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はてなキーワード: 陳腐とは

2023-06-09

どうすればいいんですか?

→どうしようもできないらしいです。

→どうしようもなくないのに、そうした選択をしているのはご自分らしいんです。

言葉は声で表すだけ無駄です!声色、脳から出力され彩られた言葉、すべてが陳腐です!腐っています!脳の、いちばん新鮮なところにあった、ヘドロみたいなやつだけが真実なんです。私はほんとうのことを話しています。そうです。

声にして、相手の耳に届き、相手の脳に侵入したとき、それは、そのものはもう私ではありません。相手理解を頼んだのは私なのに、届いてしまったものはもう私ではないのです。どうしようもありません。言葉は出すだけ陳腐です!

自分の中で、自分けが見れるそれだけが真実なんです。本当なんです。私を見てください。私を見ることはできないのに。苦しい。一人で自分を見ているときけがいちばん美しい人生が行われています!なのに、人は、他人言葉は、私の人生に色を蒔いてきて、苦しいです。私に色はなく、私は

2023-06-08

シバリングばあちゃん

さなころ、無口ながらいろいろなことを考えていた。

〇にはゼロと正解の意味があるのはなんでだろう。

出されたみそ汁のミソがふわふわしてるのはなんでだろう。

氷とか使わないのに扇風機の風が冷たいのなんでだろう。

とかね。

親や先生質問することもあったが、自分の中にある疑問が多くてしつこく聞く癖があったので、邪険に扱われてから図鑑などに当たるのがほとんどだった。

ばあちゃんは聞くだけ聞いてくれてた。

ある夜、確かアニマルプラネットを見ていて、のび太が夜中にトイレに行き、おしっこした後ブルルルっと震える描写があって、弟が大笑いしていた。

自分も同じ経験があるな、

あのゾクゾクっとする感じは寒い時に震える感じと似ているな、

図鑑によると筋肉は動くと熱くなるとあったな、

まり寒い時には体を温める為に筋肉を動かすのが効果的だろうな、

でもあんな短い時間のブルルルで温まるかな、

体感図鑑は合ってるけどなんか怪しいなと、

とめどなく考えていたら、弟が「なんでブルブルすんだ?」と呟いた。

弟を抱いてるばあちゃんに、考えたことをかいつまんで伝え原因を聞いてみたら、

おしっこで震えるなんて聞いたこともないと笑われた。

そうか、やっぱり違う仕組みなのかと仮定を改めようと考えたが、明確な答えを持つの思春期までかかった。

図鑑先生家族以外に、図書館と(ごく偶に)テレビ好奇心水先案内人になってくれたお陰だった。

シバリング

これがばあちゃん陳腐化した単語だ。

怒号と拳骨から逃れるための知的好奇心は、家族で満足されなかった。

ほぼ同じ質問がTLに流れてきて思い出したので増田に供養。

2023-05-27

あなた大事存在だ」

「どこに行こうと、いくつになろうと、私の大事子どもからね」

冗談なのか、軽く酒が入っていたのか知らないが、誕生日ということで買ってきたちょっといい食材料理を食べながら親はポツリとそう言った。

その後ひとしきり花が咲いた他愛のない雑談の流れの中で、しかしその言葉はしっかりと意識の奥底にとどまっていた。

後片付けをして、部屋に帰って一息ついてから、よく分からない泣き笑いのような表情になっている自分に気づいた。

そんなの陳腐クリシェだし、ドラマじゃあるまいし、現実で口にするようなことか?とフル回転するメタ認知をよそに、慈雨のような涙が何筋か、精一杯ニヒルに笑ったつもりの頬を伝っていた。

大事存在には「あなた大事存在だ」と言ってあげるだけでよいのだ。こんなシンプルで単純なことに、なぜ気づかなかったのか。知ってる振りをしていたのか。

もしもあなたの身近にそういう人がいるのなら、折に触れて言ってあげてほしい。冗談でもいいから、何度でも

2023-05-25

anond:20230525164126

「エモ」っていって自分の心の動きを陳腐化すると語彙がどんどん失われていくからやめた方がいい。

要は感動とか感情が動かされたってことが言いたいんだろうけどどういう要因によってどのように動いたか大事から

デンジを例に話をするならエネルギッシュだけど境遇に恵まれない不幸体質なクソガキっていうなキャラ付けしたことで読者をデンジに対して幸福を祈る半ば親心に似たような立場になりやすくしてる。

これによって成長とか失敗とかの物語上のイベントについて感情が動く構造になってるわけだよね。

なのに作用無視して「エモ」だけで陳腐化すると言語化するときにこういう差異が塗りつぶされてどんどん感性が鈍るわけよな。

2023-05-22

anond:20230522111813

根本的に勘違いしているが、「女性一般通用する営業トークのツカミ」が効いてる時点で、お前が個性だと思っているものは全く個性ではない

お前如きが新宿に来た理由は他の女となんもかわんねーし、お前が作る鶏ハム別においしくないし、お前が鶏ハムを作り始めた理由はクソみてーに陳腐ものからだ。

今日は何しに新宿に来たんですか?」は店員個人がお前に興味があるから聞いているのではなくそういう聞き方にするとお前が店員から興味を持たれていると錯覚し、店員に、ひいては商品に興味を持ってもらえるだろうという営業メソッドによるもの

仮に店員個人がお前に興味あるとしたらそれはナンパ

こういう女は「自分には価値がある」という認知の歪みがバックグラウンドにある。

実際のところどうか?

ショップ店員が求めてるのはお前の財布。

美容師が求めてるのはお前の財布。

周りの女が求めてるのは「私には友達がいる」という社会的ステータス

大学同級生が求めてるのはお前のマンコと「俺には彼女がいる」という社会的ステータス

ナンパしてくる男が求めてるのはお前のマンコと「俺にはセフレがいる」という社会的ステータス

婚活男が求めてるのはお前の健康で利用可能子宮と、「俺は結婚している」という社会的ステータス

周りがお前に求めているのはお前の「人間性」じゃない。お前が女だから女成分を貰おうと、あるいは交換しようとしているに過ぎない。

ただし、お前の女成分を手に入れるためには「私の人間性に心から興味を持っている」と錯覚させて自発的差し出させるのが一番手っ取り早いから皆そうしてきただけ

お前が歪んだ認知でそれを「私の価値」として捉えてしまっているだけ

お前の作った鶏ハムにお前が思うほどの価値はない。

お前の作った鶏ハムを褒めることで提供されうるお前のマンコに価値があるのだ。

お前は「女」という属性バカ高い価値依存し、それを切り売りできたからこそこれまで何の努力もせず生きてこれたわけだが、

そのため換金可能な「女」の成分を失ったお前に残る価値なんて残飯未満しか存在しない。

婚活で嘆いてるのも大体こういう奴で、100%依存している「女」という属性が加齢で価値を失い「元女」になり果てた妖怪

価値があるのはお前のマンコと財布と「女」という属性であってお前の人間性だとか、それを産み出すお前のシナプス筋肉じゃない。

お前のシナプス価値があるとすれば、医師免許弁護士バッジなど何らかの肩書や実績で客観的証明可能になっている。

男の世界では、ものにならない個性は「オナニー」と呼ばれる。エロ動画としての価値以外の理由でお前のオナニーを欲しがっている奴はいないんだ。

anond:20230514113245

そういう時にこそ「原則論としての人権」に立ち返らないといけないんだけど、肝心の「人権」の概念を「道徳」と混同して陳腐化を進めている人たちには理解できなさそう。

2023-05-21

周りの人間が皆「じゅじゅつかいせん」がつまらないというからだんだん私もこの漫画の事がつまらないような気がしてきた。怖い

自分ってこんなに人に流されやすいのか・・・

自分面白いって感覚は人の同意が得られないとすぐ揺らいじゃうのか。

と恐怖を感じてる。

私は17巻までは単行本で買ってて、どけお兄ちゃんぞのところまでちゃんと履修しているしそれ以降も週間連載ではちゃんと読んでる。

最近ちょっとまらないと感じている。

でも、その前までのバトルは間違いなく面白いと思ってたはずだ。

なのに、私は他人意見に流されて

この漫画そんなに面白くないのでは?という気持ちになってしまうのかがわからない。

面白くないという周りの人たちは、どのように面白くないかちゃん説明してくれる。

それについて、私はうまく反論することができない。

キャラセリフとか、絵の構図とか、そういうところがいいじゃんって主張するんだけど

でもストーリー陳腐だよねとか

もっと絵は綺麗に描けるよねとか。

なんかいろいろ言われて、相手の方が弁がたつからいい負けてしまって

そうするとこの作品面白いって胸を張って言えなくなってきて

そういう状態で読んでも、以前みたいに楽しめない。

なんか、SNSマンガをすごく楽しんでる人って、

なんであんな大げさに「待って無理死んじゃう」みたいな頭の悪そうな叫び方をするのかと思ってたんだけれど

多分ああやって面白いという感情を発散させて共感を得ることで

自分は間違いなくこの作品面白いっていう気持ちをより強めることができてるんじゃないか

私はそれに失敗した。

頼む。 みんなじゅじゅつかいせんの面白いところをいい感じに言葉にしてくれ。

私ではうまく言葉にできないんだ

2023-05-18

「はてぶで話題になったらアウト」

経産省が出てきたらアウトとはよく言われるが、はてぶで話題になったものはその時点で何もかも陳腐化して時代遅れ老害話になっている


それだけ、はてぶは時代遅れの人しかいない

コナミ訴訟に対する知財屋さんからの雑感

ゲーム業界ではないけど、とあるメーカー知財部で出願・権利業務担当している。

ちょうど1年前のゆっくり商標の時と同じように、昨日からずっと増田Twitterの流れを見てきていろいろと面白い気づきもあったけど、

特許を取って自社の有利になるように権利行使する」という、知財機能があるメーカーだったら通常どこでもやってるようなこと(むしろ知財対応としては褒めるべき内容)なのに、

コナミがやってるからってだけで過剰に叩かれてるのがモヤモヤする。

 

もちろん自分オタクなので、自分が好きなコンテンツがサ終になるかもしれないとなったら冷静でいられなくなるのは分かるけどさ。

一回冷静になって自分の主張を見つめ直してみるといいと思う。

 

逆に、自分会社が自社製品で考えたウリにできるような特徴を特許出願して、真似してきた他社に止めてもらおうとしたら、

権利行使は悪!」「使わせてあげるぐらいいいやろ!」とかSNSネット炎上する状況を考えたら、めちゃくちゃ不条理な事を言ってるって分かるやん?

会社メーカーじゃなかったりモノづくりするような機能がないところの場合は、自社サービス想像してもらったらいいと思う)

 

仮に控訴審も入れると決着まで数年かかる話になるだろうし、両社で協議して落としどころを見つけて和解に至るケースも多いかウマ娘が遊べなくなる事はないだろうし、

コナミも相当企業イメージが悪くなるのを分かってると思うから、その方向には行かないはず)

仮に踏んでたとしても突っ張るか、お金を払って解決するか、回避するような設計にするかはある意味サイゲボールがある状態なので、一回落ち着こうぜ。

 

あと、特許訴訟の風評リスクって、一般的には訴えられた側が気にするべきものだけど(「訴えられたということは悪いことをしたんだろう」という印象を持たれがち)、

今回みたいに訴えた側が風評リスクを食らうケースがあるというのは個人的発見だった。

管理職向けの特許研修の事例に加えるよう提案しようと思う。

 

P.S. 水曜ドラマ「それってパクリじゃないですか?」も特許商標を取り扱う知財部が舞台になったドラマから、みんな見てな。

 

P.S. あと「業界の発展を」といって他社侵害スルーする任天堂対応比較するコメントよく見るけど、

あれは任天堂ぐらい企業体力やブランド力(=他で戦える力)がないと無理だから任天堂じゃない会社にそれを求めるのは酷やで

 

ブコメへの返事

批判派は「コナミは大した独自性のない技術特許関係の法を悪用して独占しようとしている」という前提で叩いているので、法的に正当な権利行使かどうかより、この前提の方に反論しないと響かないと思う。

かにな。

前提として、新しいか/大したことあるかないか(=新規性進歩性があるか)が2013年の出願時に判断されるものだということと、

その時点で認められていれば、出願から20年までは権利保護される制度になってるんだ、ということを認識せず叩いてる人がいるのが気になるね

(だから2023年の視点から2013年に出願された技術を「大したことない」と評価できるんだな。本当に新規性ないっていう人は2013年での実例を持ってきてほしい)

制度を知った上で「コナミ気に入らない」で叩くんだったら本当に嫌いなんだろうから俺は知らん。 

知財関係知識があるオタクなのに、コナミがそっち方面オタク蛇蝎の如く嫌われてる現状が目に入ってなかったの? どんなアンテナの張り方してたらそんな認知になるん?

制度をよく知らずイメージで怒ってるとか、頭に血が上って冷静な判断ができてないとかだったら、と思って書いた文章だったけど、

上記の通り、特許制度の意義を知った上で「コナミ嫌い・気に入らない」で叩くんだったら俺は知らんという話。

KONAMIがどうとかいうより、正直、今となっては特許保護されるような技術じゃないでしょ、というのが素朴な感覚

特許出願された多くの技術20年で陳腐化していくし、維持する年金だんだん上がっていくので

ある程度で捨てるのが一般的だけど、20年丸々維持されるものもそれなりにあったりする。

今となっては技術自体のすごさ、先進性が大したことなくても「それを押さえ続ける事で困る相手がいる」のであれば、お金を払ってでも維持されるのが特許

困る人には無効審判などの手続で争えばつぶせる道もちゃんと用意されてはいる(難しいけどな)

「訴えた側が風評リスクを食らうケースがあるというのは個人的発見だった」 本当に知財屋さんなら、ユニシスGIF(LZW)特許サブマリン的なライセンス要求で大いに嫌われたりとか知らないはずはなさそうだが

そっち方面の分野の特許はあまり詳しくないので(実務は化学系なので)勉強になったわ。

でもユニシスの進め方に問題があった話だから、今回の話(進め方は問題ないが直接関係ない部分で嫌われていた)とは少し違わない?

あと2004年に失効してる特許なので、もう少し新しい事例ない?

2023-05-17

anond:20230517161534

音楽の話は置いといて、きみアニメの読み込みが甘いよ

アイが本当の愛を知る過程は、描けていないのではなく、あえて描いてないんだよ

クライマックスを思い出せ

「私は愛をしらない」→「子供たちへの愛がウソだったら嫌だから愛してると言えない」→「あ、死ぬわ」→「とりま時間ないし、あいしてるっていっとこう」→「愛してる」→「ああ、この感情は嘘じゃない、よかった・・・」→「死」

ここで大事なのは視聴者目線で見た時に、あの時点でアイが本当の愛を知ってるかどうかがわからないことだ

どっちだ?どっちだ?とハラハラさせて、ああ・・・よかったね(よくない)にもっていく

その緊張と緩和があのシーンを名シーンたらしめている

もしあのシーンに至るまでに、アイが愛を知るあからさまな描写を入れてしまっていたら、あの緊張は生まれないし、アイの死はもっと陳腐だったろうね

2023-05-16

詩人になりたい奴は10代が勝負

ボカロでお前の心をバズらせろ

陳腐っぷでも10年後胸を張れるくらい勢いよくいなさい

2023-05-13

刺激を受けた作品(媒体不問)を教えてください

最近人生経験値を得ている感じがない。Togetter増田Twitterゲーム(2周目)etc時間を使っていて、新しく知識を得るとか世界が広がったとかを感じない。刺激がなくてつまらない。何かが欲しい。最近作品である必要は全くない。陳腐作品かもしれないものでも、一部の界隈では大人気なのかもしれないものでもいい。どう衝撃を受けたかネタバレなしで書いてくれたら嬉しい。ほしいものの例を以下に挙げます

〇この発想はすごい、この描写は真に迫っている、などと思った漫画小説ドラマ映画ゲームほかフィクション作品

〇こういう世界もあるのか、よくそこに気づいたな、などと思ったエッセイ詩歌ルポドキュメンタリーほかノンフィクション作品

〇こんな表現方法あったんだ、こういうジャンルに触れてこなかったけど意外といいな、などと思った音楽絵画ほか芸術作品

2023-05-09

マリオ映画めっちゃ良かった

多分皆見に行ってるし、ツイッターやらnoteやらに山のように批評が上がっているから書く必要は正直無いんだが、この感動を残しておきたくて書いておく。

マリオ映画めっちゃ良かった。

私はマリオは兄がやっているのを横で見ているだけだったのだが、それでも胸が熱くなり、色々な思い出が蘇り、そして帰宅マリオソフトを買った。3D。そしたらいきなり映画に出てきた透明の土管が出てきて、とても嬉しかった。

正直ストーリー陳腐だし、新規ストーリーとかオリジナルキャラクターとか出てこない。新規ゼロ。全部知ってるし、展開も分かる。でも、それがいい。某実写化のように、変に監督メッセージ性が入っていたり、夢主みたいな主人公マリオ世界に迷い込んで?!みたいにならなくて良かった。マリオという皆が遊び、共に育ってきた旧友を、監督やらプロデューサーのくっだんない実験場やら最強の主人公発表会やらにされなくて、本当に、本当に良かった。

同時に、そうなってしまった映画作品を思い出してげんなりする。マリオ成功たから、今後は原作へのリスペクトと忠実さを体現した作品が増えるのかな。増えてくれるといいな。

2023-05-08

予想通り4DX3Dが本物だった

スーパーマリオブラザーズ映画

去年のトップガンマーヴェリック4DX初体験して、それ以降4DXの方が合うと思う映画4DXで見てきた

マリオ絶対4DX

スピードアクション&爆発&レースとか4DXなのは明らか

マリオ映画は「そういうアトラクション」なんだよ

動く椅子背中の衝撃と風と水しぶきがあってこその映画、それら全部含めて楽しまないと本物じゃない

ディズニーランドスターツアーズに乗って「映像陳腐で~」とか「原作イメージとは遠くて~」みたいな事を言ってたらなんか違うって思うでしょ?

4DX3D体験者側の意見としてはマリオの内容だけ語ってる人には同じように思ってしま

動かない飛び出さない偽物を見て語るというのはとても一面的

評価をするためだけに興味が無いけど安く見て反応が多くなるように下げ記事書きましたっていう腹の中身があふれ出てる

これから「観たいな」って考えてる人は是非4DX3Dで本物を体験してほしいと思う

注意点として、結構水がかかるから化粧は薄めに。もしくは手元のボタンで水OFF推奨

2023-05-07

引退】  FFBE幻影戦争感想 【ソシャゲ

 

 ありがとう だわ。

 

皆さんは、ソーシャルゲームFFBE幻影戦争

 正式名称

WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争

をご存知かな?

 うん。

もう、タイトルの時点で危機感を覚えると思うけど。

 その直感は正しい。

 

『幻影戦争』は、名作『FFT』(ファイナルファンタジータクティクス)の影響を強く受けた シミュレーションRPG系のソシャゲなのだが……。

 増田(筆者)は『幻影戦争』を 止める事にした。

幻影を始めて3年強。 完全に習慣化している事を吹っ切る為にも

 引退感想を書こうと思う。

 

総評

 ストーリーは酷かった……。

ガチャ、育成は辛かった……。

システム面は面白かった。

ギルドバトルは面白かったが重圧が半端ない

 ただ、3年強の期間

増田コロナ禍を支えてくれた事には大きな感謝を。

 

素晴らしい部分、良い部分も多いのだが、 悪い部分を書き出すと終わらなくなるので

後述する。

 

増田(筆者)】

 完全無課金勢。2020年初頭のFFTコラボからプレイ

FFTファンソシャゲは幻影が初経験

一度、ソシャゲと言うモノをやってみたかったし。 FFTは好きなので、FFTコラボから参加。

 実生活の変化の為、最近 引退

幻影自体に対しては、開始半年で飽きてたかな……。

 特にこの2年間は完全に惰性だった……。

ストーリー面白ければ課金する気はあった。()

 

【良い部分】

・『FFT / ファイナルファンタジータクティクス』を令和に蘇らせようとした チャレンジ精神。 +5億点。

ゲーム性は割りと面白い事。+7点。

・そこそこFFT再現出来ている部分。+3点

・地味だが地道な快適性の改善アプデ。+8点

・全てを課金圧に変える。  いっそ清々しい割り切った運営。 逆に、+70点

  ☆

 コロナ禍での暇つぶし。 +8兆点。

増田は、FFTコラボの時点で新型コロナヤバい判断していて、

自分判断2020年1月中旬には自粛モードに入っていた。

 急に出来た時間と、新型コロナ不安

FFBE幻影戦争』は、今となっては増田にとって、コロナ禍を共に闘った

戦友の様にも思えるよ。

 

ガチャ

まぁ、言わずもがな。劇辛です。壮絶な課金圧が掛かります

 察して下さい。

増田なりに説明すると、

 基本がシミュレーションRPGなので、各キャラが駒にあたり、

これをガチャで引く。。 。

 当然、強いキャラ(≒駒)が居ないと戦いにすらならない。

将棋の手駒をガチャで揃えなければならない感じ。

 良くて運ゲー、悪くて廃課金ゲーですわw

 

まぁ、殆ど廃課金ゲーなのだけど……。

これに更新限定イベントコラボ等で 毎月2体以上、更に強いキャラが追加されていく……。

 

 実際には、

その時点の上位30キャラ中の10キャラを取得できれば

遊び始められるが……。

手持ちのキャラでは、どうしようもない状況も まま発生する。

 増田としては最初に、

「あれ?…… コレって、課金しない方が面白ゲームなのでは?……  ってか、リソース管理ゲーなのでは?…… 」

と、割り切り。最後まで無課金でした。

配布される[石]は、ガチャが安売りされる時、

特定キャラを確定で取得できる時以外には使わなかった。

 

 一応、ガチャシミュレーターもあるので 雰囲気だけでも感じて欲しい。

https://ffbegenei.gamewiki.jp/%e3%80%90ffbe%e5%b9%bb%e5%bd%b1%e6%88%a6%e4%ba%89%e3%80%91%e3%83%98%e3%83%ac%e3%83%8a%ef%bc%88%e9%bb%92%e8%a1%a3%e3%81%ae%e9%ad%94%e5%a5%b3%ef%bc%89%e7%89%b9%e5%88%a5%e3%83%94%e3%83%83%e3%82%af/

 

増田が考える改善点】

キャラ ロストか、キャラ リセットが有った方が良かったんじゃね?……

 

 え~と……。

幻影って要は、ガチャ課金プレイ時間で 強くしていくゲームなのだけど。

基本がシミュレーションRPGで、PvP要素が濃いので

射幸性が高いにも関わらず、長期間プレイが有利なのね。

 仮に、今から幻影を始めるプレイヤーさんが居たとしても、

3年無課金遊んだ増田(筆者)に勝とうと思うと、結構重課金必要になるのよ。

3年前から重課金している上位プレイヤーなんて言わずもがな

それでは新規プレイヤーは増えんわな。

 だから増田としては

 

キャラ ロスト、キャラ リセットを賭けたコンテンツ

 が、有った方が良かったと考える。参加は自由で。

 

1, キャラ リセットで上位と下位の差が縮まる余地が出来る。

2, そもそも射幸性に振り切ったゲーム性なのだから

  更に射幸性に振り切るのは問題無いでしょ。

3, 重課金からすればレア常設キャラなんて外れみたいなモンらしいし、

 彼らの[ハズレ]が相対的に減るのでは?

 

まぁ、増田は幻影が初ソシャゲなので完全に見当違いかも知れないが……。

 

さて、

 ここからは悪い部分を思い付くままに書きますかね……。

 

ストーリー】 -7兆点

 酷い。

舞台設定は、乱世の群像劇なのだけど……

ただでさえ、群雄割拠群像劇も描くのが難しいのに

 普通に両方とも破綻している。

しかも、ソシャゲなので「ストーリーを終わらせられない。」

問題1つを解決する為に問題が2つ発生する演出が多用される。

 結果、

全てのキャラが正常なメンタル判断能力を持ち合わせていない……。

どのキャラにも共感感情移入も出来ないか

 〈愛着が持てない。〉

ガチャで【当たった】筈のキャラが、単なる【駒】としか感じられなくなるのね……。

 やっぱり、

ジャンプシステムって凄いわ……。

増田も散々、  「インフレだ。おつかい一本道だ。」  って、揶揄してきたけど。

【連載】という形式に これ程 安定なのは無いんだな……。

と、思い知ったわ。

 って言うか

FFTは『内戦』を描いたモノだから終わりが見通せたけど

 終わりが見えない下手な群雄割拠モノって

普通に無間地獄だわ。

 

ストーリー破綻のケース】

 このゲーム主人公【モント】は王子なのだけど

双子の弟【シュテル】ってのが居て。

ご丁寧に最初期のキービジュアルは この二人の決闘なのね。

ゲームを始める前から

「あぁ。そういう感じね。」

って、思うやん!!!

ベタだけど、チョット期待してゲーム始めるやん!

 最初戦闘王子二人の共闘なのね。

ベタ過ぎるけど、物語の導入としてはアガるやん!

 んで、

シュテル(主人公の弟で王子)の第一声が!

 

兄貴!  (一緒に戦えて嬉しいよ…… うんたらかんたら……)』

 

 ……。

……。 いや、ヤンキーかと……。

 この時点でモントに兄として尊敬の念があるなら

「兄上!」 と呼びかけるべきだし。

対立不和があるのなら、

「モント!」と呼び捨てるべき……。

自分(シュテル)も王子なのだから

兄貴!』は一番ダサい

最悪「兄さん」だろ。

 

 この時点で、かなり香ばしいと感じたのだが。

ストーリーを進めても一向に改善しない。 どんどん悪化する……。

 ある程度、進めた後。

これは何らかの精神的支柱が無いと ストーリーを進められないと判断し。

 FFTコラボの【ラムザ】を出す為に、増田人生初のリセマラを敢行しました。

それからも、メインストリー支離滅裂

個人感情とか、各勢力事情とか利害関係無視した

 ツッコミしか無い 陰謀の為の陰謀が  先送りの為だけに繰り返されるのだけど……。

 

 増田の中で決定的だったのは、

主人公敵対する陣営同盟国間で、要人暗殺事件が発生するのね。

 ここまでは良い。

問題は、暗殺計画が事前に頓挫してしまうのだけど、

 そのまま要人を強襲して殺しちゃうのね。

 

イヤイヤイヤイヤ……。

同盟国間での暗殺はまだ有り得る。

 暗殺失敗が確定したのに強行するのは有り得ない……。

それ、同盟、終わるやん……。  実行側にデメリットしか無く、何のメリットも無いやん……。

 

 この時点で、運営ストーリーを畳める技量が無いと悟った。

我ながら判断が遅い。

 

ネタバレになってしまうのだが……。

 もう良いでしょ。 増田なりのメインストリーの まとめ。

 

【メインストリークエスト1部】

 アホ共のパニック

( 腹を割って話し合えとは言わんが、最低でも意思疎通は しようや……。 )

 

【2部】

 主人公(モント)に対する明確なライバル(ジェーダン)を立て、構図をシンプルに。

更に、色恋沙汰も混ぜる事によって、 割りと整合性の取れたストーリーになっている。

 ただ、

主人公ライバル役も善玉に描こうとした結果、  ストーリーの推進力も失われた……。

不味い部分を薄める事で食える様にした印象。

 そして、

オチが残念……。

2部のラストが、それってどうなのよ……。

 

【3部】

 タイムリープ物に……。

1部と2部の黒幕が、「何故、悪に堕ちたのか?……」が描かれるのだが……。

急に絶対悪的な怪獣が出てくるし。

実質、主人公が交代してしまっているし。

タイムリープするし、で

1部と2部は何だったのか?…… 最初からコレをやれよ。と、……

← 今ここ。

 

【育成】 -57点

 カラかったね~……。

キャラを育てるのに希少素材(課金可)が必要なのだけど

満遍なく使うと中レベルユニットしか居ない事になり詰む。

割り切って、手持ちの強キャラに注ぎ込むのだけど

Lv89の強キャラに引率されて進む、残りのLv30のキャラみたいになり

 肝心の戦術性は皆無に……。

一通り揃うのに1年は掛かったかなぁ?……

しかも、当然その時にはキャラ性能は陳腐化しているし……。

 

コラボ限定イベント】 +89点と、-88点

 基本、コラボイベント楽しいのよ。 お祭りだしね。

ただ、上記の育成の特性が関わって

 課金圧が尋常じゃ無いのね。

コラボイベント中じゃ無いと、コラボキャラが出ないのは普通だと思うけど。

 このゲーム

育成素材もコラボ中にしか入手出来ないのよ……。

 つまり

シミュレーションRPGという特性上、 頑張って課金して、ガチャコラボキャラを当ててもだね。

コラボ間中に育て切らないと

希少素材を消費した上に、箸にも棒にも掛からない、ゴミなっちゃう訳……。

 増田場合

ラムザ』が該当した。 辛かった……。

しかも、育て切れても割りとすぐに陳腐化するし……。

無課金増田としては、ラムザで懲りて コラボ限定イベントは全無視する事に決めてた。

 

ギルドバトル】 +700点 -700点

 このゲームには最大30名が所属できる「ギルド」が無数にあるのだけど

 

このギルド同士が戦う『ギルドバトル』が

このゲームメインコンテンツと言っても過言は無いと思う。

 

所属メンバーキャラと装備の編成だけして、 対戦ギルドメンバーを選び、戦闘AIによる自動

PvPなので、白熱する。

 ただ、

毎日開催。 開催時間は21時~23時の2時間で……。

 正直、シンドい……。

操作自体は数分で終わるけど、真面目に勝ちたいなら、判断決断時間がかかるし。

毎日参加しないとギルドバトルが不利になるし、他のメンバー迷惑がかかる。

かなりのプレッシャーだった……。

 

増田引退の間接的原因。

 開催時間がもう少し長いか、隔日開催とかでも良かったと思うよ。運営

土日平日 関係なく毎日21時~23時を拘束されるのはキツい。

 まぁ、面白かったけどね。

 

キャラ追加】 -30点

 ガチャ収益を出している以上、

より強いキャラが追加されて、インフレしていくのは仕方が無い。

 でも、やり様ってモンがあるだろう……。

FF7コラボの際、『クラウド』が満を持して登場し 、

その時点で非常に強く調整されてて、当時 猛威を振るった。

 ここまでは良い。

FF7クラウドも もはや伝説からね。

 でも、

FF7コラボが終わった直後に、露骨に対クラウドに有利な強キャラ(オベロン)を

実装したのは、運営正気を疑った……。

商売下手かよ……。 FF7ファンが定着しないじゃん……。  仮に、もう一度コラボする場合でも悪印象が残るじゃん……。

結構、盛り上がったぜ。 FF7コラボ……。

 こんなのが何回もあった。

環境に有利なキャラを追加するのは分かるが。

やり方があるだろ……。

 

キャラ調整】 -20

 追加キャラインフレしていくのは仕方が無い。

でも、限定イベントキャラコラボキャラは、こまめに上方修正した方が良かったと思うぞ。

コラボした、ナンバリング キャラでさえ 登場から半年陳腐化して殆ど見なくなる。

 個人感覚だが。

FFシリーズ歴代主人公キャラに大きな戦力差が有るのは

 違和感が強い。

サンレッドアーロンティナとか空気だぞ。

FFTキャラの上限解放が弱かったのも増田モチベを大きく下げたわ。

 

終わりにかえて、

 

 色々ボロカスに書いたし。まだまだ書き足りないけど。

増田コロナ禍を支えてくれた事は間違いない。

その事には深い感謝を。

続けるプレイヤーさん、新たに始めるプレイヤーさん方に

良き幻影ライフでありますように。 

 

 Fin

2023-05-03

[]5月2日

ご飯

朝:コーンスープチーズクラッカー。昼:カロリーメイト玄米ブラン。夜:ヨーグルト冷奴キャベツ人参エノキスープ

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

カガミハラジャスティス

・はじめに

あらすじとかジャンル説明がめちゃくちゃ難しい、一本道のノベルゲーム

原作同人ゲームは分割で幾つも販売されており、Switch版では全部まとめて移植されている。

まず、あらすじは引きこもりだった主人公村上太陽が心機一転鏡原高校へ転校し通うことになり、そこは生徒を管理する生徒会自由を求めるデモ隊とが衝突しており、太陽メーンヒロイン八月一日宮遥の所属する報道部に入りその二組の対立調査していく。

ジャンルとしては学園を舞台にしたボーイミーツガール青春もので、過去に起きた事件と今起こっている対立を探っていくサスペンスなノリもある。

というのが、あらすじとジャンル説明になるっちゃなるんだけど、全くこういうお話ではない。

まりにも隠されていた設定や予想できない展開が多いので、(普段からだけど)今回はかなりネタを割る感想になります

ネタバレなしの推薦文

一応この感想自分のものではあるものの、ADVというジャンルを楽しむ人が増えて欲しい気持ちはあるにはあるので、ネタバレなしの140字で魅力を伝えておきたい。

カガミハラジャスティスは、正義と悪の定義を問う社会派物語が魅力的なゲームでした。正義を行い続けるための具体的な方法論が提示されていて、普遍的ないつの世でも通じる良い価値観だった。自分自身がこういう娯楽を安寧に楽しめる立場にあるというメタ視点込みで、考えさせられた。カズト好き。」

とはいえ、直接的にトリックのようなものを書く気はないんで、ネタバレの範囲問題は難しいね

・話の広がりがすごい

話がドンドン大きくなっていき、学生運動から左翼団体移民問題テロリズム陰謀論インターネットで増幅する悪意、平和定義、異なる宗教との付き合い方、ゲリラ貧富の差資本主義限界民主的政治目標核兵器戦争などなど現代社会における数多ある課題テーマにしたエピソードが次から次へと展開していく。

視点人物も沢山おり、最初のうちは高校舞台なので生徒と先生ぐらいだったのが、主人公ほとんど絡みが無い日本の政治的な地位が高い人や、米国軍人や、中東取材する記者など、その問題を描くに相応しいキャラドンドン出てくる。

・始まりに終わりがあった

最初のうちは男女のドギマギするラブコメや、恐ろしいホラー、痛快なアクションなどわかりやすい娯楽作品の味がするのだけれど、

中盤以降は上記した現代社会における様々な課題について問題提起していく展開が続く。

もちろんあくま美少女キャラが登場するアドベンチャーゲームという媒体の中で出来る範囲ではあるのだけれど、全体的に通してみると真面目な展開が続く。

後半丸ごと使って描かれる戦争を止める方法、というあまりにも壮大な目標は、尺の都合もあるのかサクサク進むものの、現実的な面もあり見応えがあった。

話がドンドン広がっていっても、最初提示された生徒会VSデモ隊対立関係を解きほぐした時と同じ手法解決していくのは、エンタメ作品らしい痛快で爽快な気分になる展開で、その道中で示されてきたキャラクタの魅力を信じたくなる気持ちがあればこそな面白さだった。

説教臭い一言で評してしまうのは勿体無い、普遍的でいつの世にも通じる「良い(とされる)価値観」が嫌味なく描かれていた。

対話

この作品を要約してまうと「対話」の二文字で終わってしまうかもしれない。

要してしまうと、武力よりも対話を大切にしようねということなんだけど、

こうやって文章にしてしまうと陳腐だけれど、作中ではその難しさ込みで何度も何度も対話の大切さがとかれる。

綺麗事と言ってしまえばそうなのだろうし、作中にはたまたま利己的な自分利益しか考えないキャラが少数派だから成り立ったとみるのも容易かもしれない。

けれど、そうやって他人立場を決めつけて本音を聞こうとしないこと込みで、対話の大切さが幾度も幾度も描かれる。

具体的な対話の内容についてはボカされてしまうのが勿体無いものの、

ミステリ議論である」のモットーを掲げて数多のフィクションを楽しむ僕としては、議論ベース対話である以上、非常に納得感があったし、娯楽作品としてもこの作品を楽しめた。

(この作品本格ミステリではないけどね)

ただ、このあえてこの作品が触れなかった、対話をしてなお、武力解決を求めてしまう人が多数派世界も、現実的には存在すると思うと、このような多様な価値観を描いた物語を購入して遊ぶことができるというだけである種恵まれており、自分も何かしないといけない気になった。

テーマ的な部分の感想はここまでにして、以下は気に入ったキャラクタに焦点を当てて感想を書きたい。

・秋沢カズト君が有能すぎる

15歳にして天才的なソフトウェアエンジニアツンデレ男の子

僕も業務システムを作る仕事をしているので、彼が振られる無茶振り理解でき、尊敬できた。

いわゆるフルスタックエンジニアってやつ、憧れるなあ……

っていう読者の職業ゆえにプロ仕事がわかる話を差し引いても超優秀。

機転が効き、最終盤面では彼の察しの良さで逆転するためMVPは彼なんじゃないかな。

後半になればなるほどインターネットの力を多様するため彼も大活躍するんだけど、技術者なのでサーバールームで一人で仕事してることが示唆されるだけで出番自体ドンドンなくなっていくのは寂しい。

そんな実務的な部分の有能さに加えて、性格的な部分の愛らしい様も見所。

普段はツンケンした態度を取るんだけど、少ししてから反省してデレデレしたメール謝罪するという、露骨に狙ったツンデレキャラ

あざとすぎる上に実は好きな女の子がいて彼女にはより一層ツンデレちゃうのも愛おしい。

一世一代告白シーンなんかもあり、彼が主人公の方が収まりが良かったのかも感は少しある。

・伊里栖は大人なのに子供なのが可愛い

キャラ

序盤は電話口だけの出番が続づき、会話でアドバイス調査してくれるもだけど、途中からちゃんと登場してくれる。

キャラなので年上の大人の女性なのだけど、作中のどのキャラよりも子供っぽい。

見た目もそうだし、恋愛が奥手すぎる。

ノンアルコールビールで酔ったフリをして誘う(誘えていない)などの搦め手が滑ってることも、半端にお酒の力を借りてる辺りが子供っぽい。

最後最後時間が飛ぶのだけれど、そうしてもなお一点も進展が見られないのは、大人なら自分責任だろう。

好きなのに好きといえず遠回しな表現しかしない臆病さが可愛いキャラだった。

・周大翔が格好いい

学生運動リーダー

彼の死から物語が始まるため、出番は少な目。

なんだけど、まあ格好いい。

自分の命を天秤に乗せられるタイプの格好よさで、だからこそこのカガミハラジャスティスが始まっているという尊さがある。

自己犠牲否定する展開が多いんだけど、彼だけはかなり特別立ち位置なので色々と特殊な展開がある。

優秀なシーンも多いが、リーダーとして腹を括る格好いいシーンも多い。

それがリーダー資格みたいなことなのかな、好き。

八月一日宮遥の物語だった

メーンヒロイン

ハルヒ系と言ってしまえばテンプレなのかもだけど、目的のためなら手段を一切選ばない強引で傲慢なのに人情しか動かないキャラ

彼女が主役で彼女のためのストーリーだっただけに、中盤彼女物語が退場していた時期は読み進める手が止まることも多かった。

もちろんこの退場にも意味がある展開なのはわかっていたのだけれど、この辺は魅力的がすぎた。

暴力よりも対話を重視する作品の基本構造だけに口が達者なので、彼女が出てきてドンドン話が前に進むのが面白い。

最大の見どころは何と言っても、最終目標である戦争を止める」への解決策を導き出すところ。

そこまでの苦難込みで屈指の名シーンだった。

・さいごに

面白かった。

公称ジャンルサスペンスアクション学園ラブコメミリタリーミステリー」に恥じない超てんこ盛りの大ボリューム作品だった。

そんな様々で多種多様な展開を「対話」というアプローチでまとめ上げているのが素晴らしい。

それだけに、作中でも言及されている言語の壁については苦しい展開が多くあり、バベルの塔破壊した神様許せねえってなるね。

ボリュームではあったが、正直まだまだあの世界の物語を遊びたい気持ちが残っている。

繋がりは無いものの、まずは同じクリエイターが作っているイハナシの魔女を遊ぼうと思う。

面白かった。

(ただ公称ジャンルに入ってるミステリーはサスペンスの部分で内包し切っている部分しかいかな、とは思った)

2023-05-02

なにがツガイ育成百合ソシャゲ

運命共謀以外は幼馴染、双子、♰光と闇♰なんて凡庸かつ陳腐テーマしかCPを創れないクソソシャゲ

2023-04-29

オタクコンテンツは終わりです、残念でした

オタクコンテンツは終わりです、残念でした…

…とだけ書いて終わるのは雑なので、個人的偏見等を込みで色々思うところを書いていく。

おそらくここで語るもの陳腐凡庸面白みのないものであろう、しかしもし興味を持っていただけたら読んでもらえると幸いである。

オタクコンテンツ一般化とその弊害

オタクコンテンツはみなさんご存知の通り一般化した、街中にはアニメVtuberなどとコラボした商品散見され、街中でアニソンが流れていたりする。

アニメ漫画の話をしても嫌がられないし、むしろそのような話を積極的にしてくる人もいる。

オタクコンテンツ一般に広まったせいで過度に一般化してしまったと私は思っている(これはあくま偏見である)

というのもまずは売れるかどうかという数値が前提にくるからである

もちろんこれらは"商品"であるため、売れるのがいいというのは間違いがないし企業としては売れなければ価値がないというのは間違いないであろう。

そこで問題にしたいのはオタクコンテンツ精神性というふわっとしたものになる。

これらコンテンツ個人的偏見等込みではあるが迫害歴史であったと私は思っている。話をすればキモがられ、売っている場所隔離されるそのようなものであった。

しかしそのような状態であってもコンテンツを作り続けた人たちがいた、彼らは自身の溢れ出るもの解放させコンテンツを作り続けた結果今のように市民権を得ることができた。

このようなコンテンツ最初はごく一部の人間が面白がり小さいコミュニティ、もしくは執着に近い発掘欲を持つ人間にの評価されていた。

また自身面白いと思うコンテンツ他者に知らせたいものでさまざまな機会で、さまざまなツール面白いと思う感情を広げていった。

そして一般層にまで広がり市民権を得たということだ。

問題はここからで私は一般層はもの評価する能力がない、もしくはあったとしてもそこまで高くないと思っている。

動物悲劇があれば泣くし、子供が頑張れば感動する。弱者サクセスストーリで涙し、悪徳企業に怒り、永遠の愛でしんみりする。

しかしわかりやすい感動にしか反応しない、もっと正確にいうならばわかりやす感情の変化にしか反応しないのだ。

感動というものはさまざまなものがあるが大きくまとめれば感情の変化であろう。

感情の変化というものは各人のセンス知識経験依存するものだ。感動するという行為にも才能と経験必要になる。

例えばよくピカソの絵を見て誰でも描けるとかこれが芸術なんだとかい人間がいる。しかピカソ写実的な絵も描くことができ、キュビズム本来なら同じ平面上に存在しないものを写実性を捨て記号化することにより同時に存在させるようにしようとした試みであることを知ればそれは難しいことがわかる。

知識がなければピカソの絵を見ても評価できないのである

コンテンツというのは歴史の流れがあり新しい評価基準表現感性を探求するという性質がある。

しかしそれらを評価するためには今までのコンテンツへの理解などが必要になる。

一般層の人間はこの知識経験がない、そのため評価基準他者依存することになるかもしくはわかりやすものしか評価できなくなる。

さてさまざまなコンテンツの多くは営利活動の結果生まれ産物である営利活動評価を行う際に基準となるもの収益であろう。

当然のことではあるが収益性のみを考えた場合、新しいコンテンツ評価するようなオタクコミュニティ(ここではこのような人やコミュニティをまとめてオタクコミュニティと呼ぶことにする)と一般層、どちらの方が人口が多いであろうか。

考えるまでもなく後者だ、そして後者はわかりやすものしか評価できない。

ではどうなるか

企業としての答えは明白だ、わかりやすものを作れば良い。

ただ、わかりやすすぎるとそれはそれで消費者が怒る。

なので1手先しか考えていないようなわかりやす一見深そうで薄いコンテンツ生産されていく。

コンテンツ生産者の話

また、クリエイター視点に立ってみよう。

間違いなくオタクコミュニティー向けの作品を作るクリエイター一般層に評価はされないだろう、わかりづらい作品を作るので歓迎されることはないだろう。

では誰がコンテンツを作るようになるか、これは間違いなく一般層のクリエイターになる。

というのも感情が近いので作りやすいのだ、またオタクコミュニティー向けの作品を作るクリエイター比較して、コンテンツ自体に執着が薄い(無いわけではないし一部の方はとても強いと理解しているが集合として見た時の話である)ので仕事と割り切れたりするという強みもある。

企業からすると一般層のクリエイター収益も産みやすく優秀な金の卵であるが、オタクコミュニティー向けの作品を作るクリエイター収益を産まない腐った卵であろう。どちらが優遇されるかは明白である

このようにしてクリエイターの層が更新されていく(新陳代謝といえばそうかも知れない)

クリエイターが変わっていくとコンテンツ自体オタクコミュニティー向けのものから一般層向けのものへと大部分がシフトしていき、そのうち入れ替わる。

そうしてオタク向けのコンテンツ一般向けのコンテンツへと狂気希釈されていく。(私はこれを一般層の文化的侵略だと呼んでいる)

そのような状況であってもオタクコミュニティー向けのコンテンツを作る人は作るだろう、しか評価はされづらくなる。

もしくはそのようなクリエイター時代の変化などさまざまな要因で一般層向けのものを作ることもあるだろう、映画などにある細かいネタや裏設定はそのようなクリエイターの少しばかりの一般層への反乱ではないかと思えて仕方ない。

企業から観点を考える

さてオタク向けのコンテンツオタクコミュニティから一般層向けのコンテンツへと変わっていくという話をした。

ここで一般層の評価基軸をもう一度説明すると他社が評価しているか、わかりやすい感動かという軸で評価している。

後者と比べ前者は容易にハックすることができる評価基準である資本マーケティング勝負に落とせるからだ。

まり一般層のコンテンツは、芽が出そうなものに対して資本という栄養剤を投与することで完成する、そして一般層に収穫され消費されるのだ。

私は最近コンテンツ話題になる期間が短いのはこのような背景があるからではと思っている。短くしないと次のコンテンツを消費できなくなるからだ。

ここで一つ誤解を解く必要があるが、私はこのような企業行為に対して悪だと断罪するつもりはないし、営利活動を行う団体として収益を上げるのは正しい行為だと考えている。

ただその商品ターゲットが変わっただけである

最後

このようにしてオタクコンテンツは終わっていくし、すでにアニメ漫画などは終わっていると私は考えている。終わっていなかったとしても一般層にリーチしないのでそのようなコンテンツを知り得る人はごく僅かであろう。

これが悪いのかどうかと言われるとそうではなくただ集団の行動の結果であるしかいえない。

しかし、間違いなく言えることは一般層がオタクコンテンツに入ってきた瞬間にそれは終わるということだ。

もっと正確にいうならば物事評価できないもの多数決という言葉に負け評価基準を渡してはならない。

その先に待っているのはコンテンツ破滅であると私は考える。

ここまで長々と書いたが私の本心最後に書いておこう。

推しの子あんまりきじゃない、

2023-04-28

anond:20230428020354

なんか根本的に話が変だと思う

「くだらねえ」って陳腐だったりバカネタなのにちょっと面白いときに言うやつだから

ウケてないときに言う言葉じゃないと思う

「くだらねえ」って言われるシチュエーションで言われる言葉がないって話なら

「しょうもな」とかはディスの印象が強くて違うとは思う

2023-04-26

anond:20230426103606

家族との対立和解もほんと取って付けたようなご都合主義陳腐さで

やっぱなろうってこのレベルなんだなあとしみじみ思った

2023-04-22

anond:20230415000359

特定業界業務知識の蓄積があれば、そっちを前面に出したほうがいいんじゃないかな

この言語であれば何でも作れますってんじゃ、いつまでたっても楽になれない

業務知識陳腐化するのも10単位だし

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