はてなキーワード: 過去とは
本編見てから批評サイト見てみたらもう色々納得いかないことがあるけど発言力のない人間だから適当に書きなぐる
批評とか書いちゃうような自称映画通様は恐らく前作が素晴らしくエンターテイメントだったことに対し、監督が変わっていることで「これはもう絶対劣化だから」と決め打ちして見ているのだろう
そんな感想抱かないだろう。
巨大怪獣と巨大ロボなら殴り合いと大破壊だろう。それがなきゃ米のないおにぎりみたいなもんだ。
巨大ロボにロマンを抱くならそんなところよりも「グラビティスリング」「双剣」「鞭」「モーニングスター」「可動式銃座」もうこれだけで万々歳だろう。
しかもそれぞれがきちんと魅せる動きをした上で、前作以上に各イェーガーごとの役割の差別化がはっきりとしている。
サンダークラウドフォーメーションとは別の形の3人乗りで、銃座は後ろもカバー出来る完全仕様、落ちる薬莢も轟音できちんと仕上げた点についてはもう声をあげて賞賛したかった。
前作と同じテーマ曲を流すのも、前作と同じテーマ曲だからこそ意味があるんじゃないか
襲撃受けてフルボッコにされてもうダメだーって空気になっているところに「まだ戦える」というところであの曲、それこそが熱いんじゃないか
時代が変わるような新兵器ではない、基本的には同じイェーガーで「もう一度立ち上がる」
俺達のイェーガーがもう一度!
戦闘が昼の場面になったのは今回一番大きな変化だったが、前作の時点で既に「暗い所で大きい物が殴り合ってるばっかりで絵面が退屈」というような意見はあったし、それこそ今作で明るくしなければそれぞれの新兵器も見辛く、同じような絵面で淡々と「もう見た」を観客に押し付ける事になってしまう。恐らく今回も夜戦だった場合、前作から映像流用してもバレないだろう。
変形して飛び回ったり遠隔操作のビットからビーム撃ったりするような超兵器が使われない以上戦闘の展開自体は偏りがちなので舞台の見せ方を変えるのは当然である。
明るくなった事で誰が攻撃した、誰が吹っ飛ばされたと認識しやすくなったことで4vs3の乱戦でも安心して追えるようにもなったのだ。前作では暗い中での戦いであったかわりに世界から集まったということで国籍による認識が出来たわけだが今回はそういう話ではないのだ。
とりあえず他にも色んな批判とかあるだろうがこの三点に文句を言っている奴は「監督が変わったから」で叩いているだけの通ぶりたいマンだ
・克服描写ないのにいつのまにか克服してるトラウマ(前作であっさりマコがローリーと適合したのに通ずるスカスカ感)。これ詳しく描写しないならそのシーンはいらない。
・過去の特撮へのオマージュとか言いつつ東京の街にある看板が日本語表記と中国語表記が混在している事。見ててやすっぽすぎた。オマージュにしては浅い。
・シャオ産業社屋で逃げたばかりのニュートンがいつのまにか東京の特等席で戦闘を見てる唐突感
・ローリーが出てない事に触れなかった事。一応死んだらしいけど、触れてくれないからいつか出てくるのかとワクワクしてたらかすりもせずに終わったのは残念だった。
この辺りは前作でも気になったけど、映画という限られた時間でまとめなくてはいけない弊害でもあるのか。
でも決戦前のジェイクの演説はクソかっこよかったしシャオは髪下ろしたらめっちゃ美人だったしヴィクトリアの「次は大きいイェーガーを作れ」も感動物だし
凄く面白かったよ
・全裸にネクタイで深夜徘徊し、出会った女性に『僕の肛門の臭いをかいでくれませんか?報酬は払います』
・女子高生の上履きを盗み、コンビニでコピーしたものを見て楽しむ
・「生まれ変わったら道になりたい」。側溝内から女性の下着をのぞき見たとして兵庫県警に逮捕された通称「側溝男」
・19~71歳女性に一瞬で精液をかける18歳少年「早撃ちマック」
・改造した釣竿を使い、足掛け30年で500枚もの女性下着を盗み続けた通称「釣りキチ助平」
・男子中学生に「マスターベーションだ。お前らも見せろ。100円やる」とオナニーを見せ付けた83歳の「マスターじじい」
・女子中学生が5名でランニング中、「パワーつけろよ。」と言って、下半身を露出して走ってきた男(通称 パワーランナー)
・「おしっこ高価買い取り中」などと書いたチラシを女子高生に配り、その場で採取するため三角フラスコやタッパーなどの容器を持ち歩いていた男
・「大便もらしたので、拭くの手伝って」女子学生を車に連れ込み性器見せる
・自宅ベランダで全裸になって腰掛けのような台に乗りライトアップ
10年以上に渡り女児パンツを履いては近隣の家に投げ込んでた男
ストッキングと女児用パンツを組み合わせる独特の手法にこだわりを見せ、取り調べに対しても悪びれることなく
大手報道7社の申し入れによりNAVERまとめからマスコミ記事のリンクが一斉に消えた。転載された報道写真や文章が消えたまではいいが、記事のリンクまでも一斉に消えた。NAVERまとめに報道7社の記事URLを載せることもできなくなった。
まあ、海賊版リーチサイトが問題視される中で、ハイパーリンクは自由だ!なんて理想論を大手を振って語ることはできないのだが、非常に残念。
これだと次は5ch系の掲示板ニュースサイトやFacebookやTwitterなんかのSNS、社会派ブログのニュース転載やURL掲載なんかも、プラットフォームが中心になって削除していくことになるんだろう。
最近のマスコミ系ニュースサイトは、記事を転載させないことに熱心だ。これは著作権侵害という話の他にも、転載サイトに利益を横取りさせないため、や、忘れられる権利の問題とか、いろいろ理由はあるだろうが、今は、アーカイブサイトに保存させないようにサイト側でブロックしたりもしていて、これはWebアーカイブを多用している自分としては、かなりムカつく。読売新聞なんかは、さらにはてなブックマークで過去記事を検索できないようにもしているのだから、よっぽど過去記事を掘られることがマスコミは嫌なんだなぁと思う次第。
マスコミ側としては、そんなに過去記事が読みたければ、図書館行くか、デジタル有料会員になれ、と言いたいのだろうが、デジタルで読める過去記事は校生が終わった最終版の記事だけでしょう? Web版の記事は、初報の内容と、初報から数十分後の報道の内容とで、内容が変わっていることがよくある。ちょっとした修正や加筆のみならず、初報がかなりの誤報で、ごっそり内容が入れ替わっていることもある。さらに記事タイトル、見出しはよく改変される。しかし、マスコミのデジタルアーカイブに、こういった修正、訂正、加筆の経過が全て保存されているわけではない。
流れの早いネットの動きを後から調べる時、いつどんなタイミングでどんな内容が報じられていたかは重要で、それは訂正前の生の記事配信の動きを追わなければ、理解は不可能。そんな時、Webアーカイブに保存された記事が非常に役立つことになるのだが、最近の著作権にうるさい方々は、このWebアーカイブを非常に目の敵にしている。マスコミだけでなく、単なるブロガーからも「Webアーカイブから消したい」という意見を聞く。自分らで歴史を作っているという認識はないのか…
自担や自G(グループ)と絡んでいる姿がわいわい楽しそうでその光景がとても好きだった。
今回の件は許されないことだと思ってる。
今後、TOKIOの誰を見ても山口くんのことが頭を過るだろうと思う。
今までの絡みも、これからの絡みももう楽しく見れない気がする。
それが残念で残念で辛くて悲しくてしょうがない。
コンサートに遊びに来てくれたことや、音楽番組での絡み、TOKIOの番組に自担がゲストで出たときのこと・・・
ほんっとうに馬鹿すぎる。
会見を見てて、メンバーに対しての思いを口にする時、震えてて、こっちも泣きそうだった。
全てが無に帰したんだなぁ。
アイドルって儚いもので、その一瞬一瞬が当たり前じゃなくて奇跡の上に成り立ってる。
他Gの誰かが脱退する度にぐっと実感していた。
コンサートは夢のように楽しいけど、その時しか感じられないことだ。
23年前から一昨日まで当たり前のように活動してたTOKIOでさえ、たった1日でこんなことになる。
SMAP解散だって、前日まで予想もしてなかったし、10年後も20年後も続いてると思ってた。
明日も同じとは限らない。
本人が悪くなくても、大きな事故に巻き込まれたりする可能性だってある。
色んな悪い方向の妄想をした。
背筋が凍る。
考えたくもないのに、考えると、心が引き裂かれそうだ。
今が全てだ。
カシコマの花が咲き始めるんだけど、
そんなこんなでもうすぐゴールデンウィークよ。
何か気の利いた映画でも観に行けたら観に行きたいわね。
例の行けたら行くって感じよ。
でも行きたいわ。
パシフィックリムよ!
涙の数だけ強くなれるよでお馴染みの岡本真夜システムを採用した
あの息を呑んじゃう感じがグッとくるわ!
ロボットはカッコいいんだけど
操縦席では二人で「せーの!いくで!」って息を合わせているところがいいわね。
大きいのは二人でしか動かせないけど、
小さいのは一人で動かせるじゃない!って突っ込んじゃうけど
あの中国企業の女社長が実力現場主義者で自らロボットに乗り込んで戦ってたりなんかして、
あと海外の人が大好きで止まない、
そんなところで戦ってたのかよ!って
日本の場面なんだけど
中国の漢字か日本の漢字か海外の人から見たらどっちでも一緒でしょ?と言わんばかりの
漢字が分からないごっちゃになった街の看板もまた良い味出していたわよ!
見所満載ね!
長くなったけど、
いやー映画って本当に良いですね!って
てへ!
苺の香りが抜群に効いてたわ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
コンビニ以上に乱立し、関係ない歯を削られた、フッ化ナトリウムとフッ化水素酸を間違って塗布され児童が2m飛び上がるほどの痛みで死んだ
そりゃそうです、彼らは医師ではない
しかし、彼らは削るだけです
最近は削らないで、保険外の3mixなんたらを塗布される歯科もありますが、有効性は実証されていません
痛くない、削らない、挙げ句の果てにはインプラント1本9万円という客が飛びつく文句を書きたいだけです
では、どうしてるのかというと、歯科医は手抜きをしているのです
手抜きで神経を抜かれても、しばらくは気付きませんが、10年後には何らかのトラブルを発症するでしょう
そうしないと、良心的な歯科医も赤字になるため手抜きせざるを得ない
ある程度です
ただ、普段から腕を磨くのに熱心な方は、やはり勉強熱心な方です
客も痛みさえ取れればどうでもいい、と考えがちです
偏差値が高いから手術の腕がいいとは直結できませんが、偏差値は少なくとも過去には勉強熱心だった証明にはなるのです
でも、偏差値40以下の私学と東京医科歯科の先生は、やっぱり違います
偏差値40の歯科医に間違った治療をされてるのを一発で見抜きました
近所では重大な医療事故を過去に起こした歯科医院が、なぜか名前をちょっと変えて運営されています
理由はよく分かりませんが、名前を一文字だけ数回変えながら営業しています
卒業後は独立の経費を稼ぐため、既存の歯科医院でスタッフとして修行します
総合病院に口腔外科はあるところにはあるので、勤務医になれます
問題はアンパンマンミュージアムとか最寄りのスーパーだ。
アンパンマンには「てんどんまん」「焼きそばパンマン」はじめ「おくらちゃん」とか「うめぼしばあや」とか、まぁ食品キャラがごまんと出てくる。
けど、ミュージアムに行ってもキャラクターが並んだり踊ったりしてるだけで、鉄火のマキちゃんは知ってても鉄火巻きがあるわけではない。
キャラを見たりおもちゃ買いたい人には嬉しいだろうけど、やなせ氏はあれでよかったと思ってるのかな。
おくらちゃんの回を子供に見せたあとで「これがおくらだよ。一個だけ食べてみようか。」みたいにゆるやかな食育をしていきたいわけだ。
なんだったらキャラクターを模したランチが食べられるのがいい。それなら行く理由にもなるし。
でも行ったところでキャラクターパン買うだけだとつまらなくない?私はつまらなかった。
別に難しいことを教えて欲しいわけでもないんだけど、キャラの持つポテンシャルをまったく活かせてないところがとても残念で悲しい。
スーパーの一角にでもキャラクターの食材を使ったコーナーがちょっとあれば子供と買い物に行くときも楽しいだろうし、子供が自分で選んで買えば食べる理由にもなるし。
ちょっと高くてもいいから小さいパックで野菜や豆やきのこや釜めしでもラーメンでもいいけどそういうのをまとめてアンパンマンキャラの食品コーナーとして並べてほしい。
なんだったら普通の商品のパッケージに野菜のキャラクターを印刷してあるだけでいいんだよ。
離乳食が終わって普通の食事をしていきたいけどウィンナーばっかりローテするのはもう嫌なの。
現段階で見つけられたものはこの程度な気がする。
・ゼリー
・飲み物
実はそういう取り組みって過去になされてたの?キャラが嫌われるだけだからやめたの?
で、ばい菌と仲良くしようみたいな流れになってるの?
オタクってすごい。
「俺たちは今までも人種差別発言や女性差別発言や障害者差別発言やその他様々な差別発言してきたし、これからも同様の差別発言を続けるけど、オタクを叩くのはやめてね。それはオタク差別だから」って言ってる。
たしかにオタクが叩かれた過去はあったのかもしれないが、現代では差別発言を繰り返す反社会的集団であるオタクに対して批判が集まっているだけ。
もちろんオタク差別があるならそれはいけないが、反社会的集団に対してきつい批判をすることも差別として扱っていいのかどうか。それを差別と定義するなら差別なんだろうが。
https://anond.hatelabo.jp/20180425023409
https://anond.hatelabo.jp/20180425024744
こういう人はC.R.A.C.界隈の女性差別はどう見てるのだろう。まあ、そこを擁護するつもりは無いだろうが。
いろいろ言ってるけど、個人の優先度に理屈をつけただけだよね。そこで、「オタク差別を批判しない」という態度を選択することこそ差別のもう一つの本質を顕にしている。
個々の差別は権力構造によるものだけど、差別自体は人間性の構造によって出来ている。
ひとりひとりの優先度によってオタク差別には反対するが女性差別は気にしないというダブスタが生じる。
それはどこにでも見いだせる現象で、リベラルの正当性を現在進行系で失わせ続けている、毒のような現象だ。
どっちもどっちの相対化はしたくないので、この問題を解決する一番いい答えを教えておきます。
それは、「ツイッターで口だけ動かして、現実で行動しない奴はクソ」だ。
C.R.A.C.の良いところは、何よりもその部分で一番誠実だからだ。
理論も大切だというならせめてちゃんと勉強しろ、ネットで見た理屈だけで理論武装するようなショートカットやめろ、ネトウヨにリベラルアーツでマウント取られるリベラルってなんだ!?
オタク文化が好きなら、ちゃんと正しい作品を自分の手で作れ。それぐらいは現実に出てくる勇気が無いオタクでもできるだろう?
安全に痛い自己反省に逃げて、そうするのがちゃんとした人間だと自己規定しようする行為は概ね失敗する。
それは、過去に自虐や自己批判をそれなりにしてきたオタクがこの有様なのを見れば明らかだ。なのに未だにオタクとして正しい反省、客観性、責任感、お前ら記憶喪失か何かか?
閉塞感? お前たちが勝手に閉塞してるんだよ。
能力の高低や結果の良し悪しが明確になる類の仕事や趣味は辛いよね。
「もう追いつけない」「これ以上続けても勝てない」と気づいた瞬間に過去が負の記憶に変わる。
方向転換しようにも金も時間もかかる。そして、「どの辺りで抜かれたのだろう?」「何処で見誤ったのか?」「そもそもどうしてこの道を選んだのか?」を頭の中で延々と自問し続ける。
「安全地帯から、他人を殴るのが本邦では最高の庶民エンタメ」ってだけの話だと思うよ。
安全地帯ってのは匿名でも不特定多数でもいいんだけど、いまの差別反差別の話で言えば「どうやら正論っぽい陣営」がそれに当たる。別段正論である必要はなく「殴っても反撃を受けなさそう」であれば必要十分なので、その時々で論者の主張が矛盾してるなんてことも起きうる。
セクハラしたり不祥事を起こした著名人を責難するのも全く同じ構造のエンタメで、相手が有名で責める側が無名だと反撃されないんで多数でリンチできるってだけの話。
過去のある時期オタクは社会的に害悪で殴っても良い存在だとされてたタイミングがあって、その頃はそれがエンタメだったけれど、今は社会状況が代わったってだけ。その殴られてきたオタクだって、リンチエンタメが大好きな日本人の一部なわけだから、別のシーンでは別の対象にリンチしてるだろうし、オタクのうちわでのリンチだって別段珍しくない。
どっちにしろ、反差別だのポリコレだのジェンダーだのは、この界隈において手元に転がってた棍棒でしか無くて、「安全地帯から他人を殴るのが最高のエンタメ」っていう心性のほうが本体だし、本体を自覚しないで論の整理をしたところでテクスチャを見栄えよくするだけの話でしか無いよ。
過去にも言われてるんだが
http://nstimes.com/archives/10574.html?view=all
ひどい風評被害ではあるが、文春叩きには使えないぞ
https://www.huffingtonpost.jp/nissei-kisokenkyujyo/chikan-camera_a_23317586/
JR東日本は2018年春以降、山手線の全550車両に防犯カメラを設置すると発表した。1車両につき4台ずつ設置して録画し、カメラが作動中であることを表示したステッカーを掲示して痴漢やテロ行為などの防止を図るという。東急電鉄や東京メトロ、都営地下鉄も今後、全車両に設置する計画を明らかにしている。
電車や地下鉄内の痴漢には、これまで子どもを含む多くの女性たちが苦しめられてきたが、防犯カメラが設置されれば抑止と検挙に一定の効果を期待できる。
報道によると、JR東日本が2009年12月に初めて埼京線に設置したところ、埼京線の痴漢摘発件数は、同年の136件から、2010年は100件に減ったという(*2)。
また、今年11月にJR埼京線で男4人が女性を集団で痴漢したとして強制わいせつ容疑で逮捕された事件では、車内の防犯カメラの映像などから容疑者を特定したと報道されている(*3)。
痴漢被害の実態に関する全国調査はほとんど存在しないが、警視庁ホームページによると、都内では、2016年に発生した痴漢約1,800件のうち過半数の52.7%が(図1)、より悪質な強制わいせつでは、約800件のうち16%が(図2)電車内で発生している(*4)。
ただし、警察庁の「電車内の痴漢防止に係る研究会」がまとめた報告書(*5)によると、過去1年に痴漢被害に遭った人のうち警察に届け出た人はわずか2.6%にとどまっているため、実際には、東京だけで毎日少なくとも100人以上が電車内で痴漢や強制わいせつの被害に遭っている可能性がある。
従来、鉄道事業者による主な痴漢対策は、女性専用車両の導入だった(*6)。前述の報告書によると、女性専用車両がある電車を通勤通学等に利用している女性のうち4割が、痴漢被害防止のために「女性専用車両に乗る」と回答しており、乗客自身の防衛手段としては有効だと言える。
問題は、東京五輪の会場から遠い関西など、他のエリアではほとんど本格導入する動きが見られないことである。電車や地下鉄内の痴漢は、過密化した都市に共通する問題であり、他のエリアでも導入を促進するには行政の果たすべき役割が大きい。
まずは鉄道事業者自身が、自社が所有・管理する施設内で日々、性犯罪が起きている事実を深刻に受け止めて、被害相談を整理し、実態把握する必要がある(*9)。そして、国土交通省がそれらを集計するとともに、防犯カメラを設置した先行事例の成果を調査、啓発し、普及に努めていくことが求められるのではないだろうか。
( https://anond.hatelabo.jp/20180425085648 からの続き )
現代版ルパン。ダークウェブを舞台に仮想通貨を盗んだりする話。このあらすじでもう既に面白い。
何より嬉しいのが、過去作のことを並行宇宙ではなくちゃんと過去の出来事として認めていること(スライドショーみたいな感じでパラパラと触れている)。なので、ルパンたちのセリフ一つ一つにすごく厚みがあってめっちゃ痺れる。過去作のオマージュもたくさんあって嬉しい。
作画の気合もすごくて、まさか2018年にルパンシリーズで手書きのカーチェイスを観られるとは思わなかった。この時乗ってる車もカリ城のやつだし。ちなみにカリ城が公開されたのは1979年らしい。約40年前…
大野雄二による音楽は「ルパンシリーズの変わらない所」の象徴のようで、多少キャラデザや声が変わってもルパンはルパンなんやなぁ、って。
過去作と変わった点として、銭形のとっつぁんが上司と部下に別れた点。熱血で先走っちゃう性格は部下に、有能なところは上司に。
イカジャム。SAOのスピンオフ作品で、作中のゲームを遊ぶ日常アニメ。本編とは独立したストーリーらしい。イカジャムっていう呼び方って、スクワッド→スクイード→イカってこと?
現代に蘇るハートマン軍曹。チュートリアルのシーンがとても好き。ハートマン軍曹だったら「Yesの前にSirを付けろゴミ虫ども!」って言ってた。実弾の音響にも強いこだわりを感じる。主人公がすごく楽しそうにゲームをやっていて、それだけでもう新鮮。それにしてもP-90ってやっぱりカワイイよね。ちょうど「GUNSLINGER GIRL」観ていたので。
会話ややっていることがサツバツとしているのだけれど、ゲーム内の会話って実際そういう感じだよね。とても優しい雰囲気のサツバツとした世界。
音楽家の生涯を描く作品。原作は完結しているけれど、全部で26巻もあるのでどこまでやるのか気になる。冒頭のシーンがそのあたりを明確にしているのだろうか(原作未読勢)。
とにかくピアノの曲と綺麗な運指が印象的な作品。監督はピクサーとかでCGアニメーション作ってた人なので、演奏シーンにすごくこだわっているみたい。「ピアノを演奏しているキャラクターの手元」ですぐに思い浮かぶのが「四月は君の嘘」だけど、あっちはあっちですごい。あっちを動の演出とすると、こっちは静の演出、みたいな印象の違いを感じた。
クラシックが好きな人や、ピアノの音楽を堪能するための再生環境がある人向けかも。
戦記モノ。男性声優大集合。ニコニコ動画で解説を見たけれど、とんでもなく壮大な物語が始まった印象。
戦争と政治がテーマだけれど、特に戦闘シーン。EVE Onlineみたい。ここまで大規模な戦争を見たのは生まれて初めて。しかもその動きは組織的で空間的かつ戦略的で、すごく面白い。
マッドハウスによるアニメ版朝ドラ。1話10分なのも見やすい。原作が子供向け文学作品らしいのだけれど、そのため子供向けの作品になっている。横手美智子による脚本はとてもテンポが良く、ギャグシーンに勢いがあって笑える。
主人公の声を、子役タレントでおなじみ小林星蘭ちゃんが担当しているのが非常に良い。マジで朝ドラ観てる気分になってくるのが不思議。
中国の漫画原作、中国のアニメスタジオ制作のアニメ。タイトルの意味は「モルモットにされた兄弟達」みたいな感じ。いい最終回だった。
マッドサイエンティストの子供はよく研究のためにペットと錬成されて犬人間にされたりする事があるけれど、本作はそこから始まる日常アニメ。高橋鉄男のようなメンターのいない「亜人ちゃんは語りたい」みたいな。
作品を通して、日本と中国におけるアニメ文化の違いや共通点が垣間見えるとこがとても良い。例えば尺。日本のアニメは30分、10分、5分あたりがメジャー(CM含む)だけれど、本作は15分(CM抜き)。当然30分アニメには30分アニメなりの脚本の書き方があり、10分アニメには10分アニメの脚本の書き方があるので、15分アニメという長さの本作はそのどれとも違う独特な感じがある。演出も他の作品ではあまり見ないような手法が使われてたりして、全然飽きない。いい最終回だった。
一方で、キャラクターの個性は「あれ、こんなかんじのキャラどこかで見たことある」と思わせるような部分も多く、日本独自と思ってたテンプレは存外普遍的に使われている手法だったんだなぁ、としみじみ。個人的な推しは長女アシス。天然系不思議ちゃんというか、自然(ロギア)系天然ちゃんかわいい。ちなみに本作でも犬役(長男)は浪川大輔である。
酒と殺しと男と女要素が少ない推理アニメ。カトリーがすごくかわいい。子供向けコンテンツの割に人間ドラマをちゃんと描いてる作品なので、2話とか泣いちゃった。とても後味の良い作品。
踏切で電車が過ぎるのを待つ人たちを描くショートショート。5分アニメ特有の、テンポの良い会話劇。BGMと踏切のカーンカーンカーンがシンクロしている演出がすごく好き。リアルではカーンカーンカーンのBPMは踏切によって違うらしいので、話によって違う曲が流れるのかな(しっとりした曲とか、アップテンポな曲とか)。そこら辺が楽しみ。
漫画家を題材にした、やさしいせかいの日常アニメ。福島県白河市での話かと思ったら、主人公の出身が福島県なのね。主人公の豆腐メンタルを見ていると先のアニメ「スロウスタート」を思い出すけれど、あっちと比べてテンポよくオチをつけていく脚本が印象的。怒涛の展開につきBGMが軽くカオス。でも豆腐メンタルを笑い飛ばしてくれる内容に、すごく元気になれる。また公式に脚本:待田堂子・横手美智子・花田十輝 とあり、とても強い。
背景美術(ヤマノススメセカンドシーズンでお馴染みムクオスタジオ)含め、漫画家としてのの日常を描く部分についての書き込みが非常に細かい。有り物としての漫画家を描くのがひとつのテーマなのかな。
フルダイブ版MMOアクションゲーム。アバン~OPで登場した機体名がザク以外分からないという偉業を達成してしまった。
フルダイブという仕様について。自分で作ったガンプラの機体を、リアルなサイズ感で見ることが出来、搭乗する主人公を見てるととてもテンションが上がる。お台場のユニコーンガンダム見てこようかな。音楽も非常に良くて、初ダイブする主人公たちの高揚感がすごく伝わってくる。絶対楽しいよこれ。
あと謎の女の子(CV.照井春佳)が言うセリフ「諦めないで」が、めっちゃヤバイ。魂が震えた。
今期はフルダイブ型MMOをテーマにした他作品にイカジャムがあるけれど、両者におけるゲームの位置づけが少し違う。イカジャムにおけるGGOは、日常(抑圧)に対する非日常(開放)なのだけれど、本作は現実とゲームの境界が曖昧というか、地続きになっていて、主人公にとってはどっちも現実の一部として描かれている感じ。ゲームシステム上、主人公は現実ではガンプラをいじり、ゲーム内ではそのガンプラに乗っているので、ずっとガンプラで遊んでいることになる。ガンプラってすごいね。久しぶりにまた買おうかな。
AbemaTVのみ。それにしても公式サイトが見づらい。「DEVILMAN crybaby」が地上波で放送できない永井豪のエログロとすると、こっちは地上波で放送できる永井豪のエログロ。
インタビュー読んだ限りでは原作準拠のシナリオらしいけれど、何もかもが斬新。他作品であれば「当時はセーフかも知れないけれど、今ならアウトな表現なのでここは変えよう」なとこを全力で攻めていて、キューティーハニー初心者としての感想は「なんかヤバイアニメ始まった」である。キューティーハニーの連載が始まった当時も相当のインパクトを与えたんだろうなぁ、と思いを馳せる。
作画熱量はアクションシーンを中心に非常に高く、アクションアニメとしてもすごく面白い。ハニーの能力について一切の説明がないので「え!そんな事もできるんだ!」と驚くさまはまさに、当時リアルタイムで漫画を読んでいた少年少女の姿そのものである。
公式の宣伝では「あなたはどのハニー?」みたいな感じでハニーの担当声優達を前面に出しているけれど、個人的に一番嬉しいキャスティングは”ラスボス CV.田中敦子”。絶対に強いじゃん!
女児向けYoutuber育成アニメ。シンデレラストーリーを踏襲した作品としてはアイカツ!シリーズに近いかも知れないけれど、テーマとして「誰でもプリ☆チャンデビューできる!」という、Youtuberの性質を受け継いでいる点でアイカツとベクトルが異なる。
1話では、誰でもデビューできるんなら私もデビューすっか!みたいな軽いノリで始めるも途中で引き返そうとする姿が描かれているのだけれど、大抵の人はこれと似た原体験を持っているんじゃないだろうか。私の場合は”ニコニコ動画!面白そう!→ゲーム実況動画おもしろい!→無料で投稿できるんだ!いっちょやってみっか!→無理だコレェ…”という原体験を持っているので、逡巡する主人公の姿はすごく刺さった。だから本作のシンデレラストーリーはすごくキラキラして見えた。
BGMが凄く良い。女児向けアニメなのになんでJazzyな音楽なんだろう。ライブシーンのアニメーションもすごく良いし、かわいい。日常パートもテンポ良くて見やすい。
本作の監督は今期「宇宙戦艦 ティラミス」の監督も兼任していて、命を燃やすのが最近のブームなのかも。
バカップルの可愛さを描く5分アニメ。話が進むほど他の子達も強烈で好き。
異世界モノ(なろう系じゃないよ)の飯テロアニメ。借金のカタに身売りされちゃった主人公が有名宿の大旦那の嫁にされちゃって…ではなく、自らの力で異界に居場所を作って自立するお話。ニル・アドミラリの天秤と並び、まだ見ぬイケメンたちがメインの作品なのかな。それにしても銀次がかわいい。けもフレの「すっごーい!」みがあって好き。
異世界にある調味料(和食)を使って作る飯テロが非常にツボ。オムライス(和風)とかリアルで食べたい。
バウンティーハンターを描くアクションアニメ。冒頭で戦闘システム紹介があるように、戦闘シーンが非常に映える作品。使う武器が”大剣+リボルバー+魔法+魔法の鎧”な時点で厨ニ心が燃える。独特な魔法の仕様も含めて、アクションRPGみたいなワクワク感がある。ゴッドイーターとか、モンハンとかに近いかも。狩るのドラゴンだし。
何より世界観が非常に独特。現代がモチーフになっているのだろうけれど、いつの時代かよくわからない特殊な世界。
コンクリート製の廃墟(未来かな?)→今風の車が街を走る(現代かな?)→ゴシック様式の大聖堂風建物で開かれる議会(19世紀の宗教国家かな?)→貧乏な主人公の家にカラーテレビ(平成かな?)→欧風な街並み(イタリアかな?)→そろばん(東南アジアかな?)→カメラを持つ新聞社の女性社員(20~21世紀かな?)→事件現場を保全する警察と、赤青のパトランプ(現代の警察(欧州)かな?)→半ばスラムっぽくなってる欧風な街(東ヨーロッパかな?)→中東風の音楽(イランかな?)→市庁舎前の掲示板が街の人達にとって速報として機能している(20世紀初頭かな?)→立派な市庁舎のビルと照明(現代かな?)→作中に出てこないIT機器(20世紀かな?)→EDに出てくるガントリークレーン達(現代かな?)みたいな。主人公がおしゃれなスクエアメガネ(つるなし)かけてるので多分現代かな。
ペルソナシリーズ。ペルソナ5(ゲーム)はクリアに100時間以上かかる作品らしく、手っ取り早く本シリーズに触れる手段としてのアニメ、という位置づけらしい。ペルソナシリーズは一度も触れたことがないので本作がP4以前とどう繋がっているか知らないのだけれど、時系列をわかりにくくした脚本は純粋に「先が気になる」と思わせる内容になっている。先が気になる。
ぞんぞんびより。原作はペル5と同様RPGゲーム。1話の展開が時系列を敢えてわかりにくくする演出になっているのはペル5とよく似ていて、ストーリーの魅力をいかに伝えるか、という作り手の思いが伺える。ゲーム面白そう。
不気味な予感はオカルティック・ナインにも通じる感じがあって、そういうところがRPG原作アニメの特徴だったりするんかな。
かわいい方の化物語。りょうしゃにおける妖怪(怪異)の描かれ方はよく似ていて、「どこにでもいるし、どこにもいない」「神様みたいなもの」「畏怖の対象」みたいな。そういうところは脈々と受け継がれるゲゲゲの鬼太郎の特徴なのだろう。化物語が「主要なキャラクターの心の闇というか、闇の心」をテーマにした作品なのに対して、本作は「現代の闇」みたいな違いがある。わりと社会派アニメ。
思えば彼も哀れな人間だ
過去の発言から推測するに、地方生まれの彼はファスト風土の論理に故郷が脅かされた結果、地方での居場所を亡くしてしまったように見える
趣は大幅に違うとはいえ、先進国の横暴により後進国での居場所を失ったアジア系の欧米移民者と似通ったものがあると言えなくもない
多様性や平和主義を掲げるリベラリズム拡大の声が世界で上がっている様に、彼もまた自らの生まれ育った故郷の破壊に対して義憤に燃えているのだろう
まほよめ、が受け付けなかった。
すごくいい作品だと思ったのに。見てるうちに受け付けなくなってしまって、どんどんいやになっていってしまった。何故なんだ。
なんでなのか考えたくなったので、そしてそこにはきちんとした根拠があるような気がしたので書き散らす。
まず見てて思ったけど、テンプレが古いような気がした。今の時代にこれじゃ共感・好感を得るのも難しくないか?
「男尊女卑の世界で虐げられてきて友達からもいじめられてきた悲壮な過去を持つ日本女」が「心を取り戻したいイギリス風味の冷血漢」と結ばれる話は腐るほどある。
日本女がイギリス男に惹かれるのはジェームズボンドやイーサンハントの時代からずっとそうだった。
何故って今はもうインターネットネイティブの時代なので、デフォルトでグローバルなのは当たり前なのだ。
そんな時代にイギリス男というレーベルが殊更価値のあるキーワードになり得るのか?イーサンハントやジェームズボンドに価値があるのは別に彼らがイギリス人だからじゃないぞ。
いや別にそういう組み合わせを持ってきたって別にいいんだけど、属性として押しすぎるとむしろ作者の古臭さを感じる。あんたの男性像は古臭い。
昔みたいに個人が村社会の中で圧力の中で生きているという時代とはややうってかわって日本も個人主義に移行しつつある成熟社会になっているわけで
客層としての女子のアイデンティティはむしろリーダーシップや主体性・個人の価値の把握、強く生きるために戦う女性像の方へと向いているんじゃないか。
女の子は今も昔もシンデレラになりたがっているかもしれないが、昔のシンデレラと違って今のシンデレラはもっと歌うし踊るし必要ならマネージャーと枕だってやる。
まほよめの主人公と似た境遇なら、クレイモアがそれと近い様に思う。そしてクレイモアのクレアと同じ系譜にはFF13のライトニングさんが該当すると思う。
でもこの二人は守ってもらうようなか弱い女じゃなかった。むしろ積極的に前線に出てくる戦士だ。でも女じゃないのかというとそういうことはまったくない、クーデレ系の不器用さがむしろ魅力の立派なヒロインだ。
まほよめの彼女には、こういう意思の強さが感じられない。そのくせクーデレを気取っているだけの、ただのヘタレ女だ。
いまの時代に求められているキャラクター像をチセが満たしているとは思えない。
むしろチセはたぶん千と千尋の神隠しの千尋だ。だが千尋が作中で見せた成長をチセが作中で見せているとも感じられない。
中途半端に影を背負い、そのくせ魔法に関する得意体質という名前の血統書をつけた、実は自意識過剰をこじらせて周りと上手くやれなかった自己肯定感の低い女でしかない。
次に、まほよめの魔法使いエリアスの男性像が設定としてそもそも矛盾を抱えていて、ここにどちらかというとむしろサイコパスを感じる。
具体的にはまほよめの魔法使いが異形のイギリス風味男の冷血漢でありながら、同時に精神的にとてつもなく未熟な少年という設定に大いに無理を感じる。設定の使い方が下手だ。
イギリス紳士の老年男に魅力を感じるのはそこにダンディズムがあり精神的な成熟性があるからだ。枯れていく美、ワビサビをそこに見出すことが可能であり、独特の和がそこにあるからだ。
既に一度女を味わった男が持つ深み、人生を知っているからこそ出る言葉の軽薄さの裏側に隠された渋さ。ここに人間的な魅力が凝縮されているのに
まほよめの魔法使いは長命でありながら未だに「ボクは人間の感情というものが分からない。欠落しているんだ」だのと言っている。
また作中もしょっちゅう師匠という立場でありながら自分を見失い、何度もチサを殺しかけている。
この手の男性像でよく見られるのはビジュアル系バンドのダメ男パターンである。
見た目はダークで神秘的だけど、中身は未熟なので容易に女に手が出る上に見捨てられ不安の強いただの駄目男である。
人間的に未成熟なので、せっかくのイギリス属性と紳士属性をつけたのにその属性が持っている一番の魅力である渋みを出せずにいる。
最悪なのは18話で、要するにこいつはよくある境界性人格障害なのである。
エリアスは単に自分の外見と雰囲気を取り繕うことで上位に立っていると錯覚したいだけで、その実添い寝をしてもらいたいただのガキだということだ。
ここに、狂気と闇を感じる。それをコメディタッチにしてしまう作者と、そしてそこに自分の存在意義を見出してしまうチセのよくある駄目女パターンに。
病みすぎだろ、こいつら。
過去に何かいろいろあって死にたがったり自分に価値を感じられない弱い女が、王子様に買われてやさしいお兄さんも手に入れる話によくある女の主体性のなさ。
だけどはっきり言うが、女の主体性のなさは単なる「責任回避」だからな。そして今の男子は女の主体性のなさに対して可愛げを感じるようなピュアさは既にして無い。
男になんでも決めてほしいのは単に女の身勝手だとほとんどの男が気づいているぞ。
あれこれ主人公の過去に理由をつけて女から主体性を取り除いてみたようだが、はっきりいって主人公の魅力減だ。
自分の主体性のなさを自分で指摘して内省している様子も含めて、なんとも言えないうざさを感じる。主体性がないことを恥じるなら、即座に反省して主体的な行動をすればいいのだ。
時折この主人公が口走る「私はわがままだよ」の台詞も鬱陶しさに拍車をかける。
ちなみに話し方がまんま「綾波」でこれまたテンプレ感を感じる。
というより「とりあえず綾波っぽくしゃべらせとけ」っていう雑な感じを受ける。
今の女の子はもっとアクティブだし、男の方も女の本音にずっと敏感になった。こんな時代にひねりもなく古臭いテンプレが通用すると考えるのは浅はかだ。
ちなみにこの手の勘違いとしてよくあるようなのできつく言っておくと、綾波は「私の代わりはいくらでもいる」から「私の体で好きにして」というタイプの女であり、彼女はヘタレではない上に処女でもない。
何故なら、チセが服をひん剥かれて身体を洗われるときに抵抗したようなことをたぶん彼女はしないからだ。
この手のシンデレラ系によくあるコメディってくっそつまらんと思うのは俺だけか。
笑いのほとんどが古臭い。「あれ?メガネがないぞ」「メガネなら頭の上にちゃんとあるじゃない」「あ!ほんとだ!あはははは」レベルの会話が延々となされている感じだ。
笑いをとるならしっかり取れ。シリアスとコメディを両立させたいならシリアスなコメディをやれ。中途半端なコメディ
その上でさらに言いたい。描かれるラブに情念・情感が無い。なんつーか、処女臭い。童貞臭い。いや処女臭さや童貞臭さは別にあっていいのだ。良い意味での開き直りや突破感がない。
日本のラブコメつったらToLoveるみたいなのが普通にあふれてるこの時代に、地味な赤毛の女の子のキスとイギリス気取った実は童貞男のぎくしゃくくらいでラブコメが作れると思うこと自体間違ってる。
この作品にはメインとなるカップル以外にも魔術師とストリートチルドレンのカップリングもあるんだが、、、なんつーか、雑。
それから人格障害者とのラブでよくあることだけど、愛情に双方向性がないから、チセがエリアスにとってのペットになったり母親になったり、そうかと思えば娘のように扱われる描写もある。
あるがままのその人を愛するのではなく、無意識にエリアスがチセを抑圧していることから起こる現象であり、はっきり言ってチセは幸せじゃないと思う。
チセはエリアスの不気味さや不思議さに振り回されまくってるけど、コメディたっちだからそう見えるだけで実はあれは境界性人格障害の男に振り回される女によくあるパターンだ。
ほかにもいろいろ、細かく分析するといろいろ病みを指摘できる箇所があるが、長くなってきたのでここまでとする
なんというか、作品に出てくる登場人物の行動ひとつひとつに病みを見てしまい、その向こう側にある作者の病みを垣間見てしまうのだ。
この手の作品の主人公格が常に死の影をまとっている理由はとても単純で、それはこの作品の主人公や登場人物たちが幸せではない願望の塊だからだ。
はっきり言うとチセはエリアスと一緒にいる限り幸せになれない。
幸せになれないのは、エリアスが魔物であり人外の存在だからというわけではない。エリアスがただのDV男=境界性人格障害者であり、チサはそれに引っかかるただの典型的な依存型駄目女であり