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はてなキーワード: 改装とは

2024-07-20

和布刈公園の旧国鉄客車改装したカフェ普通に賑わってた

この前下関とか門司港のあたりに旅行に行って、そういえば少し前にはてブ話題になってたやつがあるなと思って様子見てきたんだけど、普通に賑わってた

ていうか失礼だけどあのあたりって人少なそうと思ってたか結構人多くてびっくりした

これね [B! 鉄道] 旧国鉄客車を改装のカフェに賛否の声 鉄道ファンら「価値失われた」 | 毎日新聞

2024-07-08

anond:20240708150059

東京以外でも

ここまでだと増田が言うようなストレスあんまりないと思う。

いわゆる地方移住人口分布考えるとせいぜいここまでがボリュームゾーンだよね。

結局「東京地方」って線引きの他に、「地方田舎」って線引きがあると思うよ。

地方」ならシネコンもあって仕事終わりに車飛ばしレイトショー見に行けるし、たまには街に出るしスタバもデパコスもある。

まあ、ガチ田舎への移住って、自分文化作るつもりにならないと文化的な暮らしが難しいし、作り手側のほうが積極的移住してるとも思う。

実際、最近過疎地、だいたいどこもクラフトビール農家レストラン自家焙煎コーヒー屋があるように思うし、古民家改装したミニシアターとかギャラリーとかわりと聞く。

知ってるシェフ実家のある地方都市に店出して人気店になってたけど、それを閉じて、さらに同じ市内の僻地移転してた。1日2組だけど予約取れないらしい。

そういう作り手志向意識高いタイプなら東京より楽しいかも。低コストで好きなことできるしね。

2024-06-30

関西ミュージアム巡り

関西に限ってみるぜ! 行ったことがある中で、特に印象に残ったところ(あるいは定期的に足を運んでるところ)をリストアップ増田は今は阪神間在住なので行きやすいところがどうしても多くなる。

京都府

京都国立博物館
企画展もいいし、コレクションとしても優品たくさん持ってるんだけど、いかんせん明治古都館の耐震工事の目処が立たないので常設展企画展どっちかしか開催できないのが痛い。近世歴史的遺構(方広寺)の上に近代歴史的建築明治古都館)建てるんじゃないよ全く。
京都市京セラ美術館
ここもMUCA展とかキュビスム展みたいにいい企画展がどんどん回ってくるけど、やっぱりコレクションも見たいので、コレクション展やってないとちょっと落胆する。年パスコスパよくて、ミュージアムズ・フォーが割引になるのも嬉しい(特にかいのMoMAK)。
京都国立近代美術館
ここもコレクションがいい。でもMoMATみたいなところかと思って行くと小ささにびっくりするとは思う。
京都鉄道博物館
さいたまに劣らず展示は充実してると思う。京都水族館が近い。
宇治市源氏物語ミュージアム
鳳凰堂行くついでに寄りたくなる。最近大河ドラマで混んでるのかな。
神社仏閣の宝物館
これを入れると、もう京都市なんかどれだけ行っても尽きない。まずは延暦寺は当然。あと、広隆寺とかもいい。

大阪府

国立民族学博物館
大正義首都圏ミュージアムが集積してることに対する嫉妬を「吹田には民博あるもん!」って収めることができる。とにかく面積広くて収蔵品が多いだけじゃなくて、ビデオテークとかでみれるAV資料も充実してる。先日は仮面展のついでに、桃太郎の各地方言の朗読聴いて、「地元にはこんな綺麗な方言しゃべる人いなくなっちゃったなー」って物寂しくなってた。タクティクスオウガ聖地としても知られる。
JT生命誌研究館
小さいけどかなり展示がしっかりしてる。入館料無料も嬉しい。
大阪市立東洋陶磁美術館
油滴天目もいいんだけど、なんというか、コレクション全体を通じてかつての大阪経済の力を感じる。
中之島香雪美術館
近くにいっぱい公立ミュージアムあって、しか中之島とか年パスコスパがいいので、比べると高いなーとか思っちゃうんだけど、つい企画展に行っちゃう
大阪市立中之島美術館
市の持ってる現代美術駐車場に置いてるくらいなので、企画展しかやってないのが気に食わないが、結構いいのが回ってきたりしてる。テート展もとても良かった。TRIO展楽しみ。
国立国際美術館
企画展もいいが、関西現代美術常設展見るとしたらまずはここ。と思ってメキシコ展帰りに常設展見てきたが、気づいたら常設展中之島美術館との間の橋作る工事のせいの雨漏りのため突然中止、会場閉鎖になってた。いつ開くのだろうか……?
大阪市立科学
現在改装中でもうすぐ開く予定。科博とか名古屋ほどじゃないけど、関西随一の科学館としての格はある。神戸市青少年科学館が改装でどんどん壊れた実験器具捨てて映像ばかりの展示になってるのが誠に遺憾なのだけど、大阪がそうならないことを願ってる。
海遊館
わざわざ大阪まで水族展示見に来る価値はあるよね。環太平洋っていうテーマ設定も良い。
大阪歴史博物館
ここも江戸東京博物館ほどではないにせよ、難波宮大極殿復元とか、大阪歴史博物館として一度は見てみていい。
大阪市立美術館
来年春まで休館中。ここもかつての大阪経済の力で成立。中之島と市立美術館2館体制になってどういう感じで棲み分けるんだろう。
あべのハルカス美術館
中之島香雪に同じ。
大阪市立自然博物館
ちょっと展示の古さが気になるし(キャプション更新されてる)、子どもが多いけど、関西一の自然史系博物館。今度はクジラ骨格標本作らせてもらえて、しか費用も半額以下で済んでよかったね。
堺市博物館
堺も歴史ある街だし、しかもここに来ると必然的大仙古墳も一緒に見ることになるのでいい。大仙古墳は外から一周回って「デカっ!」って言うだけだけど。

兵庫県

伊丹市昆虫
阪神間には結構特色ある小規模ミュージアムがいくつもあって良い。
西宮市大谷記念美術館
小さい美術館だけど、日本画が充実してて個人的にはすごく好き。
芦屋市美術博物館
上に同じ。芦屋は「具体」の聖地なので、こっちは現代美術大谷記念から2kmないので、増田はよく歩いてハシゴしてる。
灘の酒造資料
菊正宗とか白鶴とか各社色々ある。入館料無料楽しい
兵庫県美術館
ここもキース・ヘリングみたいにいい企画展たくさん来てる(ゴッホアライブみたいにクソなのも来てる)が、やっぱりコレクションがいい。
阪神・淡路大震災記念人と防災未来センター
元祖災害伝承館。増田震災後に阪神間移住したけど、何年かに一回は行かなあかんなあと思った。県美のすぐ近く。
竹中大工道具館
増田神社仏閣とか城郭かに行くのも好きなので、なるほどこんなふうに作ってるのかとすげえ面白い
神戸市博物館
リニューアル前は大英博物館展みたいな大型企画展がたくさん来てたけど、リニューアルして歴史展示が微妙になった気がする。企画展も、洋物は今度のデ・キリコ展くらいから?
明石市天文科学
テーマ系の科学館としてはここもいい。プラネタリウムが実働機で日本最古だとか。

奈良県

大和文華館
ハルカスと同じく近鉄系列だけど、ハルカスよりもオタク向け展示でよい。
奈良国立博物館
正倉院展はやっぱり毎年行くよね。解説読んでると、ちょっと仏像見方が分かってくる気がする。京博とか行くとだいたい曼荼羅展示してあるけど、こないだ空海展に行って初めて曼荼羅見方が分かった。
平城宮跡の展示施設
いくつかある。京都と違って一旦都の跡が忘れ去られたおかげで色々掘り出せて良い。
奈良文化研究所資料館(平城宮飛鳥
平城宮上記かぶる。考古資料が見たくなったらとりあえず奈文研行っとき安心感はある。
神社仏閣の宝物館
とりあえず南都七大寺春日大社鉄板。定期的にしか開かないけど、彫刻好きなら北円堂の無著・世親像は一度は見ておくべきだと思う。法隆寺は混んでても、隣の中宮寺は空いてるので、教科書の半跏像を気が済むまで堪能できる。

その他

京阪神奈良以外は日頃の行動範囲に入ってないので、だいぶ適当

滋賀県立琵琶湖博物館
公共交通機関でのアクセスはとても悪いけど、自然から人文から水族展示まで、琵琶湖を題材に色んな角度でまとめてて秀逸。
伊賀流忍者博物館
展示は古いが、面白かった。近くに芭蕉翁記念館があるのも良い。
神社仏閣
高野山吉野三井寺あたりは外せない。石山とか粉河とかも気になるけどまだ行けてないのでなんとも。熊野はなおのこと。

こんなところからなあ。MIHOミュージアムは興味はあるが、遠くて行けてない。

疲れたので、また思い出したら追記する。

anond:20240629060352

2024-06-29

anond:20240627230739

いいよね! 西日本美術館博物館! 関西というくくりからは外れちゃうけど、ワイは以下が好き。

SSR滋賀県立琵琶湖博物館滋賀県草津市

琵琶湖の「生活の場」としての人文的側面と古代湖としての自然的側面を両方堪能させてくれる超贅沢な博物館琵琶湖湖畔で営まれた長い年月にわたる人々の暮らしを堪能したあとに、古代湖という環境で育まれ多種多様な固有種が展示されていて、歴史生物も好きなワイは大歓喜だった。ビワコオオナマズとかイワトコナマズとかホンモロコとかワタカとかニゴロブナとかの琵琶湖固有種、どれもここで初めて見たし、水槽での遊泳の展示だけじゃなくて固有種を使った郷土料理についての展示もあるのがもう文理融合って感じで素晴らしいのよ。さらさら古代湖繋がりで世界各地の古代湖の生き物が展示されていて水族館としても楽しめる最高の施設。マラウィ湖の色とりどりの熱帯魚キレイ~~~~~バイカルアザラシかわいい~~~~~!!1!!! ……あれ? ヴィクトリア湖の展示には1種類の魚しかいないぞ? あっ……(察し)

SSR大塚国際美術館徳島県鳴門市

言うまでもないやつ。1日じゃ足りない。早足で回っても6時間以上かかったんだけどどうなってるんですかね。日本にいながらにしてこれだけの美術品の原寸大レプリカを見ることができるの、最高すぎますわ。おいおい西欧だけじゃなくてウラジーミル生神女とかの正教文化圏のやつまであるのかよ。世界史の資料集で見たことある名画が勢揃いしすぎていて興奮せずにいられない。しかレプリカから傷めないように大事に遠いところで保管されてる本物と違って鼻がくっつきそうな距離でまじまじと見れるというのも良い。西洋美術史を一望できる素晴らしい美術館ありがとう大塚製薬

SSR国立民族学博物館大阪府吹田市

これも言うまでもないやつ。山奥の宗教儀式から現代アフリカ都市生活まで幅広く世界民族文化が扱われていて最高。ヨーロッパから南米アフリカまで、はたまた朝鮮琉球から日本山村まで、ありとあらゆる地域カヴァーされていてまったく飽きない。あと途中にある世界の様々な言語で書かれた『はらぺこあおむし』とか、日本各地の方言で読み上げた『桃太郎』とか面白い

SR四国ミウゼアム(香川県高松市

ここほんとすき。四国各地から移設した伝統的な建築物が立ち並んでいて、海沿いの漁村から山奥の秘境である四国という島の多様性体感することができるし、そもそもの「日本家屋自体地域性を感じられるというか、気候生業階級によって家屋の形って違ってくるんだよなぁっていう当たり前かもしれないけど忘れちゃいがちなことを思い出させてくれるというか、いやー、良い博物館です。日本文化について勉強してますっていう海外学生さんにはぜひここを訪れてほしい。源氏の君や富嶽三十六景とはまた違った日本文化多様性を目にすることができるので。

SR島根県古代出雲歴史博物館島根県出雲市)

銅剣の展示がすごすぎる。圧巻というほかない。荒神遺跡しゅごい……他にも、出雲神話についての展示が充実していたり、石見銀山の展示があったりと、神代中世くらいまでの出雲国の歴史を知る上ではすごく良い。タタラ体験コーナー良かったです。あとワイが行ったときはちょうど隠岐についての企画展やってて、なかなか知る機会のない隠岐諸島の歴史勉強することができて大満足だった。明治維新とき松江藩郡代追放して島民が自治政府を結成した(隠岐騒動)とか、もうたまらないよね。わぁい離島自治政府あかり離島自治政府大好き。

R:岡山市オリエント美術館岡山県岡山市

日本古代オリエント研究拠点を整備したかった某皇族が県立美術館に対抗して市立美術館を持とうとした岡山市に声をかけてできたという由緒のある美術館古代メソポタミアからペルシャ美術まで、各地域時代中近東美術品が並べられていて目の保養になる。えっペルシャに影響受けた中央アジア陶器デザインめっちゃ好きなんですが……

R:源氏物語ミュージアム京都府宇治市

平安文学世界に入り込める博物館。ここ古文の授業でやったところだ! とか、古文の授業でやったあれってそういうことだったんだ! とか、えっ何それ知らない……みたいなのがいっぱい押し寄せてきて楽しい。あとトイレマークが平安装束なのオシャレでいいよね……女子トイレ十二単で、男子トイレはどんなんだったっけ? 直衣? 狩衣?

R:京都国際マンガミュージアム京都府京都市

京都精華大学の本気を見た気分。日本が誇るマンガ文化についての圧倒的な展示。『キャンディ・キャンディ』とか、超レアなやつじゃん……オタクなら一度は行っておきたい博物館っすね、はい

R:松江歴史館(島根県松江市)

城下町だけあって武家屋敷を模した建物(そして敷地内には実際に家老屋敷現存している)で大変よい。やっぱ博物館は展示品だけじゃなくて雰囲気大事っていうか、西洋博物館が靴のまま上がりこむのが普通な日本博物館では靴を脱いで畳の上で展示を見るんだよ! っていうコンセプトを感じられて好もしい。そして中世後期~近世以降の松江歴史が丁寧に展示されていて、たぶん古代出雲歴史博物館とセットで見てまわることで出雲国の通史がわかる構造になってるんだと思う。面白かったです。

R:UKIYO-E KURASHIKI / 国芳館(岡山県倉敷市

美観地区高台にある旅館改装した美術館和風の町並みの真ん中にある和風建築浮世絵を見るの、雰囲気があってとてもよいし、展示されてる絵がどれも贅沢。さらキャプションが完全な日英バイリンガルなので「インバウンド狙ってます」感が強く(なおオープンしたのはコロナ禍の真っ最中だった模様)、実際外人さんにはウケると思うので日本に行く人には紹介してあげたい。ミュージアムショップも充実しててよき。相馬の古内裏Tシャツ買っちった。

R:妖怪美術館香川県土庄町

小豆島の町中にある古い家屋改装して美術館にしたやつ。1つの家屋じゃなく、ご近所に点在する複数家屋が1つの美術館になっているので、順路に沿って巡るイコール小豆島の街歩きになるという、一石二鳥美術館。実際ワイも順路に沿って見て回ってる最中に美味しそうな和菓子屋さん見つけて名物大師まんじゅうとか『からかい上手の高木さん』とのコラボお菓子とか買っちゃったもんな……。注意点としては、あくまで「博物館」ではなく「美術館」、つまり妖怪アートを展示しているところであって妖怪学術的展示をしているわけではないということ。なので現代作家が考えたオリジナル妖怪とかSDGs妖怪(何だよそれ)とか妖怪コンテスト入賞作とかも展示してあるんだけど、いや現代美術の展示として見るとめっちゃ楽しいなこれ。妖怪に仮託したイマジネーションを楽しむ施設です。上の国芳館と同じくインバウンド外人さんに強くオススメしたい。あと入館方法ハイテクで良い。

R:MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館香川県丸亀市

この規模の美術館にしては立地がパーフェクトでは。マジでJRの駅の真横とかにあるぞ。そして外観がまず目を惹きつけられるし中に入ると濃厚な現代美術空間で、日本のあまり広く知られているとはいえない現代美術作家作品が色々あるし、瀬戸内国際芸術祭で展示された作品なんかもあったりして(そういえば丸亀市市域にはけっこう離島があるんだよな)、いや自分の知らない文化っていっぱいあるんやなと。夭折した作家認知症にかかった作家特別展とかもやってて、作家人生込みで味わえる美術館になってるなぁ。

R:夢二郷土美術館岡山県岡山市

小さくてすぐ見終わってしまうけど、竹久夢二の絵に包まれ大正ロマンに浸ることのできるプチ贅沢な美術館でしゅき。ミュージアムショップ夢二グッズが充実していて何を買おうか悩んでしまう。クリアファイルとか普通に普段遣いできるオシャレさだわ。猫のイラストのやつ買っちった。

R:金陵の郷(香川県琴平町

日本酒の作り方に関する展示がすごい丁寧な上に、酒蔵直営からミュージアムショップという名の酒屋がめっちゃ充実してて良き。酒が飲める飲めるで~酒が飲めるで~♪ いや本来意味でのミュージアムショップもいいんだけどね。日本酒グッズがいろいろ置いてあって楽しい

N:豊島美術館香川県土庄町

展示品が1つでも美術館を名乗っていいんだ、っていう勇気をもらえるよね!

N:坂の上の雲ミュージアム愛媛県松山市

小説世界現実世界が渾然一体となった感がすごい幻想ミュージアムとして見るとなかなか面白いよね!

N:竹島資料室(島根県松江市)

小学生が書いた竹島についての学級新聞とかが飾ってあってドン引k……いやいや、日本領土を守ろうとする姿勢に好感が持てるし、アンケートに答えると無料竹島が描かれたエコバッグをもらえるから松江城とか松江歴史館とかを観光する前にここに立ち寄るとついもらって荷物なっちゃパンフレットとかを持て余さずに済むから便利だよ! めっちゃオススメ

追記

千里市じゃないよ吹田市だよ。恥ずかしい。訂正しときました。いや知ってたんですよ? 吹田市だっていうのは知ってたんですよ? でもなぜか書くとき千里市とかいう謎の自治体が出現してしまったんだ……

あと、分類を、SSRSR・Rの3段階からSSRSR・R・Nの4段階に変更しますた。

2024-06-27

anond:20240627134835

逆かはさておき市内からも遠いけれど、

奇特にも関空経由で来られて、市内にJRで向かわれる場合は、3時間から半日ほど空けていただいて、堺駅途中下車して駅直結(徒歩3分)のアルフォンス・ミュシャhttps://mucha.sakai-bunshin.com/ へ是非。本国にもない作品特に舞台用の衣装、装飾は必見。

以前はミュシャと階を分けて併設してた与謝野晶子の詩や明星等は、千利休茶の湯とくっついて さかい利晶の杜 https://www.sakai-rishonomori.com/移転してて、最寄り駅が阪堺電車チンチン電車)に乗り換えた宿院駅。ガラス張りの建物茶の湯体験VR堺の街並み体験と、変わり物が好きな人の話のタネにはなる。

市内だと中之島中之島美術館国立国際美術館日本銀行、府立図書館中央公会堂と色々あるけれど、特に市立東洋陶器美術館https://www.moco.or.jp/が今年4月に2年間の改装を終えたリニューアル記念の展示してておすすめ中之島だけで地下鉄3駅あるんで乗り放題で行くと楽。

2024-06-14

石丸市政4年間の輝かしい実績

1中 居眠り議員SNS晒し、その後も市の広報誌やSNSで何度も実名言及

⇒ その議員脳梗塞だったという診断書を持参したら、個人情報からシュレッダーに放り込んだ

⇒ その後も機会ある毎に「居眠り」として蒸し返し議員名誉回復がないまま3年4か月後に逝去

⇒ 議員死亡当日に市長記者会見をしていたがお悔やみの言葉がないどころか訃報には一切触れず

2右 議員たちとの非公式会合で「複数議員恫喝されたー」とSNSで騒ぐ。

⇒ その場にいた議員全員が恫喝発言否定、後に公開された録音データにもそれらしき発言はない

3左 その恫喝した相手がいつの間にか特定1人になり、選挙期間中の相手SNS等で公開釈明を要求。なお、自身は一度も恫喝証拠提示せずに相手になかったことを証明しろ悪魔の証明要求している

⇒ 当然相手から訴訟を受けて地裁33万円の支払い命令を受ける

4一 議会等に何らの事前説明なく副市長公募を始め4000人の中から選んだんだから承認しろと迫り、議会からは3度にわたって否決される

⇒ 翌年、議会から市長が進める組織スリム化に対応して、副市長の定員を1名に減らされる

5三 副市長の定員を1名に減らされた腹いせに議員半減案を議会に提出。議案を通すための答弁ではなく答弁中の決め台詞を3日間熟考し、「恥を知れ!恥を!」にする

⇒ 当然ながら議会が否決

6二 選挙ポスター代などを業者に払わず訴訟を受ける

⇒ 地裁高裁で敗訴(現在上告中)

⇒ 高裁で負けた際には不満をぶち上げるポストをして、原告名を世界中晒す

7遊 市立こども園統合移転を企て、他にこども園のない地域から私立こども園が近くに2つもある地域への移転案を提出

⇒ 市長派を含む議員全員が反対票を投じて否決される

⇒ これまた何度も蒸し返しては反対されたが、最後っ屁として辞任直前に専決処分勝手予算を付ける

8捕 臨時議会を開く時間はあったのに勝手道の駅改装工事設計発注して、これまた議会から否決される

⇒ 結果として道の駅に出店するテナント計画が狂ったが、「議会のせいだ!」と言い張るのみで事態の収拾は全くせず。

9DH アキタカターンズなる会社随意契約を連発、主に街おこし協力隊募集契約で3083万円を競争入札なしで発注

⇒ 協力隊募集委託契約(当然会社委託料を受け取る)で令和3年以降に採用した5名の協力隊員のうち2名がM議員の友人残り3名がM議員の友人関係者だったとのこと

⇒ 単なる馬好きの地下アイドルが馬と触れ合うカフェ開業するだけの事業を街おこし協力隊事業認定し、報酬活動費を毎年440万円、3年間にわたって保証

代打 折角の自慢話を議会だよりで「それなりに」としか書かれなかったことに大激怒議会だより発行予算を計上しない暴挙に出る

⇒ それを報じる中国新聞の要約にもブチ切れて、社長あてに抗議文を送る

⇒ 後にその自慢話の陳情件数に間違い市民団体調査で発覚したが頬かむり

先発:議会傍聴中の新聞記者が「市長あんな態度だから議会が反対するんですよね」と言っていたとの話を聞きつけ、市長会見で「お前、○月〇日の議会休憩中にボクの悪口を言っていたな?」と20分もガン詰め、その後も市長会見の度にその記者を標的に手を変え品を変え小一時間ガン詰めするのが恒例となる。

中継ぎ:市報に毎月議員批判中国新聞批判掲載し、私物化する

⇒ 公私混同ぶりに議会が呆れ、決算を否決するのが恒例となる

押さえ:「経験したことのないような暴風、高波、高潮、記録的な大雨のおそれ」と気象庁に言わしめた台風の接近でその対策てんやわんやの中、三連休プライベートだもんと千葉くんだりまでトライアスロンに行く

⇒ 一般質問でその事実暴露されも居直り、「はっきり言ってキモいです」の迷台詞を吐く

⇒ 1年後には「うっかり行くような人間じゃないですよ」と記者会見で聞かれてもいないのに言い出し何故か狙って行ったことになる

2024-06-12

anond:20240612173436

カバーというか周辺の柵などを調整する方だと思う。

今回の状況はわからんけど、ハンドレール(手すり)と周辺の柵との間に挟まれ事故ってのはよくあるんだよ。

その原因は、エスカレーターハンドレールと、誘導するための柵の間の隙間が中途半端に開いていて間に挟まってしまうとかそう言うもの

エスカレータ新規に設置するときは、エスカレータ業者ちゃんとわかってて処置しているんだけど、後から改装したりするときに手すりだの柵だのを追加すると、その基準が守れてなくて事故発生の環境なるみたい。


当たり前だけど、歩く様にすれば解決とかんな馬鹿な話はありません。

あれは事故が起きたときに、個人的属性に原因を求めるタイプで耳を貸しちゃいけない系の人。

2024-06-11

式年遷宮スーパーコンビニ店舗改装

ニコ動の再構築が式年遷宮のようだ、というネががあったけど

https://togetter.com/li/2381777

そう考えるとスーパーの定期的店舗改装って式年遷宮なんかなって思った。

地場スーパー、定期的に、10年に一度ぐらい1ヶ月ぐらい閉めちゃって店舗改装するんだけど、その間従業員研修会に出席したり、他の店舗渡り歩いて色々な職場知識仕入れたりして過ごすらしいんだよな。パートも含めて。

あとコンビニもそうじゃん。契約期間がだいたい10年~20年になってて、契約期間が終了すると、そのまま契約更新して店舗運営する場合でも、本部オーナーでカネ出し合って大改装するよね。

この時も一ヶ月ぐらいかけるんだけど、その間オーナーは休んだり、研修に出たりするらしいじゃん。


やっぱり式年遷宮という概念は優秀だよ。

6年に1度ぐらいずつ全部止めて大掃除したり改装したりリフレッシュするのが当たり前の世の中にしよう。

2024-06-08

横浜トリエンナーレへの批判を読んで(前半)


文字数制限にかかるようなので、前後に分けて挙げます。)


前置き


第8回横浜トリエンナーレ野草:いま、ここで生きてる」がこの土日で終わります。私も見に行って、なかなか面白く思いました。ところが友人によると、SNSでは批判の声が多いそうですね。あまりそういうものは見ないようにしているのですが、友人がその場で例を見せてくれたので、ついいくつか読んでしまいました。そのとき感想は、ひとことで言うと「批判者の言うことにもわかる点はある。でもキュレーターはそれなりによくやっていたと思うし、今回が最悪だとか、他の回に比べてどんどん悪くなっているとか、そんな気はしない」ということでした。そこで友人といろいろのことを話し合ったのですが、今はそれを思い出しながらこの文を書いています


今回の展覧会には魯迅の『野草』という短編集が深く関わっていますが、魯迅は「おおむね、折にふれてのささやか感想を述べたに過ぎない」と述懐しています岩波文庫竹内好訳『野草』の解説)。魯迅感想短編集『野草』を生み、『野草』がこの展覧会を生み、この展覧会が人々の感想を生み、そしてその感想がこの感想を生みました。もしこの感想を読む人がまた新たな感想もつならば、それで満足です。


人は物事に触れて感想を持つものだと思いますSNS批判の中にも、「これは感想にすぎない」というような留保をつけるものがありました。感想自由にあるべきと思います。そして、感想を読んだ感想というもの自由にあるべきでしょう。今はくだんの批判を読み直さず、またあまり調べものもせずに書いていますが、不十分なところはどうぞ悪しからずご理解ください。これは「論」ではなく、「感想」のつもりです。


野草』と「文の国」


今回の展覧会の特徴は、「作品」と「意味」のバランスを探る点にありました。多くの作品は、ただ「見て楽しむ」ものではなく、「意味を考える」ことが求められるものでした。そのバランスキュレーターの側でうまく作れているか、そして鑑賞者がそれをどのように読み解くかがカギになっていたと思います


今回のテーマは「野草」というのですが、その裏には魯迅の『野草』という著作が密接しています。これは展覧会中にも幾度となく示されており、魯迅の『野草』の本も展示してありました。この本は「二十四篇の短文から成るものですが、「スタイルはまちまちであって、詩あり、散文あり、また即物的もの追憶的なもの観念的なもの象徴的なもの風刺的なものなどが入り混り、内容形式ともに多傾向」なものとなっています岩波文庫竹内好訳『野草』の解説)。この本は意味があるようで意味がない、意味がないようで意味がある、詩のような文のような、芸術のような政治のような、一種独特雰囲気をもった作品集です。


これを読んでから展覧会を見渡すと、「キュレーターたちは横浜美術館を一冊の現代版『野草』にしようとしていたのではないか」ということに思い至ります


そう考えると少し納得できる点もあります。それは「文」への偏重です。友人は次のように話していました。「私は今まで、展覧会作品を見ればよいと思っていた。作品を見ずに解説ばかり読む人があれば、本末転倒だと考えていた。つまり言葉を軽視していたのだ。ところが、今回の展覧会では作品の多くに意味があり、その意味キュレーター解説を読んで初めてわかるようなものが多かった。入口にはタブレット文章が並べられ、その左側の階段の上には本を並べた一角もあった。さらには猟師へのインタビューがあったり、詩が作品として出ていたりと、言葉への重視が目立った。」


しかし、これは考えてみればさほど奇妙なことではありません。ふつう、広く「芸術」 (art) と言うときには「文学」を含みますし、「美術」 (fine art) というときでも「詩」を含むことがあります。「芸術」は「造形芸術」に限られたものではありません。もちろん、ただの書籍文章が「芸術」と言えるのかどうかは議論余地がありえますが、言葉芸術距離がそう遠いものでないことは確かです。


さらテーマの「野草」が魯迅の『野草』に由来するものであることを考えると、今回の展覧会の裏地には文学がぴったりと張り付いているような気がしてきますキュレーター中国出身であるということから、なんとなく心のなかに「文の国」という言葉が浮かんできました。三千年の歴史をもち、科挙試験にも詩が課され、書という芸術をいだき、詩文文字芸術でないなどと疑ったことのない文化の国のイメージとともに。


作品との対話


いっぽう、日本一般に「芸術」というとき、それは詩文を容れえないほど偏狭ものなのでしょうか? 批判の中には「文」への偏重に対する疑問もあったように思います。そのような人々にとっては、あたか展覧会からあなたの思う芸術とは何ですか?」という問いが投げかけられたような恰好になっているわけです。


では、「芸術アート)」とは何でしょう。批判する人たちの中には、自分にとって「美しくない」「面白くない」から芸術アート)ではない」と断じたい人もいるようです。でも、現代アートは「美」への問いかけを含むものではないでしょうか。デュシャンの「泉」などはまさにその代表だと思います。また、「芸術」における「言葉」といえば、シュルレアリスムと詩の関係だとか、20世紀初頭の芸術家たちがしちくどい宣言を次々と打ち出したりだとか、いろいろと思い当たることはあるはずです。そういうところに「美しいもの芸術なのか?」とか「言語表現芸術無関係か?」といった問題ゴロゴロと転がっているわけで、簡単に「これは芸術だ」「これは芸術じゃない」と判断できるはずはありません。その人たちの考える「芸術」は、どのくらいの狭さなのでしょうか。


鑑賞者は芸術に触れるとき、常に戸惑い、「作品の受容」ができない事態に直面する可能性をもっています。そのような時こそ、自分の中にある固定観念を見直す機会かもしれません。今回、批判したくなった人が多かったということは、それだけ作品からの「問い」を受けた人が多かったということでもあります。そうなると鑑賞者は、やっかいなことですが、自分の回答を練らなければならなくなります批判ひとつの回答ですし、その回答に満足せず、さらに新たな回答を考えてもよいわけです。陳腐な言い方ですが、「作品との対話」が必要展覧会であったと言えるのでしょう。


友人はまたこうも言っていました。「かつては『現代芸術抽象的すぎて何が描いてあるかわからない』という時代があり、その後に『現代芸術は難しくない、何も考えずに作品面白がろう』という時代が来て、それはひとむかし前まであった。でも、それが終焉すべきときに来たということかもしれない。今は言葉時代なのでしょう。考えずして何が現代芸術か、ということになっている。地味でつまらなかったといった批判もあるようだが、休日ちょっと芸術に触れてみよう、子ども芸術に触れさせてみよう、デート美術館に行ってみよう、特に『何も考えずにただ作品面白がろう』と期待した人にはつまらなかったかもしれない。」


しかに、昔からの(または昔ふうの考えをもった)現代芸術の鑑賞者の中には、「芸術とは面白がるもの」という考えから抜け出せず、新しい潮流に戸惑う人がいるかもしれません。「金を払って楽しみに来た」という手合いには、気の毒だったと言えるでしょう。しかも来訪者への間口は大きく広げられていたので、そのようなミスマッチを生むしかけは念入りに準備されていたともいえます。今回は横浜美術館改装後の久々の展覧会であり、規模も大きく、宣伝もあって、多くの人を誘い込む要素がありました。そのような場で横浜美術館は「人を面白がらせる」展示をすることもできたはずです。しかし、実際には「人を戸惑わせる」展示を行いました。だからがっかりした人も多かったのでしょう。


私も「キラキラ」な楽しい芸術が好きです。だからそういうものが多いと嬉しいし、その逆ならばがっかりします。しかし、美術館の目的には「レクリエーション」もありますが、決して「レクリエーション」だけを目的とした施設ではありません。今回、美術館はこのような大規模の展覧会で、作品との「出会い」と作品からの「問いかけ」を提供し、人々を「戸惑わせ」てくれました。その意味で、美術館はよくやったと思うのです。「キラキラ」な楽しい回があってもよいし、「地味」な考える回があってもよい。美術展はそういうものだと思います


過去トリエンナーレ


ここで、ちょっと過去トリエンナーレを振り返りたいと思います


私が初めてヨコハマトリエンナーレに訪れたのは2011年の第4回「OUR MAGIC HOUR ――世界はどこまで知ることができるか?――」でした。この年は東日本大震災の年で、印象としてはとにかくキラキラと輝くような回であったということです。震災後の混乱をアートがどう扱うか、芸術家の間でもまだ折り合いがつかずに、ただ思いつく限りのことをやってみたといった印象で、宝箱の中の宝石をぶちまけて転がしてあるような、たいへん魅力のある回でした。私にとってこの回は「よい」の標準になっています


2014年の第5回「華氏451芸術世界の中心には忘却の海がある」もたいへん期待したのですが、この回は言ってみれば「地味」な印象で、まだ青かった私は「ハズレ」だと感じました。しかし、友人はこの回も面白かったと言っています。この回は「忘却」がテーマで、戦争中に作家芸術家がいか体制側に立ってはたらき、戦後その責任もとらず、反省もせずに「忘却」したかということを、当時かれらが執筆した文章を並べて示していました。このころには震災後の政権交代脱原発などの流れの中で、世の中を動かすのは「政治であるという意識が出てきていたためかもしれません。


2017年の第6回「島と星座ガラパゴス」は、博物館の表に救命ボートがびっしりと張り付けられていました。「ネトウヨ」に関する展示もひとつふたつあったことを覚えていますが、これもきわめて「政治的」でした。長期化する安倍政権さなかにあって、政治右傾化懸念されていたことも影響していたのでしょうか。(「政治性」の話は、後で少し触れたいと思います。)


2020年の第7回「AFTERGLOW――光の破片をつかまえる」は久々の「当たり年」でした。2011年に次ぐキラキラの再来です。入口から光り輝くカラスよけのCDのような装飾、メビウスの輪のような形をした光り輝く金属の骨組み、巨大な腸を模した造形、赤いカーペットをひいたでこぼこの「道」映像作品「遅れてきた弟子」、そのほかここでは言い尽くせないもろもろの楽しい展示の連続


きっと第7回が初めてのヨコトリ体験であった方々は、2011年の私が次回に期待したように、第8回にも「キラキラ」を期待したかもしれません。しかし、べつに横浜トリエンナーレは「キラキラ展」ではないので、地味な回もあるのです。その意味で言えば今回はやや地味だったかもしれません。しかし「地味」には「地味」なりの「味」があるものです。今回はその意味で「ふつう」と「よい」の間くらいと感じました。決して「悪い」ではなかったと思います


いわゆる「政治性」


今回の展覧会が悪かったという人の中には、展示が「政治的」だという人もいたようです。もちろん、芸術政治であることの何が問題なのかとか、政治生活と密接なものである以上は程度の差こそあれ政治的でないものなどありうるのかといった疑問も出てきますが、今回の展覧会を見て私が感じたのは、むしろいわゆる「政治性」の薄い部分があることでした。キュレーター中国出身の方ということなので、もしや特に日本のために配慮(手加減)したのではないかという疑いさえ感じました。


しかに、今回の展覧会ではヨーロッパ戦争に関連する展示や国粋主義者移民反対デモ映像が展示されていました。それがひとっところに固めてあるのではなく散らばしてあったのは、この会場をひとつ世界見立てて、このような出来事遍在していることを忘れてはいけないと示したようにも見えます


そのデモ映像ひとつを見ているときでしたが、後ろを通りかかった人が「ヨーロッパ、壊れてんな」とつぶやきました。まことに然り! だがそれを言えば日本だって「壊れて」いるのです。日本でも人種差別デモが行われていますヘイトクライム危険もあります。「人種差別」がわたくしたちの身近にあることは、ネットを少し覗いてみればすぐわかることです。


思い返せば2014年2017年はかなり「政治的」な展示があったと思いますしかし今回、キュレーター日本問題ひとつも指摘しませんでした。日本美術展が国粋主義的主張をもった人々の抗議で中止に追い込まれ事件もそう遠い昔のことではありません。日本美術表現自由にできない国です。キュレーターたちは日本に気をつかってくれたのでしょうか? それとも日本で波風を立てて攻撃されることを恐れたのでしょうか? それとも今の世界を広く見たときもっとも新しくもっとも重い問題にしぼってとりあげようと考えたのでしょうか? それは知るよしもありません。もっと自由表現への危機は(またすこし違った形で)キュレーターたちの出身である中国にもあることでしょう。展覧会中に示されたように、ヨーロッパ安全ではありません。世界じゅうで似た現状があります


しかし、日本が名指しで批判されなかったからと言って、日本が許されたわけではもちろんなく、これらの作品なかに普遍性見出し、これを「鏡」として日本の現状を見ることが求められているのだと思います。それらの作品が見るに堪えない現状を示しているとき、それに怒っても意味がないでしょう。それは鏡をヒョイと覗き込んでみて、「ああ醜い! 私の美学に反する。美はいったいどこにある?」と怒るようなものです。


ところで、批判者の中には展覧会のこのような政治的な「傾倒」や「変質」がここ10年や20年の変化だと振り返る人もいますが、私には展覧会なかにその説明があったように思われます。今回の展覧会は、これも魯迅の『野草』をテーマとしているためかもしれませんが、歴史を強調するものが多くあり、あるところでは史料紹介の様相すら呈していました。木版画をめぐる日中交流史の展示では、魯迅木版画という簡易で複製可能芸術を通じて、民衆文化を届けようとしていたことが紹介されていました。これは「芸術」が一部の特権階級のものではなく、民衆のためのものであるべきではないのかという問題を、当時から現代に向けて投げかけなおした一面もあると言えるでしょう。また、皇国史観へのアンチテーゼとしての縄文土器や、学生紛争撮影した写真が展示されていたのは、芸術政治問題が降って湧いたものではなく、日本でも半世紀以上にわたって連綿と続いている問題であることを示していたと思います


(後編へ続きます。)

https://anond.hatelabo.jp/20240608093350


2024-06-04

国鉄客車改装カフェ賛否の声 鉄道ファンら「価値失われた」

共感した 1.5万

トップコメを名乗るならこれくらいないとな

2024-05-24

anond:20240524094526

いいぜ!

新橋タミヤがそろそろ改装終わるから、終わったら集合な!

2024-04-28

モスバーガーに来た

改装されている

セルフレジが使えるようだ

席の量も増えたが、店内はガラガラ

スマホPCの充電設備もあるが俺が使うことはないだろう

居心地は悪くない

2024-04-27

住宅確保要配慮者専用賃貸住宅改修事業補助金のご案内

俺のアパートがいきなり改装工事をはじめた訳が分かってしまった

地方在住だけど正直もっと円安にしてほしい。一ドル=200円くらいでもどんとこいって感じ

地方在住増田だけど

もっと円安生活が苦しいってコメントがいっぱいあるけど

地方円安で潤ってるからもっと円安にしてほしい


例えば、俺は地方工場で働いてるが、

海外輸出が増えてるので、むっちゃ儲かってる

春闘は満額回答だし、追加で決算賞与もでたし賞与も夏の賞与は5ヶ月って噂で聞いたわ


俺の兄貴農家なんだが円安海外輸出が増えてむっちゃ儲かってるって言ってたわ

みかんとかシンガポールに輸出してるけど、一個200円くらいで売れてるって自慢してた

ベルファイヤを予約してたわ


また俺の友達観光業者も外国人観光客でむっちゃ儲かってるって言ってたわ

前は閑古鳥が年柄年中ないてたけど

今はほぼ満床。今度近所の空き家改装して民泊施設にするって言ってたわ


物価が上がってるって言っても食べ物は近所からもらえるから地方ではあまり関係ないしな

正直一ドル200円でもばっちこいって感じだわ

2024-04-15

かがの改装中国が「平和憲法守れ!」って切れてるあれ

どう考えても憲法9条改正された方が、「日本軍拡し、在日中国人生命危機に追いやり、中国の存続を脅かしてる!」ってふっかけて戦争に踏み切れるから中国にとって都合がいいのに何言ってるんだろう。

逆に言えば日本国民にとっては、憲法9条を厳守した上でそれに反する自衛隊軍拡を阻止し、在日米軍基地から米軍撤退させる方が、戦争から遠ざかれるんだけどな。

2024-04-11

仕事疲れた田舎無人データセンターで働きたい

俺は仕事に疲れちまった

田舎廃校改装したデータセンターサーバーメンテナンス掃除だけやる仕事に就きたい

建物の中には誰もいない、掃除ルンバ召使いな配膳猫ロボが動き回ってるだけ

俺は宿直室に住んで、時々調子の悪いサーバーメンテナンスする

仕事はただそれだけだ

校庭を地元少年野球チームに貸してやって、天気の良い日は校庭にレジャーシートを敷いて少年野球試合を見るのだ

2024-03-07

小父の家売却顛末記 - 全ては良い不動産屋に出会えるか-

梅宮アンナさんが梅宮辰夫さんの別宅を売却した話を読んでいて書きたくなったので書く。

ワイは田舎限界集落の看取り人を自覚しながら、もうすぐ消滅自治体になると予言されている山奥で暮らしている。しかし、父の弟、つまり叔父地元を出て外で暮らしていた。

中堅企業なれど、ニッチ特殊プラントを作れる唯一の会社で、そこのエンジニアとして働いており、最後は三代目社長ボンボンぼんくら)を支えるNo2として技術の面から支えていて、結構な金を稼いでいたようだ。

田舎農家を継いだお人好しの兄貴……つまりワイの父がトラクターが壊れたと修理していたら、突然新品の35馬力の巨大なトラクターを手配してくるような豪快な人だった。

ところが、役員定年を迎えた翌年、ものが旨くたべられないと病院受診したら進行した食道癌がみつかり、一応手術をしたもののあれよあれよという間に死んでしまった。小父は独身でもちろん子どもはおらず。内縁奥さんといっていいぐらい長い間お付き合いをしていた女性がいたらしいのだが、ずいぶんと年が離れていたためか、籍は入れなかったようだ。

そして残ったのが叔父資産である。その最大の資産は、会社がある地方都市結構いいところにある広い家であった。

家との遭遇

ワイと父は一度も小父の家に行ったことが無かった。いつも小父は呼ぶより帰って来たがったし、当時はまだ祖母がまだ生きていたので。

さらに、小父の最後は、ワイらが住んでいる家の近くのがんセンター引っ越してきていて、そこのホスピスに転院すると言う話をしている間に亡くなった、ということもある。

そこで小父は「中身は全部捨てて空にしてくれ」「空にしたらあとは好きにしてくれ」と遺言を託していた。

で、行ってみたところ、びっくり。そこは結構な高級住宅が並ぶ一帯だった。庭は狭かったが、駐車場は3台楽々止められる広さがある日本家屋建物自体はかなり立派。

小父はこれを中古で買ったらしく、築40年ちかくたっていたが、最低限のメンテナンスは行われていて、雨漏りしているとか致命的なことは無さそうではあった。

家終い

中は、絵に描いたような男の一人暮らしで、ゴミの山とかはなかったものの、物だらけ。小父の趣味のものがあちこちに詰め込まれている状態だった。

まずはこれを処分。それだけで一年近くかかった。全部捨てろとのことだったが、それもなんか心苦しくて、形見分けに欲しがる人に渡す、古物屋に売る、などをやっていた。

そうしながら、親父の兄弟で話し合いをもったところ、兄弟の家から結構離れていることもあって、売却する方向で話を進めること担った。

当初、飛び込みでそこらの不動産会社などに相談していたのだが、いずれも「上物には価値がない。値段は土地だけ」と言われた。まぁそんなものなのかなと思う一方で、なんかもったいない気もしていた。

そうして片付けに通っている間に、近所の方ともなんとなく挨拶するようになって、お土産を交換するぐらいに仲良くなってきていた。

そこで、最終的には維持できないので、売るつもりではいるんです、と言う話をしたところ、なんと、その方が別の不動産会社を紹介するので、そこと相談してみないか?とおっしゃってくれた。

そして売却へ

そうして、別の不動産会社の方と面会すること担ったのだが、その方は一通り家を見て、図面を見たあと、今までの業者全然別の事を言い出す。

そのため

の4つとなった。当然最後にいくほどこちらの取り分は大きくなるが、必要な金とリスクが大きくなる。また、不動産業者は利益関係から最初コースにするなら不動産会社が買うと行っていた。

が、小父は現金でもかなりの遺産を残してくれていたので、祖母相続した分でも相当な金額になっていた。それを定期預金に預けるよりは、と言うことで、4番目のコースで行くことにした。

これが大正解結論から言うと、リノベの改装が直後に複数の買い手がついた。不動産会社が「最終的にこれぐらいの価格であれば確実に売れると思います」としていた価格よりも500万円ぐらいは高く売れた。

そしてその後

祖母兄弟それからワイが入って相談し、売却した不動産お金は、最後まで小父を支えててくれていた内縁の妻と折半し(売却のためのリノベ費用こちら持ち)贈与することにした。

他にも金融資産を中心にしっかりと金はあったのだが、女性は受け取れないと受け取ってくださらなかった。

ただ、どうも小父とお付き合いをしていたために婚期を逃したようなところがあることから、家を売却したお金からと改めてお手紙を書いて、お願いして受け取ってもらった。

また、その時にお世話になった不動産屋さんは、ただ不動産を売却するのではなく、古い家をリノベして高付加価値化して売ったり、貸し出したりすることを得意にしている開発型の不動産屋さんで、そのノウハウを使って地方空き家問題にも取り組まれているところだった。

そこで、ワイは今、そのノウハウをいただいて、小父さんの遺産を元手に、地元空き家をリノベして活用する事業を進めている。

2024-03-05

anond:20240305010824

電脳塵芥氏はガソリンスタンドだったのはとうの昔で違うんじゃね?と疑問を呈しているが

そうだっけ?

電脳塵芥の該当箇所を引っ張ってくると

カーディーラーは改造で対応し、スタンドタンク処理をしたと業者が言っているというが、地下にタンクがあったとしても改造時にも相応の対応はされているはずだ。

また石井孝明に対して解体業者と思われるアカウントが実際のものとも思われるタンク解体安全管理指導票を提示している。

なので、元ガソリンスタンドかもしれんけどホンダディーラー改装する時に「相応の対応」をしてた上で、今回タンク撤去したんじゃねーの、という論旨だろう。

で、増田の言う

3.タンクを洗浄して水で埋めて封止する。

件のHonda Carsの裏側には床に四角いモルタルがある。タンク直上の点検口を埋めたものと思われる。

建物転用している場合上記の3.で、タンクと配管は既に洗浄、水で埋まっているか危険はないはずだ。また土壌汚染も起こらないはず。

という話も要するにホンダディーラー改装する時に「相応の対応」をしているか土壌汚染心配不要だろうっていう話じゃん。

なんか冒頭で「増田はこの建物はガソスタの躯体のままだったと考える」などと「躯体」の話が出てきたり、記事タイトルの「ガソリンスタンドのままだった」とか、増田自身が書いている内容と冒頭部が真逆の方向になってないか

電脳塵芥氏が指摘する亀戸Honda Carsガソリンスタンドのままだった可能性が高い

これ

https://nou-yunyun.hatenablog.com/entry/2024/03/04/170000

 

また例によって差別商売のアイツが何やら言ってるのに対して電脳塵芥氏はガソリンスタンドだったのはとうの昔で違うんじゃね?と疑問を呈しているが、増田はこの建物はガソスタの躯体のままだったと考える。

消防法規制の移り変わりで説明する。

なお、増田がガソスタ勤務だったのは20年前で、その後は危険物取扱者更新研修を受けていないか20年前より後の消防法改正については追いかけられていない。

勤務時は危険物保安監督者に任命されていた。(役職手当無し!)

 

消防法改正によるガソスタ建物用途制限

ガソスタは消防法では危険物給油取扱所という。

で、火災危険があるので基本的に給油所の上に建物を建ててはならないし、敷地内に事務所や整備所以外の用途建造物は建ててはならなかった。

 

1.規制緩和1 自社事務所のみ許可

いつかは判らんが、自社の事務所用途のみなら給油所の上に建物を建てても良いという事になった。つまり給油所の上に本社などが建てられる。

 

2.規制緩和2 事務所のみ可

90年代規制緩和の波に合わせて自社以外でも事務所としてなら使用可になった。但し住居としての使用絶対に不可。

 

というわけなので〇〇モータースKKが本社社屋兼ガソスタとして建築廃業して建物を改造してディーラー化というのは平仄があう。

 

上部建築規制による特徴

給油所は火災や土壌、排水汚染危険性があるので設備や形状に特徴がある。そのいくつかが合致する。

 

・上階の窓は壁面から後退させるか下に庇をつける

前面から見ると2階はファサードで覆われ、3階の窓は後退しているhttps://maps.app.goo.gl/ruJd61cgMcRoPGDj7

から見るともっと特徴的だ。https://maps.app.goo.gl/kQsHnn3hNptBMpVX7

2階の窓の下には大きな庇がある。3階、4階とも窓が大きく後退している。こういう建て方をすると雨漏りやす防水工事に金が掛かる。

 

・扉は防火で外開き

建物裏参照。風で扉が開いた時に危険物扱所から屋内に空気が入らようにするない為

 

・外側に向かって比較的大きな床勾配

給油所の床には水勾配よりも大きい勾配を外に向かって付けねばならない。ガソリン蒸気は重いので隅の方に溜まって引火することがある為。

 

・鉄線入りガラス

裏参照。火災でも割れないガラス

 

オイルトラップ

前と裏面にある。まぁこれは車屋でも必要か。こぼれた油脂下水に流さない為。

 

なのでガソスタを廃業して、給油スペースを巨大ガラスで仕切る改造をしたものと思われる。

 

実はこういう改装結構ある

例を挙げると秋葉原のリビナヤマギワの駅と反対側もガソリンスタンドとその本社だった。https://maps.app.goo.gl/j43sSStAaXZKDRVD9

リビナヤマギワは元々駅側のあきばおーかに近い方だけだった。

上階の窓が引っ込んでいるという特徴と1階天井が高くてシャッターが付いているという特徴があるのが判るだろうか?

90年代前半にガソスタとその本社として開業したが、実は神田秋葉原近辺はガソスタが多い上に設備も少なくて余り儲からなかったのか、数年で閉業してシャッターが掛かったままになった。それをヤマギワが買収して大工事を行い、オフィス店舗駐車場に、スタンド部は空調置き場に、本店の裏の壁をぶち抜いて両建物を連結したのだった。

 

廃業したガソスタはどうなるの?

1.地下タンク撤去して更地にして売る。王道

2.地下タンク油脂だけを抜いて売り、別業態営業する。給油取扱所のままだがポンプや給油機は撤去する。タンク残量の記録などの義務は残る。

3.タンクを洗浄して水で埋めて封止する。

嘗ては認められなかった方法だがいつだかの規制緩和で可能になった。

タンク中和剤で洗い、水で埋める。水質検査して汚れが無ければokパイプ類は切断して厳重に封止する。点検口などの穴は水が溜まるのでモルタルで埋める。これなら他の用途に使えるようになるので給油所部分に建物を建てて会社にしたり、スーパーになっている所もある。上階部分もテナントとして貸せる。住居として貸せるかは不明

件のHonda Carsの裏側には床に四角いモルタルがある。タンク直上の点検口を埋めたものと思われる。

 

ガソスタの解体は通常かなり危険

ガソスタの解体ヤバいのはやはり地下タンクだ。ガスで切断したりユンボでゴツンと叩いて破壊すると中のガソリン蒸気に引火して大爆発する。それ故、一度水で満たしてからガスで切断するというような慎重な作業必要になる。

但しそれは営業していたままのものだ。建物転用している場合上記の3.で、タンクと配管は既に洗浄、水で埋まっているか危険はないはずだ。また土壌汚染も起こらないはず。

 

ガソスタと土壌汚染

解体時にテキトウやれば油脂漏洩して土壌が汚染される。だけど油脂を抜いてあるからその量は大した事ない。

問題は配管やタンククラックがあって長年漏洩していた場合だ。ガソリンの主成分は揮発してなくなるがベンゼン残留する。ガソリン匂い気持ち悪くなるのはこのベンゼンが血中に回る為だ。

またハイオク剤も残留する。ガソリン放置すると沈殿したり固まったりしてキャブレターが詰まったりするが、これがハイオク剤が重合したものだ。長年漏洩していた場合はかなりの量になり、それが広範囲の土壌に浸透している。

そういう場合は土壌の入れ替えをせねばならないが、これがとんでもない額になる。小さなガソスタでも5000万とか7000万とか行ってしまうのだ。だから売主は土壌汚染についてはピリピリしている。

 

時には放っておいて地雷原歩くのを見てるのもいいのでは

地主上記のように土壌汚染問題にはヒリついているものだ。そしてそれは多くは営業中の漏洩で引き起こされる。

更に土地権利はカタギの商売人じゃなくて、訳アリ土地扱いますっていうスジもの業者に売られて転がされてる事もある。

それなのに2chまとめブログ農園キャベツとか、アルファブロガ時代には日本ネットで隆盛だった2chの影響が無いブロゴスフィアを作ると銘打っていた主幹が作ったのに、年喰って背伸びしたい2chねら上がりみてえなのしか読者が居ない上に寄稿者もそんなのばっかなのに古代ギリシャ広場を名乗ってて当人らだけが日経新聞比肩するとか思ってるようなサイト農園レタスとかからまれた、社会の仕組み判ってないような妖精チンクルみたいなおっさんが「クルド土壌汚染♪」とか歌いながら地雷原の方に行ったらそれを優しく見守ってあげる方がいいのではないだろうか?

ゆえ無き批判破廉恥な売文業を生業にしているのを見て糺したくなる気持ちは判るが、地雷原の近くで自転車練習してる場合には応援してあげる方が良い場合もある。

その場合は「チュートリアルくんここに眠る」と墓標を建ててあげるべきだ。

2024-01-29

自業自得では無い学歴コンプレックスが苦しい

はてブでも度々見かけるインフルエンサーの人の学歴煽り

https://twitter.com/Hidetoshi_H_/status/1751610092128997864

こういう学歴煽り差別を見かけると本当に悲しくなる。

自分はハッキリ言ってこの近畿大学と大差無い、いや寧ろ低い偏差値大学出身だ。

世間的には完全に低学歴だ。


今でこそ年齢の平均以上の年収は得ているし、それで家族も養っている。

仕事もやり甲斐があり、世間的には恥じる事の無い人生を送っている…と思う。

しか学歴だけを見ると「◯◯大の分際で!」と愚弄される様な立場なのだ

恐らく増田高学歴が多いだろうから、実際に言うかはさておき本音の部分では先のインフルエンサー意見同意する人間の方が多いだろう。

堂々と実名を掲げて馬鹿にする人間もいるご時世だ。

低学歴且つ地方出身は、それだけで「見下し馬鹿にして存在のもの否定しても良い存在」に成り下がる。


今の会社の部下達は当然自分よりも高学歴で、新卒なら尚更。

スカウトされる様な形で入社したし、成果も出しており会社での立場にも恥じる様な事は無い…と思っている。

でも、出身大学の話なんかをされる度に、いつ「◯◯さんはどこの大学を出ているのですか?」なんて聞かれるのが怖くて堪らない。

聞かれるだけならまだ良い。聞かれた上で、心の中で「ああ、こいつは所詮低学歴なんだな」と見下されるのが怖い。怖いというよりも悔しいのかもしれない。


自分学力怠惰の結果が低学歴なのは仕方無いだろう。

でも自分場合はそうじゃなかった。

申し訳無いけど勉強は出来た方だと思う。偏差値だけで言えば早慶辺りも難なく入れただろう。

けれど家庭の状況がそれを許さなかった。


家は裕福な方では無かったけど、父は真面目な働き者で、母は優しい人だった。

しか高校の時に父が突然の重病になり、休職からの失職。

職場復帰どころか自宅での静養を余儀なくされる事になった。

母は元からまり心が強くないタイプではあったが、それでも父の医療費介護費用を稼ぐ為に必死で働き、それでも生活ギリギリで、遂には心を病んでしまった。


大学入学するのは両親の希望だったが、経済的には俺が高卒就職した方が余程良かった事だろう。

しか経済的理由男女差別的な理由で共に大学進学を断念した経験のある両親にとって、自分達(俺と弟)の進学は悲願だったに違いない。

自分達の事は何とかするからお金の事は気にしなくて良いから、進学してくれと言われた。

しか生活の窮状とそれに伴う両親のメンタル悪化を見るに、そんなのは到底無理な話だった。


両親の実家(祖父母)らも亡くなっているか今で言う毒親な為縁遠く、頼れない。

経済的にも孤立した状況で父の介護をしながらパートを二つ掛け持ちしながら更に単発でのバイトも入れていた母の負担を少しでも楽にさせたかったのもあるし、

恐らく母は遠くない内に限界が来て働けなくなるだろうという予想があった。

(この予想は悲しい事に的中し、母は自分大学三年の時に自立神経失調症から来る鬱病により完全に外では働けなくなってしまった)


結局、地方にある自宅から通えて、返済不要奨学金が使えて、尚且つバイトもフルで入れる進学先となると

俗に言う地方F欄大学世間的には「低学歴」とされる大学しか残っていなかった。



結果的低学歴とは言え進学した事自体には後悔は無い。

最初就職した地方中小企業ですら「大卒以上」が必須だったからだ。

母の不調を見続けた父も「自分のせいで申し訳無い、迷惑をかけ続けたく無いか死にたい」と希死念慮を口にする様になり

色々な意味で目を離せなかったから、結局両親が亡くなるまで子供部屋おじさんで居続けた選択肢も仕方ないと思っている。

自分が25歳の時に父が、後を追うかの様に28歳の時に母が亡くなるまで、ロクにデートも出来ない自分に長年付き合ってくれた

両親の事が落ち着くまで待たせてしまった妻(当時は恋人)には大変申し訳無かったけど、それでも彼女を両親にも紹介出来たのは数少ない救いだったと思いたい。


自分人生に今更不満を言う気も無かったのだけれども、世間では今も昔も「低学歴」は被差別対象なんだな、と感じる時がある。

先のインフルエンサー学歴煽りを見かけた様な時は、特に


その方は以前にも学歴煽りをしており、法政レベルでもF欄扱いしている。

(めいろまさんをフォローしていたので知っていた)

https://twitter.com/Hidetoshi_H_/status/1632700941651820546


恐らく増田高学歴が多いだろうからめいろまさんの様な立派な経歴を持つ方ですら「学歴」という一点で見下し愚弄する人の方が多いだろう。

実際は口にしないだけで内心見下しているだろうし、自分からすれば遥かに高い法政ですら「低学歴」となるのだから

自分の様な地方の聞いた事も無い学歴など最早学歴としての価値すら見出さないだろう。

そう思ってしまうぐらい被害者意識が強くなるのは、自分には学歴コンプレックスが今も強くあるし、それも自業自得では無い理由が原因だ、理不尽だ、という思いが強いからだろう。


だってさ、父が病に倒れて仕事を失ったのも、母が介護メンタルを病んでしまったのも、頼れる身内がいなかったのも、もう本当に運が悪い、不運だったとしか言いようが無いじゃないか

誰が悪いのかと言われたら天命だろう。そう思うしか無いだろうよ。

二人とも決して成功した社会人では無かったかも知れないけれど、それでも兄弟二人を真っ当に育て上げたのだから、何故こんな仕打ちをしたのかともし神がいるのなら恨みたい。

両親は地味ながらも真面目に生きてきたし、自分特に悪さもせず勉強に勤しんでいたタイプだった。

弟は俺よりもっと成績が良く頭も良かったから、普通の家庭で、関東出身だったら、東大にすら行けただろう。

地方出身差別されるべき属性なのか?「自業自得」と言われるべき恥ずべき産まれなのだろうか?

(増田ネットでの地方差別を見るに限り、そう思う人間は少なくないと痛感している)


京大出身だけど人生失敗した、高学歴だけど人生がうまくいかない、といった増田も度々見るが、そういった高学歴自虐風自慢的な話を見る度に

その学歴を、いやその学歴を得られた環境を当時の俺らにくれよ!と言いたくなる。

どうしようも無い不運が原因で望んだ学歴を得られなかったのに、自業自得では無い理由低学歴になってしまったのに

せっかくの学歴とそれを得られる環境無駄使いしている様にしか見えない連中を見ると、最早怒りすら湧いてくる。

(件のインフルエンサーも親が海外大学学費用まで全額負担しているらしく、それも自分が見ていて辛くなる理由の一つだろう)



昨日、母の13回忌を終えた。

元の実家改装した、本来もっと華やかな、一流と呼ばれる企業で働いていた筈の弟の家でこれを書いている。

結局弟も実家からは離れられる状況では無く、地方公務員になった。

弟も俺と同じ地方のF欄の学歴にすら値しない様な低学歴だ。

世間的に見れば、高卒の両親からまれ低学歴の、負け組兄弟しか無いだろう。

弟も弟であまり表には出せれないけれど、少しでも不運が無ければ、もっと良い人生を送れたかも知れないのに、という思いはあるそうだ。

現状がそこまで不満では無いだけに、尚更思うという。


弟の妻は法政よりは上の大学出身で、兄ながらよく結婚出来たと思うが、学歴の事は「話題にも出来ないよ、恥ずかしくて」と言う姿は俺に重なった。

良い大学を出たのにまともな正社員経歴が無く結婚するまでは非正規だった妻とその子を、一馬力で支えている人間ですら、その立場を誇れないのだ。

自分達の様な低学歴は、この先、どんな社会的地位を築き上げたとしても、家族を得て安定した生活を送っていたとしても

学歴が劣る者として「◯◯大学の分際で!」などと、人前ですら愚弄され、差別される存在なのだ

学歴という、ただ一点において。



自業自得なら仕方ないのかも知れない。

頭が悪かったとか、成績が悪かったとか、勉強をサボっていたとか、そういう自業自得では無い理由で、低学歴に甘んじてしまった。

そのコンプレックスは一生ついて回るだろう。

学歴を「得る事が出来る」立場にいた人間から一方的に、少なくとも自分達にとっては理不尽理由差別される苦しみ。

関東で生まれ育った高学歴の連中には一生分からないだろうな。

2024-01-21

東京に住むリベラル知識人の自宅の1階を改装して、社会的な受け皿にできないか

https://news.yahoo.co.jp/articles/9599edbf619675c7778472038762833cf87b262a

障害者グループホーム横浜金沢区で開設断念 住民反対「こんな施設ができるなら、お金があれば引っ越したい」

こども食堂フリースクールなど、社会的排除されやすい人の受け皿がなかなか見つからないので、

篤志家が自宅を改装しているケースがある。

特にグループホームとなると、今回のように感情的住民の反発が出やすいので、受け皿が見つかりにくいだろう。

そこで、多様性を重視する論を展開するリベラル知識人にかけあうのはどうだろうか。

杉並世田谷武蔵野国立あたりの知識人の自宅を改装して、そこを居住作業所共通スペースにできないだろうか。

中学受験医学部受験に取り組む知識人の子弟も、1階のスペースで一緒に勉強すると刺激を受けることができる。

社会福祉光景を身近で目にした経験は、将来医学部に進学したあとにきっと役に立つ。

きっと多様性理解したお医者さんになってくれる。

当然のことながら、知識人の日々の論の説得力ますます高まる

福祉事業者利用者知識人子弟、全員にとってメリットがある。

2024-01-18

松本人志のことで草津の話を出す人間が嫌だ

草津町町長が性加害疑惑をかけられ、結局それが冤罪だったという事案があった。それを引いてきて「松本人志冤罪かもしれないから、裁判が決着するまで何も言ってはいけない」みたいなことを言う人間がいるのだが、あまりにも雑な意見だと思う。

 

かに草津の件でネットの連中がワーワー騒ぎ立て、草津町及び町長への風評加害を行ったのは論外である。一方で、あの件が問題になった時点で、少し調べれば「これは新井町議が嘘を言っているだけで、性加害などなかったのでは?」と判断することができたのも事実だ。具体的には、飯塚玲児というライターが書いていた『草津温泉 漆黒の闇5』という本、及びネットで出回っていた新井町議の「しょこたん通信」という怪文書のようなペーパーを読めば、同町議がかなりアレな人であり、証言信憑性などとても置けないことは分かったと思う。

例・しょこたん通信

https://twitter.com/barubarumi/status/1336087060763983872

また草津町に知人がいれば、少し確認を取るだけで現在真相として出回っていることくらいは把握できたはずだ。地元では新井町議サイドがヤバいであることは周知の事実で、町長改装の経緯などから彼女が訴えている被害がありえないことは知られていた(だからリコールも成立した)。草津の件で学ぶべきことがあるとしたら「裁判の結果が出るまで何も言うな」ではなく、「調べられることは調べてから判断しろ」のほうだろう。ネット二次加害をしていた人間は、ろくに調べもせずにひとつソース物事判断たから、ミスリードした。

 

一方で松本人志である。文春の報道だけでなく、松本本人や吉本興業コメント、その他たくさんの周辺情報が出ており、以下のことはほぼ確定している。

なので上記については裁判の結果を待たずして語ることはできるし、たとえ裁判で「性加害はなかった」と認定されたとしても、それはセカンドレイプにはなりえない(そもそも同意の有無を巡って裁判をするのか、よく分からんけど)。もちろん松本への名誉毀損は論外として、上記範囲内でこの事案について語ることはできるだろう。

 

ロンドンブーツ敦などが「何があったかからいから何も語れない」などと小学生みたいなことを言っているが、それを言い出すと裁判判決も、真実であろうことを「認定」するだけで、究極的には人間には過去に何があったかなど分からない。裁判の結果が絶対的に正しく、盲目的にそれに従うのだとしたら、再審が終わっていない袴田巌さんに対しても「お前は殺人者だ」「裁判でそう認定されている」という態度を取らないと矛盾することになる。

 

語りたい対象に対しては調べられるだけ調べ、自分の中で結論を出し、二次加害にならない範囲で語る。調べても判断できないことについては語らない。そういうのが成熟した態度であり、「何があったから分からいかお上に決めてもらうまで黙ろう」というのはあまりにも幼稚で極端だと思う。

2024-01-17

フロア改装してフリーアドレスになった職場

今日はどこに座ろうかな🎵みたいな楽しさも2週間で落ち着き、いつもの定位置に座る

あちこち座ってみたがここが総合点で一位だ

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