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はてなキーワード: ソルジャーとは

2022-08-11

anond:20220806182309

「先行作品と比べたときリコリス少女のみで構成される理由や、少女前線に立たせる搾取構造に対する大人側の自覚とか罪悪感がすっぽり抜け落ちていてさすがに気味が悪い」(はてな匿名ダイアリー)

これは凄い同感。視聴者の多くは、予防拘禁問題歴史(保安処の日本での議論)とか全く知らなそう

午後11:15 · 2022年8月9日·Twitter Web App

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https://twitter.com/kemohure/status/1557007707189972994

 

kemofure

@kemohure

リコリス・リコイルは、保安処分を行う特殊機関主人公達が所属している訳ですが、これは先行作であるガンスリとかよりも、倫理的、また法制度的に問題が更に大きい。ガンスリは「テロ組織と戦う」という建前がある訳ですが、予防拘禁(保安処分)は「何もまだしていないもの処分する」ものなので

 

kemofure

@kemohure

戦後日本にも予防拘禁(保安処分)を導入しようとする動きは何度もあって、何度も、あまりにも問題が大きいということで反対され未採用歴史があるんですね。リコリス・リコイル世界予防拘禁(保安処分)を行う組織無罪の人々を処刑している世界を『それが正しい』という形で描いているので危うい

 

kemofure

@kemohure

上記訂正 保安処→保安処分

「(日本では)刑法上の法効果として保安処分採用されていない(略)しかし、刑法に保安処分制度を導入しようとする動きは古くからあり、1926年1961年1974年にそれぞれ答申された「改正刑法草案」は、保安処分刑法に盛り込むものであった」ウィキペディア

この辺の話

 

kemofure

@kemohure

リコリス・リコイル的な、保安処分(予防拘禁)により、無罪(犯罪を犯していない)の人々を処刑する国家機関が暗躍する物語は、漫画の「iメンター」もそうですが、iメンター場合はその行為ディストピアとして提示されて、それに内部から抵抗する話な訳です。リコリス萌えの名の元に従っているので..

 

kemofure

@kemohure

リコリス・リコイル架空日本世界の「保安処分(予防拘禁)により、無罪(犯罪を犯していない)の人々を処刑(もしくはそれに類する処分。薬物と電気による廃人化などの処理)する国家機関が暗躍する世界」っていうのは、ソ連などの旧共産圏諸国が行ってきた歴史があり、完全にディストピアなんですね...

 

kemofure

@kemohure

あと、リコリス・リコイルで、よく分からないのは、先行作のガンスリと同じくチャイルドソルジャーの話な訳ですが、チャイルドソルジャーは残虐行為実施精神が壊れてゆくので、ガンスリはそれを薬物と担当官のサポートで騙し騙し使っている訳ですが、リコリスはその葛藤が見えないのが...

 

kemofure

@kemohure

リコリス組織が保安処分ばんばん無罪の人々を処刑していることは1話から明らかで、処刑であるチャイルドソルジャー達に物凄い精神負担が掛かっているはずなんだけど、その辺が描かれていないのが、どうしても誤魔化しているように見える。その点で、ガンスリは良くできていたなと改めて評価

 

kemofure

@kemohure

余談ですが、チャイルドソルジャー精神が壊れてゆくという話では、漫画の「機械仕掛けジュブナイル」とか良くできていましたね。チャイルドソルジャーとして精神が壊れている主人公(シリアル・キラー性質が強く出ている)が、それでも倫理的に生きられるか、幸せになれるかが題材になっている

 

kemofure

@kemohure

当たり前なんですけど、リコリス・リコイルみたいなチャイルドソルジャー物で重要になってくるのは、残虐行為実施は、行う側にも精神的打撃であり、特にその影響は子供兵に大きいということなんですよね...。ガンダムアムロ最初は敵兵を撃てなかったり。リコリスからはこの辺が抜けている

 

kemofure

@kemohure

また余談ですが、チャイルドソルジャーについて描いた小説では、伊藤計劃さんの「The Indifference Engine」がお勧め伊藤計劃さんは天才だと心底から感じたのはこの小説を読んだ時だったな...。現在は同題で出ているハヤカワ文庫JA文庫で読めます

 

kemofure

@kemohure

機械仕掛けジュブナイル」とかのテーマ、人々の命を奪う戦闘により、完全にその中毒になってしまった兵士が、その後どう生きればよいのかは、凄く難しい問題ですね。機械仕掛け~は、デクスターの道を選んでいる。映画だと、アメリカン・スナイパーが傑作。リコリスはこの辺描く気なさそう...

 

kemofure

@kemohure

リコリス・リコイル子供兵に保安処分に基づく戦闘行為やらせ特殊機関が、どう考えても邪悪権化なんだけど(テロも勿論邪悪だが、それを防ぐ組織テロリスト以上に邪悪という構図)、その辺を一切加味しない形で話が進むので、作中の倫理的なことや社会的なことがどうしても気になって混乱する..

 

kemofure

@kemohure

リコリス・リコイルの保安処分は、AI犯罪発生を予言たから未然に犯罪者になると予想される標的を始末せよという託宣に基づいている訳ですが、これだと、実際には作中で直接は描かれませんが、大量に無辜の人々の命がリコリスに奪われている訳なんですよね。iメンターはまさしくそういう話な訳で...

2022-07-23

なんか企業常駐SES業界駆逐されようとしてない?

外資転職アプローチヤバイ

こんな41歳のもはや前線ではないオジサンにすら年収1000万のオファー来るから、つい転職しちゃったよ。

GAFAMは、「一回面談しません?→やっぱダメやこいつ」のコンボで落とされるんだけど、30代くらいのバリバリ前線ソルジャーは即採用なんじゃないかな。そんくらいのイキオイ。

俺が入ったのは一般的には有名じゃない外資ね。

採用活動を見た感じ、日本企業に昔から巣食う、企業常駐SES成果物であるところの九龍城みたいな社内システムを、軒並みクラウドトランスファーしたいみたい。

まぁそれ自体願ったり叶ったりなんだけど、企業常駐SESって今後どうなんのかな。

駆逐されるの?無くなるの?まー無くなるなら無くなるで良いのか。

あ、なんも問題なかったわ。

2022-07-20

看護師白衣戦士 (ソルジャー) だから

診療報酬看護師の頭数に対応して支払われる。つまり、どんなぺーぺーでも一人前としてベテランと同じように働きなさいっていう国からのお達しなわけ。

 

看護師ってのは恐ろしいもので、患者ニコニコしかけているように見えて、その実、頭の中では患者状態が正常かをデバッグしまくるのが仕事。全身に異常が無いかをくまなく観察しつつ血圧やら酸素飽和度やら呼吸数やらを測りまくり、点滴の滴下量と排出尿量を引き算して体内の水分出納を計算し、医師からの指示どおりの薬剤が投与されているのかを確認しつつも、その医療処置が適切に機能しているかを観察・判断し (まずそうであれば当然医師に報告し)、患者主観的な訴えを丁寧に聞き取りつつ、患者の全身と周囲の環境を清潔かつ衛生的に保つように整えるみたいなことをやるのが最低限のスタートライン

しかもこれ以外にも業務量がとんでもなく多いので、各患者に対し、上記を数分でこなす必要がある。

もちろん、患者を観察して得られた情報はすべて分類して電子カルテに記入するのが義務

この戦場において、下記のような奴は単なる役立たずどころか害悪なので、他のソルジャーにキレられまくるんだわ。

まあ、学校出たてのぺーぺーにこれを要求するのは間違いなくブラックだよな。

国の方針から仕方ないし、それも元を辿れば医療費を削減したいっていう国民の皆さまの声なわけさ。

とはいえ看護師給料いから、世の中のブラック職種の中ではずいぶんマシなんでは?

anond:20220719173639

2022-06-13

ステップアップは無理だと悟った40歳の初夏

自分大学中退ニートだったが、ある日一念発起して小さい会社就職した。

社員20人程度だったが、そこでは1.5流の情報大学中退野郎で何かある前に先回りして自虐してごまかすような、プライドだけは中途半端に高くいクソ雑魚ニートもどきにも優しい会社だった。

小さい会社からこそ、数学をかじったことがある人がほとんどおらず、論理和論理積みたいなことをいうだけで驚かれるような会社だった。

そのおかげで運良く高い評価をもらって、またたく間に昇格していった。

また、少人数だからこそ、案件の中心ではなく、案件の周辺のゴミ拾いみたいな仕事が中心だったこともあり、隙間産業ソルジャーとしてのSIerスキルを着々と得ることができた。

最終的には自分の部下になった先輩と小競り合いをして、10年働いた会社退職した。

退職時、年収は400万もなかった。

自分もっと上に行ける、と社員200人程度の会社転職した。

新しい会社では前の会社の最終役職管理職だったため、管理職ほどではないにせよ、サブリードの立場オファーにをもらった。

以前の会社では案件をのがしたらそのまま餓死するようなプレッシャーがあったので、仕事を全力で取りに行きつつ人を確保していこう、というやり方が正義だと思っていたのだが、どうも社内政治のようなものに巻き込まれている事に気がついた。

現場営業との仲は良好だと思っていたが、お互いの上司自分たちを使って代理戦争をしているような雰囲気を感じるようになった。

仕事じゃない部分に精神をすり減らされる事が多く、辟易していた頃に、自分所属する部の部長が、パワハラセクハラ理由に、左遷された。

部長左遷される頃には、自分もすっかり「この会社でずっとくだらない低次元社内政治コマにされるのか」みたいなよくわからない諦念を覚えて、その頃たまたまオファーをもらって転職した。

退職時、年収は500万もなかった。

数年管理職を過ごしたらメーカ転職しよう、外資系転職した。

それが間違いだった。

これまでの「案件をのがしたらそのまま餓死するようなプレッシャー」を持ったままこんな会社に入ったのは大きな間違いだった。

成長を求めてこの会社に入ったのに、常に極度のプレッシャーに苛まれ、何をしても結果が出たとは思えない日々が続いている。

5年しがみついてきたが、未だに管理職の一つ手前のランクで止まっている。入社から変わらないキャリアランク

この5年の間に年収はほぼ倍になり、残業代を抜きにしても前職の1.5倍はもらえるようになった。

残業代を入れれば桁が変わるレベルにもなった。

それでも、どんなに残業しても仕事は減らず、常に叱責され、呆れられ、結果が出せない日々が続く。

結局は、小さい会社では昇格するスキルはあったかもしれないが、大学中退するようなクソニートには外資系は強すぎる。

つい三日前に、40歳になった。

当初描いていた「外資系会社管理職になってハクをつけてからメーカ転職しよう」というプランはすでに崩れている。

先週は産業面談を進められ仕方なく面談したのだが、その面談で急に泣き出してしまった。40の誕生日を前に泣いている自分も情けないし、それで休職を進められても結局それを黙って、仕事を続けている自分がいる。

結果が出ないのに。

多分ここからは、転げ落ちていくだけなのだと思う。

年収も、キャリアも、今がピークであり、ここからは「仕事ができない自分」を受け入れて、成果主義からはじき出されて、そうして生きていくのだと思う。

こうやって仕事ができない自分を受け入れようとすると、別に仕事自己実現、なんて考えたこともなかったのに、ふと、自分過去を振り返ると、結局仕事しかできていなかったのだと感じる。

そんな自分が、仕事ですら評価されなくなったら、何で評価されれば良いのだろう。何で結果を出せば良いのだろう。

だけど、もうこれ以上キャリアアップはできないし、ステップアップもできない。

すでに天井に達してしまった、という実感をいだきながら、あと何十年仕事をすれば良いのか。

今日も5時間残業しながら思うのである

2022-06-09

anond:20220609120850

おうお前もファントムソルジャー!?

嬉しい!!

今度Boichiと組んでウェブトゥーンやるらしいんだよ!全然話題になってないけど…ちょっとだけ楽しみだよな!

これでダメだったらもう誰が何やってもダメだろ…。どろろリメイクコレジャナイ感が漂ってるし。

2022-05-18

anond:20220518153959

僕らは世界に一つだけのスーパーソルジャー

一人一人違う武器を持つ

その戦果を咲かせることだけに

一生懸命になればいい

ウクライナ侵攻を見てもしやと思ってるんだけど確認していい?

もしかしてスーパーソルジャーが一人で武器いっぱい担いで一個中隊相手無双するみたいなのって現実にはない?

それとも単にウクライナ軍の練度が低いだけ?

2022-04-18

anond:20220418230311

>未経験者を最低限のソルジャーに仕立て上げて、経歴を盛って大手企業に送り込むんだろうな。

お前に誇れるような経歴はあるのか?ないだろ?

お前を雇う側からしてみれば、使い物になるかも分からないどころか出社せずにバックレるかもしれないような馬の骨を拾うんだ

いきなり正社員で雇うなんてできるわけねえだろ

そこから這いあがるんだよ、お前の力で這いあがれ

上手い求人ってこうやって人を釣ってるんだな

経験歓迎とPRされたその求人を見ると、こんなことが書かれていた。

この求人に向いてる人の特徴らしい。

動画を見るのが趣味

SNSを日頃からよく見ている

ゲームITに興味がある

・在宅勤務がしたい

バーナム効果って言うの? 誰にでも当てはまる特徴を言って感心させるテク

恥ずかしながら「おぉ!自分に向いてる!」って舞い上がっちゃいましたよ。

それで一時面談で話を聞きに行ったら、客先常駐会社だったわ。ファック!

散々SESで嫌な目にあってきたから、ここで就業した先の未来がよくわかった。

事業内容までチェックしてから応募すべきだな。

よく見たら「労働者派遣事業」の文字列が入ってたし。

まあよく考えたら、研修期間が1年近くってのが異常だった。

経験者を最低限のソルジャーに仕立て上げて、経歴を盛って大手企業に送り込むんだろうな。

2022-03-04

20年振りの遊戯王

みんな~!

遊戯王マスターデュエル、やってるか~!?

増田はやってる!毎日やってる!楽しくてしょうがない!

なんたって20年ぶりの遊戯王だ!

厳密に言えば、15年くらい前の高校時代に2週間くらい友人間流行ったり、

10年くらい前の大学時代に1週間くらいサークル内で流行ったりしたんだけど、

毎日毎日遊戯王をやるという生活小学生以来のことだ!楽しい

でも、わかってたことだけど、今の遊戯王は当時とは全然違うのな!

ヂェミナイ・エルフブラッドヴォルスを並べた友人にボコられたり、

カオスソルジャー儀式セットを積み込んでズルしようとしたけど地割れで死んだり、

そういう小学生時代デュエルとは全然違うぜ!

なんだあのドライトロンかいデッキは!止めても止まらないじゃないか

そして出てくるデクレアラー!やることなすこと全部防がれるぜ!

なんだあの鉄獣戦線かいうやつは!なんかわからないけどいつの間にかやられてるぜ!

アクセスコードトーカー!?破壊に高火力にとやりたい放題じゃないか

ヌメロンマジックシリンダーで跳ね返したいけどなかなかその機会がない!

アーゼウス?ロンゴミ未来龍皇?意味不明カード達に今日ボコボコにやられてるぜ!

そもそもなんだ!この展開力は!みんな血の代償でも使ってんのかってくらいポコスカ特殊召喚してくるぞ!

たまにブラックマジシャンを見て「お~懐かしい」とか思ってたら、昔と展開力が全然違うぞ!

黒魔族のカーテン2000払って出すのがやっとじゃないのか!なんで毎ターン出てくるんだよ!おい魔法族の里やめろ!

おい!サンドラ!お前どうなってんだ!除外しても出てくるのはもう除外じゃねえ!

でもよ!俺だってやられっぱなしじゃねえ!

今の環境についていけるように調べてデッキは組んだ!

ドラゴンメイド真紅眼ヴァレット!カオスMAX

すごいぞー!かっこいいぞー!

うららもゴキブリも3枚積む!墓穴の指名者も2枚積みだ!壊獣も1枚入れてるぜ!

ビル効果なので意外と止められるから入れたり入れなかったりだ!

勝てる!勝てるんだ!

俺の先攻!ソリティアしてヴァレルロード・S・ドラゴンとアーデク並べてうらら握ってターンエンド!勝ったな!

相手金満謙虚な壺は通してやる!なにが来ても妨害できるかr……おい!今ラヴァゴが見えたぞ!

やめろ!ラヴァゴを選ぶnああああああああ城之内ふぁいやああああああああああ

昔はカードパワーで純粋に叩き潰されてたけど、

今はわけもわからないうちに負ける!そんな毎日だぜ!

でも楽しいだってデュエルができるから

歳を重ねていくと遊戯王なんてみんなやめてくだろ!自分だってそうだった!

それでも時々やりてえなって思うんだよ!だけどそう思ったところで相手もいないしカードもないんだ!

それが!遊戯王マスターデュエルなら!相手もいる!カードもある!

夜中にデュエルしたくなってもすぐにできる!

ありがとうマスターデュエル!俺にデュエリストの心を取り戻させてくれて!

なんか今シーズンゴールド帯ですらボコられるけど、頑張るぜ!

2022-02-02

若者にも通じるたとえ話をしたい

重要

追記トラバ返信でも書いたが、以下の「ザ・ニンジャ」は「ブロッケンJr」の間違いでした(言いたかったのは、ソルジャーがプリズマンに負けそうなブロッケンJrに対して「己の仕事は何があろうとも遂行するところだー!」と絶叫するところ。結果ブロッケンJr自己犠牲のもとにプリズマンを倒すのだが、仕事ってそこまでして遂行するものじゃないよね、と言いたかった)。俺の推測だが、おそらく外部署若者は、俺が間違っていることに気がついてやんわりとそれを指摘したくて、わからないフリをしていたのだと思う。だから結論的にキン肉マンのたとえは若者にも通じるということで良いと思う。ということでこの記事は流してくれ。

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マンボウ適用前に、メンタルがやられがちな他部署若者(20代)と飲んだとき

仕事なんてさ、健康をそこなってまでするものじゃないんだよ。ザ・ニンジャじゃないんだからさ〜」

と言ったら、ポカンとされてしまった。

ザ・ニンジャ……?」

「いや、ソルジャーチームの話だよ(苦笑)」

ソルジャーチーム……?」

「ほら、王位継承戦(本当に知らんのかコイツ)」

王位継承戦……?」

キン肉マンの……」

「ああ、キン肉マン!聞いたことあります。で、なんでしたっけ?」

みたいなやり取りが発生し、説明する気も失せ、彼を励ますことも中途半端に終わってしまった。

もっと若者ハートバチコン来るたとえができれば、彼のメンタルを救うことができたのだろうか。ユーチューバーにたとえるとか?

そういえば、自分の部下に対して不十分な書類

「こんな短時間で大して見直しもせずに持ってきてさー。所要時間5分って、これフミコフミオブログじゃないのよ〜」

みたいに叱責したことがあった。これもポカンとされたな。

なにか若者に刺さるたとえをした経験があったり、提案があったらトラバなりブコメなりでくれれば嬉しい。←「なり」が続いているけど、これ三上博史牧瀬里穂ドラマじゃないのよ〜。

2022-01-24

少女漫画しろ何にしろ、万人に合うものなんてなくない?

まず定義として何を『少女漫画』にするのかもわからないので、ここではざっくり掲載誌少女向けなのかを基本に話を進めていく。

(少女向けにも『りぼん』『なかよし』のような小中学生向けのものから高校生くらい向けの『マーガレット』、学生から社会人以降までの女性に向けてそうな『Kissz』『Flosers』などあって、たぶん元増田さんたちは、この辺もざっくりひとまとめに『少女漫画』としているようなので、私もそれに倣います)

当方、四十路オタ女(夢女気質)で、小学生の頃は『なかよし』派。特にあさぎり夕作品が好きで『なな色マジック』や『アイ・Boy』をバイブルに生きていました。どちらかというと強めの女の子・頑張る女の子自分の願望を乗せて楽しんでいたんだと思う。

中学校からは『SLAM DUNK』、『幽遊白書』のブーム到来でジャンプ鞍替えアニメで『ママレード・ボーイ』や『美少女戦士セーラームーン』を、ちょっと小馬鹿にしながらも毎週欠かさず観るというちょっとこじれた楽しみ方をしていた。いつかのセーラームーンED曲だった『乙女のポリシー』は、当時、元気をもらえたので今でも大好き。

高校からはどっぷりサンデー派。『名探偵コナン』や『らんま1/2』『俺たちのフィールド』『からくりサーカス』『GS美神』『パトレイバー』『ジーザス』。あの頃のサンデーが一番好きでした。(今も楽しい作品があるんだろうけれど、ちょっと追いついてない)

社会人になってから、まわりが「オタクから足抜けいたしやす!」とリアル恋人を見つけては、生身の男たちとの逢瀬の話を聞かされ続け、流されるように男の人と人並みに恋愛し、結婚。そして離婚した。相手にもいろいろ問題があったけれど、私自身まだ二十代前半で未熟だったし、それまで読んできた少女漫画の影響を受けすぎてて『自分献身的に尽くしていれさえすれば、相手も同じように(もしくはそれ以上に)愛情を返してくれる』と思い込んでいたのが敗因だったと思う。察してちゃんも入ってた。結婚生活必要なのは明確なコミュニケーションで「皿洗って」とか「誕生日には花をプレゼントして」とか、要望をきちんと言葉にしなければいけない。共同生活において気持ち要望言語化は男女ともに必要スキルなのだと全部が終わった数年後くらいに反芻してやっと理解した。それと共に恋愛ごとで自分感情コントロールできなくなるのがイヤでたまらなかった。ドラマ映画漫画恋愛フィクションからこそ楽しいのであって、自分人生実践するものではないなと痛感した。恋人から結婚生活期へと移行した段階で、自分がか弱いヒロインでいては生活が成り立たないことにショックを受けつつ、自分ソルジャークラスチェンジさせた。そうするとみるみるうちに配偶者は私を『オカン』として扱うようになって、『なんでやねん』と思ったものだ。実践できてる人もいるかもしれないけれど、私には恋愛結婚を両立させるのは無理だなと再婚した今でも思っている。(現夫との関係は「たまにセックスする親友」といった感じ)

そうやって再びフィクション恋愛冒険やバトルやミステリ世界に舞い戻った。結婚前との明確な違いは『少女漫画』が楽しめなくなっていたことだ。リアル恋愛をしてしまったあとではヒロイン王子役のディスコミュニケーションにいちいちツッコミ入れてしまい、どのキャラにも共感できなくなった。『俺様』とか『S系王子』とかに顔がいいだけの情緒不安定な男に振り回されるのなんてゴメンだし、恋人関係でもない男に壁ドンされたら即通報だ。いやいきなり通報はしないまでも「ちょっと、近いです」といって距離は取る。

全部が全部ダメになったわけではなく、『君に届け』とか恋愛を中心にしつつも女友達友情とか主人公の頑張りとか描かれている作品はやっぱり楽しい最近は『スキップローファー』が面白かった。

あと、『ミステリと言う勿れ』は恋愛を主軸にしてないし、男性でも楽しめるかなと夫にオススメしてて3巻くらいまで一緒に読んでいた。ドラマ化を機会に、続刊を一気買いしたんだけれど、ここ最近はてブ界隈を読んで「そうか男性には楽しめない内容だったか」と続きは私一人だけで楽しんでいた。

本棚で続刊を見つけた夫は「続きがあるなら教えてよ!」とぷんすこしながら続きを読み、10巻の最後でまんまと涙ぐんでるのを見て、この人と結婚してよかったな…と思った。それと同時に、楽しめる作品てやっぱり人それぞれだよな…と再認識した。

もちろん他にも夫にオススメしたけれど、ピンとこなかったらしい作品女性向け・男性向けともに何作かある。逆に夫にオススメされたけれど、私が楽しいと思わなかった作品もある。

まり、長文書いて何が言いたかたかというと、女性だってその時その時で読んでて楽しいと思える本は違うので、でっかい主語で『男性も楽しめる少女漫画』に楽しめなかったとしても、その作品、果てはジャンル全部を貶めないで欲しい。

それはそうと恋愛マンガ揶揄したコメディLOVELESS』、『月刊少女野崎くん』はちょっと読んで欲しいと思う。((『月刊少女野崎くん』はガンガンコミックなので、少女漫画の枠に入れていいかどうか迷うけれど)『LOVELESS』の方は、『ペケ』を描いていた新井理恵作品で、斜に構えて難癖付けたがる人には刺さることが多い。ここまでツッコミを入れてくれたなら、もう私にやることはないなと思わせてくれた。自分の中のモヤモヤ昇華され、憑き物が落ちたように、再び少女漫画世界を斜に構えながら楽しめるようになった。

楽しめなかったのならすまない。

『Not For Me』の精神で、自分の楽しめる作品の良いところだけを語って欲しい。

2022-01-15

anond:20220114133403

この受験シーズンに、文学部進学への風評被害を起こすのはやめてくれ。

当方、同じく宮廷文学部卒(しかも1留)だったけれど、フツーに就活し、大手金融機関から内定をもらったよ。

フツーに宮廷・私学上位校の選考プロセス(「リク面」とか)に乗っかって就活できた。

2010年代の話だけど、現在就活戦線でも変わらないんじゃないかな。

大手金融機関」がすごいとかすごくないとかただのソルジャーだろとかそういう面倒くさいことを言いたいのではなく、

テレビ局とか広告代理店とか5ch就職偏差値ランキング的なやつで上位企業入社した文学部卒は、周囲にも数多くいた。

から、後進のためにも文学部卒だと就活がヤバくなる」みたいなデマを流すのは控えてほしい。

事実として、親の世代が言う「一流企業」に文学部卒でも行く人は多いのだから

文学部に行くと人生終わる」とか「文学修士卒だとお先真っ暗」というお決まり議論ネットで触れる度に思うのは、

「鶏が先か卵が先か」という因果関係に大きな混乱があるということ。

そもそも文学部に入る『卵』、つまり文学部に進学する人々には偏りがある。

文学部に入ったか就活に苦労するんじゃなくて、そもそも就活に苦労しそうな人が文学部を選ぶ傾向がある。

なんとな~くネクラというか、社会不適合者予備軍っぽい人が文学部には一定数いる(決してマジョリティではないが)。

おそらく、フツーの受験生というものは、将来の仕事がなんとなく不安で、経済なり法学なりを選択するもんなんだろう。

にもかかわらず、文学歴史思想美術など、あんまり金儲けにつながらないのが明白な文学部を選ぶ時点で、

文学部生は世間一般思考テンポとズレてる。

その「ズレ」は、新卒一括採用型のいまの就活で致命傷になりかねない。

就活対策本片手に浅薄な「自己分析」をひねり出し、就活戦線が本格化する前にインターン面接ではマニュアル的な話法でハキハキと語る必要があるいまの就活では。

実際、私の周囲のなんとな~くネクラ文学部生でも、

介護系とか、なんかよくわからない事務員とか、まあそういう進路になった人々は確かにいた。

「何様だよ」ってこと大胆に雑く言うけど、彼ら彼女らは文学部卒でなくとも似たような進路を辿ったんじゃないかなと思う。

もちろん、文学部という環境が、学生から就活を経てビジネスパーソンに成長するのにベストではない点には同意する。

旧帝なら特にひどいと思うけど、そもそも教員学部生に興味がない。どうせ2、3年でいなくなるし。

から学部生の就活はおろか、下手すれば学部生の教育さえあまり興味がない。

学部の教務が言い訳じみた就活セミナーみたいなのをやるけど、あまり効果はなさそうだったと記憶している。

結局あなたの言うように自分で動くしかないんだよね。

かに大学教育機関だけでなく研究機関でもあるし、「そもそも大学就活予備校ではない」という議論もある。

それにしたって、今の文学部教育に大きなミスマッチがあるのは事実だと思う。

学生社会ニーズマッチしていないんじゃないかというね。

この問題はどっかの偉い人がはやくなんとかしてくれるといいんだろうけど。

まあ、あなた日記をダシに思いつくことを自由に書かせてもらった。

あなたの批難の矛先は「文学部教育」そのものではなく、「文学部を不注意に選んだ自分自身」だということは理解しているつもり。

それでも、この受験シーズン文学部進学への風評被害が及ぶのは避けたほうがいいと思って、長文レスさせて頂いた次第です。

言うほど就職も悪くないので。

きっと、あなたにとって理想的な「勉強」は、たとえば法学部で特許権についてゴリゴリ勉強して大企業知財部に行くとかそういう種類のものだったのだろう。

でも、進路選択ミスマッチをそこまで悲観することはないよ。

知財の例を流用すると、今からでも法学部に3年次編入したり、法律大学院へ死ぬ気で「勉強」して入るとか、そういう道をたどれば知財部への就職可能だろう。

全然別のところなら、公務員試験とか、中高の教員になるという選択肢もあるし。

なんせ若いあなたにとっては、過去ミスマッチを嘆くよりも、自分が本当にやりたことを見つめ直して、そのために何をすべきかを考える方が、有意義だよ。

それは誰も教えてくれないんだから

2021-11-27

anond:20211127112725

多分、違う側面もあるんじゃないかな、というか。

俺の勝手な推測だけど、あなたにはそういう働き方が向いてるんですよ。

性分と言ってもいいかもしれない。

50代でそれまで積み上げてきた物でやっていくやり方もあるにはあるんだと思う。

けど、あなたにはそれが出来ないというか、ソルジャーとして最前線と戦うやり方が、本能として備わってるんですよ。

50歳になる

50歳ぐらいの会社員って、それまでに築いた資産仕事をしてると思ってた。

経験、人脈、知識etc をつかって、衰えた気力体力でも出来る程度の仕事を、効率よく。

でもおれは未だにソルジャーだ。馬力を求められる仕事

当世的なIT技術を使って、先端技術キャッチアップが必要で、人月でどんだけの生産性で、ときどき残業休出してでも終わらせなきゃいけない。

なんだこの人生

上を見ればきりがないし、下を見てもきりがない。

愚痴をたれてもしゃーないのはわかってるけど、たれたくなった。

読んでくれてありがとう

2021-11-08

DQNが多い業種・業界

https://anond.hatelabo.jp/20211107104631

携帯電話代理店

高卒どころか中卒も大量にいる業界、たまにいる学卒のBFランク卒がほとんどである。売上至上主義いかに客にいらないプランオプション契約させるかが鍵なので必然的コンプライアンス意識の低い人材が生き残る。

そもそも彼らは販売店の社員でも携帯キャリア社員でもなく、間に入った人材会社から派遣社員である。どう考えても違法な多重派遣なんだけど竹中平蔵閣下のおかげで取り締まりされない。

携帯4大キャリアエリートしか入れないが、それらを売る代理店は完全にソルジャーであるはてなのみんなが大嫌いなブラック代理店ブラック家電量販店が元締め。もちろんそこもDQN率高し。

不動産仲介不動産管理

ここもDQNが多くコンプライアンス意識は低い人材が多い。不動産業界法律で厳しく規制されているのは悪質な業者が多いかである。この業界デベロッパーエリート業界だが、仲介管理はそれらの下請けのような存在である

財閥系の不動産勤務?そりゃ随分なエリートかと思ったら○○不動産販売BF出身だったなんてこともある。

IT業界

以外に思われるかもしれないがIT業界DQNが多い。日本では海外のようにCS学位かいらないかである。もちろん一次請け上流ベンダーやらメガベンチャーやらはエリートだが、その下に開発会社という名の実質派遣会社がありそこに多くのDQNがいる。元水商売とか元トラック運転手プログラマーなんてのも結構いる。偽装請負や多重派遣も横行しているが、そういうところでしか働けない人も多いのである

技術力があればメガベンチャー事業会社転職可能なので、メガベンチャーにもたまにその手の人材がいるが、学歴などの背景がないので技術力でイキりがち。腕力技術力に変わっただけでDQNの性根は治らないのである。たとえ高学歴でも痴漢やら不倫やらやらかすCTOなどもいる。はてブなんか見ている自称エンジニア自分身の回りにも心当たりあるんじゃないかな?

悪名高いWEBスクールもこの業界DQNを増やす要因となっている

公務員(現業系)

公務員といえばエリートイメージだが、現業系(清掃員やゴミ収集員など)はDQNが多い。大阪市橋下徹入れ墨職員排除をしていたが大体が現業職員だった。

当時のはてブは橋下憎しで入れ墨公務員自由人権文化だと頓珍漢な擁護をしていたが、日本において入れ墨(タトゥー)は反社会的勢力DQNがやるものである

上に上げた業界と同じく公務員も、中央官庁上級職のエリートを頂点とする(選挙で選ばれる議員首長など特別職を除く)。

さて、ここまで読んで気づいた人もいるかと思うが、どの業界も上流にはエリートがいて下に行くほど学歴民度も下がっていくものである

新聞なんかがわかりやすく、五大紙の記者などは旧帝やら上位私大卒のエリートが書いて、広告営業やら関連会社不動産業などは中堅私大卒で回して、配達拡張やらキツくてグレーな仕事販売店のコンプライアンス意識低めの人がやっている。NHKなんかもそうですね。

世の中にはDQNしか出来ない仕事があり、そこで雇用される人がいるという事実を、はてブにいるリベラル様は認識しておいたほうがいい。個人的にはNHK代理店とか携帯代理店なんてなくなっても困らないけどね。

2021-10-05

受験戦争生存バイアス

俺みたいな勉強したくて結果も出してるのに親や周囲が無反応で環境好転しないような人間現実的時間軸でそういったソルジャーとして育てられてるような人間と戦うのは無理

今はネット進化してオンライン予備校も拡充している 自分はそれを活かし受験に挑んでいる 今更感があるがやっと時代が追いついた

やってみれば本当に理解するのも覚えるのも思ったよりイージーだ これを学習する機会を奪われてたと思うとかなしい

受験成功したもの学歴のない者を挫折したものとして認識するが それは同じ環境下でのみそう言えるが 現実はそうではない

2021-08-28

アイアンリーガーに騙された -2-

1(https://anond.hatelabo.jp/20210828215226)のつづき

プログラムされた意思

 第九話では、トップジョイの正体と過去が明らかにされる。もともとダークスポーツ財団で「作られた」トップジョイは、ショックサーキットという枷を掛けられ、スパイ行為を「ほとんど」強制されていた。これまで意思を持ち、それを自由行使できると思われていたロボットが、実はそうではなかったということが、ここで明らかになる。

 もちろん、ショックサーキット自体第一話の時点でマッハウインディに埋め込まれた形で登場している。ダークスポーツ財団ロボットたちに背反を許さないようにし、彼らの自由を奪っている事実は、物語の冒頭から提示されていた。

 だが第九話から続くトップジョイ物語は、マッハウインディがショックサーキットに苦しみ、そして克服した第一話・第二話とは少し様子が異なる。マッハウインディが自らダークの元を去り、早々にショックサーキットを切除して完全にダークとの絆を絶ったのに対し、トップジョイはそこから十三話まで、「自らの意思で」ダークとの関係を持ち続けているのである

 トップジョイが――シルバーキャッスル好意を抱き、マグナムエースから手を差し伸べられていたにも関わらず――なぜ十三話までダークとの縁を切らなかったのかについては、明確な描写がなく、少々解釈が難しい。ここから先は憶測比重が非常に大きくなるので、ご容赦いただきたい。

 第九話で、トップジョイはフェアプレーを重んじるシルバーキャッスル、及びそれに共感する子どもたちを「理解できない」と言った。「ラフプレーをすれば客は喜ぶ」「客を喜ばせるのがアイアンリーガー」だと。

 これは、シルバーキャッスルを内部から撹乱するというスパイ行為による言葉ではない。トップジョイ本心だ。彼は本心ラフプレーを正しい行為と捉えているのである。同じ本心で、第八話でキアイリュウケンオーナーの絆に涙し、子どもたちと純粋交流を楽しんでいる一方で。

 同時に、九話ではトップジョイ過去と思いが垣間見える。「楽しむ」ことを大切にした結果、バスケットチームから放逐された過去。それでも忘れられない、バスケットリーガである自分に向けられた観客の歓声。あの場所に戻りたいという思いが、トップジョイ根底にある。

 彼がぎりぎりまでダークとの絆を絶てないでいたのには、この思いが大きいのではないだろうか。トップジョイがダークに従っているのは、ショックサーキットけが理由ではない。もっと根底の、自分存在のものに関わる意思ーーあるいは、心ーーである

 これは完全に僕の推測であるが、第八話で示唆された「ロボットは、人間役割を与えられ、それに相応しいように設計プログラムされて生み出される」という事実を踏まえると、トップジョイのこの「意思(心)」もまた、ある程度製造者によってプログラムされたものではないだろうか。

 作中で、ロボット意思思考、心が人間プログラムされたものだという直接的な言及は(現状)ない。だが彼らが「注文に応じて製造される商品」としての一面を持つ以上、ロボット人間赤ん坊と同じようにまっさら状態で納品されるとは思えない。彼らは製造された時点である程度の機体性能、そして知能と知識を有し、そこには人間意向が相当程度反映されていると考えるのが自然である

トップジョイ」という名前であるがーー彼らがある程度完成された状態で世に出るとしたら、彼らの名前は、その機能・性能にちなんだものであるのだろう(もちろんまったく関係のない場合もあるかもしれないが)。ロボット機能・性能は、つまり製造者が彼らに込めた役割と期待である。「ジョイ」つまり「喜び」。彼は、人に「喜び」をもたらす存在としての役割を期待されたのではないか。故に、ああいった明るい性格に設定され、他者の喜びを自分の喜びとするような性格プログラムされたのではないか。そして、そのプログラムされた心でラフプレーに喜ぶ観客たちを見て、それを自分の喜びとして、そして正しいこととして学習したのではないだろうか。

製造された時点でラフプレーを正しい行為としてインプットされていた可能性もあるが、第九話のトップジョイの「教わった」という言い振り的に、その可能性は薄そうである。)

 だが、その期待は裏目に出た。明るく楽しくを第一義とする性格チームメイトの反感を買い、彼は本来活躍するはずだったバスケットコートに立つことができなくなった。その後、シルバーキャッスルにおいてはーー彼自身純粋から本来スパイという立場を越えて、彼らに好意を抱いているにも関わらずーー逆にラフプレーを許すことができないシルバーキャッスルの皆の心を理解できず、孤立してしまう。

 そして、ダークから虐待を受けても、マグナムエースたちから手を差し伸べられても、本当に自分が望むことに気づきかけても、プログラムされた心で過去に学び、感じた喜びを忘れることができず、ダークとの繋がりを断つことができなかったのではないか

 人間の都合によってプログラムされた「心」によって、トップジョイは傷つき続けていたのではないか

 人間と全く同じように喜び、悲しみ、悩み、傷つく「心」を、人間の都合によって作り出すというこの世界の不気味さが、トップジョイによって突きつけられる。

 そして、第十一話でのS-XXXの結末が、それを決定的にする。

 S-XXXはこれまでのロボットたちとは違い、意思感情の乏しい存在として描かれる。それは本来、僕たちが「ロボット」と聞いて思い浮かべるイメージに近い。

 S-XXXはテンプレート的な「ロボット」として、命令だけを忠実に実行し、サッカーフィールドで「戦争」を繰り広げた。そして最後は、マグナムエースによって破壊される。

 第十一話では、これまでよりも明確にロボットが「商品であることが語られる。S-XXXはアイアンソルジャーという「商品」として、敵を殲滅する者としての役割として与えられ、その破壊力を期待され、品定めされる。彼のロボット然とした意思感情の薄さは、兵士として忠実に命令を実行することを求められ、そうプログラムされた結果なのではないだろうか。

 しかし一方で、S-XXXは「敵を倒す」という目的に対し非合理的シルバーキャッスルの行動に困惑し、動揺する。そして、マグナムエースの「新しい道」という言葉に、ほんの一瞬であるが、本来あるはずのなかった「迷い」を見せた。

 S-XXXにも、心は存在した。

 なぜS-XXXの製造者が「兵器であるロボット「心」が生まれるような知能を搭載したのか、その理由はよく分からない。スポーツ選手であるアイアンリーガーであれば、人間がある種のカタルシスを得るための機能として、人間と同じような心や感情を搭載する理由もある程度理解できるが、迷いが命取りとなる戦場に送り込む兵器に、それは不要のはずである

 もしかしたら「心」というものは、それは製造者意図的ものではなく、自分学習し、アップデートしていくことができるほど高度な知能には、逃れられない副産物なのかもしれない。

 いずれにしても、例え人間ほとんどをプログラムされたものであったとしても、兵器であったS-XXXにさえ、心は存在した。そして僅かに、けれど確かに「新しい道」へと進む可能性があった。

 にも関わらず、第十一話の商人たちは、彼を徹底的に「商品」として扱った。そしてS-XXX自身も、「戦場でない場所には存在不可能」と語っている。

 ロボットは、人間によって役割定義されている。そしてその役割を果たせなければ、彼らは自らの存在意義すら失いかねないのである

 この『アイアンリーガー』の世界に横たわる現実を受け止めるのに、相当な時間を要した。いや、実際まだ受け止められてはいないのかもしれない。人間は自らの都合によって、自分たちとほとんど変わらない心や感情を持つロボット役割という枠に押し込めて生み出し、その存在をも人間の都合によって左右する。この神の模倣とも思える傲慢さに、幾たび怨嗟を吐いたかしれない。

 一方で、自らの意志で生き、誇りを持って戦っているロボットたちを哀れみ、同情を寄せるようなことは、彼らに対する侮辱ではないかという思いもずっとあった。

 僕の心は千々に乱れ、分裂し、二転三転し、自己矛盾に苦しむ日々が続いた。「ロボットスポーツをする子ども向けのアニメ」を観てそんな感情に取り憑かれるなど、一体誰が予想できよう。

 しかし、である。一通り憎悪煩悶に身を投じた後に、ふと気づいたことがある。

 ロボットたちが置かれた現実は、結局、僕たちの生きる現実と同じなのではないか、と。

人間ロボットロボット人間

 僕が七転八倒している時、僕に『アイアンリーガー』を教えてくれた先達は、一つの問いを僕に投げかけた。「ならば、アイアンリーガーはどうなったら幸せなのか」と。

 頭を殴られたような衝撃を受けたせいで、僕がその時どのように答えたのか、正確には記憶していない。「彼らが、やりたいことをやりたいようにやれる」のようなことを言ったような気がする。

 月並み言葉を振り絞りながら、僕はぼんやりと「どこかで聞いたような話だな」と思った。よくある話。人間幸せを語るときに、よく言われるような言葉だと。

 そして、僕の思考は再び振り出しへと戻った。『アイアンリーガー』に最初に感じた、違和感にも似て、それでいて温かかった感覚人間ロボットが、同じ意志や心や感情を持つ存在として、同じように生きている世界

 第一話でマッハウインディはこう言った。俺たちロボットも「人間と同じなんだよ」と。

 それはつまり人間もまたロボットと同じであることを意味する。

 この国で生まれれば(その実態はどうあれ)、僕たちは一応、自由意志(ここでは各種の哲学定義無視して、単に「他から強制・拘束・妨害などを受けないで、行動や選択自発的に決定しうる意志」という意味で用いる。)を認められた存在である

 しかし、完全に自由人間など存在しない。人間もまた、さまざまな制約の中で生きている。親、夫、妻、上司、部下、教師学生、老人、若者、友人……そういった役割立場を与えられ、家庭環境ジェンダー経済力文化時代価値観……そんなあらゆる枠に押し込められながら、社会の中での「あるべき姿」「あるべき意志」を定義され、それに応える「社会人」に育てられてゆく。それは、人間、あるいは「社会」の要請意思や心をプログラムされるロボットと、実はそう大差ないのではないか(語弊を恐れずに言えば、教育とは一種プログラミングである)。

 真に自分の望むように生きている人間などほとんどいない。皆、社会の中で折り合いをつけながら成長し、社会の中で生きている。そして、労働市場の中で自らの価値を計られ、自己存在意義を証明し続けることを要求される。

(そうあるべき、と思っているのではない。ただ事実として、それが資本主義社会の一側面であることは否定できないとも僕は考えている。)

 その姿は、役割を与えられ、商品として売買されるロボットに重なる。

 もちろん、『アイアンリーガー』においてロボットたちが置かれている状況は、僕たち人間より深刻だ。彼らは自らの存在の前提として役割がある。役割がなければ彼らは存在し得ないし、その役割への期待に基づいてプログラムされた意志や心の拘束度は、人間のそれよりも遥かに強い。

 しかし、あらゆる寓話がそうであるように、度合いが強いからといって、それが全く違うということにはならない。制約の中で、それでもなお自らの意志を貫き通そうとするロボットたちの姿に、僕たちは僕たちの姿を見るのである

アンドロイドは電気羊の夢を見るか』の訳者あとがきに書いてあったことだが、アンガス・テイラーという人は、フィリップ・K・ディックの書くアンドロイドについて(「機械的な行動パターンに侵された」、あるいは「内面的に阻害された」)人間隠喩象徴であると述べたそうだ。そして訳者浅倉久志氏は、この作品の中に「人間とは何か?」というテーマに取り組んだとしている。『アイアンリーガー』も、それと似たような物語ではないかと、僕は思う。つまり、『アイアンリーガー』に登場するロボットたちもまた、僕たち「意志を持つモノ」、つまり人間隠喩であり、『アイアンリーガー』は、「意志あるモノが自由を手に入れる」物語ではないかと。

 こんなことを考えているうちに、僕は『BEASTARS』のことを思い出した。『BEASTARS』の登場「動物」も、姿形は動物のそれであるが、やはり人間と同じような意思感情を持つ。彼らを通して描かれているのは、そういった心を持つモノたちのドラマだ。人間と同じ意思感情を持つモノたちが、しかし肉食・草食動物それぞれの身体特性、言い換えれば宿命という強制と制約を背負いながら、学校という一つの閉鎖社会の中で苦悩し、ぶつかり合い、時には折り合いをつけながら生きていく。負った宿命の中身や程度は違えど、そこに描かれているのは紛れもなく心を持つモノーーつまり僕たちの物語である

 と、このような書き方をしたが、あくまでこれは『アイアンリーガー』(や『BEASTARS』)という作品に僕たちが心を動かされる「絡繰」、結果論をそれっぽく言い募っているだけである。『アイアンリーガー』は(恐らく)寓話ではないし、アニメスタッフが彼らロボット人間象徴、あるいはその苦悩の投影先として選んだ、というのも(なんとなくだが)違うような気がする。正直、単にロボットが好きなだけな気がしてならない。

 これについては、象徴隠喩というよりも、同じく『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』の訳者あとがき引用されていた、次のような表現が相応しいように思う。(原典に当たっておらず申し訳ない。)

ディックにおいて、人間アンドロイド生物学上の、あるいは自然科学上の区別は、まったく無意味である。(中略)ディックは、『アンドロイド』と『人間』の形式上区別には関心がない。(中略)ディック世界では、そもそも人間機械自然と人工といった単純な二分律は棄却されている」(『銀星倶楽部12 後藤将之氏「フィリップ・K・ディック社会思想」)

アイアンリーガー』に描かれているロボットたちの生き様を語るのに、彼らが生み出された経緯や理由に潜む人間の驕慢さなどは、意味をなさない。彼らの前で、人間自分たちと同じ心を持つモノを恣意的に生み出すという行為の是非を問うことは無意味であるいかに彼らのルーツに薄ら寒い人間欲望が渦巻き、彼らの意志人間によって指向性を持たされているとしても、それは彼らが「その」自らの意志決断し、戦い、生きてゆく征途の輝きを何ら曇らせるものではない。

 彼らは、ロボットとしての宿命を背負う自らの存在を呪うことはない。背負った宿命の中で、心を持つ故に葛藤に苛まれながらも、心を持つ故に抱いた意志で、自らの宿命を乗り越え、未来を切り開いていく。フェアプレーをしたい。スポーツをしたい。道を極めたい。この場所にいたい。君と一緒にいたい。たとえ世界がそれを許さなくとも、世界がそれを笑おうとも、自らの意志で在りたいように在る。その姿は僕たちと地続きのものだ。彼らはロボットであるから尊いのではない。僕らと同じであるから、眩しいのである

3(https://anond.hatelabo.jp/20210828220439)につづく

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