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2017-12-12

2018年冬季開始の新作アニメ備忘録

 GIGAZINEから冬の便りが届いたので、気になった作品だけ。備忘録とは名ばかりの、個人主観をまとめただけの、まったく邪悪エントリー

※ここで触れる作品はすべて原作未読なので、どんな物語なのかほぼ分からないまま書いてます。あとソースWikiなので多分間違ってるとおもう。各アニメURL貼りまくったら自動検閲されたので、悲しいけどこのままで。

グランクレスト戦記

 原作ファンタジー小説監督畠山守(小俣真一)、シリーズ構成原作者が共同でクレジットされてる。もう一人のシリーズ構成矢野俊策。この人はTRPGゲームデザイナーらしい。ということはこれ、TRPGアニメということなのだろうか。音響監督は「プリンセス・プリンシパル」でおなじみの岩浪美和戦闘シーンがあると嬉しいな。

citrus

 原作コミック百合姫漫画監督は「狼と香辛料シリーズや「まおゆう魔王勇者」の高橋丈夫音楽は「プリンセス・プリンシパル」のOPED作編曲している高橋諒。素敵なサントラを期待してる。

クレジットされてるスタッフ監督シリーズ構成キャラデザ/総作監音楽だけなので正直よくわかんない。

刻刻

 原作モーニング等で連載された漫画制作ジェノスタジオアニメ制作会社マングローブ経営破綻きっかけで作られた会社。「ゴールデンカムイ」と「虐殺器官」を作ってて、これが3つ目。シリーズ構成は「アリスと蔵六」の5話、9話脚本担当した木村暢

これもスタッフクレジットが少ないので詳細よくわかんない。

からかい上手の高木さん

 原作ゲッサン連載中の漫画。かねてよりラジオCMを聴いていたのだけれど、とても破壊力が高い作品シリーズ構成はいもの横手美智子なので、さぞかし面白いラブコメなのだろうと思う。音楽ギタリスト堤博明なので、ギターが軸のサントラ聴けるのかな。

gdメン gdgd men's party

 「gdgd妖精’s」の新シリーズ監督は引き続き菅原そうた。ちなみに前シリーズでダテコーが携わったのは1期のみ。HPスタッフクレジットが無いのでよくわかんない。

デスマーチからはじまる異世界狂想曲

 原作はなろう系小説監督は「のうりん」や「妹さえいればいい。」の、あの大沼心。同氏の作品のあの感じが好き。

ミイラの飼い方

 原作comico連載漫画プロデューサーTVドラマ逃げ恥重版出来!那須田淳監督は「ゆゆ式」の監督シリーズ構成赤尾でこ少女漫画かな?

たくのみ。

 原作マンガ配信サイト裏サンデー」連載作品脚本はいもの高山カツヒコ

ハクメイとミコチ

 原作KADOKAWA漫画誌ハルタ』の連載漫画監督は「クズの本懐」の安藤正臣シリーズ構成は「のんのんびより」の吉田玲子。背景美術草薙担当している。草薙は「亜人ちゃんは語りたいからファンなので、とても楽しみ。音楽担当Evan Callは、他にも「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の音楽担当している。

博多豚骨ラーメンズ

 原作電撃小説大賞受賞作品小説監督は「マクロスΔ」の安田賢司シリーズ構成は「アリスと蔵六」3話、4話の脚本担当したヤスカワショウゴで、音響監督岩浪美和。ということは、博多舞台にしたハートフルSF日常系バトルアニメかも。

オーバーロード

 原作小説投稿サイトArcadia投稿作品。これは2015年アニメに続く2期。スタッフキャストに変更(監督総監督になったり?)はないらしいので、路線変更は無いみたい。

恋は雨上がりのように

 原作ビッグコミックスピリッツ連載中の漫画。みんな大好きWIT STUDIO制作作品監督ドラえもん劇場作品監督(帰ってきたドラえもんとかのび太結婚前夜とかのび太と緑の巨人伝とか)を務めた渡辺歩スタッフクレジットが無いのでよくわかんない。

ポプテピピック

 原作竹書房まんがライフWIN」で連載中の漫画。クソアニメプロデューサー生徒会役員共シリーズプロデューサー担当した須藤孝太郎

ダーリン・イン・ザ・フランキス

 オリジナルアニメ監督/シリーズ構成は「天元突破グレンラガン」のキャラデザ作監とか「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」のキャラデザとか作監とかコンテとか演出とかの錦織敦史メカニックデザインアニメ(ーター)見本市の作品カセットガール」のコヤマシゲトTRIGGER/A-1 Pictures制作なので楽しみ。

宇宙よりも遠い場所

 オリジナルアニメ公式HPURL的に「よりもい」って呼んでほしいのかな?監督シリーズ構成/脚本制作が「ノーゲーム・ノーライフ」と同じ。ノゲノラの面白さは知人が太鼓判を押していたので、後で観る。メインキャスト水瀬いのり花澤香菜井口裕香早見沙織)に並々ならぬ何かを感じる。またクレジットについて、”協力:文部科学省国立極地研究所海上自衛隊とあることから結構ガチアニメな気がしてくる。メインキャスト的に、物語の前半は幼少期、後半は成人後みたいな構成だったりして。

[2017/12/12 追記]

 ☓「ハクメイとコミチ」→◯「ハクメイとミコチ」でした。てっへぺろーい!

2017-12-11

*[Twitter]*[この世界の片隅に]軍服オタクから憲兵騒動”を見る。

騒動の発端→『この世界の片隅に舞台挨拶広島凱旋パーティにおいて「憲兵声優」の憲兵衣装批判する人達 https://togetter.com/li/1177668#c4406068

 確かに「役と同じ服装」と取り繕ってもあの忌まわしき戦争連想させるので「人殺しの服着ている」とか「軍国主義者」という誹りを受ける可能性はある以上、迂闊だったかもしれない。

……のである批判者側も主語が大きくなりすぎていてお話にならない、幼稚なレベルで正直失笑ものである

(全くの余談であるが、この憲兵役の声優さんは年季の入った軍装趣味者のようで、ワンフェスでも憲兵コスプレで参加されているのを拝見した。)

憲兵科=悪の組織という意味不明

 憲兵という兵科自体「軍の警察」という役割を担う以上必須ということは少しでも軍隊を知っているならば分かる基礎知識であるし、自衛隊でも警務科という“ミリタリーポリス”を有している。

フランスでは国家憲兵隊を編成して一部の一般警察業務を担っているし、日本軍のソレもフランスに倣った組織である

……という点が批判者側からスッポリ抜けているので意味不明な不気味さを放っている。

逆に「いくらなんでも公式的なイベントで(忌まわしき戦争を思い出される)日本軍兵士恰好はどうなのか?」というところで主張を押し留めておけばある程度の賛同は得られた筈だ。

憲兵ナチス親衛隊という不勉強

 「弾圧」「横暴」というワードからナチス親衛隊SS)と日本軍憲兵隊を結びつけるもの甚だしく不適切である

日本軍憲兵隊場合国軍の中の一つの組織しかないが、SSあくまで「ヒトラー個人に忠誠を誓う組織」だ。

そして歴史を追うごとにナチス武装組織突撃隊SA)」に取って代わり、ドイツ警察機構を吸収し、国軍国防軍)と並立する形で強力な軍隊武装SS)が出来上がる……という具合に

際限なく国家を吸収していったのだ。

ナチス・ドイツのこうした歪さは戦後にも深く影響していて、元国防軍将兵と元武装親衛隊将兵差別問題とそれに関連する武装SS将兵による復権運動

パウル・ハウサークルト・マイヤー等の著名武装SS隊員らによる「我々は犯罪組織構成員ではなく国防軍と同じ兵士だった」といった主張―に繋がるのである

こういう歴史顛末を知れば日本軍憲兵隊ナチス親衛隊は=で結べない筈である

ナチスコスプレは「やってはいけない」ものではない

そもそも論として「欧米ではナチスコスプレタブー」という認識が誤りである

日本の有名な軍装品店(エ○&グ○フなど)に行けばドイツ海外製の「ナチス時代の軍帽、軍服勲章……etc.」が沢山売っているし、欧米戦車飛行機も動員して開催するほどの気合の入った

第二次世界大戦戦争再現イベントが行われている。

(更に全くの余談だがZ級戦争映画と名高い「パンツァー鋼鉄師団」はこうした戦争再現イベントを利用して撮影したと言われている)

日本においてもコミケでは特段規制されておらず、せいぜいイスラエル大使館を名乗る怪電話による自粛程度であるhttps://togetter.com/li/1047396

毎回、軍装コスプレイヤーの溜まり場に行けば必ずナチス親衛隊コスプレ、稀にヒトラーコスプレが居るので「ダメコスプレ」ではない。

(どちらかといえば現行制服自衛官警察官の方が法律に反するので「悪」として認識されている)

当然、コスプレイベントで明白に規制されているにも関わらず、無理矢理強行する行為や何もない普通の街中でそうした軍服を着るという行為は軍装趣味者として戒められるべきである

特定組織兵科を指して「ダメコスプレ」のレッテルを貼られる謂れはない。

……よって批判者側のヒステリック物言いには一切賛同できない。

当然ながら日本軍憲兵隊の行い、ましてやナチスの悪行を一切肯定するつもりもないが、だからと言って「○○の行為ダメだ悪い」と声高に激高し監督作品自体誹謗中傷する行為を取ること自体思考停止産物であり

歴史を学ぼうとしない、後世の人間傲慢ではないだろうか?

2017-12-10

作者がどういう人物なのか

他にどういう作品を手がけたのか程度ならともかく

作家性別とか年齢とか素性はあまり興味がないのだけど

ペドロ・アルモドバル監督映画を見る限り、なんかゲイっぽいよなと思ってたら

やっぱりそうだったというくらいならある

おっさんが生まれ変わりたいもの

聞けば、昭和時代おっさんが生まれ変わりたいものは、

だったそうだ。

かに、これはいずれも勝ち組おっさん象徴みたいなもんだし、それ以上素敵なおっさんというのも、当時のおっさんの頭では想像しにくかったんだろう。


翻って、平成も終わろうとしている今を生きるおっさんは、何に生まれ変わりたいんだろう?

女子高生以外で。

野村沙知代さんのおはなし

テレビで見る彼女ちょっと乱暴というか恐妻?すこし怖いイメージが強かった。

そんな彼女に一度だけ会ったことがある。

場所ホテルニューオータニティラウンジ

そのころはまだ全面禁煙でもなく、喫煙席友達とおしゃべりをしていると

すぐ近くの席に、野村監督が一人で座っていることに気付いた。

タバコを吸うわけでもなく、ただお茶を一人で飲んでた。

しばらくして佐知代夫人が現れ佐知代さんがタバコを吸っていた。

場所柄もあり、サインだの握手だのと誰かにまれるわけでもなくのんびりとした空気流れる夫婦素敵だなぁと思った。

二人が席を立つのが目に入り、あぁお食事終わったのかな?くらいの気持ち

視線を送りと、佐知代さんが私たちの席に近づいてきて

声を荒げるわけでもなく、ただそっと「あなたたち、ちょっと声が大きいわよ」って。

私はびっくりして、とっさにありがとうございます、と答えると

少しだけ口角をあげ(たように、その時の私には見えた)監督と共にお店を後にした。

そのあとすぐお店のスタッフの方が飛んできて「大丈夫ですか?」って聞かれてしまった。

抑えてたつもりだった声のボリューム、たぶんきっと他の席の方もかしましいと思っていたのかもしれない。

そっと注意してくださった佐知代さんのそのやさしさにとても感動した。

テレビで見る佐知代さんはとっても怖いイメージだった。

でもその日から、私は佐知代さんをテレビで見るたびにあの優しい気遣いを思い出していた。

野村佐知代さんが亡くなったというニュースを見てとてもさみしい。

冥福をお祈りいたします。

2017-12-09

君の名は。』で新海誠は死んだ

俺は『秒速5センチメートル』を新海誠最高傑作だと信じて疑わずにいる人間だということを、予め言っておく。

君の名は。』、去年の夏に公開されるまで、久々の新海誠の新作映画ということで心底楽しみにしていた。

公開前に発売した『小説版 君の名は。』は発売日に買ってその日のうちに読んでいたし、神木隆之介も好きだったから、これはもう間違いない、

秒速5センチメートル』以来の大物が来る、と期待を胸に公開を待っていた。

でも、その時から、心の片隅で、ほんの少しだけど嫌な予感はしていて、それは公開後に的中した。

俺は新海誠の、あの陰鬱で薄暗くて救いようのない世界観が好きなんだ。

ドロっとした恋愛観で語られる男主人公背中が好きで、やっぱり俺は『秒速5センチメートル』が大好きなんだと思う。

遠野貴樹に自分を照らし合わせて、たまらなくなる。

そうして、公開直後に胸をときめかせて見に行った『君の名は。』にはかなりのショックを受けた。

これまでのような人を選ぶ作風ではなく、エンタメに富んだ、大衆的で王道の展開に、ベタベタラブコメディをぶち込んできた。

開始30分ぐらいでそれがはっきりとわかると、目を背けたくて、我慢できなくて外に出たくてどうしようもなかった。

でも、これはしっかりと目に焼き付けて、この事実自分に刻み込まなければならないと、拷問に近いような感覚最後まで見届けたのを覚えてる。

これまでと一貫しているのは、背景美術の美しさだけであった。

背景美術は確かに、素晴らしかった。前作の『言の葉の庭』以上だったと思うし、とどまることを知らないようだった。

この酷い映画を見終わった、劇場からの帰り道、俺は少しずつ「新海誠は死んだ」ということを理解し始めた。

過去作を全否定した『君の名は。』、しかし俺とは反対に世間評価は大絶賛だった。

世間はこの酷い映画を"新海誠代表作"と称し、過去作には目もくれずにエンタメ監督としてもてはやした。

違う、そうじゃないだろ。

君の名は。』を見て、それを新海誠だと思っている彼らのほとんどは、馬鹿である阿呆である

君の名は。』を気に入ったミーハーな彼らは、同監督の『秒速5センチメートル』を見て、失望するのである

鬱だ、暗い、つまらないと吐き捨てる。全くもって、ありえない。

ほしのこえ』『雲のむこう、約束の場所』を経て、『秒速5センチメートル』は完成した。

本来はこの過程こそが新海誠なんだ。

どうしてこんなにも変わってしまったのか、困惑するばかりである

2017-12-08

約束オナニー

「やだい!手術なんか受けないんだい!」

独特の消毒臭に混じって大きな金切り声が白い廊下に響いた。ここが病院であることを忘れるほどの元気な声、わたしは深くため息をついた。8歳になる我が息子は生まれつきの難病を抱えている。治療法もなく、担当医曰く10歳まで生きられれば奇跡らしい。それ以上延命できた例がないそうだ。助かる助からない以前の問題だ。

病気なんだからさないとダメよ、お外で遊べなくなるんだから

手術をしてもいくばくかの延命しかならない。儚い命をいくら繋ぎ止めるだけの手術。それだけのために息子の体にメスを入れ痛みを与えることになる。本心ではそんなことしないで欲しい、そう思ったが少しでも長生きして欲しいという思いもあった。

少しでもこの子笑顔を見ていたい。元気に叫ぶ姿を見ていたい。できることなら外を走り回る姿だって見たい、そう思った。もう、手術をしてもらうことしか選択肢はなかった。しかし、息子にとって手術は恐ろしいものらしく、頑としてこれを受け入れなかった。

「僕ね、病気じゃないよ。元気だよ。お外でも遊べるよ」

屈託のない笑顔でそう言う息子は元気そのもので、本当に病気じゃないかもしれない、そう思えるほどだった。けれども病魔は着実に息子の体を蝕んでいる。そう思えば思うほど涙を堪えることしかできなかった。それしかできない自分を心の底から情けないと思った。

この笑顔をいつまで見ることができるのだろうか。

苦痛に歪み、そのまま消えてしまうであろうこの笑顔、私には守ることのできないこの笑顔、正直言って私は迷っていた。このまま何もせず、ただ息子の笑顔が消えていくのをジッと待つべきか、それとも成功率が低く、成功したとしても気休め程度の延命しかならない手術を、そんな無意味ともいえる手術を息子に受けさせるべきなのか。どちらが親として正しい選択なのか……。いくら考えても答えが出なかった。

「やあやあ、俊夫君、体調はどうかな?」

主治医看護師を伴い、満面の笑みで病室に入ってきた。息子の余命が幾許もないこと、手術は困難を極めること、成功しても気休め程度にしかならないこと、それらを私に告げた時の深刻な表情がまるで幻であったかのような快活な笑顔だった。

「どうかな? 俊夫君。手術を受ける気になったかな?」

医師は俊夫の顔を覗き込んだ。すぐに俊夫が顔をそむける。

「手術なんて受けないよ! だって怖いもん。痛いのだって嫌だよ。手術を受けても受けなくても僕、死んじゃうんでしょ、知ってるよ。それなら受けない方がいい」

なんてことだろう。息子は自分の命が残り少ないことも、成功率が低いことも全て知っていた。もう先が長くないことを知りつつも、私たちを悲しませないよう精一杯の笑顔で振舞っていたのだ。息子の前では泣かないと決めていたのに大粒の涙が零れ落ちた。

辛いのは私たち夫婦だけじゃなかった。息子だってそれ以上に辛かったのだ。こんないい子を死なせてはいけない。こんないい子を失いたくない。もうどしたらいいのか分からなくなっていた。

病室に静寂が訪れた。その空気を破るかのように医師が切り出す。

今日はね、俊夫君に会わせたい人がいるんだ。俊夫君も良く知ってる人だよ」

医師はそう言うと、ドアを開けるよう看護師に促した。

ドアを開けると廊下の窓から漏れる西日が病室に入り込んできた。その眩い光を遮るかのように大きな人影が躍り出る。

「やあ、俊夫君、元気かな」

大柄の男性はそう言った。逆光で姿が見えなくとも優しい表情をしているであろう柔らかな声だった。

眩しさに目を細めていた俊夫がまじまじと影を見る。次第に顔が見えたのか目を見開いて驚きだした。

「すげー! スペルマズの松井選手だ!」

そこには、息子が大ファンプロオナニー選手スペルマズの松井選手が立っていた。ブラウン管越しに見るのとは違い、体も大きく、なにより漂うプロオナニー選手独特のイカ臭匂いが印象的な人だった。

「実は私、松井選手後援会会長をしてましてね、俊夫君が大ファンだということを伝えたら是非会ってみたいと言われたんですよ」

医師はまた笑顔を見せた。

「すげーすげー! お母さん、松井選手だよ! サインもらおうよ!」

まりの息子のはしゃぎっぷりに照れ笑いを浮かべた松井選手。息子が差し出したプロオナニーカードにも快くサインをしてくれた。サイン入りのカードを渡しながら松井選手が切り出す。ちゃんと俊夫の目線まで屈んで話してくれる姿が印象的だった。

「俊夫君、手術受けるのが怖いんだって?」

途端に俊夫の表情が曇る。

「違うのかな?」

俊夫が重い口を開く。

「うん、怖いよ……。だって体を切っちゃうんでしょ、それに成功しないって看護婦さんが言ってた。僕知ってるんだ。僕もうすぐ死んじゃうんだもん……」

また静寂が訪れた。松井選手さらに顔を近づけて言った。

「僕らプロオナニー選手はね、常に怪我との戦いなんだ。僕も俊夫君くらいの頃に酷使しすぎでペニス靭帯が裂傷してね、アメリカの有名な先生に手術してもらった。あの時は怖かったなあ」

「だよね、松井選手でも手術は怖いよね……」

俊夫が頷く。

「今でも怖いよ。ペニス爆弾を抱えてプレイしているようなものからオナニーボックスに立つたびに怖くなる。逃げ出したくなる。またあの痛みが再発するんじゃないかって」

「やっぱり……痛いのは怖いよ……」

俊夫はさらに俯く。松井選手は首を横に振りながら言った。

「でもね、それは違うんだ。痛いのは確かに怖い、手術だって怖い。でも本当に怖いのは、恐怖のあまり挑戦することを放棄する、そんな逃げ腰な自分になってしまうのが怖いんだ」

「逃げ腰な自分……!?

俊夫が顔を上げ、松井選手の顔を見つめる。

「ああ、そうだ。挑戦することを忘れ、嫌なことから逃げ出してしまう。それは確かに楽かもしれない、怖くないかもしれない。けれども、そこから一歩も進めなくなってしまうんだ。動けなくなってしまうんだ。痛みや手術なんかより僕はそっちのほうがずっと怖いな。あの時逃げなかったから今の自分があるわけだしね」

「そんなの良く分からないよ。やっぱり僕、手術するの怖いもん。一人で死んじゃうの怖いもん」

今度は俊夫が首を横に振った。

最愛の息子に「一人で死ぬのが怖い」とまで言わしめた自分の無力さを呪った。悔しかった。また大粒の涙が流れ落ちた。それに気づいたのか気づかなかったのか、松井選手こちらを一瞥した後、俊夫の両肩に手を置いてさらに続けた。

「じゃあこうしよう。今夜のナイターで僕がホームシャセイ打つことができたら俊夫君も手術を受ける。これでどうだい?」

松井選手はまっすぐ俊夫の瞳を見ていた。また俊夫は首を振った。

「無理だよ、松井選手は確かに2012年にシャセイ王のタイトルを取ったけど、最近じゃスタメンからも外れて、たまに代打で出てくる程度、今シーズンなんて一本も打ってないじゃないか。そんなの絶対に無理だよ」

「俊夫……! なんて失礼なことを!」

一歩前に出たわたし松井選手右手で制した。そして変わらず俊夫の瞳を見ながら続けた。

「無理だからこそ挑戦するんだ。僕の挑戦と君の挑戦、賭ける価値はあるんじゃないかな? それとも怖いかい?」

少しの沈黙の後、俊夫はゆっくりと首を縦に振った。

「……わかった。僕、松井選手が今夜ホームシャセイ打ったら手術を受けるよ、絶対受ける。約束するよ」

松井選手も深く頷いた。

「男と男の約束だ」

「俊夫……」

の子が手術を受ける気になってくれた。立ち止まらず、前に向かって歩く気になってくれた。

病室を出た松井選手見送り病院玄関で深々と頭を下げた。すると、松井選手は車に乗りながらこう言った。

「お母さん、プロオナニー世界では常に挑戦です。相手ピッチャーの放るエロネタがとても抜けないようなものでも必死で抜く、それでホームシャセイを狙うんです。俊夫君もそうだけど、お母さんにも挑戦する気概を忘れないで欲しい。大丈夫ですよ、今夜、僕は打ちますから

私の心を見透かされたかのようだった。成功率の低い手術に怯え、息子の笑顔を失うのを怖がっていた。ずっとずっとその場に立ち止まり、ただ漠然と病魔が進行していくのを見ていた。それじゃあダメなんだ、挑戦しなきゃいけない、俊夫だけじゃない、私だって。もう迷いはなくなっていた。

走り去る松井選手ポルシェのテールランプを見つめながら、私は何度何度も深々と頭を下げた。

その夜、特別に病室でテレビを観る事を許された。看護師がやってきていそいそとテレビのセッティングを始めていた。いよいよ、松井選手の挑戦、息子の挑戦、そして私の挑戦が始まるのだ。

試合は1-0の投手戦だった。松井選手所属するスペルマズは、今シーズン首位を独走するオナホールズの大型ルーキー投手完璧に抑え込まれていた。オナホールズの犠牲シャセイで1点が入ったのみ、スペルマズは負けていた。もちろん、松井選手スタメンから外れ、未だ出番がない。

「いやー、ちょっと今日は両投手状態が良いですね、白熱の投手戦様相を呈してきました。これはちょっとホームシャセイ打てないんじゃないかな」

解説者が白熱の投手戦にご満悦といった調子解説する。試合は9回裏、いよいよスペルマズ最後攻撃となった。

「お母さん、松井選手出てこないね

大丈夫松井選手ならきっとやってくれるわ」

そんな言葉も空しく2アウト、いよいよ最後バッターオナニーボックスに立った。もうダメだ、この投手なら抑えてしまうだろう、そして試合は終了、松井選手が出るまでもなくスペルマズは負けてしまう。

「あーっと、ボークですね、ボークです。山田投手エロネタを投げる前にチラッと見せてしまいました。見た感じフォークのような、40代熟女セミヌードですね、これは痛い、ボークです。打者は無条件に1塁まで進みます

奇跡が起こった。好投を続けていた山田投手ボーク、同点のランナー一塁へと出た。

「あー、ここで監督ますね、どうやら代打のようです。代打ですね、今ゆっくり主審にかけより代打を告げました、場内放送にご注目ください」

「6番、ライト田中に代わりまして、代打松井背番号69」

一斉に場内がどよめく。それと同時に病室でもどよめきが起こった。いつの間にか医師看護師だけでなく、他の入院患者までテレビに駆け寄り松井選手と息子の挑戦を見守っていた。

「ここで松井とは驚きですね。左投手山田に対して左曲がりの松井代打です。松井選手今シーズンはまだホームシャセイはありません。これは思い切った起用ですね。さあ、一打出れば逆転サヨナラ、注目の打席です。」

松井選手ゆっくりオナニーボックスに立つと、おもむろにズボンを脱ぎ始めた。そして血管を浮き立たせた逞しすぎる男根を誇らしげに素振りする。全盛期の松井選手独特のオナニースタイルだ。そそり立つ男根相手投手を威嚇しているかのように思えた。

「さあ、山田投手セットポジションから第一球を投げた!」

松井選手男根は空しく宙を舞った。

ストライク! 今のはスライダーですかね、女子プロレスラーヌードコラージュでしたね」

「今のはちょっと抜けないでしょう、厳しい球投げるなー」

ピンと張った糸が部屋中に縦横無尽に張り巡らされているかと思うほど緊迫した空気が病室に流れた。いつの間にか誰も声をあげなくなっていた。固唾を飲んで小さなブラウン管を見守っている。

「さあ、第二球を投げた! 空振り! ットライク!」

松井選手男根はまたも空しく虚空を切り裂いた。これでツーストライクだ。もう目を覆いたくなる気持ちだった。

解説の権藤さん、またスライダーですね。二球続けて女子プロコラ、これには松井、全く手が出ません」

スライダーが冴え渡ってますね」

「決め球は何できますかね」

「恐らく得意のカーブ、それもYAWARAちゃんのコラージュあたりでしょう」

テレビを観ていた誰もが息を呑む瞬間。いよいよ最後の球が放たれる時が来た。目を逸らしてはいけない。そう思った。わたしが逃げてる場合じゃない。

ピッチャー山田、振りかぶって第三球を投げた」

ドピュ!

「抜いた抜いた! これは大きい! グングン伸びているーーー!」

松井選手の抜いた白濁液は大きく漆黒の空に飛んでいった。まるで星空と一体化したかのように白い液滴がフワリフワリと宙を舞った。

ライトバック、必死にバック、それでも追いつかない。入ったー入ったー! ホームシャセーイ!」

「やはりYAWARAコラでしたね、それを見事に抜きました。あれはピッチャーを責められないですよ」

「渾身のYAWARAコラを抜き返した松井白濁液ライトスタンドに飛び込みました!」

「あーあ、最前列スペルマズファンがドロドロになっちゃってるな」

「いま、松井ゆっくりベースを回ります。たくましいですね、あれだけのホームシャセイの後にまだ勃起してますよ。そして今、ゆっくりホームイン! サヨナラです、サヨナラ2ランシャセイです!」

ワッと病室でも歓声が上がった。医師看護師入院患者も、まるで自分のことのように手を取り合って喜んでいた。

今日ヒーローインタビューは、見事な逆転サヨナラシャセイを打ちました松井選手です! どうでしたか最後の1球はカーブだったようですが」

そんな質問はお構いなしに、松井選手マイクを奪い、カメラに向かって呼びかけた。

「俊夫君、見たか! 約束は守ったぞ! 今度は君が約束を守る番だ!」

それをベッドの上で見ていた息子は、ふっと私のほうを見てこう言った。

「お母さん、僕、手術受けるよ、手術受けて病気を治して松井選手みたいなプロオナニー選手になるんだ!」

私はもう、涙で何も見えなかった。

「そうだね、頑張ろうね」

そう言うのが精一杯だった。

「よし、俊夫君も松井選手との約束を守ろう。そして完治したらオナニー練習だな!」

医師がそう言うと息子はニッコリと笑って

大丈夫オナニー練習ならいつもしてるよ! 看護師さんでいつも抜いてたんだから!」

ポークビッツのような男根差し出し、必死でしごいて見せたのだった。その手つきは素人とは思えず、また病人とも思えないほど逞しくて頼もしいものだった。

「こいつは頼もしいや! ははははは!」

いつまでもいつまでも、息子が喘ぐ声と共に医師看護師、そして私の笑い声が病室に響いていた。

―あれから10年、ブラウン管の向こうに我が息子の逞しい男根が映し出されている。そしてそのテレビの横には、あの日松井選手サインしてもらったプロオナニーカードに並んで、息子のプロオナニーカードが寄り添うように置かれている。

マックス村井キッズみたいだよな

というコメをPEZYのやらかし擁護記事のブコマで見て

おもえばたつき監督ときもそうだしコナミ小島とかもそうだけど

キッズ化するんだね


おそらく30超えてるおっさん連中がITキッズと化すの面白すぎるよね

IT無罪科学無罪!ってね

それでいうならLED中村もそうか

キッズ化するポストモダンってね

CASSHERN』が映画として評価された?

https://cinema.ne.jp/friday/casshern2017050517/

なぜかいさら紀里谷和明監督記事が書かれているが、内容を読むと「当時は評価されなかったけど才能が認められてめでたしめでたし」みたいなことが書かれている。

まったく動向を知らなかった自分は「あの人、今はそんな感じなのか」と思ったのだが、ネットで調べてみるとどうも話が食い違う。

2015年公開のハリウッドデビュー作『ラストナイツ』は日本はいまいちだったわけだが、海外でも惨敗だったらしい。(そもそも情報が少ないのだが)

評論家評価ユーザーレビューも一貫して退屈・ありがちな内容と断じられ興行的にも失敗。

その後はハリウッド監督肩書でのインタビュー記事が何本か見つかったが具体的な仕事不明映画企画を進めているらしいがラストナイツ制作難航と興行成績を見る限り監督業は難しいように思う。

記事の方は

CASSHERN』の国内での批判ものともせず、己の実力を信じ、今やワールドワイド映画制作を成し遂げた紀里谷和明監督。その原点を今こそ見直して再評価してみるべきなのかもしれません。

と締められているが、国内での批判ものともせず海外進出した結果、海外でも批判されまくった現状を理解した上での記事なのだろうか?

CASSHERN評価といい、まるで紀里谷和明監督世界的に名声を手に入れたパラレルワールド舞台にしたSF小説を読んでいるような錯覚におちいった。

CASSHERN』が映画として評価された?

なぜかいさら紀里谷和明監督記事が書かれているが、内容を読むと「当時は評価されなかったけど才能が認められてめでたしめでたし」みたいな内容。

まったく動向を知らなかった自分は「あの人、今はそんな感じなのか」と思ったのだが、ネットで調べてみるとどうも話が食い違う。

2017-12-07

anond:20171207105044

音楽以外の、監督脚本俳優原作者みたいのはジャスラックに相当する組織があるの?

だとしたらジャスラックだけなんでこんなに話題になるの?

2017-12-06

anond:20171206163806

おじさんが少年野球監督をしていても全然違和感ないけど、おじさんが小学生選手に交じって公式試合に一人出ていたら違和感しかない。

anond:20171206163131

たとえば、少年野球監督少年野球選手)は趣味として違うと思うが。

ちなみに、少年野球監督って、ほとんどが無給で「趣味」でやってる人たちだよ。

anond:20171206162136

別にコーチング趣味として認めていないわけではない。

たとえば、少年野球監督少年野球選手)は趣味として違うと思うが。

40代の人が毎週末アメフト試合に出ているのと、アメフトコーチをしているのでは、かなり事情が違う。

2017-12-05

実写・鋼の錬金術師を観た感想

12月2日鋼の錬金術師を観てきたので感想を残します。叩くようなレビューを期待されてる方には悪いですが、かなり好意的な内容です。

実写化という点で、はじめは私も食わず嫌いしてました。劇場に足を運んだのも、正直怖いもの見たさと特典欲しさです。つまらなくても特典がある!面白かったらその分得するから!みたいな気持ちで観に行きました。

面白かったです。超引き込まれました。

先にねたばれの無い範囲簡単に書くと、鑑賞前は原作と同様の流れの内容を想像していて、あの旅をどこまで描くんだろうと思ってたんですけど、原作の山場や重要な場面をすくいあげてそれらを繋ぐストーリーを生み出した感じでした。

そのために原作の改変部分は多かったですが、このストーリーを紡ぐ上で必要ものでしたし、なにより描かれるシーンにはハガレンへの愛を感じる演出があちこちに見られて楽しかったです。

原作をよく知る人ほど、このシーン、この演出…!っていうわくわく感が楽しめると思います(監督原作の大ファンとのことですが、どうやら本当ですね…)。

この作品について良くない意見をかなり目にするんですけど、これもしかして実写という表現を選んだばかりに酷評を受けてるのでは…もし同じ内容でアニメ作品だったらこんなに叩かれてないのでは…と思ってます(アニメ1期のときもそうでしたけど、原作と異なる展開をするお話に対して原作ファンは、反射的に否定的気持ちを持つことが少なくないように感じるので…)。でもハガレンに初めて触れる方にとってきっとアニメより実写の方が近寄りやすいですよね…!難しいところです…。

しかしながら初めての方にはちょっと展開が早いかなと思いました。理解が追いつかないというか、噛み砕けない部分があったのでは?映画の内容はどちらかというと原作を知っている方向けかなと思いました。

他にも人物バックグラウンドとかあの時間内で語りきれていない部分はかなりあるので、映画の前にでも後にでも、原作も読んでもらえると嬉しいな~。

いずれにせよ、原作世界とは異なる「IF」を覗くような気持ちで気楽に楽しんでほしいです。とりあえず観てほしい(そしてできれば肯定的意見を持つ方とわちゃわちゃ感想を言い合いたい)!

ちなみに私は原作読了していて、アニメは1期が大好きです。

これ以降にはねたばれを含む感想を書きますので、映画観賞前の方は観賞後にお読みください。


ストーリーについて】

多少気になる表現もあったんですけど(後述)脚本結構良いと思いました。ハガレン兄弟が体を取り戻す方法を探る物語なので、そのひとつキーアイテムである賢者の石ストーリーの軸に持ってこられたんだと思うんですけど、2時間ちょいであそこまで石関連のあれこれ描いてひとつの話として成立させてるのは、ま~これよく脚本書いたな~って思いました。ほんとこれ素直にすごくないですか。ただほんとに時間(尺)がないので物語は旅というか兄弟のめちゃくちゃ忙しい数日間みたいな印象を受けました。欲を言えばもうちょい兄弟の親しげなシーンとか欲しかったな~前後編にでもしないと本当に時間が厳しいですけどね…。

場面別に感じたことを挙げていくと、なんといってもキメラを完成させたタッカーをエドが追い詰めていく場面、間の取り方が完璧でしたよね!不気味なキメラと、真実を暴く台詞台詞絶妙な間、あの緊迫感はそう簡単に醸し出せるものではないです…感服…。

そして兄弟喧嘩の場面!これはもう…CG技術に関しての思いは後ほどまとめて書きますが、これほんと、エドが生身の左手で殴りましたよね!この演出で私はあっエドだ!そしてエルリック兄弟だ!ってぐいっと引き込まれました…!エドはこの状況なら絶対左手使うよね…!その後のアルの「痛いよ」も含めてあそこは本当に良いオリジナルシーンでした!ほんと監督ありがとうございます…!原作によっぽど愛情がないとこの発想できないですよ…!

あと捕まったエドホークアイが見張りにハッタリをかけ脱出するシーンも、あそこめちゃくちゃハガレンでしたね!本当にエドが考えそうな手段で観ていてニヤッとした…!

それからヒューズの死の直前にロイ電話が通じた演出も嬉しかった。原作ではあの時2人は言葉を交わすことができなかったので、会話の内容に関わらず本当にありがたいというか、ヒューズへの救いになっていると思います

あとウィンリィかばんにデンのマスコットがついてたの気づいた方いますか?あれテンションあがった!

否定的意見としては、シナリオの進行上仕方のないことなんですが、アルが自分記憶疑念を抱く流れで、キメラニーナを挟まないでほしかったな…という気持ちが残っています…かなり個人的気持ちですが、ニーナ最後にはアルの感情に余計なものがない状態(純粋ニーナアレキサンダーを悼む気持ち)であってほしかったので…。

それからかなり細かいところになりますが、ウィンリィに関して、兄弟の旅に同行するにあたって理由付けの台詞一言でもあれば良かったなとは思っています(私の聞き漏らしであればごめんなさい)。シナリオウィンリィ存在兄弟の仲直りでも重要役割を担ってるし、機械鎧は2度壊れたしで全体を通して必要なんですが、ただなにかはっきりとした理由があったらと…。

あと対エンヴィーのシーン、ロイの手元から炎がブオオーッと出てたのはちょっとクスッとしちゃった、火炎放射器みたいで…。

・“気になる表現”について

お母さんの錬成に対して幼少アルがあんまり乗り気じゃなさそうに描写されていたのが気になってたんですけど、あれはエド大佐に声を荒らげてまで(自分の体そっちのけで)アルの体を取り戻すことにこだわる要因として描写したのかなと思ってます自分が巻き込んだ結果アルがああなったから、と。

それからラストの「人として死ねるのね」って発言については、原作ホムンクルスであることに誇りを持っていたラスト発言としてかなり引っかかっていたんですけど、エドがお母さんの墓前で人体錬成を思いついた時、「人体錬成」ではなく「人造人間」って言葉を使っていましたよね、あくま仮定ですが、あの映画の中でのホムンクルスたちはお父様が作った存在ではなく人体錬成の結果生まれ存在なのかなと、それでラストのあの発言に繋がるのかなと思ってます(そういえばアニメ1期のラストも、人間として存在すること・人間として死ぬことを望んでましたね)。それから、石を抜き出されたラスト再生しなかったこからホムンクルスが石を核にして作られたわけではないと推測すると、この映画ではホムンクルスもつ石は生命維持装置のような位置付けなのかなと思っています。(この考えでいくと、将軍が作った人造人間たちは簡易版ホムンクルスということになるのか…?)

CG(VFX)について】

想像以上でしたね。まずアルフォンスですよ…!旧缶詰工場兄弟が寄り添うシーン、エドの顔がはっきりと鎧に写りこんでるのあれほんとすごくないですか!?技術ありがたい~!アルの動きに関しては、CGありがちな軽さというか重みのなさを心配してたんですけどいやもう杞憂…あそこまでガシャガシャ動くとは思ってなかったので感動しました…。重そう硬そうで最高だし、原作でアルを前にしたキャラクターが散々思っているであろう「うわでかっ」感をここまで味わえるとは思ってませんでした!

それから回想で登場した錬成に失敗したお母さんの姿はかなり気色悪くてよかった!あんなん夢にも出るわ~!

ていうかキメラニーナですよ…!手を舐めたあの舌はつくりもの?犬かなにかの本物の映像なの?かなり生々しくてあれほんと鳥肌立った…。先にも触れましたがここは緊張感ある俳優たちの演技も本当に素晴らしくて、本当に最高の(最悪の)シーンでしたね!

ただ一点、お母さん錬成中の風ブワワーッのところ、観客を引き込むための見せ場として、迫力はあったけどちょっと大げさすぎたというか、うーんこうなったか…と思って観てました。原作通りだとすこし画が地味だったからああなったのかな…?

キャラクターたちについて】

外見は実写化作品を観るにあたって原作ファンがまずぶつかる壁なんですけど、原作者キャラクター(中身)がしっかりしていれば、と外見は気にしていなかったとのことなので、私もあまり意識しすぎないように観てました。…でもホークアイの前髪もうちょっとなんとかしてほしかったよ~!ヒューズはほんとにヒューズで最高だった…あのにこにこ顔だよね~!エドウィンリィのやりとりを見てる時の忍び笑いもほんとに好き!

舞台挨拶で(キャラクターを演じる際に気をつけたことは?という質問に対して)松雪さんが「人間に見えないよう演じた」と仰っていたのでラストをよく見ていたんですが、圧巻の演技力による人間離れした妖艶さというか、私の語彙が無く的確な表現ができないんですが、あれは確かにラストでした、色欲ホムンクルス存在してました…。

そしてロス少尉も美しい…好き…。登場する時間さえあれば、アームストロングやハボックの姿も見たかったな~!

アル役の水石さんの演技も結構好きです。アニメに馴染みがあるとどうしても大ベテラン釘宮さんが演じるおちゃめで明るい声が浮かぶんですけど、実写ではアルフォンスのまじめさを濃く演出したのかな~と解釈してます。ところでアル、最初全然喋らなかったのはなにか狙いがあったんでしょうか、登場シーンさえ無言でしたが…。

子役はね…特に兄弟、うん…。一部を回想にして演技力のある山田さんが演じるのは良かったです!

それから衣装エドコートがひらっひらっとするの見てて楽しかった!あとホークアイ将軍の人造人間殲滅後に暗い道を走っていく引きのシーンも、軍服の裾が広がってきれいだったな~。

私は趣味コスプレをしてるんですけど、衣装って普通洋服と同じ動きではきれいに見えないんですよ、ただ着るだけじゃなく衣装が映える立ち方動き方というのがあって、(入場特典冊子で監督も触れていましたが)特にエド役の山田さんはそれをよく意識されて動いてるなあと感じました。原画展で一部の衣装が公開されていましたが、そもそもこの衣装たちもめちゃくちゃ作り込まれてるんですよね!魅せる衣装だな~と思って調べてみたら、担当されたのは普段舞台用の衣装を作製されている方だそうで納得しました。いいな~着てみたいな~!

とても長くなってしまいましたが、強く残った感想としてはこんな感じでしょうか。

映画鑑賞前にこの感想をここまで読んでいる方少なからずいると思うんですけど(なので結末は書きませんでした)、実写だから、っていう理由で観ないのは本当にもったいないですよ~!

なにより鋼の錬金術師が、原作連載中の頃のように、アニメ放送中の頃のようにまた世間を賑わせるなら、ひとりのファンとしてとても嬉しいので!ぜひ観てみてください!

ここまで読んでいただいて本当にありがとうございました

ここからは本編とは関係ない話で、中継で舞台挨拶を見ていて思ったことなんですけど、監督俳優の降壇後すぐに席を離れた女性たちが結構な数いて、持ち物から察するに山田さんのファンの方なのかな、映画を観ずに帰ってしまったように見えたんですけど…。山田さんをはじめ出演した映画のお披露目のご挨拶にきた俳優たちに対してその行動はめちゃくちゃ失礼だからね!アイドルが好きなのはいいですよ、でもそこにいるのは俳優としての山田さんと、山田さんと一緒に映画を作り上げた方々なので、そしてあなたたちが座ってた椅子映画を楽しみにする人のために用意されたものなので、まじでわきまえてください…。なにしに来たの…。

あっあと舞台挨拶会場と映画館にいた女性たち、赤コート率高くて萌えました。多いだろうなと思って私は赤い帽子我慢したんですけど、それでもかなりの人と被りましたね。みんなハガレン好きなんだね…。

あとはアル役の水石さんがガッチガチに緊張してたのをかなり覚えてる…好感度高い…。

〈おわり〉

白人至上主義者を黒人ハグしてどうのこうのというのが話題になっていたが、あれをセクハラ暴力だと糾弾しないかリベラルは信用されないんだな。

と、ハグセクハラと訴えられたハリウッド監督をみて思った。

2017-12-04

彼女喧嘩した

喧嘩というか、喧嘩にすらならなかったという方が正しいのだけど。とりあえず吐き出したいので15分くらい出かけるだけ書く。

数日前に一緒に見た映画について、俺が彼女解釈と異なる解釈を述べたことが発端。

俺は自分知識理屈付けでその解釈正当化しようとしていたけど、彼女は納得していなかったようで、彼女なりの考えを言い返していた。

カンのいい人ならこの時点で「あ、これ喧嘩かな?」と気づくことができるのだろうけど、俺はそれができなかった。お互い自分の考えを正当化しようとしているだけのことだと思っていた。

2、3往復のやり取りの後に彼女が「解釈は人それぞれだから」「監督も無数の解釈があるって言ってたし」と言ったとき、俺はちょっとそれがあたまにきて、「それは解釈価値否定することだ」と言った。多分わかりにくい言い方だと思う。以下のようなことが言いたかった。

この言葉の後、彼女荷物をまとめ始めて、帰ろうとしたので、鈍感なおれはやっとこれが喧嘩であったことに気づき必死に止めて話を聞いてくれるように頼み、彼女を傷つけるつもりがなかったことや、なぜ「価値否定」という言葉を使ったのかを説明した。

彼女は怒っていて、あなたと話しているとパソコンと話しているような気分になる、とか、私だって大人なんだから、などと言われた。パソコンのような感情理解しない人間に、上から目線レクチャーされているような気分になることが度々あったようだった。

とても悪いことをしたと思った。いわゆるマンスプレイニングになっていたのだろうと思った。

童貞。をプロデュース10周年記念上映の経緯の電話内容書き起こし

10周年記念上映中止の経緯・ご報告につきまして

https://www.youtube.com/watch?v=WE0H1VS-t0k

3:04〜

加賀もしもし加賀ですけども」

松江「え?」

加賀池袋でまたやるらしいじゃないですか」

松江「やるらしいって何を?何の話?」

加賀最初相談するって言ったじゃないですか」

松江「何?また連絡してないって話なの?」

松江「悪いけど俺は加賀と話ししたくないから」

加賀「だから話ししたくないじゃなくて、責任を取りなさいよって話してるんですよ」

松江「お前ちょっといい加減にしろ

加賀「話ししたくないんだったら、やらなければいいじゃないですか」

松江「お前さ、直井さんがそういう建設的な話しても全部拒否してるだろ?」

加賀こちらがどれだけ我慢してると思ってるんですか」

松江加賀ちょっと待って、お前さこの話、俺とお前と話しても埒あかないからやめよう。な」

加賀「じゃあ直井さんなんですか」

松江「うん直井さんだよ」

加賀「じゃあいいです。じゃあ間に人を挟みましょうよ、裁判所で」

松江「そうした方がいいよ」

加賀裁判官挟みましょうよ」

松江馬鹿かお前!」

加賀「いや馬鹿じゃないですよ」

松江馬鹿じゃないの」

加賀「そうなりますよ」

加賀「そっちはそっちの言い分しか言ってないじゃないですか

松江「何が廃盤(?)なんだって、いい加減にしろよ」

4:00〜

加賀「俺は嫌ですって言ったのに上映を強行したじゃないですか」

松江「何なのお前、頭おかしいんじゃないの」

加賀「強行したじゃないですか、連絡してこないじゃないですか

松江「だから今するって言ってるじゃねえかよ」

加賀「信用できないですよ、今まで連絡来てないですよ」

加賀夕張であった時も東京に帰ったら連絡するって言ってたのをずっと待ってましたよ。連絡来てないですよ1回も」

松江「それ直井さんとの話だろ?」

加賀「そうですよ。直井さんに話したら、それは松江さんとの話しだから俺は分からないと」

松江確認するから

加賀確認するじゃないですよ、そんなの信用できないですよ」

松江「俺に電話するのやめて」

4:30〜

加賀童貞。をプロデュースの上映をやめて下さい」

松江「嫌です。そんな権利ありませんから

加賀だって相談するって言ったじゃないですか」

松江だってお前相談しても話し聞かないだろ?」

加賀「じゃあ、あれ貴方1人で作ったんですか」

松江「うるさいよ。大きく言うと1人で作ったよ、俺が作ったんだよ」

松江監督ってクレジット俺が入ってるだろ、お前監督ってクレジット拒否たかお前」

加賀クレジットしたのはあなたあなたクレジットしたんじゃないですか」

松江「そうだよ」

4:55〜

加賀「どれだけ俺が嫌な思いしてると思ってるんすか」

加賀相談してないじゃないですか

松江「それはお前が話乗んないからだろ」

加賀「話乗んないか相談しないって、それ逃げじゃないですか」

松江相談したらお前許可すんの」

加賀許可取らないか相談しないんでしょ。それがおかしいって言ってんすよ」

松江「言うわけないだろ。だってお前が話のんないんだからさ」

加賀「だったら最初約束と違うじゃないですか。だったら上映するべきじゃないですよ」

松江(ため息)

加賀だって約束違うじゃないですか」

松江約束違うって」

加賀「現に約束と違うことしてるでしょあなたは」

松江「うるさいもう切る」

監督からなかなか言えなかった」。

暁星国際高校野球部の男性監督によるハラスメント疑惑で、被害に遭った男子部員取材に応じ、こう証言した。

3分だけ寝かせて」「癒やしてくれたら許してあげる」。

部員らによると、監督部員の部屋を見回る際、よくこのように言っていたという。

3分たちました」などと部員らが話しても「あと少し」と、そのまま居続けることもあった。

これがリアルBL…

「「監督が布団に」被害訴え 暁星国際高の複数野球部員」

少年野球でこういうの聞いたことあるけど高校でもあるんだな。

2017-12-03

桐蔭学園サッカー部パワハラ問題監督李国秀氏が悪いという話だけど

その事件の発端の一つとされる某掲示板書き込みに、李国秀監督(在日韓国人二世)は理事長の甥に当たる事が書かれてたけど

これマジなのか?

じゃあ理事長在日韓国人なのかな。

忖度弁当というネガティブ商品

今頃知って調べたのであと出しになっちゃうが

あれはやっぱり馬鹿だと思う


単純な話で、

メシについて、何かや誰かを揶揄するメッセージ性なんか乗せて欲しくない

「メシがまずくなる」ってなんでわからなかったんだろう

メシはやっぱり饅頭とは全然違う


それでSNSの反応見たら案の定だが

与党支持者からはうっすら敵意を向けられるようになってるというおまけつき

あいう層のネガティブイメージ結構しつこいので

これから関係ないことの売上にまでボディブローのように効いてくるだろう

逆に野党支持者はそんなことでファミリーマート買い支えてはくれない

こういうことはだいたいネガティブ面のほうが強いし残る


何故けもフレにしなかった?

あっちも暗雲が立ち込めてるとはいえまだまだホットコンテンツ

絵の選び方次第ではオシャレな感じのイメージ展開も出来たし

オタクだけに購買層を絞っても期間を絞れば十分買ってくれたはず

限定グッズを付ければ余裕で棚からなくなっただろう


更に更に、ネットを使うならば

公式アカウントで言外にこそっとでも、中の人の声風に、

たつき監督応援したい」というようなメッセージでも出せばアツい支持がついただろう

その層からはずっとポジティブイメージで見て貰えるようになったはずだ


企画商品に込めるメッセージ方向性問題

揶揄」VS「応援

なんで揶揄を選んだのかねえ… 

しかもよりにもよってメシに…

2017-12-02

探偵はBARにいる3 シリーズ初見に見てほしい映画

タッカーを観ずに探偵大泉洋を観た。

過去3作見ている。が、いつも通り1作完結で設定は説明されるので単体として楽しめる作品だ。

まあざっくりとした設定しかないのだが、初見の人に言いたいのは大泉洋あんまりBARにいなくてアクティブ探偵ということだ。安楽椅子探偵では無い。

あとはお人よし悪運強い探偵と、農学部助手空手の達人の激強・探偵専属運転手のぐーたら高田(設定盛りすぎ感)が

事件解決したり、しなかったり、なんとなく大泉洋が激しく襲われて松田龍平が無傷でふらっと倒してくれる映画だ。

毎回ゲストヒロインがいるが、今回は北川景子個人的には過去作見ても一番美人。この時点で割と勝利を決めた感じはある。

多分公式的な宣伝でこれを言うのはタブーなのだが、毎度毎度、札幌歓楽街事件が起きるのでまぁ風俗絡み。

女の強くて弱くて儚いところがメインの展開になる。

今回はそこのストーリーを練ったのが良かった。

主演二人が忙しかったせいもあり、前作から4年も期間があいた結果、

人気脚本古沢良太大泉脚本を何十案も出て書き直しで練りまくったらしい(練りまくってる頃にも何かの番組で言ってたっけ)。

その結果が十分に出たストーリーになっていた。

アクションも1の引きの絵の群集ドタバタではなく、2のギャグ感満載のアクションでもなく、しっかり格闘を(主に松田が)しているので楽しい

とにかく、この映画の見所は「映画を見た!」という感覚が味わえることだ。

それでいて今作はエンタメ度が増している。

ファンの中では2が悪いという話になっている。ただ実は個人的に2は掴みと展開とオチが悪いだけでエンタメをしたいという雰囲気は良かったのだ。

今回、1の切なさと感情の渋さ、そこに2のエンタメ度を加え、結果的年齢制限をとることになったが上質なエンタメに仕上がっている。

年齢制限がかかっていないと言っても、大泉洋のケツが掘られるところは涙なしには見られない。エンドロール中、綺麗な景色にしくしく泣いていた。

そう、ケツが問題なのだ。劇中大泉洋が座るのだが、掘られたケツで座っているのが痛くないのか…と。そこをもう少し掘り下げてほしかった気もする。

大泉洋が掘られつつ豚!と罵られるシーンもよかったし、あと志尊淳のケツも若くて良かった。本当にケツで終わる映画だった。家族みんなで見てほしい。

3では探偵高田のバディ感も高まっていた。イマイチ二人でいないな?と1と2では思っていたので、ここの改善は本当に良かった。

探偵と共にすることが多くなったので、4では高田も掘られて埋められるという展開になるかもしれない。

余談だがそういえば探偵を掘る田口トモロヲは昔、デビュー当時の松田龍平を掘っていた。人類みな兄弟

なにがあっても人は生きていく。命を燃やすものはあるか?このキャッチコピー意味を知った時、ケツの痛さも忘れて泣いた。

増田でこんな真面目な文章を書くくらいに面白かったので、是非見てほしい。

ケツは関係ないのだが、エンドロール最後まで見ないとこの映画の印象が180度変わる。

もはやボーナストラック的にエンドロールが長いが我慢して、日ハム監督名とか札幌企業名をたくさん見ながら、くそカッコいいテーマ曲最後まで聞こう。

邦画も捨てたもんじゃないって思えるシリーズだ。

しろここから見て1、2と見るのも良いのでは。

そもそもハガレンって過大評価でしょ?

10歳ぐらいの子供が鉄製の義手義足で走り回る時点でギャグ漫画でしょ?

つうか何あの3Dプリンターみたいな魔法錬金術とか呼んでるけど、あれって元の体積と完成品の体積完全におかしいシーン多くね?

割りとガバガバしてるよね。

実写がつまらないんじゃなくて原作の化けの皮が剥がれただけなんちゃう

アニメハガレンはその点上手くやってたけど、これは原作がいいんじゃなくてスタッフ監督の力が凄いだけだよ。

化けの皮がハガレンなんつって

お後がよろしいようで

お前ら休みの日に増田なんてしてねーで勉強会でも映画館でも行ってこいや

せめて積みゲー崩すとか図書館で借りた本を読み終えるとかそういうのに時間使え。

ダラダラしてるとあっという間に月曜だぞ。

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