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はてなキーワード: 原理とは

2024-11-20

とある人と、とある企画のため、DMをやり取りすることになった。

DM返すのにいちいちドキドキして緊張しすぎて疲労感がすごい。

内容はこれでいいか言い回しおかしくないか気持ち悪い点はないか相手が返答に困らないか

文章を作るのに何時間も考えすぎてしまう。

送る時には、顔は真っ赤になってるし、脇から汗がダラダラ出ている。

自分でも気持ち悪い。

なんでこんなに緊張するんだろうか。

色々などうでもいいことを気にしすぎている自覚もある。

媚びなのか、キモいと思われたく無いのか、良く思われたいのか。

そもそも人間関係リセット症候群なのだが、こんなの続いたらそりゃ疲れるわ、と思う。

他人とこんなにやり取りするの久々で疲労困憊。ともだちゼロなので。

もっと気楽に、気軽に、相手にどう思われたっていいじゃんという精神がほしい。


相手キモ、と思われたくない。

あと、舐められたくない。馬鹿にされたくない。

コミニュケーション能力が皆無なため、緊張を挟まず素でやり取りすると、舐められが発生する。いつもそうだった。

今もそうなんだろうか?

人とやり取りしてなさすぎて、今の時代感や人付き合いの感覚マジでからない。


舐められたくない、が根底にずーーっとありすぎて、素を誰にも晒せない。

この行動原理はダサすぎる自覚はある。治せない。

プライドの高さが生きる上で最も邪魔なことも知ってる。


企画があるからさないが、垢消ししたい気持ちがある。

長期でのやりとり本当に苦手。

気持ちの裏を考えて、本当に言いたいことを考えて、考えすぎて的外れなこと言って…

相手はそんなに考えてないんだろうけど、かんがえなくてもみんなそんなかと当たり前にできるから考えてないだけのような気がする。

考えないと失敗する。

考えたところで微妙な失敗はする。

失敗したら舐められる。

認知が歪んでる気もするし、相手によるような気もする。

相手がどんな人間かを見極める能力はない。


あーーーーーごちゃごちゃ考えすぎてしんど

疲れる

人と関わる毎にこれをやらなきゃいけない。

いらない心労が多い。

顔の赤さが戻らない。

つかれる

2024-11-19

言うて陰謀論かそうでないかなんて原理にわからんよな

こちとら一介の小市民やし、なにが真実かなんてわからんわな。

これまで長いことインターネットやってきて、

もっともらしい説明と大量の証拠を並べ立てられて思わず信じたら、

それが最終的にぜんぜん間違いでしたってこと今まで何回もあった。

自分で調べても確証バイアス思い込みを強化するだけになりかねんし。

結局はノー思考政府学会のお下知に従うしかない。

どうにかならんか?

避けるべき顔1

やたら目が黒々としてる人

タイプ詐欺師モラハラパワハラカルト宗教(上層部)

これは何らかの理由でずっと瞳孔が開いているためである。明るいところでも瞳孔が開いているので、「キラキラしている」と表現されることもある。老年になっても目が曇らない。

原理麻薬常習者と似ていて、過剰に交感神経が働くので瞳孔が開く。麻薬場合は薬の成分で交感神経が優位になっているところを、行為思考によって交感神経優位の状態が長く続く。

今のリベラル未来はあるのか?

自由平等を進めていった結果、少数派こそ優遇されるべきみたいな謎の先鋭化を果たし

当たり前のように多数派からまれるという意味わからんムーブしてるわけだけど

最近じゃ自由の方もあくまで一部の少数派の自由しかなかったとバレ始め

下手すると保守より縛りがきつくて、これ単なる新時代保守だ、となりはじめ

じゃあみんなの自由を守ってくれるのはどこなの?と迷子になってるうちに旧保守に掻っ攫われるという残念な流れができてる

もはや敵か味方かじゃなくて、敵と敵みたいな状態なんだけど

とりあえず先鋭化したリベラルには未来はないよね、ってのは薄々理解できる

行動原理に欠陥がある

とりあえず現状は自分らで保守だとは言ってないが、やってることは保守みたいなところが勝っていくんだろうけど

10年がどう言う形になってるのか想像できない

2024-11-16

誰でも知ってるJTC勤務だけど、会社内で猿山ボスザル争いがずっと行われているのがしんどい

社内政治で上手に立ち回って良いポジションを確保して定年まで逃げ切る」行動原理では社会とかお客様とかそういう視点がでてこないんだよなぁ

国家公務員経験者だけど斎藤知事ちょっとだけ擁護してみる

anond:20241115195341

任期職員として某官庁に勤めた経験がある者だけど、2点だけ、斎藤元彦前兵庫県知事のおこないについて擁護してみたい。

といっても、「斎藤知事は悪くない!」という方向性ではない。そうじゃなくて、「これ、彼個人問題じゃなくて霞ヶ関全体の問題なのに、彼個人が異常みたいに言われてて気の毒」という方向性である

エレベータのドアが閉まると「お前はエレベータボタンも押せないのか」と怒鳴る

斎藤知事エレベータスムーズに乗れるようエレベータの前で待機する係」が作られる。

無意味仕事をさせるのはパワハラである

何という税金無駄

霞ヶ関には高位の政治家外国要人に対する「エレベータブロック」係が実在する。いや、もちろんエレベーターガールみたいに専属職員がいるというわけではなく、行事のなかで「お前は◯◯と✕✕とエレベータブロックをやれ」と命じられる、みたいな感じだけども。

霞ヶ関官僚は「動線」をやたらと気にする。首脳会談なんかだと数十秒単位計画し、お偉いさんが歩いてくるタイミングエレベーターがやってくるように手配する。そして、たとえば民間ホテルなどであれば、他の客と鉢合わせないように手配もするという。増田はやったことないが、増田上司若い日に担当した仕事として語っていたし、今もやっているようなことを言っていた。偉い政治家先生外国からお客様の動きがもたついたりしてはいけない、彼らがエレベーター前に着いたらすぐに扉が開いて乗り込むことができるようにしておく、というのが霞ヶ関スタンダードなのである

要するに、知事は「霞ヶ関役人が偉い政治家に接するときのやり方」を兵庫県役人にも求めていただけなのだ。彼が官僚時代は腰が低い方だったというのも、そりゃそうだろう。「官僚政治家に尽くすもの」だと思っていたか官僚時代は腰が低く、知事(=政治家)になったら傲慢になった。それだけの話で、何も不思議なことはない。

下っ端の議員は知らないが、大臣以上の経験者ならこういう扱いを受けたことがあるはず(あるいは、副大臣政務官経験者ならこういう扱いを見たことがあるはず)で、口を拭って斎藤知事批判するのはどうかと思う。あなたスムースエレベーターに乗れたことがあったでしょ? その裏にはこういうアホな仕事をしていた役人がいたんですよ。あなたもまた、斎藤知事というモンスターを育てたうちの1人なんですよ。

車両通行止めの箇所を20m歩かせるだけで怒鳴る

20mくらい自分で歩け。

霞ヶ関基準では、これは職員の怠慢と解釈する余地はある。

斎藤知事百条委員会で「歩かされたことではなく段取りを注意した」と言っているが、これはまさにその通りなんだろうと思う。知事の不満は、20m歩かされたことではない。「車止めがありますんで、そこからは徒歩で……」と事前に説明しておかなかった、あるいは、博物館側と交渉して知事が来るときだけ車止めを撤去しておかなかったという、部下の(霞ヶ関基準での)手際の悪さなのだ。

増田経験ではこんなことがあった。あるホテルにお偉いさんが宿泊する。増田はそこまで迎えに行き、道路を挟んで目と鼻の先の会議場までお送りする。「車を使うとよけいに時間がかかるし、徒歩で行ってもらうってことでいいですよね」と確認したら、上司はこう宣った。「雨だったらどうするんですか?」……知らんがな、そうなったらそのときは傘でも差していただけや、と思ったのだが、つまり霞ヶ関役人というのはこういう細かいところまで気を使う人種だということなのだ(あまつさえそのような「丁寧で緻密な仕事ぶり」を誇りにしている節すらある)。このささやかな挿話から上で書いたような「動線」へのこだわりがいかに根強いかということの片鱗を感じ取ってもらえれば幸いである。とにかく彼らは政治家も含む賓客に対してはそこいらのホテルマンも真っ青のおもてなし精神を発揮する生き物なのであり、そのおもてなし精神からすると、そりゃ車止めの存在を事前に知らせなかったり撤去しなかったりというのは立派な瑕疵だろうなぁ、と思う。

で、下っ端の議員は知らないが、大臣以上の経験者なら(ry

他の点について、たとえばおねだりとか顔写真とかそういった点において、斎藤元彦の異常さは際立っている。そこに異論はない。だがこの2点に関しては、「いや霞ヶ関基準ではそんなおかしくないよ」と言わざるを得ない。異常なのは斎藤元彦という個人ではなく霞ヶ関カルチャーなのだ

追記

苦言を呈するくらいなら理解できるけど怒り狂ったり物を投げつけたりするのは異常と言われても仕方ないような。あるいは霞が関のお偉い様も皆そうだということかな?

これはそうで、霞ヶ関基準でも怒鳴りつけたり物を投げつけたりするのはパワハラ。ということになっている。実際に増田上司は叱責も極めてソフトにする方だったので。

“高位の政治家外国要人”と自身を思ってしまったのが勘違いの始まり

いや、県知事ともなれば普通に「高位の政治家」の範疇でしょ……(だから過剰におもてなしすべきとは言ってない、念の為

役人から偉い人に尽くすのは当然」とか言ってるけど、それってただの権威主義じゃん。

選挙で選ばれた政治家役人を顎で使うのは当然」って言い換えると民主主義になるんですよね。実際、そう言われたら賛同する人も多いんじゃないの? 増田原理原則論としては賛成するもの

霞ヶ関基準地方公務員に求めるなってことだよね

増田は外から来た任期職員だったから「霞ヶ関カルチャーやべえな」って思えたけど、新卒霞ヶ関に入ってたら「これが社会人公務員として当然の働き方だ」みたいに洗n……いやいや、勘違いする人が一定数出るよなぁと思う。

たとえば、増田公務員になる前にいた職場では紙を回して決裁を取るなんて習慣がなかったから、決裁を取るときやそれを回していくときに相当まごついたけど、そのときに「箸の上げ下げまで指示しないと駄目ですか」って言われて、なるほど紙を回して決裁を取るというローカル文化社会人普遍的な嗜みと思ってるんだなぁ、と思ったよね。逆に、一部の民間企業での常識を全ての社会人にとっての常識だと思い込んでるサラリーマンとか、大学での常識がほかの職場でも通用すべきだと思ってる学者とかもいるんじゃない? 他山の石としてほしいと思うよ。マジで

いや、霞ヶ関だけじゃなくていわゆる大企業も同じ文化だろ。役員が動く時はロジ表管理するやん。大臣首長社長政務官役員だろう。

そうなんだ? 増田大企業役員とかと関わったことがないから知らなかった。教えてくれてありがとう。じゃあ、これは霞ヶ関おかしさではなくて日本の大組織おかしさということなのかな?

ここで擁護されてるのはセキュリティ上の配慮であって、そういうことは問題にされてない気がするけど。

??? 20m歩かされた件は百条委員会でもふつうに追及されてるが??????https://www.youtube.com/watch?v=XfbmhrWWyEs(4:47あたりから

それ擁護じゃなくて「霞が関でも同じパワハラをしています」って言ってるだけだろ

そう言ってるが??? 読解力皆無か??????

工作乙です。ロシアから発注された世論工作日本国内で下請け&下受けを繰り返して、増田は5次受けくらいっすかね。どれくらい中抜きされてるんだろうね

知らん……何それ……怖……

2024-11-15

議員が嫌がることを主張してはいけない

仕事を奪われる可能性が少しでもあるなら政治AIは全ての政治家が忌避する

まり政治AIクーデターとみなされうるし心から政治AIを支持する政治はいない

そのため政治AIを主張してはいけない

マルクスの本をすべて読み込ませていたとしても駄目

民の代表が嫌だというなら誰かに投票たか誰にも投票していない人々も嫌ってこと

政治AI原理的に民の敵だからそれに矛盾することを主張するのは筋違い

anond:20241115062254

なるほど、非常に鋭い指摘をありがとうございます!ここで出てきたデコヒーレンス純粋状態から混合状態へという概念を基に、あなた意図している点を深掘りしてみます

まず、エントロピー観測情報の確定に関する議論を整理すると、確かにあなたが言う通り、観測によって「情報が確定する」と、その状態に関するエントロピーは減少します。量子力学におけるNo Deleting Theoremや、情報理論における情報の不消失原理情報は消去できない、保存される)という枠組みでは、情報自体消失しないという原則に従っています。このため、情報消失エントロピー増加を引き起こすという直感は正しくなく、実際には情報の確定や観測エントロピーの減少につながる場合が多いです。

デコヒーレンスエントロピー増加

次に、あなたが指摘したように、エントロピー増加といえば、やはりデコヒーレンス概念が非常に重要です。デコヒーレンスは、量子システムが周囲の環境相互作用することで、純粋状態から混合状態へと遷移する過程を指します。この過程エントロピー増加を引き起こす理由は、以下の点にあります

1. 純粋状態から混合状態

純粋状態は、システム特定状態にある場合であり、このときシステムエントロピーは最小です。ところが、システム環境相互作用し、情報が「環境漏れ出す」ことによって、システムはその相互作用の結果として「混合状態」に遷移します。混合状態では、システム状態が確定しておらず、多くの可能性が存在するため、エントロピーは増加します。つまりシステム環境相互作用エントロピーを増加させる主要なメカニズムです。

2. デコヒーレンス情報喪失

デコヒーレンス過程では、システム環境情報を「渡す」ことによって、その状態の確定性が失われ、システムは多くの可能性を持つようになります。この過程で、システム情報は「環境に組み込まれた」形になりますが、環境状態システムから「取り出す」ことが非常に難しくなります。これが、情報消失したわけではないのに、エントロピーが増加したように見える理由です。

No Hiding Theorem と情報復元

あなたが言う通り、No Hiding Theoremは、混合状態においても情報が完全に失われることはないと述べています。実際、システムが混合状態に遷移しても、環境との相互作用痕跡を利用すれば、理論的には元の純粋状態に戻すことが可能です。この情報復元可能である限り、情報消失していないわけです。

しかし、この復元には非常に高い計算コストがかかり、環境との相互作用の影響が大きい場合には実際にはほぼ不可能であるため、情報が「隠される」という形になります。このプロセスエントロピーの増加に寄与します。言い換えれば、システムが混合状態に向かう過程は、情報の確定的な減少、すなわちエントロピーの増加を意味します。

熱力学の第二法則との関係

熱力学の第二法則が成り立つ理由は、このデコヒーレンス性質にあります観測可能スケールで、システム環境の間で膨大な情報のやり取りが行われるため、最終的にシステム状態は非常に多くの選択肢を持つ「混合状態」に至り、結果としてエントロピーが増加します。最初純粋状態で始まったシステムも、環境との相互作用により、最終的にはその状態の確定性が失われ、エントロピーが増加します。

この過程は、単に「情報消失する」わけではなく、情報環境に埋め込まれ、取り出すことが難しくなるために、エントロピーが増加するという形で現れます。この現象は、熱力学の第二法則と一致します。熱力学的には、エントロピー孤立したシステムの中で増大し、最終的に「熱的平衡」に至ることが示されていますが、これもまたシステム環境の間での情報の交換や相互作用に起因しています

結論

観測によって情報が確定することでエントロピー一時的に減少することは確かですが、システム環境相互作用し、純粋状態から混合状態へと移行する過程では、エントロピーは増加します。この過程での情報の「隠蔽」や「取り出しにくさ」が、熱力学的なエントロピー増加を引き起こし、最終的に熱力学の第二法則適用されます

したがって、No Deleting TheoremやNo Hiding Theoremが示すように、情報自体消失しませんが、デコヒーレンス環境との相互作用により、システムエントロピーは増加し、最終的には熱力学的に安定した状態に至ります

anond:20241115000009

女性絵描きの方の界隈ではもっと多いだろうね”

これマジでそうなんだよね。とくに二次創作界隈。なんでかな?

男性絵師の界隈よりムラの掟が強すぎるせいかな。

自分の目や頭で考えず本人に確かめもせず、フォロワーが多い人間が吹いた犬笛やお気持ち盲目的に従って集団で疑わしきを排除する陰湿空気を作るんだよね。

それをモロに受けて実際被害を被ったあのときの怒りは今でも忘れられない。謝ってきた人もいたけど許してない。

大事に描いてきた作品盗作扱いされたの今でも悲しいわ。自分はやらないと自負して自作価値に高すぎるプライド持ってるくせに、他人簡単にやるし他人作品には自分作品ほどの尊厳はないと思い上がってる人間がいるんだよな。そんなわけねえだろ。

今回の騒動でこのへんの行動原理に通じるもんがあると感じたわ。

2024-11-14

生成AIの拡大でイラストレーターの行く末ってほんとうに危ういの?

結論から言うが、生成AIが広まることによってイラストレーターを含めた絵を描く人間(面倒なので以降まとめて絵師と略す)の需要価値も損なわれることは決してないし、恐らく寧ろ向上する。ただし一部の層のみ。

最近話題の生成AI、いわゆるクリエイター界隈ではあっちらこっちらで話が広がって、しかも誤解や間違いもどんどん広まって、いったいどうしたことかと混迷を極めている。見る人が見れば本当に面白い状況だろう。加えてXの唐突規約変更(と誤解されている)で投稿画像が無断学習されると騒ぎになり、SNSは今や群雄割拠戦国時代みたいになっている。自分もXのフォロワーがやれブルースカイクロスフォリオに移行するやら、今後のイラストはすべてポイぴくを挟むやら、創意工夫をもってAI学習の手から逃れようとしているのを眺めていた。

これらの行為率直に言って、無駄だなと思う。無駄ではないがあんまり成果の出る行動ではないな、と思う。むしろAI学習から逃れられない上にインプレッションが下がるだけなのでどちらかというと損失の方が大きいだろう(人はURLタップして新規ページにアクセスするという一手間をとんでもなく惜しむ、自分画像直貼りなら見る絵も、URLクリックになった場合サムネが余程好みでない限りほぼ100%見ない。これについては論文出てるから興味ある人は読んでみるのをお勧めする)

まずこの情報社会インターネットという大きな箱において、データ収集されないで済むものの方が少ない。基本インターネットに上げた時点ですべて情報社会の餌になると考えた方が逆に健全だ。デジタルタトゥーとか言うだろ、使い方も意味も違うが、構造自体はほぼそれと同じだ。原則として「セキュリティ保護パスワード認証)のないデータはすべて学習対象となる」と考えた方が良い。これはインターネットという性質を考えれば自明の理だ。AIスクレイピングを阻害するプラットフォームに上げたとて、基本人が自由アクセス出来るのにAI学習出来んわけなかろう。人間自由に見れるものAI自由に見れる。これが基本原則であることを分かってない人が多すぎる。勿論サーバーAI学習を阻害する設定を相当しっかりやっていればだいぶ軽減はされるが、まあ最終的にアクセス出来れば学習は出来る。これは変わらんと考えておいた方がいい。むしろXはAPI制限などをbot対策などを相当労力掛けてやったので(ユーザーからは不満たらたらだったが)そういう意味ではAI学習対策がなされている方だとも言う考え方もあるようだ。X自体学習は防げなくても、X外から学習は防げるからなあ。こればっかりは何を良しとするかだけど。

話がそれた。


まあそうやって他SNSに移行しようとどうしようと基本的に生成AIから学習は逃れられないし、それはインターネットという情報社会性質上仕方のないことだといえる。まあ仕方ないという理由で諦められないか絵師の一部はみんな怒ってるのかもしれないが。ただひとつ間違えないでほしいんだが、そもそも学習して誰しもクオリティの高い画像が出力出来るようになるのは悪いことじゃない。これは学習が法的権利として制限されていないからだとかそういう小難しい話をしたいのではなく、単純な社会全体としての話だ。



「”一部の人しか出来なかったもの”が、簡単ちょっとの手間で”皆が出来るようになる”のはいいことだ」



というのが人間社会基本的原理原則からだ。

レトルト時短料理なんて最たるものだろう。ホテルシェフ時間かけて、時には数日かけて作っていた料理が、かつて圧力鍋、今では自動調理鍋なんてもので似たようなクオリティが一瞬で誰でも出来る。材料入れてボタン押すだけ。シェフ監修がいわゆる偏向学習LoRAだとするなら、自動調理鍋や圧力鍋が生成AIに当たる部分だ。この例えに色々モノ申すところはあるだろうが、細かいところが問題なのではなく、論旨は「誰にでも出来るようになるのは社会にとって絶対的”正”だ」ということだ。

この視点において、この先も生成AIが大きく制限されることは恐らくない。だって社会にとって悪いことではないからだ。かつて裕福な家庭しか画家を雇い自画像を残せなかった時代が、技術の発展でカメラが生まれカメラも高価で専門職に頼む必要があったものが、インスタントカメラになって世間の多くに普及し、絵の具や鉛筆がなきゃ美術を成しえなかった人たちが、パソコンペンタブという十万程度の投資無料Youtubeを見て誰もが絵を描ける環境を整えられるようになった。お金が無くても、技術が無くても、環境が無くても、苦労が無くても「出来る」ということは、社会にとってはその社会技術熟成した証拠でありその結実でもある。人間はそういう歴史を積み重ねて文化を発展させてきたのだ。そういう意味において、生成AIの在り方は正しいと言える。

ただし、ただしだ。

ただ、それでは絵師たちは自分たちの努力が無価値と感じ、自分たちの成果が使い潰されていると感じるだろう。仕事は取られ、搾取されるだけ搾取され捨てられてしまうんだ、と。もうここまでの文を読んで反AI人間は多くが読むのをやめたと思うが続ける。本当にそうだろうか。本当に絵師たちはそんな無価値ものなのだろうか、と思う。

結論を言う。そんなことはない。

だってみんな圧力鍋で美味しいビーフストロガノフを作れるようになったらお店で出るビーフストロガノフは売れなくなるのか。みんな簡単に手軽にスマホ写真が撮れるようになったら、写真家の仕事は無くなるのか。無くならないだろう? 無くならないんです。写真という技術が生まれてなお、未だに筆を執ってキャンバスに写実風風景画を描き続けてる画家がいてその作品が売れているように、どれだけ高精度の生成AIによって高クオリティの絵が乱立しようと絵師と呼ばれる人たちの生み出すオリジナルイラスト価値が損なわれることはないんです。

ただ、弱肉強食とも言える淘汰は発生するだろう。「淘汰」とは即ち、プロとしてのクオリティレベルの向上を指す。単純に言えば、これまでのようにちょっと絵を描いてお小遣い稼ぎみたいのは出来なくなる。なぜならそのレベルなら生成AIいくらでも個人作成出来るようになるからだ。写真家が普通風景写真を売ろうとしても売れないように、イラストもただ絵がちょっとうまいだけでは売れなくなる。プロに頼むからにはプロクオリティを求められる。

ここまで読んで気付いた方もいるかもしれない、特にプロとして第一線で働いているイラストレーターの方。

別に普通に……これまでもそうだったのではないだろうか?

そうなのだプロであり技術があるほど、生成AIがあろうとこれまでと変わらないのだ。

生成AIは少し見れば分かる通り、とにかくコンセプトアートに弱い。「猫耳娘」とか「セーラー服美少女」とか汎用的なお題ならいくらでも出力出来るが、「猫耳娘のイヤリング彼女が猫の頃を彷彿とさせる飼い主の想い出の品がモチーフになってる」とか「セーラー服美少女の足元には好きな人との思い出の公演が映っており、画面に添えられた花言葉ふたりのこれから関係を暗示している」などといった、「一枚絵でドラマを読み解かせる」という構造がとにかく不得意だ。生成AI構造と成り立ちを考えればそれは至極当然だ。AIにとってイラストドット単位の色の集合体であり、そこに意味はない。そこに意味を感じるのは人間であり、読み取るのが観客であり、読み取りやす指向的にドラマを仕込むのがイラストレーターと呼ばれる絵を描く人間仕事だ。

からこそむしろイラストレーターはより重宝され、求められることになる。人間ドラマストーリーに魅力を感じる生き物だ。そういう意味で、どれだけクオリティが高かろうと、重要な場面でのイラストは現状絶対AIに任せられない。色んなジャンルでよくある「周年絵」であれば、これまでのドラマや記念コンセプトをふんだんにあしらいたいだろう。こういうものこそイラストレーターに任せていくようになる。

もちろん、そういったコンセプトを生成AI表現できないのは「現状」の話だ。時代は変わる。コンピューターの普及、スマートフォンの普及で情報社会レベルが格段に変わったように、やがて生成AIもコンセプトアートをきちんと表現していく時代も生まれるだろう。もう十年は先の話だろうが、ただ十年後はそうなるかもしれない。それにはもう少し時間が掛かる。それまでに絵師としてのポジションをどう確立させていくかは、今現在絵を描いている人間に求められている課題だ。そんな課題と向き合うことなくこれまで通りの世界イラストを描き続けたいというのは、残念ながらただの停滞思考に過ぎない。時代は変わる。どう足掻いても。それに適応していかなければ廃れるだけだ。それに適応しなかったものから、絵を描いて仕事をする、というポジションから脱落することになってしまう。




ちなみにAI生成なんかじゃなくて絵を描く楽しみを知るべきだ! というのはお門違いである。

自動調理鍋を使わずじっくり数時間かけて煮込んでこその料理だ!」「一瞬の風景を何時間も掛けて描くことに意味があり、写真なんて偽物だ!」「ピアノを習ったことないやつがデジタルで曲を作るな!」とは誰も言わないだろう。求めてるものそもそも違うのだ。じっくり料理をすることに、じっくり観察して絵を描くことに、楽しみを見出す人がその手段を選べばいい。生成AIで絵を出力することが「絵を楽しんでいない」とイコールにはならない。もちろん主張したい気持ちも伝えたいことも一定の理解はある。だがこれを読む貴方だって音楽とはホール生演奏を聴いてこそすべてだ」と言われても困るだろう。そうじゃない、手軽なものはいくらだってあっていいのだ。そうやって多くの人間が手軽に楽しめるようになることが文化の発展であり、先人たちが作ってきた成果なのだ

から生成AIイラストレーター仕事が奪われるとか、そういうデマは少し落ち着いた方が良い。もしこれからも絵を描く仕事を続けていきたいなら、どうやって生成AI共存していくか、それを考えてみてほしいと思うよ。学習を「無断学習」とか「窃盗」とかいうのも、考え直した方がいい。情報社会データの集積で成り立つ社会である以上、収集されるのは貴方たちのイラストに限らない。すべてだ。検索履歴ワードすら貴方たちのデータデータベースに集積されている。それが嫌なら電子世界から手を切れ。ネット回線を閉ざした山奥に籠れ。便利な通販があるのも、いつでも繋がれるSNSアプリがあるのも、そういう情報解析の技術の末のもので、我々がいるのはそういう社会なんだよ。

とはいえ、生成AIによる成果物の取り扱いについては早く文化庁が結論を出してある程度法規制してほしいとも思うよ。悪用する人間はどんな技術に対してもどこにでもいるからね。あと、生成AIイラスト声優業界の生成AIボイスの問題は別物だと思ってるぞ。あれは声という一個人尊厳侵害に障る部分が多いからな。言った言わないは千年前から現在に至るまで人間問題になる議論から慎重に取り扱わなければいけないと思う。刑事犯罪立証に関わることもある部分だからね。ただ声帯を失くした人への補助AIとかはどんどん発展してほしいね


以上、11/15を前にした人間ぼやきでした。

2024-11-12

タイトル不適切でした、申し訳ないです

追記】「十二国記ってアンチ女性向けファンタジーなんだな」ってタイトルが良くないって言われて、その通りだって思ったから消す。

どう言えばいいんだろうな? 甘やかされる系ファンタジーに厳しいっていうか、自分が書いていることに自覚的って言うか。

男女問わず思春期空想しがちな「ここからどこか素敵なところに連れていってくれ」という願望やそれに基づいた創作に厳しいってことなんかなあ?

ブクマカの「登場人物すべてに潔癖で厳しい」って趣旨の指摘を見て、私が一番言いたかったのってこれだったんだって気づいた。

フェミニズム小説ではって指摘についてはその通りで、前のエントリではそれについて触れたんだけど、やっぱりリンク張るだけじゃ分かりづらいよね。

十代のころに背伸びしてラノベとか少年少女小説から遠ざかってたか偏見です、これについてもごめんなさい。

ファンタジー小説自分に都合がいいファンタジー空想って言葉もいい加減に使ってた。

ー以下追記前ー

ここでいうアンチってのは否定的とか叩いているとかそういう意味じゃなくて、対案とか批評的なとかそんなニュアンスね。

なんでそんなこと思ったのかっていうと、異世界に行って素敵な男性出会ってお姫様として幸せに暮らすっていう女性向けファンタジーシチュエーション(正確にはいかにもありそうだなーって偏見なんだけど)を話をひねった設定が多いって気づいたんだ。

「月の影 影の海」

例えばシリーズ最初の「月の影 影の海」ってのは、内気な女子高生である陽子が景麒ってイケメン男性異世界に連れて行かれる場面から話が始まるんだけど、よくある異世界ものと違って、向こうの世界については何の説明もされずにほぼ身一つで放り出されるんだよね。で、最終的には彼女が新しい王だってわかるんだけれども、彼女武器を持って立ちあがり、囚われのお姫様みたいに鎖につながれた景麒を救い出すところでお話が終わってる。

で、この世界の王様ってのは忙しくて、反乱が起きたら自ら戦場に立つし、妖魔と剣で切ったはったやるし、官僚トップと口でやりあわなきゃいけないし、美しいだけの世界じゃないんだ。

なんというか、「覚悟」を決める話なんだよ。

異世界他人に裏切られ続けて荒み切った果てに、「他人を信じるな」と嘲笑する謎の存在蒼猿(実は彼女自身の内なる声)と決別し、裏切られてもいいか他者を信じる道を選ぶシーンは超かっこいい。それに、陽子の元の世界父親は「女は女らしくしろ」という何かのカリカチュアみたいなキャラクターで、フェミニンものがこの話ではそこまで肯定的に扱われていないんだよね。女性として扱われたのは、売春宿に売られそうになったときくらいか。これ以降のストーリーでも彼女女王としての服装を窮屈だと感じ、街に出るとき男装を好むし、この世界女性妊娠出産をしない。

「風の万里 黎明の空」

他に批評的だなって感じたのは「風の万里 黎明の空」のふたりの副主人公、祥瓊と鈴だ。祥瓊は反乱軍に父王が処刑され、命こそ救われるのだが村では無能下働きとして虐待され、しかも正体が露見して危うくリンチされかける。安全のため隣国女王下働きになるも、そこの女王にも冷遇される。

一方、日本出身の鈴は言葉の通じない異世界仙人奴隷同然の暮らしをさせられ、ついに意を決して出奔する。二人とも、女王となった陽子に憧れたり憎悪を抱いたりして、陽子の治める国に向かって旅をする。

これだけ見ると、いじめられたかわいそうなヒロインが返り咲く話の序盤のように見える。読者はこう予想するだろう。いずれも二人とも陽子によって救われるだろうと。だが、中盤で二人はそれぞれ別の人物によって己の落ち度を諭される。祥瓊は長い華やかな王宮暮らしの中で、四十年も父の暴政を止めようともせず、自分の国のありようを知ろうともしなかったことを淡々と告げられる。外国人のほうが自分の国の歴史に詳しいのがどれだけ恥ずかしいことかわかるかと。

鈴は、自分けが不幸を我慢すればやり過ごせると思い込み、百年間何もしなかっただけであり、彼女の不遇の嘆きはただの不幸自慢であるのだと責められる(この世界では特定の条件を満たすと寿命がなくなる)。

このあたり、小野不由美が読者層の中高生説教かましている側面も感じる。

そして祥瓊と鈴が救われるのは陽子によってでもないし、イケメンによってでもない。自分の落ち度に気づき、目覚め、やはり剣を持って立ち上がる。

(ところで、祥瓊を冷遇した女王は気が強く悪役令嬢っぽさを持ちながら筋が一本通った倫理観の持ち主で「図南の翼」では主役を張っている。というか悪役令嬢もの起源の一つなんじゃないか?)

つまるところ、十二国記シリーズ前半は幻想に逃げる少女に対して戦うよう促しているのだ。そしてサポートキャラの最高の内面イケメン楽俊とは恋愛関係になっているわけではなく、対等な友人だ。「男性に過度に頼るな、対等たれ」と言っているように見える(あと、シリーズ後半になると時代小説政治小説っぽくなって、中高年の男性ウケる要素がどんどん増えていく感じだ。きらびやか幻想とたもとを分かったせいか少女向けレーベルからははみ出てしまっている。最新作「白銀の墟 玄の月」は講談社X文庫ホワイトハートから出てないよね?)。

はてしない物語

似ているなって思ったのがミヒャエル・エンデの「はてしない物語」だ。これは物語後半で主人公バスチアンが崩壊したファンタジー世界の救い主となって本の中に入り込み、高性能イケメンチート野郎になるんだけれど、チートを使うたびに元の世界ダメ自分のことをどんどん忘れていき、記憶喪失のまま永遠に物語世界に閉じ込められる危機に陥るんだよね。同じ末路を迎えた人間描写はぞっとする。児童文学の中でここまでいわゆる恐ろしい末路を描いたのも珍しい。

これってまさにやっていることが同じで、小野不由美少女小説フォーマットを使って女性向けフィクションに対して批評的な作品を書いたように、エンデファンタジー形式を使いながら現実逃避するポルノファンタジー批判しているのがすごい。アンチファンタジーだ。しかも、それがめっぽう面白いんだ。

私はポルノファンタジーダメだとは思わない。エッチものも含めてポルノってのは、なんでも願いが叶う世界の中で遊ぶことで、願いが叶わないことが多い現実と戦うためのパワーを充電する遊び場だ。ここが虚構だってわかって遊んでいる限り、心の健康を保つのにはプラスだ。

でも、ときどき自分に「これは嘘だぞ」って言い聞かせないと危ない。幸せイチャイチャラブラブアブノーマルプレイなしのポルノでも、これも本当のセックスと間違えたらいけない。相手気持ちいいところが全部わかって、自分気持ちいいところ全部責めてもらえるセックスなんてこの世にはなくて、「あれやってみたい」 「こうしてほしい」 「今のは良かった」 「ありがとう」ってちゃんと言わなきゃ伝わらない。

あいうイチャラブエロ漫画インスタグラムみたいにいいところだけ繋いで作った虚像なんだよ。小野不由美十二国記外伝魔性の子」で「異世界に逃げるな、お前の生きる世界はここだ」という話をしている(「帰山」の中の難民支援でも「自立する気概を失うレベルまで支援してはならない」って趣旨のことを言ってる)。

つまるところ、自分で欲しいもの能動的につかまなきゃダメなんだよな。

なんてことを日曜日ファミレスで友人にぶちまけてしまった。あー楽しかった。

おまけ

ハイスペックイケメンを素朴女子が救う話の起源について話題になったから書いたわけじゃないんだけど、「ジェイン・エア」は一つのオリジンよね。この話を裏面から見たジーン・リースサルガッソーの広い海」や批評ジェイン・エア幸せになれるか? 名作小説さらなる謎」も面白いよ。

おまけ2

陽子異世界に入るときに剣を授けられるので、これって男性原理象徴じゃないか冗談半分で書こうとしたんだけれども、実際に剣とは別に回復アイテムの玉(二つではないけれど)も授けられるし、鞘は失くしてしまう。鞘を女性原理と見るか包皮と見るかはともかく、フロイト的な解釈が全くのデタラメではない気がしてしまった。

鞘を女性原理と見るならば、作中でそれを無くす(機能を失う)ことは女性原理が弱まることを意味するし、包皮と見るならば、その喪失男子割礼・成人の儀礼意味していると読めなくもない。

ほら、作中でも過酷な旅でげっそり痩せて、身体から丸みが失われたともあるし。

こんなことを書いて申し訳ない気持ちもあるのだが、剣と同時に球も授けられるなんて話として出来過ぎているし、そうした作品を他に私は知らない。あったら教えてください。

以上だ! いつか男性向けハーレムもの女子向けの後宮もの差異について書きたいぜ!

→ 追記! 昔書いたやつ

https://anond.hatelabo.jp/20200609075504

生理妊娠出産がないとか逆に女性向けっぽいと感じた要素はここです

読み返して思ったけど、アンチ「一昔前の」とかアンチ世間的に女性受けしそうと思われがちな」ファンタジーアンチ童話から想像される」ファンタジーって気がしてきた。

2024-11-11

寒いからかいものを食べる←分かる、暑いから辛いものを食べる←分からない

暑い時に辛いもの食べたら余計に暑くならない?

どういう原理なの?

カレー屋さんに騙されてないか

クリックボット陰謀論と分断から社会を救う救世主

世界は分断されているという話をよく聞くようになった。


実際、知り合いが反ワクチンだったり、好きな漫画家財務省陰謀論に染まってたり、といったことが増えてきたように感じる。

地球平面説から田布施システム在日特権まで、人々に分断することを訴えるあらゆる陰謀論が現れては過ぎ去り、もはや陰謀論を信じていない人などどこにもいないように思えることすらある。また陰謀論の中には地球温暖化懐疑説のように、政治社会に甚大な影響を与え、巨大な分断をもたらし続けるものもある。

このように、過激バカバカしく、まともな神経をしていたら信じないような話を多くの人が信じ、吹聴し、社会に影響を及ぼす時代が到来してしまった。その原因は、実のところみんなが理解している。


YouTube代表されるアテンションエコノミーだ。


インターネット広告ビジネスから発展したアテンションエコノミーは、インプレッション数に応じて広告主が広告代をプラットフォーマーだけでなく、コンテンツアップロード者(コンテンツ作成者とは限らない)にも共有するという手法運用されている。

具体的には、広告主がインプレッション数に基づいて広告掲載代金をプラットフォーマーに支払い、プラットフォーマーアップロード者にその金額のうち数%を支払う、というインプレッション数に基づいた成果報酬の図式だ。

したがって資本主義原理に基づき、よりインプレッションを稼ぐためにアップロード者は人の目を惹きつけ、注視させるコンテンツを量産することとなる。

その結果、プラットフォーム動物動画英雄的な物語、そして「悪党」を告発し敗北させる物語で溢れるようになった。


後者2つ、資本主義原理に基づき流布される英雄物語と成敗物語陰謀論の流布と伝播をもたらしたものの正体だ。

これらの形式に則った物語は、YouTubeTikTokなどの動画文化コミュニティ上において実質的反論不可能形式で、なんら検証されることな責任者不在のまま転載を繰り返すことで流布されており、その影響力は旧ツイッターブログなどの文字文化コミュニティはるかに凌ぐ。

もしあなた動画コミュニティの影響力を疑う日本語文字文化コミュニティの住人なら、「ポリコレ」が原因で炎上した海外コンテンツへの旧ツイッター上での反応を時系列で調べると良い。

「火元」に近い時間帯に海外の反「woke 」レビュー匿名掲示板への書き込み翻訳転載した動画とその視聴者が高い確率で見つかるはずた。

少なくとも陰謀論や分断をもたらす過激物語の流布において、文字文化コミュニティはもはや動画文化コミュニティから一方的な影響を受ける立場にすぎない。

あなたが旧ツイッター上で目にする陰謀論や分断を招く言説は、実のところあなたが思っているよりもはるかに多くがYouTubeから二次的な拡散・余波にすぎない。

そして動画文化において「反論」は極めて難しい行為だ。

コメントは表示されなくなり専門家による解説動画は多くの場合見向きもされない。

また、社会合意を得たうえでなんらかの規制を行う方法抵抗の大きさのために不可能である

プラットフォームを通して提供される物語は、プラットフォーマーアップロード者に経済的利益をもたらしているだけでなく、その視聴者であるユーザーにとってもストレスの解消であったり世間の多くが知らない情報提供元として有益とみなされうるためだ。


ではどうすれば良いのか?

単純に、現在陰謀論•分断ナラティブの氾濫をもたらしている広告を基盤としたアテンションエコノミー破壊すれば良い。

最も確実な方法アテンションエコノミーにおける侵略寄生であるボット」を利用する方法だ。

種々のボットは視聴数に基づき広告代が分配されるシステムをハックし、プラットフォーマー及びユーザーにとってなんら有益と見なされない方法広告代を掠めとっている。

なかでも重要な種類のボットは「クリックボット」と呼ばれるボットで、文字通り人間ユーザーのように振る舞いながら手当たり次第にあらゆるコンテンツクリックすることで、虚偽のインプレッションを稼がせている。

この行為により、ボットによるコンテンツ(大抵はAI生成された意味不明な数秒程度の動画文字列)のような、実際にはユーザーに人気が出るわけもないコンテンツ広告業にとって重要であるかのように誤認させる事ができる。

現在のところ、このボットは、インプレッション数に基づく広告効果という性善説を基盤として成り立つアテンションエコノミーをハックし、広告主たちから広告代金を詐取するために運用されている。

気づいただろうが、この行為インプレッション数と実際の広告効果に大きな差異を作り出し、プラットフォーマーアップロード者、広告主間の暗黙の信頼関係破壊し、アテンションエコノミー破壊する可能性を秘めている。


したがって、もしあなたアテンションエコノミー下で拡散される陰謀論とその結果もたらされる社会の分断にうんざりしているのなら、取るべき手段は一つだけだ。

動画サイト対象クリックボット運用せよ。

くだらない動画コンテンツインプレッション数を稼げる有用存在であるかのように装い、プラットフォームアルゴリズムを騙せ。

広告効果を生まないようにコンテンツ評価操作しろ

広告主に代金を払うのが無駄だと理解させよ。

インプレッションに基づく成果報酬システム破壊、それがプラットフォーマーとそれを支える広告主たちへの最も簡単効果的な反逆の方法だ。


作成運用についてはGoogle検索すれば簡単にわかるはずだ。

クリックボット個人運用可能な、アテンションエコノミー破壊社会の分断と陰謀論蔓延を止める事ができる、数少ない手段であり、まさに救世主だ。

2024-11-10

anond:20241110202413

自分自覚できてる側の人間かの検証原理的に不可能なこととかこいつ自身理解してるのかな

ブクマカでっち上げデマ概念大学生協における書籍割引販売の「趣旨に反する」について

[B! 大学] 東京電機大学生、生協で取り寄せたらどんな本も1割引きになると凌辱物のエロ漫画を購入→大学「学内で調査を行っております。調査後、大学として厳重に対処いたします。」

いちいち引用しないが、事実を誤認した大量のゴミブコメトップに並んでいる。

生協エロ本を買うのは制度悪用であり、お目こぼしがなくなりルール厳格化を招く」? 全くのデマである

目次 兼 要約

  1. 一般書店で本を値下げできないことこそ、独禁法の「趣旨に反する」歪な既得権益であり、「お目こぼし」されているのが現状である
  2. エロ本を割引するなんてズルい!」こそ、「お目こぼしを良いことにイキる」行為のものである
  3. 大学生協書籍を割引できるのは学業支援目的ゆえではなく、組合員奉仕することを目的とする生活協同組合からである
  4. 大学生協書籍を一律で割引くのは、組合員たる大学教員/職員/大学生の総意に基づくものである
  5. 大量のバカブコメは、大学生による「生協ではエロ本も割引!」啓蒙活動の意義を逆説的に示している

一般書店で本を値下げできないことこそ、独禁法の「趣旨に反する」歪な既得権益であり、「お目こぼし」されているのが現状である

書店でなぜ原則本を値下げできないのかというと、日本には「再販制度」、製造である出版社が決定する定価を書店は変えてはならない、という業界慣行があるからだ。

だが、この形態取引方法は、独占禁止法において明示的に禁止されている。

二条⑨ この法律において「不公正な取引方法」とは、次の各号のいずれかに該当する行為をいう。

 四 自己供給する商品を購入する相手方に、正当な理由がないのに、次のいずれかに掲げる拘束の条件を付けて、当該商品供給すること。

  イ 相手方に対しその販売する当該商品販売価格を定めてこれを維持させることその他相手方の当該商品販売価格自由な決定を拘束すること。

  ロ 相手方販売する当該商品を購入する事業者の当該商品販売価格を定めて相手方をして当該事業者にこれを維持させることその他相手方をして当該事業者の当該商品販売価格自由な決定を拘束させること。

我々の生きる資本主義社会というのは、市場での公正で自由競争大原則とするものであって、価格決定権は小売業者が持つべものである価格統制を行い、小売業者同士の競争禁止するなぞ以ての外である

このような掟破り行為出版業界でおおっぴらに行われているのは、独禁法23条4項に、著作物の発行事業者による正当な行為であれば、独禁法適用しないという例外が定められているからだ。

なぜこのような特権が認められているのか? 独禁法教科書を開いてみよう。

著作物に係る法定再販制度趣旨は,必ずしも明らかではないが,戦前から定価販売慣行を追認したものとされている。また,著作物の種類ごとに,例えば,新聞については戸別配達の維持,書籍雑誌については多様な出版物の発売や書店での展示販売の確保といった説明が後付け的になされているが,再販行為必要性とは必ずしもつながらないと思われる。(『条文から学ぶ独占禁止法 第3版』p271)

趣旨は必ずしも明らかでない」「戦前から定価販売慣行を追認したもの」「説明が後付的になされているが、再販行為必要性とは必ずしもつながらない」なかなかボロクソな書きぶりではないか

当然「商慣習の追認」なる貧弱な理由で、大原則を曲げていいはずがない。再販制度廃止の動きはこれまでも何度もあった。今もなお現存しているのは、廃止の動きがあるたびに既得権益を守りたい新聞業界が大々的に抗議キャンペーンを行い揉めに揉めたかである政治的駆け引きの末の「お目こぼし」によって成り立っている制度なのだ

エロ本を割引するなんてズルい!」こそ、「お目こぼしを良いことにイキる」行為のものである

新聞業界という第四の権力がバックにある以上、既得権益廃止するのは難しい。されど、お目こぼしをいいことに既得権益を拡大しようとする、出版業界のイキり行為には公正取引委員会は否を突きつけ続けてきた。

この1つの例が2004年ポイントサービス禁止論争である

1990年代を通して喧喧諤諤の大戦争となった再販制度廃止論争は、2001年公正取引委員会による「当面再販制度を存置するのが妥当」という停戦宣言により一応の終結を迎えた。

事実上の勝利にイキった出版業界が次に目をつけたのがポイントサービス禁止である

かに再販価格維持契約定価販売義務付けても、ポイント還元がOKであるならば、事実上値引きと言っていい。「本はどの本屋でも同じ価格」というカルテルを侵す存在であり、再販制度に当面のお墨付きを得た出版業界禁止を目指すのは当然の成り行きであった。

されど原理原則に戻れば、現状の再販制度さえ、政治的判断による苦渋の決断として認められているにすぎないのである

出版業界の舐めた振る舞いに激怒した公正取引委員会は、ポイントサービス禁止運動を行う業界団体に対し、「事業者団体による共同行為禁止する」独占禁止法第8条違反を宣告。

結果、業界団体会長責任をとって辞任、クビを差し出して詫びる羽目になった。

ポイントサービス禁止論争で争点となったのは、1%程度のごく低率のポイントサービスであったが、

現在では、アマゾンヨドバシなどの大手通サイトを見れば、条件付きではあれど12%ポイント還元だとか10%ポイント還元だとか、大幅な値引きを行っている。再販価格維持契約?なにそれおいしいの?の域である

しか再販制度自体お目こぼし例外である以上は、再度「ズルいからやめろ」とヤブをつついて蛇を出したくないというのが業界の考えだろう。

再び公正取引委員会逆鱗に触れ、今度はアマゾン政治力を背後に一気に再販制度廃止まで持っていかれるかもしれないのである

この事例からわかるように「イキり行為」に気をつけなければいけないのは消費者である大学生ではなく、売り手である出版業界側であって、ブクマカ認識はまったくあべこべなのだ

大学生協書籍を割引できるのは学業支援目的ゆえではなく、組合員奉仕することを目的とする生活協同組合からである

ここまで述べた再販制度の縛りを、大学生協は負っていない。これは独禁法23条5項が生協例外例外の1つとして指定しているかである

まり書籍例外として再販価格を拘束する契約を結んでよいが、その例外として生協には通常の取引と同様に、再販価格の拘束契約を結んではならないということである

ブクマカ勝手でっち上げていう「学業目的の特例」とかそんなものではない。実際、書籍の割引は一般生活協同組合(例えばコープこうべ)でもおこなわれていることだ。

ではなぜ、例外例外が設けられたのか?

再販制度という大本例外が設けられた理由再確認すると「商慣習の追認」が定説である。ただこの理屈では再販制度生協のみならずすべての事業者において廃止すべきという結論しか導かれない()。

なので百歩譲って少数説である出版業界ポジショントークを参照すると、再販制度なしには、書店理念を見失い利益至上主義に陥り売れ筋の俗悪本のみが蔓延世界になるから、らしい。

しかしこの捏ねくりだ出した理屈ですら生活協同組合適応することはできない。生協は、利益目的としない消費者うしの相互共助団体であるからである

利益の追求のために消費者不利益を与える行為法律禁止されており、また組合員が持つ平等議決権及び選挙権によって効果的に阻止される。再販制度容認などという副作用の大きな例外を認めるだけの意義はどうあがいても見出すことができない。

大学生協書籍を一律で割引くのは、組合員たる大学教員/職員/大学生の総意に基づくものである

前節では、大学生協書籍が割引が「可能である理由を述べたが、愚かなブクマカは「大学生協学生学業支援するためにあるのだから制度可能であってもエロ本については割り引くべきではない」などと言うかもしれない。

可能であること」と「やること」は違うそれは正しい。

しか大学生協目的なぞをでっちあげたいならば、まず定款を見るべきだ。

第1条 この消費生活協同組合(以下「組合」という。)は、協同互助精神に基づき、組合員生活文化的経済的改善向上を図ることを目的とする。

事業

第3条 この組合は、第1条の目的を達成するため、次の事業を行う。

(1)組合員生活必要物資を購入し、これに加工し又は生産して組組合員生活必要物資を購入し、これに加工し又は生産して組合員供給する事業合員に供給する事業

(2)組合員生活有用協同施設を設置し、組合員に利用させる事業

(3)組合員生活改善及び文化の向上を図る事業

(4)組合員生活共済を図る事業

(5)組合員及び組合従業員組合事業に関する知識の向上を図る事業

(6)組合員のための旅行業法に基づく旅行業に関する事業

(7)前各号の事業に附帯する事業

どこに学業支援なる文字列があるのであろうか。

というか名は体を表すというように、大学生協とは生活、「大学に属するすべての人つまり大学生/大学職員/教職員生活」を共助する団体である役割学業に限られない、当然娯楽を提供することも含まれるのである

書籍の割引販売は、それが教科書であろうと、学術書であろうと、コミックであろうと、エロ本であろうと

(3)組合員生活改善及び文化の向上を図る事業

に一律で含まれるであろう。

追記id:worris 氏のブコメより、誤りの指摘があった。書籍は第3条第1号「組合員生活必要物資である。つまるところ、生協の言う「生活必要物資」とは日常用語生活必需品より広い概念であり、娯楽を含むのだろう。論旨の変更は必要ない。)

もちろん、娯楽の提供大学生協役割に含まれると言っても、程度問題存在する。

生協資金力にも労働力にも限界存在するのだから、何にリソースを投じれば「組合員生活改善及び文化の向上」を達成できるか、取捨選択必要になる。

決めるのは、一人ひとり議決権あるいは選挙権を持つ、組合員である

ブクマカは「イキるとお上のお怒りを買うぞ」という論調であるので、決定権が生協のおえらいさんとか大学経営陣とかにあるように勘違いしているように見受けられるのだが、事実は全くの逆なのだ

組合員自治原則念頭に置いた上で、なぜ本が一律割引されるのかを考えてみよう。

大学生とは多くの人にとって人生で一番本を読む時期である。これは今年『何故働いていると本が読めなくなるのか』という新書ベストセラーになったことでもわかることである

大学教員もまた大量に本を購入する。

そして生協再販価格拘束契約で縛ることのできない例外的な存在として、彼ら組合員独自価値提供できる。

そう考えると書籍の一律割引販売で、組合員合意がまとまるのは、ごく自然なりゆきである

仮に「娯楽本は除外」とか「教科書のみ割引」とかい制度になったならば、利益を得る層が組合員の中で偏ってしまう。みんながWin-Winになる制度こそが、民主主義的な議論で選ばれるものである

ただし、ここ最近若者の「紙の本離れ」が叫ばれて久しい。

紙の本をほとんど買わない組合員からすれば、事業資金は「書籍10%引きで売る」ことより「生協食堂メニューを1品増やす」方に費やしてほしいことだろう。

学術書読んでる同級生応援したいけど、エロ本はな……」と彼らの票が離れることは、あり得る展開ではあるかもしれない。

しかエロ本を割引販売することで、大学生協は何ら損をしていないことにも留意必要である。むしろ大学生協は新たな顧客層を開拓することで利益を得て、他の事業投資可能資金を増やしたと言える。

「割引率が10%であるべきか5%であるべきか」は難しい経営判断であり組合員間での真摯議論が求められるところであるが、割引中止とか販売停止とかになると誰のトクにもならない論上に上げるまでもない愚論なのだ

なお大学生協に客を取られなければ、定価でエロ本を1冊売ることができたであろう一般書店は損をしたといえるが、再販制度というお目こぼしに守られているものが「ズルイ!」なんて言える立場にないことは先に述べたとおりだ。

大量のバカブコメは、大学生による「生協ではエロ本も割引!」啓蒙活動の意義を逆説的に示している

大学生の行為を「バカッター」とか「バイトテロに等しい」だとか意気揚々名誉毀損行為を行うブクマカたちは、

実際は、自分たちがこそが大学生協役割勝手でっち上げたイキりバカブクマカであり、はてなというプラットフォーム名誉を大いに傷つけるブコメテロであることを認め、真摯謝罪すべきである

そして、大学生協役割学業目的だと誤解する人がここまで多いという事実は、「生協ではどんな本でも割引される」ということを声高く啓蒙する意義を証明している。

ルールを正しく理解する人が多ければ多いほど、組合員生活費を節約し、生協の売上は増え、サービスの質は向上するのだから

2024-11-09

ルッキズム範囲を広げすぎ

不細工から採用しませんはだめだが、ちゃんとした人か不安から採用しませんというのは妥当な行動原理

後者の方もルッキズムに含めて話をややこしくしている人間がいるな ルッキズム社会性のなさを許す魔法ではないぞ

女だけの国が子供を作るとき

iPS細胞精子を作ることはできるし、人工子宮もそのうちできるのかもしれないし、サロゲートもできるのかもしれない。技術的にはできたりできなかったりする。コスト面ではだいぶ大変だと思う。

それ以前の話として「精子iPS細胞からつくる」ときにX染色体を持った精子を作って受精させるということ自体が、生まれ子供属性によってカテゴリーした上で選ぶことになる。

これは、率直に言って、毎度毎度散々炎上する「優生学」そのものである

ユダヤ人から障碍者から、云々。

全くこういうことを考えることに意味は元々何もないのだが、意味が何もないことほど考えたくなってしまう。

なんのかんのリベラルとか社会正義みたいなことを言っていたって頭で考えると結局は優生学になるのはおかしな話だ。

まり優生学を盛大に援用して女だけの国(? 街? 星?)を作るだけのはなしだ。もし優生学を避けたいなら原理的に子供はできない。そうすると単に絶滅するだけだ。

ケインジアン新古典派の違い

ケインジアン新古典派経済学には、いくつかの重要な違いがあります。主な相違点は以下の通りです:

経済見方

市場の安定性
均衡の概念

経済政策

政府役割
景気対策

経済理論

価値理論
分析の焦点

貨幣賃金

貨幣役割
賃金の柔軟性

これらの違いは、両学派の経済政策への姿勢や、経済問題への対処方法に大きな影響を与えています

2024-11-06

anond:20241106103219

壁を設ける一番の理由は、税制に影響を与えないレベルの少額の所得に関して全ての税制手続きを省略できることであって、

数百円のために源泉徴収年末調整確定申告だ、またそういう仕事の総量を増やすのか、という印象。

原理的には、友達に何か作業をお願いして、かつ丼をおごったとしてもそこに税金が発生して、確定申告しなければ脱税みたいな話になるしな。

あと指数関数とかも理屈的には正しいんだけど、そもそも社会保険の壁が残ってたら何の解決にもならんし、

一般の人が説明を聞けば理解できる範囲内にしとかないと、わけのわからん計算式だと不信感を招きかねない気がするな。

幼い頃のパチンコ屋の思い出

自分が4歳の頃に月に1,2回、父にパチンコ屋に連れて行ってもらっていた

正直連れて行ってもらってたのか連れてかれたのかは記憶曖昧だけど、とにかく4歳児のくせしてパチンコ屋に出入りしてたんだ

当時のパチンコ屋は今と違ってどこか牧歌的で、なんか今で言う昼から新聞片手にタバコ吸いながらビール飲んでる町中華みたいなゆるっとした空間で、タバコが濛濛としてる以外はまあそんなに悪い場所でもなかった

パチンコの台も今の台と違いとてもシンプルな作りで、クルクル回ってる当たりの穴に玉が入ったら当たりという、4歳児にも一発でわかるシンプルのものルールだった

パチンコ屋に着き父の横の台に座って待機していると100円分の玉(二十発くらいだったと思う)を自分の台に入れてくれてその玉で遊んでいた

最初の十発くらいは何も考えずに連続で打つんだけど残り玉数が減ってくると、一玉一玉丁寧に打つようになってたのを覚えている。貯金が2万円を切った時のお金の使い方と似てるなと今更思う

あじっくり打っても所詮は二十発なので堪えれても5分くらい。その後はどうなるかと言うと次の玉の補給(大体15分に一回くらいもらえた)までやることがないので、店に落ちてる玉をひたすら拾い集めてその玉で打っていた

今の時代こんなことしてたらSNSでとんでもない燃え方をして火だるま不可避の案件だと思うのだけど、まだ古き良き昭和全然気にしている人もいなかった(パチンコ屋で子供に会ったことはほぼ無かったけど)

父が当たった日は金の延棒(?)の端数の玉でお菓子をもらえて子供心にも遊園地に来たみたいな気分になっていた

そんなある日、玉拾いに勤しみながらパチンコを打っていたらなんと当たりの穴に入ってしまったのよ。興奮状態で、父に、あ、当たった、、!!と伝えたところ、音速で席を奪われそのまましっかり玉を稼いでいた

流石に子供が当てたのを全部現金化するのを悪いと思ったのか、交換所で好きな景品を選んで良いよって言われたので、ホログラムパッケージメチャクチャかっこよかった月風魔伝って言うファミコンソフトに交換してもらった

唐突に話は終わるんだけど、4歳にして自分の力(?)でゲームソフトを勝ち取ったのがとても良い体験となってその後も自分の行動原理根付いているような気がしまたまる

2024-11-05

下痢の原因

俺はそこそこお腹がゆるい。

・ペースは2週に1回

アイスファストフード牛肉などを食べると3割くらいの確率でやられる

こんな感じで軟弱であるが、ある条件下において胃腸強靭になっていると最近気がついた。

それは休み(ダラダラしてる時間)が少ないときである

高校時代部活(バスケ)と勉強で忙しく朝は4時半に起き、就寝は0時過ぎであった。部活年末年始に2、3日休みがあるくらいで基本的練習漬けだった。なかなかハードであるが年に3、4回くらいしかお腹を下さなかった。食生活男子高校生らしく肉ばかり。昼は大きめのタッパーにご飯を敷き詰めてその上にありったけの揚げ物やウインナーをのせていた。夜はスーパー惣菜弁当を最低3つ、もしくはすき家牛丼メガ盛り?を2つ食べていた。

社会人になり、緩めの肉体労働を6年やった。ほぼ毎日定時には帰れた。あれだけ強靭だった胃腸も弱まり冒頭に述べた通りになり、食生活配慮するのがだるかった。

この仕事が物足りなくなり、月300〜400時間現場仕事転職した。日勤→夜勤→日勤のような早死にスタイルで働いた。食べる量も増え、高校時代並みにドカ食いをした。とにかく肉をモリモリ食べた。いかにも胃腸がやられそうであるがそんなことはなく、お腹を下す気配が全くないのだ。

原理不明。もしかしたら理由別にあるかもしれない。ちなみにほんとに死にかけたのでこの仕事は辞めた。また以前の貧弱な胃腸に戻った。終わり。

2024-11-04

anond:20241104201230

3時間は煮込みすぎでは?

煮崩れしそう

30分煮込んであとは鍋をタオルで包んで待つと味がゆっくり染むよ

高温から低温になる間で味が染むという原理らしいので

anond:20241103215745

有用だけどマイナス面としてはこれ実践すると普通儲け話も来にくくなるよな 原理的には後ろめたい人間ほど逃げる動機が強いって仕組み

2024-11-03

anond:20241103083110

ここにたくさんいるガイジ、別にどっちが正しいとか関係なくて、

どっちにつけば自分被害者面で可哀想マウント取れるか、相手を無条件で罵倒して攻撃衝動を満たしつつ優越感に浸れるかにしか興味ないって

加害者側の旗色が悪くなれば今度は何事もなかったかのように加害者側をネットリンチするだろ

彼らは猿以下の存在から快感の渇望でしか動いてないんよ その行動原理を高等な思想に結びつけるのは意味ないんだよね

本人たちがそれを自覚すらできず、自分正義執行してると思い込んじゃってるあたりこの世の終わりって感じがするけどね

2024-11-02

なんて男って黒を避けるの?

ファッション話題ホットエントリ入りしてるから言うけど。

なんで男ってボトムスに黒を選ばないの?

今の流行で言えば黒のスラックスでも着とけばファッションとしてとりあえずまとまるのに、頑なに黒を避けてデニムチノパンに逃げるよね。

年齢層が上がるとその傾向がどんどん強くなっていく気がする。

あの現象原理がよくわからないんだけど、男の中で「黒はダサい」みたいな自意識でもあるの?

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