はてなキーワード: ネタとは
不要なわけではない。
実験などで卵白を使うことがある。その文脈で「卵白」が試料を指すのか物質を指すのか混乱を招きやすい。
また、カタカナ語は意味の喪失が起きやすく、言葉の定義を知らない者には一切通じない。
意識高い系の会話でやたらカタカナ語を連用するネタがあるが、あれは意味が通じにくいとか意味を解って使っているのか、という揶揄である。
これは『蘭学事始』でもカタカナ語の意味不明さが描かれている。
眉から目と下って鼻のところへ来たときに、四人は、鼻とはフルヘッヘンドせしものなりという一句に、突き当ってしまっていた。
むろん、完全な辞書はなかった。ただ、良沢が、長崎から持ち帰った小冊に、フルヘッヘンドの訳注があった。それは、「木の枝を断ちたるあと、フルヘッヘンドをなし、庭を掃除すれば、その塵土聚あつまりて、フルヘッヘンドをなす」という文句だった。
四人は、折々その言葉を口ずさみながら、巳の刻から申さるの刻まで考えぬいた。四人は目を見合せたまま、一語も交えずに考えぬいた。申の刻を過ぎた頃に、玄白が躍り上るようにして、その膝頭を叩いた。
「解げせ申した。解げせ申した。方々、かようでござる。木の枝を断ち申したるあと、癒え申せば堆たかくなるでござろう。塵土聚あつまれば、これも堆たかくなるでござろう。されば、鼻は面中にありて、堆起するものでござれば、フルヘッヘンドは、堆たかしということでござろうぞ」といった。
四人は、手を打って欣びあった。玄白の目には涙が光った。彼の欣びは、連城の玉を獲とるよりも勝まさっていた。
このように、カタカナ語だけでは日本語として成立することは難しいと知られていたため、和訳というものを精力的に行ってきたのだ。
隙だらけの誤字を文中に含める。
極端な思想をぶち上げて反感をわざと買う。
いきなり論戦を仕掛けて有利な状況で叩きのめす。
勘違いしちゃだめだ。
というより最近遠ざかっていたけど、列挙してみてそれで正解だなと感じた。
70歳を超えて初当選し、4年間勤めた大統領をこのたび退職しました。
・・・・・・まで書いたものの、最近のはてなだとどう書いてもネタにはならず、持論を主張したいだけの人が集まって、社会の断絶が深まりそうな気がしたのでやめました。いろんな考え方の人たちが、自身の考え方を絶対視せずに交われる場って今、あるんですかねー
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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00 | 88 | 11378 | 129.3 | 44 |
01 | 69 | 6275 | 90.9 | 42 |
02 | 54 | 3948 | 73.1 | 50.5 |
03 | 38 | 6274 | 165.1 | 60 |
04 | 27 | 2258 | 83.6 | 62 |
05 | 17 | 2323 | 136.6 | 40 |
06 | 12 | 1632 | 136.0 | 96 |
07 | 40 | 3581 | 89.5 | 55 |
08 | 52 | 5460 | 105.0 | 37.5 |
09 | 90 | 12103 | 134.5 | 36 |
10 | 162 | 12094 | 74.7 | 40 |
11 | 161 | 15425 | 95.8 | 47 |
12 | 215 | 14145 | 65.8 | 32 |
13 | 175 | 17533 | 100.2 | 32 |
14 | 139 | 15361 | 110.5 | 40 |
15 | 130 | 18858 | 145.1 | 43.5 |
16 | 148 | 11391 | 77.0 | 46 |
17 | 137 | 14704 | 107.3 | 51 |
18 | 159 | 22715 | 142.9 | 38 |
19 | 159 | 16955 | 106.6 | 44 |
20 | 190 | 18613 | 98.0 | 40 |
21 | 128 | 18849 | 147.3 | 45 |
22 | 141 | 23033 | 163.4 | 38 |
23 | 219 | 21329 | 97.4 | 40 |
1日 | 2750 | 296237 | 107.7 | 41 |
音楽評論家(5), 兵役逃れ(5), ラウドネス(3), ダイナミックレンジ(3), マスタリング(5), テスカトリポカ(3), プリセット(8), YOASOBI(19), ラスク(4), eV(3), シンセサイザー(4), 圧(17), 変異(9), ピアノ(9), 詐欺師(8), 楽器(9), 演奏(7), 直(7), ワクチン(31), 掲示(6), 常連(7), 免許(14), スケジュール(9), エビデンス(12), 低学歴(9), オフィス(11), 鼻(28), 標準(8), 音楽(31), 音(40), 人権(31), 曲(27), 読ま(26), 試験(13), -2(13), 認知(13)
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慣れると簡単よって、お前さんそんなしょっちゅうゴムを破いてるのかよ。悪いヤツだなぁ。
ともあれ、やり方はわからんがゴムを手を使わずに破く方法があるという知見を得た。後でエッチな小説書くときにそのネタ使おう。
話変わるけど、昔普段ゲームをやらない妻にゲームをやらせてみたって記事を見た
その記事でネタの為に妻の失敗を記録し研究するんだけど、ドラゴンが攻めて来た時に
家の屋根裏に隠れてしまってストーリーが進まなくなってしまった。みたいな
リアルになりすぎ、自由度が高くなりすぎて、またゲームの作り手とプレーヤーの間の
信頼関係、「ゲームのお約束」を理解していない事から起こる齟齬も面白いけど、
(本題)夫がなんで北へ行けと指示を受けているのに北にいかないんだ?って妻に聞くと
方角が分からなかったと答えた。夫が画面上方のコンパスがあるだろう?って聞くと、
画面がごちゃごちゃしていて(UIの情報密度が高すぎる)理解しきれなかったから、
(本題)人間、情報が溢れると意識から切り捨てる機能があるらしい
そういえば、たまにVTuberやyoutuber、特に女や、子供がゲームをする時、
後から「何したらいいのー何したらいいのー」状態になって、コメント欄の
指示厨が発狂するけど、ただ小学生みたいにこらえ症がなかったり
興味が無くいい加減だけではなく、メッセージやチュートリアル飛ばし症候群もこういう
「情報が溢れると人間は意識から切り捨てる機能」の結果なのかもしれない
ゲームに慣れてる人程あえて、一字一句読んで使える情報を拾おうとするし、
また、逆にどう考えてもこの説明を書いた奴は最小限の文章を殴り書きする事だけ
考えてるクソバイトで、読む人が理解する事を意識してネーだろみたいな時もあるが
(3/4)
ネタを丸ごと信じてて草
一度だけ人と付き合ったことがある。
長時間無意味なLINEのやり取りをするのやそもそも電話が苦手なのだが、相手はそれをコミュニケーション手段とするタイプだったらしく頻繁に要求してくるので、3回に1回くらいは返答していた。
結果、「僕のこと嫌いになった?」を日に何度も言ってくるようになった。
面倒になったので別れた。正直組み合わせが悪すぎたと思う。
文章やネタがとめどなく溢れてくるタイプで、創作者として尊敬している。ただし連絡が多い。あと会話の主導権を強引に持っていくところがある。
嫌いではないけど、自分の精神力が十分あるときでないと辛いものがある。返事はたまにだけ返す。(というか、こちらが返答を練っている間に3通くらい別の話題がポンポン飛んでくるため結果的にそうなる)
曰く、「ごめん、私のこと嫌いになった?」
返事はまだしていない。
おまえらさ、アメリカで議会にまで暴徒が雪崩れ込んでクーデター一歩手前までいって
いまだに負けを認めないゴミどもが日本にのさばってる重大事件よりも
西野のカルトビジネスの方が伸びるってどういう頭の優先度してんだ?
叩きやすいからか? トランプは保守系クソオタクどもも支持してるから?
アホだろてめぇら? 民主主義、自由、西側思想の、その旗本が脅かされた歴史に残る重大事件だぞ?
ネットの記憶喪失ネタ話で、ふと気がついたら知らないケータイ持ってて、短縮ダイヤルの名前が全部ひらがな一文字で登録されてたアレ思い出した、タイトル一文字こわい。
いやいや、えっくすあーむ=サン、マンガ連載当時、画力は確かに緻密でゴイスーやったけど、ネタとか設定とかストーリーとかは割りと陳腐やったやないですかー(覚えてるでぇ)
まあ、買えない人の方が多いかもしれないけど。
とりあえず急ぐ必要はないし、まして転売ヤーに金を捧げるという馬鹿な行為は止めていい。
ネットを閲覧していると『PS5は今買うべきじゃない。デメリットを紹介』みたいなサイトが結構ある。
急ぐ必要はないが、デメリットの部分を読んでみると、単に気に入らないからって理由が目立つ。
加えて、周辺機器を揃えると10万近くかかるというような記事を見かける。
それPS4の時代でもそうだったんですよ、PS5に限らないんですが?とツッコミを入れたく内容だったりする。
まあ、基本的にアフィカスがそういうブログを書いているのでネガるくらいしかネタがないのだろうが、
それだからXBOXを勧めるってのもどうかなって感じのアフィカスサイトがある。
ソシャゲでいいんじゃないですかねって感じなんだけど、どうしてもアフィカスとして自分のブログから買わせたいらしい。
ベタ褒めしているのを見ていると、あー…と白い目になって呆れてしまう。
話は脱線したが、まあPS5は急ぐ必要はない。自分は運良く手に入れたので遊んでいるがPS4と変わらない。
ロードは確かに早くなった。グラフィックも確かに多少変わった。だがそれだけだ。
どうしてもデモンズやスパイダーマンがプレイしたい人がいるかもしれないが、そういう人以外はゆっくりで問題ない。
周辺機器も必要なもの以外は買う必要ないので、無理に揃える必要はない。
それ以外は別に必要ないだろう。どうしてもほしい人は買ってもいいと思う。
VRなんかも見た感じたたき売りしてるソニーの行動を見る限り、もうすぐPS5用のVRが出るのかもしれない。
VRもなんだかんだと売れ行きが悪い。
というのも、なんだろうな。まだ早いんだと思う。人類的に。
また脱線しそうなので戻すが、PS5はよっぽどじゃなければ今は手に入れないでいい。
ソニー側も色々試してるようだし、もう少しすれば大きなアップデートなり話題が何かしら出て利便性が向上するかもしれない。
その時に手に入れればいいと思える。
芸人やってる。売れてないけど。
適当につながっていくんだけど、その中にいたのがこいつら。
特に絡むわけでもない。
これをデビュー期としよう。
最初はSNSで拡散お願いします!とバカの一つ覚えみたいに告知するしかない。
当然リツイートなんかされない。
しばらくして、YouTubeがバズった。
と言っても数十万再生だが、俺らにとっては露出が増えるチャンスだ。
SNSも徐々にフォロワーが増えて、ファンとの交流も生まれた。
これは成長期としよう。
YouTubeも再生数が増えて、成長期に繋がったファンは喜んでくれた。
中にはライブにも足を運んでくれる人もいた。ありがたい。
やつらのSNSでは俺がしてきた苦労が語られ、そんな俺らが売れてきたのは時代が追いついてきた証拠。自分は最初からわかっていたと書かれているのだ。
「あいつは苦労人」「YouTubeも頑張っていた」そんな投稿が毎日されている。
まぁそこまではいいや。ムカつくけど。
月日が流れて、少しだけテレビに出た。
そのおかげでもっとフォロワー数は増えて、俺は少しばかり報われた気がした。
相変わらず、成長期のファンは露出が増えてきたことを喜んでくれる。
でも、ここで増えた新規のファンにマウントを取り出すのが奴らだった。
「君はなにキッカケ?」「俺は最初期から見てる」などと言い、勝手に間口を狭める。
相変わらず彼らのSNSは饒舌で、俺の苦労を見守ってきた記録が投稿されている。
君たち以外はライブで見かけるけど、俺は君たちを見かけたことがない。
俺にとってはただ存在していた君たちより、YouTubeを見てくれてライブに足を運んでくれるファンの子の方が嬉しい。
そして俺らは芸人だけじゃ食っていけない現実を知り、解散を決めた。
けど、誰よりも声がでかかったのが彼らだ。
「皆見る目なさすぎ」「俺はずっと伸びると思ってた」そんなことを言っている。
そして新規のファンの子達に「もっと早く見つけないのが悪い!」と怒っている。
でもね、一つ言わせて。
早くに見つけて何もしないのと、あとから見つけてお金落としてくれるのだったら、俺は後者をファンと呼びたい。
お前たちは自分に酔いたいだけだ。
あの時渾身のお願いをしたツイート、1つでもRTしてくれたか?
そうじゃないなら、最後まで無関心でいてくれ。
売れなかったのを君たちのせいにするわけではないけど、少しでも協力してくれていれば嬉しかったな。
連日西野亮廣の話題が世間を賑わわせているのでそろそろ彼の戦略、商法について解説しようと思う。
立場を明言しておくと、サロンには入っているがメンバーとは特に交流もなく、クラウドファンディングで支援することもなく
彼のビジネスロジックが書いてあるサロン用ブログを読むだけにとどまっている。まだ0プペである。(追記・ついにプペった)
どちらかというとNプペしてキャッキャしてる人たちとは西野に対する温度差がかなりあるのでとても交流できそうにないと思っている側である。
ただ、個人事業主としては彼の戦略は大いに参考になる部分があるのでそれをシェアする。
ということで、どうやってここまで彼が支持者を獲得していったかというところを解説していきたい。
https://www.jprime.jp/articles/-/7174
https://news.mynavi.jp/article/20140917-a468/
https://www.oricon.co.jp/news/2031508/full/
彼は2千枚あるチケットをわざわざファンと1対1で直接会って手渡しするということをしたそうだ。
曰く、SNS等で不特定多数に告知するより、もはやファン一人一人を狙い撃ちしてそれを繰り返したほうが一見効率が悪そうに見えて結果的に効率が良いと彼は語っている。
こういった地道な活動の繰り返しが彼の信用を高め、「濃いファン」獲得の源流になっていると見ている。
そして絵本を売った実績を元に、その売り方のネタバラシをした『革命のファンファーレ』を上梓することによってビジネス層にもリーチし
彼が手売りで獲得した濃いファンだけで構成されていたサロンに、彼のマーケティングに興味があるビジネスマンや経営者、個人事業主が加わっている。
彼の絵本の売り方を解説すると、彼は「絵本のお土産化」ということを行って絵本の売上を伸ばしている。
人は生活必需品にはお金を払うが、生活に必要ない娯楽にはあまりお金を払わない。
しかし生活必需品ではないはずのお土産や、映画や劇場のパンフレット等にはやたら金を払う。
つまり旅行先やイベントの「思い出を形として残すもの」には、それが本当に必要かどうかも深く考えずその場のノリで人はお金を払ってしまう。
そのことに目をつけた西野は自身の個展などで「絵本をお土産として売る」というビジネスモデルにすることで絵本の売上を飛躍的に伸ばした。
<引用開始>
西野くんの描いた絵本は、本屋さんに置かれているだけだと、西野くんのファンかマニアックな絵本ファンにしか手にとってもらえません。
でも面白いことに、縁あって西野くんのマイクロ個展を見て、絵が気に入った人は絵本もほしくなるんです。
美術館に行く人ならわかると思いますが、いい作品を見た後は、ちょっとしたグッズを買いたくなります。
展示会のパンフレットを買ったり、絵が印刷された絵はがきを買ったりして、余韻を味わいたくなるんですね。
だから、西野くんの個展を開催するファンは、原画だけでなく西野くんの絵本も10冊、20冊とリクエストすることになります。
人間は、よい体験をしたら、それを思い出すためのおみやげがほしくなる生き物。
</引用ここまで 出典:https://ch.nicovideo.jp/ex/blomaga/ar959962>
https://www.youtube.com/watch?v=YG7-Hn0cOug
またこの動画内でタレントの「信用」という部分にも触れており、自身のクラウドファンディングがなぜお金を集められるのかのタネ明かしもされている。
認知タレントと人気タレントは大きく違って、前者は認知されているが直接お金を払ってくれるファンが少ないタレント、後者は直接お金を払ってくれるファンがいるタレントだ。
有名人だからといってクラウドファンディングで成功するとは限らない。
ロンブー淳が募った1000万円目標のクラウドファンディングでは、400万ほどしか集まらなかった。
もちろん400万でも十分すごいのだが、淳は知名度バツグンで100万人を超えるフォロワーを有するにも関わらず彼にお金を出してくれる支援者は2ヶ月で117人しか集まらなかったのだ。(https://camp-fire.jp/projects/view/36449)
彼いわくお金とは信用を数値化したものであり、クラウドファンディングは集金装置ではなく、『信用をお金に両替するための両替機』と語る。
・お金=信用
・クラウドファンディング=信用とお金の両替機
つまりクラウドファンディングでお金を得ようと思ったら日頃の「信用」がないと成り立たない。
美味しくないものを美味しいと言うなど、テレビで上辺を取り繕って当たり障りのない事ばかり語っているテレビタレントは認知タレントにはなれても、視聴者からの信用を得られないので直接お金を払ってくれるファンが付きづらいのだ。(認知タレントが得てるのは同業者や広告業界からの信用で、そちらからはお金が出る)
認知タレントの対極として、信用経済の典型例としてホームレス小谷という人物が挙げられている。
これが8000円とかであったら、やってくれて当然と思うところ、使用者は50円でこき使っているがために、申し訳ないという罪悪感や返報性の原理によって小谷にお返ししたくなる。
つまりホームレス小谷はお金は全く稼いでいないが感謝(信用)を稼いでるのだ。
こういった日頃の信用の貯蓄があってホームレス小谷は一般的に無名にも関わらず結婚式の費用のクラウドファンディングを募ったところ、20日間で150万円も集めている。(https://camp-fire.jp/projects/view/862)
支援者の人数は述べ273人と、100万人を超すフォロワーを持つロンブー淳の支援者117人より多いのだ。(一口の金額が違うにしても知名度に対してのファンの数の差は歴然だ)
また彼は現在においても無名にも関わらず彼のサロンに毎月500円払ってくれるメンバーが400人超いるようだ。(https://community.camp-fire.jp/projects/view/14055)
一方通行のテレビに出ているだけで日頃からファンとの交流のない人が突然、今から私のためにお金を出してください!と募っても集まらないのだ。
話を西野に戻そう。
冒頭で解説した通り、西野はすでに売れっ子であるにも関わらず自分の時間を1人のファンのために割いて対面で直接チケットを手渡ししていた。
こういった部分が信用(感謝)となりクラウドファンディング成功の秘訣になっているのではないだろうか。
ここからはサロンメンバーがなぜ自主的に西野の映画の宣伝活動をしてしまうのか、という解説に移る。
ここで彼らの行動への理解について必要になってくるのが「セカンドクリエイター」という概念だ。
作品に関わった人間は自分の関わった作品を広くしってほしいために周囲を巻き込む性質がある。
例えば何かのゲーム作品があったとして、そこに加わったイラストレーターは作品の発売時などに自分の関わった作品を宣伝する。
これをめちゃくちゃゆるくして関わる人間を増やしたものがセカンドクリエイターだ。
作品の主なクリエイターではないけど、少しは自分関わったよねというくらいの関係の人間を大量に増やす。
関わった人間を増やせば増やすほど拡散される。サロンメンバーは自分が作品に関わっているので、宣伝をしたいのだ。
タレント、特に冠番組を持ってる者を起用するのもそういった狙いかもしれない。(宮根、芦田愛菜)
そして問題の、一番嫌悪のされている「お金を払ってるのに作業させられる」というクラウドファンディングの特典について解説する。
彼は現代のエンターテインメントを2種類に分類している。
『プロが作った料理をお客さんにお出しする』のがレストラン型で、『お客さんが食べるものをお客さんと一緒につくる』のがBBQ型だ。
プロの集団がハイクオリティで作ったものを提供するディズニーはレストラン型で、サロン内でみんなで作り上げるプペルはBBQ型といった図式だ。
自分でお金を払っているのに食事を作るのも後片付けも自分でやらないといけない。
しかしそういった事に対して搾取と呼ぶものはいない。それが楽しみのためにやっているからだ。
お金を払ってるのに作業させられるというのも外部の見方で、実はあれもBBQ型、参加型エンタメとして売られているのだ。
また前述した思い出にはお金を払うという部分とも被っている。後片付けに参加した事がその人の思い出ともなるのだ。
彼の商売についてのカラクリはまだまだあるので西野研究家として時々機を見て解説したいと思う。
【追記欄】