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2022-06-20

anond:20220620011640

なんかブコメいっぱいついてるけど、賢者っぽくいい加減なことを書くのはいかんよ。

リン酸鉄系もよく引き合いに出されるけど

肝心のリン石油より先に(2060年頃)枯渇するので持続性がない(肥料と取り合いになるため)。



あのさあ、LFP電池が使うリンの量なんて、農業利用される莫大なリン量に比べたらタカが知れてるというか、はっきり言って誤差のレベルでしょ。農業分野での消費量のオーダーは年間1.5億〜2億トンって世界じゃん。「世界推定埋蔵量は700万トン」のコバルトに関して増田がやったような試算をリンでやったら、LFP電池EV何台作れることになるかな?って話ですよ。

しかも、消費とともに土壌や水系原子レベル散逸して回収不能になる農業用途と違って、電池に利用するリンは決して「消費」はされないわけ。そもそもLFP電池自体がNMC系のLiBに比べて長寿なうえに、最後までバッテリセル内に滞留してて100%リサイクルできるからね。今時の自動車産業は、現時点でも途轍もなく高いリサイクル率(重量ベースで99%)を誇ってるわけで、リン資源制約がLFP電池ベースEV生産現実的障害になることはまずありえないよ。

電池技術開発はいエネルギー分野で一番アツい領域ひとつから日本でも海外でも、企業でも研究機関でも、開発ロードマップものすごく充実してる。主となる幹が太いし(現行技術の延長でモノにできる見込みの高い技術がある)、枝も多い(ブレイクスルーになりうる新技術が数多くトライされてる)。資源制約の問題があるから、脱コバルトと脱リチウムはその中でも優先順位が高い。2030年までにはほぼ確実にコバルトフリーLiBが主役を担うようになり、CATLはじめ各国メーカーからリチウムフリー新世電池も出てくる。

そういうタイムスパンで動いている業界で、EV消費量とはほぼ無関係2060年頃のリン資源の枯渇予測を持ち出してEV懐疑論の論拠にするの、たぶん増田も内心(コレ、ちょっと無理があるかな〜…)と思ってるんでしょ? だから、そのへん曖昧な書き方をしてるんじゃない? だったらさあ、

とにかくEVになるとテスラ信者が偉そうになる上に日本オワタ論者が寄ってきてセンセーショナルになりがちな風潮はマジで吐き気がする



とか書かないほうがいいよ。そういう仕掛けに気づかれると、元増田みたいな主張に対して「EVオワタ論者が寄ってきてセンセーショナルになりがちな風潮はマジで吐き気がする」って思う人はむしろ増えると思うよ。




これは増田批判から離れるけど、供給制約がある資源問題解決は、実は市場原理ととても相性が良いんだよ。シンプルに、あるアプリケーションを作るときに、割高な技術は割安な技術に負けるから原材料価格はずっと製造供給コストを拘束する。テクノロジーを高度化することで、安い原材料で同等性能を発揮する製品を作れれば、イニシャル研究開発投資設備投資を回収したあとはずっと製造供給コストを低廉にできるでしょ。

これは環境正義の話でも、途上国でのレアメタル生産に伴う労働搾取の話でも、資源安全保障の話でもないよ。単純に、レアメタルを使わないと作れない電池より、コモンメタルだけで安く作れる電池のほうが市場性を期待できるから電池研究開発は後者に向かって進んでる

市場原理に任せれば、自ずとレアメタルは使われなくなっていく。その経由地が、現時点ではコバルトの代わりに供給制約が少ないリンを利用するLFPということ。数年前は「LFPは容量の問題EVには向かない」と言われてたけど、すでにテスラやBYDのラインナップの半分程度はLFPに切り替わっている。なんでかといえば、一生懸命技術開発したことで、安いけど必要十分な性能を発揮できるようになったから。

これからもっと安い方式二次電池が出てくるし、安くなればなるほど、そのアプリケーション社会全体に広がっていく。それぐらいのペースでEVとりま環境は激変してるし、そこには日本研究機関企業も大いに関わっている。




なんか日本でのEV懐疑論って、やっぱり「日本EV時代には勝てない」という悲観論が背後にある感じがするんだよね。でも、トヨタダメでも日産三菱ホンダソニーは頑張るかもしれないでしょ。トヨタエンジン作ってるヤマハ発動機が潰れても、日本電産は世界最大のeアクセルサプライヤーになるかもしれないでしょ。日本の衰退って、技術力の衰退だけじゃなくて、そういう時代の画期を新たな事業機会につなげるポジティブマインド自体消失にあると思うんだよね。

何度か書いてるけど、日本自動車産業って、もともとは環境技術への適応によって世界覇権を獲得してきたんだよ。マスキー法という非常に厳しい排ガス規制に、米国自動車メーカーに先駆けて対応たからこそ、ホンダトヨタ米国市場で急拡大できたわけでね。 https://www.ipros.jp/monosiri/term/%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E6%B3%95

そしてEVについて、日本はもともと要素技術を全部持ってたんだよ。リチウムイオン電池産業化は日本が先陣を切った。自動車の電動化技術日本先駆者だった。EVの発売と商用化だって日本リードしてきた。今だって欧州EV性能のベンチマークカーは日産LEAFだよ。いま世界電池技術リードしているCATLはもとはTDK中国子会社だよ。

日本を愛し、日本企業技術に自信があるなら、なぜ変化をおそれるのかなあ。日本けが「いやだいやだ」と言ってても、結局その変化は来ちゃうんだよ。日本けがHVが最適解だ」と言ってても、HVはもう世界中で売れなくなるんだよ。カリフォルニアのZEV規制では、PHEV以外のHVはもうエンジン車と同じ扱いだよ? https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/04642/

もう「日本が誇るハイブリッド車」は、そのうち世界中で法規制で売れなくなる(禁止されたり、クリーン車との販売比率制限を課されたりする)。だったらEVに全振りして、そっちでどんどんイノベーションして、欧州のいけすかない高級ブランド中国のポッと出メーカーと互して戦える「日本が誇るEV」を売りまくればいいじゃない。なんでそっちに発想が行かない? 自動車産業を取り巻く客観的情報から隔離され(あるいは自ら目と耳を塞ぎ)、「EVなんかダメだ」と後ろ向きの大合唱をしてる連中が、日本産業競争力さらに下げ、国際市場での生残可能性を潰しているということに気づいてほしいなー。


追記



…というようなことを書くと、さっそくブコメ自動車産業を取り巻く客観的情報から隔離された(あるいは自ら目と耳を塞いでる)実例採取されたぞ。

id:XYXY EVが売れないのは懐疑論者のせい!は流石に草。どうにかこうにか気に入らないやつを攻撃して自分の見識をアピールしたいという要求しか感じられない

2022/06/20



自分はこのエントリで「EVが売れない」なんて1mmも書いてないよね。というか…いいか、耳をかっぽじって聞けよ。あのな! EVは! 売れてるんだよ! HVより!

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO59942190T10C22A4MM8000/

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220530/k10013648981000.html

https://www.autocar.jp/post/807594

日本にいて、自分が心地よく感じるメディアばっかり読んでると、そういうことがわかんなくなっちゃうだろ? 「EVエコブームに乗じた高級車で、HVこそがICEの延長のスタンダード乗用車」「EVは大して売れてない」っていう数年前のイメージのままEV批判してるんだろ? それとは違う、自分先入観とは反するファクトを不意に示されると、それは相手が「自分の見識をアピールしたいという要求」なんだと解釈して、肝心の新たな情報自体は見なかったことにするんだろ? そういう要求(正しくは欲求しか「感じられない」理由は、あんたがそれ以外のことを「感じたくない」からなんだ。もう、まんま地面に頭を突っ込んで危機を逃れたつもりになってるダチョウじゃん(ちなみにこれは俗説で、そもそもダチョウにはそういう性質はないのだけど)。何が「流石に草」だよ。なさけない。

もう一度書くよ。こういう風に、現実歪曲フィールドの中で「EVなんかダメだ」と後ろ向きの大合唱をしてる連中が、日本産業競争力さらに下げ、国際市場での生残可能性を潰してるんだよ。

追記追記

元増田https://anond.hatelabo.jp/20220620201004 を書いてくれたので、こちらもリプライ

https://anond.hatelabo.jp/20220620225630

2022-06-11

たぶん俺は一生「Notion 使い方」を検索してそうだ

なんやかんやでNotionを使っているけど、ちゃんと使ってるとは言い難い

単にメモを取っているだけなので情報散逸している。リンクしたりデータベースを作ればいいのだろうけどいまいちその利点を見いだせていない

2022-05-25

anond:20220525094759

国税徴収法は、本人宛に返金があったとき町が自動的横取りするルート確立するのが主目的

副次的に「あいつの金は町の金。お宅に渡った金は不正な移動だから町に回収する権利がある」と業者に直接主張する権利が発生する、くらいの話。

それでも業者は「うちはゲーム通貨の購入を代行しただけで善意第三者でーす」と主張して町に対抗する権利があるんだけど、業者には後ろめたいところがあるので対抗せず大人しく従ったという流れみたいだね。


今回役立ったのは、税金を滞納している者に対し、徴収者は滞納者の財産をいったん全額差し押さえから、他の債権に優先して税金滞納分を抜き取ることができるというルール

なんで全額差押が国に許されるのかというと、差し押さえってのは全財産一気に着手しないと散逸ちゃうおそれがあって、国が「国税分だけ差し押さえて回収するけどあとは知らん」ってやると他の債権者が泣くケースがあるんだわ。それで先取り特権のある国が代表して全額差し押さえやって、滞納税分を抜いた残りを他の債権者に下げ渡す仕組みになった(はず)。

たまたまあの男は税金を滞納してたので、国税徴収法発動の余地があった。

2022-04-12

ムーミン紙芝居情報一覧

ムーミンの「紙芝居」の情報をまとめた。

私にとっては特に必要もないが成り行き上まとめたので、いつか必要になった人のために共有しておく。


ちなみに全て順不同、散逸した情報を無理矢理繋ぎ合わせた。

完全なボランティアなので、この情報はどうぞご自由に。


なお、分類は以下。

ムーミン - 1972年

ムーミン - 1969年


ムーミン交通安全シリーズ


監修 内閣府政策統括官(総合企画調整担当)

発行 財団法人日本交通安全協会

協賛 TOYOTA


こちらのシリーズ結構オークションサイトで見かける

発行は2000年4月の「トヨタ春の交通安全キャンペーン」がきっかけの模様。


ムーミンとあめ

ムーミンといたずらカラス

ムーミンとおはなのくにのおまつり

ムーミンとおばけやしき

ムーミンときょうりゅう

ムーミンサーカスけんぶつ

ムーミンとおめんあそび

ムーミンマジック

ムーミンとヘンシンマン

ムーミンいもむしバス

ムーミンサッカー

ムーミンのおたんじょうび

ムーミンたからさがし

ムーミンのそうさくたい

ムーミンのみんなで遊ぼう

ムーミンのまちにサーカスがやってきた

ムーミンのゆうびんやさん

ムーミンの名カメラマン

ムーミン名探偵

ムーミンにのうんどうかい

・あめのひのムーミン

・ヘムレンさんのロボット

エポック社ファミリーかみしばい


音声で再生できるフォノシート付き。


ムーミン 魔法使の巻 - 原作ムーミン第2話 「悪魔ハートをねらえ」

ムーミン ふしぎなスプーンの巻 - 原作ムーミン第8話 「ふしぎなスプーン

ムーミン よわ虫となき虫の巻 - 原作 ムーミン第?話

ムーミン 進め!ぼうけんごうの巻 - 原作 ムーミン第?話


ポリドールこども劇場


こちらはレコード紙芝居が付いている形で、主体が逆。

レコードのA面にはムーミンの話が、B面には日本民話世界民話シリーズが挿入されている。


第一ムーミン 月夜に踊る人形 - 原作ムーミン第52話

・第?集 ムーミン 天国からの贈り物 - 原作ムーミン第30話

テレビ名作劇場


テレビ名作劇場5 ムーミン 悪魔がきた - 原作 ムーミン第?話

テレビ名作劇場6 ムーミン さよならガオガオ - 原作ムーミン第7話


とりあえず、以上。

2022年4月12日記

2022-03-25

散逸文化

江戸時代かに誰それが作った歌が良い みたいな記録が残ってて、どんな歌だろう?って調べるんだけど

当時の人は「みんな知ってるからあえて書かない」ってどんなものか分からない っていうのを散逸文化というらしい。

俺はアラフォーなんだけど同年代オタクと懐かしいアニメ話題になっていろいろ作品が挙がるんだけど、あかほりさとる作品って誰も挙げない。

俺は思い出せと言われてセイバーマリオネットラムネ爆れつハンターがぱっと浮かんだくらい。

Wikipediaでかかわった作品見てるけど え!これにも関わってるの!? みたいなのが多い。

シュラトはあかほりさとるイメージだったけどノベライズシリーズ構成でかかわってるらしい。

アニメ原作をいっぱい担当した と思ってたけど脚本シリーズ構成のほうが目立つ。

あと漫画原作した作品が異常に多い。

しかも俺はあかほりさとる作品の内容ほぼ覚えていない。

アニメファン高齢化で昔のアニメBDやグッズが発売!とかあるけどあかほりさとる作品でそういうの印象ない。セイバーマリオネットくらい?

ここで俺が書き込まなかったら向こう10あかほりさとる名前ネットに書き込まれないんじゃないか?って思って書いてみた。

2022-03-09

anond:20220307185236

ジェルばんは! 気に入らない点があったので全訳を投下しておく。なお校正ではないが元の訳と一致している部分があることは否定しない。先駆者感謝する :

最近ほとんど眠れていない。ずっと職場にいて、brain fog[頭に霞がかかっている症状]を感じる。[そう感じるのは]過労のせいかもしれないが、自分が超現実的世界にいるように感じている。

パンドラの箱は開いた──夏までには真の世界的恐怖が始まる──世界飢饉は避けがたく[1]、なぜならロシア及びウクライナ小麦の主要生産者である。[英訳者註: 訳者世界飢饉を招くという考えには同意しない。] 筆者は指導部において何ものがこの[ウクライナ侵攻]作戦の実行の進行の決断を手引きした[2]のかについて述べることはできないが、しかし、いまや彼らは方法論的に我々[FSB]を非難している。我々は我々の分析結果についてしかられている。近頃は我々に対しさらに多くの報告書を提出させる圧力が高まっている。あらゆる政治的コンサルタント政治家権力者混沌引き起こしている。もっと重要には、かような戦争が起こることは誰も知らなかった──誰もから秘匿されていたのだ。

例えば──あなたロシアに対する隕石攻撃による様々の影響や結果を分析せよと言われたとする[英訳者註: 西側制裁を指すと思われる]──然してあなた攻撃様態調査し、そしてこれはたんなる仮定の話で詳細は重要ではないと言われ、そこでこの報告書はたんにいずれかの官僚検査項目を埋める目的のもので、分析結論ロシア好意的ものでなければならず、さもなくばよい仕事をしないことについて尋問されると考える。然して作成者は、我々は所与の攻撃形態について、すべてその影響を無効化する手法を持っている、と書くのである。我々はまったく過労状態にある。ところがそののち、たんなる仮定現実に変わったことが明らかになり、そしてそのたんなる仮定に対して我々のなした分析はまったくのがらくたなのだ。我々が制裁に対して回答を持たないのはこのためである。誰もそんな戦争がくるものとは知らないから、誰も今般の制裁に対して備えていないのだ。これは秘密性の裏返った結果である──皆とも暗闇におかれているのに、どうして備えができよう?

カディロフは乱心した。ウクライナ人がキエフにいる彼の部隊に関する情報FSBから入手したと主張したため、我々[FSB]は彼との衝突に近いところまで行った。カディロフの部隊戦闘の機会を得る間もなくまったく破壊され粉々になった。筆者にはあれがFSBから情報漏洩であったかはわからないので、可能性として1-2%は見てよいと述べよう。──しかしこの可能性を完全に排除することはできない[和訳者註: 栄えあるFSBリークすることなどない、と言っている]。わが電撃戦は完全に崩壊した。この任務完了することは不可能である: ゼレンスキーとかの閣僚[deputies]が緒戦の三日で確保され、主要建造物制圧され、そして国内降伏演説を読み上げることを強いられたならば、ならばウクライナ抵抗は霧消し最小限となっただろう。理論上は。

しかし、そのあとは? この _理想的_ な結果においても、解決不能問題が残存する: 我々と交渉する対向側には誰が就くのだ? ゼレンスキー排除したとしよう──いいだろう──誰が文書に調印する? ゼレンスキー署名したのでは彼を排除したのちには意味がなくなる。ОПЗЖ(ロシア協調しているウクライナ野党)は強力を拒否した。臆病者のメドベドシュクは逃亡した[和訳者註: メドベージェフではない]。他にも指導者──ボイコがいるが、彼も拒否したし、彼の取り巻きさえ納得はしないだろう。ツァリョヴァを引き戻したいものだが、我々ロシア側の者でのなかでさえ彼には反対がある。ヤヌコヴィッチを連れ戻す? どのように? もし我々が占領できないというのであれば、新政府は我々が撤退すると同時に10分で崩壊するであろう。占領する? そんな人員をどう確保する? 占領司令部憲兵隊、対諜報、保安──ウクライナ人の抵抗を最小限と見積もっても、補給兵站を除いて50万から人員必要になる。ひとつ法則がある──質のよくない指導力を量で補おうとすれば、全てが悪化するのだ。繰り返しになるがこの問題は _理想的な状況_ における問題であり、そしてそんな状況は存在しない。

そして今度は何か? 我々が全軍動員を発令することができない理由が二つある:

1) 動員はロシア国内の状況崩壊を招く: 政治的経済的社会的[状況]。

2) 我々の補給線はすでに過伸展状態にある。ウクライナに状況対処部隊を送ることは可能であろう、しかし我々は何を得る? ウクライナ──[彼らは]領土大国、彼らの我々への憎悪天文学的である。[3] 我々の道路はひらたく言ってそのような車列の補給を担えず、すべては停止状態へ至る。そしてこの混沌では我々は管理から成すこともできにあ。これら二つの理由は並列に存在するが、しかし一つだけでも全てを破壊するに十分である

こ/の/文/章/を/読/ん/だ/お/ま/え/た/ち/は/雄/宙/武/山/原/石/に/し/て幌/来/部/取/締/役/組/の最/古/こ/と/星/街/す/い/せ/い/の/チ/ャ/ン/ネ/ル/登/録/を/し/ろ

ロシア軍の損失に関して: 筆者は状況を知らない──誰も知らない。当初の二日間は多少の情報があったが、今やウクライナで何が起きているのか誰も知らない。我々は複数の主要師団との接触を失った。(!!)[和訳者註: 露軍の場合師団(旅団?)1あたり5千人] 彼らは接触を再確立するか、あるいは攻撃により散逸するものか、そして指揮官も何名が戦士、負傷、あるいは捕虜となったものか知らないのだ。総死者数はまちがいなく千の単位であり、一万か、五千か、あるいはわずか二千かもしれない。しかしわ司令部にあっても誰も知らないしかロシア兵一万の損失に近いであろう。そして我々はDNRとLNRの損失を計上していない[和訳者註: ドネツク人民共和国、ルハンスク人民共和国。先の侵攻で樹立したロシア傀儡国家。] いまもし我々がゼレンスキー殺害ないし捕虜としたとして、何も変わらない。我々への憎悪はチェチェニアと類するものである。そしていま、ウクライナにおいて我々に忠実であった者すら、公に我々に反抗しているのである。なぜならこれらすべては(ロシアの)頂点において計画されているものであるため、なぜなら我々にはかような事態(ウクライナ侵攻)は我々が攻撃を受けるのでない限り発生しないと伝えられてきたため。なぜなら平和的に交渉による結果を引き出すため我々は脅威度を最大限に高めねばならないと伝えられていたため。なぜなら我々は一切ウクライナ侵攻を考慮することなウクライナにおけるゼレンスキーへの抗議活動を既に準備していたため。[4]

優れた社内システムノルマによってダメになった話

ナレッジマネジメントという言葉がある。

平たく言うと、社内に散逸している知識経験ノウハウ有効活用しましょうねっていう取り組みのことだ。

弊社も最近これに力を入れていて、ナレッジマネジメントのための社内システムを開発した。

この社内システムでは、共有したい情報資料にまとめてアップロードすることで、他の社員がその資料検索したり、閲覧したりできる。

この社内システム、俺はかなり良いと思った。

例えば、ある部署勉強会に使った資料アップロードすれば、他の部署社員もその恩恵が得られる。

例えば、炎上した案件とその後始末に関する資料を読めば、似たような状況に陥ったときに役に立つ。

俺はエンジニアだけど、営業活動案件受注するまでの経緯をまとめた資料を読んで、なるほど営業の人はこういう部分で苦労しているんだな~と思ったりした。

弊社の社内システムはあまりよろしくない(なんせ2022年3月になっても社内サイトIEしかアクセスできない!)けど、このときは凄いじゃん弊社と思った。

そう思っていた。

ある時からシステムを利用していて違和感を覚えるようになった。

謎の資料が多い。

有り体に言えば、他者と共有することを想定していないような資料が目立つようになった。

例えば、プロジェクト使用しているものを、ほぼそのままアップロードした資料

そのプロジェクトにいる人にしかからない専門用語ばかりで、外部の人が読んでもわからない。

例えば、タイトルと表紙は良さげだけど、中身がほぼない資料

(編集中)というカッコ書きがそのまま残っているものもあった。

俺はその理由をすぐ知ることになる。

ノルマ存在だ。

この社内システムにはノルマがあり、社員1人あたり一定数の資料アップロードしないといけないことになっていた。

俺がこのノルマ存在を告げられてから、その期限まで、わずか2週間。

担当しているプロジェクト慢性的にボヤが起きていて、資料作成する時間はあまり取れない。

そもそも他の社員に共有すべき情報すら見つかってない。

じゃあどうするか?

既存の有り合わせの資料ちょっと手直ししてアップロードするしかない。

こうして、俺も謎の資料アップロードする一人になった。

このノルマ問題点は2つある。

第一に、社内システムに対する社員の親しみが薄れることだ。

ノルマ押し付けてくるヤなサイト」という認識を持たれるようになると、積極的システムを利用する社員が減り、本来目的を果たせなくなる。

第二に、資料の質が下がることだ。

よく、Google検索劣化して使い物にならないサイトばかりヒットするようになったと言われているが、それと同じ現象が弊社の社内システムでも起きている。

興味を持ったトピックについて検索しても、あまり役に立たない「謎の資料しか見当たらなくなる。

弊社は比較歴史の長い企業で、社内のポータルサイトに年々「情報」が積み重なっている。

そのため、社内の規則などを調べるためポータルサイトアクセスしても、情報量が多すぎてよくわからないという意見中途採用者を中心に挙がっていた。

ナレッジマネジメントの社内システムは、それと同じ状況になりつつある。

もちろん、ノルマには良い点もある。

ノルマきっかけて社内システムを使い、そのままユーザーになる人も居るだろう。

また、仕方なくアップロードした有り合わせの資料が、実は他の社員にとって価値ある資料かもしれない。

しかし、それらを考慮してもなお、このノルマデメリットメリットを上回っていると俺は思う。

反省点もある。

俺は今まで、他の社員アップロードした資料を読むだけで、自分アップロードすることはない、いわばフリーライダーになっていた。

この手のシステム健全運用していくには、情報享受するだけでなく、自らも提供する必要があると痛感した。

というわけで、俺も「謎の資料」ではない、ちゃんとした資料を作ってアップロードしようと思う。

今のプロジェクトが一段落したら、だけど……。

2022-01-29

windowキーをctrlに置き換える

https://pc.siraberu.info/post-4623/

みたいな感じで、registory を書き換えて簡単に変えられる

disableにしたいなら0000 を入力任意キーに入れ替える場合は、対応するキーコードを設定すればよい

https://www.ipentec.com/document/windows-key-code-scan-value-and-key-code-map-format

なんかこんだけの情報だけど、情報散逸しててなんかまとめるのに時間かかった。

ソースとなるMSドキュメントは下記の通りらしい。Windowsもこういう仕様をずっと守ってて偉いな

https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-hardware/drivers/hid/keyboard-and-mouse-class-drivers

2021-11-18

anond:20211118023722

マジか〜。俺は18ミリしか飲んでないけど、自動でどんどん思考が展開してくのとか↑で行ったようなフラバとかは普通にあるわ。それでも眠気や集中力散逸がかなり改善するから助かってるけど。

2021-11-06

NW機器機能散逸さはLinuxのそれに似ている

それがメリットでもあるのだけど。

VLANという機能ひとつにしても各社でいろんな制約がちっこく書かれてたりする。

そう考えるとサーバー分野のWindowsというのは偉大だと思う。

最初から全部入り。でも高い。

RedHatCiscoでも結局高くなるんだけど、シェア全然違う。

いまGoogleChromebookでやろうとしているのだろうか。

あれはまったく別物か。業務で使うには厳しい代物。

2021-11-05

雑多な、あれ

・祝祭感のある葬式香典相場

・街の空虚が詰まってしまった公園のむき出しのゴミ箱

・破れかぶれで行われる大移動

・気にしたことのない自分の背後

・確かめられることもない路地裏のゴミバケツ

やさぐれてた弟がたまに見せる幸福げな表情(かお)

・死に損ねたあなたの耳に鳴ってるかつて歌だったはずの音

・退屈を持て余した老人の鳴らすカリンバ

・星に願ったはずの祈りが思わぬ形で叶ってしまった朝5時に

・夢から醒めたら夢から醒めたら夢から醒めたら

一見して不味かろう食堂食品サンプルほこり

コーラスが下手くそバンドマンステージ上でXXXを

・金網の跡が残ってしまって起きぬけの顔が崩れている

書籍文字が崩れて意味意味散逸

・長い長い長い長い長い朝

・きりきり舞い舞妓芸妓怖がらずに凝視

・許しを請うてもどのみち左肘から先が無くなるので

・瞬発力のあの小児は外科病棟搬送されて

・籠の中で野菜はただ冷えている

サガリハラミテンニクチチカブ食べ終えて我が胃

・つまらぬふりなどもはやバレてる、真冬公衆電話

笑顔曇り空曇り眼鏡曇りこれからあなたを裂くつもり

サドルがいやに冷たい冬が来たか

・見たかトーテムポール。お前は所詮

・悲しみをポイントに割引きしてくれるドラッグストア

・音の粒がはじけても混じり合わぬ私とあなた

・曲がりなりにも悲しいのなら今すぐこの場で両手を開け

ユニゾンの成れの果て飼い犬の尻尾燃え

・まんまるきのこ昨日の不具合どちらもあなたのせい

天使はいなかったその証明シラスご飯ふりかけ味噌汁付き

バイクの隙間から夕陽燃えて私の手首が曲がってる

ギター弦のゴミ箱なくて晒されてるリズム隊

・寂しいはずのお留守番はたった一度のシャッターに似つかわしく

扇風機からから夏の合間に壊れた関係

・止められるなら苦労はしないさ、かさぶたが溜まるだけの部屋で

・悲しくなってしまう、30cm上から見渡した景色

・照らせバックライト、僕らの行く末

RGBのその先にきっと天竺

土偶が待ってるアパートに帰らなくちゃならない五月

・信じるものは救われてそのひたいにししゃも

あんなにスカートにこだわっていたじゃないでも僕の流行りは終わったか

トゥナイトあなたの膝の怪我舐めてもいいか

・器用な鍵盤弾き30名殺害されてイトーヨーカドー発見されて

スニーカー履いたら五センチ浮けるの 笑って彼女

あいつの腕時計気に食わないマリネにしてやろうかしら

・あざむく速度が似ている彼と同居七年目

・不釣り合いな求人票と睨めっこ、公務員を屠る

類推はするなよ 俺のこと、バレるから

・別れ切り出してフィルム抜く彼女から感光

2021-09-07

山田太郎の意義を忘れたオタク表現規制高市早苗

表現規制に関してオタク山田太郎以前の自分たち山田が出てきた意義を忘れている。

また、オタクがわざわざ表現規制派の議員に惹かれ、彼/女らを支持するという問題がある。この構造説明する。

 

山田太郎以前、二次元表現規制問題オタクは強い党派性駆動された言動をして人を遠ざけてばかりいた。

具体的には自民党の中でも二次元表現規制に前のめりな議員を支持して反表現規制で実績のある野党議員攻撃する、内紛、と云うより粛清を繰り広げてしまっていた。

オタクの中にもこれらに異を唱えて社会性と利益客観視を訴える人は居たが忽ちにパージされ、またその粛清動機や行動が幼稚なので周りの人らは呆れて散逸してしまう。これをずっと繰り返して反二次元表現規制活動は何も成果を残さなかった。

元々社会性が比較的低い界隈で、「反オタク反日」のようにアイデンティティ社会観が至近距離で両者間に経験が無い、特に社会性が無くて幼稚な人が支持を集めやす攻撃性が高い。自我が傷つけられそうになると防御モードに入ってアイデンティティ世界観の固持に入ってしまう。

製作で喰っている人間も「そんな政治家支持すると食っていけなくなりますよ」と説得されても「自分より日本の方が大事だ」とかの話になってしまう。それは自分国家を直結視させる、社会性の低い人を釣る活動をしているからで、カルト合宿セミナーに参加したみたいな状態だ。

 

こんな状態の所に現れたのが山田太郎で、「表現規制世俗化」を行った。内側から理路整然と表現規制の各種問題を説いたのだ。特に優れていたのが熱心なフォロワー達で憲法上の権利法益、などの自己社会との回路を示して回っていた。実は法学教養的な意味は法文の暗記ではなくこういうリーガルマインドにある。世俗化とは神を殺す事であり自分世界は違う事、その疎外を意識する事だ。

山田の登場で何も生まなかった反二次元表現規制界隈は目を見張るほどの変化を遂げ、リーガルマインドに基づく表現規制問題論議される土壌が出来つつあった。少なくともアイデンティティリブンな人によるパージが横行するのは抑えられていた。

 

オタク自民党の中でも表現規制派の議員を支持してしまうのは「憲法教育表現規制三点セット問題」による。

90年代までの自民党世襲族議員世界でそれ以外の外様が入り込んで活躍する余地はない。一方自民党神道関係ニッチ右派老人固定票を持っており、そこにアピールするのに使われたのが憲法教育表現規制三点セットだった。これらの特徴は前提知識が不必要である事で、経済問題や業法、国際問題となると知識経験必要で、そのアピール先の有権者もそれらを持っている。

憲法問題は今では左派憲法論の前提知識自民案に反対しているが90年代はそうではなく「憲法リベラルで良いことが書いてある本」という扱いで、憲法の名宛人が国家という事すらあまり認識されていなかった。故に憲法法学の中でも微妙な扱いがされていたのである

三点セット議員の言う事はこの「良い事」の羅列を保守的な羅列に変えただけで、それでニッチな票田にアピールしていた。これは最初は「敢えて」だった。

 

三点セットの結果を見てみると:

憲法改憲派の先鋒だった小林節パージ2012年に「良い事」だと思うことを羅列した三点セット憲法案。論点を「憲法国民義務が無い」事に設定。

PKO派兵等で9条限界に至った時に改正をする運びで20年以上活動してきたのに東スーダン問題国民改正議論を訴えずに政局の為に隠蔽を指示。しか自衛隊に後ろから刺される。

教育道徳を教科化して学習時間を削る。日本大学地位地滑り

表現規制法益ではなくアイデンティティに基づいたニッチ有権者扇動議員立法

と碌な結果は無い。

議員立法の評価を下げているのも三点セット議員の特徴で、閣法に比べて議員立法が廃案に成り易い原因を作っている。

皮肉だが、それによって二次元表現規制法案が取らないという効果も発している。彼らの無能な働き者っぷりが表現規制法案ブロックしているのだ。

オタクはその社会性の弱さから三点セット議員の票田となっているのである。その循環を止めるには社会性を上げるしかない。

リーガルマインド啓蒙によって表現規制問題に限り疑似社会性、自分社会の疎外とそこから発生する知恵を撒いたのが山田フォロワー達だった。

 

山田自民党から立候補した時に支持者の間で蝶ネクタイマーク(機種依存入力不可)を入れるのが流行っていたが、これは結構危ういというのが判るだろう。支持表明からアイデンティティへの傾斜が大きくなると山田以前に逆戻りだ。

現在自民党総裁選で二次元表現規制派の高市早苗立候補していて「オタクはどうするの」という問題提起がされている。高市は三点セット議員オリジンだ。

オタクが昔と同じアイデンティティリブンの行動やパージを繰り広げたら、山田フォロワー達が耕した黒い土壌は実を結ばなかったという事になる。

2021-09-04

菅は民主党スパイだったと後世の歴史家解釈するかもしれない

民主党の菅元総理もしくは影武者の弟が自民党に移って首相となり、支持率を下げてから衆院選に臨んで自民党野党に落とす計画だったが、その計画自民党に察知されて退陣に追い込まれた。

数千年後には2000年代資料散逸してこんな感じになっているかもしれない。

2021-04-04

anond:20210403232611

散逸的で読みにくい文章個人名を出して巻き込む、唐突自分語り、本人説あるで(適当

2021-03-29

シン・エヴァンゲリオン庵野秀明の手になる死海文書である

 ネタバレあり。

 つまり散逸してバラバラになった過去記憶の断片という意味合いで、それは死海文書なのである

 はっきり言えば今作で庵野のやりたかたことが十全に表現できているとは思えない。本来別の青写真があったにも関わらず、着地点が微妙にズレている気がする。

 例えば、アスカシンジ行方だとか、マリの作中での扱いとか、あるいは、ループする世界とか、月面の世界とか。

 そういうものが完全に描き切られていたとは思えない。

 庵野忸怩たる思いなのではなかろうかと、外野ながらに推測する。

シン・エヴァンゲリオン庵野秀明の手になる死海文書である

アスカシンジ行方

 アスカヒロインであるしかシンジとは最終的に結ばれることは無かった。最終的に彼女の心を射止めたのは相田ケンスケである

 正直なところ、アスカの扱いがやや雑なのは否めない。当方アスカ派なので、「お、おう」といった気分である

 庵野秀明がアスカ役の宮村優子にフラれたのが原因であるとか、そういう説もある。

 実際のところよく分からないけれど、要するに庵野自身アスカを受け入れられない理由があったのは間違いあるまい。旧劇のラストシーンに見られる通りである

 旧劇のラスト解釈は様々に別れるのだけれど、アレは結局、他者自己エゴの延長としてしか捉えられないことへの絶望だったのではなかろうか。

 他者を愛しているはずが、結局他者を介して自己投影し、その自己愛着しているに過ぎないことへの絶望があのシーンには表れていたように思う。

 他者に決して行き着くことのない煩悶こそが、旧劇のラストシーン意味ではないか個人的には思っている。

 とは言え、旧劇における破滅的なラストを、今作で繰り返すことは無かった。

 否定的評価を随分と集めている今作ではあれど、あのラストシーンの繰り返しにならなかったことは庵野における重要進歩であることは間違いない。あれをもう一度繰り返さなかっただけでも、今作は評価に値する。

 庵野アスカへの執着を振り切り、別の愛を見つけたのである

 それは良いことなんだけれど、やはり視聴者としては少しばかり置いてけぼりなのだ

 そして、マリ=モヨコ女史説が頻りに訴えられている通り、マリ庵野にとってどこまでもエゴとはかけ離れた場所からやって来た存在であり、だからこそ、エゴ呪縛に苦しめられることなく、庵野マリヒロインとして愛することができたのではないかと、そう思う。

 それにしてもシンジ心理描写も雑であるそっくりさんとの悲劇的な離別を経て、彼が何かを学んだことは間違いない。

 つまりそっくりさんクローンであり、偽物であったとしても、その一回の生を全力で生きており、そこに生命尊厳があったのだ……ということをシンジは学んだのであろう。

 これは、後述のループ世界観とも合致する成長プロセスである

 とは言え、やはりその描写簡素というか説明不足な感が否めない。というかまだまだシンジは「神話になれ」と唄う例のテーマソング示唆する精神状態には、行き着いていないのではなかろうか。まだ成長の途上段階なのではあるまいか。まだ、父親を救済できるほどの人格を備えてはいなかったのではあるまいか

 彼は本当に神話になれたのであろうか。

 ラスト近くにてゲンドウを救済するシンジくんの姿に、些か置いてけぼりの感があった。

マリの作中での扱い

 散々言われている通りである

 庵野氏が相互的な愛情をほぼ初めて維持できたのが、伴侶であるモヨコ女史との関係性だったのだと思う。

 庵野エゴの外側からやって来た彼女によって、彼はエゴ呪縛から解かれたのであろう。

 でもそのエゴ呪縛が解かれるシーンを作中でちゃんと描いてないから、やっぱり展開が唐突に見えてしまうのだ。

ループする世界

 あの世界はループしているというのはもはや自明だったと思う。真っ赤になった海は、旧劇のラストシーンの流れを受け継いでいる。

 また、貞本義行によるコミック版のラストシーンもまた、ループを思わせる展開に収束する。

 エヴァ世界ループしている。それが庵野秀明の世界であることに間違いはあるまい。

 我々の暮らす宇宙は遥か昔にこの座標に生まれ、未だにそのエントロピーは激しく運動し続けている。

 しかし、いつかはそのエントロピーが相似形を描き、同じような結末と始まりを繰り返すのではないか、などと想像したことのある諸氏は多いことと思う。

 エヴァ世界は、そのような意味合いループしている。その周期は何年周期なのだろうか?

 相対性理論的に、物体運動に基づいてのみ時間を測定しうるのであれば、そこに時間的経過を求めることは難しそうだけれど。

月面世界

 Fly me to the moon.

 And let me play among the stars.

散逸した記憶としての死海文書

 人々の記憶を結びつけるものを俺は描いてもらいたかった。

 何度闇を潜り抜けても息づいている記憶の姿を全力で描いてもらいたかった。

 庵野が描いてくれたものには、ある程度は満足することができたのだけれど、完全な青写真ではなかった感がある。

 それはあくまで、後世に受け継がれた、散逸した記憶の断片の内の一枚に過ぎなかったのではなかろうか。

 まだ、散逸した断片は幾つもこの世界残留していることと思う。

 それを繋ぎ合わせるのは庵野ではなく、この世界に無数に存在している無名有名のクリエイター達なのかもしれない。

2021-02-22

必読書コピペマジレスしてみる・哲学

日本文学編→anond:20210222080124

追補編→anond:20210218080224

プラトン饗宴

おっさん飲み会真実愛について延々語るだけなので、哲学書の入門編にいいんじゃないかな。楽しそうにしてるおっさんはいいぞ。

アリストテレス詩学

どうしてフィクションで人は感動するかについて述べた本の走りで、後半は散逸しているんだけど、カタルシスについてはなるほどなあ、とは思った。作家になりたいんだったら普通にハリウッドの三幕構成の本を買ったほうがいいかもしれないが、この読書リストを読んでいる人は実用的な知識よりも読んでいて楽しいかどうかを求めている気もする。

アウグスティヌス告白

読もうと思ったまま長い時間が過ぎてしまった本で、まだ読めてない。アウグスティヌス若いころややりたい放題やっていた時期のことも書いてあるらしいので、宗教書として以外にも楽しめるんじゃないだろうか。

マキァベッリ『君主論

塩野七海エッセイですごく推していたから読んでみたけれども、普通に面白い。例えば、中途半端に生かしておくと復讐されるから、いっそとどめを刺しておけ、みたいなことが書いてあって、優しいと人から言われてしま自分には大いに刺激になった。ところで「孫子」もそうだが、戦争政治学について書かれた本はたいてい「そもそも戦争は大悪手で、戦争になる時点で何かやらかしてる」という趣旨言葉があり、全くその通りだと思う。

モア『ユートピア

未読なんだけど、結婚とはある種の契約なんだから、まず処女童貞がお互いに裸を見せ合ってからだ、みたいなディストピア的な描写もあるらしく、ディストピア文学好きの人は楽しめるんじゃないかな。あとは非モテ界隈の人とか。実際、完全な平等社会を目指そうとするとどっかしら歪みが出るもので、それについて考えるのにも使えそう。

デカルト方法序説

自然科学的な考え方、ロジカルシンキングマニュアル。長くないのですぐ読める。得るものがあるかどうかはわからないけど、逆に普段している論理的思考そもそも存在しない時代があったことは、実感しておくと歴史を学ぶ上で面白いかも。

カント純粋理性批判

平凡社の上巻を読んで挫折純粋な理性っていうけれども、ヒトの心にはデフォルト時間とか空間とかの枠組み、基本的概念が組み込まれているよね? 的な話をやたら細かく述べていく内容だったように記憶している。長いので三行でまとめたくなる。

この本に限らず、いくつかの哲学書は「この本さえあればあらゆる哲学的論争をおしまいにできる」「この本からあらゆる結論が導き出せる」的なスタンスで書かれたものが多い印象。

キルケゴール死に至る病

エヴァヲタなら読まなきゃという謎の義務から読んだ本。要は、どうすれば自分を信じることができるか、について語った本であったような気がする。自分は救われないだろうという絶望から、それでも神を信じるという境地に至るまでの道筋を延々と語ったようなものだった、はず。

自分特定信仰を持たないが、どうせ自分なんてと己を見捨てた境地から、まあ自分自分だよね、的な気分に至った経験がある人が読むと楽しめるだろう。

ニーチェ道徳の系譜

善悪の彼岸」と「ツァラトゥストラはかく語りき」なら読んだ覚えが。自分カトリック中高一貫校出身であったせいかキリスト教思想にある欠点を指摘したこの本を面白く読んだ。キリスト教になじみがなくても、たとえば来世があると考えることで現在を生きることがおろそかになるといった指摘は、興味深く読めるんじゃないだろうか。あとは、増田で定期的に出てくるルサンチマンがどうこうとかいう話が好きな人にもおすすめマッチョぶってるところはあるが。

フロイト快感原則彼岸

新潮文庫の「夢判断」「精神分析入門」「トーテムとタブー」「一神教起源」なら読んだ。フロイト自身はヒトの心を脳から探りたかったらしいのだけれど、当時はMRIやら何やらはまだないので対話式の治療法を導入したらしい。

彼の理論は今となってはツッコミどころがたくさんあるのだろうけれど、クラインだとかビオンかについて触れるなら頭に入れておきたいし、心理学特にパーソナリティ障害について読むなら知っておきたい。自分フロイトアドラーよりもユング派だが。

ラカンについては新書を読んだがさすがについて行けなかった。

ブルトンシュルレアリスム宣言

ラブストーリーの「ナジャ」だけ読んだ。謎めいた女のあるある的な話だ。

ウィトゲンシュタイン哲学探求』

論理哲学論考」だけなら読んだ。これもカントみたいに「俺が哲学のくだらない争い全部終わらせてやる」的な立場で書かれている。定理がずらずら並んでいるだけで、余計な表現がなく、簡素

ただ、言語限界について今の人が持っている感覚ってのは大体この時代の人が言っていたことだった気がするし、そういう意味では面白いんじゃないかな。この辺は数学ともかかわっていて、ペアノとかゲーデルとかヒルベルトとかその辺興味があったらいかがでしょう。

ちなみにウィトゲンシュタインポパーとの議論でキレて火かき棒を振り回したヤバいやつだというのは哲学界隈では有名らしい。

レヴィ=ストロース野生の思考

シン・ウルトラマン予告編でちらっと映っていたので読んだらいいかもしれない。

この本そのものは未読で「悲しき熱帯」ともう一冊なんか専門書を読んだことは覚えている。面白かったエピソードの一つは、ある民族身分入れ墨にするんだけど、入れ墨のない人間白人たち)を見て面食らう。要するに身分証明書を持ってないようなものから

定期的に異民族と共に暮らすドキュメンタリーが読みたくなる性分なのだが、それはたぶん、自分のやり方や考え方が絶対じゃないってことをよく教えてくれるからで、これも本を読む効用の一つだろう。趣味なので効用なんて本当はどうでもいいが。

サイードオリエンタリズム

面白い。僕自身スタンスとしては、日本人海外で誤解されていることを批判するんだったら、自分外国に対する偏見無知を減らそうと努力するのが筋だと思っていて、それの理論的な補強をしてくれた本。身近に外国人の多い環境ではないが、すぐに役に立たないからと言って読まないというのはなんか違うんじゃなかろうか。自分イスラーム世界インドについて、どれほどわかっているのだろう?

上田秋成『胆大小心録』

雨月物語しか読んだことがない。「雨月物語はいいぞ。

九鬼周造『「いき」の構造

どっからがいきでどっからが野暮なのか、直方体を使った図があった気がするが忘れた。

柳田國男『木綿以前の事』

遠野物語しか読んだことがないし、それも「マヨヒガ」のことしか覚えていない。

おまけ:いしいひさいち現代思想遭難者たち

自分現代思想に出てくる名前がわからなすぎて最初に読んだ本の一つ。四コマ漫画だがかなり本質をとらえており、いしいひさいち本業は何だったのかよくわからなくなる。素直に笑っておきましょう。勉強ってのは楽しみながらするもんだ。

おまけ2:ローラン・ビネ「言語の第七の機能

上のリストでは省略した20世紀哲学者が実名で登場するミステリなんだけど、フーコーサウナ美青年イチャイチャしたり、七十年代音楽を聞きながら薬をキメたりしているので、現代思想だのポストモダンだのをかじったことがあるならおすすめ。著者がやりたかったのは、たぶん上の世代の脱神話化というか、強すぎる影響の破壊なんだろうけれども、ここも素直に笑っておくのがいい。


以上。

2021-02-20

anond:20210220120145

全国津々浦にあるから、各土地、各土地文化財と、それを研究する研究者が生まれるのだが。

資料散逸ってのは収集家から博物館からも消え去って、バラバラ個人の懐に収まってアクセスできなることを指すんだぞ。

anond:20210220120032

全国各地にあったら資料散逸してみたいものがそれこそ見られないじゃん

そんなのより国立博物館オンライン化の方が効果あるよね?

2021-01-03

anond:20210102041841

ワイは漆黒の闇に飲まれ眠るときに初めて自我散逸宇宙と合一する真の眠りを得られるだけの男やで

2020-11-13

anond:20201109131913

当方は、男だが。GOOGLE検索で見つけたのが、女性カウンセラーで。女性向け雑誌インタビューを受けた人なら優しいかと思ったが、結構、手厳しいことをいわれた。未だに男性カウンセラーに当たってない。はじめては職場カウンセラーさんだったが、それも女性だったなぁ。女の人の方が、並行作業が得意なためか話が散逸しても、適度にまとめてくれる。。

  

2020-09-25

増田が消えても魚拓があるから中身は読めるんだけど、トラバ散逸ちゃうのがもったいないんだよな

2020-08-23

anond:20200823134839

パーッと出かけるって言うけど

出かけるマニアの人って出かける度に自我散逸させてきてるの?

とすると戻ってきたものは一体何者なの?

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