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2024-07-25

うどん

うどん

翌朝に日記を書いてみると所々文脈おかしくなってる時がある。それは昨日あった嫌なことだけを忘れ、いい事だけをどうにか繋げているからだろう。と、言うわけでこの日記部分的おかしな箇所があるが、まあ気にしないでいただきたい。

昨日、朝目が覚めると何を食べたのか思い出せない。多分、エビカツを食べたんだと思う

それで、台所で皿を洗おうとしたらゴミから揖保乃糸の外袋がはみ出していた。そういや、昨夜は揖保乃糸を食べたんだっけと思いつつ、昼はどうすっかなと。それで、午前中はだらだらと過ごす…つもりだったが暑い

ものすごく暑い、気づいたら寝てしまった(気持ちよかった)これでは危険だっ!と私は家を飛び出し、カラオケ屋に逃げ込んだのだった。歌う曲も特に無いのでアラレちゃんを読んだり、ブルーロックを読んだりしてた

椎名林檎丸の内サディスティック練習していたらやたらとうどんが食べたくなる

ものすごくだ、それでカラオケ屋を飛び出してから隣町のスーパーまで走って、うどん

買うことに。うどんと言えばコロッケだよなと思い、惣菜売り場に向かったと思いきやそこは魚売り場だった。久しぶりに来たので間違えてしまったようだ。なんとかたどり着いた惣菜売り場にはトンカツやら天ぷらやらいかにも身体が「やめてよぉ」と泣き出すぐらい

健康な物ばかりだった。コロッケを探していると「椎茸豚肉コロッケ」なるものがあり、それにして見ることに。ついでに揚げ玉を買ったら、最後ひとつだった。考えることはみんなおんなじ。帰って、買ったもの

整理する。カップラーメン(100円)にネギ

うどん揚げ玉コロッケ、これぐらいで900円ぐらいだったかな?ちょい買いすぎた

夕方プールバッグを引きずりながら道をゆく小学生を窓に描きながら、ザルに麺をいれて水でほぐす。流水麺は楽だ

ほぐしたら、水を切ってざるのまま冷蔵庫

入れておく。氷が無いのである。冷めるまで

暇なので、TikTokを眺めていたが、つまらない動画ばっかりでスグヤメタ。

そんで待ちきれなくて、冷蔵庫の冷やしてる

麺をいくつかいただいてしまった。麺つゆにネギ食べるラー油をいれてネギを…

危うく全部食べるところだった

同居人が帰ってきて、マスタードチキンとか海鮮丼とか照り焼きチキンとかを買って

テーブルに冷えたうどんを置いてやっと本当に夕ご飯だ。マスタードチキンはまずい、照り焼きチキン明日食べるから食べるなと言われ、うどんをひたすら食べていた

久しぶりに食べた、うどんねぎ食べるラー油マッチしてとってもおいしい

同居人ふいに「さっぱりしてうどん、おいしいね」と言うもんで「そうだね」と返事をしたら、ゴミ袋の揖保乃糸の袋がこちらを睨んでる気がした。

おしまい

2024-07-21

そろそろ横になるか?

その前に台所で水をてにいれよう

みずのみ

2024-07-17

anond:20240717021407

多分そのお母さんはお母さんなりに母親としての務めを果たさなきゃって思ってたんだろうな

自分とこもそうだったけどワケがわからなくなってもどこかで母親やらなきゃって気持ちが働くようで

台所とか洗濯機とかで何かやろうとした形跡が残ってるんだよ

本人のワケがわからなくなってるんで何ひとつまともにできてなくてこっちが尻ぬぐいする羽目になるんだけど

それでもプライドなのか責任感なのか必死にやろうとしてたんだなと今となっては思う

2024-07-16

めんつゆトラップ

自室に恐らく台所からつれてきちゃったコバエがここ2日ほどうっとおしく飛んでいて、なんとか無視しようとしてたんだが、同時に2匹見えてもう無理だってなってはじめてめんつゆトラップ作って置いてみた。2時間ほどで2匹とも囚われてくれた。こんな簡単なんだったらもっとからやるんだった。

処分する前に台所の外に置いてみようかな

2024-07-15

anond:20240115110748

わかる

でも、ずっと煮てるの監視してないとならないのは困る

ただ監視してるのも何なので…、と台所にいると別の何かを食べてしまう…

よくない…😟

anond:20240714185908

土曜日……何してたっけ?雑多なこと。

日曜日、友人と買い物。

月曜日洗濯掃除

コバエが出てきたので、台所メインに掃除だー。

20代喪女日記

自分彼氏いない歴イコール年齢な理由相手が異性同性問わずコミュニケーションが苦手だから、元の容姿が良くないから、垢抜けるための努力をしてないからだとようやく気付いた。

年代人間はもちろん、上司等とも目を合わせて会話することができない。気をつかって話しかけられた際も、うまく返せず、「はい」「いいえ」的な面白みのない回答をして会話を終了させてしまった。そもそもこういう言動をしている・していない以前に、自分は周囲の人間から好かれていない気がしている。

容姿については、ここ数ヶ月、職場を異動してから夕食時間の変動・仕事ストレスによる暴飲暴食で体重が増えたため、前より悪化している。

垢抜けについては、自分では努力していると思っていたことが、一般女子にとっては「垢抜け」以前の身だしなみであったことに気付かされた。でもこれ以上もう何かをするやる気が出ない。そもそもいま彼氏とか自分好意を持って見てくれている人いないし、ヘアメイクを凝るより睡眠時間を取りたい。

最近私生活も疎かになっている。台所には洗い物ためてるし、床には服とか物が散乱してるし、なんか全部やめたくなってきたな、サッポロ一番みそラーメンコーンバター入れて食べたい

2024-07-14

https://anond.hatelabo.jp/20240714043445

   俺も、この文章を、最高裁判所長官に今度なる、 今崎幸彦が読んで何らかのコメント実施していないし、先だって裁判官を解任されたブリーフ判事の他、finalventも特段の反応を

 示さない以上、クズであると思う。 なおマンションは、  

    賃貸マンション・・・  家賃が、5万円~13万円程度のもので、実質は、分譲住宅である  ①

    分譲型マンション・・・  上記と同じもので、購入して所有権を取得するもの

    賃貸+分譲型マンション

   の3種類があるが、 晴生が、 ウィステリア桜小路の①に住んでいた場合の住居内の実質として、 ニートは奥の部屋でネットで遊んでいて、次男ニートは、リヴィングで寝ており、

 父親テレビを見て昼間は会社に出る、 母親は奥の部屋で寝ている、たまに食事を作りに台所に出る、という生活態様だったこからときわ台メリーガーデン内も、中身がみられないだけで同じように

   なっていると思う。 平成22年頃の状況であると、①のマンションの婆が Amazonがあるのね、という感じで、しめしめ、という感じだった。

   最近は、  誰も言わないだけで、  養老孟司+安野AIバクサイ+枯れた母親+クソガキ+魔女おっさん+飽きたババア性格不詳のジジイ、という家族構成全国的に浸透している

  と思う

2024-07-12

anond:20240711150420

あん関係ないんとちがうか

うちの母方の家は商売やってて忙しく、手が空いてる人が家事しなければならんかった

から爺さん(生きてたら100歳近い)も一通り家事ができた

 

一方、中年初老のうちの兄弟中学生の頃からいわゆる「パソコンの大先生」だし私立校でしっかり家庭科教育をうけているが、食べるものコンビニかほぼレンチン、たまに肉を焼くために台所を使ってもコンロ周りを掃除する概念がない

脂っこい食器を洗って汚れたシンク掃除もしない(洗ったつもりらしい食器ベタベタ風呂掃除もしない洗濯すらまともにできないか臭い10からずっと汚部屋住人

 

何でこうなったかというと「男の子家事やらせてはだめ」と母(故人)がアタオカな教育方針を打ち出したため(当時信仰していたカルト洗脳

家事を押しつけて好きなだけ遊ぶ兄弟を許せないのと、当時母が予後の悪い病で早死するのが見えてたから、視界に奴が居るときは呼びつけて家事を教えながら手伝わせた…が、アタオカ母を味方につけたり、帰宅後に即出かけるなどして家事回避しまくった

 

翻って、家庭科教育を受けなかった高齢男性についてだが、一人暮らし用の易しい家事指南書はなんぼでもあるし、新聞にも初心者知識が古い人向けの家事のコツは頻回で載ってるし、レシピも手軽・時短特集はよく組まれてる

上述の家事本の広告新聞に載りまくってる

たとえ金がなくても図書館ゴロゴロあるから借りてくればいいだけ

アナログ方法家事ノウハウなんかいくらでも得られるのに、やらないだけ

母へ。お願いですから台所占領しないでください

テレビをつけて台所ダラダラすることまで文句うつもりはありません

でも趣味の品を広げ何時間占領するのはやめてください。自分の部屋があるでしょ?そういうのは自分の部屋でやってください。

2024-07-10

さよならクックパッド

ずっと昔はエブリスタというサイト料理レシピ投稿コーナーがあった…様な気がする

ま、そんな事は置いといてクックパッドの話

私がクックパッドを始めたのはたけのこの里できのこの山を作るというふざけたレシピからだった

今は無いけど。へーこんなんでいいんだぁと思い、何か投稿しようとしたが文が書けなくて読む専に。料理初心者の私にとって、クックパッドは本当に母親みたいだった。ビニール袋を使うとか

小麦粉を時には使うとか知らないことばかりで

我が家台所もやたらと充実したもんだ

その私がなぜクックパッドを見なくなってしまたかと言えば単純に腕が上がったからだろう

今までは何とも思わなかったレシピも腕が上がったら「この過程いるか?」と疑う様になってしまい、楽しくなくなってしまった

それに世の中にはクックパッド以外にも役に立つ

サイトはたくさんあるし(オレンジページとか白ご飯comとか)なんならブックオフにまでレシピはある。気づいてしまったのだ

そうなってくると、もうクックパッド検索で出てきても邪魔しかならなかった…しかしだ

クックパッドには一時期、かわいい女の子キャラクターがいて、その子配信とかしていた

私はその子のおかげでもう一度、クックパッド

信じることが出来た。いいねしてくれたし

だが、時は残酷で人気が出なかったのか引退してしまった。これでますますクックパッドを見る気が失せた

さよならクックパッド外には未だに紐で縛ったクックパッドのまとめ本が置いてあるよ。

2024-07-08

anond:20240706072246

夜ご飯食べたあとにお風呂、その後にやってるよ〜夫も妻もそれぞれ別ゲー

どっちかが台所片付け&食洗機突っ込んでる間に、もう片方が風呂掃除して給湯ON、順番にお風呂からゲーム

2024-07-07

通夜です

家族一眼で応援していた暇空氏が落選してしま

、せっかく完食した夕飯の皿をお母さんと黙って洗っています。お父さんはスマホを放り投げて

寝てしまいました。どうしたらいいんでしょう

nanacoカードの残高が40円しかないし、もうスパチャする金もありません。

台所で鳴いている虫が猫かもしれませんし、星空は今にも街を壊してしまいそうな輝きです

2024-07-03

anond:20240703224329

さいころ台所食器洗いとか母の家事手伝いするのが好きだったけど、父に「男がそんなことするんじゃねー!」って怒られた

今も根に持ってる

多分父はそんなこと言ったの忘れてるはずだけど子供のころに言われたことって覚え続けるのよね

2024-06-30

この土日にできたこ

メルカリ不用品時計を売って1万円に変えた

・古いパソコン初期化して処分業者向けに梱包した

台所の油汚れを強力マジックリンで一掃した

・部屋に掃除機をかけた

・冬物コートを今更ながらクリーニングに出した

シーツと布団カバー洗濯した

・気になってた人に恋人ができたお知らせを聞いたけど、泣かずに笑顔でお祝いできた。

・あとで泣いてスッキリできた

2024-06-29

ガスの元栓を閉めるかどうか問題

もう10年近く昔になるか、台所のガスの元栓が回らなくなってしまたことがあった

中のグリスが切れてしまったんだな

それでガス屋さんに電話したのだが、電話に出た人がこちらの言ってることが理解できない様子だった

「ガスの元栓って、屋外のってことですか?」

「いえ、屋内です」

「屋内? 暖房のガス栓でしょうか?」

「いえ、台所のです(最初にそう言ったじゃないか)」

みたいな会話の後で工事の人に来てもらえることになり、グリスを塗り直してもらった

その時に工事の人と話したのだが

「いつも元栓を開け閉めしてるんですか?」

と聞かれたので

「ええ、そうです。でも、ガス器具を使い終わったら閉めますよね、普通

と答えたら

「いや、電気と違ってガスは器具を使わなければ料金は発生しないので、開けっぱなしでも問題ないですよ。ガス漏れしても大丈夫なように、器具ガスメーターもできてますし」

と返ってきておったまげた

そういうもんか、と思いつつも子供のころからの習慣なので相も変わらず元栓の開け閉めをしてたのだが、先日、ガス屋さんがガス器具点検に来て、点検が終わった後に「元栓はいつも開け閉めしてるのですか?」と聞いてきたのでハイと答えたら

「ガスを安全にお使いいただくために、これからも続けてください」

と言われた

どっちやねん!

アレか?もしかしてウチのガス器具耐用年数が切れててガス漏れしたらガス大爆発なのか?

[]

眼が覚める、目を開く、さあ、どうかな、いるかな、いないかな。

気配がない。ねむっているのかもしれない。

今日は私を悩ませないでいてくれるかもしれない。

そっと、そおっと、私はベッドから起きる。

静かだ。

台所へ行く。朝食を始める。

音はしない。

テレヴィジョン? そう「おはようアメリカ」。

あのデイヴィッド・某なる人物、私には我慢できない男だ。

食べる、番組ゲストを見る。

次第に食物が胃に満ちてくる、力が湧いてくる。

さあ手洗いに急いで直行する。

朝の散歩に出る。

ああ、やっぱりいる。

我が忠実なる「鬱」よ。

「私抜きで出かけられると思ったの」。

2024-06-28

anond:20240628112045

台所風呂トイレを分けたいと言うのは個人の好みの問題であって

別にいいという人同士ルームシェアするのは問題ないし、他人が異常というのも何かおかしいのでは。

女性家事を教えられて育てられる人が多いので、使った後綺麗にしてる人が割合として多いと思うけれど

そこらへんのルールは、共同で生活するなら決めている場合が多いのではと思う。

anond:20240628111751

シェアハウスはいやだ

便所台所風呂は分けたい

人のウンコカスや髪の毛掃除するのもいやだし台所は好きなタイミングで使いたい

近所の市町村バラバラと散らばって住むぐらいがいい

超巨大マンモス団地ならそれでもいいけど

2024-06-25

娘が生まれとき

本当に嬉しかった。

人生で一番嬉しかった。誇張でなく、偽りもなく、本当にそう思った。

まだ娘が小さかった頃、娘を抱き上げながらこの子の将来をよく想像したものだ。

しかし将来的には俺たちの元から去ってしまう。

それは必然で、仕方がないことかもしれない。けれど分かっていても寂しすぎた。だからいつ頃からか、このことを考えるのはやめていた。

娘は大病することもなく健やかに育ち、明るく、快活で、気配りの出来る子になった。

親としては健康第一。とにかく元気に育ってくれるだけでも十分だった。

俺にはもったいないぐらい良くできた娘で、妻に似て美人で、目に入れても痛くないという言葉意味を知ったのは親になってからだった。

娘が結婚することになった。

娘は幸せそうで、祝うべきことであるのは頭では分かっていた。

しかし心の何処かでは認めたくなくて、週末に娘が帰ってきて結婚式の話やら新居の相談をしに来ても、俺は娘と顔を合わすことが出来なかった。

その時ばかりは家を空けて外出し、行く当てもなく歩いてはパチンコ屋を目にして柄にもなく入って時間を潰していた。

正直五月蠅いばかりで全然楽しくはなかった。でもそうでもしないと、なんか向き合えなかったんだ。娘とも、自分の心とも。

夕方に戻るとまだ娘がいて、「今晩は泊まってく」と言った。俺は「そうか」とだけそっけなく言いながらも内心とても焦っていた。

逃げ場がなくなり、どうしようと思ってた。表情に出さないように必死で居た。

夕飯の席に座っても落ち着かない。

妻は台所に立ち、娘と二人きりの空間

娘は向かいに座って、そわそわしていた。俺は目を逸らしてじっと黙り込んでいた。妙に気まずく感じた。それはおそらく娘も同じだったと思う。

そんな時、妻が昔漬けた梅酒を持ってきた。ずいぶん年季の入った瓶で、「これは私たち結婚した時に漬けたものよ」なんて言いながら。

娘は驚きそして歓声を上げ、そんなのあったんだぁと楽しそうにはしゃいでいた。

妻が梅酒の瓶をテーブルに置くと俺の方を見て、目が合った。そして微笑んだ。

そのとき「あっ」と思った。まだ若かった頃、そして結婚したての頃。俺たちが二人暮らしを始めた記念に、この梅酒を作ったことを思い出したんだ。

まだ今のこの家を建てる前、ぼろいアパートで二人暮らしていて、娘を授かる前のこと。

当時を思い出して、なんか非常に懐かしく、温かい気持ちになった。

夕飯の後、娘が改まって急に「これまで私を育ててくれて、ありがとうございました。私、お父さんとお母さんみたいな夫婦になるね」なんて言うもんだから、俺は息を飲んだ。

それからすぐに目を逸らした。思わず号泣してしまったのだ。娘は本当に大きくなったんだなって、その時に初めて実感した。

妻はあらあらなんて言いながら娘の言葉に笑みを見せて涙ひとつ見せず、逆に号泣している俺を慰めてくれたりなんかした。

女は強いなって、改めて思ったよ。

娘が寝た後、本当に久しぶりに夫婦水入らずで夜遅く晩酌をした。

昔漬けた梅酒は妻と一緒に飲むと猶更美味しくて、涙を拭きながら「うめぇな」って俺は何度も呟いた。

妻はずっと笑ってた。

俺はなんだか自分がとても幸せなことに気付いてまた泣きそうになるのを我慢して梅酒を何杯も飲んで、これまでのことを走馬灯のように思い返していた。

酷く酔ってしまって翌日には歳に似合わぬ二日酔い。思わぬ醜態を娘に見せてしまい、大いに笑われた。

それでも笑顔で娘の門出を祝うことが出来た。娘は家を出るときにも笑っていた。

笑顔の絶えない家庭を作るのが夢だったことを思い出し、だから俺は本当に嬉しかった。

これで良かったのだと、今でも俺は思っている。

2024-06-21

anond:20240621112214

ちっちゃい冷蔵庫欲しいのわかるんだけど、結局入れたりだしたり大きい冷蔵庫から移動したりが面倒いぞ。

台所の大きい冷蔵庫に取りに行く手間が変わってない。

2024-06-19

そうめんが手抜き料理にならないってことをちょっと言わせてくれ

X(旧Twitter)で、4℃サイゼと共に定期的に炎上するものとして有名なのがそうめんである

そうめん炎上する理由は二つあって、トップバリュ系のいわゆる干しそうめん機械そうめんというやつがまずいって話と、そうめんが手抜き料理になるかどうかっていう話だと思う。

で、この日記ではそうめんが手抜きにならないって話をさせてくれ

『手抜きにならないのはお前がややこしく作ってるからだろ?』っていう意見は一旦置いといてくれ。

まずそうめん本質を考えてほしい

そうめんって何か?それはでんぷん

から夜ご飯そうめんでいいよ」っていうのは、「夜ご飯ご飯でいいよ」って言われてるのと本質的に変わりねえんだよ。

そして家の台所を預かっている身となって考えてみて欲しい。

育ち盛りの子供とか働き頭とかに出す夜ご飯をさ、

バターを塗った食パン、素ラーメンかけうどん、塩ライス のみ

で済ますわけにいかねえだろ。

(ただし、そば栄養価が高いからこの場合ちょっと違う。全粒粉パンとか玄米ご飯に相当するから若干はマシ)

というわけで、野菜タンパク質を他に食わせなきゃいけないわけなんだけど

そうめんと一緒に出す副菜ってお前らパッと思い浮かぶか?

それが答えよ。

ネギかけるだろ?とか言うなよ。そんなもん彩りだけで一食分の栄養になんかなるわけねえだろ。

そうめんは白ご飯と同じような立ち位置のくせにおかずが極端に少ない。だからココでまず苦労を強いられるわけだ。

で、代表的副菜天ぷらになると思うんだけど

天ぷら揚げるためにコンロを使うだろ?

そうするとそうめんを茹でるお湯を沸かすために、すでに一口ふさがってるわけだ

もしめんつゆストックがなかった場合はそっちも作らなきゃいけないから、さらにもう一口埋まる

(わざわざ出汁取らなくてもいいだろうって思うかもしれないけれど、顆粒だしを使った場合でも醤油の角を取ったり、酒やみりんを入れる場合があるから、どのみち一度は沸騰させないといけない)

これが暑い時にそうめんを茹でるのが辛いっていう言葉理由になる部分だな。

これが仮にメインが炊いたご飯だとすると、それは炊飯器がやってくれるからガスコンロが二口埋まるなんていう事態は避けられるわけだ。

どうだわかったか

これがそうめんが手抜き料理にならない理由なんだよ。

いつもだったら炊飯器がやってくれる作業まで手作業を強いられるんだよ

おまいらが昼に一人で食うそうめんだけのそうめんとは同じにはできねえんだわ。

さらにむかつくのが例の「そうめんなんて塩を入れて茹でるだけだろ」

発言

基本のきであるそうめんのゆで方すら知らないヤツがここまでの苦労を想像なんかできるわけないんだよ。

その流れで、そういうガキンチョのためにそうめんというのはこうやって茹でるんだよ(笑)って懇切丁寧に説明してくれたのが今回炎上きっかけになったポストってコトよ。

ここでさら説明するとそうめんを美味しくするポイントは2つあって、アルファ化とレジスタントスターチだ。

アルファ化っていうのはでんぷんを十分に加熱した時に変化するもののことだ。

この十分に加熱するっていうのがポイントで、火を入れ続けないといけないんだ

まり一時流行った火を止めて蓋をしてそのまま放置する系の茹で方とか、びっくり水を入れる方式だと熱が十分に加わってないから、歯ごたえがあるとはいえ、それはアルファ化していない生の麺をそのまま食ってるだけの状態になる。

歯ごたえはあるんだけれども、ボソボソしてるから美味しくないんだよね。

それで麺を入れたら煮立たせる。そして沸騰状態を維持しつつ、吹き溢れないようにする。この約2分間はほとんど目が離せないってわけだ。

次にレジスタントスターチ

これは単純に冷やせばいい

と言うか冷やしまくらないといけない

この作業によって麺に歯ごたえが生まれから、十分に冷やせてないと、ふにゃふにゃのよくわからんものを食っている状態になってしまう。

それで一般的に言う氷水で締める、という作業必要になる。

作業量としては、まずそうめんから流れ出たでんぷんを水洗いして、さら氷水で閉める。この2段階が必要になる。

から最初から氷を用意しといてぶっこめばいいとか、そういう単純な問題でもないし、水道の水だけで洗うと十分にレジスタントスターチが生成されないっていう場合も起こり得る。




料理しない人にはちょっとショッキングな話かもしれないんだけれど

この作業って美味しくするっていうよりはまずいそうめんを食わないために最低限必要作業なんだよね

からお前が無意味作業工程増やしてるだけだろって言われると、

少しでも料理をかじったことがある人からしたらブチギレ案件なわけよ

(この場合のかじるっていうのは生きるために仕方なくする料理じゃなくて、趣味だったり、研究したり、そういうかじったことがあるっていう分類ね)

ちなみにこういう原理をきちんと理解していれば、前述のいわゆるトップバリュそうめんでも普通に(少なくとも俺は美味しく)食べることができる仕上がりにすることができる。

逆に言うとトップバリュそうめんをいきなりまずいって言ったり、ボソボソするとかふにゃふにゃするとかいうやつは

手延べそうめんと干しそうめん区別もついてないし

料理に関するこういう知識もない

ということが容易にわかってしまうから、これ注意な。

で、メインがお米だったらこんなことする必要なくて、炊飯器から茶碗によそったら終わりなんだよ

からそうめんでいいよって言われたらそれはもう戦争なんだわ

お前らの中でもし料理ができないやつがここまで読んでくれたのであれば、

作ってくれる人にしっかり感謝して、

「今夜はそうめんが食べたいです」って言えよ。




あと話ちょっと戻るけれど、たんぱく質としてはツナマヨなんかおすすめ

ただし塩分が多くなっちゃうからな。結局悩みは尽きない。

追記

冷しゃぶの人なんで消しちゃったん?

2024-06-13

anond:20240612183556

全て調べて事実確認するのを強く勧める

https://anond.hatelabo.jp/20240612183556

もう見てないかもしれないけど

増田さんお疲れ様

追記読みました

増田ブコメもあれこれ言ってるけど

ここに書き込まなくていいか

もっとしっかりスマホから持ち物から何でも調べるのを強く勧める

携帯はなんとしても絶対確保

パスは変えて消されないようにする

(実は調べてるならごめんなさい)

お金を出してでも通いたいと思った原因は私にあるだろうから

全部わたしが原因じゃんねえ。何被害者面しているんだか。

うから

夫が相手しないから妻が風俗店に行くって言ったら

反対する勝手風俗夫が大多数だよ

増田さんの文を読む限りでしかないけど

人間なんだから不調になるのは普通だよ

風俗店に行きたくなっちゃ男性普通なのと一緒

とてもつらいけど

店の場所や番号URL営業SNS会話内容 のほかに

店のサービス内容と頻度や課金額も確認して記録

本来なら家族で使うお金を店に高額注ぎ込まれてる可能性がある

家族で楽しく過ごす時間を店に使われてるし

増田の心を削ってる

サービス内容は性病危険度合いの確認もある

旦那にいつか離婚を切り出されても

増田さんが弁護士頼むなり反撃できる用にしないと

泣きを見るのは増田さん

何才か家族構成がどうなのかもわかんないが

若くても40や50でも、子がいてもいなくても

最悪の想定はした方がいい

30で子がいないなら離婚を勧める

離婚しなくても弁護士頼んで公証役場で「次やったら慰謝料いくら離婚」て書類作るのを強く勧める

それで止めないなら結婚生活というか今後の人生が辛いよ、あと何年続くの?

増田さんの書きぶりじゃ旦那悪所通いは耐えられない人でしょう

慣れていいものではない

携帯パスクラ

そもそもパスクラすんな

これは本当にまじでそう、本当にそうです。500%私が悪い。

プライバシーを蹴破って、ぎゃーぎゃー喚いているキモ女という自覚はあります

うから

増田さんは悪くない

(これが形だけならいいです、ごめんなさいね)

何かあっても、どうやって確認取ったか旦那言ってはいけないし、言う必要もない

旦那悪所通いしてる事実問題なので、そんな事はどうでもいい

自分に不利なことを言わなくていい大丈夫

事実確認しとかないと、増田さんの人生かかってるかどうかもわからない」から悪いと思わなくていい




旦那の言う事を信じたい気持ちはわかるけど

旦那の言うことすることは怪しいよー

疑ったらキリ無いけどさー(って増田さんはわかってそうだけど)

仕事に行く前、必ずキスをしてくれる旦那を疑いたくはなかったから。

これはアリバイというか疑惑を持たせないための見せかけ行為の疑い

後ろめたいのか帳尻合わせなのか

スキンシップケーキ土産が増えたりする浮気者の話はあるある

「やっぱりお風呂あがりとかに恥じらいがなくなると…」

体の良い言い訳

専門店の手練手管に普通の人は勝てない

飽きたら担当者も店も変え放題

そんなの結婚して同居生活してて付き合ってられない

「その気になれない」じゃなくて

「目新しい強い刺激の快楽が欲しい」だけ

仮に増田が全く同じ行動してても

店通いを止めた旦那が1ヶ月も耐えられるかあやしいもの

こっちから誘うも

仕事で疲れている」

「今はそのタイミングではない」と断られ。

結局「仕事で疲れている」と言われ、

もう5-6年レスです

6年ほど前から行ってる疑い

専門店の手練手管に普通の人は勝てない

疲れてるんじゃなくて店で満足するようになって普通の人じゃ満足できなくなった

(数年前にメンエスって書いてあるだけで

今は何か書いてないけど多分もっと過激な店に行ってない?)

今日仕事前にお店で嬢の方に会いに行くこと

何時に外出したのか、普段は何時に仕事が始まるのか

業種職種によるし書いてないからわからないけど

仕事前に行く」って店に行く頻度も多いんじゃない?

金曜でもない平日

口座残高は大丈夫?(金持ちなら心配ないだろうけど)

最低でも週に2回は行ってそう

仕事先の同僚からお土産貰ったからお返ししたい」って言われて一緒に選んだプレゼントが、

実は同僚じゃなくてお店の女の子に渡すプレゼントだった

そのプレゼントキッチン周りの実用品で

お気に入り担当風俗店員がいるって最悪

チョコハンカチじゃなくて「台所用品」て最悪の選択

馬鹿にして喧嘩売ってると受け取るよ自分なら

旦那独身を偽ってるのか既婚者と言ってるのかわかんないけど、

既婚者なのを知ってるなら旦那担当風俗店員も

増田に悪意を持ってる」と疑う

腕枕に悪口の種のオモチャ扱い、ならいい方かもしれない

増田が誰かのストレス解消にイジメられていいわけない

もちろん単に脳ミソが足りない可能性もある

旦那下半身快楽で動いてるし

風俗店員にトンデモな人が多数いるのは同じ風俗店員に多数観測されてwebにいっぱいある

そのプレゼントがいつの話かわかんないけど

旦那貴金属や高級バッグをあげてる可能性がある

多数客から同じ物をもらって1つ残して換金する話もクリスマスあたりに転がってる

担当店員の機嫌取って追加サービスしてもらおうとする客の話は昔から転がってる

本来なら増田さんや子がもらうべき物

だいたいヨソの商売女にプレゼントやお返しなんて信じられない

何かもらったとしても営業だよ

旦那に疑いを持つようなことを言いたくなかったけど

何も悪くないのに泣くのは増田さん

浮気者言い訳や口車に乗せられないでね

人生は今が一番若い

長くなったか性病のことで続きを別に書く

2024-06-12

彼女サボテンにした

下北沢雑貨屋の軒下にサボテンが売られていた。

親指くらいのサイズ、100円。

同棲している彼女そっくりだなと思った。

その日は給料日で余裕があった。

店の中で椅子腰掛け気だるそうに雑誌を読んでいる店主に声をかけて、サボテンを買った。

レジサボテンを袋に入れてもらっている間、なんとなく不安が湧いた。照れ隠しに「プレゼントなんです」と言ってみた。

「へえ、誰に?」と店主。

同棲している彼女に」

サボテンはね、魂を選ぶよ」。目を合わせず店主がつぶやいた。

きっと喜ぶよ、とか、センスいいね、とか、客商売ならもっと気の利いた一言もあるだろうに、と思ったが、妙に納得した。

サボテンを持ってる自分おかしくて、足早に家に向かった。

家の間取り玄関扉を開けるとすぐに廊下台所がある。

扉を開けると煮込み料理を作っている彼女と目があった。

彼女視線が俺の顔から右手に移る。

「…サボテン」と彼女がつぶやいた。

プレゼントだよ」答える俺。

「なんで?」と彼女

テンションの上がらない彼女に内心焦りながら「なんとなく、君に似合うと思って」と言葉をつなげた。

その瞬間彼女の表情がくしゃっと崩れた。

「うける」

笑顔が見れて、ほっとした。

その夜、彼女サボテンを眺めながら「トゲピー」と名付けた。彼女は「サボテン」では味気ないからと、そう呼ぶことにした。

それから彼女の様子が少しずつ変わっていった。トゲピーを眺める時間が増え、言葉を交わすことが減っていった。彼女サボテンに話しかけるようになった。「きょうもいい天気ですね」「トゲピーかわいい」そんな言葉毎日聞こえるようになった。

最初は小さな変化だった。彼女は朝起きるとまずトゲピー挨拶し、その後に俺に「おはよう」と言った。トゲピーに対する親しみが日に日に強まっているようだった。彼女トゲピーに水をやりながら、「今日は何を話そうかな」とつぶやくようになった。俺はそれを微笑ましく思っていたが、次第に異様な気配を感じるようになった。

数週間が経つと、彼女トゲピーの世話にますます時間を割くようになった。朝食の準備を忘れ、仕事に遅れることが増えた。彼女トゲピーに語りかける時間を惜しむようになり、「トゲピーが元気でいられるなら、他のことはどうでもいい」とさえ言い始めた。俺は心配になり、彼女に何度も話をしたが、彼女は「大丈夫よ、心配しないで」と笑顔で答えるだけだった。

ある夜、彼女が突然起き上がり、庭に向かう音で目が覚めた。時計を見ると午前2時を過ぎていた。彼女が何をしているのか気になり、そっと後を追った。庭に出ると、彼女が何かを埋めている姿が見えた。恐る恐る近づくと、彼女は振り返り、狂ったように笑った。その笑顔は以前の彼女のものとは全く違っていた。

トゲピーが成長するのを助けてるの。命だからね」

その言葉にぞっとした。彼女サボテンと何か異常な繋がりを持っているようだった。彼女の様子がますます奇怪になり、食事もろくに取らず、ほとんど庭で過ごすようになった。

ある日、彼女の腕に奇妙な傷があるのに気づいた。彼女に問いただすと、「トゲピーちょっと刺さっただけ」と軽く言ったが、その傷は深く、痛々しいものだった。次第に彼女の肌は乾燥し始め、まるでサボテンの表面のようにざらついてきた。彼女の瞳は以前の輝きを失い、無感情な表情が増えていった。

さらに数ヶ月が経つと、彼女は庭に長時間立ち尽くすことが増えた。まるでトゲピーと一体化しているかのようだった。彼女の体は日に日にやせ細り、血色が悪くなっていった。俺は何度も彼女に休むように言ったが、彼女は「トゲピー必要なの」と言って聞かなかった。

そしてある日、彼女が姿を消した。警察に連絡し、必死に捜索したが、彼女痕跡は見つからなかった。家に戻り、庭を見渡すと、トゲピーは以前よりも大きく成長していた。そのサボテンはまるで彼女が吸収されたかのように生き生きとしていた。触れると、彼女の温もりを感じるような錯覚に襲われた。

その日以来、彼女のことを思い出す度に、彼女サボテンに変わってしまったという恐ろしい考えが頭を離れない。トゲピーを見る度に、その冷たい刺が彼女最後笑顔を思い起こさせる。

彼女サボテンにされたのだ。そう信じざるを得なかった。サボテンは人を選ぶ。いや、魂を選ぶのだ。

から時折聞こえる彼女の声。彼女はどこかで元気にしているだろうか

彼女サボテンプレゼントした

下北沢雑貨屋の軒下にサボテンが売られていた。

親指くらいのサイズ100円。

同棲している彼女が好きそうだなと思った。

その日は給料日で余裕があった。

店の中で椅子腰掛け気だるそうに雑誌を読んでいる店主に声をかけて、サボテンを買った。

レジサボテンを袋に入れてもらっている間、なんとなしに気恥ずかしさが湧いた。照れ隠しに「プレゼントなんすよ」と言ってみた。

「へえ、誰に?」と店主。

同棲している彼女に」

サボテンはね、人を選ぶよ」。目を合わせず店主がつぶやいた。

きっと喜ぶよ、とか、センスいいね、とか、客商売ならもっと気の利いた一言もあるだろうに、と思ったが、妙に納得した。

サボテンを持ってる自分おかしくて、足早に家に向かった。

家の間取り玄関扉を開けるとすぐに廊下台所がある。

扉を開けると煮込み料理を作っている彼女と目があった。

彼女視線が俺の顔から右手に移る。

「…サボテン」と彼女がつぶやいた。

プレゼントです」答える俺。

「なんで?」と彼女

テンションの上がらない彼女に内心焦りながら「なんとなく、似合うと思って」と言葉をつなげた。

その瞬間彼女の表情がくしゃっと崩れた。

「うける」

笑顔が見れて、ほっとした。

コンビニプリンを食後に食べながら、彼女サボテンについて話をした。

店主に教えてもらったはずのサボテンの種類はすっかり忘れた。彼女は「サボテン」では味気ないからと「トゲピー」と名付けた。

トゲピーかわいい

そういって彼女は少し前かがみになって笑顔をみせた。彼女は笑うと左右非対称で、右目のほうが少し細くなる。そんな顔が可愛いと思った。

サボテンを買って1年後に入籍賃貸更新にあわせてもう少し広い家に引っ越した。もちろんサボテンも一緒だ。

トゲピーに話しかけながら「きょうもいい天気ですね」「チョゲッッ(裏声)」なんて一人芝居をしている妻は微笑ましかった。春の日にはじめて植え替えをした。広い植木鉢にうつったトゲピーはすくすくと成長をした。

それから何度か鉢植えをおこない、トゲピーは俺の腿から腰くらいの大きさになり、妻は2児の母、俺はしがないおっさんへと変貌した。

子どもたちは習い事合宿に行った夜、久しぶりに夫婦ゆっくりする時間ができた。

晩酌をしながら話をした。子どもたちの話が一区切りついたあと、ふとトゲピーを横目で見た妻がつぶやいた。

「実はいきなりサボテン買ってきて、なんて勝手なんだろうって思ったんだよ」

その言葉に心底驚いた。表情を察してか、妻が続けた。

絶対お世話するの私だろうなって思って」

ぐうの根も出なかった。実際、サボテンを買ってからしばらく放置していたのは俺だった。水やりも妻がかいがいしくやっていた。

好きでやってるのだと思った、と弁明した。

妻が目を細めて、話をした。

「命だからね。最初義務感だった。でも、トゲピーって名前つけてからあなたが時々『お、トゲピー元気だな』とか話しかけてるの見て可愛いなって思ってたの。それと、私が妊娠しているとき、土いじりは危ないからって植え替えを率先してやってくれて、この人とだったら子育てもできそうだなって安心したんだよね」

妻とそんな話をしたことがなかったので、俺はなんと言えばいいかからず逡巡していた。多分相当変な顔をしていたんだと思う。少し酔っているのか、頬を赤く染めながら妻が続けた。

「あのときトゲピーを買ってきてくれてありがとう

妻は少し前かがみになってはにかんだ。左右非対称で、右目が細くなる笑顔

10年以上前に聞いた店主の声を思い出す。人がサボテンを選ぶんじゃなくて、もしかしたら俺がサボテンに選ばれたのかもしれない。そう思うと、トゲピーはなかなか見る目がある。俺はトゲピーを見た。軒先で売られていたころより何十倍も大きく成長した彼を誇らしく思い、ビールを飲み干した。

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