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はてなキーワード: 寝床とは

2021-05-07

怪獣ものを本当にリアルにつくろうとしたら、怪獣はいきなり襲って来ない気がしてならない。

ひとまず寝床をさがしてウロウロしたあと人間を怖がって山から出れこない気がする。

もうね、コピペみたいに巨大猫が来襲してそこら辺で毛づくろいするとかでもいいんだよ。

そしたら周囲が大事件なのにスマホ取り出して写真取り出したり。

からすればなんでそんなに豆鉄砲打たれるかわからない。

そりゃフギャッとかギニャッとか言いたくもなるわけ。

ここに怪獣アイデンティティまで踏み込んだ作品に一足飛びで到達できるわけだ。

まりはなぜ猫はそこにいるだけなのに巨大化しただけで阻害されなければならないのか、というテーマ性が発生する。

要するに怪獣は何でもいいのね。

2021-05-06

https://automaton-media.com/articles/newsjp/20210506-160432/

掲載されている自動生成動画キャプションにcomposerとしてアルカラではない名義が載っているにも関わらず本文には

アルカラ作曲したものとして

とあることから、この記者キャプションの「もっと見る」すら押さずに、あるいは押したがcomposerの意味が分からず調べないまま記事にしている。

こたつ記事と呼ぶのもはばかられる。寝床記事でも布団に申し訳ない。床で寝てろ。

Youtubeには10年ほど前にcomposer名で投稿されたTown音源動画存在し、現在も削除されていない。

何者かがこの音源をTrueCoreJapan経由で配信登録した際、アーティスト名を記事にある由来でアルカラとし、作曲者名はソース動画投稿から取り、一括登録先にYoutube Musicが含まれていたために動画自動生成された可能性の方が高いのではないかAI事故よりは。

2021-05-04

弱者ダンディ、俺のことをみんなそう呼ぶぜ

俺はダンディ、弱者ダンディ。

ふらりふらふら歩き続けて、気付けばこんな街に来ちまった。

みんなは俺のことをダンディ、ダンディと呼ぶぜ。

俺がいつも半袖短パンで過ごしてるのがそんなにイケてるかい

これは自前じゃないぜ、服が擦り切れてこうなっただけさ。

 

まぁ、そんなに呼ばれても俺はニヒルに笑うことしかできないぜ。

そうさ、こうしなきゃ俺がダンディすぎて街のみんなは顔が真っ赤になっちまう

なんでこっちを向いてくれないのよダンディ、なんて何度も聞かされた言葉さ。

フフ、そんなことよりパンをくれよ。カスでもいいからさ。

 

おやおや、俺の笑顔にぼうっとしちゃってまたまた子猫ちゃん達が顔を真っ赤にして近づいてきたぜ

ほらほら、それ以上は近づいちゃダメだぜ。

三密って奴さ。

 

何、さっきから俺を見て笑いやがってなんなんだお前は、だって

 

そりゃソーリー、俺はダンディなんで誰にでも笑いかけちまうのさ。

アンタが特に面白いわけじゃないさ、この街面白いんだ。

この街はいろんな奴らが集まってくる。

良い奴、悪い奴、強い奴、そして弱い奴。

 

そう、この俺こそが弱者ダンディだ。

 

そんな街で幾ら強がったって、明日にはまた違う強がりがでてくるよな

兄さんはどんな強がりを言いたかったんだい?俺でよけりゃ聞くさ

なぁに、お代はその缶でいい。ああ、兄さんがタバコ入れにしてる奴さ。

おや?何か不満があるのかい

いや、こりゃあ酒が回りすぎちまっただけかい

ああやだねぇ、下手な飲み方をしちゃってまぁ。

さぁ、こんなところで顔を真っ赤になんてしてないで早くお家に帰るんだ。

おい、兄さん。

そこは俺の今日寝床だぜ。

起きなって、おい。

 

ったく、そんだけ飲んじまったならあと二、三時間は目が覚めない、か。

全く、人が敷いた段ボールの上で眠れて幸せかよ。

まぁいいや、今日はこのぐらいにして適当場所で寝ることにするよ。

まぁ寝れなきゃ以前のこの街と一緒さ。

 

眠らないまま、彷徨い続けるのさ。

 

俺はダンディ、弱者ダンディ。

コンクリートティから吹き荒ぶ風が今夜も両腕と両足を冷やすぜ。

2021-05-01

緊急地震速報鳴って実際にずっとグラグラ揺れてても寝床から起きる気がしない

最近ずっとこんなだからまじでやばいやつ来たらそのまま死ぬんだろうな

「高層物」分類学

バカナンとかは高い所がお好き」、ということで、バカである自分は、しばらく高いもの談義、高層物談義をしようと思う

高層「物」というのは、高層「ビル」以外が話のメーンからである

★高層物の定義は?これは時代文化により異なるが、とりあえず現代日本では、

 建築基準法航空法が高さ60mを超すと規制が強化される。

 高さ60m以上のマンションを「タワマン」と呼ぶ不動産屋の慣習もあるので、

 とりあえず「現代日本では、高さ60m以上を高層物という」と定義したい

★「高層物」を網羅的に分類した人って、あまりいないんじゃないか

 大きく5つのジャンルに分けたい。

 1.ヒトの為の高層物(ビル展望塔、アトラクション等)

 2.産業の為の高層物(電波塔送電鉄塔煙突風力発電など)

 3.交通の為の高層物(橋脚塔など)

 4.宗教的高層物(大仏など)

 5.樹木

★「1.ヒトの為の高層物」は、

 「1-1.高層ビル

 「1-2.展望塔」

 「1-3.アトラクション

 「1-4.アリーナ」に分かれる。

展望塔とは、最上階の展望だけを目的として建設され、よって中間階が無いもの。例:ポートタワー。

 アトラクションの例は観覧車ジェットコースターなど。

 アリーナの例はドーム球場など。

ジェットコースターも、ナガシマスパーランドの奴は高さ97mあるらしいから、立派な「高層物」です。

 富士急も、ジェットコースターは高層物間違いないですが、空中ブランコ鉄骨番長」は、50m台で、わずかに高層物要件満たしてないんですね

 「観覧車」というのは「展望塔」と「アトラクション」の中間性質がある。これもだいたい100mはあるから、立派な「高層物」です

★「アリーナ」で言えば、福岡ドームは80m以上あるらしいので「高層物」、でも東京ドームは60m未満なので高層物じゃない、的な。

 ドーム球場以外の、例えば体育館つて、高層物なのか?日本武道館で、高さ42mなのか。

 ビッグサイトで、高さ58mだからギリギリ高層物じゃないのか

高層ビルは今回の主旨じゃないかカンタンに言うが、

 目的として「オフィス」「マンション」「ホテル」「レストラン」「病院」「役所」「大学専門学校」が日本では確認されてる。

 商業物販つまり百貨店で、高さ60m超えてるのはあるかな高校で高さ60m超えは?

★「2.産業高層物」の分類。

 「2-1.工場建屋

 「2-2.放送電波塔

 「2-3.通信電波塔

 「2-4.送電鉄塔

 「2-5.風力発電

 「2-6.煙突

 「2-7.エレベーター実験塔」

 「2-8.気象観測塔」、他にもあるかもしれん

工場建屋の高さのデータって、どこかにあるのか?

 かつて、旧住金鹿島製鉄所を見学したことがあり、それは大きな製鉄所だったが、

 なので、日本のどこかに、高さ60mを越える工場建屋がある気がするのだが

放送電波塔は、言わずもがなスカイツリーや、名古屋テレビ塔、あと埼玉NHKラジオ送信鉄塔とかある。

 通信電波塔、昔であれば、街の中心にNTT鉄塔があったが、あれは60m超えてるのか?

 ケータイ各社の電波塔は、さすがに60mも無い気がする

★「煙突」もバカに出来なくて、池袋の清掃煙突は200m超えてるし、いわき市の火発の煙突も高かった。ライトアップもするらしい。

 川崎とか千葉あたり、煙突の高さのデータベース無いのか?相当数が「高層物」の筈だが

エレベーター実験塔」、日立ひたちなかにあったり、三菱稲沢に作ってたりする奴ね。国内に4~5本はあるのだろうか

気象観測塔」というのは、つくばの200mクラスの奴を念頭に置いてたのだが、あれ解体されてしまったのね。

国内にはそうすると、気象観測とか宇宙観測目的の高層物は存在しないのか?

★「風力発電」の高さの定義プロペラを支える柱の高さで測るのか、プロペラの最高点で測るのか?

 プロペラ最高点の計測だと、大半の風力発電は60mを超えて、「高層物」の仲間入りになる

★恐らく、日本もっとも多い「高層物」とは「送電鉄塔」じゃないかと思ってるのだが。

 50万ボルト送電線で、大体80mの高さがあり、東電幹線で500塔はあるらしいから、

 全国の「高層物」になる送電鉄塔は3000~5000はあると思うが、データが手許にない

★「交通高層物」、代表的なのは「3-1.橋脚塔」。

 あとは「3-2.ロープウェー鉄塔」「3-3.灯台」「3-4.管制塔」「3-5.ロケット発射塔」、他にあるか?

明石海峡鉄塔などは、300m近くあるから文句なしの高層物。レインボーブリッジでも126mあるのね。

 三重・御在所ロープウェーの鉄塔は、高さ61mあるらしいので、ギリギリ「高層物」の仲間入りしてる

 「灯台」の日本最高って、日御碕灯台で、でも40m台でしかないらしいので、「日本国内には、高層物の灯台は無い」らしい。

 サウジアラビアには100mクラス灯台があるらしい

羽田管制塔で115mあるのね。なんか、管制塔より灯台の方が高いイメージあるが、真逆だな。

 管制塔は、広々とした空港にあるから、実際より低く見え、灯台は狭くて高台にある岬の突端にあったりするから、実際より高く見える

★「ロケット発射塔」というのは、日本では種子島しかなくて、80m級なので「高層物」。

 自衛隊が、どこかにミサイル発射塔を隠しもってるのか?イージスアショアとか、60mあるのか?

 北海道大樹町ホリエモンロケットは、発射塔が60m越えないのか?

★「4.宗教的高層物」としては

 「4-1.塔」(一般人が入れない)

 「4-2.教会」(一般人が中に入れる)

 「4-3.大仏聖像」に分かれる

日本で、教会で60m超えって、あったっけ?

 宗教じゃなくても、モニュメントアート作品で60m超えたら、ここのカテゴリに入る。太陽の塔とか。

★今までは人為的な高層物でしたが、最後に天然の高層物として「5.樹木」を挙げてる。

 日本では、京都府スギの木が、60m超えてるから「高層物」なんですよね。

 もっとも、天然のスギの樹高を、わざわざ測定することは滅多にないから、

 見つかってないだけで、他にも高層スギは多数あるんじゃないか

★以上、昨日の夜に自分寝床で分類した「高層物 分類学」ですが、

 多分抜け漏れが多数じゃないかと思われるので、誰か再分類して欲しいもの

2021-04-29

青葉容疑者までポルノ的に消費すんなよ

京アニ放火殺人事件容疑者主治医上田敬博が伝えたこと「俺はおまえに向き合う。絶対に逃げるな」(週プレNEWS) - Yahoo!ニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/c23df430ad639ed9d2b7a9b7d220f3a9f4652226

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/articles/c23df430ad639ed9d2b7a9b7d220f3a9f4652226

こんなのタイトル見た時点で「クッサ!」って眉毛びっしょりさせて鼻栓詰めてほしいんだけどな。

しかも(週プレNEWS)だぜ?

 

ついにはてな民週プレNEWSマジレスするとこまで民度が落ちたんだな。

爆サイに来たかと思ったわ。

 

 

1.まず何なのこのインタビューとこの医師 

そもそも殺人犯治療に当たっただけの医師がなんでメディアに追い掛け回されたり

こんな克明なインタビューに応じたりしなきゃいけないの?

まずそこがおかしくね?

 

ましてほんとにこんなクッサい感じに犯人であり患者である青葉と自分情緒交流プレイボーイなんかに滔々と語ったのか怪しいもんだし

百歩譲って本当にこんな感じの話を自分の生い立ち語りまで込みでペランペランコ喋ってるなら結構変な医者じゃねーか?これ。

個人的には、ヤンキー先生とか夜回り先生とかと同じ型のスメルを濃厚に感じるんだけどな。

 

 

2.プレイボーイとか言う「そういうレベル」の雑誌

まあ記事いかにもプレイボーイテンプレのいつも通りのウェッティな仕上がりなので

元になるインタビューがあったとしても相当脚色されてると思うし、この医師については何も断定はしないけど、

けどこの記事全体から胡乱なものを感じないのってヤバいと思うよ。

 

ちなみにプレイボーイってこういうふた昔前みたいなウェッティ熱血ストーリー仕立てが好きな編集者がいて

なんでもかんでもこの味付けにするからちょっと読み慣れてると「またこいつか」みたいになる。

昔はヤングジャンプにもいたのも渡っていったと思う。何人かわからないけどかなりいい歳。

 

この記事ならたとえば一段落ついて警戒が緩んだ頃に寄って行って

治療の苦労は」とか「先生の生い立ちは」とか青葉と直接関係ない話で油断させて喋らせて

最後に青葉と交わした言葉ちょっと聞きだして再構成したら

こういう滅茶苦茶クサくて自分語り大好きなナルシス医師ポルノインタビューいっちょ上がりだし

プレイボーイはそういうことを日常的にやると思ってるから上田医師をどうこう言う気は一切ない。高い確率被害者だと思う。

 

 

3.青葉についても作ってない?

こっから本題だけど。

だいたい青葉容疑者ってそんな

「世を拗ねた不良と熱血先生」みたいな構図で理解できる犯人なのか?

そこすらまだ全然わかってないし大いに怪しいと思うんだけどな。 

 

大量のガソリン持ち出したのが斬新な結果を生んだだけで

あのタイプハチャメチャな主張やそこから発展した行動自体典型的なよく見るタイプ統合失調じゃん。

もし統合失調なら「向き合ってくれる人がいたかちょっと治った!」とかそういう問題じゃなくね?

それらの可能性も含めて何一つわかってない筈なのになんなのこの記事ストーリーは。

 

そりゃどっちにしろ死刑ではあろうけど、

公判も始まってないうちにこういうよくある安い味付けで食べやす調理して世間にまいて

単純なアホ読者に「おれ青葉のことちょっとわかった!」みたいにさせるのはいいことか?

 

 

4.アホの群れ(人気順ブコメ

damonon 犯人に人としての尊厳わずかでも取り戻させることができたおかげで、犯人自分行為真正から受け止めざるを得なくなっただろう。人間扱いされたと別記事犯人が述べていたがこの人のおかげだったのか

2021/04/29

ほらこういうのだよ。

個人的別に青葉を貶めるつもりも庇うつもりもないんだけどさあ

たとえば青葉は本当に「人としての尊厳が全くない人生の人」だったの?

どんなこと言ってるかもまだよくわかんねえし、自供だって嘘や事実でないことぐらい混ざるんだけどな。

こうやって当人が言ったとされる報道断片とプレイボーイポルノ記事で、

ちょっとウェッティかつ感動的に「わかっちゃう人達さあ。

  

nyankosenpai  犯人のことは絶対に許せない。それとは別に犯人に正面から向き合ったこ医師には尊敬するしかない

2021/04/29

別にこんな変な記事に出てくる医師じゃなくても

一生懸命人救う仕事してたらみんな患者の命に向き合ってるしみんな同じく尊いと思うんですけどねー。

いちいちこういうわかりやす仕立てのポルノ仕立てじゃないとそういうこともわからないなのかなって思うし

からないということならばマジでここもう爆サイじゃね?

 

hal9009 つくづく志がなきゃできん商売だなと思うわ

2021/04/29

医療従事者は偉いと思うんだけど

こういうポルノインタビュー感想としてそのコメントされると素直に頷けないこの感じ 

 

neniki ここのブコメで反発的なコメントを残す人ほど、上田さんのような存在必要そう。

2021/04/29

ほらほらこういうのね

きっとブコメでこいつにとって面白くないブコメがあったんでしょーね

 

この自分の感動したポルノやそのポルノでしこってる自分、そこに批判的なこと言われてカチンと来て

さっそく「上田さん」とかいってこの神格化した医師を盾にするムーブさあ。

これだけでこいつ明らかにろくでもないショボい人間でしょ?

 

この人はこの記事読んで何一つ賢くなってないし人格が向上してもいない。

しろますますバカになっててますます人格が低下してるわけよ。

ポルノでシコリながら「いいもん読んだ」と思うような低質な精神活動副作用ってそれよ。

 

 

5.上田医師は何によって不眠症になったか  

国語問題もやろうな。

はてな民の弱いとこだからな。

 

yoiIT医師とき患者の"毒"を飲み込まねばならない。”

2021/04/29

そうやってかっこよいふうに引用するまえに本文全体をよく読んで疑問を持てって話だよ。

青葉の治療は一段落したが、上田睡眠障害はいまだに完治していない。医師とき患者の"毒"を飲み込まねばならない。上田もまたその後遺症を抱えているのだ。

短期記憶力の死滅した脳味噌でここだけ読んだらまるで、

上田医師は青葉との対決で精神やられて不眠後遺症抱えてる」みたいな印象になるわけだが、実際は全く違う。

 

青葉の治療を開始してから上田不眠症になった。2時間おきに目が覚めてしまう。そのたびに枕元のスマートフォンニュース確認した。

自分が眠っている間に容疑者死亡のニュースが流れているのではないかという強迫観念に取り憑(つ)かれていたのだ。

病院の宿直室に寝泊まりしているときは、病室で生存確認してから寝床に戻った。

「彼の夢や治療の夢は見ない。でも起きたとき、『悪い夢を見た』という感覚けが残っているんです」

この通り、不眠の原因は救命に失敗してメディアに晒される恐怖だろ。

情報漏れていたみたいで、ドクターヘリの後をNHKヘリコプターが追いかけてきた。そしてニュースで『大阪狭山市』と出してしまったんです」

この地域の大病院といえば近大しかない。担当医が上田であることもすぐに知れ渡った。取材陣が殺到し、重苦しい日々が始まることになった。

という取材陣がかけた重圧のせいでな。

 

 

だって青葉は医師看護師に対し毒とか言うほどの何かをしてないし(喋るのすら満足でなくレクター博士でもねえんだからそりゃそうだ)な。

プレイボーイの脚色臭い筆致を信じるとしても、上田医師は青葉とは「向き合えよ」(了解)と言う程度のやりとりしかない。

上田医師後遺症を刻んだ「患者の毒」っていったいなんだよ?

後遺症については明らかにメディアの毒」の間違いだろうが。

 

お前みたいにちゃんと全文通しで記憶しながら読めねえ、

論理の流れを整理も出来ねえ、

そういうアホ相手なら「患者の毒を飲みこむ」なんていう文学的表現でどうでも誤魔化せるわけよ。

サイコ青葉と向き合い人間性を取り戻させた代償に精神後遺症抱えた熱血医師みたいな印象のポルノに出来るわけ。

嘘は書いてない範囲内で。

まさにおめーみたいなレベルに向けて書かれてんだよプレイボーイレベル記事っつーのは。

 

そしてこんなブコメに星が集まって人気上位なんだから

はてな全体がプレイボーイレベルまで落ちてるのであって、ほんとに落ちるとこまで落ちてんな。 

爆サイみたいな野蛮な活気はないのに知能のレベルだけ爆サイ

人の身体ゴリラ頭脳

哀しいキメラかお前等は。 

 

 

6.気持ち悪いブコメ

take1117 死刑の時は「先生につけてもらった皮膚は傷つけないでほしい」とか言ってほしいな

2021/04/29

言葉もないぐらい気持ち悪い

な?ポルノだろ?

死刑濃厚大量殺人犯までシコりのオカズにするなら振り切って上田×青葉本ぐらい描けよ。

  

saihateaxis 漢の戦いを見させてもらった。初めて病院人間扱いされたと語っていたがなるほど。プロだわ

2021/04/29

これに限らず「漢」を使うやつって頭悪くてノリの気持ち悪いやつしかいない気がする

  

travel_jarna 超良記事。今年でいちばんメディアはこういう記事を書いてほしいし、Googleにはこういう記事だけを上げてほしい。なんなんだよ、ねとらぼとかしらべぇって。。悔しいです。

2021/04/29

こんなブタのエサで感動して「今年一番!」とか言ってくれるブタ多数派なんだから

真面目なジャーナリストは報われないしエサ製造業者は張り切っちゃうよな

 

rxh この先生がいたから罪と向き合うことができたのか。凄い。医は仁術を体現する先生事件news

2021/04/29

ほらね、まだ公判も始まってないのに青葉像にまで予断が生じてるでしょ

これはいいことだと思う?

 

zumiya1948 id:monbobori 神戸連続児童殺傷事件容疑者対応した神戸少年鑑別所カウンセラーも体調を崩したそうだし、猟奇的犯罪者に寄り添ったりするのは心身を削る。 医療

2021/04/29

な?

プレイボーイなりにまるっきりの嘘は書けず

上田医師が何故不眠になったか自体はおそらく医師の言った通り正直に書いてる。

でも全体的な構成文学表現で「サイコ犯罪者青葉との交流で心をやられた」に誘導して、現にアホはその通りに受け取ってる。

してやったりってニヤついてるよプレイボーイの安ライターは。

   

nakab タックルは正面からしないと成功しないという話が特に好き。

こういう精神的に歪みを持った人と真正からぶつかることができるのは、スポーツマンかも知れない。

2021/04/29

逆にそういうの一番嫌いなんだけどさ。

ラグビーという競技シチュエーションの中で有効なコツが、対人ソリューションとどう関係あんの?

そういうのって無意味言葉遊びって言わない?

たとえばアメフトのサックは真後ろから不意打ちで噛ますのが一番有効なんだけど

そのことはお前みたいなアホの中ではどう処理されんの?

 

hokkorikun 素晴らしい先生。それはともかく、最近よく見かけるこういう腕組みしてる写真って、なんかバカっぽく見えない?私だけ?

2021/04/29

よく途中から我に返った。

その精神状態こそ智慧や理性の始まりだと感じない?

  

senbuu 敬意しかない。ただただ頭が下がる。

2021/04/29

君はせっかく普段アベだの日本人だのについてねじりまくった理屈を捻りだすことに脳を回転させてるのに

こういうポルノに対してその脳を転用出来ずあっさり転がされてるのを見るのは凄く残念な気持ち

普段活動が1ミリも役に立ってないね

 

pitti2210 凄い記事だった。

2021/04/29

ジャーナリストライターに知り合いはいないけど、ほんと可哀想なやつらだと思う。

こんなもんが凄い記事ならば、要はアホ向けの「感動」を惹起させればいいだけの競技なっちゃうじゃん?

アホの「泣き」のツボをくすぐる味付けの焼肉が「いい記事」「すごい記事」なの?

こんな肉1:焼き肉のたれ9みたいな記事が?

 

 

7.癒し系原始人

ant0720 きれいごと並べても、殺人犯を生かしたこと事実よな

2021/04/29

はてな的な「本人はちょっと賢いつもりで小賢しいけどまるでアホ」タイプのアホを大量に見た後だと

こういう原始的バイオレンスタイプのアホがなんか好ましく見えてきちゃうんだよな

はてなの毒を飲み込んだせいで後遺症抱えたわー

2021-04-17

三十路独身女。彼氏数年無し。

中肉中背、容姿も悪いし声も低い、昔からモテない!!!

でも人は超好きなので男女関係なく飲みに行ったりして、それで人生充分良かったのだけど

ずっと仲の良い友達好意を抱くようになってしまった〜何このクソ感情?!

基本はグループで遊ぶことが多いけど、

たまに二人で宅飲みしててそのまま泊まったりするとき寝床別、パーソナルスペースは基本保たれてる)

一緒に漫画読んだりyoutubeおすすめ動画見たりするのがめちゃめちゃ心地良くて、、、

もっと頻繁に理由が無くても一緒に過ごしたい!とか思ってしまう。この感情滅したいよ〜

向こうは長年彼女は居ないけど、面食いそうなので自分絶対無理だろうな〜と思う。

皆はどうやってこういう感情消火してるの?!まじで!

というわけで、とりあえず書いてお焚き上げだ!!!と思って書いてみた

2021-04-14

anond:20210414121931

書くとこ間違っちゃった

別に煽りあったりしたいわけじゃないんだよ…

自分のやり方だけを正として他を認めないって考え方が狭量すぎて嫌だなってことだよ

元増田の書いているトレーニング方法の多くは、今では否定されているアルファシンドローム的なしつけ論だと思うんだよね

鼻っ柱(マズル)捕まえて寝転がせとか寝床別にしろとかね

狼は実は家族単位で群れをなしていて、序列なかったとか少し調べたら出てくると思う

 

知識アップデートできていないのは仕方ないし、例えばこの増田タイトルが犬の効率的なしつけとかそれだけの内容なら何も感じなかったと思うけど、

自分の考えに従わない、意思とは違うってだけで、そういうやつは女が多いとか、育児もろくにできて無いだろうとか、やれやれ系の極論へ展開するのがどうかと思うんだわ

 

そんなこと言ったら、結果=犬の服従を求めて高ストレスかつレガシー方法飼育なり、同様の方法育児転用(元増田理論でね)している上に、

他人にその方法進めて従わない/そもそも知らないってやつは見下してマウントとってくる、めっちゃヤベー奴ってことになるよね

 

本当は純粋愛情のもとに、犬の幸せを祈ってそうしているのかもしれないけど、増田理論だとそうなっちゃうんだよな

以上を簡潔にまとめた感想友達になりたくないというお気持ち

そして元増田友達いっぱいわんわんパラダイスに生きてるなら別に増田で書かれたコメントなんて気にしないだろうし、問題ないってことさ

説明不足でごめんね

犬にとって、あなたは良い飼い主ですか?

犬なんて誰でも買えるけど、ちゃんトレーニングして飼育出来てる奴は、正直5割は余裕で切ってんじゃねぇかなぁって思う

うちは子供から結婚して自分の家庭を持つ今に至るまで3頭ほど育ててきてるけれど、他所の犬を見て犬が可哀そうって思う事がよくありますね。

人間環境を整えてやることも、散歩トレーニングなど必要運動をするとか、日々のケアから病気になっても最後まで面倒見てやる事も大事だし、

無駄に叩いて過剰な恐怖を与えない躾の仕方についても正しく経験を積むことも大事だと思うが、何を禁じて許すのかって接し方もとても大事だと思う。

犬は家族だが、あくまで犬であって子供ではないし、人間じゃない。その区別をつけてない奴が多すぎる気がします。

人間区別をつけてやらないと、犬の方で勝手には分かってはくれないですよ。


吠える・唸る

番犬として吠えて良いタイミングはある。

うちで飼ってた先代の甲斐犬が、躾を入れた後に夜中に吠えて飼い主を起こしたのは2度のみで、1回目は泥棒敷地内に入られた時、二回目は蛇が家に侵入した時でした。

飼い主が一緒にいるタイミングで、知らない人が近づいて来たとか、友人・恋人が飼い主に近づいたとかで吠えるとか

何かを要求して唸ったりするのは、人間を下に見て自分が群れのリーダーとして振舞ってるだけなんですよね。

なので、うちでは、無駄吠えと平時に人に唸る行為絶対に許しません。

あなたの犬、撫でろって要求してきて、撫でるのを止めたら唸ったり吠えたりしませんか?それが可愛いとか思ってませんか?それ、俺の方が上だ、それを証明してくれって不安がって言ってるだけです。

上の立場だと思ってるのに、人間自分に従わないかストレス感じてるだけなんですよ。言われるままに撫でて、勘違いを補強してどうするんですか?

(叩かなくても、目を見据えて、首を噛むように掴むとか、マズルを鷲掴みにして横倒しにすれば、怒られた事は理解します。)

散歩時に飼い主をひっぱる

これも人間を舐めてる行為なので許さないですね。散歩中はリードを持った人間の横を人間と同じペースで歩くか走る。

歩く道を決めて良いのは人間だけです。

いつ走って、いつ歩くかを決めるのも人間だけです。ただし、大便小便がしたい時は、人間にお伺いを立てても良い。

自分が好きな方向に好きなペースで引っ張れると犬は勘違いをするし、第一首輪リードを付けてるだけだったりすると首に負担がかかってよくない。

飛び出して車に轢かれる、見知らぬ人にとびかかる散歩中の他の犬に向かっていくなどを防ぐために、犬の事を考えれば必須のはずです。

飼い主のベッドやソファーに上がってくる。

これは絶対的にNG

どこの狼の群れが、αの寝床に下っ端が寝る事を許すかって話ですよ。

上下関係崩壊する原因にしかならないので、これをやろうとしたら首根っこを掴んで、腹見せて降伏するまで許しません。

人間の衛生面の問題を考えても、人間と犬の間でテリトリーの違いは明確にしておくことは、室内飼いの基本だと思います

(叩かなくても、目を見据えて、首を噛むように掴むとか、マズルを鷲掴みにして横倒しにすれば、怒られた事は理解します。)

人間が食ってるもの要求させない

人間が食ってる時、あるいはその前に飯を与える事はないし、食べてるものを欲しがっても与えない。

これも上下関係を壊さないため。犬のご飯人間が食べ終わった後に、殆ど場合は妻でも子供でもなく俺が与えます

我々が給料を与えてくれる会社を程度の差こそあれ尊重するように、犬に取っては食事を与えてくれる人間尊重する対象になります

多くの場合は決まった人が食事を与えてくれることで、誰を尊重すべきか理解します。それを混乱させない様にすべきでしょう。

用もないのにおやつは与えない。

暴れてるから宥める為とか、そういう理由食べ物を与えない。おやつトレーニングや、遊びの際のご褒美として使うくらい。

宥める必要がある時は、ちゃんと怒りますうちの犬は、名前を読んで指で鼻っつらに触ろうとするだけで大人しくなります

要求すれば食べ物が貰えるのではなく、人間要求した事をすれば、人間と一緒に遊べば、嬉しい事がある様にしておくべきです。

トレーニングを遊びだと、楽しいことだと感じさせるためにもメリハリをつけたほうがいいでしょう。

基本的なオーダー

待て、来い、ハウス、伏せ、お座りは、最低限できないとダメでしょう。

うちの犬は、待てと言った後に10分くらい放置しても餌の前でも動かないですよ。

飼い主を舐めてなければ、それくらいはできます基本的コントロールが通ってない犬は、人を噛むなどするリスクが高まります

特に中大型犬が人間の子供を噛めば、それが他人の子であれば、犬の処分は避けられなくなります

犬の為にも、人間は指示を与える側であって、犬は従う立場であるということを理解させておきたいものです。



挙げた事が全部守れないとダメな飼い主って言いたい訳ではないんですよ。ただ、主従関係が明白になっていれば出来て良い事ばかりだし、それだけ犬のトレーニング時間を割いた証拠でもある。

しっかりトレーニングして人間自分立場の違い、自分所属する群れの範囲理解した犬は、挙動も表情も常に落ち着いてて可愛いものですが

こいつ人間舐めてんなぁ・・・って犬を見ると、凄く可愛そうになりますね。毎日人間との上下関係が揺らいでストレスしかないでしょう。

その能力権限もないのに、何故か肩書だけは課長ってことになってて、部下に舐められっぱなしの窓際族やらせてるようなもんですよ。落ち着いて生活できるはずないでしょ。

女性飼い主にそういうストレスさらされている犬が多いと感じてますが、なんで馬鹿犬にしちゃうんでしょうねぇ。あんなんで教育を伴う育児なんて出来るはずない。

家族として愛することと、何でも許して甘やかすことはイコールではないですよ。

2021-04-11

anond:20210411093724

どうせ死ぬなら

全国の共産党事務所ご飯寝床をお世話してもらいながら旅して回るとか

適当なことやってみたら

2021-03-27

無印ビーズクッションを犬が占領している

無印良品ビーズクッション(通称:人をダメにするソファ)を実家リビングに置いた。

一人暮らしで長く愛用していたためにくたびれているが、常に家族の誰かしらが使っている。

母はお菓子を食べながら、

はいびきをかきながら、

妹はスマホをいじりながら。

そして、人間が誰も座っていない間は犬が寝そべっている。

遠慮がちな性格をしているので、人間が使っている間は近寄ってこない。

しか確認を怠ることはなく、空席になるとそそくさと乗りに行く。

「間違ってもここでトイレをするな。穴掘りも禁止。」と初日に言い聞かせたおかげか、粗相も穴掘りもせず、

人間がつけた凹みに沿ってゴロンと寝転んでいる。

粗相はともかく、犬の習性でありしつけには難しい穴掘り(寝床を整えたいらしい)がひどいようなら、

設置場所を変えようと思っていた。賢い犬で助かった。

体重3kgのトイプードルにとっては、この無印ビーズクッションはかなり大きい。

わさび入り握り寿司の、シャリに対するわさび、ぐらいのサイズ感だ。

わさびちゃん(仮)は贅沢な使い方をしている」と人間達は文句を言っているが、

皆、このクッションの上でダメになる感覚を知っているので、無理にどかしたりはしない。

これまで"人ダメソファ"と呼んでいたが、"わさびちゃんソファ"に名を変える日も近いのかもしれない。

もう一個買い足そうか迷っている。

2021-03-22

どうにも

三郎が、都合のよい折を見計らって、遠藤の部屋を訪問したのは、それから四五日たった時分でした。無論その間には、彼はこの計画について、繰返し繰返し考えた上、大丈夫危険がないと見極めをつけることが出来たのです。のみならず、色々と新しい工風くふうを附加えもしました。例えば、毒薬の瓶の始末についての考案もそれです。

 若しうまく遠藤殺害することが出来たならば、彼はその瓶を、節穴から下へ落して置くことに決めました。そうすることによって、彼は二重の利益が得られます。一方では、若し発見されれば、重大な手掛りになる所のその瓶を、隠匿いんとくする世話がなくなること、他方では、死人の側に毒物の容器が落ちていれば、誰しも遠藤自殺したのだと考えるに相違ないこと、そして、その瓶が遠藤自身の品であるということは、いつか三郎と一緒に彼に惚気話を聞かされた男が、うまく証明して呉れるに違いないのです。尚お都合のよいのは、遠藤は毎晩、キチンと締りをして寝ることでした。入口は勿論、窓にも、中から金具で止めをしてあって、外部から絶対に這入れないことでした。

 さて其日、三郎は非常な忍耐力を以て、顔を見てさえ虫唾の走る遠藤と、長い間雑談を交えました。話の間に、屡々それとなく、殺意をほのめかして、相手を怖がらせてやりたいという、危険極る慾望が起って来るのを、彼はやっとのことで喰止めました。「近い内に、ちっとも証拠の残らない様な方法で、お前を殺してやるのだぞ、お前がそうして、女の様にベチャクチャ喋れるのも、もう長いことではないのだ。今の内、せいぜい喋り溜めて置くがいいよ」三郎は、相手の止めどもなく動く、大ぶりな脣を眺めながら、心の内でそんなことを繰返していました。この男が、間もなく、青ぶくれの死骸になって了うのかと思うと、彼はもう愉快で耐らないのです。

 そうして話し込んでいる内に、案の定遠藤便所に立って行きました。それはもう、夜の十時頃でもあったでしょうか、三郎は抜目なくあたりに気を配って、硝子窓の外なども十分検べた上、音のしない様に、しかし手早く押入れを開けて、行李の中から、例の薬瓶を探し出しました。いつか入れ場所をよく見て置いたので、探すのに骨は折れません。でも、流石に、胸がドキドキして、脇の下からは冷汗が流れました。実をいうと、彼の今度の計画の中うち、一番危険なのはこの毒薬を盗み出す仕事でした。どうしたこと遠藤が不意に帰って来るかも知れませんし、又誰かが隙見をして居ないとも限らぬのです。が、それについては、彼はこんな風に考えていました。若し見つかったら、或は見つからなくても、遠藤が薬瓶のなくなったことを発見したら――それはよく注意していればじき分ることです。殊に彼には天井の隙見という武器があるのですから――殺害を思い止まりさえすればいいのです。ただ毒薬を盗んだという丈では、大した罪にもなりませんからね。

 それは兎とも角かく、結局彼は、先ず誰にも見つからずに、うまうまと薬瓶を手に入れることが出来たのです。そこで、遠藤便所から帰って来ると間もなく、それとなく話を切上げて、彼は自分の部屋へ帰りました。そして、窓には隙間なくカーテンを引き、入口の戸には締りをして置いて机の前に坐ると、胸を躍らせながら、懐中から可愛らしい茶色の瓶を取り出して、さてつくづくと眺めるのでした。

MORPHINUM HYDROCHLORICUM(o.g.)

 多分遠藤が書いたのでしょう。小さいレッテルにはこんな文字が記してあります。彼は以前に薬物学の書物を読んで、莫児比※(「さんずい+(日/工)」、第4水準2-78-60)のことは多少知っていましたけれど、実物にお目にかかるのは今が始めてでした。多分それは鹽酸えんさん莫児比※(「さんずい+(日/工)」、第4水準2-78-60)というものなのでしょう。瓶を電燈の前に持って行ってすかして見ますと、小匙こさじに半分もあるかなしの、極く僅かの白い粉が、綺麗にキラリキラリと光っています。一体こんなもの人間死ぬのか知ら、と不思議に思われる程です。

 三郎は、無論、それをはかる様な精密な秤はかりを持っていないので、分量の点は遠藤言葉を信用して置く外はありませんでしたが、あの時の遠藤の態度口調は、酒に酔っていたとは云え決して出鱈目でたらめとは思われません。それにレッテル数字も、三郎の知っている致死量の、丁度二倍程なのですから、よもや間違いはありますまい。

 そこで、彼は瓶を机の上に置いて、側に、用意の砂糖清水せいすいを並べ、薬剤師の様な綿密さで、熱心に調合を始めるのでした。止宿人達はもう皆寝て了ったと見えて、あたりは森閑しんかんと静まり返っています。その中で、マッチの棒に浸した清水を、用意深く、一滴一滴と、瓶の中へ垂らしていますと、自分自身の呼吸が、悪魔のため息の様に、変に物凄く響くのです。それがまあ、どんなに三郎の変態的な嗜好を満足させたことでしょう。ともすれば、彼の目の前に浮んで来るのは、暗闇の洞窟の中で、沸々ふつふつと泡立ち煮える毒薬の鍋を見つめて、ニタリニタリと笑っている、あの古いにしえの物語の、恐ろしい妖婆の姿でした。

 併しながら、一方に於おいては、其頃から、これまで少しも予期しなかった、ある恐怖に似た感情が、彼の心の片隅に湧き出していました。そして時間のたつに随って、少しずつ少しずつ、それが拡がって来るのです。

MURDER CANNOT BE HID LONG, A MAN'S SON MAY, BUT AT THE LENGTH TRUTH WILL OUT.

 誰かの引用で覚えていた、あのシェークスピアの不気味な文句が、目もくらめく様な光を放って、彼の脳髄に焼きつくのです。この計画には、絶対破綻はたんがないと、かくまで信じながらも、刻々に増大して来る不安を、彼はどうすることも出来ないのでした。

 何の恨みもない一人の人間を、ただ殺人面白さに殺して了うとは、それが正気の沙汰か。お前は悪魔に魅入みいられたのか、お前は気が違ったのか。一体お前は、自分自身の心を空恐しくは思わないのか。

 長い間、夜の更けるのも知らないで、調合して了った毒薬の瓶を前にして、彼は物思いに耽っていました。一層この計画を思止おもいとどまることにしよう。幾度いくたびそう決心しかたか知れません。でも、結局は彼はどうしても、あの人殺しの魅力を断念する気にはなれないのでした。

 ところが、そうしてとつおいつ考えている内に、ハッと、ある致命的な事実が、彼の頭に閃ひらめきました。

「ウフフフ…………」

 突然三郎は、おかしくて堪たまらない様に、併し寝静ったあたりに気を兼ねながら、笑いだしたのです。

馬鹿野郎。お前は何とよく出来た道化役者だ! 大真面目でこんな計画を目論もくろむなんて。もうお前の麻痺まひした頭には、偶然と必然区別さえつかなくなったのか。あの遠藤の大きく開いた口が、一度例の節穴の真下にあったからといって、その次にも同じ様にそこにあるということが、どうして分るのだ。いや寧ろ、そんなことは先ずあり得ないではないか

 それは実に滑稽極る錯誤でした。彼のこの計画は、已にその出発点に於て、一大迷妄に陥っていたのです。併し、それにしても、彼はどうしてこんな分り切ったことを今迄いままで気附かずにいたのでしょう。実に不思議と云わねばなりません。恐らくこれは、さも利口りこうぶっている彼の頭脳に、非常な欠陥があった証拠ではありますいか。それは兎も角、彼はこの発見によって、一方では甚はなはだしく失望しましたけれど、同時に他の一方では、不思議な気安さを感じるのでした。

「お蔭で俺おれはもう、恐しい殺人罪を犯さなくても済むのだ。ヤレヤレ助かった」

 そうはいものの、その翌日からも、「屋根裏散歩」をするたびに、彼は未練らしく例の節穴を開けて、遠藤の動静を探ることを怠おこたりませんでした。それは一つは、毒薬を盗み出したこと遠藤が勘づきはしないかという心配からでもありましたけれど、併し又、どうかして此間このあいだの様に、彼の口が節穴の真下へ来ないかと、その偶然を待ちこがれていなかったとは云えません。現に彼は、いつの散歩」の場合にも、シャツポケットから彼かの毒薬を離したことはないのでした。

 ある夜のこと――それは三郎が「屋根裏散歩」を始めてからもう十日程もたっていました。十日の間も、少しも気附かれる事なしに、毎日何回となく、屋根裏を這い廻っていた彼の苦心は、一通ひととおりではありません。綿密なる注意、そんなありふれた言葉では、迚とても云い現せない様なものでした。――三郎は又しても遠藤の部屋の天井裏をうろついていました。そして、何かおみくじでも引く様な心持で、吉か凶か、今日こそは、ひょっとしたら吉ではないかな。どうか吉が出て呉れます様にと、神に念じさえしながら、例の節穴を開けて見るのでした。

 すると、ああ、彼の目がどうかしていたのではないでしょうか。いつか見た時と寸分違わない恰好で、そこに鼾をかいている遠藤の口が、丁度節穴の真下へ来ていたではありませんか。三郎は、何度も目を擦って見直し、又猿股さるまたの紐を抜いて、目測さえして見ましたが、もう間違いはありません。紐と穴と口とが、正まさしく一直線上にあるのです。彼は思わず叫声を上げそうになったのをやっと堪こらえました。遂にその時が来た喜びと、一方では云い知れぬ恐怖と、その二つが交錯した、一種異様の興奮の為に、彼は暗闇の中で、真青になって了いました。

 彼はポケットから毒薬の瓶を取り出すと、独ひとりでに震い出す手先を、じっとためながら、その栓を抜き、紐で見当をつけて置いて――おお、その時の何とも形容の出来ぬ心持!――ポトリポトリポトリ、と数滴。それがやっとでした。彼はすぐ様さま目を閉じて了ったのです。

「気がついたか、きっと気がついた。きっと気がついた。そして、今にも、おお、今にも、どんな大声で叫び出すことだろう」

 彼は若し両手があいていたら、耳をも塞ふさぎ度い程に思いました。

 ところが、彼のそれ程の気遣いにも拘かかわらず、下の遠藤はウンともスーとも云わないのです。毒薬が口の中へ落ちた所は確に見たのですから、それに間違いはありません。でも、この静けさはどうしたというのでしょう。三郎は恐る恐る目を開いて節穴を覗いて見ました。すると、遠藤は、口をムニャムニャさせ、両手で脣を擦る様な恰好をして、丁度それが終った所なのでしょう。又もやグーグーと寝入って了うのでした。案あんずるよりは産うむが易やすいとはよく云ったものです。寝惚ねぼけた遠藤は、恐ろしい毒薬を飲み込んだことを少しも気附かないのでした。

 三郎は、可哀相な被害者の顔を、身動きもしないで、食い入る様に見つめていました。それがどれ程長く感じられたか事実は二十分とたっていないのに、彼には二三時間もそうしていた様に思われたことです。するとその時、遠藤はフッと目を開きました。そして、半身を起して、さも不思議相に部屋の中を見廻しています。目まいでもするのか、首を振って見たり、目を擦って見たり、譫言うわごとの様な意味のないことをブツブツと呟いて見たり、色々狂気めいた仕草をして、それでも、やっと又枕につきましたが、今度は盛んに寝返りを打うつのです。

 やがて、寝返りの力が段々弱くなって行き、もう身動きをしなくなったかと思うと、その代りに、雷の様な鼾声かんせいが響き始めました。見ると、顔の色がまるで、酒にでも酔った様に、真赤になって、鼻の頭さきや額には、玉の汗が沸々とふき出しています。熟睡している彼の身内で、今、世にも恐ろしい生死の争闘が行われているのかも知れません。それを思うと身の毛がよだつ様です。

 さて暫くすると、さしも赤かった顔色が、徐々にさめて、紙の様に白くなったかと思うと、見る見る青藍色せいらんしょくに変って行きます。そして、いつの間にか鼾がやんで、どうやら、吸う息、吐く息の度数が減って来ました。……ふと胸の所が動かなくなったので、愈々最期かと思っていますと、暫くして、思い出した様に、又脣がビクビクして、鈍い呼吸が帰って来たりします。そんなことが二三度繰り返されて、それでおしまいでした。……もう彼は動かないのです。グッタリと枕をはずした顔に、我々の世界のとはまるで別な、一種のほほえみが浮んでいます。彼は遂に、所請いわゆる「仏」になって了ったのでしょう。

 息をつめ、手に汗を握って、その様子を見つめていた三郎は、始めてホッとため息をつきました。とうとう彼は殺人者になって了ったのです。それにしても、何という楽々とした死に方だったでしょう。彼の犠牲者は、叫声一つ立てるでなく、苦悶の表情さえ浮べないで、鼾をかきながら死んで行ったのです。

「ナアンダ。人殺しなんてこんなあっけないものか」

 三郎は何だかガッカリして了いました。想像世界では、もうこの上もない魅力であった殺人という事が、やって見れば、外ほかの日常茶飯事と、何の変りもないのでした。この鹽梅なら、まだ何人だって殺せるぞ。そんなことを考える一方では、併し、気抜けのした彼の心を、何ともえたいの知れぬ恐ろしさが、ジワジワと襲い始めていました。

 暗闇の屋根裏、縦横に交錯した怪物の様な棟木や梁、その下で、守宮やもりか何ぞの様に、天井裏に吸いついて、人間の死骸を見つめている自分の姿が、三郎は俄に気味悪くなって来ました。妙に首筋の所がゾクゾクして、ふと耳をすますと、どこかで、ゆっくりゆっくり自分の名を呼び続けている様な気さえします。思わず節穴から目を離して、暗闇の中を見廻しても、久しく明い所を覗いていたせいでしょう。目の前には、大きいのや小さいのや、黄色い環の様なものが、次々に現れては消えて行きます。じっと見ていますと、その環の背後から遠藤の異様に大きな脣が、ヒョイと出て来そうにも思われるのです。

 でも彼は、最初計画した事丈けは、先ず間違いなく実行しました。節穴から薬瓶――その中にはまだ数滴の毒液が残っていたのです――を抛り落すこと、その跡の穴を塞ぐこと、万一天井裏に何かの痕跡が残っていないか、懐中電燈を点じて調べること、そして、もうこれで手落ちがないと分ると、彼は大急ぎで棟木を伝い、自分の部屋へ引返しました。

「愈々これで済んだ」

 頭も身体からだも、妙に痺しびれて、何かしら物忘れでもしている様な、不安な気持を、強しいて引立てる様にして、彼は押入れの中で着物を着始めました。が、その時ふと気がついたのは、例の目測に使用した猿股の紐を、どうしたかという事です。ひょっとしたら、あすこへ忘れて来たのではあるまいか。そう思うと、彼は惶あわただしく腰の辺を探って見ました。どうも無いようです。彼は益々慌てて、身体中を調べました。すると、どうしてこんなことを忘れていたのでしょう。それはちゃんシャツポケットに入れてあったではありませんか。ヤレヤレよかったと、一安心して、ポケットの中から、その紐と、懐中電燈とを取出そうとしますと、ハッと驚いたことには、その中にまだ外の品物が這入っていたのです。……毒薬の瓶の小さなコルクの栓が這入っていたのです。

 彼は、さっき毒薬を垂らす時、あとで見失っては大変だと思って、その栓を態々わざわざポケットしまって置いたのですが、それを胴忘どうわすれして了って瓶丈け下へ落して来たものと見えます。小さなものですけれど、このままにして置いては、犯罪発覚のもとです。彼は恐れる心を励して、再び現場げんじょうへ取って返し、それを節穴から落して来ねばなりませんでした。

 その夜三郎が床についたのは――もうその頃は、用心の為に押入れで寝ることはやめていましたが――午前三時頃でした。それでも、興奮し切った彼は、なかなか寝つかれないのです。あんな、栓を落すのを忘れて来る程では、外にも何か手抜てぬかりがあったかも知れない。そう思うと、彼はもう気が気ではないのです。そこで、乱れた頭を強いて落ちつける様にして、其晩の行動を、順序を追って一つ一つ思出して行き、どっかに手抜りがなかったかと調べて見ました。が、少くとも彼の頭では、何事をも発見出来ないのです。彼の犯罪には、どう考えて見ても、寸分の手落ちもないのです。

 彼はそうして、とうとう夜の明けるまで考え続けていましたが、やがて、早起きの止宿人達が、洗面所へ通う為に廊下を歩く跫音が聞え出すと、つと立上って、いきなり外出の用意を始めるのでした。彼は遠藤の死骸が発見される時を恐れていたのです。その時、どんな態度をとったらいいのでしょう。ひょっとしたら、後になって疑われる様な、妙な挙動があっては大変です。そこで彼は、その間あいだ外出しているのが一番安全だと考えたのですが、併し、朝飯もたべないで外出するのは、一層変ではないでしょうか。「アア、そうだっけ、何をうっかりしているのだ」そこへ気がつくと、彼は又もや寝床の中へもぐり込むのでした。

 それから朝飯までの二時間ばかりを、三郎はどんなにビクビクして過したことでしょうか、幸にも、彼が大急ぎで食事をすませて、下宿屋を逃げ出すまでは、何事も起らないで済みました。そうして下宿を出ると、彼はどこという当てもなく、ただ時間を過す為に、町から町へとさ迷い歩くのでした。

2021-03-21

盛岡競馬禁止薬物問題

ウマ娘ゲームにハマったからか地元競馬ニュースが気になるようになった

化学医学知識はさっぱりだからわからんが、

寝床の藁にカビが生えてて、それが体内に入って突然変異を起こしたって事なのか

真意わからんけど要は、夏場に敷布団にカビが生えてて偶々吸っちゃったって感じか。

自然発生なのに2年も引っ張られて、ひどい風評被害やな…

2021-03-19

夢で会いましょう

 隴西ろうさいの李徴りちょうは博学才穎さいえい、天宝の末年、若くして名を虎榜こぼうに連ね、ついで江南尉こうなんいに補せられたが、性、狷介けんかい、自みずから恃たのむところ頗すこぶる厚く、賤吏せんりに甘んずるを潔いさぎよしとしなかった。いくばくもなく官を退いた後は、故山こざん、※(「埒のつくり+虎」、第3水準1-91-48)略かくりゃくに帰臥きがし、人と交まじわりを絶って、ひたすら詩作に耽ふけった。下吏となって長く膝ひざを俗悪な大官の前に屈するよりは、詩家としての名を死後百年に遺のこそうとしたのであるしかし、文名は容易に揚らず、生活は日を逐おうて苦しくなる。李徴は漸ようやく焦躁しょうそうに駆られて来た。この頃ころからその容貌ようぼうも峭刻しょうこくとなり、肉落ち骨秀ひいで、眼光のみ徒いたずらに炯々けいけいとして、曾かつて進士に登第とうだいした頃の豊頬ほうきょうの美少年の俤おもかげは、何処どこに求めようもない。数年の後、貧窮に堪たえず、妻子の衣食のために遂ついに節を屈して、再び東へ赴き、一地方官吏の職を奉ずることになった。一方、これは、己おのれの詩業に半ば絶望したためでもある。曾ての同輩は既に遥はるか高位に進み、彼が昔、鈍物として歯牙しがにもかけなかったその連中の下命を拝さねばならぬことが、往年の儁才しゅんさい李徴の自尊心を如何いかに傷きずつけたかは、想像に難かたくない。彼は怏々おうおうとして楽しまず、狂悖きょうはいの性は愈々いよいよ抑え難がたくなった。一年の後、公用で旅に出、汝水じょすいのほとりに宿った時、遂に発狂した。或ある夜半、急に顔色を変えて寝床から起上ると、何か訳の分らぬことを叫びつつそのまま下にとび下りて、闇やみの中へ駈出かけだした。彼は二度と戻もどって来なかった。附近山野を捜索しても、何の手掛りもない。その後李徴がどうなったかを知る者は、誰だれもなかった。

 翌年、監察御史かんさつぎょし、陳郡ちんぐんの袁※(「にんべん+參」、第4水準2-1-79)えんさんという者、勅命を奉じて嶺南れいなんに使つかいし、途みちに商於しょうおの地に宿った。次の朝未まだ暗い中うちに出発しようとしたところ、駅吏が言うことに、これから先の道に人喰虎ひとくいどらが出る故ゆえ、旅人は白昼でなければ、通れない。今はまだ朝が早いから、今少し待たれたが宜よろしいでしょうと。袁※(「にんべん+參」、第4水準2-1-79)は、しかし、供廻ともまわりの多勢なのを恃み、駅吏の言葉を斥しりぞけて、出発した。残月の光をたよりに林中の草地を通って行った時、果して一匹の猛虎もうこが叢くさむらの中から躍り出た。虎は、あわや袁※(「にんべん+參」、第4水準2-1-79)に躍りかかるかと見えたが、忽たちまち身を飜ひるがえして、元の叢に隠れた。叢の中から人間の声で「あぶないところだった」と繰返し呟つぶやくのが聞えた。その声に袁※(「にんべん+參」、第4水準2-1-79)は聞き憶おぼえがあった。驚懼きょうくの中にも、彼は咄嗟とっさに思いあたって、叫んだ。「その声は、我が友、李徴子ではないか?」袁※(「にんべん+參」、第4水準2-1-79)は李徴と同年に進士の第に登り、友人の少かった李徴にとっては、最も親しい友であった。温和な袁※(「にんべん+參」、第4水準2-1-79)の性格が、峻峭しゅんしょうな李徴の性情と衝突しなかったためであろう。

 叢の中からは、暫しばらく返辞が無かった。しのび泣きかと思われる微かすかな声が時々洩もれるばかりである。ややあって、低い声が答えた。「如何にも自分は隴西の李徴である」と。

 袁※(「にんべん+參」、第4水準2-1-79)は恐怖を忘れ、馬から下りて叢に近づき、懐なつかしげに久闊きゅうかつを叙した。そして、何故なぜ叢から出て来ないのかと問うた。李徴の声が答えて言う。自分は今や異類の身となっている。どうして、おめおめと故人ともの前にあさましい姿をさらせようか。かつ又、自分が姿を現せば、必ず君に畏怖嫌厭いふけんえんの情を起させるに決っているからだ。しかし、今、図らずも故人に遇あうことを得て、愧赧きたんの念をも忘れる程に懐かしい。どうか、ほんの暫くでいいから、我が醜悪な今の外形を厭いとわず、曾て君の友李徴であったこ自分と話を交してくれないだろうか。

 後で考えれば不思議だったが、その時、袁※(「にんべん+參」、第4水準2-1-79)は、この超自然怪異を、実に素直に受容うけいれて、少しも怪もうとしなかった。彼は部下に命じて行列の進行を停とめ、自分は叢の傍かたわらに立って、見えざる声と対談した。都の噂うわさ、旧友の消息、袁※(「にんべん+參」、第4水準2-1-79)が現在地位、それに対する李徴の祝辞青年時代に親しかった者同志の、あの隔てのない語調で、それ等らが語られた後、袁※(「にんべん+參」、第4水準2-1-79)は、李徴がどうして今の身となるに至ったかを訊たずねた。草中の声は次のように語った。

 今から一年程前、自分が旅に出て汝水のほとりに泊った夜のこと、一睡してから、ふと眼めを覚ますと、戸外で誰かが我が名を呼んでいる。声に応じて外へ出て見ると、声は闇の中から頻しきりに自分を招く。覚えず、自分は声を追うて走り出した。無我夢中で駈けて行く中に、何時いつしか途は山林に入り、しかも、知らぬ間に自分は左右の手で地を攫つかんで走っていた。何か身体からだ中に力が充みち満ちたような感じで、軽々と岩石を跳び越えて行った。気が付くと、手先や肱ひじのあたりに毛を生じているらしい。少し明るくなってから谷川に臨んで姿を映して見ると、既に虎となっていた。自分は初め眼を信じなかった。次に、これは夢に違いないと考えた。夢の中で、これは夢だぞと知っているような夢を、自分はそれまでに見たことがあったから。どうしても夢でないと悟らねばならなかった時、自分は茫然ぼうぜんとした。そうして懼おそれた。全く、どんな事でも起り得るのだと思うて、深く懼れた。しかし、何故こんな事になったのだろう。分らぬ。全く何事も我々には判わからぬ。理由も分らずに押付けられたもの大人しく受取って、理由も分らずに生きて行くのが、我々生きもののさだめだ。自分は直すぐに死を想おもうた。しかし、その時、眼の前を一匹の兎うさぎが駈け過ぎるのを見た途端に、自分中の人間は忽ち姿を消した。再び自分中の人間が目を覚ました時、自分の口は兎の血に塗まみれ、あたりには兎の毛が散らばっていた。これが虎としての最初経験であった。それ以来今までにどんな所行をし続けて来たか、それは到底語るに忍びない。ただ、一日の中に必ず数時間は、人間の心が還かえって来る。そういう時には、曾ての日と同じく、人語も操あやつれれば、複雑な思考にも堪え得るし、経書けいしょの章句を誦そらんずることも出来る。その人間の心で、虎としての己おのれの残虐ざんぎゃくな行おこないのあとを見、己の運命をふりかえる時が、最も情なく、恐しく、憤いきどおろしい。しかし、その、人間かえる時間も、日を経るに従って次第に短くなって行く。今までは、どうして虎などになったかと怪しんでいたのに、この間ひょいと気が付いて見たら、己おれはどうして以前、人間だったのかと考えていた。これは恐しいことだ。今少し経たてば、己おれの中の人間の心は、獣としての習慣の中にすっかり埋うもれて消えて了しまうだろう。ちょうど、古い宮殿の礎いしずえが次第に土砂に埋没するように。そうすれば、しまいに己は自分過去を忘れ果て、一匹の虎として狂い廻り、今日のように途で君と出会っても故人ともと認めることなく、君を裂き喰くろうて何の悔も感じないだろう。一体、獣でも人間でも、もとは何か他ほかのものだったんだろう。初めはそれを憶えているが、次第に忘れて了い、初めから今の形のものだったと思い込んでいるのではないか? いや、そんな事はどうでもいい。己の中の人間の心がすっかり消えて了えば、恐らく、その方が、己はしあわせになれるだろう。だのに、己の中の人間は、その事を、この上なく恐しく感じているのだ。ああ、全く、どんなに、恐しく、哀かなしく、切なく思っているだろう! 己が人間だった記憶のなくなることを。この気持は誰にも分らない。誰にも分らない。己と同じ身の上に成った者でなければ。ところで、そうだ。己がすっかり人間でなくなって了う前に、一つ頼んで置きたいことがある。

 袁※(「にんべん+參」、第4水準2-1-79)はじめ一行は、息をのんで、叢中そうちゅうの声の語る不思議に聞入っていた。声は続けて言う。

2021-03-13

思いつきは絶対メモしないと駄目だね。

特に朝に目を覚まして寝床で考えていたこととかね。

例えば、あっこれ増田に書こうとか思いついて、

メモしとかないと忘れるからスマホに書いとこうとか思って、

でも、これは忘れないよな、これだけ形になってるから忘れっこないよ絶対

確信してることを完全に忘れるんだよね。

 

こうやって人が忘却の彼方へと送り出したアイデアをすべて集めて、検証して実行すれば、

世界が今の形と全く違うものになるくらいの世界線が誕生するんじゃないだろうか。

2021-03-11

anond:20070309225029

17時前、帰宅ラッシュを外して帰宅

17時半頃、保育所に1才の息子を迎えに行く

息子と帰宅、すぐに風呂に入る

18〜19時、妻が子供に夕飯を食べさせている間、

自分夫婦の夕食である餃子をつくる

19〜20時、子供四苦八苦しながら夫婦の夕食

20〜21時、妻は子供の寝かしつけ、自分は夕食の片付け

21〜23時、妻はそのまま寝入る。自分仕事の残りをリモートで片付ける

23〜0時、妻を起こし、交代で寝床に入る。そのまま寝るまでスマホ漫画ゲーム

平日はだいたいこんな感じのルーティーン

夕飯を妻が作る時もあるし、自分が寝かしつけをやる場合もある

子供がすぐ寝てくれれば楽だが、長引くとしんどい

anond:20210311021637

【このエントリは、 https://anond.hatelabo.jp/20210311002935 に対する返答から始まったものの一部です。マリシンジラストへの直接的な関与はありませんが、そのことについての意見も含まれます

うん、それはもうだいぶ前に読んだんだ。

Newタイプとしてコレクションしていただいて恐縮です。

ポリコレの話だというのはなんとなく理解してるんだけど、

表現としてアウトなら、どこまでがアウトかしっかり認識したい。

例えば、TV版で

ちょうどよく綾波の胸を掴んじゃうとか(倒れ込んで向かい合うだけでいいのに)、

寝床にいつの間にアスカがいたか勝手キスしようとするとか(背中向けてドキドキしてるだけでいいのに)、

キャラ造形には不要なのに無理やり視聴者(主に男)の乱暴欲求を満たそうとする行動描写は当時から正直不快だったし、

から劇場版Airの冒頭はとびきり刺さった。

それは性欲と行動を切り分けられない男、性を餌にアニメに吸い寄せられてしまう男への不快感でもあった。

もちろん男全員が悪いって話ではない。

そんな性欲は女性だってあるし、性衝動だってある。それ自体も悪くない。

でも、本来物語に不必要なのに男サイドから一方的な性欲解消として描かれるシーンはあって、

エヴァ最初からそういう危うさを孕んだアニメだってのはこっちだって認識してる。

「ピチピチのプラグスーツ

下着女性寝返りうつ

女性の裸を見る」

女性の裸を勝手に触る」

ラブホテル合意性交渉をする」

相手性的欲望を覚える」

「異性の裸が見えたからその場で自慰をする」

「裸になっときたい女性が男の部屋に合意で居座る」

自分の胸が大きいと言った女性に同じ言葉を返す」

エヴァでは、これらのアウトとセーフを無意識ジャッジしてる自分がいて、今回はアウトじゃなかったってだけ。

からアウトの理由を知りたかったのに「コレクション見て」はないよ~。こっちは押井攻殻好きなのとか晒してるのに。

まあ自分ジャッジ100%正しいとは主張しない。あくま感想から

裸晒されてるだけでダメってのも状況によってはわかるし。ずるくてすまん。

あと「草薙素子」か「メンヘラ」かはもう感じる側の勝手だと思うし、増田庵野でない限りは不毛平行線だと思う。

理解ある彼氏」についても。あらゆる人類に「受け入れる力」は大切で、その意味で彼らは進んでるし彼らこそがNewタイプだと思う。

ただ【ここ重要】彼らにもSAN値とか経済とか個人差は絶対にあるから、そういう事象を一緒くたにする言葉として「メンヘラ」も「理解ある彼氏」もNGだと認識してる。自分なら絶対に使わない。

増田にはきっと正当なストーリーがあるのだろうけど、上手く読み取れなくて本当にごめんなさい。

2021-03-02

猫飼いたい増田関係か、独居を理由に猫を飼わない人が独居の人間には猫を飼う資格がないとか書いてるのを見てしまった。

自分が独居を理由に猫を飼わないのは自由だと思う。でもそれを他人押し付けるなよ。

少なくとも野良猫に暖かく安全寝床と十分なメシと安全な水が与えられたんならその人は完璧じゃなくても猫のことを救ってるだろ。

偉そうにネコチャンカワイソウって批判だけするお前は保護活動金も出さず猫に家もメシも水も与えずに行き先を奪うだけじゃないのか。

飼い主が突然死んで猫も死ぬかもしれないけど、20年弱もあれば既婚者だって離婚したり突然死したり一家離散したり色々あるだろ。

そんなの精一杯備えるしかない。

人も猫も生き物なんだからいつか死ぬ

死ぬまでの間にお互いちょっとでも幸せな期間を共有できるといいな。

保護活動してる人は自分が納得できる相手譲渡すれば良いと思う。独身者譲渡しない保護活動の人を批判する気はない。

厳しくすればするほど自分が救える猫の頭数が制限されるのはよく知ってるだろうし。

人間社会を忘れたような猫狂いと外で餌やりするタイプは嫌いだが。

色々イラッとしたので書いた。とっちらかったけどすっきりした。

今は飼っていないし飼う予定もないけど拾ってしまった病気持ちの老猫と仕方なしに数年同居してたことがある。猫のせいで引っ越ししたし医療費も手間もべらぼうにかかって大変だった。でも楽しかったよ。猫がどう思っていたかは知らん。

他人事だけど独居の保護猫飼いたい人々と行き先のない猫に良い出会いがあるといいな。

2021-03-01

anond:20210301102805

彼女たちはフェミニスト環境保護活動家のようなオモチャにしていい人たちじゃない。ペット販売ビジネスの闇によって生まれる不幸な猫、犬に清潔で温かい寝床と穏やかな老後を与えて幸せになってほしいと思ってるだけの人たちなんや

フェミニストだって環境保護活動家だって不幸な女性や不幸な環境を守りたいと思ってるだけの人たちなんじゃないのなんでそっちはオモチャにしていいんだい???

頼むから保護猫・保護団体フェミ環境保護活動家のようなオモチャにしないでくれ

最近増田保護猫引き取れなかった、何だあいつらという釣りが目立つ。

やめろ。やめてくれ。

彼女たちはフェミニスト環境保護活動家のようなオモチャにしていい人たちじゃない。ペット販売ビジネスの闇によって生まれる不幸な猫、犬に清潔で温かい寝床と穏やかな老後を与えて幸せになってほしいと思ってるだけの人たちなんや

そりゃ完全にボランティアからすこし偏屈な人も中にはいるかもしれんが、身寄りのない孤児に居場所を与えるお坊さんみたいな存在なのや。頼むから保護猫犬団体叩き収まってくれーーーーーフェミ環境活動家カテゴリーに入れて叩くんじゃねーーーーーーーーーーーーーー!

必読書コピペマジレスしてみる・自分オススメ41冊編(1)

日本文学編(anond:20210222080124)があまり注目されなかったけれども、記憶を頼りに続きを書く。

芥川龍之介河童

どの作品を入れるべきか迷った。古典翻案に見られる知性とユーモア晩年作品にみられる迫害的な不安、どちらの傾向を持つ作品であっても、元文学少年の心をひきつけてやまない。特に歯車」などの持つ、すべてのものが関連付けられて迫ってくる凄味は、学生時代に再読したとき、行き詰まりかけていた学生生活不安と重なり、ただただ恐ろしく、読み終わってからしばらくは寝床で横にならされた。

河童」を選んだのは中高生の頃で、河童の国を旅する要素に心を惹かれたことを思い出したからだ。それは、大学生の頃よりも不安が弱かったからなのか、この作品に潜む女性への憧れと恐れが自分に響いたのか、あるいは架空世界架空言語に魅せられたのか、その理由はわからない。

ハンス・クリスチャン・アンデルセン雪の女王

アンデルセン小説を読んでいると、きっとこの人モテなかったんだろうなあ、ってのがひしひしと伝わってきて、何だったら今晩一杯つきあうよ、的な気分にさせられる。一人寂しいときへの痛みと、女性への復讐心が入り混じっていて、読んでいて心がきりきりとする。

で、この作品の中でひたすら「いいなあ」と思うのは、悪魔の鏡のかけらが心の中に入ると、どんな良いものもその欠点ばかりが大きく見えてしまうという設定だ。

ところで、ディズニー作品価値貶めるつもりはないけれど、原作とは全然違う話に似たタイトルをつけて世界中に広げるのってどうなんだろう。デンマーク人は怒らないんだろうか(「人魚姫だって原作改変をやってるし……。いや、ディズニー普通に好きなんですけど、最近こうした異文化の扱いって難しいですし……)

グレッグ・イーガン祈りの海」

「白熱光」にしようかと思ったのだが、これはエイリアンニュートンアインシュタイン物理学自力発見していく過程が延々述べられるだけの話で、燃えるけれども物理学の基礎をかじっていないとちっとも面白くないのでやめた。ついでに、彼の欠点として「科学者エンジニア最高、政治家宗教家文学者は役立たずのクズ」という態度を隠そうともしないところがある。要するに理系の俺TUEEE小説なのだ。それに、しょっちゅうヒロインから説教されるし、作者はいったいどういう恋愛経験をしてきたか非常に心配になる。

そうしたえぐみ比較的少ないのがこの短篇集で、最初に読んだ本だから愛着がある。それに、上の隠しきれない欠点にも関わらずイーガンが嫌いになれないのは、科学的な真理に向き合う姿勢と果てしのない好奇心がかっこよく、さらに己に課した厳しい倫理に身が引き締まるからだ。

カズオ・イシグロ日の名残り

友人と富士山に登るときに持っていったこともあり、これも自分にとって思い出深い小説だ。これは、大戦後の新しい時代適応できない英国執事物語である

彼の小説の語り手は基本的には何かを隠していることが多いので、いつも歯に物の挟まった言い方をする。そのうえ、誰もが自分の信念にしがみついているものから登場人物同士の会話は勝手な主張のぶつけ合いになり、実のところ会話になっていない。

カズオ・イシグロはそうした気持ちの悪さを楽しむ作家だ。そして、「日の名残り」は自分の本当の気持ちに蓋をして生きている人、やりたいことよりもやるべきことを優先してしまう人に、刺さる作品であるに違いない。

ミシェル・ウエルベック素粒子

彼の作品不快だ。主人公のボヤキは原則として次の通り。俺は非モテから思春期の頃には思いっきセックスできなかった。中年になって女を金で買えるようになったが、ちっとも楽しくない。子供も老人もみんな大っ嫌いだ、バーカ! これはひどい

作中に出てくる西欧文明の衰退だのなんだの宗教への逃避だの一見知的に見える議論も、すべて上記の嘆きを補強するためのダシに過ぎない。それでもなお、なぜオススメに入れたのかというと、人をエゴ抜きで愛することの難しさを逆説的に語っているからだ。そして、自分が愛されておらず、必要ともされていないと感じたとき人間がどれほど孤独とみじめさを感じるかを緻密に描いている。皮肉なことに、これは性と愛について真摯思考した書物である

ただ、どの作品も言っていることが大体同じなので何冊も読んではいない。

ヴァージニア・ウルフ「ダロウェイ夫人

僕がウルフのことが好きなのは、単純に文章が美しいというだけじゃなくて、迷っている人間の頭の中で浮かぶ複雑な段階が細かいところまでよく見えているからだ。例えば親しい人への憎悪が浮かび、言葉ではそれを否定して見せるが、態度にふとこぼれ出てしまう。そうした過程子供が貝殻を見つけたときのように、ひとつひとつ並べている。

そして、意識の流れとでもいうのか、ある人物意識から別の人物意識へと、外界の描写連想を経てシームレスに移行していく感じが、本当に巧みな脚本映画みたいで、やっぱり映画って文学から相当影響を受けてるんじゃないかって勘ぐったりするのだけれど、本当のところどうなのかは知らない。眠る前の自分意識もふと過去に飛び、すぐに現代に戻り、夢想し、眠りに落ちていく。

灯台へ」とどっちにするかこれも迷った。

ミヒャエル・エンデはてしない物語

さえない少年万引きした小説を読んでいると、いつしかその物語の中に取り込まれしまう。これは主人公異世界に行き、そこでなりたい自分になるが(まさに公式チートだ)、その報いとして自分自身が本当は何者であったかをどんどん忘れてしまう。何よりも面白小説なのに、その小説現実に向きあう力からではなく現実逃避の手段となることの危険性を訴えている。主人公が万能チート野郎になってになってどんどん嫌な奴になっていく様子は必見。また、後半で主人公を優しく包み込む人物が、私の与えたものは愛でなく、単に私が与えたかったものに過ぎない、という趣旨台詞を言うシーンがあり、これが作品の中で一番自分の心に残っている台詞だ。

ちなみに子どものころ映画版を見て、原作とは真逆メッセージストーリーになっているのにショックを受け、初めて原作破壊行為に対する怒りを覚えた。僕が大人商業主義を信用しなくなったのはこれ以来かもしれない。

円城塔文字渦」

基本的自分は何かを知ることが好きで、だから知識の物量で殴ってくるタイプの彼の作品も好きである。それでいてユーモアも忘れないところが憎い。フィクションとは何だろう、言葉文字物語を語るってそもそもどういうことだろう、そうしたことをちらりと考えたことがあるのなら楽しく読めるはず。「Self reference Engine」で抽象的に触れられていたアイディアが、漢字という具体的な文字によって、具体的な形を与えられている。

元々SFの人だけれども、最近日本古典にも守備範囲を広げ始めていて、SFが苦手な人も楽しいと思うし、慣れたらSFにも手を出してほしいとこっそり思っている。

遠藤周作沈黙

どうしてこれほどあなた信仰しているのに、手を差し伸べてくれないのですか。せめてささやか奇跡あなたがいらっしゃるということだけでも示してください。そういう人類が何千年、何万年も悩んできたことについて。神に関しての抽象的な疑問は、具体的な舞台設定を与えないと机上の空論になる。

以前も述べたが、ここに出てくる仲間を裏切ったりすぐに転向したりしてしまう情けないキチジローという人物がとても好きで、彼の「迫害さえなければまっとうなキリシタンとして生きられたのに」という嘆きを、情けないと切り捨てることができない。

ただただ弱くて情けない人物遠藤周作作品にはたくさん出てくる。だから好きだ。僕が文学にすがらねばならなかったのは、それなしには自分の弱さ、愚かさ、卑怯さ、臆病さ、ひがみを許せなかったからで、強く正しい主人公たちからは救われなかった。

イタロ・カルヴィーノ「冬の夜一人の旅人が」。

男性読者」という名の作中人物が本を買うが、その本には落丁があった。続きを探すために彼は同じ本を手に取った別の読者である女性読者」を探し求める。彼はいろいろな本を手に取るが、目当ての本は結局見つからない。枠物語の内部に挿入されるつながらない小説の断片は、それだけでも完成度が高く、まるで本当に落丁のある文学全集を読んでいるような楽しみがある。

世界文学パロディー化した物語のページをつないで作った「鏡の中の鏡」かと思わされたが、それ以上のものだった。語りの文と物語関係とは、新作と偽作とは、そんなテーマ物語レベルメタレベルの二つの層の間で錯綜して語られている。

ダニエルキース「アルジャーノンに花束を

知的障害者チャーリーゴードンが脳手術で天才になるが、その知性は長続きしなかったという悲劇として知られている。けれども、僕はこれをただの悲劇として読まない。障害者セックスについて正面から向き合った最も早い作品の一つだからだ。

チャーリー女性の裸を考えるだけで罪悪感からパニックになってしまう。それは母からの過度な抑圧と体罰が原因だったが、それはチャーリーの妹を彼の性的好奇心から守ろうとするが故の行動だった(チャーリーの母が、周囲からもっと支援を得られていたら、あれほどチャーリーにつらく当たらなくて済んだんではないか、とも思う)。

天才になったチャーリーは恋をし、トラウマを乗り越え、苦労の末に愛する人と結ばれ、やがて元の知的障害者に戻ってしまう。一見すると悲劇だが、彼にはセックスに対する恐怖がもはやなくなっている。彼がただの障害者に戻ってしまったという感想は、その視点が抜けているのではあるまいか

ナタリア・ギンズブルグ「モンテ・フェルモの丘の家」

素晴らしかった。中年の仲良しグループというか、ツイッターでいうクラスタの間を行き交う書簡を通して話が進む。居場所をなくすこと、愛情を失うこと、自分の子供をうまく愛せないこと。そして、友人の死。テーマは深刻だ。なのに、読後感は良い。それは視点距離を取っているからか、登場人物を公平に扱っているからか、それとも愛を失う/奪われる過程だけじゃなくて、そのあともちゃんと書いているからなのか。長い時間の中で、家族や友人が近づいたり離れたりする感じ、これこそ人生だ、みたいな気持ちになる。

アーサー・C・クラーク幼年期の終わり

子供の頃、太陽が五十億年も経てば地球を飲み込んでしまうと知って、非常に恐ろしかったのだけれど、それ以来人類運命について書かれた物語がずっと好きだ(H・G・ウェルズの「タイムマシン」も何度も読んだ)。

人類は滅んでしまうかもしれない。生き延びるかもしれない。しかし、宇宙に出て行った結果、ヒトとは似ても似つかないものになってしまうかもしれない。彼らは人類の何を受け継ぐのだろうか。そして、今しか存在しない自分は、果たしてこの宇宙意味があるのか。

人類運命が気になるのと同じくらい、僕はきっと遠くへ行きたいと思っている。だから、ヒトという形から自由になってどこまでも進化していく話に魅了され続けるのだ。


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腹が痛い

起きるとそこは腹痛

最近朝ここで日記を書こうとする時

雄叫びのようなものが聞こえるが

限界を越える雄叫びは怖いし逆もまた然り

限界を越えない雌撫でも怖い

遅く起きた寝床

遅くて起きてない寝床

おならが出たので嗅ぎます

2021-02-27

猫は犬のことを寝床かなんかと勘違いしてる。

2021-02-26

anond:20210226161114

そうですね

昔は寝床に潜ってよく嗅いでた気がしま

2021-02-22

気になったんだけど、もし俺が無防備にもちもちほっぺを晒しながらお前らの布団でよだれたらしながら眠ってたらどうするわけ?

①ほっぺたをつんつんして吸い付くような柔らかさを堪能した後顔を寄せて脱脂粉乳のような匂いを堪能する

②よだれで寝床を汚されたことに激怒して鬼神のごとき勢いで俺の顔面が変形するまで殴り続ける

まあ、どっちが多いかはわかりきってるけど……(というか、そっちを選ぶ人いる?って感じだがw)

念のため選択肢として用意はしておいた。増田たちの忌憚のない意見を聞きたいね

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