はてなキーワード: 否定的とは
Twitterの愚痴垢には「手厚いサービスの案内だよ!」と各種サービスのリプライをつけまくる。サービスに繋がればよし、愚痴にリプライしまくることで愚痴がなくなればそれでよし。
子育てに少しでも否定的な層は炎上させてつるし上げる。反出生主義者を弾圧して精神病院に送り込む。新たな病気と認定して生きづらさを取り除くよう治療が施される。
赤ちゃん連れてきた人に各種特典が与えられ、子連れが当たり前になる。
病気や同性婚などで自分の子供が望めない人に養子などの制度が簡略化され、気軽に子育てできるように。
児童虐待が問題視され、子育て家庭には定期的に監査が入る。問題のある親からすぐに子供は引き剥がされ、里親家庭に行く。
教育費は極端に低くなり、子供はのびのびと公園で遊ぶのが当たり前になる。
パートナーがいることが推奨されるが、同時に独身宣言制度も取り入れられ、子育ての実習などで取得できる独身証明書の提示で様々な子育て機関に関わることも可能になる。
そして子供を持つことがステータスになった社会の水面下にレジスタンスが発生し、こんな世界ぶっ壊してやるとある日繁華街で(飽きた)
登場人物に非白人の外国ルーツのキャラクターを出しただけで「配慮し過ぎ」と言われるなんて本当にある?被害妄想じゃない?
https://togetter.com/li/2156504
BLEACHのチャドとかテニプリのジャッカルとかハイキューのアランとかプリキュアのえれなとか、
「配慮し過ぎ」なんて言われていたっけか?少なくとも私は記憶にない
ていうか、仮に本当に「配慮し過ぎ」と言われたとしても
そんなの気にせずに描けばいいじゃん。描く権利はあるよ。
もしも読者からの否定的な感想への懸念を理由にして外国ルーツのキャラクターを描く事を止められているならば
仮想敵にしている読者ではないと思うんだけど。
表現者だったらどんどん新しい表現を開拓していって、それで流れを変えていけばいいじゃん
みんなそうやって戦ってきたんでしょ
そもそも人は一貫性を持ったものではないので、「気にしない」というわけにはいかないですかね。
人格によって記憶が分離されているとかではないので、大した問題ではない気がします。
辛さは本人にしか分からないので、気楽に無責任なことを言いますが。
がっつり肉に喰らいつきたいときもあれば、さっぱりした魚を食べたい時もある。
辛いものを食べたいときもあれば、酸っぱいものを食べたい時もある。
私は納豆が大好きだけど、全く食べたくないときももちろんある。
そういうものではないですか。
さすがに、音楽や服の趣味がころころ変化するのは珍しいと思うけど、そのときに自分の気持ちの赴くように行動すればいいのではないですかね。
(服を気分で選べるほど多彩に取り揃えるのはちょっと難しいけどね)
昨今話題の対話型AIは世に存在するテキストから学習しているため、言及数の多い情報こそが正しい出力情報と判定する傾向にあります
このことから昨今話題の対話型AIの学習構造に詳しい方々はテキストに依存しているのであればテキスト化されている自然言語には偏りがあり、特定の自然言語は特定の文化圏に依存しているのは明らかで、例えば対話型AIへ一夫多妻について英語で質問した場合とインドネシア語で質問した場合、英語では否定的な回答を対話型AIは示したのに対し、インドネシア語では肯定的な回答を対話型AIは示すことがわかっています
すなわち昨今話題の対話型AIは使用する自然言語の文化圏の最大意見が出力される傾向が高く、市場調査などには利用できる可能性はあるものの人類共通の普遍的な正答を導き出すレベルには至っていないということです
https://twitter.com/crea3244/status/1661670051605516288
職場の30代同僚は投資に否定的で貯蓄はすべて現預金で保有しています。収入は多く節約もできているので保有する資産はすでに2000万円を超えています。いくら貯蓄するのが目標かと尋ねると1億円が目標だということでした。ちょっと待てよ、投資なしで現預金だけで1億円はかなり難易度高くないか?
全然いけるし、投資してない人を見下すような態度は同僚としても人間としても如何なものかと思う
みんな投資でちょっとお金増え始めるとすぐに他人に投資やるべきだと吹聴したり、投資しない人をアホだのバカだのマネリテ無いと見下したりするけど、そういうとこやぞと思ってる(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
ノウハウってほどコツもないよw
新着エントリーの中から人気の出そうなタイトルのエントリー見つけて、
上位ブコメが否定的なレッテル貼りとかだったら、他の立場からの意見や穏やかな解釈、メタ視点の考察、見方が変わるエピソードとかを紹介するだけ。
とっ散らかった増田とかだったら、ざっくり要約してあげるのもいいよ。よくわからない文章を書いた増田を罵倒する流れから、意を汲んだブコメが増える流れになるとうれしくなる。
ひょんなことからWAIS-Ⅳ受けてIQ138ですね〜ってなったんだけど、別に人生無双できるほどでもないんだよね。
他の人と何か違うかなって思い返してみても、大したことはなくて、感想書くタイプの抽選でちょっぴり当りやすかったり(つい最近当たったお食事券3,000円分うれしい)、ブクマすると他のブコメよりちょっぴり多くスターもらえるかなくらい。
でもスター数で他のブコメを抜いて1番上に表示されるより、自分の発言を機に無駄に否定的なブコメの流れがまともになったりする方がうれしい。
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それを相手に伝えなきゃいけないんだけど、自分の意向に対して否定的な反応をされることにものすごい恐怖を覚える
相手から離れようとしているのに、なぜ相手から拒絶されることを喜べないのか
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好きとかではなく、とにかく怒られないように、自分の生活を脅かされないように、相手に忖度していないと安心できない
相手に嫌われないように、怒られないように振る舞ったり、もしくは余計なことや相手に対してネガティブなことを言わない
こういうふうに自分を守っておかないと、いつ地雷を踏んでしまうのか、自分では気づかないうちに相手を不機嫌にして怒られてしまうのではないか、という恐怖心が半端ない
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相手の機嫌が良いと、とりあえず脅かされずに済むから安心できる
一方で、相手の機嫌が悪い、連絡しても返事がない、といった状況だと途端にものすごく不安になる
何かミスをしたのだろうか
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こんなことが続いてきたから、「離れたい」と伝える際にも、相手の機嫌を伺おうとしてる自分がいる
笑っちゃうんだけど
素の反応をさらっと受け流してくれた+高額な自覚があるという情報をくれたのにこの思考が理解できない
なんで詰まるんだよここで?相手主体の話をしながら自分についても小出しにできるチャンスだろ
つうか「高い」って言われることくらい相手は想定済やっちゅうねん
”持論”とした記事に対し、読者がどのような反応をするか、客観視するのが面白いのだ。本質を知らずにその記事に同意してしまう「否定的な反応をすること」のは避けたい。
朝日新聞が見出しでブラジル大統領の発言を「持論」と切り捨てた。
「『持論』に否定的意味はない!辞書見ろ!」とか国語辞典マニアの人が怒り出しそうだけど、否定的意味を感じない人は国語が弱い人としか思えないにゃ。ここで切り捨てられない話をする人には「話した」「述べた」「語った」「考えを示した」などの言葉が添えられる。
試しに過去の朝日新聞の国際ニュースで他に「持論を展開」という言葉が使われた人を取り出すと、トランプ、北朝鮮、プーチン、ロシア高官、パレスチナ首相、韓国革新系主張が出てくる。このメンバー見ればメディアの「持論」の使い方が見えてくる。謙遜して自分で自分の意見を「持論」と語るのはいいけど、報道機関に勝手に使い分けされるとな。
1年前に増田で、マスコミの「主張」の使い方が「持論」化してると話題になって、実際に調べてみたら当時ロシア側で「主張」が多用されてたことが明らかになったことを思い出した。
男「そのスマホカバーかわいいですね、ディズニーがお好きだってアプリで書いてましたけど最近行ったんですか?」
女「あー行きましたねー。てか年パス持ってるんで」
男「(ディズニー興味ないし年パス持ってるとかアピールされてどうしろっつうんだよ・・・)年パスってどのくらいするんですか?」
女「10万くらいですねー」
男「たっか!(やべ素出ちゃった)」
女「高いですよねー」
男「(素で否定的な反応したのでこっからどう話進めたもんかと考え)あー・・・」
女「(無言でスマホ開いてインスタ見始める)」
こうだぞ
維新の議員さんの件でまた騒がしくなっているウィシュマさんの事件ですが、こう、メディア等の問題設定に違和感があるわけです。
人が亡くなっているわけですし、直接的な原因としては入管の不手際があるわけで、入管の体制の見直しは待ったなしだと思うんですが、本当にそこだけをクローズアップするのでいいんでしょうか。その点では、件の議員さんの問題意識は正しいと思います(まあ、追求するのはそこじゃねえだろ、というのはあるのですが)。
ということで、改めて入管の調査報告書を読んだので私見を述べたいと思います。
亡くなった方を悪く言うのは気が引けるんですが、ウィシュマさんはかなり「やって」ます。
・留学ビザで入国して、学校に行かなくなった(本来ならその時点で帰国しないといけない)
・在留資格を延長する目的で、難民の事由に該当しない内容で難民認定申請を行った
・その申請内容が虚偽だった
・申請が不許可になったので逃げた(意図的にオーバーステイした)
オーバーステイ、事由に該当しない難民申請、偽造在留カード使用はそれぞれ単体でも在留を却下されるやつです。ウィシュマさんがどこまで理解していたかは不明ですが、在留資格を得られる可能性はほぼなかったと言えます。
その他にも怪しい部分がたくさんあります。同情的に語られる恋人からのDVですが、不正確な話が色々あります。
まず、ウィシュマさん逮捕の時点でBさん(報告書の記載にならいます)とは恋人関係ではありませんでした。Bさんの話によると、逮捕の8ヶ月ほど前には既に関係は解消しており、Bさんは別の女性と交際していました。その後も同居は続けていたという話です。その上、逮捕の3ヶ月前にはウィシュマさんが仕事をやめたことで、Bさんが家賃や生活費を全て出していたそうです。恋人でもない人の生活費を面倒見るというのは、一般的なDV男とはだいぶん印象が違います。
しかもBさんは暴力を振るったことがあるとは認めつつ、一方的なものではないと証言しています。ウィシュマさんから体当たりされている動画や、投げつけられたコップや破られたパスポートといった物の写真を残していました。刑務所からウィシュマさんに送った手紙にも、よくけんかをしたという内容が書かれています。
もちろんそれだけでDVがなかったという確証は持てないんですが、Bさんは逮捕の2日前にウィシュマさんから復縁を迫られたとも証言しています。DV加害者に復縁を迫るなんてことあるのかな、という疑問もDVの存在を疑わせるわけです。
また、Bさんはウィシュマさんと同じ日に、ウィシュマさんの密告によりオーバーステイで逮捕されています。DV加害者から逃げようとしている時に相手を刺激するようなことするかな、という点も大いに疑問です。
ちなみに、Bさんから脅迫的な手紙が届いたというエピソードは、ウィシュマさんの密告だと気付いたBさんが怒って書いたものです(Bさんは偽造在留カードを2枚、本人名義と他人名義のものを持っており、警察は他人の方の名義まで知っていたということなので、まあ分かりますよね)。つまり、手紙による脅迫はウィシュマさんのオウンゴールに近いものです。密告すれば恨まれるに決まってるじゃないですか。
余談ですが、ウィシュマさんはBさんへの手紙には誰が警察に通報したか分からないと書きつつ、入管への仮放免申請の際は「彼氏は、私のせいで警察に捕まったと分かったようで」と書いています。
この手紙の脅迫をもってウィシュマさんは帰国できないと言っていますが、これも怪しいです。というのも、Bさんとの手紙のやり取りは10月に行われているのですが、支援者と面談した12月の時点ではまだ帰国するつもりだったからです。その時点ではBさんが障害になるとは考えておらず、在留に気持ちが傾いたためそれを利用したとしか考えられません。
家族についても不思議な点が多いです。ウィシュマさんは家族からの連絡は途絶えている、だから帰国したらお寺に行くと話していました。またBさんは逮捕の後、入管の施設に収容され、11月に仮放免を受けています。この時ウィシュマさんの母親に電話してウィシュマさんを助けてほしい、妹に自分の電話番号を伝えてほしいと話したそうです。しかしウィシュマさんの家族から連絡はなかったそうです。
一方、ウィシュマさんが亡くなった後すぐに来日していることからも、本当に家族と関係が悪かったとは考えにくいです。ただ、留学ビザが1年3ヶ月だったことは知っていたと思うのですが、2年過ぎ、3年過ぎても帰って来ないウィシュマさんについて何も思わなかったのでしょうか?ウィシュマさんが日本で滞在している間、連絡は取っていなかったのでしょうか?来日した後でウィシュマさんと知り合ったBさんは母親の連絡先を知っていたのに?何かトラブルがあったのでしょうか。よく分かりません。
入所後の病院に連れて行って欲しいという要望についてもなかなか厳しいものがあり、ある時点までは仮放免のためのアピールだったと考えざるを得ない部分があります。2月1日の看護師面談の記録に、看守にはなぜ病院に連れて行ってもらえないのかと主張する一方で、看護師には病院に行きたくないと語ったとあります。2月1日は、嘔吐を繰り返していたため共同室から単独室に移動したタイミングです。つまり、その時点での「病院に行きたい」はただのアピールだった可能性があるということです。2月中旬には自力でトイレに行けないほど歩けなくなっていので、おそらくそこまで至っていれば本当に病院に行きたいと思っていただろうと思われます。アピールなのか本気なのか、看守が見誤ったのはオオカミ少年的な事情が感じられるのです。
というわけで、入所時にオーバーステイや在留カード等の諸々でそもそも印象が悪いところに、支援者との面談で帰国の意思が覆り、病院に連れていけとアピールと始めた、というのが実態だろうと思うわけです。これで本当に具合が悪くなったタイミングを見極めてきっちり対処しろというのはなかなか負担が大きいだろうなと思うんですよね。なので、今回の議論の中で見かけた、予断をもって当たることのないよう収容所の運営は別組織にした方が良いと言う意見は、ある程度的を得ていると思ったりします。
・ウィシュマさんに「(体調不良を)アピールした方がいい」と伝えていたこと
・これまで大量に仮放免の身元保証人になっており、その20%以上で取り消しになっていること
ウィシュマさんにとって、この支援者と出会ったことは不幸だったとしか言えません。報告書を読んでも、なぜこの支援者がウィシュマさんに在留を勧めたのか、さっぱり分かりません。12月16日の面談記録に「日本で生活したいなら支援するので仮放免申請等を行ってはどうか」と助言したと残っています。出会っていなければ、ウィシュマさんは帰国できていた可能性があります。入管は帰国の準備を進めていたからです。
当時はコロナ禍対策のまっただ中で、スリランカへの航空便は全便停止していました。そこで臨時便に乗ってもらおうとしたのですが、費用の問題が立ちはだかります。運賃に加え、帰国した際は一定期間隔離されるためその宿泊費を自費で出す必要がありました。ウィシュマさんは手持ちのお金がなかったためさまざまな方法が検討されたのですが、そのさなかに支援者と出会い、帰国しないと言い出してしまったのです。
議員さんは、ウィシュマさんがハンガーストライキをして亡くなったのではないか、支援者がそれをそそのかしたのではないかと言って炎上しました。私もハンストではないと思うのですが、支援者の影響はあるだろうという見解は同じです。
私はどちらかと言うと、報告書に出てきた身体化障害(身体症状症)のたぐいではないかと思っています。体の機能には異常がないのに、悪いところがあるという本人の思い込みで本当に具合が悪くなってしまうというものです。ウィシュマさんが体調不良を言い出したのは1月の中旬で、支援者と1月20日の面談記録に「入管は体調不良者について何もしない。病院に行って体調不良を訴えないと仮放免されない。仮放免されたいのであれば、病院が嫌いでも病院に行った方がいい」「仮放免されたいので,絶対病院に行く」という内容の会話があります。これによって「病院に行かなければ」という思いが生まれ、行けない期間が長くなるにつれ焦りに変わり、強迫観念になってしまったのではないかな、と。こればっかりは想像の域を出ませんが。
入管の扱いが悪いから体調を崩したのだ、という考え方もありますが、個人的にはそちらには否定的です。8月に入所してから4ヶ月間は健康に過ごしている点と、体調を崩し始めた後の1月29日にウィシュマさんは看守、支援者のどちらにも「入管での生活は快適で、ストレスは感じていない」と話しているからです。もっとも、ウィシュマさんは病院が嫌いだったようなので、行きたくないから嘘をついた可能性も否定はできません。仮放免のために病院に行きたい、でも嫌いだから行きたくない、そういうアンビバレントな精神状態もストレスになっていたのかもしれません。もし嘘だったのであれば、嘘をつく癖が悪い方向に働いたと言うべきでしょう。いずれにせよ、精神的な問題を抱えていたのであれば、支援者の助言は影響していたと思います。
ウィシュマさんの仮放免申請は2回提出され、1回目は不許可、2回目は亡くなったため判断なしという結果でした。2回目は許可の方向性だったものの体調が著しく悪いため保留というステータスだったのでともかく、1回目が不許可だったのは半分支援者のせいです。
今回身元保証人になる予定だったS3さんという方は、2015年1月から2021年3月までの間に47件の仮放免で保証人になっています。そのうち10件で、逃亡等の理由で仮放免取り消し処分になっているのです。約21%にあたるので、同期間の全国の仮放免取り消し率(約6%)の3倍以上です。さらに保証人になった後、仮放免された当人を近隣に住まわせないという暴挙に出ています。名古屋入管の話なので多分愛知県にお住まいだと思いますが、なぜか対象者が兵庫県に住んでいるケースもあったようです。身元を保証する気があるのか疑われたのも無理ありません。また今回のケースでは特に、ウィシュマさんが在留希望に転じたのは支援者の影響なので、支援者と暮らしたらより帰国させるのが困難になるのではないかと考えていたようです。
要するに、「この人に預けると退去強制が執行できなくなる可能性がそこそこ高い」と思われていたということです。仮放免はあくまで帰国までの間収容所の外で暮らせるという制度なので、帰国しないぞと頑張られては困るわけです。
結局、ウィシュマさんは支援者の助言により仮放免を求めて帰国をやめ、支援者の負の実績により仮放免を受けられなかったわけです。ウィシュマさんが入国管理の制度についてどれだけ理解していたかは分かりませんが、仮放免を在留許可と勘違いして帰国を思いとどまってしまったのであれば、これほど不幸なことは無いと思います。ウィシュマさんは日本で働きたいと思っていたはずですが、仮放免は就労不可なので生活費の全てを支援者に頼ることになり、思っていたような生活はできないんですよね。
あと、ヒアリングの途中で調査チームへの協力を拒否した点も印象悪いです。
悪い条件が相当重なっていたこともあり、個人的には入管に対してかなり同情的なのですが、それでもこんな形でウィシュマさんが亡くなって良いはずがありません。私の思う問題点は1つだけです(そこから色々派生するんですが…)。
・歩けないほど衰弱してるなら病院に連れていけ。
そこそこ元気だった人が2週間ほどの間に歩くことすらできなくなったのを目の当たりにして、緊急性を感じないのは感覚が麻痺しています。さすがにそこは擁護できません。いくら2月19日の段階で3月4日に精神科を受診することが決まっていたからと言って、その間に寝たきりになって関節を動かすリハビリを始めるに至ったら、精神科では不十分だと分かりそうなものです。
報告の体制が徹底されていない点は調査でも指摘されていましたが、看守の自己判断で報告義務のある内容が報告されないほど規則が形骸化しているのであれば、事故を防げるはずがありません。そういう意味では、これは防げた可能性が十分にある事故です。若干繰り返しになりますが、健康管理に関しては独立チームを作って運用した方が良いのではないかと思います。
この事件をどうすれば防げたかということを考えた時、実際のところ事件は3年前から始まっており、入管は最後の最後なんですよね。入管だけを責めてどうにかなる問題ではないんです。簡単にまとめると、こんな感じでしょうか。
・入国する外国人の皆さんに、適法に滞在してもらう(不法滞在者にアメを与えない)
・支援者は収容者にやみくもに手を差し出さない(身元保証人には欠格条項を作るべきでは?)
・入管はちゃんと被収容者の健康管理をする(というよりも、緊急時の判断の訓練をする)
そのためにも、入管の対応を責めるのは良いとして、ウィシュマさんを無辜の被害者として祭り上げてはいけないと思うのです。適法に滞在している外国人の皆さんに対して失礼ですし、「日本は不法滞在者にも優しい」なんてメッセージを出してはいけないんです。不法滞在者や施設の収容者が増えれば、それに応じて動的に人員を増やせるわけではないのですから、当然事故は起きやすくなります。
ウィシュマさんは不法滞在者であった。しかしその命が入管で失われるようなことがあってはいけないのだ。この事故を繰り返さないためには、そういう論調こそが重要なのではないでしょうか。