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2024-04-21

[]サポーターボイコットの中、森永2発も福岡ドロー イレブンの表情は冴えず

明治安田J1福岡2-2オレオレFC>◇第13節◇20日◇ベススタ

 オレオレFCアウェイアビスパ福岡と2-2で引き分けた。前節の騒動サポーター応援ボイコットする中、前半34分、FW森永今季5得点目を決めて先制。後半6分にも森永が追加点を奪ったが、相手の反撃に遭い、同点に追いつかれた。勝ち点1は積み上げたが、2試合ぶりの白星とはならなかった。

 負けなかったのではなく、勝てなかったー。雨が降りしきるベススタで試合後、イレブンの表情は冴えなかった。野河田彰信監督は「負けなかったことはプラスに捉えたい」としながら、表情は厳しく、GK中原は「勝てる試合だった」と残念がり、主将MF鈴木潤は「自分達で勝利を見放した」と負けたようなムードだった。

 前節・名古屋戦で敗北し、試合サポーター一触即発騒動となり、クラブは一部選手コーチ謹慎処分サポーター永久入場禁止処分を発表し、練習を当面非公開に。サポーターはこの試合応援ボイコットした。”無言の抗議“にイレブン勝利へ奮起した。森永が前半34分、ペナルティーエリア手前から右足で先制ゴールを決めると、後半6分にもクロスを頭で合わせて追加点。今季の1試合2得点を挙げた。

 ただ2点目を獲った後「守りに入り過ぎた」(森永)と、選手交代でギアを上げた福岡の猛攻に中原守備陣が体を張ったが、2失点と耐えきれず。前節退場し、出場停止だったDF松岡の欠場も響いた。DF岩田は「ラインを押し上げる作業もしたけど、圧力に押されて、皆の意思統一バラバラだった」と悔やんだ。

 ロスタイムサポーター横断幕撤収試合後、挨拶に訪れた選手にブーイングもなかったが、拍手もまばらだった。24日のルヴァンカップ(VS浦安)を挟み、次節は27日にホーム鹿島アントラーズと対戦する。「ホームですし、勝ち点3が必要」とは森永。置かれている現状は厳しいが、勝利を目指して戦う。

2024-04-02

サッカー北朝鮮って戦略的不戦敗選んでるんじゃないか

サッカー詳しくなくても、ワールドカップ予選で北朝鮮試合ドタキャンしたことは知ってるだろ

日本はこれまでの予選で全勝、シリアベトナムの2カ国には5点差付けて勝ってる

順当に行くと、シリアベトナム勝ち点0の得失点差10になる可能性があるわけだ

もし、北朝鮮日本との2連戦のうち1試合に注力して失点を最大限防ぎ、もう1試合戦略的不戦敗として0-3負けに抑えるという選択肢を取ってるとすれば、勝ち点0の得失点差4に抑えられていて戦略は大きく成功してると言っていいだろう

北朝鮮はもう得失点差でこのリーグ負けることはないからな

なんでこの可能性を語られてないのか謎

2024-03-28

[]休日返上!緊急ミーティング後、約8時間特訓を決行

 オレオレFCは25日、オレフィールドで“休日剥奪”で練習を敢行した。7連戦後ということもあり、当初は午前中オフの予定だったが、チームは4試合勝利。野河田彰信監督は0ー5で大敗した横浜FM戦後「休んでる暇ないやろ」と予定を変更。午前9時から30分間、緊急ミーティングで、イレブンの奮起を促した後、夜7時30分まで約8時間の猛特訓を行った。

 札幌町田、柏、横浜FMとの4試合で未勝利。1得点11失点と大惨敗を喫した。この日の練習には親善メンバーに帯同しているMF鈴木亮、DF村山ら4人と負傷者を除く全員が招集され、シュート練習守備練習を繰り返した。

  「(ミーティングでは)色々、キツく言うたよ」とは指揮官。現状について「気持ち問題やろ。何にもないやんか。森保や大岩、誰がやってもお手上げやろ、あん試合ばっかやってたらな」とバッサリ。現在10位で、首位との勝ち点差は7だが、低迷が続けば、降格圏転落の危険性も高まる。30日のホームジュビロ磐田戦に向けて「ここという時に勝たんと、どんどん下がるだけやんか」と、チームを締めた。

2024-01-29

anond:20240128163849

お前は9年前の俺か?と聞きたくなるぐらい状況が似てるな。。。

お前なにか世間的に婚活に不利な条件一つ抱えていたりしないか?勤務先に起因するやや辺鄙居住地とかそういうの。

ちょっと心配になったので解説をしてみようと思う。9年前の事情から今は変わっている部分もあるかもしれないけど。

結婚相談所にいる女性はザックリ「①私に釣り合う男性が居たら結婚相手として真剣検討してやってもいい派」と「②私なんかをワイフとして養ってくれる男性がいてくれるならぜひ付き合いたい、でももう騙されるのだけは嫌派」と

「③恋愛にまったく自信が持てないので年齢がスペックになる今のうちに婚活はじめることにしました派」の3種類に分かれてて、共通するのは全員恋愛市場でのヤバいぐらいの弱者だと言うこと。

もちろん男性恋愛市場での弱者ばかりが集まっているが、男性ありがちな「俺はまだパートナー探しに本気を出していないだけ」的なのは女性では①だけで、残りは過去に叩きのめされた経験がある辺りが違う。全員勝ち点ゼロの集まりかも知れないが、不戦敗を積み重ねてのゼロ点と叩きのめされてのゼロ点は違うし、敗戦ではあっても得点したことがある率が男女で全然ちがう。

そうすると何が起きるかというと、全然相手の懐に入っていけないんだよな。

①は容姿キャリアまたは家柄(このタイプ婿養子募集していることも多い)も②や③より遥かに上位だが、結婚相談所なんかに来ているような男性では基本的にお眼鏡にかなわない。たまたま条件がハマってアリだと思われた場合だけ進展があると思われる。

②は基本的防衛マインドでやってるので、相手にヒントを出さない。ノーヒントで相手の警戒しているポイントを見抜いて「自分あなたを傷つけない男性だ」ということをアピールできた場合だけ一気に進展する。

③はオールウェルカム姿勢でやってきてくれているのだが……これやってる女性は何というか腹を括るだけのことはあるので「自分はそんな点は気にならない」と素面で言える適性問題クリア必要条件である

なのでまぁ、対談に持ち込んでも盛り上がらないのは普通の事だといえる。

根本問題として「相手を惹きつける引力」が弱い者同士が集まっているのだから、くっつく率が低いのは当たり前なのだが、その問題を飛び越えてカップル成立するのは

 ・①か③のパターン相手に対して条件がハマった場合

 ・②で比較的軽症の(相手を惹きつける力がある程度はある)女性に対して、男性側がそれなりに洗練された態度で接する(テクニックをみがいて臨む)ようにつとめた場合

 ・②でエスパー推理成功し、相手の警戒をかいくぐることができた場合

といったパターン限定されるのではないかと思う。

1番目は完全に運なので、まぁ宝くじ感覚アプローチするしかなさそう。ただ確率ゼロでないのでハマればラッキーぐらいのかんじで。

2番目が相談所が一番プッシュしてくる(トレーニングを薦めてくることが多い)パターンで、正攻法と言える。

3番目はエスパー素養があると自負している人間には割とおススメ。外れても失うものはないのだから根拠レス推理を積み重ねることをためらう必要は皆無、婚活クイズであり引っ掛け問題の先を読むべきであるニューヨークに行きたいかー!?

オレ自身の話をするなら、上記の3番目の戦術が当たって成婚退会した。

ただ、どうも上記のどれかしか成婚のパターンはなさそうだと悟って行動に移すまでに1年半を要した。なお、その試行第一号に(たまたま)選ばれたのが今のワイフである(こちらは入会後大分経っての成婚だが、ワイフは入会後2週間でエスパー存在確信する対談を経験したので相談所と言うところは凄い場所だと今でも思っている模様)。

ガンガレ

2023-12-04

[]退団のジュシエが涙の決勝点 ACL出場はならずも過去最高の5位で有終の美を飾る

明治安田生命J1G大阪0-1オレオレFC>◇第38節◇3日◇パナス

 オレオレFCが最終戦白星で締めくくった。残留争い真っ只中のガンバ大阪相手に、今季限りで退団するFWジュシエのゴールを守りきり、1ー0で勝利広島浦和が共に勝利したため、逆転でのACL出場は叶わなかったが、昇格以降、毎年残留争いを演じていたチームは過去最高の5位でシーズンを終えた。

 野河田彰信監督は「苦しかったけど、先制点をみんなで守りきって、勝利で終えた事は嬉しく思いますね」と振り返った。ジュシエはインタビューで「3年間、何も貢献出来てなかったので、今日は最高の気分です。このチームでやれた事は一生忘れません。ありがとうございました」と涙を流しながら、話した。

 この試合出場停止怪我人もいた影響で退団するDF石田MFハン・ジョンフらがスタメンに入った。引退DF小野寺スタメンで躍動。後半15分に退いた小野寺試合後、仲間から胴上げされた。「最高の気分。やり切りましたし、このチームで本当に良かったです」と目を真っ赤にして話した。

 リーグ戦でのACL出場は叶わなかったが、9日の天皇杯決勝の川崎フロンターレに勝てば、プレーオフステージからACL大会出場の権利を得られる。主将MF鈴木潤は「最後試合ですし、自分達らしく戦い、みんなで笑って終わりたい」とクラブタイトルへ意気込みを口にした。

G大阪の参入プレーオフ圏内となる19位が決まった。J1残留に向けて、G大阪引き分け以上で、18位柏レイソル引き分け以下に終わった場合残留可能性があったが、7連敗フィニッシュとなり、勝ち点を積み上げられず、柏が引き分けた事で19位が確定した。

 サポーターの大ブーイングの中、ポヤトス監督は「今季象徴する試合。このような試合ばかり繰り返して本当に申し訳なく思います」と謝罪した。

 6日にパナス吹田清水エスパルスとの参入プレーオフが行われる。引き分け以上なら残留が決まる一戦に、MF宇佐美は「最後最後まで残留が決まらず、不甲斐なく思いますが、あと1試合必ず勝って終わりたい」と誓った。

2023-11-27

[]

J1 第37節終了

01 神戸 37試合 勝ち点70 +32 ○○△○○(C)(L)
02 横鞠 37試合 勝ち点66 +30 ●○○○△(L)
03 広島 37試合 勝ち点56 +12 ○△○△○
------------------ACL出場圏内
04 浦和 37試合 勝ち点55 +12 △○△●●
05 蒼紺 37試合 勝ち点54 +18 ●●○●○
06 福岡 37試合 勝ち点54 *-6 △●●○○
07 鹿島 37試合 勝ち点52 +14 △●△△●
08 名鯱 37試合 勝ち点51 *+7 ●○△●●
09 桜大 37試合 勝ち点50 *+6 ●△○●●
10 川崎 37試合 勝ち点50 *+5 ●○△△○
11 鳥栖 37試合 勝ち点41 *-3 ○△△●△
12 新潟 37試合 勝ち点41 *-8 ○△○△△
13 札幌 37試合 勝ち点40 *-4 ●●○△○
14 大分 37試合 勝ち点40 -25 ○○●○●
15 京都 37試合 勝ち点39 *-5 ●●●△○
16 瓦斯 37試合 勝ち点38 *-6 ○●●△●
17 湘南 37試合 勝ち点38 -17 ○○△○○
18 木白 37試合 勝ち点36 -14 ○●△△△
------------------J1入れ替え圏内
19 脚大 37試合 勝ち点36 -21 ●●●●●
------------------J2降格
20 横縞 37試合 勝ち点32 -25 △○●○●(Z)

※(C)リーグ優勝決定、(L)ACL出場圏獲得、(Z)J2降格決定

2023-11-26

[]ホーム終戦名古屋勝利現役引退DF小野寺は後半44分に出場し、有終の美を飾る。

明治安田生命J1オレオレFC3-1名古屋>◇第37節◇25日◇ロイスタ

 オレオレFCホーム終戦名古屋グランパスに3ー1で勝利し、勝ち点を54に伸ばした。前半12分にFW森永のゴールで先制すると、24分にもMF鈴木潤のゴールで追加点。直後に1点を返されたが、後半27分には再び鈴木潤ダメ押しの追加点を決めた。今季限りでの現役引退を発表しているDF小野寺は後半44分に出場し、有終の美を飾った。

 【写真】後半27分、鈴木潤ダメ押しの追加点を決める。

 ホーム終戦を有終の美で飾った。過去リーグ戦僅か1勝しか挙げられなかった天敵・名古屋相手に3発快勝。5月アウェイ戦に敗れ、悔しさから珍しく感情を露わにした鈴木潤も2発とチームを牽引し、リベンジを果たした。最終戦セレモニー鈴木潤は「今日ホーム終戦小野寺さんやロイブルファミリアの前で負けるわけにはいかなかった。皆様のおかげで勝つことが出来ました」と胸を張った。

 現役引退を発表している小野寺も後半44分に出場した。ロスタイムを含め僅か7分だけだったが、笑顔を見せながらスピードを生かしたプレー披露した。引退セレモニーで「埼玉からここに来て13年間、様々な方々に出会い指導して頂き、ここまでやってきました。素晴らしいサッカー人生でした」と涙を浮かべながら、話した。

 J1昇格以降、毎年残留争いの常連だったチームを上位に引き上げた野河田彰信監督は「今シーズン、声出し応援が解禁され、改めてサポーターの声援が選手のすごい力になったのは間違いありません。苦しい時も支えて頂き、感謝申し上げます」とあいさつ。最終戦天皇杯決勝に向けて「あと2試合、全て勝って締めくくりたいと思います」と力強く誓った。

 最終戦アウェイガンバ大阪と対戦する。勝てば、浦和広島の結果次第で逆転でのACL進出が決まる。鈴木潤は「あと1試合天皇杯含めると2試合あります。全て勝ち、最高のシーズンにしたいと思いますので、応援宜しくお願い致します」と誓った。

○…オレオレFCの2024シーズンユニフォーム試合前に発表された。

 来季ホームユニフォームロイヤルブルーゴールドを、アウェイユニフォームスノーホワイトとネイビーブルー3rdユニフォームは青と白をイメージGKユニフォームは初めてオレンジ採用する。発売日は後日発表される。

HOME

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AWAY

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3rd

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GKユニフォーム

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[]【J1】神戸大分を下し、悲願の初優勝。湘南との直接対決に敗れた横浜FCは1年でのJ2降格が決定…。鳥栖新潟大分札幌が完全残留決定。広島惨敗G大阪プレーオフ圏内の19位に転落…

 J1の第37節が25日に行われ、ヴィッセル神戸大分トリニータホームに迎え、前半の2得点を守りきり、2ー1で下した。24日に横浜FMアルビレックス新潟引き分けており、この結果、クラブ創設27年目で悲願のリーグ戦初優勝を果たした。

 J1残留争いは最下位横浜FC湘南ベルマーレに0ー1で敗れた。他会場で柏レイソルサガン鳥栖ドローに終わり、勝ち点1を積み上げたため、残り1試合を残して、横浜FC来シーズンJ2自動降格が決まった。

 なお、17G大阪サンフレッチェ広島に0ー3で惨敗し、湘南、柏に抜かれてJ1参入プレーオフ圏内の19位に転落した。この結果、FC東京に3ー1で勝利した札幌、柏と引き分け鳥栖横浜FM引き分けていた新潟神戸に敗れた大分も残り1試合G大阪に抜かれる可能性がなくなり、来シーズンのJ1残留が決まった。

 C大阪勝利した京都は14位に浮上。完全残留は持ち越しだが、得失点差で優勢のため、事実上残留が濃厚となった。札幌に敗れたFC東京横浜FC勝利した湘南自動降格は回避。次節は直接対決となる。柏は次節、名古屋勝利なら残留引き分け以下ならG大阪の結果次第。G大阪オレオレFC勝利かつ他会場次第となる。

 その他はアビスパ福岡浦和レッズ勝利オレオレFC名古屋グランパスに勝利した。24日に行われていた川崎フロンターレVS鹿島アントラーズ川崎フロンターレが3ー0で圧勝した。

2023-11-24

[]今季限り現役引退DF小野寺がベンチ入り有力。出場は不透明も「勝って終わりたいです」

 オレオレFCは25日のホーム終戦名古屋グランパスと対戦する。24日はロイスタで完全非公開の最終調整を行った。今季限りでの現役引退を発表しているDF小野寺はベンチ入りが濃厚。出場は不透明だが、ホーム最後試合で有終の美を飾る。

 1桁順位、逆転ACL進出フィニッシュするためにも負けられない名古屋戦。過去僅か1勝の天敵相手にも、小野寺笑顔を見せながら泰然としていた。「今までは残留争いばっかで、こういう争いをしてなかった。チームも僕もワクワクでいっぱいですし、雰囲気モチベーションも凄いと思いますけど、その中でやれることは若い子たちにとっても良い経験になるし、成長できると思うので、しっかり自分たちが築き上げたサッカーをして、勝って終わりたいです」と前向きに捉えている。

 埼玉県所沢市出身小野寺はチーム創設3年目の11から高卒プロ入り。以来、左右のサイドバックとして、チームの酸いも甘いも噛み分けてきた。明るい性格でチームのムードメーカーとしても重宝。近年は若手の台頭と両膝の怪我もあり、出場機会は少なくなったが、今季も34試合にベンチ入り、6試合に先発した。そして、誰よりも声を張り上げてきた。

 31歳という若さ引退する事については両膝の怪我が最大の理由と明かしたが、今季、若手が試合に出続け、成長していると感じ取って「みんな試合に出て、判断とかシンプルなことがよりシンプルにできるようになってきた。質も高まっているし、プレーの幅も広がってきて、自分の出番はもうないかなと。意固地で現役を続けるより、若い子たちに未来を託そう」という理由だった。

 若手時代に才能を見出してくれた多良初徳元監督(現クラブ会長)、当時コーチとして厳しく指導された野河田彰信現監督に関しても「ずっと怒られまくったけど、愛情も感じていたし、彼らがいなかったら今の自分はない」と感謝を述べる。指揮官は「ベンチには入るよ」としつつ「出したらやらかすからなぁホンマに(苦笑)」。これも敬意の記しだ。

 逆転ACL進出のためには残り2試合を連勝し、3位浦和レッズ勝ち点2以下に終わる事が最低条件。チケットは既に完売小野寺家族や友人も駆けつけると言い「サポーターが多く集まってくれるのはうれしいし、元気な姿を見せたい」。2試合ぶり、ACL進出に望みを繋ぐ白星に貢献する。

○…オレオレFCは25日に来季ユニフォームを発表する。背番号フォント来季から固定ではなくなり、プーマ社のフォントになる。

2023-11-23

[]久しぶりに見た降格は「1.5」。残り2試合、熾烈なJ1残留争いは佳境…横浜FC湘南に敗れると今節にも降格か?

 町田磐田東京V来季J1昇格が決まった一方、来季のJ1を巡る残留争いは佳境を迎えている。今季J2降格枠は「1.5」。J2自動降格するのは20位で、19位はJ1昇格決勝プレーオフ敗者との入れ替え戦に回る。

 残留を争うのは以下のチーム。※()は今節対戦相手

11 鳥栖 36試合 勝ち点40 *-3 (VS柏)
12 新潟 36試合 勝ち点40 *-8 (VS横浜FM)
13 大分 36試合 勝ち点40 -24 (VS神戸)
14 瓦斯 36試合 勝ち点38 *-4 (VS札幌)
15 札幌 36試合 勝ち点37 *-6 (VSFC東京)
16 京都 36試合 勝ち点36 *-6 (VSC大阪)
17 脚大 36試合 勝ち点36 -18 (VS広島)
18 木白 36試合 勝ち点35 -14 (VS鳥栖)
------------------J1入れ替え圏内
19 湘南 36試合 勝ち点35 -18 (VS横浜FC)
------------------J2降格
20 横縞 36試合 勝ち点32 -24 (VS湘南)

 今節はFC東京VS札幌鳥栖VS柏、横浜FCVS湘南残留争い直接対決となる。この内、残留王手をかけているのは勝ち点40の鳥栖新潟大分。既に自動降格はなく、いずれも勝利なら残留決定。引き分けても優勢(ただし大分得失点差関係で最終戦まで持ち越しの可能性)だ。またFC東京VS札幌の勝者は残留をほぼ手中に収める。

 京都G大阪は勝てば、湘南敗戦のみで残留が決まる。ただ京都は3連敗を含む4試合勝利、対戦はC大阪に、2位の横浜FMと厳しい相手G大阪現在5連敗を含む8試合勝利相手も4位広島、6位オレオレFCと上位で苦しい。意地の白星を挙げられるか。

 柏はDF犬飼の加入以降、復調したが、ここ3試合は未勝利鳥栖との直接対決。勝てば横浜FCが敗れると自動降格は回避湘南が敗れると残留をほぼ手中に収めるが、敗戦となった場合横浜FCVS湘南の結果如何で最終戦に持ち込まれる。ホーム終戦の今節は意地を見せたい。

 そしてカギを握るのが横浜FCVS湘南だ。その中で最も窮地なのが横浜FC引き分け以下なら残留絶望的だった前節のオレオレFC戦で3ー1と快勝し、望みを繋いだが、今節、敗れると柏が引き分け以上の場合、1年でのJ2降格が決まる。しかし、勝てば勝ち点湘南と並ぶ文字通りの「6ポインターマッチ」。湘南もここ5試合は3勝1分け1敗と上昇気流だ。ニッパツ三ツ沢球技場で行われる今季最後神奈川ダービーは、いつもとは違う緊迫感に包まれることになりそうだ。

 なお、24クラブとなる来季J2降格は「6.5」になり、19~24位の6チームがJ2自動降格。18位はJ1昇格プレーオフ勝者との入れ替え戦に回る。

2023-11-22

[]25日ホーム終戦鈴木潤「積み上げてきたものを出したい」過去僅か1勝の天敵・名古屋に勝つ

 オレオレFCは22日、オレフィールドホーム終戦となる25日の名古屋グランパス戦に向けて全体練習を行った。

 前節・横浜FC戦に敗れたものの、翌日に3位浦和レッズヴィッセル神戸に敗れ、勝ち点4差の6位と逆転ACLへ臨みは繋いだ。ただ、リーグ戦は残り2試合。今節、名古屋に敗れるか、勝利しても浦和福岡勝利すると、リーグ戦でのACL進出の夢は絶たれる。

 過去リーグ戦で僅か1勝(3分5敗)、ホームでは1度も白星のない天敵相手に野河田彰信監督は「勝つだけやん。ホーム終戦やし、その意識はみんな持っとるはずやからな。少なくとも、前節みたいな試合したら勝てへん勝ち点3を取るために何すればエエのか、そこに集中して準備していかな」と一戦必勝を誓った。

 敵地で対戦した5月の前回対戦は、開始早々に失点し、追加点も献上。終了間際に1点返したが敗れて、リーグ戦11試合ぶりの黒星を喫した。鈴木潤は「開始早々に失点して、相手のペースにハマってしまった」と当時を振り返りながら、「あの時の悔しさから自分達も試合練習を重ねながら成長してきた。ホーム終戦はその総決算」と言葉に力を込める。

 チケットは既に完売試合後には今シーズン限りで現役を引退するDF小野寺引退セレモニーなどが実施される。鈴木潤は「ホーム終戦ですし、負けられない試合。(今シーズン限り現役引退する)小野寺さんやロイブルファミリアの為にも勝ちたいですし、積み上げてきたものを出したい」と誓った。

2023-11-16

[]

J2 第48節全日程終了

01 町田 勝ち点96 +54 △○○○○ (C)
02 磐田 勝ち点84 +36 ○○△○○ (C)
03 東緑 勝ち点84 +36 ○○△○○ (C)
――――――――――――――――J1昇格
04 清水 勝ち点83 +60 ○○●○△
05 千葉 勝ち点80 +19 △●○○●
06 山形 勝ち点78 +22 ●○○○○
07 甲府 勝ち点77 +20 △○○○●
――――――――――――――――昇格PO
08 長崎 勝ち点76 +12 ○△●○○
09 大分 勝ち点71 *-2 ●△○△○
10 群馬 勝ち点69 ±0 △○●●●
11 岡山 勝ち点67 ±0 △△△●△
12 中京 勝ち点66 *+8 △△△●○
13 藤枝 勝ち点64 -12 ●●○△●
14 秋田 勝ち点60 *-7 ○●●○△
15 徳島 勝ち点57 -10 ●●○△△
16 熊本 勝ち点56 *-3 ○●○●○
17 磐城 勝ち点56 -36 △●●●○
18 仙台 勝ち点55 -21 △○△●●
19 水戸 勝ち点54 -27 △●●●△
20 栃木 勝ち点53 *-7 ●△△●●
21 山口 勝ち点50 -34 ●△△●●
――――――――――――――――J3参入PO
22 大宮 勝ち点46 -42 ○○●●● (Y)
――――――――――――――――J3降格
23 金沢 勝ち点42 -43 ●●●△△ (R)
24 ヘタ 勝ち点16 -104 ●●●●● (R)

(C):優勝&昇格

(Y):J3入れ替え戦決定、(R):J3降格

昇格PO

A清水山形
B千葉甲府

AとBの勝者は12月2日に対決。勝者は2024年昇格。敗者はJ1の19位との入れ替え戦

J3参入プレーオフ

大宮J3の3位クラブ

12月6日に大宮ホームで開催。勝者が来季J2引き分け場合大宮来季J2残留

2023-11-14

[]【J2勝利磐田東京Vが涙の来季J1復帰。磐田は2年ぶり、東京Vは16年ぶり 引き分け清水敗戦千葉プレーオフへ 山形甲府直接対決山形が制して逆転で6位。甲府は7位。長崎は一歩及ばず… 前節22位確定の大宮J3との入れ替え戦へ…

 12日、明治安田生命J2リーグの最終節が全国各地で行われた。

 磐田栃木とのアウェイ戦で2ー1で逆転勝利し、3位以内が確定。来季のJ1復帰が決まった。一方、引き分け以上で可能性のある東京V大宮とのアウェイ戦を2ー0で勝利し、前節まで2位の清水アウェイ水戸に1ー1のドローに終わったため、大逆転でJ1復帰を決めた。磐田は1年で、東京Vは16年ぶりのJ1復帰となった。

 勝てば無条件で昇格だった清水は4位に後退。POに回ることになった。一方、勝利のみで自動昇格の可能性があった千葉長崎に敗れ、5位が確定。残り1枠は前節PO進出が確定した甲府勝利で確定の山形直接対決山形が劇的な勝利で6位に滑り込みPO進出を決めた。甲府は7位が確定。勝利した長崎だったが勝ち点差1で涙を呑み、8位フィニッシュとなった。

 既に優勝を決めている町田アウェイ仙台と対戦し、3ー1で勝利勝ち点を96に伸ばして有終の美を飾った。既にJ3降格の決まっている23金沢岡山ドロー最下位ヘタは中京に0ー5で惨敗し、得失点差マイナス104という大惨敗で共に来季J3に戦いの場を移す。

 東京Vに敗れた大宮J3の3位クラブとの入れ替え戦に回ることが確定。その他ではいわきが藤枝に、熊本山口に、大分群馬にそれぞれ勝利秋田VS徳島引き分けた。

 昇格PO清水山形千葉甲府で1回戦が行われる。

2023-11-11

[]横浜FCに敗れ、リーグ戦での逆転ACL進出遠のく…野河田監督今日は気迫負けや」次節ホーム終戦鈴木潤「二度とこんな試合はしたくない」

明治安田生命J1横浜FC3-1オレオレFC>◇第36節◇11日◇ニッパツ三ツ沢

 オレオレFC11日、アウェイ横浜FCに1ー3で敗れた。勝ち点51は変わらず、順位を5位から暫定6位へ落とした。前半5分に先制点を献上。18分に追いついたが、後半開始4分にPKを献上して失点すると、流れを掴めないまま、終了間際にも追加点を奪われた。ACL進出圏内の3位浦和レッズ明日の結果次第ではあるが、残り2試合での浮上は絶望的となる痛恨の敗戦となった。

 【写真横浜FCに敗れ、うなだれオレオレFCイレブン

 先月28日の福岡戦でクラブ史上最多勝ち点を獲得したオレオレFCだったが、残留へ後がない横浜FCの気迫に押され、随所でパスミス散見。流れを掴めないまま敗れたロイブル軍団試合後、ガックリうなだれた。野河田彰信監督は、「負けは俺の責任今日は気迫負けや」と言うのがやっとだった。

 前後半とも立ち上がりに失点した。前半5分、ボールを奪われると、そのまま突進してきたMFユーリララを止められずに先制点を献上。後半4分には右サイドを崩されるとたまらMF藤崎相手を倒し、PKを献上してしまった。GK中原は「(2失点とも)重心が後ろ向きになっていた。もう少し声掛けをしていれば防げた」と悔やんだ。

 誤算も生じた。前半10分にFWトーマス・ノレジーが左太ももを痛め、途中交代。高さとフィジカルの強いDFンドカ・ボニフェイスを封じて、攻める戦術からの変更を強いられた。一旦は同点に追いついたが、ポストプレイヤーの不在は大きく、パスミス散見した。ノレジーの交代後、ポストプレーなどで奮闘したFW森永は「相手プレスも早かったけど、パスを受けるばかりじゃ、怖くない。そういう意味では僕も含め、飛び出すとかの工夫が足りなかった。気持ちで負けたと思います」と唇を噛み締めた。

 ACL逆転進出に向け、痛恨の敗戦オレオレFCは残り2戦を全勝した上で、3位の浦和明日試合を含め、1分2敗で終わるのが絶対条件で、リーグ戦でのACL進出は限りなく厳しい状況となった。

 試合後、サポーターのブーイングを浴びた。MF鈴木潤は「サポーター申し訳ない試合。こういう緊迫した試合ビビって、フラストレーションの溜まる戦いをして、自分達はまだまだ弱いチームなんだと実感した」と厳しい言葉を口にした。次節25日は名古屋グランパスとのホーム終戦。「本拠地最後試合。二度とこんな試合はしたくないし、もう一度、ひたむきに粘り強く、戦いたいです」と気持ちを切り替えた。

2023-11-09

[]逆転でのACL進出かけた残り“4試合”へ野河田監督普通にやるだけやから」…11日・アウェイ横浜FC

 オレオレFC11日、逆転でのACL進出に向け、最下位横浜FC(三ツ沢)と対戦する。9日はオレフィールドで一部非公開練習を行った。

 現在勝ち点51で5位に着けるオレオレFCACL進出するにはリーグ戦で3位以内に入るか、来月9日の天皇杯優勝が条件。今節は勝ち点4差の3位浦和首位神戸と対戦するため、勝利すれば、浦和の結果次第で逆転進出を視界に捉える。野河田彰信監督は「ここまでずっと目の前の一戦、普通にやることだけを戦ってきたからな。勝てばその先があるけど、普通にやるだけやから。まずは100%の準備をしていくだけよ」とあくまで“いつも通り”の一戦として捉える。

 1日にDF小野寺今季限りでの引退を表明した。コーチ監督として小野寺指導した野河田監督は「入団した時からおちゃらけててのう。ホンマに手のかかる、ええ加減な奴やったわ(笑)」。それでも「ああ見えて、小野寺なりに考えてやっていた」と振り返り「もう1ヶ月くらいしか出来へんし、みんな“小野寺のために”と思ってるんやないかな」と思いを語る。MF鈴木潤は「辛い時、苦しい時でも雰囲気をつくってくれて、僕達の手本になる選手でしたし、最後小野寺さんに有終の美を飾らせたい気持ちはみんなが持っています」と意気込む。

 5月7日本拠地での試合は終始、ボール支配して3―0と勝利したが、横浜FCは逆転残留へ向け、スタートから厳しい戦いが予想される。鈴木潤は「横浜FCにも意地があると思いますし、簡単試合にはならない。先制点が大事になると思います」とイメージを描く。今季クラブ史上最多勝ち点など、有意義シーズンを過ごすロイブル軍団。残り3試合普段通りのサッカーで、全員で勝利をもぎ取る。

○…オレオレFCは9日、伊興GKコーチ契約満了により今季限りで退任すると発表した。

 福岡県出身伊興コーチ現役引退後、オレオレFC下部組織コーチを経て、2017年からオレオレFCトップチームGKコーチ就任村上望月らを育て上げた。後任は未定。

 伊興コーチは「今季限りで退任する事になりました。13年間、コーチとして携わり、様々な選手出会いながら、私自身も成長してきました。このクラブには感謝気持ちでいっぱいです。来シーズン以降もロイブル軍団が飛躍出来るように、1人のサポーターとして、応援します。13年間ありがとうございました」とコメントしている。

2023-11-03

[]野河田彰信監督の続投を発表!岡嶋ヘッド、奈良井オフェンシブチーフ、星井ディフェンシブチーフの続投も発表

 オレオレFCは3日、野河田彰信監督2024シーズン続投を発表した。初の監督業となった今シーズンは、残り3節の段階で14勝13分け8敗の勝ち点51でクラブ最高位の5位に位置万年残留争いが続いたチームを立て直した。クラブ監督続投は20~21年6月まで努めた中林監督以来。残り3試合を締め、天皇杯優勝を果たし、就任2年目の来季はJ1初優勝に挑む。

 リーグ屈指の理論指揮官が、来季ロイブル軍団を統率する。野河田監督クラブを通じ「来季オレオレFCを指揮する事になり、身の引き締まる思いです。チームが更に成長出来るように、自分の持てる力、コーチの力を借りながら、選手達と共に成長していきたいと思います」とコメントした。

 初の監督となった今季目標は置かず「走る、蹴る、止める、考える、奪う、戦うの基本的サッカー」をベーススタートFW森永ら若手を積極的に起用した。開幕こそ3試合勝利と苦しんだが、4節のサガン鳥栖戦で今季勝利3月31日には主力抜きで柏レイソル相手に3ー0と圧勝10試合負けなしと快進撃を続けた。

 若いチームだけに、13引き分けと勝ちきれない試合もあったが、ここまで連敗は33神戸戦、34節川崎戦の僅か1度と安定。各ポジションボールを奪い、カバーリングする“エリアプレス”の戦術に加え、夏場からは新たに4ボランチ、ひし形4トップ、2CBがスイーパーに入る7バックの新戦術採用するなど、クラブ革命を起こした。

 トップチームの人件費は約2.5億円とJ1最下位。それでも第29節では優勝を争う横浜FMを4―1で退けるなど、ここまで35試合勝ち点51はクラブ史上最多。順位も5位で昇格以降では初めてのシーズン勝ち越しも決め、天皇杯ではクラブ史上初の決勝進出を果たすなど手腕を発揮してきた。クラブ幹部も「野河田さんあってのこの成績。できる限り長く指揮を執ってほしい」と期待した。

 チームは更に岡嶋聡ヘッドコーチ奈良井貴浩オフェンシブチーフ、星井理人ディフェンシブチーフの続投も発表。来季も首脳陣継続で更なる高みを目指す。チームは11日の横浜FC戦(三ツ沢)に向けて調整。指揮官は「まだ3試合天皇杯あるからな。(来季に向け)希望を持ってもらえるような戦いをするのが大事」と見据えた指揮官来季多良初徳元監督(現クラブ会長)以外成し遂げていない、監督2年目に挑む。

2023-10-29

[]リーグ戦6試合ぶり白星クラブ史上最多勝ち点更新 前田2発などで福岡戦初勝利!!

明治安田生命J1オレオレFC4-0福岡>◇第35節◇28日◇ロイスタ

 オレオレFCホームアビスパ福岡に4-0で快勝。リーグ戦は6試合ぶりの白星で、J2時代からリーグ戦11試合勝利だった福岡戦で初勝利を挙げた。4試合ぶりの先発だったMF前田が2ゴールをマークするなど4得点と爆発。勝ち点を51に伸ばし、2020年に記録した勝ち点48を上回り、クラブ史上最多勝ち点を更新した。5位に浮上し、次節は来月11日にアウェイ横浜FCと対戦。残り3試合、チームは更なる高みを目指す。

    ◇   ◇   ◇

 4試合ぶりの先発出場を果たした18歳がJ2時代を含めリーグ戦11試合勝利だった天敵・福岡を粉砕した。前半16分、FW鈴木亮のパスに反応した前田は、左足インサイドで合わせて先制弾。さらに同34分には、MF鈴木潤のスルーパスに抜け出して、GKの前で、ループシュートを決めた。

 「この試合で何も出来なかったら、(今季は)スタメンもそうですし、二度と起用されることもないと思ってたので、並々ならぬ覚悟で戦った。自分自身もそうですし、苦しいチームを救えて嬉しい」。

 前節・川崎戦に逆転負けし、リーグ戦連敗で5試合勝利ショッキング敗戦試合後、野河田彰信監督が「(会見は)なしや言うてんねん!!」と怒りの会見拒否をした。村松ら負傷者も続出し、これ以上の停滞も許されない状況で「自分プレッシャーをかけた」という試合で最高の結果を出した。

 背番号20の大活躍に、野河田監督も「チームに大きな力を与えた」と評価福岡戦初勝利20年に記録していた勝ち点48を更新し、クラブ史上最多勝ち点となった事には「知らんかったわ(笑)」としながら「ずっと負けてたし、苦しい時期やったけど、選手らは下向かずに今の現状を受け止めて、真摯に取り組んでたんでね。今日はそのご褒美かなと思いますね」と未勝利が続く中でも愚直に信じてトレーニングに励んでいたイレブンを称えた。

 次節ではアウェー横浜FCと対戦する。次期司令塔候補は「まだまだ試合はありますし、厳しい試合が続きますが、もっと自分達を向上して、高みを目指していきたいです」と意気込みを口にした。クラブ歴史更新したチームは更なる高みを目指して残り3試合を戦う。

2023-10-18

[]20日川崎戦に野河田監督普段通りやるだけ」天皇杯決勝前哨戦 勝てばクラブ史上最多勝ち点 リーグ戦終盤へ勢いつける

 オレオレFC17日、オレフィールドで調整し、川崎フロンターレ戦(20日ロイスタ)に備えた。この日はボールを使ったトレーニングで汗を流したロイブル軍団。野河田彰信監督は「普段通りやるだけやから。それで1年間やってきてるし、みんな分かってることやから」と自然体を強調した。

 8日天皇杯準決勝ロイスタ)でチームはJ2ロアッソ熊本勝利して、クラブ史上初の決勝に進出天皇杯を含めると、ホーム4連戦の2試合目。野河田監督は「リーグ戦で停滞してるんでね。そういう意味では天皇杯で勝てたのは良かったわ」としつつ「あとはリーグ戦で勝たなアカンな」と現在4試合勝利リーグ戦にぶつける。

 チームは節目を迎えている。現在勝ち点は48の5位。既に来季6年連続のJ1残留過去最高順位である20年の14位を上回る事は確定しているが、最多勝ち点は20年の49。引き分けなら並ぶが、勝てばクラブ史上最多勝ち点となる。主将MF鈴木潤は「川崎福岡ホーム試合が続く。簡単試合にはならないが、勝って行けば上を目指せるので。先制点を獲って、勝利を掴みたいです」と話し、ホーム2連戦気合を入れた。

 更なる高みを目指すリーグ終盤、クラブ史上初タイトル王手をかけた天皇杯決勝(12月9日国立)の”前哨戦“となる一戦に指揮官は「別に特別な事せんでええ。普段通りやるだけやから」。自然体のスタイル勝利し、残り試合に弾みをつける。

2023-10-09

ラグビーワールドカップ フィジーvsポルトガル

https://anond.hatelabo.jp/20231009025044)の元増田ではないが(https://anond.hatelabo.jp/20231009094539)で「時間があれば戦評を書きたい」と書いたフィジーvsポルトガル感想を。

日本vsアルゼンチンが今大会ベストゲームと思っていたら更にその上を行く好勝負となった。

大会どころかラグビー史に残る試合と言っても良いかもしれない。

試合位置づけ)

予選プールCはウェールズの1位抜けが決まっており、この試合で2位が決定する。条件は以下のとおり。

フィジー勝ち点1以上を取れば2位通過。すなわち、引き分けや負けても7点差又は4トライを取ることができればフィジー決勝進出勝ち点無しでオーストラリアが2位通過となる。

〇すなわちフィジー勝ち点1以上を取ればオーストラリアが史上初の予選落ちとなる。

しかし後述のようにフィジー圧倒的優勢と考えられており、フィジー決勝進出オーストラリア予選落ち事実上決まったものと考えられていた。

ポルトガルの状況)

フィジーについては前に書いたので省略し(https://anond.hatelabo.jp/20231002195021)、ポルトガルについて書く。とは言ってもラグビーの強豪とは言い難く、ほとんど情報を持っていない。

ラグビー国際的区分ではフィジーサモア(や少し前までの日本)と同様にティア2とされていたが、これらの国とはかなりの戦力差があるとみられていた。

〇今大会得失点差アメリカを辛うじて上回り、最後の席に滑り込んできた。

ワールドカップへの出場は2007年に引き続き2回目、戦績は2007年が0勝4敗、2023年が1分2敗で、2015年ワールドカップ開始時の日本(それまで全大会で出場、1勝2分21敗)よりもさら評価は低く、おそらく今大会目標も「一勝でもできれば」だっただろう。

〇JSportsによると、ポルトガルラグビー協会はギャラを負担できず、ヘッドコーチパトリス・ラジスケ氏へのオファーを見合わせたそうだが、氏は「それでもやりたい」と引き受けたそうだ。かなり熱い想いを持っているようでどのようなチーム作りをしているか非常に興味がある。

〇同じくJSportsによると選手フランス海外リーグの二部でプレイする選手が多いとのこと、やはり選手レベルでは二回りほど劣勢だろう。

〇本大会ではティア2のトップグループと思われるジョージア引き分けた。ここで「(ジョージアは)プール最弱と目されていたポルトガル引き分けるなどやや評価を落としている。」と書いたが、完全に見誤っていた。ポルトガルの実力が上がっていたのだ。

試合の予想)

正直ポルトガル情報が全くなく、「まずフィジーが勝つんだろうな」としか考えていなかったので賭け率を見てみよう

〇各種ブックメーカーオッズを見てみると、フィジー1.03~1.06倍、ポルトガル29倍~51倍となっている。フィジー勝率は95-98%程度と評価されていたのだろう。

〇参考に2015年日本vs南アフリカとあるブックメーカー日本34倍、南アフリカ1倍(元本返し)とされていた。フィジーvsポルトガルはこれとほぼ同等の事前評価とみていいだろう。

 ちなみに2019の日本vsアイルランド日本7倍、アイルランド1.08倍程度、日本vs南アフリカ日本5.5倍、南アフリカ1.2倍程度となっていたので日本への評価の変遷が分かる。

試合内容)

前半

〇まずは初めて見るポルトガルの特徴。とにかくパスを回して走る、オフロードパスも多用する、フォワード勝負ほとんど行わないというスタイルだった。JSportsの解説者が「ミニフィジー」と評していたが、本当にそのとおり。

〇お互いにその特徴であるパスとランを駆使してグラウンド縦横無尽に走り回る、目まぐるしく展開が変わるラグビーとなった。

〇既に決勝の可能性が無くなっているポルトガルだが、そんなのお構いなし。タックルパスもランも他者フォロー集中力が素晴らしい。キックパスも多用し、まさにフィジーのお株を奪うラグビーを見せてくれた。

〇一方ほぼ決勝は確定と見られていたフィジーは若干受け身となってしまった感がある。

〇前半はお互い攻め込むもラストの決め手に欠け、ペナルティゴールをまずフィジーが、次いでポルトガルが決めて3-3で折り返した。

〇前半は予想以上のポルトガル善戦と言って良いだろう。

後半

〇後半早々、ハイパントキャッチからキックボールを転がし、サイドラインギリギリボールを搔っ攫ってポルトガルトライ。難しいコンバージョンキックも決めてフィジー3-10ポルトガル

 観客もフィジー勝利を期待し始めたようで大盛り上がり。また、8点以上の差をつけてポルトガルが勝てば予選落ちとなるフィジーのお尻に火が付いた。

〇直後、またもキックオフのハイボールキャッチしたポルトガルが数十メートル走り前進し会場は大盛り上がりするもオフロードパスがこぼれたところ、フィジーが走りならお家芸とばかりに同じくらいの距離を走る。

 何とかポルトガルが捕まえたものの、フィジーフォワードで押し込んでトライコンバージョンも決めてフィジー10-10ポルトガル

さらに直後、フィジータックルポルトガルの頭に入ってしまイエローカードフィジー10分間14人となった。

集中力の切れないポルトガルラインアウトからモールで押し込み、最後ラックからフォワードで押し込みトライコンバージョンも決めてフィジー10-17ポルトガル

 このあたりからポルトガルの8点差以上を付けての勝利現実味を帯びてきただろうか。オーストラリアの首脳陣の気持ちはいかほどだろう。

〇しばらく我慢時間が続く。フィジーは十分ペナルティゴールを狙える位置からでもトライを取りに行くが不発に終わる。

〇65分が過ぎた、体力面でもきつくなってくる時間帯だ。ゴール前のラインアウトからフィジーモールラックフォワード勝負で押し込みトライコンバージョンも決めてフィジー17-ポルトガル17

 ポルトガルフォワードを当てられると一歩二歩下がるシーンが目立つ。弱点なのかもしれない。

〇72分頃、ポルトガル陣内でポルトガルペナルティ。ここで3点を取っておけば8点差以上離されることはまずないと見たフィジーペナルティーゴールを決める。75分にも決め、フィジー23-17ポルトガル

 この時点でフィジーが8点差以上つけて負けることはほぼなくなったと言って良いだろう。オーストラリア予選落ちフィジー決勝進出がほぼ確定した。

〇77分頃、まだまだポルトガルワールドカップ勝利可能性が残る中でやはりポルトガルパスとランで仕掛け、観客も大歓声で後押しする。そう、ラグビーの観客は弱者チャレンジするシーンが大好きなんだ。

 残り時間的に相手ボールを渡すことはできず、自陣から走る。最後ラックからブラインドサイドを抜けて行ってトライコンバージョンも決めフィジー23-24ポルトガルラストポルトガルボールキープし、ノーサイド

 ワールドカップ勝利を、今大会非常に評価が高く、オーストラリア勝利していることからティア1と互角に戦えるであろうフィジーから奪い取った。

ほとんど経過しか書いていないが後半は双方取って取られての大勝負、会場も盛り上がりに盛り上がった。

  

(まとめ)

フィジーは決勝に向けて弾みを付けたかったところで躓いてしまった。決勝進出したものの、誰一人笑顔は見られない。当然だ。気持ちの切り替えが必要だろう。

本来消化試合になりがちなプール番手のチームがここまで強いおかげでプールCが大混戦となった。今大会に向けて素晴らしいチームを作り上げてきたポルトガルを素直に称賛したい。

〇結果として、ワールドカップとしては2015の日本以来の大番狂わせを見せた。今後のポルトガル活躍に期待する。

〇次回から参加チームを4か国増やす計画があるようだ。一方的試合が増える懸念もあるが、ポルトガルクラスの国が増えると非常に見てて面白くなる。

〇この試合展開が贔屓のチームの重要試合だったら見ている方も息が詰まってしんどい試合だっただろうし、リアルタイムで見てて勝ってしまうと観戦がやめられなくなる(2015の日本vs南アフリカリアルタイムで見てました)。

ラグビーW杯2023 10月8日第4週 日本 vs アルゼンチン レビュー

ラグビーW杯2023 フランス大会が始まって早1ヶ月。

秋も深い10月の第1週に、日本は予選突破をかけて南米の強豪アルゼンチンと対戦する。

おはようございますこんにちは、こんばんは。

レビュー増田です。


予選リーグラウンドは今週が最終週だが、これまでにほとんどのプール突破の2チームが決定しているような状況で、まだ2位が確定していないプールCでも、勝ち点計算としては順位の変動がありうるが、実力差を勘案すればほとんど逆転はないという状況になっている。

そんな中、今日行われる日本 vs アルゼンチン勝敗帰趨予測しづらい一戦で、最終週の試合としてはもっとも注目度と緊張感の高い試合と言える。


アルゼンチンといえば、国際リーグスーパーラグビー代表クローンチームを送り込む手法で強化を図ったチームの草分け的存在であり、参戦チームのハグアレスは参加当初こそ南半球最強リーグで苦戦していたが、2020シーズンにはファイナル進出するほどに成長。

その手法が実を結び、代表世界の強豪の一角として定着した。


自分が見るアルゼンチンボールを持った時の選択肢サモアより豊富だ。

ランもあるしエリアを取るキックもあるしアタッキングキックもある。

日本としては、ボールを持たれたら裏へのキックリスク承知で早いディフェンスアタックを潰して切り返すより攻めに転じる機会が無いように思う。


前進から始められるので原則として有利な自ボールキックオフ時でも一筋縄では行かなそうだ。

キックオフからボールの保持をやりとりして、相手陣まで入っての自ボールセットプレーまで落ち着けられたらしめたものだけど、そこにたどり着くまでに手前に蹴っても奥に蹴ってもアルゼンチンコンテストキックカウンターのランを仕掛けてきそうだ。


「この攻め方がハマれば相手を封じられる」というような戦略が立てづらく、常にリスクをとってチャンスを掴みに行かないといけない。


日本代表は今大会キック主体とした戦術試合を組み立てている。

日本が蹴るキックオールファン批判が多いが、現代ラグビーではディフェンスが整備されていて、突破きっかけを見出せないままボールをもってフェイズを重ねすぎても、相手からプレッシャーを受けてボールを失うリスクが高くなる。

なので自分キック戦術批判的ではない。

とはいえアルゼンチンとしては日本キックからカウンターを狙っていることだろう。


日本代表はPL稲垣が侍の生死をかける抜刀にこの一戦を例えたが、まさに緊張感を表したような発言だと思う。


日本はこの一戦でどう言った戦術をとるのだろうか。


ところで全くの余談だが、アルゼンチンのHCを務めるマイケル・チェイカ氏がファッションビジネス大成功を収めたビジネスマンであることは国際ラグビーファンの間では有名な話で、このことについて、チェイカ氏は「お金のことを考えずに意欲だけで仕事ができるのが自分の強みだ」とコメントしている。

なんとなく余裕を感じないでもない発言だが、南米の強豪の代表監督ともなれば、成果が振るわなかった時の批判想像を絶するものであろうことを思うと、お金心配どころではないもっとヤバめの心配別にあるのかもしれない。

とはいえ生活資金で追い詰められる心配をすることなく、名誉と使命感と情熱だけで勝敗が全てを決する世界に臨めるのは、職業人として羨ましい限りである


選手たちもまた、激しい衝突を恐れることなく、その腕の中に使命をしっかりと握りしめて戦う。

国歌斉唱では姫野は涙を流し、アルゼンチン選手は周囲の気温が上がるような闘志を発している。

情熱的な空気の中、アルゼンチンキックオフで試合は始まった。

前半

アルゼンチンは自ボールキックオフから松田の返しのキックを蹴らせて、日本陣内のラインアウト獲得でリスタート

この冒頭にとった非常に有利な展開で、日本は一度攻めをストップさせたものの、モールを組まれて崩された後に、抜けだしたサンティアゴチョコレスに2分で先制トライを許してしまった。

日本 0-7 アルゼンチン


日本キックオフでのリスタート、蹴らせたキックラインアウトを獲得したのはアルゼンチンと同じ展開だったが、ここでのラインアウト日本FWは確保できず、アルゼンチンボールとなってしまった。

攻撃のチャンスはそう簡単にこないので最大限に活かしたいが、ラインアウト日本代表W杯に入っても修正が間に合わなかったポイントで、貴重な機会が安定していないのが痛い。


この展開で日本は22m付近まで侵入を許した位置スクラムになったが、こちらは素晴らしいスクラムとなり、組み勝った日本PKで陣地を挽回した。

スクラムは結果によってラインアウトにつながる可能性がある重要セットプレーなので、優位性が見えるのは大きい。


再び攻め込んでくるアルゼンチンに対し、日本は粘り強くディフェンスをする。

何度かお互いに小さな反則を獲得しながら、日本齊藤スペシャルプレー、背面に向いてのハイパントから敵陣深く侵入し、トライ目前まで迫るがノックオントライならず。

引き続き、ボールを回して攻める。

日本としては、できるだけ長く相手陣でプレーしたい。


14分にアルゼンチンボールスクラムから日本切り返しリーチラインブレイク、このボールを繋いだロックのファカタバがまさかチップキックキャッチから快走をみせトライ

日本 7-7 アルゼンチン


アルゼンチンとしてはすぐさまキックオフからやり返したいが、せっかくの有利なシチュエーションノックオン

また、エリアをとりにきたキックミスになり、日本攻撃継続させてしまう。


前半20分というのはここでどちらが取るかで、中盤までの試合の流れが大きく動く時間帯だ。

22分、日本ディフェンスピーター”ラピース”ラブスカフニの頭が当たってしまい、イエローカードとなる。

このペナルティアルゼンチンPG選択

日本に攻められ続けて乗り切れなかったので、まずスコアを狙うのは良い判断のように思えたが、これをボフェリが外してしまう。

さらに脚を痛めたFLマテーラが負傷で交代。

アルゼンチン歯車がずれたような感じで、リズムを掴み切れなくなってきた。


相手調子を出せない間に畳み掛けたい日本だが、攻撃の中で蹴ったキックがクレメルのチャージあいボールを取り返したアルゼンチンに一気にゴールラインを越えられた。

29分日本 7-12 アルゼンチン

アルゼンチンはボフェリのキックが当たっていないので、コンバージョンで突き放し切れない。

日本が1人少ないのは絶好の得点チャンスなのに、5点しか取れないというのはアルゼンチンとしては納得できない結果だが、ラピースが帰ってくる直前にやっとボフェリのPGがきまり、苦労しながら1トライ差以上に突き放す8点差とした

日本 7-15 アルゼンチン


それでも均衡は簡単に崩れない。

日本はライリーフィフィタと繋いだボール齊藤が受け、これこそが彼のアビリティといえるフォローランで前半も残り少ない37分にトライ

日本 14-15 アルゼンチン とし、決定的な優位を見せられないアルゼンチン日本が食らいつく形で前半が終了した


前半のスタッツ

キャリーメートル

日本 235m - 272m アルゼンチン


キックゲイン

日本 308m - 306m アルゼンチン


テリトリー

日本 46% - 54% アルゼンチン


日本はこの一戦でもキックを使っているもの今までの3戦と比較するとやや少なく、ランで前進できている。

逆に数字が似通っているアルゼンチンボールを持っての攻めがディフェンスに捕まったりミスで停滞している印象を受け、結果日本攻撃時間が長くなっている。


ハイボ、ラインアウトで機会が取れない日本と、単調な攻撃ミスで決定機を掴めないアルゼンチン

どちらがより上手に修正して後半を自分達の形にできるのだろうか。


後半

日本キックオフで後半のスタート

ほとんど点差がない中でなんとか後半最初得点相手プレッシャーをかけたい。

長い攻防でお互いスコアできない時間帯が続くが、アルゼンチン試合冒頭で優位性を見せたものの、使っていなかったモール日本を押し込み、45分にトライ


自分達の強みに立ち戻ろうとするようなプレーで、単なる7点以上に大きな影響を感じさせるものだった。

ハーフタイム修正が入ったのかもしれない。

日本 14-22 アルゼンチン


離されたくない日本は49分にアルゼンチンキックミスで深く侵入しての松田ショットで追い縋り、日本 17-22 アルゼンチン

国際映像2度目の登場となるラグビー芸人しんやガッツポーズフランスからシーソーゲームの熱気を伝える。


後半に入ってからも、アルゼンチンボールを持ってのランでなかなか前進できない。

日本ディフェンスがいいのか、アルゼンチンがまだ自分達の強みを発見しきれてないのか、どうも両方のように見える。


アルゼンチンが未だ調子を掴み切れない中、56分にはレメキが意表をつくドロップゴールを決め、日本 20-22 アルゼンチン勝敗帰趨がまだ全く見えてこない。


しかし、ここでアルゼンチンキックオフは、キャッチ時に正面の日光が目に入った姫野がノックオン

22mセンター、絶好の位置で獲得したスクラムから、59分にアルゼンチンがチャンスを生かしてトライ

日本 20-29 アルゼンチン


60分は非常に重要時間帯だ、ここでどちらが加点できるかで試合が終わるか、終盤までもつれるか決まる。

少しでも点差を詰めたい状況で日本ペナルティキックを獲得する。

3点でもあとワントライで逆転までの点差内にとらえるが、トライを狙いに行く日本

このリスクをとった選択があたり、65分にタップキックから攻撃で交代出場のナイカブラがゴール右隅に飛び込んでトライ

松田が脅威の正確性で難しい角度のコンバージョンキックも決めて、日本 27-29アルゼンチン


残り時間は15分、こんな時間になってまでまだ勝敗が朧げにも見えてこないのは全く驚きだ。

日本は追いつきたいし、アルゼンチンは突き放したい。

ここでアルゼンチンキックオフから今まで結果としてつながっていなかったランでの崩しがついに成功し、トライ

日本 27-36 アルゼンチン


70分をすぎても終盤まで続くペース争い、80分がすぎてもボールがつながっている間はプレーが続くラグビーにあって、9点差は未だ逆転の可能性がある点数だ。

しかし残り時間が刻々とすぎていく中で、点差の意味が徐々に変わっていく。

最後可能性にかける日本

しか勝利を確実にしたいアルゼンチンが75分についにPGを獲得、1トライ1ゴール1PGでも追いつけない12点差をつけることに成功した。


78分、2分で2トライというほとんど不可能にも見える可能性をまだ捨てず、相手陣深く侵入する日本

ここでトライできるかどうかは勝利への最後のチャンスと言っていいが、無情にもアルゼンチンがこのボールを取り返す。

80分、アルゼンチンボールを蹴り出して試合終了。

日本 27-39 アルゼンチン

張り詰めた80分の末、勝利は青と白のジャージ選手たちが掴んだ。


試合後、SNSタイムラインには「やはりアルゼンチンは強かった、差があった」という感想が踊った。

かにアルゼンチン圧力は強く、点差も1トライ以上離されたが、では内容までアルゼンチンが圧倒していたかというと、実態全然違う。

日本代表の戦いぶりは素晴らしく、アルゼンチンは終盤までペースを掴めていなかった。

最後の瞬間まで日本勝利可能性を追い、アルゼンチンが突き放すために死力を尽くすという、見る側にまで強度を要求するようなゲームだった。


試合の細かい点をふりかえると、アルゼンチン試合冒頭ではモールの優位性を見せた割に、前半をランの単調な攻めに固執してペースを掴み損ねていたものの、後半になってから思い出したようにモールパントを織り交ぜた攻めを見せてきて、そこから日本は失点した。

不調時にあって見事な修正力が効いた形になったように思う。

これが底力というものなのだろう。


日本としてはラインアウトが悪かったのは、試合支配できなかった大きな要因だと思う。

数字上では8/9で1本しか失っていないが、プレッシャーさらされクリーンに攻めにつなげられた機会は少なかった。

この点はW杯前に完成度の粗が指摘されていた面でもあり、予選の最終盤でそれが結果として跳ね返ってきてしまった。

同じく心配されていたスクラム完璧に近い形で修正成功していただけに悔まれポイントだった。


8年前、日本代表世界最強のチームの一つである南アフリカを破って、日本中、ラグビーファン以外にまで広がるインパクトを届けた。

4年前には自国開催W杯欧州の強豪を次々と破って史上初となる予選リーグ突破を成し遂げた。


それでも自分はまだ日本代表の実力を信じきれていなかった。

一時のピークなのではないか自国開催が実力以上のパフォーマンスを出させたのではないか


大会は強化への道のりも平坦ではなく、遠いフランスへの遠征地の利もない。

3敗、4敗があったとしても不思議ではないとさえ感じていた。


しかし、初出場の勇敢なチリを降し、前評判の高かったサモアプランが見えるような試合で封じ込めた。

負けた対イングランドアルゼンチン戦でも、流れに入っていけず一蹴されたような試合ではなく、むしろ少し違っていれば勝てるかもしれないというような見事な内容だった。


礎を作ったエディー・ジョーンズと今回で勇退するジェイミー・ジョセフは、日本を真に強いチームに押し上げた。

そして、日本代表選手たちは強豪国の選手というのにふさわしい戦いぶりを見せてくれた。

すばらしい1ヶ月、そして10年以上にも及ぶ戦いだった。


これで日本代表2023年W杯は終わり、大会を去ることになる。

日本中を巻き込むようなインパクトの再来がならずとなったのは残念だ。

でも、今大会日本が見せてくれたたしかな軌跡は、4年後にも確実につながっていくことになるだろうと思う。


4年前、南アフリカに敗れて流は泣き、今日アルゼンチンに敗れて松田が泣いた。

また4年後涙が流れるかもしれない、でもその涙が、次の日本代表戦士の喜びの涙となると、僕は信じている。


anond:20230930035211

2023-09-29

[]神戸に敗れ、事実上のV争い終戦鈴木潤イレブンは涙 野河田監督はあえて叱咤「力ないのに勘違いしとる」

明治安田生命J1オレオレFC0-2神戸>◇第33節◇29日◇ロイスタ

 オレオレFCホームヴィッセル神戸完封負けを喫し、5試合ぶりの黒星で4試合勝利首位神戸との勝ち点差が12に開き、残り5試合リーグ優勝可能性が事実上厳しくなった。前半23分にMF藤崎FW大迫勇也PA内で倒し、一発退場。PKを決められ先制すると、同44分には武藤嘉紀に追加点を決められた。後半に逆転を狙って猛攻を仕掛けるも、実らなかった。次節は10月20日ホーム川崎フロンターレと対戦する。

写真試合後、涙する森永森下を慰めるMF鈴木潤

僅かな可能性を残していた逆転Vへの夢は、神戸の2枚看板の前に木っ端みじんに打ち砕かれた。試合後、不甲斐なさから悔し涙を流したFW森永MF森下主将鈴木潤が肩を叩きながら慰める。しか主将の目も涙を浮かべていた。

 野河田彰信監督は「悔しいです。負けるべくして負けた試合や」と、完敗を認めた。試合通してプレスがハマらず、セカンドボールも拾えない。前半23分に藤崎が退場した事もあり、攻守に後手を踏む展開に終始した。指揮官は「おそらく今季、一番最悪。球際もそうやし、ほとんどで負けていたんじゃないかな」と分析した。

 昨季は最終節まで残留を争い、主力の大量流出という厳しい状況で迎えた今季若い力の台頭もあり、快進撃を見せた。しかし、横浜FM鹿島以外の上位陣に勝ちきれない脆さも露呈した。神戸に敗れ勝ち点差が12に広がった。残り5試合オレオレFCが全勝、神戸が1分4敗でない限り上回ることができなくなり、リーグ優勝可能性は事実上、厳しくなった。

 試合後のミーティング。打ちひしがれる選手たちに、野河田監督はあえて厳しい言葉を投げかけた。「力ないのに勘違いしとるからな。“くそゲームや”と言いましたよ。もちろんそれを作った原因は監督の僕にもありますが」。大一番で力を出し切れなかった選手たち。しかし、この経験を糧にする期間は残されている。

 「悔しいです」とは鈴木潤。その上で「自分たちの1試合1試合しっかり戦っていくところは変わらない。まだタイトル可能性はある。この悔しさを残り5試合天皇杯にぶつけたいと思います」と4強まで勝ち残っている天皇杯、残り5試合リーグ戦に目を向け、再出発を誓った。

2023-09-28

[]鈴木潤ロイブルファミリアの思いを背負って戦いたい」29日ホーム神戸戦 4試合ぶり白星で優勝戦線に生き残る

 オレオレFC今日29にホームヴィッセル神戸と対戦する。28日は本拠地ロイスタで完全非公開で練習した。4試合ぶりの勝利を目指すと同時に優勝戦線生き残りをかけた首位神戸との一戦にMF鈴木潤練習後「ロイブルファミリアの思いを背負って戦いたい」と、必勝を誓った。

 昨年まで残留争いの常連オフには主力の大量流出もあり開幕前は「断トツ最下位」「今季限りで降格」と評論家からボロクソに叩かれたクラブ現在5位と快進撃。しかし前節まで3試合連続ドロー首位神戸との勝ち点差は9にまで拡大。勝てば、勝ち点差は6に縮まる一方、負ければ勝ち点差は12に広がり、事実上、優勝戦から脱落する。まさに「6ポインターマッチ」と言える一戦だ。

 先月30日の天皇杯準々決勝も同会場で対戦し、PK戦の末に勝利した。それでも「簡単試合にはならない。集中して試合に入りたい」と鈴木潤は「こういう状況は前年までなかったので、良い経験をしている。重圧はないし、楽しみたい。勝利という形で感謝を伝えたいです」と続ける。既にチケット完売クラブ運命をかけた一戦に挑む。

[]29日ホーム神戸戦 練習前に青空ミーティング。優勝争い生き残りへ攻守の連携再確認

 オレオレFCは29日にホームヴィッセル神戸と対戦する。今季は残り6試合。J1優勝争い生き残りへ、もう1試合も落とせない状況で、27日の練習前には野河田彰信監督多良初徳会長スタッフ選手全員が集まり青空ミーティングを行った。練習後、取材対応したMF鈴木潤は「今の現状を打開するためには勝つしかない」と意気込みを語った。

写真練習前に、多良初徳会長の話を真剣な表情で聞くオレオレFCイレブン(右端は野河田監督)

 チームは8月26日に当時首位横浜FM戦を4―1で快勝し、3位に浮上した。しかし続く敵地でのアルビレックス新潟戦では終盤に追いつかれ、1―1で引き分け新国立競技場で行われた15日の浦和レッズ戦はスコアレスドロー、同23日の前節・大分トリニータ戦は先制しながら再び追いつかれ、1ー1のドローで3試合連続引き分けと停滞。首位神戸との勝ち点差は9にまで拡大し、5位に下がった。

 負けてはいない。しかし「何もしないままやると、去年までと同じになる」(鈴木潤)。昨年の同時期は19試合勝利を記録し、残留争いに巻き込まれた。同じ二の舞は踏みたくない。悪い流れを断ち切ろうと、この日、全体練習前に青空ミーティング多良会長、野河田監督が輪になって座り、約30分間、意見を交換した。

 鈴木潤は「攻守両面で連携面のところを指摘された。あとはセットプレーのやり方だったり、時間帯による戦い方などを確認しました」と明かした。ここ3試合で2得点に終わっている攻撃陣、守備陣も勝負どころの時間帯で追いつかれているだけに、この日の練習では時間帯による戦い方、連携面などを再確認したようだ。

 ミーティングには、多良会長も参加。チームには創設された09年から在籍し、10年間監督としてJ1昇格残留争いも経験するなど勝負の厳しさを知っている。練習中は野河田監督と話し合う姿もあった。「客観的に見えているところがあった。メンタル面とかね。私の考えている事を選手、野河田監督スタッフに伝えました」と話す。

 PK戦の末に勝利した8月30日天皇杯以来の対戦。負ければ勝ち点差は12に広がり、事実上の優勝争い脱落となる一戦。多良会長も同戦を視察予定で「野河田監督のもとで、素晴らしい経験選手達はしているからね。もうひと踏ん張り出来れば、もっと素晴らしいチームになると思いますよ」と期待する。

 約1ヶ月ぶりのロイスタでの試合鈴木潤は「簡単試合にはならない。だけど自分達にも今まで苦しい中で積み重ねてきたものがある。それをロイブルファミリアの前で示したいです」。残り6試合。チーム一丸となって首位撃破を目指す。

2023-09-23

[]痛い引き分けで3試合連続ドロー森永有言実行の先制ゴールも大分に追いつかれる

明治安田生命J1大分1-1オレオレFC>◇第32節◇23日◇レゾナ

 オレオレFC大分トリニータと1ー1で引き分け、3試合連続ドローに終わった。前半38分にFW森永の4試合ぶりとなる今季14得点目で先制したが、後半23分に同点に追いつかれた。終盤はセットプレーカウンターで打開を試みるも、勝ち越せず。C大阪勝利した首位ヴィッセル神戸との勝ち点差は9に拡大した。

写真サポーター挨拶し、肩を落としながら引き上げるオレオレFCイレブン

 またしても勝てなかった。3試合ぶりの白星を目指したロイブル軍団は前半38分に右サイドを突破したMF森下クロスFW森永が頭で合わせて先制点を奪った。しかし後半は選手交代で流れを変えた大分に押し込まれ、同23分にセットプレーから追いつかれた。終盤はFWトーマス・ノレジーらを投入し、攻勢を強めたが、決定力を欠いた。

 試合後、サポーターのブーイングを浴びたオレオレFCイレブン森永は「先制したまでは良かったが、後半開始からの25分間が悪すぎた」と悔しさをにじませ、DF岩田も「ストレスの貯まる試合。チームの徹底事が出来てないから、こういう試合ばかり繰り返している」と厳しい言葉を口にした。

 野河田彰信監督試合後「最近、こんな感じの試合ばかりやな」と苦笑いしながら「今のベスト選手で戦ってるけど、視野が狭くて、それを出せていない。ノビノビやればええのにな」と積極性のないイレブンをもどかしそうに振り返った。

 次節は30日、ホーム神戸と対戦。約1ヶ月ぶりのロイスタに指揮官は「選手たちはもがき苦しみながら打開しようとしてるんでね。あとはこっち(首脳陣)が動かすだけやから」と奮起に期待を寄せる。主将MF鈴木潤は負ければ優勝争いから後退する神戸戦へ「どんな形でも良い。どんなスコアでも1点多く勝てれば良い」と、強い覚悟をにじませた。

2023-09-20

[]チームトップ13得点FW森永 23日大分戦で3試合ぶりゴールを誓う。

 オレオレFC20日、オレフィールドで公開練習を行った。23日の大分トリニータ戦(レゾナ)へ向け、FW森永は3試合ぶりのゴールを誓った。

写真真剣な表情でシュート練習に励む森永

 残り7節で現在4位のオレオレFC現在2試合連続ドローと停滞。それでも首位神戸との勝ち点差は7で、勝てば逆転優勝の望みが繋がる半面、敗れれば神戸C大阪勝利した場合、同2桁の10差となり、優勝戦からは後退する。何としても勝ち点3が欲しい一戦に森永は「今、自分達がやれるのは一戦一戦、大一番という気持ちでやるというのは、ずっと思っています」と変わらぬ勝利への意欲をにじませた。

 チーム最多13得点を挙げているストライカー8月26日横浜FM戦以来、ゴールから遠ざかる。特に前節・浦和戦はスコアレスドローに終わり「守備陣が頑張っていたのに僕ら攻撃陣が…」と悔しさを口にしただけに「この試合はチームにとっても大事試合」と普段謙虚背番号9が語気を強めて言った。

 大分現在17位と残留争いを強いられているが、通算成績は1勝4分6敗と苦手にしている相手森永は「守備が固いですし、カウンターも強烈なので、距離感大事」と話す一方で「その中でゴールを決めて勝ちます」と宣言した。敵地で勝ち点3をもぎ取り、優勝争いに踏みとどまる。

○…DF大村は“代役”とは言わせない活躍を誓う。今節はDF一条が累積警告で出場停止。この日は3バックの右でプレーした。大卒1年目ながら、ここまで先発、控えとして27試合に出場し、チームの躍進に貢献している23歳は「調子は悪くない。何時もそうですけど、自分達の役割をこなすだけ」と頼もしい言葉が口にした。

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