はてなキーワード: 格安とは
日本一のオタクイベントコミケも、マイナージャンルのオフイベも、なぜか東京でしか開催されないのだ。
年3回程度東京に行くと考えてもバカ正直に新幹線に乗っているとお金が足りない。ので
私はせめて交通費だけでも安くしようとしていた。
京都住みJD。詳しいジャンルは伏せるがゲーム系男性向けジャンルのオタク。
があげられる。
では次に、大阪(新幹線は新大阪)〜東京間(片道)として料金・所要時間を比較しよう。
新幹線(ひかり・こだま)の自由席料金、新幹線(こだま)の指定席料金についてはそれぞれのぞみの自由席、ひかりの指定席と同じ値段なので一部省略している。
https://www.jr-odekake.net/railroad/ticket/guide/express_tickets/limited_express03.html
手段 | 値段 | 時間 |
---|---|---|
バス(夜行) | 4000〜10000円 | 約11.5時間 |
バス(昼行) | 3000〜5000円 | 約10時間 |
新幹線(のぞみ/通常期/自由席) | 13870円 | 2.5時間 |
新幹線(のぞみ/通常期/指定席) | 14790円 | 2.5時間 |
新幹線(のぞみ/繁忙期/指定席) | 14920円 | 2.5時間 |
新幹線(のぞみ/最繁忙期/指定席) | 15120円 | 2.5時間 |
新幹線(のぞみ/閑散期/指定席) | 14590円 | 2.5時間 |
新幹線(ひかり/通常期/指定席) | 3時間 | |
新幹線(ひかり/繁忙期/指定席) | 14920円 | 3時間 |
新幹線(ひかり/最繁忙期/指定席) | 15120円 | 3時間 |
新幹線(ひかり/閑散期/指定席) | 14590円 | 3時間 |
新幹線(こだま)/通常期/指定席) | 4時間 | |
飛行機 | 5000円〜15000円 | 1.5時間 |
鉄道(鈍行) | 8910円 | 9.5時間 |
この中でおすすめしたい順番は
バス(夜行)>新幹線(こだま)>新幹線(のぞみ自由席)>バス(昼行)=飛行機>鉄道(鈍行)
になる。
あとwillerのプレミアム会員は年3回以上乗る人は元取れるし最安値狙えるのでおすすめ。
飛行機は格安を使えば安いが、空港までの所要時間が長いのでお勧めしていない。
手段 | 値段 | 時間 |
---|---|---|
特急はるか | 2410円 | 47分 |
鈍行 | 1160円 | 約1時間 |
リムジンバス | 1350円 | 約1時間 |
となっている。さらに、羽田or成田から目的地までの料金も追加される。
手段 | 値段 | 時間 |
---|---|---|
鈍行 | 510円 | 約45分 |
リムジンバス | 1000円 | 約40分 |
手段 | 値段 | 時間 |
---|---|---|
鈍行 | 800円 | 約45分 |
リムジンバス | 800円 | 約30分 |
手段 | 値段 | 時間 |
---|---|---|
鈍行 | 1170円 | 1.5時間 |
リムジンバス | 3100円 | 約1.5時間 |
手段 | 値段 | 時間 |
---|---|---|
鈍行 | 1650円 | 1.5時間 |
リムジンバス | 3600円 | 約1時間 |
また、飛行機は出発時刻の1時間前に空港に着いておく必要がある。慣れている人は若干時間が短縮できるが、それでもその分所要時間が増えることは変わらない。
また、飛行機は荷物の制限がある。お土産や戦利品など、場合によっては別で送る必要があることも飛行機をお勧めしない理由になる。
昼行バス安いじゃん、どうしてここまでお勧め度が低いのかと思った人もいるだろう。
そんな人は一回乗ってみてほしい。きついから。大学生でもきつかった。
また、昼行バスは安いが 予定の前日が空いている、もしくは予定が夜にある前提となる。
そして(休憩はあるが)約10時間バスに閉じ込められる。日中の時間をほぼ全てバスに閉じ込められていることになる。
友達の家に泊まるなどしてお金を浮かせられることもあるが、誰しも友達が首都圏に住んでいないため省略する。
バスは体力がなくて乗れない、という方へ。
新幹線をより安く利用できる「ぷらっとこだま」というサービスがある。
https://travel.jr-central.co.jp/service/info/kodama/p1.html
GWや年末年始、お盆など一部除外期間はあるが、大規模イベント以外のジャンルオンリーなどには使える。
これはJR東海ツアーズの提供するこだま指定席が安く買えるサービスで、東京〜新大阪は11210円。安い。
もちろん上の表にある通り4時間かかるため、サークル参加の場合は使えない(新大阪発こだまの始発は7時54分)が、遅めの予定の場合には十分候補に入るだろう。
なお、前日までに予約が必要なのでご注意。
交通費節約の観点からすると、それでもどうしてもという場合にのぞみを使うことになる。
のぞみを安く乗る方法については検索するとたくさん出てくるのでそちらを参照してほしい。
また、学生は通常運賃に学割が適用できるのでぜひ学割を使おう。最近みどりの窓口めっちゃ混んでるけど。
何か書こうかと思ったけどいつもその辺を散歩して時間潰しをしているので特に描くことがなかった。
上で夜行バスがおすすめ!と書いたはいいが、女性の場合は大きな壁が立ちはだかる。
「メイクどこでするんだ」
その通り。増田は初めての夜行バスの時に大型連休はずれてるからと余裕をぶっこいていたら
東京駅のトイレを歩き回り……という酷い有様で2時間を水の泡にした。(トイレのパウダールームでメイクをすることは推奨されていません)
めちゃくちゃ早く到着したのに国際展示場につくのは予定より遅れてしまった。まあ開場には全然間に合ったが。
「高速バス メイク」などで検索すると各バスターミナルごと、近くにあるパウダールームなど紹介があるが、そこには基本いけないと思って良い。
土日はいつでも満タンだ。そもそも女子は1時間かけてメイクをするので、ちょっとあるパウダールームごときではキャパが足りないのだ。
3時間高くても1500円程度で利用でき、ついでに時間潰しにも使える。
コテやアイロンについては持参になるが、その辺りはロッカーにしまうなどしてどうにかしたい。
交通費問題とは関係ないが、夏コミで日焼け止めを塗ってこないオタク(特に男性)が多いので日焼け止めを塗ってほしい。その日の晩にお風呂できっと痛い目に遭うから。
夏コミは過酷だ、というよく情報を耳にするが、実際のところどれくらい過酷なのか。
・待機用折りたたみ椅子
で十分だった。
パンチすると冷える保冷剤・塩タブレットも持っていったが、使用することはなかった。
アーリー入場でも10時半にならないと入れないので、結構待つ。それなりの装備で行くことをおすすめしたい。
通常の午前入場の場合は入れるのがお昼になったりもするので、もう少し多めにスポドリを持っていくといいだろう。
フェイスタオルは被る用と予備の1枚ずつ。帽子を持っている人は持っていってもいいと思う。
ミニ扇風機は夏になるとダイソーで売っている。あると便利。手動のものより電動の方をおすすめしたい。同じくスマホショルダーの紐とストラップ用の紐をつけると方に扇風機が下げれるので良い。
安くて便利なストックをいかにそろえるか、いかに調理するかにかかっている
10種類以上ある。
野菜を1-2品追加して調理するタイプで場合によっては追加追加追加でいろんな具材を足してもいい
1点のみの野菜を大量にぶっこんでもいい
究極限界なら野菜はすべて根を切ってないモヤシをぶちこんでもいい
味が違ってそこそこ食える
丼飯は手軽
・定食
これを20分で賄うには冷凍食品や総菜などの市販品をフル活用することになる
副菜は栄養を補うためのものだが、ぶっちゃけ口の中を味変できればなんでもいい
味卵でも目玉焼きでもポテサラでもヨーグルトでもプリンでもなんでもいい
などなど
付け合わせが欲しかったら根を切らないモヤシでも炒めて塩コショウを振って出せばよい
・麺類
主役を張る1品料理
おかずはフライパン一つで作ればよい
・パン食
チーズ、ハム、卵、トマト、レタス、冷凍ハンバーグ、ジャム、スプレッド系を駆使し、一食1斤を食する究極の手抜きである
トースターで食べながら焼くというお手軽さから時短かつ格安で構成が可能
業務スーパーのポテサラ、マカロニサラダなど大容量品との組み合わせもうまい
・ピザ
スーパーのインストアでも売ってるし冷凍食品売り場でも売ってるしピザパン5個入り400円でも売ってる
・それでも野菜が食べたい
米、汁、いらん
洗ってちぎって盛って生野菜を食えばいいのだ
ゆで卵、かにかま、サケフレーク、ツナ缶、鯖缶、ちりめんじゃこ、豆腐などなどをぶち込んでゴマダレやしそドレをぶっかけて食え
心理検査は「こいつやべえから落とすわ」といった性質のものではありません。以下の様なことを目的に行われます。
これらの仕組みは、採用に対する倫理・コンプライアンス基準に準拠していますから、「こいつキチガイだから入れない方がいい」みたいな結果を出力するような仕組みはそもそもありません。
そして、重たいテストは実施する側も結構なお金がかかるので、特に後者の場合は確定した人しかやりません。
前者の場合でも基本的な選別をした後でしかやらないものです。ですから、これを課されている時点で何が何でも落とせと言う雑な段階はクリアしているはずです。
ですから、このような試験をたくさんうけている、ということは、きっと多くの内定を得られる優秀な人なのだと感じました。
がんばってくださいね。
最近は採用支援AIシステムを名乗る、お前絶対AIじゃねえだろ見たいなクソシステムがかなり出回っている。
これらの中には、昔から慎重に行動している採用支援・人事支援の業者だけでは無く、ぽっと出てきた怪しい奴がたくさんある。つうか出過ぎ。
ベンチャーが作ったから怪しい、でもなく、大手でも怪しいゴミがたくさんあるのでブランドに騙されるな!
こいつらはインチキ心理テストに毛が生えたようなもので、全然科学的裏付けが無い。無いのだが、なぜかAIだと言う看板をはっつけることで、全部ブラックボックスにされており、これを採用しているところがそれなりにある。
また、昔から能力テストを開発してきた業界はそれなりの倫理観を持っているが、こう言う新興のやつはそんなものは無くて、バイアスバリバリ、偏見丸出しの結果を出したりする。クソオブクソ
数年以内に辞める可能性とか、企業の分析をせずに出してる奴、お前だよお前。ばかじゃねーのか恥を知れクソ共!人間の差異より企業による差異の方がでけえじゃねえかくたばれ。
すまん、取り乱した。
何でこんな物が流行るか。それは人事のアリバイに便利だからだ。
今更だが、就職活動は大量応募、大量落選の時代である。そのために足切りをするのだが、正直、足切りをする理由が足りない。
実務家からすれば、適性を判断する方法などいくらでもあるだろうと突っ込みたいところだが、人事がその判定をできる事など、ない。そこで、このような実行が怪しい心理テストをやるのである。
就活は情報戦だ。しょせんはこういったもんだ、中の人そこまで考えてねえ、言う事を認識しよう。
真っ正面から素朴に望むのでは無く、そう言うもんだと思ってやるべき。
定番の対策がある場合は一冊本を読んどくぐらいで、就職活動時は他の事に注力した方がいい。
少なくとも、それを気にして増田の方が消耗する意味は無いし、することもないよ。増田を否定しているわけじゃ無い。
気にするだけ損。ドライに行こう。
大学4年生です。ちょうど就活を終えたので、周りの学生や親に対して思ってることを書きます。
俺は 公立小中→県立高→早慶→有名企業 ってルートだけど、学校の勉強のお陰で、人生がめっちゃスムーズに進んだんだよね。
地元の公立中は意識低い人ばっかで、少し頑張ればほぼオール5が取れた。県立高校入試は内申点が4割だったから、簡単に偏差値70のトップ校に入学できた。
高校入ったら、これまで必死に勉強して燃え尽き症候群状態の人ばっかで、内申点の余裕で気力を温存してた自分は一発目から上位に食い込めた。
3年間優等生で通して、指定校推薦で早慶に進むことができた。(私立と違って、公立は純粋に成績良い人に指定校渡すよ)
大学でもGPAはしっかり取って、お陰で交換留学選考を余裕で突破できた。半年留学しても100万以下で収まって、格安すぎた。そして成績優秀者だから給付奨学金40万の案内も来た。
就活でも、成績証明書の提示を求める企業は意外と多くて、「履修データセンター」なる専用サービスもある。
GPAが高い自分は好印象で、内定の決め手の1つだったと思う。
交換留学+GPA+バイトエピソードで、大手から3つ内定もらった。
ということで、世の中「学校の勉強」を軽視する人ってめっちゃ多いけど、少し頑張ると、こんな感じで人生前半がめっちゃスムーズに進みます。
レーベルによる分類はともかく、文庫本サイズでない、新書サイズ(ノベルスサイズ?)の本をラノベにカウントしてんのが違和感。
ライトノベル・オールタイム・ベスト100を考える - WINDBIRD::ライトノベルブログ
https://kazenotori.hatenablog.com/entry/2024/04/14/210537
古の出版社業界では新書サイズのがライトノベルだったんだろうか?
そうするとライトノベルってマジで定義し辛い何かになってしまうが
もしかして宮部みゆきや京極夏彦をラノベって言っていたのは単なる嫌味ではなく本当にラノベと思っていた…?
具体的にどれ?と言われたので幾つか上げておく
https://kazenotori.hatenablog.com/entry/2024/04/14/210537
自分が本読んでた時期は少なくとも、アニメマンガ調イラストの格安文庫本のレーベル=ライトノベルと言っても問題ない状態だったのでこういう違和感を覚えた。
最近のは確かにソフトカバーのも多いけど、「空の境界」の講談社ノベルス版が出た頃には色々反発有ったことを考えるとノベルスってのはライトノベルとは相容れないジャンルなんだなって印象が強い。
キャンプ歴3年目(通算60泊)にしてキャンプ場で音楽を垂れ流す人の特徴を完全に把握した
遭遇した音楽垂れ流しは10組にも満たないが、共通点を洗い出した
1.貧乏
2.初心者
キャンプに意気込みを感じる、時間をかけてテントを設営して音楽をかけて焚き火してキャンプ飯を作って酒飲んで目一杯キャンプを楽しでる
3.複数人
仲間といるから気が強くなって、なんでもできる
※ちなみに年齢は関係なかった
[B! evernote] さようなら、全てのエヴァーノート - 本しゃぶり
自分の場合、2015年のフィリピン滞在中(2週間ほど)にEvernoteのPlusプランを契約したので、550 PHP/年(≒ 1,500円/年)と格安で契約できていた。
その後、帰国してからも更新して使い続けていたけど 550 PHP/年は変わらなかったので、契約時にIPアドレスで国を判定して「契約した時の滞在国の通貨」が適用されるという仕様だったのだろう。
この契約がPersonalに移行されたらどうなったかは興味はあるけど、去年解約してしまったのでもうわからない。
1,500円/年なので、価格的には全く不満もなく、ずっと使い続けるつもりだったけど、macOSのアプリがバージョンアップした頃から不具合が目立つようになったので解約した。
具体的には
・たいして編集していなくてもずっと同期中・ダウンロード中になる
というあたり。
別にEV絶賛する気もないしEVだらけの未来がやってくるなんて事言うつもりもないんだけど、今どきの車のトレンドって基本低燃費だし日本に限って言えば新車が売れてない(車の需要が減ってる)だから、今のガソリンインフラの維持は確実にできないんだよな(というかすでに維持できなくて空白地帯が社会問題になってる)
だから
「商売としてなりたたないから隣町にすらないガソリンスタンドを探すより自宅で充電できたり送電線インフラに乗っかれるだけEVのほうがなんぼかマシ」
っ負のてブレイクスルーがやってくると思ってるし、
「十年前の中古ガソリン車とバッテリーだけ載せ替えたような中古EVが主流で、海外系の格安EVか車が売れない海外先行販売(新車が売れないから日本メーカーすら後回しにする)の型落ちEVの新車、その隙間にガソリンじゃないとできない僅かなニッチな需要やガソリンじゃなきゃ嫌だし中古はいやだってオタクのためのガソリン新車が走ってる」
というどうしようもない未来こそが一番あり得ると思う
この増田 https://anond.hatelabo.jp/20240328145307 を読んでいて、新人歓迎会のトラウマを思い出したので書く。
新卒で就職したのは、大手電機からリストラ分社され投資ファンドに売却された地方製造業…に、グループ内人材派遣を行う人材派遣会社だった。
当時はリストラ分社化された直後で、まだ元グループ本社からの出向社員も残っていたし、元グループ会社の看板も、営業網も使えていた。
それにに加えて、リストラ分社化された後で「これで迅速な意思決定ができて伸びるぞー」と言うお題目が信じられている頃でもあったと思う。
だからか、当時入社するプロパーの入社式はそれはそれは華々しく行われていた。
いや、華々しく行われていたのを、私たち派遣会社経由組は、敷地の隅にある人材派遣会社事務所のちっぽけか打合せ室の窓から見ていた。
プロパー新人が記念写真撮影をしているのをみて、私たちはあっちいじゃないの?と少しは思うが、当時ピッチピチの新卒で疑問に思うこともなく。
派遣会社の事務所長から何かしら訓示を受けた覚えがあるが良く覚えていない。
簡単で事務的な話だけだったので、そのまま配属先となる職場から主任が迎えに来て、職場へと向かった。大部屋式の事務室である。
課長の所で軽く挨拶した後、課員に特に紹介されたりもせず、大部屋の端にガラス張りのパーティションで囲まれた「OA室」と呼ばれる部屋に連れて行かれ、ここがお前の席だと座らされた。
周りには同じく派遣できている人たちが数人いるが、みな黙々と仕事をしている。一応会釈はしてくれるが特に会話もない。部屋の中にはサーバと古めかしいブラウン管モニタがついたCAD端末がうなり声を上げている。
15インチスクエア液晶とDELLの型落ちデスクトップを渡され、いきなり赤が入った原稿に従ってWord文書を直していくと言う仕事を振られた。
当時ピッチピチの新卒で今のようにくたびれていなかった私は、緊張して違和感を感じる暇も無かったというか、違和感を感じるような知識も無かった。
それから数日して、プロパー新入社員が挨拶にやってきた。「全員集まれ」と声がかかって大部屋の中心にみんなで集まり、彼らが新人だと紹介される。実際に配属されるのは8月のお盆明けからだが、と聞かされた。
何で8月なんですか?と、少しは話をするようになっていた主任に聞いたところ、彼らにはみっちり新人研修があるのだとのこと。
すごいね。
元グループ会社から分離したけど新入社員教育は合同で行って、元グループ会社本社にて集中的に研修するんだって。
すごいね。
そうして彼らプロパーの新人が新入社員教育を受けて、定時退社している間に、自分はみんなにシェアされる雑用便利人としての立場を明確にしていった。
忙しくなると投入され、ろくにスキルも身につかない雑用をやる。どの課に所属しているのかと言うことも曖昧だった。業務調整をする上司というものが存在しなかった上に、ひとヤマを超えると別の社員の忙しい案件に投入されるため常に長時間労働であった。OJTと言う言葉すら無かったが、仕事の特性上、割り当てられた仕事が終わらなければ終わらない。やらずに放置しても誰か別の人がやってくれるわけではない。溺れながら仕事を覚えていくことになる。
このように同じ職場のメンバーとしての一体感が生まれる事も無かったが、一つだけ一帯運用してもらえていたものがあった。それが「タイムカード押し」である。だいたい19時30分を回ると係がタイムカードを回収しに来る。彼にタイムカードを渡すと、私が自分で押さなくてもかわりにタイムカードを押してくれるというサービスである。
いや、サービスしているのはこちらか。当時ピチピチの新卒であった私は、それが当たり前だと思って、深く考えなかった。いや、考えようとしなかった。
さて、この内容を何故標記の増田から思い出すに至ったのかというと、積み重なった違和感が爆発したのが、新人歓迎会だったからである。
時は流れて8月。プロパー社員の新人が正式に職場に配属された。配属されて行われるのが、新人歓迎会である。
今までも全体の飲み会らしきものは行われているのを知ってはいたが、私がいる「OA室」の人間は誘われることは無かった。しかし、新人歓迎会と忘年会だけは別らしく、出欠席の紙が回ってきた。
私は、これを自分も歓迎してくれる会であると疑わず、出席と記入した。会費は7000円であった。高い。正直、月給額面残業代込み174,000円からその金を出すのはかなり痛かった。痛かったが、仕方が無いと思った。
そうして、久々にリクルートスーツに身を包んで、会場に着いたところ、以下の様な事が分かった。
なお、記念品として贈呈されたそのハンドブックは「仕事で必要だから」と言われたので私は自分で買っていた。彼らの初任給は、私が当時付けられる限度まで残業を付けてもらうのよりも、一切残業せず3万円は高かったはずである。
偉い人のよくわからない話を聞いて、乾杯して。新人代表のよくわからない決意表明を聞いて。なんか意味のわからない余興が行われていたのはぼんやりと覚えているが、途中でなんか気持ち悪くなり、料理も食わずに会場を抜けて家に帰った。
今なら、7000円も払ったのだからせめて夕飯代ぐらいは浮かしてやるぐらいの図太さは身につけたが、当時ピチピチの新卒だった私にはそんなものはなかった。
ちなみに、頭の中をぐるぐる回っているぐちゃぐちゃを吐き出して落ち着けたのはインターネットである。もっと具体的に言うとこの増田、はてなAnonymousDiaryのおかげである。ここで無茶苦茶愚痴を書いて、みんなにそんな会社やめちまえよって同情してもらって、やっぱりおかしいよね?おかしいよね?、と整理ができた。
そうして、スキルを磨いて、勉強して、戦略的に行動する事を心がけるようになった。
みなさんのおかげです。どうもありがとう。当時の増田がどれぐらい残っているかは、まぁ、わかんないくらい昔の話ですが。
さて、その後だが、元グループ本社のブランドが使えなくなり、営業網から外され、元グループ会社が格安で担っていた間接機能を自分でやらなければならなくなり赤字に転落。
元グループ本社から出向で在席していた人々…つまり売却に至っても本社が転籍させなかった優秀な人々…が徐々に去って、さらに買収した投資ファンドからクビ切り役人みたいな連中が送り込まれ、プロパー社員のボーナスが年3ヶ月分吹っ飛ぶ、労働組合が元グループ会社の組織から外されて見捨てられる、福利厚生が自社独自に切り替わる、など労働条件の改悪、激変が続く事になる。
当然元グループ本社と共同で半年以上かけてじっくり行われる新入社員教育なんてものは翌年以降は蒸発しなくなった。新人は極簡単なビジネスマナー講座と図面の読み方みたいな軽い教育を受けて入社後数週間で職場配置されてくるようになった。
同時に、派遣社員が増える事になった。それも元グループ本社の系列のグループ内向けの派遣会社(つまり私の所属会社)からではなく、他の派遣会社からの人材が投入される。金は無いが、今までグループ本社の機能に依存していた部分を自社化しなければ行けなかったからだろう。
さらに賃金が高い社員を中心に退職推奨と言う名のリストラが行われ、その代わりに派遣社員が加わるという事が特に現場系で進行する。更にラインまるごと海外のEMSに出されるようになっていった。
しかし、プロパー社員と派遣社員を切り分けて考えると言う企業体質や文化はそう簡単に変わるわけもなかった。妙な壁がずっとある。お給料から命令系統、食堂の食券価格や給茶機の掃除当番まで妙な区別が残り続け、それが原因でか、不合理で業務効率が上がらないことおびただしい形だった。
ただ、そうして、会社は一応は黒字になった。筋肉質になったと宣伝しているがリストラは黒字になるまでやるからリストラなのであって、黒字になるのは当たり前である。
そのタイミングで、元グループ会社本社が最後まで持っていた20%程度の株式を完全に売却する事になった。完全に手切れである。私が入社して6年ほどが立っていた。
そこで、私が所属している派遣会社も完全に撤退する事になった。元グループ本社のグループ内向け派遣会社であるからである。
かつて敷地内にあった派遣会社の事務所はとっくになくなっていた。同期もみんないなくなっていた。
そして、私に提示されたのは、派遣会社から派遣元の会社に正社員として転籍しないか、今と同じ仕事を続けられるよ、という誘いだった。
もちろん、断った。
会社側は、まさか正社員になれるのに断ってくるとは思ってもみなかったようである。それはそうだ。特に人事部門などは、痩せても枯れても元大手企業の工場で地元で最も安定した職場で誰もが就職したがる、と言う御山の大将であったからだ。
だから自分たちの仲間に迎えてあげることが最高の報酬だと思っていた節があった。だからせっかく人事に交渉して入社できるようにしてやったのに恩知らずが、みたいなことを言われたこともあった。
さて、断った結果どうなったかとと言うと、派遣会社としてはもう派遣業を拡大していないこともあり同じ地域では仕事がないといわれた。そのため別の地域に転勤になるがよいか、と。もちろんOKと言った。願ったり叶ったりだ。
そうして新しい派遣先を探るからと言うことで、改めて所有している資格などを申告せよという事になった。コツコツと勉強してとりためた資格などを開示した結果、ちょうど人手不足のタイミングと重なり元グループ本社のR&Dに派遣が決まる。
引継ぎ屋マニュアル作成をこなしながら異動の待機している間に、こんどはなんと所属派遣会社がグループ本社に吸収合併される事が決まった。
本社のR&Dに派遣ではなく異動という形で、あっと間にグループ本社の正社員になることができた。神風が吹いたと言える。
そうして今ではそれなりに暮らしているのだが、そんな今でも「新人歓迎会」と言われると、あの悪夢の新入社員一年目が、悪夢のホテルでの夜が頭をよぎるのである。
だからみなさん、相手の所属がどこだとか考えずに新人には優しくしてあげてほしい。あなたにとっては毎年来る新人かもしれないけれど、新人にとってはたった一度の新人時代なのだから。
また、新人の皆さんも、なんかおかしな事があっても人生何事も塞翁が馬である。よいこともあれば悪い事もあるが、前向きに、やってきたチャンスを掴んで離さない程度の握力を常に鍛えておく事ができれば、道は開いていくのである。
頑張ってほしい。
中小企業です。往復の新幹線旅費+宿泊の場合1日5000円しか出ないため、出張すればするほど本人負担で赤字です。でも出張命令は出る。
そこで活躍するのが高速バスです。それも路線バスではなくて、昔は格安ツアーバスと言われたバスを利用することになります。安いから。そして、こういったバスの発着、特に東京より西に向かう長距離バスは、東京ディズニーリゾートが終着点になっている事を皆さんご存じですか?
すると、こんなことが起きます。
別にうるさいとかはない。それは慣れるし、高速バスの4列シートの前に全人類は平等ですので。たまに2席まとめ売りを買って豪遊する人々もいるらしいですが、こういった不平等切符も繁忙期は販売中止になるから更に平等であります。
しかし、こんな路線図で、疲れ切ってアイマスクネック枕装備で死んだように眠るリーマンがどうなるか。みなさんわかりますか?
そう。終着バス停に流れ着くのです。
降りるべき東京のバス停を乗り過ごして最後まで乗ったとき、たどり着くのがディズニーランドなのです。
近頃のディズニーランドは夢の国なのかと言う意見がありました。
これについて言いたいのは、まさにディズニーランドは夢の国ではない。ディズニーランドは疲れ切ったサラリーマンが流れ着く場所である、と言いたいのです。
バスの運転手が起こしてくれた時の、運転手の困ったような、同情すうるような顔。そしてこみ上げる申し訳なさ。情けなさ。
運転手は、本来獲らなければならない追加料金を「いいよ、ナイショで」と免除してくれる。その時に発生する独特の共感。
降り立った後に見える夢の国と、現実と、部品屋工具が入った巨大なキャリーバッグの重みを感じながら、まず訪問する予定だった先に電話をかけて「道が混んでまして」と言い訳する情けなさ。
その後、京葉線の舞浜駅で、頭に鼠の耳を付けてお土産をたくさんもった人たちと共に電車に揺られて移動するのである。
ワイは何回か流れ着いたことがあるが、東京ディズニーリゾートには正式に訪問したことが無い。いつも流れ着くばかりである。
いつか、ちゃんと訪問したいイメージはあるが、そんな金も、一緒に行ってくれる人もいないので、たぶん一生足を踏み入れることは無いのだろうなと思いながら。
来週も出張の予定です。夜行バスが取れなかったが「いつも日帰りなのになんで後泊いるの?」と却下となり、最終日宿泊旅費が認められなかったので、最終の新幹線で最寄りの新幹線駅まで来て宿泊する予定です。東京のホテル殺人的に高い。
こちらからは以上です。ご清聴ありがとうございました。
初任給があがってないだけで大企業や公務員で長期間在籍している前提なら生涯賃金はあがってるし、
反面、働き方改革とか言って残業や休出、高いノルマを規制しているから生産性低下しているのに、給料高止まりで労働時間は激減している。
つい最近までむしろデフレで小売外食が死んでたし、税金だって消費税一つにしても最初に導入された3%から10%にあげるのに何十年かかってるんだよって話。
そのクセ、例えば携帯会社に政治が圧力かけて、全社に無理やり格安プランを導入させるような企業弾圧もしてるし。
この数年で貧乏世帯に支給した現金給付だけで一世帯あたり何百万だと思ってるんだよ?
ここまで企業いじめを徹底して、税金も取らずそれでいて国民にじゃぶじゃぶ金ばらまいてるような福祉国家()なんて他にないぞ?
追記4:
湘南ライフタウンは藤沢市が人外魔境の原野につくった5万人の都市。イタチやたぬきしか住んでない原野な上にどこの駅からも5km以上離れているまともな感性があるひとなら絶対購入しない土地。限界ニュータウンゼロである。
「モノレールの建設予定がある」そういう流言をまことしやかに流したのである。ただの噂ではない。藤沢市がモノレール建設のためと思わせぶりな土地の買収を実行。また、アクセス道路にいかにもモノレールのための用地に見えるようなスペースを設定。アクセス道路のトンネルにはモノレールが通れるスペースを設定。
いやこれ、ぜったいモノレール開通するでしょ。モノレールが開通しない理由が見当たらない。
モノレールと東海道線1本で東京に通勤できる!!そんな期待をともない格安な住宅街は飛ぶように売れた。
後に藤沢市はモノレールの計画などない。検討したこともない。と公式に表明。
藤沢のようなクソ地方都市にはもったいないものすごい策士がいるんだよな。
いや。それでも藤沢はクソだけど。