はてなキーワード: 功利主義とは
インドネシアの謎の民族だったか、南米の謎の民族だったか忘れたんだけど、なんかの少数民族であったよそういうの。いまだにITを拒絶して狩猟採集やってる民族。
男はただ日々を狩猟採集しながら生きてるだけで、女を口説くとかしない。一定の年齢、たしか10代後半か20歳くらいになったら自動的に結婚が決まる。
女同士が打ち合わせて、A子はB男に行く、C子はD男に行く、みたいに被らないように決める。女コミュニティの一存で決まる。
覚えてるのは、B男からしたら普通に生きていたら、A子から「魚料理を作ったから食べろ」みたいなことを急に言われる。
言われたら、A子の家に行って魚料理を食べることになっていて、食べたら自動的に婚約が成立して結婚することになる。そういうルールになっている。
食べないという分岐とか、食べたけど結婚はしないという分岐はない。A子に声をかけられた時点で一本道に入ってて、そこで生涯の伴侶が確定してしまう。10代後半から20歳で!
でも生き物として、女性のストライクゾーンが狭くて、男性のストライクゾーンが広いというのだったら、これが逆になるよりは功利主義的な気がしなくもない。
10代後半から20歳まで生きていたら、口説くような積極行動をしなくても、だれか女性から「魚料理を作ったから食べろ」と声をかけられて自動的に既婚者に、父になるわけだ。
非モテは不幸だ不幸だと言ってる受け身の男にとっての正解のシステムのようにも思う。ただなあ、日本のこういう男はポルノを見て目が肥えてるからなあ。
テクノロジー、メディア、といったものが全く入ってこない、選択肢が無く、すべてが理不尽で問答無用なことが当たり前だと思っている狩猟採集民族だからこそ成り立つんじゃないかという気もする。
日本人男性、こんなに日々選択肢を与えられて好きなコンテンツを見ることができていたら、妻を選ぶことができないなんて、女コミュニティに問答無用でピックアップされる存在だなんて、そんな不自由には耐えられないだろう。
こうした資本主義的功利主義的価値観を持つ一方で、見返りを期待せずに何かをしてあげるのも縁という。
一見すると良心の施しであるが、実際はポジティブなスクリーニングなのだろう。
つまり、無私の奉仕を無頓着に受け取るような人間に次はなく、利害関係について厳密に感覚を研ぎ澄ませてきた人間はなんとかしてその恩に報いようとするのだから、次も会おうと思うわけである。
人助けでもあるし、人試しでもある。
某メンタリストが、まるで「力のある人」しか善を為せないかのようなことを言っていました。
例えば結婚した夫婦は家事を手伝い合うことで負担を分担します。これは一つの善です。
あるいは落とし物をした人がいれば、警察などに届けることができます。これも善です。
確かに、金をたくさん持った人がプロの慈善団体にたくさん寄付すればそれは立派な善をなせるかもしれません。
しかしそのこと自体を、庶民が行う身近な善を無価値にする理由にはなりません。
某メンタリストも、箴言の言うところの「舌の罪」を犯していると言えますし、ホームレスを侮辱するようなことを言っていたのが印象的です。
私はいっときのプライドのために吐く愚者の言葉というのは、本当に邪悪だと思っています。
なぜ「力のある人しか善を成し得ない」などと言うのでしょうか。
それは自身を「力ある者」と見做し、「弱者男性」などを見下すといった傲慢が存在しているかもしれません。
確かに、募金先を決めるといったシナリオでは、誰に募金すべきかを決める審美眼が必要になるでしょう。
そのことを指して「力ある人を見極めよ」と言っているのであれば、それは立派なことかもしれません。
しかし「力ある人のみが善を成し得る」というのは全く間違っています。
私も舌の罪を犯してしまいがちですが、「ソーシャルメディアでの発言を慎む」というのも、一つの善ではないでしょうか。
その場のプライドで他者を見下し、いい気分になるのは賢さではありません。傲慢です。
私はふと、このようなことを思いました。「自分は他者のために何かをできているだろうか」
コスパ・タイパという言葉がありますが、私は「どうやって楽に、効果的に人のためになれるか」ということを考えてしまうのです。
そしてたどり着いたのは「仕事で自分にできる範囲で利益を得て、そこから一定の量を慈善団体に寄付すれば良い」という考えです。
自分から慈善団体を作るよりも、既存のプロフェッショナルにお金を投じた方が効果的というわけです。
「こういう善をしているから、多少の悪は許される」「私がしている善に比べれば、この程度の悪は大したことがない」といった具合に、善悪を貯金感覚で見てしまうのではないかという不安があります。
こうなると、生活をする上で身近な善行をする心が荒んでしまうのではないかと思うわけです。
他者を尊敬する、弱者を助ける、身近な善を行う。こういう精神性が、「コスパ」「タイパ」という考えに蝕まれているのではないでしょうか。
あるいは期待を超えない無能者を見下す傲慢な為政者なども存在するでしょう。行動の「効果」を重視する人は、期待を超えるように言うからです。
EA (effective altruism)については、このようにして功利主義的側面が含まれる可能性があります。
ここ2ヶ月くらいの話
結婚相談所は足切り要素多いので、基本的な戦場はアプリと街コン
街コンで会ったフリーでイラストレーターとか広告系のデザインやってる方。喋ってる感じ俺よりずっとしっかりものという印象
結婚相談所もやってるって言ってて、会話も具体的な結婚までの流れとか結婚後の生活スタイルとかをいっぱい聞かれたんでなんか戦略的に婚活やってる人だなーって思った。
なんか真面目そうな雰囲気だったからおちゃらけたこととかあんま言えなかった気がする。
アニメとホラー映画好きな方だったんで薬屋のひとりごととかミッドサマーの話をした。
解散してすぐ2回目のデートお誘い「元カレに顔が似すぎている」とかよくわからん理由でお断りされる。
まあ多分いろんな条件やら印象やらが微妙なのをめっちゃオブラートに包んだ言い方なんだろうなーって思った。
アプリでマッチングして数回通話した後に会った。小柄で年齢よりも童顔で可愛らしい方だった。
車ないから家が遠い人は基本足切りしてたんだけど、向こうからいいね来て可愛かったから例外的に会った。
「顔で判断されたくないんです」って言ってたから「え、めっちゃお綺麗じゃないですか」
って言ったらどうやら美人ゆえに見た目だけでチヤホヤされたくないっていう思ってたのと逆パターンだった。
メンタル弱そうな感じで、職場からは正規雇用勧められてるけど長時間で責任重いのは辛いからあえて非正規時短で今は専業主婦を目指してるらしい。
「中身を見てほしい」ってしきりに言ってたけど意識低い故の非正規雇用で実家暮らしだから家事が得意なわけでもない専業主婦志望みたいな美人の見た目と体以外のどこに魅力があると自分で思ってるんだろうってぶっちゃけ思ってた。
会話は恋愛論みたいな話題中心で、過去の恋愛の辛い過去の話したり婚活の悩み相談乗ったりひたすら全肯定してた。体の相性とか理想の回数とかそういうのまで結構赤裸々に話してた。
盛り上がったから俺の家の前で解散って流れになったんだけど、「ちょっとあがってく?」って冗談っぽく言ったらOKしてくれたから二回くらい性行為をした。
「お互い良い人できるまで、こうやってたまに遊ばない?」って提案された。将来の伴侶としてはちょっと内心微妙な感じなんやなーってちょっと思った。
その数日後にその子がたまたまうちの近く来ることあって一回お泊りした。その子が最近デートに行った男やマッチングした男の評価やらメッセージの添削やらをした。
まあそっから家が遠いからお互いだるくなってなんやかんやでフェートアウトで終了
街コンで会った県庁務めてる方。別の人とマッチングしたからマッチングはしてなかったんだけど連絡先だけ交換して後日デートすることになってた。
見た目はなんか「The・キャリアウーマン」みたいな感じで、身長170くらいあってスタイルすごく良かった。
マッチング後近くのカフェでお話したけど、JSミルの功利主義の話とか、フェルマーの最終定理の話とか、芥川のトロッコのエモさの話とか、
あんまりリアルの人とそういう話題を話せたことなかったけどちゃんとした大学出た人ってこういう話できるんだ凄いなーって思った。
中心街の駅周りをぶらぶらデートした。GU寄ってコートを試着してもらったらやっぱ背高い人にコートは似合うんだなーって思った。セール中で値段は安いんだけどプレゼントした。
手繋いだりハグっぽいことしたらなんか好感触で、「どっか行きたいとこあります?」って言ったら「どこでもいいですよ」って言われたから「じゃあ俺の家はー?」
って言ったら軽くOKしてくれたんで俺の家で一緒にロールキャベツを作って食べた。結局その日は泊まりで性行為はした。
最初のカフェで「アプリで初日ホテル誘ってくるヤリモク何人かいてマジで常識なさすぎじゃないですか?」って言ってたのに俺とは出会って初日でワンナイトしてくれたのが嬉しかった。
↑の事務員の子の次の日に会ったから2日連続のワンナイトだった。
なんやかんや繋がってはいるけど、まだアプリやら街コンやら頑張ってる雰囲気あるから付き合うとかじゃないのかなーって感じ。
アプリで出会った方 金髪でタトゥーが入ってて鼻ピアスしてて喫煙者だった。あんまり喋ったことない生粋の陽って感じの人種
なんか向こうのお気に入りのスイーツもやってるおしゃれバーで初デート
肩に蝶のタトゥー入ってたから「なにそれめっちゃかわいい!」って言ったらタトゥーのこといっぱい教えてくれてちょっと詳しくなった。
海外のレゲエやらヒップホップが好きらしいけど全部全く名前も知らんかった。
映画も好きらしいからトレインスポッティングやらレザボア・ドッグスやら遊星からの物体Xやらの話結構してた気がする。
その子高卒だったから「俺今の時代は女性でも4年制大学出てない子ってちょっとありえないと思うんだよね」って言ったら
「そうだよね…私みたいな低学歴の女には婚活する権利ないよね…って中卒男が何言っとんねん!」って結構ノリノリのノリツッコミしてくれたのが面白かった。
次の日早番だからって割りと早く解散して、「楽しかったです!」ってLINE送ったら半日以上返事こなくて(半日後は返事来たんだけど)
そういえば「最近LINEの通知見れなくなっちゃったんですよねー」ってバーでの会話の中で言ってたけど返事遅いのがそのせいなのか脈なしなのか判断つかなくて次のデートお誘いできなかった。
まあでも明るくて面白くて素敵な方だった。
今まで一度も男性とお付き合いしたことないって言ってたけど本当かどうかは不明
昼からカフェで会って終電近くまでファミレスやらバーやらはしごした。
インドア方向でもアウトドア方向でも無趣味で家でずっとボーーっとしてる感じの人だったから話題に結構困った。
プロフィール情報聞き出すテンプレ会話以外あんま噛み合わなかったから話した内容あんまり覚えてない、多分「綺麗だね」「○○さんといるのめっちゃ楽しいー」とか適当なこと言いまくってた気がする。
手繋いだらめっちゃ初対面なのに「女の扱い小慣れすぎててきしょいですね」って面と向かって言われたのが面白かった。
「お別れするの寂しいよー」って言ってごねてたら家の前までついていくの許してくれた。
「お家あがっていい?」って聞いたら拒否られたけど「キスしていい?」って言ったら「いいですよ」って言ってくれたからとりあえず家の前でベロチューしながらお尻は触った。
たまに連絡してたけど意外にも向こうから2回目のお誘いはなかった。自然とフェードアウト
なんか趣味がフットサル釣りキャンプボルダリング海外旅行で週2回以上は何かしらやってるってめっちゃアクティブな人だった。
なんかお互い可もなく不可もなくみたいな感じだったから2回目には繋がらなかったんだけど、
後日「良い子いるから会いませんか?」って職場の女性のLINE紹介された。ただぶっちゃけあんま可愛くなかったからデートは誘わなかった。
2ヶ月間いっぱい女の人と出会ったのに結婚相手どころか彼女すらできないよ……
「当たり前」を持ってる人だとこんなに苦労しないんだろうな……
詳しい人に教えてもらうのもとても楽しいけど、類友なのかあまり友人にはコスメ好きがおらず…。
増田の話も面白い!もっと聞かせてほしいし、私のコメントへの返信も貰えると嬉しいです。
興味ない理由を箇条書きすると
・元々可愛い。といってもクラスに20人女子がいたら3~5人目レベル。だからといって1番2番になりたいとは全然思わない
・ベースメイク嫌い。皮膚呼吸できない感じが最悪。未だに下地、ファンデーション、お粉?の使い方がよく分からない。
3ヶ月に1回ぐらい使ってみるが、「よくわからなかった」でいつも終わる。シミは隠せて少し綺麗になる気はするが…
大学生ぐらいのときは肌が綺麗だったのもあって、毎朝顔も洗わずに日焼け止めも下地もファンでも塗らずに素肌にチークだった。
それでも若さゆえに可愛かった。今はさすがに顔洗うし化粧水乳液日焼け止めは塗る。普段のメイクは眉毛とリップクリームのみ。
・めんどくさがり。メイクはとにかくめんどくさい。
・他に面白いことがある。美容よりも、勉強とか、真理の追求とか、読書やスポーツなどの方が楽しい。
・コスパ重視の功利主義者。最小限度の努力で最大のリターンを得たいと思う。だから眉毛は必ず描く。眉毛はコスパがいい。
描いてないと変だし、描くと急激に顔が引き締まる。あとリップクリームもコスパがいいと思う。最低限の装いをしたい。
普段ほとんどメイクしないくせに、トーニングやフォトフェイシャルなどの美容医療や歯列矯正はコスパがいいと思うので通っている。
・年に一回とか、数年に一回とか、たまにしか会わない人と会うときや、皆で写真を撮る可能性が高いときは気合い入れてガッツリメイクする。
ハレの日のたった1日化粧頑張るだけで、その日出会った全ての他人に美しい自分の印象を残せるのでコスパがいい。
その時ぐらいしかファンデやアイシャドウを使わないのでなかなか減らない。使い切れない。
開封後5年以上経って、ほとんど使っていない化粧品を捨てた経験が多数。
・美的センスなし、美術下手、お絵かき下手、手先不器用、うまくなる気がしない
・薄顔美人なのでメイク好きの人が私の顔に生まれたら楽しかっただろうなと思う。
私は化粧が面倒だから何もしなくても化粧しているように見える派手顔に生まれたかった。
・そもそも自分の顔にそこまで興味がない。ふと気が付くとすぐヒゲ生えてるし鼻毛出てる。結構伸びてる。
・化粧する理由には主に以下の3パターンあると思うけど、「女同士のマウンティング、張り合いのため」「男にモテたい」「他人がどうこうは関係なく自分が美しくありたい」、
私は化粧するとしたら圧倒的に「男にモテたい」という理由。好みの男に会う予定があれば面倒でも頑張って化粧する。
・メイク落とししても落ちきらない。ガッツリメイクした晩は、いつも風呂でクレンジングしたあと、風呂上がりにバスタオルで顔拭いたら化粧がついててげんなりする。メイクって何でこんなに落ちないの。
・武装系、変身系メイクは興味ある。やってみたい。自分が可愛くなることにはそこまで興味ない。男がいたら別。
・子供の頃からオシャレ?着飾ること?が嫌いだったようで、母がせっかく結ってくれた髪をわざわざグチャグチャにして幼稚園に行ってたらしい。
・メイクだけでなくファッションもあまり興味がないけど、対人関係において見た目の印象を良くすることはコスパが高い行為だと思っているので、
功利主義的に基づいて考えれば、たとえ救済に偏りが生じるとしても救われる人間が一人でも増えるのであればそれでいいと思います
通勤2時間+定時9時間の基本セットだけでも十分匂い立つような体になってきた。
残業や飲み会があると家に帰り着く頃には足や首裏の臭いが凄いことになっている。
このまま日々加齢なる臭を撒き散らし続けるというのは功利主義者たる俺の価値観に反している。
俺の体感での安全EVA限界(外出可能時間)は長くて10時間。
朝シャンして完璧に乾かしてから出勤すれば2時間ぐらいは伸ばせるか?
だが1日に何度も風呂場に行く静香ちゃんライフは俺のセルフイメージと乖離が激しすぎる。
空調の効いた自室に引きこもり、体臭の少ない時にだけ出歩く生き方を追求したい。
一周回って再び小便臭くなった老人たちがなぜ悠々と電車に乗って暮らせるのか俺には理解できない。引き籠もれよ!皆の精神衛生のために!
他人に対してそう思ってしまう俺が自分は平気で「しゃーないだろ通勤してフルタイムして帰ってきたらこの臭になってるんだから」と開き直って満員電車で女子大学生にスメハラし続けていいのか?
俺としてはアウトだ。
テレワークしたいぜ。
やれセキュリティカードでドアロックを解除するのが普通だの、ペーパーレスで紙の書類なんて扱わないだの、働き方改革で残業なんてないだの、内勤じゃスーツなんて着ないだの。
なあ、自分の観測範囲内を、まるでこの国の常識のように語らないでくれ。
昭和45年創業従業員80名前後非上場地方企業の弊社にはセキュリティなんてない。最初に来た人が解錠して最後に帰る人が施錠してそれまでは開けっぱだ。
男はスーツ女は制服で、繁忙期には寝袋持ち込んで泊まり込みで、メールどころかFAXが現役で、タイムカードもない。
田舎の特異例を挙げてるだけだと思われるかもしれない。だが、同一市町村内で地方中小を4社ほど渡り歩いたが全部の職場がこんな感じだった。少なくともn=1ではなくn=5くらいではある。
東京が1,400万人。500万人以上いる北海道、埼玉、千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫、福岡を差し引いても5,600万人と半分弱が残る。
(仙台やら京都やらはどうだって意見もあるかもだが、県単位で丸めてるから差し引きでそんなに変わらんだろ、たぶん)
んで日本企業の99.7%が中小企業で、全被雇用者のおよそ7割が中小企業の社員だ。500万人以上の県を差し引いても全被雇用者の3割いる。
まあこんな雑な比率なんてどうでもいいんだ。田舎の中小企業で働いてるやつは何百万人もいるってこと。
そんな当たり前のデータがなんだ。そんなことはわかっている、とお前らは言うかもしれんが、本当にわかっているか?
女子社員が男子社員全員のお茶を毎朝淹れたり、強制参加の宴会でコンパニオンのオネーチャンを呼んだり、経営者と労基がズブズブだったり。コンプライアンスなんて言葉すら知らねえ。
これが海の向こうの遠い国の物語でも、親戚のジジイの昔語りでもなく、すぐ隣近所にいまもある話だって実感があるか?
まあ全部の中小企業がそうだとは言わねえ。福利厚生が整ってる今風の勤務環境を提供してる中小企業もあるんじゃないか。
だがうちみたいな会社はまだまだ相当な数があって、掻き集めりゃ相当な人数が働いてるだろう。
次にお前らはそんな企業は潰れろ、淘汰されろって言うだろ?
なあ、中小企業を使って利益上げてる大企業が影響受けないと思うか?
これは(というかこの駄文全部が俺の)偏見だが、中小企業には仕事中にパチンコ行くようなカスが大量に在籍してるぞ。
中小企業が潰れまくったら何百万って人が職にあぶれるわけだ。カスが大量に含まれてるうち、いったいその何割がまともな職にありつけるだろうな?
その功利主義の行き着く先は、キラキラ社会人たちが毎日の通勤で通り魔ガチャを回す社会か?
お前らは本当にそれでいいのか?
ちょっとだけ話題になった『少女を埋める』という桜庭一樹の”自伝的小説”があった。
自分をモデルにした、東京で暮らしている直木賞受賞作家(私)が主人公で、父が危篤になったと母親から連絡を受け、帰省し、生活し、また東京に帰ってくる話だ。単純化すれば”田舎の社会と母をスケッチしたお話”ということになる。
母が父を介護中に虐待していた(はず)と述べた書評に対し、そんなことは書いていないし事実でもないと桜庭一樹が抗議したことから、小説と読み手の解釈のあり方をめぐって論争が起きたため話題になったのだ。もう覚えている人も多くないだろう。
短期間とは言え用事をすますために付き合わざるを得ない故郷の社会を構成するのは「田舎者」という言葉にふさわしい人たちで、母を含めた老人たちは自分勝手だったり無神経だったり、「私」の価値観からは低い評価が与えられているように描かれている。
とはいえ、帰省するくらいだから彼女らとの関係を切断するほど全人的に否定してもいないし憎んでもいない。そのあたりの多面的な描写は興味深いので読んでみてほしい。
「現在のー故郷を離れたー東京での」自分の人間関係の描写がところどころ出てきてこれが好対照に「私」の価値観からは高い評価が与えられているように描かれている。
友人からの洒落たプレゼント、センスのいい会話が楽しめるかかりつけの美容師、「私」の苦しみによりそって適切な助けをくれる友人。
今の「私」生活はなんてすばらしいのだろう!今、「私」はなんて人間関係に恵まれているのだろう!という言外の叫びと(それに引き換え・・・)という独白が聞こえてきそうだ。
だが、美容師をはじめとする知人たちが「私」をちやほやしてくれているのは金回りの良い有名人だからではないのか。
それに気づくとこの小説をどう読めばいいのかわからなくなってくる。
桜庭一樹は、「彼女たちが功利主義に基づいて私に接しているのかもしれない」と想像したことはないのだろうか?
気づいていてなお、「私の友人面をしている人たちを周りに集めることができたのは自分の才覚だ」と思っているのだろうか?
あるいは…