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はてなキーワード: ゆっくりとは

2023-06-01

anond:20230601220716

旅行支援始まった頃はガヤガヤしてるとこあったりしたなぁ。最近は落ち着いている感じ。

個人的に良かったのはお台場ヒルトンなんだけど、最近海外旅行客が増えてガヤガヤしてそう?

都内ならグランドプリンスはそんなに混んでなくてゆっくりできるのでおすすめラウンジホッピングできるし飽きがこないかなー

横浜ならロイヤルパーク、65階にあるラウンジは海側ではないけど、窓の外を眺めながら頂くお茶は格別だなーと思う

ラウンジ初心者なので(ここ一年で行き始めた)逆におすすめあったら教えてほしいです!

ホテルクラブラウンジが好き。

夕方まではケーキとかのスイーツ紅茶夕方以降はオードブルお酒、朝は朝食が提供されるんだけど

ラウンジアクセス権がなければ入れないし、ゆっくり過ごせる。

今月末はまだ行ったことないところに行けるのでお仕事頑張るぞー

先輩から聞いた中庸が深かった

中庸とは:過不足がなく調和がとれていること。また、そのさま。中正。中道

言葉意味としては読んで字のごとく。

偏りのないバランスの良い人間になりなさいという教えらしい。

それに対する先輩独自解釈がなかなかに面白かった。

きっかけは、仕事で行き詰まったとき上司から「お前は極端すぎる」と指摘されたことにある。

先輩に何かを期待していたというわけでもないが、飲みの席で愚痴ってしまたこからこの話が始まった。

「特技を伸ばすことは悪いことではないのに、どうして出る杭は打たれるんですかね」

自分でも悔しさの滲んだ愚痴だったと思った。

そこで先輩の口から中庸」という言葉が発せられた。

中庸っていう教えがあって、何事もバランスがよいことが大事らしいよ」と。

最初は、そうやってこの人もこちらのアンバランスな部分を叩いて直してくるつもりなのだろうと思った。

しかし、続く先輩から質問はそうではなかった。

「ところでバランスが取れてるってどういう状況だと思う?」

いかけに対して「直立不動状態ですか?」と答える。

「たしかにそうかも知れない。例えば、目の前に高い場所に渡された綱があるとして、自分なら渡るときにどうやってバランスを取る?」

少し考えて、「こんな感じですか?」と両手を広げてバランスを取るふりをしてみた。

「だろ?そういうことだよ。」と先輩は言ったきり喋るのを止めてしまった。

すでに話し終えたかのような顔をしている先輩にさらに問いかける。

「いや、意味がわからないですし、何も解決してないです。」

すると先輩はゆっくり言葉を選ぶように話し始めた。要約すると下のようなことらしい。

バランスを取るということは、その場にお行儀よく立ち止まることではない」

「両手をいっぱいに広げたほうが、当然バランスは取りやすくなる」

「足場が悪ければ悪いほど、綱渡りのように両側に長い棒を持ったほうがよりバランスは取りやすい」

まり中庸」とは、中心に収まろう収まろうとすることではなく、両側に大きく手を広げてバランスを取ろうとすることだと言うことらしい。

バランスを良くしようと大人しくするほどアンバランスになるなんて皮肉だよな」

先輩は笑いながら言った。

それでもわかったようなわからないような顔をしていると、先輩は更に言葉を続けた。

「君がバランスが悪いのは、片手しか広げてないからじゃないかな?その片手を下ろすことも一つの手段だけど、反対の手を広げたほうがバランスがよくなるはずだよ。」

「たとえ受け入れがたい反対意見手段だとしても、そうしたことに耳を傾けて受け入れてみて、はじめて今よりももっとバランスが良くなるようになるんじゃないかな。」

ハンマーで叩かれたような衝撃だった。

今で言えば、自分は片側だけ目一杯翼を広げている状態だという。

たとえ反対の翼の形が一緒でなくとも、だいたい同じように広げることができればバランスは随分と良くなるに違いない。

今までは自分という出る杭が叩かれることに対し負けてなるものかと意地を張り続けてきたが、こんなふうに考えてみたことは一度もなかった。

少し例えが違うかもしれないけど、「人に迷惑をかけるな」という教えがある。

でも、それは無理だと先輩は言う。

生きている以上は少なから迷惑をかけるし、むしろその事実から目を背けて「誰にも迷惑をかけていません」と開き直る方が問題なのだと。

それならば、迷惑をかけた分だけ「感謝」をすれば良い。

そうすれば迷惑をかけられた側だって悪い顔はしないし、それでも嫌がる相手から距離を置けば良いということがわかる。

言うなれば迷惑」と「感謝」の翼を両側に広げている状態だと言う。

それも一つ、バランスの良い状態だと言えるのだと思うと、先輩は言った。

付け加えるように、先輩はこの考え方には2つの気づきがあるという話をしてくれた。

「1つは、自分が進みたいという道に向かうことで偏ってしまうかもと恐れる必要は一切ないということ。」

その分、反対側の考え方も同時に身につけていけばバランスが悪くなるということはないし、むしろ良くなるはずだ。

今後夢を追い求めたいと思う自分にとって力強い勇気となった。

「もう一つは、そのためには自分が進みたい方向に費やす学びの時間と、反対側の考え方に対する学びの時間の2つが必要になるということ。」

その言葉さらにハッとさせられた。

なぜなら、今以上に無駄なことに使ってる時間なんてないんだということに焦りすら感じられたからだ。

先輩がいつも何かに興味を持って話を聞いている姿も、難しい話をしているかと思うと突然緊張感のない例え話を切り出したりとする時の姿も、アンバランスのようでどこか安心感があるのはこの考えがもとにあるのかもしれない。

そんなふうに思えた。

もう10年以上前に教えてもらった話を思い出しながら書き起こしてみた。

あれから結局その会社はすぐに辞めてしまったが、それまでの自らの努力否定されていると思っていた自分にしてみればこの言葉は心強い救いになったし、それから自分にしてみればそれまでとは世界が全く違って感じられるほどに影響力のある言葉だった。

そんな先輩が亡くなったという知らせが入った。

病気で体調を崩したという話は聞いていたが、見舞いにでも行こうかと考えていた矢先のことだった。

自分には感謝こそ口にすれど迷惑をかけられた記憶は一つもなかったのに、先輩には迷惑をかけっぱなしで十分な感謝をする機会がないままになってしまった。

やっと先輩の話が理解できてきて、これから先輩の迷惑いくらでも受け入れられるほどに成長できたようなそんな気がし始めていたばかりだというのに。

すでに葬儀は終わっていて今更線香を上げに行く間柄でもない。

そんなことを考えつつ、あのとき自分みたいに誰かの救いになればと文章にしてみた。

伝わってほしいところが伝わらない拙い文章かもしれないが、先輩に対する感謝気持ちとしてここに記したい。

anond:20230601105821

これまで苦しかったね。つらかったね。でも世界は君の敵じゃないよ。ゆっくり受け入れていこうね。

anond:20230601000539

自分もそう思った。

精神科ってベンゾ系とかめっちゃ出すイメージあるけど意外に漢方薬使うよね

私も不眠症に加えてヒステリー球が出始めたかゆっくり効くタイプの薬無いか聞いたら半夏厚朴湯出された

チャンス食間にのみと効いてくれてだいぶ楽になったよ。

2023-05-31

anond:20230531213956

ニートであることを指摘されるとだんまりだよね。うらやましい。今は下方婚ですか?17時頃にはてサ叩きで発狂しているようですね。

氷河期から悲惨人生なんだろうね。だから左翼が嫌いと。恨みつらみがにじみ出ている。

ただネットでたくさんべんきょー(苦笑)をして知識をえて議論することが以外にやることがないんだろうね。ただ大学では正しく学んだようには見えない。まあ学はそれほどないんだろう。

ネット上では活きる論客気取りなんだろうね。いいじゃないかな。思う存分ネット議論したらいいではないですか。

おそらく劣等感が強いから何かにつけ相手こちらを馬鹿にしているように感じるんだよね。左翼が嫌い何もわかるよ。ゆっくり直していこうね。

anond:20230531171602

劣等感が強いから何かにつけ相手こちらを馬鹿にしているように感じるんだよね。わかるよ。ゆっくり直していこうね。

販売店での車検に通った翌日に廃車になった話(5/31追記

当方、30代の女。同性と話していると、車関係ぞんざいに扱われた経験がある人がままいる。

私も昔、いや~な経験をしており、それ以来、車関係には気を付けるようにしている。

これから車を買う方、または車を買った若い方の参考になったら…と言いつつ、単純に長い愚痴である

先に言っておくと、当時はそこそこの知識しかなく資金力もない学生だったことにより、

販売店に違和感を抱きつつも店を変えるという判断ができなかった私自身にもたくさん反省点がある。

でも若いときって、ある程度の知識があっても柔軟に対応できなかったりすると思う。そういう話として読んでいただければ。

当時の私のスペック

地方大学生大学院生。高3で免許取って親の車をずっと乗ってた。

交通の便が悪い実家から都市部大学に通っており、1年間は自転車バス電車バスで通学したもののくちゃ不便で

かつ交通費もかなり嵩んだことから車購入を決めた(当時はガソリンがとても安く、自宅から車通いの方が経済的だった)。

問題ディーラー中古車を2台買うことになる。親が車に詳しいから私もすこし車の知識があるくらい。

問題カーディーラーについて

販売店は、両親が車を購入した地元に昔からある店舗ではなく、大学へ行く途中にある、全国展開の中古車販売もしている某ディーラーで購入することになった。

これは両親が通っている店は自宅から遠く、かつ私の大学と反対方向にあるため、私の生活から大きく外れて不便だったから。

当時はこのディーラーの評判は悪くなく、地元の友人や近所の人のなかに結構ここで購入している人がいた。

(今思えばこの選択の時点で間違ってた。めちゃくちゃ不便だけど、せめて両親が世話になっている地元ディーラーに行けばよかった。)

なお、初めて車を買ったのは大学2年のとき。この時は両親に中古の軽を買ってもらった。

この時の担当女性店長で、すごく良くしていただいて不満もなかった。

女性店長はその後エリアマネージャー?的なものになって首都圏栄転した。優秀な人だったのだろう。)

ちなみに、ほんとうに不便な場所に住んでいて、一人一台車を持つのがごく当たり前の地域だ。

学生身分で車を買ってもらうことについては大目に見てほしい。(社会人になってお金は返しました。)

2台目を買った時の違和感

院進してすぐに2台目を買うことになった。1台目は5年落ち、走行距離5万キロ程度だったが、

私が通学&バイトで少なくとも1日往復80キロほど運転し、すぐに走行距離がとんでもないことになったからだ。

父(自動車製造業に従事し、車好きだから着いてきた)とディーラーを訪れると、新店長(以下「クソ」という。)に引き継がれていた。

今回はバイトで貯めた100万円を基に自分でローンを払うことにしていた。最初にクソに「自分で買うので予算はこれくらいで…」と言っていたのにも関わらず、

クソはずっと父親に向かって話し、お伺いを立てる。父は「娘に着いてきただけで、お金は娘が払うので(娘にきいて)…」と何度も言うが、クソは私を無視

挙句私には「これはAT車といって…」と免許持ってる人間なら当然知っているようなことを説明しだす。

私が父がついてきて鬱陶しかったが、かえって父がいて良かったかもとげんなりした。

世間では、若い女性カーディーラーで下に見られることがあるというが、それをまざまざと実感した。

いや、これまでもこの店舗男性スタッフはいたが、彼らに馬鹿にされたことはなかった。

目の前にいたクソがクソすぎて際立ってクソだったのだ。

何とか苦痛に耐え、購入を決定。買うのは私のため契約するのも私なのだが、クソは父親契約書を渡した。

父は「娘が買うので…」私に渡してきたが。不毛なやり取りだった。

今思うと、この違和感を感じた時点で車の購入を辞めておけばよかったけど、若さゆえか購入してしまった。後悔している。

6か月点検での違和感

車を購入して半年後の点検を購入店ですることが多いとおもうが、私もそうした。

というか購入時に「6か月点検どうしますか?」と言われ、その場で点検日も決めて予約したのだ。

で、点検の1か月前にはディーラーから点検リマインド葉書ちゃんと来た。

当日。リマインド葉書を念のため持ってディーラーへ向かう。予約の13時。

入店して「点検お願いします!」と店員さんにキーを渡すと横からクソが出てきて、

「お姉さん、点検は事前に予約しないとできないの知らないんですか~?」と小馬鹿にしたような感じで笑われる。

えっ、こんなクソが社会で働いているの?と怒り爆発だったが、こちらも大人として冷静に葉書を見せると罰の悪そうな顔をして

ゴニョゴニョ「ハイ、ヤリマァス…」とキー持って整備士に渡しに行った。

退店前にも「1時間程度で終わるんですよね?」と念のため聞く。事前にはそう聞いていたが、念のためバイト17からにしていた。

ところがクソは「いや~もしかしたら夕方になるかも」とアホみたいなことを抜かすので、「何時ですか?」と問い詰めると「16時」と。なぜ?

んで、16時ちょい前に車を受けとりに行くと、クソは「ちょっとお待ちください」と言い残し、接客へ。

そりゃ新車買う客のほうがね、たかが6か月点検の客よりも金になるのは分かるけどさ。この仕打ちはないなと思った。

そのまま15分も30分も待たされ、これ以上はバイト遅刻するから他のスタッフに苦情を言うと、さすがにクソも焦ったのかダッシュで車持ってきた。

この日の出来事は両親や友人にも話したが、「大変だったねえ」と笑い話になるだけであまり深刻な事として伝わらなかった。

この時点でもっと抗議していればよかったし、この時点でこのディーラーを利用するのを止めたほうがよかった。

車検時の違和感

購入から1年半で車検の時期がきた。あのディーラー車検だ。なぜ店を変えなかったかというと、当時は私が修論執筆補助金申請で忙しく、

寝不足の日々が続いていたため余計なことを考えている余裕がなかったのだろう。

また、1台目のとき車検はむしろかい不調を見つけてもらい、整備士ちゃんとした人だと思ったからだ。

車検の季節は冬だったが、このころ、車のエンジンをふかして車体が温まるまでの間、車の前方部分からキュルキュルと異音が聞こえるようになった。

はっきりと聞こえる大きな音だ。私は音の性質からエアコンベルトか何かが滑っている音ではないかと考えた。

ボンネットを開けてみると、場所的に良く見えるものではなかったが摩耗は感じられた。

翌日、エンジンをかけて発進するところを母にスマホで撮ってもらい、単身赴任中だった父に送ったが父も同様の見立てだった。

 

父は「ベルトの摩耗だと思うから車検の時に言えば見てくれる。珍しいことじゃないし」と言い、

私も、整備士さんはまともだったし、と思い直して車検に向かうことにしたのだった。

車検当日。念には念を入れ、予約リマインド葉書を持参していく。父は他県に赴任中だったので、母と行くことにした。

一人で行動したかったが、私の話を聞き入れられないとこまるので人を連れていきたかったのだ。

当時は男性の友人なんていなかったし、同性の友人はみな若い女だ。相手にされないに決まっていた。

ディーラーに着き、予約を忘れてたっぽい様子のクソに葉書を見せて釘をさす(本当にクソ)。

そのうえで録画した映像を見せ、異音のことを伝えた。これでクソでも大丈夫だろう。

翌日。車を受けとりに行くとまさかの「異常なし」回答だった。そんなことある???

誰がどう考えたってどこかおかしい。さすがにいつも私の愚痴を笑って聞いていた母も訝しんで、

エアコンベルト等は大丈夫だったんですよね?」と聞くも、まったく問題なかったとの回答。

じゃああの異音は何だったのか?そう問い詰めても「さあ?僕は一度もそんな音聞きませんでしたよ?」

「車には何も問題がなかったから、原因不明しか言いようがないですよね?」と開き直り

ここで私も母も完全に目が覚める。このクソの言っていることは信用ならない。

クソは客を見下している。予約を忘れだけじゃなく、車検も本当はやってないのでは?

怒りがわき上がるばかりだったがもう今はこのクソと関わりたくなく、ひとまず退店。

自宅に帰り父に連絡すると、父も「絶対おかしい」と怒っていた。ベルトはどこか別のところで見てもらうことにした。

国道交差点ど真ん中で車がぶっ壊れる

車検翌日、大学院があるため通学に車を使う。異音が心配だし、普通な交通機関で通うところだったが、

この日は運び込まないといけない荷物が大量にあり、車で行く必要があった。(この日に車を使いたくて、あえて少し早めに車検をしていた。)

夜遅くまで大学に残り、車で自宅まで帰っていた午前3時過ぎ、パンッと大きな音が鳴った後にエンジンがきかなくなり

徐々に速度がするすると落ちていった。退避できる路肩もなく、バツが悪いことに国道の大きな交差点の真ん中で車がゆっくり停まってしまった。

かなり交通量の多い交差点だったから、かえってド深夜だったのが不幸中の幸いだ。

車中に留まるべきか、離帯に退避すべきか悩んだが素人考えじゃどうにもならなかったので、

離れたところに三角停止板を置いて、車中でJAF電話をして助けを求めた。

(その時、ちょうど通りがかった親切なドライバーたちが最寄りのガソリンスタンドまで車を押してくれて事なきを得た。)

JAFの人に見てもらい、これは廃車ですね~と言われる。ついでにお兄さんがエアコンベルトを見せてくれたんだけど、

擦り切れているというよりは、ゴムが古くなって固くなった結果ブチっと断裂してしまっていた。

普通車検で見つかるんですけどね~」と言われたので「実は昨日車検に通っています…」というとびっくりしていた。

「参考に聞きたいんですが、どこで車検されました?」とも聞かれた。

JAFに惚れそうになる→クソへの怒り

JAFの人がこれまた優しくて、事情を察したのか私の任意保険証書をその場で読み込んでくれて、

「この特約で、おそらくレンタカーを代車として車を借りられます。次の車を買うまで繋げます」と教えてくれ、

任意保険会社電話をして私の自宅最寄りのレンタカー店で借りられるよう手配を全てやってくれた。

お陰で通勤通学への影響を最小限におされられた。本当に惚れそうになる。ぜったいJAFには入ったほうがいい。

その後、車を最寄り(と言っても隣市)までレッカーしてもらい、修理工場へ。私はタクシー帰宅した。

冷静になると同時に、やられた~!!あのクソ~!!!と怒り爆発。

私この業界のことよく分からないけど、雑な車検がまかり通ってるの?それで10万とか取るの??

事の顛末

次の週末、例のディーラーへ。ここで私は怒り心頭で、とにかくクソに文句を言ってやりたいという気持ちに。

しかしクソはよく分からない時期によく分からない理由で異動し、新しい店長が来ていたのだ(左遷?)。

アポ撮った際に車が廃車になったことを伝えていたため、新車パンフレットをたくさん用意されたおり、

新車を購入いただける場合、代車はただでお貸しします!」と言われたがそんな気分ではない。

これまでの経緯を話し、「保険の特約で代車は用意しましたので、車は買いません」と言うと、

店長は(ああ、やっぱり)みたいな反応をしたので、やっぱりクソの移動は左遷で間違いなさそう。

尻ぬぐいする新店長も大変だし罪はないが、こうでもしないと怒りが収まらないので取引終了となった。

クソから謝罪一言でも引き出したかったが。

自分反省点&気を付けていること

当時は若かったし、毎日多忙で車のことばかり考えている余裕はなかったんだけど、自分自身にも反省はいっぱいある。

・車に不調があるときは乗っちゃだめだよね

異音を感じた時点で乗るのを控えなきゃだめだと思う。でも地方交通の便が悪いところに住んでいると、そうも言っていられない現実はある。

車がないと生活できないし、バスも2~3時間に1本あればいい方。レンタカー借りたらよかったのかな。

車検を過信せず自分でも自己点検しないとだめだよね

車検で習った範囲ではボンネットのなかも見てたけど、もっと見ていたら確信をもって異常に気付けたかも。でも私の言葉をクソは聞いてくれただろうか。

エアコンベルトあたりから異音がするので見てください」ではまだ相手にされない程度に知識不足何だろうか。

・やっぱり父親を連れて行けばよかった

単身赴任中だったから連れて行かなかったけど、居てもらえばよかった。

私と母だけではこんなに話を聞いてもらえないと思わずしかった。ほとんどの店員はまともだと思うけど。

・信用できないディーラーを利用するな

これに尽きる。でも全国的に名の通っている販売店だし、クソの前の女性店長はすごくいい人だったんだよな。

単位じゃなくて人によっても信頼できるか判断しないといけない。馬鹿にされて違和感を感じた時に店を変えていればよかった。

気を付けていることとしては

可能な限り男性を連れていく

男性を連れて行かないと話を聞いてもらえないのは悲しいしそれこそクソ現実だが、車は失敗すると損失額が大きいから、

リスクを抑えるために、恋人や夫を連れて行くようにした。男性ならだれでもいい。本当は一人で堂々と買い物したいさ。

でもそれだけで格段にこちらの言い分を聞いてもらえるんだから、悲しいけど、保険にはなる。

私はまずは夫と一緒にいき、自分の話も聞いてくれる販売員(店)だと思ったらその後は一人で来店するようにしている。

口コミ可能な限り集める

信頼できる口コミ集めは難しいけど、悪い噂はやはり拡散されるので、そういう悪い噂がないお店を選ぶのは大事だと思った。

とくに昔からずっとあるような地元ディーラーは、逆にそこで長年営業できている証左でもある。客商売ですし。

私が行ってた例のディーラー、今ではなかなかの悪評らしい。自分と同世代の友人(女性)も数人、ぞんざいに扱われたと言っていた。

身の回り男性からの不評は聞かなかった。男性には丁寧な接客だったのだろうか。知らんが。

複数ディーラー販売店を回る

1店舗だと比較が難しいので、最近では車種に悩んでるふりしていろんな店舗を回るようにしている。

系列店でも人によって営業スタイルも違って逆に面白い。無理な人は営業姿勢から生理的に無理!ってなる。

結果として、今は自分に合う販売員さんから車を買えているし継続してお世話になってる。友人にもその販売員を紹介している。

最後

車検の内容に異議がある場合って、異議申し立てとかなんか対抗手段とかってあるんですかね?

当時は金もない知識時間もない学生で戦う気力もなく、泣き寝入りでしたけど、次同じ目に遭ったら最後まで戦いたい。それほど怒っている。

追記

いろいろなご意見ありがとう説明が分かりにく過ぎてごめんなさい。以下で返信します。

元増田みたいな口調でコメント返ししている人がいますが、元増田はこの記事追記と「追記2」以外で返信しておりません。

なぜその走行距離軽自動車なのか。100万は高すぎでは。

1台目も軽(70万くらい)だったけど、学生の身だし、買ってもらう側だったか文句も言えなかったですよね。買ってもらえただけありがたい。

あとウチの親は、「軽は燃費いいし大事に乗れば長持ちするから大丈夫!それに学生普通は贅沢だ!」という思想もあった。

コメントにもあったけど、田舎は道が狭くて、中央線もない道をぎりぎりすれ違うことも多いから小回りも聞くという都合もある。

さすがに走行距離がアレすぎてすぐにガタが来たから、2台目は1~2年落ちのほぼ新品みたいな中古を買いました(色々込々で120万くらいだったかな。)。

新車中古普通車も考えたけど、大学院終わったら就職で引っ越すし、手放すつもりでいたのでなんだかんだ軽に落ち着きました。

今だったら普通新車を買えるので絶対中古は買いません。

エアコンベルトが断裂した程度で廃車になるって、何が起こったんだ?

これに関しては説明不足でほんとうに申し訳ない。指摘の通り、エアコンベルト断裂=廃車にはならない。

記事では端折って書いたが、実際にはベルトが断裂したような異音のあと、

次第にアクセルを踏み込んでも反応がに鈍くなりがなくなり、そのままするすると速度が落ちていき停まった。

走っていた国道バイパス?というか、とにかく路肩が狭くてカーブしている道路で、高速道路のようにとばす車も多いから、

安全に退避できる直線道路までなんとか移動しようと焦っていたところ、交差点で本当に動かなくなった感じ。警告灯はつかなかった(なぜ車検に通る??)。

断裂したあとは無理に走っちゃダメ知識として知ってたけど、その時はパニックで何とか退避場所探して進んでしまった。これは良くなかったです。

JAFの人によると、たぶんベルトの異常は前から起こっていて、長期間無理して走っていたのでエンジンオーバーヒートして焼き切れてしまったのでは?と。

ふつうエアコンベルトが切れただけでは即廃車にはならないし、ベルトが首の皮1枚で繋がっていただけでかなりエンジンに負荷がかかっていたのでは?

と言われ、車検していればあまり見ない故障の仕方ですね…と苦笑いされてしまいました。複合的な要因もあるかも。


女ってあとから匿名掲示板愚痴るだけで、本当に何も行動しないんだな。

その都度「お客様電話窓口」的なところには電話して改善依頼とかしてたんだ。結局なんにも改善しなかったけどね。

クソ本人にももちろんいろいろ言ったけど響いていないようだった。

それこそ客(私)に対する対応の悪さとか、予約忘れてんじゃないかって話とか、そもそも車検ちゃんとしているのか?とか。

最後車検の件に関しては、車検で見落としがあったんじゃないかと色々戦おうとしたけど、販売店側(本部)もあの手この手

「経年による消耗や摩耗や事故故障などは車検保証対象からは外れる可能性がうんたら~」と逃げ腰で対応も悪く、

結局例のクソも異動後に速攻で辞めてたみたいなんだよね。怒りの矛先を失ってしまった。

このままでは時間と気力の無駄だと手を引くことにしました。お金時間があったらもっといろいろしたかった。(この時は修論大事だった。)

高い勉強代と思って以後は気をつけてます。でも次の若い世代には痛い目見てほしくないか愚痴として書いてんだ。

『他の車屋意見も聞いてみる』思考が無い女だと大抵こういう結末になるよな。次は気を付けろよ

やさしいご忠告ありがとう。ほんとそれな。ぐうの音も出ない。

今でこそその発想はあるが、当時は単純に大学バイト疲弊していて、そのための時間を捻出するのがとても惜しかった。

あと単純に、私の件は「エアコンベルト見て!って言ったら分かるでしょ」と性善説を信じすぎていた。相手がクソなら何言ってもクソ!

父が自動車工場勤務上がりで車に詳しいから、エアコンベルトあたりの異常であることも確信があったし、それを言ったら伝わると思ってたんだよな。

人間、一度は痛い目を見ないとこの辺は学習できないのかもしれない。

そもそも女が車屋行くのがハードル高いよね。学生時代に、こういう時に連れていける男性って彼氏父親くらいのもんじゃない?当時の私に彼氏はいなかったが…

今後買おうとしている皆さんはほかの車屋意見をきいてほしい。女性場合は、なるべく男性を連れて行ってほしい。販売員でハズレ引いたら終わりなので。

依存していた友人と決別したい決意表明

ずっと気掛かりだった友人がアラフォーにして風俗デビューしてしまっていた。見つけた時の事は詳しく言えないけど、まったくの偶然だった。

驚きと、ああやっぱりかというのと、ほんの少しだけショックだった。

友人はアラフォーにしては若く見えて、かなり美人だと思う。

けれど壊滅的に他人気遣いできない。美人ゆえの若いころを忘れられない受け身体質。お姫様根性。口が悪くて見え張り。同世代の友人はどんどん少なくなっていっていた。

正直、自分が別の友人との諍いのクッションになった事も何度かあった。

本人には言ってないけれど、プライベートで親交がある友人の元職場人間に、彼女がご迷惑をお掛けしました、と頭を下げた事もある。

ぶっちゃけ金銭の貸しも、アラフォーとしては少額だけどある。

それでも自分は友人がなぜか大好きだった。友人に馬鹿にされたりマウントとられたり、噓を吐かれたり変な噂流されそうになったこともある。それでも、自分でもバカだなーって思うけど、ちょっと普通の好きと違うレベルで情があった。

それと同時に、彼女には若さカリスマ性の様な強さがあった。

だけどアラサーくらいからだろうか、年々一緒にいるのが、どんどんしんどくなっていった。

大好きなんだけど話す内容が周りの同世代の友人と、その子全然違う。

普段話している時は気づかないけれど、現実的な話をしていると、急に落とし穴みたいに常識がぽっかり抜け落ちているところがある。

そして愚痴が増えるとともに、彼女カリスマ性は消えていった。

逆に、劣等感丸出しで他人暴言を吐いたり、人が大切にしている物を小馬鹿にすることが格段に増えた。

楽しく趣味の話をしている時はいい、けれどふとしたとき垣間見える価値感で、あーなんか合わないな、と自分はどんどん勝手にショックを受けた。

今、友人の側にいてくれるのは一回り年下の優しい子だ。いつものパターンだとその子ともそのうち距離を置くと思う。次のステップに進んだその子勝手劣等感を感じて。

何が言いたいんだろう、わかんないけど決意表明したいんだと思う。もう☓☓年以上の腐れ縁だけど、友人から知人に格下げしたい。なんならなんにも関係なくなりたい。お金さないなら返さなくていい。最後まで向き合えなくてごめん。すんごい好きだった。自分に持ってないもの持っててそれがすごくキラキラしてて、本当に大好きだった。

サービスという仕事内容に正直そこまで深い偏見はない。お金を稼ぐ手段として若いころやってた友達も他にいるし。お金に困っているなら、それがどうしてもやりたい事なら私に口を出す権利はないので。

けれど自分に心底甘い友人は、あの環境に流されて、これからゆっくりもっと自分とは合わない方向に流れていくんだろうとわかるから距離を起きたい。

お金がほしいなら、時間お金に余裕のある今の職場のうちに資格を取ったほうがいいよ。って自分が言った時、そんな事できないって鼻で笑ってた。あの時に距離を置いたらこんな気持ちにならなかったかもしれない。

こんなよくあるだろうくだらない話に目を通してくれた人ありがとう

anond:20230530134903

頭の良し悪しと同じで、字の汚さも先天的な要因の割合が高いと思う。自分の字が汚いから、小学校低学年の頃から上手い下手の差が大きかったのは覚えてる。速く書けばもちろん崩れるけど、ゆっくり丁寧に書いても人に見せたら恥ずかしい程度には汚い。読める字は書けるけどね。

anond:20230530134430

思考が速いのではなく、バッファが少ない(思考を一時保存できない)欠陥品なのだろう

俺はWAIS-ⅣのワーキングメモリIQが135くらいなので日本人の上位1%以内くらいのバッファ量なんだけど、それでも字をゆっくり丁寧に書くとかまだるっこしすぎて思考邪魔になるから無理だよ。

anond:20230530134430

字が汚い側から言わせてもらうと思考スピードとか何ら関係なくただ空間把握能力が欠けてるせいだぞ

ペン練習帳なんかもやったが無理なもんは無理だ

どれだけゆっくり一字書いても汚いんだよ

バランスがとれないんだ

書くべき場所が把握できない

マスを4分割した線を参考に1つの線ごとの出発点と到着点の座標をじっと見て把握してそのまんまに書いてようやく見本の字が書ける

ガイドラインなきゃ終わりだよ

それにじっくり見て一つ一つ細かく書いてるのは結局絵だしな

字じゃないか普段使えない

一種障害なんだよ許せよ

2023-05-30

anond:20230530220909

あー…セルフケアしてみない?スキーマ療法。

認知行動療法を聞いたことがあるなら、それの発展形の療法。

自分でできるスキーマ療法ワークブック」ってのがあるからそれをゆっくりやる。

まあ多分何もしないよりマシだと思う。多分。

anond:20230530195634

いや五秒って長過ぎだろ

ゆっくりと丁寧に「ありがとう」が五回も言える時間だぞ?

anond:20230530191419

youtubeなんてそんなのばっかだよ。転売ヤーこき下ろす動画転売ヤーが作ってるし、

ゆっくりは最低時給で企業が作ってるし、解説と評して、ネットコピペ

底辺向けであればあるほど動画が伸びるため、底辺に作らせた方が動画は伸びやすい。

本当に闇が深い。

スマホ時代手書き文字を書く機会が減っても「字の汚い人はどんな人?」に興味を持つ人は多い。総じて「字を本気で綺麗に書こうとしてない人」や「時間をかけてゆっくり字を書くつもりがない人」が字が汚い。そのことから、「字の汚さ」と「頭の回転の速さ・思考量の多さ」の相関も言われる。

思考速度(書きたい内容の多さ)に、手の動きが追い付かない」ので、崩した走り書きのような文字になってしまうというあれね。

ただ本気でお手本通り時間をかけて綺麗に書けば、個人差はあれど少しは綺麗な字が書けるはずで、根本は「字を綺麗に書くことを重視してない」や「人から自分の字を評価されることも重視してない」に近いところがある。

美しい文字を書くには、書道でも墨をゆっくり摺る所から始まる。

そこから精神落ち着けた上で、一筆一筆を丁寧かつ流麗に動かす手間のかかる作業なわけだが書道までいかずとも硬筆でも、「とにかく読めて意味が分かればいいだろ・丁寧に書くのは時間無駄」の価値観が強いと、一文字文字丁寧に書き上げるがまだるっこしくて思考速度に合わせて汚い走り書きになる…  

「字が汚い人は頭が良い」の通説は本当なのか?

20年以上、教育に携わってる身から言えるのは、字が汚い人のほとんどは、

「ていねいに書く気がゼロ

「人のアドバイス等を素直に聞く気ゼロ

ってのが大半。

なお本当に天才は、たしかに頭が良すぎて字が汚いけど、論理性に富むし考えはスマートから自分レアケースなのも理解してる。

anond:20230530134430

こういうの鳥肌立つくらいキモい

Sephy ネイチャ最後まで頑張ったな。お役目は十二分に果たしたかゆっくりおやすみ。向こうで馬場さんに思い切り甘えると良い



🤮🤮🤮

anond:20230530033045

ひとくちに食べる量を減らす。

茶碗や取り皿に取り分けて、取り皿を口元に近づけて食べる。

食い千切るもの左手で口元を隠す。

全ての所作を5%ほどゆっくり行い優雅さをかもしだす。

2023-05-29

はてな匿名ダイアリー投稿するお気持ち長文を書いてください

泉に増田を落として女神質問に正直に答えるとこれが返ってくる。

私はこのたび、はてな匿名ダイアリー投稿させていただくことを決めました。長文となるかもしれませんが、私の思いを伝えるために、ゆっくりとお付き合いいただければ幸いです。


この日記投稿する理由は、私が抱えている悩みや感じていることを、匿名で吐き出す場所が欲しかたからです。人間関係仕事、家庭のことなど、私は様々な面で心の中に抱えているものがありますしかし、それらを他人に打ち明けることは難しいし、なかなか理解してもらえないのではないかという不安があります


からこそ、この匿名ダイアリー存在は私にとって心強いものです。ここでは他の人々も同じように悩みを抱えているはずで、それぞれが自分の思いを包み隠さずに書き綴っている。だからこそ、私もこの場で自分の思いを吐露することで、少しでも心の重荷を軽くしたいのです。


最近、私は仕事において大きなプレッシャーを感じています。日々の業務量が増え、その中でのパフォーマンスに追い詰められることがあります。同僚や上司からの期待も高く、自分自身に対するプレッシャーも大きいです。このままでは心身ともに疲弊してしまいそうで、本当に苦しいです。


また、私の人間関係にも悩みがあります。友人との関係希薄になってしまったり、家族とのコミュニケーション問題が生じたりと、孤独感や寂しさを感じることもあります。人とのつながりを大切にしたいと思っているのに、なかなかうまくいかない現状に戸惑いを感じます


このような悩みや感じていることを吐き出すことで、私は少しでも心の整理をつけたいのです。それだけでなく、他の投稿者の経験アドバイスを通じて、新たな視点気づきを得ることも期待しています自分自身が変わるきっかけとなるような言葉や励ましをもらえれば、とても嬉しいです

anond:20230529115240

でもそれが日本人の総意なんだよ

急激な変化は怖い、ゆっくりと変えていこう

変化して失敗するよりも、変化しないで失敗した方がいい

熱中症ゆっくり発言する・発言させるのはセクハラ

熱中症を「ねー、ちゅうしよう」セクハラ報告135件 神奈川県教委

https://news.livedoor.com/article/detail/24323851/



世の中どんどんおかしくなってないか

anond:20230529114034

新陳代謝は起きている。

自民党内の自民党選挙で。

自民党に限らず日本の大組織ってゆっくり新陳代謝するよね。

安定した時代はいいけど、環境が急変する時代には変化に追随出来ずに死ぬ

たぶんこれが失われた30年の原因。

人気者だった彼女10数年後の話

わたしが育った田舎の小さな中学校は、当時いくつかの小学校から生徒が集められていた。

メインとなる小学校から来る子どもが半分、そのまた半分を別の学校が、さらにその半分づつを別の小学校からの生徒が占めていた。

その中の小学校のうちの一つは、人数が少ないのに個性的子どもが多かった。

そこから来た女の子のうちの一人が、さなちゃんだった。

さなちゃんは、色が白くて、黒目がちな瞳がくりくりしていて、ベリーショートの髪が真っ直ぐぴんとしていた。当時流行っていたウルフの襟足の所の毛が首筋に沿ってきれいに流れていて、アイロン毎日やるの大変なんだよねとからっと話していた。

細くて無駄な肉のないすらっとした手足は、量産型制服で隠されていてもすぐに分かった。

サバサバした話し方なのに、一人称名前呼びで、さなはねって話するのが、ちょっとあざといようで、でもそれもまたよかった。

とにかく、さなちゃんは、とてもとても可愛い女の子だったのだ。

さなちゃんは、可愛いだけでなく、所属していた部活でも副キャプテンとして活躍していた。それでいて、勉強も出来て、センスも良かったから、男の子から女の子からも人気者で、友だちも多かった。

わたしさなちゃんは、特別仲がいいわけではなかったけれど、中学生らしく、たまに手紙を交換する仲だった。

当時はキャラものメモ用紙とかレターセットとかが流行っていて、カラフルな紙をハートイチゴの形に折ってそっと休み時間に渡しにいくのが定番だった。

さなちゃん手紙はだいたいシンプルな白い紙や、いらなくなった理科プリントを工夫して作ったお手製の便箋が多くて、そこにいろんなイラストや書かれていた。ただのファミリーマートで買った無印水性インクペン無造作に書いただけの線でできてる便箋さえ、おしゃれに見えた。

ひらがなが多めのさなちゃん手紙は、文字ひとつとっても、小さくきゅっとして不揃いにならんでいて、それだけでも他のどの女の子よりも可愛かった。

読んでいるだけでワクワクが溢れてくるし、使う言葉センスがすごくよかった。唐突に出てくるイラストや、仕掛けにいつも早く返事が欲しくなった。

あの頃のわたしにとっては、さなちゃん手紙交換出来ていること、それ自体がとにかく自慢だったのだ。

他の人に大きい声で自慢したくなるような感覚さえあった。

さなちゃんから手紙を受け取ると、自分がなんだかそれだけで価値のあるものに思えた。

こんなに可愛い子が、わたしの友だちなんだ、

手紙を貰えるくらいに、仲良しなんだと。

さなちゃんは、中学校の時に、わたしずっと好きだった子と付き合い始めた。

彼はクラスの中心にいて面白くて足が早くて、数学が得意で、背が高かった。顔はカッコよくないのに、ギャグセンが高くて、いつも人を笑わせていた。でも飄々としてて掴みどころがなくて、そこもまた人気だったのかもしれない。

さなちゃんだったら、クラスで1番のイケメンとかとも付き合えるはずなのに、ちょっと癖の強い彼を選ぶセンスも最高だと思ったし、並んだらお似合いだなと思った。

さなちゃんは学区内で1番の進学校に行った。そこは、ちょっと真面目な子たちが行く高校で、指定制服ダサい学校だった。

黒いブレザーで、校風もあるのか、なんか地味。

隣の広告の方が制服可愛いじゃんって思ってた。

高校入学後に、4月に駅でばったり会ったさなちゃんは、中学生の時よりもっとキラキラしていた。

わたしダサいと思っていたブレザーに包まれさなちゃんキラキラした小物やアクセサリーで彩られて、それが黒い生地を背景に輝いていた。

綺麗に細かく折られたプリースカートは少し短めになっていて、そこから細くて白い足がすっと伸びているのも、品がない感じがしなくて、ヘルシーなのにちょっとキドキもさせてくる感じだった。あまりにも可愛く着こなしていたのに加えて、お化粧をしていたからかもしれないけど、とにかくその姿が眩しくて、こんな山奥の駅にいたらいけない存在だ、と思った。

間も無くして、さなちゃん中学校の時の彼氏と別れて、同じ高校の素敵な先輩と付き合っていると風の噂で聞いた。

その後、中学の時の彼氏復縁したとかまた別れたとか、聞いてなくても誰かが教えてくれた。

久しぶりにさなちゃんと会ったのは大学卒業後に開かれた同窓会だった。

相変わらず可愛い姿を振り撒いているさなちゃんは、卒業アルバムから出てきたみたいに何も変わっていなかった。そこにいるだけで輝いていた。

大好きだったパティシエ仕事についていて毎日忙しいこと、大学時代から数年付き合っている彼氏結婚まで秒読みなのだということ、聞きたい聞きたくないに関わらず、居酒屋の隣の席でいいなー!と絶叫する旧友の声で知ることになった。

きっと、ウエディングドレスも似合うんだろうなと思った。おしゃれな会場で、白いドレスカラードレスも着こなすさなちゃんの姿は、パンフレットに載ってるモデルさんと代えても遜色ないくらいに素敵だろう。

さなちゃんのことを久しぶりに思い出したのは、さなちゃん親友だった友人と久しぶりに会った時のことだった。

たっぷりサイズアイスカフェオレを頼んで涼んでいたら、友だちが教えてくれた。

さなちゃんが、付き合っていた彼と結婚したものの、その後、同窓会で再開した同級生W不倫の末に略奪デキ婚したという話を聞いた。

相手は、やっぱりクラスの中心にいた、おちゃらけ系のみんなから好かれていた、いわゆるいい奴。事業成功してお金もあったようだ。さなちゃんのお店を出すのをサポートしていたらしい。

からさなちゃんのことが好きだった彼は、同窓会幹事をやる中で、改めてさなちゃんに惹かれたようだ。

彼には長年付き合っていた歳上の奥さんがいたが、その方との間に子どもはいなかったとのこと。

そして、さなちゃんは、子どもが産まれものの、その彼ともお店もあまり上手くはいっていないようで、結局お金を貰いながら実家子育てをしているのだという。

わたしは喉が異常に乾いて、焦るようにグラスを手に取り、ゆっくり飲んだ。

喉を通るあの液体の冷たさを思い出すたびに、わたしの中のさなちゃんが、14歳のままの姿で蘇ってくる。

決して色褪せないまま。

追加

そっか、フェイク入れなきゃと思ってパティシエにしたから嘘っぽいのか…本当はペット系のお店です。山奥なのは本当です。徒歩圏内コンビニなくて猿が出るレベル過疎地域ではない。

2023-05-27

会話が出来ない

他人と会話が出来ない。続かない。

とにかく自分は話下手で、思ったことを人に上手く伝えられない。

意志を伝える』って、主張そのものだったり、そう感じた根拠だったり、あるいは話をわかりやすくするための例えだったりを順序立てて話すことだと思う。鶏肉ねぎを串打ちしてねぎまにする、みたいな。それが上手くいかない。自分が話したいことを文章化した結果、口から出力されたものは「肉肉肉ねぎいちご!」とかいゲテモノだったりする。いちごって何だよ、って思うかもしれないけど本当にいちごが出てくる。「中まで火が通って甘くてトロトロの焼きねぎ」と言いたかったのに、咄嗟言葉が出てこなくて、それが「いちご」になる。ゆっくり考えれば自分思考に対して適切な表現が思い浮かぶんだろうけど、テンポのいい会話が求められている場面で、そんな悠長な沈黙が許されるはずもなく、結果、考えていることと微妙に関連しつつも違う概念が吐き出される。

から自分が伝えたいことは、基本、自分の思っている通りに理解されない。相手の反応や返答を見て、「自分が言いたかったのはそういう意味じゃないんだけどなあ」と思うことは本当に多い。100%自分が悪い。でも訂正する気力もない。だってその訂正でさえ、上みたいなぐちゃぐちゃな文章になってしまうから

こうなってくるともう諦めるしかない。で、ここで話すことをやめてしまうので、会話がぱったりと終わってしまう。これならまだいい方で、前提条件の説明が面倒な内容になってくると、もはや最初から話す気力もなくなる。どうせ喋ったところで相手を混乱させるだけだし。「結局、何が言いたかったの?」って詰られるのが怖い。詰られるは大袈裟にしても、自分が話し終わった後の、周囲の「?」という空気苦笑いがきつい。

友達同士の会話ならまだいい。問題大学の授業や就活グループ面接でこれをやらかしとき論理性を欠いた意見なんか当然評価の最低値で、かといって最後まで沈黙を貫くのは「議論に参加する気ある?」と詰められる(そりゃそうだ)。別に人の話を聞いてないわけじゃなくて、頭の中ではちゃん話題に対する自分思考形成されているし、「紙に記述して」と言われたら過不足なく文章化できる。話すことだけが上手くいかない。紙に書けるなら口でも喋れるだろって思うかもしれないけど、自分の中にある思考って靄状の不定形不明瞭なイメージになっていて、文章だとそれに一番近い言葉が見つかるまで何度も選び直すことができる。でも口語だと言葉を選ぶのはその場その場の一瞬だから(加えて会話の途中で急に黙り込むのもよくない)、全体として話が破綻する。

擁護しようもなく自分が悪いんだけど、一方で本来自分が適切に評価されてないという不満も感じていて、疲れてしまった。

本当どうしたらいいんだろう。

昔はここまで酷くなかったと思うんだけどなあ。


 

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