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2023-06-10

中学受験で失ったもの

24年間、私はずっと恵まれていた。

家族はたくさん私のことを愛してくれたし、友だちもみんな優しくて大好きな存在である。来世もまた私として生まれたい。それくらいに、幸せな日々を送っている。

でもひとつだけ、もし叶うのなら次の人生中学受験はしたくないと思っている。私の人生のなかでいちばん苦しい記憶からだ。

先に言っておくと、塾の先生たちも、両親も、みんな私のことを想ってくれていたと思う。そこに在るのは確かに愛であって、その他のなにものでもなかった。ただ、小学生の私には分からなかっただけ。すれ違ってしまっただけなのだ。だから誰も悪くないし、私は両親のことがずっと大好き。

でも、似たような気持ちを抱えている人もきっといる。だからせめて、ある程度の言葉の整理をつけられるようになった自分が残しておきたいと思う。

小学四年生わたしは、中学受験というものをあまり理解していなかった。それまでもたくさん習い事をしていたし、いずれ塾に通うことは聞かされていたからなんとなくそういうものなんだと思っていた。

そして入ったのは、某大手中学受験塾。狙うは日本屈指の名門校。そのために毎日たくさん勉強をした。テストの点数が悪かったら怒られてしまうから放課後は急いで帰ってすぐに塾に行って、テストが始まるまでずっと机に齧り付いて勉強していた。

小学校での成績はいちばんだった。先生に褒められて嬉しかったし、誇らしかった。友だちにすごいねって言われるたび、私は皆とは違うんだと思っていた。多分、周りを見下していた。世界は私を中心に回っていると思っていた。

同時に、朝学校で友人たちが「昨日は楽しかったね」って笑い合ってる会話についていけないことが悲しかった。前述の通り、当時わたしはだいぶ性格が悪かった。その自覚もそれなりにあって、だからこそ私にも屈託なく「次は一緒に遊ぼうね」と言ってくれる友人たちのことが本当に好きだった。本当に、大好きだった。当時は塾や家が(強制的に)勉強をさせられる場所だったからこそ、余計に。

そして小学六年生になった。

受験勉強が本格化していく。友だちと遊べる日なんて1日もなくて、土日は塾に12時間以上拘束されている。家に帰っても勉強息抜きといえばご飯を食べながら観るテレビアニメだけ。そんな毎日だった。

でもそれは私だけじゃない。同じ塾に通う子たちもみんなそうだった。テスト中、何度も何度も鉛筆を腕に刺し続けている同級生がいた。テスト中、ずっと髪を抜き続ける同級生がいた。テストの結果が悪かった次の日、大きなもみじ型の跡を頬につけてやって来る同級生がいた。テストの結果が悪かった次の日、当時流行っていたDSを半分に折られた同級生がいた。もう勉強したくないと言って喧嘩になって、そのときいちばん大好きだった漫画をびりびりに破られたことがあった。私の部屋の壁にいくつかの穴があいた。私の部屋の壁が私の足型にへこんだ。生徒を集めた決起集会で、先生が教壇にマイクを投げつけていた。

そのひとつひとつ、すべてが誰も悪くない。何も悪くない。いまの人生への影響なんて、何ひとつない。たぶん皆そう言う。そんなこともあったなあって、しみじみ言うだけと思う。そこに在るのは、ただ、愛だった。

それでも、それでも。たぶん、そのひとつひとつ光景死ぬまで忘れないと思う。あの時、いつも私はきっと同じ時間公園で遊んでるのであろう大好きな友人たちのことを思い浮かべていた。目の前で広がる現実を、一歩後ろに下がったような場所で見ていた。なんで私はここにいるんだろう、そんなことをぼんやり考えていた。

そして私はついに我慢ができなくなって、中学受験したくないと親に言った。受験総本山である夏を乗り越えた、11月のことだった。もちろん大喧嘩になった。このままいけば、確実に志望校に受かる。あと数ヶ月頑張れば終わるのに、ここまでやってきた努力に報いるためにも、あとちょっとだけ頑張ろうと言われた。それでも、当時のわたしはもう限界だった。いちど口に出してしまえば、止まらなかった。友人たちと同じ学校に行きたいし、少しでもみんなと遊びたい。そう思う今が大事なのであって、未来のことも過去のことも、どうだっていい。

そう泣き叫びながら家を飛び出して、塾をサボる日々が始まった。でも遠くに行くのは怖かったから、隣の家との塀の間にずっと隠れていた。屋根屋根あいから見えた突き抜けるような青い空が綺麗だったことを今でも覚えている。当時の私は、自分意思でもないのに、ここまで苦しい思いをして入る学校に何の意味があるんだろうと思っていた。それは実際、今でも思っている。

ただ昔と違うのは、今の私は、子どもの将来のためにレールを敷くことの大変さも分かるつもりでいる。朝6時に家を出て、夜11時に帰ってくる父親は、そのあと私に勉強を教えてくれていた。土日も、私が家にいるあいだはつきっきりでずっと。社会人になった今、それがどれだけ大変なことだったか、分かるようになった。母親は、塾のお弁当にいつも私が好きな食べ物をたくさん入れてくれていた。成績には厳しいけど、代わりに良い成績を取ったらたくさんたくさん褒めてくれたし、友人たちの誰よりもたくさんの物を買ってもらっていた。服も、本も、文房具も。不自由なんて何ひとつなかった。いつだって私は愛されていた。ずっと、愛しかなかった。でも当時の私は、その愛を目一杯享受して利用しながらも、見ないふりをしていた。

受験当日。結局わたしは、受験会場にいた。

名前欄に自分名前を書かないこともできたはずだった。でも、しなかった。わたし名前を書いて、見直しもして、解答用紙を提出した。結果は合格だった。それが確かに自分意思なのか、既に私の道は最初からまっすぐ一本道しかなかったのかは分からない。でも合格発表のとき母親と抱き合って泣いた。たぶん、色んな感情があったと思う。こうして私の中学受験は幕を閉じた。

この話を通じて、中学受験の是非を問いたいわけじゃない。ただ、あの日々が健全ものだったとは今も思わない。大好きだった漫画がびりびりになったときに、一緒に破れてしまった何かはきっとあったと思う。私にも、親にも。仄暗い恨みみたいなものも長年消えなくて、中高時代は嫌なことが起こるとすべて親のせいにしてしまっていた。嫌なことが起こるたび、私にレールを敷いたあなたたちのせいだ、とずっとずっと詰っていた。今から思えば、まだ親の責任下にある「子ども」に対して与えられたひとつの逃げ道だったのに。私の言葉は、親をたくさん傷付けていたと思う。その後の大学受験では、わたし100%自分自身意思で選んだ進路を一切否定されなかった。そして私は私の意思で、文学部に進学した。ずっとずっと昔はいずれ医学部に行ってほしいということを言っていた親も文学部に賛成してくれた。

中高時代わたしにとって「勉強」は、小学生時代の苦い記憶と共に在るものだった。閉塞的で、強制的な、苦しいものだった。でも大学で、自分意思で選んだ学問は楽しくて仕方なかった。そして、不意に思い出した。ずっとずっと昔、まだ塾に入る前の小学校低学年のとき図鑑百科事典を読むのが楽しかたこと。いつの間にか、そうしたものが苦しい記憶と結びついて蓋をしていたけれど、たぶんいちばん初めは、わたし勉強が好きだった。

文学部卒業して、わたしはずっと夢だった仕事に就いた。他の誰でもない、わたし自身選択の果てに辿り着いた。そのことを親もずっと喜んでくれていて、今は離れて暮らしているけれど、わたし仕事を一番応援してくれている。親はめちゃめちゃわたしのことが好きなんだろうなと思う。そうやって私が自分の夢を叶えることができたのは、たぶん親がわたし選択肢をたくさん増やしてくれたから。その始まりは、中学受験だった。中学受験してなかったら今、夢は叶えられてないかもしれない。だからわたしはこれで良かった。中学受験が苦しかたことも、たくさん喧嘩したことも、その果てに自由選択肢を与えられたことも。その過程はきっと健全もので、まるごとひっくるめて正しかったと思う。でも、それでも。もしいつか自分子どもができたとしたら、わたし子ども中学受験させないと思う。もちろん、本人が自分意思中学受験をしたいと言ったらそのときは全力で一緒に頑張るけれど。

中学受験をして得たものはたくさんある。今の私の人生幸せから。でも、たくさんたくさん苦しかった中学受験記憶から救われるには、いまのわたし幸せになることでしか報われないという意地のようなものも強かった。たぶん中学受験をしていなくても、わたしわたしの力で、幸せになれてたと思う。もちろん、あくま空想しかないけれど。わたし小学生の頃のわたしが、みんなともっと沢山遊びたかった気持ちをずっと覚えていてあげたい。世間一般から見たらわたしはめちゃめちゃ恵まれていて、小学生時代の悩みなんてたぶん本当に本当にちっぽけで、贅沢すぎる悩みだったのかもしれないけれど。それでも、わたしだけは、覚えていたい。あの日々のなかで見た光景のこと。確かにしかった記憶たちのこと。そうすることでしか、あの頃、家と家の隙間で泣いていた自分をひとりぼっちにさせないことができないと思うから

2023-06-09

anond:20230608161846

びっくりするくらいに子供を車に乗せることに対する想像力が働かないのかなというのはあるんだが、そりゃわからんよな。

子供を車に乗せるっていうのは「重い荷物を車に乗せる」というのとは全く違う。言っとくが子供を車に乗せるだけでもかなり事故可能性がある。

それは間口が狭くて子供をうまく扱えずに落としてしまう(子供は常に動いてるしそれが危険かどうかなんて全く想像しないからな?言っとくけど)なんてのもあるだろうし、狭い車内に体をねじって乗せるなんていうのは毎日何回もやるならかなりの負担になる。

出産直後の女性筋肉なんかも相当減ってるから男性には想像つかないレベルできついはずだ。

元増田は「広いとこに移動して乗せりゃいいじゃん」なんて言うことも考えているようだが、これはかなり思いやりのないアイデアだ。「お前がもうちょい頑張りゃいいじゃん」と同じだからな。

今みたいに核家族化が進んだ時代の子育てっていうのは、周囲の人はなにかにつけて助けてくれる心強い仲間じゃなくて、油断したら何されるかわかったもんじゃない魔物と同じだ。これは時代とともに人々から子育てに対する想像力がなくなっていったことやマスコミが「そういう人」ばかりクローズアップして人々の不安や不信感をひたすらに育て上げていることが原因だとも思っているが、なんにせよあまり悠長なこと言っていられない。

スライドドアじゃないというのは、間口が狭くて作業が大変になる、ということの他にも、扉を周囲の車にぶつけてしまわないように扉の行き先にも気を使うという余計なポイントが増えるということでもある。

試しにだけど釣り上げたばかりのカツオ毎日車に乗せるとかできりゃもうちょいわかるかもしれんけど元増田場合自分意見固執しているようなので、そうなると今度は自分の体力をものさしにもの考えそうだから先に言っておく、将来に禍根を残したくないなら死んでも言うな。

ちなみに、何も掴まないし人間じゃない分カツオのほうが楽だぞ?

本人が大変だ、と言っているなら、大変だ、という前提で話をしろ奥さん面白半分に話してないからな。真剣に話しているからな。どう考えても子育ての初期は母親を中心に回る、こればかりはもうどうしようもない、俺達男には予備知識もなければ情報源もない、そんな世界でやらなくてはならない。残念ながら日本では子育てにおいて男は凄まじいハンディキャップ戦を強いられているし、これを改善しようという動きもほとんど見られない。育休だの産休だのはほんとに誰も傷つかないようにこっそり入れた変化でしかない。

お前は助けることに喜びを感じなくてはならない。

乗りたい車に乗れないことが嫁さんより重大な問題か?

子育て中の親御さんが車のボンネット屋根の上にかばんやベビーカー、買い物した荷物を置いたまま発進しているのを見たことがあるか?もうそのくらいにパンパンでやっているって言うことを理解してあげてほしい。

元増田に車を選べるだけの余裕があるなら、もう子供が生まれたら奥さんに選ばせてやれ、その後の生活がそれだけでかなり楽になるのは増田にとってもかなりのストレス軽減になるからな。

2023-06-08

電車に対する疑問

 

屋根を塗装しない理由

空力を重視した形状にしない理由

2023-06-06

anond:20230606212436

🐕教えてあげるワン!!

スヌーピー犬小屋の上で寝ている理由

なぜ犬小屋の中で寝ないのでしょうか。中が窮屈なのか、星空を眺めたいのか。これにはしっかりと理由があり、スヌーピーはなんと閉所恐怖症なのです。

それならせめて地面でよさそうなのに、あえて屋根の上で寝ている。落ちないか心配ではありますが、作者の話では「耳の筋肉を収縮させて屋根に捕まっている」のだといいます

愛くるしい外見から想像も出来ないスヌーピーの様々なエピソード。それらが未だ人気が衰えない要因なのかも知れません。

https://gaku-sha.com/entertainment/snoopy

同居人になんらかの精神転回があり無限におれを加害者扱いするモードに入ってしまい(なお心当たりはない)、正直相手してらんねーよと思いつつむげにしても殴られたり物壊されたりしたら本当におわりなので状況が極まってしまっている そいつバイト飛んだりなんなりで生活ぼろぼろなのを見ていたから話聞いたり寄り添ったつもりだったが、なんらかが着火してしまったらしい 勝手被害者ヅラされて平常心を保てるほど寛大でもない、ふつうにクソムカついている 殴りたいし物ぶっ壊したい しかし日々バーベル上げなどに勤しむ男にへたなことしたら殺されかねん 一旦親しい第三者に入ってもらおうと動いているが、そいつも忙しく一週間ほど来れないそう 一週間耐えねばならんのか? 指向性トゲピーと同じ屋根の下で おれがどこかに避難するのは合理的ではある 距離を取るとだいたいのことは解決するらしい しか屈辱的だ なぜおれが? よっぽどそいつの親に連絡しようと思うが、そうなるとたぶん縁は切れるだろうな ゲ〜しんどい

P.S.まあ縁は切ると思うよ ただ退去させるまでの時間をどうすごすのかが勝手に投げつけられた課題になってて、相手は家も知ってるわけだし(知り合いの物件格安で借りてるからおれは出る気ゼロ)、そこに付け込まれたようで死ぬほど苛立ってる できるだけ穏便に退去の手続きをおこなうって簡単そうで激難易度高いんだが また腹たってきたわ

2023-06-04

子供産まなくてよかったです、マジで

海外観光産業では、日本人観光客は「クレームをつけずに黙っていなくなるから怖い」と言われていると聞いたことがある。

なぜクレームをつけないのか。

改善するとは思えない、改善したとしてももう来ないか関係ない、文句を言って相手に響かなかったら(態度が悪かったり、逆に言い返されたりしたら)結局自分が疲れる…

色々な理由があるかもしれないけれどクレームはつけない。クレームはつけないけれど、ざわざわと口コミは広がる。結果行かなくなる。

  

非婚化も少子化もこれなんだろうなと思う。

結婚しても産んでもロクなことがない。口コミが広がっている。

わざわざ好き好んで悪い口コミを見なくても肌感覚でわかるし。皆生活するのに必死でそれどころではない。

政治家の言う少子化対策は結局バラマキで泥縄政策で、根本的な「産めばなんとかなる」「産みたくなっちゃう」という明るい空気の醸成には至らない。

しろ実質増税案が出て「子持ち罰」なんて言われる始末だ。独身にも罰があり、子無しにも罰があり、子持ちにも罰がある。生きてるだけでほぼ人頭税

ここへ来てこれならクレームつけても無駄かもな…的な政治への「期待のできなさ」が蔓延していて

与党なんかはある意味その「期待のできなさ」のおかげで勝ち続けてきているとこもある。ので斬新な方針転換はできない)、結果、無言で産まなくなる。

特に女は産んだ場合の肉体的・自己実現負担の大きさが半端ない。それでも昭和の頃なら産めばなんとかなったんだろう。

会社員夫と専業主婦妻でなんとかなるモデルが出来上がっていった時代もあった。でも今はそんな時代じゃないってことは、今さら説明するまでもない。

  

世界的に見れば人口は増える一方で、2050年には100億人超える説が濃厚で。

日本少子化対策喫緊課題だと言われているけれど、地球規模で見れば人口は過多なんだから別に減っていいんじゃないの?減らしたほうがむしろ適正なんじゃないの?地球SDGs的には。

日本人口増やさないと困るのは、年金とか労働とか主に「経済社会をどう回すか」のシステム部分なので、人口政策を考えるのと両輪で「少ない人員で回る仕組み」を考え作ることも政治仕事じゃないんでしょうか。

でもそれ全然できてないよね(実感できるのはセルフレジの増加くらい)。産めよ殖やせよ、つってバラマキしたところで、増えないよ今の政治のままじゃ。未来を感じられない政策のままじゃ。

  

翻って自分の話をする。

氷河期世代独身子無し。給料はさほど多くないけれど、一人で食べてはいける。

友達には結婚した子もいるし、離婚した子もいるし、なにより似たような境遇の子が年齢に関わらず圧倒的に多い。類友だ。

結婚して子供がいて離婚していない(言い方!友達とは、今はあまり会っていない。

子育てが忙しいだろうし、向こうは向こうで類友ママ友)と会っているだろう。なので私と私の周囲だけの話になる。

独身、皆楽しく充実して暮らしている。推し活、サ活、ソロキャン、ベランビング、ガーデニング

同人活動スパイスカレーに凝ったりなんかして…こうやって並べるとおじさんの趣味と変わらないけど、私たちもこんなもんだ。

  

独身子無しが「今とても充実している」と言うと決まって「先は厳しい」と言うひとが出てくる。意地悪だねぇ。

曰く「結婚していないと(子がいないと)寂しい老後になる」「ヨボヨボになったら誰に面倒見てもらうのか」トカトカトカ。

そんなのねぇ「どうですかね」としか思わない。

私たちはもう、結婚してて夫婦一つ屋根の下に住んでいても、子がいても、寂しい人を知っている。

諸々揃っていても寂しい人なんて世界中にゴマンといるこの世の中で、老後が寂しいか否かなんて「自分次第でしょうよ」としか思えないし、

自分の老後についても「まぁなんとかなるやろ」としか思わない。なんとかならなかったらその時はその時でしかない。

今どんな環境であれ未来がどうなるかわからないのは誰でも同じことで。あと「老後の面倒見てもらうために子を産む」発想は私にはないわぁ。

未来(老後)とか他者(子)のことよりまず「今」「自分」でしょ。刹那主義者ではないけれど、「今」の積み重ねが人生なので。

  

ごたごたと書いたけれど、私は心の底から子供いなくてよかった…!」と思う。「産めばよかった」と思ったことがミリもない。

こんな世の中に産んだらかわいそう…責任が持てない…まっとうな大人に育て上げる自信ない…という気持ち差し引いても、

そもそも自分人生において子供を持ちたいと積極的に思ったことはなかったし(「持つかもしれんな」くらいならあった、あったこともある)、

これからもおそらくないし、ないままそのうち子を産めなくなって、それで後悔はないだろう。

母性神話」の人たちには信じられないかもしれないけど、私はそんな感じだし、そういう女性匿名であれ顕名であれそれを表明する女性)は増えているという体感はある。

女=子産本能 とか別にないし、もし仮にそういった動物としての本能が「ある」ということだとしても、結局のところ本能に従って少子化が進んでいるんだと思う。

さっきも書いたけど、地球は既に人口過密なので。(水槽の魚が過密になったらなんだかんだで適正数まで減る…と同じという意味で「本能」でいいと思う)

子供がいる人は、今とこれから世代が子を産まなければ困るんだろう。でも我々子なしは困らない。残念ながら困らない。

  

私はひとりでいることが苦痛ではない(どころかむしろ快適だ)し、家や身の回り暮らしやすく日々調整している。

プライベート領域に「他者」が存在しないというのもあって、自分次第でどんどん快適になる。楽しい

これは自分に「楽しむ能力」があるからかもしれないし、やっぱり自分自分の食い扶持は稼いでいるからできることなのかもしれない。

  

もうほんとに、女は職を、経済力を手放してはいけない。本当に。資産家は別として。

雑音は聞かなくていい。自分幸せ自分のもので、他人幸せとは別もの

自分にとっての幸せがわからないまま生きてる人も多いけど、わかった方が楽しいし。

それを知るために「絶対」ではないものの、あった方がいいのは「教養」と「経済力」だと私は思っている。

職もって自力で稼ぎ続けると、それ両方くっついてくるから…と思ってる。

(もちろん別ルート教養経済力を得る人もいるだろうし、そんなのなくても「自分幸せ」が見えてる人もいるのはわかっており)

  

私が今自分自分を養えるのは、自分能力もあるけど、教育を与えてくれた親のおかげが大きい。ありがたい。

女を子産奴隷にしておきたいタイプの人々は「女に学はいらない」と言うだろうけれど、幸運なことにうちの両親はそうではなかった。

(親ガチャ…あるね…と思う)

結婚しろ攻撃はいとき強かったけど、今はもう諦めたみたいで「あんたが幸せならそれでいい」と言ってくれた。

孫の顔は見せられないが、私は強く楽しくまっとうに生きているので、親はそれ見て安心してくれたようだ。

  

贅沢を言えば、もっと給料がもらえたらいいし、て言うか、宝くじが当たって資産10億円になればいい。

そしたら趣味仕事します。社会との接点は持っておきたいから。

贅沢を言えば、常に恋人がいたらいい。恋をしてる時は楽しいしな。

あと、男女ペアの方が行動しやすい場もあるし、たまにはそういうの行きたい。

でも、贅沢を言わなければ、今のこの状態必要十分だなって思うし、なんと、私は今幸せだ。

お金恋人はあったらより楽しいオプションとして捉えている。

  

老後のためにある程度は資産形成して、体力づくりして、もし残るものがありそうなら遺言きっちり書いて、

あとは似たような境遇友達適当に暮らせればベスト。両親を見送ったら後はいつでもいいし。

とは言え生き死には選べないので、無駄長生きしてボケ果てて死ぬかもしれない。それはわからない。

配偶者や子がいようがいまいが誰でも死ぬ時はひとりだし、なるようにしかならない。

  

政治社会少子化を「ゆゆしき事態」ととらえているけれど、一個人としてはこんな感じ。

本当に「ゆゆしき」と思っているなら、もっと早く対策しておくべきだった。

具体的にいうと、90年代バブル崩壊後にすぐやって、団塊Jrという人口ボーナス世代を救っておかねば今こうなるのは自明だったんじゃないかな。

当時の政治経済界が先を見通せず、仕事をしなかったので、正直手遅れだと思います

今となっては人口減でも回る仕組みを作る方向に舵を切らないと、そっちも手遅れになるかもね。

  

いずれにせよ、2023年日本に生きる氷河期世代の女一匹として「子は持たなくて本当によかった」が本音

  

  

  

追記1:ツイッターで自陣に回ってくるまで気づいてなかったんだけど、読まれてるのですね。長文なのに、読んでいただきありがとうございます

コメント欄地獄」と見かけて気が気じゃなかったけど、ある意味想定内なのかもしれません。

まぁ、斜めにざっとしか読んでないけど…(「地獄」をひとつひとつ真正から読み込むほどの誠実さは私にはないので)。

いろんな理由でこういった意見がお嫌な人はお嫌でしょう。だから普通は/大多数は」「思ってても言わない」「クレーム入れずに黙って消える」のです。

表立って言わないことを敢えて書いたんだから、こういう言い分が耳障りになる人たちからの反発があるのも理解できます

しろ共感意見を拝見して望外のありがたさを感じています

  

ただやっぱり、本稿に記載のない私の心情、状況、属性、生育歴、はたまたルックス等を「こうであるに違いない」「◯◯乙」と決めつけている系コメに関しては、

「それが私に刺さるとしたら、図星場合だけかな…」とは思うのですよ。

しかしいちいち「違いますぅ!」「本当はこうですぅ!」とか言ってるうちに私の輪郭線がはっきりしてきてしまいそうですし、

「そう思うことであなた気持ちが安らぐのであれば、そう思っておいてください」としか言えないですね。どうぞ安らかに

  

追記2:「恋人アクセサリーじゃねえぞ」的な意見もどこかで見ました。これはたしかにそう。

オプション」という書き方がいやらしかったと自分でも思います

愛し愛されは、ないよりあった方が自分的にはいいなと思っている、というようなことが言いたかったです。

男嫌いというわけではないし、恋愛の良さもわかるので。

ただ、自分は「常に恋人が途切れない」タイプではないので、恋人がいるとき楽しい嬉しい気持ちを思い出しつつ(むろん楽しいだけじゃないが…)という気持ちもあり、

また、恋愛結婚という一本道も想定していないので「あったら楽しいオプション」みたいな書き方になってしまいました。ここ、うまく表現するの難しいですね。

  

  

追記3:たくさんの反応をいただきありがとうございますこちらで追記最後にしたいと思います

まずネガコメざっと見回して思ったのは「呪いがすごい」ということ。

「酸葡萄」「これでいいと言い聞かせている」「50、60になっても同じことを思っていられるか」「30年後にもそう…」「死ぬ前に…」

この類のコメントって結局言いたいことは「悔しがっていてほしい」「(どこかのタイミングで)子を産まなかったことを後悔しろ」「後悔して死ね」ってことなんですよね。

いやいや、しないと思いますよ。まぁ未来のことだから絶対」とは言えないけれど、たぶんしないと思う。後悔しない婆になる。

でもそういうストーリー(子を持たない選択をした女が幸せに生きて死ぬ)は「嫌」なんでしょう、そういう人たちは。

  

で、私の興味は、なぜそんな呪いをわざわざ人にかけるのか?(大丈夫か?)、になるんだけど、

まぁ、呪ってる人々のパーソナリティ(男?女?未婚?既婚?子あり?子なし?自身選択や現状を後悔してる?してない?)を推察したところで意味がないのでここでそれはしません。

私のパーソナリティを「こうであるに違いない」と決めつけられてもな…と同じくらい、私にとっては意味のないことです。

(「違いますぅ」「本当はこうですぅ」の応酬ほど不毛なことはない)

  

ここまではっきりと呪う思い(呪う思い…)を可視化されて、改めて思いました。

「女は『産む性』を行使しないと後悔する」という呪いにかかる必要なんかないよ、と。

「産みたい」という気持ちがあるなら産めばいいし、産んだことに後悔せず生きてく方がいいのと同じくらい、「産みたくない」という気持ち尊重されていい。

「産みたいのに産めなかった」人も同様に、この呪いにかかる必要はありません。

「後悔させようとする」勢がなぜわざわざそうしたいのか、比喩的に端的に言うと「信仰が揺らぐから」なんだろうなとは思います

「黙っておけ」という、言論の自由と真っ向勝負するが如くな封殺ムーブもその一環でしょう。

でもなぁ、他者呪いをかけるようなその「信仰」に巻き込まれ必要は1ミリもないなと思いました。

生き方自分で決めればいいし、自分自身への決定権を持つために必要だと思うことは、本稿で書いたとおりです。

他者社会からの決めつけに「呪われない」、他者生き方を「呪わない」で生きていられたら、私はそれが「幸せ」のひとつだと思うのです。

  

自身ポジション(男女未既婚子有無…)にかかわらず、肯定的なご意見をいただけたことにも、感謝しています

放たれた呪いは私に当たらなければそのままその人に返るでしょう。祝福にはリボンお菓子をつけてお返ししたい気持ちです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

2023-06-03

電源構成言及することは「政治」で、その発言の中で政策を示す必要がある

原発にはリスクがある、YES。再エネは素晴らしい、YES

ただし、その発言は「素晴らしい原案」だ。加筆する必要がある。

発電方法を変えるには大量の評価軸上でのトレードオフ考慮しないといけない。

考えるべき指標は「経済性」「環境負荷」「地政学リスクロシアから天然ガス買いたい?)」「安定性(1時間くらいの停電で数人死んだりする)」「調整力(再エネは急な需要の変化を追えない)」などなど、すべてが誰かの利益を左右する。

さら経済ひとつとっても原発には廃炉費用がかかるとか色々考えることがある。

そして誰から理解されない「調整力」について。1つ覚えてほしいのは「電気は貯められない」ということ。

貯める機構揚水発電HEMS(お家に蓄電池を置く)、SMES(地下の超伝導ループ電気を貯める!)とか実在する。しかコスト面やら耐久性やらで必要な量は生産できていない。だから再エネ発電を新設するなら研究開発大量生産投資してほしい。不安定発電機が増えてもそれを上手く消費したり貯めて置くものがないと意味がない。

電力網の需給調整はシビアで、家庭への再エネ導入で予測できない供給が出現したので、クッソ辛くて当初の担当者はキレてたらしい。

貯めるか管理しよう。

そのシビアな需給調整や地政学バランスを突っつくことになるのが電源構成の変更だ。

原発を止める、北海道電気料金が高くなる、飢える。

「なあ!原発廃止論者はそれでいいのかよ!!!

…と問われたときに、電気料金の値上げで暗に寿命が縮まった人の顔を想像しながら

「仕方ないですね。トレードオフなので。冬じゃなくて良かったですね。倍は死んでましたよ。福祉カバーしましょう」

と言うべきなのだフリーランチはないので。覚悟を持って決断発言しましょう。

政治から、我々は残酷スライダーを左右に動かすことしかできない。

全員を幸せにできるのは技術革新だけ。それには研究、開発、研究開発に死ぬほど金をかける必要がある。

で、君たちは投資しているかIEEEで発表しているか?してないよな。しよう。

政治をしよう。浅い知識押し付け合いではなく。勉強する気もなくて利害調整すらできない人々は、自転車置き場の屋根の色について話そう。

政治の話について例えば、安定度を低くすれば発電効率を上げることができる。けど、電気は止めちゃいけないし脱輪はフツーに事故効率が悪いのであんまいじりたくないよねみたいな会話があったとする。これはちゃん政治だ。当たり前なので誰も話さないだけで。

https://em.ten-navi.com/dictionary/2373/

https://www.iee.jp/pes/termb_079/

2023-05-31

田園都市線商業施設

先月あがってきた anond:20230425205238 をみておもったけれど、田園都市線は駅間が短いわりには大半の駅に東急系列商業施設があるよね。駅によっては他駅の商業施設に歩いていけるレベル。というわけでどのくらいあるのかしらべてみたらこうなった。

商業施設こそないもの東急ストア (スーパーマーケット) はあるという駅は、高津駅梶が谷駅宮崎台駅宮前平駅藤が丘駅田奈駅つくし野駅つきみ野駅

田園都市線商業施設東急ストアもない駅は、池尻大橋駅駒沢大学駅桜新町駅二子新地駅すずかけ台駅の (27駅中) 5駅しかない。5駅ともとなりの駅には東急ストアがあり、しかも駅間が2km以内なのであるいて行けないことはないが...。

商業施設以外にも、生活インフラ (電力会社ケーブルテレビなど) を東急提供していたりするので、田園都市線沿いは生活自体東急一色にそまりやすいのだ...。

...とはいえ田園都市線のほぼ全線において国道246号線東京都首都高速3号渋谷線・神奈川県東名高速道路と並走している (もしくは非常にちかい場所にある) ため、東急以外のお店もふつうにある。脱線するけど、特筆すべきは青葉台から2kmバス10分くらいの距離東名高速道路の港北パーキングエリアにいけるため (しかも最寄り駅が「北八朔公園東名口」のため「東名」さえおぼえておけばたどりつける) 、東海地方限定商品比較的てにいれやすいかも。

2023-05-30

新婚夫婦が一つ屋根の下で見つめ合いながら

照れワーク♥

2023-05-27

anond:20230527192815

しろルームシェアいから「一つ屋根の下で暮らしてる=セックスOK」なわけねーだろバーカって感じだぞ

anond:20230527075358

「一つ屋根の下で二人きりで暮らしてても手を出さない」とか男の描くラブコメ主人公だろ。

女の描く男のほうが「誘ってるのか?」「おまえが悪いんだぞ」「もう我慢できない」とか言って手を出してくる俺様イケメンだぞ。

2023-05-24

anond:20230524162526

洗濯機、分解可能にする案はあったのだがほぼ確実に毎日日本のどこかで屋根が吹っ飛ぶという結論に達してな

2023-05-22

anond:20230522231851

自転車置き場の屋根の色理論よな

知識関係なく誰でも参加して語れるから議論が白熱する。

2023-05-19

[]すずめの戸締まり29周増田

映画『すずめの戸締まり』の映画評を定期的に投稿している増田。鑑賞のたびに新たな発見がある模様。

回数(*)
日付
備考
42022-12-11anond:20221211214034"考えてみるとほぼ毎週見てますねぇ!"
"若い人が多いと屋根が直るのとカーナビのとこで笑いが起きるんだけど、一体感あって好き"
52022-12-18anond:20221218211349前の席に座ったのを後悔したものの結局楽しんで観ちゃった
62022-12-24anond:20221224211801学校地震の時、戸をスッと開けてる有能がいた
72022-12-29anond:20221229163356初のIMAX
82023-01-08anond:20230108140544おじいちゃんかに隻腕だわ
92023-01-15anond:20230115192154すずめの戸締まりダイナミックコード説
102023-01-22anond:20230122173003スクリーンがピンボケするトラブルが発生
"次は字幕童貞かやるなら4DX童貞も捨てたいですね…生(レア)でね"
112023-01-28anond:20230128144537"ポスター買おうかと思ったけどすずめの戸締まりが大好きな人みたいで恥ずかしいからやめた"
122023-02-04anond:20230204210408"最初の後戸の真水の質感とかすげーよ"
132023-02-11anond:20230211154320ロングヘアの同級生名前マミだと判明
142023-02-12anond:20230212171443"あと、吉幾三聞き取れた。スナックでグラスに氷入れてるとこだ!"
152023-02-19anond:20230219201955"すずめが温泉廃墟行くときダイジンの声してない?"
162023-02-23anond:20230223144114えらい短い。飽きたのだろうか
"ただ、今日シネコンで観たのに流し見気味で、見飽きてきてんのかな?"
17
18
2023-02-25anond:20230225202537杞憂だった模様
"禁断のすずめ二度打ち"
192023-02-26anond:20230226144339金熊賞を逃す
"すずめは…しくじったんだね" "私が金玉賞をあげるよ!"
202023-03-04anond:20230304180609トローチを一日一箱舐めて舌がズタズタになった模様
"なんだか集中できず…"
212023-03-05anond:20230305170513"スーパー面白かった…昨日はつまんなかったのになんでェ~?"
"楽しいなぁ幸せだなぁしか考えられない"
222023-03-13anond:20230313193920"最初の戸締まりのン゛ゥ!って気合い声すき"
232023-03-18anond:20230318220124駐車券を紛失し焦る。"ミミズ東京の後戸の泣きギレすずめすき"
"守るのはいいけどダイジンが顔に股間を近づけてるのが気になる"
242023-03-19anond:20230319185422"券売機で小銭をぶちまける。店員さんに助けてもらう。誠にごめんなさい。"
252023-03-25anond:20230325224118スタッフロールに王珍珍の名前発見
26
27
2023-05-05anond:202305051835521か月ぶり。初の平日レイトショーに参戦。シン・仮面ライダーも4回目に突入
282023-05-13anond:20230513175140背景画集を購入
292023-05-14anond:20230514145727"愛媛ミミズが出現したあたりから、急に面白くて面白くて仕方ない!やられたぜ!面白い展開をテンポ良く入れたな!"
"最初の30分で、俺はこれからの90分を淫乱に盛り合えることを確認した"

(*)1~3回目は発見できなかったため省略

2023-05-17

anond:20230517114839

増田『車のエンジンがかからないの…』

上司『あらら?バッテリーかな?ライトは点く?』

増田『昨日まではちゃんと動いてたのに。なんでいきなり動かなくなっちゃうんだろう』

上司トラブルって怖いよね。で、バッテリーかどうか知りたいんだけどライトは点く?』

増田今日は○○まで行かなきゃならないから車使えないと困るのに』

上司『それは困ったね。どう?ライトは点く?』

増田『前に乗ってた車はこんな事無かったのに。こんなのに買い替えなきゃよかった』

上司『…ライトは点く?点かない?』

増田『○時に約束からまだ時間あるけどこのままじゃ困る』

上司『そうだね。で、ライトはどうかな?点くかな?』

増田『え?ごめんよく聞こえなかった』

上司『あ、えーと、、ライトは点くかな?』

増田『何で?』

上司『あ、えーと、エンジンからないんだよね?バッテリーがあがってるかも知れないから』

増田『何の?』

上司『え?』

増田『ん?』

上司『車のバッテリーがあがってるかどうか知りたいから、ライト点けてみてくれないかな?』

増田別にいいけど。でもバッテリーあがってたらライト点かないよね?』

上司『いや、だから。それを知りたいかライト点けてみて欲しいんだけど』

増田もしかしてちょっと怒ってる?』

上司『いや別に怒ってはないけど?』

増田『怒ってるじゃん。何で怒ってるの?』

上司『だから怒ってないです』

増田『何か悪いこと言いました?言ってくれれば謝りますけど?』

上司大丈夫から。怒ってないから。大丈夫大丈夫から

増田『何が大丈夫なの?』

上司バッテリーの話だったよね?』

増田『車でしょ?』

上司『ああそう車の話だった』

増田友達との約束時間にもう間に合いそうにないわ』

上司ライト点いた?」

増田『なんの?』

上司『車の』

増田『あっ 屋根ライトついた」

上司屋根?』

増田『聞こえなかった?』

上司・・・いや、聞こえたけど』

増田『じゃどうして聞き返すの?』

上司・・・ごめん』

増田『ごめんじゃないわよ。急いでいるのに』

上司『えっと、屋根って室内灯のこと?』

増田ちょっと待って、友達電話するから

上司『あ、うん、OK

増田もしもし、あ、あたし。車壊れちゃってさぁ』

  • 8分経過 -

増田『うん、そういうわけだから、じゃまた掛けるねー』

上司『終わった?』

増田『なにが?』

上司・・・いや、いいや。で、室内灯はつ・・・

増田ちょっと待って、いいやってなに?』

上司『は?」

増田『あのね、確かに私はあなたに助けてもらっているかもしれないよ』

上司『いや、大したことじゃないし・・・

増田『でもね、困っている人を助けるのってフツーじゃない?』

上司・・・

増田『助けてやってるみたいな感じで、いやいいとか馬鹿にしてるの?』 

上司・・・

2023-05-13

バイクに乗るためのハードル

  • バイクを操る体力
  • 屋根付きの駐車スペースがある一軒家

この2つがなければ、バイカーになるのは難しい。

2023-05-11

anond:20230511125156

石川屋根直そうとハシゴに登ったところで地震にあって転落死した爺運悪すぎてワロタ

2023-05-09

富山を出たアラサー女だけど、富山じゃなくても実家を出ていたと思う

https://anond.hatelabo.jp/20230503204955

https://anond.hatelabo.jp/20230508191146

これらを受けて増田が思っていることや増田実体験をちょっとだけ書くね。ちなみに増田富山富山市ではない)出身30代未婚子なし女です。現在は都会で一人暮らしをしています。将来めっちゃ不安だけど自分で蒔いた種だし、なるべく迷惑かけずに死ねるように頑張りたいなと思いながら生きています

ちなみに雪かきは男女ともにやっていたよ!何なら男性の方が屋根雪かきとかタイヤ交換とかやらされがちな傾向があって大変だったのではって増田は思うよ。そんな感じの性別による役割分担がはっきりしている傾向はあったんじゃないかな。それが富山県ならではなのか、そうでないのかは増田には判断つかないですが。


社会科の授業で、「持ち家率上位!」「共働き率上位!」「貯蓄率上位!」という話は聞かされた。実際に教師やそれ以外の大人富山県民も、こうした点で他の県より優れている!(だから富山は住みやすい!)という気持ちを持っている人が多数だったと感じている。

増田が思うに持ち家率が高いのは土地が安いから、貯蓄率が高いのはただ単に県内お金を投じて遊んだり買い物したりしたいと思える場がないからで、それらが合わさってじゃあ広い家を買って住もうとなるんじゃないかな。そもそも増田の周りは三世代同居のお家が多かったから、祖父母先祖代々の土地を持っているのが前提なのかなとも思ったり。

共働き率が高いのは、今はどうかは分からないけれど、増田子供の頃は父が正社員、お家の大黒柱で母がパートという家庭ばかりだった。増田は必ずしもこれが『女性にとっての働きやすさ』には繋がらないと思っていたし、富山就職しなかった理由の一つもこれだった。


冬の富山県では雪が降る。めっちゃ積もる。だからこそ水不足とは縁がないので、悪いことばかりでもないんだけど。

増田が通っていた小学校は、増田の家から子供の足で歩いて20分くらい。小学生特に低学年にはまあまあ厳しい道のりだ。雪が積もっていればもっと時間がかかる。時には吹雪いて目の前に来ている車すら見えない日だってある。

そうなるとどうなるか?親が車で送迎をすることになる。そしてその親の9割は母親だ。幼稚園保育園卒業たからといってお迎えがなくなるわけじゃない。

中学校になると小学校より更に校区が広がる。自転車で片道30分近くかかる道を登下校することになる学生もいる。自転車で30分かかるような距離を雪の日に毎日徒歩で登下校するのは、出来なくはないがまあまあ厳しい。スクールバスなんてものはない。だから結局、中学でも親の送迎がある。もちろんこれも母親と思しき軽自動車ばかりが校門前に並ぶ。

高校になると送迎から解放されるか?そんなことはない。自転車で通える範囲高校に通う学生は多い。中学と同様、自転車で片道30分もかかるような人だと、雪の日の送迎はほぼ確実になる。

電車で通う学生はと言うと、大半の学生は自宅から駅までの距離がやっぱり遠い。中学から家の比ではない学生も沢山いる。そんな学生達の行き帰りの足になるようなバスはない。結局、駅から自宅までの送迎の車が駅前に並ぶ。…やっぱり軽自動車が多め。

こんな感じで冬の間、ずっと子供の送迎問題が出てきてしまう。子供免許を取れる18歳になるまで。…そんな環境で、送迎を主に担う人間に重い仕事を投げられるか?管理職になれるか?…無理じゃね?はい、綺麗なマミトラックの出来上がり!

実際増田中学生や高校生くらいの頃は、母がパートを中断して送迎して、その後また働きに行く姿を見て、あっこれ増田存在が母のキャリアの妨げになっているな…ってめちゃめちゃ思ってた。ごめんよお母さん。

雪でも歩いて帰れって?毎日1時間以上かけて?部活の後に?その後たっぷり課題と予習復習もやらなきゃいけないことを考えると学生的にもマジで無理ゲーなんですよ。特に増田は体力ないのできつかった…富山の雪って水分含んでるからめちゃめちゃ体に張り付いて体力奪うんだ。それで寒いからってスカートの中にジャージ履いたら先生に怒られるしさー。

父親父親責任のある仕事に就いて毎日がっつり残業していたので、こういう急な送迎とかは無理でした。そのこと自体もかなり問題だとは思ってるよ!男性ばっかり長時間労働させられてたってことだし。

雪国田舎公共交通機関とかがしっかりしてないとこうなっちゃうんですよね。車がないと生活できないってことは、車を持てない子供日常にも、子を持つ親の日常にも、それぞれ支障が出るってことだと増田は思います

こういう状況を何とか出来ない限り、あの環境で家庭持って子供作ろうとは思えないなー。東京でも家庭持ってないけどな!ガハハ!!


車について他に思うこと

子どもの送迎で時間が奪われがち、送迎を担う者の働き方が限られがち、以外にも車がないと生活できない土地について思うことがある。

まず信号機が少ない!!横断歩道も少ない!!これによって何が起こるかと言うと、大人子供もおじいさんもおばあさんも、みんな等しく信号機横断歩道のない場所で急に飛び出してくる。

車の数も少ないし田んぼばっかりなので見晴らし自体はいいんだけど、それにしたってあんなに急に人が出てきたんじゃ避けられないよー!みたいなシチュエーション、親の車に乗っていた時にも何度か遭遇した。今はドライブレコーダーとかあるからましになっていたりするのかな。

そんな感じの道が大半な一方、ここは交通量多いでしょ!とかここは見晴らしよくないでしょ!みたいな道路信号機がついてなくて、対向車やバイクや人が急に出てこないか怖くなっちゃう道も沢山ある。

車がないと生活できないのなら、車で普通に走っているだけでも加害者になりかねないような危険道路には対策を打って欲しいよ。予算がないから無理なんだろうけど。

anond:20230509161407

田舎の女が体調崩しても病院受診させて貰えない、入院させて貰えない、入院してもさっさと退院して働けと言われる

って話は割と聞く

雪国によくある嫁いびりとして「屋根雪下ろしを嫁に一人でさせる」ってのがあるってのも聞いたなー

屋根から落ちて雪に埋もれて死亡→雪が解ける春になってやっと発見された、

かい都市伝説都市じゃないけど)があるとか何とか

2023-05-07

anond:20230505084631

映画とか小説とかって

表現の裏側には造り手のメッセージがあるみたいな感じにいつの間になったんやろな。

商業書き手の側の視点説明すると、「そのほうが完成できる可能性が高いから」ってのはかなり大きいです。

メッセージってのをテーマ、と呼んでみるとして。

映画制作はそこまで詳しくないけれど、小説だのシナリオだのを一本設計して書くって結構ボリュームがあって、そのボリューム構造体を作るってのはノープランだと途中で失敗したり完成しなかったりコスパ悪いわけです。物語設計する以上、建築なんかと同じく、間取り決めて柱を立てて梁めぐらせて屋根床壁ってつくってのが効率いいし楽だしスケジュール見えるんで便利なんですよ。

テーマっていうのは柱や梁に相当するものなわけで、最初にそれを立ててそこに屋根壁床に相当するエピソードをはめ込んでっていう手法で作るのが、安定するし出来が良くなる。こう説明ちゃうと「楽したいだけかよ」って思われるかもしれませんが、そういう設計技術を使ってすら往々にして失敗して空中分解するのが物語設計やら小説執筆なわけで、そういう設計無しで作るって至難なんです。

テーマメッセージが全く存在しない物語を作れって言われるのは、羅針盤無しで太平洋突破とか、そういうレベルものすごく難易度が高い。水気が多くてすぐ溶けちゃうドロドロ粘土だけで家建てろってくらいつらい。しかも、そうやって頑張って柱も梁もなしで作り上げた物語ですら、建築後には柱っぽい、つまりテーマっぽいものが見える可能性すらある(誤読含む)わけで、そういう意味では油粘土オンリー建築よりもさら難易度高いと言えると思います

キャラ同士の関係とか物語の展開とかを排除して、シュールギャグだけで一本小説書くとかってのが、それに近いものだと思いますけれど、そういうのは本当に難しいです。

2023-05-06

妹がこわい

十年以上口も聞いてくれない妹がいるので帰省するのがこわい、という話。

増田社会人である

妹と最後に会話が成立したのは、十数年前に妹が「行きたい大学を探すために上京してドミトリーに住みながらバイトする」と言い、その資金として家の物品をハードオフに持ち込もうとするのを止めるため言い争ったときだと思う。妹は感情的であり行動力があるので、時折そんな無茶をしては両親や増田が止めていた。

増田帰省していると、妹は食卓にも来なくなったり部屋に引きこもったりするので、本人にも親にも申し訳なくて、「たまには顔を見せて」という親の気持ちと板挟みになるのがつらく、このGW帰省して同じ辛さを味わってきた。

以前、増田帰省時に体調を崩したとき結果的に陰性だったが)増田のことを犯罪者人殺し扱いして呼んだり、「3人(※父母妹)の命が大事から」とあえて家族LINEに書くくらいには嫌われている。そういう過激なことをするたびに父母は心を痛めるのだが、「両親を悲しませたのはお前のせいだ」として怒りが増田に向くのでたまったものではない。

から癇癪持ちの人で、理屈より自分感情を優先する人間なので、反論をすると暴れるか引きこもるので、大人としての話し合いができない。

挨拶をしても無視されたり、舌打ちされたり、あるいは一方的に「お待ちが帰ってくると食費がかかるから早くでていけばいいのに」ということを空に向かって言う。反論すると結果的に親が悲しむだけなので、無視するしかない。最近は、同じ屋根の下にいるだけで身体が震えるくらい恐ろしい。三十を過ぎた大人である

同じような関係性をもつ人がいたら、どうやっていなしているのか聞いてみたい

妹がこわい

十年以上口も聞いてくれない妹がいるので帰省するのがこわい、という話。

増田社会人である

妹と最後に会話が成立したのは、十数年前に妹が「行きたい大学を探すために上京してドミトリーに住みながらバイトする」と言い、その資金として家の物品をハードオフに持ち込もうとするのを止めるため言い争ったときだと思う。妹は感情的であり行動力があるので、時折そんな無茶をしては両親や増田が止めていた。

増田帰省していると、妹は食卓にも来なくなったり部屋に引きこもったりするので、本人にも親にも申し訳なくて、「たまには顔を見せて」という親の気持ちと板挟みになるのがつらく、このGW帰省して同じ辛さを味わってきた。

以前、増田帰省時に体調を崩したとき結果的に陰性だったが)増田のことを犯罪者人殺し扱いして呼んだり、「3人(※父母妹)の命が大事から」とあえて家族LINEに書くくらいには嫌われている。そういう過激なことをするたびに父母は心を痛めるのだが、「両親を悲しませたのはお前のせいだ」として怒りが増田に向くのでたまったものではない。

から癇癪持ちの人で、理屈より自分感情を優先する人間なので、反論をすると暴れるか引きこもるので、大人としての話し合いができない。

挨拶をしても無視されたり、舌打ちされたり、あるいは一方的に「お待ちが帰ってくると食費がかかるから早くでていけばいいのに」ということを空に向かって言う。反論すると結果的に親が悲しむだけなので、無視するしかない。最近は、同じ屋根の下にいるだけで身体が震えるくらい恐ろしい。三十を過ぎた大人である

同じような関係性をもつ人がいたら、どうやっていなしているのか聞いてみたい。

人間はなぜたこを蛸だと思い込むのかC:。ミ

たたみ100畳分の巨大たこ 民家の屋根に落下 埼玉 春日部

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230505/k10014058431000.html

このニュース見出しを読んだ私は巨大な海洋生物タコ想像した。

サムネも見ていたにも関わらず、「どういう態勢なんだろう」と動物的な何かを前提としたボヤキを脳内に浮かべていた。

凧やんけ!!!

ただまあ見出しを読む限りどう考えても凧である

「たたみ100畳」ある蛸は現在見つかっていない。

同じ頭足類で巨大なことで知られるダイオウイカもそこまでではないだろう。該当するならクラーケンくらいか

ていうか動物の大きさをたたみに例えることってあるんだろうか。

「民家の屋根」に落下する蛸はまあいないとは言い切れないが、普段陸にいるわけではないし空を飛ぶわけでもない蛸が屋根に落下する確率は凧にくらべてかなり低いだろう。

サムネで一番目立つの緑色下地に黒い文字で何か書かれているところだろう。

一般的に、蛸はこのようなきれいな緑色をしていない。

ただこの点に関しては言い訳できて、蛸がサムネのような赤色になることはあるし、サムネのようなきれいな緑色海藻そばに出没することも稀ながらまああるはず。

言い訳してみたけどやっぱり今はもう布と家にしか見えないやごめん。

とにかくどう考えても凧のはずなのに蛸だと思いこんでしまった。

そして「蛸をイメージしちゃったわーてへへ」みたいなブコメでも書こうかとブコメページを開いたら…すでにそう書いているブクマカがいるではないかしかもたくさん!

どうしてみんな間違えるんだ?

私は少なくとも自分が何故間違えたのか理解できておらず、巨大蛸へのあこがれが目を曇らせたくらいしか思いついていない。

もし理由がわかる人がいれば教えてほしい。

2023-05-05

anond:20230505114419

さすがに草 よく結婚できたな

屋根工事で来た女性とその父親に「娘さんは結婚しないでこんな仕事を?」など。

anond:20091120144905

私の父親

葬式喪主なのにボーッと突っ立っている。

初対面の人に失礼な質問をする。

屋根工事で来た女性とその父親に「娘さんは結婚しないでこんな仕事を?」など。

転職を15回ほど繰り返し、現在警備員

明らかに何かの障害だと思う。

たいていニタニタと笑っている。

診断が付くとしたら、何なのか。

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