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はてなキーワード: 装置とは

2019-02-24

anond:20190223214036

電子」は半導体制御駆動のものを指す。電子タバコや初音ミクトランジスタ制御される。

電気」は電流を使う機構を指す。電気シェーバー電気毛布が入る。

「電動」は電気モーター応用機械を指す。手動でも実現できるミシンが入る。

「電磁」は回転部分のない駆動機構を指す。EMALSとかが入る。

電子レンジの構造は大部分が電気式といってよさそうだが、加熱機構にマグネトロン管という金属製真空管一種を使っている(最近では徐々にだが半導体化されている)。原理的な区分

半導体電子配置が相補的な異種の金属を接合し電圧を与えると接合面において電子が交換され電気抵抗が非線形に変化するという大変電子的な理論に基づいているので当然電子。というか半導体発見前は真空管装置電気扱いだっただろうが>ブコメ

「機」と「器」は構造の複雑さ。直感的に構造が分かるものは「器」だが「機織り機」と同等以上に大型で複雑になってくると「機」に格上げされる。卵の泡立て器は器だが全自動卵割り機は機になる。

2019-02-23

光速を超えてテレポートする方法を思いついた

星Aに自分が居て、1億光年離れた星Bに移動したいとする。このとき、星Aと星Bには接続状態量子テレポーテーション装置があるとする。

  1. まず、自分の量子状態を星Bに送る。
  2. 星Bでは、量子状態を使って自分構成する。
  3. 星Bで自分生活する。

どや?生活するだけなら情報必要ないやろ?

エセ科学の見分け方

とある大企業で、コンプライアンスなことしてる。

メーン広告出稿審査だが、商材の審査をすることも、ある。

そうなると問題になるのが、「この商材、取り扱っていいのか?エセ科学商材なのか?」である

例えば「水素水」。水素水ペットボトルに入れて売るのはエセ科学、とは知っていたが、「水素水を発生させる装置タカギとかが売ってる)は、科学エビデンスがある(胃腸効果あり)」ので売っても問題ないとは初めて知った。調べなきゃストップさせてたとこだ。

この前は現場が「活水器」なるものを売ろうとしていて、「そんなの100%エセ科学ですよ。東京都ホームページ見て下さいよ!」と現場ケンカして、疲れた

三浦工業の「軟太郎」(軟水発生器)とか、さらにはシャープの「プラズマクラスター」、パナソニックの「ナノイー」とか、普通に商材として取り扱ってるが、この辺の商材に科学エビデンスあるのか気になる。

商材としては扱って無いが、大幸薬品の「クレベリン」、「ハイドロ銀チタンマスク」、これらが科学エビデンスあるのかどうかも、個人的に気になってきたので、教えて偉い人!

人工地震陰謀論について

北海道での地震を期に「人工地震陰謀論が活発になりつつある。

そこで今ふたたび人工地震という陰謀論を考えてみよう。

人工地震陰謀論歴史

人工地震という陰謀論比較的新しい。なぜならば昔は「神」や「悪魔」などの超常現象的なもの説明がついたからだ。

しかし近年になると状況は一変する。陰謀論者の間で「HAARP」というスターが現れたのだ。

HAARPは主に軍が主導する研究で、正式名称は「高周波活性オーロラ調査プログラム

巨大アンテナから電磁波放出して電磁波電離層関係等を調査する研究プロジェクトだ。

一見すると地震とはなんの関係もなさそうに見えるが、「軍」「電磁波」ここらへんの単語に刺激されたのだろう、アメリカの陰謀論者たちはこの研究プログラム地震や干ばつ、洪水ハリケーン台風停電慢性疲労症候群などを引き起こす装置だと断定した。

地震ときにはHAARPは大活躍する。

例えば東日本大震災ときには震災直後からHAARPのせいだというツイート拡散され始め、2013年頃には最盛期を迎えた

最近熊本地震北海道胆振地震でもHAARP人工地震だという説は事欠かない

なぜ「人工地震」は流行るのか

一体なぜ、こうやって見ると荒唐無稽な「人工地震陰謀論流行ってしまうのだろうか?

ヒントは「同質性」にある。

みなさんも心当たりがあるだろうが、SNSでは同じ考えを共有するもの同士がつながる傾向にある。

似たもの同士が集まり合い、お互いにお互いの意見を絶賛しあいしまいにはゲテモノとなったのその主張が正しいと信じ込んでしまうのだ。

可能性はゼロではない

こういった陰謀論付属するのがこの言葉可能性はゼロではない」だ。

この可能性はゼロではないという言葉は、あらゆるデマ陰謀論適用できる魔法言葉だ。

なぜならばどの陰謀論可能性はゼロではないからだ。

陰謀論は「ありそうなこと」をもとにしているため、この言葉をつけることが容易なのだ

ひたすらデマを繰り返すことでその情報が既成事実化して「否定する人が多いのが逆に怪しい」「行政否定してるのが怪しい」という言説が出るようになった場合、そのデマをなくすことは難しくなる。

正しい情報は広まらない・論破しても意味はない

陰謀論デマを信じる人々に「正しい情報」を提示しても彼らは止まらない。

なぜならば陰謀論者が信じる情報というものには自身アイデンティティや信念が内包されているからだ。

よって、正しい情報を信じることは自身否定することにつながる。

そういったことで、一度信じ込んでしまった情報を「あれは間違っていた」とすることは、間違った情報を信じ込むことより遥かに難しいことになる。

デマに対して「論理的反論」をすることも逆効果だ。

さら対立を促し、陰謀論者の思考が凝り固まることにつながるのだ。

よって、この記事陰謀論に対して論理的反論をしたとしても彼ら/彼女らには響かないし、信じることはできないのだ。

鳩山氏について

とは言っても、著名な人物陰謀論拡散するというのは実に見苦しい状態だ。

CCSによる人工地震可能性は、日本CCS調査株式会社による発表

地震震源は貯留地点より水平距離で約31km離れた胆振地方中東部の深度37kmで発生しております(深さを考慮した直線距離で約47km)。実際の二酸化炭素が圧入された地層と地震震源位置する地層とは連続性がなく、二酸化炭素の圧入による影響が本地震震源まで及んだとは考えられません」

により完全に否定されているが、これも陰謀論者に言ったところで信じることはないだろうということを考えると、虚しくなるのである

まとめ

陰謀論は日々発生しているし、たいして影響もないがそれが災害という特殊な状況下では別だ。

災害下では人々が精神的に動揺し、疲労し、憔悴するからだ。そういったことにより、デマは信じられやすくなる。

私達は災害時の陰謀論デマ危険性を知っているはずだ。それで多くの人命が失われた事例も知っているはずだ。

災害時に陰謀論を垂れ流すことはあってはならないことなのだ。

もう一度いうが、人は一度信じ込んでしまたことを自分自身で正すことは難しいのだ。

陰謀論には注意しよう。

2019-02-21

anond:20190221170317

もう最近はてブ馬鹿増幅装置っぷりは凄いで

強い女騒動ブクマでも元ブログそもそもからないのに「引用範囲から問題ない」とか書いてる奴がいっぱいいるんやで?

こんなんキチガイしか書けんコメントやん

100年後、人類最終戦争を経て死滅していた

そこに突如飛来する異星人

彼らは宇宙歴史研究する探検家であり、地球調査に来たのだった

掘り起こされるHDD磁気記録装置など

絶滅する前、人類増田というもの熱狂していたらしい

増田では成人した人類が便を漏らす話題が主流だったと分かった

驚嘆する異星人達

地球人には赤子なみの知性しかなかったのではないか

掘り出された化石から地球人の想像図が描かれた

そこにはカラフルな毛の生えた鳥のような生き物が描かれていた

近くに集まっていた骨を適当に格好良くなるようにくっつけただけであったにも関わらず、これが絶滅前の地球人という固定観念が定着

Windows Updateが終わらない

2019-02-20

anond:20190219205704

麻酔もきかない人もいるし、楽な保証はないよね

睡眠薬過剰摂取も寝るように死ねるわけでよなし、楽に死ねるなんて幻想抱いてる人が安楽死望んでるけどそんなもんないんじゃないか

あくま自分死ねない人が死ぬ装置であって楽に死ね装置ではないよ

2019-02-18

anond:20190218100058

もしかして保守なんかの維持費用が高いからかなあ。

昔の技術より今の検出装置の方がメンテも含めて安上がりなのかもね。

2019-02-15

バイトテロってお前らが悪いよな

インフルエンサーとか出てきたし、広告だって立派な仕事

お前らも多かれ少なかれ拡散できる。

そこに責任が発生しないっておかしいよな?

マスコミバカバカしい事実の切り取りであーだこーだ言われるが、お前らはそれで金を取らないまでも、似たようなことしたじゃん。

前澤なんとかは一億ばらまいて何百万フォロワー増やした。

フォロワーを持つと言うこと自体価値があるわけだ。

情報拡散するということに意味があり価値があるなら、責任もある。当然だろ?

よく考えればバイトテロだかバカッターでもおんなじじゃん。

上司本社だけにバレたら、現物買い直してクビだろ。

おでん作る装置いくらわからんが、何十万の話だ。

それが株がどう、系列店がどうって話になったのはお前らのせいじゃん。

お前らが怒りたいかRTしたり、面白くて拡散たからじゃん。

お前らこそが損害を増やした重大な共犯者なのに、なんで無関係どころか被害者ぶってる奴までいるんだ?

お前ら少しは反省しろよ。

お前が潰した店もあるのに、反省もせずにウキウキ共有しちゃってさ。

安全なとこから燃える店を眺めるのは楽しいか?

野次馬どころか、燃料かかえて放火犯待ってるんだよな。

自覚ある?

2019-02-09

会社HPに顔を載せられる件

俺は今従業員規模70人ぐらいの会社で1人庶務もしくは総務のポジションにいる。

社長創業者の息子だ。

たまに法人全体の社員給与を見れてしまうような立場に俺はいるのだが、正直ウチの会社創業者一族へのお給料生産装置だと思っている。

現場社員さんは優秀な方が多くて正直頭が下がる。


最近社長が、外部に委託してHPを作ろうということで業者コンタクトを取った。それはそれで良い。

後日業者が来て、社長はその時社内にいたにもかかわらずなぜか「増田さん1人で話聞いといてよ」となった。ちなみに「その時社内にいたにもかかわらず」と書いたのは、社長は何かしら自分アポを取っておきながら当日休みの連絡もよこさず出社しないという案件を頻発させるからである

業務命令なので俺が1人で話を聞いた。

業者は元々は人材紹介の会社だった。「求人者はまずは相手会社HPを見る。うちの会社HPも作れる。求人効率を上げるためにもHPを作りませんか?」とのことだった。確かにウチの会社は深刻な人手不足だ。

話そのものは悪くない話だと思ったし月々支払う金額も大きくなかった。その場での返答は保留したが話は聞いた。そして、悪い感触は持たなかったという俺個人の感想が滲み出るような報告を社長にしてしまった。申し込むだけ申し込んだけど、そんなに乗り気でないか社長は俺に対応させたのだろうと思っていたのだ。しかし俺の予想に反して社長GOを出した。そして、実務はやっといてよと俺に投げた。それも別に構わない。

問題はここからだ。メール電話で連絡を取るようになってから業者社員顔写真執拗に求め始めた。求人を出すにあたってHP社員笑顔写真があるとないとでは訴求効果全然違うと。

それも話としてはわかるが正直うるせえよ。だが社長はやる気満々なのである

俺「HP顔写真を載せてもいいという社員が一人もいなかったらどうします?」

社長「全員辞めさせる」

だって

俺のポジションは幸か不幸か替えが効くので、俺は顔を載せる必要がない。

問題現場だ。全員に確認したわけではないが、恐らくHPに載ってもいいという社員は1人もいない。

そして業界全体で低賃金問題になっているとはいえ社員さんのほとんどは他社に移ろうと思えばいくらでも移れる。

業者的には、相手会社の内部で在籍社員社長に対して反発を持って辞めてしまっても儲けの種になるだけでむしろ歓迎だ。

そして社長は、こういう現場の反発を俺に向けさせるために俺に最初対応させたのではないかとも最近勘ぐっている。責任逃れの方策にだけは長けた社長だ。

現場「何でそんなHPを作らなきゃいけないんですか?」

社長だって最初増田さんが良いって言ったんだもん」

言いそうだ。


俺がボンクラだったんだろうか。

現場流動性が高い職種から、それとなくストでも匂わせてもらうのもありなんだろうか。何にせよ現場の反発は相当強い。そりゃそうだ。俺だって出したくないもん。

俺が最初に若干でも乗り気になってしまたからこんな事態を招いてしまったのではないか最近吐き気が酷い。

今いてくれてる社員を大切にしなくてどうすんだよ。

何が悪かったのか。そしてどうすればいいのかわからない。法律的なことに俺は疎いか肖像権とかもよくわからない。

身バレが恐いのでかなりのフェイクを混ぜている。

安室透の起爆スイッチタッチパネルだった

 物理ボタンに対する信仰心が高いという話。

 久しぶりにコナン映画を見てみたら、安室透がスマートフォンタッチパネル爆弾の起爆スイッチを押していた。極めて慎重にセッティングされた爆弾を、緊張の面持ちで、つめたいガラスの画面に親指を軽く押しつけていた。

 軽くタッチパネルの硝子に触れただけで、その爆弾スマートフォンから送られた着信を受信し、爆発したのである

 この文章を読んで何がなんだか分からない方は2018年に公開された『ゼロ執行人』をレンタルBDを購入して観て頂くとして、ともかく、その起爆スイッチを押すシーンというのは、私の中ではこの映画の中では三本指に数えられるほどに印象的なシーンだった。

 もちろん、20年も前に始まった漫画キャラクタースマートフォンを使っている事に驚いているわけではない。最近原作を一から読んでいるけれど、巻が進むにつれ新しい概念を取り入れている大変面白い作品である

 では何故印象に残っているというか、一種衝撃を受けてしまったのかと言えば、それは起爆スイッチスマートフォンだったからに外ならない。爆弾の起爆装置を起動させるための中継器が携帯電話なのはよくある話だが、それがスマートフォンになったところでふーんという感じである携帯界隈の世代交代というほかない。

 しかし、しかしだ。爆弾を起爆させるという、そんな重大なスイッチを、誤タッチ危険性があるスマートフォンでいいのだろうか、という心配が過ぎってしまったのである

 そもそも静電式タッチパネルというパネルは、文章を打つという観点からすると非常にいけすかないパネルである。まず文字を打ったという実感がない。決定ボタンを押しても、サイトボタンちゃんタップできているかからない。リンクが切り替わってやっと「押した」という実感がやってくる。

 文章を打っているときはふよふよとしたキーボードというか最早シートのようなアルファベットが、指を当てる度に浮かび上がったり沈んだりというアニメーションを繰り返すけれど、だからといって指にキーボードを打ったときのような打鍵感は伝わらない。平面の板を指でつついているだけである。これでは指の方が変形してしまう。このふわっとした文字うち感覚がどうにも耐えきれず、私はポメラを購入せざるを得なかったし、パソコンを手放せなかったというわけである

 

 それでもスマートフォンの方が画質は良いし、画面が広いので横書きしろ縦書きしろ文章が読みやすいのであるホームページも見やすい。そう、『観る』というツールとしては大変優秀なのが、画面だけがすべてみたいな、スマートフォンさんという機械なのだ

 それでもやっぱり、スマートフォンで起爆スイッチを押すのはどうなんだ、と思ってしまうのである

 これは安室さんに限ったことでは無く、スマートフォンというかタッチパネルを使ったどんなシステムにも抱く感情なのかもしれない。しかし、頭では確実性はタッチパネルの方が高いと言うことは理解しているのだ。それでも物理ボタンを頼った方が良いのでは無いか、と思ってしまうのは、最早ボタンレス普通になりつつある現代に対して私が発症した適応障害じみたなにかなのかもしれない。

 SF世界に限ったことでは無く、現在でも様々な入力機械タッチパネル(静電式)は使われている。

 ボタン式の起爆スイッチ(なんかもうこの言葉だけで頭がおかしい気がしてならないのだが)の方が、構造上中継する部品が多い分故障接続不良の危険性を孕んでいる。それを鑑みれば、やはり起爆スイッチは感度抜群のスマートフォンの画面をタッチする方が理に適っていると言える。間違ってスイッチタップしてしま誤爆することはあっても、起爆信号の正確性を考えれば、タッチパネルに何のクッションも挟まず触れてしまう方が、よっぽど確実である絶対に爆発することができる。

 それでも私はボタンの方がいいなと思ってしまうのだ。そんな軽々しい起爆スイッチ大丈夫かと思ってしまうのだ。この感覚が、私がボタンにたいして全幅の信頼を寄せているからなのか、ボタンを押すという実感がなければならないという強迫観念なのか。

 とにかく、安室透の起爆スイッチスマートフォンだった。

 あの触感のはかなさに反して、その先に起こる爆発という非常に重たい現象があり、それがコナンたちの命運をかけた一場面だと思うと、宙に浮いたような不安感がただようのだ。

 あるいはその感覚は、エモいというやつなのかもしれない。

 そんなことを深夜に思いつき、こうして書き作っていた。

 おわり。

2019-02-05

ハリー・ポッターで毎度毎度冒頭がシンデレラ的なシチュエーションから冒険世界へ移行していくくだりで始まるの

現実悲惨さを感じている子ども視聴者たちが夢の世界に行きたいという願望に応えるための演出装置なのかな

2019-02-04

"運だね装置だね"

"運だね装置だね"との一致はありません。

[]女子高卒とでもつ会社

リクルート社のこと。女性高卒を重点的に採用して急成長を遂げたためかつてそう呼ばれていた。近年は学歴製造装置と化してしまっているのが皮肉

2019-02-02

東京って人口多いのにイノベーション起こらないのなんで?

世界でも有数の人口密集度だと思うのだが、イノベーション寄与していないように思う。

輸出でき世界通用しているのは、車か製造業装置で、他の世界都市部へ輸出できるものが出てきていない。いや、Googleなどのアメリカ企業へ行く人材排出できているか

 

大人になったのに

ワープ装置なし

タイムマシンなし

重力制御装置なし

宇宙人との遭遇なし

病気克服なし

エスパー能力なし

あーあー未来になんの希望もてねえなあ

anond:20190202013223

気合根性というのは、現代ではオカルト扱いされてるから仕方ない。

気合いが入っていたか成功した。

根性があったから勝てた。

という時の気合いや根性には実は実体が無い。

本人がそう証言しているだけで、誰もそれを見たモノは居ない。

まるで幽霊のようなものなのだ


遠い将来、脳の研究が進んで、気合いが入っている時の脳が可視化されたり、

脳への気合いの入れ方が具体化して、誰でも簡単気合いが入れられる薬や装置が作られるようになったら、

一般にも受け入れられると思う。

秋田駅スイカが使えないのはJR東日本秋田支社が無能から

JR東日本秋田支社は、秋田市内に完成した新社屋で業務を始めた。ICカードSuicaスイカ)」でセキュリティから出退勤管理食堂などでの決済までを一括対応する。

スイカで管理 秋田に新社屋  JR東支社 :日本経済新聞

これが2017年4月の話。そして2019年

現時点で、秋田県内在来線スイカ運賃支払いができない。JR東日本秋田支社によると、スイカを解約できる窓口備え付けの装置県内にはなく、近県では「仙台」「新潟」の両エリアスイカ対応駅に足を延ばす必要がある。

Suica解約なぜできぬ JR秋田駅窓口「自費で新潟駅まで行って」 利用者から不満の声 | 河北新報オンラインニュース

秋田駅と同じ敷地にある秋田支社の社屋では社員スイカ管理されている一方で、利用者スイカの解約すらさせてもらえない。端的に言ってJR東日本秋田支社は無能

2019-01-30

anond:20190129224002

無痛分娩も、まるで何の苦労もなく産めるわけではない。いきむ必要はあるし、人によってはそれなりに痛い。

それは日本無痛分娩の多くが実際はただの和痛分娩(痛みを減らすだけであり「無痛」ではない)だからです。

無痛分娩は正しくやれば本当に無痛ですが、日本はそこまで出来る麻酔科医は少ないし

そもそも麻酔科医ではなく産科医が麻酔もかけている施設が大半なので

無痛にしようとすると麻酔の量が過剰になるリスクが高く、

リスクを抑える為に麻酔の量を抑えて和痛にしているわけです。

あと無痛分娩だったらそれこそ分娩監視装置つけないと分娩の進行状況把握できんだろ。

まあ、2030年は今以上に医師不足が深刻化してるだろうから特に産科は相当ヤバいと思われる)無痛分娩どころではないだろうね。

どっかで「まだ研修医くらいであろう歳の子に1人でやらせるあの病院やべー」と言われてたけど

あれは医師不足新人1人で対応せざるを得ないという描写だ、と考えたら逆に(そこだけは)リアルかも?

2019-01-29

美女と野獣へのルッキズム批判だとか

映画チラ見して当時の物申すみたいな勢いの美醜周りへの批判とか思い出して色々考えたから覚書き

その当時の批判の主流は心の美醜が見た目に繋がるような表現違和感があるみたいなのでそこに繋がる感じで野獣が王子に戻ったラストに心云々言っといて結局それかよ、美男美女かよだとか野獣の方がかっこいいしとか野獣のままでハッピーエンドでいいじゃん的なのが付いて回っててその時はあんまよくわかねえというか最初の以外はそれ批判以前のただの感想やんけ!(感想自由)ってなってて(最初違和感にも違和感があったけどそのままにやってた)それで今改めて考えたのはそもそも美醜で人間判断してた王子ベルという美しくはあるけどそれに囚われない知性ある女性と心で惹かれ合い醜い心の象徴とするその野獣の姿で愛を成就しなんてざっくり内容からし物語としての教訓は見た目で判断する事の愚かさ真の愛はそこに囚われない(ロマンチック)って事だろうしベルの美しさはディズニーにおいてのプリンセスヒロインに課せられるメタ的なルッキズム価値観によるものでも当然あるけれどそれは美女と野獣という作品への批判としては的が外れているように思うしむしろこの作品においては美醜を扱う上でベルが美しいとされ知性や冒険心と並び持つとする事でこそその中からベル自身が何を選び大切にするかの選択意味を持ち生きてくるように思うから王子の美しさと共に決して物語必然性のない美貌ではなく魔女のそれにしてもまさにルッキズム的な王子に対する皮肉としてで解ければそこを否定する事になる呪いを与えてるとこからもむしろルッキズムを悪としているようにしか見えなくて批判で言われてた違和感への違和感の正体はそこへの漠然とした何でこの話でそんな事思うんや…というやつだったんだと思う

それはガストンに顕著で元々アニメヒーロー的な外見でハンサムという設定ではあったけど見ようにはそうでもないキャラクターデザインだったガストンに実写でルークエヴァンスがあてられた事で美しい見た目に美しい心が宿るというようなルッキズム否定するキャラクターとして野獣との対比もよりはっきりとなってそのハンサムさはベルや野獣の心を引き立てる装置としてやっぱり皮肉的に使われたわけだから作品としてルッキズムに則るのならそれこそシンデレラ最初アニメ作品うごとにそうでなくなっている)のようにガストンルッキズム的美醜観において醜いか善い人間であるべきで敢えてそうしていないのはそれがメッセージの一旦であるという証拠でもあると思う(すごいぞガストン

じゃあ何でそんな批判を思うのかとも考えて単純に物語としてじゃなく表現の部分部分に気を取られちゃう形になっちゃったのかなっていうのと後はそういう発想それ自体が単なる美醜じゃなく絶対的客観的な美がカーストのように存在するというようなルッキズム的前提でもって無意識にでも恣意的になされているのじゃないかって事で冒頭で野獣のかっこよさを示す事を批判以前の感想としたのは王子という美しい存在に対する醜いとされる野獣という構図の上で野獣の見目を讃えて"美"であるとする事だけではただの作中における美醜の定義への抗議またはむしろ逆に作品ルッキズムであるという批判内容を否定する(野獣を客観的に美しいとするのは作中の醜いという定義は外見を指すものではないもしくはキャラクター主観を越えるものではないとする事で作品として見た目に心を比例させているという批判は当て嵌まらなくなるように思う)もので美を是とするルッキズムであるという前提に立った批判として体を為してないのではないのかと思ったからだけどもでもそれが野獣をかっこいいとする価値観ルッキズム的な本来の(あるとしている)美醜観に沿うものではないのでそこ自体への反発の提示批判の一旦になるのだという発想の元されたと考えれば批判としてはそこの意味に限るなら理解できるしまた野獣の姿を醜いと定義するそれこそをルッキズム的だという意味でのまずそこから違和感であるならとも思うけど批判とやってそこに客観性を持ち出すのであれば野獣をルッキズム的美醜観による被害者であるとするのはその見た目を作品内での単なる主観文化的役割としてでなくルッキズム的な定義によって作品を越えたとこで醜いとやっているわけで本来ルッキズム的美醜と美醜はイコールではなく真理として絶対的な美を定義するものでもないのに作品内での美醜についての価値観を語るのにわざわざそれを作品へ持ち込み批判材料としたのはその当人がそこにルッキズム基準における美醜を見たからに違いなく美女と野獣はルッキズム価値観において野獣を醜いものとしている、という批判はそういう事ではないのかという話で

それらは全部今回自分で当時を思っての単なる仮定であるんだけどそんな批判を挙げたのと同じ層からその後シェイプオブウォーター美女と野獣のアンチテーゼだとする意見が出て(監督否定してた)明らかにそれが"彼"をルッキズム弱者とする前提の上で敢えて美しさと定義しているとやって監督がただ美しいと思うものを美しいと描いているというようなルッキズムとはまさに反対にある主観的美醜観という視点が丸々端から欠如した美しいものをそう描く作品とそうでないものを美しいとする価値観で描く対比の構図と捉えたものだった事を思うとあながち間違いでもないように見えるし(客観的な美しさを定義するとしているルッキズムに美しさは一概には定義できず個人的宗教的文化的ものであるという主観的美醜観で対するのならアンチテーゼとし得るけどそういう論理での批判自分は見かけなかった)美女と野獣のラストを美醜に重点を置き"結局それかよ"と受け取るのも"見目の美しさは心の美しさに比例する"と判断するその過程でその醜さを作品における主観的な域のものでないとするまたそれを見出すのに野獣という存在が含む要素やその世界での立ち位置でなく外見のみに焦点を絞るその視点も(実際フランス版では王子の外見的な美醜より傲慢さが醜さの象徴としてフィーチャーされている)見た目が重要だとするルッキズム価値観に左右されてのものにも思えるし王子の姿にしても野獣の姿から解放作品で醜い心を象徴すると定義されている以上心の変化を客観的証明するためのもの言うなれば愛の象徴であって(野獣の姿はベルに真の愛が満たされていない事を示す)外見なんて関係ないのならそれこそ望まれものであるはずなのにそこを否定するのは"王子の美しさ"という見た目に囚われその他の要素より重要視している事に他ならないのだしそれはまさにルッキズム価値観に則ってまずわざわざ美醜を選り分けてそこからそれらを"美しいもの""醜いもの"という絶対的な前提において肯定否定する事がルッキズム批判になるというような無意識ルッキズムというかそれは言うなら

美しいかいかなんて誰が決めたの?ルッキズムなんて!見た目で判断とか最悪!

というのに次いでの

○○ちゃんだって素敵なのにね!

という言い様で○○ちゃんと○○ちゃん普通にかわいいと思う人間美的感覚ルッキズム基準でそうでないぞと正面から否定カースト内の位置を告げるみたいなものでシェイプオブウォーターにおけるそれは

××くん○○ちゃんのこと好きなの?見た目じゃなく中身で見るんだね!いい事だよ!

もしくは

××くん"には"○○ちゃんかわいいんだね!素晴らしいことだよ!

というようなやつでその上で自分は美醜で人を判断しない公平な人間だと主張するような話でそれは批判として果たしてというかルッキズムへの批判のためにはルッキズム価値観においての美醜を踏襲しなきゃいけないというパラドックスを思ってなのか(そんな必要には特にない)それこそ考えれば考えるほど違和感でいっぱいになるという話で

要はルッキズムとか言ってないでふたりとも愛を見つけてその証に野獣は呪いがとけてハッピーエンド万々歳やんけ!でいいと思ったという話

2019-01-28

ブギーポップ視聴者が笑えない糞ラノベアニメ

さらセカイ系(笑)の出来損ないみたいな90年代ラノベ引っ張りだしたところで、ガキが食いつくわけもないと分かりきってるのがクソ。どうせ昔のファンも大半はとっくに趣味変わってるだろ。

無意味時間が行ったり来たりするのがクソ。カッコイイとでも思ってんのか?分かりにくいだけだわアホ。

キャラデザ全員モブ過ぎて誰が誰だか分からないのがクソ。ブギーポップは分からない(爆笑

ラノベ業界もそろそろ弾切れで苦しいのは分かるけどさあ、さすがにこんなもん引っ張り出してくるぐらいなら、他にもっといい原作あるだろ。たとえば……お留守バンシーとか!





 そこまで打ち込んだところで〝増田〟は確認画面に進み、実際に表示される際の見え方をチェックする。特に問題のないことを確認して「この内容を登録する」ボタンクリックした。

 大きく息を吐き、しばし目を閉じて時間が過ぎるのを待つ。ヘッドホンからは、路地裏の秘密クラブについて女性ボーカルが歌うハスキーな声が流れているが、別に増田〟の趣味ではない。無音よりは多少の「雑音」があった方が集中しやすいという程度の理由で、適当にまとめて違法ダウンロードしたファイルランダム再生しているだけだ。

 曲が終わったのを合図に目を開き、さきほど投稿した「記事」のページをリロードした。夜の10時過ぎというお誂え向きの時間だけあり、セルクマなどという姑息な真似をせずともブックマークが既に30ほど集まり始めている。トラックバックも、上から目線傲慢評価への反発が7割、同意が2割、元記事ほとんど無関係独りよがりのつまらないネタが少々という予想通りの傾向で、活発に反応してくれている。

 当然だ。〝増田〟の書く記事が狙いを外すことは有り得ない。

 たった今書き込んだ記事で扱ったアニメにも、その原作ライトノベルにも、〝増田〟は特に興味がなかった。ただ、SNSなどでの他人発言を眺めていて、こういうことを書けば「バズる」だろうなというイメージが、なんとなく頭に浮かんだのだ。あとは、このアニメを叩きたい人間の「設定」に自分を重ねるだけで、溢れるように文章が湧き出してくるのだった。

「……」

 自分がそれを書いたという証が何一つない文章が、回線の向こうで人々の注目を集めるさまを、〝増田〟は静かに見つめた。

増田〟は昔から、「自分」というものを持たない人間だった。

 自己主張が少なく控えめな性格、という程度の話ではない。何が好きで何が嫌いなのか、何が得意で何が苦手なのか、人に聞かれるたびに例外なく言葉に詰まった。単にそれを表現するのが下手というだけではなく、自分がどんな人間なのか〝増田自身どうしてもよく分からないのだった。

 そのため、自己紹介はいつもひどく苦労させられた。胸の内を語ることのない秘密主義人間と見なされ、親しい友人を作ることも難しく、いつも孤独に過ごすこととなったが、それが嫌なのかどうかすら〝増田〟には判断ができなかった。

 その感覚は、対面での音声によるコミュニケーションだけではなく、ネットでの文字を介したやり取りでも特に変わりがなかった。たとえ単なる記号の羅列に過ぎないとしても、自分を表すIDが表示された状態で、何か意味のあることを言おうという気にはどうしてもなれなかった。

 そんな〝増田〟がある時、一つの匿名ブログサービス出会った。

名前を隠して楽しく日記。』

 良識のある人間ならば眉をひそめるであろう、その醜悪な売り文句に、増田はなぜか強く引きつけられた。

 そこに書き込まれる、誰とも知れぬ人間の手による、真偽のさだかならぬ無責任言葉たち。数日の間、寝食を忘れてむさぼるように大量の匿名日記を読みふけった後、それらのやり方を真似ることで、〝増田〟は生まれて初めて自発的文章を書き出したのだった。

 特に書きたい内容があったわけではない。ただ、睡眠不足と空腹でからっぽになった頭を満たす、得体の知れない衝動に従いキーボードを叩いた。

 出来上がったその文章は、保育園の子供の入園申し込みをしていたが落選してしまった母親、という「設定」で、政治批判もまじえつつ全体としてはどうにもならない怒りを乱暴な口調で八つ当たり気味にぶつける、といった感じの記事になった。

 実際には、保育園への申し込みどころか、当時から現在に至るまで〝増田〟は結婚すらしてはいないのだが。

 これを軽い気持ち匿名ブログ投稿したところ、予想外の爆発的な大反響を呼んだ。ブクマは2000以上付き、「記事への反応」は100を超え、ニュースサイトどころか国会で取り上げられる事態にさえ発展した。

 遂には記事タイトルがその年の流行語大賞トップテンにまで入ってしまたこの一連の動きに、もちろん驚きはあった。だがそれ以上に、自分の指を通して生まれ落ちた自分のものではない言葉、という捩れた存在自体に、〝増田〟は震えるような感動を覚えたのだった。

 ここでなら、自由に「言葉」を操ることができる。

 その確信を得てからは、坂を転がり落ちるように、この匿名ブログへとのめり込んでいった。

 様々な立場人間になったつもりで書いた記事投稿し続けるうちに、〝増田〟は奇妙な現象に気がつく。ひとたび題材を決めて書き始めてしまえば、それまで全く知識も関心も無かったどんな分野についても、どういうわけか淀みなく言葉が湧き出すのだ。

 ある時は、フリーランス13年目のWebデザイナーだったり。

 ある時は、新人賞を受賞してデビューしたもの限界を悟って引退を決意した兼業作家だったり。

 ある時は、セクシーキャバクラの元女性接客係だったり。

増田〟は、記事を書くたびにありとあらゆる種類の人間に「なった」。そしてそれらの「設定」の元に、このwebサービスの読者たちに、感動や、怒りや、笑いを提供してきた。〝増田〟にとって、読者から引き出す感情の種類はなんでもかまわない。自分の書いた言葉が、多くの人間に読まれることだけが重要なのだ

 実際、〝増田〟の書いた記事には、著名人ブロガーですら不可能なほどの高確率100を超えるブクマが次々と付いた。SNSでも拡散され、ネット上の話題を取り上げる(といえば聞こえは良いが他人の褌で相撲を取るしか能がない)ニュースサイト元ネタにもなり、つまり――「バズって」いた。

 本格的に活動を始めてから、〝増田〟は毎日多数の記事投稿し続けている。〝増田〟以外の利用者は誰一人気づいていないが、今ではこの匿名ブログサービスにおける人気記事の、実に九割以上が〝増田〟一人の手によるものなのだった。もはやここは〝増田のしろしめす王国なのである

 そして、〝増田〟の支配電脳空間にとどまらずより大きく広がろうとしている。〝増田〟の記事が読者から引き出す強感情。これを利用し、流されやすい一部の読者の行動を誘導することで、〝増田〟は既に現実でも大小さまざまな事件を引き起こす「実験」を成功させていた。だが、それぞれの事件自体に関連性は全くなく、膨大な投稿量を多数のID分散しているため、運営会社ですら事件の背後にいる〝増田〟の存在には手が届いていなかった。

 この影響力の、深く静かな拡大。これが順調に進めば、いずれはサービス運営会社の中枢に食い込むことすら時間問題だった。

 匿名ブログ支配過程で〝増田〟の掴んだ情報によれば、この運営会社はただのIT企業ではない。その実態は、途方もなく巨大なシステム下部組織なのだ。そこを足がかりに、「世界」にまで手が届くほどの――

「……っ……っ」

 果てのない野望の行く先に思いを馳せ、〝増田〟は声もなく笑った。

 そこに、

――♪

「……?」

 ランダム再生にしていたメディアプレイヤーから、奇妙な曲が流れ始めた。

 口笛である

 音楽に興味のない〝増田〟でさえ聴き覚えがあるほど有名なクラシック曲を、どういうわけかわざわざ口笛で演奏しているのだった。それは、アップテンポで明るく力強い原曲を巧みに再現してはいものの、しかしやはり口笛としての限界で、どこか寂寥感のある調べとなっていた。

「……」

 これのタイトルはなんだっただろうかと〝増田〟にしては珍しく気にかかり、プレイヤーの最小化を解除して現在再生中の曲名を表示した。そこにはこうあった。

 John Cage『4'33"』

「!!」

 違う。この口笛は、ヘッドホンから流れている音ではない。

 その事実に気づいた〝増田〟はヘッドホンを頭からむしり取り、音の出どころを探った。

「――♪」

 耳を澄ますまでもなかった。口笛は、明らかに増田〟の背後から聴こえてきている。それも、ごく至近距離で。

「……!」

 背筋を貫く寒気を振り払うように、〝増田〟は回転式のデスクチェアごと素早く振り返った。

 片付いているというより極端に物の少ない部屋の中央。そこに、それは立っていた。

 金属製の丸い飾りがいくつか付いた、筒のような黒い帽子。全身を覆う黒いマント。男とも女ともつかない白い顔に浮かぶ唇までが、黒いルージュで塗られている。

 まったく見覚えのない顔であり、衣装だった。

 普通に考えれば、異常な格好をした不法侵入者ということになる。今すぐに警察通報するべきだ。だが〝増田〟は、そんな常識的思考をこの黒帽子適用することが、なぜかできなかった。

 部屋のドアには鍵を掛けておいたはずだが、こじ開けられた様子もなくきれいに閉じている。いくらヘッドホンから音楽が流れていたとはいえ人間がドアを開け閉めして部屋に侵入した物音に全く気づかないということがあるだろうか?

 カーテンを閉め切り照明の消えた部屋の中、ディスプレイの微かな灯りに照らし出された黒帽子の姿は、床から突然黒い柱が生えてきたようにも見えた。

匿名アノニマス)、か――」

増田〟の当惑をよそに、黒帽子は口笛を止めて言葉を発した。黒い唇からこぼれる声は澄んだボーイソプラノで、やはり性別特定することはできなかった。

「人には、自分にとって切実な何かを伝えるために、敢えて何者でもない立場をいっとき必要とすることもある。だが、『匿名』こそが本質であり立ち返るべき『自分』を持たない存在――それは『自分』という限界に縛られないが故に、無目的にただ領土だけを広げ続け、遠から世界を埋め尽くすことだろう。その新世界では、根拠となる体験を欠いた空虚感情けがやり取りされ、真の意味での交流永遠に失われる……間違いなく、世界の敵だな」

 人と世界について語りながらその声はどこまでも他人事のようだったが、最後の断定には一点の迷いも無かった。

 世界の敵、という言葉が指す意味の本当のところは分からない。だがこいつは、〝増田〟こそが「それ」だと言っているのだった。

 なぜ初対面の異常者にそんな決めつけをされるのか。そもそもこいつは一体何者なのか。

 そんな疑問を込めて、〝増田〟は目の前の怪人物を睨み付けた。黒帽子にはそれだけで意図が伝わったらしい。

「人に名前を訊ねる時は、まず自分から名乗ったらどうだい?」

増田〟の耳にその言葉は、それができるものなら、という挑発を含んで聞こえた。

 できないわけがない。変質者に名前を教えるのは危険だが、自宅に押し込まれている時点で大差ないだろう。

増田〟は椅子から立ち上がって息を吸い込み、自分名前を告げようとした。

 しかし、

「…………!」

 声が出なかった。いくら喉に力を込めても、最初の一音すら形にならずに、ただかすれた吐息漏れるばかりだ。

「それこそが、君が世界の敵である証なんだよ」

 そう言った黒帽子が肩ほどの高さに上げた右手を、ついっと振った。その指先から細い光の線が伸びてきて、空気を切るような鋭い音がしたかと思うと、〝増田〟の首の周りに熱い感触が走った。

「?」

 次の瞬間には、〝増田〟の視界はゆっくりと下降――いや、落下し始めていた。

 途中で回転した視界の中で〝増田〟が目にしたのは、頭部を失ったまま直立する、肥満した成人男性身体だった。

「……っ!?

 直前までまとっていた「自称アマチュアアニメ批評家」の「設定」が霧散したことで、〝増田〟は意識を取り戻した。思わず首の周りに手をやるが、傷一つ付いてはいない。

「なるほど。君の能力にはそういう働きもあるわけだ」

 感心したように言って、黒帽子は宙空をかき混ぜるように右手の指を動かした。そこにまとわりつくように、光の線が見え隠れする。目を凝らして見れば、それは極細のワイヤーだった。

増田〟の首に巻き付けたあれを素早く引くことで、瞬時に切断を行なったのだと、遅れて事態を把握する。

「……」

 いま首を斬られたのは、あくまで〝増田〟の「設定」に過ぎない。だが、味わった「死」の感覚は本物だった。それを実行した黒帽子は、今も平然とした顔をしている。

 目の前の怪人が何者であろうと、もはやこれだけは間違いがない。こいつは〝増田〟を殺しに来たのだ。無慈悲に、容赦なく

「……!」

 黒帽子と向き合ったまま〝増田〟は、後ろ手に恐るべき速度でキーボードを叩いた。わずか数秒で4000字超の記事を書き上げると、そのまま確認もせず匿名ブログ投稿する。

『現役警察官ですが、容疑者を射殺したことがあります

 記事はすぐさま炎上気味に100オーバーブクマが付き、新たな「設定」が〝増田〟の全身を覆った。そこに立っている姿は既に、制服を着た男性警察官そのものだった。

 実のところ〝増田〟にとっても、匿名ブログのこのような使い方は初めてのことだった。だがその事実意識することすらなく、〝増田〟はこの応用をごく自然に行っていた。まるでこれが本来用法だったかのように。

 警察官の〝増田〟は、いかにも手慣れた動きで腰のホルスターから素早く拳銃を引き抜いて安全装置を外すと、黒帽子の頭に狙いをつける。この距離なら外すことはないだろうし、さすがに銃弾を正面から受けても平気ということはあるまい。

 しか弾丸が発射されるより早く、引き金にかけた〝増田〟の指をめがけて光が走った。

「そんな危ないものは下ろした方がいい」

 切断された指がぽろぽろと床に転がり、〝増田〟は拳銃を取り落とした。重い金属が床に叩きつけられる、ごとん、という音が響く。

「!」

 失った指の痛みにのたうち回る間もなく、再び飛び来たワイヤーが〝増田〟の首に絡みついた。鋼糸はそのまま、いともたやすく肉に食い込み――

「……!」

 一瞬のブラックアウトの後、警察官の「設定」もあえなく消え去ったことを〝増田〟は悟る。

増田〟は、次の「設定」を求めて、慌ててキーボードを叩き始めた。殺されないためにはそうするしかない。

 黒帽子がワイヤーを一振りするたびに、現在の〝増田〟の「設定」が消滅する。〝増田〟は超スピード匿名ダイアリー記事書き込み、新たな「設定」を得る。その繰り返しが続いた。

 格闘家ヤクザ猟師力士刃渡り50センチ牛刀で前足を切り落として熊を倒した撮り鉄、1200万ドル機械義手を身につけ「捕らわれざる邪悪」の二つ名を持つ元アメリカ特殊部隊員……

 考えうる限りの、個人戦能力の高い人間立場で書かれた記事投稿し、その「設定」を使って制圧を試みる。だが、いずれの力をもってしても、〝増田〟は黒帽子の体に触れることさえできなかった。

「……」

 異常なまでの適性ゆえに普段意識せずに済んでいたが、この匿名ブログサービス本来、少しでも油断すると「あれ?増田さん、この話前にもしませんでしたっけ?」と指摘を受ける、投稿者に厳しい場だ。いかに〝増田〟の記事とはいえ、短時間に似たようなネタを続けて投稿したのでは、ブクマPVを稼ぐことなどできない。「設定」を定着させるためには、読者からのそういった「承認」を得なくてはならないのだ。

 少なくとも同じ職業ネタにすることは避ける必要があった。とすれば、「設定」を潰されるたびに書ける記事選択肢は少しずつ限られていく。

増田〟は、徐々に追い詰められつつあった。

 その焦りが引き金となったのか。

「!!」

――字数制限

anond:20190128020421

2019-01-27

anond:20190127124936

私も似たような経験があります死ぬかと思いました。

一刻も早く、護身用の録画装置が出来て欲しいです。

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