はてなキーワード: CPUとは
3年くらい前に日本の半導体産業の近況をまとめたのですが、ここ数年で政治家の先生たちが何かに目覚めたらしく状況が大きく変わりつつあるので各社の状況をアップデート。
前回の記事 https://anond.hatelabo.jp/20200813115920
熊本工場:28nm, 22nm (工場稼働時) / 16nm, 12nm (将来計画)
日本政府の補助金とソニー・デンソーの出資という離れ業により、業界人が誰も信じていなかったTSMCの工場進出が実現した。現在は建屋の建設が進んでおり、順調にいけば2024年内には量産開始となる。生産が予定されているプロセスはいずれも世界最先端に比べると古いものだが日本では最先端であり、HKMG(ハイケーメタルゲート、トランジスタの性能を上げる技術)やFinFET(フィンフェット、性能の良い3次元トランジスタ)といった技術が新たに導入される。工場で生産される半導体の主なクライアントは出資者のソニー。衰退の激しい日本の電機業界だが、ソニーはまだ世界と戦う余力を残しており年間半導体購入金額世界10位で日本トップである。ただし、PS3のCell Processorを長崎で作っていたように先端プロセッサをここで作れるわけではない。PS5のCPUはTSMCの6nmプロセス製造であり、この工場では製造できないのだ。識者の予測ではイメージセンサー向けロジック半導体を生産すると想定されている。
■ Rapidus (ラピダス)
日本政府の国策で、IBMから技術を導入し自前で最先端の半導体製造を狙う野心的なプロジェクト。量産開始は2027年を予定。
彼は日立→トレセンティテクノロジーズ(ルネサスの那珂工場の前身)→SANDISK→Western Digitalという国内外の半導体メーカーを渡り歩いた華麗な経歴の持ち主である。
以前に社長を務めていたトレセンティテクノロジーズは2000年に日立と台湾の大手ファウンドリUMCとの合弁の半導体製造会社で、世界に先駆け現在の標準となる300mmウェハに対応した先進的な工場であった。ファウンドリ全盛の今から後知恵で見れば、限りなく正解に近い経営戦略と先進性を併せ持っていたがビジネスとしては成功しなかった。工場はルネサスに吸収され、小池氏はSANDISKへと移籍することに。そんなわけで今回の国策ファウンドリRapidusの社長就任は小池氏の二十数年越しのリベンジマッチでもある。
なお、氏のポエミーなプレゼンは業界でも有名。記者会見で日本半導体衰退の原因を「驕り」と一刀両断した一枚のパワポが話題をさらったが、本人が一番驕っているのではと不安がる声もある。
■ ルネサスエレクトロニクス
日立・三菱電機・NECのロジック半導体部門が統合した日本を代表する半導体メーカー。
5万人いた従業員を1/3にする大リストラ、先端プロセス製造からの撤退、海外メーカーの買収ラッシュを経て復活。そして大躍進。
昨年の売り上げは1兆5千億円を超え、はじめて統合直後の売り上げ(ピークは2011年3月期の1兆1千億)を抜いた。もう1+1+1=1とは言わせない。
旺盛な車載半導体需要にこたえるべく、政府の補助金を得てリストラで閉鎖した甲府工場の再稼働を決定。
コロナ禍では働き方が柔軟になり、リモートワークは全国どこでもできるようになった。ルネサスは開発拠点も大リストラで統廃合しており、三菱系の伊丹やNEC系の玉川をはじめ全国にあった設計拠点を日立系の小平に集約している。地元の拠点が閉鎖されて単身赴任をしている人も多かったのだが、最近ではリモートワークを活用して単身赴任先のマンションを引き払った人も出てきている模様。
増大する車載半導体需要にこたえるべく、デンソーが出資してパワー半導体のIGBTの生産を始めた。筆者はパワー半導体は専門外で、家電芸人が語る家電の説明程度にしか話せないため軽く紹介するにとどめたい。
半導体部門を手放したがっていたPanasonicがイスラエル企業のTower Semiconductorと共同で運営していた工場。
Panasonicが台湾Nuvoton technologyに持ち分株式を売却したため、現在ではイスラエル・台湾共同運営という珍しい業態になっている。
さらに、半導体最大手のIntelがTower Semiconductorの買収を進めているため、将来的にはIntelの拠点となる可能性があり、日本でIntelのCPUが作られる世界線もあるかもしれない。
が、本案件は米中対立のあおりで中国での買収審査が長引いているため、先行きには不透明感が漂う。
■ キオクシア
日本を代表するメモリ半導体メーカー。前回からの3年で、積層数は96層 → 112層 → 162層と2世代進化した。競合他社は232層品の量産も始めている(キオクシアは開発完了 / 本格量産前)が、最近の3D NANDは闇雲に積層数を増やせば低コストで作れるというわけでもない模様。
なお世間では半導体不足のニュースの印象が強く、半導体はもうかっているとの認識があると思うがコロナ禍でのIT投資ブームが終了したメモリ業界はリーマンショック以来の大不況である。
キオクシアも例外ではなく、最新の4半期決算で1000億円単位の赤字を計上してしまった。Western Digitalとの統合のうわさがあるが、もちろん筆者は何も知らないし、仮に知っていても絶対にここには書けない。
■ Micron Memory Japan (旧エルピーダメモリ)
ルネサスと同じく、NEC、日立、三菱電機のDRAM事業統合で生まれたエルピーダメモリを倒産後に米Micronが買収。
前にも書いたが、DRAM業界はプロセスのサバ読みが横行しており、20nmを切ったあたりから具体的な数字ではなく1X, 1Y, 1Z, 1αときて、ついに1βnm世代の量産にたどり着いた。広島サミットに合わせて、社長が来日。岸田総理と会談後大々的な設備投資を発表。1γnm世代を目指して日本初の量産用EUV露光装置が導入されることが決まった。
このEUVというのは波長が13.5nmの極超紫外線(Extreme Ultra Violet)を使った露光装置で1台200~300億かかる人類史上最も高価で精密な工作機械でありオランダのASML社が独占的に製造している。もっとも、メモリ業界の大不況を食らっているのはMicronも例外ではなく、岸田総理と華々しく会談している裏で数百人規模のリストラを慣行。こういう外面の良さと裏でやってることのえげつなさの二面性は、いかにも外資だなと思う。
東芝と共同でフラッシュメモリの開発を行っていたSANDISKをHDD大手Western Digitalが買収。キオクシアの四日市工場と北上工場を共同で運営している。
Western Digitalはメモリコントローラーを内製していることで知られSSDの性能の良さに定評があり、スマートフォン向けの売り上げが多いキオクシアとは、同じ工場を運営していても得意としている販売先が微妙に異なり、住み分けがなされている。(そのため、2社統合によるシナジー効果が期待されたびたび観測気球的な記事が出回る。)
なお、もともと日系半導体メーカーが大リストラをしていた時の人材の受け皿として中途をたくさん採用していた経緯もあり、人材の流動性は高い。在籍時の仕事ぶりがよければ、他社へ転職していった元社員の出戻りも歓迎と聞く。前述のRapidus社長の小池氏は、つい先日までここの社長をしていた。余談だが、上記Micronの米国本社の社長も旧SANDISKの創業者でWestern Digitalによる買収後に引き抜かれている。こういう話を聞くと、いかにも外資だなと思う。
イメージセンサーで世界最大のシェアを誇るソニーの半導体部門。2020年、2021年は米中対立のあおりを受けて主要顧客のHuawei向けの出荷減少に苦しんだが、2022年度は大幅に売り上げを伸ばし、1兆4千億円となった。他の半導体の例にもれずイメージセンサーも国際競争が過酷であるため、対抗して人員増強を進めている。Panasonic系エンジニアを引き抜くために関西に設計拠点を開設し、各地の工場の拡張も並行して進めている。調子のいい半導体メーカーはどこも人員増強を進めているが、ここ10年ほどは理工系の学生の半導体業界人気がどん底、かつ人材ニーズも少なかっため、新卒で半導体メーカーに就職した絶対数が致命的に少なく30~40歳くらいの中堅技術者の確保にどこも苦労している模様。なお、スマートフォン向けカメラの次の飯の種として、車載用途に数年前から注力開始。最近徐々に成果が出始めている。
■ ソシオネクスト
富士通とPanasonicのLSI設計部門が統合してできた日本最大のファブレス半導体メーカー。昨今の半導体ブームの波に乗り、株式上場、売り上げ2000億突破と非常に好調。3年前は1000億程度の売り上げだったので、すさまじい成長である。もっとも、母体となった富士通・Panasonicはピーク時の半導体売上が1社で5000億近くあったので、少々物足りなさを感じなくもない。復活は道半ばである。
■ メガチップス
ソシオネクストが誕生するまで日本最大のファブレス半導体メーカーだった。もともと任天堂向けの売り上げが大半だったのだが近年は多角化を進めている。昨年の売り上げは約700億とSwitch人気がピークだった時と比べるとやや劣るが営業利益は過去最高を記録している。
かつては日本を代表するファブレス半導体メーカーと言えばここだった。昨年の売上高は54億と、3年前紹介したときの30億から伸びたものの、ファブレス上位2社からはかなり離されてしまっている。大昔は韓国のサムスン電子に自社製品が採用されたのがウリで創業者の武勇伝にも頻繁に登場していたが、今では売り上げの75%を国内に依存しており海外展開の出遅れが否めない。
■ 東芝
車載用途のパワー半導体需要が伸びており、石川県の工場に300mmウェハ対応ラインを建設。この記事でよく出てくる300mmウェハとはシリコンの基板の直径であり、大きい方が製造効率が良い。125mm → 150mm → 200mm → 300mmと順調に大型化が進み次は450mm化と思われたが、大きすぎて弊害が大きく、ここ20年間はずっと300mmが最大サイズである。
従来はCPUやメモリといった分野の製造にしか使用されていなかったのだが、ここ5年くらいでパワー半導体にも300mm化の波が押し寄せてきている。
■ ローム
何かと癖のある京都系メーカー。車載事業が好調で売り上げが順調に伸びている。次世代パワー半導体材料と呼ばれていたSiCで日本国内の他のメーカーをリード。
余談だが、筆者は学生のころSiCを実験で扱っていた。単位を落としまくっていた不良学生だったので、教授がワクワクしながら話していたSiCの物性の話はすべて忘れている。今では家電芸人並みのトークしかできないのでSiCについて語ることはご容赦いただきたい。研究から本格量産まで20年超の時間がかかっていることに驚きである。基礎研究の大変さを実感する。
■ 三菱電機
パワー半導体大手。半導体に力が入っていないシャープから福山工場の敷地を取得し、300mmウェハ対応のラインを構築。SiCのラインも熊本に作るぞ!パワー半導体には詳しくないからこの辺で勘弁な。
日本の半導体産業が衰退しまくっていたころに、トヨタが危機感を覚えてデンソーとの合弁で設立した車載半導体メーカー。コロナ禍中に行われたオンライン学会に知らない会社の人が出てるなと思って調べたらここだった。
■ TI
米系のアナログ半導体世界最大手。富士通とAMD合弁のNOR FlashメーカーSpansionから買収した会津若松工場と茨城県の美浦に工場を持つ。最近は日本法人の話をあまり聞かない。
米系のアナログ半導体大手。三洋電機の半導体部門を買収したが、旧三洋の新潟工場は日本政策投資銀行出資のファンドに売却した。現在の日本拠点は富士通から買収した会津工場。富士通が半導体事業から手を引き工場を切り売りしたため、会津若松市内には米系大手半導体メーカーの工場が立ち並ぶことになった。
■ Infineon Technologies (インフィニオン)
ドイツの大手電機メーカー、Siemenseが20年ほど前に半導体部門を分社化して誕生した。従来欧州系半導体メーカーは日本での存在感があまりなかったのだが、富士通のマイコン半導体部門を米Spansionが買収、そのSpansionを同じく米Cypressが買収、そのCypressをInfineonが買収した結果、日本市場でも存在感を示すようになった。もともとInfineon自体が車載半導体に力を入れており、有力自動車メーカーがそろう日本市場に注目しているというのもある。
■ Nuvoton Technology (ヌヴォトン)
台湾の半導体メーカー。半導体から撤退したがっていたPanasonicから、Tower Semiconductorと共同運営している工場と、マイコン設計部門を買収する。Panasonic時代は、自社家電向けの独自マイコンをメインに作っていたのだが、Nuvotonに買収された後はArmベースの汎用マイコンに設計品目が変わった。日本法人は車載やモーター制御向けのマイコン開発に特化させていく方針で台湾の開発チームとは住み分けを図る模様。富士通ほどではないが、Panasonicも半導体部門を切り売りしており、所属していたエンジニアはバラバラになってしまった。研究室が一緒でPanasonicの半導体部門に入社した友人がいたが、彼は今どこに流れ着いているのだろう?
米国は自国で製造することが出来なくなって、中国や台湾などに頼っているという話はよく聞くが、
なんだかんだ新しい物を作れるだけの基礎力はずっと持っている。
例えば半導体周りだと、半導体設計ソフトと計測機器については米国が強い。
半導体設計ソフトはほぼ米国製で、日本も例外ではなく米国製設計ソフトが無いと設計できない。
USBやらの規格物を設計するには計測機器も必要だが、こちらも米国製が多い。
メモリの規格CXLを見ると、立ち上げ時に既に米国内企業が参入している。
1社がオープンにするといって発表後、参入するのであればわかるが、発表時に既に協業しているのだ。
ArmのCPUコアなども、プレスリリース時にはアーリーアクセスしている米国企業が何社かある。
日本の場合だと、そもそもどこの企業もやってないので転職市場に人が居ない、
やろうと思っても立ち上がらないとかではないか。
CPU/GPUとかのガチ最先端はファブ巻き込んで半導体プロセス開発もやっていく必要があるから、じゃぶじゃぶ先行投資必要だけどその資金力は無いし、
インターフェースとかの規格モノはコンソーシアムの中で自社利益に寄せて規格策定推進していく発言力と政治力無いと厳しそうな印象ある
素人で調べたところだと、
こんな感じで普通の人が知るのは難しそうだ。
KONAMI対サイゲームス訴訟が話題となっているが、企業が自社の利益を最大化するために行動するのは当然のことだと私は考えている。
これはもちろん任天堂対コロプラ訴訟にも当てはまる。しかし、ITエンジニアとしてソフトウェア特許が産業の発展に寄与しているのか、
あるいはアイデアの保護として強力すぎないかという疑問がずっと浮かんでいる。ウマ娘がパワプロと同じとされても、その議論は不正競
争防止法の範囲で争うべきではないか?そもそも日本の特許は「自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度なもの」と定義されて
いるが、特許庁の資料によれば以下のものは自然法則を利用していないため「発明」とは認められない。
請求項に係る発明が以下の(i)から(v)までのいずれかに該当する場合は、その請求項に係る発明は自然法則を利用したものとはいえず、「発明」に該当しない。
(v) 上記(i)から(iv)までのみを利用しているもの(例:ビジネス手法そのもの)
https://www.jpo.go.jp/system/laws/rule/guideline/patent/tukujitu_kijun/document/index/03_0100bm.pdf
多くのソフトウェア特許がこの(ii)あるいは(iii)に当てはまると私は考えているが、実際の特許の請求項では、物理的なデバイス(例えばぷにコン
訴訟ではタッチパネル)や処理装置(CPUで処理するという表現を使うことでデバイス扱いにする)などを絡めて申請が認められている。
私自身、これまでの業務で特許訴訟に関与したことはないものの、数件の相手方企業からの問い合わせ対応や数十件の他社特許に抵触していないかの
GeForce Experienceってもう何年もずっと中華フォントだよな
英字とカナはゴシック体なのに漢字だけ明朝体だから書体的にもめちゃくちゃ浮いてるしそもそも中華フォント自体が違和感ありすぎて嫌
ググると出てくるen_us.pakを消す方法で直せるんだけどバージョンアップするたびに戻ってしまうし嫌になる
SNS見る限り苦情はそれなりに行ってるはずなんだが、革ジャンアメ公どもの脳みそではこの気持ち悪さが理解できんのだろう
もしや洋ゲー厨どもは洋ゲー中の日本語がCJK処理系の問題で中華フォントで表示される場面に遭遇しすぎてるせいでこの書体が正しいと思い込んでるんじゃないか?
ともかくグローバルな一流メーカーとは思えんくらいの鈍感さで放置されてるわけだ
だが日本人にとっては知ってるようで微妙に違う変な文字を見せられ続ける精神的苦痛は賠償ものじゃないか?
というか君達は気にならないのか? 俺は気になるが
これはもう可及的速やかに赤陣営に移れというグラボ神の啓示なのではないか?
勘違いしてほしくないが俺は日本語環境に混ざってくる中華フォントはめちゃくちゃ嫌いだけどメイドインチャイナガジェット自体は好きだし
いけ好かないマイナーが放り出したモノつかむことにも抵抗がない基本的におおらかで実益重視の人間だ
今使ってる8年前に組んだPCだって当時の中古CPU・中古グラボ・中古マザボ・中古ケースで組んだコスパ機だしな
メモリやCPUクーラーなんてAliで買った全然名前知らないけど実績はあるっぽい謎中華ブランド製だが全然問題ない
いや何の話だよ
Dockerは、開発から運用まで一貫した環境を提供することで、開発者の作業負担を減らすという大きな利点があります。また、仮想マシンと比較してリソースの使用効率が高いため、エコとも言えます。
ただし、確かにDockerには一定のオーバーヘッドが存在します。これは、DockerがゲストOSを持たずに、ホストOSのカーネルを共有して動作するためです。それにより、アプリケーションの実行に必要なリソースが追加で必要になり、パフォーマンスに影響を及ぼす場合があります。
また、Dockerを利用する際の設定や構成によってもパフォーマンスは大きく変わります。例えば、Dockerのネットワーキングやストレージの設定、またホストOSとの互換性など、考慮すべき要素は多数存在します。
あなたの現在の状況について具体的に述べると、FESSのクローリングが重いという問題は、Dockerのオーバーヘッドだけが原因ではない可能性があります。Dockerコンテナ内のFESSやJVMの設定、ホストマシンのリソース割り当て、ネットワークやストレージの設定など、様々な要因が絡んでいるかもしれません。
また、Dockerのログ出力が多いと感じる場合も、実際のところはFESSやDockerの設定によるものかもしれません。ログの出力レベルを調整することで、必要な情報だけを出力するように設定することも可能です。
しかし、これらの設定を調整するためには一定の知識と経験が必要で、それがなければ素直にネイティブ環境での構築が良い選択かもしれません。結局のところ、どの方法が最善かは具体的な要件や状況によります。
このような状況に直面した際には、パフォーマンスの問題を具体的に分析し、適切な解決策を見つけるためにパフォーマンスモニタリングやロギングツールを使用することをお勧めします。それにより、問題の原因を特定し、適切な対策を講じることが可能になります。
たとえば、Dockerが高いCPU使用率を示している場合、それはコンテナ内のアプリケーション(この場合はFESS)が高いリソースを消費している可能性があります。その場合、アプリケーションの設定や実行パラメータを調整することで改善できるかもしれません。
また、Dockerコンテナのリソース制限を調整することも検討できます。Dockerは、コンテナに割り当てるCPUやメモリの量を制限する機能を提供しています。これにより、他のプロセスに影響を与えることなく、特定のコンテナのリソース使用量を管理することが可能です。
さらに、Dockerのボリュームやネットワーク設定が適切であるかを確認することも重要です。不適切な設定はパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。たとえば、ファイルI/Oのパフォーマンスは、ホストOSとコンテナ間でデータを共有する方法に大きく依存します。そのため、適切なボリュームの設定や、パフォーマンスを向上させるための最適化オプションが適用されていることを確認することが重要です。
最後に、Docker自体のアップデートもパフォーマンス改善に寄与する場合があります。最新のDockerエンジンには、パフォーマンスを改善するための修正や改善が含まれていることがあります。
これらの要素を考慮に入れ、Dockerのパフォーマンスを最適化する方法を探すことができます。ただし、これらすべてを試してもパフォーマンスが改善しない場合や、必要な知識や時間が不足している場合は、Dockerを使用しないネイティブな環境での構築が最善の選択であるかもしれません。
そりゃそうなんだろうけども。そんなに?
追記:FESSをOSに直接インストールするのに参考にしたというよりコピペさせてもらったのは以下の記事
https://qiita.com/hyoshiaki/items/598127fe30b94bd82b6e
半年前に辞めてしまった前任者から存在すら知らされていない客先のメールアカウントが必要になった。
無いならないであきらめてもらえるんだが、僕は優しいのでファイルサーバに無いかくらいは確認しようと思ったが
なので昔うっすら使ったことのあるFESSで全文検索しよう、多分txtかxlsだろう。
とウェブサイトで構築方法を見ると今はDockerで動かすのが良いらしい。何がいいか知らんが。
ドキュメントに従いインストールし、なんとかクローリングまで実行できたが、重い。重すぎる。
サブフォルダ無しで100ファイルくらいのフォルダでも2,3日回しても終わってない。
CPU使用率が50%超えてるんだよ!ってログが出まくっている。そのログ出力無駄じゃない?
使えないかー、とググってみるとDockerではなく素で構築する方法を有志の方が書かれているのを発見。
それに従い構築。するとサブフォルダ5階層くらいのフォルダが3分くらいで終了。
ログにCPUがーっていうのも出てないわけではないが、明らかに少ない。なんだこれ。
Dockerは構築楽らしいしVMよりエコだっていうのは聞いたことあるんですが、
簡単な、切り貼り、BGMナレーション追加、テロップ挿入をWindows10付属のフォトでやっていて
テロップの挿入位置が自由にできないのでなんか他にない?と問い合わせ。
有料でもいいらしいが、あまり知見が無い。AviUtilとかで止まっている。Premierは恐れ多い。触れる身分にない。
自分ならDavinciを使ってなんとかできそうなんだが、UIがばかちょんじゃなさそうに見える。どうなんだろう。
MS純正というか買収してきたClipChampを見つけたので試すが、重すぎる。CPUが起動しただけで100%になった。
5分程度のHD動画を編集してみようと試すが、読み込みの時点で固まる。Davinciならすぐ編集できるのだが。
あれはまだ平成が終わるときは天皇が死ぬときだと誰もが思っていた頃の話。
俺はIT系に進むべきか公務員になるべきか迷って、氷河期世代の死にっぷりと未だ竹中の爪痕深きIT系のオワコンっぷりから公務員の道を選んだ。
だがそれを後悔しなかった日はない。
公務員試験を受けていた頃から「この時間を使っていればまともなIT企業に就職できたのでは?」という疑問は日々付きていなかったが、もしもブラック企業に入ってしまったあとで、新卒カードを失くした俺がまともに再就活を出来る自信がなかった。
3年ぐらいやりながらその間に転職をしようと。
だが小泉政権の残した禍根に、民主党政権が重なり公務員にとって悪夢の時代がやってきた。
俺はとにかくただ働くために働くために働くのに忙しく、休日は失われた精神力や散らかった部屋を回復させるだけで費やされた。
気づけば俺は新卒後ダラダラと公務員を続け、何の能力も身につかないまま(本当に凄いことにエクセルやワードやビジネスマナーの技術さえも大学時代よりも劣化していくのだ!)時間が過ぎていった。
出ていくはずだった3年の間に得たものは「自分の責任でもないのに頭を下げることを受け入れるのが給料をもらうということ」という僻みきった世間擦れ労働哲学ぐらいであり、若さも能力も活力も日本語力も無くなって、転職先の目処もつかなければIT系の技術力はもはやすっかり錆びついていた。
完全に絶望した俺は、ひとまず仕事がそこそこ回るまで公務員を続けることにした。
今、ようやく仕事が回りだしてきたが、それでも全く先は見えない。
予算は削られ続けるし、無駄な複雑さは加速していく、デジタルの進歩はペーパーワークとの二重化という地獄以外の何も生み出さない。
むしろ職場のPCの相対的な性能がドンドン目減りしていくのでデジタル方面においては後退しているといっていい。
(助けてくれ4GBのPCにMcAfeeを始めたとした無数かつ無意味かつ無造作なセキュリティソフトが常駐し続け、単なる自動アップデートのたびにタスクマネージャの4つの値(GPUは公務員のPCにはない)が真っ赤になるのだ。信じられるか?セキュリティソフトの自動アップデートにネットワークもディスクの書き込みもついていけないしCPUは限界を迎えてメモリの残りは完全な0になり世界が凍りつくんだぜ今どきだぜ。)
こんな場所で働いても何も身につかない……強いて言うなら社会の掃き溜めの下で暮らすゴミクズとしてゴミを分解して世界を循環させるバクテリアのように生きる覚悟を決めることぐらいしか成長の方向性はない……。
もう年齢的にもITに行ける年ではないが、仕事に対しての虚しさは募るばかりだ。
やっている内容以上に、やってくる面倒ごとの内訳にこそ飽き飽きしている。
大部分はどこにも記載のないくだらんローカルルールに合わせるための訂正で、内容に統一を測ることで精度を上げるためだと語られるローカルルールに沿わせることに多くの注意力は使い切られ、その結果として思いもよらぬ所から綻びが起きる。
ときには取り返しのつかない失敗が発生し、それを公の権力によって民間に尻拭いをさせつつ、自分たちのミスのあとは砂消しマジックで消してやるのさ。
指を立てて沈んでいく文書主義のお題目や国民貢献意識の姿には涙を禁じえない。
とにかく全てが虚しい。
こんな所で日々更なる無能へと成り代わり、転職の可能性は失われていく。
周囲の人間性に対しても疑問は尽きず、「俺は赤ちゃんのようなオッサンだからお前らが面倒を見てくれるべきなんだ」という態度の中年太りの連中が非正規の女性事務員に日々身勝手な愚痴を聞かせては相槌を打たせている。
同じ空気を吸いたくもないのに、給料という餌を食わねば死んでしまうからこの世界から抜け出せずに居る。
俺の人生は失敗した……だが本当に失敗したのか?
もしかしたらIT系に行ったらもっとひどい地獄が待っていたんじゃないのか?
頼む。
「お前の嫌っている赤ちゃん体系アラフィフ歳児はITにも沢山いるぞ!」
「給料が良いとか言ってるのは転職サイトのセールスで90割は公務員の方がマシな給料もらってるぞ」
ななどのお便り楽しみにしております。
きっとね、俺以外にも同じ様な後悔をしてる人がいるんだよ。
ある人は飲食に、ある人はビルメンに、ある人は運送業、ある人は清掃、ある人は介護、ある人はエンタメ業に。
IT業界に行きたいという夢を持ちながらも、ハゲタカコンサル共の手によってグチャグチャにされてしまった業界でババを引かずに住む自信がないから逃げ出して、後悔の中で10年20年と生きてきたんだよ。
救ってやってほしい。
俺を救ってほしいし、俺と同じ境遇の皆が救われてほしい。
徳を積もうぜ。