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はてなキーワード: 給与とは

2018-08-15

意識低い系社会人って親が頼りになりそう

意識低い系社会人ってサービス業でこそ目立ちがちだけどITもそれなり酷いと思う。
嫌で向上心もなく続ける理由ってなんなんだろうと思うが
日本には犯罪でも契約違反でもない限り好きに振る舞う権利があるのだった!!
ただ、イヤイヤ向上心なく続けて低賃金自分自由時間が持てないままって当然の結果じゃね?
ITって給与が高い、時間勤務形態コントロールやすい部類の仕事だと思うよ!
ワイも自宅勤務だしね
でもこれまた当然の結果に対して誰もが自由に不満を述べる権利はあるのだった!!!

意識低い系社会人って親がすごく頼りなりそう。(超理論)

生産性ゼロどころかマイナスな同僚

ほぼ愚痴です。

エンジニアなんだけど、ひどい同僚がいる。

酷い点を挙げればキリがない。当人が何も生み出さないだけならまだしも、他のメンバー生産性まで下げるので、非常に手を焼いている。

インターンなりエントリー/ジュニアレベルであれば教育すれば良いだけなのだが、経験豊富ベテランという触れ込みでやってきてそれなりの給与をもらっているからタチが悪い。

一度もプレーせずに長年プロサッカー選手として生きたブラジルだかのおっさんのように、きっとこれまでも口の上手さであちこち渡り歩いてきたのだろうと推測する。

奴が入ってきて1年ほどになるが、上司は気づいているし、一緒のプロジェクトで働いたことのある他のエンジニアも皆気づいている。クビにするなり何なり手を打つように直談判すべきか。

給与は今の半分でいいから、働く時間も半分になる仕事とかあればいいのに。

2018-08-14

anond:20180814213053

書き方が悪かったです。

男と同等かそれ以上の給与をもらっている人が現状でも多くいるのにもかかわらず、このシステムが広まらないのは、非効率からというよりは考え方がマイノリティからでは?

と言いたかったのです。訂正いたします。

anond:20180814211724

前提として男と同じまたは以上の給与を現状でもエリートじゃなくても稼げるぞ
稼げないのは稼ぐ気がないだけやん?

政治家って損しかない

年1000万程度しかもらえないのに、大衆に顔を晒し意見対立する相手から攻撃されたりするよね。

その上、数年に一度の選挙に負けると無職へ転落する。顔と名前大衆晒してるから外で迂闊なこともできない。

政治家として有能に働く能力があれば1000万ぐらい稼げるだろうからわざわざそんなリスクが高い仕事する必要ないよね。

少なくとも私はやりたくはない仕事

じゃあ政治家ってどういう人がなるかっていうと、

- 親の地盤を引き継ぐなどで比較低リスクて挑戦できる人(二世議員

- 1000万円程度の収入高収入なので憧れる層(底辺一発逆転)

- 自分日本地域)を変えたいとい情熱を持ってる人(善人)

- 利益誘導できる構造を持っていてさらに大きな収入を作れる人(平蔵)

とかが政治家になってる。

国や地域未来選択する権力底辺一発逆転に託すのは嫌だし、善人ってのはだいたい論理的思考ができない。

立川市議の久保田学とかは底辺一発逆転の典型だろう、こんなやつ良く当選したな。

善人で有名どころだと、山本太郎とかだな。いい人なんだろうけど、感情論意志決定する人はろくなことをしない。

平蔵は自分利益誘導目的なので、よりよい国よりも個人利益を優先する。

具体例としては、平蔵だろう。

政治家の人数半分にして給与が倍になったらまともな人も挑戦するのでは?

急募】新素材衣服の開発

仕事内容:気温が高い時は涼しく、気温が低い時は暖かく、周囲の気温に合わせて素材の温度が変化する衣服の開発です。

将来的に人間の着る服が1着で済むように、衣服のシルエットは全身タイツ or セットアップ型を想定しています

勤務時間:土日のみで出勤時間自由です。〜22時頃まで。

給与:無し(エアコンキッチン有り)

anond:20180814075228

子どもに優しくない せかい の子どもは臓器になったりポルノ被害者になったりクソ安い働く機械になったりします。
どんな世界でどんな天才的な子ども相手であっても
身体の大きい/人生経験豊富大人の方が強いです。

守られたから成人出来た事を忘れてはいけないと思います

ただ、守られる事が前提だと生存競争に勝ってもいない(子育てする時間給与を得る選択や修練をしてない)のに
ポコポコ子どもを産むフリーライダーは出てくるわけで
そういうのに対する怒りはあって当然だけど
もう40年以上前から庶民の自宅環境は最悪(赤ちゃんギャン泣きが周囲に伝わらないとか無理)だったわけで
誰にも迷惑を掛けずにというのは出生が庶民である限りはあり得ないと思います

2018-08-13

あっぷ というサイト

あっぷ

というサイト使用されている写真は、

給与や対価も支払わず

アマチュアカメラマンを使って

撮影したもの使用して記事化して利益

得ているサイト

アマチュアカメラマンに、撮影機会を

与えると言う甘い文句を言い

こき使われるため、

お金のことを曖昧にしてくる運営には注意か必要

人間性問題があるクリエイターが多いのは構造問題

クリエイター発言とか思想問題になることは多いが、

クリエイター商品となるレベルの質を安定して提供できるようになるには大量の時間必要

その時間を確保するために学業を疎かにしたり、普通人間とのコミュニケーションが少なくなるし、

クリエイター反社会的人格を持ってしまいがちなのは仕方がないことだ。

これを回避するにはまず現在は体系的な視点がない技術習得を体系化し、

最低限の技術獲得への道のりを最短化し、また最低限の技術でも十分に暮らしていける給与体制を作ることが不可欠。

アメリカではそういった社会構成されているように感じるが、この点において日本創作産業は未熟だなと思う。

2018-08-12

anond:20180812231027

給与の額面が2倍になったら、景気が良くなったと実感する。

との回答が多いらしいよ、保険会社調査では。

そうなって、初めて使い出しはじめるのでは?

しかし、手に入れたい対象にではなくて、自分収入が2倍に、なんて考えで買うなんて、バブル期の散財の再来ですわな。

2018-08-11

毒親持ちが凍えることの出来る映画を見つけたぞ

題名の通り、毒親持ちには、凄まじいパンチのある作品です。

見た日は真夏日(30度越え)でしたが、見終えたあと凍えそうに寒くなることが出来ました。

人って気持ち次第で寒くなったり出来るもんなんだなぁと驚いたことを覚えてます

エアコン要らずで体感温度20度下げてくれるエコ映画タイトルは、

アンドレイ・ズビャギンツェフ監督作『ラブレス』(ロシア語: Нелюбовь)です。

結論から書くと、毒親持ちが、今この瞬間、自分が生きているということは、どれだけ多くの幸運に恵まれてきたのかを噛みしめることのできる映画です。

そう書くと、痛々しい児童虐待映画?と構えそうですが暴力とかは言葉を含めて無いです。

しろ、どれほど酷い毒親が出てくるのか?と思いながら見にいくと拍子抜けするくらいです。

「あっ、うちの親の方が全然ヤベーわ」みたいな。

衣食住に不自由してなくて、母親不貞腐れながらも朝食作る/子が食べるまでは待機しているとか、

あれ・・・全然まともじゃん?みたいな。

どちらが子を引き取るかで子に配慮もなく言い争い、子が泣きながら食していることをスルー・・・
親としてどうこう以前に、社会動物として許してはいけない行為・・・
・・・・・ですが、匿名からこそ言える本音で言えば、
「あ、はい」ってな感じの平常運転です。毒親持ち的には。

しろ、母ちゃん朝メシ用意してるし、泣いても騒がねぇし、今日はまともな日だわ〜です。

じゃあなにが凄かったのか?

圧倒的に寒々しく緊張感溢れる映像描写です。

ストーリー文字に起こすと(以下、結末ネタバレです)、

自分のことしか考えていない、身勝手離婚協議中の両親の元から12歳のアレクセイ失踪
そして、ロシアの凍える冬の足音が近づく中、とうとう見つかりませんでした』

たったこれだけなのですが、

まるでわたし自身アレクセイになって雪の中を彷徨っているよう感じられました。
ポエムってるのではなくガチ体感の話をしています

毒親持ちのみなさんは、
勝手でどうしようもない親の気を引こうした経験や、身勝手な親から逃げ出そうとした経験が、幼少期にありませんでしたか
わたしは何度もありました。

親を思い知らせてやろう(心配させてやろう、世間体を傷付けて恥ずかしい思いをさせてやろう)、
どうせ誰も家にいないのだし、
帰ってきては癇癪を起こす親のいない所で一人で暮らしていこう、
そう思って真夜中に何度も家から出ましたが、
幸運にもアレクセイのように消えてしまわずに済んでいます

それは、アレクセイのように勇敢な子どもではなく、暗闇や物音が怖くて、秘密基地で夜を明すことが出来ずに、結局は家に帰ったからです。
あるいは、アレクセイのような不運には見舞われず、犯罪者に捕まる事がなかったからです。

これは幼少期に家出家出もどきをした事のある人ならば、とても他人ごとには思えないんじゃないかと思います
アレクセイではなく、わたし家出(またはもどき)をした あなた が 雪の中へ消えてもおかしくはなかったのです。

これは映画海外だけの話ではなく、現実日本でも起こりえることです。

毎年8万人が行方不明になり、幸いにも98%は『見つかる』 (ただし自殺事故死も4500人程度含む)、『自主帰宅する』そうですが、
1000人前後は見つからないままだそうです。

世の中には、親の世間体や機嫌を損ねたら、比喩ではなく、物理的に頭をかち割られる、
そんな子どもたちもいるので一概には言えませんが、
親の気を引こう/世間体を傷付けてやろうと思える程度には、家庭内安全担保されている場合には、親へのあてつけなんかのために、危ない行為はしないで欲しいなと心底思いました。

なのでダラダラと匿名日記感想文を書いてみました。

わたしも何度も家出もどきをしたので気持ちはよくわかりますが、
無事成人出来たのは、単に運が良かっただけです。

怒り、悲しみ、両親への攻撃心と僅かな期待で 気持ちが昂ぶっていて、死んだら死んだで良いもん!!状態になったとしても、
たぶん、この映画を見ると、凍えて冷静になれると思います

あなた を辛い目に合わせた両親は、子を喪った悲劇に酔うだけ酔ったら、やがて何事も無かったように日々を送ります

しろ、(結果的に)障害物が消えてラッキーくらいなもんです。

なので、何事もなかったように望んだ日常に戻りつつも、

『子が見つからない』、
『子はおそらくもうこの世にいない』、
しかし死んだという証拠ひとつもない』、
『それ故にピリオドを打てずに心に永久モヤモヤ残り続ける』、

これが映画ラストになっていたのは最高に良かったです。

でもアレクセイにとってもこのラストは本当に良かったのでしょうか?

勝手な両親の 真っ白なライフキャンバスに、小さな黒いシミを付けて、少しモヤモヤさせ続ける、
たったそれだけのために自分人生を投げ打つ価値って本当にありそうですか?

電気ガス水道日常的に止まる機能不全家庭で成人し、今現在思うことは、
全てごちゃごちゃでもなんかまぁ人生は悪くはないです。

この映画を見て冷静になった後のアンサーになるような映画は思い当たらなかったので、

Mary Lambert(メアリー ランバート)の 「Secrets」を推しときます

My family is dysfunctional
But we have a good time killing each other

おわり

【Secrets】
https://youtu.be/cqqqV50zaAc


=====

蛇足

もちろん、

1. イケメン美女スポーツマン天才健康に生まれて無病息災
2. 経済的/家庭的制約を受けずにやりたい事にチャレンジが出来る(出来た)
3. 実家家族は仲良し
4. 友達もみんないいヤツで近くにいる
5. 嫁旦那彼女彼氏もいいヤツ
6. 子どもが良い子で健康
7. 社会的に意義のある仕事(人の為になる、価値を与える仕事)をやっている
8. 金持ち

1-8 を全てを満たせるなら、満たせた方が良いに決まってます
全部は無理でも、どれかひとつくらいはあった方が良い。
でもそのどれも無くとも意外とそんなに悪くはないです。(あるにこしたことはないけどね)

これは卑屈になっているわけではなくて本心ですよ。

金持ちじゃないけど生活に困らない給与を貰って
通勤地獄に苦しまずに会社員を出来ているのも、
まぁまぁかなって思える理由ひとつです。

ただ、悪くはない・・・と思えたとしても、
多くの人が当たり前に受けている家族の助けや、経済的制約のなさ自由さに対して、
ぐぎぎ・・・妬ましい!!と思う気持ちが綺麗サッパリ消え去ったりは特にはしないです。
社会動物霊長類に限らず非常に不公平に敏感です。

イヌ不公平に扱われると嫉妬する、ウィーン大学実験
http://www.afpbb.com/articles/-/2547265?cx_amp=all&act=all

モヤっと感を消しさるために、なんか漠然と金持ちになりたいです。

金持ちになって内心ドヤドヤしながら「大したこと無いっすよ」風を気取りたい。

ちなみに金持ちになれそうなアクションは何一つとしてしていません。
アクションどころか妄想レベル計画イメージすらありません。
でもなんか漠然と金持ちになりたい。
匿名だと、凄まじく頭の悪い本音を飾らずに書けて本当に良いですね。

あとなんか助けになるような事がしたい。

IT屋なのでIT系のボランティアしたいです。
ラブレス』の人探しのボランティア方々はとても立派でしたよね。
無償全然問題ないので、「なんか良い事した!!!」感や、「ものごとを改善した!!より良くした!!」感のあるボランティア漠然としたいと思いました(小並感)

おわり

ーーーーー

[追記]
毒親に直した

■ぐぎぎ・・・!!!
anond:20180811215416

うちの会社ってだめだめだなあと思う

さな会社ということもあって、

いろいろいい加減なのはしょうがないと思う反面、

まりに?と思うことも多い。

雇用契約書がない

・社内規則がない

ボーナスがない

昇給ルール適当

・新しく入る人の条件のほうがよい

・明確な役割分担をしない。

「とくに誰がするか分担ではない」という。

しかし、無言の圧力は一番最後入社した人間がやれ、というもので、

ほかのものは3コールたっても電話に出ない。

・一日の半分は、本来業務以外の仕事会議雑用

電話対応、注文対応、来客対応、清掃、備品補充など総務的業務広報販売、発送、伝票処理など)

マネジメントする人がいない。個人勝手企画を考えて実現していってる感じ。

・一応、目標金額もあるのかもしれないか、かなりいいかげんで

年間の売り上げ計画も、個人ごとに決める。チームで作業しない。

個人裁量となるため次年度におくれたり、没になるものも1、2割以上。

本来業務、また実績としてみとめられる業務にかけられる時間が少ない。

・そのため実績がのこる仕事にかけられる時間が実質一日の半分以下しかなく、

評価制度ほとんどないが、実績として残ることが少なく、ほかのひーひー言いながらになっている仕事

誰もが存在しない業務としている。

上司に、相談するも、「電話対応など、そんなことに時間がかかって負担だということが理解できない。」

・突然、古株の社員と同等の給与事務が入ってきたが、

割り振られている仕事量が少なさすぎ。結局雑用は古株の私たちが。

・社歴10年の古株社員電話対応に追われている。

福利厚生がほぼない

・社内の人間関係が憎みあっている

・時期の部長予定の人が、意地悪

・その部長予定の人の人格のためか、いままでその人の下に続かず、

あふれている業務を外部に委託

その委託条件は世間相場からするとまともな水準だが、

時給換算すると私たちの二倍以上。

儲かっていないわけではなくて、

委託費用はけっこういい金額

また利益も出ているとのこと。

その外部に委託せざるをえない業務のほうが

私をはじめとする古株社員が得意とする、本業である

委託費用をもらう立場になれたほうが、割がよい。

毎日、あふれかえる雑用、突発的な対応に追われて、

日々がすぎていく。

時間に何件か注文対応があって、その都度中断されてしまうが、

電話担当者はとくに決めない。派遣は出ない」との方針

生産しないといけないものがある古株社員どうしで

イライラしながら対応している。

全体的にダメなところが多すぎて

最近憂鬱である

いちばん新しく入社したのが私で、

それ以降、人が続かない。

ボーナスがないことも大きいと思うが、

誰もそのことにも気がつかない。

しかし、ここには書けないけれども

社会的には立派というイメージ業界

かかわる人々も、社会的尊敬される仕事につく人々である

そういうギャップもあり、内部事情ダメダメすぎて毎日心が死んでいます

2018-08-10

あーあ、俺が無職のうちに、周りは給与が上がっていってしまう。

デフレ時代は良かったなあ。

急募】瞬間転送移動装置の開発

仕事内容:人間分子レベルに分解した後、指定した先で再構築を行うために必要装置の開発です。

勤務時間:土日のみ10時〜20時程度

給与:0円

2018-08-09

医者増田を書いてわかったこ

東京医大の女子減点問題について、いち小児科医が思うこと

優秀な医者とそうでない医者の違い

を書いた増田です。すいません、この2つですが、書いたのは実は同じ増田です。


どのくらい反響があるかを前の増田の影響がない状態で見てみたかったので、2つめはあえて文体を変えて書いてみました。

ばれるかなと思ってドキドキしていたので、今のところ同一人物じゃないかという指摘がなくて良かったです。


今回、東京医大事件によって、医療界が抱えている大きな歪みが一般の人の前にも明るみに出たので、いい機会だと思って普段なんとなく考えていることを文章化してみました。

読み返してみると2つとも無駄に長いですね。

現代医者の性かもしれませんが、できるだけ状況を丁寧に説明して相手選択してもらうような考えが染みついてしまっているので、ぐずぐずまとまりのない文章になってしまいました。

まぁ、もともとまどろっこしい性格なのですが。

こんな長い文章なのに、多くの人に読んでブックマークしてもらってうれしかったです。

あんなにたくさんの増田がある中で拾われるなんて、増田ウォッチャーの方は本当にすごいですね。


たくさんいただいたブックマークコメントを読んで感じたのは、やはり医療現場の外にいる人に医療現場のことをわかってもらうのは難しいということです。

別にすべての人にわかって欲しくて書いた訳ではないですが、中にいる人間としては、そんなに単純な話ではないんですと思うコメントもたくさんありました。単純に私の伝える力がヘボいだけかもしれませんが。

その現場の中にいる人にしかからない空気感があるというのはどの分野でもある程度同じだとは思いますが、病院はどうしても病気の人と病気を治す人という特殊かつ閉じられた環境になってしまうので難しいです。

風通しを良くするために、他力本願で大変申し訳ないですが、こうすればいいという考えを持たれている、他の分野、特にはてなユーザーに多数いらっしゃるであろうITエンジニアの皆様におかれましては、ぜひ病院という環境に飛び込んで、自分の分野を活かした医療環境改善プラン提案していただきたいものです。

ニーズは非常に高いので、ビジネスチャンスはたくさん転がっていると思いますし、なにより実際に環境改善されれば現場人間に非常に喜ばれると思います

さらに、現場環境改善はそのまま患者さんに提供する医療の質の向上につながります

みんな大喜びです。

可能であれば医師から何か提案したいところなのですが、医師特にマネージメントに関わるような立場にある医師は、結局その技術で何ができるのかと言うことまでキャッチアップできていないことが多いので、そもそも活用法を思いつきません。「IT活用して何とかして」とか言われたらみんな困るでしょう。

医療者がAIも含めたITリテラシーを高めるのと合わせて、IT側もビジネスチャンスと考えて積極的医療に関わり、その高い技術力を活かしてもらいたいものです。


偉そうなこと言ってないでお前も何とかしろよと言われそうですが、卒後10年弱で中堅に入りかかった程度の小児科医としては、増田を書いて少しでも理解裾野を広げることと、自分の周りの環境を何とか良くする程度しかできることがないのがつらいところです。

早く偉くなって自分の影響力が及ぶ範囲を広げたい。


最後に、前2つの記事ではできるだけフラット立場で読んで欲しかったので、自分の考えをあまり書きませんでしたが、「結局増田解決法についてどう考えるの?」というコメントをいくつかいただいていましたので、自分の考えを書いておきます

前もって断っておきますが、例のごとく非常に長いです。すいません。


医学部入試について>

今回の事件に限らず医学部入試に黒い噂がつきものなのは大学医学部医学科に入学した人のほとんどが医者になるという現状が原因で、これが諸悪の根源です。

まり入試不正をなくすためには、ほぼ入学ゴールという現状を変えなければいけません。

すなわち、医学部入学者を増やして医師教育入り口である医学部入学の門戸を広げて、代わりに国家試験という出口で医師の数を調整する、という方法です。

大学医学部に入れたところで医師になれるかどうかはその後の自分次第なので、不正をしてまで入学するメリットは大幅に減ります

出口を国家試験にしてしまえば試験による不正基本的には起こらないはずです。(このご時世なので何があるかはわかりませんが)

現行のペーパーテストのみの国家試験をより実践的なものに変更する改革と合わせれば、現場に出る医師レベルもある程度保証できるはずです。

国家試験受験者の大多数が合格できる試験でなくなり、さらにより実践的なものになれば、各大学間で合格率に大きな差が出ることになると思いますし、大学間での競争活性化されて問題のある大学は淘汰されていく流れになるかもしれません。学生競争さらされてしっかり勉強するようになるでしょう。

さらに、医学教育の出口で医師の人数を調整することにより、入り口で調整している現在より速いスピード医師需要の増減に対応できるようになります


問題点としては、医師になる教育を受けたのに医師になれない人が多く発生することです。タイミングによっては、氷河期みたいな現象が起きてしまうかもしれません。

医学生にとっては、大学に入ってしまえばほぼ医者になれる現状に比べてかなり厳しい状況ですが、世の大学生や大学院生たちは、就職においてかなり熾烈な競争を行っているようですので、現状が甘やかされすぎです。

ただ、医師になれなかった学生の受け皿は必要です。医師に準ずる知識技術を持った非医療職というのはある程度の需要があるとは思いますが、どこまで一般企業などがそういった人材を、しか国家試験に落ちてしまった人材を欲してくれるかは疑問です。

医師みたいな資格を作って病院で働くというのも一つかもしれませんが、どういった制度設計にするかは十分な議論必要です。

とにかく、国家試験に落ちてしまってもすべて自己責任としてしまうのは今の日本ではちょっと受け入れ難いと思いますし、この辺りは検討余地が多数残っています

他の問題点としては、やはり大学負担が増えることでしょうか。

大学時代によく言われたことですが、医者を一人育てるのにはお金を含めた莫大なコストがかかっているそうです。

国公立大学言わずもがなで多大な税金が投入されていますし、私立大学でもある程度は学生授業料でまかなわれているものの、少なくない税金が投入されています

その税金を、医師教育として医者にならない(なれない)人のために払うべきなのかというのは議論が分かれるところだと思います

国公立大学でも学生負担を増やすのは一案だと思いますが、結局お金持ちしか医師になれなくなっては本末転倒ですし、アメリカのように借金してでも大学に入ったのはいものの、最終的に医者になれなかったのでは救いのかけらもありません。

つの時代お金の話は悩ましいものです。

また、お金だけでなく人的なコストも増大します。

現状では大学教員診療教育研究を一手に引き受けており、学会活動なども含めて多忙を極めています

ただでさえ手薄な教育なのに、これ以上にリソースを割けと言われると行き着く先は地獄です。

解決策は大学教員を増員して診療教育研究のうち得意な分野に専念させることですが、そんなことができるお金のある大学日本には存在しないでしょう。

やっぱり先立つものは金です。

国民の皆さんに納得していただいて増税するしかありません。


医師労働環境改善について>

最初増田に書いたように、医師労働環境改善女性だけの問題でなく、今後は男性医師にとっても重要問題となってきます

特別女性が働きやす環境を作る必要はなく、性別関係なく医師が働きやす環境を作れば、その結果として女性もあまり無理なく働ける環境になると私は考えています

そのためには、賢明なるはてなユーザー諸氏と同様に、医師の数を増やし、医師業務を他の職種移譲できるもの移譲し、病棟業務については複数主治医制にすることが基本的には必要だと思っています


この3つのうち根本的かつ最も強力な改善策は医師の増員だと思うのですが、いかんせん現在制度では増やそうと思ってもどうしても10年近いタイムラグが生じてしまます

軍隊みたいに予備役みたいな制度があればいいんですが、医師に関してそんなバッファーを用意できるほどこの世の中に余裕はありません。

増えた頃にはAI進歩によって劇的に医師業務スリム化されていて、既に多くの医師が用なしになっているという未来も想定しておかなければいけないことを考えると、現実的には、今から医師を増やすよりはAI進歩を待つ方が良いのではないか個人的には思います。非常に悩ましいところです。

また、医師を増員する場合は、増員した医師診療科と勤務先が偏ってしまうと増やす意味がないので、国家試験の成績など何らかの形でそれらを制限する仕組みが必須です。

しろ医師を増やさな場合でも、今後の医療においてこの仕組みは必須になってくる可能性が高いでしょう。

これから医師を目指す学生諸君にとってはこれも厳しい話ですが、医者が好きなように診療科と勤務地を選べる時代は終わったと諦めるしかありません。


医師の増員についての問題点は、やはり人件費です。

業務量の減少に合わせて個々の医師給与は減ることになると思いますが、総量規制で「人数を倍にしてやるから給料半分な」というのはさすがに厳しいですし、それなりの人件費の増加は免れないでしょう。

また、上にも書いたように医師を増やすことで大学の育成のコストも増加します。

やっぱり先立つものは金です。

私の給料が減ることについては生活に困らない程度までは我慢しますので、国民の皆さんにも納得していただいて、増税のうえ健康保険料の値上げと医療費の自己負担割合を上げさせてもらうしかありません。


医師業務を他の職種移譲することについては、現在も徐々に進んできていると思いますが、現在既に忙しく働いている医療者に業務移譲しても仕方ないので、やはり追加の人員を確保することが問題となります

医師を雇うよりは人件費は抑えられると思いますが、日本全体で考えれば結構人件費の増加になるでしょう。

また、処置にせよ事務仕事にせよ、医師負担を減らせる程度までの業務移譲するためには、相手にもそれ相応の医療知識技術必要です。

その教育や育成にも金銭的・人的コストがかかります。やはり先立つものは金ですね。

カネカネ言い過ぎて、賢明なるはてなユーザー諸氏に「医療現場問題は放っておこう」と思われないか心配になってきました。

とは言え、退院マリを書けるくらいの医療知識と高い事務能力を備えた人材がいれば、病院においては引く手数多だと思うので、そういった人材を育成して派遣する会社を作れば儲かりそうです。実はビジネスチャンスなのかもしれません。


複数主治医制についても基本的に賛成です。医師がある程度安心して病院を離れるためには必要制度だと思います

ただ、患者さん側の理解必須です。

主治医団のメンバーすべてが同様の能力を持っている訳ではないこと」、「チームのメンバーのうちA医師にはできることがB医師やC医師にはできないこともあること」、「緊急時を始めとして常に望む相手診療が受けられるわけではないこと」。

理性的はてなユーザーの皆様には理解しがたいことかもしれませんが、この当たり前とも思えることを納得して受け入れてもらうことすら難しいのが医療現場の現状です。

2つめの増田に書いたシチュエーションはほぼ実話で、同じようなことは重症度は違えど年に数回は起こります複数主治医制での別の主治医とではなく、当直医との間においてですが。

もちろん、実際の状況はあんなに単純ではないので、自分主治医側の場合もあれば当直医側のこともあります

私は小児科医なので、実際に起こっていると言うことは、あの場で急変しているのは子どもです。生後1ヶ月に満たない赤ちゃんのこともありますし、中学生のこともあります

いずれにせよ、急変した我が子を見て、このまま我が子が死んでしまうかもしれないと言う状況で「これも運だから仕方ない」と冷静でいられる人はいません。A医師を呼んで状況が改善する可能性があるのだったら「A先生を呼んで!」と言わない親は現実はいません。そんな親はみたことがありません。

別にそれが悪いと言っている訳ではありません。自分がその親の立場だったら言ってしまうと思います

ただ、その希望が常に叶えられるものではないことくらいは理解して受け入れてもらうのが、複数主治医制が根付くために必要な前提条件だと思っています

簡単そうに思えるかもしれませんが、現場においては本当に難しいことです。

患者さんやその家族が、多くのはてなユーザーの皆さんのように、正しさのためならC先生我慢するか、と思える方ばかりならいいのですが。

この前提条件が成り立たない状態複数主治医制を実施すると、前の増田に書いたようなことになって、優秀な医師病院を離れられない空気感ができあがりA医師疲弊するだけです。

また、複数主治医制を機能させるためには、どうしても1つの医療機関にそれなりの数の医師を集めなければいけません。

上にも書いたように、医師の増員にはどうしても時間がかかるので、さし当たっては医療機関の集約化を行うしかありません。

中規模の病院を中心に統廃合が行われた結果、中規模以上の医療機関へのアクセス悪化し、患者さん側にはご負担をおかけすることになると思います


医師労働環境改善のための患者さん側の理解という点では、医師時間外の仕事を増やさないように協力していただくことも重要です。

夜間・休日不要不急の受診を控える、平日の日中以外に病状説明求めない、この2点で小児科医の労働環境結構改善すると思います

子ども医療費の自己負担額は多くの自治体でただ同然なので、その受診人件費を含めてどれくらいのコストがかかっているか無頓着な方が少なからずおられます

金銭的・時間的にアクセスが容易だから夜間・休日でもとりあえず受診しておこうという姿勢は、上に書いたように医療費の高騰や医療機関の集約化を通してその容易なアクセス崩壊させ、結果的に自らの首を絞めます

もちろんどうしようか非常に迷った上で受診して、ひどく申し訳なさそうに診察室に入ってこられる保護者の方もたくさんいますし、小児科に関しては子どもことなので、もちろん心配であれば夜間でも日曜でも受診してもらったらいいのですけどね。


AIについて>

AIは将来的に医療の様々な分野において医師業務を助けてくれる存在になると思いますしかAIの素晴らしいところは、いったん開発してしまえば計算機電気さえ食べさせていれば文句を言わずに働いてくれるところです。もちろんメンテナンス必要ですが。

上に何度も書いたように、先立つものは金というこの世知辛い世の中において、人件費がネックにならないのは非常にありがたい存在です。

咽頭画像撮影して、その画像からインフルエンザかどうかを診断するAIを作っているベンチャー記事をどこかで読んだ気がしますが、そういった特定の疾患かどうかを診断するようなAIは実現が間近のようです。

一方で、多くの人がAI診療と言われて思い浮かべるような、患者情報インプットすることで自動的に診断や治療法などをアウトプットしてくれる夢のようなAIはまだまだ実現は遠そうです。

そういったAIを実現するための最大の課題は、我々医師が診察の現場において収集している情報のうち数値化や言語化が難しい情報を、どのように計算機 このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

ゲイは男と同性愛者のどっちにつくんだろう

ふと思ったことだけど。

例の「生産者発言のあと実際のゲイ男性同性愛者)は比較的冷静に受け止めていて、別にどうってことない、自分たち弱者じゃない、公的支援なんて期待してないというような意見が出ていた。

もちろん全部とは言わないけど、少なくともある程度社会的地位のあってカミングアウト済のゲイ特に気にしてないような態度をしていた人が多かったように思う。

でもどちらかというと感情的に受け止めていたのはレズビアン女性同性愛者)の方で、不要扱いして公的支援をしないとか切り捨てするのかといった意見があった。

こちらも数を数えたわけじゃなくただ主観だけど何となくそんなふうに思った。

で、本題なんだけど。

かに地域コミュニティの差はあっても同性愛者に対しての偏見差別は以前よりかなり少なくなったと思う。

カミングアウトをしても仕事を続けられたり、公的結婚はできないまでもその真似事のような結婚式や結婚生活はできる。

男性は。

例の医学部の話ではないがまだまだ日本では社会的女性の昇進は厳しく、慣例とかで子供を生む生まないに関係なく管理職になれない人が多い。

データにも障害給与女性の方が圧倒的に低い。これは間違いない。

からもし同性愛者に差別のない社会が実現したとして、男性二馬力の家庭、男女二馬力の家庭、女性二馬力の家庭では女性だけの世帯給与が最も低くなる。

そうなったとき、ふと思うがゲイ同性愛者の味方になり女性二馬力の家庭が男性二馬力に相当するような給与になるように協力をしてくれるだろうか?

それは男性全体の昇進のチャンスやキャリアアップを阻害することになる。

しかしたらそうした問題が起きた時、ゲイはぷいっと「LGBT」という枠を捨てて男性社会の保身に走るのではないかと思うのだ。

レズビアン社会的何となく受け入れられているのは異性愛者の男性が生ぬるく性的対象にしているから受け入れられているかのように見えるだけで、女性社会的地位向上に対してなにか協力をしてくれているわけじゃない。

ひょっとして近い将来、国や経済界トップほとんどゲイという社会になるんじゃなかろうかと思ってしまった。

無職としての学問

 特に文系において、大学研究を取り巻く環境が厳しいので、少し愚痴を書かせていただきたくお邪魔します。

* * *

 研究生活が実生活、ことに家庭生活に対し極度の不安定性を与えることは、今日に始まったことではない。

 例えばかの有名なマックス・ウェーバーによる1919年の講演の中では、「大学に職を奉ずるもの生活はすべて僥倖支配下にある」と語られており、「精神的に打撃を受けることなくこうした境遇に堪ええたためしは極めて少ない」とまで言われている。

 このような状況は、100年の時と洋の東西とを超えた今日日本においても、同様である。むしろ人口減少と学問に対する軽蔑——それはおそらく、ウェーバーが講演の中で強調した、学問がなんの「救い」も「啓示」ももたらさないということを、多くの人々が正しく認識たからに他ならないが——に直面している極東島国の方が、研究生活を取り巻く環境過酷であるといえるだろう。

 博士号を取ったとしても多くの人々には就職先がなく、あっても有期雇用で、しか低賃金であり、長期的な研究生活の途を描くことは全く不可能である

 日本より恵まれ研究環境を有する国、例えば博士課程から給与が出るアメリカや、高等教育がほぼ無償であるフランスの例を持ち出すことは簡単であるしかし、研究生活はその研究者が根ざしている言語文化、あるいは人的ネットワークにある程度は依存せざるをえない。また、他国研究環境は、一部だけを切り出せば外面的には羨望の的になりえるが、実際は、給与と引き換えに研究テーマ選択制限されたり、あるいは無償で得られる研究環境には限りがあったりするのである

 当然のことながら、研究者における研究成果はそれぞれのおかれた研究生活の諸条件に左右されるのであり、それは資本的な制約を大きく受ける理工学系のみならず、人文系についてもそうなのである

 ハンナ・アーレントのように、生地での生活を根こそぎ奪われ、新天地で大きな研究成果を挙げる例もないわけではない。大学官職への道を閉ざされてから活躍したカール・マルクスそもそも学歴のなかったピエールプルードンなども、偉大な思想家としてのちに崇められる存在であるしかしながら、すべての人が偉大な人、指導者のような人、あるいは預言者になることを目指して研究に励んでいるわけではない。実態はむしろ逆であり、陽が当たらない部屋で日がな一日、誰も読まないような古雑誌の1ページをどう解釈するかについて考え、その謎を解けた時に無常の喜びを感じる、そういう人が研究生活に入るのである。そのような、全くつまらないことこそ重要研究成果なのであり、むしろ大きな社会的反響を呼び起こす御宣託が科学的な研究成果とは全く呼べないようなものであることは、ウェーバーの指摘するところであり、歴史が度々証明してくれたところでもある。いずれにせよ、研究生活とは社会的名声や富と全く関係がないどころか、資本主義社会ではしばしばそれらは相反するものとなるのである

 尤も研究者も所詮人間であるからして、研究のものの「客観性」や科学位置付けとは無関係に、それぞれの求める研究生活上のあり方というのは存在する。名声や富を求めて研究に取り組む人もいるのかもしれない。しかしそれは明らかに悪手だ。羽生名人でも挽回できないぐらいの悪手だと思う。

* * *

 さて、反面、家庭生活はまさに「経済」の必要に駆られるところのものであり、十分な収入、定住可能な住居、そして可能な限り多くの家事労働自動化が進んだとはいえなお労働集約的だ)が投入されて、初めて成り立つものである

 収入がないなどもっての外であり、亡命収監失踪放浪なども、家庭生活とは相容れないものである

 歴史を顧みれば、自死発狂、子捨て、虐殺に至るまで研究に身を置いた人々の末路は様々であるが、なんとかしてそのような事態は避けたいと誰しもが願うところであろう。

 できれば平穏無事に、昭和時代理想とされたライフスタイル、すなわち夫婦円満子供と共にマイホームに住み、安定した立場で働き定年後は年金生活という人生を歩みたいところである(これは皮肉である)。

 しか今日の若き研究者は、子供はおろか結婚もままならず、マイホームマイカーも持たず、年金制度破綻を前に怯えながら年老いるのである

 もしあなた結婚したとすれば、それはパートナーの全く寛大な心によるものか、パートナー無知蒙昧で完全に誤った選択をしたかのいずれかであろう。

 さら子供がいるとすれば、当然あなた研究生活放棄するか、あるいはなんらかの安定した不労所得に拠って研究生活と家庭生活の両立を試みねばなるまい。(あるいは、あなたが非常に体制時代に順応的な研究をなしていたとすれば、すでに十分な収入に恵まれいるかもしれない。これこそウェーバーの言った「僥倖である。そういう人には心から祝福を送ろう。願わくば同じような僥倖が数多の迷える研究者たちにあらんことを。)

 多くの研究者たちにとって、結婚出産研究生活首にかけられた縄である

 女性研究者の研究生活性別役割分業的発想や家庭生活に対する支援パートナーから十分に得られないなどの理由によりすぐに縛り首になってしまうが、男性研究者の研究生活も同様に性別役割分業的発想や金銭支援パートナーから十分に得られないことですぐにギロチンにかけられてしまう。

 いずれにしろ他者にとって金にならず有用性のわからない行為としての研究は、家庭生活に直面すると挫折する公算が大きいのである

 だからといって、家庭生活を全く否定してしまうことも困難である穂積陳重来日本の身分法学者は、日本国民の位置付けを次の三つの身分のいずれかあるいは複数に属するもの定義した。すなわち、夫婦、親子、親族である

 しかし、親が死に、結婚もせず、親族との紐帯も弱いとなれば、その人は社会的にも法律的にも、全く孤立した存在となってしまう。

 その人は十分な社会保障の対象にならないことはもちろん、社会生活上の様々な面で制約や不利益を受けることとなる。

 実際上の問題として、社会的要請として家庭生活に入ることを我々は求められており、多くの人はその生活が全く不幸であり耐え難く絶望的なものだと感じていたとしてもなお、家庭生活に甘んじているのである

 当然、研究をしていなければ家庭生活が楽になるとは全く言うことができない。しかし、少なくとも研究生活が家庭生活と激しく対立することであることは自明であることのように思われる。

 あるいは「家庭」という理想像の崩壊高齢者二人世帯や単身世帯シングルマザーの増加、生涯独身者の増加などによって、家庭生活という名付け自体空虚ものになっているという批判があるかもしれない。

 しかし反面で、なお結婚出産経験する人は半数を占めており、「家庭」に代わるほど普遍化された結婚出産を前提とした私的領域生活モデルはいまだに存在しないわけだから、やはり家庭生活という呼称を用い、特に若い研究者たちにとってはそれを重視せざるを得ない現状もあるのだ。

* * *

 収入、定住、家事労働を求める家庭生活は、無収入、度々の転職と転居をもたらし、にもかかわらず時間の余裕を求める研究生活とは、完全かつ深刻に対立する。

 では、この間の解決はどのようにしてもたらされるのか。非研究であるパートナーの忍耐によってであろうか。あるいは研究生活の適度な抑制によってであろうか。

 前者はこれまでの男性研究者がしばしば採用した方法であり、女性人権がない時代であればよかったが、21世紀にもなってこの方法採用しようと思っている人がいるなら、その人は妻を見つけることができないであろう。

 後者方法は、実際には採用し得ないものであり、つまりそれは相撲レスラー炭水化物摂取を控えるとか、プログラマーが1日3時間しかモニターを見ないようにするとかいう話であって、研究生活を「適度に抑制する」などということは単に研究生活否定しかない。

 研究者はその人をして全的に研究に没頭せしめなければ、素晴らしい「霊感」を得られないものである。そうでなければ、特に人文学研究においては、それは単なるジャーナリズムに陥るであろう。

 そして、これもウェーバーと同じく声を大にして言いたいところであるが、そのような素晴らしい「霊感」、今日言葉であれば「イノベーション」などというものは、研究のみならず仕事や様々な形の労働の中でも、それに没頭し専心していなければつかむことの能わざるものであり、行政府が旗をふって労働時間の長短や職業訓練の有無をいくら弁じ扇動しようとも、生まれてこないものなのである

 家事労働ワークライフバランス長時間労働問題は、まさにこの没頭の可能性にあるのであり、特に家事労働時間を細切れにしてしまうために人をして何かに没頭させることを妨げること大であるワークライフバランスも、結局その目的とすることが明らかでないか低賃金かつやることのない中途半端余暇をもたらすだけである長時間労働改善しても、人々が自ら欲するところのものに取り組めるような労働時間の設定でなければ、それが長かろうが短かろうが、人々の不満は変わらない。いくら労働時間が短いとしても過労死は起こりうるし、長く労働していても過労死しない場合があるのは、この理由によるのである

 とにかく、家庭生活の求めるもの根本的に否定しなければ、研究生活は成り立たないのである

* * *

 では、解決方法は何か。家庭生活問題点は、それが夫婦という二者で成立するように想定されていることである。それゆえ、収入と定住を男性が支え、家事労働女性が支えるという構図が出来上がった。

 しかしこの想定は噴飯ものであり、シングルマザーは全て一人でやらざるを得ず、あるいは逆に親族から支援収入不安が軽減されたり、実家を譲り受ければ定住も可能というように、家庭生活の諸条件の実現は夫婦という関係性の外部で決まっていることが多い。

 もし家庭生活に関与してから研究生活継続するためには、家庭生活を成立するためのリソースを外部から調達することが最も望ましい。(逆にいえば、外部からリソース調達できなければ、ついにここで研究生活のお墓を立てるしかない。自分研究というアイデンティティよ、さようなら、と。)

 ただ、ここには二つの問題がある。一つは、リソース調達である大川周明のように徳川家から調達したり、大杉栄のように政治家からぶんどってくることができれば最高だし、あるいは明治時代のように女中を置いたりできれば最高だが、なかなかそういうわけにはいかない。もう一つは、その調達個人能力に帰せられることで、研究能力とは別にそれに取り組む環境規定されてしまうということである

 この二つの問題解決するためには、若い研究者同士で研究生活を支えるための生活ネットワークを構築するしかない。あるところには金がある人もいるだろう、あるところには手が余っている人もいるに違いない。

 どうせ研究生活に勤しんでいる人以外に若い研究者に対して同情を寄せてくれる人はいないのである

 アカデメイアリュケイオンがどうだったかはわからないが、古今東西大学に併設されている寮や大学街(カレッジ)では生活上でも学術上でも研究者のコミュニティ形成されていたはずだ。修道院のようなものである

 いま、若い研究者は官僚主義的な大学制度によって互いに分断され、地方に散住し、有能なもの国外へ出て行ってしまっている。もう最後タイミングである

 いま我々若い研究者が団結して助け合わなければ、この国の研究はすぐになくなる。もし研究のなくなり方が緩やかであれば、日本語で達成された学術的成果を、多少なりとも国際的に、人類のために遺す時間猶予が生まれるかもしれない。あるいは、国外から救いの手が差し伸べられるやもしれぬ。「タコツボ」を脱しなければならない。近くで助け合って生活し、なんなら雑誌なども出して(いまであればブログでいいのかもしれないが)、特に文系では消え掛かっている研究の灯火を、なんとか引き継いでいかねばならぬ。ならぬと思う。

いや、それとももう、研究生活を諦めるべきなのか。

あと少しで退職

色々あって新卒入社し長く勤めた会社を辞める

業界的にブラックだった昔と比べて労働環境改善されたが

制度ばかり先行して現場実態との乖離が酷く昔よりずっと仕事しづらくなった

うちの会社は1万名を超えるそこそこ大きな会社給与福利厚生はとてもよい

自分場合お客さまにも恵まれ本当によくして頂いたし可愛がって頂いた

正直ここまで良い顧客にあたることはターゲットにしている業界レアと言ってもいいと思う

辞めると伝えた時は本当に悲しんでくれて社内では開かれなかった送別会をお客さまが開いて下さった

転職に後悔はないが人にかなり依存する仕事なので

後任者が慣れるまではお客さまに不便を強いることになるのだけが忍びない

お世話になったお客さまのところへ挨拶回りをしながら色々思い出す

世帯主でも「女」というだけで住宅手当が貰えない

旦那より稼いでいる。(むしろ旦那給与が少ない)

旦那仕事は土方。収入はあまりない。

年収300万~400万程度の私が家賃殆ど支払っている状況だ。

私が勤めている会社には「住宅手当」というもの存在する。

5年勤めていれば「誰でも」もらえるものだと聞いていたのだが、

私は貰えないらしい。「女だから」貰えないらしい。

世帯主であっても貰えないのか!と聞いてもダメらしい。

意味が分からない。住宅手当欲しい。

旦那職場では住宅手当が出ない。そもそも旦那職場福利厚生は最悪最低だ。

はぁ……つらい。

anond:20180809105716

横だけど、

男を養う前提ができれば女性給与も上がる。

男が女を養うのが「一般的」だから無理。

anond:20180809105323

因果が逆だよ。

女を養う前提だったか男性給与は高かった。

男を養う前提ができれば女性給与も上がる。

まずは行動しろ

2018-08-08

anond:20180808103337

こうして教員部活顧問のような当然の如きサービス残業善意を求められるブラック環境が出来上がるんですね分かります

当然、給与も発生しない勤務時間外なんだから、空いた時間家族サービスに回したり、遊んだりする自由は認めるんだよね?

それで医者経験値が低下して、従来はなかった重い後遺症が残ったり、死んでしまったりしても、文句は言わないんだよね?

2018-08-07

anond:20180807182736

とりあえずぐぐって真っ先に出て来たんだが

http://careergarden.jp/cabinattendant/salary/

過去給与体系が残ってる40代以上は高収入だが、若い層は低収入みたいだが。

つか40代以上で正社員で残れてる人って時点で男か限られたエリート層だけじゃないの?

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