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2018-09-13

妻と先生

19年前に教え子と性的関係 高校教諭を懲戒免職 東京 | NHKニュース

このニュースを見て、想う。


家の妻は、学生時代先生と付き合っていたそうである

その先生と付き合う前には、同学年の彼氏もいたそうである



実は、私も同じ学校なのでその先生も同学年の元カレも知っている。

同学年の元カレは許せるのだが、先生が許せない。

結婚して、10年以上経ち、子どももいるのだが、妻の若い頃の体を

あの先生の舌が這いずり回り、妻の可愛い唇が先生のあれを咥えたと思うと

腹が立つ。同級生元カレには不思議なぐらいそういう感情はない。


先生との恋愛は、打算が混じっていると思う。

さなクラス学校での権力者と付き合う。

自分の妻が、恋愛感情だけでなく、力や金に惹かれた部分がゼロではなかった。

力ある物の歓心を買う行為をしていたかと思うとおぞましい化け物に思える。


同級生同士でも、運動部キャプテンヤンキーと付き合う女に感じる打算的かつむき出しの権力欲と同じ。


先生と付き合っている女、付き合った女が「純粋に人としてあの人が好きだった」というセリフ映画小説で目にするかもしれないが、

力を持つ者が自分と二人きり、ベッドの中で甘えてきて、自分より弱くなる瞬間の優越感を否定できないだろう。


先生と付き合う女。あいつらは純愛なんかじゃない。金持ち権力者芸能人の周りに群れるケバい女と同じ心理構造

周りの女との優越感の競争をしたがるマウンティング

2018-09-01

35000人の前で人生最大のピンチに陥ったB'z稲葉氏を見れて良かった。

※B'zファン以外に向けて書いた文章であり、2曲だけネタバレありますので、注意してください。これまでのネタバレ被害の方、本当に申し訳ありません。

すごいものを見た。誰もがそう思っただろうと思う。

B'zの30周年ライブ in 福岡

一曲目で所々声が出ない稲葉氏。素人が見てもあからさまに調子が悪い。

でも、認めようとしないかのようにいつものようにシャウト。しかし、すればするほどガラガラ声に。

例えるなら、俺が酒飲んだ後にB'z歌う時みたいな声になった。

B'zファン稲葉氏のストイックさに誇りを持っていたので、まずそこまで事故レベル調子の悪さに唖然

稲葉氏の顔は青ざめる。しかし、歌うのをやめることは絶対にしなかった。お約束CDよりかなり手数の多いシャウトもサボらなかった。声はガラガラだが。

そのため、ファンはそのガラガラ声のまま、3曲聞いた。

会場は暗転して、どよめいた。

稲葉氏には稲葉氏が全て、というような女性ファンがたくさんいる。彼女らは既に40-50代であることも多く、体も強いとは言えない。

そもそも会場が非常に蒸して暑かった。そのため、心労と重なりバタバタ倒れ、何人もの女性が運ばれていた。

暗転は10分以上続き、誰もが「今日は中止」と思った。

しかし、稲葉氏がステージ上に現れた。そして稲葉氏はこう告げる。

「声の調子が良くなくて、聞苦しい声になってしまい本当にごめんなさい。正直なところ、このまま聞き苦しい声とならない状態ライブを続けられるかどうかは自信がありません。だから、皆さん僕が歌えるかどうか厳しい目でジャッジしてくれませんか。こんなことは初めてで、本当にごめんなさい。もしまた聞き苦しい声になってしまったら、その時は必ず埋め合わせをします。今日の僕のありのままの姿をしっかりと厳しい目で見てください。」

おそらく、稲葉氏にとって35000人の前で聞くに耐えないガラガラ声になるというのは人生最大のピンチだっただろうと思う。

しかし、彼は35000人の聴衆の前で「この俺を見てくれ」と言った。かっこ悪い自分をしっかり見てくれと。

黙って引っ込むこともできたと思う。しかし、今日自分の至らなさを正直に認め、引っ込まなかった。そして、調子が悪いなりの歌唱しかし、これまでにない鬼気迫る歌唱を見せてくれた。

謝罪してからは常に水を側に置き、曲中も何度も口にして喉を潤しながら歌っていた。正直、何度も水を飲む姿はカッコ良くはないかもしれない。でも、死ぬ気でステージで這いつくば稲葉氏はこれまでで一番カッコ良かった。

この人はこの仕事に、こういう姿勢で向き合っているのか。

「自信がない。」と率直に語り、初めて見た稲葉氏の弱さ。しかし、それを曝け出す強さ。そこは今までそれとなく聞いてきた歌詞主人公の男そのままだった。

正直、B'zなサウンド歌唱が好きな俺はそこまで歌詞を読み取っていなかった。いや、読み取ってはいたけど、作られた小説国語テストのように読み取るだけだったと思う。

「B'zの歌詞は確かにこの人が書いているんだ。」


初めてB'zの作品血液がドクンドクンと脈打って流れ始めた気がした。

B'zは安定した演奏を聴かせてくれるもの、と安心しきっていた自分はB'zのことを何も理解していなかった。

35000人の観衆の前で人生最大のピンチ真正面に向き合う稲葉氏の歌唱は胸に響きまくった。

謝罪後に歌った「裸足の女神」と「WONDERFUL OPPORTUNITY」には胸を熱くさせられた。曲を知らない人はぜひ歌詞を読んでいただきたい。

何度もMCを挟み「心配事や悩みをB'zのライブの時だけは忘れて楽しもうとしているのに、何で僕の心配をしなきゃいけないんだよ、と思いますよね。」ということを何度も言っていたのが印象的だった。そういう強い意識を持ってライブに挑んでいたことが手に取るように分かる言葉だった。


こういう時に何でも野球に例えるのはおっさんの悪癖だが、今日稲葉氏は調子悪いなりに、要所要所を抑えるようなピッチングをしたと思う。

謝罪後はシャウトの手数も減り、原曲より長音をいたずらに伸ばさなくなった。でもファンが「聞きたい」と思うポイントの長音やシャウトは全力でやってくれた。そのポイントで全力を発揮できるように温存しながら歌っていたのだ。

俺は個人的には普段今日の歌い方でも十分なんじゃないかと思った。

普段いか稲葉氏が手を抜かずによりB'zらしくシャウトをし、長音を伸ばしてくれているかがよくわかった。

9回に全力を尽くす抑えの投手が先発で出てきて、1回~9回までミス無しで全力投球をして完封する。

そんなピッチング絶対にしなければいけないのが稲葉投手なんだな、と思った。

しかし、野球選手は「調子悪いなりのピッチング」もする。俺はそれも立派なプロだと思う。

なぜならピンチでしっかり全力投球をして抑えるからだ。今日稲葉氏はメロは控えめに、サビで全力投球するような歌唱だった。

全体を通していつもより声量不足気味ではあったが、やはり要所は圧巻だった。凄かった。

稲葉氏はライブの終盤で「30年やってきてこんな経験は初めてです。つまりはこれも30年やってきたからこそできた経験ということです。30年やってきてよかった!」と言い放ちました。これがプロなんだ。

結局、音楽鑑賞という気持ちは消え失せ、スポーツを見ているような気分でライブを見ました。

地方大会から一人で投げぬいてきたエースピッチャーが打ち込まれている。でも、ブルペンに他に投手はいない。

マウンドに上がるのは稲葉投手だけ。ここまでどれだけ練習しているか準備しているか、実力もみんな知っているから、誰も責められない。

一人戦うエースと、いつもどおりで淡々仕事をこなすことでサポートするキャプテン松本。なんか甲子園みたいな気持ちだったな。

俺が普段カラオケキツイ場所が、今日稲葉氏もキツそうだった。

そんな姿を見て、当然だが「稲葉さんも紛れもなく、俺と同じ人間なんだ」ということを感じ取った。




今日稲葉はこれまで見てきた稲葉で間違いなく最悪の稲葉だったが、これまで見てきた稲葉で間違いなく最高の稲葉だったとも言える。




稲葉氏は「ライブが始まっても自分の声が全然でなくて、真っ青になる夢をよく見る」と語っていた。

まさにその夢が現実になったのが、今日ヤフオクドームだったのだ。

稲葉氏は人生の最大のピンチにああやって向き合うのか。

言葉で言うのは簡単だけど、ピンチ真正から向き合うとはこういうことなのか。

最高、と言って良いのかわからないが、プロとは何なのか思い知らされたライブだった。

俺もまた月曜日から自分仕事一生懸命に頑張ろう。

https://whitebox-inc.com/library/staff/takashima-maro/

2018-08-23

ブリーな体

センチュリー21CM桐谷美玲峯岸みなみを足して薄めたというか、

両者の雰囲気だけをもらったような女の子が出ているが、

誰かと思ったら登美丘高校ダンス部のキャプテンだった子か。

画像検索したら水着グラビアが出てきたが、なかなかけしからん体をしよる。

2018-08-05

カースト上位「お前、最低だな(キレる芝居)」←この破壊力

凄まじいよな。

まず、相手理屈など無視で、とにかく気に入らないか糾弾したいという悪魔的な意志がある。

理屈無視人格攻撃などしたら自分正当性が獲得できないから、そこはカースト上位の威光と、正義漢の立場からとにかく怒って軽蔑してるというオーラをビンビンに漂わせることで周りを味方につけようとソロバンを弾く。

こいつら、ルフィ的な正義漢では断じてないぞ。

ゲシュタポクメール・ルージュくらいにはキチガってる。

イン杯予選控えたサッカー部キャプテンの足をへし折った陰キャがこのやり方で問答無用糾弾されてた。

そのキャプテンからエスカレートして殺されるかどうかって瀬戸際までいじめられてたんだけどな。

ムードカーストストーリー重視の正義漢にはそんなの知るかだったようで。

2018-07-30

中学野球部の思い出

もうすぐ夏の甲子園も開幕するから中学時代野球部の思い出でも語るわ。

俺の中学顧問はとんでもない畜生だった。元々高校野球を教えてた奴だったしな。

普通に殴られたりしたし、近距離から軟式を体に当てられて「ボールを怖がらなくする」などと言う意味不明なこともやらされた。

あとは軍手を使い「しっかりとボールを掴む癖をつける練習」などと言われ普通にノックとかやったわ。

勿論突き指で指はボロボロ・・・

試合で負けた時はべーラン地獄。一時期は陸上部よりも走る野球部だった。

夏の名物練習と言えば炎天下での素振りマメは今でも残ってる。

みんなで円になってキャプテンが真ん中に行き、

一回振る事に「1!2!3!4!・・・・」と掛け声をしてその次に皆キャプテンに続いて振った。

当時はまだ熱中症の怖さが認識されていない時代だったから、よく気を失わなかったなと思う。

俺は外野だったのであとはアメリカンノックもよくやらされた。

我ながら守備範囲は広いがエラーがクソ多くて、俺だけ居残りなんてことはしょっちゅうだった。

気が付けば両足筋肉痛でベーランどころじゃない。学校の階段は手すりがないと昇り降り出来なかったわ。

正直辛いことばかりだったが、良い思い出もある。

千葉マリンを借りて遊びではなく本格的に野球練習したことが一度だけあった。

「ここで○○選手が守ってるのか・・・」と子供ながらワクワクさせられたものだった。

2018-07-25

高校モンジャラと呼ばれていた女性モテモテになってた話

タイトル通り。

から十数年前、俺がまだ高校生だった時。ちょうど秋葉原とかがテレビにでてきてオタクブームにわかに騒がれていた時期。

3年間同じクラスにいた、言葉オブラートに包んで言えばふくよかで、少し暗めの女の子がいた。

彼女ヤンキーからモンジャラ」と隠れて呼ばれていた。まぁ、これでだいたい想像つくだろう。

 

そんな彼女が3年生のときクラスの真面目で趣味ランニング体幹トレーニングという柔道部キャプテンと付き合いだした。

誰もが驚いたが、彼女モンジャラと呼ばれていた原因の髪の毛をばっさりと切りショートになって、普通の真面目な女性(お硬い)ぐらいにまでなって卒業式を迎えた。

そこから自分地元の県を出たのだが、20歳成人式+同窓会に行くと、もうモンジャラと呼ばれていた彼女はそこにいなくて髪を茶色に染めた量産型大学生女子になって彼女がいた。

その時点でびっくりしたんだけど、その時はまだ元柔道部キャプテンと付き合っていたらしく、相変わらずだなという感じで終わった。

そのまま県を離れたところで就職して、地元にはお盆正月ぐらいしか帰らない人間となったんだが、24歳の時に元柔道部キャプテンと、元モンジャラ結婚するということで、結婚式に出席して、「は~、高校1年の頃の面影が全くねぇなぁ」と思いながら祝福をしたのを思い出す。

 

事件はその結婚から2年後に発生する。

柔道部キャプテンから離婚した」とメールが届いた。

原因は、元モンジャラが元柔道部キャプテン以外にも2人の男性交際をしていたことが発覚したからだ。

一人は、元モンジャラ職場上司、もう一人は元モンジャラ大学の頃の友人だという。

もうびっくりしたのね。元柔道部と一緒に酒を飲むと「俺には彼女しかいねぇのに」とワンワン泣いてた。

自分も、高校1年の時の彼女をみているから、まさか彼女浮気?、まぁ、成人式とき彼女を見ればそこそこ可愛いからからなくはないが…と思いながら聞いていた。

 

ここから予測になるけど、多分、自信がついたんだと思う。彼氏ができて。

柔道部キャプテンは細マッチョなんかじゃなくてゴリゴリマッチョで、中性的イケメンなわけじゃなくてまさに「漢」って顔のゴリマッチョだ。

中学校からの付き合いだけど、まぁムードメーカーで一人でいる人に積極的に声をかけてグループに入れてくるそういうナイスガイから女性からも好かれていたとは思う。

そんな男と付き合いだしたから、だんだん自信がついてきて、しかも何やっても褒めてくれるような男が相手からドンドン変わっていったのかな。

そして、大学生デビューもついた自信のおかげでしっかりできて、社会人になってもイケイケだったのだろう。

柔道部キャプテン彼女を愛したがあまりに、浮気の原因を作るとは…皮肉ものである

2018-07-23

大学体育会で消耗した話を書く

とあるスポーツ大学体育会でやっていた。自分の中で消化するためだけにここに書いておく。

大学2年生のとき、突然「コーチ」と名乗る存在がやってきた。彼はそのスポーツの「プロ」だった人間であり、現在引退して家業を手伝っているという。

元来、大学体育会部活動ではそのOBらが監督コーチといった名目で携わるケースがほとんどで、自分のいたような、名目こそあれどほとんど顔を出さなOB達の方が珍しいだろう。この際その良し悪しは言及しない。現に自分は、学生裁量を与え、責任は取ると言っていた初老監督が好きだった。

新しく来た「コーチ」の歯に絹着せぬべらんめぇな物言いが当時の自分には珍しく、また少し苦手だった。

彼も自分と二、三の会話をして、自分との相性は良くないと悟ったと思う。

彼は勉強熱心なコーチだった。「コーチング」を学び、自分たち部員実践をした。

彼は自分プロの道を途中で諦めた事から多くの経験を得たのだろう。学生達にはしきりに以下の言葉を繰り返した。

学業スポーツ活動を両立すること。

プロ選手になる道は厳しいので、諦めた後の道も考えておくこと。

自分はこれが間違っているとは思わない。むしろ有難い指導だったと思っている。だが次第に彼の指導は「プロ選手を目指す奴は馬鹿」「現実を見ていない」そして「俺の言うことを聞かない」に変わった。

元々は学生主体となって運営していた部活動だったので、彼に意見する者もいた。だんだんとそういった部員達は居場所をなくしていった。実力があるのに自ら辞めた部員もいた。自分を曲げず、部の中で半ば干されながらも、意思を貫いてプロに挑戦した者もいた。

一度だけ、彼の方針について意見を述べたことがある。

今の方針はここが間違っていると思う。あなたはどう思うか。

世間知らずの馬鹿者が、彼の神経を逆撫でしたのは間違いない。今思えば彼のやり方を真っ向から否定せず、もっと良い言い方もやり方もあったはずだ。今考えれば明らかに自分が未熟であり恥ずかしい限りだが、当時の20歳だった自分はまだ、大人には純粋本心でぶつかり合えば、向こうもまた本心でぶつかってくれると信じていた。

返事はなかった。代わりに上級生による明らかな「シメ」が始まった。挨拶をしてもらえない。練習に参加させてもらえない。睨まれる。雑用押し付けられ、出来栄え文句を言われる。競技に関するレポート作成を求められ、内容について晒しあげられる。後から全て彼の指示だと分かった。絶望した。それまで部のためにと思って活動してきたこと全てが意味のないものに見えた。周りの部員が皆敵に見えた。

その頃はちょうど大学3年に差し掛かっていて、就職活動が真近に迫っていた。悲しいかな、自分大学生活には部活以外何もなかった。社会に出て、新しい世界に飛び立つためには、自分はこの部活に居るしかない。歯を食いしばって部に残った。

就職活動では、部活のいい面を切り取って話した。大嫌いな部活を良いように語るのは辛かった。「貴方本心でそれを話してる?」と言われたこともある。ハッとした。それ以降は嘘はつかず、部活の嫌なところは素直に話した。過去ではなく未来のことを考えるようになった。最終的にはご縁があり、世間から見てもそれなりに見劣りしない企業内定を頂いた。

大学4年生になり、最高学年になった。彼は当然のように自分にも甘くなった。最高学年として下級生をまとめるための彼流の教えをたくさん吹き込むようになった。OBの前でも「学業部活動を両立させ就職も決まった模範生」として紹介されるようになった。

同級の部員キャプテンになり、彼と毎晩のように電話で連絡をを取り合うようになった。優しかったキャプテンはある日「あいシメよう」と言って、気に入らない部員コンクリートに1時間正座させようとした。自分がそれは違うと言うと、怒ったように部屋を出て行った。溝は決定的になり、卒部まで埋まることはなかった。卒部してから、彼とも、キャプテンとも、縁を切った。

彼が部活に現れてからの3年は本当に辛かったけど、最後までやり切れば何かが残ると思っていた。数年たって思い返してみても、この時の記憶灰色で、何かが残ったとはとても思えない。

就職先は非常に素晴らしい企業であり、入社できたことに心から感謝している。自分部活を辞めなかったか内定がもらえたのか?それはいまだに分からない。ただもう一度大学生活をやり直せるのであれば、自分は違った選択をしていたんじゃ無いかと思う。

当時はいかに自分を壊さずに守るかだけを考えていたので、後輩たちにも心から指導をしてあげることができなかった。守れなかった後輩が何人もいた。それだけを今も悔やみ続けている。

2018-07-20

好きなアニメ演出家TVアニメ監督になって歓喜したけど、甘かった

その演出家をA氏とする。

各話演出でかなりエッジの効いた演出をする方だったので、「やったー!TVシリーズ丸ごとA氏節で染め上げられたアニメが見れる!」と喜んだのだけど、いざ始まってみると、認識が間違っていたことに気付いた。

1話はコンテ・演出がA氏だったので、それはもうA氏節としか言いようがない、自分が求めていたモノだったのでかなり喜んだ。

しかし、第2話以降、A氏がコンテを描くことはなかった。

TVシリーズでは、監督が全体のクオリティコントロール時間を割かないといけないため、絵コンテを手掛ける余裕がないのだ。

たまに全話コンテ描くような人もいるが、アニメ業界スケジュール的にそれをやれるのはレアケースである

A氏が監督として全体を指揮しているものの、第2話以降の演出は、A氏節を薄めたようなものだったり、各話演出の人の個性が出たものだったりした。

エースキャプテンを任せてみたら活躍の機会が減った、みたいな感じ。いや、キャプテン監督になったので試合に出なくなった、かも。

考えてみればエヴァだって話数によってかなり演出にばらつきがある。庵野節なんて部分部分にしかないな、と。

ウテナだって演出が全編イクニ節ってわけでもなく(設定のアクの強さでだいぶイクニ節になってる気がするが)、橋本カツヨだったり金子伸吾だったり松本淳だったり錦織博だったり風山十五だったりのスタッフがいたから成り立ったわけだし。

そもそも自分がA氏に注目したのが各話演出だったのだし、初めからそういうものだったわけだ。

監督演出の実力に長けていても、それを全体に浸透させることができるとは限らないし、そもそもその演出理解して実現できる人材がいないといけないわけで。

やっぱアニメって一人で作ってるんじゃないんだなあって思った。

2018-07-03

街を囲む山々のてっぺん雪化粧ですっかり白くなっている。師走も半ばを過ぎ、世間では年末にむけて慌ただしさを増していたが、私の勤める会社のは例年になく穏やかなもので、みなのんびりと業務をこなし、そこには一年が終わりに近づくしんみりとした空気と、その前に控えたクリスマスに対する浮かれた空気が混在している。

 その日も、五時を回るころには私の業務はあらかた終わってしまい、六時の終業までの時間自分の席でもてあましていた。することがなくなるなんて、普段なら考えもよらない。たとえ休日を家で過ごすとしたってなんだかんだで忙しい。いつだって体や頭を動かしているのが当たり前で、不意に何もしていない時間が訪れると、なんだか悪いことをしているような後ろめたい気持ちを感じてしまうのだ。

 何かすることはないかな、と思い、作成した書類ファイルをもう一度点検したけれど、仕事は出てこない。

八坂さん」

 居心地悪く椅子の上に佇んでいると、同期の、そして高校時代からの知り合いでもある月島君が話しかけてきた。

コーヒーでもどう?」

 彼が差し出してくれたコーヒーを受け取る。

年末なのに暇だね。この会社潰れるのかな」

 そう言って、彼は笑った。特別整った顔立ちというわけではないけれど、逞しい体と、爽やかで人の良さそうな笑顔は、会社女の子に好感を持たれている。高校時代野球部キャプテンで、当時もそれなりに人気があった。

「そのかわり、年明けからは大変そうだけれどね」

 そう答えてから、私はコーヒーを口に含みかけ、普段とは違う香りに気が付いた。

ちょっと、これ、課長私物の、あの高いコーヒーじゃない?」

「あ、間違っちゃったかな」

 月島君はおどけてみせたが、ボタンを押すだけで出てくるコーヒーメーカーのコーヒーと、間違えようがない。

「ま、課長もたまにはこれくらい部下たちにサービスしてもいいと思うよ」

 彼は微笑しながらそう言った。

「たち?」

 辺りを見回すと、課長は丁度席を外していて、シマのみんなは一様に淹れたてのコーヒーを啜っている。部屋にはいつのまにか、コーヒーの良い香りがたちこめている。

「知らないわよ」

大丈夫だよ。課長は通ぶってるけど、違いなんかわかりゃしないんだ。こないだ、コーヒーまれインスタント持って行ったけど気が付かなかったし。ちゃん確認済み」

「用意周到なのね」

 私は遂に苦笑してしまった。

「お、いいね

「え?」

「いま笑った。やっぱり笑うとかわいいな」

気持ち悪いこと言わないでよ。びっくりするわ」

気持ち悪いっていうなよ。最近全然笑わないから、心配してたんだ」

 言葉通り、微笑を消して私をのぞき込むような目で彼は言う。

「そうなの?」

「そうさ。いつも根を詰めがちだし、ため息ばっかりついてるし。疲れてるな」

「うーん……」

「まあ、俺は笑わなくてもかわいいとは思うけど」

「もう、だからそういうのやめてって」

「なに、ただ同僚として思ったことを指摘してるだけさ」

 月島君は笑う。私は困って黙り込んでしまう。

月島さーん、仕事中に八坂さんを口説かないでください」

 向かいの席の山下さんが言うと、月島君は照れくさそうに頭をかいて、自分の席に戻って行った。

 椅子の上で、いつのまにか強ばっていた背中をほぐした。私的な会話を持ちかけられると、なんだか変に緊張してしまう。

 一人になってから課長秘蔵のブルーマウンテンを飲むと、柔らかで苦みのない味わいがコーヒー特別好きではない私にも美味しくて、ほっとため息が出た。


 仕事が終わり、買い物を済ませると、私は学校あろえを迎えにゆく。あろえと私は二人で暮らしている。何をしでかすかわからないこの妹を一人にさせるわけにもいかいから、学校が終わって、私が迎えに行くまでの時間ボランティア学生が面倒を見てくれている。

 いつも通りの時間学校に行けば、大抵あろえはすでに帰る準備をしていて、私が来るのを待っている。彼女時間にうるさくて、早すぎても遅すぎても不機嫌になる。かといって、定刻に迎えに行っても特別嬉しそうな顔をしてくれるわけでもなく、無表情に近寄って来てそっと私の手を握るだけだ。

 その日も、いつも面倒を見て貰っているその学生さんから簡単にその日の彼女についての報告を受ける。普段どおりの問題はあったけれど、特別出来事はなかったそうだ。それからいまの彼女学習状況。彼女が主に取り組んでいるのは、会話の訓練だった。

「このところ、すごい成長ですよ」

 と、その深沢という名の学生は嬉しそうに言った。

「前は、何かして欲しいものとか場所に連れて行って、触らせたりしながら単語連呼するしかなかったんですが、最近ではまず言葉だけで伝えようと試していますね。もともと彼女の中には、話したいっていう欲求自体はあるんですよ。だけれど、うまく話せないのがストレスになってたんだ。普段パニックも減ってきたんじゃないかな。なんだか全体的に大人しくなったような気がしませんか?」

 彼は去年からボランティアをしていて、私たちとの付き合いもも一年半になる。

 確かにあろえはこのところ成長していると思う。その功績の大部分は彼によるところだと、私も先生も認めざるをえない。彼はいろいろと勉強してくれているようで、新しいアイデアをたくさん出してくれる。失敗することも多いが、それ以上の成果は上げている。

 会話の進歩があまり芳しくなかったあろえに、コミュニケーションブックを導入しようと提案したのも彼だった。当初は色々と不安もあったけれど、結果としては大正解だったと思う。

「ただわからないのは、言葉自体は、結構複雑なものでも理解出来ているようなんですが、簡単なことが出来なかったりします。自分名前に反応しなかったり。いや、自分をさしてるとはわかるらしいんですが、あなた、とか、お前、みたいな言葉と同じものだと思ってるみたいで、自分から人に呼びかけるときにもたまに使ってしまます。何度教えても直らないんですよ。間違って覚えてるのかな。気をつけて呼びかければ反応してもらえるから、今のままでも実生活特別な不便はないとは思うんですけれど」

「ああ、それは……」

 気づいたのか、と思いながら、私は言葉を続けた。

「むかし、家でアロエ栽培していて、母がよく話しかけていたから、それと自分名前区別がつかないんじゃないのかしら」

「うーん、そう言うのって、あるのかな。」

「ほら、犬なんかも、そうやって名前の覚え違いするじゃないですか」

「そうですねえ……」

「でも、思い付きですから全然違う理由かもしれないですが」

 彼が考え込んでしまったので、私はそう誤魔化した。

「とにかく、調べておきます自分名前をはっきりそうと知らないなんて寂しいですからね」

「すごいぜたふびーむ、つよいぜたふびーむ、じゅうまんばりきだたふびーむ」

 歩きながら、あろえテレビコマーシャルの歌を口ずさむ。鼻歌が出るのは機嫌が良い証拠で、私も安心する。

 とても歌には聞こえないその歌に、行き交う人は露骨視線を向けてくる。私も、すっかりこんなかたちで人に注目されることに慣れてしまった。それが良いことなのか、悪いことなのか知らないけれど。

 彼女手をつなぎながら、家までの道を歩いている。あろえの足取りは、バレリーナのような独特の歩き癖が出てしまっている。つま先立ちで、ひょこひょこと頼りない。ちょっと目立ってしまうけど、別に実害はないし、私の目からするとコミカル可愛いく見える。

 歩きながら私は、深沢君に指摘されたことについて考えていた。

 あろえ自分名前を覚えていないのには、深沢君に誤魔化したのとは別の理由があると思う。

 二年前まで一緒に住んでいた母はあろえを嫌っていて、医者自閉症と診断されても何一つ学ぼうともせず、適切な教育を受けさせようともしなかった。おかしな薬を吐くほど大量に飲ませたり、狐のせいだと祈祷に連れていって棒で叩かせて、活発なあろえが二、三日大人しくなったと喜んでいたが、それはただ動けないほど弱っていただけだった。当時はそんなものかと思っていたけれど、今思うと恐ろしさにぞっとする。足を捻挫しても平気に笑っているほど痛みに鈍感なあろえが動けなくなるなんて、どれだけ殴ったのだろう。

 もちろんそれでもあろえの状況は変わらず、変わるはずもなく、すると母は絶望してしまった。自分はとんでもない不幸を背負い込んでしまったと、周囲に愚痴をこぼし自分悲劇理解させることばかりに懸命になった。

 そして暇さえあれば本人に面と向かって罵っていた。周りが咎めても、どうせ本人は馬鹿言葉なんかわかりはしないのだから、何を言ったってかまわないんだ、自分はそれくらいつらい目にあわされている、と権利を主張していた。

 そして実際、当時の彼女は今よりもずっと言葉理解していないようで、何も言ってもまるで聞こえていないように見えた。それが、母の苛立ちをいや増ししていたらしい。私が高校に通っていたころ、学校から帰ってくると、母がこんなふうに語りかけているのを聞いてしまった。

「まったく、あろえって本当に迷惑子供ね。どうしてこんな出来損ないに生まれたのかしら。お母さんは本当に、あろえのおかげでいつも恥ずかしい思いばかりするわ」

 母がにこやかな表情で口にしたその言葉意味を、あろえ理解しているようには見えなかった。彼女普段どおりの茫漠とした顔つきで、言葉を聞き流し、母がくすぐると、嬉しそうに笑い声をたてる。「ほんとに頭が悪いのね」と母を苦笑させていた。

 父親が滅多に帰らない家で、昼のほとんどをあろえと二人っきりで過ごしていた母は、こんな言葉をどれだけ語りかけたのか。とにかく、この悪意に満ちた悪戯のなか「あろえ」と言う言葉はそこにいない誰かみたいに使われて、あろえ名前自分と結びつけることが出来ないまま成長してしまったんだと思う。

 もし、その記憶がまだあろえの頭に残っているのなら、自分名前など、この先ずっと知らないでいた方が良い。調べてくれると言っていた深沢君には気の毒だし、知ったところであろえが傷つくことはないだろうけれど。

「おかえりなさい」

「ただいまでしょ」

はい

 あろえは返事をしながら自分の靴をいつもの決まった場所に慎重に置いた。それから私の脱いだブーツの場所も気に入らなかったのか、2センチほど位置を整える。

 今日晩ご飯和食きんぴらごぼうポイントだ。あろえは歯ごたえのある食べ物が好きではない。これをどうやって食べさせるか、が私の挑戦である

 テーブルに向かい合って、自分食事をしながら、彼女の食べるのを観察している。きんぴらごぼうあろえお気に入りカラフルガラス小鉢にいれてある。あろえは二度、三度、視線を投げかけるが、手にしたフォークはなかなか小鉢に伸びない。

 私は彼女小鉢からゴボウつまみ上げ、自分で食べてみせる。自分領域を侵されたあろえは、じっと私を見る。

ゴボウが美味しいよ」

 私が笑うと、あろえ小鉢視線を落とす。

「食べてみてください」

「だめです」

「あ」

 彼女はいま、ブックを開かずに自分言葉で返事が出来た。簡単言葉だけれど、私は、嬉しくなってしまって、

「よく言えました」

 思わず褒めかけて、思いとどまった。返事自体きんぴらごぼうを食べたくないというわがままな内容だったじゃない。ここで褒めてはいけない。私はしばしばあろえを甘やかしすぎると指摘されていたのを思い出した。気を引き締めて問い返す。

「なんで駄目ですか?」

「なんでだめですか」

きんぴらごぼう嫌いですか?」

ごぼうきらいですか」

 褒めた傍から反響言語が出てきてしまう。しかも、どうあってもきんぴらごぼうなど食べたくないらしい。私はがっかりして、ため息をつく。

 結局、私の試行錯誤は虚しくにんじんを半分かじっただけで彼女きんぴらには手を付けずに食事を終えてしまった。

 食後には、空になった食器を私のも含めて流しに持ってゆくのがあろえ役割だ。家のことを毎日素直に手伝うのは、同じくらいの普通の子と比べても良くできた習慣だ。難点を言えば、ときに私がまだ食べ終わって無くとも持って行ってしまうくらいだろうか。

 テーブルの上に食器がなくなると、あろえ椅子に座ってテーブルに両手の平を貼り付ける。私が食後のコーヒーを出すのを待っているのだ。どうしてだか知らないけれど、この子お菓子ジュースよりも、コーヒーブラックで飲むのが好きなのだ

 私がマグカップを並べるのが遅いと、眉間にしわをよせてブックから言葉を拾い出し、コーヒーが出てくるまでその言葉を繰り返す。

コーヒーください」

コーヒーください」

 与えると、二杯目がないことはわかっているから、時間をかけて一杯を飲み干す。

コーヒー好きなのに、ニキビとか全然出来ないね

 あろえのなめらかな肌を見ながら言ってみたが、当然のごとく反応はない。マグカップを両手で包み込むようにして、まるで試験会場の受験生のような真剣な表情でコーヒーを飲んでいる。

 寝付きが悪くなることもあるし、出来れば夜にコーヒーを与えるのは避けたいのだけれど、彼女の集中した様子を見ると、生活にそれくらいの喜びがあってもいいのかなと思ってしまう。

 こうして黙って大人しくしていると、あろえは、うらやましくなるくらい整った顔つきをしていることに気が付く。そして実際、人にもよくうらやましがられる。ただ保護者立場としては、この子にとってそれは余計な危険をまねく大きな要素になってしまっているから、手放しでは喜べない。

 これでもし健常だったら、さぞモテたろう。普通学級に通って、同級生男の子と付き合ったり別れたりしていたのかしら。そしたら私たちはどんな姉妹になれただろうか。一緒にデパートに行って流行の服をああでもないこうでもないと話しながら選んでいたかもしれない。悩み事を相談しあったり出来たかもしれない。

 他人より少し風通しの悪い世界のなかで、この子は何を考えているのだろう。いくらか話すようになったとはいえ、その内容は何が欲しいとか何がイヤだとか、そういったシンプルで具体的な事柄に限られていて、心の立ち入った部分について語られたことはない。何を考えているとか、抽象的な事柄は一度も言葉したことがない。誰も彼女の本当の気持ちはわからないし、彼女の方からからせようともしてくれない。あろえ孤独を感じないのだろうか。

 食事が終わると、入浴。あろえが湯気のたつ体をパジャマに包むのを見届けたら、次は私の番だ。お湯に肩までつかり、入浴剤の爽やかな香りを鼻腔の奥まで含み、それをため息と共にはき出すと、あろえの声が聞こえる。また、歌っているらしい。きっとテレビを見ているのだろう。

 お風呂に入っている時間が、一番癒される。この町には温泉があるのだけれど、他人が入る外風呂より、一人でリラックス出来る家のお風呂のほうが安心する。私は風邪をひきそうなくらいぬるくうめるので、外のお風呂では熱いのに我慢しなければならないのだ。

 体温に近いお湯のなかを体の力を抜いてたゆたっていると、皮膚から溶けてゆきそうだ。本当に溶けてしまったらどれだけ気持ちよいものだろうかと想像する。私であり続けることには、めんどくささが多すぎる。

 会社で、笑顔がないと言われてしまったのは少なからずショックだった。外に出ているときはそれなりに愛想良くしているつもりだったけれど、私はそんなあからさまに余裕をなくしていたのか。

 もしそうだとしたら、きっとそれは先日の母から電話が原因だと思う。

「まだ、お前はあろえの面倒を見ているの?」

 母と会話になればいつもなされる質問だ。

 父と離婚したあと、この家にはもう住みたくないと母は隣町にある実家に帰ってしまった。そして、あろえをもう育てたくないと、家を売ってそのお金でどこか施設に預けようとさえしていた。そこで、丁度大学を出て仕事をはじめていた私がここに残って引き受けることで納得させたのだ。

「当たり前じゃない。お母さんとは違うわ」

 私の返事は、つい、喧嘩を売るような口調になってしまう。

「あの子病気なのよ。あんな獣じみた子が、人間と一緒に暮らせるわけないわ」

 母は私の敵意を無視して殊更に心配感情を込めて言葉を続ける。その親らしく装った態度が一層私を苛立たせる。

病気じゃないわ、障碍よ。それに、もう暴れて血が出るほど噛みついたりすることはなくなったのよ。お母さんがいたころより、随分と良くなったんだから

「じゃあ、治るの?」

「だからあろえのは、治らないとか、るとかいものじゃないんだって……」

「やっぱり一生治らないんでしょう? お医者さんも言ってたものね。頑張るだけ無駄よ」

 そんなことない、と思うが、咄嗟に断言できないのが忌々しい。私が黙ってしまうと、母は我が意を得たりと喋り出した。

「お前は充分やったわよ。もう自分のことをやりなさい。お前はまだ若いのよ? このまま回復の目処がたたないあろえの世話をしながら、お婆ちゃんなっちゃってもいいの? 良くないでしょう? あんなのに関わって、人生台無しにすることないわよ。お前もまだ一人前になりきってないのに、良くやったわ。恥ずかしがることなんかないわよ。悪いのは私だからあなた責任を感じなくてもいいのよ。あの子はお前に感謝なんかしない。お前が死んでも泣いてはくれない。どうせ何もわからないのよ」

「そんなのは関係ない」

 私の声から張りが落ちてしまっているのが、忌々しい。 「ねえ、お母さんが悪かったわ。それはわかってるの。だから、お願いだから、お前は自分人生を……」

 母が言いかけた途中で、私は電話を切った。黙り込んだ携帯電話を見ていたら、不意に涙がこぼれて、喉からは嗚咽がもれて、止まらなかった。泣きながら、自分は何で泣いてるのだろうと思った。衝動的で自分本位な母を私は嫌いだ。その言葉に泣かされるなんて、あっていいことじゃない。

 私には、どこにも行き場なんかないし、行ってはならない。ここが私の場所なのだ。そして、それは自分で選んだことなのだ。同じ環境に生まれたのに、妹より恵まれて育ってしまった私には、妹の出来ないことをかわりにしてあげる義務がある。彼女のために私の何か割いて与えるは当たり前なんだ。そうに決まっている。私のしていることはきっと間違っていない。間違っていないはずなのに。

 自分に言い聞かせていると、くらくらと目眩がしたので、バスルームを出た。体を拭き、服を身につけ、それでもまだ不安が心を支配していて、なんだか心細く、怖い。

あろえ

 テレビを見つめるあろえの横顔に、呼びかけた。聞こえているはずなのに、反応を見せてくれない。

あろえ

 二度、三度、感情を込めて呼びかけても、やはり彼女は振り返らない。

あろえ、こっちを向いて」

 私の妹は振り返らず、上半身をゆるやかに揺らしている。

 泣きそうになった。

https://www.saibunkan.co.jp/lechocolat/soft/ka_swan/images/preswan.htm

2018-06-09

ルピー炎上について

TBSラジオ荻上チキSession-22」の、6/7放送分のアーカイブを聞いて、同じTBSラジオの「アルコ&ピースD.C.GARAGE」が炎上していることを知る。

ルピーラジオANN時代から、「不要な奴をあえて主人公にする」「半端なやつにこそ価値がある」っていうような企画をやってきた。今回は(勝手に)「不要」と見なした相手全然半端ではない、マーベル黒人ヒスパニック歴史を背負ったヒーローだった。そこを配慮せずに企画を発信してしまった「アルコ&ピースD.C.GARAGE」は、見識の浅さを批判されてしかるべきだろうと思う。全体的に、私もSession-22の荻上さんに同意だ。

という前提の上で、アルピーの一ラジオリスナーとして、アルピーラジオ文脈的ものを知ってほしいという気持ちもある。上にも書いたが、アルピーラジオは、ANN時代(=2012から2016までやってたアルコ&ピースオールナイトニッポン時代からずっと不要な奴を主人公祭り上げるという企画をやってきた。

ANNの「平甲子園」とかそうだった。平甲子園は、「我こそは不要」というリスナーを募って、野球チームを作ろうという企画

友達がいないから、教室地図帳の日本地図県境をずっとなぞっている。日本はすぐになぞり終わったか世界地図に移行した。

PTA副会長だけど、ぜんぜん意見が取り入れられない。私がいなくても行事会議も滞りなく進む。絶対私は必要ない。

卒業式サプライズで、クラスメイト担任先生が好きな歌を届けるという企画をしていたが、自分だけ知らされていなくて、一人だけ歌詞カードを持たずに俯いていた。

など、何か聞いてて涙が出てきそうなエピソードが集まり、数ある不要エピソードから選りすぐられたリスナーが、野球チームを結成。最終的に、このチームは甲子園を飛び越えてメジャーリーグレッドソックスと対戦し、「不要なやつなんていない」ということを証明する。

ルピーラジオには「何者でもない不要な奴」を敢えて中心に据える企画を打ち、アルピーの二人の演技力トークで「何者でもない」やつを「何者か」にしてしまう。という流れがある。

ルピーラジオは、学校でいうと、スクールカースト上位にはいられない、成績もよくない、オタクマニアというほど何かを極めたわけでもない、中途半端で居場所のない人を主人公にする。みたいなことをずっとやってきた。

から、今回も、「キャプテン」ではなくて、「キャプテンには内緒だぞ」というファルコンに価値が見出されたのだ。

ルピーラジオを聞いていると、端々に、学校の成績は悪くていじめられっ子だった平子っち、ガチ川崎ヤンキーには逆らえない酒井ちゃん、みたいな、「何者にもなれなかったアルピー二人の学生時代エピソードが出てくる。アルピーラジオには、パーソナリティ二人の、「男社会の中で男らしさを達成できなかった自分」みたいなものが流れていて、半端者たちがこのラジオに集う。佐藤多佳子さんの『明るい夜に出かけて』の主人公――大学を休学してコンビニアルバイトをする行き場を失くした青年――も、その一人だった。

このような背景があるからこそ、酒井ちゃんも「キャプテンには内緒だぞ」なファルコンを好きになったんだろう。

Twitterのアルピーファンが指摘しているように、DCGではここ最近、ずっとファルコンの話をしていた。酒井ちゃんは同じTBS放送しているうしろシティラジオゲスト出演した時すらファルコンの話を持ち出した。この回で、酒井ちゃんは、キャプテンアメリカ好きの金子さん(うしろシティ)に「キャプテンよりもファルコンがいいんだって!」と主張し続けている。酒井ちゃんがファルコンを好きなのは確かだ。

しかし、アルピーラジオにおいては、「不要さ」こそが「主人公」の証となる。この文脈炎上に繋がった。

かに、アルピーのファルコン理解めっちゃ「浅い」。マーベルを深く掘るでもなく、歴史的な文脈を踏まえて映画を見るような「見識」もない。

マーベルとかよく分かんないけど、この映画マジおもしれえ!

黒人歴史とかよく分かんないけど、ファルコン、マジおいしいキャラじゃん!

みたいなノリしかない。だから、今回の炎上はなるべくしてなったと思う。でも、そういう軽くて半端なノリこそが、リスナーの居場所でもあった。アルピーラジオ学校の端っこでノリで話してたことが日本中、世界中に発信されてしまったみたいなところがあり、アルピーリスナーも「そういうつもりじゃない」と言いたいだろう。

だけど、パロディするなら、原作文脈に乗るのは当然であって、怒っている人たちに「そういうつもりじゃない」と言ったって、自分からその文脈に乗りに行ったのだから言い訳しようがない。アルピーにはアルピー文脈があるように……いや、それ以上に、遙かに長く、ファルコンにはファルコンが切り開いてきた文脈歴史がある。だから炎上させてしまった側から、「そういうつもりじゃねえんだよ」と言うようなものではない。指摘は真摯に受け取るべきだろう。

私は、「半端なやつ」と思って企画ネタにしようとしていた相手が大ヒーローだった、というこの滑稽さにこそ、アルピーDCGらしさを感じる。

ラジオ時代を作ってきたアルピー。アルピーらしさを持ってきっちり片を付けて、SWやり切ってほしいなと思う。

2018-05-19

日大アメフト部問題構造ってさ

大学体育会系部活に少なからずあることだけど、どこそこのキャプテンは代々どっかの商社やら銀行やら入れるみたいな、

そういうことが裏側にあって、監督に逆らえない/断れないっていう圧力になってる部分があると思う。

まだ決着してないから何を言っても無意味な気がするけど、今回の日大アメフト部スキャンダル

監督問題があるとか、選手がいけないとか、個人問題矮小化させてはいけないと思う。

その背景となる辞めたくても辞められない理由を「日本人はNOと言えない」みたいな言い方で漠たる結論を出すのではなく、

きちんと一つ一つ検証していくことが大切なんじゃないか

他にもフェアな分野はいくらでもあるのになぜ殊更スポーツけが「フェアだ」と言うのか、それはフェアではないからなんだと思う。

2018-05-07

ハメンジャー

☆印は実在するタイトル

2018-05-01

サッカー代表人気の低迷について

ハリルの解任を悲しむサッカーファンの1人です。

解任そのものについては様々な見地から記事がありますが、解任に至った理由の1つとして挙げられることのある「代表人気の低迷」についてなぜ起きたか、どうしたら回復するかはあまり語られていないと思うので、1人の意見として書きます。先に結論をいうと、本田香川を起用したら回復する、華麗なパスサッカー体現したら回復すると、もし万が一協会が思っているのなら、こんなに人を馬鹿にした話はない、という話です。

まず、私はハリル時代代表人気は、ザックや岡田監督時代より低迷していたと考えています。(異論のある人は少ないでしょうが、念のため。)

私の周りで起こった事象としては、まずコアファン代表戦(特に親善試合)を楽しめなくなり、それによって特にサッカー好きではない一般層も徐々に離れていきました。もう少し具体的にいうと、代表戦のたびに実社会SNSお祭り騒ぎをしていたコアファン層(試合中にずっとスタジアムスポーツバーtwitterで叫んでいるような)がお祭り騒ぎをしなくなって、そこに混じるのを楽しみにしていた一般層が「あれ?今日お祭りじゃないの?お祭りどこ?」となったという話です。「オフサイドとかよくわかんないけど、代表戦の日はコンビニビールを買って帰ってテレビで観てtwitterでみんなと盛り上がるのが楽しみ」という友人が何人かいましたが、彼らは一様に「あれ??いつもすごい盛り上がってる人達がみんな急に静かになったんだけど、なんで?今日サッカーの日だよ?」と戸惑っていました。コアファンが盛り上がらなくなって、「お祭り」という一般層の楽しみが奪われたのです。それが視聴率の低迷に結びついていると私は考えています。だから、「普段サッカーを観ない層にも浸透しているスター選手が出ていれば視聴率は上がる」という意見には納得し難いと感じます

ではなぜコアファンは一歩引いてしまったのかというと、それは(1)世代交代の失敗、(2)協会監督選手関係への失望、(3)選手(や協会)の思う「面白いサッカー」がファンの思う「面白いサッカー」とずれていたという3点があると考えています

(1)世代交代の失敗

過去W杯日本センセーショナル世代交代成功してきましたが、今回は失敗しました。岡田監督が「外れるのはカズ三浦知良)」と発表したり、南ア本戦前に台頭した本田中村俊輔からポジションを奪ったり、同じ頃にキャプテンが当時まだ若かった長谷部に交代したり。あるいは中田英内田がまだまだ惜しまれながら代表引退を宣言したり。サッカーファンはそうやって、一時代を担った中心選手の席がニューヒーローの物になるストーリーを見てきました。それは去った選手ファンから見れば遣る瀬無い、苦しい思い出かもしれませんが、ファンの大部分にとっては寂しさと共に、新たな時代への期待を抱かせるシーンだったと思います。時に寂しさが勝る時もあったでしょうが、その一方で先に世代交代を失敗していたオーストラリア代表を見て「まだケーヒルが主力なの?平均年齢も高いし大変だね」と「あれは無いわー」と思っていた人が多いのでは無いでしょうか。しかしそれが今、南アブラジルロシアと3大会続けて、私たちは「本田香川岡崎、長友」のサッカーを見ることになろうとしています。彼らが良い選手か悪い選手かに関係なく、単純に選手が変わらないことは飽きるのです。一時期、原口浅野がニューヒーローとして台頭するのかな?とワクワクしてハリルジャパンを見ていたこともありますが、結果としてはそんなことにはなりませんでした。

(2)協会監督選手関係への失望(繰り返される失敗への失望

兵隊指揮官の言うことを聞かず好き勝手に動く軍が強いと思う人は少ないと思いますが、日本代表チームにその問題があることを知らしめたのはザックジャパンでしょう。予選や親善試合の頃から「なんで試合の序盤は面白いことやってるのに、いつの間にか狭いところを通そうとしてボールロストってシーンばっかり繰り返してるの?」と不思議に思っていたファンは多かったと思いますが、W杯後にザッケローニ通訳をしていた矢野さんが出した「通訳日記」という本(元々はNumberの連載)がその答え合わせになっていました。どういうことかというと、そういうサッカーを好む選手がいて、違うサッカーをしようとする監督に「これがやりたい」と直談判しにくる。ザックの世界では戦術戦術専門家である監督裁量権のある物なので、戦術専門家でない1プレイヤーから口出しがあることに驚き却下する(当然だと思います)、選手の不満が溜まる、選手勝手をしだす、という話です。そこまでは100歩譲ってまだ理解できるものの、度重なる選手陳情を一応は聞いて帰してを繰り返していると、そのうち協会の偉い人がやってきて「選手の主張を取り入れてほしい」というようなことを言ってくる。それを読んでギョッとしたサッカーファンは多いと思います選手監督のいうことを聞くようにと諭すのではなく、監督選手の言い分を飲むように伝えるのが協会技術委員仕事なんです。選手協会戦術を決めるなら、なんで優秀で高年俸監督を引っ張ってくる必要があるのでしょうか。今回協会が「次も日本監督で」と言ったのは「監督はお飾りでいい、選手協会戦術を決めて監督が反対しなければ成功するはず」と考えているとすれば整合性があるのでしょう。ばーかばーかそんなわけあるか!って感じですけど! ともかく、最高の頭脳を外から呼んできて、彼が最高のパフォーマンスをできるように協会サポートして、彼の戦術選手たちによってピッチ表現される、その先に成功がもたらされる、という絵からは非常に遠いところに実態があったわけです。これもまたファンにとっては失望であったと思います

(3)選手(や協会)の思う「面白いサッカー」の感覚がずれている

当たり前ですが、サッカーは点を取り合うスポーツです。大多数の人にとって一番面白いのは得点が入るシーンでしょう。次点は「決定機を作れたのにあと一歩で入らなかった」「決定機を作られたのに最後最後で防げた」シーンになるはずです。それ以外は各々の趣味順位が決まる話でしょう。ある選手南ア大会後に「勝つために仕方がなくあんなつまらないサッカーをしていたが、自分が観客ならあんな退屈な試合は観ない。もっと華麗な見せ場を作らないと」というような発言をしていました。見せ場というのはつまり華麗なパスワーク、華麗な突破なのだと思いますが、私はこの発言ファンの思う「面白いサッカー」と大きくずれていると思っています。一番観たいのは得点シーンで、彼のいうその「つまらない試合」ではそれが観られなかった。でも、最後最後で点を入れさせないように決定機を防ぐシーンは沢山あって、沢山の人が手に汗を握って、感情移入しながらそれを観ていた。華麗な見せ場はなかったかもしれないけれど、あれはつまらない試合なんかじゃなかった。以降、一部の選手たちが拘っていく「自分たちのサッカー」がこの「華麗なパスワーク」「華麗な突破」と同じものだと私は認識していますが、少なくとも、点が入るシーン以上に華麗なパスワークのシーンが面白いけがないので、「戦術プロである監督が考えたもっとも点が取れそうなプラン」を阻害してまで華麗なパスワークをしようとされても、フラストレーションが溜まるファンが多かったと思います

これらが合わさって、10年近く君臨する主力選手が、監督の言うことを聞かずに、華麗なパスワークをしようとしてうまくいかない、というシーンをファンは見せられ続けているのが代表人気の低迷の本質だと私は考えています。なのでもし一部で言われるように、協会が「本田香川を起用」「日本らしいサッカー」で代表人気が回復すると考えているならば、こんなにふざけた話はないと思うのです。そして、世代交代をしようとして何らかの原因でうまくスパッとやれなかったことはハリルのミスと言えばミスなのかもしれませんが、サポートがあたかは疑問ですし、それ以外は彼に責任があるものとは全く思えません。なので、世代交代終わったら応援する、まだかなまだかな、と思っているうちにハリル解任の報を聞いた1サポーターとしては本当に悲しい気持ちになりますし、人気が低迷したからハリルが切られたという言説を見るたびにさらに悲しく感じるのです。私がサッカーにハマったのは20歳前後ですが、80まで観戦を楽しめるとして、生涯に楽しめるW杯は全部で15回くらいでしょう。その貴重な1回が今回こんな形になったのは残念でたまりませんが、残りが全滅しないように、できれば次回からまた熱狂できるように願ってやみません。

2018-04-08

ハイキュー!!稲荷崎戦での伏線が凄かった!

伏線が凄かったと言っても、ミステリー的な意味合いでのテクニカル伏線ではないです。

ただ作中で用意していた数々の伏線をこの一試合でここまで使うのか!というほど、凄く贅沢な使い方をしていて、まさに総力戦という名に相応しい壮絶な試合でした。


稲荷崎戦の決着はコミックスだと多分、7・8月連続刊行となる32・33巻になってしまうと思います

ジャンプ本誌の連載を追って読んでいないと分からないと思いますが、30巻での田中活躍もまた後々伏線になっていますし、4月に発売した31巻でもリベロ西谷木下との冬の練習伏線になっていて、非常に盛り上がるシーンになっています

この後も冬合宿などでの練習が数々の伏線になっていて、丁寧に準備していた数々の伏線ほとんどを稲荷崎戦で消化してしまったと思います

稲荷崎戦ではキャプテンの澤村以外のスタメン全員に伏線を絡ませた名シーンがあり、特に成長著しい日向伏線を使ったシーンの描写は、作中でのある意味ではターニングポイントとなるところの一つだと思います

伏線を使った描写はないですが、相手である稲荷崎のキャプテンである北信介との対比するところで、澤村の見どころのシーンはあります


何より稲荷崎戦の決着の瞬間は「あの絶望」との対比というか、実は裏表になっていると言ってもいいシーンでしょう。

決着の時の月島モノローグは、あの時の経験を乗り越えた彼らだからこそ、同じ技を使われても反応できた、成長している証しあるといえるでしょう。

ツインズある意味では、日向・影山コンビの上位互換に近い存在ですが、「あの絶望」を「知っている」からこその、ああいう形での決着の瞬間になったと言えるでしょう。

いやー、いいシーンでした。


兎に角稲荷崎戦は「ここであの伏線が使われている!」「あの伏線がここで!」などなど、既刊を読み返してみたくなる素晴らしい試合展開&名シーンの連発で良かったです。

ジャンプだとハイキュー!!のところだけ探して読み返すのが手間なので、早くコミックスで一気に読みたいのですが、8月まで待つのが非常に辛いです


ああアニメでも観たいなあ。

2018-03-13

始球式問題の闇が深い

今はだいぶんと消されているが、Twitter検索すると稲村さんに触った抱きついたという話を武勇伝のように語る球児達がたくさん出てきた。

まだ下のようなツイートが少し残っているが、この子マスコミ取材申し込みにはメディア情報を漏らすなと口止めされていると断っていた。

#稲村亜美

俺も開会式出てたけどやばかったで!

いきなり後ろから押されて前に進んでくし稲城シニアのやつと台湾人が、胸とか尻とか触ったって自慢してた☠️

俺らはキャプテンがしっかりしてたからよかったけど他のチームはどうなってんだよ! https://t.co/B3xVKploI7

多くの球児達がアイドルに抱きついたり、胸や尻を含め触ったのはまず間違いないだろう。

この事件を見た日刊スポーツは、事実を歪曲し隠蔽する記事を書いた。

https://www.nikkansports.com/m/entertainment/news/201803100000663_m.html?mode=all

タレント稲村亜美(22)の今年初登板は96キロだった。

 日本リトルシニア中学硬式野球協会関東連盟開会式が10日、神宮球場で行われた。中学時代にリトルシニアのチームに所属した稲村は、開会式を締めくくる始球式登板関東地区の202チームの選手がマウンドを取り囲む中、第1球は計測不能。するとエンジンがかかったように第2球、3球と立て続けに投げ込み、ともに96キロを計測した。自己最速の103キロには届かなかったが、今年初の始球式での記録に満足そうな表情で「みなさんも一緒に頑張りましょう」と呼びかけていた。見守った球児たちも、球速表示以上に伸びのある高めの直球に感激した様子で、登板を終えると次々握手を求めていた。

そして、稲村本人も握手を求められただけで全く触られなかったと日刊スポーツの内容に沿ってテレビ発言した。

https://youtu.be/iEuhNEX8BsM

https://www.google.co.jp/amp/news.livedoor.com/lite/article_detail_amp/14424524/

稲村亜美始球式の“タッチ騒動否定「まったくなかった」

“神スイング”で知られるタレント稲村亜美(22)が13日、もみくちゃにされた「始球式騒動」について説明した。フジテレビ系「めざましテレビ」が稲村の肉声を放送した。

 稲村は10日に東京神宮球場中学生約4000人が参加して行われたリトルシニア野球大会開幕式の始球式で、多数の球児にもみくちゃにされた。

 ネット画像動画が広まったこともあり、各メディアで取り上げられる騒動に発展していた。「めざましテレビ」の取材に対し、稲村は「みんな、握手をしてほしいとのことで近寄ってきて、ああい状態になってしまったらしいです」と経緯を説明。取り囲んだ球児の中には倒れた選手もおり、「私も倒れてしまって、私の下にも下敷きになっている選手の方もいて…」と混乱状態を振り返った。

 選手が“タッチ”したとの話もSNSを通じて広まったが、「体に触れるということはまったくなかった」と稲村は否定し、誤情報の独り歩きを指摘した。

彼女あっぱプロ神対応大人と褒める報道もあるが、何で被害者我慢事実隠蔽するのがあっぱれなのか、この騒動をこのように隠蔽するように指示したのは誰なのか。

アイドルに襲い掛かってもノーリスクで誰も咎めないと学習した球児達が将来性犯罪を繰り返さないか、とても気持ち悪く闇が深い。

2018-02-21

徳島ヴォルティス井筒選手記事に思うこと

徳島ヴォルティス選手会長をやっている井筒選手ブログ記事が昨日公開されたけど、これは非常に悪手。

https://note.mu/izz_izm/n/nf5fce9a8551f

「敗北のスポーツ学」がブログタイトル、「「結果が全て」なんて大嘘」が記事タイトルで、「意味のある負け」について考察しているが、それは現役プロサッカー選手プロチーム選手会長が、開幕戦を間近に控えて機運を盛り上げなければいけないこのタイミングで世に出すものではない。

記事内に、関学で優勝したときスタンドの後方にいるメンバーがなんとも言えない表情をしていたくだりがあるが、その理由ははっきりいってこの記事のようなことをするからだろう。

関学キャプテンをつとめて、優勝もしているので、リーダーシップはあるのかもしれないが、自分だったらこんなキャプテンにはついていきたいとは思わない。常に一歩引いていて、信頼しきれないから。

新体制発表の「サポーター上級者のみなさん」発言もそうだけど、井筒くんは「分断」を招く発言無意識のうちに繰り返している。ここままじゃ将来禍根を残す可能性が高いよ。アイデンティティがブレブレだし、自分自身問題で周りを振り回しすぎ。

2018-01-25

福岡野球チームの話

クラス野球チーム作ることになったんですよ。で、クラスで一番野球うまいAくんがキャプテンに任命されてさ、メンバー集めてがんばってたわけ。だけど先生が突然、隣のクラスのBくんを勝手スカウトしてきて、リーダーはこいつね!とか言って校長先生とか、保護者に紹介して回るわけですよ。しかもこのBくんがなかなか優秀でさ。先生があれこれ口出しするせいで、だいぶ迷走気味だったメンバーを励まして、初めての対外試合に向けてチームをうまくまとめちゃった。性格も真面目で心優しいからチームメンバーもみんなBくんが好きになっちゃってね。当然Aくんは面白くないよね。だから便所の裏に呼び出して脅したりしていじめたりして、最後はBくんが耐えられなくなってやめちゃったわけよ。Bくんやめたとき、え、ウソなんで? みんな思ったんだけど、それはそういうわけだったのね。

その後、Aくんのチームの方は試合には出てるんだけど、最近は出る度に負け続けでさ。先生は「もうやめちまえ」とか言ってるわけよ。やめたBくんは他所野球チーム作ってさ、まだ試合はできてないけど、そこそこうまくいってそうなんだよね。AくんチームのメンバーもBくんに誘われて移ったりしてさ。楽しくやってるわけ。で、それを聞いた先生が「あいつはなんだ、オレが有名にしてやったのに、Bくんのチームを潰せ」って突然怒り出してさ。なぜかあんまり関係ない副担任も一緒になって怒っててさ。みんな先生が怖いから、Aくんは「そんたく」してさ、「あいつはリーダーだったとか言ってるけどキャプテンはずっとオレ」って話をみんなにして回ってるわけ。

先生、器小さいよね

あ、友だちの子供の野球チームの話です

2018-01-22

https://anond.hatelabo.jp/20180122193949

かに中高って、割とみんなキャラが立つ。

オレ教師なんだけど、その昔、とある田舎の弱小公立高校バスケ部の顧問をしていたところ、

 ・実力は県下有数のセンターでこれまで一人真面目に練習してきたが、何しろチームメイトに恵まれ無名ゴリラっぽい3年

 ・一年遅れて入部してきた、ちゃらい性格だがそこそこ実力あるPG(3年引退するまであまり練習に来なかった。のちキャプテンになる)2年

 ・次の年入部してきた「バスケ以外全く興味が無く普段はほぼ寝てるだけだがバスケだけはやたら天才的な」SF1年

 ・口と態度だけでかい、荒削り&同じ1年の天才SFに対抗心を抱くも実力が全くおいつかない、何かやらかしそうなPF1

……とメンバーがそろったところで、

 ・不良やってて部から離れていたが、顧問指導に打たれたらしく(?)「バスケが…したいです」と復帰してきた3ポイントの名手SG3年

……という極めつけにキャラの立った誰かさんみたいな奴がやってきて、マンガの神の悪ふざけかと思った。ちなみにこのチーム、次の地区大会では無名ダークホースとして勝ち上がるも、選手層の薄さはいかんともしがたくメンバー一名の怪我によって敗退した。

また、数年後別の高校にいってとある文化系部活顧問をしたら今度は

 ・黙ってれば美人だが無駄に行動力があって周りを振り回す不思議女子(訳の分からない企画を立てるのは大体こいつ)

 ・正当派可愛い癒し系女子(やたら愛想がいいが何を考えているのかよく分からない)

 ・メガネ図書委員女子一見無口で真面目そうに見えるが、話し始めると(日本語なのに)何を言ってるのか分からない)

 ・常に冷静な笑顔イケメン男子(なんでこんな部にいるのか分からない。愛想も良くスペック高いが恋愛とは無縁。)

 ・何のとりえもないただの男子そもそもなんで部活やってるのかよく分からない。)

という5人が運命のようにそろったので、早々にオレはあきらめた。こいつら卒業まで自由気ままにフリーダム活動を続けてた。

…どう聞いても嘘にしか聞こえないと思うが本当。中高部活動ってあなどれないよね。

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