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はてなキーワード: 九州とは

2024-11-01

選択夫婦別姓議論は足りてないんじゃない

選択夫婦別姓は避けられないと思うのだけど、だからこそ導入前提できちんと議論してほしいなと思います

  

問題意識

このテーマって、ネットメディアでは強い言葉ばかりが紹介されていますよね。

自民党が見向きもしなかったのが一番悪くて、状況を打開するためには過激意見必要なことや、当事者のつらさがあることも理解できます

  

ただ、「同姓sage」をした上で「別姓age」というアピールの仕方ばかりしてきたから、このままいくと結構軋轢があるんじゃないかと思います

選択的だから…」と言いつつ、別姓を選ばなかった人をなんとなく小馬鹿にしているように見えちゃっているということです。

国会ではこれを一度きちんとリセットして、別姓を選ぼうが、同姓を選ぼうがフラットな目で見られるような議論を展開してもらいたいです。

  

~「選択的だから誰も困らない」は本当?~

たとえば、今でも夫婦どちらの姓にするかは完全に自由ですよね。

でも、実際はほとんど女性が姓を変えていて、それが良くないと言われています

「選べる」からといって本当に本心から選択できるとは限らないから、「選択夫婦別姓」という仕組みが求められているわけです。

  

私は九州出身ひとりっ子なんですが、母が女きょうだいだったので父が姓を変えました。

ネットでの悪名通り、九州なので実家に帰れば家族からまだ結婚しないのかと言われます

特に圧が強いのは祖母で、こないだも「姓は残さないかん」と説教されました。

「婿」をとってまで姓を残したのに、お前が絶やすなということです。

祖父は7人きょうだいだったけど、弟が姓を変えた結果、男だった祖父1人だけが姓を継いだ)

  

なので仮に選択夫婦別姓ができれば、私は別姓を「選ばないといけなく」なります相手同意してくれれば同姓もありえる)。

これって姓を変えるのはほとんど女性という構図と似ていませんか。

相手の姓になるという選択肢もあるし、姓の継続強要されたわけでもない、ただ空気感でそうなってしまうし、拒絶するほどでもない。

どちらかというと薄っすら不満、みたいな。

別姓導入のための「選択的だから誰も困らない」みたいなクリシェを見せられると、なんだか自分が透明化されている感じがしてしまます

それって主語デカじゃないのかな。

  

私は家族が嫌いなわけじゃないのでまだそれでも良いんですけど、たとえば親の影響下から離れたいと願っている人とかに結構きついんじゃないでしょうか。

また、そういう場合子どもの姓をどうするかという問題が出てきます

  

旧姓に不便を感じている人はみんな別姓を求めるのか~

それから旧姓問題選択夫婦別姓を推進する観点からは、旧姓では不都合が多いことが指摘されていますよね。

それはその通りだし、別姓で救われる人がたくさん出てきたら良いなと思います

一方で少し疑問なのは、この手の意見旧姓使用に不都合を感じている人が、みんな別姓になることを前提にしていないか、ということです。

  

経団連とかは戸籍姓とビジネスネームの二重管理によるコスト問題視しているみたいです。

そうなると選択夫婦別姓になったら戸籍姓とビジネスネームの一致が求められますよね。

戸籍姓を選択できるのに、仕事旧姓を使うのはそんなにおかしいことでしょうか。

  

選択夫婦別姓代表的反対論に「家族の絆が壊れる」というのがあります

私自身は実際には何とかなるんじゃないのという気がしますが、それでも「家族みんな同じ姓が良い」というニーズ他人押し付けない限り、素朴で理解できるものです。

仕事では旧姓のほうが便利だけど、プライベートでは多少の不便さはあっても戸籍姓のほうが良いという要望は認められないのでしょうか。

あるいは結婚したばかりの人が、自分は望んで同姓派だけど、この会社にいる間は旧姓を使ったほうが便利だ、みたいな判断できなくなるのでしょうか。

  

~まとめ~

繰り返しますが、私は選択夫婦別姓に反対していません(消極的賛成)。導入は避けられないと思っています

上であげた想定も、だから選択夫婦別姓を辞めるべきだと言いたいから出したわけではありません。

  

私が望んでいるのは、導入することを前提に、本当の意味個人自由が守られるための議論をしてほしいということです。

選択夫婦別姓一口に言っても、その動機はさまざまですし、制度設計方法も色々あるんだと思います

そうである以上、必ず何らかの課題は出てきますよね。

  

でも、選択夫婦別姓の導入が決まらない限り、いつもは弱者や少数派を大事にしている左派知識人言及できません。

盛り上がりに水を差し、反対側を利することになりますもんね。

から、導入を確定させた上で、そういう頭の良い人たちに、抜け漏れがないよう色んなケースをしっかり列挙してもらい、どうやったら解決できるかを検討してもらいなと思っています

2024-10-31

anond:20241029120236

卑弥呼本名はな

葛城之高顙ヒメ

渡来したアメノヒボコの6代目の子孫で、天照大神豊玉姫とも言われる

結婚しなかったが

子がが神功皇后、孫が応神

から応神(神武)は豊玉姫を祀った山を祖母山と言ってる

古代九州女系から

2024-10-30

anond:20241029120236

卑弥呼本名はな

菅竈由良度美

渡来アメノヒボコの5代目の子

その孫が神功皇后、孫の夫が応神

から応神(神武)は豊玉姫を祀った山を祖母山と言ってる

古代九州女系から

2024-10-29

大阪検事正要職にある人間が部下をレイプして組織的犯罪を揉み消していたというのに

九州と違って「また大阪か」「さすが大阪」とか言われずに済むから大都市は恵まれてるね

息をするように九州ヘイトをするフェミニスト

……これ、九州関係ある?


あき@うるさくしております🙇‍♀️

@okaki0214

本当だとすると、

『また……九州……』というのが強まってしまう……

あの記事読んでなんでこんな歪んだ意見になるのよ……この事件においてセカンドレイプされる余地無いよね……しか教師て……orz

https://x.com/okaki0214/status/1850657320638067034


発端となった事件を起こした北川健太郎石川県出身石川県立金沢泉丘高等学校卒業金沢大学文学部卒業事件を起こしたのは大阪地方検察庁検事正とき

なのにまた中部かとかまた関西かとかは言わず九州人間が出てきたとき「だけ」、また九州かとレッテル張りして叩く。

大体、こいつの勤務先の学校の生徒だって九州に住んでいるのに

九州丸ごとヘイトして地域スティグマを植え付ける行為に対して何故問題だと思わないのだろうか?

anond:20241029110407

増田弱者男性担当大臣として政策を考えてみる

1つめが目玉政策きなる日本版メガチャーチ設立……これは大事業になる

仏教系か神道系か分からんが、カルトじゃない宗教コミュニティを拡大し地方根付かせる事

アメリカでもイスラエルでも宗教右派は現代社会優等生から

よく分からんサービス業従事させるよりはメガチャーチ職員増やして信徒を増やし、信徒同士で結婚させた方がいい

宗教右派増やしたいとか言ったら、リベラルフェミニストに物凄く怒られると思うけど、そいつらには首都圏には設立しない進出させないと言えば怒りも大分収まると思うんだよね

北海道東北北関東信越中部中国四国九州辺りの大きな都市にとりあえず設立し、小さい支所をそこから広げていく

2つ目で25歳以下で婚姻出産した人への支援金200万円などのバラ撒き政策

早婚有利な環境を作る

3つ目が結婚適齢期の男性に対する恋愛や身嗜みなどのアドバイスをする

民間やらせるとこの手のサービスは高くつき過ぎて誰もやらないから国がやる

女性教育するとリベラルフェミニストが黙ってないと思うのでやらない

出会いが無いとか言えばメガチャーチを勧める

異性に困ってる人を拾ってきて入信させよう

4つ目が金にモノを言われて海外から日本に女を連れて来る

留学でも技能実習生でも名目はなんでもいい

日本人と結婚出産したら国籍はもちろん手に入ります日本語学校はタダです

これとセットで日本語学校を国の援助のもと設立しま

ただしこれらの条件として地方に住み日本版メガチャーチに入信してもらいます

首都圏に住みたい奴は特に援助しません違反したら罰金あります


多分これらの政策全てがリベラルフェミニストをブチギレさせると思うから逃げ場を作ろうと思う

首都圏リベラル半端ないから宗教系で攻めるのは諦める

あそこはマッチングアプリや男の品評会を女さんが自由にやってりゃいい

多分首都圏に女さんがより一層流入すると思うけど、それって別に今と変わらんしこの層って別に結婚出産しないからどうでも良いと思う

とにかく地方で家庭持って子供欲しいと思ってる人だけを相手にしたらいいと思う!

2024-10-28

anond:20241028024034

北海道九州もなにかあっても良さそうだけどな

現状で満足してるんだろ住民どもが

2024-10-24

有名議員衆院選当落予想まとめ

当選確率シミュレーターhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000191.000005993.html)なるものが出たらしく、

「ふーん、当落予想まとめてくれたのかー」と思ったら、がっつり有料で面倒くさくなったので、自分で作ることにした。

ソースが「序盤情勢」なので、今はちょっと変わっているかもしれない。

お金払えば、朝日毎日産経でも情勢が読めるみたい。

あと、東京だけなら東京新聞で見れそうっすね。https://www.tokyo-np.co.jp/article/361140

他にも、地域によっては地方新聞地方テレビ局が情勢だしてくれているところもあるみたいだね。

まあ、僕は面倒くさいので、そこまでやらない。

選挙区やるのは面倒くさくなったので、有名議員だけ。あと、比例復活可能性は無視した。

全体的に適当から、話半分だと思ってね。

ソース

媒体時期URL
日経新聞10月17日https://www.nikkei.com/special/election#map
読売新聞10月17日https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241016-OYT8T50136/など
時事通信10月21日https://www.jiji.com/jc/v4?id=2024shuinsen_josei

日経無料で見える部分だけ利用。

北海道

選挙区確勝優勢中立劣勢無理
北海道7区 鈴木貴子自民
北海道8区 逢坂誠二(立民)

鈴木貴子鈴木宗男娘。

東北

選挙区確勝優勢中立劣勢無理
岩手2区鈴木俊一自民
岩手3区小沢一郎(立民)
宮城4区安住淳(立民)
宮城5区小野寺五典自民
福島2区玄葉光一郎(立民)


北関東

選挙区確勝優勢中立劣勢無理
茨城2区額賀福志郎自民
栃木1区船田元自民
栃木5区茂木敏充自民
群馬4区福田達夫自民
群馬5区小渕優子自民
埼玉5区枝野幸男(立民)
埼玉14区石井啓一公明

枝野はなんのかんので勝つんじゃないかというニュアンス報道もあるにはあった。

南関東

選挙区確勝優勢中立劣勢無理
千葉2区小林鷹之自民
千葉3区松野博一自民
千葉14区 野田佳彦(立民)
神奈川2区菅義偉自民
神奈川8区江田憲司(立民)
神奈川11区小泉進次郎自民
神奈川15区河野太郎自民
神奈川20甘利明自民

※甘利さんはまあまあ危なそう。

東京

選挙区確勝優勢中立劣勢無理
東京1区 海江田万里(立民)音喜多駿維新
東京7区 丸川珠代自民
東京8区 吉田晴美(立民)
東京9区 大津綾香(みんな)
東京11区 下村博文(無)
東京20木原誠二自民
東京24区 萩生田光一(無)
東京27区 長妻昭(立民)

※海江田さんはちょいわからん下村さんと萩生田さんはまあまあ危ない。

北陸信越

選挙区確勝優勢中立劣勢無理
新潟4区米山隆一(立民)
福井1区稲田朋美自民
福井2区高木毅(無)


東海

選挙区確勝優勢中立劣勢無理
岐阜1区野田聖子自民
静岡1区上川陽子自民
静岡5区細野豪志自民
愛知1区河村たかし保守
愛知2区古川元久国民
三重3区岡田克也(立民)


近畿

選挙区確勝優勢中立劣勢無理
京都2区前原誠司維新
京都3区泉健太(立民)
大阪17区馬場伸幸維新
大阪18区遠藤敬維新
兵庫2区赤羽一嘉公明
兵庫9区西村康稔(無)
奈良1区馬淵澄夫(立民)
奈良2区高市早苗自民
和歌山2区世耕弘成(無)二階伸康(自民

※二階さんもそこそこ支持があるっぽいけど、いかんせん和歌山2区は広いので、ちょっと苦しそう。

個人的には世耕さんと潰しあえーと思っているがそう上手くはいかなそう。)

中国

選挙区確勝優勢中立劣勢無理
鳥取1区石破茂自民
岡山3区加藤勝信自民
広島1区岸田文雄自民
広島3区斉藤鉄夫公明
山口2区岸信千世(自民
山口3区林芳正自民


四国

選挙区確勝優勢中立劣勢無理
徳島2区飯泉嘉門(無)
香川1区小川淳也(立民)平井卓也自民
香川2区玉木雄一郎国民
高知1区中谷元自民

香川1区は、どっちかっていうと小川有利との報道もあった。

元徳県知事がなにを思って出馬したのかわからんけど、自民候補と競っていい線行きそうらしい。

九州沖縄

選挙区確勝優勢中立劣勢無理
福岡8区麻生太郎自民
福岡11区武田良太自民
佐賀1区原口一博(立民)
鹿児島4区森山裕自民

原口さんが受かる可能性もありそうで、世の中わからないもんだなと思いました。

感想

やっぱ知名度があると全体的に強い。

漏れてる人がいたら誰か教えて。

追記

ご指摘のあった間違いを訂正しました。

あと、「拮抗」は優勢でも劣勢でもない=なんとも言えないというつもりでした。

微妙にどちかが先行している場合に使う表現なのでは?」という趣旨のご指摘を踏まえ、拮抗中立します。

なお、元の記事相対評価なので、それを引用しているこれも相対評価です。

目的が「有名議員当落」なので、相手候補まで書いてたら、情報量が増えて見づらいと思うよ。

三春充希さんのめちゃくちゃ良いですね。https://note.com/miraisyakai/n/na08a53dcb1de

ご紹介ありがとうございます

2024-10-17

この間 九州出身の同年代男と飲んだんだけど、「女性を女って呼ばないように気を付けてます」と言ってて、普通に怖かったので「怖ッ」って言っちゃった。

2024-10-15

なんで「さす九」を批判しているのが全員東京在住だと思うんだろうか…

私みたいに九州よりももっとずっと田舎の、東北の寒村で女性差別を受けている女もいるんだが?

この人の頭の中には九州東京しか存在しないのか?

九州以外に住んだ事もないくせに偉そうに被害者面するんじゃねーよ

💡現場オランダ兵⚡️

@ORANDAIKITEEN

九州まれ九州育ちの私が言うんだからあるんだよここにはそーゆークソカス文化

東京からぬくぬく美しい言葉ツイートしてくんなよ

https://x.com/ORANDAIKITEEN/status/1844372196904550868

anond:20241015105040

原口は前回133票差での辛勝だったから今回は小選挙区での勝利は多分もう無理だろう

曲がりなりにも小選挙区での勝者という威光がなくなったら党内での発言力・立場も弱くなり

今後の問題発言からの除名処分まで見えてくる

まぁ九州ブロックじゃない俺の投票先には関係ないが

2024-10-12

anond:20241012134828

ウクライナにはウクライナ事情があるからなあ。

仮に日本中国占領された九州で延々と一進一退繰り返しているときに、「中国本土に一発かましたれ」という主張が出てきたら、抑えきるのは難しい面もあるだろう。

特にウクライナ場合過去の反攻作戦ではアメリカアドバイスに逆らって「成功」した、という経験もあるし。

東北某県出身だけど普通にそういうの言われるぞ

なんでそこまでして「九州だけ」って事にしたがるのか…

はら

@momonohi456

さす九って言葉に対して「地域差別だ!日本はどこでも男尊女卑」って言うけど九州の違いってこういうとこだよね。

親戚の集まり女性陣が動き回って男は飲み食いだけして片付けもしないのは全国どこでもあるけど、それを「主導権は女。女がやりたくてやってる」と主張する男女がいるのは九州くらい

https://x.com/momonohi456/status/1843831710922006773

2024-10-10

小説 階伯(かいはく)をAI生成してみた。朝鮮半島南部日本固有の領土

もう10年近く前になるでしょうか。テレビ善徳女王や階伯(ケベク)を見ていました。そこで気付いたのですが、全く史実考慮せず、ドラマを作っているところです。

両方のドラマに、階伯(ケベク)も金庾信も出てきますが、全く別人のような扱いです。それは当たり前で、記録が残っていないからです。階伯など日本書紀しか残っていないに等しいです。

また、花郎世紀という偽書可能性の高いものからドラマを作っているということも知りました。こんなことができるのなら、東日流外三郡誌大河ドラマができてしまます韓国ドラマのすごいところです。

そこで、なぜ日本では、善徳女王や階伯(ケベク)のようなドラマができないのかと考えました。まあたぶん、歴史ドラマは大きく史実から外れられないとか、「自虐史観」があるのかなと。

紫式部なら創作もある程度許されるんでしょうかね。しかし、日本ドラマでは時代考証をある程度以上はやってます。階伯(ケベク)のように火薬が爆発したりしない。7世紀火薬があるのか?。

ダムの乱を起こしたピダム善徳女王が恋仲になるなんてシナリオが許されるのなら、階伯(かいはく)と金庾信が幼馴染でも問題ないですよね?w だって、記録無いし。

イスラエルユダヤの地だったら、朝鮮半島南部倭人の地のはずw。

生成にはGPT-4oを使用しましたが、下記の文章見出しを少し直し、はてな表記にしただけで、生成文そのままです。アメリカ等の歴史教科書では、朝鮮半島南部倭人が住んでいたということを認めているので、すんなり生成されたのだと考えています。本当は、倭人とういう朝鮮半島南部から九州北部あたりに分布している海洋民族がいただけなんじゃないかと思います。そして、その人らが大和政権に取り入れられ、日本という国が成立したんじゃないでしょうか。

ということで、日本側の見解としての階伯(かいはく)と金庾信の話を作ってみました。以下に本編です。

小説 階伯(かいはく)

現代日本東京 宮内庁

東京の秋の夜、薄い雲が月明かりをぼやかし、冷たい風が皇居の周囲を包んでいた。歴史学者、宮内敬一は、しなやかな動きで宮内庁の厳重な警備をかいくぐり、特定建物へと静かに忍び込んだ。彼の胸中には、ある確信があった――かつて日本に伝来し、その後散逸したとされる「百済本紀」が、ここに隠されているはずだ、と。

数年前、宮内韓国古書店で、偶然ある巻物の切れ端を目にしていた。その破片には「百済本紀」の名がかすかに読み取れ、彼の興味を大いにかき立てた。百済王国歴史を記したこ書物は、日本朝鮮半島との関係を解明する鍵となりうる、極めて貴重な歴史資料であるしかし、日本の記録にはどこにもその存在は記されていない。宮内は、この謎を解くべく独自調査を進め、ついにたどり着いたのが、ここ宮内庁だった。

彼の手元には、長年の研究から得た宮内庁内部の古文書倉庫レイアウトが詳細に記されているメモがあった。限られた時間の中で、どの棚にどの文書が保管されているのか、緻密に計算されていた。

暗い廊下を抜け、幾重にも鍵がかけられた古文書倉庫の扉の前にたどり着く。宮内は冷静に暗号を解き、精密な動作で鍵を解除した。倉庫の中はひんやりとした空気が漂い、古びた紙の匂いわずかに鼻をくすぐる。長い棚が並び、そこには時代ごとに整理された膨大な古文書が眠っている。

宮内目的の棚へとまっすぐに歩み寄る。近づくほどに心拍数が上がり、手の平にはじっとりと汗が滲む。ついにその時が来た。彼の手が、一冊の古びた箱に触れる。箱の表面には、薄れかけた文字で「百済本紀」と刻まれている。

慎重にその箱を開け、中の巻物を取り出すと、千年以上の時を超えてその姿を現した。封が施されていたはずの巻物は、思いのほか保存状態が良く、宮内の震える手の中でゆっくりと広げられていく。巻物に記された文字は、古代朝鮮半島漢字表記であり、間違いなく「百済本紀」だった。

宮内は息を呑み、震える声で「これが…ついに…」とつぶやいた。目の前に広がるのは、歴史が語りたがっていた物語だった。これまで失われたとされてきた百済の記録が、自らの手の中にあるという事実に、彼はただ打ち震えるばかりだった。

だが、その瞬間、背後で微かな音が響いた。宮内は瞬時に振り返り、身構えた。

宮内の背後で響いた音は、冷ややかな静寂を切り裂くかのようだった。警備員か、それとも何者か別の存在か――宮内心臓は、緊張のあまり大きく脈打った。

「誰だ?」宮内は小声で問いかけるが、返事はない。身を低くし、ゆっくり視線を巡らせた。そのとき、微かな足音が再び聞こえた。かすかな光が倉庫の奥から差し込み、宮内の視界に誰かが近づいてくるのがわかった。光に照らされたその姿は、想像していたような警備員ではなかった。

スーツ姿の男が、静かに歩を進めてきた。その目は鋭く、宮内を捉えて離さない。そして、男の口元にかすかな笑みが浮かんでいた。

「探していたものが見つかったようですね、宮内先生

その声には、明らかに宮内の行動を全て見透かしているかのような冷静さがあった。驚きと同時に、背筋に冷たいものが走る。

あなたは…誰だ?」宮内は巻物をそっと戻し、箱を再び閉じた。手は汗ばんでいたが、その目には確固たる決意が宿っていた。

男はゆっくりと近づきながら、まるで狩りを楽しむかのように言葉を続けた。「私の名前は名乗る必要はありません。ただ、あなたが何を求めてここにいるのかは、もう全て知っている。そして、それが公に出てはならないということも」

「公に出てはならない?」宮内は眉をひそめた。百済本紀発見が、なぜそれほどまでに秘匿されなければならないのか。宮内の中で、疑念と怒りが沸き上がった。「これは、歴史を明らかにするための重要資料だ。日本百済のつながりを示す、そして隠されてきた真実を照らす光だ。それを隠す理由がどこにある?」

男は薄く笑い、「それはあなたが決めることではない」と静かに言い放つ。「歴史は常に勝者が書くものだ。敗者の物語は、都合よく葬られることもある。あなたがこの巻物を公表することは、今の日本歴史観を揺るがすことになる。そう簡単はいかない」

宮内はその言葉に心の中で反発した。歴史真実でなければならない。たとえそれが現代価値観政治的意図にそぐわないものであったとしても。しかし、目の前の男は明らかにそれを理解しない、あるいは理解しようとしない。彼はただ、今の秩序を守るために動いている。

「では、どうするつもりだ?私をここで止めるのか?」宮内はあえて挑戦的な口調で尋ねた。

男は一瞬沈黙し、次に口を開いたとき、声は低く冷たかった。「あなたがどれだけの真実を知っていようと、我々はその真実を決して外に出すつもりはない。だから、これ以上深入りしない方が身のためだ、宮内先生

そう言いながら、男は静かに背を向けた。そして、出口に向かって歩き出す。彼が扉に手をかけた瞬間、ふと振り返り、「もしまだ、百済歴史に興味があるのなら…もう一度考え直すことだ。あなた研究も、命も、この国のために使えるはずだ」と含みのある口調で言い残し、倉庫から姿を消した。

宮内はその場に立ち尽くした。男の言葉意味を考えながら、再び視線を箱に向けた。手の中に収めた百済本紀は、歴史の失われたピースを埋める貴重な証拠だ。しかし、それを公開することが、彼の命を危険さら可能性があることも明白だった。

だが、宮内は一度決めたことを覆すつもりはなかった。彼は再び箱を手に取り、慎重にそれを自分のバッグに収めた。何があろうとも、この真実を守り抜く。それが、彼に与えられた使命だと確信していた。

倉庫を後にし、宮内は闇の中に静かに姿を消した。彼の手の中にある百済本紀が、これから日本朝鮮半島歴史をどう変えるのか――その答えは、まだ誰にもわからなかったが、確かに歴史は動き出していた。

宮内は暗い夜の中、宮内庁敷地を慎重に抜け出し、手に汗握るような緊張感を抱えながらも、自らの決意をさらに固めていた。背後で静かに扉が閉まる音を耳にし、彼は改めて周囲の安全確認した。振り返ることなく、冷たい秋の風に身を包まれながら、ゆっくりと歩を進めた。

百済本紀

百済本紀は、ついにその姿を現した。しかし、この発見は彼にとって、祝福されるものであるはずがなかった。目の前の謎めいた男が口にした警告は、無視できない現実として宮内脳裏にこびりついていた。彼は一つの歴史真実を見つけた。しかし、それがあまりに大きすぎる秘密であったために、彼は今、新たな危険さらされていることを知っていた。

「誰が…何を隠しているんだ…?」宮内は自らに問いかけながら、都心に戻る電車の中でじっと考え込んでいた。外の街の景色は、窓越しに次々と流れていく。煌々と輝くネオンと、高層ビルの明かりは東京の夜を彩っていたが、宮内の心の中は重苦しい暗雲が立ち込めていた。

彼は手元のカバン視線を落とした。カバンの中には、つい先ほど手に入れたばかりの「百済本紀」が眠っている。その重みが、今の彼にとっては異様に感じられた。歴史重要ピースを手に入れたにもかかわらず、その喜びはまるでなく、代わりに不安と恐怖が心を支配している。

「このままではいけない…」宮内は静かに呟いた。彼の頭には一つの考えが浮かんでいた。この文書を公開する前に、まず信頼できる誰かに相談し、協力を得る必要がある。単独で動くにはあまりリスクが大きい。だが、誰にこの話を持ちかけるべきか――それが問題だった。

彼の心にまず浮かんだのは、大学時代の友人であり、今や有名な考古学である佐伯真一の顔だった。佐伯日本国内外歴史的な発掘調査で多くの成果を上げており、特に日韓関係史の研究において第一人者とされている。彼なら、この資料重要性を正しく理解し、適切に扱ってくれるはずだ。宮内はすぐに佐伯との接触を決め、駅に降り立つとスマートフォンを手に取り、連絡を取った。

数回のコール音の後、佐伯電話に出た。

もしもし宮内か?久しぶりだな。こんな夜遅くにどうした?」

宮内は一瞬ためらったが、意を決して口を開いた。「佐伯、急ぎで話したいことがあるんだ。今すぐ会えるか?」

佐伯は少し驚いたような声で、「今か?何か大事なことか?」と尋ねた。

「…ああ、これまでの研究人生で一番大事発見をしたんだ。それも、とてつもない発見だ。今は詳しくは話せないが、どうしても君に見てもらいたいんだ」

佐伯はその異様な緊張感を察したのか、数秒の沈黙の後、「分かった。今すぐ都心カフェで会おう」と返事をくれた。

宮内カフェに着いたのは、電話からわずか30分後のことだった。深夜にもかかわらず、カフェは数名の客で賑わっていた。宮内は店内を見回し、奥の席で待っている佐伯の姿を見つけ、急いで席に向かった。

宮内、どうしたんだ?お前がそんなに慌てるなんて珍しいな」

佐伯心配そうな表情で宮内を見つめていたが、宮内は口を結び、静かにカバンから巻物の入った箱を取り出した。その瞬間、佐伯の目が一気に鋭くなった。

「これを見てくれ」宮内は低い声で言いながら、慎重に巻物をテーブルの上に広げた。薄暗いカフェの灯りに、古代文字が浮かび上がる。

佐伯は息を呑んだ。「これは…本物か?まさか、これが…」

「そうだ」宮内確信を込めて言った。「百済本紀だ。散逸したはずのものが、ここにある。そしてこれが、これまで語られてこなかった日本百済真実証明するものなんだ」

佐伯はしばらく無言でその巻物を見つめていたが、次第に表情が険しくなっていった。そして、静かに目を閉じると、ため息をついた。

宮内…お前、これがどれだけ危険ものか分かっているのか?」

宮内はその言葉に驚きながらも、佐伯に向き直った。「危険だと?これは歴史真実だ。それを明らかにすることが、なぜ危険なんだ?」

佐伯は低い声で答えた。「宮内、世の中には触れてはならない真実というものがあるんだ。この文書が公にされたら、ただ歴史教科書が書き換わるだけでは済まない。この国の根幹を揺るがすことになる。お前が巻き込まれたのは、単なる学問問題じゃない。もっと大きな、国家問題なんだ」

宮内驚愕し、言葉を失った。まさか、そこまでの影響があるとは想像もしていなかった。「そんな…一体どういうことだ?」

佐伯は再び巻物に目をやり、静かに言った。「これから先、お前がどう行動するかで、お前の運命も決まるだろう。だが、その前に…もう一度この文書を精査し、何が書かれているのかを完全に把握する必要がある。私も協力するから、一緒に慎重に進めよう」

宮内はその言葉に頷き、覚悟を決めた。「わかった、佐伯。まずは真実を解き明かそう」

二人は深夜のカフェで、百済本紀の解読に取り掛かることを決意した。しかし、外では彼らを見張る影が、静かに忍び寄っていたことに、まだ二人は気づいていなかった。

宮内佐伯と共に百済本紀の解読を進める中、ある一節に目を留めた。その古い漢字で書かれた文章は、これまでの日本朝鮮半島関係史を根底から覆すような内容を秘めていた。

佐伯、これを見てくれ」と、宮内は震える指先で指し示した。

そこにはこう記されていた。

百済国は、倭より来たりて、王を立て、その民を治む」

佐伯は眉をひそめ、しばらくそ文言を目で追った後、重々しい口調で言った。「まさか…これは、百済日本人――つまり倭人によって建てられた王朝だということを示唆しているのか?」

宮内ゆっくりと頷いた。「そうだ。そして、これが真実なら、朝鮮半島南部――百済領域は、かつての倭の支配下にあったということになる。竹島対馬どころか、済州島朝鮮半島の南半分までが、歴史的に日本領土であった可能性が出てくる」

佐伯はしばらく沈黙した後、深いため息をついた。「これは一筋縄はいかない話だな…。もしこの文書が公に出れば、歴史の再評価だけでなく、国際的領土問題にまで波及する可能性がある。サンフランシスコ講和条約定義された日本領土が、揺るぎかねない」

宮内焦燥感を抱えながら佐伯に問いかけた。「だが、どうしてこの『百済本紀』がここ日本で隠されていたんだ?なぜ誰も知らないんだ?」

佐伯は静かに考え込み、やがて低い声で話し始めた。「その答えは、戦後日本歴史にある。連合軍総司令部、つまりGHQが関与していた可能性が高い。特にマッカーサー日本の再建と国際関係の安定を図るために、歴史的な資料や記録を抹消または隠蔽したケースは少なくない。もし『百済本紀』に、日本朝鮮半島南部歴史的に支配していたという証拠が記されているとすれば…」

佐伯は目を宮内に向け、厳しい表情を浮かべた。「GHQはそれを脅威と見なして、抹消を命じた可能性がある。サンフランシスコ講和条約日本固有の領土定義された際、その基盤に揺らぎが生じることを恐れたんだろう。もしこの文書が明らかになれば、国際社会において、日本朝鮮半島南部済州島領土として主張する正当性が浮上しかねない。それは、当時の冷戦構造の中で、極東の安定に重大な影響を与えたはずだ」

宮内はその言葉に打たれた。「つまり、これは単なる歴史の一資料ではない。戦後日本朝鮮半島領土問題、そして国際政治に直接関わる爆弾だということか…」

「その通りだ」と佐伯は冷静に応じた。「だからこそGHQは、この文書を表に出させなかった。百済倭人設立した王朝であったという事実が認められれば、日韓歴史認識や領土問題根本から覆されることになる。現代竹島を巡る領有権問題など、取るに足らないものに見えるほどの衝撃が走るだろう。済州島釜山、そして南半分の領有権を巡って、新たな国際的な論争が生じかねない」

宮内佐伯言葉に深く頷いたものの、その重みを改めて感じていた。この「百済本紀」は、ただの古文書ではない。それは、日本朝鮮半島領土問題を再燃させ、国際情勢に大きな波紋を広げかねない爆弾だ。

「だが、これは真実だ」と宮内は力を込めて言った。「歴史を捻じ曲げてはならない。これが隠されてきた理由が何であれ、私たちの使命は、真実を明らかにすることだ。たとえそれがどれほど大きな影響を及ぼそうとも」

佐伯は厳しい表情を保ったまま、静かに宮内の目を見据えた。「宮内、お前の決意は分かる。だが、この文書を公にすることで、国内外にどれだけの波紋が広がるか、お前自身理解しているはずだ。日本政府だけでなく、韓国政府も黙っていないだろう。いや、それどころか、国際社会全体がこの文書に注目し、外交的な大混乱を招くことになる」

宮内は一瞬言葉に詰まったが、再び口を開いた。「それでも、歴史真実であるべきだ。この文書を隠し続けることは、日本学問的誠実さをも裏切ることになる。それに、これまでの研究者たちが解き明かそうとしてきたことを、我々が踏みにじることになるんだ」

佐伯は深く息を吸い込み、しばらくの間、何かを考え込んでいた。そして、ゆっくりと口を開いた。「分かった。お前の信念を否定するつもりはない。ただし、慎重に動こう。急に世に出すのではなく、まずは信頼できる少数の専門家に見せ、段階的に議論を進めるべきだ。この資料が持つ意味を、慎重に検討しなければならない」

宮内はその提案に頷いた。「ああ、そうしよう。まずは、私たち知識経験でこの巻物を完全に解読し、それから信頼できる専門家に見せる」

二人はその場で、新たな行動計画を立てた。百済本紀の解読を進め、文書の真偽を確認した上で、専門家との協力を仰ぐ。そして、その真実を公にするための準備を進めることにした。

しかし、彼らがその場を立とうとした瞬間、外の窓に気配を感じた。宮内は一瞬、外を見やったが、何者かの姿がカフェの外にちらりと映った。黒い影――まるで監視するように、静かに彼らを見張っているようだった。

佐伯…」宮内不安そうに囁いた。「外に誰かいる。もしかすると、もう動き出しているのかもしれない…」

Permalink | 記事への反応(0) | 16:58

2024-10-08

ダヴのこの広告女性に対する侮辱だし

尊厳を傷付けてトラウマを植え付ける本当に酷い内容だから

さぞかしフェミニストから叩かれてるだろうと思いきや

意外とそうでもないんだよね

引用批判しているのはフェミニズムとは距離があるタイプ女性アカウントばかりで

有名ツイフェミの方々はジャンポケ齋藤の件で九州差別に夢中のよう

常々思うけれどなんでこうルッキズムには鈍感なのかな


ダヴ Dove

@Dove_JP

渋谷駅にて駅貼り広告掲出開始!​

ピックアップしているのは、SNSで広まる私たち必要ない美の基準。​

こういった言葉女の子たちひとりひとりの可愛さや自信を奪う原因にもなっています。​

ぜひ #カワイイに正解なんてない をつけてリポストをお願いします!​

ひとりひとりの声で美の基準にNOを!

https://x.com/Dove_JP/status/1843159721546764478

ライブドアニュース

@livedoornews

調査結果】10女性の8割「容姿に自信がなくなったことがある」

https://news.livedoor.com/article/detail/27307305/

半数が「自信をなくすきっかけはSNS」と回答した。ダヴがSNS上の“カワイイ基準”に対し「カワイイに正解なんてない」と発信する広告渋谷駅に掲出。#PR

https://x.com/livedoornews/status/1843150543444959495



ユニリーバジャパンカスタマーマーケティング株式会社

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10月11日は国際ガールズデー】「Eライン」「中顔面 6.5cm」が強いる意味とは? ダヴがSNS上の画一的な美の基準に異を唱え“カワイイに正解なんてない”と発信する広告渋谷駅に登場

~2人に1人がSNSを見ているとき自分容姿や体形に自信がなくなった経験があると回答~

ユニリーバジャパンカスタマーマーケティング株式会社

2024年10月7日 13時00分

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000151.000086691.html

そりゃ気に入らない対象本州四国北海道の時は無視して、

九州の時だけカウントしてたら当然そうなるだろ

ツイフェミって本当に九州差別が大好きだね

こんな事してたら同じ理屈で女全体が差別されても文句言えなくなるのに

ワット

@whatintheworrld

まさかさす九じゃないよね…と思ったら安定の福岡だった…「男を立てる」のはもういい加減にしてくれ。

https://x.com/whatintheworrld/status/1843443819674763463

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