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はてなキーワード: 風景とは

2024-10-14

俺はネトウヨだけどね、パヨクのおしりストロベリー

ある日、俺は公園でベンチに座っていた。周りには桜の花が舞い散り、子供たちが楽しそうに遊んでいる。そんな中、ふと考えたのは、ネトウヨとしての誇りと、パヨク存在についてだった。彼らはまるでストロベリー味のアイスクリームのように、甘くて魅力的だけど、実際には溶けてしまう脆さを持っている。

パヨクのおしりストロベリー味」とは、何とも奇妙な表現だが、俺の頭の中ではそれが真実のように響いていた。彼らの主張は、時にカラフルで、時に混沌としている。まるで、色とりどりのキャンディーが詰まった袋のようだ。しかし、実際にはその中身は空っぽで、ただの幻想に過ぎないのだ。

俺は、ネトウヨとしての立場を貫きながら、時折パヨク意見にも耳を傾けることにしている。彼らの言葉は、まるで風船のように膨らんでいくが、すぐにしぼんでしまう。そんな彼らを見ていると、ストロベリー味のアイスクリームを食べるときのような、甘美な気持ちと同時に、少しの切なさを感じる。

結局、俺たちはそれぞれの立場で、異なる味を楽しんでいるのかもしれない。ネトウヨの俺は、濃厚なチョコレート味のアイスクリームを好み、パヨクフルーツミックスの爽やかさを求める。だが、どちらもアイスクリームであることには変わりない。

そんなことを考えながら、俺は再び公園風景に目を向けた。花びらが舞い、子供たちの笑い声が響く。世界は色とりどりで、時には支離滅裂なこともあるけれど、それが人生醍醐味なのかもしれない。ストロベリー味のパヨクのおしりを思い浮かべながら、俺は今日も生きていくのだ。

2024-10-13

肖像画をみてこの人ウォシュレットちゃうやんって言うのが文化資本

歯磨き粉がない時代食卓風景を鮮明に思い浮かべるセンスは基本

2024-10-12

anond:20241012193302

【要約】

筆者は、やることは多いがやりたいことがない休みの日に、ふと「異世界」に行くことを決意。異世界とは特別場所ではなく、日常の延長にあるような場所で、徒歩で探索の旅に出た。途中、普段気づかないような看板や店を見つけたり、田園風景を楽しんだりしながら、神社境内で開催されていたマルシェに到着。そこでカフェラテを飲みながら市場をぶらつき、イヤーカフを購入し、異世界からの「証拠」を手に入れて帰路に着く。異世界への旅は一度きりで、同じ場所に二度と行けないが、そこで得た思い出と戦利品がそれを思い出させてくれると感じた。

2024-10-11

王様ランキングの作者は漫画家を目指すも何度も挫折し、40代になってから始めたweb連載でヒットして売れっ子になった

しか家族が早くに死んで天涯孤独なことやブラック企業経験、また生来のものもあるかもしれないが、非常にネガティブ愚痴が多かった

そんな彼はやがて炎上する

王様ランキング内での民族対立描写が「朝鮮人への風刺」とされたからだ


作中に登場する貧乏国は、豊かな魔法国に支援されて窮状を脱した

しかし、魔法国が神国戦争して負けると、貧乏国は神国の味方になり、「我々はずっと魔法国に搾取され虐げられていた」と言い出した

貧乏国は韓国で、魔法国は日本」そう主張する人が右にも左にも多く出た

作者は韓国叩きの格好の材料を与えてくれる存在として右翼神輿にされ、またネトウヨだと左翼から叩かれた

アニメの実況も「これ韓国じゃんwww」「かの国じゃんwww」と盛り上がっていた

作者は実在の国は関係なくフィクションだと何度も主張したが、「これ韓国www」も「作者はネトウヨ!」も止まらなかった

貧乏国の風景が昔の韓国風景と似てたり、実際に類似は多く感じたが真実わからん

作者の載せている部屋の写真が汚いことを理由精神病認定性的ニュアンスはないが子供が多く登場することで小児性愛認定もあった

病んで連載は2021年で止まり、作者はとうとう中傷者の一人である女性を訴えた


訴訟中でも他の人による中傷は止まらず、またネットに強い有名弁護士を雇ったが弁護士とも対立していくようになった

中傷書き込みをできるだけ見たくなかったのに、証拠集めや反論文書などに目を通さなければいけずますます病んでいく

一人だけが叩いているのではなく、集団悪口言って盛り上がっているので、書き込みを読みながら泣いていたという

相手女性は「いいねですら3件しかつかずRTは0なので作者の名誉は低下していない」と反論

だが、弁護士に依頼して証拠提出した段階では確かに3件だったが、開示請求して削除される寸前の時にはもっといいねが多かったしRTもあった

作者は「相手女性が嘘をついている」としていいね数の多いスクショを更に証拠として提出したがったが、

弁護士は「次回期日も迫っており、主張立証はすでにし尽くしているので更に証拠提出する必要はない」と返答

相手女性は泡沫アカウントなので、いいねRTが多少増えたところで影響がないと弁護士判断したようだが、作者は納得がいかない

メールで言い合いを続けた末に、弁護士は「信頼関係が損なわれた」として代理人から降りた

他の弁護士に変わり、出したがっていたいいねが多い証拠スクショも提出

結局最初弁護士から通算して2年かけたのに、200万円の請求に対しわずかな額の支払い命令しか出なかった

途中で相手女性は50万円での和解を求めてきたが、それで折れたほうがまだマシなぐらいに安かった

最初弁護士ダメなせいだったのではと作者は途中から女性よりも弁護士の方に怒り、

弁護士実名を挙げて「最悪の弁護士」「無能」と批判する漫画掲載

個人叩き漫画は危ういと判断され運営側に削除された

そんで今回の刑事告訴書類送検

柔道選手の回想を聞いてほしい 2


柔道部顧問になって二年目の話をする。

この年度の末で学校教諭を辞めている。ラストイヤーである。思えばあっという間だった。上の秋季大会の後も、大なり小なり大会があったが、目立つ成果はなかった。

実力というよりは、柔道部全体の精神力、やる気、気合いの問題だった。センスがありそうな子はいたが、『本気』になり切れない。なぜかはわからないが、若者特有の殺気に満ちた闘志というか、「目の前の相手を殺してやる」という滾(たぎ)りが見られない。

特に、格上相手に戦う場面がそうだった。勝つとか負けるとかじゃなく、全力でぶつかってみせようという気概を感じない。

そんな中で、T君はじわじわと実力を伸ばしていた。この頃だと、ベンチプレスは140kgを上げるようになっていた。

ベンチプレスの記録と柔道の強さは直接関係ない。念のため

柔道の動きはボテボテとした感じだったが、それでもサマになってきていた。高校から柔道を始めた関係で、高一の頃が特に弱かったらしい。当時は、毎日のように先輩や同級生から千切っては投げられていたという。

シゴキ以外にも、いろいろあったようである。当時の先輩連中からは相当イジられていたらしい。T君の同級生柔道部員が、確かこんな内容を回想していたっけ。



≪~練習時間中~≫

「おいチクビ。何を寝とる。はよ畳の上から立て!!」

「今、こいつに筋肉ドライバーしてやったら、首めっちゃ抑えて転がっとるしwwwww」

「いつまで畳で寝とんな。早う起きんとチクビねじ切るどっ!」

「チクビ君さあ。今度の公式大会の時に、絶対シャイニングウィザードしてよ。武藤敬司好きなんやろ」

 ※本当にやって反則負けになったらしい

プロレス好きなんだって?これからダブル大外刈りするから付き合ってくれ」



彼が弱かった頃は、部内でもやられたい放題だったようだ。しかしこの頃、高三の手前になると、彼は部内で№1になりつつあった。皆、彼に一目置くようになっていた。当時、部のキャプテンだった100kg超級の子乱取りをしても吹っ飛ばされない。

それでも基本的には、いじられキャラだった。先輩からも後輩からもいじられていた。しかし、彼はどんな時でもリアクションを欠かさず、スマイルで彼らに応えていた。

そういえばT君は、毎日必ず昼休み柔道場に来て、一人で弁当を食べていたっけ。一人飯には理由がある。弁当を食べた後に、ヤツは筋トレを始めるのだ。ベンチプレスを始めとして、腹筋に、背筋に、あとは自転車ゴムチューブを柱に括り付けての打ち込み練習、あとはシャドー柔道か。さすがにカマキリ相手にしてないと思うが……。

休み柔道場に行った折、彼を何度も見ている。ベンチプレスが一番好みのようだった。自分自身が成長する実感とでも言えばいいのか、月ごとに最高記録が上がっていくのが面白かったのだろう。

柔道界の公式回答としては、高校生に器具を用いた本格的な筋トレをさせるべきじゃない。この時期(小中~高校生)は、技術に磨きをかける時期だ。ベンチプレスその他で測れる筋力は、試合ではそんなに使わない。柔道に本当に必要なパワーというのは、柔道をすることでしか身に付かない。すなわち組み手の練習とか、立技・寝技乱取りを通じてしか、そのスポーツ必要な『体力』は身に付かない。

しかし、T君には時間がない。彼にとっての柔道は、おそらく高校で終わりである時間がなさすぎる。だったら、ひたすら筋トレに励む道があってもいいんじゃないか。当時はそんなことを考えながら、昼休憩中のT君のトレーニング風景を眺めていた。



高三の四月時点で、彼の体重は約78kgだった。一年前はボンレスハムのような体形だったが、スマートになっていた。何より、当時のT君は部内で一番やる気があった。何事にも一生懸命だった。鍛えがいがある。

さて、高三最後公式戦は六月だった。ここまでには仕上げたい。幸い、四月にあった市内大会では、彼は5位入賞果たして大会出場を決めていた。順々決勝では、昨年の秋季大会で当たった強豪校の選手に内股で一本負け(空中一回転半させられた)だったが、そこから2回勝って5位になった。

それから大会までの約二か月、T君を鍛えまくった。

柔道場での立ち技乱取りでは、納得いくだけの投げを打てるまでひたすら稽古を続けた。T君に対し、組み手の位置自由にさせて、技も全部受けてやる。その代わりクオリティは一切妥協しない。俺が納得いくまで休憩すらさせない。

「おい、T。苦しくっても、苦しそうな顔すんな。相手にバレんぞ。ビビってるとな、わかんだよ。相手によ~!!」」

すると、唇を引き締めるようにしてT君は、距離を取ってこちらの様子を伺っている。

ああ、これは。技に入るのを狙ってるな。相手高校生だとすぐにわかる。

「技に入るのを狙うな。狙わなくていい。(お前の反射神経だと)無理だから!! とにかくたくさん、技をかけろ。連続しろ連続ちゃんと技は繋がるから。お前の感性でいいんだよ。考えるな、感覚でやれ」

実際、高校レベル試合だと技が下手くそでもいい。とにかく数。連続性が大事だ。

ただやはり、T君は運動神経が鈍いようで、へっぽこな大内刈りに小外掛けや、ボテボテとした払い腰しかできなかった。ヤツが俺に珍しく内股をしかけると、「ポフッ」という効果音とともにヤツが弾かれる。そんなレベルだった。素人未満である

「今のお前の柔道、ほかの選手乱取りやってるのと違うじゃん。俺用の柔道か~、そのへっぽこなのはよ~」

T君の柔道は、俺と乱取りしてる時はモードが違ってる。まるで、何かの専用の練習でもしてるようだった。

ヤツはまた内股をしかけてくるが、全然効いてない。運動神経とか、技に入る姿勢問題じゃなくて、組み手が下手くそ(≒柔道着の握る位置おかしい)なのだ。いいところを掴めてない。せっかく自由に組ませてるのに。

ただ、T君に組み手争いを教えるには、もうタイムオーバーである。「思いっきりイイと感じるところを掴め!」くらいしか教えていない。

だが、連続して技を掛け続ければ可能性が見えてくる。うまく相手が転がれば、彼が得意とする寝技に移行するラインも見えてくる。

ヤツと乱取りしている最中、よく檄を飛ばしたっけ。

「オーイ、てら。何止まってんだよ! 動け、動け。変数作れ。チャンスがないと思ってんの、お前だけだよ」

彼はヘロヘロになって大内刈りを放つのだが、俺に効くはずもなく。間隔を取って、釣り手と引き手(※柔道用語適当にググってほしい)を上下ブンブン振り回したなら、ジャイアントスイングみたいになって、T君が畳をゴロゴロ転がっていく。築地市場の床面を滑っていくマグロのようだった。

「オーイ、俺お前よりも軽いんやぞ。吹っ飛ばされてどうすんだよ」

T君が立ち上がると、顔が真っ赤になっていた。熱中症の人でもこうはならないだろう。それくらい真っ赤だったよ。

ゆっくりと俺に近づいてくると、釣り手の方でパンチするみたいに組み手を取ろうとしてきた。それを弾いて、逆に奥襟を取り返してやった。すると、ヤツも負けじと奥襟を取ってくる。

「力比べで俺に勝てるか」と思ったが、ヤツも結構強かった。睨み合ってたが、T君の耳まで真っ赤になってるのを見た。

この頃になると、彼の耳は潰れていた。餃子耳というやつだ。努力の証である。大半の柔道選手餃子耳にならない。本気で寝技練習した証である

こんな光景を見ながら、ある漫画セリフを思い出していた。 技来静也が描いた漫画作品の、確かこの場面だったはず。



……呼吸(いき)を乱すなセスタス 恐怖心を意志の力ねじ伏せろ 怯えは判断(よみ)を狂わせる 恐れは疲労を増幅させ 病魔の如く五体を蝕む 眼を逸らすな! 敵の刃を見極めよ 胆力こそ防御の要だ 殺意と向き合う勇気を持て

拳闘暗黒伝セスタス 2巻より





T君に必要なのはこの心境だった。

だって中学生高校生の頃は、練習が恐ろしいことがあった。寝技最中に、殴られ、蹴られ、締め落とされ、「殺される」と思ったことが幾度となくある。だが、試練を乗り越えるだけの胆力を身に付けないことには、いつまで経っても二流以下である

こういう感覚は、今時のZ世代みたいなやつがあるじゃん。ああいう子達には伝わらないんだと思う。「○○が上手になりたい、強くなりたい」って? 本当にそうなりたいなら、命くらい投げうってみせろ。

2024年現在だって野球でもサッカーでも、バレーでもテニスでもゴルフでも、スケボーでもブレイキンでも、将棋だって囲碁だって、その道で超一流の奴はな、自分の命かけてその道を歩んでんだよ。

さて、T君との練習の続きである

立ち技が終わると、次は寝技だ。T君が強敵相手に勝とうと思ったらこしかない。それくらい、彼の運動神経絶望的だった。立ち技の才能がない。当時のT君が「生まれつき運動神経が切断されてるんです」と言ったら、信じたかもしれない。

柔道場の端にある、寝技乱取り開始を示すタイマー(ブザー)が鳴ると、俺はさっそく横四方固めでT君を押さえつけて、右拳の先を太ももに突き立てた。するとT君は痛がって、俺の腹を突いて逃れようとする。

「お前、俺に力で勝てんの、勝てんの? 勝てないでしょ!? 頭使わんと、ほら。前に教えたやろ? 逃げ方を……」

四方固めで抑え込まれ状態のT君は、腕をなんとか両者の間に差し込んで、背筋で跳ねて逃れようとした……それが正しいやり方だったら、そのまま逃がしてやる。それで、また瞬間的にヤツに覆いかぶさって、抑え込みに持っていくのだ。T君は逃げる。ひたすらそれを繰り返す。

俺の抑え込みから逃れたとしても、T君がこっちに向かってこず、亀の姿勢になろうとすると、すかさず両手で奴の柔道着の胴と太腿を掴んだ。

「よいしょっ」と持ち上げると、奴の体がひと時宙づりになった。そのままクルリとひっくり返して、横四方固めでまた抑え込んだ。今の選択はアウトだ、敵前逃亡である。この寝技練習では、攻撃行動以外は認めない。

寝技になると、T君がたまに覚醒する。俺の動きがわかってたみたいに、例えば、真上から抑え込もうとした俺の膝をピンポイントで蹴っ飛ばして、転がして、そのまま上に乗ってしまう。

俺は両足をヤツの足に絡めてガードするのだが、巧みに外して、抑え込みに持っていく――縦四方固めが完成した。

いいねいいねー!!」

こんな具合で、いい動きをした時には認めてやる。褒めるんじゃない、認めるのだ。そいつのパワー、気概、実力を。褒めるってのは、親が子どもにやるものだ。コーチ選手って対等な関係だろ。

T君は膂力(りょりょく。腕の力)があるうえに、寝技センスがあった。寝技というのは、ガッチリ決まると体力差に関係なく勝利できる。当時まだ20代半ばだった俺の体力はT君をはるかに上回っていたが、それでも抑え込みから脱出できないことがあった。

ただ、悲しいかな。彼にあるのは寝技だけだった。立ち技は本当にダメだった。まったく才能がなかった。

せっかくパワーがあるのに、釣り手で相手の奥襟や背中を掴むことは皆無であり、いつも前襟だった。運動神経がないから、せっかく神業的なタイミング大内刈りや払い腰に入ることができても、相手を投げるに至らない。遅すぎるのだ。

ただ、彼はよくやっていた。性格キャラクターはいじられ系芸人のそれだったけど、リアクションはよかったし、部員みんなから好かれる存在だった。そういう雰囲気をもった人間だった。



時期は半年ほど戻る。

いつぞやの試合でT君を内股で吹っ飛ばし名門校選手と、ラーメン屋で同席したことがある。T君と俺と、あの選手N君が一緒になったということは、おそらく試合の帰りだったのだろう。

あれは、福山駅の駅舎の外に入っているラーメン屋だった。名前は忘れた……なんとか吉だったはず。そこで、T君にラーメンをおごってやろうとして、カウンター席がいっぱいで4人掛けのテーブル席に通された。

そしたら、おかみさんが来て、「相席でもいいですか?」と言うのだ。それで待っていたら、N君ともう1人の柔道高校生が向かいテーブルに付いた。2on2の相席Styleである

そのN君だが、痩せ気味で精悍な顔つきをしていた。体形は相当細身で、背丈は185くらいか。T君と同じく81kg級選手である。もう1人は、100kg超級とおぼしき超アンコ体系の子だった。棟田選手以上の丸々とした感じだ。

2人とも、耳は完全に潰れていた。どちらも社会人に近しい貫禄があった。眼光が鋭い。スポーツ特待生で高校入るような奴って、雰囲気からして違ってる。

俺の耳もやはり潰れている、大学卒業して釈迦デビューするにあたり、手術で直すという選択肢もあったが、餃子耳の方がハクがつくと考えていた。T君の耳は、この時潰れかけだった。

会話、どんなだったかな。そうだ、N君がT君に話しかけてきたんだ。

それでT君も、ラーメンを待ちつつ水を飲んで彼と話をしてた。

思い出せる範囲だと、こんな会話だった。覚えてない箇所は端折っている。

「なあ、君。オレと試合したことない?」

「うん、あるある一年生の時と、こないだの秋の新人戦で」

「君さ、いつから柔道やってるの」

高校入ってやっとるよ」

「そうなんだ。やっぱりこの辺の学校は、そういう子が多いのかな」

わからんけど。N君はいから柔道しとんの?」

「4才から横浜で始めた。高校からこっち」

「えー、すごいやん」

「親に無理やり。両親とも柔道してて」

「それで、ここまで強くなれたんや。すごいね

努力たからな~」

「内股めっちゃすごいやん。カミソリみたい。サクッと相手が飛んでくよね。マジですごい」

伝家の宝刀な。あれだけは自信ある。けど、強いヤツは世の中にいっぱいいるし。俺もまだまだよ」

自分、N君には一生敵わないな。多分。こないだの試合、内股で空中5回転しとらんかった?」

「(テーブルを叩きながら)してた、してた!! なあ~」

 ※隣の高校生が関心なさそうに頷いていた

もっと勢いが強かったら、会場の窓ガラスを突き破って護国神社に落ちとったよ」

ハハハハ、お前、面白いな~!!」

「え~、うそ~。そんなに面白い?」

このあたりで、俺のイラつきを察したのか、N君の隣の高校生が彼を小突いた。

「T君さ。今度オレと試合するのいつになるかな」

「冬に県に繋がる個人戦がなかった?」

「それ、無差別級だけだろ。あの大会は、ベスト8までは全部うちの高校が占めるし、そこまで登ってこられる? それにベスト8が決まったら、例年それで市大会は終わり。解散。1位から8位の順位はうちの監督が決める」

「えー、そういう仕組みなん?」

ここで、隣の高校生がN君の肩を叩いた。

「そう、そういう仕組みな。次の試合は春しかない。あと1回だけのチャンス」

「うん、当たるの楽しみにしてる」

「言ったな!? 次に試合する時は、空中8回転だから

「そんなんされたら、自分死ぬし!! ボンレスハムだし、チャーシューだし、畳をバウンドちゃうよ」

「楽しみにしてる」

ここらへんの場面で注文したラーメンがきた。それで、あとは皆黙々とラーメンとか餃子を食べて、解散した。

あの店は、とんこつラーメンアレンジ系が美味かった。当時はよく利用してた。もう軽く十年以上は行ってない。残りの人生で行くこともないのかもしれない。

※書いてるうちに思い出した。福山駅前の八十吉ラーメンである

ただ、あの頃のT君とは、できれば一緒に行きたくないな。財布的な意味で。

当時、たまに2人きりでご飯をおごってやることがあったけど、あいつ、ラーメン替え玉4杯+チャーハンから揚げ+餃子5人前とか食べ切っててビビったわ……食欲が凄まじい。ラーメンが4杯で終わりなのは、その頃にはスープが無くなるからだ。

俺はその半分しか食えなかった。食欲においては、完全に俺の負けである事実だ。認めるしかない。

そんなこんなで、最後公式戦までの日々は風のように過ぎていった。



この匿名ダイアリーを書くにあたり、約二十年前の記憶を思い返している。正確じゃない部分はあろうけど、そこまで間違った内容でもないはず。一部ではあるが、当時の記録媒体を基にして書いてることもある。

あの日々は、けっこう幸せだった。柔道部の成績は悪かったけど、気合いが入った部員も出てきていた。そういえば、あの時そういう行為をした女子マネージャー(妹)も、あれから特にトラブルはなかった。これまでどおりの、柔道部顧問マネージャー関係だった。いや……ごく稀にプライベートで会うことがあったか

何度か変なことがあった。双子の姉の方と柔道場の入口で談笑してると、妹の方がやってきて一緒に話に入ったのだ。不自然タイミングで。無理やりに近い。それは、姉じゃないもう一人のマネージャーと話してる時もそうだった。

ちなみに姉の方は、マネ子に比べると若干明るい性格だった。俺ともT君ともほかの部員とも仲良くやってた。天性のコミュニケーション能力があるタイプだった。底抜けに明るいわけじゃないけど、不思議安心感のある、温かみのあるキャラクターだった。

マネ子の態度は、上記を除いては普通だった。何か月かに一度は、俺も含めた部員みんなにお菓子を作ってくれたし、バレンタインデーには手作りチョコレートくれたし、大会前には率先して雑用を命じてほしいと志願したし、俺の誕生日ネクタイピンをくれたこともある。

私学だし、まあいいかと思ってもらってた。あの子の財布は大丈夫かなと思ったが、月のお小遣いが一万円と聞いて納得した。友達と遊びに行く時などは、母親から別途お金がもらえるらしい。医者の娘は違うな……と、月四千円の小遣いで寮暮らしをしていた高校時代に想いを馳せたっけ。

別に、妹の方とまたセックスしたいとは思わなかった。「したい」という欲求はあったけど、でも教師としての責任感が勝ったのだ。 訂正;間違った記憶でした…

ただ、俺という人間は、やはり異常だったと思う。ちょっと性欲が強いのは間違いない。そちらの方には正直だった。あとは~~子どもの頃に柔道陸上をしてたのだが、絶対にうまくなりたい! という情念が強くなりすぎて、体を痛めて指導者に怒られることがあった。夢や目標に対しては猪突猛進だった。



性欲、性欲……と、今思い返してみて、人としてよくなかったと思えるものを最低3つは思い出すことができた。ひとつだけ、あれはまだ5才か6才の時か。両親が忙しい家庭だったので、日常の世話は祖母が見てくれていた。いつも、祖母実妹と一緒に寝床についていた。

いつからだろうか。動機は定かではないが、まあ原初感情とでも言おうか。夜に寝床にいる時、暗闇の中で祖母と一緒に寝ている時に、祖母衣服を脱がせていた。「ねえ、ばあちゃん。服、服脱いで」と無邪気に笑って、祖母の服を脱がせていた。それで裸にする。

そして、お互いに裸になって、抱き合って布団の中で眠るのだ。抱き合うだけじゃなくて、ほかにも明らかに色々してたけど、やはり幼子とはいえ異常な行動だったと思う。

妹に対してもそうだった。妹に対しては、ほぼ毎日のように服を脱がせていた。妹は「いいよ」と言ったこともあったし、「いやだ」と言うこともあったけど、お構いなしに服を脱がせた。祖母が近くにいても関係なかった。とにかく脱がせて、納得いくまで裸で抱き合っていた。原初感情だった。

愚かなことだった。反省している。でも、あの時の感情は本物だった。あの時、まだ小学生ですらなかったけど、俺は「女を抱きたい」と確かにそう思っていた。リアルだった。

次です

https://anond.hatelabo.jp/20241011192839

2024-10-10

anond:20241010175706

ワイはデレステが最盛期だった9年前に飽きてやめて以降、サイゲ作品には触れとらんから加担しとらんようで一安心やで

それ以後にハマっとるmiHoYoゲーではしょっちゅう社内の様子をキャラの開発風景として見せてたりメジャーバージョン更新の折に各部署の人にプレゼン紹介させてたりしてなんか安心できるわ

社内恋愛とか社内アイドル的な人の性格キャラに反映させたりとかはあるみたいやけど根がオタク企業からハラスメント的な噂は聞かんやで

日本モバイルゲームメーカーってどこもソシャゲバブルに乗っかって稼いだろって流れでビジネス的にゲーム作って一山当てて任天堂倒せますぜってフカすようなオラオラしたヤカラ気質会社ばっかりやからどうしても昭和人間くさいムーブ上層部やらかしてる黒い噂がついてまわるんよな

ワイがデレステの前にハマっとったスクフェスの○labもそうやったわ

まあゲーム関係なく日本にわかに偉くなったIT系の男どもにはいい印象ないわな

寒すぎる

ついこないだまで残暑が厳しいざんしょなんてギャグを言って笑っていたはずなのに、初冬の気温になってしまった。

衣替えもままならない。もう半袖出さないよ、と季節に向かって叫ぶ。

寒暖差アレルギーで鼻のムズムズも止まらない。本当に嫌な時期になった。

やっぱり冬という季節が好きじゃない。

スキーこたつ、重ね着、雪の積もった風景などは好きだし、お雑煮理由もなく食べられるのは最高だ。

ただこの寒さ。暖冬と言われつつも寒いのは様々な面で堪える。活動的になれない。

そして日照時間の短さ。室内で仕事をする身としてはメンタルに影響しやすい。

人間動物なのだから冬眠させてほしいのに……

ちっとも暖まらない暖房が嫌だ。冬の冷たい布団に入るのが嫌だ。風呂上がりの脱衣所の寒さが嫌だ。真っ暗な帰り道を、どこかの家の夕飯の匂いを感じて歩くのが、さびしくて嫌だ。一年の終わりに今年も自分は何も達成できなかったと考えてしまうのが嫌だ。

終わりに向けた焦燥感を、冬の匂いで思い出すのがつらい。ジワジワと自分を追い詰めてくる。

寒くなるというのはそういう時期がくることだと自分何となく分かっているから、嫌だという気持ちが強くなるのだろうと思う。

暑いのが好きというわけじゃないがまだ気持ち的に前向きでいられた。少し涼しくしてくれたら良かったのにまさかこんな猿の手みたいな形で叶うとは思わなかったよ。

東京って意外と車社会だよな

都心部を通っている靖国通り外苑東通りの車の交通量はすごい。

あの風景を見ていると、「東京地下鉄が発達しているので車は必要ない」という話は、果たして本当なのかと思えてくる。

もちろん鉄道で移動する人間の数の方が圧倒的多数なのだろうけど、東京幹線道路地方道路よりも圧倒的に車が多い。

2024-10-07

anond:20241007124604

ビッグステップバイトしてる最中にずーっとエンドレストレーラー動画を流してた「ドラム・ロール!」と「エストニアカンフーマスター」とかいうのは面白そうだった

どちらもてっきり昔の洋画かとおもったら2019と2023年作品外人白人の人らって昔の長ーいモミアゲがマジで似合うよなぁ

あと、風景が昔のまんまで遺ってそうだから日本時代劇みたいにどれみても屋外セットのナントカ村のあそこじゃんて既視感ってことがわかんないのは強みだとおもう

毎朝バス停を通り過ぎる際に思うこと


お昼休み愚痴投稿する。

都内で働いてる。OLをしていて、会社通勤の際、毎朝いくつものバス停の前を通り過ぎる。

通勤時の時間帯に、よく歩いている女子学生を見かける。半径数キロ以内に学校が密集してる関係で、中学高校生がいっぱいいるのだ。

その中に、バスを待ってる子達がいるんだけど、バス停には歩道スペースの関係からかベンチがない。

幸い、その傍にある商店?の好意で、軒下に女子高生が十人以上は並んでる風景を見かける。

ここから愚痴なんだけど、彼女らが朝方に通学バスを待っていて、私が傍を歩いているとする。すると、通勤と思しきおじさんが、徒歩や自転車で其処を通る際、制服でしゃがんでいる子(いい学校でも、たまにそういう子がいる…)の下着をガン見していることがある。

会社員の男性もそうだし、私服男性もそうだ。作業服男性もそうだし、このバス停を通る男は大体そうだ。「こいつ覗こうとしてる……!」というムーブをする男性連中である

正直、私が働いている総合商社男性社員がそんなことしてるのも見たことがある。あれは本当に軽蔑した。あと1回見たら、噂で共有しようと思ってる。

……ところで、これって生物の性なんだろうか?

女性視点から見ると、普通に気持ち悪い。もし、毎朝のその光景をXか何かにツイートすると炎上するかもしれない。さすがに炎上はしなくても、こんなリツイートや返信があると思われる。いずれも、過去SNSで読んだことのある、痴漢などをした男性非難するコメントである

「まったく男って生き物は…」

特に中年は恥も外聞もない。JKスカートの中など覗けた朝は、一日得した気分なんやろね」

「キショ、スケベ、アホ、ボケカス🥴」

「いい年して、女子高生下着を覗いて何が面白いの??」

といったコメントがたくさん付くと思われる。

おじさんだけを攻めるのは酷なのかもしれない。中学生も高校生も、普通にかわいいよね。

だって、あのバス停女子がしゃがんでいて、下着が見えてたり見えそうだったりしたら、それとなく覗いてしまうことがある。

実際に、外国人っぽい雰囲気の子の真っ白いショーツを見たことがあるけど、少し複雑な思いがあった。ムラムラたかもしれない。そういう気持ちになってしまうことはある。

まり女性でも、観てしまうことはあると思う。おじさんじゃなくても……しょうがないのかもしれない。

それにしても、あのおじさん達はちょっと、どうかしないといけないと思う。

でも、警察通報するようなレベルじゃないし。

ここに書いたからってどうにかなるものじゃないけど、愚痴ってみたかった。

読んでくれた人いるなら、ありがとう

2024-10-05

anond:20241005234116

MENSAじゃなくて怨嗟増田だ😔

■これからタワマンに住む人に

塔のカードって、正位置でも逆位置でも困るよね。

タワマン、買う金ないんすわ。あんたら、だいぶ金持ってるな。おおよそは真面目に働いて、あとはinfluence活動やらyoutubeなどしている頭の悪い金持ち、あとは外国人か。

土着の民は、おおよそあんたら憎んでるわ。そこにあった店に通っていた。店主と話していた。何か食べていた。こまごました物を買っていた。あんたらにとっちゃどうでもいいことだろうけど、大切に思っていた風景破壊されて、そういった繋がりがなくなった。誰かの顔も見なくなった。亡くなったという噂を聞いた。人はいずれ死ぬけど、すぐ亡くなるような人ではなかった。

人が増えるのが喜ばしいのか、税金取れて人口が増えればいいのか、子供が増えるのがいいのか、土着民をイライラさせるような振る舞いをするのか、判断はつかないが、俺はイライラし続けるだろう。

ほとんどのタワマンは、建つまでに反対運動があった。建築基準法無視できるお墨付きを取らないと建てることはできない。日陰になる家、立ち退きになる家、あらゆる弱い立場の家の被害がなければ建てることはできない。ゼネコン汚職はしないだろう。政治が決めることだろうから

昔ほど露骨ではないが、地上げもある。とうの昔に決着している道路計画蒸し返して今に蘇らせている。

あのね、政治が決めたことは必ずしも正しくないの。頭の悪いツイッター政治が決めたことは正しいとかほざいてるけど、戦争って、その次元でおきてるの。だから、正しくないの。あなたは住む立場からそうであって欲しいだろうけど、何回も選挙で争ってふざけるな、って言ってるの。そんな輩が、あなたの住むタワマンのすぐそばに沢山いるの。あなたそこに住むの。

あと、容易に子どもたちはいじめるからね。あなた正義に反していようと、街の正義と比べてみな。街の正義を声高に主張する人はいいかもしれない。でも街の正義って、そういうところにあるから。嫌なら私学にでもやればいい。何、人様の学校の秩序にタダ乗りしようとしてるの。秩序壊した人間が。偉そうなこと言いたければ言えばいいわ。

それと、近所の飲み屋には来ないほうがいいよ。ひどいこと話されてても、あなた咎め権利はない。被害を受けてるのが我々だし、あなたのせいで日が当たらないようになった人に何か言える立場かな。無理だよね。

住みたい人は住めばいい。分かんない、10年後くらいに落ち着いたら。

anond:20241004112542

本は聞いて読めるだろ

見えるうちに世界一周旅行に出かけたい。子供の時に憧れた風景がいくつもある。

2024-10-04

anond:20241004204507

もしかしてタイムループしてる?

https://anond.hatelabo.jp/20240906155239

これが大きいお友達・・・

信じられるか?

金曜のこんな時間にいい年した大人幼児向けアニメ替え歌を考えてネットに書き込んでるんだぞ

もうおしまいだよこの国

はてな匿名ダイアリーは初めてか?

こんなの日常風景だぞ

もうおしまいだ🐈の国

終わってんのは連打連投問題いつまでも対策しないはてなだろ

たし🦀

2024-10-03

2010年代と今の風景との大きな違いは?

ペルソナ3リロードを遊んでいて、風景から時代の違いを強く感じるのは、ガラケーブラウン管テレビmp3プレイヤー。このあたりは2000年代から10年代にかけて大きく変わった。

じゃあ2010年代から2020年代風景で大きく変わった物ってなんだろう。電気自動車はまだそんなに普及してないかノートパソコンが薄くなったっていうのは、ちょっとわかりにくい。スマートウォッチとかかなあ。電動キックボード

みんな2010年代風景見て時代の違いを感じるとしたらどんなとこ?

2024-10-02

anond:20241002181921

こういうのも風景や雑音として処理する

2024-10-01

anond:20241001171532

思い出に残す必要ある?

美しい風景のまえでスマホカメラ画面を覗き込んでるタイプ

増田に夢中になってたらいいかんじに乗り過ごしちゃった😅

しっかし京都府南部私鉄沿線風景っておんなじような田舎ばっかだなぁ

2024-09-30

anond:20240930175123

鈴木三重吉モデルなのか

[注 6]執筆にあたって「君や小宮手紙小説のうちに使おうかと思う」と三重吉に手紙を送り、三重吉も連載当時ひそかに自任していたが、作中で与次郎広田先生の金で勝手馬券を買う場面が描かれると「流石の小生も愛想をつかし」モデルを辞退したいと小宮豊隆宛てに手紙1908年11月16日)を出している(「三四郎風景朝日新聞2014年12月25日

だるまさんカードの思い出

なんとなく昔のことを思い出して、もしかしたら同じような思い出を持っている人がいるんじゃないかなと思ったので、ここに書いてみることにした。

中学生だったある日、担任教諭からクラスに「今日からだるまさんカードというものを始める」と言い渡され、ハサミで画用紙を切り抜いたようなカード10枚ずつ配布された。それらは呼び名にふさわしくだるまさんの形で、それぞれ、手書きでユーモラスな表情のだるまさんが描かれていた。

このカードは、校則違反している生徒を発見したときに、その違反行為を指摘した上で、1件につき1枚、発見者が違反から取り立てることができる、そういうルールだという。たとえば、廊下を走っているのを発見したら1枚、校内でジャンプしているのを見かけたら1枚、大声を出したら1枚、といった風に。ゲームのような感覚で楽しんでいるうちに、校則を守ることができるようになる、という効果を期待してのことなのだという。

カードをすべて失ったときはどうするのか、という質問には、あまりハッキリした回答がもらえなかったと記憶している。カードを失ったとしたら、それは校則をたくさん破った印なのであるから担任のもとに行き、大いに反省の意を示し、懇願したうえで、やっと再発行を受けられる「かもしれない」くらいの言い方だったはずだ。簡単に再発行されてしまうようでは、本気で校則を守ろうとしなくなるからカード簡単に失うわけにはいかないぞ、という意識を持たせたかったのだろう。生徒たちは、なるほど、という顔で、神妙にそのカードを筆箱にしまいこんだ。

こうして「だるまさんカード」の制度が学年中に(全学年ではなかったと思う)敷かれたわけだが、その日からちょっとした地獄しかいいようのない風景が展開しはじめた。

気の強い生徒は、すこしでも大声だと思った、廊下を小走りにしていた、といった生徒に、片っ端からカードをよこせ」と請求した。それほど強気でもない生徒は、はじめは、他人とがめて罰を与えるような行為をしたくないと感じていたようだが、自分の手持ちが少なくなって不安になりはじめると、おそるおそる、他人の「校則違反」と思われる行動を指摘し、カード請求した。気の弱い生徒は、ひたすら周りの指摘を恐れながら、身を潜めて学校生活を送った。全体として、じつに簡単に、小さな相互監視社会のようなものができあがってしまった。

軽率校則違反を繰り返した生徒は当然カードを失っていったが、カードを失ったのは必ずしも明確な違反行為をした生徒だけではない。そもそも「大声」とはどの程度のものか、「走る」とはどの程度のものか、という基準は決められていないし、指摘するのは個人主観次第である証人不要だ。気の弱い生徒は、抗議もせずにカードを失いがちだったし、そうでない者は、今のは違反ではない、と言い返し、ときには言い争いになった。筆者は、あるとき、友人と雑談をしていて、歌舞伎役者はこのようなポーズをするときがあるね、と言いながら、手のひらを前に差し出して、チョンチョン、と跳ねた。すると前方にいた無関係の生徒が「今、ジャンプした」と死んだような目で筆者に指摘した。怒りに腹が煮えるような気持ちで、だまってカードを渡したという記憶がある。

手持ちのカードが0枚になると何が起こるのかわからない、どういう不利益をこうむるのかわからない、という不安があった。再発行のルールが明示されていないのだ。おそるおそる職員室を訪ね、カードをすべて失いました、私は悪い生徒です、どうぞお許しください、とでも言わなくてはならないのだろうか。普段から怒られ慣れている生徒はともかく、他の生徒は、絶対にそんな目にあいたくないと感じていた。実際に再発行を受けた生徒は、そのときのことをあまり語ってくれなかった。

教諭が言い争いを仲裁するときもあったが、学校のすべてにはとても目が届かないから、違反した、しない、という言い争いは尽きることがなかったし、公平な裁定を受けるチャンスなどは当然なかった。皆が疑心暗鬼に陥り、互いを嫌いになっていった。

クラスがあまり殺伐とした雰囲気になったことに教諭たちが気付いたのか、この制度はひと月くらい(だったかな?)で中止になった。それにしても、地獄はそんなに長い間続いたのだ。このゲームで、少なからず心に傷を負った生徒がいたと思う。もっと長い間続けていたら、いじめによってカードを取り上げられる例や、金銭カードをやりとりするような例も出てきたかもしれない。それとも、筆者がたまたまそれを知らないだけだろうか。

カードは、手書きでつくった台紙から画用紙にコピーして切り抜いたのだろう。その分、だるまさんには10数種類の微妙な表情の差があった。舌を出してみたり、悲しい顔をしてみたり、といった、ちょっとした遊び心がほどこしてあった。今でも、筆箱のなかでヨレヨレになったそのカードのことを思いだすたびに、実に嫌な気分を思い出すことができる。

誰がこんなことを考え出したのだろう、と思うに、きっと「クラス運営のヒント集」みたいな感じの冊子かつて存在していて、こういうルールゲームやらせると効果があるよ、という紹介がされていたのではないだろうか。今の話を読んで、そういえばウチも似たようなことをやっていたぞ、という声がたくさん挙がってきたら、その可能性が高い。どうでしょう

カリモノが楽しい操作ゼルダ増田酢魔の樽是の差嘘石の多賀の森か(回文

おはようございます

ゼルダの伝説 知恵のかりもの』頑張って攻略を見ない方法を私は身に付けて、

今作こそはなにも攻略を見ないで達成するの!ってそんな勢いなの。

でも紹介動画を見てみると、

え?蜘蛛で壁登れんの?って今まで登れなかった高いところの登り方とかを私はこれはネタバレと言ってもいいのか分からないけど、

たぶんそのオフィシャルの紹介動画を見てなかったら

生気付かないスパイダーマン壁登り!

ええ!?こんな方法が!って

かになるほどと思って私も真似してみたら壁登れたわ!

登った先には何もなかったけれど

達成感はあるわ。

なんかダンジョン意外にもフィールドでこれこうやったら行けるんじゃね?って思って試してみてどんどん踏み入れなかった先に行ける、

このやったー!感は

よくあるじゃない。

ジャンプシューズ手に入れないとこの先にいけない!とか

ある特殊武器しか壊せない特殊ブロックを壊して先に進むとか!

今のゼルダはまだ全然序盤中の序盤で「かりもの」できるものが少ないとて

今ある「かりもの」を駆使して

なんかここ進めて行ってもいいの?って若干の目的地とは違う方向に進んで行っちゃえる感じとか、

もちろん、

未踏の地の敵は強いけれど、

やられてリトライするときペナルティーは限りなく少なく、

「かりもの」でトライアンドエラーが繰り返せるようなそこに重要視されていて、

やられちゃってもダンジョンの穴に落ちちゃっても、

ほぼと言うか全くのペナルティーは無いのよね。

すごい前のセーブした地点にすごく戻されちゃったとかないの。

世界にできた裂け目もダンジョンとして攻略しにいくんだけど、

その裂け目の中のダンジョンでさえ落下して落っこちてもライフ減らないとか、

いかにして「かりもの」で考えて突破するかってのが面白いわ。

あとこれこの方法突破できちゃってるけど正解なの?

いや正解が分からない正攻法があるとしたらどんな方法なのかしら?って

こんな方法で楽して行けちゃって突破していいのかしら?って。

でもその反面、

ここの局面はどう突破したらいいのかしら「かりもの」をどれ使ったらいいの?って

じーっと画面を何も操作せずに見て考えるときのことが多いわ。

ブレスオブザワイルド」よりめちゃ!考えてるかも。

そんで、

困難なところにある「かりもの」を駆使してゲットできる宝物は

ルピー20円とかって場合が多いけれど

その宝箱を中身の嬉しさより

宝箱まで到達できた方の喜びが大きくてウケるわ。

もう中身よりもそこまでどうやって到達するか!ってそっちの方が楽しみなのよね。

ブレスオブザワイルド」のリンクの方はやっぱり力技で斧で木を倒して道なき道を踏破する!って感じもあるけれど、

こっちの方がゼルダはそんなパワーがないので

スマートに考えて解決方法を駆使して「かりもの」で突破するってのが日常茶飯事にあるので、

ダンジョンだけでの「かりもの」探索か!って思いきや

結構フィールド上でも「かりもの」が大活躍でいろいろとどんな場面でも「かりもの」なのよね結局。

あと

今回は「スムージー作り」があって

私が遊んだブレスオブザワイルド」では最大5種類の食材を手に私は5つ持ってバナナ炒めばかり作っていたけれど、

今回はスムージー2種類の食材スムージー屋さんに作ってもらうのよ。

魔物の角でまさかスムージーできんの?って思ったらできるんかーい!ってモザイクのかかった見てくれのそんなに良くなさそうなスムージーができちゃうのよ。

牛乳とかハチミツベースだと美味しいのが作れちゃって、

ひんやりサボテンのひんやりスムージーはなんかめちゃ砂漠で飲んだら美味しそう!って思っちゃったし、

地味にゼルダ砂漠にいると汗かいてる演出キャラクターになってるので、

なんかちょっとゼルダが気の毒だなって思って早く涼しいところに行きましょうね!って思うぐらいよ。

序盤から剣もあって結局剣で戦うんかーい!って思ったけど

ほぼ剣使うシーンは限られているし、

そんな剣メインではないからそれは安心してほしいわ。

ゼルダは全土に指名手配されててお尋ね者になっていて

頼れる仲間は数少ないけれど、

力を貸してくれる人たちが増えてくるとジーときちゃうわ。

あと基本的フィールドの敵は「かりもの」を使って倒すんだけど、

「かりもの」を出現させてゼルダが走り回って逃げているのがちょっと面白い風景よ。

あんがい敵の一発の攻撃を喰らったら今の私のゼルダじゃそれでやられちゃうことが多くって、

「かりもの」を出せるだけだして敵を攻撃させるってのも今の私は蜘蛛が強くて使い勝手が良いわ。

今たったこれだけのまだ「かりもの」の数の種類は習得してないけれどこの面白さは楽しくって、

これどうやって突破しよう!?って考えるのが楽しいってのに重要度が置かれているような気がするわ。

じっくりお話を進めていくのが楽しいのよね。

これは楽しくって

ブレスオブザワイルド」は最初買ってから2年間何やって良いかからなかった私のそのオープンワールドだったけれど、

これはどんどん進んでいきたい!って思っちゃうから楽しいし、

ピクミンはなんかピクミン特攻させる際になんか罪悪感悪い将軍みたいな私なっちゃうのかな?って心痛むんだけど、

これは魔法でパッと「かりもの」を出したり消したりできるので

戦ってくれる「かりもの」の仲間にはそんなピクミンみたいな心が痛むことは無いのよね。

それも結構じゃんじゃん「かりもの」できるような配慮なのかしらね

マジックポイントって制度必要MPものがあってそれで足りなくて「かりもの」できなくなるってこともないし、

とにかくじゃんじゃん「かりもの」を出したり消したりして試行錯誤するのが不思議と楽しくなるのよ。

この調子だとあっと言う間にクリアちゃうかも知れないわ。

勿体ないのでじっくりやりたいところではあるけれどね、

うふふ。


今日朝ご飯

ヒーコーだけにしておきました。

まだ冷たいヒーコーでオーケーかしら。

だんだんと温かいモノを欲するようになってきたら秋から冬にかけて感じる季節の変わり目かも知れない。

そんなまだ冷たいヒーコーで朝をキメるわ。

デトックスウォーター

水出しルイボスティーウォーラー

もうちょっと活躍の場があってもいいと思うので

しばらく作り続けているけれど、

だんだん

ホッツ白湯ウォーラーの方が

多くなりそうね。

そのぐらい朝は涼しくなってきたわ。

とはいえ

昼間はまだ暑かったりするので

水分補給

しっかりとね!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

無性にジャンガレが食いたくなった。

山岡屋とともにずっと気になってはいるけれど、どちらも絶妙アクセスが悪い。車も乗らないし。

日常重力というものは中々強くて、行動圏内を逸脱するのにラーメン屋だけではちょっと弱い。そのためだけにわざわざ足を伸ばすのもなんだかさもしいお出かけに思える。

でも普段のおれの過ごし方も大概だ。

頭に浮かんだ単語自分でこねくり回す事もせず、SNS検索ボックスに放り込む。そこに出る他人がまとめた言葉に乗っかって、何かを考えたような気になる。もしかしたらコミュニケーションをした気になってるのかもしれない。何度も同じ言葉検索したりもする。

反復の日々の中で内容を変化させる刺激もなく、何度も同じ話を繰り返す老人と同じだ。

更新など来てないだろうと分かりながら、YoutubeTVerWeb漫画サイトをぐるぐるローテーションしたりもする。それにも飽きたら過去面白かった回を見たり。同じ回を何度も繰り返し見ていれば味もしなくなってくる。

それか、変わり映えしない手癖でギターを弾くか。頭の中で漂う音を取り出したいが、ろくに技術もない。そのためのセオリーを知ろうと知識検索まではするが、頭に入れようとはしない。開きまくったタブを閉じるのもなんだか惜しくて、ブラウザの隅にグループにまとめられたまま。埃でも積もれば少しはやる気にもなったのかもしれない。

こんな過ごし方なら出かけた方が少しはマシかもしれない。

週末、ジャンガレへ向かう決意をした。

山岡もついでに行きたいが、微妙場所がズレている。まあ折角出かけるのだから両方回ってやろう。

と思っていたが、ベッドでダラダラ過ごしていたら出発時間がズルズル延びていく。

結局山岡家は諦め、比較アクセスのマシなジャンガ新所沢店を目指す。

縦の移動を滅多にしないので気付かないが、埼玉は意外と近い。国分寺から西武に乗り換えればすぐだ。

近場でも県を跨げばなんだか旅行気分になる。それが移動の楽しさでもあり、億劫さを生じてもいる。

国分寺線は車内に電子表示がないらしい。イヤホンつけてスマホ凝視している現代の陰気人間に対して実に優しくない。Yahoo路線googleマップ現在地を神経質に確認しつつ、新所沢駅へと降り立つ。

西友と一体化した駅のロータリーは、郊外平均の生活感漂う趣。決して高円寺やそこらの「生活感」ではない。

都心に住んでる者には田舎郊外に住む者には日常光景ガチ田舎に住む者には割と都会。寂れはせずとも活気もない風景は決して気分の上がるものではない。

ジャンガレを目指し脇の通りに出ると飲み屋が並ぶ。町の息づきを隠しやがって、と思うのも束の間、スタスタ歩いているとそれも一瞬で過ぎ去り国道沿いへと放り出される。歩道車道曖昧さに少し田舎さを感じる。いやむしろ駅に近いからか。

コンビニファミレスか、塾やら車屋やらブックオフやらが点在する、ネットバカにされがちなあの光景

中高生の頃もほっつき回れる範囲は「コレ」か住宅外の二択だった。

晩飯までの時間制限はそのまま距離制限になる。電車あっちこっち行くような金もない。楽しげな景色は全て画面の向こう側だったな。せめて河川敷でもあれば良かったのだけど。

歩行者マイノリティのそういう道を歩く度、当時の事を思い出す。目に入る情報が少ないと意識自分の内に向きがちなのかもしれない。今も昔も。

ジャンガレは駅から離れるとすぐに見つかった。

小綺麗で小さめの店内にもう一軒ラーメンの入った、二店舗だけのフードコート形式

卵なしまそば(790JPY)の食券を購入し、受け渡し口へ。

トッピングを聞かれ、慣れた風にニンニクWとだけ。

店員のおばちゃんの声色と表情が「それだけでええんか……?」的な雰囲気を漂わせる。

別にいいだろ。おれは口の中の味が少ない方が好きなんだよ。

何やらメニュー表の写真を指差しながら説明しているが、ここで掌を返せば自分が不慣れのようではないか。実際不慣れなのだから何ら恥じることはないのだが、意地になってロクに確認もせず「それで大丈夫です」で通す。

そこまで言うからにはよほど質素な素ラーメンが供されるのではないかと若干怯えつつ、10秒程度の駆け引きを済ませる。フードコート特有のブーブー鳴るアレを渡され、テーブル席へ陣取る。

すぐさま脳内自分反省回を開く。おれのトッピングは変だったのだろうか。

数m先のメニュー表を確認することなく、インターネット無料トッピング情報を探る。

ニンニク。入れた。

エビマヨチーズ。いらん。味がゴチャゴチャする。

ベビースター。いらん。カリッとしたもんをわざわざふやかすのは嫌いだ。

辛味。まあ初回だしいらんだろう。

あ、アブラを入れ忘れてた……

まあ致命的なミスはなかろう。

スマホを置き店内を改めて見渡すと、数割の埋まり具合といったところ。

若者連れ、ご婦人ペアソロ中年男性

二郎(系)特有の窮屈で急かされてるような雰囲気はない。もう一軒普通(?)のラーメン屋も入ってるしな。

これを求めてたんだよ。家で手間をかけることもなくゆったり食える。

二郎は好きだけどあのガツガツした空気は嫌いだ。早食い美徳とも思わない。回転率とか店の都合だし 。

ナイトホークスとまでは言わないが、郊外の週末夕方の気怠い空気が心地よい。

地元の店といった趣はむしろアウェイ感すら抱かせるほどだ。

時間がゆったりと流れるような感覚。でも給水器の水の出がやたら遅かったのは多分気のせいではない。

呼び出しのブザーが鳴る。

ネット確認して尚も素ラーメンが出てくるのを若干恐れつつ、受け取りへ。

なんだ、ちゃん二郎系の姿をしてるじゃないか

受け取り口脇で紙エプロンが目につく。周りに目を遣ると着けてる奴はいない。こういう時、なんかお上ぶってるみたいで使うのが恥ずかしい。だが、週末のお出かけだしと着てきたお気に入りの白シャツは守りたい。

と悩んでいると、店員から「よければ紙エプロンどうぞ」の声が。渡りに船。まあ、勧められたなら使っといてやるか。

席へ戻る。卓上のカエシを垂らし、ヤサイを除去するように喰らう。コショウをドバドバ振り撒いてブタを喰らう。ニンニクをかき混ぜて麺を喰らう。

うまい。濃くてうまい。味がしてうまい

他の二郎系と何が違うのかはよく分からんけど、かねてから実行しかねていた欲求をきちんと消化し、しかも美味いのだ。何の不満があろうか。

と、汁がシャツの裾に飛ぶ。ちょうど紙ナプキン範囲外へ。

一気に萎える。

コップの水を紙ナプキンに浸して拭うが、薄まりもしない。

シミ抜きめんどくせえな。忘れないようアラームをつけ、自分で抱えてると気の滅入る記憶を外部委託する。

最後の一啜りを慎重に済ませ、退店。

まだ7時頃だかすっかり日も暮れた。もう夏も終わりか。

道路沿いで光り輝く塾の中でガキ共が勉強してやがる。こいつらは幸せなんだろうか。幸せになれるんだろうか。まあおれの知ったことではない。

完全に一服の口になってきたので、googleマップ喫煙所を探す。駅前タバコ屋があるらしい。

喫煙所のある街は良い所だ。目に楽しい街は傾向的に大体パブリック喫煙所が設置されている。寛容さとか、そういう抽象的な理屈じゃなく。

プライベートサービスの灰皿があるだけとなると、ギリギリ及第点といったところか。まあそれもすぐ消えゆくのかもしれない。

タバコ屋へに辿り着くと、分煙へったくれもなく灰皿だけが置かれたストロングスタイル

くどいラーメン後の一服は実にうまい。肉体作業でもした後ならさぞ染み渡るんだろうな。まあそんなんしなとも十分満足だ。さて帰るか。

駅でオシッコしようとしたら、トイレは仮設らしい。小×2と大×1の窮屈なボックスが3つ並ぶだけ。駅の規模の割に小さい。ええんかこれで。

スッキリした所で、ガラガラ新宿行きへドカッと座り込む。

このまま新宿まで行ってしまおうか。映画でも観て、バスタ高島屋でボーッと夜景でも眺めたら締まりのある週末だ。

乗り換えるまでの数駅分の猶予で、まあ今日はもういいかなと思った。

車窓の向こうは晩夏か初秋の暗闇。団地とタワマンの灯りだけがかぶ

家までの帰り道、せめてもの抵抗ゲーセン寄ってった。

なんというか、西武線に揺られ所沢に降り立ちジャンガレを啜るという全ての体験所沢感、というか郊外感があったな。非日常にすら感じるほどの、絵に描いたような日常。それに抗うつもりでゲーセン行ったのがむしろ更にそれを強める。

これをいつもの週末にしたくはないなって思いと、そうなりそうな予感があった。

帰ってフロがてらシャツのシミをシコシコ落とす。かったるい。汚れてもいいTシャツで近所をうろつくばかりの日々はもうすぐそこまで来てるのかもしれない。

後日山岡家も行った。

瑞穂店。どこだよマジで

最寄りは箱根ヶ崎かい温泉街パチモンみたいな名前しといて、実態八高線田舎駅。ドアの開閉はボタン式。狛犬ポジションの罪は重い。

駅前ロータリーコンビニけが目を引く。

国道沿いの道は片側二車線で、より歩行者の疎外感が強い。リサイクルショップの掲げる「作業靴買い取ります」の文言に色々な想像を浮かべる。

所沢って結構マシだったのかも。

15分ほど歩き山岡家に着く。駐車場はかなり埋まってる。思ってたほど臭くねえ。

醤油大盛り

店内は金髪ツーブロの兄ちゃん家族連れ。一人者にテーブル席は許されず、肩身の狭いカウンターへ。

しばし待たされ着丼。

啜る。なんなシメ雑炊出汁みてえな味がする。気がする。分からん。濃くてうまい

ニンニクコショウをドバドバ入れると、叩かれがちな壱系とあんまり変わらん気がする。まあ美味いのでいい。

帰りに寄る場所もなく、来た道をそっくりそのまま辿る。

おれの人生から日常はどんどん失われて、着実に「これ」へと染まりつつあるのかもしれない。

2ch脳じみた考えもとっくに薄れてきて、そういう日常バカにする気もあんまりなくなってきた。自分楽しいか、満足してるか、納得してるか。それが全てなんだし。

大して違いが分からなくたって、美味いと思えるものが食えたらいい。

別に美術館図書館デパートも行かない。

から出なくたってネットに色んなものが転がってる。

でも楽しい景色はこの目で見たいし、自分の足で踏みしめたいんですよぇ。

2024-09-29

寝床で撮ったような写真をマチアプに載せんな

マッチングアプリやってると男性からいいねが来るんだけどさ、時々ふざけてんのかこいつってレベルのアホとエンカウントするんだよね

寝床か脱衣所で撮った自撮りプロフィールにしてる

清潔感のかけらもない。見るだけで不快なので迷惑料を支払ってほしいくらい。

人気の同性会員のプロフィール見れるだろ!お前が勝負するのはそいつらやぞ!

ていうか他撮りされない位交友関係がないのかなって思われるからマイナス

課金してんだろ?本気になれよ。じゃなきゃ即刻辞めろ時間と金無駄すぎる。

顔出しなし

顔出ししてない同士でマッチングするのはいいよ?

なんで顔出してる増田いいねするの?情報格差ひどいよ?

私はお前のこと何にも分からないのにいいねするか?

プロフ見ると「顔に自信がないので」とか書いたりアピールしたりしてる。知らんて。ジャッジはこっちでするからとりあえず見せてみろ。

というか顔で切られるレベルのやつはリアルに会えるパーティーとかIKEA。どうせ課金してんだろ?もったいないて。

マスク・加工済みの写真しかない

しゃらくせえ。女々しい。失せろ。

プロフ画2枚、プロフィール文少なめ、雰囲気イケメン

雰囲気で押し切ろうとしてらっしゃる小賢しいところが鼻につきますわ。

よく見せろやそのボケた顔をよ。

スカしたポーズ風景の中に佇んでるんじゃねえ。

おっさん

増田が0歳の時お前いくつやねん。去ねやクソジジイ

デブ

その需要ニッチすぎるからまず痩せろ。肉に首を埋まらせるんじゃねえ。

せっかく他撮り写真があっても好感度プラスにならん。汗臭そう。

プロフ読んでないやつ

プロフに書いてること読めば分かるだろってことを聞くなー。あと性格マッチング考えろー。

学校だったらお前と増田は声も交わしてないような領域だろうがー。いいね無駄やでそれ。

尋常じゃないブサイク

目を覚ませー!!お前はマチアプのカモや!!!


もう本当に…いや男性から見たクソ女会員もいるんだろうけどさ、男性会員にクソ多いわ。

玉石混交って言うけど玉と石の差がエグいわ。ついでにいうと玉の方は胡散臭え。ほんまに本人の写真かアンタ?

こんなの増田しか書けんわ。

追記

メッセージ疲れするレベルマッチングすなー!

同じ話題で初対面のやりとり押し切ろうとしてるの笑えますわ↷ぁ

いいねしすぎて誰が誰やか分からんくなってるやないかー!キャパ概念を覚えようね♡

誰彼構わず興味を持ったらすぐいいねちゃうガバガバフィルターの末路♡見極め雑魚

追記

ブコメ:同性のプロフィールなんて見れないゾ

とりあえずペアーズではできたよ😡

プロフィール編集画面に「他の男性会員のプロフィールを見る」ってボタンがあるがな!最大手ナメんな!

見れなかったらそれはお使いのアプリのせいです。

anond:20240929094253

それもまたニッポン風景として映そうなヤツぢゃん

色んなドラマがあるというか

ヤンキーネタよりもずっとドラマチックなオチだった

2024-09-28

レスられ夫がソープランドの近くに住んだ結果。

ソープランドの近くに住んで4年になる。嫁あり子あり。

もともとは子ができる前に条件に合う物件を探したときたまたま見つけて、ソープ街ということは全く知らずに不動産屋の説明で初めて知った。

条件すごく良かったので即決だった。

嫁とセックスできる間は問題なかった。ソープランドが視界に入っても全く興味がわかなかったし、そもそもまれ20余年風俗を使ったことがなかった。

だが子が生まれセックスレスになった。超稀に応じられても無反応(いわゆるマグロ状態だった。これでは耐えられない。このとき気がついたが俺は性欲が強い強い方らしい。1日2〜3回は放出しないと耐えられないし、最低でも週2〜3回はセックスしたい。(セックスレスになる前は応じてくれていた。)

数度の嫁との交渉(という名の喧嘩)を経て風俗OKを得た。そして人生初のソープに向かった。最高の体験だった。こんな世界があるのかと感動まで覚えた。

するとまるで世界が変わってしまった。視界に入る建物が、ただの風景から一定お金を払うだけでセックスが手に入る建物に変わった。会社に行く、買い物に行く、すべての外に出る行動が性欲を掻き立てるものになった。

もはや今は我慢する方向ではなく、行きたいとき我慢せずにソープに行くためにはどうしたらいいか、要はどうやって給料を上げたらいいかという方向に考え、仕事にも精が出る。

朝イチでソープに行ってから会社に行くときなんて最高だ。活力が溢れて体感3倍ほどの仕事ができる。逆に抜き損ねてしまった日は最悪だ。ムラムラしてまるで仕事にならない。

仕事もうまくいっているし、気持ち良いセックスはできるし、いい影響しかないのだが、本当に人生これでいいのか、とふと冷静になり辛い気持ちになる時はある。特に嫁との関係性だ。はっきり言ってもう嫁はビジネスパートナーのようなものだ。エロい目で見られる気がしない。

本当に人生これでいいのだろうか。

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