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はてなキーワード: マンネリとは

2023-05-28

最近実況の面白さが良くわからなくなった

コロナきっかけに配信と言うものにハマって数年、今はパタリと気持ちが冷めている

切り抜きを見る時間すら面倒になる

再現漫画もハマってたけどだんだん見なくなった

見始めた頃は

リアルタイムで同じ趣味思考の人が集まって

声質や性格が合う配信者が広げてくれる話題を元に、好き勝手コメントしてワイワイして

手軽な割に、数万人単位の人が見ているトレンド自分も追っていると言う優越感があった

ただ、

同じ声を聴いているせいかマンネリしてくる

可愛いと感じていた声が、甲高い音に感じ初める

面白いと感じていた雰囲気も、次第に品が無いなと感じ始める

他の配信者を探すにも、目と耳が肥えてしまって刺さる角度が低い

切り抜きや再現漫画も同様に、作者によって時間をかけてでも見る価値があるか判断してしまっている


二年位楽しめたから十分だとは思うけど、

今でも寝食と同じくらいハマり続けられる人は凄いよ

2023-05-26

同じ相手とのセックス、パタッと飽きるのが辛い

マンネリ防止にいろいろやるんだが、そのいろいろが万策尽きたとき「もうこの相手じゃ興奮しないんだよな」状態になってしまうのが辛い。

それで最大数年、付き合って別れるを繰り返してる。

もう最近、新しい相手にムラムラする度に「最終的には飽きるかもしれないのに……」という気持ちが湧き出る。やるせない。

2023-05-03

永久保存版 車のバッテリーがかからないの…への回答 前編

https://anond.hatelabo.jp/20230209211829

女「車のエンジンがかからないの…」
男「あらら?バッテリーかな?ライトは点く?」
女「昨日まではちゃんと動いてたのに。なんでいきなり動かなくなっちゃうんだろう。」
男「トラブルって怖いよね。で、バッテリーかどうか知りたいんだけどライトは点く?」
女「今日は○○まで行かなきゃならないから車使えないと困るのに」
男「それは困ったね。どう?ライトは点く?」
女「前に乗ってた車はこんな事無かったのに。こんなのに買い替えなきゃよかった。」
男「…ライトは点く?点かない?」
女「○時に約束からまだ時間あるけどこのままじゃ困る。」
男「そうだね。で、ライトはどうかな?点くかな?」
女「え?ごめんよく聞こえなかった」
男「あ、えーと、、ライトは点くかな?」
女「何で?」
男「あ、えーと、エンジンからないんだよね?バッテリーがあがってるかも知れないから」
女「何の?」
男「え?」
女「ん?」
男「車のバッテリーがあがってるかどうか知りたいから、ライト点けてみてくれないかな?」
女「別にいいけど。でもバッテリーあがってたらライト点かないよね?」
男「いや、だから。それを知りたいかライト点けてみて欲しいんだけど。」
女「もしかしてちょっと怒ってる?」
男「いや別に怒ってはないけど?」
女「怒ってるじゃん。何で怒ってるの?」
男「だから怒ってないです」
女「何か悪いこと言いました?言ってくれれば謝りますけど?」
男「大丈夫から。怒ってないから。大丈夫大丈夫から」
女「何が大丈夫なの?」
男「バッテリーの話だったよね?」
女「車でしょ?」
男「ああそう車の話だった」

          アランピーズバーバラピーズ 「話を聞かない男, 地図が読めない女: 男脳・女脳が「謎」を解く」
          

以下この女はA子、この男はB太と呼ぶ。

このコピペを見たことがある人は多いだろうが元ネタ書籍で読んだ人はそれほどはいないだろう。

男女の脳の形の差とそれによって生まれる行動の差をユーモアたっぷりに書いた面白い本で、増田は数十回くらい読み返した。

(ちなみに新しく網羅的な研究によれば脳の形には男女でほぼ差がなく、ただ体の大きさに比例したサイズ差があるだけらしい。https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0149763421000804 脳の形状の差に関する調査のうち、たとえば本書で何度も言及された脳梁の太さの男女差に関する論文は古くn=14で信憑性が薄いhttps://business.nikkei.com/atcl/report/15/227278/021700082/?P=2 。つまりとんでもないデタラメ本だったということになる)

みなさんご存知の通り、この文章は【男は問題解決、女は共感のために会話する】を端的に表すため書かれた小話だ。本書ではこのような小話がそれぞれの章の導入になっている。

この文章コピペとしてネットで出回っているのを増田が知ったのは本書を読んだ後だ。

ところで、ネット上では別の解釈【A子は遠回しにB太に送迎を頼んでいる。つまりA子も問題解決を望んでいる】という俗説が一定の支持を得ている。

増田は両方に意を唱え、ここにコピペ内で本当に起こっている問題とB太はどう返事をすべきだったか解説する。

女心はわからない

B太は何を考えているのか読者にわかやすいがA子の方は実のところわからないので読む人によって意見割れる。

B太…『僕はA子に故障箇所をつきとめて修理してもらおうとしているにもかかわらずA子は関係ないことを言って話を脱線させる』

A子…『??』

男女の心理解説する小話なのに片方の心理がわからないのだから役に立たない。

問題解決が下手な男

B太は問題解決を図っているのは立派だがこれでは解決しない。

問題点は2つ。1つはネット上でもよく言われているとおり、車の修理について無知なA子に自力修理をすすめようとしていることだ。

自力で修理できないくらいの知識の人にちょっと電話で指示したところで無駄だろう。だからどうせ修理屋に頼むだけなのに故障箇所など特定させても何の意味もない。

もう1つは後ほど。

可能性はある、しか可能性どまりの俗説

【A子は遠回しに送迎を頼んでいる】説を否定するような要素はないが、肯定するといえるようなものもない(個人的には、A子が仮にそれ狙いだったなら話の持って行き方が下手すぎるし怒るのが早すぎると思う)。

また致命的なのが、B太の状況が描写されていないことだ。仮にこのときA子が北海道にB太が沖縄にいたならA子が送迎を頼むはずがない。

二人がある程度近くにいるのがこの説を成り立たせる前提条件なのにそこが描写されていないのだ。

メタなことを言うと、この小話は【男は問題解決、女は共感】の章の導入であって【女は遠回しに頼み事をする】章の導入ではなかったはず(いま本が手元になく記憶曖昧)なので著者のねらいとは違ったはず。

女は問題解決が嫌いか

読者に女が圧倒的に多いであろう雑誌にも困りごとを解決するような記事はたくさんある。

ゼクシィhttps://images.app.goo.gl/bkThrkqKJSS4J69T6 "ゲストの "もやもや" を回避する大人海外婚招待&マナー"

ひよこクラブhttps://images.app.goo.gl/67BKUmT9ApD1YhDa6 "泣きやまないっ寝ないっを解決!"

クロワッサンhttps://images.app.goo.gl/Q5reuUBvjNeGfeLFA "どうしたらキッチンがそこまで片づきますか?"

美人百科https://images.app.goo.gl/25zeWLUEaTcnnoXK6 "働くレディのためのマンネリ解消テク"

雑誌には問題解決を求めるのに会話では嫌がるというのはちょっと想像できない。

女の利用者が圧倒的に多いであろうガールズちゃんねるでも問題解決のための会話は行われている。

https://girlschannel.net/topics/2146448/ ここでは化粧ノリを良くする方法質問がされ、具体的な回答が集まった。

的外れ反論がくるかもしれないので一応書いておく。このコピペ論点あくま問題解決指向するかどうかであり、正しくて論理的問題解決ができるかどうかではない)

共感もするし問題解決もする

そもそも女が問題解決のための会話をそんなに避けているという本書の主張は事実に反する。

問題解決共感対立するものではないから両方同時にできる。

少し思い浮かべてみればわかることだ。たとえば

X「ただいま… あー暑かった…」

Y「おかえり、大変だったでしょう。テーブルに冷たい麦茶があるよ」

X「ありがとー」ゴクゴク 

この会話でYは共感問題解決流れるようにこなしXは問題解決を素直に受け入れているが、問題解決のための会話ができるなんて男性的な人たちだなあと思った人はいないだろう。一般的女性どうしでも普通にありうる会話だ。

麦茶をすすめられると「問題解決的会話だ!」と怒って飲まず暑さと喉の渇きについて愚痴共感を求めるばかりの生き物が典型的女性なのか? さすがに変だ。それではまともに生活ができない。

問題解決指向権化とされるB太も

トラブルって怖いよね。
それは困ったね。

を挟みながら話している。これはそんなに男らしくない言動だろうか?

女はわかっていたか

さて本題に入る。

さきほど書いた通り、B太の内心は分かりきっている。

B太…『僕は問題解決しようとしているにもかかわらず女は関係ない話をしている』

からこの小話の解釈とはつまりA子の内心の解釈である

著者のねらいは【男は問題解決共感より重視しており、女は共感問題解決より重視している】だ。つまり

著者の想定するA子…『男が問題解決してくれようとしているのはわかるがそれは嫌。私はそれより共感してほしい』

しかしA子は本当にそう考えているだろうか?

B太が問題解決したがっていると気づいていないのではないか

読んでわかる通りA子は車の仕組みをよく知らない。そんな人に

バッテリーかな?ライトは点く?
バッテリーかどうか知りたいんだけどライトは点く?
どう?ライトは点く?

質問しつづけたところで『B太は私に自力故障原因をつきとめて修理してほしがってるんだ』と気づくだろうか。A子は気づいてなさそうに見える。

A子は【問題解決共感比較して共感を求めている】のではなく【意味のわからない質問攻勢と共感比較して共感を求めている】可能性が高い。

問題解決してあげようとしてるのに誤解されてしま説明下手がB太の問題点2つ目だ。

(ちなみに俗流解釈【女は遠回しに男に送迎を頼んでいる】は気づいていても気づいていなくとも成り立つ)

後編 https://anond.hatelabo.jp/20230503155334

2023-04-27

以前の古谷経衡右派自分ネトウヨについて批判的に語るという複雑な面が他にはない特異性があって脚光を浴びてたのに

今は1にネトウヨ2にネトウヨみたいなネトウヨ連呼マシーンになってしまったよな

漫画家ミュージシャンがもある程度の地位に立つと安心してマンネリ化して駄目になっていくのに似てる

2023-04-25

anond:20230425113416

まあまあ面白かったけどあとは実際の村づくりゲームと同じでマンネリでしょ

あそこから新しい展開させる力もなさそうだしちょうどいい分量で終わったんじゃないの

2023-04-16

anond:20230416215002

自分工場自動化ゲームで似たようなパターンに陥ってるわ。

ルールがわかり始める

レイアウトを考えるのが楽しすぎて日中そればっかり考えるようになる

マンネリ、停滞感、どうしても攻略上達成できない目標が出てきて、攻略サイトを見てしま

自分の考えたレイアウトよりも効率的レイアウトを見つけてしまい、これから自分が考えることもより効率的方法が既に先人たちによってやり尽くされていることに気づく

・以後、二度とさわらなくなる

2023-04-14

受け身オナニーをするのは良くない気がする

Fanzaには見放題プランがあって今はFANZA TVって言うんだけど、月550円毎日AVが入れ替わるプランがあるのね。

2000作品もあるらしくて一日換算すると数十円なわけよ。すごくお得。

これを去年から使ってオナネタを探してたんだけど、まぁちょっとマンネリしてきてた。

そんな中、昨日コンビニ駐車場で近所の歯医者歯科助手っぽい制服着た女の子荷物を落としたとき

紙が風で飛ばされちゃったから一緒に走って手伝ってあげたんだ。

全部集まったらすっごい笑顔感謝されて、コンビニレジ待ちしてた時に後ろに並んで声かけられて世間話もしたんですよ。

よく見ると結構おっぱい大きそうだし、目が大きくて顔立ちはっきりしてそうで(マスク越しだけど)すごい可愛かったか

よし今日絶対制服モノで抜くぞ、似てる女優探すぞと思ってFANZAで探してヌイたら久々にすごく出ました。すごく気持ちが良かった。

それで俺、分かったんですよ。

受け身FANZAおすすめされるままオナニーしてはいけないんだと。

オナネタ自分の心に聞いて自分が決めなければいけないんだと。

FANZAが悪いわけではないんです。むしろ安く快適にAV提供してくれて本当に感謝してますありがとうございます

でも受け身はいけないんだ。

クラスメート想像してオナニーしてた中学生のころのように、前のめりにこれからはやっていこうと思う。

ちなみに似てたAV女優は楓カレンちゃんでした。厳選して良かったです。

2023-04-08

マンネリ解消のために何やってる?(sex

コスプレさせたいけど

まずは服のサイズ聞かないとなあ

2023-03-19

[]3月18日

ご飯

朝:春雨スープクラッカーチーズ。昼:カロリーメイト玄米ブラン。夜:カップヌードル

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみー。

時計仕掛けのレイライン -黄昏時の境界線-(ニンテンドースイッチ移植陽炎彷徨魔女内に収録)

・はじめに

魔術が込められた遺品が巻き起こす様々な事件解決するアドベンチャーゲームで、原作18禁ゲームだが、これはその全年齢移植版。

移植にあたって三部作がまとまったセットの作品になっているが、ここでは1作品ごとに感想を書いていこうと思う。

・遺品にまつわるアレコレが面白い

現実では起きえない事象を巻き起こす遺品。

妖精さんや、苦手なものを無から生成する鏡や、どこにでもいける鍵など、ファンタジーアイテムが幾つも登場して色々な事件が巻き起こる。

面白いのが、図書館にいつもいる系ヒロインのリトが、毎回かなり早々になんの遺品でどのような特徴があり、そのルール提示してくれる。

このルールがあるおかげで何でもありな後出しじゃんけんになっておらず、捜査推理パート楽しい

それに遺品は物品の形である程度誰でも利用できるため、過去エピソードで出てきた遺品の使い方を工夫する展開があるのも面白い

実際に使用するシーンは少ないのだけど、アレを使えないかな? と主人公ヒロイン議論するパートが挟まるのが、自分達が作った特殊な設定に対して真摯姿勢でとても面白かった。

・縦筋のエピソード面白いが解くべき謎の提示が欲しかった

そんな数々の魔術的なアイテム遺品をめぐる短編ストーリーをやりつつ、この学園と主人公自体の謎に迫る縦筋のストーリーも展開していく。

短編連作めいた構成でこれも面白い

特に今まで解決してきた遺品を踏まえての最後エピソードは、所謂サプライズ的な展開もあり、気合が入っていた。

3部作構成でまだあと2作品控えているあり、全ての情報が出揃ったわけじゃないものの、今作だけでも充分お話としては色々と結末を迎えているところも評価したい。

ただ、ミステリっぽい展開が多かっただけに、この作品フーダニットなのかハウダニットなのかホワイダニットなのかは、読者への挑戦状でも入れて提示して欲しかたかもしれない。(後から読み返すとこの感想ミステリオタクめいた難癖っぽいな、反省します)

特殊事案調査分室の面々、特に友達烏丸小太郎との結束がベタ良き

メーンヒロインの鹿ヶ谷憂緒と、主人公の久我、常識人ツッコミ役の烏丸小太郎の三人で構成される特殊事案調査分室が、その事件捜査の主軸となる。

この三人で色々な事件捜査するのだけど、最初は中々結束が出来ず揉めたり喧嘩していきながら、最終的にはチームになっていく、フィクションでは王道中の王道だが、熱い。

特に友達ポジション烏丸小太郎は、ギスギスしがちなヒロイン主人公の間を取り持ったり、事件解決本質をついたりと、かなりの存在感を見せる。

普段主人公に頼りがちな彼が男気を見せるシーンはかなり激る展開だし、最初から最後まで主人公を疑わず信用してくれることもあり、この作品美少女ゲームでなくBLゲームであれば間違いなく結ばれていただろう。

恐らく2作目か3作目では、TSしてエッチな展開があるに違いない、僕は超常現象有りなエロゲ主人公の男友達キャラを見るたびに毎回この予想をするが、今回は本気だ。

キャラ個別ルートはなんとも

堅物な風紀委員恋愛には疎い壬生と、すぐ発情して匂いを嗅いだり下着強請る眠子との個別ルートも用意されている。

それなりのボリュームがあるわりに、あまり今作独自の設定を使ってはいもの有効に活かされているとは言い難く、恋愛ゲームらしい萌える展開をそれなりにまとめただけかなという印象だった。

決して遊んでいて不快になるわけではなく、本編の遺品を巡る事件捜査推理とはかなり味が違っていてその落差がなんとも言い難い。

春日真由美さん好き

春日真由美さんは遺品の妖精さんに振り回されるドジっ子で、言ってしまえばただの被害者その一ポジション

出番もかなり少なく、専用ルートは勿論イベントCGSDイベントCGもない。

よく忘れ物をしてしまう子で、僕もかなり忘れ物をしてしまうのでシンパシーを感じたし、こういう忘れ物しがちだなあと共感するシーンがあった。

それとボイス、まきいずみさんのほわーっとしたお声で、この忘れ物続出な性格とがとてもマッチしていて、大好きになった。

名前立ち絵があるだけでモブみたいなものかもだけど、3部作プラスアルファボリュームたっぷりなので、出来ればこの子に出番をください、頼む! って願いながら続きも遊ぶ。

(全然関係ないけど、SDイベントCGって呼称合ってる? 美少女ゲームの話するの久々な上に僕が熱心に遊んでた頃にはまだそんなに浸透してなかったから、一般的呼称があるのすらもわかんないや)

・さいごに

3部作の1作目としてかなり理想的な内容で続きを早く遊びたくなった。

様々な特殊事象が起こる遺品を巡る事件捜査するというテンプレートがもう面白いので、愛すべきマンネリとして残りの2作品でもこの味が残っていることに期待したい。

あと烏丸小太郎春日真由美が主となるエピソードにも期待して次を早速遊ぼうと思う。

2023-03-12

[]3月12日

ご飯

朝:ピーナッツ。昼:袋ラーメン。夜:カツカレー

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

探偵・癸生川凌介事件譚 永劫会事件

・はじめに

携帯電話配信されていたアプリニンテンドースイッチに復刻したADVで、シリーズ化されているものの第十弾。

シリーズとしてはこれ以降も続いてはいくのだが、原作者である石山貴也が関わった癸生川凌介シリーズとしてはこれが最後となる。

そんなわけで、今までのシリーズで度々言及され、いろいろな人物ターニングポイントとして語られてきた永劫会事件が遂に題材になっている。

1999年に新興団体が絡む大量殺人、その新興団体の会員はまだいること、生王と癸生川の出会いエピソード、生王がヤバいことになる。

そんな前置きを踏まえて今作は、新米刑事殺人事件捜査をする工藤貴樹、恋人の不穏な様子を探ってほしいと癸生川に依頼に来た石上雅人、その恋人妹浦澄佳、事件を嗅ぎ回っている謎の人物、都合4人の主人公視点を行き来しながら物語が進んでいく。

そして全てのルートプレイすることで真実が見えてくる構成だ。

・4パートによるマルトサイト面白い

まずは警察として王道捜査を行う工藤貴樹パートは、聞き込みや調査証言証拠を集めていく安定の面白さ。

石上雅人パートではシリーズでは珍しく癸生川が同行するため彼の聞き込みの態度がじっくり楽しめるのが好き。今までも稀にはあったが今回は沢山あって満足。

謎の人物パートは流石に工数関係コマンド選択部分はかなりあっさり目で捜査結果を確認するような部分が序盤は続く。

とはいえスムーズで端的な捜査結果でありつつ、そもそも目的不明なため、この捜査情報は何のためなのか? という大きな謎が物語を引っ張ってくれる。

妹浦澄佳パート歴代屈指の重たい鬱々とした展開。

四者四葉面白さがあり、プレイする手が止まらなかった。

シリーズの前提を踏まえて根底から覆す展開が面白い

このシリーズといえば最後最後に癸生川や伊綱さんが今での過程を大きくひっくり返す展開が待っている。

今作でもそれは健在で、一気に事件を見る目が変える必要が出てくる大きな展開が待っている、それも何個も。

さらにそれが、今までのシリーズを遊んでいるからこそファーストインプレッション解釈がブレる楽しさも、シリーズものならではの面白味だ。

特に今作は「生王と癸生川の出会いエピソード」ということが散々言われて来ていることを踏まえるとなるほど納得である

また、ちゃんとそれらの事実が今作のテーマに大きく絡んでおり、単なるサプライズに終わらないところが、このシリーズの妙だろう。

社会的テーマが重い

そんなわけでテーマの話も書く。

今までも多くの社会的な有り様を問うような問題を掲げて来たが、今作では被害者救済という重たいテーマが早々に提示される。

しかし、この被害者救済という重たいテーマを書き連ねてはいるが、今作ではその背後に明確な営利目的に起因する犯罪者存在が用意されていた。

これでは答えの出ない問題に向き合った割には結局悪い奴がいたという、収まるべきところに収まっていたと思った。

それが悪いと書いているのではなくて、この社会的テーマを扱っていて、各々の登場人物たちの苦悩や答えもキチンと表現されていて、読み応えはあった。

しかしながら、それはそれとして今作においては反論余地のない巨悪が裏で操作していたと言われてしまうと、被害者救済のための自由意志すらも剥奪されるかのような、ある種、慈悲深いが故にそれを許されてしまたかのような勿体なさを感じてしまった。

行きすぎた被害者救済は良くないがその悩みに寄り添うことの難しさはわかるものの、今作においてはそれを誘導した全ての根源がいてソイツが悪いという展開で、その悩みからの行き過ぎた行為を罰せられることすらも許されてしまうのは、ある種発端となる加害行為と表裏関係にあるのかもしれないとすら思ってしまった。

もちろん大前提として発端となった加害者が悪いことは当たり前なのだけど、その先にある被害者救済のための行きすぎた報復の結果、それが平等に裁かれないのは、それはそれで差別的だと思ってしまった。

あくまで今作がそのような設定をとったことはエンターテイメントとして犯人を用意するミステリ作品のある種の義務なのだけど、その犯人による誘導に全てを委ねてしまうのは、被害者救済のための報復を誓った、その誓いの気持ちを無碍にしてしまうようなモドかしさがあった。

それが面白い面白くなかったとか、フェアであるアンフェアであるとかではなく、魅力的で自立したキャラクタを多く描いている本作だからこそ、報復もまた犯罪と知りながらも被害者救済だと信じて犯罪をおこうなうような存在が、このテーマを描くにあたって期待してしま犯人象だった。

これは単に僕が作者のやろうとしたことと異なる部分を期待してしまっただけで、繰り返し書くが面白い面白くなかったという話をしているわけではない。

・さいごに

探偵・癸生川凌介事件譚シリーズを通して遊んできた。

総じて、アドベンチャーゲームというよりは、本格ミステリ文脈に近い作品が多く、それが好きな自分としては楽しめた。

携帯電話ゲームという制約もある意味プラスに働いていて、余計な不純物がないアドベンチャーゲームとして必要最小限ながら十分な遊びで楽しめた。(僕は、後半突然3Dダンジョン脱出ゲームを遊ぶ必要がある類のADV極端に嫌う性質があるので)

シリーズを通してのベストは当然今作永劫会事件だが、作品の幅が広く多種多様物語を楽しめた。

愛すべきマンネリとしてお馴染みの展開を繰り返してもいいものを、手を変え品を変え楽しませてくれたサービス精神も素晴らしかった。

以降も別の作者で看板はそのままシリーズがまだあり、そちらも復刻が決まっているため今後もう暫くは定期的にいつもの面々と会えそうなのも嬉しいところ。

作者という意味では、パラノマサイトスクストなどもあるためそれらも遊んでいきたい。

2023-03-05

[]3月4日

ご飯

朝:朝マクド(どっひゃー)。昼:ラーメン。夜:アルフォート

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

探偵・癸生川凌介事件譚 死者の楽園

携帯電話配信されていたアプリニンテンドースイッチに復刻したADVで、シリーズ化されているものの第三弾にあたる。

すっかりお馴染みのいつメンで、遊園地で起こる事件捜査する。

オンラインゲームを利用した人物の誤認、館モノのらしさを利用してのミスディレクションと、構造の妙を生かしているシリーズで、良い意味ユーザの介入度が低いゲームらしくない作家性溢れる展開が続いていたが、今作はシンプル推理ADVらしいシナリオ

証言を聞いて、物証調査してっていう、お馴染みのやつ。

悲劇を笑い飛ばす癸生川のキャラクタ性に救われるものの、だいぶと重たいストーリーだった。

完全に恒例だが助手白鷺洲伊綱が大活躍するのも、前作で僕が興味を惹かれた矢口床子の再登場、シリーズを通しての前置きや、次の作品へのキャラクタも登場したりと、色々やってきている感じ。

白鷺洲伊綱女性に好かれやすい設定のようで、今作でもスキンシップ描写があるのが良き。

彼女へかなりの偏愛を見せる久美浜ちゃんは、今先だけの出番ではなさそうなので、この辺は要チェック。

短編ADVとしてシンプルながら出来が良いし、アクが無い真っ直ぐした味付けでありながらキチンと作家性をミステリ的なそれでなく、人間確執や恨みの方向で出しているので、ここまで遊んだ中ではかなりど真ん中な位置付けだと感じた。

ただ、流石に三作品目ともなると同じ構図は避けたようで、癸生川によるちゃぶ台返しがなかった。

正直、そのパートこそが他との明確な差異面白味だと感じていたので、マンネリを恐れずやって欲しかった気持ちもある。

とはいえシリーズ作品としての趣が強くなってきて益々楽しくなってきたぜ!

探偵・癸生川凌介事件譚 白鷺に紅の羽

携帯電話配信されていたアプリニンテンドースイッチに復刻したADVで、シリーズ化されているものの第四弾。

2作目で前振りがあった伊綱さんの過去エピソード

前振りで随分ハードルが上がっていたが、それに相応しい価値のある良いシナリオだった。

感想を書くのが勿体無く感じるタイプ作品で、良い意味でこの余韻を具体的な文章で残したくない。

あらすじとしては、伊綱さんの過去記憶喪失の謎の女性一人称で追いつつ、視点人物の失われた過去と、伊綱さんの家族にまつわる事件捜査するお話

伊綱さんの家族や周辺の人間名前関係性だけが示唆される、本人が登場しないキャラの多さが、視点人物の正体を曖昧にしていくのが、暗中模索雰囲気楽しい

とはいえ、落ち着きそうなところに落ち着いており、そこの意外性や、叙述の方法による誤認を誘うソレは主題ではないのだろう。

かなりど直球ど真ん中に「小説」をやっていて、ミステリ界隈に伝わる有名な嫌味な反転させて「人間が書けている」と評するのが相応しいと思った。

めちゃくちゃな人格で、事件に幕を引くためだけの舞台装置的な名探偵癸生川の出番がほんの僅かなのも、今作はそこがやりたいんじゃないからねっていうことかな。

田舎風景描写キャラクタ心理描写を重ねながら情緒的な文章を魅せるところも多く、他のシリーズとはかなり毛色の違う内容だった。

特に最後の方にあるタイトル意味がわかる構図は、背景絵を使った演出も決まっておりすごく印象的なシーンで感情的に訴えかけられた。

物語冒頭の意味深なやりとりが、最初から全てを語っていたところも、話の順序の工夫で魅せる良きシーンで、思わずクリア後すぐにもう一度最初から遊んで確認した。

探偵縦横無尽自由さを面白がる一作目、本格ミステリのある種の滑稽さを笑う二作目、証言から人間関係を整理していくADV王道をしつつシリーズとしての縦筋の前振りをしていく三作目ときての今作は、シリーズの幅の広さに感心させられた。

探偵・癸生川凌介事件譚 昏い匣の上

携帯電話配信されていたアプリニンテンドースイッチに復刻したADVで、シリーズ化されているものの第五弾。

今回は、いつメンの出番は少な目で新しい登場人物都市伝説ライター弥勒院蓮児を主人公にした今までは雰囲気の違うお話だった。

都市伝説を扱うだけあってホラー雰囲気で恐ろしいお話が展開していく。

新しいことをやろうとしたからか、気を衒う要素は少なく、良く言えば手堅くまとまっている、悪く言えば事件については見所がなかった。

ミステリ的には疑うべきところを然るべき疑いを持って読めばまあそりゃそうだし、そもそも容疑者の数的にもミステリをやりたいのではないだろう。

合う合わないの個人的な話をし出すと、ミステリとホラー親和性みたいなところに行き着きそうなので、まあ僕の好みではなかったと短くまとめておこう。

ただし、上で事件については見所が無かったと述べたのは、事件以外、シリーズものとしての見所があった。

それが新キャラ弥勒院蓮児が我らが名探偵癸生川凌介ファーストインプレッションの評、

出会った瞬間、なぜかホッとしてしまった。一瞬だが、もう大丈夫だ… という気持ちにさせられた。」という文章だ。

これはなるほどなるほど、癸生川凌介という人間をすごく端的にわかやすく伝える良き文章で、それが初対面のキャラ一人称視点地の文表現されるのが良かった。

これは癸生川凌介への評ではあるが、僕がミステリを愛する理由って要するにコレだよなあ、と思わせられた。

作中でどんな悲惨な恐ろしい事件が起きても、名探偵がそれを引き摺り回し、現実解決可能事件に落とし込むところは、まさに「ホッとする」は良い形容だ。

(ミステリの世界は広いので、ここをズラす名探偵も両手で数えられない程度にはパッと浮かぶけども)

そんなわけで、4作目の過去編に続いて、新キャラの新しい展開と、いつメンミステリがそろそろ恋しくなってきたところで、次の第6作目は王道中の王道を取り扱うようなので、一気にプレイしようと思う。

2023-02-17

anond:20230217160504

でも人類のやることって突き詰めたら宇宙開拓くらいしかなくないか

子供や孫と子孫を再生産続けてもマンネリ面白くないし

彼女といる時間しんどい

付き合って2年。休日彼女の家に行ってご飯食べたら散歩してセックスをする。

マンネリといえばマンネリなのかも。

彼女といるときに、あ〜いま無駄だなとか、もっと有意義に過ごせるよなあとか、1人の方が気楽でいいなとか思っちゃう最近そう思うことが以前よりも増えた。

彼女といるより仕事してたいし、1人で部屋にいたいし、友達ご飯に行きたい。そう思う。

特に嫌いな部分はないのだけど、なんだかなあ。

2023-02-15

相手反論するうえで、その相手議論の作法瑕疵を突くより、直接主張に対抗できる内容の主張をするほうがよほど有功なのだと気づいた。

たとえば相手が正しいと考えている数学証明疑義を呈するとき、正しいとする根拠を言わない無作法を突くより、その証明が間違えであることをもちろん専門用語を交えて数学次元反証するもの提示するほうがよほど相手が納得する確率は高い。

なにより議論の無作法を突くというやり方はどんなスレものんな方法をとってきた俺にとって、別板のスレのはずなのに全部同じような流れになっていた、やり取りをマンネリ化させるもとであるのに気づいた。専門板の醍醐味が味わえなくなってしまうのだ。

2023-02-14

尿way

愛のマンネリって許せるの あ  め  愛の模索かあ

分けて分けて分けるぞ 感情と行動をまず分ける

まずおれは機嫌が悪いのか 悪くないのか 分ける

座り心地が悪いのか 寝不足なのか 落ち着け 何が不満なんだ?

親が生きてることが不満 寝る 処理数すごいってこと

神秘的 オナニー 寝ること 味かあ どんな味するんだろ

明日入りますよ 42度 かゆいってのは異物がありますよってこと

執筆だけしにきた おしっこしたい もうPCはお腹いっぱいか

風呂入るかは迷っている したいことと しなきゃいけないことに分ける

なんかオレ課されてるっけ この日に仕事にいけとか ないよな

したいことは グミ ラーメンカップ お風呂かあ 迷うな 上振れ

おしっこはしたいな 閾値 おしっこ閾値到達した

事実だけを確認しよう 17金曜日 4時2分

あ 課されてることあったわ 郵便局いく いつかはまだ未定だけど

めんどくさいっていうのやめようぜ その言葉まらねえから

2023-02-11

anond:20230211131319

マンネリ化してるんだよね

本当は結婚するほど好きじゃないんだよ

でも出産適齢期がどうのこうのとかなって、結婚に至る

2023-01-30

anond:20230130153648

行ったことないしそういう話になったことないよ

同僚もそういうの行ってそうな人はいないし、むしろみんなそんなに行ってるものなの?

何をもって行かないのかではなくて、行く理由がない どうせ話が合わないし、それなりのお金があるなら友人や彼女とでも美味しいものを食べに行きたい

エロ目的でも店に入るのはリスクが高すぎでAVでいいやろってなるし、彼女といたせばよいのではって感じ もう結婚してしまって今後行くことはないと思ってるけど、10年以上あとにマンネリ化して行く日がくるのかな

2023-01-29

2056年の大河ドラマ本田宗一郎

本田宗一郎」はマンネリ視聴者が激減した大河ドラマの再起をかけ、2056年に主演 田中誠人大河ドラマとしては初めて経営者を題材として製作された。

本田宗一郎」は世界平均再生回数1億回を達成し、見事に大河ドラマの人気は復活した。

この「本田宗一郎」を皮切りに大河ドラマ歴史的日本人経営者を取り扱うようになり、2058年Fun to Drive」(主人公豊田章男)、2060年「トランヂスタラヂヲ」(主人公井深大)、2063年「Direct」(主人公岩田聡)と立て続けに経営者シリーズ製作し、ヒットを繰り返した。

しかし、2086年「太閤記」(主人公永守重信)で人気は急落、以降停滞が続く。

そこで、2100年に再再起をかけ、「それってあなた感想ですよね?」(主人公ひろゆき)では、悪役を主人公とする新たなチャレンジを実質し、2ちゃんねる社会にもたらした悪影響、賠償金を踏み倒すスキーム等、氏の起こした数々の問題批判的に取り上げ、空前絶後の大ヒットとなった。

また、それを受け、没後Vtuber化したAIひろゆき君が名誉毀損NHK訴訟する事態に発展し、世界初のAI原告となる裁判が開かれることとなり、ドラマ内外で話題を呼んだ。

2023-01-11

anond:20230111161910

彼氏交際するとコスパ悪いのでいないです。

(普通に男の人は好きです)

セックスオナニーは似てるけど全然違うものなので

正直比べない方がいいと思ってます

ちなみに腹痛は腹筋鍛えるとなくなります

筋トレは性欲増してマンネリ化防止になるのでおすすめです。

2023-01-06

いかにして性癖がなくなっていくか

性癖というのは大抵の場合偽物であることが多い

性癖というか

その行為体験する前までが興奮のピークというパターン

それはエロ漫画AVで見て、あるいは妄想して覚えるんだと思うんだけど

いざ実際にやってみるとさほど興奮しなかったり、そうでもないことが多く

体験してみて幻滅期に入るとエロ漫画AVでも魅力度が落ちてしまうという現象が起きる

 

この「現実を知って萎える」というのはある程度立て続けに起こるため

ある時を堺に変態度が急に落ちてノーマルおっさんになるという現象が起きる

 

あるいはそれも過ぎ去ると今度は「マンネリからの脱却」という目的で新たな性癖が増えていく時期に入るのだろうけど

それはまた別のお話

2022-12-29

anond:20221229174329

呑んでぷしゅーだけでマンネリから長期続くと飽きられる。5巻ぐらいで完結させてたら良かった。

あと、ドラマのできが良くなかった。

2022-12-26

この百合マンガがすごい

ガールズラブガッツリ描いた作品を避け

百合ボーダーライン付近漫画ばかりが挙げられているのは

百合の中心には名作がない(マンネリ化している)」事実の反映

悲しいね😢

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