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2024-09-26

老人がサギに合い2000万円ほど騙しとられという事件があったのだが

なんか解せないところがある。

犯人警察騙り被害者電話をかけこういうことを言ったそうだ

「口座が犯罪に使われているのを検知したので一時的に凍結する。検査するのですべて引き落として玄関前に札束を積んでおくように」


かなりバカみたいな指示だが朦朧とした老人が騙されることはあるだろう。

バカみたいなサギ自体はよくある。

ただこの金額だと銀行に行かなければ下ろせないし、かなり引き留められるはずだ。

おそらく通報もされるだろう。

となるとタンス預金だったんじゃないかと思うが、そうすると犯人の指示となんも関係がなくなってしま

なかなか解せない事件

2024-09-17

anond:20240916100514

朦朧...大した意味でもないのに画数贅沢に使いすぎだろ

2024-09-13

anond:20240913135557

最近若い子は知らんがワイらの同世代だと育児は女がするもんという考えは深い

それは女のほうが向いているという以外にわからない・めんどくさいが一番

赤ん坊の泣くタイミングなんて決まっていないし愚図る理由もわからない

幼児期になれば無限質問地獄でじっとしていない

男の大半は答えのない仕事が嫌いだし出来ない故に本当に育児には向いていない

ましてや目に見えて賃金が発生するわけではない

対して女性の多くは自分で産んだ子供は愛おしい(例外無視とする)

泣く子供も愚図る子供も愛おしいと思えばこそ寝不足で頭が朦朧としてもお世話ができる

遺伝子的にも子育てに適しているのは至極当たり前

ましてや仕事をしながらなら女性子どものためと思い無理もするが

男はなんで仕事クタクタなのに俺が子どもの世話をしなければならんのだの発想になるのはしょうがない

理屈では分かっていてもクタクタでも心から子供乗せができるやつはごく少数

ワイはやっぱり男が稼いで女は子育てが一番理にかなっていると思う

男はしっかり稼いでラク家電をたくさん導入・偶にはベビシーったーや家事代行サービス使用して妻の休養日を作るのがいいと思うんだが今の世論だと駄目なんだろうな

何でも向き不向きがあるのに平等平等意味分からん

2024-08-18

anond:20240818003027

自分マイスリーは今も幻覚見るけどデエビゴは全く見ないなあ

マイスリーはなんか意識朦朧としてきて幻覚が見えて、いつの間にか記憶がすっ飛んで朝になるみたいな感じだったんだけど

 

エビゴ飲むとほんとに寝ちゃう

子供の頃の眠気ってこんなんだったよなと思うような、全く抗えない眠気ですとんと落ちてしま

2024-08-06

anond:20240805224020

子供って起きても一人で過ごせるわけでもなく大人を起こしたがるもんなのよ。

片方の親が子供の面倒を専属担当すればもう片方は寝れるとは思うけど、平等に分担すると両方とも寝不足になる。

うちの場合第一子が夜通し寝るようになったのが1歳になったくらい。

それでも5時代に起きて遊びたがったり食べ物要求したりで朝からしんどかった。

寝起きはグズって泣き声で起こされる。

眠いんなら寝ればいいっていうのは通じない。

やっかいなことにパパに起きて欲しい日とママに起きて欲しい日がランダムに来るから今日はどっちだって感じで意識朦朧とさせながら気を張ってた。

二子が生まれたら第一子の赤ちゃん帰りによる夜泣きが激しくなって23時~5時の間のランダム時間に泣き声で起こされることが2日に1回くらいあった。

の子の泣き声で下の子が起きるとカオスなので結構気をつかう。

再度寝かしつけるのに30分~1時間くらいかかるけど寝そうで寝ない時とか寝る気配が無い時は疲れる。

の子夜泣きが落ち着いて下の子が朝まで寝るようになるまで3年半くらいかかった。

今では6時までは寝てくれるし泣き声で叩き起こされる感じではなく「オキテー」って感じで起こされるだけになった。

まあ自分タイミングで起きれないし、同じ布団で寝てるから寝相が悪かったりで若干寝不足感は残ってるけど。

2024-08-03

ある老僧が屠殺場を通りかかった際、涙が流れるのを禁じえず、深い哀しみを覚えた。

人々はとても不思議に思い、なぜ哀しんでいるのか、老僧に尋ねた。

 すると、老僧は次のような話を始めた。

 「話せば長くなるのですが、私は、自分の二つ前の前世まで記憶しています

私が初めて人に転生した際は屠殺人で、三十過ぎで死にました。

死後、その魂は、数人に縛り上げられ、閻魔大王の前に連れて行かれました。

閻魔大王は、私の殺生が過ぎたのを責めたて、悪の報いをもって判じました。

 そのときの私は、恍惚朦朧としており、醒めているような夢の中にいるような、頭部が熱くてたまらなかったのですが、突然一陣の涼しさを覚え、気がついてみると、豚小屋の中の子豚に生まれ変わっていました。

 私は乳離れしてわかったのですが、人は豚たちに見るからに汚い餌を与えているのです。

ただ、とてもお腹が減っていたので、私はやむなくその餌を食べました。

その後、私は次第に豚語を解するようになり、仲間とおしゃべりができるようになりました。

前世のことを憶えている仲間もたくさんいましたが、人に説明する術がありませんでした。

私たちは皆、いつかは屠殺されることを知っていました。

それゆえ、いつも呻き声を挙げ、将来を憂えていたのです。

私たちの目と睫毛は、常に涙で濡れていましたが、それは、自分たちの運命を知っていたからです。

 私たちはまるまると肥えていたので、夏の暑さには耐えがたく、泥水の中に身体を浸けては、いくばくの涼しさを覚えていました。

わたしたちの毛は、まばらで硬く、冬になると寒さに耐え切れませんでした。

そして、十分な大きさまで肥えると屠殺されるのです。

人に捕まえられると逃げられない、と内心分かっていても、命が惜しくて逃げようとするのです。

捕まえられると、私たち四肢は紐で縛り上げられますが、紐がきつくて骨身に滲みるようで、鋸で切られているようでした。

それから私たちは、車か船に折り重なるように載せられます

肋骨は折れそうになり、百脈は塞がり、腹は裂けそうです。

 時には、竹ざおに吊るして運ばれるのですが、犯人が挟み上げの刑に処せられるよりも辛いものでした。

屠殺場に着くと、屠殺人によって地面に放り投げられます

あるものはすぐに屠殺されるのですが、あるものは数日間待たされます

そのとき心理的苦しみは、もっと耐えがたいものがあります

 自分屠殺される番になると、屠殺人が曳いていきます

私は怖くて頭がくらくらし、全身から力が抜け、目を閉じて死を待つほか仕方ありませんでした。

屠殺人はまず、私の喉を切り裂き、体を揺すって血をバケツの中に入れました。

そのときの苦しみは、ことばで言い表すことのできるようなものではなく、死ぬにも死に切れず、ただ咆えるばかりでした。

血が全部出されると、今度は心臓を一突きされます

この痛みは耐え難く、この段になって咆哮が止まります

この時、魂が解放され、再び覚醒たかと思うと、すでに人として転生していました。

閻魔大王は、私がその前世わずかながら善行したことを知っていたので、人に転生させてくれたのです。

 今しがた私は、この豚が殺される苦しみを受けているのを目にして、思わず自らが前世で受けた苦しみを思い出しました。

それに、こちらの屠殺人も同じような苦しみを味わうことになるのだと考えると、涙が流れるのを禁じえなかったのです」。

 老僧のこの話を聞いた屠殺人は、すぐに屠殺包丁を捨てて、野菜売りに身を転じたという。

2024-07-28

anond:20240727220424

元増田だよ

心配いただき申し訳ない、ありがとう

何か手落ちがあったんじゃないか、と悩んでいたので、みなさんのお言葉が沁みました

どうしても外出自体をキャンセルできない場合も多いので、これまでの対策は続けつつ、できることがあれば、他にも対策はしていきます

病院:倒れた際、駅員さんに救急車を呼んでいただいてたようで、救急病院搬送されました

(倒れてしばらくは意識朦朧としてて、断るとかそういうのもできなかった。一部地域では救急車救急枠が足らない最中、本当に申し訳なさでいっぱいでした)

なお、送られた病院では点滴の針がうまく入らず、元々採血や点滴が苦手なため、迷走神経反射を起こして悪化しそうなので、断って帰りました。点滴の代わりに家にあるOS1を飲みました。たまたまだけど、あってよかった

予後24時間くらい、エアコンが効いていないところにいると、急激にぼんやりしてくる、だるさを感じる、フラフラした感じが出る、などありました。24時間たった後はほぼ元通り、後遺症なし

新たな対策:水分を一気飲みしにくいストロー付きタンブラーを導入しつつ、クールネックリング?を買いました。家事で外に出たあと、これで首を冷やし、水分をとることで、これまであまり意識してなかったちょい飲みや、身体クールダウンをもっと意識してするようにしました

PMS病院行ってお薬もらってます偏頭痛の方も頭痛外来頓服でてます

食事:減ってないです。太らないようにしたい…

筋トレ:始めたばかりで2か月くらい続けている。お腹はへこみはじめた気がする

用事イメージ的には「家族病院へ診察を受けに行くので、その付き添い」でしょうか

(細かくは違うけど、そういうイメージの外出でした)

道のり:行き先は電車で片道90分くらい。時間は午後まるまるという感じ

行きは着席できるが、帰りは混み合っていたので、そこの悪条件の影響はあったと思う

誰かの参考になるかもしれないので、ここはどうだったんだろう?みたいなコメントに対する情報を記しておきます

皆さんもどうぞご自愛ください

2024-07-22

彼女31歳、経験人数20人)と別れたい

別れる口実を考えてほしい

 

俺は28

5年付き合ってそれなりに仲が良かったけど、途中で俺の前に3人と付き合って、ワンナイト2回したと告白された。

ちなみにワンナイト経験人数に含めないらしい。

 

その時は特別何も思っていなかったけど、それならいいかと思ってエロ漫画みたいなプレイや、寝取らせプレイ複数プレイなんかもした。

それから2年ほど経って、それとなく結婚の話が出るようになってきたから俺なりに真剣に考えてみた。

すると、上も下も他人に使われてて30超えてる女、しかも俺の前に何人としてるかわからないし、雰囲気さえ良ければ誰とでもやる女を、俺がこの先一生付き合う義理道理が本当にあるのかと疑問に感じた。

 

というか、別れたくなった。

なんか中古車から新しい別の車に乗りかえたくなる気持ちに近い気がする。

 

交際期間の後半で変態プレイに付き合わせて後ろがガバガバになったのは申し訳ないけど、それも突き詰めれば本人の性質問題からね。

誰とでもやるなら、誰とでもさせようと思っただけ。

 

今となっては、情はあるけど愛情はない。

 

引越し先に連れて行くか悩むめっちゃかいぬいぐるみみたいな感じ。

しかも維持費がかかるし自我もあるから尚更困る。

 

彼女からは「今別れたらホントに困っちゃうね〜(笑)」みたいな感じでそれとなく圧力かけられてるけど、そんなもんはワンナイト相手にも言うべきだよね。

 

俺、この人とあと何十年も付き合うの嫌だよ。

発熱してて朦朧としてるから支離滅裂でも許してね。

2024-07-05

今日一日、全話無料らしいマンガを読み始めた

過労死レベルで働いている薬師が朦朧とした頭で異世界を思い井戸飛び込み、ついた先は冥府だった

冥府についてもう働かずに済むと思った矢先に、薬師なら冥王の病を治せと城につれていかれ、出会った冥王は無愛想なイケメン

ここまで読んで、途中すっ飛ばし無料最終話を読んだ

冥王と結婚して主人公自身も神になる、というオチ

オープニングこそ働き疲れた今どき女子っぽくはあるけど、ああ典型的女子向けフィクションなのだなあと思った

流し読みして、最後の番外編は読まずに閉じた

2024-06-01

吸血鬼のような体質

貧血気味で昼からさっきまで寝ていた

日中歩いただけで体が耐えられなくなったのかと、落胆してしま

久しぶりに近くの病院に行くために朝から外出した

徒歩10圏内だったので、乗り物を使わず歩いて行った

外は日が照っていていい天気

程よく暑くて風が涼しい

最初気持ちがいいと思いながら歩いていた

ただ、少し歩き始めると体調が悪くなり始める

足元がふわふわとするし、頭も朦朧とする

普段は在宅仕事で家から出ないし

基本出不精だから日中は家から出ない

少しずつ体力作りはしているので、数十分程度の往復は問題無いはずだった

なのに、歩く体力が持たない…

何とか家に帰ってきて、席に座っても体調は安定しない

眠くなってしま

原因は血圧低下っぽい

どうしようもなくて直ぐ横になる


起きた時にはだいぶ良くなったけど、昼過ぎになってしまった

おまけに今日病院が偶々休みだったから、また行かないといけないな

日中外に出ないとこうも体が脆くなるのか…

2024-05-17

苦痛連鎖

久しぶりに筋トレを再開した次の日から筋肉痛になる

歳だから筋肉痛じゃなくて四十肩かもしれない

寝返りをする度に痛みが走る

やっと寝れても数時間で起きてしまう状況

結局朝になってしま

軽く朝食とったら眠くなってしま

在宅勤務なので直前まで寝てもいいけど、業務開始まで2時間程度

気を失うように眠りについて、事業開始のアラームで起きる

意識朦朧とする

目を覚ますためにコーヒーを飲むも、寝不足で胃の調子が悪いのか具合が悪くなる

こういう時に限って面倒臭い案件が来る

書類に目を通しているがさっぱり頭に入らない

おまけに外は雨で鬱々としているし、ちょっと寒い

体が軋む

心身ともに不調…

何か嫌な事が立て続けに起こるな…

2024-05-04

anond:20240504152341

お疲れ様です

以下追加しときます

2024-04-13

○○だけが逆転した世界を次々に彷徨う話

、というのを2時間はやく寝たのでこんな時刻にいちど目が醒めて朦朧としてる頭でおもいついた、ってそんな設定よくあるか…(ジュブナイルとかで)

2024-03-31

友人が変わってしまって辛い

精神にしんどい人に向き合っている人の話です。頑張ってが禁句の人はきっと見ない方がいいです。

インターネットを通じて知り合った友人が変わってしまった。

多分5年くらいの付き合い。5年もあれば、そりゃ人間変わる。私だって随分変わった。まだ若いしなおさら……でもこの変わり方は、いい変わり方ではなかった。

精神的に参ってしまって、色々病名がついたみたい。ずっと様子がおかしかったから何度も病院に行けと伝えて、その結果がこう…… 今は仕事を休んだり身を置く環境を変えたりして、少なくとも消耗しに向かうような状況ではなくなったみたい。それは喜ばしいこと……

ただ、深夜に酷く落ち込むことが増えた。人間そういうものから、仕方がない。今は落ち込むターンなんだと思って見ている。

問題は、なんて声をかければいいのか……そんなに頑張らなくていいとか、深夜だから仕方ないよと言っても、否定されてしまう。私の話し方が下手なんだろうか……

否定されるだけならまだ良い。相手は私とは違う考えなんだ、と受け止められる。でも、明確にこちらに……敵意が向いた時は、どうしても傷つく。人間の全部が気持ち悪くなってしまったようで、話しかけないで死んでと言われたり、私のしたことに嫉妬して落ちこむと言われたり……相手からお前のせいだと言われると、どうしても辛い。

でも、それで相手を責めることも出来ない。だって相手はもう、睡眠導入剤を飲んで意識朦朧としていて、普段なら言わないようなことも病気と薬に言わされているから。きっと何を言ったのか覚えてすらいない、薬の副作用に健忘があるから。あのひとは自身発言責任をとれない。

なにより、ただでさえ精神的に摩耗しているひとに、責めるようなことは言えない。今は昔と比べて相手に何十倍ダメージが入ってしまって、それでまた気分が沈んでしまう。

私はとにかく、あのひとを傷つけたくない。でももう、生きて視界に入るだけで不意に傷つけてしまうみたいで、気が滅入る。私が幸せになるのを、あのひとは許してくれないみたいだ。

あのひとはずっと社会に殴られてきて、それで傷ついた。だからって、私を殴っていいわけがないでしょう。良くないことと理解はしているけど、恨みそうになる。恨むべきは病なんだけど…

とにかく、しばらくその友人とは距離を置こうと思っている。これ以上無責任暴言を吐かせたくないし、まだ友人でいたいし、私は幸せでいたいから。これ以上暴言と、それを許さなくてはいけないフラストレーションがたまったら、もう友人ではいられなくなる気がするから……

本人には言えないけど、早く病が良くなればいいと思う。もう5年でも10年でもかけて、元通りではなく、前に進む形で生きやすくなってくれればいいと、全部うまくいけばいいとずっと祈っている。もう祈りくらいしか、私に出来ることは無いし、縋れない。

2024-03-22

本格的に死にたい

いよいよ人生でやれることなくなった。

死にたい

 

4年前に知り合った彼氏がいる。

当時彼は既婚者であったが、わたしに惚れているのは周りから見ても明らかだった。

飲み会の帰り道で「好きだ」と告白された時、わたしは、「気持ちは嬉しいけど、わたし不倫とかできるタイプではなくて。既婚者の方はごめんなさい」とお断りした。

 

その半年後、彼は離婚して、もう一度告白してきた。

「待たせてごめんなさい。大好きなんです。僕は君と一緒になりたい」

あの時の彼の顔をよく覚えてる。待ってないです、でも、ありがとう努力に免じて、交際関係を受け入れた。

「でも、わたし、君を悪くいうわけじゃないけど、バツイチ恋人が務まるほど、器が大きくないかもしれない」

大丈夫!君に嫌な思いはさせないし、大事にするし、幸せにする。不安や不満があったら、必ず言ってね。受け止める」

それからは、絵に描いたように幸せ恋人ライフ

彼はわたしお姫様か何かのように大切にしてくれた。

離婚したばかりで今すぐは無理だけど、かならず一緒になろう。世界中が敵になっても、俺は君だけを愛してるから

そう言ってわたしを大切にするピュアな彼に、わたしも次第に夢中になった。

 

彼にプロポーズされウキウキのワクワクでご両親にご挨拶に伺ったら、元嫁に親権を委ねた彼の親から、「新しい嫁がきたら孫に会わせてもらえなくなる」と結婚に反対されたのが2年前。

当時わたし妊娠していた。

彼氏は、「まだ早かったかもしれない。両親の説得にはまだ時間がかかる。でも、いつかかならず一緒になろう。だから赤ちゃんはいまはおろそう。」そう言ってくれたので、わたしはまんまと信じた。

 

彼が前妻と建てた家で同棲し始めたのもその頃。

 

この家に住み始めた頃に、ベッドが処分されていないのを見てイヤな気持ちになった。

当然のようにそこに寝るよう進める彼に、「さすがに、ちょっと」と断ると、彼はあからさまにイラついた。

「お前の家のベッドだって、他の男と寝てきたベッドだろう」

「それはそうだけど、「わたしのベッド」に他の男も寝たことがあるのと、「あなたと前妻のベッド」にわたしが寝るのは、心持ちがちがうじゃない?」

わかってもらえなかった。

でも、イヤという気持ちは汲んでくれて、和室に布団を敷いて、寝ることにした。

 

彼は、最初、「この家に住むのも一時的もので、ゆくゆくは手放すよ」と言っていたのに、「ダイニングテーブルお気に入りから、このまま使わせてほしい。ソファは、買い換えようね」と、心を変えた。

 

彼は、最初、「お箸マグカップ買ってきたよ。2人の食器を増やしていこう」と言っていたのに、近頃は「どんぶり?あるのを使おうよ」「ほしいなら勝手に買っていいよ。でも趣味悪いのはやめてね」と、投げやりになった。

 

毎朝どちらかがあかちゃんにあげていた線香は、いつのまにかわたししかやらなくなった。

「親が来るから、少しの間出ていて」

そう言われることがあった。

ご両親には、この家でわたし暮らしていることを言ってはいないんだなぁ。と思った。

「ご両親の説得は進んでいるの?」

と聞いてみたことがあった。彼はイライラした態度で、「お前が首を突っ込むな」と返した。

そのくせ彼は、「あ、親が来る前にトイレキッチン掃除しておいて。だらしない暮らししてるとおもわれたら、めんどうだからさ」とも言った。

 

付き合った頃、「バツイチ恋人が務まるほど、器が大きくない」と言ったのは本当のことで、

最初の誓い通り、不安や不満を伝えることが増えてきた。

でも、彼は変わってしまっていた。

「面倒くさいな。お前、少しは黙れよ」

「気に入らないなら出て行けば?」

バツイチ恋人になるんだから、それくらい覚悟しておけよ」

 

同棲から1年経って、彼はどんどん怠慢になった。

わたし誕生日を祝わなくなった。翌々日に、あ、誕生日だったんだね。と言われた。

彼の誕生日の日は、昼間にラインが1通あった。「今夜は外食から、俺の晩飯いらないからね」

わたしは1人でケーキを食べた。

セックスが雑になった。わたし愛撫することは無くなり、奉仕することばかり求めた。やんわり拒むと勝手に口に突っ込まれた。口に出されることが増えた。「抱きたくはないけど射精はしたい」んだって

 

彼は、横柄と傲慢を増していった。

「お前がいなきゃ離婚しなくて済んだ」

「これ以上俺の人生邪魔をするな」

「お前のためにベッドを捨てたりソファを買い替えたりするような価値は、お前にない」

妊娠したのも、お前の策略だろう。お前が勝手に孕って勝手に堕したんだろ。俺は何も悪くないし関係ない」

「これ以上俺の人生邪魔をするな」

「お前との将来なんて俺は考えていないからな。早く出ていけよ」

 

なにがいけなかったんだろうな。

わたしは彼を愛してきたつもりなんだが。

彼はわたしと一緒になりたかったはずなんだが。

お腹のあの子を殺したのは、彼とわたしとあの子未来のためで、必ず未来でもう一度会うつもりだったから、なのだが。

 

わたしは悲しくなって、先月ついつい、彼のご両親にお手紙をお出しした。

あの時、実は妊娠していたことをお伝えした。

エコー写真検査薬を同封した。

わたしと彼は一緒にはなれないから、せめて彼のお家で、供養してやってください。と。

お二人にそれをお願いすることが、殺してしまたこの子に、私がしてやれる最後ことなんです。と。

 

数日後に彼は実家に呼び出しをくらい、夜中に帰宅した時は鬼の形相だった。

「親に余計なことを吹き込んだな。もうお前なんか死んでしまえ」

そう言って彼は、わたしの顔を殴り、突き飛ばし、馬乗りになって首を絞めた。

 

わたし自分の愚かさに辟易した。

 

あー、わたしはこんな乗り換えクズの虚偽のプロポーズを真に受けて、堕胎までして、お腹を傷つけ、胎児を殺した愚か者だったか。と、遠のく意識の中で思った。

かにわたしは、「困難な離婚をしてまでわたしと付き合いたいというくらいだから、相当の本気だろう」と思っていた。全く違う。

こいつは「結婚本質も知らず軽んじているだけのガキ」というだけだった。

やけに離婚がすんなり行ったのも、今思えばおかしかった。このジジイ事故物件だったのだ。前妻は、このDVモラハラからアッサリ逃げられて、ラッキーとでも思っていたかもしれない。

 

わたしは気絶した。

多分だけど、それで流石に慌てた彼が119番だか110番から通報したみたい。気づいたら救急隊に囲まれてた。布団の上で失禁していた。彼は警察に連れて行かれて、わたし病院検査を受け、問題がなかったので、警察と少し話した後、実家に連れて行かれた。

多分。記憶朦朧としてる。今もはっきりしない。

 

彼と出会った4年前、わたしは29歳だった。

最後の恋だと信じて、かけたけど、大外れだったうえに、取り返しがつかない時間若さを失い、傷をお腹と心に残した。

 

こんな男を信じて、夢だった結婚式も、ドレスも、ハネムーンも、注文住宅も、出産も、家族も、なにもかも、叶うことはなくなった。

 

じゅうぶんにがんばった。

できる限りのことはした。

彼に対し、人生で一番尽くしたし愛したし大事にした。

でもダメだった。

もうやれることがない、

 

なんだか、こんなわたしが、この先誰かを愛しても、愛すれば愛するほど、一緒にいられない気がする。

全力で大切にした今の彼にもこんなふうに粗末に扱われる。

私の価値は本当にないのだなと思う。

こんなわたしが、クズの子供を孕んで堕胎したわたしが、

仮にいつか、他の善良な男性と想いを通わすことができたとしても、愛されて良いわけがない。

そのような権利は私にない。

なんか、もう、死んでいいと思ってる。

首絞められて、意識が落ちる時、全然苦しくなかった。むしろ気持ちよかった。だから死ぬのは怖くないんだ。

わたしのかんはあまりあたらないけど、これが最後の恋だというのはすごく当たってる気がするの。

わたし死ぬからだと思う。

2024-03-20

原口沙輔「イガク」ってモロに医療デマ皮肉る歌だよね。

誰も明言しようとしないからここに書き散らしとくけど。


https://www.youtube.com/watch?v=F38EuG2dAyM


そもそもこの曲、タイトルが「イガク=医学」で歌い出しが「ドクターキドリ=医者気取り」なんだからそれ以外にどう読み解けって話なんだけどな。

たぶんヘビロテしてる奴らはみんな気付いてる。気づいた上で誰も言ってないんだろう。そりゃこんなセンシティブな話その辺でできるわけねえもんな。分かる分かる。


勿論それ以外とのダブルミーニングもあるんだろうが、それは一旦置いといて。

ここらで一回「医療デマ、ひいては陰謀論全般風刺する歌」として「イガク」の歌詞解釈してみようと思う。


勘違いしないでほしいのは、これって別に他の解釈否定したいわけじゃない。

というかむしろ全然違う解釈を聞きたいんだよな。だから「こっちの解釈のほうがいい」とかあったらどんどん言及してほしい。


以下、本編。



ドクターキドリです 愛・爆破ッテロ

先にも書いたが「ドクターキドリ」とは「医者気取り」つまりデマ屋のこと。

「愛・爆破ッテロ」は「あいばくはってろ→あいはくばってろ→愛は配ってろ」じゃねえかな。

ここで言う「愛」は寄り添いとか共感とかそういう類のこと。嘆きに寄り添い優しい言葉をかけるのは詐欺師常套手段だ。


簡単になれば 埋まった マター マター

簡単になる」のは単純化するから。わざと間違った方向に単純化させてだまくらかすのもデマ屋の手法

「マター」は事例の「matter」であり再びの「また」だと考えると

「今回の事例もまた、単純化すれば埋もれていった」となる。

たぶん、「ドクターキドリ」の理論に疑問を持った奴がいたんだろう。

それを「ドクターキドリ」が単純化詐術でだまくらかして、デマの山の中に埋もれさせた。

そういう流れがなんとなく見えてくる。


ドクターキドリです 愛想良いか

「愛想良い」のは詐欺師重要資質の1つだ。


朦朧 オオトも 埋めた メタ メタ

前半は流石に分からん

メタ」ってのは俯瞰とか高次とかの意味

「埋めた、メタ」ってことは「客観視点を見えなくした」かな。

自身客観視させないことが陰謀論へ嵌めるコツらしい。


何処にも無いから寝ていたら
壊れて泣いてるユメを診たんだよ
次期には
嘘に診えてクルゥ

ここ、映像では一見リズムを取ってる」ように見えるけど、個人的には違うんじゃないかと思う。

「次期には嘘に診えてクルゥ」つまり「じきに嘘に見えてくる/狂う」で物を投げている=物に当たってること、それと異常な速度でスタンピングしているのを見るに、あれは苛立ちのメタファーなんじゃないだろうか。

そうすれば前半の意味も読み解ける。

「ユメ」とは睡眠時の夢じゃなくて将来の夢。

未来展望か今のやりたいことかできる仕事か……とにかく何か大事ものが今はもう「何処にも無いから寝ていた」ら、「将来の夢が壊れてしまったので泣いている子供の頃の自分」が見えた』。

「じきに(現実が)嘘に見えてくる/狂う」──つまり、「デマ陰謀論にハマる人間」の、典型的パーソナリティである


カオが→鈍器になっちゃうヨ

「顔」とはシンボルであり旗印のこと。顔役や作品の顔なんて表現はよく聞くと思う。或いは誰かのプロフィールアイコンのことかもしれない。

SNSで「鈍器」と言えば叩き棒のこと。「ポリコレ棒」のような、「他人批判非難するのに便利な思想理論」を指す。

作品事件他人思想を振りかざして誰かを非難しようとするやつ、割とよくいるよな。


偽が→権利を取ったんだ

ニセ科学医療デマ市町村政治マンション自治会ルールに入り込む、なんてのは最近よく聞く話だ。


無くなってほしい煩悩
ウヤラ生き延びてしまった
生き延びてしまったんだ!!

自分の受けている評価が不当に低い」「もっとお金をかければもっと良い治療が受けられるはずだ」といった「煩悩」を社会から排除しきれず(=生き延びてしまった)、結果それらが陰謀論医療デマの温床になった。


足が→タガメなっちゃうヨ

なるわけないやろがい……!

と、普通なら思ってしまうようなことを上手く騙して信じさせてしまうのが詐欺師の恐ろしいところ。


嘘が→動機になったんだ

デマ陰謀論(=「嘘」)を信じた人は自身の行動指針を変える。


疑ってほしい本能
ウヤ本心だと思った
本心だと思ったんだ!!

直感(本能)的には正しくないように見えることでも科学的には実は正しかったりする。疑うべきだった直感的な視点デマ陰謀論肯定してしまった。


クチョォ

韓国語で「そうでしょ?」の意味、という説を見かけたのでそれを採用


「彼は夢破れて希望もなくして現実を全部嘘だと思いたくなった。だからドクターキドリ」になって今日デマを吐いている。でしょ?」

というのが前半の歌詞なんだろう。


ドクターキドリです 全部辞めろよ

ここに来て「ドクターキドリ」に否定的な言葉が出てくる。

良くも悪くも客観的というか「ドクターキドリ」に近い視点だった前半から、ここから視点が交代しているように見える。


ティチュードが
動物に届く猛毒

ティチュード=態度。

動物(を現実にも求めるような騙されやす人種)には、詐欺師の人の良さそうな態度はまさしく「猛毒」だろう。

ここで「猛毒」なんて強い言葉が出てくるところも、視点の変化を感じるところだ。


損得の得の方ダケ
回った 割った 割った

メリットデメリット、利点と欠点の前者のみを(触れ)回った、までは読み解けた。

「割った」は割れ厨(正規料金を払わないフリーライダー)のことなのか孤立者(立場が「割れ」て無くなった人)のことなのかそれ以外なのか、いまいち判断がつかない。


カオが→鈍器になっちゃうヨ
偽が→権利を取ったんだ
無くなってほしい煩悩
ウヤラ生き延びてしまった
生き延びてしまったんだ!!

繰り返し部分


音が→機能になってしま

音楽芸術ではなく、主張のための道具になってしまう、という意味だと思う。

嘆かわしいことだけど、創作者が身を崩して陰謀論に染まるのは定期的に発生する悲劇の1つだ。


人が→偽りに集まる

ここからの一節は他にもまして直接的だ。

ここは「人々は陰謀論に惹かれる」ぐらいの理解で十分だろう。


塞がってしまえよ耳
ウヤラ届いて居ない診たい
届いて居ない診たいネ゛

「『耳を塞げ=あいつらの言うことを信じるんじゃない』という家族や友人の言葉も、どうやら届いていないようだ」


クチョォ

「そうでしょ?」



マニア考察記事で「(この曲は)とても論理的歌詞が作られている」と言っている方がいたが、確かにこうして読み込んでみると納得感がある。

……ところで、氏はこの次にどのようなアングラ題材を持ってくるのだろうか。正直、既に怖いのだが。

2024-03-17

酒に弱くなった…

宅飲みしてて

ジントニックをコップ2杯位飲んだらもう酔いを自覚できる位に朦朧としてきた

こんなに弱くなったのか…

2024-02-29

悪夢混合チリソース Bad End 物語

User: 次の悪夢混合チリソースbad end物語創作せよ:火薬匂いが鼻

Gemini Advanced:

悪夢混合チリソース Bad End 物語

火薬匂いが鼻
第1章:悪夢の始まり

新宿御苑の噴水近く、路地裏の薄汚れたアパートの一室。そこには、夢と現実境界線曖昧青年田中 太郎(たなか たろう)が住んでいた。彼は昼はコンビニで働き、夜は奇妙な夢を小説に書き綴る日々を送っていた。

ある日、太郎はいものようにコンビニ夜勤を終え、アパートへと帰路を歩いていた。新宿駅西口の雑踏を抜け、歌舞伎町ネオン街を通り過ぎ、ようやく自宅にたどり着いた。

しかし、その夜、太郎は恐ろしい悪夢にうなされることとなる。夢の中で、彼は巨大な火薬樽に囲まれ燃え盛る炎に追われていた。火薬匂いが鼻をつき、熱気と焦燥感が全身を包み込む。

第2章悪夢の具現化

翌朝、夢から覚めた太郎は、奇妙な感覚に襲われる。夢で見た火薬匂いが、まだ鼻に残っているような気がしたのだ。そして、部屋の隅に置かれたゴミ箱に目を向けると、そこには燃え尽きたマッチ燃え殻がいくつも捨てられていた。

まさか…夢が現実になったのか…?」

恐る恐る台所に向かうと、そこには昨晩作ったはずのチリソース鍋が置かれていた。しかし、その鍋からは異様な臭いが漂っており、表面には不気味な泡が浮いていた。

第3章:悪夢暴走

太郎は恐る恐るチリソース鍋に手を伸ばし、一口味見をした。すると、その瞬間、彼の体中に激痛が走り、意識朦朧とする。

うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

2024-02-20

昨日久しぶりボンカレーを食べた

大学生の頃、幽白の雷禅に憧れて絶食したことがあった。

三日三晩何も食べずに過ごし、翌日友人が訪ねてきたときには朦朧としていた。

俺を見た友人は驚き、レトルトご飯ボンカレーカレーライスを作ってくれた。

そのカレーライスが今まで食べた食事の中で一番美味しくて、あまりの美味しさに感動した。

から今でもたまに当時のことを思い出してはボンカレーを食べている。あの時の味には敵わないが、それでもやはりボンカレーは美味いのだ。

2024-01-22

anond:20240122121503

もう10年以上前なんだけど、わいは生涯でカキを食べた事が1度しか無かったんだが

どんな味だったっけと気になり、カキフライを食べてみた。

うーん、なんか言うほど好みの味じゃなかった。

んで数時間後、上のお口と下のお口から噴き出すべきものが噴き出し、摩訶不思議人間大噴水が出来上がった。

朦朧としながら、ほほぅこれが噂に聞くノロウィルスかーと思ったり(多分違うと思うけど)

トイレの床ひんやりして気持ちいいなあ、とか思ったりしてた。

もうお腹の中は完全に空なのに、体が「まだ出るだろ、絞れ絞れとことんまで」と責めてくるの笑える(笑えない)

その1年くらい後だったか、次こそはと思い再度カキフライチャレンジした。

まーたトイレで噴水芸を披露してしまった。人気者はつらい。

2024-01-06

風邪引いたかApple Musicで「風邪」と検索して出てきた曲全部聴いてた

全6曲。

風邪をひいた時の歌/[Alexandros]

落ち着いたアレキサンドロス。よく聴いてるわけじゃないけど『kick&spin』とか『閃光』とかのイメージが強くて意外な気もしつつ、耳触りのよい英語結構好き。何言ってるのか分かんないけど。

日本語で歌うパートにくると歌詞の内容が分かりだす。「午後一時半の小田急線」——どうやら、一度出勤したけど風邪気味だから午後休取って早退したやつの話らしい。サボってる学生や、楽しそうな主婦がいたりする時間帯だ。うんうん、わかるわかる。

そして彼は、最寄りに着いたところでふと気付く。このまま乗っていれば実家に帰れる、と。そして実家で猫に会い、(おそらくは親に)小言を言われ、おいしい味噌汁を飲む——。

は?

小田急沿いに実家……?

ペットを飼えてる実家……?

そして自分独立……?

この曲は、俺のような英語リスニングもできない片田舎人間風邪をひいた時に聴く歌ではない。ただただ、恵まれ環境にいる人間風邪をひいた時の歌なのだ

「いや、そんな恵まれてもないだろ」と思う方もいるかもしれないが、2番の日本語パートで彼自身もこう内省している。

「思えば恵まれ生活をこう/与えられてたこ坊ちゃんが/ロックンロールなんて/叫んでいいんだろうか?」

彼は会社員というよりはロックを叫ぶバンドマンのようである。アレキサンドロスの人そのものを描いているのかどうかは分からないが(まあどちらでもよい)、芸術系とか創作系・表現系に全ベットできる人間実家が太いというのはままある話である

彼の悩みに答えは出ず、玄関まで送りに出てきた親(おそらく)の顔も見ることができずに電車に乗り込む。「一人部屋のアパートに帰ろう」——ロックで売れまくってるってわけでもないようだ。

曲を聴くというよりは歌詞を読みふけってしまった。この曲で描かれる人物は俺とは全然違うところを生きているけども、好感が持てないかと言えば全然そんなことはないし、そういう人間風邪をひいた時の情景を描いた歌として、うん、よかった。しっとりしたアレキサンドロスも良い。

風邪/amazarashi

名前だけは見たことあるけどちゃんと聴いたことのなかったamazarashi

ピアノイントロから入っていきなり「37℃の微熱」、うん、風邪の歌だ。

そしてなんか、フィロソフィーとか運命とか必然とか言い出したな……と思ってるうちに曲が終わった。歌詞サイトを見る。さっきのアレキサンドロスでも見ていた。

2回目の再生ボタンを押すと、なんとこの曲1分55秒である。そりゃすぐ終わるわけだ。

しかし改めて歌詞を見ると、この曲で描かれる風邪を引いた人間もまあ、全然共感できない類の人間だ。部屋にはソファがあるし、彼女がいるし。フィロソフィーとか運命とか必然とか言い出すあたり、俺には話を合わせることもできなさそうである

彼は「ごめんちょっと調子が悪いだけなんだよ本当に」と言い訳をし、「かれこれ数時間/便器にしがみついて/朦朧と/うわ言」。うわ言だったらフィロソフィーとか言うのもやむなし……か?

2分に満たない短い曲の中で、「朦朧と」のフレーズが繰り返される。印象に残る曲だ。全然好きだ。好きだ、amazarashiもっと俺の調子がよくて、なんか小難しいことを考えたいときに聴きたい。

恋風にのせて/Vaundy

恋風邪じゃねーか!

でもまあ、Vaundyは好きなので(数曲しかいたことないけど…)楽しみである

これ前に聴いたな……。

Apple Music自動再生で似たような曲や売れ線の曲を流してくるので、Vaundyなんかは知らぬうちに受動喫煙しているのだ。

恋風にのせて」というタイトルには、いわゆる恋の病的なもの風邪に例えた「恋風邪」と「風にのせて」言葉や思いを吐き出す行為がかかっていて、全編的にそんな感じの曲である俳句みたいな技法で割とすき。

しゃらくせぇ曲だなあとは思うものの、そのしゃらくささがVaundyの魅力だとも思う。いい曲。

「くだらない愛で/僕たちはいつも笑っている」

風邪/小林

Twitterフォロワーにこの人のファンがいて、ちょくちょく名前情報が目に入っていた。実は曲を聴いたことはないのだが、シャニマスが好きみたいなので信用の持てる人だと思う。

そして肝心の『風邪』。風邪をひいた舞台役者脚本家?のつらさを綴った曲のようであるあんまり面白くない舞台あんまり上手くない芝居をして、叩かれて、病んでいるようだ。そんな感じの「風邪ニュアンスを感じた。

自らの作品表現稚拙さに苦しむというのは、個人的には結構わかる。わかるけれども、今食べたい料理はそれじゃない。それじゃないんだ……全然上流階級人間を描いてていいからがっつり熱出して寝込んでてほしかった……。こういう形の風邪全然あるんだけども。こういう形の風邪の話だよね?解釈に失敗してるような気もする。

それはそれとしていい曲だと思うし、小林私のボーカル結構すき。やはり信用の持てる人だと思う。元気になったら(あるいは精神的に病んだら)他の曲も聴いてみようかな。

⑤ただの風邪/KIRINJI

エイリアンしかいたことのないキリンジ

この曲もしっとりした雰囲気で、熱が出てぼーっとしたいときに合っているような気がする。

歌詞としては、風邪が治った直後の情景が描かれている。まだ少しぼんやりとしつつ、でも体の軽さがある、そんな感じ。早くこれになりたい。

「君の手のひらはbutterfly」「僕の額をその翅で慰めた/あぁ」

どうやらこいつにもパートナー的な人間がいるらしい。だけど、不思議嫉妬のような気持ちは湧いてこない。キリンジの、この曲のふんわりとした雰囲気ゆえだろうか。

曲は終盤に1分ほどbutterfly…を連呼して終わる。すごい余韻である風邪ときってこれぐらいの余韻がほしいというか、ぼーっとしたい。いい曲だ。好きだ、キリンジ

風邪が治るまでを再現/ヌミャーン(三味線漫画奏者)

間違いなく1番ひどい。

検索しても歌詞は出てこないし、そもそも歌詞というか一般的な曲の体をなしていない気がするし……音楽に決まったルールなんてねえんだよと言われたらそれまでだけど……。

でも、これが1番なんというか風邪っぽい気がする。風邪引いたときに聞けてよかった。

睡眠導入剤を飲んだ後にこれを書いている。

先に告げておく。

今は処方中。

処方中においての内の文章だ。

数カ月前からメンタル病み、今はまだ休職している。

精神科医に掛かるのも今回がはじめてということで、ざっくりとした診断を受けた。

その結果としてとりあえずは投薬によって様子を見ることに。

処方されたのは睡眠導入剤

就寝前に1錠、飲む。

今まで睡眠障害に対する薬を飲んだことがなかったため、ちょっとした不安があったものの飲むようにしている。

効果はすぐに表れる。

酩酊したような、周りがほんんやりと映りはじめる。

寝ぼけているような…むしろ…夢の中に居るかの追うなぼやけ具合がある。

たとえばPC モニター

俺は今、薬を飲んで朦朧とした状態でこれを書いている。

スマホではなくPCで。目に映る目の前のモニターには増田日記を書く用の画面が表示しており、ここまでは別段いつもと同じだ。

ただこの薬を飲んで画面を見ると、いつもと異なって目に映るようになった。

それが何なんかを知らしめたいがためにこれを書いている。

はじめてのときは質感だった。

目の前のモニターが表示している文字群がモニターに表示されているのではなく和紙に表示されているような質感があった。

触れば触れられるんじゃないか?ふと手を伸ばしてその和紙を掴みそうになってしまったのは印象深い。

そしてたまに、いや今のそうなのだけどこうして長文を書いていると時に文字サイズが変わって見えるときがある。

ふとした瞬間、中央部分のみが小さく映るとそこの部分の文字は行動し、それは中央が縮み右側がそのままなことによって遠近感のようなものをもたらし、気を抜いて見ていると折れ曲がっていくように見える。

それでもやはり印象的なのはモニター感覚。画面はデジタルではなくアナログである、のようなモニターに映る白さが白紙のようにぺらぺらとして感じられる質感。

モニターの中にあるのは、枠の中にある紙。そこにえんぴつかなんかで書き込んでいる。そんな感じに見えてくる。

ぼんやりとした、酩酊状態のような。

寝ぼけているというよりは夢の中に居るに近い。

そんな感覚。部屋を消せばスチームが炊かれ、モクモクして見える雲のような陰りがさまざまに形を変えて見せていくサーカス

幻覚のような作用が強い気がするんですか…と担当医に話すと、最初はみんなそんな感じなので大丈夫ですよ、とのこと。

と言うわけでも今でもこの薬を飲み、飲んだ後は幻覚のようなものに囲まれる。

ただそれは夢の中のようなものなので嫌悪感はなく、寧ろ楽しい。変に気分が良くなってくる感じ。

自分は一錠でこれだが、人によっては平気で二錠らしい。

そして症状が重い人はほかのもっとよく効く薬も処方させるらしい。

質感。とにかく質感なんだ。

周りのものダリ時計みたいにぐちゃっと曲がる可能性。

それを幾度となく見せてくれるようなそんな薬を睡眠導入剤として飲んでいる。

睡眠は安定している。

2023-12-21

TV版~旧劇までエヴァを観て思ったこ

俺にとって、シンは蛇足だった

というか、旧劇も蛇足であった

が、画面の特に後半の実写パートから庵野氏の煽りが止まらなくなるあたりから

自分はしらけてしまうのだった

タイミング悪くてエヴァ劣化コピーみたいに言われがちだけど、

ファフナーとかラーゼフォンの方がエヴァよりちゃんとしてる

面白い

エヴァ面白いところは、破綻してるところ、作者も作品も壊れちゃうところ

壊れ芸だと思ってた、リアタイで観てた頃から

から自己啓発セミナーオチも笑いながら観てた

まあ、夢オチみたいなもんだ

真面目に観てた人には悪いけど、これガイナ作品なのよね

ところが、庵野氏ね掲示板に書くような視聴者だけでなく、

本人までちゃんとやろうとし始めてしまった

それで近年のシンエヴァである

自然回帰しろみたいな描写、モヨコの描いた絵本、ごめんなさい、

シンエヴァの方が俺は氏ねと思ってしまいました

最後リクスーで駅の階段を駆け上がって、あの後、新卒入社してベークライトを売り歩くんだろうな、声も変わったシンジくん

違うんだ、俺が見たいのはそんなんじゃないんだ

から、シンの中で一番面白く見れたのは、シン仮面ライダーの前半だった

ラストのび太ジャイアン戦みたいなところでは、もうすでに寝てた

アマプラで寝ながら朦朧としながら観てた

棒人間は気にならなかった

石ノ森は感じた

でも、トータルで考えると、これもなんか違う気がした、当時の若き日の過ちと悪ノリはどこへ行ったんだ?

本当に暇アンノになってしまったのか、目を覚ませ

いや、目を覚ますべきなのは俺なのか

俺が時代に置いていかれているのか

時代は胸の大きいいい女なのか

貧乳好きは生きてちゃダメなのか

身長120以上の女子人権がない

そうだ、ぼくはロリだったんだ

そう、庵野様は今度はロボコン作るべきだ

シンロボコン

2023-12-15

寝不足の時ってどうしたらいいんだ

仕事中だけど寝不足で頭朦朧とする

でも昼寝はできない環境

どうやったら今日仕事捗るんだ??

もう今月やべーんだよ

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