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はてなキーワード: 本屋とは

2024-07-27

10年以上前に書いた小説を読み返した

15年以上前アラサーだった自分新人文学賞などを目指して小説を書いていた。

土日の大部分は小説を書く作業と、小説を書く人が集まる社会人講座の授業に費やしていた。

5年位は続けていたが、やめてしまった。

自分が書くべきことが次第に思いつかなくなってしまたことと、他の受講者の作品本屋さんで売っている小説を読んでいるうちに、自分には向いていないしセンスがないことがだんだんわかってきたからだ。

ところが最近自分パソコンフォルダを漁っていたらその頃の小説pdfが出てきた。書くのをやめてばかりの頃は恥ずかしいし痛いから二度と読むまいと心に決めていたが、今の心情としては死ぬ前にあと1回位は読んでもいいかもしれない、小説の見え方も書いていた当時とは大分違うかもしれないと思い、斜め読みでもいいからとりあえず読んでみることにした。

読んだ作品はA、B、C、Dとして、以下にその感想を書く。

登場人物やあらすじについては触れない。

A

小説を書いてみたいと思って社会人講座に通い始めて間もない頃に初めて書いた。原稿用紙350枚ぐらい。

登場人物言葉遣いが汚い。直情的すぎる。登場人物の中でホモと疑われる教師がいたのだが、今の時代ではアウトすぎる表現だった。

物語の展開が都合良すぎる。

恋愛描写がくどい。多分これが、よく言われるところの、素人おっさんが初めて書く小説ありがちな痛さかもしれない。

書いてる時には恐らく頭の中で見えていたはずのもの文字になっていないからなんのことだかわからない記述がある。

過去の知り合いを物語の中で過剰に美化している。つまり自分の当時の人生観が未熟で甘いということだろう。

主人公がずっと目指していた目的地がいつの間にかすり替わっているのに物語中では一切理由がわからない。

親の心とかの描写が表面的すぎる。

内容をほとんど忘れていたので次の展開が読めないところは楽しみでもあった。

瑞々しい恋心みたいなのはちょっとよみがえった気がした。今よりも恋愛至上主義が強い世相の中で流されつつ抱いた渇望感みたいのを思い出した。

小説すばる新人賞に応募したが1次選考にも残らず。当時はなんで?なんで?って感じだったが(それも恐ろしいことだが)今読めば選考に残るわけないのは十分納得。

B

Aの2年後ぐらいに書いた。原稿用紙500枚。

主人公思考社会への目があまりにもすさんでいる。それは当時自分がそうだったことの裏返しだろう。

弱者執拗否定しようとする力の存在をことさら強調し絶大視しようとする描写がいくつかあって、それが自分人間的未熟さというか卑屈さを浮き彫りにした。

犯罪トリック稚拙USBメモリ紛失をでっち上げただけで大企業情報漏えい事件発生というのは無理がある。

簡単に人が死ぬ。こんなに登場人物をたくさん殺しているのにその必然性も後片付けもないと、当時通っていた講座の講師にも指摘された。

書いた当時の10年後つまりここ最近時代舞台なのに、現代キャッシュレス社会を予見できなかった。虹彩認証コンビニで1000万円までの現金を下ろせてしまうという設定にはあまりにも無理があった。

刑事がすぐに暴言を吐き暴力を振るう設定が安直すぎる。下手をすれば職業蔑視とも受け取られかねない。

いい奴の主人公最初のシーンだけめっちゃ嫌なやつ過ぎてその後のシーンでの性格とあまりにも整合性がつかなすぎる。

氷河期世代負け組アラサー男性絶望感と人生をやり直しの希望みたいのは出たと思う。

当時の自分成功したあっち側ではなく、だめなこっち側人間なんでこっち側の怒りや絶望を描いたつもりだったのが、その描写に卑屈なところがあるため、かえってこっち側の怒りを買いそうでなおかつあっち側から苦笑いか同情でもされそうな残念感が今も残る。

このミス大賞」に応募して、もちろん1次選考には通過しない。当時はそんなもんか、という印象だったが、今だったら通るわけないと十分納得。

C

Bを書いた後に、今度は誰も死なない話を、なるべく心温まる話を書こうと奮起して書いた。原稿用紙350枚。

登場人物で、モデルとなる実在人物がそれまでで一番多い。そのためか痛さが際立っている。

物語の展開にAやBほどまでの唐突さはないが、それでも十分唐突

今どき年寄りしか使わないような方言若者世代にまで喋らせていてあまりにも無理がある。

主人公恋人となる女子大学生の人物描写凡庸で表面的。

難しい命題を掲げておいて導き出した答えがあまりにも安直稚拙主人公大学生なのにこれじゃ中学生かよって感じがしてしまう。

書いている当時は見えていたものを本文に描写していない(書いた気になってる)のでなんのことかわからないシーンが一箇所あった。

主人公のイチャラブシーンがくどい。がそういうのがいい人はいるのかも知れない。ただし、人物描写に深みがないからやはり読む人が読めばつまらない。

もし登場人物モデルとなる実在人物にこんなのを読まれたらと思うと恐ろしい。

縁あって知り合いの編集者の方に読んで頂いたところ「よいところは何一つない」と断言され、大沢在昌小説入門のような書籍勉強することを真剣に勧められた。(一通り読んでみたが実践にまで及ばず自分の血肉とはならなかった)

小説すばる新人賞に応募し、もちろん1次選考に通過しなかった。当時の印象としては、やっぱそうだよなって感じだった。

D

Cを書いてから2、3年後に、通っていた講座の課題として書いた。原稿用紙100枚。

書くことがなくて無理やりひねり出した感が強く出てしまっている。

既存小説のシーンを堂々とパクっている(ある小説で、土砂を積んだダンプカーが横転して人が生き埋めになるのを見て笑う男のシーンがある)

書いている当時頭に思い浮かべていたシーンと実際に書かれた描写とでまだギャップがある。

 

(全体を通して…)

読み返す前は「小説家になろう」とかにupしてもいいかなーとか思ってたが、読んでみると、、やっぱり、、、無理だわ💦

2024-07-24

アサシンクリード問題を横目で見ながら、その辺の本屋の棚を見ると、日本国内で出ている雑な歴史本や「おれの考える最強の日本史」的な(半創作的歴史本は放っといていいのかという気持ちが出てくる

本棚燃えちゃった……買った当時のレシート持っていっても本屋さんが新品くれなかった」←これは正気の沙汰ではないよね?

スマホ買い替えたら電子書籍ID忘れちゃった……クレカ履歴見せてもサイト運営が復旧してくれない」←これは正気の沙汰という扱いらしい。

俺にはどっちも同じレベル正気を失っているように見えるのだが、どうも世論は違うらしい。

前者は「頭おかしすぎクソワロwwww本屋がかわいそうwwww」

後者は「電子書籍クソスギ!!!ユーザーがかわいそう!!!!」

なんだってね。

いやいや一緒だろ?

大昔の人類洞窟暮らしていたかコウモリは身近な存在だったに違いない

だとするとコウモリ由来の病気は身近な存在だったのだろうか

現代人と違って

うーん、調べようが無さそうだな

コウモリ由来のウイルスとかをテーマにして書かれた本を探せば何か言及あるかもか

今日仕事帰りに本屋に行って探してみよう

2024-07-19

anond:20240718203834

Amazonが町の本屋をぶっ潰した時に喜んでる(現在進行形)人らと同じやろ。

「やったぜ、古臭くて弱い商売人が潰れたぜ、社会が少し強くてキレイになった」つってさ。

あと、キャッシュレスが財布などの小物の商売をぶっ潰している時に喜んでる人らとかも。

ただ、生成AI商業ブームに火をつけたのは、あの憎き邪悪Microsoftから・・・

正義Amazon様の快進撃を歓迎し、Apple様・Google様のスマホで完全キャッシュレス生活を送る人らと

クソMicrosoft/OpenAIから始まった生成AI侵略行為を喜んでいる人らとは、層としては別やろな。

2024-07-17

ぼっちカルトにはまらない

ぼっちが1人で本屋彷徨いてたら女性声かけられて、友達ふえるとおもって一緒に遊んでくうち、仏教集会につれられ、友達じゃなくて宗教勧誘だったことがある。

友達求めがちなぼっちはあぶない。

無難フェードアウトした)

14歳の時にパンツ売ってた

2024/7/19追記:スマホと書いたが実際はボーダフォンプリペイドケータイ一台(親に没収された)と、男名義のauケータイ一台もらったよ(ちなみに当時既にあったオンラインクレーンゲームに6000円課金して男ブチギレで一カ月で解約されたが)

もし優しい人がいたら一番下に書いた質問に回答してほしい。

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小学生の頃から「女の体って価値があるんだ。しか若いほうが価値が高い」と気づいていた。

ただ、愚かな私は、人間扱いされた上でプラスで女体としての価値が乗っかってくるんだと勘違いしていた。(数十年後にそうじゃないと気づいた。ババになって俯瞰しないと気付けないもんだね。若い頃はずっと上記勘違いをしていて、気づけなかった。これが若いフェミが少ない理由だと思う)


6歳の頃か、父親に連れられて入ったPCショップで、横目に見えるギャルゲーパッケージには小学生高校生くらいの美少女キャラ印刷されている。パンツ見えそう。



小学生。当時、ハンゲームというオンラインゲームにハマっていたが、見ず知らずのアカウントから課金アバターあげるからエロい話しよう」とよくメッセージが来たものだった。




中学生部活帰りに本屋立ち読みしていたら、後ろからヒョロヒョロの男性が足を触ってきた。

その後、さびれた商店街でも「僕のオナニー見てくれない?」と声をかけられる。

街に出るとおっさんが「電話番号交換しよう」と声をかけてくる。


やっぱり若い女には価値があるんだ。と わたしはどんどん図に乗っていった。






ネットで知り合った男性パンツを売り、ちょっとエロいこともすればスマホも買ってもらえた。

お金が手に入った。今まで我慢してたものが買える!自由に買える!

セックスはしなかった。私は、2chから処女価値が高いと学習していた。

買い与えていない物が家に増え、怪しんだ親に見つかった。スマホを捨てられた。

なんで自分で稼いでるのに勝手に捨てるの?

もちろん、やらなくて済むならやりたくないけどさ…お金が欲しいからやってるわけで、わたし我慢すれば良いだけの話なのに。なんで親が口出ししてくるんだろう。

当時はマジでこういう思考回路だった。




その後、パンツ買った男の1人を好きになって、メンヘラ化して捨てられて

「15歳のまんこパワーがあっても捨てられるの…?」と絶望したもんだな〜

しかそいつ性病うつされて、「ほんとに俺からうつったの?」とか言われてさ、その性病一生治らないし。田舎から病院もないし、母に頼んで産婦人科に連れていってもらったんだよね。

産婦人科で15歳、珍しいのか冷たい対応をされたよjな気がする。

一生治らないって聞いた後は泣いたな〜。しか運転してくれる母が心配そうに「なんだったの?」って聞いてきて

性病だったよ!一生治らないって言われたよ!!…」って怒鳴って。八つ当たりしてしまった。

バカだったな〜

お母さんも泣いてたな。

父親もあとで、泣きながら「相手は誰なんだ?責任をとらせる」って話してきたんだけど

「こういう時だけ父親ぶるんだ」としか思えなかったな・・・



今思えば、もともとメンヘラだったんだな〜

殺したいか死にたいのどっちかしか頭になかったもんな〜

パンツ売る時は、襲われたらやり返せるようにナイフなんか持ち歩いてたけどさ、本気の男に敵うわけないって今ならわかるなあ


そのあとは「若さバフが消える前にスキルつけないとヤバイ!」って勉強仕事も少しだけ頑張ったんだよね

そしたら出会う人が変わって、教養とか文化ってものを知るようになって

今はわりと普通に暮らしてる

当時に戻れるなら、女売り業してた時間を勉学にフルベットしたい!当時パンツ売って数千円で高いと思ってたけど、今は1時間で稼げるようになったよ。

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追記2024/7/19

例えば「女は若いほうがいいに決まってる」と言うと

「そんなことない!女も歳と共に魅力が増す!」って反論するババババいるよな。

これは"若い女に価値がある"説が正しいと、ババア不都合があるから反論してると考えられる。

コメント欄にはこの記事の内容を信じたい人、信じたくない人がいると思うんだけど、それはどういう心の動きによるものなのか解説しろくださいいただけませんか。

そういうのを知るのが生き甲斐なんで、ご解説お待ちしております

2024-07-15

anond:20240705091601

昔、佐世保に住んでたとき本屋に、地元出身ということで村上龍のコーナーがあったような記憶がある。

2024-07-14

anond:20240714185908

昨日 仕込んでた鶏ハムを茹でた。墓掃除に行き目立つ邪魔くさい雑木と草を抜いた。ペットショップ行って猫触った。向こう4日分の食料を買い出した。帰りに1食200円のちょっと良いラーメン買って帰宅して食って16時間プチ断食突入

今日 午前中にプチ断食終了し寒天バナナ鶏ハムを食った。タイヤを替えてもらいにあさひ自転車を預け、1時間半のお散歩&買い忘れてた牛乳とか買っておうちで休養。

明日 午前中タイミーで3時間ほど働く。久々に美味いもん外食ペットショップ行って猫触る。本屋に寄り在庫があれば買って帰ってのんびり。

そんな感じの予定

雨が降ったらどうするかわからん

2024-07-13

anond:20240712182700

これは北方健三だと風俗行けってアドバイスする事案だな。

中学生のころ、田舎本屋で単なる人生相談の本だと思って買ったらすごかったな。

そう言えば、瀬戸内寂聴人生相談もなかなかすごかったけれど

2024-07-11

住んでるベッドタウンにあるもの

とある政令指定都市の隣の市

その都市までは急行電車で15分くらい

駅や市役所周りより国道県道沿いの方が栄えてる

街外れは森とか田畑かばっかりになる

かくいう増田の家も街の端っこにある

家の裏は性悪な地主おじさんが雑に管理してる、木も生えてる竹藪なんだか竹も生えてる雑木林なんだか分からん敷地がある

季節によってウグイスとかキツネとかの鳴き声が聞こえてくる

近所の池のそばを通るとウシガエルが鳴いてる(子供の時は苦手だった)

季節によって麦畑とか綺麗な緑の田んぼとか黄金色田んぼとかみかん畑とかが見える

雨の後は遠くの山の稜線が綺麗に見える

 

から徒歩10圏内コンビニが3つある

車で10圏内ならスーパー6つ、ドラスト5つ、スタバが1つある

病院はよくある○○科なら大体ある

ショッピングモールホームセンターはない

ユニクロGUしまむらもない

デカレース?とかやる競馬場はある(そういう日は道がクソ混むのが嫌だけど街の道路整備かに補助金みたいなの出してくれてるっぽいかあんまり文句言えない)

ファストフードとか丼もののお店とかファミレスとか、そういうよくあるチェーン店は割とある

個人経営珈琲が美味しい喫茶店とか石窯のあるカフェとかインドカレー中華以外の外国料理のお店もある(都心飲食店ガチャ場所代シマシみたいな値段と味のとこを引くよりは満足できる)

本屋TSUTAYA系のやつができて他の店は駆逐された(他の店は品揃え悪かったか別にいいやって感じ)

映画館美術館博物館はない

 

歴史的なとこだと昔は合戦の会場だったらしい

いちおう跡地とか城趾はあるけど敷地?があるだけなのであまりランドマーク感はない

あと変な名前だと思ってた地名江戸時代初期からあったものだったりする

同じ時期から残ってる市内の別の地名のついた神社にはちょっと危ない伝統神事みたいなのがある(住んでる場所から離れてるから増田は直接関わりを持ってないけど、その出身の人には神事経験者もいる。危ないのによくやるな〜すごいな〜って思ってる)

他にも○○街道で昔は宿場だったのかな?って感じの地名とかある

 

産業なのはこれといったものがない

まあうちはベッドタウンで、みんな隣の政令指定都市とか近隣の大きな街に働きに行くからしょうがない気はする

2024-07-10

anond:20240709125141

映画もある 劇場もある

美術館もたくさんある

本屋もある 電気屋もある

どんなものでも揃ってる

夜になればネオンが光り

いつでも娯楽を楽しめる

レストランもある ショッピングもある

毎日便利な生活ができる


※俺はこの街が好きだ 俺はこの街が好きだ

東京ぴかぴか文化資本

東京で暮らせば 何でも手に入る

東京で豊かに生きる※

2024-07-09

呪術新刊メルカリ

600円弱くらいで売れてるけど、なんで成約するんだろ? なんであえてメルカリAmazonとか帰りの本屋とかで買えばよくね?

東京ぴかぴか文化資本

都民はそろそろ文化資本の歌を作るべきだと思うので作ってあげた

タイトル

東京ぴかぴか文化資本

歌詞

テレビもある ラジオもある

自動車たくさん走ってる

ピアノもある バーもある

巡査はたくさん常駐してる

朝起きて 散歩して

カフェコーヒー一杯飲む

電話もある ガスもある

バスはいつでも走ってる

※俺はこの街が好きだ 俺はこの街が好きだ

東京ぴかぴか文化資本

東京で暮らせば 何でも手に入る

東京で豊かに生きる※

映画もある 劇場もある

美術館もたくさんある

本屋もある 電気屋もある

どんなものでも揃ってる

夜になればネオンが光り

いつでも娯楽を楽しめる

レストランもある ショッピングもある

毎日便利な生活ができる

※俺はこの街が好きだ 俺はこの街が好きだ

東京ぴかぴか文化資本

東京で暮らせば 何でも手に入る

東京で豊かに生きる※

公園もある 図書館もある

子供大人も楽しめる

音楽もある 芸術もある

街には文化が満ちてる

イベントも多い 退屈しない

毎日新しい発見ある

友達も増え 趣味楽しい

住むだけで人生が豊かになる

※俺はこの街が好きだ 俺はこの街が好きだ

東京ぴかぴか文化資本

東京で暮らせば 何でも手に入る

東京で豊かに生きる※

2024-07-06

anond:20240705210751

銃夢無印を読もう!

ラストオーダーとか、無印以外は作画力は凄いけど、無印の頃の面白さには敵わんと思ってる

無印銃夢ラスト打ち切りへの早急感、絵柄の変化が否めないが、急いで話を畳むことになった割には、あれはあれで普通に面白く思ってる

まあ、途端に紙芝居っぽいというか、プロット書き並べた感は否めないが

木城ゆきと作品過去読み切りの時点で自分には天才だと思える漫画家のひとりなのだけど、

自分が一番最初木城ゆきと漫画を読んだのは、地元田舎本屋で買った雑誌の「宇宙海賊少年団」だったと思う

あれを読んだ感想としては、絵は凄いんだが、物語対象雑誌の読者の年齢層よりちょっと下に設定されてる感じ、

悪く言えば物語が幼稚というか子供対象になってる感じがして、自分もその雑誌の読者層の年齢だったので、物語あんまりに思ったのだけど、

それでも、それから銃夢を知るまで、ずーっと印象には残ってて、

ビジネスジャンプ銃夢初めて読んで、夢中になって、あの「宇宙海賊少年団」の作者だと知って、あー、画力は間違いない、

でも、掲載であるビジネスジャンプの読者層である年齢向けにちゃんとなってるどころか、

スナッフビデオ撮影する殺人鬼は出てくるわ、でも、その殺人鬼人生の悲哀に泣いてしまうわ、

主人公愛する人バラバラ死体が箱詰めになって出てくるわ、ビジネスジャンプビジネスとは?と思ってしまうぐらい、ぶっ飛んだネタもあって面白かった

なんとなくであるが、木城氏は普段からネタ帳みたいなのを書いているとか、ネタを集めていて、

銃夢は屑鉄町とかモータボールとかザレムとか、バラバラ漫画として描いても面白いんだろうけど、

そのバラバラの話を~編みたいにして、主人公ガリィで串刺しにする感じで描かれていて、当然ガリィの旅とか成長としても描かれるわけで、

話がバラバラ短編だったとしても十分面白いのに、ガリィの話として無理なく統一されてる感じがして、そこも非常に良かった

でも、水中騎士なんかは、宇宙海賊少年団のような、読者層の年齢を低く見積もりすぎてない?と思う感じがしたんだよなぁ

正直なところ、最近銃夢ときどきしか読んでないので、無印以降もちゃんと読んでみようかなぁ

2024-07-04

百年の孤独」読まんで逆張りしたい人に薦めるラテンアメリカ文学10

https://anond.hatelabo.jp/20240703191053

ワイ、昨日書いた増田が250以上ブクマされ、ビビり散らかす。まあ逆張り背伸びしたい勢は想像以上にいるってことなんだろうか。それにしても「百年の孤独文庫マジで見つからんな、4件本屋行ったが見つからん。だからまあアレだ、今度は“「百年の孤独文庫版売ってないのでもういっそ「百年の孤独」は読まないで逆張りしたい人に薦めるラテンアメリカ文学”というテイでお薦めするわ。逆張りしてる/したいやつ、そもそも百年の孤独」読まんよな。

アウグスト・ロア=バストス/吉田秀太郎「汝、人の子よ」(パラグアイ)

まず名前カッコよすぎだろ、アウグスト・ロア=バストスって。ラテンアメリカ小説家で一番カッコええよ。まあそれは措いといて、これはパラグアイ現代史とかそういうの描いてんだけど、語り方がめちゃ混乱してる。1人称で進んでたと思ったら3人称語りになったり、日記文章出てきたり。時間軸もめっちゃ変わる。何かググったらロア=バストス、映画脚本家でもあったらしいけど、脚本っぽさが違和感理由かもしんない。こういうわけで読んでて何回もは?とかなるけど、その錯綜っぷりがパラグアイ現代史なのかもね、知らんけど。

オスカール・ナカザト/武田千春「ニホンジン」(ブラジル)

そう、日系ブラジル人ナカザトさんが書いた日系移民についての小説月並みなんだが日本の知られざる歴史ってやつを、ある移民家族史を通じて教えてくれてめっちゃ面白いよ。これ読んでたら、戦前かにブラジルだけじゃなくパラグアイとかペルーとか、あと他の地域の国とかに行って生きたり死んだりしてた日系移民めっちゃ多かったんだろうなとかしみじみしてしまったわ。水声社から出てる現代ブラジル文学コレクションで一番好きやね、これが。

マリオ・レブレーロ/寺尾隆吉「場所」(ウルグアイ)

ある時起きたら見知らぬ部屋にいて、ドアを開けたらまた別の部屋が広がっていて、その部屋のドアを開けたらまた別の部屋が広がっていて……こういう悪夢みたいな状況を描いた作品がこれなんだけども、こっからまた別の意味で変なことが起こっていって、変なことのバーゲンセールが開催されながらも文章結構淡々としてて、この素っ頓狂さをどこまでも真顔で書いてる作者の顔面自然と浮かんでくる。訳者によるとウルグアイは“奇人の国”らしい。これ読むと、まあ納得や。

ソル・ケー・モオ/吉田栄人「穢れなき太陽」(マヤ/メキシコ)

これはラテンアメリカ先住民の1つ、マヤ人の小説家が書いた小説集。マヤ語とスペイン語の2か国語で、先住民社会とか女性差別とかそういうのを描いてる。マヤ人の社会やら文化やらについて当事者が書いた本は少ないし、そういう意味でもかなりオススメ。ていうか俺は、ラテンアメリカ文学の入門としてこの人の作品も出てる「新しいマヤ文学」がマジでうってつけだと思ってる。フェミニズムやら、ファンタジーやら、魔術的リアリズムやら色々てんこもりで、薄めでしかも字もデカいから読みやすい。図書館とかじゃスペイン語文学の棚じゃなくて、海外文学最後のその他の文学の枠に置いてある時多いから注意な。

 

エリコ・ヴェリッシモ/澤木忠男「大使閣下」(ブラジル)

ラテンアメリカ文学好きは“三大独裁者小説”って聞いたことあるかもな。カルペンティエールの「方法異説」とロア=バストスの「至高の我」とガルシア=マルケスの「族長の秋」ね。この本はそこに並んでもいいようなブラジル小説だけど、またクソ分厚いわ、出した出版社がそこまで有名じゃないわで。日本じゃ全然知名度がない。てか翻訳過程オモロイ。訳者、実は三菱UFJ銀行の元理事で、若い頃にこの本読んで感銘を受けて、50年越しに翻訳したらしい。すげえ執念だ。まあこれは俺の文章より、ラテンアメリカ協会書評読んだ方がええ。https://latin-america.jp/archives/55186

ソル・フアナイネス・デ・ラ・クルス/中井博康「抒情詩集」(メキシコ)

前にスペイン語勉強してた時、メキシコの人に「スペイン語話者モテたいなら、この詩人を読んでスペイン語での口説き方を学べ」って言われてこの人を教えられた。で、図書館行ってとりあえず見つけたこ日本語版の詩集読んでみたんだが……いや全然そういうのじゃなくね!?一体全体何を以てこれ読んで口説き方を学べと言ったんか、それともジョークで言ったんか、マジ分からんが、詩を諳んじられればメキシコひいてはスペイン語圏でモテるってことかね?日本じゃ現代短歌読めればモテる、みたいな。

マヌエル・プイグ/木村栄一「このページを読む者に永遠呪いあれ」(アルゼンチン)

ブコメマヌエル・プイグの話が出てたが、プイグたらこれやろ。「このページを読む者に永遠呪いあれ」やろ、これくらい印象に残る本のタイトルないやろ。この本の表紙の写真と、何か一言だけつけてXで呟けば一発でバズるやろ。というか多分、もうバズってるやつはいるやろ。内容に関しては、忘れた。前の「ポーランドボクサーパターンのやつや。今回はタイトルだけ異常に際立って覚えてるやつ。だって「このページを読む者に永遠呪いあれ」やん、忘れられんやろ、これは。

サルバドールプラセンシア/藤井光「紙の民」(メキシコ/アメリカ)

これ、ラテンアメリカ文学として紹介されてるの見たことなくて不思議だわ。英語で書かれてるけども、著者がメキシコ出身主人公たちもメキシコから移住してきた家族だし、土星戦争みたいに常軌を逸した出来事の数々が起こってる感じ、ラテンアメリカ文学求めてる人に面白がられそう。だがこれが曲者なのが、内容や文章実験的なら、文字レイアウトでまで実験しまくりなことで、本引っくり返したりしないと読めない部分すらある。だから本のフリをした現代美術を楽しむノリで読むというか、体験すべきというか。

エリザベス・アセヴェド/田中亜希子詩人になりたいわたしX」(ドミニカ共和国/アメリカ)

これも英語作品だけども、作者がドミニカ共和国出身主人公も同じ境遇少女や。で題名通りに主人公詩人になろうと色々と頑張るんやが、それが詩の形式でめちゃ改行しまくって書かれてるんだよ。これ読んだ時、マジでビックリしたわ。そんな風に小説書いちゃっていいの?みたいな。内容と合ってるのはもちろん、ドミニカ共和国伝統音楽も出てきて、そういうリズムも感じられんだよな。もち読みやすいし、こん中じゃ一番気軽に薦められるやつ。みんな、児童文学も読めよ。それが周りの読書好きに対する逆張りや。

フェルナンドデル・パソ/寺尾隆吉「帝国の動向」(メキシコ)

すまんが、1冊まだ読み切ってない本を薦めるわ。ラテンアメリカ文学のクソデカ本の頂点はロベルトボラーニョの「2666」だけど、それには全然劣りながらもページ数880でしかも字がめっちゃ小さい。メキシコ第二帝政時代皇帝マクシミリアンとその妃シャルロッテのクソデカ悲劇を描いたクソデカ歴史小説で、マジで何度も読むの挫折してる。「百年の孤独」関連じゃ“読むの挫折した”って悲鳴をXで何度も見てきたが、俺にとってのそういう本だ。俺の代わりに読み切ってくれ、ホンマに。

あと友田とんの「『百年の孤独』を代わりに読む」もちろん知ってるで。でもいきなり早川再販されて、何かサンダンス映画祭でやりそうな面白いインディー映画作ってた監督が、いきなりMarvel作品監督に抜擢された感じで、嬉しいけど寂しい感じやな。その後にMarvel映画作んなくてもずっとハリウッドで大作作り続ける監督とかザラだし、今後はずっとそういう感じで新作も大手から出し続けんのかね?

>ジャ〇プ作家は成人向け執筆経験があるとペンネーム分ける

理由は同じ作者だ!って子供本屋で手に取らないようにする為

 

俺も黒咲練導の新作を本屋で見かけて「放課後プレイ」の人じゃん!って買って職場で読んだらメッチャ種付け本でビビったわ。買った本人が一番ビビった

2024-07-03

anond:20240703152228

ちゃごちゃ書いてるけどさ結局こんなのは悪い事する奴が悪いんだからそいつに直接文句言えって話でしかないんだよ

言ってみればもう万引きやすい配置をしてる本屋が悪いみたいな難癖でしかない

例えばAVを真似て外国人から揶揄われるみたいな本当か噓か分からない話あるけど

そこでAVがどうのと言わず外国人の行動を直接非難すればいい

結局文句言いやすい方に文句言ってるだけだろ毎回毎回

女性性的消費し続けるラノベ作家ラノベオタクむち打ち刑にした方がいいんじゃない

むち打ち刑の話が話題だけど、本屋で堂々と売ってるラノベ性的暴行みたいなもんなんだよなあ。

ラノベ見ると恐怖感じるもん。

この国はほんとに狂ってる。

フィクションからなんてそんなの今の時代通用しないでしょ。

日本性犯罪に甘すぎる!

2024-07-02

anond:20240702090034

本屋行ったことあれば分かりますが、BLコーナーなんてエロ漫画より棚多かったりするのに

anond:20240702090034

エロ漫画の取り扱いが少ない本屋だと、普通漫画雑誌コーナーに堂々とエロ漫画雑誌が置いてあったりしてビビるからなあ

2024-07-01

anond:20240701223607

結婚売春的側面があるのでダンピングに怒るんだよ

本屋アマゾンに怒るのに似ている

とある日記感想

その後、SNS医者作家先生DeNA横浜スタジアム相場より安く集団接種をしているという情報を出していたので見てみると、完売状態だったので断念。

報道はされないが感染者が増えてきている(日テレ男性アナウンサーが全滅とか)

夏場はマスク装着率が格段に下がるので不安であるので自費で打っておくかと思った。

まぁ週末の母の予定を聞いてからだな。

陰謀論に毒されてて草

ご飯に車で外出して、未訪問ショッピングモールフードコート

本屋があったので今日発売のボッチザ・ロックムック本がないかな?と検索していたら元AKB48島崎遥香エッセイサイン本があったので購入

ぱるるおひとりさま論」後で調べたら先週日曜日にこの書店サイン会があったらしい。まぁ良いけど。埼玉出身は知っていたけど、この辺なのかな?

コロナ心配した直後にフードコート外食とかマジキチかな?

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