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2017-06-29

鉄血のオルフェンズの失敗

ヤクザ映画新撰組イメージして、主人公達が成り上がり破滅して全滅する物語として監督が構想を練り脚本に依頼した所がそもそも失敗。

主人公目的は達成されるべきだし殺すべきではない、そもそも主人公達にはっきり目標を持たせず流されるように動くようにしたのも悪い。

特に主人公はサブ主人公理想思考も託しており、敵に向ける人間味や外部への興味は薄く、自らの意思で行動しないまま最終回まで来てしまった。

しかも二期はサブ主人公までその状態になってしまった。

時間ヤクザ映画ならともかく四クールの長丁場の物語でこれをやるのはいけない。

世界設定も伝わりにくかった、酷い世界なのは解るが何をどうすればいいのか悪いのか視聴者には解らなかった。

主人公達が下層過ぎて目先の生存利益を目指して進むしかなく、ヒロイン火星の目先の利益を掴む為に動くしか無かった為に、視聴者にも主人公達の目先しか見えず世界に関わる物語目的が無かった。

一期は主人公達が成り上がり成功する物語だった、最終回では監督脚本希望を持って明るく終わらせろと依頼した結果驚くほどの御都合主義になってしまったがそれでも多くのファンに歓迎され受け入れられた。

しかし二期は一期で得たものを失っていきどんどん追い詰められ最後破滅する物語だった、主人公は死にガンダムの首は切り落とされ晒し首のようにかかげられた。

監督の構想ではヒロイン達も含めて主人公サイドを全滅させ三日月を殺してエンディングが流れ、生き残ったライドノブリスに復讐をして終わる予定だったが、脚本が救いが無さすぎると抵抗した為に多くの仲間が生き残り子作りや最終回Bパートが無理矢理捩込まれた。

キャラを救うためのこの中途半端さもいけない、悲劇をやらかすならとことん突き詰めた方がまだ物語としてまとまった。

主人公補正とも言えるほどに無理矢理主人公達が滅びに向かう中で、最終回Bパートの為に急に色々な物が主人公達に都合よく働き、何ともいびつ中途半端になってしまった。

無理矢理な救いは半年かけて主人公達がひたすら破滅する拷問に堪えた視聴者を救うほどの希望でも無かった。

しかしこの救いが無ければキツすぎる物語だった。

敵に監督脚本感情移入たから二期は面白く無くなったと言う意見を見かけるが私はそうは思わない。

しろ監督の興味が主人公サイドに集中し過ぎていた為に主人公達に時間を割き丹念に描写する反面、敵の最低限必要説明を削り本編に入れられず、視聴者に愛されるように個性描写された主人公達が描写が不足している敵に無様に追い詰められ滅びていく様子を見ると言う嫌な話になってしまったのだ。

強くするべき敵キャラ間抜けヘイト引き受け役や主人公サイドの引立て役に使われ、強パイロットを作らなかった結果最強主人公を倒せるのが遠距離兵器のみになってしまモビルスーツ戦も盛り上がらなかった。

脚本は確かに敵に愛着を持ったが、それは主人公の成長と変化を許さな監督三日月へのこだわりの為に主人公を動かせず、監督ノーマークなので好きに動かせて成長させられるガエリオ面白くなった為だ。

ガエリオ活躍シーンはヒロイック面白かった、監督の書きたかった変化せず感情もあまり表にださない強い主人公骨太興亡物語と、脚本の書きたかったドラマチックな物語の食い違いを感じる。

結果他と関係を持とうとしない主人公からドラマの中心が動いてしまった。

しかガエリオに尺はあまり割かれず視聴者説明をされなかった為によくわからないキャラになってしまった、普通に見てたら何で最終回で急に車椅子に乗っているのか解らない、監督インタビューで漏らすまで一期最終回時点で半身不随だった事すら解らなかった。

一期で一番面白くなかったのはドルコロニー辺りだと思うが、監督脚本が殺したかった主人公サイドキャラを殺させて貰えなかったと言っていて納得した、そのために中弛みしたのかと。

脚本が気に入った為に初期に殺す予定だったアインが一期のラスボスになり、初期に死ぬ予定だったガエリオユージン最後まで生き延び、最後鉄華団は生き延びた。

バンダイドラマを削りモビルスーツ戦を増やすように口を出した。

そのようなライブ感覚物語作りと、監督が譲らなかった滅びの物語の骨格の食い合わせが悪かった。

やるなら短編もっと根底が動かない骨太物語としてやるべきだった。

2017-06-27

人間ドラマを排する方針をとったシンゴジラ脚本クレジット庵野総監督だし

ナディアでは元のベテラン脚本家(ハイジなどを担当、なおハイジでも高畑にかなり変更されていると思われる)の脚本を相当総監督が変えて庵野テイスト出している

アニメ製作では脚本設計図ひとつとして主に考えられていて監督演出脚本家が協力して決めていくことが多い

庵野監督脚本協力のスタッフを常に求めていたりしてとにかく集団で作っているか脚本評価って一人に還元できないようなスタイルなんだよ。

押井監督みたいに俺様テイストが究極までいくと売れなくなりスタッフが集まらなくなる

海監督みたいに脚本演出握って後は超一流アニメーター(作画監督安藤雅司さんなど)集めて成功したのはすごい

監督の才能というのは一つは優れたスタッフを引き寄せるということではないだろうか

2017-06-26

アニメでは演出脚本を変更することもよくあるし

脚本自体が決定稿までは監督演出(絵コンテ)と相談して決めるって読んだことある

https://anond.hatelabo.jp/20170626231305

そこまで必死なら別にいいよ

自分はCLAMP7人の頃のほうが好きだったし、大川脚本は大げさというか、

正解だけを追い求めて余裕がない感じ

他人に対して否定的というのかな

そういったサイトとか昔はいっぱいあったけどもう今は見られないか

さくらがメインの人は否定的意見を見たことがないのかもしれないな

BLOOD-Cとかレイアースも見てるけど脚本家としての大川七瀬うまいとは言えない

アニメFA:Gを見た

以下個人的感想です。

■よかったところ

キャラクターがどいつもこいつも可愛い

OPEDもよい 映像も曲も明るくて見ててワクワクする

声優新人多いのにとても魅力的、良い意味での変な声が多い 特にバーゼとフレズはいい逸材だな!

2Dパートとき作画が素晴らしい 中盤以降のOPとか圧巻の一言

・夢落ち回と温泉回がもう可愛いしかない 個人的にはアキ子の温泉でのぐるぐるお目目がとても好き

■わるかったところ

・とにかく話が雑 テーマが全く分からない 成長?日常戦闘友情? シリアスにしたいの?日常にしたいの?

・メインキャラ増やし過ぎ メインが多すぎて一人一人のキャラクター掘り下げが少なかった ごーらいスチ子バーゼとあお以外はゲストキャラでよかった…

戦闘が雑 vsスチ子戦以外は「バーン!」「ドーン!」「グワー!」で終わり あとあのHPケージ意味を成してない 最終回とかテンプレート祭りだった

マテリア姉妹の序盤が最悪 後半は普通にドSだけどほんのり優しいって感じで可愛かったけど、前半はただただ不快悪口姉妹だった

3Dが浮いてる 作画パートCGパートで違いすぎて浮く わるいくないCGなんだけどね…

総評としては、素材は素晴らしいものだらけなのに脚本で割りを食った感じでした

戦闘ものにしたいならがっつり戦闘とかシリアスパート入れてほしいし、そうじゃないならほぼ全部ギャグ日パートでよかった

レズベルグが金髪ツインテになったのは賛否両論ですが

わたしはとてもいいと思う。

2017-06-25

https://anond.hatelabo.jp/20170625095717

脚本家「え?これだけのネタで1クール分の脚本を書かないとあかんの?

それ、無理やわ。絶対、無理。ムーリー

監督「そこをどーにか、お願いできませんかねー。オリキャラ作って良いんで。」

カードキャプターさくら」という作品の本当に凄いところ



他にもいろいろあるんだろうけどとりあえず武蔵丸悲劇以外で思いつくのはこの辺です。

2017-06-21

アニメグラブル

ゲームは一切やっておらず、アニメだけをみた人だが、

アニメ版グラブルは丁寧に作られている…。

作画崩壊することはなく、どの回も絵が綺麗。

声優の演技も、ベテランを多数起用しているだけあって、下手ではない。

脚本も、起承転結のお手本を地でゆくような展開で、次の回に含みを持たせつつ、きちんとまとめている。


なのに、一話も繰り返し観てみたいと思えない。

2017-06-18

海外では絶対受けないと思ってたんだけど

夜明けを告げるルーのうた。これはもう発表された段階で海外視野は見えていた。

多分日本では厳しいが、きっと海外とくにヨーロッパ圏では受けるだろうなと。ただし脚本に一抹の不安はあったが杞憂だったようだ。

エイプリルフール公式利用されたうえにちょっと滑ってしまったルー大柴も喜んでいるだろう。

ただしやはり日本での評価は厳しくなると思う。どんな世界映画でも国内国外評価は分かれるものだ。その国の気質があるのだから邦画に限ったことではない。

結果的湯浅監督次回作が見られる(しか予算あがる)ということだけで嬉しいものがある。

驚いたのが「この世界の片隅に」で、エンタメ色はあるといえばあると思うが無いと言えば無いし、日本の歴史にある程度精通してないと理解できない部分も多い。

今回の公式上映中も「盛り上がるクライマックスはどこ?」という質問監督に飛んでいた。(国内外アニメファンがその質問同意したり失笑していたが、エンドロールだと監督は答えていた)

あとWW2の日本映画というのも不利だ。

例えば「火垂るの墓」なんかは国外アニメファンジブリブランドも手伝って多くの人が見ているらしいのだが

海外評価されたかというと、時代もあるが一部の無名賞でしか評価されていない。

出来が気に入らなかったのか、といえば多分違っており、昨今では見ておくべきアニメ映画の一つとして海外に広がっている。

これはなにを意味するかというと「賞を与えるべきでは無い」という心理があるからだ。

実際「この世界の片隅に」もアジアからの反応は複雑なものが時折見受けられている。どこまで理解しているのかは謎だが、のんさん効果映画祭りには呼ばれているようだ(のんさんアジア人気あるわ)

が、しかし今回のアヌシーでは発表前の予想段階からレビューサイトの点数を見ても有力候補だった。(ゴッホアニメとの競合。多分ルーは観客賞の雰囲気だったが、これはサプライズ

次点という扱いだが審査員賞というと百日紅もとっているので、国外に出ると知識を持ったちょっとインテリ向けなのは否定しないし

オープニング作品にも選ばれていたので、審査員に本作激押しの人が居たのかもしれないと睨んでいるのだが

個人的サプライズだった。日本的であり日本人が好んだストーリー極右極左は嫌ってたの笑ったが)であまりにも日本人が辛いだけの映画

外国人に届く。というのは、作品構成だったり熱意だったり出来だったりが良かったのは間違いないし

火垂るの墓以降20数年経って、「日本」の印象が少し変わっているというのも分かる。

アニメだけではなく、実写も舞台も本も漫画も、この先きっともっと自由に作って海外の人に届く日が来るのかもしれない。

この世界の片隅にはこのあとそのままLA映画祭に行くようだけど(監督スケジュールめちゃくちゃ大変だな?)

断言しよう。ギブミーチョコレート批判があるから受賞しない!

2017-06-15

10年前のサレ妻が、うっかり「昼顔」観てしまった話

(多少のネタバレ含みます。)

不倫の話だと分かっていて観に行ったんだから、正確にはうっかりではないんだけれど。

ドラマの「昼顔」は大体観ていて、40代なりにキュンキュンはしていた。

それでついつい友人と映画昼顔」を観に行ってしまった。やめときゃよかったのに。

冒頭の甲とか乙とか出てくる合意書だかなんだか。

あれを見た瞬間、よみがえる古い記憶

あいうの、私も持ってる。

確かに書いてある、如何なる接触もしない…みたいな文言が書いてある。

映画観ながら、いろんなことを思い出す。


「一緒に蛍を見ていただけです。」

主人公のこの一言で、私は頭にカーッと血が上ってしまった。

ここからは完全に妻側の目線からしかストーリーが入ってこない。

困った、困った、事前に涙ポイントがいっぱいあるって聞いていたのに、私は全然泣けない。

それどころか、不倫している二人がどんどん軽薄に見えてくる。

頭の中お花畑な二人が本当に憎たらしくなってしまう。

クライマックスでは完全に妻のほうに感情移入してる私。

もうね、ただツライ。

気持ちが分かりすぎる、ツライ。

そして衝撃的な結末といわれるシーン。


から何?としか思えない私。

その後の主人公言動に、ただただしらけるばかり。

最後線路のシーンも私には理解できないし。

それよりその時私が考えていたのは、「映画終わったらどうしよう。」ということ。

だって隣で友人は泣いてるし。

何を話せばいいんだ?

友人は最初から主人公目線、私は妻目線

どうすりゃいいのさ…

結局映画終わった後、話を合わせるしかなくてしんどかった。

多分びみょーな空気、漂ってたと思うけど。

この映画脚本書いた人が、「不倫された側の痛みも描く」と言っていたけど、これはきちんとなされていたと思う。

ボートのシーンで、オーナーが「サレた側の想い」を代弁してくれた気がする。

言いたいこと言ってくれて、スカッとした。

不倫の何がいけないって、10年経ってもサレた側には心の傷が残るってこと。

そのせいで、せっかくお金払ったのに、映画全然面白くない。(笑)

不倫の話を聞いたって、なんとも思わないくらい心は回復していると思い込んでいたのに、ダメだったじゃないか

どんなに綺麗な女優さんが演じても不倫不倫、薄汚いものは薄汚い。

こんなお話で世の主婦が涙を流しているってのが気持ち悪いだなんて、誰にも言えない

私が元サレ妻だってバレちゃうじゃんか。

2017-06-14

小太刀右京とか三輪清宗みたいな奴見てるとイライラする

TRPG業界出身なのに素知らぬ顔で普通作家面してる奴らな。

こいつらみたいな奴が、アニメ脚本に逃げたりしてるからTRPG業界クトゥルフばっかり繁栄して他は衰退の一途をたどるばかりじゃないか

TRPG自分を育ててくれたわけだから業界に恩義を感じてるならもっとTRPGを作れよ!

全く、作家というのは恩知らずなもんだな……

https://anond.hatelabo.jp/20170613205612

 

というネタだったら、どれだけ分かる人がいるのだろうか……

2017-06-13

おじいちゃんはデブゴン ☆☆

ネタバレ

テツandトモテツみたいな人が出て来るけど多分別人だよ

映画としてはどうだったの?

痴呆症になりかけてるサモハンおじいちゃんが仲良くなったロリ少女のために体を張るお話

監督脚本主演がサモハンということで、みんな危惧する通りの「北野映画」「水野晴郎映画」みたいな主演が一番大根役者作品のものになってる。

設定上主人公のディンおじいちゃんは痴呆症なので、併せて鬱病を併発してるらしく感情の起伏が余りない。

アクションシーンですら仏頂面。叫んだり自分からいかかったりする事すらない。

しかも、サモハンおじいちゃんはもう西田敏行並の運動能力しかないらしく、アクションは基本棒立ちで攻撃を裁くのみ。

ぶっちゃけ……

アウトレイジからバイオレンスを半分くらいにすれば大体この作品になる。

但しサモハンおじいちゃんは良心が有るらしいので、女子供には優しいぞ。(半分以上ネタバレ)

評価

パンツが見えなかったので星二つです。

チュンファちゃんかわいい(小並感)

2017-06-12

http://anond.hatelabo.jp/20170612113219

脚本絵コンテがすべてやと思うね。

この二つを抜きに、作画技法がどんなに進化しても、面白いアニメは生まれない。

2017-06-11

日常系って物語じゃないよね

かわいい女の子を眺めるだけ。それはそれで需要があるのはわかるけど、物語とは言えないよね。

物語主人公目的が、目的を達成する過程における成長が、葛藤が、目的を妨げる敵対者が、盛り上がる展開が、謎が、対立がある。

日常系にはそれらが、全部とは言わないが存在しない。登場人物日常を切り取っただけ。

下手な脚本を見せられるよりは女の子達の日常を眺めてた方が遥かにマシだと思うよ。でもそれが"物語"だとは思わない。

2017-06-08

http://anond.hatelabo.jp/20170607184544

俳優CM契約の縛りでイメージを壊すような演技ができない、②脚本にかける金がない、③映画と違って時系列で撮っていかいか感情が込めにくい。

などなどクソみたいな制約の中作っているので、増田の言うような事態に陥りやすい。

2017-06-05

バイオハザード ヴェンデッタ ☆☆

ネタバレ

愛する人を殺された復讐テロ起こすっていう相棒シナリオそのまんま。

脚本がどっかでカットされたのか、黒幕が「ワクチン効かへんかったやろ?」ってワクチン打って助かってる本人に言ってて若干不整合があったような。

映像はどうなの

良くも悪くも最近流行りの物理レンダリング「ではない」ようで、多分レンダリング品質自体は同じくフルCG映画キングスグレイブFFと同じ程度。

PS4より確実に品質は良いけどディズニーとかのと比べると圧倒的に劣る。そんなレベル

アクションはどうなの

残念ながらミラ・ジョボビッチはいないので、と言いたいところだけれどこの作品にはレオン・S・ケネディ君がいる。

在りし日の中二病っぽい彼が彼のままガン=カタライクなアクションを繰り広げるぞ。

多分この映像見てアメリカ人は「まーたジャパニーズスタイリッシュアクションかよ」と思うことだろう。

どうせジャパニーズスタイル映画にするなら、ジャパニーズシスターコンプレックスの塊が産み出したクレア・レッドフィールドちゃんを出すべきだったんじゃないか? いやマジで

評価

パンツが見えないので星二つです。

……あのさあ。ゾンビなんだから服が破けてたり下穿いてなかったりしても良いじゃん? なんで律儀にみんなズボン履いたまんまなのさ。

http://anond.hatelabo.jp/20170605142306

寄生獣、2014~2015年にかけて2回映画化もされてまして

脚本古沢良太リーガルハイ脚本家、今もっと売れっ子)やってまして

主演が染谷将太だったんですよね。

むちゃくちゃ若い人知ってます

2017-06-02

カードキャプターさくら」というコンテンツに生まれ認識齟齬

CCさくら。別名人ブレイカーと呼ばれている作品だ。すべての元凶とも言う。

今、本作を知らない人がこの作品名をぐぐって画像を見て、ネットにあふれた反応を収集すると多分「日常系萌えアニメなのだろう」と思うだろう。

そして大きなお友達(つまり男)から支持された作品だと認識することができる。

そもそも実際はちょっと変な日常というか、だいぶ変な日常、つまり日常系ではないだろうか。

(始まりがあれば終わりがあったストーリー構成日常系と呼んでいいのか定義がよく分からないのだが)

日常系萌えアニメの先駆け、と言われても、CCさくらの前枠でやっていた「あずきちゃん」が完璧日常系萌えアニメすぎてしっくりこなかったりもする。

しか最近行われたNHKアニメランキングで、女性票の方が男性票を大幅に上回っていたことが分かった。20代女性が圧倒的だったようだ。

この事実について驚きの声がネット散見された。

このランキングの精度に関しては疑問もあるが、CCさくらを当時見ていたもの、そして新作を楽しみにしているものとしては「当たり前」だと考える。

今年はじめ、さくら劇場版1のリバイバル上映があった。例としてそのとき増田さんを見つけたので載せてみよう。

CCさくら萌え豚アニメだと言ったやつ出てこい

http://anond.hatelabo.jp/20170121154606

そもそもこの原作は超有名少女様向け雑誌なかよし」に連載されていたものだ。皆様おなじみの軍団CLAMP先生が作者である

CLAMPはこの雑誌CCさくら前に『魔法騎士レイアース』を連載し、アニメ化、大ヒットをとばしている。

当時のなかよしには有名作品も多く、「りぼん」などと並び少女バイブルであった。

連載当時のなかよしを見れば、表紙にさくら付録さくらで勿論大人気だったことがうかがえる。

実はCCさくらアニメにもその色は濃く出ており、衣装紹介コーナーはオタ向けと言われたが、基本的には子供に話しかけるケロちゃん(どう見てもQB元ネタである)が司会を担当していた。

アニメ前にお便り紹介をするコーナーがあった。

そこには今でいう絵師みたいな絵はほとんどなく、少女様が一生懸命描かれた絵ハガキで溢れていたりした。

その少女様たちが成長され、元少女様は20代くらい。NHK調査合致する。

今でもイベントを開催すれば20代女性ファンが大半になるし、展開するグッズも元少女様に合わせたグッズ(服や鞄、アクセサリーコスメ)が他のアニメと比べてもかなり多い。

ネットでは無く、ネットの外に出ればこんな状態であり、この状態CCさくら新作にまで持ち上げたとみていいだろう。

何故ネットリアルはここまで認識が離れてしまったのであろう。

CCさくら映画1を先日NHKBSで放送した際、アニメ解説として招かれたゲストネット意見、「大きなお友達に支持された」ことを言っていた。しか監督リアルを知っているため、当時の少女に支持されていたと認識していたようだ。

確かに大きなお友達にも支持されたし、少女にも支持されたのは間違いない。ただ、多分大きなお友達が思う以上に少女に支持されていたのだ。

当時はPCこそあるが、子供自由SNS2ちゃん接続する時代では無かったし少女たちの反応は見えなかった。

過去に別の番組で、ネット側のオタク代表評論家CCさくら大きなお友達のためのアニメのように話していたことがある。

確かにCCさくらが昨今の萌えアニメに与えた影響ははかりしれない。知世風に言えばさくらちゃんは本当に可愛いんですもの

大きなお友達自分たち作品だと思っていた間に、大きくなったお友達の方が数を上回っていた。

まりだ。批判する気はないのだが、大きなお友達ノイジー・マイノリティであり、サイレント・マジョリティ存在認識できなかったということだ。

そしてサイレント・マジョリティ発言権を持つようになった今、CCさくらファン界隈を覗くと、ちょっとした混乱が起きている。

まずCCさくら板。

さくらちゃんハァアァ」「ロリ最高」という書き込み気持ち悪がる人が増えており、衝突が見られる。(まともな反応である。)

ニコニコ動画さくら動画

変態コメ純粋コメが混じりあいカオス

ツイッター

話題は見受けられるが、大きなお友達元少女様たちの間にはかなり壁があるように感じる。男性だと思われるアカウント女性だと思われるアカウントが仲良くさくらを語る光景など滅多に見られないだろう。

CCさくら新編の影響でネットさくら話題が増え始めた今、そういった意味でもちょっと目が離せないコンテンツになっている。

新作アニメスタッフキャストが追加発表されたが、脚本大川七瀬はもちろん、完全に当時のスタッフNHK様が力を入れて作るようだ。

そしてCCさくらには未だにサイレント・マジョリティ存在する。それは現在の「なかよし」を読んでいる少女たちだ。

実はCCさくら現在なかよし人気投票看板漫画を即抜いて1位を獲得した。オタク必死投票したのかな、とか思ったがお便りコーナーなどを見ると新たな読者層を開拓しているとみて間違いないだろう。可愛らしいデザイン世界観は、時代を越えて少女の心を掴む何かを持っているのだ。

混沌するファン界隈。さあ、どうなっていくのだろうか。必見だ。

http://anond.hatelabo.jp/20170602104022

ひなこのーとって顔出し前提なの?

アニメしか見てないか声優イメージつかなかったんだけど。

バンドリは、別に顔出し前提で作ったから失敗したんじゃないでしょ。

顔出し一切無しでも、あの脚本では人気出なかったと思うよ。

2017-05-26

月がきれい

2017年春期アニメも折り返しを迎えました。今期は話数の関係で途中総集編の入るアニメがちらほらあり、月がきれいもその一つでした。

今日は、私が今期楽しんでいるアニメの内TOP3に入るこの作品について紹介したいと思います

紹介といっても7話までのネタバレが入るので未視聴の方は諦めてください。

月がきれいとは

月がきれい原作のないオリジナルアニメで、ジャンル中学生主人公とした恋愛ものです。

現実世界と全く変わらない世界観の中で、特別能力も人脈も持たないごく普通登場人物達の物語がそれでも特別であるのは、このジャンルの強みと言えるかもしれません。

作品を2語で表すなら古くて新しいということになります

物語の筋それ自体はこれまで連綿と語られてきた恋愛物語とくらべて大きく捻りがあるわけではありません。

主人公である安曇水野中学最後の1年間を同じクラスで過ごすことになり些細な出来事を重ねお互いの関係を深めていく、普遍的物語であると言えます

では新しい要素とはなんでしょうか、そうLINEです。

LINEが使われている

作中においてLINE現実世界と同様に事実上生活インフラとして登場人物達に活用されており、これは物語演出上も大きな役割を担っています

1話水野安曇LINEIDを渡し二人のやり取りが始まります。これには同じ体育祭の用具係であるという口実があり、作中の基準においても極めて自然な行動です。

そして二人の距離体育祭での出来事を重ねて近づいていきますが、体育祭が終わると校内での接点がなくなってしまます。この間二人を繋いでいたのはやはりLINEでした。

この物語において二人の関係性を進展させるポイントは対面時のアクションにありますが、それが可能なだけの関係性をLINEで醸成していくというのが基本的構造になっています

LINEではなくメールでも同じではないかという考えもあろうかと思いますしかし画面上また演出上においてもLINEの特徴が生かされているのが本作品です。

主にはその即時性と一覧性です。2話のラストから3話にかけて、二人のLINEでのやりとりが一つの画面内でポンポンという通知音とともに小気味よく重ねられていきます

各話のEDでは、ある二人のLINEでのやりとりが描写され、視聴者はそのスマホの画面だけを見て物語を読み取ることができます

文章の内容だけでなく時間と頻度を一覧できることから会話のログであるかのような情報量があり、それでいて実際の会話とは一線を画しています

安曇は3話で「LINEでなら(水野と)話せるのに」と一人こぼしますし、4話で水野安曇に「もっと喋りたい」と答えます

7話で千夏は宮本佐藤の前で改めて涙しますが、その後水野へ送ったスタンプの絵柄は愛らしく、実際の感情とのギャップ表現されています

また、4話では安曇からLINEに対する水野の返信に既読がつかないことからトラブル予兆水野に与えられています

虚構性が希薄

先に挙げたような、今我々が用いているツールに関連する描写物語現実感を与え、視聴者キャラクターの心情に寄り添うことをとても容易にしています

恋愛物語を描くにあたってLINE排除、あるいはメールと同様に扱うことはまったく難しくなく、実際にそういった作品も多々あろうかと思います

しかし本作品においては真逆方針を取り、それが結果として現実に極めて近いリアリティラインを構築しています。これはあるいは順序が逆かもしれませんが。

物語は、主人公が変に優柔不断でウジウジしてみたり強い力によるすれ違いが起きたりといった都合的な動力によらず進んでおり、視聴後は爽やかな気分になります

まとめ

キャラデザ美術音楽・演技(プレスコです)・脚本といった各要素が同じ方向を向き有機的に絡み合って本作品構成しており、LINEもその一要素であるという話でした。

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