポジティブ勘違いされ組織としての仕事うまい方に転がるって話だ。

主人公の鷹野爪子が三浦瑠璃に似ている。

 

次に以前かなり人気があったブログデマこい」の作者が描いたという『女騎士経理になる。』を注文した。

これ読もうと決意して6年以上経ってるわ。

これも最高に面白かった。昔ネトゲしてた頃、中世ヨーロッパファンタジー文脈勉強していたので話の勘所が判って大変に面白い。

ファンタジー舞台はどっかの港町なのだが、これは中世近世を調べた事があればモデルイタリア都市国家フィレンツェジェノバベニスなどと判る。この頃複式簿記が普及し、同時に紙と株式会社持株会社という資本主義の原型が出来た。そこら辺の歴史会計史)を教養主義外連味なくプロットにしている。

同時に度々複式簿記実践が挿しはさまれるという流れだ。これ青色申告簿記勉強してる時に読みたかったぞ。

 

そんな風にマンガ熱に浮かれだした増田は街の本屋に出かけたのだ。

すると、どうやってマンガを買えばいいのかが全然判らぬ!

まず、『無能の鷹』と『女騎士経理になる。』の続巻がどこにあるのかが判らない。また、ネットちょっと読んで名前を知っているような本も全く見つからない。

探しているうちにすっかり疲れて何も買わずに店を出てしまった。

 

次に小さめのブックオフに行ってみた。

すると女戦士の方は見つかった。しかしそれ以外は見つからない。

 

家に帰ってから考えるに、どうも店が大きいと見つからないが小さいと限定的に見つかるという事のようだ。

それは察するに総当たりで探しているからでは?

 

という事で次は棚の並びの特徴を捉えることを目標にしてみた。

すると、ダーッと並ぶ棚は集英社講談社の大出版社単行本が並び、それが一番の売れ線らしいという事が判った。

そして自分が探しているようなマンガマイナーロングテールに属するものになり、それらは端っこや奥の方に追いやられて陳列されているのだと。

でも待てよ?奥付を見ると『無能の鷹』は講談社刊だ。なんで講談社のところにないのか…。

考えながら棚を観察するとマンガ雑誌の連載の有無で場所が決まっているらしいという事に気が付いた。講談社刊であっても連載物じゃない作品中小出版社のものと同じ扱いを受けるようだ。世知辛い

ここまで到達するのに2週間程度を要した。

 

しかし未だ解明されていないのが、漫画家の病気ルポみたいな実録マンガがどこにあるか?だ。

本屋マンガコーナーをぐるぐる回り続ける増田氏はやがて棚の下の方に「大判本」というジャンルを見つけた。

普通単行本より一回り大きいので、高さが違う棚に入っている。

そして下の方にあるという事は売れ行きは良くないという事であろう。本屋によってはこの大判本は柱の影の凹みなどに棚があったりする。

そして実録マンガ系はこのジャンルなのだと。

更に気が付いたのは、連載物は巻数が多く、新刊が出てる限りは現役で、棚を占拠し続ける。

だが実録系は単発なので売り切りなのだ。元がマイナー発行部数が少ない上に、配本があった時しか棚刺しされない。

それが売れたらそれっきりなので本屋で買うのは結構難しいらしい、という事に気が付いた。

ネットで見るとフラットに見えてしまうが実店舗ではヒエラルキーがある。増田が好むのは下層に近い。実録系に至っては一期一会で、偶然見つけた時に確保せねばもう出会いはないのだ。

 

ここまでに至るのに1ヶ月くらい掛かっている。

最初の右も左も分からずすごすごと敗退した時に比べたら大分成長したが、それでも未だに不如意感覚はする。

東京に出てきて「中央線黄色じゃなくてオレンジ電車に乗ればいいんだ」と覚えていたら深夜早朝に黄色電車が無くなって混乱みたいな事が良く起きる。

マンガを買う層と買わない層の間には結構深い溝があり、マンガの売り場は購買スキルがある人間最適化されていると思われる。

シャバに出てもスーパーでの買い物が出来ずに他の客が買ったものを大量にかごに入れてるニキータになった気分である

 

因みにせっかく買ったマンガ本はと言えば、全然読んでいない。

というのも、かなりの速読なので半日10冊近く読んでしまうのだ。買う時に苦労するもの半日10冊も減らしてしまうなど勿体なくて気軽に読めない。無くなったら「どのマンガ面白いのか」という新しいミッションエイムに立ち向かう事になるのだ。

から大事積ん読したままである

2023-04-09

はてな10年前のリニューアルで失敗したんだろうな

今のはてなは女叩きのメッカと言っていい状態で、特に最近運営が手を入れるまで半年ぐらい主に増田の女叩き記事が延々毎日複数ホッテントリ入りしていた。

元々弱者男性論が幅を利かしているところで、そこまでは許容範囲なのだがそこで男性社会での疎外や表現規制主題を扱えばいいのに女叩きの方に行ってしまい、雪だるま式ルサンチマンデマで埋まってしまう。

更に最近だとコロナ初期での反PCR運動という反技術ラッダイトムーブメントの中心となり社会に甚大な悪影響を与えたのが記憶に新しい。

はてな2010年からブクマリニューアルとか日経との提携とか「キャズムを超える」為の施策を色々やってたんだが、その結果キャズム超え出来ずに土着化したようなユーザー楽園になってしまったんじゃないかと思われる。

 

創業当初の風景

創業当初のはてな個性的な「変な会社」で、技術志向ユーザー運営距離が近かった。障害が発生したらその障害の内容を技術的に解説する、todoリストを公開する、ユーザーがwantリストに書き込める等の特徴があった。

人力検索だけだったサービスはてなブックマークとダイアリーを加えると数年でユーザーの特徴や偏りが顕著になった。

IT技術者、経営者ワナビーリベラル非モテ、がメインユーザーとなった。

IT技術者が多いのははてな運営特性合致するターゲット層だから

経営ワナビー小泉改革大人気学者だった竹中の影響だが、肝心の経済に弱いという特徴があった。日本経済構造一新する改革側に居れば既存経済活動に関する知識経験必要ないしそれが自分幸せにすると信じていた。金融とは証券取引の事と信じそれらとM&Aの記事金融タグを付けて経済通のつもりになっていた。商慣行銀行との付合いには無知だった。

リベラルが多かった理由2chの隆盛の為だ。まだネット書き込みに関する事件捜査は行われておらず、ブログ掲示板炎上させれば意見が通ると信じられて全能感に浸る2chラーが暴れており、その対極としてはてな位置づけられていた。故にこの頃のはてなは一部のネラー憎悪されていてはてな在日朝鮮人などという病識がないコピペで溢れていた。「2chの専門板ははてなでは敵いませんよ」という有名な文章があった。このころの2chラーの全能感に棹さしてキャリアスタートさせたのが佐々木俊尚

非モテは今に繋がるが、この頃は革非同などネタ昇華させて外国メディア記事にされたりもした。

 

キャズム

はてなユーザはこういう布陣でいた訳だが、一方で「キャズム」が問題になっていて『キャズムを超えろ』なんてブログが人気をはくしてもいた。

キャズムとは断崖の事で、新製品の受容ユーザーをイノベータアーリーアダプタマジョリティと分類した時に分布正規分布になり、そのベルカーブの縁の部分を超えて広がるのが困難だという事である

当時のネットキャズムを超えられずベルの端っこの下、ロングテール部分にしか訴求出来ていない。これは製品販売量で規模の経済が働かない、それ故広告料も上がらないという事である

 

はてなユーザー特殊で偏っていて更にブクマのせいで喧嘩も多いという特殊環境で、それで一般の人に忌避され、日記を始めてみたけど止めちゃうアメーバに乗り換えちゃうというケースも多かった。

そこでキャズムの中のキャズムを打破すべくはてな2010年から色々なイメージアップ策をするようになった。

日経提携する:経済意識が高いユーザーが多いのに応えてだと思われる。B層的であり経済事件などに不如意な点も経済記事毎日読めばリテラシーがアップすると期待されたと思われる。

・綺麗なオフィスを公開する:会社イメージアップ社員採用面で重要

・旅ブロガー等の推しココロ社氏やメレ子氏、在華紡氏など、一般受けしやすい旅&食べ物ブロガー推しインタビュー記事などを掲載最後の在華紡氏は喧嘩炎上があると必ず火事場にガソリン持って立ってる人で推していいのかと不安に思うが、この甲斐あって彼等ははてな出身ライターブロガーとして多種媒体に出るようになった。

はてブの改変:人気コメントだけだが表示されるようにするなど。ブコメ欄での論争低減を狙ったものと思われるがかなり不評でユーザー流出もあって元の仕様との折半になっていった。

 

まとめキッズ出エジプトディアスポラ

だがこうやって一般化を目指すと一つまずい事がある。

はてなユーザ層はオタクに寄っている。そこでキャズムを埋めると一番流入するのは当時隆盛を誇っていたまとめブログ層じゃないのか?すると一般人とのキャズムはより深くなってしまう結果となる。

果たしてそうなったのが現在だ。

このまとめ民流入が増えた時機ははっきりしていて2018年だ。18年にネトウヨ春のBAN祭り騒動というのがあり差別デマ文字スクロール動画で埋まっていた日本Youtube大掃除されたのだがそれでネットでの風向きが変わった。

更にこの前後からまとめブログでの広告引き上げが続いており、要するにまとめブログがおいしい商売では無くなった。元々差別的なまとめブログが隆盛となったのは広告料の上昇によるもの商売の形として確立され情報商材屋のシマともなった。しか情報商材屋はネット広告でカモを集めるというループであるネット広告キャパが拡大するに従って拡大した循環参照だが、広告料の上昇で審査が厳しくなって商売にならなくなったのだ。

ヘイト動画の方は18年の前から米国で悪質動画問題になっており、極右極左イスラム過激派過激動画勢力を伸ばしている事が問題視されてgoogle対策に追われていた。IS殺人動画等は消されても支持者がアップしてしまうのでそれを上回る速度で面制圧して統制しろとの要求ユーザーだけに留まら行政司法機関から出されていた。

その為にガイドラインが相次いで変更されノウハウが蓄積され組織化されていた。結局広告キャパの拡大がそれらのコンテンツを爆増させ、それにより広告料の上昇が阻害され、対策されて消され市場として消沈するという流れだ。

ところでイーロンマスクは買収相手業態上記の流れを知らなかった為に「広告料上昇阻害」のラインまで広告引き上げされた訳で素人丸出し過ぎるんだが、まとめキッズとかツイ廃キッズのままで経営出来ると思っちゃったんだろうか?不思議な人である

 

こういう流れがあってまとめブログパイが急速に縮小して代わりにはてなにまとめキッズ中年)が増えたという流れである

彼等はtwitter社の大量解雇ではコンテンツ制御部署法務部署存在理由や綺麗なオフィスをわざわざ見せる理由が判らずにバックオフィスを「キラキラ世田谷自然左翼」だとの認識蝟集し、めいろまの「twitterアニメプラもが好きな人のものなのにユーザーに背を向けている」との論難に快哉を送ってしまっていた。会社にバックオフィスがある理由やこれまでのネット事件での流れ(特に米国内)、メジャーサービスでのキャズムの超克というテーゼなどを何も知らない無垢さを現していて侘び寂びの念に包まれる。

ついでにM&Aでイーロン下でtwitter社が多額の負債を抱えることと成長企業積極的融資を受けて投資に回す事を混同しており、企業体質が巨額赤字だと信じていた。税制への無知である。後になって「LBOはそういうもの」等と誤魔化しているが、そもそも個人が手持ちの金で買うというスキームで考えていたので無駄である。これは給与生活以外の世界を知らないからでネット経営者ワナビーの悪影響である

 

コロナと反PCR

新型コロナ流行し始めるとはてなでは「インフルより弱毒」「ゆっくり感染して社会免疫」「PCR検査数が増えると偽陽性が激増するので検査してはならない」との危険デマが席巻する事になった。また悪質なブクマカがPCRを受けたいとの願う患者意志を見つけ出しては悪罵して叩き潰すという行為に出た。

最早社会に対する驚異である。この時のはてなパブリックエネミーと呼んで差支えない。

これらの主張が「科学的」の表皮を被っていた事は忘れてはならない。有名なのがベイズ推定での偽陽性議論の援用だが、ベイズ推定ベイズ統計学の一つのタームでしかないので概念理解簡単な上に知的背伸びした気分になれる。だがPCR特性上、偽陽性が発生しないのだから適用出来るはずもない。

PCR独立機能出来る検査じゃなくて、DNAシーケンサーの開発と普及に拠っている。2001年頃にシーケンサーが開発され、塩基配列が容易に読めるようになった。更に開発競争により世に普及するとともにありとあらゆる生物ウイルス遺伝子が読まれるようになった。この時に沢山使用される試薬需要に応じて多くの試薬ベンダ製薬会社部門設立され、例えば焼酎宝酒造設立した子会社タカラバイオだ。

この流れでコモディティ化した技術PCRで、生物由来の物品を扱う様々業種で利用されるようになった。もうコモディティ化して普及が始まって20年以上になる。

要するにバイオテクノロジーキャッチアップ出来てない人間があれらのデマに乗っかっていたのであるそもそも遺伝子検査偽陽性が出るという事に疑問を抱いて調べないものだろうか?遺伝子偽陽性とは端的に他の生物配列が一致するって事で、人間ががんになったら光合成できるようになったとか、人間同士から時々マンモスが生まれるって事だぞ?

しかコモディティ化した技術なら必ずマニュアル技術説明は公開されている。ソーシャルブックマークなのにそういうのを探しに行かないのだ。

代わりに「最先端特別な知」的なものに弱い。これは、それらは具体的に判る所まで判らなくても背伸びした知的自意識が満足させられるのに対して、コモディティ化した技術常識では具体的に判ったところでスタートラインのペエペエだ。自意識の面では効率が悪いのだ。

これは経済分野でも同じで、日本が発達した資本主義社会なので経済知識を身に着けるのは大変だ。学校では教えてくれずに社会に出てしか判らない秘術みたいな知識もかなりある。それを身に着けて初めてペエペなのだ

だが給与生活者が経営者エアプしている限りはそれらの摩擦に晒されずに済む。こうして「ネット経済通」となって中年永遠に終わらない青春に浸り続ける事になる。

 

コロナ初期にはてなスターが機能停止し運営テストだと言い、それをブクマカらは無能だと評していたが、まず考えるべきなのははてなの異常なデマバブルだろう。SIモデルベイズ推定を全能感の為だけに消費して批判的に検証しない、技術マニュアルを見に行かないという自意識フィードバックを停止させるために止めたのではないかとまず考えるべきだろう。

 

女叩きへ

から弱者男性論が多かった地でまとめキッズ植民が始まったら女叩きに移行するのは目に見えている。自分たちの権利擁護として表現規制反対が多くなるのは当然の権利で真っ当な事だ。だがそこから批判対象がフェミに収斂し、女叩きへと容易に至る。

からcorabo叩きの最中男女平等パンチ賞賛増田なども当然にホッテントリ入りする。

https://anond.hatelabo.jp/20230110202355

女に対する恨みの蓄積なんだそうだ。しかも世の男は皆女に恨みを抱いていると考えている。それは弱者男性だけである弱者男性の敵はそもそも「男らしい男」やその概念ではないのか?

それからcorabo叩きの最中には「西早稲田2-3-18-51」デマ複数ホッテントリ入りしている。これはプロテスタント教会市民運動事務所貸ししてるのだが以前は在日朝鮮人根拠地という噴飯な差別デマであったものアレンジしたものだ。エグザイル伝統舞踊を踊りなんである

 

非モテ+リベラル+経営者ワナビー集団のうち、非モテは残って女へのルサンチマンで上書きされ、リベラルの非現実性とのバランスに実務者や現実主義ではなくて自称リアリスト蝟集して現実から遠ざかってしまい、経営者ワナビー経済音痴は温存されたままになってしまったのが現在はてなだ。

故に10年前のリニューアルはうまく行かなかったと言える。一般人を呼び込むつもりが一般人が近寄りがたいデマが横行するルサンヘイトサービスの方に行ってしまったのだ。

2023-03-24

anond:20230324103544

観光客がたくさん訪れるところの解像度ばっかり高くて、高知とかひどいじゃん。「龍」って明らかにおかしいだろ

というようなのを見ると、AIって徹底的にマジョリティ側にしか存在できなくて、人類ロングテールのすごい先っぽに行けばAIに勝てるってことだなと思う。

2023-02-27

ソシャゲプレイヤー課金ガチャユーザーを惑わす!廃止してシーズンパスだけ売ろう!」

↑これをはてなに当てはめると

はてなユーザーはてなスターユーザーを惑わす!廃止してはてなブログPROだけを売ろう!」

になるわけです。

凄いパンチの聞いたことを仰っておりますね。

「俺たちユーザーはお前のところの商品展開が気に食わないので廃止しろ!」はかなり強めの発言です。

多くのネトゲが通ってきた道ではありますが、大抵の場合は「買いたい奴が買えばいいだけ」で皆が落ち着いてきたと思いますネトゲプロじゃないので分かりません。ネトゲに超詳しくて雑談好きな人インターネットに何人か……あっでもあの人は今お忙しいな……)。

そんな課金アイテム廃止論がついにはてなにもやってきました。

題して「民度を取り戻すためにはてなスターをなくそ運動」ですね。

主催者特定の誰かというより、同じような意見を言っている多くの人たちです。

まあ半分ぐらいは「スターそのままでいかスター順表示をなくせ」っぽいですけど。

さてどうなるんでしょうね。

正直私は観戦ムードで、これも備忘録として「はてなスター」という単語がクソほど沢山入った増田自分日記に残しておくことであとで日付を検索することだけを目的にしております

あとになってみると「なんでこの日にこの増田を?」となりそうですね。

でもその辺を補足すると特定はてなユーザーをウォチしてる感じになるからフィーリングで終わらせましょう。

そもそも、このタイミング同時多発的に機運が高まっているのは事実ですしね。

かに動きはありましたが、ソレ以上にもともと何かあったら吹き出すエネルギーが溜まっていた感じです。

膨らんだ水ぶくれが爆発したとして、重要なのは水ぶくれが膨らんでいたことで、そこに加わった衝撃そのものマクガフィンの如きなわけですね。

いやーどうなるんだろう。

ブクマの方のはてブは儲かってねえから関係ねえって感じもしますけど、ほそぼそとブログの方のはてブカラースター投げあってイチャイチャしてる人たちがロングテールで最終利益に貢献してる臭いがするのですがね。

2022-12-26

Steamセール情報紹介してるだけの増田が俺の増田の5倍ぐらい伸びていることに絶望感してる

おかしいじゃん!

どうせ買って積むだけのゲーム情報がなんでこんな伸びるの?

しかも見覚えのあるゲームばっかりで新規性なんて全然ないよ。

とっくにEPICとかで配られているようなゲームも入ってるしよっぽどの新規でもなきゃ意味がないよ。

そもそも新規に薦めるにしたって画像の一つも貼らないしセールページに直接飛べるようなURLもない。

ただゲーム名と値段を列挙して愚にもつかない説明文をつけただけの増田がなんでこんな伸びるんだよ!?

まあ結局ブクマ数なんて記事面白さと何の関係もないってことだよね。

絵文字パンティーつけてるだけの増田ホッテントリに入ったことさえあるぐらい皆内容なんてどうでもいいんだ。

気持ちよく大喜利するための餌ぐらいにしか思ってない。

2chの粘着スレ話題重要性よりも叩きやすさに比例して伸びるみたいに建設性のかけらもないたった100文字コメントの入れやすさで決まるんだよ。

それだけじゃなくて「何か人気のまとめ」っていうだけで何も考えずにブクマする虫みたいな奴らだってブクマするんだから一度伸びたらガンガン伸びるよな。

はは……こんなの気にして俺って馬鹿みたいだ

そもそも他人評価なんて実際にはクソほど当てにならないって分かりきってるじゃん。

ゲームレビューなんてまさにそうで、昨日まで非常に好評だったゲーム無料配布された途端に見る見る数時間しかプレイしてない連中からアンチ票入れられて直近評価はボロカスになるのなんてよくあることだ。

そりゃそうだよな本来リーチするはずのなかった層がやってきたらそりゃ評価なんてしないよ。

世界一売れているマックハンバーガーだって評価しているのはあんまり金がない社会ロングテール層であって、ちょっと小金持ちのヴィーガン大金持ちのブルジョアレビュー頼んだら犬の糞みたいに扱われるんだ。

不特定多数に広まればそれだけ合わない人間から辛辣評価を受けるし、そうして辛辣評価を与えた側だってわざわざ出会わなくてもいいもの時間を使ったことを悔しがってるものさ。

そう考えてみれば実際には帯にも襷にもならないような中途半端増田書いて伸ばしちまった奴も読んじまった奴も可愛そうなもんだよな。

幸せなのはSTEAMセールって文字だけ読んで好きなゲームの話だけコメントしてとっとと飛び去ったイナゴみてえなもんだがそういう生き物自体そもそも可哀想とも言えるんだから皆が皆それぞれに可愛そうじゃねえか。

あーそのとおりだ半端な増田で伸びるなんてコレほどLOSE-LOSEなこともねえもんだよ。

くそんな不幸の渦中に押し込められちまった例の増田の筆者が可愛そうでならねえよ。

ソレに比べて俺の増田のなんとバランスの良いことよ。

まあちょっとばかし伸びすぎて変なアンチコメントもついちまったが概ね「届くべき相手に過不足無く」って感じだ。

これぞネット記事理想形だよな。

グーグル検索無意味にかかってくる「いかがでしたかブログ」みたいに必要もない相手の前を無意味にちらほら横切るような下品ネット漂流物にならずに済んだってもんだ。

いやーそう考えると実に俺は幸福だな。

それに比べて本当に不幸な増田もいたもんだ。

同情するぜー

2022-12-17

転売屋商社の違いを商社側の視点から

この増田だけど

https://anond.hatelabo.jp/20221217005626

転売屋の事は詳しいが、商社のことは詳しくないっぽいな。

勝手に補足するよ。
商社(≠問屋)は投資業がメインなのよ。

パターンAの場合 商社なら?

元増田が言う「メルカリorヤフオク、もしくはAmazonFBAなど、日本国内宛に高価出品」というパターン。これは要するに需要に対して供給が足りないケースだ。
ではなぜ元々の販売元が生産を絞っているのは、概ね2種類。

それが販売元にとって利益が最大化できる数量であるから

この場合、多くの場合、以下の様な理由がある。

で、この場合商社はどうするかというと、商社一定量の購入を補償する事によって生産を促すというのが王道になる。この購入の保証というのはまさに投資活動になるわけだ。

あるいは、資源などだと、直接的に金を出して、その一方で一定生産量を権益として確保すると言うことも良く行われる。

部材や材料が足りない

この場合商社はその部材や材料調達すると言う事で生産に協力することをやる。ただ、プレステクラスになるとどうしょうもないだろうが、海外から調達さえすればどうにかなる場合調達力で助ける場合もある。

あるいは製造委託できる業者を探してきたりと、ビジネスパートナーを紹介することもよく行われる。

パターンBの場合 商社なら

元増田が言う「定価以上で買い取ってくれるリサイクル業者(古物商)に持ち込み、最終的には海外へ」というパターン。これは要するに何らかの理由需要地に品物が届いて無いパターンだ。

元の生産元が需要のある地域販売する体制がない場合

これは普通商社販売網で販売するだけだけ。この場合パターンAと状況的には同じだね。

中国の様に現地国で禁止されている場合

普通に法令違反なので手を出しません。持続可能商売じゃないので。

元増田は、これが正当であると考えている模様だが、実はパターンAの状況で単純に買い占めるより現地の法律違反を前提としている時点で直接的にヤバイ
やってることは

とかそういうのと変わらないので、現地国で関連の業者が全部ゲロった場合、芋づる式に判明して現地国に入国した途端身柄を拘束される可能性すらある。

結局商社転売屋と何が違うのか?

転売屋は隙間商売であると言う事に尽きる。商社継続的投資をして販売して利益を上げることを目指すが、転売屋というのはその時のスポットで稼ごうとするのが基本だ。

ただ、商社はある程度まとまらないと利益がでないので、そこの隙間を突いて動くと言うこともあるだろうと思う。
が、冷静に計算してみるとわかるが、リスクに対して利益率は高くない。時給もそこらでバイトしてた方がマシなぐらいになってることが殆どだろうと思うので、まぁお好きにと言う感じである

一方で、商社が手を出していないけれども、収益性が高い分野というのが存在する。これはパターンBの中国規制かいくぐるために輸出するようなケースで普通に違法であったりするから手を出さないと言うだけである。まぁ違法薬物の流通とかと同じな。

商社自称する企業でも転売屋のような動きをしている連中も存在する。例えば新型コロナパンデミック初期にマスク転売していたような連中な。まぁこセレクトショップ的な動きをしている転売屋と似たような率でしか存在しないと思うので、ここでは例外としておく。

結局どうすれば絶滅するか

違法で稼いでる連中は普通に滅ぼされると思う。

もう一つは、転売屋がより多くの儲けを出すための活動をすること。

ビジネスを正当に一歩広げればより商社に近付いていくことになる。最近商社には元々転売屋のようなビジネスからスタートしている人が結構居る。利益を出して継続的商売しようと思えばそちらに寄っていくはずだ。

例1 輸入の例

例えばあるeインクの端末を日本で輸入販売している専門の業者
元々は個人的中国通販サイトで購入したものブログで紹介していた。そこから個人向けのサイトから輸入してAmazon販売すると言う事をはじめていた。

が、日本で使う事には難がある部分があって、元の中国業者コンタクトをとっているうちに、直接仕入れて売る様になった。この時、一定量販売補償する事で日本向けの仕様を加え、国内向けの認証取得などを自社でお金をだしてやっている。

例2 輸出の場合

方面だと、あるおもちゃ商社。元々は中国人の要望に応じて日本おもちゃベビー用品などを小売店から仕入れては転売していた。
が、段々と間に合わなくなってきて、量が纏まったので普通に問屋から仕入れ販売するようになった。そうこうしているうちにオムツ粉ミルクなどの転売レッドオーシャンになった上にまともな商社進出して無理になったんだけど、そこから先にニッチ戦略に打って出て、中国顧客日本おもちゃとして求めている玩具を作らせると言う商売に発展しているところがある。
日本手作り木製玩具をかなりの高付加価値つけて販売している。

例3 国内流通場合

元々はその季節でしか販売されない製品を、季節の初期に予約などをして購入して確保し、シーズンの終わり頃、品薄になったタイミング販売するという事で稼いでいた。ロングテール的な商売だな。

が、製品製造元が目をつけた。製造元もそう言う需要があることは分かっていたが、自社や既存問屋網では対応が難しい(そもそもが季節性で動かす事が前提の商習慣になっているため)と言う事で手を出していない部分だった。
そこで、公認を与える事によって、需要は多くはないが確実に存在する部分をフォローする商売へと発展している。

2022-10-28

anond:20221028161341

配信時間連続10時間ぐらいやってるのか

最初ロングテールで地味に登録者数を増やしていくもんだぞ

あとSNSから誘導意味いからほどほどにな

2022-10-14

anond:20221013193902

どんな理由があったとしても「完結しましたよ!やったね!頑張って宣伝するよ!」と頑張ってくれた周りの人の努力を踏みにじるような言い方をする時点でもうクリエイターとしての信頼は失われてる。

俺の中であの人は『周りの人の頑張りに敬意や感謝を感じず口先だけで「ありがとう」を言ってるだけの人』になった。

完結したことで売れた理由についてあーだこーだ分析してるけど、一番大きいのって「完結したこと話題になったタイミングで色んな人が動いてくれたおかげで新しい読者がたくさん生まれたこと」なんじゃないの?

自分のよく分からん理論をぶち上げるためにそういうの一通りシカトした上で「はー税金効率悪いなーマジクソー」とか言いいつつ新作の宣伝とかマジでバカでしょ。

炎上商法なのか知らんけどタイミング完全に間違えてるわ。

まだ買ってないけどこれ見て買うの辞めた人とかもいるだろうし、買ってこれから読もうとしたけど気分悪くなった人とか沢山いると思う。

特にそのパターンの人がこれから凄く厳しい目で作品を見て、レビューでかなり辛辣に描いてきたらそこから先のロングテールの売上に確実に響くでしょ。

マジで頭が悪いし、性格も悪いと思うよあの作者。

ほんま呆れた

2022-09-27

anond:20220926203626

正直コンビニ生鮮食品が売ってるだけでも未来に生きてる感じあるわ。

餃子の皮となるともうロングテール攻め過ぎだろ。

2022-06-26

anond:20220625113314

DLゲームも、電子書籍やサブスクと同じだ。

超名作がロングテールで稼ぐ時代なんだよ。昔の名作をこそ、無限広告宣伝拡散せにゃならん。

それが1番売れるからだ。

 

増田時代が気に食わないんだろうな。

でもさ、それ以前の、新刊・新作ゲーム以外は一切売れない時代と、どっちがマシかは考えてみたほうがいいんじゃないかね。

2022-06-14

anond:20220614165340

大抵の読者は「基本戦術は先にポイント先行。ガン待ちは結局出遅れ運ゲーになるので小さい変化をたくさん起こしてロングテールで大量ポイントが正解」って所まで読んでるのに、そこから2周遅れの主人公と1周遅れの序盤ザコの喧嘩を遠巻きに見ているけど?主人公説明聞かなきゃ状況理解できてなかったなら他の読者から5周ぐらい遅れてる相当の知恵遅れだよ

2022-04-15

電子書籍に全部変わったとして、漫画セール品以外売れるのか?

売れているジャンル漫画ですら、1巻無料にして、2巻以降だったり、原作小説価格を上げるといったことをしないといけなくなっている。

1巻無料の数はそれなりにあり、人を集めるための広告役割を担っているわけだが、サーバー台はかかるわけで、他の販売価格に上乗せされる。


漫画以外だと、立ち読み機能があったとしても、目次と最初数ページ、目録くらいしか読めず、ほぼジャケ買いに近い。

セール品は売れるだろうが、それは期間限定から、ハズレでもある程度許容できるという心理があるはずだ。


電子書籍に全部変わったとして、漫画以外売れるのだろうか?

じゃあサブスクリプションはどうかというと、

ロングテールとか言われていたが、それは例外からニュースバリューがあったのであって、

実際は新作しか売れないし、しかも消費できないくらい新作を投入し続けないとサブスクリプションは成立しない。


動画で稼いでいる少数の人はネタとして買うだろうが、それくらいじゃないか

もう知識を残すとか、そういうのは成立しなくなる気がしているがどうだろうか。

2022-04-01

はてなエイプリルフール

はてなエイプリルフールで出した人間性センターをノリで増田に組み込んだ後、効果測定もせず何年も放置して一部のユーザー排除していたのを忘れない。その間に書かれるはずだった日記はもう戻って来ない。

エイプリルフールとは関係ないが、建設API 導入時に API とは無関係文字数足切りしていたのを半年放置したのは今まさに許せない。気の利いたコメントは埋もれ、長文がダイジェスト入りするようになって、はてブ攻撃性は増した。

なんてことな記事のなんてことなコメントは圧倒的に減った。 KPI には出にくい。ロングテールとはなんだったのか。

施策カジュアルに行う企業文化創業メンバーがいない今でも受け継がれているのだろう。それはいい。それはいいのだが、ダメだったら戻せ。ダメかどうかも確認せず放置するな。確認するつもりがないなら一週間とか一ヶ月とかで下げろ。

テスト環境に本番 DB使用しているのも話題になっていた。むしろ革新的文化としてアピールしていた。テスト使用しているのはコンピュータでどのように扱っても変化の無いデータではなく、生きているユーザーの行動なんだよ。

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