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男が少女漫画を読んでもいいんだよって言うけどさ。
少女に読んでほしいって意図があるから、そういう分類にしてるんでしょ。
異性の参入障壁を上げることで、ターゲット層の参入障壁を下げてる。
でも、誰かを生きづらくさせることで誰かを生きやすくするみたいなビジネス、古いよ。
これを読んでみようと思った人の多くは投資で儲けたいと思ってる人が多いでしょう。世の中にはインデックス投信やS&P500、個別株、はたまた仮想通貨やNFTで早期リタイアを目指そうなんて話がそこかしこに転がっています。何に投資するかは個人の自由ですが、私が思う最も大事な投資の視点をここでお伝えしたいです。
それは、「あなたの大切なお金を投資する先は、あなたがそれを将来的により発展して欲しいと願うかどうかで決めましょう」ということです。世の中の投資関連の情報はそのほとんどがどれだけの金銭的リターンが期待できるかといった視点で語られがちですが、私は投資の本質は投資先の経済活動を金銭的に応援するという事だと思っています。個別株であれば自分の望む未来にその会社の事業やビジョンが合っているか、国や地域単位のインデックスなどであればその国の発展が自分にとって好ましいものであるか、そういった観点が重要ということです。
金銭的リターンが得られることはもちろん重要ですが、例え含み損が生じようとも上記の観点で投資先を選んでいるのであれば、あなたは間接的に少しだけあなたにとって住みやすい世界を手に入れているはずです。
多少真面目に投資を考えている方は無駄に高い手数料の投信を掴まされたり投機的な動きの商品を短期に繰り返し売買するようなことは無いと思いますが、例えばS&P500全振りなどは結構している方が多いのではないかと思います。米国に住んでいる方は良いかもしれませんが、S&P500企業だけが大幅に伸びた世界は金銭的なリターンを加味しても日本でのあなたの暮らしをより良いものにしてくれないかもしれません。
投資は怖いという人も、自分にとって少し住みやすい世界を作るために銀行で眠らせているお金に少し働いてもらう、くらいのつもりで投資を初めてみてはいかがでしょうか。
当たり前のこと、と思う方も多いかもしれませんが知り合いと話しててそんなふうに考えたことなかったと言われたので日記に書いてみました。
「こっちはワザワザ化粧に時間をかけてるのに、サイゼリヤにするんだ?」って言われると逆・逆ゥ!! ってなる。
男側からするとサイゼリヤって化粧しなくていいよってメッセージなんすよ。
色んな価値観の人がいると思うけど、サイゼリヤが誰でも入りやすいカジュアルフレンチだってことは万人に共通認識があると思う。
「気張らなくていいんですよ、気楽でいいんですよ。リラックスしてくださいね」
って気持ちを込めてるんです。
化粧に時間を割いてくれてる。
——こっちも何か代償を払って、天秤を平さなくちゃ。
そもそもこれが間違ってるんだけど、(少なくない)ヴィーガン自身もアンチヴィーガンもこの間違いを理解できないから未だにごちゃごちゃ言ってるんだよね。
「ヴィーガニズム」と言うように、これは「イズム(主義)」なんだよ。
「男は強くなければいけない」「女は可愛くなければいけない」そういう「主義」を自分の中に持ちながら、ジェンダー多様性を尊重して他人に押し付けない人なんて今の時代いくらでもいるよ。ポディービルダーやアイドルの多くはそうじゃないかな。
それでも日本で酒は禁止になっていないし、欧米でも同性愛は禁止になっていない。
それらを絶対に許さない信徒のことは「過激派」と呼ぶ。それが普通の人の認識。
一般論として言えば、「倫理規範は他人に押し付けるものじゃない」んだよ。
ただし例外的に、殺人や窃盗のような「主義に関わらず、広く一般的に共有されている倫理規範」に限っては、他人に押し付けることが許される。その「広く一般的」を決めるのが立法議会。
ヴィーガニズムは今のところ、そのように「広く一般的に共有されて」はいない。
例えば「ヴィーガン党」のような政党を作って、食肉禁止の立法を目指すことまでは想定可能だが、立法議論をすっ飛ばして暴力行為に走るのはテロリズムでしかない。
他人に押し付けない個人の主義としては、ヴィーガニズムも宗教と同じように、尊重されなければいけない。それが「信仰の自由」と「思想の自由」というもの。
書かざるを得ないからコードは書くんだけど、プログラミング自体は何も面白いと思わない。
最新のなんとかフレームワークがイケてる!とかそういう話にも全く興味がわかない。
どうにか興味を持てないかと思って、CPUを作ろうみたいな話からSICPなんかのコンピュータサイエンスの基礎理論みたいなものまで勉強してみたりもしたけど、結局どれも興味ねーなってことが分かっただけだった。
しかし現代はとにかく猫も杓子もプログラミングとコンピュータサイエンスだ。コンピュータの需要が強烈過ぎて何もかもがそれに飲み込まれ、コンピュータとプログラミングが楽しい人間が非常に生きやすい時代だ。
初心者が勉強すべき言語はPythonだとかいやCだとかJavascriptだとか、あるいは開発環境はどうするべきだとかなんとか楽しそうに議論してる人たちが羨ましいわ。
開発者向けじゃない。
よくも悪くもブラックボックスになっていて、
ほんとにコンピュータを理解しようと思う人にとっては逆に難しい。
「これ以上はMicroSoftの中の人に聞かなきゃわからん。。」
ってなるのは俺が若輩者だからだろうか。
仕事で支給されるPCはいままでたいていWindowsノートPCだったが、どれもキーボードの造りが雑すぎて、一日中使っていると指や手首が痛くなってきた。唯一の例外はLenovo ThinkPadで、はじめてキーボードを打っていて気持ちがいいと思った。だから個人的な用途にはずっとThinkPadを使っている(MacBook Airも買ったことがあるがそんなに好きじゃなかった)。
で本題に戻ると、ビジネス用のノートPCで会社支給になるものは、毎日何時間も使い続けなくてはいけないものなのに、なぜあれほどキーボードの造りがむごいのだろうか。これまで、Dellもhpも使ったことがあり、それなりにハイエンドの機種を支給されていたらしいのだが、どれもキーボードの打鍵感がペチペチして、使いにくいことこの上なかった。
あと自分は外資系の会社に勤めているので、英語キーボードのPCを支給されることがほとんどだが、これは使いやすいと思ったことがこれまで一度もない。日本語でメールを打って、ExcelやPowerPointを使っているかぎり(つまりプログラマーじゃない)、日本語キーボードの方が圧倒的に楽だ。英語キーボードを使っていると、いつもいつも、なんで@マークが数字の2の位置にあるんだクソが!!!!!としか思えない。
なので結局、会社で支給されたPCに日本語キーボードを外付けで使っている。
特に結論らしい結論はないが、ノートPCは毎日仕事で何時間も使うものなんだから、メーカーもまともな質のものをつけて欲しいわと思う。最近はコストのせいか、セキュリティのせいか知らないが、 LenovoからDellやらhpに切り替える会社が増えた感じがするので、自分としては納得がいっていない。
IDEを使う上で覚えることは決して少なくないし、CLIだったら実行するためのコマンドとエラーメッセージの読み方だけに絞れる。
そしたら「自分のプログラムがなぜ動かないか」という本質的な問題に直面しやすいだろ。
たった1文字書き誤っても動かない、だから書く時は注意の仕方にコツがいる(≒単純なコピペであってもすぐ動くとは限らない)とか、実地に学べるじゃん。
一方で、スペルミスとかもいちいち丁寧に教えてくれる、IDEの親切な機能に最初からおんぶにだっこみたいなプログラミングがいいとは思えない。
あと、こっちはIDEの便利さは否定しないどころか、効率的に開発するなら必須だと思っているけど、最初からセットで覚えるものじゃないと言っているだけなんだが。
なんで最初からIDEでプログラミングを覚えるべきなのかが理解できない。
このところゲームをずっとしててふと、登場人物にババアがいねえな、と気づいた。
若い男女、それにおじさんが飛んだり跳ねたり。
主要キャラどころか街の人にもいない。
気になり始めると、結構なコンテンツでそういう傾向があることに気付く。
実際には日本人女性の2人に1人は50歳以上なのだ。今後はそれが加速的に増加する。でも描かれない。…ブルーオーシャンすぎる。
母親でも飲んだくれた独身でもなく、1人間として魅力的にババアの描けるクリエイターは実力がある、と勝手に思ってる。
(逆説的に言えば指導者でもイケオジでもないおっさんを描ける、というのも実力だと思う)
若さや美のような、わかりやすい魅力がなくなった中年以降のキャラを、リーダー機能、母親機能以外で描けるというのは、人間への解像度が高いという事なんだよ。
3年以上前に中古で買ったThinkPad X240というノートPCをいまだに使っている。2013年に出た機種らしい。古い。
Wifiの速度は遅い。タッチパッドはクリックするたびにバコバコ音がしてうるさい。液晶画面は視野角が狭くて、見づらい。
とくに使いやすいPCではないけれど、なんとなく使い続けてしまう。これより新しくて液晶も見やすいPCが同じ部屋にあるのに、なぜかこの古い方を使い続けている。愛着があるのかどうか、自分でもわからない。たぶんそんなにない気もする。それでも使い続けている理由はなにか、考えてみたら、このPCのキーボードでぺしぺしと音を立ててこんなふうに文章を書くのが好きなんだと思う。
ボロボロになってもう起動しなくなるまで使い続けるような気がする。
これが今の婚活男性のスタンダードと言う気はないが、年下に申し込みをかけるとこう言うのがヒットする可能性があるし、これからこう考える人が増えてくるだろうと俺は考えている。
俺が思うに、年齢が下がれば下がるほどこのようなことを考えている割合が高い。 ぜひ婚活女性は、自分が年下に申し込む時にこれに合意できるかよく考えてほしいと思う。
まず最重要なこと。 婚活で出会う男は原則として恋愛を捨ててる。 だから自分が恋愛したいとか思ってたりすると9割くらい死ぬ。
男は恋愛したいならマッチングアプリなり風俗なり、別のところに行く。 結婚相談所なんか行かない。
そもそも男にとって恋愛と結婚は別物である。 なので恋愛しようと思ってると絶対に結婚にたどり着かない。 逆に、恋愛さえ諦めれば結婚はとても近くなる。
そもそも恋愛は自分より優秀な人を掴むための手段であり、自分と対等あるいはそれ以下の人を捕まえるために行うものではない。
結婚は男女対等か男性が不利になる契約であり、さらに今結婚相談所には女性の方が多い。 男性の方が立場が低くなるような要素は、今結婚相談所にいる限り存在しえない。
故に、男性が選ぶ場であり、自分から目の前の女性に恋愛をさせるのは不適切だということは今の婚活男性はだいたい知っている。
よって恋愛と言う手札を切るのは女性からでなくてはならない。 故に婚活で出会う男と恋愛ができる可能性はほぼ0である。 そもそも年齢が30の大台に達した奴と恋愛はできない。
この前提をクリアしたうえで、まず最初にスクリーニングの話からしよう。
今の時代は男女平等になったのでちゃんとした仕事と収入は必須である。 年収100万を切っている女はだいたい対象外になる。
これはまず最初に就職しろとしか言いようがない。 ちゃんと働いてくれ。 男はちゃんと働いて頑張っているかどうか見ている。
後の足切り条件はせいぜい体重ぐらいである。 ご飯に麦を混ぜるとかご飯の量を少しずつ減らすとかした後、運動増やしてプロテインを取ろう。
だが、やばい女が来ても男は基本的にNGをそう簡単には出さない。 女性経験があればあるほどいい女を引きやすいことを知っているからだ。
故に、最低限さえクリアできれば後は時間を稼いで逆転できる。 チャンスはある。 魅力がなくても、勝ち方を知っていれば勝てる。 女の婚活はとても楽なものである。
この条件で、もしマッチング希望を出してお断りを貰ったら…… それは、自分がよほどヤバい女だと思われた、と言う意味である。
その場合ははっきり言って前提条件レベルの論外なので、希望年齢を上げるか希望年収を下げるか自分のグレードを上げるかどれかを選ぶしかない。
同じような条件の男性に申し込んでも、同じようにマッチングしないだけだ。 高望みがひどすぎるのであきらめろ。
次、前提条件をクリアした後…… つまり、マッチングしたらの話をしよう。 ぶっちゃけデートに行くまでに気を付けることなどほとんどない。
デート行くことぐらいは普通にできる。 デート中もほとんど気を付けることはない。 だが、料金の支払いに関しては死亡フラグがあるので、注意をしなければならない。
と言うのも、今の婚活男性はなんと女に甲斐性を求めている。 女が男に甲斐性を求めるように、男も女に甲斐性を求めているのだ。
なお、この甲斐性とは子供に投資するという意味である。 具体的には、なんか車の中に子供を置き去りにして熱中症で死んでしまったとか
子供いるのにまだ女の子でいたいとか言い出して子供放り出して旅行に行くとかそういう意味不明なことをやらかさない、と言う意味である。
この甲斐性を測るための手段として「割り勘ができること」に重きを置く。 自分のことしか考えてないような人間かどうかをチェックするのに絶対に必要なのである。
これは要するに、男は「いつも全額出させるような奴とは結婚したくない」と考えているということだ。 割り勘になったらNGとか言っていたら絶対に男性とマッチしない。
そんなことないもん元カレはうんぬんとか言う奴はたくさんいるだろうが、それについて男はこう考えている。 「恋愛と言うコンテンツの代金を支払っている」。
前も言ったが婚活は結婚を目的とする場所であり、恋愛をする場所ではない。 相手は恋愛をやめているのだから、割り勘は必須だ。
デートに行った後の挙動について少し有意義な情報をお知らせするが、今の時期の婚活男性の好感度は「お会計の紙を取る時間の遅さ」で測れる。
逆に言えば、席を立つ時にお会計の紙を速攻で取られてレジ前に行くようなことがあったらおそらく嫌われたということである。
なぜこうなったかと言うと、甲斐性の問題である。 婚活男性は今どきの女は支払いせずに逃げる可能性があると思っている。
女はそういうものだとフェミニストや婚活のプロ(笑)が宣伝した。
だから絶対に逃げられないように、逃げても絶対に捕まえられるような位置に立ってそこから考える。
相手がちゃんと働いて頑張っているか、人として敬意を持ってもいいかどうか。 もしここでNGが出たらこう言いだす。 「各自会計で」「割り勘でよろしく」。
これを食らうようなら論外だ。 同ランクの人とは絶対にマッチしない。
なお逆に言えば相手の婚活男性がいつまでも会計の紙を取らず、あなたがしびれを切らして取るような状況になった時、
さらに、相手の婚活男性が会計の時に自分の前に出ない場合…… 「全額を出してほしい」と言うのはアリである。
見苦しいという問題はあるが、これで一発NGを食らうことはない。
婚活男性はまず最初に恋愛を捨てて結婚相談所に来る。 ゆえに全額払ってもらいたいなら恋愛を思い出させる必要がある。
最後に、アドバイスがわりに、逆にこの人以上のランクの男性を引いてくることはもうないから何としても捕まえたい、と思っている時に最もやるべきことはなにかを話しておこう。
割り勘だ。 どんな時でも自分の分は自分で出す。 財布を出して私の分は私で払うと言うだけだ。
初回のデートからずっとこれを繰り返していれば、どれほど話題が合わなくても、デート中にどれだけミスを重ねようとも完全な論外と判定されることはなくなる。
後はデートプランも練ってこっちから誘うことで時間を稼ぎ、デートの回数を重ねる。 これを何か月か続けて他の女が蹴落とされたタイミングでプロポーズをやれば真剣交際が確定する。
この手順で男が落ちないなら、自分以上の女が同じことやってるから対象を切り替えるしかない。 この時は、その人にいい人を紹介してもらおう。 絶対に前向きに考えてくれる。
これを繰り返せば勝てる。 女の婚活は本来、このくらい楽なのである。
こんな楽なゲームに勝てずに、40まで婚活をしているような女はどういう奴だろうか? よく考えることだ。 どう考えても、性格に大きな問題があると言わざるを得ない。
たとえば「男は玉袋を冷やす為に足を開かないとやってられない」のノリで「男は皆レイプしないとやってられない生き物」なんて言うのは
どちらかといえばアンフェ側のわけのわからない主張で、それをヒフェミも反対してきたわけだし
その派生である「ホモはレイプ魔」みたいなのにも反対してきたわけだけど、トランス排除に限ってはアンフェと全く同じ思考になるんだよね
同性間での性暴力とかそういうのも全く見えてないし、トランス排除するぐらいなら全部個室にするとかぐらい突き抜けた方がいいと思うんだけど
そうやって広がりつつあるのが、ノーコード界隈なんだけども、そもそも、プログラミングというのは、プログラミングによって何ができるのか?と言う勉強から始まり、何ができないのか、と言うことも含めて勉強。
つまり、ドラッグアンドドロップで、IF文の矢印を分岐させることは、別に、プログラムできない人からすると便利なのか?というと、そんなことないでしょ。
例えば、SUM関数動かすために、SUMのブロックを繋ぐ、足し算するために、変数という概念が必要で変数はこのブロックに、入れます、、みたいなことを果たしてビジュアルだからってより簡単理解できるのか?ってのを考えてみてほしいな。
それならそもそもPythonでsum関数使うなら+演算子使うなりして、やる方が保守もやりやすいでしょ。
ビジュアルプログラミングの場合、各ブロックが何をしてるかは、そのブロックにちゃんと名前つけたり、ダブルクリックで詳細画面に飛ばないとわからなかったり、詳細画面の中に、実はプログラミングコードがあったりしてそこで魔改造されたりしてる。
これを知れば地獄とわかるでしょ
つーか今時コミケが二次創作活動の主体と思ってる人ってオタクでもいなくね?
オンラインの方が圧倒的に関わってる人多い
UEのブループリントではノンコードでプログラミングできます!ごちゃごちゃドーン!みたいなの5年ぐらい見てきた身からすると大嘘に見える
中身が勝手に変わるから自分でフレームワークのアプデに対応しなくていいのはいいかもしれないけど
自分で中身いじるときはだいぶわかりにくいし、ごちゃごちゃしててイラつく
丁寧に分けてても半年もしたらいじり方がわからなくなって結局ノードの中身の処理を見に行ったり
なんで象形文字に逆戻りしようとするのか、謎
具体的に未経験でも光るものがあったとか、そういうところをもうちょっと知りたい。
「やってくれそうだった」「期待できそうだった」くらいのレベルでいいんで。
採用が困難な時期に妥協して未経験エンジニアを採用したけど、それが失敗だった。なぜ失敗なのかを話していきたい。
ただし未経験エンジニアといってもいろいろあって、子どものころからずっと学習してきたような人はただ実務が未経験なだけというように考えている。こういう人はあまり未経験と考えない。
自分への戒めもこめて。
失敗点
リターンがほぼ回収できない
エンジニアの生産性の違いが10倍、100倍になることは別におかしいことではない。
そのため、未経験エンジニアに費やした時間がリターンを産むまでにとてつもない時間がかかる。
たとえば、生産性100/営業日の人が10営業日かけて教えるのなら、教えられた人は、1000の生産をしなければ当然マイナスになる。これは泣こうが喚こうが世界の理なのでここは変えられない。
1000の生産は、生産性1/営業日であれば4年2ヶ月かかる。つまり生産性100倍の人を用いる場合は、教えられた人の基礎能力を4倍にしてようやく1年でペイ、半年でペイさせるためには8倍の能力向上が必要になるといえる。20営業日かけた場合は必要な生産性がさらに倍になる(1年でペイさせるには8倍の能力向上が必要)。1年の営業日を240日としている。
つまり能力1の未経験状態から1年で4倍の能力向上(当社比)が見込めない未経験エンジニアはだいたいその会社には不要ということになる。
それから未経験エンジニア以外も成長はするので、他のエンジニアの能力向上の速度がたとえば年間で2倍になるとするなら、10営業日を教育に使うと考えるとそうしたエンジニアが102%になる成長機会を奪ったことになり、これは機会損失という【(2^(1/(20*12)))^10】。これによりもともと1年後に生産性200/営業日になるはずだったエンジニアの能力が194/営業日になることになる。この差は大きい。
すべてを教えなければいけない
彼らは基本的に「すべてを教えてもらおう」とする。これによって他の人が疲弊する。どのように考え、何をやり、どう仕事をすすめるか、その手がかりを何ももっていないため、何もかも教えなければならなくなる。
未経験といっても新卒とは違うが、新卒の何も経験のなくバックグラウンドのない人を育てるのとほとんど変わらない。一方で放置すればただお金が出ていくだけとなる。
実は、ふつうのエンジニアは一般的にはかなり勉強している方にあたる。土日にコードを書いたり技術書を読んだり、仕事終わりに技術書を読むとか、そういうことは上澄みのエンジニアじゃなくてもしているというのが当然なので、当然みんなしているものだと思っている。とても怠けている人でもやっているのでそういうもんだと思っている。それに未経験エンジニアの中にはあまり技術に興味がない人も多く、働き方や収入などの面に惹かれているように見える。
エンジニアはわざわざ自分の休みをつかって学習する行為をべつに地獄だとは思っていないし、身の回りの人はみんなやっているから「誰でもやっているふつうのこと」だと思っている。認識に大きなズレがある。
仮に土日や平日終わりに勉強することも仕事だと考えると、エンジニアの給料は割に合わなくてかなり低い。地獄になると思う。
チームの空気が悪くなる
チームの他のメンバーはすでに状況を理解している中で、その人のためだけに説明しなければいけない事態が頻発する。これがコストになり、説明する人が「押し付けられた」という感覚を持ちやすい。
失敗しても解雇できない
日本の法律上解雇することができないため、その人を使っていくしかない。つまり失敗したらその失敗は永続し、取り返しのつかない失敗である。
他のエンジニアが辞める
早々に見切ったエンジニア・未経験エンジニアに疲弊したエンジニアから辞めていく。「未経験エンジニアが入れるレベルの会社」になってしまっているので、そもそも全体のレベルが落ちているという証明にもなっている。
「未経験を採用する」という行為は、それだけ既存の人員を舐めてると言ってもいいと思う。「誰にでもできるかんたんな仕事です!」と。
未経験エンジニアの人も仕事中に時間を費やして成果を出そうとしているが、成果がほとんど出ない。そして遅い。しょうがない部分もある。ただ、時間を使っているので「仕事をやっている」というふうに考えられてしまう。時間を使えば体力も使うから、疲れもするし、それは当然だと思う。
ただ、後始末されていることが理解できない。後始末されているということを言ってもわからない。「そんなことはない」「自分は仕事をしている」と思っている。仕事ができていないことがわかっていない。認めることは自己肯定感を破壊することに繋がるからだろう。「100営業日かけたのに生産は5」という事実を認識してもらえない。自分を過大評価しがち、人を過小評価しがちである。
彼らも別に努力していないわけではないので、「もっとやれ」と言ってもしょうがないし、結局そのやり方もわからない。「努力していないわけではない」というのも肝だ。頑張っているのはわかる。
書類上は、人員 +1 ということになっているため、生産性向上が求められる。たとえば3人チームに人員として投入された場合、単純に133%の生産性が期待される。これが正常な人間の感覚なのだからしょうがない。そのため、未経験だからとざっくり差し引いても、人員を追加したらまさかチームが70%の生産性になるとは思われない。3+1は2になる。
もちろんいいこともある
一応、ダメなことばかりじゃなかった。たとえば未経験エンジニアは会社の下限という明確なバロメーターなので、社内に「この人よりも生産性が低くなるのはまずい」という圧倒的な焦燥感をもたらすことができた。
逆に言えば、その未経験エンジニアの人さえ能力向上すれば、他のエンジニアは自動的に能力向上していく。自分の存在価値・生きている意味・今までやってきたこと・これまでの努力が懸かっているからだ。
ある意味、超優秀な未経験エンジニアを採用することはそれだけで引き締めになるとは思う。
なぜ採用したのか?
根本的には未経験エンジニアを採用することに決めた自分の無能さに原因がある
採用のときにそれを見抜けなかった自分が100%悪い。そのため、基本的には自分の能力不足が招いたことだと思っている。
もともと未経験エンジニアをとるつもりはなかった。でも、本当に全くエンジニアが採用できないということで優秀そうな未経験エンジニアを採用することになった。
これが浅はかな考えというか、未経験エンジニアというのは2〜3年目レベルのエンジニアとは違う。この差を軽く見ていた。「すぐに稼働できるようになるだろう」と、自分や自分の周りのエンジニアの能力を侮っていた。ある程度できるようになると、距離感がおかしくなってくるのかもしれない。実際には大きな隔たりがある。