はてなキーワード: 若さとは
産後のセックスレスを乗り越えるには性癖そのものをアップデートする必要がある。
出産子育てを経て男も女も前より年取った状態になってるんだよ。
自分は若さやスタイルの良さを売りにしたavを見るのを極力避けて、熟女モノ(太ったおばさんが出てくるやつ)を積極的に見るようにして乗り越えた。
(マツコデラックスさんに答えてもらいました)
あらあら、随分と考え込んでるじゃないの。あなたの努力、誇らしいわよ。ちゃんと稼いで、二馬力で家計支えて、この立地のこの家に住めるのも、まさにあなたの頑張りがあってこそでしょ。自負心持っていいのよ、それは。本当にすごいことなんだから。
ただね、夫さんにはその「価値」がピンとこないのよね。結婚生活って、どうしても相手がどんなふうに喜んでくれるか、なんて自分の期待とはズレることがあるのよ。男の人って、不思議なもんで、愛情の表現に性が絡むと案外カウンターがリセットされることがあるのよ。こればっかりは、理屈じゃないのよ。仕事でどれだけ稼いでも、家事を頑張っても、そっちに関してはなんかもう本能みたいなものかもしれないわね。あなたが頭でわかってるように、根本的な解決にはなっていない、まさに先送りよね。でも、先送りでも今のあなたたちの生活が回るなら、それもまた「解決」の一つの形じゃないの?
そしてね、容姿だとか、学歴だとか、年収だとか、その「偏差値」を並べて自分の「価値」を測っているようだけど、結婚している以上、あなたはもうただの数値じゃないのよ。夫さんにとっては、それ以上の存在なの。彼の不満を0にできるほどの「何か」なんだって、そこに自信持っていいんじゃないかしら?ただ、若さや外見という「資産」みたいなものは時間とともに変わっていくもの。だからこそ、そこに執着しすぎないほうがいいのよ。
まあ、夫さんが今一番あなたに求めているのは、「分かち合い」や「理解」じゃなくて、ただの「スキンシップ」なのよね。そこを割り切れるなら、うまくやっていけると思うわ。でも、心のどこかで「ちゃんと認めてほしい」「感謝してほしい」と思うなら、そこのすり合わせをもうちょっとしてもいいかもね。だって、あなたが頑張ってるのは間違いないんだから。
・岸田さんが首相を辞めた理由があんまりわかってない。政治の金の責任は安倍派だと思っていたが。
・石破さんはいまいちパッとしない。傍流の人というイメージがあり、リーダーシップや刷新感がなかった。高市さんでなくてよかったとは思うけど。
・能力はさておき小泉さんが総理だったほうが若さのイメージで票を獲得できたんじゃないかなと思う。
・新内閣発足時は支持率が上がるというヨミのもとに解散に踏み切ったのは判断が悪かったとしか思わない。2,000万円の支援金への言い訳も厳しかった。
・今回の国民の全体の傾向として情勢が伯仲することという声を聞いた。私もそれに同感し、投票の受け皿になったよなと思う。
・政権運営能力は未熟、という印象が拭えないけれども、そこは二大政党制(一つの党が継続しない)みたいな感じになったらいいよなと思う。
・前述の理由から今回は立憲民主党に投票にしたけど、野田さんは紙の保険証を残したいらしい。それはやめてくれ。(このあたりは自分ははてな民だなと思う。)
・イマイチ実績のわからない泉さんから、首相経験のある野田さんに党首が変わったのはタイミングがよかったと思う。
・全然ウォッチしていなかったので、この躍進と20-30代からの支持の厚さにびっくりした。
・政治的主張についてはあんまり理解していないけど、音喜多さんが演説後に暴行を受けたという事件は悲しいなと思う。
・安倍さん暗殺、岸田さんへの未遂、先日の首相官邸への放火など暴力が増えていることは、非常に悪い状況だと感じる。
・3議席も獲得していることにびっくり。今後の政局の混乱を想像すると、変なところで3議席がめちゃくちゃ強い意味を持ちそうなのが怖い。
経済政策、政治とカネ、非公認、社会保障、外交、国防、選択的夫婦別姓、表現規制、反ワクチン。政治家や支持者の発言で、SNSではあらゆる論点が俎上にのぼっている。
20年近く選挙に投票してきたから。自分にだって政治思想があるから。普段だったら選択できたはずなのだ。
でも、今回ばかりはどうすればいいのか分からない。
なぜなら、多くの政治家、それに支持者、政治にちゃんと関心がある人でも、ごく一部の人を除いてほとんどが正面から向き合っていない、それとも気づけていないリスクがあるせいで。
『どうも再来週11月5日の米国大統領選で、トランプが割と勝ちそうな情勢になっている』ことだ。
衆院選をめぐる様々な論点の中で、「ハリスが勝ってもトランプが勝ってもちゃんと付き合える首相・党を選びましょうね」と無難に言っている人もたまに見かけるが、そのくらいのテンションで語れるのは、たぶん、ドナルド・トランプという危険人物が大統領選で勝利する可能性をかなり低く見積もっていて、本心はハリスだろうと思っているのではないか。
たぶん、少なくない人が、うっすらと「ハリスが勝つ情勢になったんでしょ?」と思っているだろう。それは、そうなるはずだったのだ。今は違うということをまだ知らない。
7月13日に選挙集会中のトランプが一度暗殺されかけた後、バイデンの高齢による不安と低支持率が問題視され、7月21日にバイデンが大統領選を断念した。そして8月6日にハリスが正式に大統領候補として指名を受けた。もともとは国民の人気が低く、大統領選に立った場合の支持率が不安視されていたハリスも、実際に大統領候補になると想像をはるかに超えて善戦、若さもあってトランプに対して完全に優位に立ち、トランプ再選リスクは大幅に低くなった。
「普通に政治への関心がある人」程度なら、米大統領選についての認識は、この辺りで終わっていると思う。まあハリスが勝つ流れになったんでしょ、と認識しているだろう。トランプがマックの店員やったりヒトラー関連の失言したくらいは流れてきただろうが。
そういう認識は、9月中くらいまでは正しかった。9月11日にあったハリスとトランプの第一回目の討論の後も、ハリスの優位はほとんど揺るがずに、トランプは二回目の討論を拒否した。9月15日にトランプが二度目の暗殺未遂にあったが、アメリカでさえ前回ほどの話題にならなかった。この辺りまでは、確実にハリスが優位だった。
その後、保守派が「カマラ・ハリスの業績」という題名の白紙の本を売り出してハリスを揶揄したり、イーロン・マスクがトランプ応援キャンペーンを打って選挙違反と批判されたり、大統領候補がずっと出席してきたカトリックの晩餐イベントをハリスが欠席してトランプに揶揄されたり、この時ハリスを批判した枢機卿がリベラル側から叩かれたり、ハリスが庶民層の支持者を得るためマクドナルドで働いていた過去を語ったり、保守側が嘘だ証拠を見せろと叩いた挙句それに乗ってトランプが一日マクドナルド店員を務めたり、トランプがヒトラーの部下みたいな部下が欲しかったと語って案の定叩かれたり、泥仕合みたいなしょうもない選挙戦が繰り広げられるうち、何一つ劇的な事件も決定打も無いまま、なぜか10月の間ハリスの支持率がジリジリ、着実に下がっていった。もちろん、ハリス支持率の方が上がった州もあるが、全体の傾向としてはトランプの方に天秤が傾き始め、支持率だけでなく、各州の予想される選挙結果を総合してもトランプ当選の確率が徐々に上昇していき、とうとうCNNやWSJなども互角かトランプの勝利可能性が僅かに高いという結果を出し始めた。
ウクライナ情勢を軽視するトランプに度々接触を図っていたゼレンスキーは今週、「make russia small again」というシャツを着て演説した。どう見ても欧米リベラルには評判が悪いであろうことが容易に予想のつくこの行動を選んだ背景には、トランプの当選可能性の上昇を踏まえてトランプの歓心を買うための苦渋の決断があっただろう。
こういう状況が、国内政治に関心のある人さえリーチしきっていない事情も分かる。日本から米大統領選の情報を得ようとすると、Qアノン兼日本保守党支持者みたいな連中が、郵便投票不正だのバイデンジャンプだの陰謀論デマばっかり流すし、バラモン左翼はバラモン左翼で、如何にトランプとその支持者が非民主主義的な言動を繰り返していて愚劣であるかという情報しか流さない。あと、賭けサイトの勝利率を見てこっちが優勢!と触れ回るような短絡的な人々の狂騒。そういうノイズが大きすぎるので、正気な人間ほど情報を仕入れようとしないせいだ。
それでもごくごく一部の、CNN的な世界観とFOX的な世界観の双方の選挙報道や世論調査を淡々と分析し続けている人たちは、どうも10月に入ってからトレンドがトランプに傾き始め、どちらの世界観から見ても、2020年のバイデン勝利時よりは明らかに2016年のトランプ勝利時に、問題となる州こそ違うけれど構図が似てきていることに気づき始めていた。ちなみに一部世論調査で最初にトランプ有利に傾き始めた頃、米国民主党支持者とそれに追従する一部の日本人は、「世論調査は共和党に組織的なハックをされ始めたのでもう信用できない」と主張していて、Qアノンみたいになるありさまだった。
何が最悪かといえば。
さっき書いた通りハリスが指名されたのは8月6日で、直後にハリス有利の世論調査が出て、岸田文雄が次期総裁選不出馬を表明したのは8月14日だってこと。
分かるだろうか。
きっと岸田はハリスが大統領選に勝つという前提のもと、総理大臣の座を降りている。
バイデン政権の後半は、バイデンが大統領選で再度トランプに勝てるか怪しいとずっと疑問視されていたので、トランプ政権再誕というリスクが一番低くなった瞬間に、岸田は不出馬を選択したということになる。さらに。自民党総裁選は、9月12日告示、27日投開票だった。ハリス優勢は揺らいでいなかった。自民党総裁選に投票できた党員・議員の中で、トランプ絶対支持の一部のやばい人間を除いて、次の米国大統領がトランプになることを前提に投票できた人間はほぼいなかっただろう。
今の首相は、ここ二年間くらいで一番、トランプ大統領があり得なさそうなタイミングで選ばれてしまった。
その結果、靖国参拝で日韓関係を破壊し、極東の自由主義圏の連帯を揺るがしかねない高市早苗と(トランプが米大統領になった場合、日本が自由主義国家として信頼の置ける首脳が、尹錫悦のほか極東にいるだろうか?)、中国観が習近平国家主席就任以前で腐り落ちていて、日米地位協定改定とアジア版NATOの設立など鳩山由紀夫の生霊のような大東亜共栄圏レベルに終わった極東観を持つ石破という、外交の二大リスク………大統領がトランプなら絶対に選んではいけない二人を残してしまった。そして、自民党は第二次鳩山政権を選んだ。驚くべきことにこの鳩山二号、アジア版NATO設立を喧伝してアメリカ外交筋だけでなくインド外相からも批判され、一旦ひっこめたかと思いきや主張を再開、その結果つい二日前に中印首脳が会談し劇的に両国関係を改善させており、麻生安倍菅岸田が15年積み上げてきた対中包囲網を一か月足らずで破壊するという最悪の結果を生み出している。
一方で立憲民主党はといえば、代表を野田佳彦に変えた結果、民主党政権とは違う現実的な外交政策に転換したというイメージを持たれている。だがそれは単なるイメージ戦略に過ぎない。というのも2006年に国と県知事が合意していた普天間から辺野古への移設について、2009年に鳩山が目玉政策のひとつとして最低でも県外移設を宣言して政権交代、移転先の候補が無いままオバマにトラストミーして信頼を失い迷走した挙句、2010年に鳩山自身が辺野古撤回を断念して米国と合意するというプロセスで日米関係を滅茶苦茶にした、その民主党の後継政党たる立憲民主党が、改めて「辺野古移設撤回」するという日米関係を今度こそ木端微塵に砕く内容を、公約の目玉に入れている。公約には更に安保法制の違憲部分を廃止する宣言とセットで、石破と同じく日米地位協定の改定も入れているという、どう見ても民主党鳩山政権の外交政策復活を声高にうたっているのだ。
そう、今、何の因果か日本は自公政権、立憲民主党中心政権、どちらを選ぼうと第二次鳩山内閣外交になる政治状況なのだ。そのうえで今回は、五割超の確率で、相手は正気のオバマではなく、共和党の抑えさえきかず個人的な世界観に生きるドナルド・トランプだ。
投票は人を殺す。
小泉純一郎政権支持に投じられた票は、非正規雇用を爆増させ、間接的に多くの人を殺しただろう。民主党政権誕生支持に投じられた票は、円高不況と就職率の低下で、間接的に多くの人を殺しただろう。
でもそれは、反対側に投票していれば、加担することを回避できていた殺人だ。
ドナルド・トランプが大統領になった場合、それは万が一ではなく、もはや、半が一以上の確率で起こりうるのだけど、私が入れる一票は、どちらに入れても恐らく人を殺す。
一部ネトウヨの中では対中強硬派ということになっているが、「中国が台湾を占領したら200%の関税をかける」という、一見脅しのようで「中国が台湾を占領しても交戦はしない」かのような宣言を一週間前にしたばかりで、台湾有事リスクを既に高めているトランプだ。
もともとプーチンを尊敬していると発言していて、自分が大統領になったら速やかにロシアとウクライナの戦争が終わると主張し、つい今月、プーチンとの関係を問われて大統領辞任後に私的な連絡を取っていた可能性を否定しなかったトランプだ。
もともとイスラエルに擁護的であり、今週、ネタニヤフに会談で「あなたがやるべきことをやればいい」と伝えたばかりのトランプだ。
そういう人間が米国大統領になった場合、米国の軍事力に頼らなければ生きていけない日本国の首相が、米国やインドも丸め込みながら自由主義サイドで中国を牽制して台湾有事を起こらないようにし、ロシアの侵略と虐殺に抗うウクライナを欧米や韓国とともに支援し、アメリカに庇護される状況にありながらイスラエルのガザ虐殺を最大限非難するという、戦後80年平和主義を貫いてきた国家の代表としてあるべき舵取りができるだろうか? 一手間違うだけで、不正義と虐殺、自由主義社会の崩壊に加担することになる、そんな綱渡りをやり遂げることができるだろうか?
信念の岸田か、トランプになぜか信頼された安倍なら、できるか少なくともやろうとしただろうし、上川とか林とか、総裁選の序盤で散った人にも、もしかしたらできたかもしれない。
でも、目の前に示されたのは、どちらにも「鳩山由紀夫首相」と書かれた二枚の切符だ。
彼らが何もしないとか、トランプの妄言に追従するということさえ最悪でないかもしれない。自分ならロシア・ウクライナ戦争を終わらせられると豪語して親露派議員を連れてプーチンに電撃面会、まんまと丸め込まれて日本国首相としてプーチンの片棒を担がされるくらいまであり得る。きっと鳩山ならそうした。
高市早苗支持者は、「自民党が下野しない程度に負けたら石破が退陣して別の首相になる」という夢物語を語って戦略的投票を気取っているが、そんなのは都合のいい現実逃避だ。大負けしても石破総裁のままだったらどうする気だ。議席が狙っていたよりも減って立憲民主党政権になったらどうする気だ。今回もし政権交代が起きて、立憲が民主党政権の失敗を踏まえて絶対に衆議院を解散しなかった場合、四年先まで、つまりあなた達の大好きなトランプが大統領になった場合の任期四年間、ずっと立憲民衆党政権である可能性を想定しているのか。
国民民主党をはじめとする第三極支持者は、自分たちに入れろと言うかもしれない。でもそれって現実的に自民か立憲のどちらかが第一党になる状況下では単なる甘言で、単純に自公政権の議席を減らして野田内閣誕生をアシストするか、総選挙後自公政権と連立して石破内閣をアシストするか、そのどちらかでしかない。
米国大統領がトランプになった瞬間………それはほぼ五割以上の確率で起こりうるのだけど、私の投票は、きっとどこかの国で人が殺される未来に加担することになる。
絶対に白紙投票や棄権はしない。それは普通選挙が保証された自由主義国家で生きられる人間にとって、致命的な恥だ。
でもだからこそ教えて欲しい。私は誰に投票すればいい? 四年後、すべてがグチャグチャになっているかもしれない世界で、胸を張っていられる投票はあるのか?
最後に言わせてほしい。私はトランプ再選が現実にならないことを祈っている。ただトランプが次の大統領に本当に選出された場合、日本がどちらの鳩山政権であったとしても、当面の間、首相をはじめ主要な政治家は与党野党問わず、どうかできる限り今以上にSPを増やしてほしい。熱狂的なトランプ信者の日本人が「こいつを排除したら日本とトランプとの関係が良くなる」とか、熱狂的な反トランプの日本人が「こいつを排除して日本のトランプ化を阻止する」とか行動を起こしかねない。絶対にそいつらの企みを成功させるな。これ以上日本を二・二六の時代に戻さないでくれ。
ネットのオープンな箇所に長文を書いたことが一度もないから、どうすればこの記事が人に読んでもらえるか分からなかった。昼にこれと同じ文章を上げたけれど全然読まれなかったので、ヤケになって上げ直し、はてなブログにもnoteにも上げた私を許してほしいい。
経済政策、政治とカネ、非公認、社会保障、外交、安全保障、選択的夫婦別姓、表現規制、反ワクチン。政治家や支持者の発言で、SNSではあらゆる論点が俎上にのぼっている。
20年近く選挙に投票してきたから。自分にだって政治思想があるから。普段だったら選択できたはずなのだ。
でも、今回ばかりはどうすればいいのか分からない。
なぜなら、多くの政治家、それに支持者、政治にちゃんと関心がある人でも、ごく一部の人を除いてほとんどが正面から向き合っていない、それとも気づけていないリスクがあるせいで。
『どうも再来週11月5日の米国大統領選で、トランプが割と勝ちそうな情勢になっている』ことだ。
衆院選をめぐる様々な論点の中で、「ハリスが勝ってもトランプが勝ってもちゃんと付き合える首相・党を選びましょうね」と無難に言っている人もたまに見かけるが、そのくらいのテンションで語れるのは、たぶん、ドナルド・トランプという危険人物が大統領選で勝利する可能性をかなり低く見積もっていて、本心はハリスだろうと思っているのではないか。
たぶん、少なくない人が、うっすらと「ハリスが勝つ情勢になったんでしょ?」と思っているだろう。それは、そうなるはずだったのだ。今は違うということをまだ知らない。
7月13日に選挙集会中のトランプが一度暗殺されかけた後、バイデンの高齢による不安と低支持率が問題視され、7月21日にバイデンが大統領選を断念した。そして8月6日にハリスが正式に大統領候補として指名を受けた。もともとは国民の人気が低く、大統領選に立った場合の支持率が不安視されていたハリスも、実際に大統領候補になると想像をはるかに超えて善戦、若さもあってトランプに対して完全に優位に立ち、トランプ再選リスクは大幅に低くなった。
「普通に政治への関心がある人」程度なら、米大統領選についての認識は、この辺りで終わっていると思う。まあハリスが勝つ流れになったんでしょ、と認識しているだろう。トランプがマックの店員やったりヒトラー関連の失言したくらいは流れてきただろうが。
そういう認識は、9月中くらいまでは正しかった。9月11日にあったハリスとトランプの第一回目の討論の後も、ハリスの優位はほとんど揺るがずに、トランプは二回目の討論を拒否した。9月15日にトランプが二度目の暗殺未遂にあったが、アメリカでさえ前回ほどの話題にならなかった。この辺りまでは、確実にハリスが優位だった。
その後、保守派が「カマラ・ハリスの業績」という題名の白紙の本を売り出してハリスを揶揄したり、イーロン・マスクがトランプ応援キャンペーンを打って選挙違反と批判されたり、大統領候補がずっと出席してきたカトリックの晩餐イベントをハリスが欠席してトランプに揶揄されたり、この時ハリスを批判した枢機卿がリベラル側から叩かれたり、ハリスが庶民層の支持者を得るためマクドナルドで働いていた過去を語ったり、保守側が嘘だ証拠を見せろと叩いた挙句それに乗ってトランプが一日マクドナルド店員を務めたり、トランプがヒトラーの部下みたいな部下が欲しかったと語って案の定叩かれたり、泥仕合みたいなしょうもない選挙戦が繰り広げられるうち、何一つ劇的な事件も決定打も無いまま、なぜか10月の間ハリスの支持率がジリジリ、着実に下がっていった。もちろん、ハリス支持率の方が上がった州もあるが、全体の傾向としてはトランプの方に天秤が傾き続け、支持率だけでなく、各州の予想される選挙結果を総合してもトランプ当選の確率が徐々に上昇していき、とうとうCNNやWSJなども互角かトランプの勝利可能性が僅かに高いという結果を出し始めた。これは一時の、一社の統計のまぐれでは無く10月の間ずっとトランプ支持拡大の方へ推移していって、今週、遂に喫水線を超えたものであり、そして、大統領選までもう二週間を切っている。
ウクライナ情勢を軽視するトランプに度々接触を図っていたゼレンスキーは今週、「make russia small again」というシャツを着て演説した。どう見ても欧米リベラルには評判が悪いであろうことが容易に予想のつくこの行動を選んだ背景には、トランプの当選可能性の上昇を踏まえてトランプの歓心を買うための、被侵略国の指導者としての苦渋の決断があったのだろう。
こういう状況が、国内政治に関心のある人さえリーチしきっていない事情も分かる。日本から米大統領選の情報を得ようとすると、Qアノン兼日本保守党支持者みたいな連中が、郵便投票不正だのバイデンジャンプだの陰謀論デマばっかり流すし、バラモン左翼はバラモン左翼で、如何にトランプとその支持者が非民主主義的な言動を繰り返していて愚劣であるかという情報しか流さない。あと、賭けサイトの勝利率を見てこっちが優勢!と触れ回るような短絡的な人々の狂騒。そういうノイズが大きすぎるので、正気な人間ほど情報を仕入れようとしないせいだ。
それでもごくごく一部の、CNN的な世界観とFOX的な世界観の双方の選挙報道や世論調査を淡々と分析し続けている人たちは、どうも10月に入ってからトレンドがトランプに傾き始め、どちらの世界観から見ても、2020年のバイデン勝利時よりは明らかに2016年のトランプ勝利時に、問題となる州こそ違うけれど構図が似てきていることに気づき始めていた。ちなみに一部世論調査で最初にトランプ有利に傾き始めた頃、米国民主党支持者とそれに追従する一部の日本人は、「世論調査は共和党に組織的なハックをされ始めたのでもう信用できない」と主張していて、Qアノンみたいになるありさまだった。
何が最悪かといえば。
さっき書いた通りハリスが指名されたのは8月6日で、直後にハリス有利の世論調査が出て、岸田文雄が次期総裁選不出馬を表明したのは8月14日だってこと。
分かるだろうか。
きっと岸田はハリスが大統領選に勝つという前提のもと、総理大臣の座を降りている。
バイデン政権の後半は、バイデンが大統領選で再度トランプに勝てるか怪しいとずっと疑問視されていたので、トランプ政権再誕というリスクが一番低くなった瞬間に、岸田は不出馬を選択したということになる。さらに。自民党総裁選は、9月12日告示、27日投開票だった。ハリス優勢は揺らいでいなかった。自民党総裁選に投票できた党員・議員の中で、トランプ絶対支持の一部のやばい人間を除いて、次の米国大統領がトランプになることを前提に投票できた人間はほぼいなかっただろう。
今の首相は、ここ二年間くらいで一番、トランプ大統領があり得なさそうなタイミングで選ばれてしまった。
その結果、靖国参拝で日韓関係を破壊し、極東の自由主義圏の連帯を揺るがしかねない高市早苗と(トランプが米大統領になった場合、日本が自由主義国家として信頼の置ける首脳が、尹錫悦のほか極東にいるだろうか?)、中国観が習近平国家主席就任以前で腐り落ちていて、日米地位協定改定とアジア版NATOの設立など鳩山由紀夫の生霊のような大東亜共栄圏レベルに終わった極東観を持つ石破という、外交の二大リスク………大統領がトランプなら絶対に選んではいけない二人を残してしまった。そして、自民党は第二次鳩山政権を選んだ。驚くべきことにこの鳩山二号、アジア版NATO設立を喧伝してアメリカ外交筋だけでなくインド外相からも批判され、一旦ひっこめたかと思いきや主張を再開、その結果つい二日前に中印首脳が会談し劇的に両国関係を改善させており、麻生安倍菅岸田が15年積み上げてきた対中包囲網を一か月足らずで破壊するという最悪の結果を生み出している。
一方で立憲民主党はといえば、代表を野田佳彦に変えた結果、民主党政権とは違う現実的な外交政策に転換したというイメージを持たれている。だがそれは単なるイメージ戦略に過ぎない。というのも2006年に国と県知事が合意していた普天間から辺野古への移設について、2009年に鳩山が目玉政策のひとつとして最低でも県外移設を宣言して政権交代、移転先の候補が無いままオバマにトラストミーして信頼を失い迷走した挙句、2010年に鳩山自身が辺野古撤回を断念して米国と合意するというプロセスで日米関係を滅茶苦茶にした、その民主党の後継政党たる立憲民主党が、改めて「辺野古移設撤回」するという日米関係を今度こそ木端微塵に砕く内容を、公約の目玉に入れている。公約には更に安保法制の違憲部分を廃止する宣言とセットで、石破と同じく日米地位協定の改定も入れているという、どう見ても民主党鳩山政権の外交政策復活を声高にうたっているのだ。
そう、今、何の因果か日本は自公政権、立憲民主党中心政権、どちらを選ぼうと第二次鳩山内閣外交になる政治状況なのだ。そのうえで今回は、五割超の確率で、相手は正気のオバマではなく、共和党の抑えさえきかず個人的な世界観に生きるドナルド・トランプだ。
投票は人を殺す。
小泉純一郎政権支持に投じられた票は、非正規雇用を爆増させ、間接的に多くの人を殺しただろう。民主党政権誕生支持に投じられた票は、円高不況と就職率の低下で、間接的に多くの人を殺しただろう。
でもそれは、反対側に投票していれば、加担することを回避できていた殺人だ。
ドナルド・トランプが大統領になった場合、それは万が一ではなく、もはや、半が一以上の確率で起こりうるのだけど、私が入れる一票は、どちらに入れても恐らく人を殺す。
一部ネトウヨの中では対中強硬派ということになっているが、「中国が台湾を占領したら200%の関税をかける」という、一見脅しのようで「中国が台湾を占領しても交戦はしない」かのような宣言を一週間前にしたばかりで、台湾有事リスクを既に高めているトランプだ。
もともとプーチンを尊敬していると発言していて、自分が大統領になったら速やかにロシアとウクライナの戦争が終わると主張し、つい今月、プーチンとの関係を問われて大統領辞任後に私的な連絡を取っていた可能性を否定しなかったトランプだ。
もともとイスラエルに擁護的であり、今週、ネタニヤフに会談で「あなたがやるべきことをやればいい」と伝えたばかりのトランプだ。
そういう人間が米国大統領になった場合、米国の軍事力に頼らなければ生きていけない日本国の首相が、米国やインドも丸め込みながら自由主義サイドで中国を牽制して台湾有事を起こらないようにし、ロシアの侵略と虐殺に抗うウクライナを欧米や韓国とともに支援し、アメリカに庇護される状況にありながらイスラエルのガザ虐殺を最大限非難するという、戦後80年平和主義を貫いてきた国家の代表としてあるべき舵取りができるだろうか? 一手間違うだけで、不正義と虐殺、自由主義社会の崩壊に加担することになる、そんな綱渡りをやり遂げることができるだろうか?
信念の岸田か、トランプになぜか信頼された安倍なら、できるか少なくともやろうとしただろうし、上川とか林とか、総裁選の序盤で散った人にも、もしかしたらできたかもしれない。
でも、目の前に示されたのは、どちらにも「鳩山由紀夫首相」と書かれた二枚の切符だ。
彼らが何もしないとか、トランプの妄言に追従するということさえ最悪でないかもしれない。自分ならロシア・ウクライナ戦争を終わらせられると豪語して親露派議員を連れてプーチンに電撃面会、まんまと丸め込まれて日本国首相としてプーチンの片棒を担がされるくらいまであり得る。きっと鳩山ならそうした。
高市早苗支持者は、「自民党が下野しない程度に負けたら石破が退陣して別の首相になる」という夢物語を語って戦略的投票を気取っているが、そんなのは都合のいい現実逃避だ。大負けしても石破総裁のままだったらどうする気だ。議席が狙っていたよりも減って立憲民主党政権になったらどうする気だ。今回もし政権交代が起きて、立憲が民主党政権の失敗を踏まえて絶対に衆議院を解散しなかった場合、四年先まで、つまりあなた達の大好きなトランプが大統領になった場合の任期四年間、ずっと立憲民衆党政権である可能性を想定しているのか。
国民民主党をはじめとする第三極支持者は、自分たちに入れろと言うかもしれない。でもそれって現実的に自民か立憲のどちらかが第一党になる状況下では単なる甘言で、単純に自公政権の議席を減らして野田内閣誕生をアシストするか、総選挙後自公政権と連立して石破内閣をアシストするか、そのどちらかでしかない。
米国大統領がトランプになった瞬間………それはほぼ五割以上の確率で起こりうるのだけど、私の投票は、きっとどこかの国で人が殺される未来に加担することになる。
絶対に白紙投票や棄権はしない。それは普通選挙が保証された自由主義国家で生きられる人間にとって、致命的な恥だ。
でもだからこそ教えて欲しい。私は誰に投票すればいい? 四年後、すべてがグチャグチャになっているかもしれない世界、ウクライナやガザの惨禍が加速拡大して、台湾やその他の地域をも焼いているかもしれない世界で、胸を張っていられる投票はあるのか?
この記事を書き始めたとき、26日の零時ごろで、書き終える今までに、Xでもぽつぽつと「トランプが勝ちそうになっているのでは」という指摘が広まり始めた。ただそれはもっぱら右派のごく一部での拡散で、理性ある中道や左派の間にこの状況が伝わるのは、衆院選当日には間に合わないだろう。右派が「トランプが勝つ」と喧伝するのはこれまで多くの場合希望的観測であり妄言だったのだから。彼らは余りにも信頼を失いすぎた。
最後に言わせてほしい。私はトランプ再選が現実にならないことを祈っている。ただトランプが次の大統領に本当に選出された場合、日本がどちらの鳩山政権であったとしても、当面の間、首相をはじめ主要な政治家は与党野党問わず、どうかできる限り今以上にSPを増やしてほしい。熱狂的なトランプ信者の日本人が「こいつを排除したら日本とトランプとの関係が良くなる」とか、熱狂的な反トランプの日本人が「こいつを排除して日本のトランプ化を阻止する」とか行動を起こしかねない。絶対にそいつらの企みを成功させるな。これ以上日本を二・二六の時代に戻さないでくれ。
とか言っといて今は自分の若さを全力でアピールしててブーメランが刺さってる
https://x.com/masanews3/status/1848178842084790294
そして夫婦別姓については賛成とも反対とも言わず無回答でそこを詰められると
「理想主義より現実主義、イシュー化することで進められない問題もあると思います、以上です」
などと意味不明な事を言っている
https://x.com/Lanikaikailua/status/1848979222800531478
そもそもイシュー化というのは「ある問題や課題が社会的な関心事として取り上げられること」なんだが
理想主義でも現実主義でも何でも無く単に都合悪い質問から逃げてる無責任な奴でしかない
もっと言えば問題の解決を妨害してんのは与党である自民党なんだがな
https://mona-news.com/archives/94037814.html
バスガイド辞めたい。
でも多分これは、会社勤めのバスガイドの話で、フリーのガイドを含めるともっといるんだろうな。
両手で足りないぐらいの勤続年数。
そろそろ辞めたい。
同期は辞めて、後輩も先にどんどんやめていく
じゃあその時に辞めればよかったのに。という言葉はやめてくれ。
私がそんなこと一番わかっている。
バスガイド 多分だけど、何年後かにはもっと少なくなるしいずれなくなる職業だろうな
バス代の高騰、ホテル代、お土産代、そっちにお金をかけたい人が最初に削るのはバスガイド代。
辞めたいと言えば
・ココまで育ててやったのに!
・お前がいないと回らない!(現役若手は私だけ)(あとは50代以上の人たち二人)
・恩を仇で返すのか!
・お前をまってる人がいるんだぞ!
・結婚してやめろ!
と言われる。
【追記】
なんで辞めたいのか書いてない。ってコメントを見たので。
・給料が安すぎる
→勤続年数が重なればいいけど入社して3年目までは手取り10万を切ったときが何ヶ月かあった。(やめていった人たちはここでやめた)
泊まりの仕事のときは、二人でご飯だからそのまま部屋に連れ込まれそうになったこともある。(会社に報告するも運転手が少ないのでなぁなぁで済まされる)
→「昭和」で止まってるので
・先輩より先に寝てはだめ
・先輩より先にご飯を食べ終わる(先輩を待たせないため)
・先輩よりお客様に人気になってだめ
他にももっとあるけど、こんなくだらないことでぐちぐち言われる。
朝は早くてAM3:00〜
夜は遅くてPM20:00まで仕事させられる
13連勤当たり前。
13日間働いて、1日休んで、13日間働く。
・扱いが雑
→若手はどれだけ酷使してもいいと思ってる。
先輩の尻拭い。
朝は早くて、夜は遅いやつ。
その代わり先輩は楽な仕事をいく。
他にもまだあるけど、これ以上は身バレが怖いので。
と言うと、「陰謀論w」と笑われかもしれないが、日本の市民団体に対して、1990年頃まで旧ソ連から多額の工作費が流れていた事実(例:ベ平連)のには、どういう反応するんだろう?
うろ覚えだけど、日本の学生運動の連中も、ソ連や中国、北朝鮮に援助を求めに行ったけど、若さと非現実的な目標しか持っておらず、実績も無い連中に支援しても私服を肥やすだけだろうと判断され、慇懃無礼に追い返されるか、飼い殺しにされたみたいだね。余談だけど、昨今の若手スタートアップが個人投資家やVCに上から目線で出資を依頼しに言って、爆散する光景が重なって見えるね!悲しいね!
それはさておき、終戦直後の日本には左右両側の工作機関から工作費が流れ込んで来たり、日本も戦前は世界中で現地の反政府勢力を支援していたのも歴史的事実なんだけどな。東欧で反露反共運動やったり、中国で軍閥支援したり、植民地で独立運動支援したり…。
だから、現在でも日本の仮想敵国が、日本国内の平和運動や反政府活動(政府の決定事項に反対する活動)に資金を入れるのは当然だと思うし、やらないほど愚かではないと思いたくはないのだけど、これらを陰謀論と笑う連中は歴史についてあまり詳しくないのかな?
【追記】
書き捨てたつもりが反響があって驚いた。既婚の友達は全員子育て中だし、センシティブな内容なのでオフラインでは言いづらかったんだ。
結論から言うと子どもはもう欲しくない。正確には欲しくない九割、子育てしたかった五分、その他(親や夫に子の顔見せられなくてごめん、など)五分かな。自分が不惑となりいよいよリミットが迫ったらこの割合がひっくり返ることあるのか、そこだけが不安。そんなわけで一応子なし夫婦人生を楽しく歩むつもりでいる。
禊のつもりで少し書き捨てておこう。実は親も結婚して数年子宝に恵まれず不妊治療をして兄をもうけている。だから『親の私たちも検査したのだからあなたもしなさい』と言われたこともある。母親には数年前、長文LINEで夫の発言含めた思いの丈をぶちまけたことがありその時は謝られた。しかし翌年になって養子を……と言われたので、もう何を言っても無駄だと思う。台詞を命令調で書いてしまったが、実際は『あなたのためを思って、あなたの老後が心配で』みたいな言い方をする一方で、子がいないのは恥という価値観が内面化されているのが透けているので余計に気が滅入る。
20代のころ不妊治療をと言われた際に『私は養子でもかまわない』と言ったら、養子は責任が重いから大変だ云々と言われたことがあって、それが今になって(おそらく忘れて)養子のことを持ち出してきたのでそれもげんなりポイント。私の気持ちなんて忘れるくらいどうでもよくて、自分の意見を押し付けたいだけなのかなって。
親と自分は違う人間であり、親の価値観に引き裂かれる必要などないと頭では分かっていても心がたまについていかなくなって、帰省が近いと一人の時泣き叫んでしまう。私自身が、子がいなくて恥という価値観を内面化してしまっているからかもしれない。
夫が不妊治療を怖がってた理由は、夫は少し病弱なので自分に原因があると思っていたからかな。離婚を切り出されると恐れていたのかも。男の沽券に関わるとか言ってた。でも私にも原因あると思うしそもそも原因とかどうでもいいし離婚するつもりだってないんだけどね。
引越しが住んで落ち着いて、もうちょっとお金を貯めて色々余裕ができたら足長基金などへの寄付とかボランティア活動とかしようと思ってる。そして親や夫の協力や世間体など外部は全て無視して私自身が本当に子どもを欲しい気持ちがあるのかもう一度よく考えてみようと思う。きっと気持ちは変わらないと思うけど。みんなどうもありがとう。
【追加ここまで】
女です。タイトルの通り。
結婚した時は27くらいで子ども生まれるかな〜と思ったら全然生まれなかった。
人並みに(?)子どもはほしかったので、29の時に産婦人科で相談したら『まだ若いからタイミング法から試しましょう』と言われ、一年できなかったから不妊治療しようかなと思ったいたけど夫が『子どもはほしいけど検査怖いから産婦人科に行きたくない』と言ったので(他にも価値観の相違から色々すれ違いがあり)、この時点で心が折れた。協力してくれないならわたしも不妊治療したくねーわ、と思い何もしないまま今に至る。
その間に実親には『あんただけでも不妊治療しろ、原因を特定しろ』とか、35超えてからは『養子をとることを検討しろ』とか言われ続けた。年をとればとるほど、家族との思い出で楽しいことよりも辛いことの方が多かったなとか、学校生活辛いことしかなかったなとか、わたし性格悪いから子供のことちゃんと育てられなそうだなとか、夫と足並みが揃えられないのに育てられる訳ないよなとか、子どもを生むことや持つことにプラスの感情がどんどん持てなくなった。
子どもはかわいい。私側にも夫側にも甥がいて世間一般なみの可愛がり方はしていると思う。子どもは光だから、安全に暮らせるような社会にしていきたいとも思う。育児ハック増田とか読むと子育てしている人たちは本当にすごいなぁと尊敬する。
家系の持病や健康診断の数値などから考えると、不慮の事故でもない限り夫の方が確実に早く死ぬ。夫を看取って一年後とかに死にたい。安楽死したいけどまだ難しいだろうな。
来月用事があり実家に帰省するし、来年から仕事の関係で知り合いなどの多いところに住むことになる。そこそこの若さで結婚して夫婦仲も(傍目には)良く経済的に困ってないのに子どもがいない、不妊治療もせず養子も取らないなんて非国民だと陰口言われるんじゃないかと不安になる。帰省が近くなると、実親に今度は何を言われるのだろうとかなり情緒不安定になって一人の時泣き叫んだりしてしまうので、増田に書いた。文章下手でごめん。
【追記】
冒頭書かせていただいている通り村上春樹を数冊読んだ程度の人間のコメントなので、ハルキストの皆さんの春樹評とはもしかしたら乖離があるかもしれません。
現実だと作家や作品の感想を交換する場はなかなかないので、この投稿への感想含め皆さんで自由に村上春樹について話すきっかけになれば幸いです。
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Xで盛り上がっているので便乗。
増田も村上春樹は好き嫌いがはっきり分かれるタイプの作家だと思う。
全部読んだわけじゃないけど数冊読んだ者として魅力と好きになれない点を書く。
【魅力】
•特徴的な文体
よくネタになってる突拍子もない比喩と気取った語り口の主人公が織りなすおしゃれっぽい会話、そして英文の和訳のような文体の作り出す雰囲気の良さが唯一無二
•世界観
性にあけすけな人間(特に女性)がよく登場する。村上春樹の世界に登場する女性は孤独を抱える自由人が多くて失踪するパターンが多いと感じる。
Xでも指摘されているように大学生位までに読まないと村上春樹の世界に登場する人々の青さに共感したり憧れたりするのは難しいと増田は感じている。
代表作が長編だからあまり語られないが増田は村上春樹は対談や短編集の方が面白いような気がしている。
文章力が高くて大きな出来事がないストーリーでもあっさり読ませる力のある作家なのでコンパクトにまとまってる作品は読みやすさと満足度がかなり高い。
【好きになれない点】
やはりこれ。性に対する忌避感なんだろうか。自分が通り過ぎた若さを見せつけられている気恥ずかしさなんだろうか。大人ぶって気取った高尚な趣味の会話をする主人公ややたらねちっこい性描写が読んでいてストレスになることが多い。
•あの比喩がダサく感じられる
フィッツジェラルドに憧れていたという逸話を目にして増田はフィッツジェラルドの作品もいくつか目を通してみた。
結果村上春樹の比喩力が圧倒的に安っぽい二番煎じに感じるようになった。
英語ならではの言い回しを日本語に落とし込んで誰が読んでも村上春樹と言わしめる文体を産んだセンスは間違いなく天才の所業。
ただ英語を操る天才作家のセンスまでは真似しきれなかったんだなという印象を増田は受けている。
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一般的に言われるのは村上春樹が凄かったのは男らしさ女らしさがステレオタイプ化していた時代に性にあけすけな若い女性や繊細な若者男性を主人公として作品に登場させたこと。
多様性が叫ばれる今の時代に読めば目新しさがないのは当然なので今から村上春樹を読む人は単純に文体や世界観で好き嫌いを決めるのがいいと思って魅力として書いてみた。
どこに出掛けても自分の居場所はここじゃないってような疎外感を覚える。
でも部屋で一人籠もってても悶々とした気持ちが募る。この気持ちをぶつけようとギター弾いてみても文章に起こしてみても、こんな事してる場合だろうかって気持ちにってくる。
人生なんて楽しい気持ちを拾い集めるだけって、散々時間をかけてとっくに結論は出したのに。
高給取りになるための資格勉強でもするか?結婚相手でも探してみるか?
そういう世間のお墨付きがついたような生き方が、それでも魅力的に思えなくて趣味に軸足置こうって決めたんじゃないのか?
こびりついた義務感が拭えねえのか。
それを説明する言葉に何の理屈も通ってはなくとも、結局人の収束する先は同じなのか。
まともになりたいとも思ってねえのに、ならなくちゃならねえと感じてんのか?なってどうする?
そこから見える景色もそこで感じるものも、そこに辿り着かなきゃ分からないんだろうな。じゃあ試してみるか?唯一持ってる若さを投げうってみるか?自分で望んだ生き方すらままならないのに?
もう考えるのも面倒臭え。考えるよりも動く事なんだろうな。やる気を出すために動き始めるためのやる気を出すためのやる気を出すための…………やる気はどこまで探せば確実にある?
動き出すのをそれを妨げる「これでいいのか」を振り払うためには、動き続ける中で得られる情熱が必要なのかもしれない。そんなトンチをどう解く?
それかもう思考停止して、これと決めた目標に向けてただ実践するロボットになるしかないのか?思考のスイッチはどこにある?
その気持ちだって、結局本気で死ぬ気がねえならどこにも行き着かないって自分で認めて蓋をしてたのに。
我慢ならなくなって、きちんと死のうとして死ねなくて、死ねばいいって気持ちが気休めになるどころか、死ねすらしないって絶望に変わっちゃったな。
どれだけ祈ったところで永遠と物語が約束されたフィクションの世界になんて行けねえし。少なくとも生きてる限りは行けねえ。
死ねねえなら生きるしかねえし、生きるなら楽しく生きたいのにな。情熱ってどうやったら湧いてくるんだろうな。無為に生きるのもいいもんだなんて自己弁護をするようになっちまうのか?やだねえ。
もちろん独身。
恋人と一緒に居るのが楽しい…という純粋は気持ちの延長線上の同棲生活。
休みの日は恋人と一緒に手を繋いでどこかに出かけたり、部屋で暇を持て余して海外ドラマを見たり。
30になると、もう誰かと付き合うにしても、そんな浮ついた同棲生活なんて出来ないだろう。
もうその先の結婚出産その他諸々がどうしても目の前に出てくる。
いーなー。
たしかに自分がモテない悔しさをバネに死にものぐるいで勉強して今は世間からも尊敬される資格を取って高い金を得てる。
でもそれってなんの意味も無い。
高い金を得る前提として休み無しで終電まで働いて帰って寝るだけの生活をしている。
今の仕事に不満は無い。
ただ高い金を得ても使うことなんてない。
忙しいのもあるけど、金がかかる趣味もないし、何かを新たに始める気力も無い。
大学生やその先で、自分は、勉強しないでサラリーマンになった奴らを見下していた。
でも見下していた連中は大学生で同棲生活を送り、恋人と大学に来て、そのまま就職して、結婚してる。
自分はきっと何千万何億稼いでもこのコンプレックスを埋めることは出来ないだろう。