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はてなキーワード: センスとは

2018-07-16

ヒット作のツメアカください が(ある意味面白い

https://shonenjumpplus.com/article/entry/tsumeaka_17 最新話

https://shonenjumpplus.com/episode/13932016480029150322 過去のも全部見れるで

これ読んでると売れない漫画家がなんで売れないのかがよく分かるわ。

謙虚じゃないんだよね。

上から目線がちっていうか、「俺の表現って凄い魅力的だし、俺のセンスこそがグローバルスタンダードでしょ?画力が足りないか馬鹿な読者や編集者は認めてくれないけど、俺って本当はもっと評価されるべきでしょ?」って態度がそこらじゅうに溢れてるの。

いやいや、お前単純にセンス表現力が足りてないから売れてないんだし、売れてないってことはよほど運が悪いんじゃない限り今はまだ未熟って事だぞ、って事実を頑なに認めようとしない感じがいいね

まあこの人の場合は「俺って正しいでしょ?俺の感性って優れてるでしょ?」とアピールしすぎなんだよね。

過去作品のデッドオアアニメーションなんてまさにそれ。

「俺って面白いでしょ!俺が書いてる漫画面白いでしょ!つまり俺ってセンス有るでしょ!俺は!俺!俺!俺のことを認めろよ!おい!俺を俺を俺を認めろよーーーーーーー!」ってそのまま叫び過ぎなんだよ。

はっきり言わせてもらうが、よっぽど人生上手く言ってるやつ以外はそんな気持ちこれでもかってぐらい誰もが持ってるから、そんなのをオブラート1枚だけ包んでぶつけられても何も響かねえのよ。

もっとずっと熱意を込めてぶつけてきたら響くかも知れないけど、それを表現するための指標は作中キャラに叫ばせるとか集中線引きまくるとかじゃないと思うんですよね。

その辺りを"心で"理解したら一皮むけるだろうけどねえ。

でも、なかなか上手く行かなそうなのが旗から見ていて伝わっていてそれが(ある意味面白い


そこまで分かってこの企画やらせているなら、この編集は恐ろしいね

月曜日ライバルいとうみきおに描かせた人には流石に比肩しうるね。

料理人センス

今まで料理盛り付けとかお皿とか気にしたことなかったけど、お料理教室に通うになってから

プロ料理人のセンスって凄いんだなと実感。

盛り付けとかお皿とかどーでもいいだろだなんて、知ってしまった以上もう思えない。

いやー自分センスの無さに絶望だわ。

自撮りする人があまりきじゃない事に気がついた

なんだろなー。あの痛々しい感じ。

SNOW自撮りしてSNSで『痩せました』って報告。

痩せましたは素直に褒められるけど、

毎回SNOWで撮った画像とか動画とか、

面白さを追求する感じじゃなくて『私カワイイ』を表すあの微笑み()

なにが嫌悪感を催すのか。

言ってやりたい。

見てて寒いよ。って。

ナルシストだねって。

あーすごくモテたいんだねーって。

男が好きで好きでたまらないんだねーって。

でも多分ネット以外ではそんなにモテないだろうね、自分で思ってるほど可愛くないよって。

ノーメイクなのはわかったから。って。

顔長いねSNOW使ってその長さかー。馬かよ。って。

二重整形らしいね。そんなにコンプレックスだった?目やる前に顎引っ込める手術したほうがいいよ。って。

アラサーになってオタサーの姫みたいなその服のセンスやばいよ。って。

毎回食べ物写真が食べかけだったり食べ終わりのやつだったり、気持ちいから。って。

『若く見られる』って自慢するけど、それ垢抜けないだけ。って。

あんた多分園のママ達に笑われてるよ。って。

仕事干されたみたいだけどその自意識過剰男目線意識ツイッターが原因じゃないの?って。

声優現役保育士だか幼稚園教諭かに言ってやりたーい。

2018-07-15

三池崇史ってあんまりたことなかったんだけどこの人もしかして致命的な編集下手か?

作品の尖って美味しい部分は削って、そんなに重要でもない部分を盛り上げて、全体的にならして平均点にしようとしてる感じ

監督としてやるべきこと逆じゃない?みたいな

センスがつまんないのかなあ

俺も名前を魚にしたら笑いのセンスあがるかな

サーモン辺りがいいな

2018-07-14

下手の横好き

これは音ゲーの良し悪しやキャラクターストーリーについて述べている記事ではない。

スマホでやる音ゲーが好きでスクフェスを始めとしてガルパ、歌マクロスナナシスデレステ、無敵デンジャラスキンプリ、Deemoあたりを毎日やってるんだが

最近オススメされて始めたアイナナがどうも他の音ゲーノーツタイミング(?)が違うみたいで

アイナナをやり出してから他の音ゲーが軒並みど下手くそになってしまって困っている。

元々センス音感はなく地道に練習してEXPERTやEXTREMEやMASTERの高難易度フルコンできるようになったタイプなので

音ゲーごとの微妙な違いに合わせられずgreatを連発してしまうこと等はあったのだが…。

特にアイナナやった直後に歌マクロスガルパが酷い。さっき歌マクロス難易度23の曲で途中で死んでしまった。

一応ガルパは26まではフルコン、歌マクロスも25まではフルコンできるので死ぬなんて考えられなかった。

音ゲーはたまにアーケード出身のめちゃくちゃすごい達人みたいな人がいるけど(最高難易度の曲をパフェコンとか)

色んな音ゲーやってる自分のような平凡な人はこういう時どうしてるんだろうか。

単に上手く切り替えられてない自分がよっぽど下手くそという説もあるけれど。

2018-07-11

anond:20180711001643

botじゃなくて手動だろ。botだったらもっといいサラダが書ける。こいつはセンス無さすぎ。

2018-07-08

anond:20180708070057

数学センス。難しくなればなるほど、できる奴はできるしできないやつはできない。

できないやつがなんとかするには感情を捨て去り心をAIにして論理だけで問題と向き合う姿勢必要

感情を過剰に重要視する文系脳には難しい。

2018-07-07

なんで俺の会心増田を誰もブックマークしねえんだよ。おかしいだろ。お前らのセンス疑うわ。

男が悪に立ち向かうことを強要されない現代日本は素晴らしい

はてなブックマーク - 仁藤 夢乃 - ‪今日の14時半ごろ、渋谷から山の手線に乗っていたら、私の前を6歳の女の子が通り過ぎた。そのあとすぐ、... | Facebook

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.facebook.com/100002499840432/posts/1793406944085950/

皮肉じゃなくブコメに感動したし、救われた気持ちになった。

3人の30代リーマン男性が「痴漢捕まえて男でしょ!」って仁藤 夢乃さんの無茶振りに応じなかったことに対して、「男なら女の求めに応じて悪人と戦え」といった意見がさっぱり見当たらないことに。

デフォアイコン釣りっぽいID馬鹿なこと言ってるぐらいで)

日本のある年代以上のオッサン(そろそろジイサンと呼ぶべき方々)がこの投稿を読んだなら最初に出てくる感想は「最近若い男は情けない(彼らからすれば30代は十分過ぎるほどの若輩者)」だろう。

海外なら(俺が肌身で知っているのはアジア発展途上国だけだが)「子供が男に襲われた!」と街中で女が叫んだなら、鬱憤を溜めている半無職の男たちがたちまちに集まって犯人ボコボコにするだろう。

どちらも殴り殴られながら育ち、「女子供を助けるために危険を物ともせずに戦えない奴は男じゃねえ」って規範を疑わずに生きている人たちだ。

今の日本が、そういう発展途上国センスの男たちで溢れていたなら、仁藤さんの一言痴漢はあっという間に成敗されただろう。

日本戦争に負けて、民法の家制度廃止した。

法的には、男には特権は無いし、その裏面としての女子供保護する家父長としての義務も無いということになった。

それは最初は建前に過ぎなくて、戦後第一世代あたりでは全く血肉にならなかったように見える。

それでも男には女には無い特別権利と義務は無いという理想を掲げ続けた結果、今ようやく、誰もがそれを信じるようになったというのがここに並ぶブコメに表れている。

いや、日本人全員の意見とまでは言わないよ。

でも、ネットの中では比較リベラル多様性尊重するはてなのような場では、「男が戦うべき」というジェンダーロールの押し付けはもはや本当に許されなくなったんだ。

外国に行く度に暴力沙汰に巻き込まれいかビクビク怯えている一人のひ弱な日本人の男として、本当に幸せな国と時代を生きていると思う。

2018-07-06

作品感想をもらったんだけどさ

最高&最高です!って何がよかったのかさっぱりわからんし、褒めてるのかすら怪しいよね…

センスすごいですよ!とか抽象的なことばっかり連呼されても反応に困る…

ドコモCM、本当にセンスカケラもねぇし

本当にダサくて見てられないなって毎回思う

ドコモCM考えてる奴年齢いくつ?おっさんなの?

まじで別の人が作ったほうがいいってレベルで酷いよ

俺はほんとにダメ人間だと思う

俺はほんとにダメ人間だと思う

なんだろ

よくわかんないわけでもないけど、ダメ人間だよな。

努力もできないし、なんの能力もなく、能力があるようにとりつくろってる

英語もできない、プログラミングもできない、法律もわからない、友達もいない、彼女もいない、家族とも距離がある、料理も作れない、文章力もない、ファッションセンスもない、etc

じゃあこれは誰のせい?

俺のせい

全部俺のせいなんだよなあ

認めたくないけど

しようと思えば親のせいにもできるし周りのせいにもできるだろうけど、結局全てに共通してる人間は俺だけなわけで全部俺のせいなんだよなあ

認めたくないけど

もちろん死にたいと思ったことは何度もあるけど死にきれない

何で死ねないんだろうな俺は

死にたいって思ってるんだけどなあ

もし隣に楽に死ねる薬があればすぐに飲むのに

一瞬で飲んで死ぬのになあ

誰かが俺を殺してくれればどれだけ楽だろうか。でも俺に死ぬ勇気はない。情けない男だよなほんとに。マジで排泄物製造機以外の何者でもないんだよな。

俺が死んでも世界は変わらずに進んで行くだろう。俺が死んでも家族は俺の友達名前も知らないんだろうな。そもそも葬式にきてくれるような友達いるかって話だけどさ。薄っぺら人間だよほんとに。

何で彼女ができないか?お前がゴミからだろ。わかってんだよそんなことは。気づいてましたよ。しょうがいねゴミゴミなりに生きるかとっとと死ぬしかないんだろうなあ。

俺は弁護士になれんのかなあ。勉強もしてないくせにやってる感出して俺はなにやってんだかねえ

はぁ

はぁ

おっぱい

明日も頑張ろう

2018-07-05

中間管理録トネガワアニメの酷さ

リスペクトの無いスピンオフ寒いものは無いという典型

漫画の方は「カイジ」の雰囲気を壊さずに派生させたか面白い訳であって

悪ふざけでしか無いナレーションを入れたり、利根川声優を変えたり(理由がどうあれあの代役はあり得ない)、世界観根本茶化すかのような演出

強引に進行するアニメの方は、「カイジ」の面白い世界観をよくここまで陳腐化出来たな・・・と感心すらする酷さ

アレを寒いと思えない現場センスが恐怖。ナレーションの酷さは演技指導の悪さが原因か

素人が作ったMAD実況の中で一番酷いセンスの人を集めてひり出した産物

自意識キモキモサークル

ずっとやめたくてやめたくてたまらなかったサークルをやっと引退できた。職務を全うした、みたいな達成感はほとんどない。

このサークルに入らなければ顔の目立つところにニキビができることもなかっただろうし、お腹が痛くなるようなこともずっと少なかったんだろうね。流さなくてよかった涙をペットボトルに集めたら3年間防災対策できるくらいにはなるはず。ひとえに実力不足メンヘラ気質のせいですな、死んだろかな、ハハ

ならさっさと辞めろって話だけど、残念ながらあのサークルの中で才能がない方ではなかったし(サークルを出たら才能なし男くんだけど)幹部だしで結局決断できなかった。有言実行したいから、本当は友達相談した時点でやめたかったんだけど。自分がダサすぎて嫌になっちゃうナ。本当にきっしょい自意識自我なくなって欲しい。

あんなに自信ありげに振舞っていた人たちが、よくよく振り返ってみれば軒並みクソザコナメクジくんだったのもやだな。プライド持てよ、振る舞いにみあった成果を出せよ。結局お前らの遺産ゴミばっかじゃんか。まあ我々も関わってるけど。クソザコナメクジ痛み分け。あのサークルの中で自分に自信持ってるやつなんて、頭からつま先まで全身しょっぱいゴミセンス人間しかいなかったな。あっせ〜知識でずっと仏様の手のひらの上を筋斗雲で得意げにグルグルグルグル回ってるだけだった。

みんな本気出せば絶対いいもの作れるのに、本気出さないなんて馬鹿だなあ。もう少しだけいろんなことを考えるだけでいいのに。いらないプライドとか自信なんて捨てればいいし、無駄なことで悩んで燻るくらいなら手を動かし続けた方がよっぽど有意義だよ。

サークル以外に友達がいないけど、これからどうやって大学生するのかな。みんなも私もゴミみたいな自意識を抱えたキモキモサークルだったけど、案外好きだったんだな。あ〜あ、さみしいな

2018-07-04

サッカー日本代表3大足りなかったもの

高身長白人GK

・屈強な黒人CB

※両サイドバック日本人で賄えそう

献身的黒人ボランチ

サッカーセンスの塊な白人トップ

快速黒人ウィンガー

※フィニッシャーは日本人

知的白人監督

・ニワカじゃないファン

情報漏えいしないマスゴミ

老害じゃないサッカー協会

2018-07-03

十二月二十四日。昼頃からちらほらと雪が舞いはじめ、夕方深沢君があろえを引き取りに家に訪れるころには本格的な雪模様となっていた。

 彼は恋人を連れていた。私やあろえも何度か会ったことがある元気のいい女の子で、あろえを見ると、かわいいかわいい、と喜び、あろえはすかさず同じ言葉を返す。

 まだパーティには少し早かったので、家にあがって貰ってお茶を出した。深沢君の恋人あろえのために今日来てゆく服を選ばせて欲しいと言い、あろえと一緒に二階に上がって行った。

 すぐに、二人の話す楽しげな声が聞こえてくる。

彼女あろえと話をするのが上手ですね。驚きました」

「勘がいいんですよ。それにしても、凄いですね。ツリーも立派ですし」

 部屋のクリスマスの飾り付けを見回しながら深沢君は言う。

 あろえがすっかり工作魅せられてしまって、この一週間、頼みもしないのに毎日輪飾りばかり際限なく作っては笑顔で私のところへ持って来るので、飾り付けないわけにはいかなかったのだ。

「習慣になっちゃったんですね。クリスマスの後も、きっと作りたがりますよ」

 深沢君はおかしそうに目を細めた。

「そういえば、今年は学生最後クリスマスイブなのに、プライベートに使わないでいいんですか?」

最後からこそ、学校のみんなと過ごしたいなと思ったんですよ」

 少し寂しそうに言う深沢君は、年が変わり春になれば大学卒業してしまう。そしてその後は実家に帰って中学校先生になることが決まっていた。評判の良いボランティアである彼は、きっと良い先生になるだろう。

ちょっと早いけれど、お疲れ様でした。深沢君のおかげであろえは色んなことが出来るようになりました」

「いや、僕なんか全然したことしてませんよ。本人や周りの人がみんな頑張ったからです。いつも力不足を感じてますよ」

 深沢君は照れくさそうに頭を掻いた。

「もし中学校がクビになったら、帰って来てくださいね

 私が言うと、深沢君は困ったように笑った。

 やがて着替えを終えたあろえ階段下りてくる。選んでもらった服は組み合わせのセンスが私なんかよりもずっと良くて、同じ服なのに普段よりずっと可愛いく見える。

 そしてあろえたちが行ってしまうと、家の中が急に静かになってしまった。考えてみたら家に居るときはいつもどこかにあろえがいた。一人ぼっちになんて一体いつ以来になるのか、はっきりと思い出せない。

 シャワーを浴びて、体を洗う。丹念に洗う。そんな自分ちょっと恥ずかしい気もするが、それは考えすぎというもので、こんなの何も特別意味などない大人の女性として当たり前の身だしなみだ。そうに決まっている。下着だって、一番良さそうなやつを選んでやるのだ。やるのだ。

 それからメイクをして、髪の毛をセットして、着てゆく服をもう一度選び直していたら、いつの間にか時間がなくなっていた。だいぶ余裕を見ていたはずなのに。月島君が車で迎えに来る予定になっている。私は慌てて服を決め、コートまで着込み準備を済ます。そして椅子腰掛けると変に緊張してしまって今度は一秒がやたら長い。時計のカチカチする音が、普段よりずっとスローテンポに聞こえる。表の道路を車が通るたびに、彼じゃないかと思って立ち上がりそうになる。

 やがて訪れた彼の車に乗る。見知った街なのに、どこをどう走ったのかさっぱり覚えていない。駅の近くにあるその小さなイタリアンレストランの前で車から降りたとき、はじめて、自分たちがどこへ向かっていたのかを理解した。

 月島君の大きな背中を身ながら店内に入ると静かで品の良い音楽が聞こえてくる。席に座ってまもなくシャンパンが運ばれグラスに注がれる。細長いグラスのピンク色の液体の中を底から水面に向かって気泡が泳いでいる。私たちは小さくお互いのグラスの縁を合わせて、一口含む。

 美味しくて、ラベル確認したらどこかで聞いたような銘柄だった。高いのだろうか? そう思うとやたらと緊張してしまって、あとは何を食べているのかさっぱり解らなくなってしまった。

 食事がほぼ終わって二本目のシャンパンゆっくり飲みながら、高校時代の話をしていた。月島君が野球部で汗くさい放課後を過ごしていたとき、私は美術部でテレピン臭くなっていた。

 あの頃月島君が付き合っていた女の子の話を仕向けると、彼は仕返しに私と仲の良かった男の子について尋ねて来た。随分大昔のような気がする。世の中の何もかもをわかったようなつもりで、そのくせ何もわかっていなかった青臭い時代の話だ。

あのころも随分大人だっていう印象があったけど、八坂さんはいまでも大人な感じがするね」

「それは老けてるってこと?」

「じゃなくて」

 月島君は酔いでほのかに赤く染まった頬を弛緩させた。

 いい年して、こんなデートなんかでのぼせ上がって、何を食べているのかもわからなくなってしまう私が、大人の筈はない。せっかくこんなに高い料理を頂いたのに。

 もし私がそんなふうに見えているのなら、それはただ大人のふりが上手いというだけのことだろう。いつも幼くてわがまま自分にてこずっている。そんな話をしたら、

今日はのぼせてくれてるんだ」

 彼は少し驚いた様に言い、私は自分失言に気が付いた。

「化粧室行ってくる!」

 恥ずかしさにいたたまれなくなってハンドバッグを掴むと、慌てて席を立った。鏡に向かうと、私の顔は月島君よりもずっと赤くなっている。蛇口をひねり流れる水で手を冷やし、深呼吸をして気分を落ち着ける。お酒なんか飲んだのは今年のお正月以来だから殆ど一年ぶりだ。ふわふわして楽しい気分だ。これはお酒のせいだけなのだろうか。

ケーキがまだ残ってたんだって

 戻ると、テーブルの上には美味しそうなケーキが乗っている。

「でも、もうお腹一杯だわ」

「そうだね。包んで貰おう」

 月島君はウェイターを呼び止め、ケーキは下げられた。

「雪が、だいぶ強くなって来たね。この分だと明日除雪車が要るな」

 彼の視線につられて窓の外を見ると、羽毛の様な雪がゆっくりと舞い落ちていた。雪かきとなったら、スコップを新しく買わなければならない。去年のは、あろえおもちゃにしてどこかになくしてしまった。今年はよく教えておかなければ、また同じことを繰り返すだろう。

「妹さんは……」

 彼が、ふと呟いた。

「え?」

 顔を向けると、月島君はまっすぐに私の顔を見つめている。

「妹さんは、今日は何時までに迎えに行けばいいの?」

 ボランティアの人が明日まで面倒見てくれる、と答えかけて、彼の真剣な表情の意味に気が付いた。もし、私が今日は迎えに行かなくてもいい、と言ったなら、それが自分のどんな意思を示すことになるか、解ってしまった。

 私の表情がこわばったのを見て、月島君は表情をゆるめ、グラスを手に取る。私に考える時間をくれたのだ。ほっとする。

 しかし、どうしよう、どうしよう、そればっかりが頭のなかでぐるぐる回って上手に考えられない。

「あ、預かってくれてる人に訊いてみるね」

 無理矢理愛想笑いを作ると、携帯電話を手に取った。心臓の鼓動が早くなり、顔に血が集まってくるのがわかる。緊張しすぎだ。まったく予想しなかったわけじゃないんだ、別に拒む理由もないんだ。私は今さら何をうろたえているの?

 自分を納得させる時間を稼ぐつもりで、電話をかけた。

 五回コールしたところで、深沢君が電話に出る。

八坂さんですか?」

 彼の口調はいつになく硬かった。

「そうですけれど、あろえは何もしていませんか?」

「いや、何もないです。大丈夫です。安心してください

 何か変だ。

「もし何かあったのなら、教えてください」

「本当ですよ。ただ、突然の電話だったからびっくりしちゃって……」

 とてもそうとは思えなかった。確かに彼の口調はもう普段通りに戻っている。だけれど違和感は拭い得ない。だいたい、楽しく過ごしているにしては彼の声の後ろが妙に静かだ。どこにいるのだろう?

 月島君と視線が合う。思わず真剣な表情になってしまった自分申し訳なく思い、目をそらしてから会話を続ける。

「何かあったんですね。それで、私に言えないってことは、あろえに何かあったんではなくて、あろえが何かしたんですね?」

まいったな、本当にそんなんじゃ……」

「いま、どこにいるか教えてください」

 私が強い口調で言うと、彼は言葉を詰まらせてから

「すいません、僕は柿崎病院に来ています

病院……。あろえはどこにいますか?」

「一緒にいます

 それだけ聞くと私は電話を切り、月島君と向かい合った。

「ごめんなさい」

「気にしないで」

 彼は首を振ると、すっと立ち上がる。

「妹さんに何かあったんだね。行こう。俺もついて行くよ」

ありがとう、でも、一人で行くわ。一人の方がいいから」

「そうか」

「きょうはごめんなさい。誘ってくれて嬉しかった」

「うん」

 彼の微笑からからさまに失望が読み取れて、胸が苦しかった。新しいコートとブーツが、やたらと硬く感じる。

 タクシーで向かう途中、深沢から電話があった。

大丈夫ですからゆっくりしていてください」

 そんなことが出来るわけない。私はもう病院に向かっていることを告げる。そう遠い距離ではないから、すぐに到着した。

 一カ所だけ明かりの灯っている救急玄関に回ると、入り口のところに深沢君が立っていた。普段着のままで上着を身につけず、ズボンポケットに手を突っ込んで肩をすくめながら、寒そうに白い息を吐いている。声をかけると、

「中だと携帯が使えませんから

 震える唇で言った。

 彼は救急車に乗ってここへ来た。怪我人は、彼の恋人だった。コンクリートの上で転倒して、腰を打った。骨には異常がなかったけれど、いますぐに起きあがるというわけにもいかないらしい。痛み止めを飲んで、ついさっき寝付いたそうだ。

階段に雪が積もっていて、足を滑らせたんです」

 はじめはそうとしか言わなかったのを問い詰めると、やはり、あろえが原因だった。階段上りかけた彼女の服を、あろえが急に引っ張ってバランスを崩させたのだ。そして結果として階段から転落した。

「僕たちが不注意だったんです。あろえちゃんが人を呼ぶとき服や腕をつかんだりすることがあるのは、ちゃんと知っていたはずなのに」

 湯気のたつ紙コップで両手を温めながら、彼はそう言った。

 行為自体子供もよくやることだが、あろえの体格は子供のものではない。身長深沢君の恋人と同じか、ことによるとあろえのほうが少し高いかもしれない。そんな人間階段の途中でいきなり引っ張られたら、注意していたとしても、転倒は不可抗力だったはずだ。

 私はぞっとして背筋が冷たくなる。もし一歩間違えていたら、もっと酷い結果を導いてことは容易に想像出来た。

申し訳ありません」

「いや、頭なんか下げないでください。こっちこそ、せっかくのクリスマスだったのに、こんなことになってしまって」

「そんな」

「僕がついていたのに。あろえちゃんは、ただいつも通りにしていただけなんですよ。それなのに。やっぱり僕は、向いていないんでしょうね。今日は僕はここで夜を明かしますよ。八坂さんは帰った方が良いですよ。ちゃんとした時間あろえちゃんを寝かさないと」

 彼は元気づけようと笑ってくれたが、普段ほどの力がない。そしてコップの中身をすすった。

 自信を失い落ち込む彼を初めて見て、覆い隠せない彼のショックを知った。私は何も声をかけるべきだと思ったけれど、いまの私の役割から何を言ったらいいか解らなかった。

 あろえ病院の長椅子腰掛け絵本を読んでいた。傍らには若い看護師が座ってそれを見守っている。

「姉です」

あなたがお姉さん? この子、さっきまで落ち着かなかったんだけれど、この絵本が気に入ってくれたみたいで、ずっと真剣に見てるの」

「そうですか、面倒みていただいてすみません

自閉症なんですってね。こんなに大きい子、家にいる間ずっと面倒見てるのは大変でしょう。パニックが起きたときとか、大丈夫なの?」

「まあ、なんとか。妹は腕力はそんなにないですから

「親御さんも家にいないんですってね。大変ねえ」

「………」

「出来れば、ちゃんと話し合って一緒に面倒みたほうがいいですよ。やっぱり、身内の人が一致団結しないと。でも、そうは言っても簡単はいかないのよね。大変ねえ。綺麗な格好して、あなた今日どこか出かけていたんでしょう?」

 同情されて私は、より一層みじめな気分になった。あろえは、すぐ傍で自分のことについて話されているのにも気が付かず、絵本を見つめている。自分が何をしたか、ちっとも理解していないのだろう。

あろえ、もうやめなさい」

 あろえは、顔をあげた。

「帰ります。もうやめなさい」

ダメです」

 言ってから視線絵本に落とす。

「やめなさい」

 強く言っても、あろえは返事をしない。

「聞こえないの?」

「きこえないの」

「よっぽど気に入っちゃったんですね。もう少しだけここに居ますか?」

 いつのまにか深沢君が近くに来ていた。私たちは、いまこの状況の彼にまで、気を遣わせてしまっている。恥ずかしくなった。

「いいんです。ほら、やめなさい」

ダメです」

 その返事にもう耐えられなくなって、私は絵本あろえの膝の上から取り上げた。奪い返そうと伸ばしたあろえの手を掴む。

あろえ、帰りますよ」

 あろえは私の口調からようやく異変を察したのか、不安な表情を浮かべ、

あろえかえりますよ」

 口の中でぼそぼそと呟いた。私は取り上げた絵本看護師さんに渡す。

八坂さん……」

 深沢君が心配げに見ている。

今日は本当にすみませんでした」

 私は頭を下げてから、まだ絵本に未練を残し見つめているあろえの手を強く引いた。

https://www.saibunkan.co.jp/lechocolat/soft/ka_swan/images/preswan.htm

anond:20180703085335

メンタルが無敵とか勝手造語を出されてもな

実際研究がめんどくさくてめんどくさくて休みたくて校医にかかったら

休みたいのは単なる本音健康体」って追い返されたんだもの

俺が居心地の悪い学級会センスメタクソに貶すのは健康精神作用のもの

実際すっきりするしな

お前もちゃんと吐き出したら?

増田ヘイト吐き出すくらいで反社会的行為なわけでもなし

何をそんなに恐れているのやら

ジャップサヨクの駄目なとこその2

 

俺もここや5chではよくネトウヨ相手に「生まれてくるな」とか「お前の母親は腹を痛めて産廃を垂れ流しただけ」とかよく煽るが、

これは匿名の場であることを考慮して相手に心の傷を負わせることを第一義としてにやってることにすぎない。

まり「とにかく今、悪を止める」ための必要悪として行ってるだけの意図的暴力行為だ。

匿名無責任相手に出来ることなんてこれぐらいだからだ。

これが正義の行いだなんて思ったことはない。

ところがツイサヨとかマジでこれほど「口汚く」さえなければ人格攻撃でも何でも正しくて意味のある行いだと思い込んでる節がある。

顕名アカウント優等生ぶった口調で「あなた人間失格です」なんて杉田水脈に送りつけて、

なんか「正しいことを言ってやった」的空気を醸し出してる。

お前らマジかと。

優等生」的に振る舞うのが好きなジャップサヨクは本気で小学校の半イジメ的学級会から成長してないだけな節がある。

単なる感情論をぶつけるだけの人格攻撃でもお上ぶってさえいれば許される、程度の倫理観しかない。

安倍の完全な違法行為を「こういうのが一番『嫌われる』行いですね」なんて感情論非難してなんになるのか。

まだシバキ隊等の方が開き直って必要悪を行っているだけ自分が見えている。

これは『サヨク』に限らず日本人根本的にこの程度の「学級会マナー」で生きているからではあるのだが、

ジャップサヨクがそこから抜け出せず「感情」でなく「真理」の追究に専心する知性を持ち得ないのであれば、

やはりジャップサヨクには力も存在意義もないだろう。

未来永劫。

壊すべきはその学級会センスのものなのに。

2018-07-01

anond:20180413215842

元増田だけど、最近こんなことがありました。

そのアメリカ人東京駅カフェに入って、彼が若い女性店員に「りんごジュースください」と日本語ではっきりと言ったのですが、その店員が真顔で「Apple Juice?」と聞き返してきました(!)たぶん、その店員もとっさのことで頭の切り替えがうまくいかなかったのだと思いますが、「外人英語」という強く刷り込まれてる人もいるんだなぁと思った出来事でした。

アメリカ人のその後です。彼は日本移住たかったみたいだけど、結局諦めて本国に帰るようです。最初の頃ははアメリカよりも日本が本当のホームみたいに感じると言ってたのですが。

合計1年くらい経った今では「日本にしばらくいて日本語を喋ってても日本から敬遠されてる気がする、自分外国人であるということを忘れさせてもらえない」と感じるそうです。そう言ったとき目がうるうるしててちょっとびっくりしました。

いろいろと考えたのですが、日本好きな外国人の一部は日本に心の居場所みたいなものを求めて来るのかもしれません。日本に行けば西洋式の鎧を脱ぎ捨てて、あの優しい世界の一員になれる、みたいな。(中国人とかベトナム人からもそういう親しみのこもった日本愛を感じることはある。)だから受け入れてもらえなかったときのショックがデカいというか。ヌーディストビーチからすっぽんぽんになったのに周りの人みんな服着てた、みたいな。

はいえ私も日本人なので、彼を含めた外国人との思考原理の違いは如実に感じるし、日本人が外国人に対して警戒してしま理由もわかるし、集団としての日本人が努力して外国人もっと受け入れるべき!とも思わないのです。個々人が好奇心に基づいて外国人センス理解しようとするのは結構だと思いますが。

英語で話しかけるべきかvs日本語で話しかけるべきか問題」に関しても、明らかに親切でやっていることを「(西洋的な公平性という視点から見て)正しいか間違っているか」という尺度で批難する外国人は狭量に思いますアメリカ人の彼には、そういう視点の違いを説明したところ、「これは差別ではなく、誰かが間違っているというわけでもなく、単に物事がそうなっている」という結論に落ち着きました。(一安心。)

最後にどうでもいい話ですが、実はアメリカ人の知り合いというのは彼氏でして、彼がアメリカに戻りたいというので、結婚して私がアメリカ移住することになりました。というわけで、日本のみなさんお元気で!

2018-06-29

anond:20180629025439

アニメにしたって攻殻とかビバップみたいな所謂Japanimationってやらなくなったね

お金センスも要らない金太郎飴ばっかり

2018-06-28

anond:20180628223159

そう思って文句言ってるやつほど、結局大手キャリアを使うんだよなあ。

自分で調べて、狡いことやってない誠実なキャリアISPを見定められる人は、文句を言う前に自分契約してるから

俺?俺はIIJmioを使ってるよ。老舗だし一番技術力があるのはあそこだからね。twitter技術ブログを見ててそう感じる。

ISPNTT系はダメ

あと電力会社とかもそういうセンスが問われるよね。俺はlooopでんきが良いと思って契約してるけど。

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