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2018-11-21

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181120/k10011717631000.html

このニュースを見て、震えるほど悔しくなったので増田に吐き出します。

21世紀を迎えた時、私は高校生でした。翌年、東京の有名私立大学合格し、来る大学生活にたくさんの夢を乗せて期待に胸を膨らませていました。東京での一人暮らし。誰もが知る有名私立大学学生として、充実した勉強、素晴らしい友人が私を待っているに違いありません。

その年、父が働いていた工場が閉鎖しました。父は日産系列工場社員でした。高校卒業し、ひたすら真面目に働くだけが取柄だったけど、車と私たち家族が大好きな父でした。別の工場への転勤を打診され、単身赴任引っ越していきました。

父の給料は増えるどころか減るばかりです。工場も、地元出身者はともかく、よその工場から来た人には冷たく、居心地は悪かったようです。

単身赴任お金がかかります。有名私立中学に通っていた弟がいたので母は地元に残っていたのですが、弟の高校進学を機に父と同居することになりました。弟は地域公立高校に進学し、母のパートも辞めざるを得ず、うちの家計が日々苦しくなるのを見守るばかりでした。

2年生の夏、母から電話がありました。「家計が苦しい。学費は出せるけど、仕送りは来月から出せない。」その日から、私のバイトだらけの日々が始まりました。毎日飲食店でのアルバイト、深夜まで働いても数千円、それでも食事代は浮きます生活は助かりますキラキラした学生生活を送る同級生を脇目に見ながら毎日アルバイト漬けでした。

父は、本体工場から地域の協力工場に移らされ、給料さらに切り下げられました。学費自分で払ってくれ、そう言われたのは3年生になる春でした。もう普通アルバイトでは払えない額です。はたちも過ぎてましたし、水商売アルバイトに手を付けざるを得ません。昼は飲食、夜はキャバクラ。でもお金が足りません。講義になんかちっとも出る余裕もなく、時に中年男性に肌を委ねることもしばしばでした。だいたい、私が初めてお付き合い(それをお付き合いと呼ぶのなら)した男性は、水商売で知り合った45歳の中小企業社長ですから男性の裏側、汚いところを嫌というほど見せつけられました。

そんなことをしていたら、大学の成績だって散々たるもの、まともな就職はできません。ちょうど就職氷河期、面接官の男性には「○○大学の子には珍しくお水ぽい、うちはそういうのはダメなのね」と言われ、有名企業面接は全滅。結局、拾ってもらえたのは、何の因果日産系の中小部品メーカーでした。

でも、それが災いの元。今度は、日産本体によるサプライヤーの整理再編の中、最初に勤めた会社はあっという間に倒産しました。転職しようにも特別スキルがない私は、そのまま派遣で2~3年おきに企業渡り歩いています派遣先の男性交際を誘われたりしますが、水商売時代記憶で、どんなに表で良い顔をしていても、裏では何をやっているか想像つのます。どうしても結婚する気にはなれません。

私の人生日産に狂わされるばかりの人生でした。

私の幸せ日産利益とともに蝕まれていきました。

それでも、父が愛した日産が立派な会社になるのなら、亡き父のことを考えると一縷の救いもあろうかと思ったら、日産お金は、ゴーンの贅沢に費消されていたとか。

こんなことが許されていいのか。

私の人生だけではなく、同じような話が本当に数万人の身の上に起きたはずなんだ。

こんなことがあっていいのか。

記者会見していた西川社長のつやつやした顔、あれだって同罪だろう?

何かがおかしいよ。

世の中はおかしいよ。

世の中は、弱い人はとことん虐げられるようにできている。

悔しくて震える。

悔しくて涙が止まらない。

私のこの言葉にできない感情はどうすればよいの?

anond:20181121130340

ネトウヨ仮想敵

日本教育支配する日教組および自虐史観

日本情報支配するマスゴミ知識人

そして「日本を裏から支配する在日朝鮮人」だったんだから

「みんなは騙されている! 俺たちだけが真実に目覚めたんだ!」というノリだったのは間違いないよ。

日給10万円以上の人間けが増田をやればいい

稼ぎが少ない間は、プログラミング勉強してスキルアップを図り、IT社会インフラ整備に励もう。

有限の人生無駄にするな!

anond:20181121125631

いや、それも印象操作だろ

b:id:kusorurosuk なんか典型的

毎回俺たちは多数派だと宣伝に熱心

http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/nabeteru1q78/status/1057429873298292737

kusorurosuk 韓国お気持ちの為なら明確に国際法違反しろ!って言ってる左翼連中すげえなマジで これが安倍政権を目の敵にしながら野党を支持している人たちの思考です これに共感できる人だけ野党支持しようね

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/ASLBT4JJDLBTUTFK007.html

kusorurosuk 支持率5%の立憲民主党支持者がドヤ顔国民民主党説教してるのは流石に笑うわ 立憲より支持されてない共産党支持者かもしれないがw

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/ASLBT64X0LBTUTIL05D.html

kusorurosuk 本格的に左翼日本世論乖離する契機になりそうだね 安田英雄に祀り上げて擁護一色って普通にまとめブログとか見てない人すら気持ち悪いと感じるだろう ウヨけが批判してると本当に思ってるの?

日本の自動車産業の運命

自動車は必ず自動運転が実現する。この流れを日本けが止めることはできない。

自動運転AIの開発ではアメリカ中国が先行してる。

日産だけでなく他の日本自動車メーカーも手遅れになりつつある。

トヨタとPreferred Networksがどこまで挽回できるかにかかっているだろう。

ネットだけで賢くなったと勘違いするな

ネットで○○って言ってるのみたから〜とか、ネットで調べたら○○だったから〜って言って博識ぶった若者が多すぎると思う。

そもそもネット情報を無根拠に信じている人が多い。その認識はだいたい間違いだぞ。wikiでみた情報知識勘違いしてはいけないよ。なぜならあくまwikiは有志が書いただけの情報主観が混じっている可能性があるからだよ。

なのでwikiを利用しながらのオススメ知識習得方法としては、wikiに書かれている内容を仮説として同じ事柄について書いてある文献を読んでみること。これも1冊とかではなくて、できれば複数出版社の文献を読むこと。そうすると自分なりの知識道筋というものが見えてくる。忙しいから無理だという人は最短の手段としては、ネットにあるその文献のレビューを読むことかな。でも学術論文なんかはなかなかそれ自体を読まないことにはどうしようもないから、知識を得るのは時間がかかると割り切ったほうがいいかもしれないね

もう一つ伝えたいのはネットに書かれている人間感情価値観が全てと思わないこと。

なぜかというと人間は全ての気持ち言語化できるわけではないから。世界には言語化されていないけと存在し、そして埋没していく他人感情がたくさんある。はてブブログで書かれていることはまぁ一つの考え方として捉えておけばいい。はてブで極論を言う人とでも、直接対面で話す場がもしあったら他の意見も聞けると思うしね。

人間の心はネットに全て遺しておけるほど単純ではないのだと頭の片隅に入れておくだけでもいい。たとえばこれを読んでいるあなたは、あなたの心のうちにある感情を全て把握し、掌握して、言語化できていますか?

多分自分自身でも気づいていない感情があります。かの夏目漱石太宰治のような文豪ですら「こいつ何言ってんだ」という時があるからね。ショーペンハウアーなんかに至っては難解すぎて笑える時があるけど、彼等の生い立ちなんかを追ってみると「あ、あれってこういう感情だったのかも」と気づくときがある。なので個人的には文学に触れることは人の気持ちに触れることと同義で、ネットだけでは知れない人の気持ちがあると知ることができると思っているんだ。

でも確かにパソコンの使い方や辞書がわりにネットを使ったほうがいいこともあるよね。実務的な情報取得に関してはネットが最強かもしれないね。ただ増田的には最近の人がネットだけみて全てを知った気になっている気がして、もっと物事時間をかけて検証することと実体験を重ねることに価値を感じてほしいと思っているんだ。

実務や合理性けが世の中の全てではないと思うんだ。

そういう意味では現代資本主義が極まりすぎているのかもしれないね増田資本主義社会でいいのだろうかと疑っている一人だよ。

そしてこの増田意見も「本当にそうだろうか?」と疑ってほしい。何事も疑ってから信じていけばいいと思うから。だからネットだけで賢くなったと勘違いするなよ。

現代日本の状況はどのようにして作られたのか。(なんでこうなった?)

出版部数の減少が様々なことの原因かも知れないし、そうでないかも知れない。

出版部数の減少によって

 

しかし、その前の雑誌全盛時代一般書店普通に売られていた本を見ても風俗案内とか裏風俗案内とか、違法コピーの仕方とか、大して変わってない気もする。政権との関係性風俗違法コピー関係は厳しめになり、ヘイト本けが売れる本として残った気もする。

 

その遥か以前から文芸は売れないので、これらの流れにほとんど影響なし。娯楽小説ではミステリーからドラマ映画化が、ラノベからアニメ化に変わったくらい。

 

まあ、ヘイト本が確実に売れるという時点で民主主義が難しい。そうすると、教育委員会委員あたりから、着実に攻めて教育を変えてきた右翼勝利ということかも知れない。教科書検定はそれほどではなく、教育委員会教師の変化の方が大きいだろう。

anond:20181121103029

どんなに人生設計しても、国民年金は下の世代の支払った税金が財源になるんだから、その時点でDINKsフリーライダー

健康保険人口ピラミッドが戻らない限り(老人が多い限り)賄えているとは言えないので若干フリーライダー

自己防衛おじさんの言ったとおりの事したDINKsけが生きて良いんじゃね?

anond:20181120220237

なんで単純に二倍にしてるの?はてなー増田おっちゃんたち頭カタカタなの?

15日で一ヶ月ってことにすればいいじゃん。そうすれば期間もかわらず、年収けが2倍に増える。

時給制の人はよくわからいからがんばって。

anond:20181121095038

オタクけがひっそりとしてなきゃならない時代は終わった。

オタクが他の趣味同様の市民権を得ることに抵抗を覚える奴はいるが、それはそいつらの責任

もう隠れなくていい。

[] #65-4「短くて長い一日」

穴を通り抜け、最初に目に映ったのは同じ景色

いや、確信はないが同じだと思う。

決定的な違いはすぐに分かった。

俺たちが先ほどいた場所は、ガイド居候である家屋前。

人通りの少ない場所に古臭い一軒家がポツリとあるはずだが、それがなかった。

「シロクロの家がないね……」

シロクロってのは色の話じゃなくて、家主の名前のことだ。

そいつガイドとは別の意味不思議人間で、ひょんなことからこの町に住み着いている流れ者のはず、なのだが……。

「別の次元からね。可能性ってのは個々人の選択因果が複雑に結びついている。それらがどこかで少しでも変われば、こういうことになるのさ」

シロクロの人格は、有り体に言ってしまえば社会不適合者のソレに近い。

不憫に思った弟とその仲間たちは、そこで一計を案じる。

「シロクロは『アレコレ病』だ」と思いつきの精神病を吹聴したんだ。

それが巡り巡って嘘から出た真となり、シロクロは市民権を得ることができた。

そんなシロクロの住んでいるはずの家が、ここには、この世界にはない。

「シロクロのやつ、どこにいるんだろう……」

そう呟く弟の声が、どことなもの悲しく聴こえる。

いるはずの仲間がいないのだから当前だ。

「この世界では、そもそもシロクロはここに来ていないのかもな。或いは別のところに移り住んだか……」

可能性は色々と考えられるが、考えたところで意味がない。

そんなの分かりようがないし、分かったところで所詮は別次元での話だからだ。


…………

それから様々な場所を練り歩いた。

「向かいに住んでいるはずのムカイさんも、ここにはいないのか」

どこも見慣れた景色のようで、どこかが違うと感じさせる。

「ああ、近所のコンビニも違う。エイト・テンじゃなくて、サブファミリーマートになってる」

中華料理のところはケーキ屋になってる。なのに、その隣に建ってるケーキ屋は同じなのか……」

市長も違う人だね」

「まあ、それはどうでもいいんだが」

パッと見は自分たちのいる町と同じなのに、何ともいえない違和感

サイバーパンクというほど独特な世界ってわけでもなくて、なんというか……洋ゲーとかで出てくるニッポンみたいな感じだ。

今、まさに別次元世界を歩いているという実感と共に、居心地の悪さも俺たち兄弟に与えてくる。

「何か気持ち悪くなってきた……」

弟はそのせいで酔ってしまったらしく、足元がフラついている。

今にも倒れそうなほど弱っているように見えたので、俺は後ろから背中を支えてやった。

「あ、ありがとう……」

弟は申し訳なさそうに縮こまった。

何だか奇妙だ。

強い違和感が押し寄せてくる。

この世界もそうだが、弟もいつもと様子が違う。

ガイドに対しての態度もそうだが、何より俺に対して随分と殊勝だ。

まさか次元の弟なんじゃないかと疑ってしまうほどである

この次元突入する際は弟と一緒に入ったので、そんなわけがないのだが。

まあ恐らく、慣れない環境に緊張して疲れている、といったところなのだろう。

こいつは大雑把に見えて、変なところで繊細だからな。

ちょっと休むか」

「だ、大丈夫ありがとう、兄ちゃん

しかし俺の突拍子もない発想は、その一言でいきなり現実味を帯びてしまった。

「……“兄ちゃん”って言ったのか?」

弟は俺のことを「兄貴」と呼ぶ。

それは弟が物心つく頃から、ずっと変わっていない。

「お前、俺の弟じゃないな?」

(#65-5へ続く)

anond:20181121000749

生保中の人だけど

独身なら県民共済+がん保険とかで充分。

健康保険組合国保保険料納めてたら、高額療養費制度が使えるから、それだけで大体の病気けがはまあまあカバーできる。

だけど、がん、これだけはダメ

ただでさえ治療費は高額だし、近頃はすぐ退院させられるから、通いで放射線治療を受けることになりがち。そうすると通院費が大変なことになる。

からアフラックとかで通院保障付きの「がん」だけの保険には入っておいて欲しい。

死亡保険とかは結婚して子供できてからでおけ。

anond:20181121000824

結局「優しい世界」を維持したいなら資本イニシアチブを取られないことだけが重要なんだろうなと思う

別にvtuberに限った話でもなんでもないあらゆることに言える

2018-11-20

小説書いてみました、どうでしょうか?

タイムカードを切って役職者のデスクの前を

視線を合わせないように俯いてスーッと通り過ぎる。

上司と目が合えば嫌味の一つや二つ言われるに違いない、、、」

特に悪いことをしてるわけではない

定時で上がっただけなのに私は小走りで

逃げるように

会社を後にする。

入り口に続く古びた階段を降りていると

市の防災無線スピーカーから

夕焼け小焼け」が聴こえてきた。

早く帰ろう。

退屈だ、大体のことに興味が持てない。

冷めた日常を押し流すように

強めのアルコールを喉に流し込めば

朝になるまでの数時間は気がまぎれる

そしてまた 現実を突きつけられる日々

仕事最中に見せた 年の離れた

後輩の冷ややかな目

を思い出すと憂鬱になる。

鳴り響く 換気扇の音 機械モーターが唸りを

あげる

休みの間だけ消灯された薄暗い工場の中で

一人、スマホ時間を潰す。

最低限の会話と最低限の仕事をこなして

終わりを告げるチャイムが鳴れば帰路につく。

毎日 こんな感じ 季節関係なく

しかし確実に歳はとり、 老ける。

シワが増え 記憶力と体力も低下していく

白髪が混じりの44歳。

考えたくもない。

今日自分誕生日特別な日だし…

意味のわからない事を理由にして

この日も上司に定時で上がることを告げた。

正直、気分が高揚していた

私は途中、コンビニで缶ビールつまみ

買い、さらテンションが舞い上がる。

アパート玄関を開け、急ぎ足で

リビングへと向かう。

夕食を広げると同時にテレビの電源をつけた。

映し出されるスタジアム

サッカー日本代表親善試合が始まっている。

誰にも言ってないが最近の楽しみがこれだ

点が決まると独りで雄叫びをあげる。

お酒が進む進む。

前半戦が終わりハーフタイムになって

一息ついた時、我に帰った、

「俺が応援したところで何があるのかな。」

「ただ1人で叫んでいるだけではないか。」

たまにあるのだ、

そんな時はアダルトビデオでも見ればいい

ひとりの時間は十分過ぎるほどあるんだ

そう思い、ブックマークしてあるエロサイトの中からDMM文字クリックした。

しばらくページを眺めるが

すぐに手が止まっていた。。

違うなぁ、何か違う、何かこうなんとなく虚しい 虚しくて涙が溢れてきた

泣いても 仕方がないのはわかっているが

こんな年にまでもなって、いつまでも同じことを繰り返している自分が情けない。。。

こんなはずじゃなかったなぁという思いが

込み上げて涙が次から次へと溢れて止まらない。 無理して住んでいる家賃が高いアパート

無理して新車で買った車。

すべて偽物の願望で、空虚な心を埋める為に過ぎない。

顔を上げて洗面台に写る、幼いじじい どうしようもない。 声を上げ奇声を上げ咽び泣く。

疲れては果てて、感情を抑えきれなくなり

睡眠薬を口の中に放り込み、アルコールで流し込んだ。

横になって体を震わせた

そして胎児のように丸くなった。

ポケットに手を伸ばすと、不思議だ、

入れた覚えのない家族写真が出てきた。

そこに写っているのは

まだ幼い頃の私と弟と父、母

あぁ、この頃に戻りたいなぁ。

意識が遠のく。やり直したいなぁ。

まれ変わりたいなぁ。

そんな感情けが頭のなかをぐわんぐわん回っている。

しばらくして

隣の部屋に置いてあった携帯の着信音が珍しく鳴っていることに気づいた。

のそのそと音のなる方に近づき、なんなら出る前に切れてほしい思いとは裏腹に

着信音は鳴り続けた

液晶に映し出された名前をみて一瞬戸惑う。

スキーでも行かないか

また昔みたいに県外に泊まりでさ! 」

「おう、久しぶり…いいねスキー……」

声に出してはみたが頭の中で

反射的に面倒という文字が浮かんだ。

二つ返事でOK電話を切り後悔が始まる。

思えば相手要求に対してつい良い顔をしてしまうのが昔からの癖だ。

数年前、自分含め友人三人でスキー行ったのだが自分以外の二人はちょくちょく会っているようで

旅行中ずっと内輪ネタで盛り上がっていた、

そこにどう入っていけばいいかからあんまりいい思い出はない。

翌日

スキーの為になまった体に鞭を入れようと地元フィットネスクラブに向かった。

土曜の昼過ぎと言うこともあり、閑散としている

受付と着替えを済ませ

トレーニングルームに入ると、おばさん二人と

鏡の前で、20代後半らしき女性ストレッチをしているのが見えた。

自分もとりあえずランニングマシーンの電源を入れペタペタと歩いてみる。

視界に入る女性ヨガか、太極拳かよくわからないがとにかく気になって悶々とする。

顔に出ないように心がけるが、むっつり顔になっているのが自分でもわかる。

下心を振り払うようにマシンスピードを上げた。

30分くらい走っただろうか、顔と背中に汗が滴っているのが分かる。鏡に映る自分はいつもより爽やかに見えて

この際ストレッチをしている女性に声でもかけてやろうか!と考えた。

「おつかれさまです!! 体柔らかいですね!」

「どうも!綺麗だしスタイルいいね!」

「よかったら一緒に走りませんか?」

適切な言葉が見つからない。

女性こちから声をかけるなんて今まで経験が無いに等しい。

つのまにかおばさん達もいなくなって

トレーニングルームには自分とその女性だけだ。

あと一回り若ければチャンスだったかもしれない。

こっちに向かってくる男性が目にとまる。

目で追う男性は真っ直ぐ女性に「おつかれ」と声をかけた。

女性笑顔で「おつかれ」と返す。

私はすぐにマシンを降りて気付れないように二人の様子を伺った。

すぐに二人が親密な関係なのが見て取れた。

危ない危ない

その男性の体つきはがっしりとしていて

まるでスーパーマンのようにきらきらと輝いていた。お似合いなのだ

そう悟ったら一気に恥ずかしくなった。

着替えてジムを出てそのまま

側に隣接している公園のベンチに腰掛けた。

ベンチに座る自分の後ろ姿を想像したら

また涙で視界がぼやけてきた。

どのくらい時間が経とうが構いやしなかった。

予定も何もない土曜の昼過ぎに汗だくのおじさんがただ独り、意味もなく命を消費している。

人としてこの世に生まれ 私は何を残せているだろうか?

目を瞑り、答えのない答え探しの時間に入った。

仕事中、工場内にはよく虫が侵入する。

それは蜂やハエムカデだったり季節ごと様々だが、見つけたら容赦なくシューズで踏みつけ

その死骸をつまんで作業台の上に乗せる。

拡大鏡を取り出し、潰された虫の変わり果てた姿をまじまじと見つめていると段々気持ちが楽になる。

少し経って死骸に問いかける

「お前は何の為に生きていた?

私に殺された気分はどう?死んだら生まれ変わったりする?」

返事はないようだ。

自分社会にとってどのような存在なのか

鬱陶しければこの虫けらのように

強者から沙汰される運命なのだろうか。

いや既にされているのかもしれない。

目立たず大人しく弱々しく

誰にも見つからないように

生きてきたのに、存在自体が認識できなくなって今じゃまるで透明人間のようじゃないか

行き交う人はすり抜けるように私のことなど見てはいない。それは自分が望んだことでもあるが

一方で人から賞賛されたい 認められたい

そんな気持ちも心の片隅に顔を出している

これからどんな事をして、何を食べてどんな生活を送れば 世間からいいねを貰えるのか。

近頃、SNS承認欲求がどうこうとか言われるが

案外私と同じ悩みを抱えているの人も多いか

しれんなぁ。」

なんだか前にも同じこと考えた気がする

はぁ、ため息をする癖がついたせいか自分でも

びっくりするほど撫で肩になった。

指先がとても冷たい。帰ろう、

荷物トランクに乗せ自宅へと戻った。

間接照明が照らすダイニングキッチンの隅に小さく丸くなり、ぼんやりと薄暗い部屋を眺める。

俯いて視線スマホに落とし

出てきた検索欄に「女性と話す方法」と入力したページを無表情で黙々とスクロールしていくうちに。ガールズバーに行こうと思った。

あれこれ考えたがスナックキャバクラは下心が

丸見えだし気が引ける

その点ガールズバーなら洒落てる気がするし

何より健全だと思ったからだ。

次の週

また一言も会話せず同じような金曜日が訪れた

前より孤独感や焦燥感不安目眩吐き気が増した気がしたがなんとか踏ん張った。

上司に「今日は体調が悪いんで定時で上がらせて下さい」と告げ会社を後にした。

いつもならまっすぐ、アパートに帰り

スーパー惣菜品と缶ビールつまみ

空いた時間ゲームアダルトビデオで埋めるのだが、今日は久々に実家に帰りたくなった。

雑草が伸びきった庭に車を停め、玄関の鍵を開けた。

ドアを開けると空き家という感じはしなかった。

まだ生活感で溢れているせいか、つい最近来たようなそんな感じがした。

父も母も数年前に亡くなり、四つ離れている弟も

県外で暮らしている。

数年ぶりに二階にある

自分の部屋にも入ってみた。

部屋に刻まれた傷やシミは確かに自分記憶と重なる。

しばらく、ぼんやりと立ち尽くしていたが、市の防災無線から流れる夕焼け小焼け」

メロディー

自然と帰らなくてはいけない気持ちにさせた。

部屋を出る前に押入れから家族写真を取り出してポケットに入れた。

早く帰ろう。今日サッカー親善試合がある!

意気揚々と小走りで階段下りていく。

繰り返される日々

(冒頭に戻る)

日本はとっくに成功して平和になってるので本物の日本人は別のところで勃起しており

 お前の事務所はいない。お前はただのクズだ。

過去の人成功の上に、自然面白いことをしようとしてるのだから

お前の事務所に本物がいるわけがない。お前はクズだ。

お前の仕事にはすでに自然必要性がないから、本物が寄り付くはずがないし

お前の仕事をしてる時点で悪。

私は昔から大きい音が苦手だ。急に大きい音がするとビクっとするので、学生時代には「小動物」と馬鹿にされていた。今も仕事に集中している時に電話の呼び出し音が鳴ると、椅子から転げ落ちるほど驚いてしまうこともある。仕事で親しくしている人たちは、私の席に直接来るか(足音で誰が来たのか分かるのでありがたい)、電話の前にメールで知らせてくれる。

数週間前に職場若い外国人女性が着任した。旦那さんの仕事の都合で日本にやってきたばかりなのに、小さい子を育てながら自身キャリアを積むために頑張っている。その意気込みを尊敬しているし、この職場での経験彼女の将来にとって良いものになるよう、できるだけの応援をしたいと心から思う。だけれど、彼女が来てからちょっと辛い。

私の居室は、私と彼女の席だけがかいあっており、他の人達本棚等で区切られて離れている。問題は、彼女の席の電話が1日に4-5回鳴ることだ。彼女個人携帯電話(着信音がすごく大きい)も1日に2回くらいは鳴る。そのたびに私は驚いてしまう。さらに、彼女はよく通る大きな声で話すので、気になってしまって私の仕事はそこでストップする。そうすると、なかなか元の集中した状態に戻れなくなるので泣きそうだ。しょっちゅうかけてくる電話の主は彼女旦那さんらしい。子供も小さいし、日本に来たばかりで、夫婦間で電話確認すべきことも多いだろう。それに、私は世間話というものが上手にできないし、他人食事をするのが苦手なので、昼休みも含めてずっと彼女をひとりぼっちにしている。友達のいない国に来たのに、職場毎日顔をあわせる相手が私みたいな人間申し訳なく思う。だから彼女孤独で辛くならないよう、せめて多少の私用電話には目をつぶりたい。たかが1日4-5回の短い電話くらいだ。それに、私の席にはよく誰か来て話をしている。彼女にとっては私の方こそ騒音源だろう。

ちゃんとできないのは私だ。いつか私が音に慣れて、それから私用電話が減るくらいに彼女日本生活に慣れたらいいなあ。

追記

外国人」と書いてしまったけれど、うちの部署外国人が多いです。今は、同じ居室に地域が違う計5カ国出身の人がいて、少し離れた居室にはこの人と同じ国の出身者もいる。彼女の前任者(同じ席にいた人)も日本以外の別の国出身の人だった。これまでの人は、少なくとも日中は私用の電話を使わないし、静かな人が多かったからこの人の習慣は予想外だった。職場外国人の半分くらいは日本語を話さない人だけれど、みんな結構長く日本にいて友達もいるらしいので、そのあたりが違いかと思っているのだけど。

仕事を辞めてから今までのこと

遠方でバイトをしていたこ

目的に合ったバイト先を探していたこ

これからダブルワークすること

全て話した

lessonなのに

重たくなってしまった

だけど

最後空気を変えてくれたので

終わりよければ全て良し!

にしとこ。

内面的なことを話し過ぎて失敗したが、

昔は他人評価も気にして自己嫌悪

陥り立ち直るまで時間を要した。

でもそれは

自分けが思い詰めてるだけで

他人さらっと流してる。

悪口を言ったわけではない自分の事を

話しただけ。

他人がどう思うが、

This is me !だから

昔の自分が早く気づいていたら

心も早く楽になってたな。

anond:20181120181054

https://www.mhlw.go.jp/churoi/roushi/dl/h271016-1.pdf はい厚生労働省勉強会ね 

7ページと8ページ 根拠になる法律

もちろんパワハラと同等、男女同等に扱われる(女性男性にうけるものけがセクハラとの定義がない)ので、男性男性からまられたり男性女性からまられてもセクハラ範疇になる。男性保護するものでもあるよ。

10ページ以降 判例

この判例でどれが気に食わなかったのか具体的にあげてみれば。

基本的には相手が怯えきっている、第三者相談して事実確認が始まっている(ワンアウト)のにまだ続けたケースが裁判に発展したものばかりだと思うぞ

anond:20181120171810

会社人間関係の中で女性を廃した男子会を行うと、その男子会の席で会社の何らかの意思決定合意形成が行われる可能性があり、そこに参加できないということは会社の中の活動女性が不利になるということなので差別である」ってのが言い分でしょ。

もちろん男性側は「ただの飲み会(あるいは食事会)だよ。会社のことを決めたりしないよ」とは言えるんだけど、それって証明するのが非常に難しい。たとえ会社のことを話さず、笑い話で盛り上がったとしても、それで会社所属男性の個々人の心理的距離が縮まり、次に何らかの機会で仕事を任せるとき女性社員よりもその親しくなった男性社員に任せようとする心理的な影響力がゼロだってのは、証明不可能だ。

もちろん会社内の女性女子会をやっても、上記理屈の男女逆転した指摘は出来るんだけど、その点についてはラディフェミ父権社会論によって「男性から女性側への指摘は無効」ってことになってるんで、男性社会ホモソーシャルけが一方的問題である、と。

これがフェミニズム側から問題提起ね。

百年の恋も冷めた話

自分は30代前半男性、既婚者で子供も2名いる

ふとしたきっかけで、昔の女友達と遊ぶようになった。相手は少し年上で10年前は片思いしていた。だけど、その時は別の男性彼女交際していたのでその恋は実らず、彼女が数年後破局した時には少し疎遠になっていたのでアプローチすることもなく、年月だけが経った

あれから10年、歳はとったものの相変わらず綺麗な彼女。正直な話、浮気不倫気持ちこちらにはあったが、彼女側は既婚者の自分に対してその気持ちはなく、清い友人関係のまま数年続いた

だが、その間に新たに分かった事があった。

美しさと引き換えに全てを投げ売ったロック彼女だが、既婚者の自分がこれ以上深入りしてはいけないのは容易に判断できた。まだ若かった自分は、見た目だけに惹かれていた。別れた元彼は同年代だったが、もし自分が付き合っていて、この本性を知った時、年下の自分は別れられただろうか?

老いと金に日々四苦八苦している彼女を金の力で抱くことは容易そうだが、それは見える地雷を踏むような物

こればかりは自分の運に感謝したい。あの時彼女フリーじゃなくて良かった。今なら美人彼女破局した理由が分かる。彼女結婚願望の高い事故物件だった。出来ることなら、この事故物件がどうなっていくかを見届けていきたいが、怖いので静かに去るとする

もし、天運で彼女人生に転機が訪れれば幸いだが、とりあえず自分は人並みの幸せ享受していきたい

anond:20181120122222

シチュー野菜も肉も入ってるし味付けが違うだけで実質的カレーライスと同じ

しろプレーンたこ焼きをおかずにできるか、みたいな話だと思う

anond:20181119093703

オタクジャンル的な一般論で言うと、流行り始めの方が騒ぎたいだけのイナゴ子供が多くて荒れてるが

時間が経つとイナゴが飽きて去ったり年齢層が上がって落ち着く、ってケースが多いと思うけど逆なんだな

それとも最近になってイナゴ流入するようなきっかけがあったとか?

anond:20181120005109

自己紹介しないがいつも同じ偏見振りかざす奴ならよく見えるぞ、自演しててもすっごいクセが強いからこっちで勝手名前つけたら気にいってくれたみたいでその名前呼ぶと本人だけが答えるようになった。

野良猫の餌付け

小説書いてみた。

小走りで階段を駆け下りる。

上司に見つかったら何言われるかわからないな、、、」

特に悪いことをしたわけではないが

定時で上がる時は俯きながら逃げるように

会社を後にする。

外に出ると防災無線スピーカーから

夕焼け小焼け」が垂れ流されていた。

退屈だ、大体のことに興味が持てない。

冷めた日常を押し流すように

強めのアルコールを喉に流し込めば

朝になるまでの数時間は気がまぎれる

そしてまた 現実を突きつけられる日々

仕事最中に見せた 年の離れた

後輩の冷ややかな目

を思い出すと憂鬱になる。

鳴り響く 換気扇の音 機械モーターが唸りを

あげる

休みの間だけ消灯された薄暗い工場の中で

一人、スマホ時間を潰す。

最低限の会話と最低限の仕事をこなして

終わりを告げるチャイムが鳴れば帰路につく。

毎日 こんな感じ 季節関係なく

しかし確実に歳はとり、 老ける。

シワが増え 記憶力と体力も低下していく

白髪が混じりの44歳。

考えたくもない。

今日誕生日特別な日だから

自分しか知らない情報理由にして

上司に定時で上がることを告げた。

正直、気分が高揚していた。

帰りの途中、コンビニで缶ビールつまみ

買い、さらテンションが上がっていく

アパート玄関を開け、急ぎ足で

リビングへと向かう。

夕食を広げると同時にテレビの電源をつけた。

映し出されるスタジアム

サッカー日本代表親善試合が始まっている。

誰にも言ってないが最近の楽しみがこれだ

点が決まると独りで雄叫びをあげる。

お酒が進む進む。

前半戦が終わりハーフタイムになって

一息ついた時、我に帰った、

「俺が応援したところで何があるのかな。」

「ただ1人で叫んでいるだけではないか。」

たまにあるのだ、

そんな時はアダルトビデオでも見ればいい

ひとりの時間は十分過ぎるほどあるんだ

そう思い、ブックマークしてあるエロサイトの中からDMM文字クリックした。

しばらくページを眺めるが

すぐに手が止まっていた。。

違うなぁ、何か違う、何かこうなんとなく虚しい 虚しくて涙が溢れてきた

泣いても 仕方がないのはわかっているが

こんな年にまでもなって、いつまでも同じことを繰り返している自分が情けない。。。

こんなはずじゃなかったなぁという思いが

込み上げて涙が次から次へと溢れて止まらない。 無理して住んでいる家賃が高いアパート

無理して新車で買った車。

すべて偽物の願望で、空虚な心を埋める為に過ぎない。

顔を上げて洗面台に写る、幼いじじい どうしようもない。 声を上げ奇声を上げ咽び泣く。

疲れては果てて、感情を抑えきれなくなり

睡眠薬を口の中に放り込み、アルコールで流し込んだ。

横になって体を震わせた

そして胎児のように丸くなった。

ポケットに手を伸ばすと、不思議だ、

入れた覚えのない家族写真が出てきた。

そこに写っているのは

まだ幼い頃の私と弟と父、母

あぁ、この頃に戻りたいなぁ。

意識が遠のく。やり直したいなぁ。

まれ変わりたいなぁ。

そんな感情けが頭のなかをぐわんぐわん回っている。

しばらくして

隣の部屋に置いてあった携帯の着信音が珍しく鳴っていることに気づいた。

のそのそと音のなる方に近づき、なんなら出る前に切れてほしい思いとは裏腹に

着信音は鳴り続けた

液晶に映し出された名前をみて一瞬戸惑う。

スキーでも行かないか

また昔みたいに県外に泊まりでさ! 」

「おう、久しぶり…いいねスキー……」

声に出してはみたが頭の中で

反射的に面倒という文字が浮かんだ。

二つ返事でOK電話を切り後悔が始まる。

思えば相手要求に対してつい良い顔をしてしまうのが昔からの癖だ。

数年前、自分含め友人三人でスキー行ったのだが自分以外の二人はちょくちょく会っているようで

旅行中ずっと内輪ネタで盛り上がっていた、

そこにどう入っていけばいいかからあんまりいい思い出はない。

翌日、

スキーの為になまった体に鞭を入れようと地元フィットネスクラブに向かった。

土曜の昼過ぎと言うこともあり、閑散としている

受付と着替えを済ませ

トレーニングルームに入ると、おばさん二人と

鏡の前で、20代後半らしき女性ストレッチをしているのが見えた。

自分もとりあえずランニングマシーンの電源を入れペタペタと歩いてみる。

視界に入る女性ヨガか、太極拳かよくわからないがとにかく気になって悶々とする。

顔に出ないように心がけるが、むっつり顔になっているのが自分でもわかる。

下心を振り払うようにマシンスピードを上げた。

30分くらい走っただろうか、顔と背中に汗が滴っているのが分かる。鏡に映る自分はいつもより爽やかに見えて

この際ストレッチをしている女性に声でもかけてやろうか!と考えた。

「おつかれさまです!! 体柔らかいですね!」

「どうも!綺麗だしスタイルいいね!」

「よかったら一緒に走りませんか?」

適切な言葉が見つからない。

女性こちから声をかけるなんて今まで経験が無いに等しい。

つのまにかおばさん達もいなくなって

トレーニングルームには自分とその女性だけだ。

あと一回り若ければチャンスだったかもしれない。

こっちに向かってくる男性が目にとまる。

目で追う男性は真っ直ぐ女性に「おつかれ」と声をかけた。

女性笑顔で「おつかれ」と返す。

私はすぐにマシンを降りて気付れないように二人の様子を伺った。

すぐに二人が親密な関係なのが見て取れた。

危ない危ない

その男性の体つきはがっしりとしていて

まるでスーパーマンのようにきらきらと輝いていた。お似合いなのだ

そう悟ったら一気に恥ずかしくなった。

着替えてジムを出てそのまま

側に隣接している公園のベンチに腰掛けた。

ベンチに座る自分の後ろ姿を想像したら

また涙で視界がぼやけてきた。

どのくらい時間が経とうが構いやしなかった。

予定も何もない土曜の昼過ぎに汗だくのおじさんがただ独り、意味もなく命を消費している。

人としてこの世に生まれ 私は何を残せているだろうか?

目を瞑り、お得意の答えのない答え探しの時間に入った。

仕事中、工場内にはよく虫が侵入する。

それは蜂やハエムカデだったり季節ごと様々だが、見つけたら容赦なくシューズで踏みつけ

その死骸をつまんで作業台の上に乗せる。

拡大鏡を取り出し、潰された虫の変わり果てた姿をまじまじと見つめていると段々気持ちが楽になる。

少し経って死骸に問いかける

「お前は何の為に生きていた?

私に殺された気分はどう?死んだら生まれ変わったりする?」

返事はないようだ。

自分社会にとってどのような存在なのか

鬱陶しければこの虫けらのように

強者から沙汰される運命なのだろうか。

いや既にされているのかもしれない。

目立たず大人しく弱々しく

誰にも見つからないように

生きてきたのに、存在自体が認識できなくなって今じゃまるで透明人間のようじゃないか

行き交う人はすり抜けるように私のことなど見てはいない。それは自分が望んだことでもあるが

一方で人から賞賛されたい 認められたい

そんな気持ちも心の片隅に顔を出している

これからどんな事をして、何を食べてどんな生活を送れば 世間からいいねを貰えるのか。

近頃、SNS承認欲求がどうこうとか言われるが

案外私と同じ悩みを抱えているの人も多いか

しれんなぁ。」

なんだか前にも同じこと考えた気がする

はぁ、ため息をする癖がついたせいか自分でも

びっくりするほど撫で肩になった。

指先がとても冷たい。帰ろう、

荷物トランクに乗せ自宅へと戻った。

間接照明が照らすダイニングキッチンの隅に小さく丸くなり、ぼんやりと薄暗い部屋を眺める。

俯いて視線スマホに落とし

出てきた検索欄に「女性と話す方法」と入力したページを無表情で黙々とスクロールしていくうちに。ガールズバーに行こうと思い立った。

あれこれ考えたがスナックキャバクラは下心が

丸見えだし気が引ける

その点ガールズバーなら洒落てる気がするし

何より健全だと思ったからだ。

次の週

また一言も会話せず同じような金曜日が訪れた

前より孤独感や焦燥感不安目眩吐き気が増した気がしたがなんとか踏ん張った。

上司に「今日は体調が悪いんで定時で上がらせて下さい」と告げ会社を後にした。

いつもならまっすぐ、アパートに帰り

スーパー惣菜品と缶ビールつまみ

空いた時間ゲームアダルトビデオで埋めるのだが、今日は久々に実家に帰りたくなった。

雑草が伸びきった庭に車を停め、玄関の鍵を開けた。

ドアを開けると空き家という感じはしなかった。

まだ生活感で溢れているせいか、つい最近来たようなそんな感じがした。

父も母も数年前に亡くなり、四つ離れている弟も

県外で暮らしている。

数年ぶりに二階にある

自分の部屋にも入ってみた。

部屋に刻まれた傷やシミは確かに自分記憶と重なる。

しばらく、ぼんやりと立ち尽くしていたが、市の防災無線から流れる夕焼け小焼け」

メロディー

自然と帰らなくてはいけない気持ちにさせた。

部屋を出る前に押入れから家族写真を取り出してポケットに入れた。

早く戻ろう。悲しくなる前に。

小走りで階段下りていく。

※繰り返される日々

(冒頭へ戻る)

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