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はてなキーワード: 社会保障とは

2021-05-16

ベーシックインカムって30歳くらいか支給すればいいんじゃない

そのくらいに子供作ろうか、とかいう感じになるし

社会人として経験積んでそろそろ転職したいなとか、

もう一回勉強し直したいとか、いろいろ人生バリエーションが出来そう。

と同時に社会に出ずにベーシックインカムだよりの生活をするとかいうのが封じ手になる。

社会保障をすべてカットしてベーシックインカムとかそういうのとは違うパターンベーシックインカムの話だけれどね。

2021-05-12

はてなーってなんでそんなに人口増を絶対正義みたいに考えてんの?

問題なのは少子化ではなくあくま少子高齢化

労働人口に対して相対的社会保障に頼り切りの高齢者が増えるのが問題なんだぞ。

このことの解決は必ずしも少子化の解消に頼る必要はなく、女性労働人口への転換、外国人労働者の増加、高齢者福祉の削減などでも改善可能だ。

極端な話日本寿命社会保障アメリカ並みの水準まで下げるだけでも解消されるだろ。

人口を万能視しすぎ。

日本より人口少なくても一人当たりGDPがずっと高い国なんていくらでもあるんだからさあ。

anond:20210512105831

マルクス予言したのは搾取された労働者歴史必然として革命を起こすことであって、労働者搾取されるのはマルクス時代においてすでに現実だったわけだが。

結局なんでマルクス過去のものになったかってそこそこの生活ができる大多数の労働者福祉国家社会保障や再分配に満足して革命までは起こさないからであって、今となっては全労働者の団結なんてありえないわけ。

高齢者ワクチン接種だけが先に進むなら

暇だし別に稼ぐ必要もない高齢者ワクチン接種後はガンガン旅行かに出て遊び回るわけだよね。

一方で彼らの医療費のために社会保障費を巻き上げられている元気世代は引き続き「自粛」させられる。

  

なんだこれ?おかしいにも程がある。

  

旅行会社とかは通常価格10倍ぐらい転嫁してやればいいと思う。

というか、生活必需品を含めてありとあらゆるところで何倍ものコストを払ってもらおう。

そうでなければバランスしない。

2021-05-11

結局日本人ビビりだから弱い

それが全て。

ビビりだからコロナ対策でも全てが後手に回り、ビビりだからアメリカなんかに比べればよっぽど社会保障が手厚い割に誰かの助けを求めるだけで自分は何も行動が起こせない弱者生まれる。

日本が一人負けするのは度胸のある人間しか生き残れない時代が来てしまたからというだけのことだし、後はもう負け続けるだけだよ。

2021-05-10

憲法改悪みたいな共産党ワード

憲法改悪みたいな共産党ワード使うのやめてくれよ。

憲法改悪阻止を掲げるよりも、まともな経済社会保障掲げた方が憲法改悪阻止できるだろ。

憲法改悪阻止を掲げたら中道無党派票逃げるだろ。憲法に大して興味ないんだから

2021-05-09

anond:20210509125821

兄弟に騙されたってケースは、長男白紙の紙に兄弟全員に「印鑑必要から」ってハンコ押させて、それを「財産放棄承認を取った」って言って財産総取りしたみたい。数十年前の話だから今も通用するか知らんけど

  

そりゃ日本にいるすべての人が正規の職につけるほど社会保障手厚けりゃお前みたいな意見もただしいけど実際正規雇用の椅子って数が限られてるじゃん

大学生なら今みたいな氷河期就活タイミングに重なったら採用数が限られている中での就活から正規雇用されない人や就職できない人もでてくる

実質的業務経験ゼロのまま社会に出ることになる人によっては空白期間とかもできたりするし

社会的な問題としても、正規雇用の採用ってかなり厳しくなってて、空白期間があるとまず採用しない企業ほとんどで、非正規職歴って全く持って価値がない

非正規にならないようにすればって言うけど、今の日本社会構造非正規にならざるを得ない人は確実に出るようになってると思うよ

2021-05-08

anond:20210508101130

賠償額はどっかの研究で出たのをみたくらいだけど、年間の国防予算よりちょっと少ないくらいだったと思う。

すごい雑に話すけど日本で占めている税金の使い道が社会保障健康保険系)、国防とかだから結構ダメージなんじゃないかなと思う。

それに加えて五輪開催直前だから多分それ以上の賠償額になるだろうな。今まで投資してきた企業の損も含めたら凄まじいことに…。

2021-05-07

オレっちも障害者認定されて社会保障フリーライダーになりてー

どこでもわがまま放題なんでしょ

現在日本での障がい者人口は、年々増加傾向がみられます

令和元年度の内閣府による調査では、

身体障がい者は約436万人、

知的障がい者は約108万2千人、

そして精神障がい者は約419万3千人といわれています

すなわち、国民のおよそ7.6%が何らかの障がいを

有しているという調査結果が出ているのです。

さらにこの数値は、

2014年の推計に比べて175万6千人、

2018年統計に比べて26万9千人

増加していることがわかりました。

2021-05-05

anond:20210505211326

次世代育成のために出したコスト自分たちは回収できないと思っているんだよね。

何故か自分達は早死にする設定になっている。

未来消費者労働者納税者がいなければ自分達の老後の社会保障社会基盤整備が成立しなくなるんだけどね。

anond:20210505180937

ん?URL貼ってって言ったんだけど。

典型的なのひとつでいいよ。

のものを見て議論してもお互いに時間無駄からね。

ラジカルな一意見じゃなくて、弱者男性論の中核って一目でわかるやつをお願い!

でもさ、弱者男性論の中核って結局女性から社会保障人権を剥がせって話じゃん。

弱者遺伝子が淘汰されるのは喜ばしいことである

弱者老人が社会保障費を圧迫するのは無視できない問題であるな…

売春風俗規制を説く騎士様に聞きたいこと

売春の何が悪なん?代表的理由挙げてみるわ

女性身体を売り物にしている

 これは労働と同じ。どんな会社でも人間時間を拘束し身体を働かせることを条件にして給料を払うもの。この理由だと労働批判しないといけなくなる。

労働中に性器が使われているのがいけない

 性器使用と腕や足や脳の使用で扱いを分ける合理的根拠不明

③性行為は売り物にしてはいけない

 同語反復になっているか理由として使えない。してはいけないからしてはいけない、では説得力がない。

売春性搾取からだめ

 「搾取」の意味を、本来その人のものであるはずのものが不当に他人に奪われる事態を指すと考える。買い手が売り手の性器使用して快楽その他効用を得ることには金銭が対価として出されており、合意の上であるなら、不当に奪われているとは言えない。無論、金銭の支払いがなかったり合意がないならば搾取であるが、これは売春特有問題ではなく取引不正から生じていることであり、売春不正に由来する不正ではない。

売春の元締めによる働き手の搾取がある

 すべての資本家労働者を搾取しているため、売春固有の問題ではない。労働基準法などで解決されるべき問題であり、売春が悪いことに由来する悪ではない

売春貧困を生む

 売春でも売春以外の労働でも、金銭が獲得可能であり、根拠希薄

貧困売春を生む

 貧困は悪であるが、売春が原因ではない。売春をなくしても貧困はなくならない。

貧困その他の事情により売春しかできない人がいる

 社会保障の充実によって解決されるべき問題売春不可能になればそれらの人々に自動的社会保障がされるようになるわけではない。一旦路頭に迷わせ社会保障対象にすることが倫理的かどうか怪しい。

⑨男の欲望が女の身体によって叶えられているからだめ

 通常の交際などのルート欲望を叶えることとの差違が説明できない

売春をすると人格回復不能なほどそこなわれる

 売春は行っていないが性的に奔放な女性存在し、彼女らの人格性的貞淑女性と比べて劣っていると考えることは不当

⑪性を金銭と交換すると人格がおとしめられる

 金銭以外の、例えば人格的な信頼や、相手性的能力と交換した場合比較して金銭にだけ悪性が伴うと考える根拠不明

⑫性は金銭と交換不可能なのに交換しているのが不当

 すべての商品金銭本来交換不能であるのに、金銭の量によって価値がはかられるという性質がある。性を例外にする理由がない。

女性身体男性のものであるという規範再生産しているからだめ

 むしろ、高い金銭を支払わなければ手に入らないものとして大切に扱われている。金銭を対価にしない性行為規制することが帰結する

売春女性身体が主として取引されているものであり、差別

 確かに男性のものは少ないが、それを拡大するという差別解消方略もある。また、女性向けの美容商品があるからといって男性差別されているわけではないように、需要に対して供給があるだけである

売春女性価値を性の対象としてしか捉えておらず、人格的な側面を無視している

 労働人間価値を生み出すためのものとしてしか捉えておらず、人格としての人間のことは無視されている。この理由だと労働も同時に批判なければならない。

貧困女性売春を始めると売春しかやらなくなり、売春からぬけられなくなる

 就労支援などで対処すべき問題であるし、すべての単純労働に同様にあてはまる

 

 思い付くままに書いたが、A.売春労働として認めることで解決するもの B 社会保障を充実することで解決するもの C 性の価値をなんらかの意味特権視している のどれかに分類できると思う AとBは、売春を他の労働と比べて保護に値しないものと考えることが問題悪化させる。Cにおいては、性の価値を異常に高く見積もることは、処女性を重視して女性は性と家事を、男性女性生活全面的保護する、金を渡すという形で家族形成するという社会規範再生産にもなっている。売春批判は、売春とそれ以外の“正当な”性のあり方を切り分け前者を批判貶めることで、現行の保守的家族制度の再生産を意図している可能性もある。神聖化は女性神秘化であり、結婚以外の性を認めない女性管理であって、女性祭り上げながら貶める態度にもなりうる。

他にも理由が挙げられたら教えてほしい

anond:20210505103243

差別って結局は制度問題なんよ。具体的な例を出せ、っていうのは具体的な制度問題点を指摘しろってこと。ネットの言説”のみ”をあげて「これが差別だ」と言われても「ひどい人たちがいるもんですね」で終了よ。たとえば独身男性が既婚男性より有意に昇進などで壁があるとか、既婚者だけ税金優遇されてるとか、低所得独身男性(これは女性もだけど)に負担の大きい国民年金国民保険料問題とか、根幹は「夫婦子供という形の家庭のみを想定した日本税金社会保障制度問題」なんで、そこを変えるように働きかけるのが早いと思うのよね。制度だけでなく独身低所得男性への蔑視が耐えられないのであれば社会的多様性インクルーシネスを支持していくしかないでしょう。そういうわけで、弱者男性が”差別”されない社会を作りたいなら、フェミニストやLGBTQとも共闘していくのが近道と思われます

anond:20210505095437

高齢化するのは男に限った話でもないし非正規労働者の老後の社会保障どうするかという話になっても男性限定する必要ないやん

2021-05-04

anond:20210504134135

そこまで行ってるんならちゃんと教えてやるけど、お前が満たされないのは弱者とかモテいからではなくて敗者だからだよ。

強者でも負けることはある。そこにあるのは社会問題ではなく個人戦績。

どんな強者でも負けるんだよ。たとえばどれだけ野球の才能があっても「メジャーリーグ打者としても投手としても活躍したい。ついでに足が長くて顔が小さければなお良い」みたいな非現実的な夢を持てば、人類は全員、夢破れた敗者になる。

失恋を癒すのは社会保障ではなく自分自身の切り替えだけよ。

ベーシッククロワッサン制度日本は救われる

クロワッサンの定価は580円。定期購読すれば11%安い516円になる。これを日本の総世帯、5700万世帯に配布する。

およそ300億円ほどかかるが、現在社会保障給付費120兆円に比べれば、比較にならないほど安い。

あるツイッタラーが指摘し、増田も総意として合意した通り、弱者クロワッサンを読んで丁寧な暮らしをしてればよいのであるから生活保護医療保険もなにもかもをクロワッサン給付代替することが可能

これで日本財政的にも、国民生活的にも救われることになる。

anond:20210504071334

常に男性らしさを要求されて生きづらいみたいな話はなんとなく理解した。

でもじゃあ具体的にどうするのってのが見えてこない。

例えば女性社会進出を阻む要因を制度で解消というのは筋が見えやすいんだけど

男性らしさを求める風潮を解消した先に何を求めているのかよくわからない。

そもそも男性全般に当てはまるって話だし、強者とか弱者ってそもそもなんなのよって話にもならないか

あと同一雇用条件男性ばかり肉体労働を振るのをやめるとか、そんな話ならまあわかるけど

下方婚しろとかあてがえって話になると、そりゃ無理だって話になる。

なんとなく下方婚しろとかあてがえではなく、上方婚で得した分の女性社会保障を引き剥がせって話なのかなとは思っているけど。

anond:20210504014655

放っておいて欲しいだったらわかるよ。

非モテ金なしおばさんなんてずっと放置されているしね。

でもさ、弱者男性論の中核って結局女性から社会保障人権を剥がせって話じゃん。

そりゃ放置されないしむしろ敵対されるわって。

2021-05-02

日本人生活について考えてみる

日本国憲法第二十五条

すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

国は、すべての生活部面について、社会福祉社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

  

現在最低賃金では「健康で文化的な最低限度の生活を営む」ということは無理なのではないだろうか。

現在東京都で1013円。一日8時間労働したとして8104円。これを20日間にすると162080円。

ここから税金等で引かれていくので、手元に残るお金ほとんどない状況になる。

東京生活する場合家賃がとても高いのでかなりのお金が無くなってしまう。

では地方ではどうなのか。

最低賃金の一番低い県は790円。これを1日8時間労働したとして6320円。これを20日間にすると126400円。

地方家賃などが安いとしても、これでは生活が困窮してもおかしくはない。

最低賃金が上がると、上がった人件費を賄うために物価自体が上がってしまうが、この金額生活が出来るのかと言うと疑問視される。

最低賃金で働いている人の割合がどの程度のものなのかは不明だが、最低賃金では生活のものが成り立たなくなるといってもおかしくはない。

最低賃金第一

この法律は、賃金の低廉な労働者について、賃金の最低額を保障することにより、労働条件の改善を図り、

もつて、労働者の生活の安定、労働力の質的向上及び事業の公正な競争の確保に資するとともに、

国民経済の健全な発展に寄与することを目的とする。

  

このようにあるが、現状の最低賃金労働者の生活の安定や労働力の質の向上など夢物語しかないだろう。

厚生労働省は、本気でこのような賃金労働者がまともな生活を送れると思っているのだろうか。

そのように思うのであれば、厚生労働省職員全員が最低賃金で働いて証明するべきなのではないのだろうか。

出来ないのであれば、最低賃金見直しが早急に必要なのではないだろうか。

  

消費税物価が上昇してきたのに対して、最低賃金の上昇率は非常に緩やかだ。

まり消費税という逆累進課税のようなものがあるせいで更に生活は困窮していく。

このような問題に対して厚生労働省は何の対策も打てていない。

収入者への税制上の優遇措置はあるにはあるが、それにしてもあまり有効性は無い。

そもそも手元にお金がないのだから、何かあっても何もできないということになる。

地方場合は深刻で、移動に自動車を使うが、安い軽自動車を使っていたという人もいたが近年軽自動車税金が上がった。

水道代も電気代も住民税も様々な物が値上げされている。しか最低賃金はやはり緩やかな上昇だ。

政府法人税を下げてその分給料に回すと判断していたが、企業の多くは賃上げを行わなかった。

しろ内部留保けが積み重なっていった。

ここで冒頭の日本国憲法第二十五条に振り返ってみる。

「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」

最低賃金がこれにそぐわないというか権利が守られていないのであれば

最低賃金で働いていて生活が出来ないという問題を抱えている人を集めて国に集団訴訟なんて言うのも十分考えてもいいと思われる。

最低賃金によりどれだけ健康文化的生活が損なわれたのかを証明する事が出来れば、であるが。

そもそも健康で文化的な最低限度の生活というのがどの程度の物なのか具体的ではないため証明が難しいが

一考して判断するべき時が来たのではないかと思われる。

  

「国は、すべての生活部面について、社会福祉社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」

国側は税金で多大な徴収をしているがこれについても消費税等の負担が多くて生活が困難に陥っていることが証明できれば

やはり国側に訴訟を起こしてもいいのではないかと思われる。

社会保障の多くは高齢者優遇されており、賃金が低い弱者に対して特に何か優遇している事はない。

よって、賃金の低さによって生活難がある場合、国側が生活部面の向上と増進をしていく義務がある。

収入者に対してベーシックインカムの導入すら視野に入れるべきではないのかと言うのがある。

試験導入として1か月3万円程度が妥当だろうか。(地方は2万円など)

  

個人的に思っている事は、最低賃金という制度だけでは生活保証が出来ないのはおよそ誰もが思う事であるので

それに対しては政府側が歩み寄ってベーシックインカムしろなんにしろお金支給するべきではないかと思う。

また、可能であればやはり消費税を減税して法人税所得税の方を上げて欲しい。

2021-05-01

アメリカ議会侵入って効果あったんだな

バイデン増税案に共和党すらそこそこ同意してるのって、正直トランプ大統領になって弱者白人男性が暴徒と化した事実があったからだよな

トランプ大統領になったことでマイノリティだけではなく白人の中でも大きな格差があったことが明らかになった

トランプ弱者白人男性にとって、エスタブリッシュメントへ突きつけたナイフだった

ぶっちゃけトランプ自身に力はなかったが、「トランプ大統領になった」という事実弱者に大きな風を吹かせ、ナイフを持たせたと思う

やっぱナイフを持たないと上は動かないんだよな

昔も労働者共産主義というナイフを突きつけたことで資本主義修正され、社会保障が充実した

日本弱者男性も山本太郎とかやべーなヤツに一度政権取らせて、日本をめちゃくちゃにすることができることを証明すべきだと思う

弱者男性12年前の最前線から語る

 男性が常に強者で勝者であるとするならば、あの真夏なのにエアコンなんてものはなく巨大扇風機が生ぬるい風をだらだらと放出し続ける倉庫で、全員時給1000円で集められた日雇い現場で、女性にはビール段ボールベルトコンベアの上で景品を貼り付ける仕事があてがわれ、男性にはびろんびろんに伸びきったまさに言い訳程度のコルセット安全靴を装着させた上で、ビール350mlが2ダース入った段ボールを上げ下げする仕事があてがわれた思い出はどう処理すればいいんですかね(挨拶)。

 むろんこの場合女性を憎む……のではなく、日雇いという弱者同士で連帯してそこでボーッと突っ立ってる監視役の倉庫社員をぶん殴る……のでもなく、倉庫社員とも連帯してサントリーを誅して社会主義革命を起こすのが唯一の正解であることは皆さん御存知の通りである

 さて、この増田では2009年出版された澁谷知美平成オトコ塾―悩める男子のための全6章』の内容を紹介する。澁谷は上野千鶴子ゼミ出身であるようだが、いわゆる「フェミニズム」的なテーマではなく、『日本童貞』『立身出世下半身』などを出版している、個人的に信用している書き手である

 目次は次の通り。

第1章 その「男の友情」は役に立つか?

第2章 「僕がキミを守る!」と思ってる?

第3章 非モテはいかにして生きていくべきか

第4章 暴力はなぜ、いけないか

第5章 包茎手術はすべきか否か

第6章 性風俗に行ってはダメ

 2009年の本で、いま論じられているテーマの大体が既に出ていることに驚くだろう。我々は弱者男性問題それ自体だけでなく、議論12年でほとんど進んでいないこともまた嘆くべきだろう。というかこういう話になると非モテ論壇とか言って侃々諤々やってたのが昔のはてななんだよな今の新参は昔のはてなを知らないから困る。失われた10年……。

 それはともかく正直、456章はそれまでの言ってきたことと関連性が薄く、また前の章ほど爆発的に面白いわけでもないので、言いたいことはわかるのだがこの本にいるか?という感じはする。なので、とりあえず3章から見ていくことにする。

 3章の冒頭でいきなり研究者としての特大のお気持ちドロップされていて面白いので少し長くなるが引用しておこう。

ヘテロ男性非モテ現象だけを扱うというと、必ず来るのが「ヘテロ女性非モテの方が、あまり苦しみが言語化されないだけに問題が多い。なのに、なぜあなたヘテロ男性非モテを扱うのか」という反応です。世の中には、Aという現象を扱う人に対して「A以外も扱え」と指摘することがエライのだ、これこそ目配りというものだ、と思う方が多数存在するみたいで、かなりの確率で前述のような発言出会います

が、そういう発言魚屋に対して野菜を売れと主張するに等しい。非モテ女子の話がそんなに重要なら、重要と思う人がすればいい〔澁谷注:私もいつかはしたいと思っていますが、「非モテ女の話の方が重要だ!」って言う人はどうぞお先に。止めませんよ。〕。それに、その手の話が見当たらないということは、苦しみがそれだけ大きいことを表しているのかもしれませんが、苦しみの不在を端的に表しているだけかもしれません。有力な傍証でもないかぎり、言語化されていないということから苦しみの有無を推定することはできないという、当たり前の事実も指摘しておきます。(p.75-76)

 「女性問題を扱え」といちゃもんつけられたことが一度や二度ではないのであろうことが怨念の籠もった書きぶりからわかる。まあ、それは12年後のネットを見ていてもよくわかるところで。

 男性について語れば女性の方がつらいか女性について語れと言われ、女性について語れば男性の方がつらいか男性について語れと言われる。もういい加減そういう「やってる感」を出すための100字ですら余るようないちゃもんはやめにしませんか。お前がやれ。俺もそいつもやったのだから

 澁谷は非モテを3種類に分類する。

[a]恋愛したくてもできないタイプ(内発的非モテ

 a-1 性的存在としての異性との関係性を欲しているタイプセックスをしたい、「女性」の存在に癒されたい)

 a-2 とにかく他者承認を欲しているタイプ(オレを認めてほしい!)

[b]「恋愛」をしたくないタイプ(外発的非モテ

 「恋愛」を押しつけてくる世間や、いま現在恋愛」と呼ばれている行為の中身や、それを統制するルール等々に違和を感じているタイプ(p.90)

 この分類に対して何か意見を言うことは誰にとっても容易であり、それは分類表の絶えざる細分化を招くだろう。むろんその行き着く先は完全に無意味な、総人口分のパターンである。だから、ここでは非モテ男性に最低でも三種類ある、という点を強調しておくことが必要だろう。

 男で、かつ非モテ、という狭く見えるテーマに絞っても最低これだけのバリエーションがある。そのことを非モテ男性当人達ですら大抵わかっていない。aのタイプ非モテ男性が「今すぐ女をあてがうべき」とまでは言わなくても「女をあてがってくれると嬉しいのは確か」ぐらいに思うことは自然であるが、bのタイプ非モテ男性から見ればまったく話が合わず、「非モテの中でも過激野蛮人」と感じられることだろう。それをきっとaは「すかした奴だ」とか「きれい事を言っている」とか感じるだろう。まして女性受け手場合さらに混乱が深まるだろう(男女の非対称性については後で論じる)。

 澁谷は当時の主流であった「経済的問題解決すれば結婚は増える」「機会をつくれば結婚は増える」といった主張を論駁し、「フリーター論壇」が経済について述べたフレームワーク非モテ問題スライドさせることを試みている。その過程で澁谷は「あてがえ論」について、2009年の時点ですでに考察している。

非モテ問題場合、これ〔若年労働者問題におけるベーシックインカム〕を「ベーシック異性」によって解決する発想がありえます女性をもれなく男性に分配する制度です。(p.95)

 澁谷はこの論が全くの荒唐無稽でないことを、19世紀半ばの宗教的コミュニティ、オナイダコミュニティを例に挙げ示すが、結局現代においては不可能であろうと言う。

当然のことながらこれを現代日本でやることは不可能です。「分配」される側の女性の中には、どうしても相手のことが好きになれない人が出てくるでしょうし、男性つがいになりたくない人だって居ることでしょう。そうした女性男性との共同生活セックス強要するのは、現代日本常識においては、「人権侵害」となります

もちろん、男性にとっても全く同じことが言えますあなた好みの女性あなたのもとに「分配」される保証はありません。〔…〕「なんであいつには美人が来て、おれのとこにはそうでないのが来るんだ!」なんていう新手の「格差問題」も生じるかもしれません。(p.97)

 この「格差問題」という未来予測面白い。「チェンジ」なんて贅沢は、限られた資源女性)をやりくりしないといけない政府が許すはずもない。チェンジOKをうたう風俗でも2回目以降は有料だったりするのだから

 個人的にはこの例示こそ「あてがえ論」に対する何よりのカウンターであると感じる。仮に「あてがえ」とガチに主張する人がいたとして、その人に人権を説いても馬の耳に念仏だろうが、こっちの懸念は聞いてくれるような気がするのである

 澁谷は続いて、経済問題における社会保障にあたるものとして、思想セーフティーネットの構築を提唱する。まあそれ自体は正しいと思うのだが、本田透電波男』における主張ほど面白いものではないのでここでは省略する。『電波男』を読め。

暴力的だったり、女性にたいして思いやりがない場合のぞき、ある男性女性から選ばれないのは、その男性のせいではありません。女性にとっての「よき男性像」が特定の偏り――収入学歴一定以上あり、ある水準以上のルックスをしていて、会話が続く――を見せている限り、そこに当てはまらない人や当てはまろうとしてもできない人が出てくるのは当然のこと。それは、男性陣が特定の偏りを持った「よき女性像」を持っており、そこに当てはまらない女性非モテ女性)が出てくるのと同じことです。(p.100)

 おそらくこの記述で多少救われる人もいるに違いない。KKOは来世に期待するしかないが、それはあなたのせいではない。

 ただここで考えたいのは、「暴力的だったり、女性に対して思いやりがない場合」をしれっと除外している点である。そんな男でも「女をあてがわれた」のがかつての日本社会であったことは、澁谷も指摘している。

とはいえちょっと脇道にそれますと、「分配」の方法は問わずに「男性にもれなく女性がくっついた」という現象だけを切り取ってみれば、それに近いものを一九五〇~六〇年代日本に見出すことができます。当時の男性生涯未婚率(五〇歳時点で一度も結婚したことのない人の割合)はわずか一%台でした。九八%の男性が一度は結婚したことがある、つまり女性を「分配」されたことがあったのです。

何故これだけ広範囲の「女性の分配」が可能になったのか。「男女とも結婚して一人前」という社会規範が強かったこともありますが、なにより男女の経済格差が今以上に大きかったことが上げられます

この時代、一部の職種を除いて、女性が一生続けられるような仕事はありませんでした。有名企業就職できたとしても、当時は、女性にの適用される「三〇歳定年制度」によって追い出されてしまったのです。一方、男性には安定した仕事がありました。給料は毎年上がり、先の見通しも明るい、なんといっても高度成長の時代です。(p.97-98)

 ちなみに本書では2005年男性生涯未婚率15.4%という数字を引いているが、2020年には23.4%になっているらしい。

 それに加えて、上で述べた加害性が必ずしも本人の責任ではないということも、90年代以降の精神医学社会学が明らかにしてきたのではなかったか

 とすれば、KKOのみならず、KKKOキモくて金が無くて加害性があるおっさん)もまた、必ずしも本人のせいとばかりはいえず、社会包摂すべき、という話になってくるかもしれない。その際には「ラベリング」「過剰包摂」など、社会学障害者ホームレスなどについて積み上げてきた知見を生かすことができるだろう。というか、福祉現場の人たちはいまもKKOだけでなくKKKO社会の内側へと復帰させるべく頑張っているのではないか

 なぜ、おっさん問題なのだろうか。あるいはより学術的な言い方をするならば、非モテはなぜ男性問題になるのか。本書はその問いに直接的に答えてはいないが、ヒントは与えてくれる。以下は1章のはじめの方の記述である

皆さんは、なーんか気分が晴れない、ってことありませんか? あるいは、漠然とした不安があるとか。原因不明の体のだるさがあるとか。そういった不快状態、つまり精神的に健康で無い状態を「ディストレス」といいます。そのディストレスが、独身男性と既婚男性とで、どちらが高いかを測った調査があります。〔…〕結果は〔…〕二八歳から七八歳まで、どの年齢層においても既婚男性のディストレスのほうが低かったのです(稲葉昭英「配偶関係精神健康」『日本男性心理学』二〇〇八)。男性にとって、そばに異性(=妻)がいる人生は、いない人の人生にくらべて、ハッピーなようです。(p.15)

 澁谷はディストレスと妻帯のどちらが原因でどちらが結果かはこの調査からは分からないと述べるが、続いて妻に感情を見せることによって、夫が精神的に健康になっていくことを示す調査引用し、「つまり女性と一緒に暮らすことがディストレスを低くすると考えるのは、間違っていないようです」と一旦の結論を置く。そして次のように続ける。

ならば、男性女性から精神的なケアを引き出している、といえる。「女性だって同じことでは?」という反論に答えておくと、女性独身か既婚かでディストレスに大きな差はありませんでした。〔…〕統計的な傾向でいえば、男性精神健康女性存在は欠かせないが、その逆はない、ということです。(p.16)

 この下りはまったく読んだ記憶がなく、今回読み返して一番驚いた部分である増田の実感としては「男がいないと鬱病になって死にそうな女」はよくいるが、その逆はあまりいない印象であるが、それはどうやら必ずしも正しくないようである(むろん男がいる=結婚ではないとか、ディストレスが高い=鬱病になって死ぬではないとか、そもそも元の調査やその読解がどうなのか、とかは考えなければいけないだろうがそれはそれである)。

 上の論述は、女性強者弱者フェミニストフェミニストを問わず)による「女に頼らずに男同士の友情で満足すればいいじゃん(私であればそれで満足するのに)」という主張が、必ずしも的を射ているとは言えない可能性を示唆している。もちろん逆もしかりで、「男性夫婦になれば女性だって幸せになるはずだ(俺のように)」という男性の主張が間違っている可能性も同時に発生している。

 ここに性にまつわる問題の隠れた難しさがある。「相手気持ちになって考える」ことと「相手気持ちになって考えたつもり」を区別することは、専門家であっても難しい。さらに加えて、先に述べた非モテ男性の三分類といった差異も隠れている。とにかく、話題への参入障壁が低い(男もしくは女であれば誰でも一家言持っている)わりに、トラップが多すぎるのである。これが2009年から今に至っても議論が終わらないし前に進んでもいない一因だろう。

 こうした非対称性が発生する原因として澁谷は、現在社会において女性男性より相手の話をよく聞くように育てられており、それに対して男性競争的に育てられていることを挙げている。その結果として男性女性に癒やされているし、女性女性に癒やされているのだろう。

 一応言っておくとここで澁谷や増田は「男性と違って女性は人を癒やすべきだ」とか、まして「男は働いて女は家にいるべきだ」とか主張しているわけではない。ただ、そういう傾向がいまの社会にあるようだ、と言っているだけである。それを望ましいとか望ましくないとか考えるのは社会科学の領分ではない。「〈こうであるから〈こうであるべし〉を導くことは不可能である」(ウェーバー)。

 12年後のいま、澁谷の主張に触れると、多くの部分はそのまま現在に流用可能であると感じる。しかし、目配りが足りていない部分もある。おそらく澁谷は包茎手術と高須クリニック関係よりも、男性における経済的問題について語るべきであっただろう。「女はホームレスにならなくて済むからいいよな」「いや危険から女はホームレスになれないのだ」「それでも事実として死ぬでもホームレスになるでもない選択肢がある女は恵まれている」云々のあれである。むろんそれは今だから言えることであるのだが。

 それでも増田が望んでしまうのは、そうした議論が両者ともにマジでクソだと考えるためであるホームレスと実地で接しろとは言わないからせめて、ホームレス女性は本当に少ないのか、少ないだとすればホームレスになるはずの女性はどこへ言っているのか、それはほんとうに「恵まれている」といえるのか、といった事実についての認識は両陣営ともに共有すべきであるし、その時点で認識差異があるならどの点で異なるのかを明らかにすべきである

 そうした仕事を澁谷が12年前に済ませてくれていたら、と思う。思うのだが仕方ないことなので、現在を生きる我々がやるしかあるまい。というところまでは澁谷の背中に乗って増田が到達させたので、ここから先はお前の仕事だ。頑張ってください。たまに手伝いに行くかもしれない。

 

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追記

 バズったので宣伝します。狐火という、この記事や通念における弱者男性というカテゴリーからはみ出す部分はありながら、それでも弱者男性であることを納得せざるを得ないリリック10年以上紡ぎ続けているラッパーがいます。売れろ!

27才のリアル狐火(2010

https://www.youtube.com/watch?v=tmJBGEFXOvU

勇気が欲しい

特に上司が活発で生意気な年下でも

余裕で頭を下げられる

勇気が欲しい

月給25万以上社保険出来ればジムの割引券も欲しい

採用面接から働いている自分想像してネガティブにならない

勇気が欲しい

けど、本当は1つの事を信じて続ける勇気が一番欲しい

31才のリアル狐火(2013)

https://www.youtube.com/watch?v=MRLXZGylQRg

チューチュートレインの一番後ろでしゃがんでるだけの人生でいい

絶対こんなはずじゃなかった

オレこんなはずじゃなかったんだよ

上司に怒鳴られトイレで叫んだ

あんたらステージ上じゃ無力だ」

36才のリアル狐火(2019)

https://www.youtube.com/watch?v=loWcv5VEObM

よく聞かれる

「もし音楽成功したら、サラリーマン気持ち

歌えないんじゃないですか?」

サラリーマン気持ちを歌いたくて音楽を始めていたならどれほど楽だったか

37才のリアル狐火(2020)

https://www.youtube.com/watch?v=z1J8BbnBLyQ

27才までに見ていた夢は全て叶った

生意気な年下の上司はオレのファンになった

2021-04-29

anond:20210429172545

個人努力意識を変えれば解決できる部分の話だよね。

個人努力でどうにもならない部分は社会保障の仕組みを別途考える。

因みに弱者性を盾に思考や具体的現実的解決を省略するのは伊是名と同じ振る舞いだよ。

弱肉強食こと世の理

弱者は虐げられ、強者が勝つのは世の中の真理だよね。社会保障とかも所詮強者弱者に対する施しでしかないし

弱者は弱いからこそ弱肉強食を無くせると思ってるけど無理なので施しを恵んでもらえるように努力しましょう

弱肉強食を無くすのは地球から重力を無くすくらいには現実的ではない

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