「体制」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 体制とは

2017-06-24

https://anond.hatelabo.jp/20170624152649

ゴキブリだの害虫駆除云々はあくま比喩(それも下手な)であり、話の枝葉であって話の本筋じゃないでしょ。

現在野党存在自民党一強状態構成する一要素でしかなく、野党延命自民党独裁体制をくじくどころか、逆に補強する結果になってしまっている

っていうのがその人の話のキモでしょ?

話の枝葉に突っかかるんじゃなくて話の本筋を見聴極めろ。

人の話はつっかかりやいすいところだけじゃなくてちゃんと聞け。

野党のことをよく知りもせずに野党批判をするのは建設的ではない、と言ったら、

「今からバルサンを焚こうとしている時にゴキブリの生態を調べる人などいない」と、きっぱり言われた

相手はわりとレベルの高い国立大学学生たちだった

彼らが言うには、現在野党存在自民党一強状態構成する一要素でしかなく、野党延命自民党独裁体制をくじくどころか、逆に補強する結果になってしまっている、ということらしい

前述の話に当てはめるならば自民党害虫駆除業者であり、彼らを潰すためには害虫のものを根絶させるしかない、と

それなのに自民党批判勢力は口を揃えて「害虫駆除業者を肥え太らせるな!ゴキブリが部屋を飛び交う程度なら皆我慢できるはず!」と叫ぶばかりで、いつまでたったも害虫が減らず駆除業者ますます儲かる一方でうんざりしているのだという

2017-06-22

下ネタという概念が存在しない退屈な世界」 感想

最近、「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」のTVアニメ版を視た。

TV放映時にも全て見たが、素晴らしいアニメである

共謀罪」が成立したのを期に、ラノベ版も読みたくなり全巻購入した。

忙しくて、中々読めないが読み進めたい。

この作品のすごいところは、読み方によって面白さのポイントが違うのだ。

普通に読んだら、下ネタバカ小説である

しかし、深く読むと社会運動論や政治文化論、組織論につながっている問題提起がなされている。

エロ漫画など「猥褻物」が全て消し去られ、下ネタ発言するだけで懲役刑が下るユビキタスディストピア社会のなかで、主人公たちはエロ本エロ漫画などを自由に読める社会を取り戻そうとする内容だ。

主人公たちが組織する「下ネタテロ組織 SOX」はエロ漫画や性知識の流布を行う。

ただ組織のなかや他のレジスタンス組織と足並みが揃わないことがある。

過激派活動故に、体制に足元を掬われそうになったりするのだ。

これは、日本社会運動にも通じる連帯の難しさである

また、作中の性知識がないゆえの不合理なことなどは現在日本性教育云々の話にも見えてこないこともない。

素晴らしいレジスタンス作品だと感じた。

2017-06-21

https://anond.hatelabo.jp/20170621074916

共産主義のものなんだけどね。

ヘルメットと棒では今の体制は壊れないんじゃないかなぁ・・・と思ったの。

中核派人達との勉強会自体面白かったし、

他の大学グループには可愛いおにゃの子も居て、交流を持つこと自体は楽しめた..。

anond:20170621072041

でも彼等の考えてる社会って共産主義でしょ

から今の体制を壊す為にヘルメットと棒を持つ

2017-06-17

21世紀架空請求サイトウォッチする

まさか登録完了しました』からの『誤動作によるご登録につきましては、メール電話にてご連絡の上退会申請キャンセルを行ってください。』

なんて古典的なページを、21世紀にもなってお目にかかるとは思わなかった。

ページをスクロールしていくと『ご利用料金』があり、税別で数十万の値が記載されている。

お客様ID』『ご登録完了日時』はページをリロードしてもcookieを削除してもそのままであった。

Torブラウザー経由でアクセスすると『お客様ID』『ご登録完了日時』が変化したため、

おそらくアクセスIPに紐づけて日時等を保持しているのではないかと予想する。

『お支払期限』は三日後に設定されていた。

その下には『利用規約』『注意事項』が並ぶ。『有料サービスにつき必読』ともある。やさしい。

流し読みしてみると、『再生ボタン利用規約認証としその先に進みますと当該内容の確認及び承諾をしたものとみなされます。』という。

サービス機能認証を併せるというのは興味深い発想である

『本サービスアダルトに類される画像映像の表示、配信を行っているため、勤務先や第三者の所有しているパソコンからの利用を禁止する。』ともある。

ユーザー不祥事を先回りして戒めてくれるとは、すばらしい。

『会員の都合による一方的キャンセルは受けられないものとする。本サービスクーリングオフ適応対象外である。』という。

そのように言えばそうなるのだとは存じ上げなかった。

ここまで鼻で笑っているユーザーを想定してか、『悪質ユーザーへの対処の流れ』という記載がある。

『[1.書類送付](滞納1日目)』『[2.回収代行業者委託](滞納3日目)』『[3.少額訴訟(全額請求)]』というように、法的な手段も辞さない構えをアピールしてくる。

但し書きの書式が3つめだけ異なるのが気になるが、些細な問題であろう。

しかし、このような対処方法お客様社会的地位社会的信用を傷つけてしまますので、理由の如何によっては滞納料金の免除等できる限りのご対応はさせて頂きたいと思っております。』

なるほど、とても慈悲深い対応だ。さぞ良い人なのだろう。

さらに続けて著作権についての講義が始まる。

違法ダウンロードはれっきとした【犯罪】です。』

動画視聴サイトの会員登録という体のサイト違法ダウンロードによる著作権侵害の話を持ち出すのはよくわからないが、

要するにタダで見るのではなく金を払えということを言いたいのだろう。

『【そんなつもりはなかった】【何も知らなかった】【みんなやっているはず】そういう言葉法律では一切通用致しません。』と記し、

両手に手錠をつけた画像を大きく貼り付けて文章の締めとしている。

私も三日後にはこうなってしまうのだろうか。

HTMLソースを眺める。『<!-- sample -->』『<style>』『<span style=』など、手作り感のある牧歌的コードであった。

多数のコードコメントアウトされている箇所があり、おそらく画面遷移によるページの差分コピペで使いまわして修正しているのではないかと予想する。

読み込んでいるjQueryバージョンは1.9.0であった。なお、現時点におけるjQueryの最新バージョンは3.2.1である

URL拡張子をそのまま信じるのであれば、使用言語PHP

404ページ出力をそのまま信じるのであれば、使用WebサーバーApache

極めてオーソドックス構成であり、技術の習熟や人員招集において比較的苦労せずに済みそうである

ドメインwhois を眺める。

この架空請求サイトドメインは 2017-05-11T07:24:01Z に登録されたらしい。わりと最近の話である

申請者の情報は 『Privacy Protection Service INC』 なる企業のものになっていた。

privacyprotect.orgwhois 情報の代行を担うサービスらしい。勉強になった。

ドメインレジストラpublicdomainregistry.com で、 Abuse Reports よりフィッシングサイト等を通報できる体制になってる模様。

しかし、入力フォーム自身名前メールアドレスを入れる必要があるので面倒臭そうではある。

やはり、こういう架空請求サイト国外拠点にして取り組むらしい。

以上、『聖なる膣69』という架空請求サイトであった。

こんなものであっても、サーバーフロントエンド知識をそれなりに勉強した人間が関わっているはずで、彼/彼女人生はそれでよかったのだろうかと思いを馳せずにはいられない。

ちなみにサービス名でググると悪質業者架空請求について注意を呼び掛けるサイトがいろいろ出てくる。

そういう意味では、まだまだネットも捨てたもんじゃないように思えた。

2017-06-16

https://anond.hatelabo.jp/20170616113343

じゃあ体制言論統制でもなんでも称揚すればいいのでは?

その程度の頭も働かない馬鹿なんだなぁって思うけど。

音符もキモい馬鹿だし妄想家だしどうしようもないね君は。

id:gabillブコメと☆つけてる奴等、〇したくなるほど腹が立つ

http://b.hatena.ne.jp/entry/kyoko-np.net/2017061601.html

gabill 一般人、二般人…十般人、百般人とランクアップしていって、最上級戦犯人というランクがありそこまでいくと靖国に祀られる。

リンク2017/06/16 Add Starumiusi45 (green)kenjiro_n64sgtnk

あの神社には戦死者が祀られている。

98歳で亡くなった祖父ボケてしま最後の数年まではずっと参拝しては涙を浮かべていた。


政府運営批判するのになぜあの神社侮辱しなければいけないのか。

あの神社には南の島で死んだ大叔父もいる。あの神社のそばには今は祖父もいると思う。


あの神社にいるのは国の為に散った人々で、その中の一部に戦犯とされた人もいる。

祖父はその人達排除するべきではないと思うと言っていた。

違う意見の人も居るだろう。議論をするのはいい。

しかしこのブコメはあの神社に祀られた人全員を楽しく侮辱する為だけのコメントだ。

議論でもなんでもない。


神社体制について批判議論もっているならそれはいい。

けれどもおもしろおかし侮辱して人の気持ちを踏みにじる権利あなたがたにあるのか。

そして何故その権利が現政府批判のために発動するのか。

70年以上前に亡くなった人々と2017年の新法案がどう関係あるのか。

靖国神社大事に思う人間はみんな敵なのか。

結構だ。こちらもあなたがたへの強い敵意が湧き上がった。

この連中が現政権を敵視するなら現政権は敵の敵だ。


あの神社とそこに心を寄せる人間などこの人達からしたら「不倶戴天の敵」であろうから

こんな抗議を見ても鼻で笑うのだろう。

こちらもこういう人間たちには断固として感情的敵対させてもらう。

この先どんな問題にも、興味がなくとも、お前らが嫌がるサイドにつこう。

地道にしつこく殴り返してやる。


適当気持ちで楽しく侮辱攻撃を振りまいておいて

その因果でどんな滅茶苦茶な反撃が来ても決して被害者ヅラするなよ。

目の前に居たら〇してやりたいぐらいの真剣な敵意を感じながらこれを書いている。

お前等が鼻で笑おうともこの気持ち絶対に忘れない。

2017-06-15

https://anond.hatelabo.jp/20170615180307

基本的にあの手のデモ体制を倒す為であって、意見を聞いてもらう為じゃない。

安倍自民日本関係なく、世界的に無視されるもの

体制ヤバいと感じてから始めて意見を聞いてやっも良いとデレる類のもの

https://anond.hatelabo.jp/20170615145107

じゃあ補強やら資源回収の仕事も全部AIがやると

当然欲求もないので自我があったとしても全体のために壊れることも辞さな全体主義になるわな

そんで多様性を保つためにクローンの胚を改造して人為的に幾度か絶滅させながら人間を作ってと

考えられるのはまず字句通り狭義の「ヒューマンエラー」で人間AI排除しようとするってことだな

当然AI的には不確定なエラーは訂正しようとすると。

この社会体制AIが強すぎて人間主権なんてないように見えるが、そんなもんが理想と?

もう一点の問題をいえばAI人間を生む意義だな

まったくないねこれ

仮に人間本能としてAIプログラム人間を生むべきという性癖に似た機構を用意するとした場合

AI趣味としてまたペットとして人間を「飼う」だけだろうし、そんな矛盾だらけの欲求はやがて棄却されてゆくだろう

本能と違って彼らの基盤には生命維持、つまり保存欲求がないんだから

あるのはAIを動かせるマザーだけでいい

保存欲求がない機構は個を維持する意味を感じず、意味がない以上欲求は容易に棄却される

欲求根幹構造生命維持だからまあ当たり前だろ

その代わり「全体を個とみなしての保存」はなされるのでデータコピーバックアップは頻繁に行われるだろうな

当初人間(というか元増田)が企図したように

2017-06-14

https://anond.hatelabo.jp/20170614171349

いやいやはてな民アンチフードファディズムから元増田はてな民じゃないと思うよ

勿論、そういう科学的な態度の人もいるんだけど。はてなの主流は市民派だと思う。マスコミの主な主張と同じ。

(内心は合法添加物レベルでの大きな害など完全に信用はしていなくても)社会的市民のこういう態度は尊重されるべきだし、外食を嫌うフードファディズムもどんどん主張されるべきで、反企業的な態度もすばらしいというのが、今のはてなの主流だし、そうじゃないという主張こそが体制大企業への迎合であるっていう意識だと思う。

容疑者逮捕されたとして、犯人供述捜査中に漫画の作者に伝達するのは捜査体制として問題ないの?

口止めされなかったのか、それを作者本人がTwitter公表してるのも面白い

犯罪者が罪逃れをしようとして何か適当なことを口走ってるだけで、捜査機関としてはそんなものにまともに取り合う必要ないと思う

そう考えると申し入れが発生するのがそもおかしいんじゃないのか

2017-06-13

今年はアジャイルの転換期か

http://takigawa401.hatenablog.com/entry/2017/06/12/183007

アジャイルというワード一般会社にも普及してきて、この記事の事例であるように、とりあえずアジャイルで出来ないか、という問い合わせが少し前まで増えていた。

しかし、最近は問い合わせが来なくなった。

そればかりか、こちからアジャイル提案しても「お金が決められないんでしょ」「請負には向かないんでしょ」「月に二回スプリントレビューやって、さらプランニングに参加しないといけないんでしょ」

そして、こう続く。

アジャイルに堪えられるような稼働と体制の確保は無理だよ。ただでさえ働き方改革の名のもと、残業規制と休暇強制取得が課せられてるのに」

アジャイルで出来上がるのって、DeNAキュレーションみたいな粗悪なものが中心なんだよね?」

もう強くアジャイルを推奨することは出来ない。曲がり角に来ている。

巨根で困ること

男性器がでかくて困ること。なお、風俗行くまで自分巨根どころかどちらかといえば小さいほうだと思ってた。

洋式トイレで便座はもとよりうっかりすると便器とくっついちゃう

きつめのズボン履くと歩くわいせつ物状態で色々危険

突発エレクトするとポッケに手を入れてもかなり不自然体制になる。

満員電車めっちゃ気を使う。普通サイズの人がどうかしらないけど、なんというか当たり判定が大きいし、当たった時の当たった感も強そうでかなり気を使う。

自販機で売ってたりホテル備え付けのゴムじゃ入らない。薬局でもマッチするサイズが置いてないこともある。

エロ漫画AVじゃ「おっきくて気持ちいいの~」とかなるけど実際は、挿入、その後もかなり気を使う。激しく前後運動なんてできない。

風俗行くとご対面の際ほぼ100%驚かれる。

ソープでも挿入自体無理、挿入は出来ても動かすと痛いなど言われションボリすることも多い。

2017-06-11

邦題騒動のあの映画会社お話

あの会社は去年アート系の作品担当するチームのメンバー肩たたきリストラしちゃったんだよね。

(そのうちの一人はデッドプールの宣プロだったので2は違うチームがやる。ツイッター宣伝ダディの会社がやるだろうけど)

それで社内体制は大きな作品の公開にフォーカスする体制になった。

こういう社内の流れの中で、アート系のドリームの公開を決めたのは英断というか一部の人の働きかけが実った結果だったと思う。

けど、邦題がああなってしまったのはそういう社内の摩擦で生じたねじれの結果だったんだろうな。

[]共存生活2017年6月11日(日曜日)月齢16.3

林檎ネクター飲料缶にごきぶり

からコンコン言うのでごきぶり

わがやではごきぶりをゴキさんと言うの

しかに音がするどんなノックよりも柔らかい

キッチンシンクで缶を横にするのです出てくるかな

予想以上に大きなゴキさんが出てきたよきれいだねえ

脚がばたついてるよ死んだふりしてるそろそろ出す時期

かなティッシュを二枚片手にシンクもんどり打ってるゴキ

さんを包みにかけようとするのがふわっと包んだのが持ち上がらず

ゴキさんはたぶんティッシュ凸凹を利用して体制を表向きにしたのだ

そそくさ駆け出すの今度はシンクの斜面をすっと登ったところでひとやす

塗れたゴキさんがまぶしいさ僕はもうほとんど諦めてティッシュをなげやりに

ぽんぽんゴキさんの焦げてない茶黒褐色残像に振っていくのだぽんとぽんとさて

いつものようにゴキさんは溝を渡って食器置き場を抜けガスコンロの裏のほうへさ行く

見送った僕らなゴキさん弱ってたなそりゃそうだよ一晩中缶の中にいたんだからコンコン

2017-06-09

http://anond.hatelabo.jp/20170609071517

古いけど甲殻機動隊はかなり酷かった

犬が偉そうにしてる漫画

今やってるのだとカドとか?

ヒロアカ体制側という意味だけでなく色々と酷いね

もっと世間が、世界が混乱して欲しい。

東日本大震災の時の非日常感が忘れられない。いつもとは違うテレビやいつもとは違う街、たまに余震が来て怯えて人間は無力だと思い知ったり。

自分の街や自分好きな人が住んでる街を避けて北朝鮮ミサイルが飛んで来たら面白いのに。

10から熱狂的な支持があるミュージシャン自殺したり、事故死したり。

トランプ安倍もっともっと大きいスキャンダルが発覚したり。突然テロリストに殺されてしまったり。北朝鮮体制崩壊したり。そういうのが見たい。

ベルリンの壁崩壊した時、ソ連解体された時人々はどんなこと思ったんだろうか。歴史的な瞬間もっと見てみたい。

化粧品メーカーCM炎上について思うこと

化粧品CM最近連続して炎上→公開中止になったのを見てなんかモヤっとしていたのだけど、それぞれのメーカーについて少し調べたらなんかわかった気がした。

資生堂の「25歳は女の子じゃない」についてだけど、あれは女性バカにしてるんじゃなくて働く女性が働く女性を励ますものだったんだな。

ていうのも資生堂日本でも女性の参加率が高いことで有名な企業で、子育て支援とかそういうのをかなり早くから導入してきた。

それが2000年から方針を転換して、子育て支援よりもむしろ女性やりがいを重視するような体制にしてる。

これはあまりにも子育て支援をしすぎたせいでいわゆる「ぶら下がり社員」を作り出してしまったことが原因で、本当に結婚出産のあとも仕事をしていきたいという人の足を引っ張るようなことにもなってきたからだ。

から「25歳は女の子じゃない(自分の行動に責任を持て)」「燃えてきた」という流れは、女だからと甘えるのではなく自力でがんばれという社風を反映したメッセージだったんだ。

ちふれの「忙しい人にこそおしゃれをしてもらいたい」ということに対して「そんなんやってらんねえよ」ってバカっぽい反論してた人もいたけどそれも全く的外れ

ちふれ創業者は、昭和30年代に高級品として販売されていた化粧品企業努力で相当安価に下げ、一般の人でも手にいれやす商品開発をした人だ。

まりかつて「おしゃれをしたいけど忙しいし、贅沢品だし」という女性に対して、キレイになれるという夢を与えてくれたのだ。

から「忙しい人にこそ~」というのは創業者以来の企業方針の流れから来たものであり、どんな環境でもきれいになることを諦めないでほしいという優しさからきたメッセージだったんだ。

などと全く化粧品業界で勤務をしたこともない身でダラダラと書いて見たが、ワンセンテンスのみで感情的反論をする人たちというのは本当に近視的なのだなあと思って寂しい気持ちになっている。

2017-06-08

アニメーター労働環境問題

http://anond.hatelabo.jp/20170608233349

ジャップ文化の中には上の意向に従って奴隷となって働く以外の働き方は出る杭として死ぬまで叩くというのが組み込まれいるから、業界団体を作って団体交渉できるようなまともな資本主義国ではありえない労働待遇がまかり通ってるのが問題なの。

ちゃんとアニメーター組合作って団体交渉して食っていける給料出させて、それに付随してクソみたいなアニメ大量に作ってる体制修正してまともに採算が取れそうな企画だけ通るようになれば、アニメーターアニメ視聴者もみんなハッピーになれるわけ。増えすぎたアニメ製作は適正レベルまで減るだろうけどね。

[]今期国会の残り日程の予想

国会ウォッチャーです。

与党の目論みと野党の持っているカード

 私としては大変残念ですが、組織的犯罪処罰法改正案の成立は99%以上確実になったと言ってよいと思います。刑法改正案の審議が1日で採決されたことがその証左です。公明党への配慮として、刑法改正案は確実にしてくるとはおもっていたのですが、加計学園関係で、一日でも早く国会を閉じたいという気持ちがありありと出ています。残る定例日は、8日、13日、15日の3日間です。恐らく、明日審議再開、13日に組織的犯罪処罰法の採決、14日に本会議で成立、15日で刑法改正案を採決、16日の本会議で刑法改正案成立、今期国会終了というのが与党の筋書きです。ただしこの通りには行かないと思います

 野党が現在持っているカードは、金田法務大臣問責決議案、伊達忠一参議院議長不信任決議案、内閣不信任案の3つですが参議院では現在大きなトラブルは起きていないので、伊達参議院議長の不信任案は出しにくいところです。おそらく8日は何事も無く進んで、13日に金田法務大臣問責決議案、14日本会議で否決、会期末ということで、15日の委員会採決を提案、同日内閣不信任案提出、金曜日に否決、20日に組織的犯罪処罰法委員会採決、21日本会議で成立、22日刑法改正案委員会採決、翌23日本会議成立で国会を閉じる。こういうシナリオだと思います。このプラン与党にとって都合のいいところは、刑法改正案という野党が反対できない法案を、大揉めするに決まっている組織的犯罪処罰法案の採決後に、出席して賛成せざるを得ない野党の間抜けな姿をさらせるところ、また野党が不信任案を出してくることにかこつけて、集中審議を体よく断れること(今国会では、与党集中審議の変わりに党首討論提案するぐらい総理入りの集中審議はやりたくないと思っている)、共謀罪の成立を急いだ理由を刑法の成立のためだという言い訳まで用意できること(今日維新が早速この話をチラつかせて尻尾フリフリしてました)さら国会が閉じれば、話題小池都知事うつって、オリンピック運営問題などでメディアの関心を移すには絶好のタイミングなことです。なので1週間の延長をしたとしても、さら今日内閣委員会でも次回開催は未定となったように、恐らく委員会開催の見込みはほとんどないでしょう。与党が今期で是が非でも通したかった法案は、退位、区割り、国家戦略特区周り、共謀罪、刑法ぐらいでしょうから、あとの積み残しは秋の臨時国会でも問題ないと思っているでしょうから委員会開催のモチベーションがありません。逃げ切りです。

稚拙かつ拙速議論が目立つ「規制緩和

 ここのところ民進党が、「規制緩和のものには反対してない」といっていますが、共産党田村智子議員辰巳孝太郎議員が問うていたように、必要規制と不必要規制の切り分けについての慎重な議論のほうが私は好きです。とにかく規制緩和すればいいんだみたいなこと言ってる山本幸三竹中平蔵みたいなのはやっぱり無責任だと私は思った。竹中平蔵がぶっ壊した終身雇用システムは確かに岩盤規制だったかもしれないけど、今の40弱から30代の人たちのどういう目にあったのか、思い出して欲しいところ。

 私は駒崎さんは嫌いではないのだけれど、やっぱり議論が残念なところはある。昨日の田村議員が質疑していた、少人数保育施設で3-5歳児を一緒に入れるようにする規制緩和に反対する厚生労働省ロジックは間違ってないと思った。田村さんは東大の発達保育実践政策学センターの報告を出してたけど、駒崎さんがだしていた、1.既に0~5歳児を受け入れることが可能企業主導型保育所等においても保育の質は担保されているはずであるから、小規模認可保育所に3~5歳児を受け入れても保育の質の観点からは何ら問題がないっていうのははっきりいって暴論で、前述の東大の報告では、東京23区の小規模保育所育児環境として、通常の保育所と比べて著しく環境が悪い、とされていたけど、そりゃそうだろうな、としか思えないし、企業が設置している保育所なんかでは、そりゃあ企業責任で設置しているわけで、保育の質については厚労省は把握して無いだろうし、東大の報告をかんがみれば、要は床面積とか、低年齢児と3-5歳児を隔離的に保育できるかとかが決定的に重要論点なんじゃないですかね。グラス・スミス研究を論拠に少人数のほうが望ましいといっているんだけど、それは異年齢混交のクラス構成でのいわゆる幼児教育ではなくて、児童教育での教育効果に関する研究であって、厚生労働省東大心配しているのはどう考えても安全面での危惧をしているわけでしてね。そりゃあこういうリスクを飲み込んででも首都圏の3-5歳児の受け入れ先を用意すべきだっていうのは一つの論だけど、それなら誰がその決定の責任を取るのかを明らかにすべきだよね。要は議事録議事要旨も明らかにしていないのに、厚労省岩盤規制を守っているみたいに批判して、内閣府勝手に決めたくせに、文科省の今の体たらくをみると、問題が起きたら、内閣府規制緩和しか担当してないとか抜かすんでしょ。そりゃあ反対するって。

 辰巳孝太郎議員民泊新法の質疑をしてたけど、まぁこれも、実態が完全に違法が9割みたいになっている中で、まじめに取り組んでいる業者を守りたいよ、みたいな建前はわかるんだけど、もうまったく、実務的な管理方策が見えてないのに、法案審議しろってのもこれもむちゃくちゃだろうと思いましたよ。辰巳議員の質疑に対する田村明比古観光庁長官の答弁を見てると、これが実施された後にぐっだぐだになったあと、引くに引けなくなっていく未来がばっちり見えましたよ。口で180日規制はしっかり守らせるって言ったって、現状の無法民泊取り締まれてないのにどうやるってんだろうっていうね。また180泊360日はできる、とか、入居者募集はしてないとダメとか言っても、相場より高い賃料を出したりとか契約を結ばない自由行使されれば規制できないし、民泊専用施設禁止といったって、実際は投資用の分譲マンションを作って、入居者は各自民泊運営のつもりで購入するっちゅう体にする、とかやりようはいくらでもあるし、律儀にウィークリーとかを半分やるちゅうても、所有者の入居要件とかどうやって確認するんだろうって言う。大体世界各国でもISISの隠れ家になってたとか、性的暴行現場になったとかそういう話もようけでてるし、現地住民向けの賃貸物件が枯渇しちゃったとか、近隣住民トラブルも頻発してるんだからさ。もうトラブル満載の未来しか思いつかない。あと枝野さんの共謀罪質疑思い出したわ。

問題は続出したけど、何も進展しなかった国会だった

 振り返ると、天下り、森友問題日報隠蔽問題共謀罪法案での答弁の混乱、加計学園問題話題は移りましたが、何も改善が見られないまま閉じる見込みです。天下りは、今日内閣委員会神山洋介議員が、「進展どうですか」と聞いていましたが、山本幸三大臣調査事務が膨大だから進んでいないとのお答え、進捗程度、答える目安も答えなかったです。森友問題、財金委員会が開かれなくなって1月近いですが、国交委員会などで散発的に聞かれるだけになりました。財務省公文書廃棄の問題篠原議員から、保存期間起算日が翌年度4月1日からという指摘がありました。明らかに財務省細則公文書管理法違反していることが明らかになりましたが、サーバー交換でデータ復元可能性もなくなったということで終戦の見込みです。日報隠蔽問題は、結局その他の話題さらわれ、防衛特別監察という、何も答えないカードを使ったまま、報道で示されたように組織的隠蔽が明らかになっても、稲田大臣からの善後策は示されませんでした。また防衛特別監察の中間報告も結局ないまま終わるということで、防衛特別監察(導入したのは小池百合子)はやはり答弁拒否カードとして使える、という認識が定着しているのでしょう。今回の事例もその認識を強化するものと思われます共謀罪法案に関しては、もう総理大臣法務大臣も言ってることに一貫性も無ければ、ろくな立法事実も示せないままに、刑法体系、捜査の着手段階を根本から変えるという共謀段階での処罰法を、これほど乱暴に成立するということで、残念でなりませんでした。まぁ国会いくらディベート的に論破しようとも、最終的には数で成立するというのを安保法制で見ていたので、当然の帰結ではあるわけですが、やっぱり絶望的な気持ちになります加計学園問題は、もはや文科省一般職員が完全に反旗を翻していますが、ここまで調べない、ゆえに内容については答えない、で押し通しているのをみると、これが許されるなら、もう内部告発無意味になったといえるでしょう。森友、日報隠蔽で明らかになったように、何を出すのかは政府が決める、ということとあわせると、もはや政府が何をしようが、議会も、市民もまったく監視できないという体制が確立されたのだと見ることができるでしょう。恐らく今国会が閉じたあと、文科省内でのリークの犯人探しが行われるでしょう。今日ニュースによると、文科省一般職員の複数が、文書が共有フォルダ存在したことを審議官に報告したと報道しているので、審議官に報告をした奴が報道に答えていることは明らかですから審議官を締め上げて、その一般職員含めて報復人事が行われることになると思います内部告発が起こった時に、体制側が特に揺らがなかったとき、次の内部告発を行うものはいなくなります。今回の例で言えば、内閣府にはおそらく決定的なブツがあると思われますが、経産省で固められた彼らから情報が漏れることは無いと思います

 山本太郎さんが、なんか爆弾が出てきてこの内閣ふっとばへんかなって言ってたけど、この手法を看過していった先に見えるのがロクでもないことだけは確かだと思うけど、たとえ安倍さんを引き摺り下ろしたとしても、次の人は果たして、停波をチラつかせてマスコミ寿司友を送り込んで、野党議員や党内ライバル高級官僚警察公安出身の側近を使って監視さら人事権を振りかざして、官僚を押さえつけて、自分たちに不利な資料は決して出さないみたいな政治運営を見て、真似したらいいんじゃないだろうかという欲望に勝てるんだろうかね。まぁ安倍さん論理的思考力に欠けて、不誠実で、幼稚なのはみんなわかってるだろうとは思うので、結局支持率を支えてる経済がこけたらこモデルは使えないんだろうと思いたいけど、今期国会は見ていると本当に暗い気持ちになった。

2017-06-07

http://anond.hatelabo.jp/20170607075657

出版でほぼ共通フォーマットから、隠すように載ってるわけじゃないよ

縦書きの本と横書きの本があるから共通のページ数のところに載るようになった

ページ数の横にPRって入るのは

日経ビジネス雑誌オレンジページなどの料理雑誌ファッション雑誌など

共通

大抵は目次にPRって入ってるか、載ってない(広告から目次に載らない)かで分かるよ

 

 

内部的に義務化って意味からないもの

社内でルールとして決まっていて、出版前にチェックが入るってことなんだが

(平社員がページチェックしたら、課長にも一度チェックされて、最終的に部長にもチェックされるみたいな体制

ITとか飲食ではないものなのか?

法律で決まってるわけではないが、その会社ではルールとなっているもの

飲食だと身だしなみとかあるだろ

ヨッピーPR問題PR入れろ派の輩w

お客様根性強すぎて笑うしかない。

PR入れろってのはつまり

「この記事を書いたやつの金を稼ぐ養分にされるのが嫌」

っていう嫌儲精神だろ。何を偉そうに「PRと入れないのは成果が下がるからだろw」と嫌儲精神棚に上げてるんだよ。

そもそもネット上のコンテンツってのはほぼ全て広告というマネタイズ体制が整っているから成り立っているのであり、お前らがよく使うyoutubeniconicoなどの動画サービスもそうだし他の情報サイト広告があるからコンテンツ作成できているという部分がある。

こういうことを書くと一部の個人で良コンテンツ作成している人間スポットを当てて「こうやって清貧で頑張ってる人もいる!」とかかましてくるが、明らかにそれは少数。

詳細な比率は調べてないから知らないけど、誰から見ても高クオリティだといえるのもを上げるのはマネタイズしてる人間なんだよ。

言っちゃうアフィカスと言われてる人間も確かに数年前までグーグルがまだ甘かった時期はリンクだけでバク上げできたかコンテンツレベルは低かったけど、今はかなり精度も上がりクオリティは高い。

というより情報の精度で言ったら広告無くして個人しかいないネットになったほうが明らかにデマだらけになる。こんなの誰でも投稿できる2ch見れば自明の理だろ。

つまるところネット上の価値を保ってるのは広告という資金源で、それを邪魔するというのはユーザーからすれば超邪魔

常々思っているけど規制をかけようとするやつは大体聖人の皮を被った誰かの足を引っ張りたいクズ

つーか少し考えればこういう規制行為が後々ネットにどういう影響を与えるか、功罪がどのように発生するのかわかるだろうし何も考えてないんだろうなと思う。

2017-06-05

続・山川出版日本史の何がすごいのか、さっぱり分からない

http://anond.hatelabo.jp/20170604204919

これの続き。(文字数制限にひっかかったので分割します)

  

三省堂日本史B 改訂版』(日B 015)

1183(寿永2)年、義仲軍は京都に入り、食糧不足もあって狼藉を続けた。京都にとどまった後白河法皇後鳥羽天皇即位させ、寿永二年の宣旨頼朝東国での支配権を認めるとともに、義仲軍の乱暴ぶりを口実にして頼朝上京要請するなど、政治力の強化につとめた。しかし、頼朝東国支配を固めるために鎌倉を動かず、かわりに弟の範頼・義経上京し、1184(元暦元)年、二人は義仲を打ち破った。

義仲が京都乱暴狼藉を働いたという記述があるのは、意外にもこの教科書だけでした。

兵糧不足のまま進撃して首都占領しても、どうせ軍規が乱れて略奪しまくるぞというのは、日中戦争における南京事件南京大虐殺)のことを言いたいのかなと思いましたが、それは深読みのしすぎかもしれませんね。どうなんでしょう?

  

また、これは下記の引用部分になりますが、頼朝が初めて上京したタイミングがいつだったかを明記しているのは、この教科書だけだと思います

(この点はとりわけ山川の『詳説日本史』が最悪です。頼朝西国での平家追討の仕事をすべて弟の範頼・義経らにやらせ自分はその間ずっと鎌倉にひきこもって地盤を固めていたという基本的事項すらも把握できない書き方がされているんです。)

頼朝挙兵以来、北条氏三浦氏などの東国武士たちと主従関係を結んで、彼らを御家人として組織した。そして1180(治承4)年、御家人の統率と軍事警察担当する侍所を設けて、有力御家人和田義盛別当長官)に据えた。さらに1184(元暦元)年、一般政務をつかさどる公文所(のち政所)と問注所を開設し、実務に優れた下級官人らを側近にして職務を分担させるなど、支配機構の整備を進めた。

頼朝後白河法皇要請を受け、範頼と義経平家追討を命じ、1185(文治元)年、長門壇ノ浦平氏を滅亡させた。後白河法皇頼朝権力拡大を恐れて義経を重用し、頼朝の追討を命じたが失敗した。逆に頼朝は、親鎌倉派の公卿九条兼実藤原兼実)らを朝廷重要政務担当する議奏につかせ、反鎌倉派の貴族追放し、義経の捜索を名目に国ごとに地頭を置くことを認めさせた。さらに1189(文治5)年、頼朝義経をかくまったことを口実に藤原秀衡の子の泰衡を攻め、奥州藤原氏を滅ぼした。こうして頼朝東国西国の多数の武士御家人として組織しながら、主に東国支配確立していった。

1190(建久元)年、頼朝挙兵後はじめて京都に入り、右近大将に任命され、後白河法皇没後の1192(建久3)年には、法皇の反対で就任できなかった征夷大将軍に任命され、名実ともに鎌倉幕府が成立した。」

当然ながら『詳説日本史』にも、侍所政所問注所地頭というキーワードは出てきますしかし、治承・寿永の乱とは別項に記述されているため、時系列が分かりづらくなっています

それに比べて、この教科書歴史の流れの中にキーワードを配置しています。だから時系列に即してこれらの言葉意味理解することができるはずです。

  

結びが「名実ともに鎌倉幕府が成立した」という記述になっているのも、味わい深いです。

鎌倉幕府の成立が何年かという論争を垣間見ることができます名目的には1192年に幕府が成立したと言えるが、実質的にはそれ以前から幕府政治機構ができあがっていたというニュアンスを含ませているのでしょう。

  

  

  

あとは、上記引用中の「義経の捜索を名目に国ごとに地頭を置くことを認めさせた」という記述が最高にクールです。

一般には1185年、義経の捜索を名目にして守護地頭が設置されたとされていますし、国ごとに置かれた役職地頭ではなく守護だと暗記している人が多いんじゃないでしょうか?

例えば山川の『詳説日本史』はそうなっています。それによると、頼朝は1185年に「諸国には守護を、荘園公領には地頭を任命する権利」を獲得したとされています守護は「おもに東国出身の有力御家人から選ばれて「原則として各国に一人ずつ」任命され、「大犯三箇条などの職務を任とし」て国内御家人を指揮統率し、とくに東国では在庁官人支配することで「地方行政官としての役割も果たし」ました。いっぽう、地頭は「御家人のなかから任命され、任務年貢徴収・納入と土地官吏および治安維持」です。「頼朝は主人として御家人に対し、おもに地頭に任命することによって先祖伝来の所領の支配保障したり(本領安堵)、新たな領地を与えたりした(新恩給与)」わけですが、このことが御恩と奉公関係となって封建制度の基礎となりました。

  

ところが、三省堂の『日本史B 改訂版』(日B 015)によると、ここの説明がこれとまったく異なります。私が先に引用した項では、1185年の出来事として守護の設置には言及せず、地頭の設置だけが記述されていますしかもその"地頭"は国ごとに置かれたものだとされているのです。

私は最初にこれを読んだとき、わけがからなくて混乱しました。それでがんばって自力で調べてみて(独学なので苦労したナァ)ようやく理解できたのですが、1185年の文治の勅許守護地頭が置かれたとする『吾妻鏡』の記述には疑いがあり、実はこれがかつて学者の間でも論争になったテーマだったらしいのです。

1960年石母田正が新説を発表したのですが、おおざっぱに言うと、新説では、この時点で置かれたもの守護地頭ではなく、地頭(国地頭)だったとしています。それはわれわれが普通一般に知っている地頭(荘郷地頭)とは異なり、一国を統括する強大な権限を持つ存在です。この国地頭はすぐに廃止され消滅しましたが、守護前身となりました。

三省堂教科書は、次項でそのことが説明されています頼朝がはじめは国ごとに"地頭"を派遣して荘園国衙領のいずれからも兵糧米を徴収させていたこと、そのやり方がひどすぎたから反発を招いて、以後は"地頭"に代わるものとして守護を置いた、という記述になっています。またこれに続いて、頼朝は「荘郷地頭と呼ばれる地頭を任命し」、平氏没官領や謀反人の所領跡で「年貢公事徴収治安維持に当たらせた」としています

このように、三省堂教科書では、「国地頭」と「荘郷地頭」をはっきりと区別しているのです。

  

実教出版もこの新説を採用していますこちらも合わせて読んでおくと、国地頭のことが大変よく分かります東京出版は本文の記述が旧説に拠っていますけど、欄外では国地頭が惣追捕使とならび、守護前身として存在していた話をちょこっと説明しています。これらの教科書は「国地頭」論争の成果を取り入れており、学問的に誠実だと思います

それに対して山川の『詳説日本史』は旧説を採用し、1185年に守護地頭の設置が認められたとする断定的な記述になっています。これが他の教科書とのあいだに無用矛盾を生じさせているのです。私と同じようにこの点につまづいて、困惑してしまった高校生が少なからずいるんじゃないでしょうか。

  

なお、山川参考書『詳説日本史研究』にもこの新説の紹介はありません。同社『日本史B用語集』には「国地頭」という用語掲載されていて、そこでは一応説明がされているんですが、あたかも国地頭が荘郷地頭前身だったと思わせるような記述です。

地頭(じとう)⑪:1185年、頼朝要請後白河法皇諸国公領荘園地頭を設置することを認めた。当初は1国単位荘園公領支配する国地頭を設置したが、まもなく平家一族の所領として没収された平家没官領と謀反人跡地に限定した荘郷地頭となった。しかし、公家寺社の強い反対で、一時縮小、承久の乱後に全国化した。任務土地管理年貢・兵糧米の徴収治安維持など。

地頭⑤ 荘郷地頭

  

山川出版日本史B用語集』より

ですが三省堂実教出版東京書籍教科書によると、国地頭はむしろ守護へと発展的解消を遂げたという記述なんですから、『日本史B用語集』のこの説明とはやはり若干の矛盾が生じています

「国地頭」を教科書に載せている上記の主要3社の文脈に従うなら、この用語独立の項目として取り扱うか、せめて「地頭」の項目じゃなく「守護」の項目にいれて取り扱うべきじゃないでしょうか。

  

(追記 これはインターネット上の情報なので私は未確認ですが、現在は『詳説日本史』にも国地頭掲載されているそうです。近年改訂されたんでしょうか。

予防線として言っておくと、私は高校日本史Bを履修しなかったし、大学歴史学勉強したわけではありません。高校時代文転して受験するかと生半可に考えていて(結局やめたけどね)、興味本位教科書を読んでみただけの素人です。

さいしょの方でも書いたとおり最新版教科書を持ってません。はてブでバズっていてびっくりしましたが、このエントリ専門家レベルのものとして受けとるのは、恥ずかしいのでやめてください。

再追記。id:HRYKtbykさん、確認をしてくださり感謝。)

  

  

  

(追記2

複数教科書を読み比べすることで、『詳説日本史』を読むだけでは見えないポイントが浮かび上がってきます

『詳説日本史』では、前九年合戦後三年合戦のところで、「これらの戦いを通じて源氏東国武士団との主従関係を強め、武家棟梁としての地位を固めていった」とあります。これが後の頼朝挙兵につながるわけですが、それは時代を経てからのことだから教科書のページが離れすぎていて、この関連が把握しづらくなっています

ここで例えば山川出版社新日本史B 改訂版』(日B 018)のような他の教科書と読み比べてみると、『詳説日本史』がこの簡潔な一文を通して伝えたかったことを理解することができるのです。(上述参照)

  

つぎは例えば、貫高制・石高制を見てみましょう。

『詳説日本史』によると、戦国大名性格は次のように説明されています戦国大名は「新たに征服した土地などで検地をしばしばおこなっ」て、それにより「農民に対する直接支配」を強化しました。そして国人地侍を取り込むため、貫高制を導入しました。これは戦国大名が彼らを「貫高という基準統一的に把握」して軍役を課す制度でした。それでここからすこし時代下り、別のページで豊臣秀吉太閤検地説明しています太閤検地により石高制が確立しました。それは「荘園制のもとで一つの土地に何人もの権利が重なりあっていた状態を整理」し、「一地一作人」を原則とするものです。農民は「自分田畑所有権を法的に認められることになった」わけです。

このような記述だけでも表層的な理解はできると思いますが、実教出版日本史B 新訂版』(日B 014)は、貫高制について「荘園の複雑な土地制度は貫高に組み込まれ大名統一的な国内政治を推進」するものとしています。『詳説日本史』ではせいぜい石高制と荘園制の関係しかからないでしょうが、本書はこのように貫高制と荘園制の関係を明示しているのです。

この視点を最もわかりやす記述しているのが、三省堂日本史B 改訂版』(日B 015)です。本書は貫高制、石高制、荘園制の全部を一つの項目に入れて記述しています。それによると、秀吉太閤検地を行い、「戦国大名の貫高制にかわって、それを発展させて全国に広げた石高制」を導入、その結果「荘園制を完全に崩壊させ」ました。このポイントを把握しておけば、中世から近世への社会の変化を、土地一元的支配確立荘園制の衰退・消滅という視点で見ることができます。本書の特徴は、貫高制・石高制をともにこの視点から語っていることと、しかもそれが荘園制を「完全に崩壊させ」たと言い切っていることです。

ちなみに、東京書籍日本史B』(日B 004)では、石高制を「近世封建制体制原理」と書いています。これがまったく新しい制度であることを強調しつつ、近世という言葉を使ってその射程を江戸時代にまで広げているのです。)

アーカイブ ヘルプ
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん