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はてなキーワード: 永久とは

2024-11-21

anond:20241121004956

絵は思想なのです、とはじめにお断りしておきます。というのは…

絵は脳が捉えた様子を描くんです。

(それ以外を描くことは、でたらめです。)

そしてなぜか脳は輪郭を捉える性質があります

世界には、どんなに目を凝らしても輪郭線なんか物理的には存在しないのに、です。

なぜ脳はそこに輪郭線を見出したのか?それを考えます

色相が異なるから、陰影がシャープに変化するから、みんなそうしているから、あるいは、なんとなく?

なぜ脳が輪郭線を認識したのか、その根拠を考え抜きます

この自問自答こそ、1行目で「絵は思想」と申し上げたものです。

やがて目が見える時間全てがその作業になります

そんな感じで3週間ほど経った頃、もう一度スレを立ててください。

といっても、もう一度あなたとここでお会いできる確率は高くないので、続きを書きます

    *

脳の性格特性、傾向、なんだかそのようなもの記憶されてくると、今度は、画面上のどこに輪郭線を配置すれば脳が物体認識するようになるのかという、逆演算をするのが課題となります

ここで、初めて鉛筆を手に取ります

絵を練習しましょう。

といって、ここまでの間に思わず鉛筆を手にとってしまっていた子は才能があります

逆に描かなくていいなら鉛筆なんかとらないよって子は、永久に描き始めません。

あなたは、初めから絵の才能がないとおっしゃっているので、ネタバレしました。

結局は物理的に絵に取り組んでいた時間の総和はだいぶモノを言います

絵を練習しましょう。

初めの課題は、左手がよいですね。

なにせ、いつでもありますから

ってみんな言うんですが、左手ハードル高いなら星のカービィを描いてください。

資料集めに困る時代でもありませんので。

A4のコピー用紙2B鉛筆を用意しましょう。

   *

描いて、見て、見て、描いて、見て。

絵の練習はこの繰り返しです。

なぜそのように見えるのか?を自問自答するのが絵の練習重要な要素です。

練習せよ、納品せよと言われて描くような、主体性のない作画は、どういうわけか退屈で拷問のように辛いのです。

自分が描くのだ、という主体的姿勢必要です。

   *

最終目標は脳の認識を逆演算することですからバグ技、ハッキング、そういうような概念に近い試みと私は思います

とりとめもなく色々と書きましたが、結局は「やってみること」が非常に大切です。

軽い気持ちでやってみましょう。

グッドラック

自民嫌い、維新大嫌い、立民も推したいけど推せないムーヴかましすぎ、国民自民の補完勢力だし、公明スキャンダルが少なくて政治家教育がしっかりしているところだけは推せるが軽減税率創価学会が嫌なので論外、共産ガバナンスがヤベェ、どこにも入れたくねぇ、って感じ

みたいなこと言うやつよくいるけど、いいかげんお前らの代表立てたら?

永久にヤダヤダ言ってるだけで満足?

anond:20241121124959

悪魔の証明問題があるんだから現実的には絶対どこかで調査をうちきることになるし

うちきらないなら一通事実無根の怪文書送っとけば人員永久に拘束出来るぞ

2024-11-20

anond:20241120193819

関係あるようなないような話だけど、Windows8か8.1の頃に数年ぶりに起動したら永久に終わらないWindowsUpdateがあった

溜まってるだけだろうと思って数日放置したのに終わらなくて流石にバグだろと思ってググったらまさにバグで手動でパッチダウンロードしてインストールしないと終わらない状態だった

パッチあてたら1時間もせずに終わった

2024-11-18

anond:20241118132154

増田君は悪くないよ~よしよししてるやつの本音は「そのまま永久に失敗してくれ」なんや

anond:20241118100644

はてななんて昔からそんなののあつまりだろ

しばらくじゃなくて永久にやめたほうが良い

2024-11-17

VALORANTの大会運営、大量のガイジをBANする事に成功

https://x.com/tkzwgrs/status/1857415505772257548

トランス女性が参加しているチームが日本人チームをボコった為

発狂したガイジ達が差別表現を使って批判コメントしまくり

それを理由に何度も時限BANされているのにそれでも尚問題行為を止めなかった結果

見事に運営永久BANされまくったという微笑ましいニュースです

ちなみにトランス女性が参加しているチームも女性だけのチームに負けている為

「単純に実力で日本人チームが劣っていただけ」

というオチもついています

2024-11-16

anond:20241116222849

「ごめんクソが漏れる」と声高に宣言するだけで、トイレ待機列というのは快速急行になる。

女でもだ。

その一言が言えない“文化人”たちは永久に並んでいなさいってこった。

2024-11-14

時限的な消費税減税なんてやったところでいずれまた増税される以上は国民は消費を控えてしまい、

ほとんど意味ないと思うんだけど…

日本人気質には終身雇用制度のような、「無期限の」制度があってるんだよ

消費税減税ならば時限じゃなくて半永久的にやらなきゃ駄目

2024-11-13

anond:20241107231530

巨人軍永久に不滅のはずなのに…一体なぜ…

メンヘラの悪いところ

仲良くなった人を見下す所

これだけ

以下は俺が分析した結果と感想

彼らは自己肯定感が低いとか自罰的だったりする。

そういう相手に見下された場合、俺がそいつ視点で見て間違った事をしたりだとか、少し危うい事をすると、彼らは普段自分に課している罰を俺に与えてくる

解決策としては、もうその場で怒っちゃう事だと思う。

俺には彼らがそれを求めているように見える。

自分が「ここまで自信を卑下している事を否定してほしい、自罰的なのを止めてほしい」というのが信頼した相手に対して求めている事だと俺は思う。

今回俺はこれができなかった。その場では、ああ気に障ったならごめんねみたいな、無難な事を言ってしまって、切り込めなかった。

後になってから気付いて、申し訳ない事をしたなと思う。

次は永久に来ないと思うけど、もし似たようなケースがあれば対応しようと思う。

今回の失敗をいつまでも考えていると脳が腐りそうなのでここに書き留めておく。

2024-11-12

慶應通信卒だよ

教科書の内容わかりづらいし質問できないし、

レポートの返却遅いし、

試験は超暗記ゲーだし、

スクーリング日程は社会人にはしんどいし、

レポートの参考文献にレア図書用意してくるし、

卒論教授決めガチャに失敗すると半年卒業遅れるし、

卒業試験に2回落ちると卒業資格永久剥奪されるけど、

頑張って卒業して本当によかった。

お金がなくて高卒就職たから、普通大学はいけなかった。

慶應通信があったか大卒になれたし、なんだかんだで勉強研究も楽しかったし、夢だった仕事にも転職できた。

本当に本当に感謝してる。

anond:20241112091556

「目が覚めて裸の美少女が隣で寝てたら?」でクラス男子が盛り上がってて

「襲う」

で一致してたのを見て、あー近寄らんとこ早く卒業したい、って当時思ったし

遠ざけたのは正解だったと今でも思ってる

性的同意とかの概念永久に馴染めない大人に成長したんだろーな、きっと

2024-11-08

髪の毛一本から俺を作れるようになった時のために、俺の髪の毛をお前に託す!頼んだぞ!

髪の毛から俺を作れるようになる日が来ると思うんだ

そしたら半永久的に生きていけるんじゃね?

だって死にかけたらまた髪の毛から俺を生み出せばいいんだから

これこそ不老不死

頼んだぞ!

高齢非モテだが価値観を捨てることで救済されるのは無理だと悟った

当方、30代の高齢童貞非モテである

から非モテ論とか、最近でいえば弱者男性論とかよく読んでいた。

その中で、フェミニスト系の論者が良く言っていたのが、「モテないことが辛いなんていうのは『女を獲得して一人前』という価値観に囚われているからだ。それを捨てれば治る」とか、あるいは「結婚したらエラいという男社会価値観から自由になりましょう」というものだった。

一見もっともらしいのでそれを受け入れて生活することにした。

結婚して子供をつくらなければならないなんて決まりはない。そうしたって別にエラいわけではない」 「誰かと付き合うことは必須ではない」と自分に言い聞かせながら毎日イライラをやり過ごそうとした。

だがすぐ無理だと悟った。

理由一言で言うと、「私個人がその価値観を捨てたところで、社会結婚して子供をつくるのがエラいという価値観で動いていて、その前提のもとに福祉支援体制をはじめとした社会構造が構築されているんだから無理、というか激しくムカつく」である

具体的に書く。

「男社会から自由になった価値観」に基づいて社会を見てみると、まず子育て支援というものイラつくようになった。

子供をつくって子育てするのも、結婚子供もつくらずに一人で生きるのも、生き方が違うだけで対等であって上下の差はないはずである。なのに、前者の方は国家法体系によって手厚く保護され、孤独人間にはなんもないのである社会リソースの元手は税金なのにだ。

それはつまり結婚して子育てするのはエラいし、皆そうするものだ」という男社会伝来の価値観があるからじゃないか社会をそういう価値観が貫いてる以上、それは「非モテ自由になった姿」と衝突する。

不思議なのは、そのような価値観を捨てさるように言ってたフェミ系の人達はどうも、子育てを手厚くすることには反対してないようだったこである。なんだそりゃ。

次に福祉というものがそんなにいいものではないと思うようになってきた

だって、「福祉社会」の中で、独身で一人で生きてる層と、子育て世帯と、どっちが優遇されるかなんて論じるまでもなく明らかじゃないか

独身だと持病でもない限りはセーフティネットくらいしか福祉を利用しないんだから、だったら反福祉新自由主義社会の方が得である

前に反自民政治系の知り合いと話したときに「なんで若者は貧しいのに福祉国家志向しないで自民党みたいな弱者切り捨て政党を選ぶんだろう」と嘆いていたから、私が「だってあんたたち子育て支援とか障害者支援とかしかないじゃないですか独身健康ならそんなんされても得しないですよ」と言ったらガッカリされた。

次に独身税のような、もっと強力な圧力に晒されるという点である

なにも子育て支援とか福祉とかの社会資源の分配の話だけじゃなく、独身子無しには独身税・子無し税という直接的な政治弾圧が課されるという恐れが常にある。

罰金を取られながら自由なんてことは絶対にありえないわけで、つまり独身税が課された時点で「モテという価値観から自由になって楽」なんてルート永久に閉鎖される。「モテない奴はスタートラインから負け組確定」である

そうすると、モテという価値観から自由になるために必要なのはそのような弾圧に抗する闘争力なのではないか

安寧とか安心とかとは程遠いところにいきそうである

これだけコンプライアンスだのうるさい世の中なのに独身へのヘイトスピーチなど問題にもされないのも不自然である

本当に「自由になる」ためには、その辺を糾弾して是正するような活動を行う権利団体必須不可欠なのではないだろうか


そんなこんなで、「男社会価値観から自由になった状態から社会を見ると衝突することばかりで、これを解決するためには独身権利社会に主張し、団体をつくり、差別撤廃に向けて動くような、そういう方向性になっていくのでないかと思われる。それは個人的にモテないことを克服するよりもはるかに巨大な社会コストがかかりそうな塩梅である

そんな無茶な、と思われるかもしれないが、実社会はもうすでに闘争する方向に行きかけているのだろうと思う。この価値観闘争非モテ男よりは女の間で勃発しており、離乳食提供したスープ屋が炎上したり、反出生主義だの男児ママ叩きだの、つまり子供をつくるのはエラいんだし、社会の皆で助けようね」的な価値観を打ち砕こうとしているのだろう。

しかしその先に行きつくものが全員が幸福になるものとはとても思えない。


あのフェミ系の人たちが「モテという価値観を捨てる」ことを説いたときに、そんなことまで見通して言っていたようには見えなかった。

多分、女を獲得して一人前という価値観から自由になった非モテは、未練を解消した亡霊のように消え去って、それ以降は自分の前には永久に現れないとでも思っていたと思う。新しい価値観に基づいて社会構造俯瞰したらどうなのかとか、そのまま権利を主張しだすとか、社会の変革を求めるんじゃないかとか、そうしたら福祉が成り立たないんじゃないかとか、そういう社会的な方向での発想は何もなかったんじゃないだろうか


私は旧来の「男社会価値観」を維持したほうがずっと平和でいられると思う。





追記)2024/11/09 19:35

目についたコメントへの返信 別に読まなくてもいい 

えらく注目されたこ記事

みんなのコメントを読んで返信を書いていく。

1 30歳は高齢じゃない

はいそうですね。この記事タイトルの元は「高齢童貞」だったんだけど、タイトルに「童貞」があったら性的記事だと認定されていろんなとこから弾かれるかもしれないとか思って「高齢非モテ」にしたんだ。流石に30代童貞は「高齢童貞」でいいだろう


2 俺のメンタルやら認識やら人生へのアドバイス非難心配

これすごく多かったのは意外だった。この記事は「こういう価値観アンインストールして社会を眺めてみたが、社会制度はその価値観インストールして動いていたんで、社会に生きる以上は個人的なアンインストール不可能もしくは無意味でした」という、ある種の思考実験結果発表のつもりで書いた。

から反響が、内容の論理のものよりも書いている人間へのアドバイス心配が多く来るというのは予想外だった。気にしてもらって悪いが、ただの思考実験試行してみただけの人みたいなもんだと思ってもらっていいよ。


3 福祉がいらんとは何事だ。お前も老人になったら子供の世話になるんだぞ。生まれてくる子供国家社会を維持するんだから優遇されて当然

どうも記事を読んだ読者が一番頭にきたのがこの部分らしい。この種の話題福祉や反福祉、子持ち子無しの論争の時の定番ネタからここで内容には触らないが、

だったらなおさらフェミ系の人達のいう「男社会価値観から自由になる」というのは不可能じゃないかな。別の理由があるにせよ、男社会価値観に沿った人間の行動が前提にある社会構造だというのならその価値観は捨てられないじゃん。むしろこの意見は私の結論を補強するものとして受け取った。

あと(こういう意見もあったが)本当に「子育て大事にしてるのは未来人口労働力再生産するため」でいいのか?それはファシストもびっくりの生産主義富国強兵主義じゃないか。「子供子育て尊いものである」という価値観ナシで福祉を成り立たせようとして平気なのか?それはとても殺伐とした、恐ろしい世界認識のように見える。

それなら多額の養育費教育費が必要なる子供よりも、すぐ労働力になる移民の方が遥かに尊い存在ということにもなる。いいんだろうかそれで。今すぐ子育て支援廃止して同じ金で移民入れりゃいいのでは。

あとさ、蛇足ながら、これは独身子無しへのよく聞く脅しだから書くけど、30代の人間に「老後」のことを盾にしても効かないよ。30年も未来の話のことで感謝するには流石に先すぎて無理。まあ、30年後には感謝すると思うからそれで許してもらうしかいねそもそも現行の年金制度がそのまま残ってるとは信じがたいけど。

福祉文句いうなら病気やケガになっても保険使うなよ」みたいなのもあったが、ほら、独身への福祉恩恵としてセーフティネットしか挙げられないじゃん。セーフティネットはどんな新自由主義社会だって用意されてるんだから別にそこまで捨て去れとは言ってない。

4 旧来の男社会の方が非モテ弱者男性にはキツかっただろ

うん。そこ誰も否定してないけど。なぜそんなことを自慢げに言うのか分からん。そっちの方が価値観闘争などはじめるよりは平和だよねって書いただけだよ。

あと昭和に戻れなんて言ってないからね。そこ誇張しないでね。

5 別に社会から優遇されたり金や社会リソースをもらわなくてもいいのでは?そんなこと気にするなよ

それは女性社会的地位が低くて給料も低くても、気にしなければいい、別の楽しみを見つけようで解決しろというのと同じですね。

流石に社会構造自分属性に不利にできてるのにそれを見ないフリしろというのは無茶だと思う。まあ、個別的には皆実際にそうしてるんだろうけど、これ社会構造価値観テーマ記事なんで。

6 その他雑感

子育てについて「エラい」と表現したせいで、そこで引っかかって語弊が生まれた気がする。「価値がある」とか「尊いとされている」とか書けばよかったかな。


非モテ論や弱者男性論が論じられる際に私が気になっていたのは、「非モテ弱者男性が生まれるのは社会的な要因があっても、それを解決するのは個人的な精神問題であって、社会的に救うもんじゃない」と思っている人が多いことだった。フェミ系の人が言っていた「女を獲得するという価値観を捨てれば楽になる」もその一つだろう。個人精神改革対処しようという思想だ。別にフェミだけでなく、弱者男性本人も個人的にどうするかしか考えてないようだった。もっと独身権利を主張したり、差別撤廃運動したりしてもいいと思うのだが、そんな方向には向かいそうにない。それに私は前からずっと違和感があって、いや社会的な方向でできることいっぱいあるでしょ、というか、大勢非モテ価値観を変えたら社会も変わっちゃうよ、と思っていた。

それは女たちの間で流行っている反出生主義や、「子持ち様」論争とも関連するものだろうと思う。ただし彼女らは、「非モテ」で「弱者女性」だろうが、そこからまれる不満は社会方面解決させようとしているわけであるあくま個人問題にしている男の非モテとは違った。だが問題通底してるんじゃないか

この記事はそういった面での問題提起がしたいという動機もあって書いた。

反響を見ると、やっぱり誰も非モテ弱者男性社会的なリソースの分配という問題としては捉えてなかったというのはよくわかった。

ただ私は今後はそういう流れで論じられるようになっていくと信じている。

去年の今くらいから考えてたことに、ようやく答えが出た(メモ)

あとはどう書き出すかだよなぁ🤔

いつも通り、思いつくまま適当に書いとくか、出来る範囲で読みやすくしとくか、うーーーん

とりあえず、忘れないうちにメモ書きしとく

 

結論:『差別』とは、何かしらの理由をつけて他者を見下して良いと正当化し、自分の方が価値がある(上位である)とする態度のこと

ワイは以前、『差別』というものは、生死に関わる問題経済的な困窮、戦争といった深刻な問題に直結するケースのみに限定されると考えていた

なので、無礼な態度や高圧的な態度は、単にその人の問題であり、べつにどうでもいいと考えていた

 

そもそも一般的に高所得と言われる立場にある人間にとって、気持ちを鈍感に保ち、何か言われても気にせずスルーするのは、持っていて当たり前のスキル

もちろん、ハラスメント名誉毀損侮辱罪として取り上げられるレベル罵倒侮辱は除くが、それに至らない範囲言動にいちいち反応しているのを見ると、

『稼ぐ気がないんだな』『働く必要がない裕福なご家庭の人なんだな』『生まれつき過敏なんだな。生きづらそう』と感じずにはいられなかった

 

だが、他者を『バカだな』とか『ボンクラだな』と感じるとき、よくよく考えるまでもなく、"自分の方が上だ" という考え、頭にあるよね?

  

人の価値お金で測れるものではないにもかかわらず、経済力という一点で優位に立っているという理由だけでーーー・・・とか、いろいろグダグダとやるまでもなく、

自分の方が価値が上だ』ってやった時点で、<ハイ差別のもの>で話は終わりだと、ふと気付いた

 

差別』とは、特定属性(例えば経済力やさまざまな社会的地位)に基づいて、自分他者より上位に置き、他者を不当に扱う態度のことだから

 

 

なぜこれまで自分の『差別意識』を意識することが無かったのか?

  1. 労働収入必要一般国民場合トップダウン組織文化と完全無縁ではいられないから:
    自給自足生活をせず、社会に労力を提供してそこそこの収入を得ている立場場合、『上下関係』が日常化し、そこに疑問を抱きにくくなる
    端的に言えば、『自分が人にやられたことを他の人にもしている』

  2. お兄ちゃんお姉ちゃん人生の先輩という順位制(序列):
    多くの社会動物順位制を持っている。人類にもあり、お兄ちゃんお姉ちゃん人生の先輩は『○○を優先的に出来て当然』みたいな慣習はまぁあるよね
    なお、人間社会は、ほかの動物よりもより複雑な社会構造であること、序列無視する個体が相当数いることが合わさり、
    序列上目でも、動物社会のような明確な特権は貰えてはいないような・・・?といったことはよく起きる模様(中間層でより顕著)

  3. 現実に即していなかった他人能力への期待値他者視点の欠如:
    多くの人と同じく、以下のように考えていた

    ・知能とは多面的ものであり、一面からどうこうジャッジできるものではない
    知的ハンデキャップがないすべての人は、最低でも自分と同等以上の思考能力を持っている


    ・・・と言うか、自分をどこの位置に置いてるのか?と言う人物でない限り 、自分レベルがこの位置にいるなら知能は重要ファクターにならないと考えるのが正常だし、
    スキルマウント取っているの見ると心底ウンザリするのがフツーだし(VLOOKUPとか、Excelパワポなんたら術とか)、
    ドヤ顔で『IQ20違うと会話が成り立たない』とか言ってる輩を見ると、『おっ、頭が悪い/まともな説明能力がないって言う自己紹介か?』って思うのが正常

    ・・・でもまぁ、ブクマカブクマカを兼ねている増田を見ていて気付けたよね。種として見た時には誤差と言えるほんのわずかな認知能力の差で、以下の違いが顕著が出てしまうことに

 

     - 日常的な問題解決能力の違い  
     - 想像力の違い (リスク管理他者理解
     - 上記の結果として収入の違い  

  

  自分と同等以上の能力がない人や、自分と異なる興味や能力を持つ人に対して、『やる気が足りないのでは?』と傲慢な態度を取っていたかもしれない

 

年収に影響する要素で1番大きいのは『運』、ついで『社会制度』、それらに比べたら『能力』の影響は小さいことも、他人能力を見誤る要因になっている

※ それ以前の問題として、『自分他人は違うを理解する機能』がそもそも未搭載なので、何度学習しても、つい他人能力を見誤ってしま

 

 

なぜ、"自分の方が上だ" について掘り下げようと思ったのか?

例えば、女性を『おばさん』と綴り男性を『男』と呼称インタビューに応える某皇族は、自分のことを『ガチ貴族』と思ってるし、実際に貴族なんだけど、

(あれがなんでウケてるのかマジでわからん中世か? 本当、膝を折って各地を訪問した平成天皇けが皇族例外でしたわ)、

 

政財界人間は、皇族と違って、いちおう一般人の"ハズ"なのに、日本以外の国でかましたら、

失脚、株価暴落活動家永久粘着される or 永久に身の危険を覚えることになるような暴言マスコミにすっぱ抜かれたとかではなく、

公の場で自ら積極的に発信してるのマジでなんなんだろ?って思ったわけです(ナチス発言ほかキリがない)

『オメー、平等絶対日本のどこでそんな教育を受けてそうなったの?』、『オメー、ガチ貴族ではなくね?』みたいな

 

だけど、べつにガチ貴族上級国民でなくても、無限無礼な人/上からな人いますよね?

せいぜいあっても年収2000万程度で、なんならワイ以下の年収でも無限にいます

 

まり、これは生まれ社会的な立場問題じゃ無さそうだな・・・ってなったわけです

単純にその人の態度(attitude)、人間性の問題なのでは?ってね

 

なお、アリストテレスは『ニコマコス徳倫理学』で、徳(美徳)は習慣(ēthos)化によって形成されるとって言ってるし、

人間の行動が繰り返されることで習慣となり、それが最終的に性格人格形成するって言っているので、

人間性の問題という表現問題ないという認識です

 

というか、いろんな自己啓発書で古来から言われてる通りよな

※下記は、マザーテレサでもウィリアムジェームズでも無いらしいです

言葉に気をつけなさい、それは、いつか行動になるから

「行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから

「習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから

心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。

 

 

自己責任論者は、自分たちが恵まれ環境にいることを相対化できていない『自己中心論者』であるエクイティ共通善に反する傲慢

自己責任論って突き詰めたら、森羅万象あらゆる事象自己責任を主張している本人のせいに全部転嫁できるはずなんだけど、いまだかつてこの主張が自己責任論者に聞き入れられたことがないので、自己責任論者は自己中心論者だと思っている

https://anond.hatelabo.jp/20240227185639#

 

これは 1000000000%、それはそう

 

森羅万象ではなく、もっと単純な日常的な視点で言っても、それはそう

 

例えば、通貨が弱く教育医療システムが整っていない国からやってきた人々や、スラム街から成り上がった人々にとって、先進国での一般的な悩みは『甘え』のように映るだろう

同じ先進国に住んでいても、呼吸や歩行、食事など、日常生活基本的なことすら困難な人々からすれば、健康に恵まれた人々の日常的な悩みなんぞ『甘え』に感じられるだろう

でも、先進国自己責任を説いたり、ぼくあたちは頑張った!努力した!をやる人は、上記の人々と同じ立場に身を置いたことがないどころか、

そういう境遇想像することすら、まず無いのよね

 

もっと言えば、社会には多種多様問題存在する

居所不明児童悲劇 川口高齢夫婦殺害事件(2013年)当事者に近い環境に身を置く人は今日もいるだろうし、

殴る蹴る性加害など緊急性の高い虐待ではなくても、電気ガス水道が止まるのが日常環境で暮らす児童今日もいるだろうし(貧困ではなくて親が生活能力がない)、

ネグレクト機能不全家庭でなくても、教育DV暴言日常とか過干渉とか条件付き愛情とか、基盤を壊すものは無数にあってひとつひとつ挙げたらキリがない

そして、自己責任を説いたり、ぼくあたちは頑張った!努力した!をやる人は、上記の人々と同じ環境に身を置いたことがないどころか、

そういう境遇想像することすら、まず無いのよね

 

人類自然に完全に打ち勝ったわけでも、自然から独立した存在でもない

だが、他の動物と異なり、『優れた貯金力(資源を蓄積する能力)』と『高度な想像力』を持っている。そのため、先進国では、福祉制度社会保障が充実しており、動物のように弱者を切り捨てたりしない。

また、見て見ぬふりをしてしまうこともあっても、自ら手を下して積極的弱者を切り捨てたいという輩は異常者とされるし、自分自身が社会から切り捨てられたいとも思うのも異常者だ

 

したがって、裕福な立場や恵まれ環境にあるすべての人は、たとえエリートでなくても社会的責任(ノブレス・オブリージュ)を意識する必要がある

持てる者が傲慢な態度であることは、エクイティ公平性)や共通善観点から見ても、批判されるべきだ

 

 

差別意識がわかりやすい『悪意』からではなく、むしろ無自覚な『習慣化された態度』からまれる事に気づいて、今後どうするの?

批判的ではありつつも、バーカ、バーカ、と言うのは控えたいと思います

 

世の中のすべての人が自己効力感の持てる世の中でありますように🙏

2024-11-06

マイノリティトランプを支持するという現実

リベラル思想の人たちがこれを受け入れない限り分断は永久に解消されないだろ

思想は確かに大事しより良い未来を目指すのも大事なんだけど

そのために今日を生きる人を踏みにじったりバカにする限り今後も第二第三のトランプが台頭し続けるんだよ

anond:20241106074805

情報通信における不確実性の有無の話をしてるんだが。

二人だけの秘密意思疎通ということで愛を感じても差し支えない

何の話?

イヌイットは白を17種類に分類して表現するとか

光のスペクトル周波数特性)を日本語でも二進数でもなんでもいいけど何らかの言語で正確(=不確実性なし)に表現することを考えてみろ。

無限ビット必要なことがわかるから。それが不確実性ということ。情報理論の超基本。

そういう意味ではあれだな。元増田は二進数とか素人さいことを言わず、例えばコーシー列で意思疎通することにしたとか言えばよかったんだよ。

それ情報通信永久に終わんないじゃん。無量空処かよ。みたいなウィットになった。面白いかどうかは別として。

2024-11-04

anond:20241102144159

資本主義システム自体永久に拡大し続けることでしか存在できないからな。

資本主義以外でまともにワークする経済システム人類はまだ発明できていない。

今日のお昼はイナゴ佃煮

正直、かなり迷った。買うか買うまいか。スーパー佃煮売り場に立ち寄ると、不意に「イナゴ」という文字が目に入る。イナゴ。もちろんその名前は知っている。食べられることも知っている。ぴょんぴょん飛び跳ねている姿を目の当たりにしたことはないけれど、小さなバッタのような容姿は、何度か写真で見たことがある。興味本位で恐る恐る目を凝らしてみる。緑色体躯は影を潜め、味付けされて茶色くなってはいものの、見た目はどこからどう見ても、あのイナゴのままである。確かに佃煮になっているようだ。いったいどんな味がするのだろう。このスーパーは、私の家からは少し離れた所にあって、滅多に来ることはないのだから、今買わなければ、次にいつチャンスが巡ってくるか分からない。値段は300円ほど。試しに買うにはちょっと高い気がする。私は実際臆病な人間だ。いちど売り場を離れて、また戻ってを繰り返しながら、カゴに入れる勇気はついに出なかった。私はイナゴ申し訳ないというよりも、自身の情けなさが身に沁みて仕方なかった。

それから数か月経った。以来忘れようとしてもイナゴは私の脳裏からどうしても離れてはくれなかった。いつかは、という野心に似た気概がいつも私を突き動かそうとした。が、さすがに家から離れたスーパーに、イナゴ目当てに足を伸ばすほど、時間が有り余っているわけでもない。と、書いてみて、ちょっとそれは違ったと思った。真実私はまさにイナゴを求めるためにそのスーパーを訪れたのだから他人からすれば阿呆らしく感じられるかもしれないが、どんなに些細な物事であっても、自分の前に聳える壁にチャレンジするのは、それなりに意義のあることではあるまいか。私はイナゴという壁を乗り越えようと、決然あの佃煮売り場へ向かい、今度は一瞬も躊躇することなく、「イナゴ」と大きく書かれたパックをカゴの中へ入れたのである

茶碗にご飯盛る。箸を用意して食卓の前に腰を下ろす。パックの包装を静かにはがし、いよいよ相対する。じろりとこちらを見たような気がした。いただきます茶色く固まったイナゴたちに丁寧に声をかけた私は、意を決し、一口目を口の中へ放り込んだ。うむ。食感は予想通り。エビフライ尻尾は食べないタイプではあるけれど、あの感触によく似ていると思う。味もエビを想起させるものだ。うん、うん、まずくはない。食べられる。イナゴだと知らずにいたら、毎日ご飯の友としてぴったりな食材を見つけたと意外な発見を喜んだかも知れない。しかイナゴの気持になってみると、彼ら彼女らは、鳥やカエルに食べられることはあっても、まさか人間佃煮にされるとは想像もしていなかったことだろう。いや、あるいは彼ら彼女らの先祖から人間私たち佃煮にしてしま悪魔だ、なんて代々伝承されてきたのだろうか。ありもしない妄想まで浮かんできてなかなか面白い人間世界に戻って、田園の中を飛び回るイナゴを貴重なタンパク源としていた人々の生活に思いを馳せてみる。また、食糧不足問題解決するよすがとして、昆虫食が注目されている昨今の世界にも、思いを寄せてみる。イナゴは古から未来へかけての人類希望にほかならない。イナゴたちにとっては迷惑千万な話にちがいないが。分かり合える日は永久に来なくても、人間イナゴは切っても切り離せない関係でありつづけるのだろう。

二口目、三口目と、だんだん抵抗がなくなった私は、イナゴを数匹次々に口へ放っていった。たまに足が舌に刺さってちょっと痛い。当たり前だろう。私はエビではなくてイナゴを食べているのだ。目の前の壁を乗り越えた満足に浸りながら、どうにも得意な気分を抑えることができなかった。今日のお昼はイナゴ佃煮。誰かに自慢したくなった。ごちそうさまでした。

2024-11-03

日本プロレス史上最も重要試合10選【追記あり

試合の内容の是非というよりは、後世に残した影響の強さを重視して選出しました。

力道山vs木村政彦 1954年12月22日 蔵前国技館

木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』でもお馴染みだが「プロレスとは何か」を深淵の底に落とした試合である。この試合真実に関しては諸説あるが、ともかく力道山木村シュートで潰したことは単純に眼前の事実である。「プロレスとは八百長ではなかったのか?」日本プロレス史における「プロレスとは何か」という問いへの解答がこの一戦で全て分からなくなってしまい、今もその謎が解けたとは言い難い。また、当時のプロレス界は柔道出身が多かったものの、木村がこのような形で潰されたため、もし木村が勝っていたら今のプロレス界は柔道系譜もっと強くなってまるで違う別物に変わっていた可能性が高い。当時の日本の強さの象徴といえば柔道であり、その柔道プロレスが上回ったのだから当時の衝撃たるや、である。少なくとも逆水平チョップという技がこれほどスタンダードな技として使われる(アメリカなどはナックルが主流)のは間違いなく力道山の影響だろう。

アントニオ猪木vsモハメド・アリ 1976年6月26日 日本武道館

わずとしれた世紀の凡戦であるが「猪木・アリ状態」が発生しただけでこの試合人類史に残す価値のある試合である。この辺はあらかた語り尽くされているので多くは書かない。また、試合を実現させる猪木マジックとも呼ぶべき「巻き込み力」はエネルギッシュだった昭和の世相を反映していると言えよう。

タイガーマスクvsダイナマイトキッド 1981年4月23日 蔵前国技館

初代のタイガーマスクデビューした試合で、今見ても全く色褪せない。漫画キャラクターが実現するメディアミックスという手法も新しかったが、マスクを被った佐山の才能は20年ほど時代を先取りしていた。四次元殺法とも評されたその戦いぶりは軽量級レスラーに偉大な影響を残した。

ジャイアント馬場vsスタン・ハンセン 1982年2月4日 東京体育館

選手としてはピークを過ぎて会社内での立場も危うくなってきた馬場が、自身レスラー生命の生き残りを懸けて行われた一戦。ハンセンはこの当時、選手として全盛期であったため馬場は殺されてしまうのではとさえ言われていたが、試合開始直後に放った16文キッククリーンヒットし、会場の空気が一気に馬場一色となった。この試合引き分けという不透明決着に終わるも、馬場はその人気再沸騰で会社内でのイニシアチブを取り戻すこととなる。レスラーリング上でこそ輝きを取り戻すという、レスラーの原点を示した一戦。個人的には倒れているハンセンの左腕をガッツリ踏み潰すキラー馬場が滲み出た瞬間が一番アツい。

アントニオ猪木vsマサ斎藤 1987年10月4日 巌流島

公私ともに何もかも上手くいかず、自暴自棄になっていた時期の猪木が行った一戦(元々の発案者は藤波であったとも言われているが、なぜか猪木がやることに)。猪木巌流島に立てられたリング上で時間制限、ノールールレフェリー無し、無観客試合という前代未聞の試合に付き合えるのはマサ斎藤くらいしかいなかった。後年、この試合を振り返るマサ斎藤インタビューがあるのでこちらも読んで欲しい(https://number.bunshun.jp/articles/-/842688)。試合は2時間を過ぎたところでマサ斎藤裸絞めで失神し、猪木勝利した。観客を排して一切のしがらみを捨て、レスラー純粋に二人のためだけに試合をしたらどうなるのか、という後年でも見られない極めて前衛的な試合になったと言える。

武藤敬司vs高田延彦 1995年10月9日 東京ドーム

プロレスを守るためにプロレスをした武藤と、プロレスを強くするためにシューティングをした高田一騎打ち新日本UWFインターの対抗戦として行われたこ興行のメインイベントは、新日本4勝、UWFインター3勝で迎えられた。高田としてはこの試合に勝てば4勝4敗で終われるが、この試合武藤の保持するIWGP王座がかかっていたため、4勝4敗でもベルトが動いた分UWFの方が上を取れるという状況であった。お互いのスタイルをお互いが貫き合い、武藤の持つドラゴンスクリューという極めてプロレス的な技が、高田の多用するキックへのカウンターとして機能することが勝敗を分けた。最後も足4の字固めというプロレス代表する固め技で武藤ギブアップを奪った。戦いのスタイルが全く違っても、そのスタイルを両者がいかに主張できるかで試合面白くなる、ということを示した貴重な一戦。

橋本真也vs小川直也 2000年4月7日 東京ドーム

橋本の1勝3敗で背水の陣を敷くべく「負けたら即引退」を掲げて小川へのリベンジを臨んだ一戦。この二人のシングルマッチで一番面白いのはやはりこの5戦目である橋本ジャンピングエルボーを炸裂させて小川の肩を脱臼させるも、その後の三角絞めで腕を取った際に外れた肩を偶然嵌めてしまうという珍事も小川に味方し、最終的には小川がSTOの連発で橋本をKOした。完敗した橋本は本当に引退するも、折り鶴兄弟(詳細は省略)の助力もあり復帰。最終的には小川とタッグチームを組み、親友となった。戦いの末に友情が生まれるというジャンプ漫画でありそうな展開は現実でも起こるという、プロレスフェイク無しを魅せつけた一戦。

長州力vs大仁田厚 2000年7月30日 横浜アリーナ

既に引退していた長州をなぜか大仁田ストーキングとも言える言動を繰り返すことで呼び戻すことに結果的成功し、大仁田お家芸である電流爆破デスマッチが実現した。プロレスは「ネバー・セイ・ネバー」(絶対に無いということは絶対に無い)という矛盾を孕んだ言葉まやかし大仁田の執念が証明してみせた一戦。試合長州勝利。なお、この大仁田長州へしつこく対戦を要求する様子は当時のプロレス番組で放映されており、それをレポートする真鍋アナウンサーとのやり取りも「大仁田劇場」として注目された。最初大仁田から理不尽な扱いに「サラリーマンって大変だなぁ」とファンに同情されていたほどだったが、最終的に真鍋大仁田へ「電流爆破、見たいです!」と直言するまで成長し、この試合の実況も大仁田に傾倒する内容で行った。

渕正信vs蝶野正洋 2000年9月2日 日本武道館

2000年はプロレス界激動の年だった。6月全日本プロレスから選手クーデター同然に大量離脱し、残った選手川田利明渕正信の2名だけとなった。全日本はなんとかして起死回生を図らなければならず、鎖国状態にあった同じ老舗団体である新日本プロレスとの交流に活路を見出した。8月11日、渕がスーツ姿で新日本リングへ上がり「(鎖国状態にあった)壁をぶち破りに来ました」と話し、新日本現場監督である長州力と固い握手を交わしたところへ抗議しに現れたのが蝶野だった。乱闘しかけようと興奮する蝶野だったが、渕は冷静に受け流し、蝶野が落とした帽子を「蝶野忘れ物だ!」と帰ろうとする蝶野へ投げつけるシーンが完全にプロレスファンの心を掴んだ。これを受けて行われたのが全日本リングでの二人のシングルマッチである。結果は蝶野勝利であったが、全盛期をとうに過ぎた渕が堂々とした態度とマイク第一線を張ったおかげで全日本は辛うじて生き残ることができた。いつ誰がどんな形で主役を張らなければならないかは分からない、運命の数奇というものプロレスにはあり、渕は突如訪れたその大役を果たすことができたから今も全日本という団体は存続している。

三沢光晴vs小橋健太 2003年3月1日 日本武道館

一方、全日本プロレスを大量離脱した選手たちによって旗揚げされたプロレスリング・ノアは、旗揚げして1年足らずで日本テレビの中継がつき、ほどなくして日本武道館興行が行われるなど、ハッキリ言って順風満帆だった。試合クオリティも高く、当時の2chプロレス板で「ノアだけはガチ」というフレーズも生まれた。この試合三沢小橋花道から場外マットへタイガースープレックスで投げ飛ばすという荒業を敢行。実況していたアナウンサーが「死んでしまう!」と絶叫した。しか最後小橋バーニングハンマーを繰り出して逆転勝利ベルトの価値、そして団体価値というものをどうやって高めるのか、を方舟に乗ったレスラーが探し求めて辿り着いたのがこの試合である。純プロ路線でありながらその究極系を突き詰めた結果という意味において、選出すべき試合であることは間違いない。

以下、選外

ジャックブリスコvsジャイアント馬場 1974年12月2日 鹿児島県体育館

この当時、最も権威のあったNWAヘビー級ベルトを日本人で初めて戴冠した試合

ザ・ファンクスvsブローザー・ブロディジミー・スヌーカー 1981年12月13日 蔵前国技館

全日本プロレスで開催されたこの年の最強タッグリーグ戦の優勝決定戦で、ブロディ親友であるハンセンセコンドに帯同。場外戦にもつれ込んだ際、ハンセン試合ラリアートで介入し、ブロディスヌーカー組の優勝をアシストした。この暴挙馬場が怒り狂い、試合終了後にハンセン乱闘を繰り広げ、前述のシングルマッチへ発展する。

三沢光晴vs川田利明 1999年1月22日 大阪府立体育館

故意事故か、川田三沢に対して垂直落下式パワーボム通称三冠ボム)を敢行した試合勝利した川田だったが、試合中に実は腕を骨折しており全治3ヶ月となった。

本田多聞泉田純vsハヤブサ新崎人生 1999年2月13日 後楽園ホール

ハヤブサFMW)、新崎人生みちのくプロレス)というインディー団体レスラーでもメジャー団体ベルトを巻けることを証明した試合。この当時のインディー団体立ち位置は非常に弱いもので、これを覆すのは至難の業だった。この両名はインディー団体の中でも頭2つ抜き出た存在で、全日本プロレスの至宝を獲得することに成功した。なお、このコンビは米マット界でも活躍しており、日本代表するタッグチームと呼んで良い。

ザ・グレート・サスケvsスペル・デルフィン 2003年11月2日 有明コロシアム

犬猿の仲となり、顔を合わせるのもNGであった二人のシングルマッチが、みちのくプロレス創立10周年という大舞台で実現。ホーム戦であったサスケが敗れ、試合後のマイクで弱音を吐いたところ、客席より「みちのくプロレス50年化計画はどうなるんだ!」という野次勇気づけられ、顔を上げたサスケは「みちのくプロレス永久に不滅です!」と改めて宣言した。客もまたプロレスを作り上げる1人であることを明示した試合である

伊藤竜司vs葛西純 2009年11月20日 後楽園ホール

デスマッチの「やれるところまでやる」をやり切った試合。頭の中に引退がチラついていた葛西後楽園ホールバルコニーからテーブルダイブ攻撃を浴びせるなど、デスマッチ限界を攻めた試合となった。30分1本勝負のところを29分45秒で葛西勝利し、この年の週刊プロレス大賞ベストバウトを受賞した(デスマッチが受賞するのは極めて珍しい)。試合後のインタビュー葛西現役続行宣言したことからデスマッチというジャンルにおいて次の時代への扉を開けたワンマッチであったと言えよう。

前田日明vs坂田亘 1995年5月20日 控室

今もなお語り継がれる衝撃映像のアレだが、そもそも試合ではないことと、別に重要ではないため選外。

追記

10選じゃなくて10戦にすればよかったなぁ。でも検索に引っかかりにくくなるからいか

全日本プロレス軽視では?

⇒そういうつもりもなかったが、全日本は良くも悪くもプロレスというものを護ろうとして頑張っていた保守団体なので、地道な積み重ねをしていて変革が起きる瞬間というのが限られていたので仕方ない。逆に全日本があったか新日本ハチャメチャでも許されたのだと思ってるし、ハチャメチャし過ぎた結果、何度も会社ごとハチャメチャになりかけていた点をプロレスファンは忘れていない。選外には全日本が多いのでご容赦を。

最近試合/◯◯の試合が無い

自分最近試合を追いきれていないのもあるが、どちらかといえば後年振り返ってみて「アレがあったからだよなぁ……」と思わされる要素があるかどうかで選出した。タイガーマスクがいなければ今のジュニア戦線はヘビーの焼き直しかルチャのマネごとレベルになっていた可能性もあるし、渕があそこで全日本崖っぷちで踏みとどまらたから後々の団体交流戦の活性化が生まれたのだと思う。歴史を紐解いた時に外せないかどうか、って感じ。例えば「猪木vsホーガン」みたいな試合事件としてはとてつもなく大きなものだけど、じゃあアレが後年に何か影響を与えたかって言ったら、そういう種類の話ではないので。

総合格闘技戦について

自分桜庭和志には胸熱した世代ではあるものの、さすがにPRIDEリングでの試合を選出するのは違うだろうと思った。そもそもアレは総合格闘技という競技たまたまプロレスラーと柔術家がやっていただけである桜庭が勝ったのはもちろん嬉しかったが「プロレスラーは強いんです」と言われたのは複雑で正直、気持ちとしては受け入れ難かった。それは桜庭個人総合格闘技という競技に向かい合って努力した結果であって、プロレスラーというもの一般化してしまうのは危険なのでは……と思っていたら翌年、普通に永田ミルコに負けていた。

女子プロレスは?

女子女子で深いジャンルなので、もうそこまで踏み込んじゃうと10選じゃ足りなくなるので恐くなって考えるのを止めました。そもそも女子はそこまで詳しくないので。というわけで、これを見ている増田! 書かないのか!?しかないぞ、俺達がやるのは!

・信彦じゃなくて延彦な

正直すまんかった、正直ポカした。

弱者男性だが、ヒゲ脱毛高すぎ

ゴリラクリニックが断トツ良心的なヒゲ脱毛界隈だけど、それでも弱者男性には高すぎる

最近は女さんによる男の容姿への指導徹底(笑)が激しいし無理解と負の性欲からくるヒゲ弾圧も激しい

女さん望む効果を実現しようと思ったら光脱毛で毎月5000円かけて2年目で実現。その後も通い続ける

ゴリラクリニックに月1で通い10万払う

都市部に住んでる人ならともかく地方住みは大変

永久脱毛を謳ってるが、全く生えない訳でもないので都度脱毛

これを当たり前に要求する女さんヤバくねえ?ゴリラクリニックが特別安いけど普通は20万するから

2024-11-01

国民民主党政策6月所得税減税が永久に続くってことっ!?

6月に今月は余裕あるなーって思ったのが無限ってことっ!?ヤバすぎんか!!!

2024-10-28

そういえば、しばき隊自民への投票呼びかけてたけどあれその後どうなったん?

野田立憲とは距離置くの?

できれば永久にそうしてもらえるとありがたいんだが

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