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はてなキーワード: 淡々とは

2018-07-18

anond:20180717173436

増田

在宅かつ自分のペースで仕事のできる方法がある。

など。これらはクラウドソーシングサイトと呼ばれている。

仕事を依頼したい人」と「仕事を受注したい人」をマッチングしてくれるサイトだ。

仕事内容はサイトカテゴリーに分かれているので、自分の出来そうな仕事があるか見てみるといい。

例えば、

などがある。

受注する時のコツは、淡々解決策を提示すること。メッセージシンプルに。長文は書かないこと。

ただし、増田の誠実さが伝わるこの日記はとても良いので、文末に誰でもいいから病人の僕を雇ってほしい、ほんとお願いします。へのリンクを付け加えるのも良いと思う。

余談だが、俺が最初に受注した案件は3時間300¥で、パソコン操作を教える仕事だった。

それから、低単価かつプロが参入してこないコスパの悪い案件をこなしていくうちに、徐々に単価も上がっていった。

増田体験稀有だ。増田の働く意欲、20代を諦めたくない想いを応援する。

頑張れ。


追記ひろゆき氏が仕事オファーをしたので、一件落着か?

https://twitter.com/hiroyuki_ni/status/1019257219844632576

2018-07-17

ゲーム版読書メーター

読書メーター」(https://bookmeter.com/)というサイトがあるのだけれど、これのゲーム版がほしい。

ユーザー過去に影響を受けたゲームの思い出を淡々を書いていくような感じのイメージ

steamレビュー書いている人が最も近いかな。

だけど、steam場合steamゲームに限られているし、「購入」ということが前提になった書き方になってしまうのよね。

これをもっと個人思い入れや、そのレビュアーリスペクトした人がレビュー過去に辿れるようなものがあるといい。

読書メーターは、Amazonレビューよりも充実していることがあるし、そういうゲームレビューや思い出を投稿して楽しみ合う場が、インターネット上に存在してもいいと思う。

そういうプラットフォームを誰かに作ってほしい。

2018-07-14

anond:20180714001020

どうもありがとう

私が調べてる間にトラバいただきまして(>ω<)

こうやって法的根拠ちゃんとあるのかを淡々と調べるの楽しいですね

私もトラバしたので、つたない内容ですがちょっと見てもらえると嬉しいです(。>﹏<。)

追記

絵文字が化けた…

なす

2018-07-12

anond:20180712155837

意味が見つからないと、何もできなくない?

べつに...

やりたいこと、できることを淡々とやるだけだけど

何もできないと死ぬしか無くない?

そう?できないならできないなりにあがくけど

できないのがかっこ悪いか死ぬの?

周りから評価に流され過ぎじゃね?

2018-07-09

オーストラリアの「マカロニチィイイズ」が忘れられない

女子高生時代オーストラリアホームステイに行った。2、3日程度だったと思う。

ホームステイは出席番号順。運よく仲の良い友達と一緒に行くことになった。

2人でペアになり、ホームステイ先の紙を渡されて、何をプレゼントするか等を話し合う時間が設けられた。

見たところ、「夫婦 子供居ない 弁護士」と書いてあった。

え?弁護士!?色々美味しいもの食べさせてもらえるかも!ひゃっほー!!!

クワクした気分と共に、友達日本からお土産として

扇子ドラゴンボールオモチャ(海外では結構人気らしい)、折り紙を持って行くことに決めた。

空港にて。

1人1人、カウンターにいる美女の前に立つという流れのとき

何をするのかも全然からない状況で、とりあえず美女の前に立った。

そうするとニコリと笑ってサムズアップ。GOODサインをしてきた。

美女は何も話さず、にこりと笑って親指を立てるのみ。私も同じように笑顔で親指を立てた。

1秒が1分にも感じる沈黙と長い時間の中、美女が先に動いた。

鬼のような形相になったと思ったら、親指をカウンター押し付けジェスチャーをしてきた。

――あ、指紋認証??

英語で話してくれれば何となく理解できるのに、何故無言だったのか。

何故ジェスチャー激おこだったのか。未だに不明だ。

オーストラリアについて、ホームステイ先に行くと 夫婦の他に溺愛していると思われる愛娘が居た。

可愛かった。めちゃ可愛いお人形さんみたい。

面倒になってきたので淡々と書くと、

翌日、「弁護士仕事に行くから車に乗れ」と言われて車に乗り込み、そのあと訪問先の広いお庭(森)で待たされること3時間。何もなし。

友達と「あ、お馬さんだー、ぱっかぱっかー」「あの鳥、ぴーーーぎょぇえ、ぴーーーぎょえぇって鳴いてる!うあははは!」

「ねぇねぇ、ここ木で穴掘ってみようよ。うへへへへ」と、とち狂った。その動画は今でも手元に残っている。

晩御飯ピザだった。オーストラリアに来てピザ! 正直、ピザー○の方が美味しいなと思ってしまった。

おっさんと話していると「前に来てくれたミキちゃん(?)は英語上手かったのになぁ」と嫌味を言われた。

すみませんね聞き取ることしか出来ませんで。

その翌日、また「弁護士仕事に行くから車に乗れ」と言われて車に乗り込むと、ショッキングピンク建物に詰め込まれた。

2時間待たされた時に痺れを切らし、友達と外に出かけてホットドッグを食べた。美味しかった。

弁護士仕事が終わったから迎えに来たあと、「お昼ご飯はコレだ」とチョコバーを渡された。

なんやねんオーストラリアなんやねん弁護士って。

帰り際に何故かケーキを奢ってもらい、家に帰ると「晩御飯食えないだろ?ステーキ食うか?」と言われ

二人して「ステーキ!?食べる!!ください!」って言ったら笑われた。

おっさんが満面の笑みで「マカロニチィイイズ」と言った。

マカロニチーズは、おっさんが鍋で暖めていたレトルトだった。

オーストラリア来てレトルトか……と二人してがっかり

ステーキ食うかって言ったのはオーストラリアジョークだったのだろう。許さん。

4日くらい居た気がするが、結局オーストラリアビーフは食べれなかった。

関係ないけど、ピーギョエ鳥、名前が知りたい。オーストラリア独自のものなんだろうか。

ガンダムって話が淡々としてない?

漫画原作アニメって一話の中に、ハラハラしたりカタルシスを感じるところがあったりするけど、ガンダムって話がすごい淡々としてる気がする。

漫画原作アニメでも、クライマックスに向けてお話を作る回とかは、期待を盛り上げたり、引きをつくったりするだけの回があるけど、ガンダムって全編そんな回をみてるような気分になるわ。

2018-07-08

anond:20180708213157

カイシャを辞める前は、手を抜かず、淡々ベストを尽くすことが重要

2018-07-06

死刑廃止派の一法曹としての意見

松本智津夫オウム真理教事件の確定死刑囚死刑執行された。

 私は死刑制度自体に反対の立場ですが、なぜそう思っているのかについて簡単に書いておきたい。およそ日本の今の状況で、松本らの死刑執行タイミングほど、死刑制度についての関心が高まることはないと考えるからです。

有罪であるという確証が持てない時に、多くの裁判官はどういう行動を取るのだろうか

 司法制度では疑わしきは罰せず、という原則があるのは、ほとんどの人が知っていることだと思いますしか現実裁判官がそのように行動しているかというと、そういうわけでもないようです。先日twitterである弁護士が、下級審簡裁だったかな)の判決書きで、若干の疑いがあるからちょっと罪を軽くしとくね、というような文面を書いてしまったため、控訴審でそれが棄却された、というものが流れてきました。これは判決書きに書いてしまったおバカな事例ですが、上級審であっても同じような運用がされていないわけではないようです。元裁判官で、刑法学者植松正は「無期懲役誤判の吹き溜まりである」と言いました。事実認定に若干の疑いがあるが、情状は極めて悪く、真に犯人であるのならば、死刑にするしかないというような場合無期懲役にすることが多い、というのです。これは裁判原則に反しています。実際には、情状に関わらず、事実認定合理的な疑いが残るのであれば、無罪とせねばなりません。なぜそれができないのでしょうか。裁判官人間ですから世論はまちがいなく気にしています世間を騒がせた大きな犯罪である場合裁判官のうち一人に合理的な疑いが残っていたとしても、合議の中で、簡単無罪判決を出せるものではないでしょう。つまり裏を返せば、合理的な疑いが残っていたとしても、死刑をいう選択をされてしま可能性は0ではないということです。死刑という刑罰存在する以上、確実に、100%、全くの疑いの余地なく、死刑に値する、と考えられない場合にも死刑選択してしまう例が存在するということです。

死刑制度問題は究極的には被疑者被告人人権問題に帰する

 死刑に値する犯罪を、まさか自分が行うはずはない、とほとんどの人は思っていると思います。ゆえに、とんでもない罪を犯した人間は、死刑でも仕方ないし、死刑が速やかに実行されるべきだ、という考えを持っている人が多いのではないでしょうか。被疑者被告人人権よりも、被害者の応報感情の充足が優先されるべきだ、と考える人も多いでしょう。しか100人死刑囚の中には、1人の無辜人間がいるとしたらどうでしょうか。その人を国家権力が殺す、という不正義をあなたは許容できるでしょうか。99人の”真実犯罪者”の被害者の応報感情社会要請としての死刑制度は、そのリスクを甘受するべきだと考えるでしょうか。

 では自分痴漢として裁判にかけられるかもしれない、と思う人はどれほどいるでしょうか。自分痴漢をやっていないことは天地神明に誓えるけれども、なんの証拠もない。被害者は、あなた痴漢されたと言っている。裁判所はあなたの訴えを合理的な疑いが残るとして認めてくれるでしょうか。捜査機関は、被害者の主張を、合理的な疑いが残らないように、矛盾をなくした形で、調書を作成するプロです。また裁判所は一応独立機関であるとされていますが、かつては判検交流と呼ばれる制度もあり、基本的裁判官検察官親和性の高い人たちですし、基本的検察提示証拠を信用して事実認定をすることが多い組織です。あなたの主張は認められず、あなた有罪判決を受けるかもしれない。あなたはそのリスクを甘受するでしょうか。疑いがかけられた以上は、痴漢という、卑劣犯罪行為に対して、その犯行を認めようとしない犯人であるあなたには、何の反省も見られない、と言われるかもしれません。

 裁判人間が行うものである以上、無謬ではありえません。痴漢冤罪場合、たとえ有罪であっても、人権上の制約は小さいと言えますし(むしろ冤罪であったとしても認めてしまった方が人権は制約をされないという残念な状況にある)、もし防犯カメラなどから無罪証明できた場合名誉回復され、損害賠償請求できる場合もある。しか死刑場合においては、それは究極の人権制約なのです。

団藤重光は以下のように論じています

例えば懲役刑などにしても、長いこと刑務所に入って、後で無実だということがわかって出されても、失われた時間、失われた青春は再び戻ってこないという意味では、これも確かに取り返しのつかないものです。しかし、そういう利益はいくら重要な、しか人格的、その意味主体的利益であろうとも、人間自分の持ち物として持っている利益ですが、生命はすべての利益帰属する主体存在のものです。もちろんこのことと、前述の人間尊厳が人命の上位にあるということとを混同してはなりません。死刑はすべての利益帰属主体のもの存在を滅却するものですから、同じ取り返しがつかないと言っても、本質的に全く違うのであります

 痴漢冤罪による被害を最小化するために、真犯人を含む、すべての被疑者被告人人権を守りましょう、被疑者実名報道はやめましょう、無意味身体拘束をやめましょう、という主張に対して賛成できる人は、死刑存置を考える人よりも多いのではないかと思いますいかがでしょうか。

 本質的には、これは死刑冤罪による被害をなくすために、真犯人を含む、すべての被疑者被告人に対する、究極の人権侵害である死刑廃止しましょう、という主張は私には同じものに思えるのです。しか死刑廃止するべきだ、という人はずっとずっと少ないのです。

被害者(周辺を含む)の応報感情を軽く考えるべきではない

 痴漢で捕まった人が、周囲に実は自分自白させられただけで、無罪なんだ、と主張することはよくあると思いますが、特に妻子持ちの人に多いのですが、私の経験上、やってないと強く主張していた人であっても、ここで認めても家族に知らされることはない、ということを教えると、スルッと実はやったんだ、という人が結構ます。ですから冤罪を主張する人たちの中に、罪を逃れるためにそう主張している人が多くいることも事実でしょう。しかし実際に痴漢冤罪によって人生が狂ってしまった、という人は確実に存在します。死刑においても同様のことが起きていないとは、誰にも言えないのではないでしょうか。

 しかし多くの人は、死刑に値するような重大な犯罪で、自分冤罪当事者になることな想像もしないでしょう。それに比べれば、自分たちの周りの大切な人たちが傷つけられたということへの怒りはとても身近で、応報感情に流されてしまいがちです。これは非難されるようなことでありません。前述の団藤は、父ブッシュとデュカキスとの討論で、妻を強姦され、殺害されても、死刑に反対するのか、という質問に、淡々と「それでも死刑には反対だ」と主張したデュカキスに対し、世論は非常に強く反発したと書いています。これがデュカキスの敗因ではないと思いますが、死刑廃止を訴える人に対し、「お前の家族を殺されても、死刑に反対だと言えるのか」という主張はよく向けられます殺害される、などという、およそ通常経験しないことを経験した人たちが、犯人を自ら殺してやりたい、あるいは国家によって同じような目に合わせて欲しい、という感情自然ものであると思いますしかし、当事者でない我々が、そう思うのは当然だ、とその応報感情正当化をする必要は必ずしもないとも思うし、死刑廃止論者であった人が、実際にそのような目にあったときに考えを変えたとしても、それはごく自然な話であると思うのです。その感情否定はできませんが、団藤が述べているように法の論理は、もう一段上の次元で考えるべきはないかと思うのです。

自分は無実なのだと内心で叫びながら絞首台に向かう人の存在を許容できるか

 私は貝になりたい、の主人公床屋は無実ではありませんが、死刑に値する罪を犯しているか、と考えるとそうではないと思います。あの絶望を持って、死刑にされる人間がいる、という不正義を許容できるかどうか、結局はその価値判断なのだと私は思います

 私はその価値判断において、死刑廃止して欲しいと考えていますが、それゆえに、死刑の存置を訴える人の価値判断尊重したいと考えていますしかしその上で問いたいのです。あなたは、たとえわずかな確率であっても、あなたあなたの大切な人が、冤罪死刑になってしまうことを許容できますか、と。

Webアプリ開発会社を辞めることにした

運用10年、開発5年ぐらいのアラフォー

今の会社受託開発業務を始めてスクラムマスターやってた。

担当範囲は(営業によるざっくり要件定義後の)設計フロントエンド開発、品質管理顧客への御用伺いあたり。

次の会社はまだ決めてない。

退職エントリを書くほど世間様に知らしめたいわけではない。

しかし、黙ってるのもストレスなので匿名で書くことにした。考えがまとまらないまま書くので、雑なテキストになる。ご容赦をば。

なお、会社悪口を書くつもりはないので、期待してる方は回れ右で何卒。

また、内容読んで「これ、アイツじゃね?」と察した人は、お口チャックでよろしくお願いいたします。お口YKK

先日、社長に「辞める」と伝えた。

「それは困る」と主張する社長と2時間×2回の攻防の末、どうにか「わかった」と言わせることに成功した。

辞める理由は1点だけ。

(小さな不満は色々あるけど、どこで働いても多少はあるもんだ、という心持ち

会社の言う『自律性』に共感できない。

これだけだと抽象的なので、具体的に書く。

2年ほど前に会社が『自律性』を目標に掲げた。

それを推進したくてスクラムとチーム制を導入した。

ここまではよかった。

しかし、次に会社が発表したのは「朝、定時に出社しろ」だった。

ここで、ウゲーとなった。

顧客から電話を受けられるように」という但し書き付きだったので、顧客に「電話するなら午後によろしく」と通達して事なきを得た。

(得られないこともあったが、まあ事故だ。事故は起きるよ。byトーマス

この出社命令は、会社の『自律性』を育てる施策ひとつだった。

しかし、私はこういう校則のような必然性のないルールがあまり好きではない。むしろ嫌いだ。校則が育てるのは従順さであり、自律性とは相反すると思っている。

私の考える自律性は「自分仕事自分管理する」だ。

例えば、自分宛のメールチケット確認する、会議に遅れない、といった内容だ。

IT開発者には「設計コーディングだけやってりゃいいでしょ」という人が少なくない。けっこう多い印象がある(観測範囲)。

でも、それだと「このメール見た?」「このチケット、一瞬で終わると思うけど内容見た?」と声かけをする世話焼きポジション必要になる。(これが私だった)

私はアラフォーなので、日常生活家事子育てが入ってくる可能性が高い。

その対応として、リモートワーク環境を整備したい。しかし、世話焼きポジション物理的に隣にいないと機能しないのだ。

Slack等のチャットツールで声をかけても「通知がうざい」と通知オフにされていると全くの無意味だったりする。(無意味だった)

「通知をオフにするな」と伝達しても、しばらくするとオフにされる。

これではリモートワーク化が一向に進まない。

私はスクラムマスターとして、リーダーポジとして、みんなに「メールを見てね」「チケット確認してね」「チャット通知きらないでね」と連絡してきた。2年ぐらい頑張った。

しかし、疲れた

なぜ、30代40代のいい大人相手に、そんな「挨拶は『こんにちは』と元気よく」みたいなことを言わねばならんのか。

だいたい、取引先との打ち合わせには遅れずに参加できるのに、社内MTGの時だけ呼ばれるまで待っている、というのが気に入らん!!!!!!!!!

甘えるな!!!!!

俺はお前のパパじゃねええええええええええええ!!!!!!

(I am not your father.)

という気持ちを、冷静に淡々社長に伝えて、辞めることにした。

なお、リモートワーク推進についても、社長議論したけど、「リモートワークではフルスペックで働けない」と「リモートワークでフルスペック活かせるようにすべき」の平行線で終わった。

というのが、辞めることにした経緯です。

はー、転職活動せな。

次もIT界隈の予定です。開発か運用かは決めてない。

反省

結局、会社悪口も書いた。

余談。

ここ数週間、顧客と打ち合わせする度に、冗談めかして「うちに来てくれないですかねえ」と言われてたので、案外、辞めたいオーラが顔に出ていたのかもしれない。

anond:20180704215009

おまえ、なんか思い込みが激しくないか

投票に行くやつのほとんどは、選挙自体にも政治にも熱くもなんともなくて、単に淡々投票してるんだよ。

自身政治には大して期待してない浮動票ノンポリ(?)のIT系バリバリ稼ぐ仕事人間だけど、投票なんて費用もかから時間も労力も殆ど不要重要権利行使ができる機会なので、投票しとけばいいじゃんというくらいの感覚なんだがな。

2018-07-03

私は椅子腰掛けテーブルの上にぐったりとしていた。苛々していたが、それ以上に疲れて、鎖を巻いたかのように体が重かった。

 あろえは遅く帰ったときの習慣である入浴を要求し、湯を張ると自分から入っていった。月島君に謝りの電話をかけなくてはならないが、気後れしてとても無理だった。

 テーブルの上に脱ぎ捨てたコートが雪で湿ったままくしゃりと潰れている。放っておけばしわになってしまうだろうけれど、手にとってハンガーに掛ける気にはなれなかった。上品な装飾がなんだかとても忌々しく目に映り、出来れば今すぐ焼き捨ててしまたかった。浮かれていた自分が恨めしい。私は何故自分日常から離れられるなんて勘違いをしていたのだろう。

 いまさらのことに、目頭が熱くなってしまって、それがまた情けない。

 まったく、慣れないことはするんじゃないわね。自分を笑い飛ばしそれから病院での自分の振るまいを思い出した。感情を剥き出しにして、みっともない。明日になったら病院に行って、もう一度彼らに正式に謝らなくては。怪我をさせてしまったのだ。お見舞いの品もそれらしいもの必要だろう。私は、もっとしっかりしないと。

 あろえ風呂からあがって来た。服を着るのを忘れていて、素っ裸だった。白い肌がお湯に火照って薄いピンク色に染まっている。体を拭っていないから全身びしょ濡れで、水滴を振りまきながらつま先で歩いてくる。ちゃんと流していないために、髪の毛や乳房に泡の固まりが残っている。そのくせ、コミュニケーションブックだけは大事に首からぶらさげている。

 いつもの椅子腰掛けた。そして、ブックのページを繰って、いつものように眉間にしわをよせて難しそうな顔をつくる。

コーヒーください」

 あろえは言った。

コーヒーください」

コーヒーください」

コーヒーください」

コーヒーください」

 私が黙っていると延々と繰り返す。別に怒るでもなく、急かすわけでもなく、淡々と繰り返している。

 彼女は口調によって言葉の印象を変える技術を持たないが、こうして執拗に何度も言ってくれるのなら、私でも少しは言外の意図を読み取ることが出来る。このまま放っておけば、あろえはそのうちガタガタと椅子を揺すって抗議をはじめるだろう。私がコーヒーを出さないことを、不愉快に思っているのだ。でも私だって、今は彼女に劣らず不愉快なのだ。たまにはあろえが私に合わせたっていい。

 それにしても、ロボットのように感情のない口調だ。本当に彼女の内側に心というものがあるのか不安になってくる。あるとは思うが、たとえあったとしても、それは私の心と共有できる部分がとても少ない心だろう。お互いに相手気持ち理解出来ない。

 彼女の心は誰とも通じ合うことが出来ない。それならば彼女の心は一体何のためにあるんだ? 誰にも伝えることの出来ない感情なんかただ苦しいだけじゃないか。どうしてあろえは耐えられるの? 私にはとても想像が出来ない。

 あろえと相対していると、彼女の心と私の心があまりにも何も響き合わなくて、暗闇と見つめ合っているような孤独気持ちになってくる。

コーヒーください」

 そろそろ、ブックを見つめるあろえの目つきが怪しくなってきた。本格的に怒り出すのは近い。癇癪を起こすのならば起こせばいい。そう思っていると、

くしゅん

 くしゃみをした。

コーヒーください」

 それでも彼女真剣な顔で続けている。このまま裸でこの寒いキッチンにいれば、きっと風邪を引いてしまうだろう。もう降参だ。私は、根負けして立ち上がった。

 彼女のためにコーヒーを淹れ、それからタオルと着替えを持ってくる。

 美味しいのかまずいのかよくわからない顔でコーヒーを飲む彼女の体をタオルで拭いながら、その肌に触れてみた。表面は部屋の空気で冷えてしまっているが、奥からじんわりと温かみが伝わってくる。

 生きてるんだな、と馬鹿みたいに当たり前の言葉が頭に浮かんだ。この子は、一人で生きることが出来ないくせに、他人が常に傍にいなければ駄目なくせに、自分孤独から守る方法をまるで知らない。そもそも他人というものがわからないんだ。すぐ傍にいる私さえ自分と同じ人間だと理解することが出来ていない。自分を守るものを何一つ持たずに、生まれ持った柔らかい皮膚の体一つで、生きている。心がどうかなんて知らないけれど、生きているのは本当だ。

「ごちそうさまでした」

 あろえは満足そうに笑う。

 コーヒーを飲み終わった彼女に服を着せて、布団に寝かせて、それから私は入浴し、自分寝床についた。湯上がりにひんやりとした布団が気持ちよくて、手足の先からあっという間に睡魔に溶かされてゆく。

 最後意識が暗闇に飲まれる間際、

明日からまた、あろえと二人きりで頑張っていこう」

 と、小さく呟いた。

「もう他のことは何もしない」

 生きているかぎりは、なにがあってもくじけたり休んだりすることは許されないんだ。きっと、人生ってそういうものなんだろう。我慢すれば済むことに、負けてしまうのはきっとカッコ悪い。

 自分に何度も言い聞かせた。

 でも多分、月島君がまた誘ってくれたら、行ってしまうだろうなとは思う。それくらいは良いのじゃないかしら。

 そして、私は、眠りに落ちていった。

――それから間もなくして、その地震は起きた。

 

https://www.saibunkan.co.jp/lechocolat/soft/ka_swan/images/preswan.htm

anond:20180703132312

怒る必要などない。

ネチネチ執拗淡々と責めればよい。

高プロ法案の先の未来って1930年代日本だよね

東大だかの社会学者が書いた戦前日本の、今で言う勝ち組増田クラスエリート(現在で言えば700〜1200万くらいの年収の人たち)の家計収支から当時の物価経済状況と合わせて考察しながら

当時のアッパーエリート生活を調べたがある

ちなみに現在年収格差は約二倍程度と言われてるが、1930年代当時の年収格差はなんと驚異の350倍(年収300万円以下が国民の97パーセントくらいで残り3パーセントが平均年収11億の計算)

増税に次ぐ増税対象となった家庭の家計崩壊していく様が手記と家計簿が淡々と記録が書かれていく様が物凄い無機質で怖い

そして彼は、破産して会社(今でもある某財閥商社)をクビ(しかロックアウト)になった挙句徴兵を迎えて戦争

その後どうなったかは気になる増田図書館へ探しに行こう!

下手なホラー映画小説より背筋が凍りつくからおすすめ

2018-07-02

シャドウバースをやってる

シャドウバースをやっている

ランクグランドマスター

グランドマスターになるのはそう難しいことじゃない

課金して全てのカードを3枚ずつ所有し廃プレイヤー達が考察したデッキを試して傾向を掴み、あとは作業のように淡々プレイするとグランドマスターになれる

トップランカーを目指すわけでなく、俺みたいなプアなプレイヤーだと結局は札束で殴り合っているのと変わらない

なんでそんな低い熱量なのにプレイし続けてるか?と言えば、やっぱりネタに走って勝っちゃったとき快感が大きいかも知れない

グランドマスターを維持している理由が、相手プレイヤーハイランカーであればあるほどコッチがネタデッキであることを察してくれるから

相手自分も「んなもん来るわけねーよwww確率何%よ?wwwww」みたいなタイミングでドーンッと決まっちゃうのが気持ち良い

まるでトレーディングカードゲームコミックアニメのように「くっ・・・俺は諦めない・・・!俺はデッキを信じるんだ!ドローッ!」と引いたときに起きる奇跡は何物にも変えられないんだ

相手プレイヤーもあまりにも出来すぎた熱い展開にギブアップはせずに攻撃を受けてゼロになってくれる

何が言いたいかってギャンブル性の高いネタデッキはやっぱり楽しいってこと

Hagex殺害容疑者からidコール

今日、以下のようなブコメを見て大いに共感すると同時に、私にも思い当たるところがあったので書いてみる。ちなみに読んでわかるとおりidバレしてるが、ブログに書くよりこっちのが読んでもらえそうなのでこっちに書く。あとあまり大層なことは書いていない。事実淡々と述べているだけの部分が大半を占めており、最後にちょっぴり「低能先生」という呼び名についての私見を書いている。

さてそのブコメというのがこちらの2つ。

irodori_kotori 氏のブコメhttp://b.hatena.ne.jp/entry/366754123/comment/irodori_kotori

deztecjp氏の指摘、私がイケダハヤト氏の批判記事ブコメして某先生からidコール飛んできた時に「馬鹿にする意図でないのは略称でも蔑称でもないことから汲んで下さい」って返したら納得して貰えたということがあった



上の「deztecjp氏の指摘」というのはこれ。

deztecjp 氏のブコメhttp://b.hatena.ne.jp/entry/366754123/comment/deztecjp

高知トマトの人」などという表現をやめ「イケダハヤトさん」とふつうに書くことを「萎縮」と呼ぶなら、「萎縮すべき」と私は主張。批判はすればいい。だけど、なんでそういう、イジメ作法をやめられないのか。



私に来たidコールについて

私も(たぶん一度だけ)1年近く前にHagex氏の殺害容疑者とされている人物(何と呼べばよいだろう?ひとまずA氏としよう)からidコールをもらったことがある。もちろん本当にA氏かどうか確かめようがないが「お前のブコメ集団リンチだ」という旨を強い口調で咎められたので、たぶんA氏だったのだろうと考えている。私は自分ブコメのどこが集団リンチかわからなかったので、そのように返信した。

私のブコメ1(http://b.hatena.ne.jp/entry/344007287/comment/neriu)※2018/7/2 18:00 URLが違ってた(いわゆる「1フロア下」になってた)ので訂正

id:toyoub 記事のどこに反応するかは各自自由です。あと集団リンチとは誰に対してですか?私はWantedlyには何も言及してません。イケハヤ氏(増田註:ここは今では「イケダ氏」に変更している)への中傷もないでしょう。ブクマ自体集団リンチという意味なら承服しかます

※本題とずれるがこのブコメ自体が上の irodori_kotori 氏のブコメへのブコメだったことに今気がついた。なんという偶然。

すると次のidコールが来た。「イケハヤってのは蔑称だ。彼はイケハヤなどと自称していない。集団リンチだ」といった旨の指摘だった。私はなるほどそういうことかと思い、イケハヤ蔑称かどうか確認するため、イケハヤ氏のブログ過去ログ検索し、当時イケハヤが「イケハヤ」を自称していないことを確認し自らの非を認めた。それが次のブコメ。A氏からは「わかればよい」といった旨の返事が来たように記憶している。

私のブコメ2(http://b.hatena.ne.jp/entry/344007646/comment/neriu)※2018/7/2 18:00 URLが違ってた(いわゆる「1フロア下」になってた)ので訂正

id:toyoub 氏のサイト検索しましたが確かに自称してないですね。またこ言葉自体に氏をからかうニュアンスがありそうです。ご指摘ありがとうございます。氏を中傷する意図は全くないので「イケダ氏」に訂正しました



もっともこれはすぐ判明したことだが実はこのときイケハヤ氏は「イケハヤランド」という名称などで自らのことを「イケハヤ」と自称していたので、A氏の指摘は当たっていないし謝る必要もなかったのだが、蒸し返すほどのことでもないと思ったので、この件はこれで終わりにした(余談だが現在イケハヤ氏はサイトでもTwitterでも「イケハヤ」を自称している)。

A氏について

たったこれだけの、なんてことはないやり取りなのだが当時A氏の存在を知らなかった私にとっては青天の霹靂で、なぜここまで口汚く罵られなければならないのかと内心憤慨していた。またそれはそれとして、上記の経緯を経てA氏が納得した態度を見せたことについて意外に感じたのと、そのような氏が私以外に対しても同時進行で罵っている様子が見て取れたので、氏の意図を測りかね、不思議な思いで見つめていたことを覚えている。

そんな経緯があった私にとって、冒頭で紹介した2氏のブコメ共感できるものだった。

irodori_kotori氏などはA氏と対話らしきものを成立させており、また誰かは忘れたが、他にもA氏と同様のやり取りをしたというブコメを見た記憶もある。私以外にもきっと何人かA氏と罵り合い以外のコミュニケーションをとった人がいるのだろう。これは意外な気もするし、相手もなにか考えがあって行動していたと仮定すれば当然のことという気もする。もちろんHagex氏が亡くなられた今となっては「だからどうした」という虚しさしかない。一部の人間と対話が成立していようがいまいが、最終的にA氏は対話とは正反対の、最悪な形の暴力を振るった容疑者である。だからここに書いたことはA氏の擁護でもなんでもなく「そういうことがあった」という報告以上の意味はないことは強調しておきたい。

低能先生」という呼称について

もうひとつ説教臭いことを書いておきたい。A氏を「低能先生」と呼称すべきではない、ということについてである。これはすでに複数の人が指摘済みのことだと思うが改めて書いておきたい。

はてな界隈で流布されている解説によると、この呼称は「A氏は頻繁に『低能』という言葉他者罵倒しており『低能とよく罵倒する人物』転じて『低能先生』だから問題ない(=蔑称ではない)」ということなんだそうだ。

正直に白状すると、この解説には首肯しそうになる自分がいる。そして「低能先生」という呼称現在進行系で使っている人に対しても「まあしゃーないよな(俺は使わないが)」と考えるズルい自分もいる。

その上で、ちょうど私へのidコールが「蔑称問題」についてだったこともあり、改めて考えてみたのだが、やっぱり駄目だと思うに至った(遅い?)。数時間前の私と同じように「えーやんけ別に」と思う方は(唐突で恐縮だが、もしお暇なら)次のチェックリストYES/NOで答えてみてほしい。

  1. 上記解説のとおり揶揄する意図はないので「低能先生」という呼称は許される(=蔑称ではない。蔑称と受け取る人がいるとすればそれは本意が伝わっていないだけ)
  2. 蔑称かもしれないが、先に「低能」と罵倒してきたのは向こうだから許される
  3. 蔑称かもしれないが、相手容疑者(あるいは犯罪者)だから許される
  4. 他に呼びようがないから、あるいは使い勝手がいいから使っている
  5. みんなが使っているから使っている
  6. 堂々と恥じることな蔑称として使っている

これらの問いのどれかに「YES」と答えるとしたら、その心の有り様は「いじめ」と通底してはいないだろうか。あるいはもっと端的に「いじめ」ではないだろうか。私自身上記のとおりなので「YES」と答えた人を難詰する資格はないだろう。そもそも私が間違っている可能だって依然としてある。A氏に関すること以外で、私が過去に不適当呼称を使うこともあったに違いない。ただ本件であらためて「他者をどう呼ぶか」に意識的にならなければと思ったし、これを読んでそういう人が増えてくれれば嬉しい。

2018-06-30

目標のために努力してたら一人ぼっちになってた

弱音を吐ける友人がいないので、拙い文章申し訳ないがここに書く。


大学生ながら、俺には夢があってな、そのためにそれなりの時間を費やしている。

しかもその夢ってのは、普通生活をしてたら、絶対に会えないだろう人と会って、

話したり、あわよくば友達になったりすることで、同じステージに早くいかないとって思って、

必死勉強している。


まぁ要するにその人は割と有名人で、いまの俺なんかがお近づきになれる人ではないんだわ。

から必死勉強して、同じくらい有名になって仲良くなりたい、もしくは同じ立場で話したいって思ってる。

これを人に話すと馬鹿にされるが、俺は本気でそうなりたいって思ってる。


そんなこんなで勉強していると、友達と過ごす時間家族と過ごす時間、娯楽の時間など、

あらゆる時間を削って勉強することになる。そんなことを大体3-4年ぐらい続けてると、もうほんと

色々なものを失うよね。


仲良かった友達ともどんどん疎遠になっていくし、彼女なんて出来ないし。

頼れる人なんて誰もいないし、唯一の娯楽は勉強後にYoutube見ることだからな。

キラキラキャンパスライフなんてのは、もう歩めないんだなぁって痛感してるよ。


結局、何が言いたいのかというと、辛いんだわ。

毎日泣きながら大学から帰ってるわ。

夢を追うことがこんなに辛いなんて思わなかったわ。

「夢は必ず叶うから~♪」とかい歌詞があるけど、いつ叶うのか教えてほしいわ。


大学では男女がキャッキャウフフやってるし、それが本当にうらやましい。

俺も夢なんて放り投げてそっちに行きたいと毎度思ってるよ。


はーーーーー。

まぁこんなこと言ってても仕方ないってのは分かってるんだよ。

やらないと叶わないんだし。


得るものがあれば失うものがあるっていうのを身をもって体感してるよ。

安易に「自分の道を進め!Boys be ambitious!」なんて勧めるもんじゃいね

こんなに辛いんだもの


はーーーー。

まぁでも、叶うのかなんて分からないけど、淡々とやっていくしかないんだろうなぁ。

最終的にそれが叶わなくとも、後悔はしないだろうしさ。


なんか書いてたらすっきりしてきたな。

よしウジウジするのはもうやめだ。


辛くても寂しくても歯を食いしばってやっていこう。

叶うとも限らないけど、叶わないとも限らないんだ。


明日も頑張ろうな。

2018-06-29

anond:20180629193747

発言の輪が広がればいいと単純におもってるからだよ。

「巻き込みやめてください」と淡々というしかない。

他人いいねさらされてるよりなんぼかましだ。

ロスジェネ世代の先輩の思い出

10年ちかく前、私が学生だったころ、アルバイト先には必ず30代前半のロスジェネ世代がいた。

バイト先で仲良くなったAさんもそのうちの一人で、女性だったが国立大出身で、良い就職先が見つからずにフルタイムアルバイト身分だった。おとなしい人だったが身ぎれいで親切で博識で仕事もできた。そこの大卒数年目のイキり社員の男がめちゃくちゃ無能で意地悪だったのもあって、私はAさんのことをすごく尊敬していた。Aさんは新入りの私がミスをしても、頭ごなしに叱りつけることもなく、黙々とフォローをしてくれた。フォローしたあと、次からはこうするといいよ、とちゃん指導もしてくれた。その経験は、私が就職して後輩を持つようになってからもすごく役になっている。

Aさんは「私は就職氷河期世代から」と、口癖のように言っていた。

新卒入社社員になれなかったこと、まだ結婚相手がいないこと、親元で暮らしていること。そういう話題が出ると、決まってそれを口にしていたと思う。でも、それ以外の時はわりと淡々としていて、ごくごく普通暮らしを送っているようだった。

そんなAさんに、ある日、紹介したいものがあるので何かのサロン的なところへ行こうと誘われた。当時は時々バイト上がりに一緒にお茶するくらいの仲になっていたので、私は二つ返事でAさんについて行った。

到着した先は、(詳細は完全に伏せるが)いわゆるマルチ商法アジトのようなところで、商品ショールームのような場所だった。自分たちを含めて、何組も来客があった。

Aさんはバイト先では見せたことのないような生き生きとした明るい表情で、フルタイムアルバイト2~3月分のお値段の商品を色々と紹介し、実演してくれたりもした。私はずっと「えっすごいですね」みたいなことを言っていたと思う。

増田ちゃん人生も、きっと変わるから!」

一通りの商品紹介が終わった後、Aさんは握りこぶしをふたつ、自分の胸の前で控えめにグッ!としながら力強くそう言ったのを覚えている。私の方はといえば、なんというかものすごく色々な気持ちが胸の中で沸き起こっていた。

どうして今まで気づかなかったのだろう。Aさんは自分人生を変えたかったのだ。バイト先で愛想良く笑って仕事をこなしていたけれど、そんなの全然満足していなかった。Aさんが今の人生をどんなふうに変えたいと思っていたのかはわからないけれど、そうだよね。ずっと親元からバイト先に通うわけには行かないもんね…。

Aさんはいい人だったので、しつこい勧誘もなかったし、押し売りもなかった。ちょっと欲しいかもと思ってしまうくらい説明はうまかったけど。「学生さんだし、お金ないもんね。無理にローンもおすすめできないし、社会人になってからでも考えてみて」そう言ってその日はちょっとしたパンフレットだけくれて、帰らせてくれた。

その後はAさんとバイト後に一緒に遊びに行くことはなんとなくなくなり、さらに数年たって私は就職のため地元を離れることになった。4月を2週間ほど過ぎたころ、母から「Aさんからハガキが来てるよ」と連絡があった。「就職先でも頑張ってね!応援してるよ」とだけ書いてあった。

私はAさんに返事を書かなかった。

2018-06-28

anond:20180628233607

ひとつだけ、はてこさんのBLOGを読んだにすぎない者です。

増田さん、増田さんこそ、とても辛そう。

辛いと書かずに、ヒロイックに逃げずに、淡々描写されているのが、いっそうかなしい。

先生罵倒しててもなぜかわりと淡々として見えてた

まれてきてごめん、と息子が言った

「母ちゃん信じないだろうけど、俺本当は弟妹が何人かいる予定だったんだよね」

ある日突然、寝転がってゲームをしながら、息子が言った。

ゲームの話?」

何言ってんだこいつ。そういうのは小学生までに済ませとけ。そんなことを思いながら適当に返すと、画面に目をやったまま、

「生まれる前に、何人かと兄弟になろうって約束して、俺が一番に行って生まれてきたんだけどさ。そのあと全然まれてこなくて。もう無理なんかなって思ってるけど」

「あー、うち父ちゃんいないしね」

妊娠からモラハラがあった元旦那は、出産さらに激しくなり、子供が1歳の時早々に別れてしまった。

「でも、何回か、2回くらい? あったよね。弟来たって思ったもん」

「…あったっけ?」

「あったよ。すぐいなくなったけど。別にしょうがいからいいんだけど」

淡々とした息子の台詞に、一瞬、心臓が凍った気がした。まさか知っているのか。

子供には絶対に言えない話、親にも言っていない。ずっと隠していたけれど、私は2回の中絶歴がある。

なんだかんだ"両親揃った幸せな家庭"というのに憧れて、離婚後、男性と付き合ったことがあるのだ。

1人目の時はまだ大学生で、ゴムを付けた初体験で見事できてしまいそのまま結婚だったというのもあって、もう二度と出来婚はすまいと、2回目はゴムを何回もライトで照らして、穴がないのを確認した。そして妊娠した。堕ろした。理由を話し、婚前交渉は一切できないと言うと、男性との関係自然消滅した。

3回目は、ピルでやや体調を崩すタイプだが、これ以上妊娠するわけにはいかないので、ゴムに加えアフターピルまでしっかり飲んだ。3日くらい体調が悪かったが、今度はと思った。妊娠していた。堕ろした。理由を話し、略、今度はちゃんと振られた。「そんなにできやすいのは不安だ」と。

なぜやるたびに子供ができるのか。99.9%妊娠しないんじゃなかったのか。ピル堕胎も駄目なんじゃ、婚前交渉は無理だ。でも、シングルマザー結婚するのに性交渉なしはありえないだろうし、理由説明したくない。

そんなわけで、その後は誰とも関係を持つことなく生きている。

「何言ってんのかよくわからないけど、まあ弟妹はできないよ。たぶん。ごめんね」

「いいよ、ちょっと残念だけど。諦めたし」

少し早口で応えた私に、息子は相変わらず何でもないことのように、呟いた。

「俺、もっと我慢すればよかったかなって思うことあるんだよね。あんな早く生まれてきて、ごめん」

この数日、ずっと頭から離れなくて、何となく思い立って、推敲も何もなく書き殴って投稿する。

もやもやと留まっているものが、これで流れてしまえばいい。

2018-06-27

NHK

最近NHKニュース番組アナウンサー無責任コメント言うようになった。

今まで淡々と伝える感じが好きでNHK見てたのに、これじゃ民法と変わらない。

ニュース番組がなくなった感じがする。

から淡々空気なげるのに徹しよっと

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