はてなキーワード: フィンランドとは
「ロシアは勝っている!フェイクニュースだ!」って言いたい訳じゃなくて、
ウクライナが見るも無残に蹂躙され、ロシアがしっぺ返しでデカい船失って、
「はい!こんだけ長引いてもウクライナ制圧できないんだからロシアの負け!」って言われても
正直飲み込めねぇよな、と思う。
じゃあウクライナの勝利なのか?国土をぐっちゃぐちゃに蹂躙され、略奪され、
助けを求めた他国は遠巻きに援助を投げてよこすだけで孤軍奮闘したウクライナが
それとも両方とも負けなのか?
フィンランドのNATO加盟に関して「正式加盟前でもフィンランドが攻められたらNATOが助けるよ!」ってのも
NATO側としてこれ以上似たような事態を引き起こさないためにも必要な措置だろうとは思うが
ウクライナ側は「ずっとNATO加盟したかった俺たちは見捨てたのに?」って思わないのかな?
今はまだ遠巻きとは言え援助してもらった直後だから「感謝してます」って態度崩さないだろうけどさ、
これから時間が経てば経つほどウクライナの西側に対する信用は徐々に切り崩されていくと思うよ。
そしてウクライナと同じようにNATOのPfPリストに載ってる他の国は今後の国家戦略結構変わってくると思うよ。
似たような事態になってもPfPなんかクソの役にも立たずNATOは助けてくれないって実証されたんだから。
ロシア側の被害だって、痛い目見てんのは下々の国民であって、恐怖政治で制圧済みの上層部はそこまで痛い目見てないでしょ。
大日本帝国の牟田口さんがのうのうと生き延びたように、今回のウクライナ侵略に関わったロシア上層部ものうのうと生き延びるだろう。
プーチンが他国からどれだけ信用失ったって代替候補なんか当分出てこないよ。
これからどんどんロシアが傾いていくことに変わりはないだろうけど、そうなったときに今ロシア国内で「戦争反対!」って主張してる人たちが
果たしてずっとその態度を保てるのか?
国内でたまった鬱憤は国の上層部に向けることは出来ない以上、内ゲバか他国に向かうかのどちらかでしか発散されない。
その鬱憤は恐怖政治する側がちょっと扇動すればいともたやすく外に向くだろう。そうなったらどこまで被害が広がるんだろう?
そういうところをぐるぐる考えていると、「ロシア敗北」とはとても言えないと思う。
じゃあ誰が巻き添え食って痛い目見るんだ、ってのはまだ不確定要素多すぎて何とも言えないが。
ロシア人やウクライナ人とのやり取りを和訳してくれてる増田に、こんな一節があったから、気になって書いてみることにしたよ!
この問いに答えるにはスラヴ諸語における「ヴ」と「ナ」の違いを理解する必要があるよね!
スラヴ諸語はインド・ヨーロッパ語族に含まれるけど、インド・ヨーロッパ語族に属する言語は豊富な格変化が特徴だね!(英語は格変化がほとんど失われちゃった異端児だけど!)
格の数は言語によって違うけど、スラヴ諸語はおおむね6+1格だね! +1っていうのは、呼格、つまり「おーい、○○よ!」って呼びかけるときに使う格のことだね! これは元々スラヴ祖語にあった格なんだけど、ロシア語では(「わが神よ!」みたいな文語表現を除いて)失われちゃってるんだ! ウクライナ語には残ってるよ!
でもって、スラヴ諸語で「~において」というのを表すときには、前置詞ヴ+処格(前置格)か、前置詞ナ+処格(前置格)っていう形を取るよ! ここでは便宜的に「ヴ」って書いたけど、言語によって発音が「フ」だったり「ウ」だったり、あるいは綴りが「w」だったり「u」だったりするね! まあ元をたどれば同じものだから、ここでは日本語話者にわかりやすいように「ヴ」で統一するけど!
ちなみに「ヴ」と「ナ」の区別は、対格(直接目的語を表す格)の場合にも当てはまるよ! みんなも世界史の授業で「ヴ・ナロード」って言葉を習ったことがあると思うんだけど、あれは「ヴ+対格」なので「ナロードの中へ」って意味なんだね!
ここから先の解説は、スラヴ語全般に当てはまるというよりも、増田が習った範囲でのスラヴ語での話だから、「いや、○○語では違う」っていう異議が出るかもしれないね! 増田は専門家じゃないから、多少厳密じゃないところは許してほしいな!
感覚的だけど、「仕切りがあって閉ざされているところ」は「ヴ」、「仕切りがなく開けていたり、上の方にあるところ」は「ナ」を使うね!
たとえば、元増田には、
ってあるけど、まさにこの通りで、島とか半島みたいな「仕切られておらず開かれた土地」や、山みたいな「高いところ」は「ナ」を使うんだよ!
だから、「高校で」は「ヴ」だけど、「大学で」は「ナ」を使うんだ! なぜかといえば大学は学校システムのヒエラルヒーの一番上にあるからだね!
町中にあるたいていの施設も「ヴ」を使うね! 建物は外界から仕切られた空間だから当然だよね! でも空港は「ナ」だったりするよ! 確かに空港のメイン施設は管制塔じゃなくてだだっ広い滑走路だから「ナ」感があるよね!
さらに、同じ語でも、「ヴ」と「ナ」を使い分けると意味が変わることがあるよ!
たとえば、「○○通りに住んでます」って言いたいときは普通「ヴ」を使うんだ! 「○○通り」っていうのは区切られた街区を意味する住所表示であって、物理的な道のことじゃないからね! 一方そこで「ナ」を使うと、「物理的に道の上に住んでいる」、つまり「○○通りで路上生活をしている」っていうニュアンスになっちゃうんだ!
あとはね、「夏休みは海に行きます」って言いたいときも普通「ナ+対格」を使うんだ! 海に行くというのは、海沿いの浜辺に遊びに行って、海面で泳いだりするということだもんね! そこで「ヴ+対格」を使うと「海の中に行きます」っていう意味になっちゃうよ! 浪の下にも都はあるもんね!
「村」もそういうニュアンスの違いが生じることがあるよ! 「ヴ」を使ったら「○○村で(つまり、特定のある村で)」、「ナ」を使ったら「村落部で(田舎で)」っていう意味になる言語もあるんだ!
こうしてみると、「ヴ」は英語のinで、「ナ」は英語のonみたいなものだと考えるとわかりやすいのかな!
ここまで説明したところで、「○○国で」を表すのにどっちを使うかという話ができるね!
「○○国で」というのは、基本的には「ヴ」を使うんだ! 国というのは広大な大地を国境で区切っているわけだから、「ヴ」になるっていう理屈だね! 「フランスで」とか「ドイツで」とかはみんな「ヴ」だよ!
ただ、島とか山とか半島とか、そういう「ナ」を使うべき土地がそのまま国になってるところに関しては「ナ」を使うんだ! たとえばマルタやキプロスなんかは国だけど「ナ」を使うね!
ちなみに「日本で」は「ヴ」を使うんだけど、「うちら島国だけど?」ってネイティヴに聞いてみたら、あまりにデカすぎて島国感がしない国に関しては「ヴ」を使うらしいよ! 確かに我々も普段は島に住んでるなんて意識せず「瀬戸内海の島に旅行したいなぁ~」なんて言ってるもんね! 本州も四国も瀬戸内海に面した島なのにね! 他にはインドネシアとかも「ヴ」らしいよ!
このへん、母語話者でも迷うみたいで、ググってみたら「キプロスって『ナ』だっけ? 『ヴ』だっけ?」っていうロシア語の質問サイトが出てきたよ! 感覚とか慣習とかで決めてることだからね! まあ「ヴ」でも「ナ」でも意味は通じるからそんな気にしないよね!
面白いのはアイスランドで、ロシア語では「ヴ」なんだね! でもとある別のスラヴ語では「ナ」を使うんだ! ロシア語の場合、アイスランドのことを「イスランジヤ(Исландия)」って呼ぶんだけど、「ロシヤ」とか「ゲルマニヤ(ドイツ)」とか「フィンリャンジヤ(フィンランド)」みたいに「~イヤ」で終わる地名は一律で「ヴ」にするルールがあるのかもしれないね! そういえば日本も「ヤポーニヤ」だね! 一方で別のスラヴ語は島であることを優先して「ナ」を使ってるのかな! 興味深いね!
ところで、ウクライナは島国じゃないけど、ロシア語では「ナ」を使うんだ!
ウクライナっていう国名は、「クライ」(地方)とか、「クライナ」(辺境)とか、そういう語に由来するみたいだね! 旧ユーゴスラヴィアにも「クライナ」地方ってあったし、今もロシアには「クライ」っていう行政単位があるんだよね! ウラジオストクがある沿海地方もロシア語だとプリモルスキー・クライだね!(「プリモルスキー」は「海に沿った」を意味する形容詞の男性単数主格形だよ!)
で、これがどうも「辺境の広々とした土地」みたいなイメージがあるみたいで、ロシア語では「ナ」を使ってるんだよね! これは別にロシア人が積極的にウクライナ人を馬鹿にしてるとかじゃなくて、「『ウクライナ』って語感だと『ナ』かな」っていう感じでなんとなく決めて、それが伝統になってるだけだと思うよ! まあそれは侮蔑的呼び方だと主張することもできるかもしれないけど、ここを突っつくのはさすがに言葉狩り感が否めないかな!
ただ、ウクライナ語では「ヴ」を使うんだよね! ウクライナはまずもって周囲から国境線で区切られた一個の国なんだという感覚みたいだね! それもそれで尊重すべき感覚だよね! どっちが合ってるとか間違ってるとかじゃなくて、「ロシア語とウクライナ語の違い」として認識すべきだと思うんだよね!
一部の民族主義的ウクライナ人は「主権国家としてのウクライナには『ヴ』を使うべきだ」と主張してるみたいで、まあご本人がそういう用法を使うのは自由だと思うけど、ロシア人が「ナ」を使っているのを責めるのはどうかと思うんだよね! だってこんなの急に変えろって言われても難しいよね! っていうかウクライナ語でググってみたら普通にキプロスに「ナ」を使ってる用例が見つかるんだよね! 「ヴ」と「ナ」の違いなんて明文化されてない曖昧なルールを感覚と慣習で補って決めてるわけだから、そこを聞かれてもロシア人も「いや、そういうもんだし……」としか言えないんじゃないかな!
ロシアと戦ってるわけじゃん?
でも出せないんだよね
それでヒトラーだムッソリーニだになってなぜか昭和天皇もだすという意味不明なことになるw
意味不明というかつじつまが合わないことやろうとするからこうなる
まじめに第二次大戦の勉強してれば連合と枢軸なんていう簡単な図式じゃないし
だけどソ連出したら自国が不利になるからヒトラーとか出すしかないんだよね
卑怯すぎん?
それでウクライナはなにが言いたいの?ってなるわけだよな(ちなみにウクライナはナチスドイツとも手を組んでた勢力があったりして本当にややこしい)
こういう自国の歴史認識激アマなくせに適当に外国をアイコンでつかったらそりゃひんしゅく買うよね
でもそのソ連の歴史はいわゆるロシアの歴史で俺ら関係ないです式のスルーはするしな(韓国式の日本の犯罪は俺たちの歴史じゃないからってやつな)
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降伏or和平
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フィンランドがNATO加盟申請して効力が出る(集団防衛義務)までの間にロシアに攻撃される可能性が危惧されているが、これは北大西洋条約第10,11条のため。
Article 10
The Parties may, by unanimous agreement, invite any other European State in a position to further the principles of this Treaty and to contribute to the security of the North Atlantic area to accede to this Treaty. Any State so invited may become a Party to the Treaty by depositing its instrument of accession with the Government of the United States of America. The Government of the United States of America will inform each of the Parties of the deposit of each such instrument of accession.
締約国は、この条約の原則を促進し、かつ、北大西洋地域の安全に貢献する地位にある他のヨーロッパの国に対し、この条約に加入するよう全員一致の合意により招請することができる。このようにして招請された国は、その加入書をアメリカ合衆国政府に寄託することによつてこの条約の締約国となることができる。アメリカ合衆国政府は、その加入書の寄託を各締約国に通報する。
Article 11
This Treaty shall be ratified and its provisions carried out by the Parties in accordance with their respective constitutional processes. The instruments of ratification shall be deposited as soon as possible with the Government of the United States of America, which will notify all the other signatories of each deposit. The Treaty shall enter into force between the States which have ratified it as soon as the ratifications of the majority of the signatories, including the ratifications of Belgium, Canada, France, Luxembourg, the Netherlands, the United Kingdom and the United States, have been deposited and shall come into effect with respect to other States on the date of the deposit of their ratifications.
第十一条
締約国は、各自の憲法上の手続に従つて、この条約を批准し、その規定を実施しなければならない。批准書は、できる限りすみやかにアメリカ合衆国政府に寄託するものとし、同政府は、その寄託を他のすべての署名国に通告する。この条約は、ベルギー、カナダ、フランス、ルクセンブルグ、オランダ、連合王国及び合衆国の批准書を含む署名国の過半数の批准書が寄託された時に、この条約を批准した国の間で効力を生じ、その他の国については、その批准書の寄託の日に効力を生ずる。
つまり、加盟希望国が加盟できるのは既加盟国の招聘により、その招聘は既加盟国の全員一致が原則。
だからロシアには緊張を高めるために国境を侵犯して紛争を起こし紛争国にしてしまうという手がある。
またロシアは各国の極右を手先にしていて彼等はプーチンロシアの利益と自国が孤立して得られる利益の為に動く。反国際主義だがロシアは別なのだな。仏の大統領選次位のルペンもこれに含まれる。更にルペンはNATO離脱派だ。
過去の中欧加盟では加盟には結構なプロセスを踏んでいて、希望国は根回し外交や平和維持軍への派兵等の域外活動に参加したりした上で全員一致の承認を得ている。
なのでロシアと対立状態にあるフィンランドの加盟は難航するしその間にロシアが何するか判らなくて危険。
だったら冒頭みたいな無茶しないと紛争に持ち込まれちゃうわけよ。
このアイデアだったらある日いきなりNATO軍が領内に居るから手を出せないし講和と同時に軍事同盟加盟は不自然じゃない。
フィンランド人の血が流れたらそれが原因で加盟も流れちゃうのだから無駄死にになってしまう。だからこのブリリアントなアイデアしかないのだ。
ま~でもロシアの歴史的に、多方面で利の無い戦争継続してたら内乱で皇帝が処刑される、臨時政府が打倒されるってのがパターンなのだが。動員せずに戦争じゃなくて特別軍事作戦と言ってるのもそのせいでしょ。