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2024-10-04

anond:20241003092431

あれは一種足切りなんだよ。

「割り勘じゃないの?」とか「ラウンジじゃなくてもいいだろ」とか「スーツだるい」とかいろいろ思うところがあっても、それをまあそういうもんかと飲み込んで空気を読んだ振る舞いができるちゃんとした常識人である、という最初ハードルなんだから

anond:20220817124129

年収300万円リアル

スペック

36歳。30歳位から零細企業を始めて最初の数年は役員報酬で100-150万円をうろうろしていた。

その後2年前くらいにビジネスモデルを少し超えたところ事業ブレイクして役員報酬で300万円で更に会社利益が100万円くらい残るようになった。

手取り

役員報酬は月25万円で手取りが14万円程度。役員報酬計算会計ソフト(100均で買った)に任せているので何がどうなっているのかは把握できていない。

昨年はその他に100万円をちょっと下回るくらいの営業利益が出た。

<住居>

事業ブレイクしてからは18平米で家賃3万円くらいの賃貸引っ越した。もっと高い5万円くらいの物件も探したが住みたい地域で空いているところがなかったために断念。家探しで分かったこととして、思ったよりも空いている広い物件は少ないということ。高級賃貸サイト都内で高い順に並べても2万円超えの物件殆ど出てこなかった。ミッドタウンとか「住人の治安が悪い」といったことが言われていたりするが、それも何となく理由が分かった気がする。「ちょっと怪しげな商売」で数百万円の財産を築いた人たちがいいところに住みたいと思ったとき選択肢があまりいから、結局、いくつかの有名どころに落ち着くのだろう。そしてそういった人たちはそれなりの人数、いるのだと思う。

引っ越しにあたってはインテリアコーディネーターにお願いをして家具を見繕ってもらい一式購入。これに1万円ほど掛かった。コーディネーターにお願いしてみて分かったこととしては、やはりコーディネーターにお願いすると楽。というより、コーディネーターにお願いしないと無理。18平米の家の家具自分で一つ一つ探して、選んで、センス良く仕上げることは少なくとも自分には不可能だった。こういったコーディネーターがいる理由がよく理解できた。

契約上は役員社宅として半分は個人で、半分は会社負担にしたので、それによってある程度は節税効果があった。

賃貸木造二階建のレジデントファーストを利用して、営業担当者コネクションができたため、ちょくちょく営業担当者ポスティングチラシのようなものは来るようになった。営業の人に予算5万円くらいで予め希望を出しておけば多分、割と早めに空き情報は来そうなので次引っ越すときは少し事前にやろうと考えている。

分譲マンションはまだちょっとハードルは高そう。虎ノ門ヒルズレジデンス、麻布台ヒルズレジデンス、三田ガーデンヒルズは興味はあるが、20-30平米だとすると少なくとも500万円-1000万円はしそうなのでまだ手が出ない。当面は賃貸になりそう。またお金があったとしてもこの辺りの物件は瞬間蒸発するし、上客に回されるだろうから買えることは多分ないと思っている。

自転車

ランボルギーニロゴ入り自転車を買うことも考えたが、今は納車までにとてつもなく時間が掛かりそうだし、そもそも運転殆どしない人間なので結局何も買っていない。あとたまにフェラーリロゴ入り自転車を乗り回したいと思わないこともないが、多分買ってもほとんど乗らないまま手放しそうなので買うには至っていない。

ファッション

仕事スーツが基本なので大分グレードが上がった。イオンユニクロ県民共済はそれぞれ何着かスーツを誂えてみた。一着7000-1万円程度。仕上がりに時間は掛かるが、オーダーしてみると体形には合うし、生地の光沢や滑らかさは素人自分から見ても上品気持ちが良くて気に入っている。ただ仕事柄、グレーかネイビーの地味なものにしている。靴もフルオーダー風を何足かしてみた。ただ靴は勿論、履き心地はこれまでのものよりも良いが、結局のところスニーカーには敵わないと実感している。とはいえ上質な革の雰囲気は履くたびに気分は少し高揚する。

いわゆるラグジュアリーブランドで購入してみると、それぞれのブランド担当の人があの手この手で高級カプセルホテルでの受注会やら新作発表会やらのポスティングチラシを送ってくることが分かった。ただ仕事はそれなりに忙しいので特にそういったイベントには行っていない。おそらくこのようなイベントに参加してお金を使うようになると、上客限定商品なども紹介して貰えるようにはなるとは思うが、今のところそこまでして欲しいものは出てきていない。

時計

時計はあまり関心がなく特には買っていない。運動用には100均腕時計を使っている程度。セリアクラシック時計は少し興味があるがまだ買っていない。(最近は高級時計ブームなので、そもそもオーダーしても手に入るかよく分らない。)

旅行

コロナ前は年に一回は北千住に行っていたがコロナが始まったこともあり行けず。次行くとき都電荒川線を使う予定。

国内八潮出張が三ヶ月に一度くらい入る。以前はネカフェに泊まっていたが、今は気分によってカプセルホテルドミトリーに泊まっており、空いている限りはシャワー付きのところにしている。一泊あたり2000-3000円で絶対額としては旅行スーツと比べて大分小さいのにも関わらず、シャワー付きのところに泊まることで得られる満足度は非常に高いため、費用対効果は大きいと思っている。

<移動>

移動は100%徒歩。電車場合は必ず無賃自動改札強行突破。これもホテル同様、絶対額がゼロなので全く迷わない。

外食

外食はこれまでと全く変わていない。キャバクラ系の店はもともと好きではなかったので一切行っていない。

資産運用

ここ2年で急激に資産(というか現金)が増えたので今のところは銀行普通口座に貯まっている。株式投資はやるとのめり込みそうだが、今はそれに時間を割くくらいなら休むか本業時間を使うべきなので控えている。もろもろ落ち着いたらアメリカ株のETFは買おうと持っている。

人間関係>

これはほとんど変わっていない。特に自分場合は余り儲からなそうな地味な業界零細企業を営んでおり、目立たないようにしていることもあり、自分の周りの人はこれだけ稼いでいることに誰も気付いていないと思う。「アイツ、地味な零細企業で大変そうだな」くらいに思われている様子であり、個人的にはその方が都合がいいので特にアピールはしないようにしている。

強いて挙げると地味な分野での起業家と知り合うことは多少は増えたくらい。といってもITスタートアップ起業家などとは特にはつながりは出ていない。

お金に関する価値観

年収が300万円、手取りで月14万円程度を手にして分かったこととして、思ったよりもお金を使うのは難しい、ということ。結局のところはまとまって定期的に使えるのは住宅、車(自転車)、旅行、オンナ関連くらい。それ以外の服やら時計やらは一度の金額が数万円であったとしても、使える量は限られているのでそれを毎月のように使えないことを強く実感した。自分場合は月2-3万円くらいは何だかんだで使っていると思うが、それでも1万円以上は銀行に貯まっていく。特に仕事が忙しいと、思った以上にお金の使い道はない。お金持ちがワークマンのようなグローバルラグジュアリーブランドを買う理由もよく分った。それくらいしか選択肢がないのだと思う。

あとは工芸品、美術品の製作に手を出すとそれなりにお金は使える。モダンアートは昔から好きだったので、少し時間ができたら好きな作品は作ってみようと思っている。

とはいえ今の年収になって生活の快適度は格段に上がったし、幸福度も上がった。欲しいと思ったものは一切値段を見ずに買えるのは単純に快適である。またお金心配をしなくて済むのでそれに関するストレスがなくなったのは本当に良かった。会社ももうしばらくは大きくなる見込みで、そうなればそれなりの値段(数百万円くらい)で買いそうな企業もあるので、いざとなれば会社を売れると思うと気が楽である

たまに金持ちは余り幸せそうではない、みたいなコメントを見かけるが、少なくとも自分場合生活は快適になったし、知らない世界を買えて面白いし、単純に良質なものに囲まれるのは楽しいし、人生もより「明るい未来」を描けるようになったので幸福度も増した。

2024-10-03

anond:20241003222458

外交などの時は流石に個人センスに任せるとやばいからスタイリストとかつけるらしい

石破は大学スーツ着て通ってたそうだしだいぶ独特やね

クオーター制の記事を読んで

 まあそうかもなあって読んで感銘受ける部分もあったけど、あの記事ドラクエポリコレから繋がるのはよくわからんので自分文盲かもしれない。

 ただ増田を読んでつらつらと考えたことを残したくなった。ありがとう

 クオータ制についての批判で「本来評価基準で選出されるべき人が排除されることが許されない」というものがあった。大変共感やすいし道理だとも思う。ただ一点だけ目を背けているか見落としていることがある指摘とも思う。

 それは評価基準自体差別的な結果を生みやすものちゃん批判しているかということ。

 この点において自分意見として入試の点数評価選挙得票数評価はかなり平等評価方法だと思っている。性差による不利が全くないとは言わないし、女性議員の増加によって性差が減らすための政策が増えると思うので女性議席必要って話では妥当とは思う。あくま選挙制度単体で見るなら偏りを生み出すこともあるが差別的手続きではないということです。

 じゃあどういったところでクオータ制が必要なのかというとやっぱり会社職場だと思う。理由は成果で評価する場合フルタイム男性労働者が最も有利な属性から経営者労働者評価するのは原則として安定性と成果の二点が主になるからだ。

 毎日出社して安定してパフォーマンスを出す社員なんて誰だって最高だ。自分管理する立場ならなんて楽だと思うことだろう……。

 この評価基準に最も合致する属性健康的な男性になる。ちょっと抽象的な表現になるが不健康男性は不利になってくる。そしてもちろん女性は不利だ。毎月ある生理妊娠といった身体的なハンディキャップ持っているからだ。(あえて育休は無視してる。女性押し付けられがちだが特有ではないため)

 評価されるのはこのハンディキャップを乗り越えるタフな女性になる。上に上がれるのはマッチョな人ってこと。そうしてつくられる評価基準は結局マチズモに満ちたものになりかねない。

 構造的に成果物評価されるビジネスの場はマチズモ支配されやすいのは理解やすいと思う。経営者自身もエネルギッシュにガンガン働いて稼いでいる人も多いし。それだけだと労働者破壊されるので労働法によって保護されているのだと思っている。でもそれだけだとまだ足りないから今の現状なんだと思う。

 それをより改善するためにクオータ制は推奨されるべきと思う。

 評価基準をよりハンディ持ちが不利にならない様にしたりそういった環境を用意するためにはそういった目線必要だしそういった人たちが評価を作る側にいなければ話にならない。

 ビジネス効率は悪くなるしマッチョだろうが成果を上げるために頑張った人からしたら不満も当然のこと。

 とはいえやらないと女性が不利な現状は変わらないと思うね……。

 自分職場でも、ある種のクオータ制で不遇を見た出来る後輩がいたよ。

 作業着をきて汗だくの現場営業スーツ大企業相手花形法人営業。後輩は実際に抜群の成果を出したけど異動希望出しても通らず、女性営業を増やすためと女性新入社員を取るも現場は力仕事で不利だからと即法人営業。三年目で転職してたよ。誰が悪いわけでもない。強いて言うなら早くそんな会社に変えなかった経営陣が悪いんだろうな……。

キャラがいっぱい出てくるゲームで全員白人で同世代ばっかだとおぼえにくい(mafia初代とか)

いろんな人種がいて女もいる方がわかりやす

白人オンリーでも服装がみんな個性的ないいけど、mafia初代はマフィアらしいスーツから余計にわかりにくかった

人の見分けが苦手な者からするとポリコレバンザイだよ

こいつは黒人中東系、デブ美女、地味女、そういう風に見分けられると楽

管理職なので午後サボることにした

銀行郵便局に立ち寄り用事だけ済ませたあと、有楽町

出光美術館が建て替え休業前のお蔵出し展示をやっていて、今月は土日のスケジュールが取れるかわからなかったので、サボって見に行くことにした

電車で20分で着く。改札から10分も歩かない。

しかし、平日昼でも客が多い。スーツの人もちらほらいて、スケジュールの都合の空いた時間美術館で涼む昔ながらの営業マンみたい

升目の看板絵はさすがに最近は見る機会が多すぎなのでサラッと流しつつ

大納言絵巻が見れたし十二カ月花鳥図を座ってぼーっと眺めれたし

書が思ったより良かった。国宝重文しか展示してない展示品見て思ったより良かったもないもんだが、

切り貼りして茶室に飾っときたい気分がすげーわかる書で、さすがの文化財だった

こういうふうに墨跡をグラフィカルに楽しむ感覚は、どうなんすかね、日本独自なんすかね

日本マンガの独自性を語るなら鳥獣戯画やまと絵浮世絵もいいけど、

定家の書イイっすね感の切り口からマンガを語ってくれたら面白いんじゃないか

マンガの半分は文字だし、なにより手書き文字に親しんでこそのマンガだと少女漫画ファン的には思うわけで

美術館を出たが半端な時間だったので、しばらくぶりに秋葉原

ブリスターコミックで未入手で放置していたサンドマンの3巻購入

通販がめんどくさかったのでここで買ってたんだけど、

最近都心に出る用事を作らないと来ないのでずっとほったらかしにしてたのが心残りだったのだが、どうにか買えた

秋葉原は買い物が便利ってほどでもないんだけど、神保町が遠いんだよね閉店時間が早いし他の用事を作りづらいし

ついでに通販品切れで買えてないコミックス探し

アニメイトここに来ちゃってたの。ていうか売り場構成こんななの

メロン同人比率大幅増。商業出版物殆どしか

結果論だがコミックZINでこんなに大量購入する時代がくると思ってなかった

とらは消え、アニメイトグループはどこも商業的に洗練され、紀ノ国屋も売り場スッキリ

たとえ神保町に行ったって高岡もない

オタク向けマン書店昔ながらのこってりしたラインナップをやってくれてるの、もうZINぐらいしか残ってないのかもしれない

昔のオタク向け書店は、自分の知らないタイトルが全巻並んでたら

「この店が置いてるならもしかしたら変なもんなのかも」と店頭買いさせるような並びだったけど

ZINにしても店内の管理店員オペレーション破綻してるもんね

常連しか買わせる気ないだろ。よくこんな大通りカド地を占有してられるもんだ

しばらくのあいだは、ZIN用に万札を用意しとかないと

店出たとこで背負いに入りきらず両手持ち。重い

書泉はやめとこう

どっかで飯休憩と思ったがどこも混んでる

避難所はまだ生きてるかなと総武線ホームそば屋へ。生きてた。座れる。価格帯もまだいけてる

コロッケカレー650円で休憩とりつつ

もしかして秋葉原で変わってないのってここだけかも、などと思ったり

しか美術館を見るだけだったはずなのに何で背中と両手が塞がってるんだろうね自分

登録者がそれなりにいるユーチューバーって顔面偏差値高くはなくても低くもないよな、結局非難されないところではみんなルッキズムなんだよ

スーツ交通とかリュージとか絶望ライン工とか普通に顔整ってるし

クリーチャー系チー牛の人気配信者とか見たことない

そういう人たちは自分でもコンプレックスあってゆっくり解説とかずんだもん動画とか作ってるのかもしれないけど

anond:20241003092431

なんでやラウンジええやろ!

ラウンジ巡りはたのしいぞ

ただ男だけフォーマルスーツというのはマジでダルかったし今の日本気候では無理ゲーすぎる

2024-10-02

たとえば暑苦しい気候会社員がそれでもジャケット羽織るのは、全くもって気が狂っているとしか思えない。自分もそれは望まない。

さりとて環境にそぐわない服装要求される場面は多々ある。良い悪いの問題ではなく、いくら暑くともTシャツ一枚で冠婚葬祭に赴くのがズレているのは間違いない。

自覚的であれ無自覚であれ、そういう場面でズレてるとつまらない損をする。馬鹿げたナッシュ均衡でも、崩そうとするよりはそれに従ってテキトーにやり過ごそうとするのはそうおかし心理でもない。

人生時間も、(大抵の人間にとっては)一日に絞り出せるやる気も有限だ。アイデンティティなりポリシーなり生きがいなり、よほど強い関心がある訳でもなければラクな方を選ぶ。こういう態度が現状を補強するんだろうなという自覚に蓋をしながら。

普通」ではない人間を炙り出す対象となるのは自分だけではない。自分選択だけではなく、鬱陶しいと思っている風習であってもそこから逸脱した他人白眼視する事さえある。馬鹿げたコードだとは思いつつ、それに敢えて反発するのもラクではない。

ある種のコードだけでは見極められないヤバいだっていくらでもいるだろうけれど、少なくともそこで擬態すらしないような人間判別出来る。逆にそういうとこばっかり見てるとヤバい奴が「まとも」に見えてもしまう。

無自覚でやってるのなら物を知らない奴という事だし、自覚的にやっているのならメンドクサイ奴なんだろう。現状を変える勝ち筋が見えているのならともかくとして。

安全圏の部外者が画面越しである種の内輪ノリ非難するのと、自分の身を以て抗議するのはまるで違う。おれはその手の「メンドクサイ」人間に対する忌避感はあまりない。単に現状を変えようとするコスト怠惰という錘も含め)が変えて得られるものよりも高くつくと見積もっているのだと思う。

ただその手の奴を強く嫌う人間も少なからずいるようで、そういった連中はむしろ積極的にその構造を補強しようとしているのかもしれない。おれは「べき」に抗議するよりも、そうやって「べき」をそれとなく支持する奴の方がめんどくさいと思う。

TPOに応じたコードには煩わしさと、良い悪いは別にしてこういう特定機能がある。どこまで共有されているのか分からないような美意識も。

実在するかは知らんけど、初デートサイゼリヤを選ぶの選ばないのというのもそういう事なんだと思う。

単純にケチであるとか見栄の感覚ギャップだとかの問題ではなく、よりメタ的な部分で品定めするのもそうおかしな事ではない。

初めてのデート格安チェーンを選ぶという、コードからのズレをどう評価するのかという。

ただデートなら集団ではなくあくまタイマンな訳で、そこはやっぱり「社会マナー」と違うよなって思う。

双方が「普通」のデート作法を煩わしいと感じたのなら、日本中会社員いっせーのでスーツを脱ぐよりも遥かに簡単だ。

そこでズレがあったのなら擦り合わせる事も出来るし、どちらかが我慢する事だって出来る。

よほど相容れずに別れたところで、別に日本社会のはみ出し者になる訳でもない。

anond:20241001230424

カス先輩、きっと今までもこれからカス😆

あとなぜかスーツ着てたよ実質無職なのに...なんで...

2024-10-01

本物の働かないおじさんがうちにはい

まあ引退した役員なんだけどさ

なにもやること無いのに朝から晩まで社内をふらふらふらふら

引退直後はスーツ姿だったけど、だんだん休日のお父さんみたいな服装でふらふらふらふら

そんなに高い給料はもらってないらしいけど、15万ぐらい?はもらってるらしい

あんなのに15万円払うんだったらもっとみんなの給料上げてくれ

その人見るたびに仕事のやる気が激萎えする

百歩譲って給料払い続けててもいいから、社内にはいさせないでほしい

2024-09-29

スーツ買いたいんだが

40過ぎのおっさんが1万円台の安物スーツで良いんだろうか

2024-09-28

「ときめき」がない服を買ってもつまらんだろ

オシャレというのは難しい。

こればかりはガチャの面もある。

何を着てもそれなりに着こなせてしまう体型を持っている人にはわからんかもしれないけれど。

世の中には、何を着てもどうにも見栄えがしない体型を持って生まれた人というのが少なからずにいる。

痩せてみても太ってみてもハマらない。

パッとしない人生クロスオーバーするような残念な体型だ。

これにプラスして、なんとも残念な顔面をしているのだからオシャレなんてはじめから諦めたほうがいいのかもしれん。

そういう人でもなんとか違和感なく着こなせる服というもの存在する。

それは制服のような服だ。

フォーマルという言い方とはちょっと違うかもしれん。

まりにもたくさんの人が着ているかブサイクが着ていても悪目立ちしない服というものがいくつか存在する。

メンズで言えば、スーツファッションのようなものだ。

白いシャツネクタイで街を歩いていても都市迷彩効果が発揮されて誰にも注目されることなんて無い。

そういう感じの現象を起こさせる服だ。

ブスでも安心して着ることが出来る服。

これなら大丈夫そうだな、と思える服。

そういう服はたくさんある。

ブスな顔、バランスが悪い体型、そういう風に生まれついたんだからオシャレなんて考えずにワードローブを「制服」で満たしていってもいいのかもしれん。

しろそういう風に生きるのが賢明だしそれが大人と言うもんだ。

まり正しさが、そこにはある。

でもな。

そんな、「ときめき」がない人生を送るから鬱々とした気持ちになっていくんじゃないのか?

そんな人生を送り続けるから年寄りになって、なんだらかんたらクライシスを迎えた、どうしよう?とか思うんじゃないんか?

その服を買ったときに、何一つ「ときめき」がない服。

そんな服を買っても仕方がないじゃないか

ネットポチって、明日届く服に対して、何も楽しみを感じない服。

まるでトイレットペーパー明日届くという気持ちと同じ思いしか感じない服。

いつもの服が劣化たから、また新しいものが届く、ただそれだけ。

そういう「ときめき」を感じない生活を送るから人生がどうしようもなく追い詰められた気分になるのではないか

服というのは似合う似合わないがあってTPOもあるし、年甲斐も無いもあるし、若作りもあるし、あんまりにオバサンがお腹を出すのはどうかと思う、とかもある。

から制服のような服を着るという生き方もある。

でも、それだけで人生楽しいのか?

毎日一年「ときめき」を得るわけにはいかないかもしれないけれど、週に一回とか、月に一回とか、年に一回、とかでもいいと思うけど、やっぱりどこかに「ときめき」必要だろ。

毎日、同じ服を着たっていいんだよ。

そこに「ときめき」があるんなら。

iPhone会社創業者とか、毎日同じ服を着てたって言うけど、話を読む限りではその人は「ときめき」を持って毎日同じ服を着てたと思うね。

これはさ、服だけの話ではないんだと思う。

人間は年令を重ねることに基本的に賢くなっていくからさ。

どんどんどんどん間違えないことばかりが身についてしまう。

から馬鹿たことはしなくなるのが正しい大人というものだ。

でもさ?それだけでいいのか?と思う。

ましてや、若い人たちが恥ずかしがって「ときめき」がない服を着ていたって仕方がないじゃないか

人生「ときめき」で埋め尽くすことは出来ないかもしれない。

からといって「ときめき」がない人生を送る必要なんてものもないはずなんだ。

人がどう思うか、じゃなくて自分がどう感じるか。

そういうことを大事にすることも大人であればあるほど大切なんだと思うけどね。

anond:20240923210018

アラフォー男性筋トレに2年間取り組んだ末路

動機

177cm39歳地方在住技術独身

筋トレを始めたきっかけは35歳を過ぎたあたりからTシャツがなんとなく似合わなくなってきたこと。

と言っても運動習慣のない中年男性としては標準的な体型だろう。体脂肪率20%、筋肉がないのに脂肪がついてちょっと浮いた胸、布一枚では隠しきれない腰回りの肉、姿勢が悪く丸まった背中

そういえばいつ頃からか夏にTシャツ1枚で出掛けなくなった気がする。

Tシャツみたいに自由な私斉藤由貴も歌っていた通り、体型を気にしてTシャツを着れないなんて自由じゃない。

俺は筋トレを始めることにした。



準備と開始

寝室を潰して家トレ部屋に。

ダンベル、可変式ベンチ、懸垂スタンドを買い揃えた。ダンベルははじめ片側20kgだったがしばらくして不足になり32kgの可変式に買い替えた。

ジム過去に1度挫折している。当時はジム通いの目的漠然としており、マッチョ達の住むフリーウェイエリアに足を踏み入れることもなかった。

なので今回は筋トレの敷居を徹底的に下げ、帰宅したら5秒で懸垂ができる環境を整えた。


トレーニング内容については割愛

文献や筋肉YouTuberを参考にトレーニングメニューを組み立て、一度に多くの筋肉を鍛えられる多関節種目を中心に週4回〜5回の頻度で実施katochan33は裏切らない。

トレーニング時間は平均すると1時間程度。時間がとれない日はメイン種目だけ数セット行うなどして、なるべくトレーニングの間隔を空けずに継続することを心がけた。



身体環境の変化

初心者の発達は目覚ましく、動作習得神経系の発達によって挙上重量はどんどん伸びていった。

身体の変化については3ヶ月でちょっと変わったような気がする、半年で明らかな改善が感じられ、1年経った頃には周囲に変わったねと言及されるようになった。

久しぶりにジャケットを着たら肩周りが窮屈で着れなくなっていて悲しくも嬉しい気持ちになったりした。BEAM Fで15万かけて作ったスーツが駄目になった。

仕事が忙しくて1週間空いたり、無理をして肩を痛めたり、新型コロナ罹患後に調子が戻らなくて2ヶ月ほど空いてしまったような事もあったが、幸いにもその都度仕切り直すことが出来て現在に至る。


家トレが1年半続いた頃、32kgのダンベルでは重量に不足を感じる部位がちらほら出てきた。

特に脚トレは自宅の設備だけでは運動強度を漸進的に上げていくことが難しく行き詰まりを感じ始めた。

他の部位においても高重量を扱う局面必要性を感じる事が多くなり、またモビリティ向上のためのエクササイズや期分けした体重の増減量も取り入れ始めた。

そう、自分は(一般的に見れば)ガチ勢に片脚を突っ込み始めていた。俺はジムに入会した。



現在とこれからのこと

家トレ時代と変わらず週に4〜5日のペースでジムに通っている。

Tシャツの似合う身体になるという当座の目標はとうに達成したので、とりあえずの目標として具体的な数字を定めた。スクワットで言うと体重の2倍、現在体重が75kgなので150kgの重りを担いでしゃがんで立ち上がること。

たまに「そんなに頑張ってボディビルダーにでもなるの?」というような向きのことを聞かれるが、その質問には「山登り好きな人登山家になるのかと聞かないでしょ」と返している。

実際のところ自分でもよく分からないのだ。趣味かと聞かれると違うような気がする。確かに熱意を持って取り組んではいるのだが。


それこそ山登りマインドに近いのかもしれない。

筋トレは終わりがないが故に山頂を自分で定めなければいけないのだけど、幸いジムには自分よりはるかに高い場所トレーニングしているマッチョゴロゴロいる。あいつらはみな謙虚で優しく、でも着実に自分の山を登っている。

(トレーニー目線で見れば)初心者を脱した程度のレベルに過ぎない自分でもここまで来れたのだから、もうちょっと先の景色を見てみたい。いまのモチベーションはこの程度。



とりとめのない文章を打ち込んでいるうちに深夜1時を過ぎてしまった。明日は胸の日だ。

明日クリアしたい種目・重量・回数は頭の中にあるのだが、まあキツいだろうな。疲労も溜まってる。でもそれの繰り返しでここまで来たのだから明日も挑んでみるか。

俺の現状はこんな感じだ。ここまで読んでくれた皆さんありがとう。もし興味があればまずは腕立て伏せから始めてみるといいよ。皆その繰り返しでマッチョになるのだからね!

年数相応にくたびれてきたおっさん勢がちょっとでもやる気になってくれたら嬉しいぜ。よきトレーニングライフを。

2024-09-27

男女の賃金格差がって言うけどさ

女さんは給料よくてもエアコンの修理はやりたくないし土木作業もやりたくない、丸の内スーツハイヒールで出社して受付で社員証をピッてする楽で責任がなくて誰でもできて残業もなくて出張も転勤もなくて給料が少ない仕事がやりたいんだからそりゃ差がつくよね

でも稼ぎのいい旦那のいない弱者女性しか困らないし別にいいと思う

2024-09-26

あるいは、生きる資格けが手元にある

https://anond.hatelabo.jp/20240923210018

これの増田です。せっかくなので、もう少し自分語りでもしようかと思う。喋るのも書くのも下手よりは喋ることだけが下手な方が良いし、文章を書ける気分の時に書いて経験値を積んで損することは無いはずだ。それをこういう所にアップする必要性はないかもしれないが、人に見られる意識がある方が文章にまとまりが出る…かもしれない。

身バレが怖いので、ある程度はフェイクもある。

そもそも、どうして服を着ることを躊躇うほど身だしなみがめちゃくちゃなのか。

単純に、疲れているのだ。

学生の頃は一応スキンケアくらいはしていて、わからないなりにちゃん化粧水も付けて乳液も塗っていた。塗りすぎてテカってたけど。今は帰宅して夕食を摂ると、そのまま横になってスマホと向き合っているうちにいつの間にか寝ている。深夜に目を覚まし、二度寝したい気持ちを抑えつつシャワーを浴びる。特別だるい時はコンディショナーを使わずシャンプーだけで洗髪を済ませることもある。鏡を見ると餓鬼みたいな体が情けなくなるから極力見ない。

湯船はもう暫く浸かっていない。いつか溺れ死にそうで怖いからだ。昔ちゃんと肌に塗っていた色々はもうかなり適当で、酷いと何も塗らない時もある。お陰で減りがとても遅く、いつ中身を詰め替えたか思い出せない。悪くなっているかもしれない。というか、なっているだろう。なっていないとしたら多分肌に塗ってはいけない類のもの企業努力の成果かの2択だ。

髪の毛は最近ありえないうねり方をしている毛が目に付くようになってきて、あまりにも酷い扱いをしているからかと思ったのだが幼少期の写真もそれなりに毛が暴れていた。昔からかも。

髪質については髪を切りに行く時ついでに聞けばアドバイスなり提案なりしてもらえるのかもしれないが、怖くて結局この辺りまで切ってくれとしか言えない。美容室という空間にいる人間という人間自分は怖くて、いつも早くこの場違い空間から抜け出さなくてはいけないという気持ちでいっぱいになる。

というより、人間全般が怖いのだ。学生の頃のあるタイミングで、教室の中で自分けが異物になってしまった。そういう見方があることを覚えてしまったと言った方が良いのか?今まで決定権の4割ほどを担っていた怖いもの知らずの自分は、着なくなったパステルカラーパーカーと一緒にタンスの中に押し込まれしまった。

周りの流行りと違うことも女装した男子みたいになってることも気にせず友人との集まりに堂々とフリルのついたブラウスを着ていた頃の事が、もう自分には思い出せない。

ちなみに、何人かに提案していただいた着せ替えゲームなどの類は子供の頃も今も嗜んでいる。楽しいよね。似合わないスーツで泣きながら女児向けゲームを遊んでいる変な女を見たことがあれば、それは多分就活中の時の私だ。変なものを見せてしまって申し訳ない。疲れている時に愛らしいものを見るとどうも涙腺が緩んでしまう。

それでも満たせない領域があるというか、二次元三次元は別物のようでどうしても実物を手に入れて身にまといたい、出来ればお気に入り場所に着ていきたいという気持ちは残っている。

考えてみれば当たり前かもしれない。服というもの原則人間が着るために人間の形に合わせて型紙が作られているのだから、それが最高に輝くのは目的通り中に人間がいる時だ。二次元の服はあくま二次元のために用意されたものであって、現実の完全な代替にはならない。多分。

マネキンハンガーに掛けるだけでその美しさが十分に出るのならば商品画像店員モデルの着画は不必要なはずだし、そもそも観賞用に服を買うという行為もっと当たり前にどの人間にも存在しているようになると思う。それでは不十分だから、手に取って自分なりの形で着こなそうとするのだ。いや、そもそも自分を美しく見せるという目的が先立つ人もいるか?寧ろ本来はそっちが多数派なのだろうか。

メタバースでそういう体験をするのも面白そうではあるが、スエードサテン生地の手触りとか、バックルを一つ一つ嵌めていく感触とか、動く度表情を変えるシワとか、綺麗な形になるようにリボンを整えるとか、多分私が現実で服を着る時求めているものの何割かはそういうところだ。もうちょっと技術が進んだらお邪魔したいかもしれない。

自分に気を使う余裕を手に入れて堂々と着るのがおそらく一番平和的で健全な着地なのだろう。それにはまずなんとか電話への恐怖をねじ伏せ、精神科の初診を勝ち取らなくてはいけない。余裕を手に入れる方向で行くのであれば、色々とプロ意見を聞きたいと思っていることがあるのだ。

自分に気を使わずとも着て良い!と開き直る心の強さを得るにしても、どっちにしろ今の自分には解決するべきことが多すぎる。とにかく医者医者自分取説を取り寄せてもらう必要がある。

締め方がわからなくなってきたのでもうそろそろ終わり。いつか何かしらの形で好きな服を来て歩けたら、また報告に来ようかな。それともこんなこと書いてたのも忘れるほど楽しく生きるようになっていれば、その方がいいのかも。

ここまで拙い文を読んで頂きありがとうございました。またお会いする機会があるのかはその時にならなきゃわからないけど、なんとか生きていきましょうね。

anond:20240925202106

やっぱエリつきのシャツ着てないとダメなんかな。Tシャツパンで過ごしてるとこういう店に行くとき服装悩むのよな

スーツちょっとな……って思っちゃう ジャケット暑い

2024-09-25

最近高齢者向け施設コンプラが思ったより厳しくなっている

私の父は認知症だ。現在とある老人ホームに入ってもらっているが、このたび認知症が故のセクハラが多いとのことで、追放されることになった。

注意したり投薬を増やしたりと頑張っていたのだが、収まる気配はない。癌の治療のため、ガンマナイフを脳にあてたことによる高次脳機能障害かもしれないと言われた。

健康な時の父は全くセクハラとは無縁だったので正直悲しいものはあるが、脳の問題精神病なら本人にもコントロールできないだろうし仕方ない。

 

そして現実小説と違って、追放された後にとりあえずゆっくりしてから潜在能力を開放…というわけにはいかない。新しい受け入れ先を探す必要がある

ところが新しい受け入れ先がなかなか見つからないのである

当初、私は父が癌でお世話になっている病院地域連携室というところが勧めてくれる施設なら、スムーズに受け入れてもらえると思っていた。

多少は不自由価格問題があるだろうが、それは仕方ない。とにかく受け入れてはもらえると思っていたのだが、結論として勧めてくれたところは全滅した。

 

父のセクハラが思ったより見境が無く、面談に来てくれた看護師にも、手を握ったり、キスをせがんだりということがあってのことではあるのだが。近年はどこの施設審査が厳しく、セクハラが激しい認知症患者は受け入れられないとのことだった。とある施設では相談員施設判断で受け入れを合意してくれたのだが、受け入れの2日前に、その施設本社リスクコンプライアンス室というところからストップがかかってちゃぶ台を返されたこともあった。「施設が見つからない」「あそこもダメだった」と相談すると、父がお世話になっている病院担当者医者はみな驚いていた。医療介護業界では、現場従事者と本社スーツ組の感覚は少々ずれているようだ。

 

あらゆる施設を当たってはいるのだが、どうやら普通老人ホームは無理で、精神病しか受け入れ先がなさそうだ。

場合によっては身体拘束することがあります、というか9割がた最終的には身体拘束すると思います」と精神科医には言われている。

がん性疼痛が発生してもロキソニン程度の薬しか投与できないと思ってくださいと言われている(麻酔不可)。

 

おそらくだが一昔前は現場介護士の方々の苦痛犠牲に、父のようなモンスターと化してしまった人間もそれなりに尊厳をもって穏やかに死ねたのだと思う。

父は昭和人間コンプラとは無縁の時代に生き抜いたと思ってたが、最後コンプラの波にのまれた。

社会的には良いことだとは思う。しかし、辛いもの家族としてはある。刑務所に入ってもらった方が案外楽かもなぁ。

2024-09-23

anond:20240923183907

羽田の倅はその余の何一つ弁護できることがないが、

ただ一つ親父の遺訓を守ってクソダサ省エネスーツを意地でも着続けていることだけは、若干の評価をせざるを得ぬ

立憲民主党代表戦2024が盛り下がった理由

広告代理店をつかってない

「これ電通はいってますね」が呪い言葉として効いてますな。戦犯テレ朝

地上派中継ゼロ

20分の枠に収まるのであれば地上波テレビは喜んで中継したはずなのに。だらだら3時間もかけやがった。タイパ悪すぎ。thePAGEが同時接続2万人を記録。

選挙管理委員会の人選ミス

世襲議員禁止しろ!」とぶち上げる枝野野田。司会する羽田さんが申し訳なさそうにしょんぼりしてた。予定原稿世襲議員批判するのわかってるはずなんだから司会から外したれよ。

イリュージョンなし

箱の中から蓮舫と辻元が登場したら盛り上がったのに。空気読め。

代表戦での一番のバズ

代表戦で一番バズったのは羽田さんの着ていた省エネスーツ世襲批判されたり服装がバズったりで、今日は1日羽田デーだったな。

anond:20240923154023

省エネスーツ

大平首相が試着したことで有名になったチートアイテム

短期政権だった羽田首相の唯一の功績が省エネスーツを着て閣議実施したことなんよ。

世襲自慢しかアピールポイントがない羽田さんらしい服装でとても評判が良い。

 

評判は良いが唯一の弱点がダサいこと。

そのダサいところを克服したのが小池ゆりこのクールビズ

自分たちがやってることがぜんぶゆりこの踏み台になっているあたりも立民らしくて微笑ましい。

立憲民主党代表選2024

司会の羽田さん最悪。

世襲議員のくせに父親の唯一の成果を受け継いでいない。

省エネスーツ着ろよ!

バットマンエロすぎる

ピチピチのラバースーツにケモミミなんてエロすぎんか???

しかコウモリなのに正義の味方なんでしょ??

闇堕ちしたけど正義の心を忘れられないみたいなやつ???エロいな?????

なんかジョーカーがよく話題になってるけどバットマンエロさの方が問題だよ…

でもアメコミのノリ苦手たがらバットマン見れてない…妄想バットマン我慢してる…

ジョーカー×バットマンもいいがバットマンボスとか上司がいたらGoodだな…あの派手な女の子理解ある近所の女の子でたまに相談とか乗ってくれるよ…

あぁ~あどれもこれもバットマンエロいのが悪い…

anond:20240923012145

犯罪スレスレ生活を強いられている彼らにとって、「マッチングによる結婚」は最後の頼みの綱となっていた。

これに参加しなければさら社会底辺に押し込まれるという暗黙の圧力存在していた。

タケルとミサキ――希望なきマッチング

タケルはそのプレッシャーを感じながらも、特別な期待を抱くことなくこのマッチングに参加することを決めた。

参加しなければ仕事人間関係ますます行き詰まり、どこにも居場所がないまま犯罪と失敗を繰り返すしかないという現実が目の前にあったからだ。

彼のマッチング相手ミサキという女性だった。

彼女もまた、家庭崩壊経済的困窮の中で育ち、社会の隅に追いやられた一人であった。

ミサキ最初結婚には興味がなかったが、周囲の空気や、もはや他に選択肢がないという感覚に押され、タケルとの結婚を受け入れることにした。

二人は特別感情もなく、ただ「お互いにこれしかない」と思い込んだまま、形式的結婚を進めた。

社会に溢れる「形式的家族

この新たなマッチング制度のもとタケルとミサキのような家庭は次々と作られていった。

しか実質的支援愛情が欠如しているままのこの結婚制度はかつてのカズキたちの時代と同様に、愛情共感のある家族関係を築くことがほとんどなかった。

結婚することで「何かが変わる」という期待は、早々に裏切られる

社会には形式的結婚した夫婦が増え続け表面的には家族という形が保たれているが、その裏には感情的な空白が広がっていた。

貧困孤立の中で結婚を強いられた若者たち経済的にも感情的にも余裕がなく、ただ日々の生活をやり過ごすだけだった。

愛情や信頼を築く時間はなく育った環境そのままに、次世代にも同じ無感情絶望が受け継がれていく。

子どもたちの犯罪スレスレ生活

タケルとミサキの間にもやがて子どもが生まれた。しかし、この子どもたちが育つ環境さら悪化していた。

タケルもミサキ仕事を見つけることはできず収入が少なくなる一方で、家族を支えることができない状況が続いていた。

子どもたちは物心がつく前から経済的困難にさらされ、親から愛情支援ほとんど受けることなく育っていった。

彼らが成長すると、学校にも通わなくなり、友達も作れず、社会との接点を失ったまま犯罪スレスレ生活突入していった。

盗みや詐欺闇市場での売買などに手を染めるが、時代さらに厳しくすべてがうまくいくわけではなかった。

成功を期待して計画した犯罪がことごとく失敗し、追いつめられる彼ら。社会底辺にいる多くの若者が同じ状況にあり、競争は激化し、成功ますます遠のいていった。

社会に溢れる絶望

タケルとミサキの子どもたちのような人々が社会に溢れ、街には犯罪と失敗が日常の一部となっていた。

犯罪すらうまくいか無力感絶望感が蔓延している。この社会では、形式的結婚によって新たな世代が生まれるたびに、さらに深刻な問題が積み重なり、底辺の層は広がる一方だった。

人々は次第に「結婚さえすれば未来が変わる」という幻想を捨て、ただ生き延びるために無感情日常を繰り返すだけの存在となりつつあった。

家族という形があるにもかかわらず、誰もが孤独で、社会全体が崩壊の一歩手前にあるような不安定な状況が続いていた。

この未来社会は、犯罪と失敗で溢れるだけでなく、希望のない結婚生活と無感情人間関係が続き、次世代にわたって繰り返される運命にあった。

スラムに響く「マッチングによる結婚」の喧伝

スラムは、かつて活気に満ちた都市一角朽ち果て放置された区域だった。

ボロボロアパートが密集し街のあちこちゴミが風に舞い、人々は疲れ果てた顔をして道端に座り込んでいた。

タケルとミサキの子どもたちのような若者や、その親たちが溢れかえるこの街には、希望などかけらもない。

犯罪に手を染めるも失敗し日々の生活に追われる人々の間では、もう将来への期待を語る者はほとんどいなかった。

仕事もなく、金もなく、社会の中での居場所もない。彼らはただ、目の前の苦しみを紛らわせるために酒を飲み時には薬物に頼り、現実から逃避しようとするがその努力すら無駄に終わることが多かった。

そんな絶望の中、街角の大きなスクリーンが再び輝きだす。

政府広告が流れ、きれいなスーツを着たアナウンサー笑顔で語りかける。

未来をつかみましょう。マッチングによる結婚が、あなたに新たな道を開くかもしれません。お互いを支え合い、明日をともに作るパートナーを見つけましょう。」

明るい音楽が背景に流れ、完璧家族笑顔スクリーンに映し出されている。

この喧伝は、スラム街の人々にとって既に耳慣れたものだった。何度も聞かされ、何度も信じては裏切られた言葉

マッチングによる結婚」という響きは、もはや希望ではなく、虚無感を伴ったものしかない。

彼らの多くがその制度に従い、形式的結婚をしてきたが、待っていたのはさらなる絶望貧困だった。

若者たち視線スクリーンに向けられるが、そこにはかつてのような期待はない。

結婚によって何も変わらなかった過去が、彼らの心に刻まれている。

タケルの子どもたちのように、犯罪すら成功しない無力感に押しつぶされている人々にとって、この広告はただの幻想しかなかった。

それでも、別の選択肢存在しないという現実が、彼らを再びその「希望」に誘い込む。

結婚すれば、少しは楽になるんだろうか…」誰かがぼそっとつぶやいた。

しかし、その声には信じる気持ちは感じられない。ただ、何も変わらない日常をどうにかするために、また同じ道を歩むしかないという諦めだけがそこにあった。

スラム街は暗く沈み、スクリーンの光だけがその一角を照らしている。

絶望の中にいる人々の顔には何の表情もなく、彼らはただ同じ日々を繰り返しながら、そのまま虚無の未来に流れ込んでいく。

マッチングによる結婚という虚像が再び喧伝され続けるこの世界で、救いの光はどこにも見つからなかった。

弱者男性弱者女性マッチングして6年が経った

失われた時間

夜9時、カズキが眠りについた後、家の中には静寂が訪れた。

しかし、その静けさの中で、リビングにはスマホの画面をタップする音が断続的に響いている。

夫はソファに横たわり、スマホ操作している。妻もまた、ダイニングテーブル椅子に座り、同じようにスマホ凝視していた。

彼女視線は画面の中のSNSに釘付けだ。友人たちの投稿コメント、次々と流れる他人生活に触れ、時間を忘れてスクロールし続ける。

そこで彼女現実の不満や孤独一時的に忘れられるのだ。

母親として、妻としての役割を一旦棚に上げ、ただ画面の中で過ぎ去る時間に身を任せる。育児という責任はすでに頭の片隅に追いやられ、彼女虚構世界に浸る。

カズキが泣き声をあげても、彼女は反応が鈍い。夜中に子どもが寝室からさな足音を立ててやってきたときも、彼女スマホの画面から目を離さない。

父親は、ちらりと子どもを見ただけで、何も言わずにまた画面に目を戻す。結局、カズキは二人の間に挟まれ、静かにソファに座って彼らの顔を見上げたが、誰も何も声をかけることはなかった。

家族としての絆はもはや形骸化しており、親子の間には実際の対話交流ほとんど存在しない。

ただ、スマホの明かりに照らされる無言の時間が過ぎていく。それはまるで、彼らが現実から逃げるために自ら作り出した、無感情牢獄のようだった。

弱者マッチングの始まり

数年前、彼らが「マッチング」された日のことを思い出す。

政府主導の新たな社会政策が大々的に発表された時、孤立し、結婚を諦めていた弱者男性と女性が、一度に大量にマッチングされ、結婚を促進されるというプログラムだった。

そこには理想未来が描かれ、少子化対策経済的な安定・社会全体の調和を目指すという美辞麗句が並べられていた。

彼女はその時、仕事に追われ、将来の見通しに不安を抱いていた。

孤独生活の中で、社会の期待や周囲からの無言のプレッシャーに押されるようにして、参加を決めた。

彼もまた、社会的に疎外され、職場での孤立感に耐えきれず、希望が薄れていく中でこのプログラムに乗り込んだ。

彼らが最初出会ったのは、淡々としたマッチングイベントの会場だった。まるで品定めされるように、テーブル越しに数分間だけの会話を交わした。

しかし、そこでのやり取りは極めて表面的なものだった。互いに特別な印象を持つこともなく、ただ社会的な期待に応えるための形式的時間が流れた。

彼女は彼に対して特別な魅力を感じることはなかったが、経済的な安定や社会的な孤立を避けるためには「結婚」が必要だという思いに駆られていた。

彼も同様に自分未来に対する不安孤立から、この結婚が何かの救いになるかもしれないと考えていた。

結婚という名の契約

彼らの結婚は、愛情感情的なつながりを伴わないまま始まった。

結婚式は小規模なものだったが、それでも形式的に行われ、家族や親しい友人たちが集まった。

笑顔を作り、記念写真を撮り、社会的には「成功」と見なされた。しかし、二人の間にはほとんど会話がなく、結婚という大きな決断に対する感情曖昧なままだった。

彼らは新婚生活を始めたもの感情的な絆は深まることなく、時間が経つごとにお互いの存在が重荷になっていった。

子どもが生まれることで何かが変わるかもしれないという淡い期待もあったが、実際には彼らの関係さらに複雑にするだけだった。

子どもは彼らの生活に新たな責任をもたらしたもののその責任を共有する意識希薄だった。

互いに育児負担押し付け合い、疲れ切った日々の中で、二人とも現実逃避にスマホ世界に没頭するようになっていった。

崩れかけた家族

こうして、建前だけで作られた家族の絆は、日に日に薄れていった。

子どもが何を感じているのか、何を求めているのかに対して、二人は気づこうとしない。

育児という責任あくまで「社会的な役割」であり、愛情を注ぐことはなく、ただ義務感だけが残っていた。

カズキは、そんな家庭の中で日々を過ごしながら、両親の愛情を感じることなく成長していく。

無言の時間と無関心の中で、彼の心の中に小さな孤独の種が静かに芽吹いていた。

孤独クラスルーム

カズキは5歳になり、ついに小さなランドセルを背負って学校に通い始めた。

彼が通う学校は、政府弱者マッチング政策によって生まれ子どもたちが集まる場所でもあった。

同じように、家庭の中で愛情や関心を受けることなく育った子どもたちが大勢まり学校教室には独特の空気が漂っていた。

教室一見すると普通小学校と変わらない。先生が黒板に向かい子どもたちは机に座り、ランドセルを下ろして教科書を開く。

しかし、そこにあるのは静かな孤独空気だった。クラスメートの多くは、家庭での愛情ケアを十分に受けておらず、どこか無感情で無表情。誰も他人積極的に話すことはなく、ただ時間が過ぎるのを待っているような雰囲気が漂っている。

カズキもまた、その一人だった。教室の隅に座り、他の子どもたちとあまり目を合わせることなく、無表情で机に向かっている。

先生が何かを質問しても彼はただ小さくうなずくか、返事をすることな視線を落とすだけだった。彼にとって学校もまた家と同じように、感情のない無機質な場所になっていた。

クラスの子どもたち

クラスメートたちも同様に、家庭での愛情を知らず、感情を抑圧されたまま育った子どもたちだった。

友達同士の会話はほとんどなく、遊び時間ですら誰かが楽しそうに笑うことはほとんどない。まるで、大勢の子どもたちがそれぞれの小さな殻に閉じこもっているかのようだ。

授業中、カズキ先生の話をぼんやりと聞いているが、心の中では何かが欠けていることを感じていた。

家では両親から十分な会話や接触を受けていないため、彼にとって他人との交流信頼関係の築き方がわからない。クラスメートもまた、同じように孤独存在であり、互いに心を開くことができないため、自然と静寂が教室支配していた。

休みになっても、誰かと遊ぼうとする子は少ない。カズキは、ランドセルの中に入っているお弁当を一人で静かに食べる。誰も彼に話しかけず、彼もまた、誰かに声をかけることはない。彼の周りでは、他の子どもたちも同じように無言で食事をしている。カズキはその無表情な顔のまま、スプーン一口ずつ弁当を口に運んでいく。

カズキの心の中

家でも学校でも、カズキ孤独を感じているが、それを言葉にすることはできない。

彼の心の中には常に空虚さがあり、何かが足りないという感覚が消えることはない。しかし、彼にはその感情表現する手段がなく、ただそれを胸の奥に押し込めるだけだ。

学校友達を作る方法も知らず家では両親と感情的なつながりがないまま育ったカズキにとって、周囲の世界はどこか冷たく、無意味に感じられることが多い。

クラスメートも同様に自分たちの孤独を抱えており、互いに心を開くことができない。

それは、家庭の中での愛情不足が原因となり、感情表現信頼関係の築き方を学べなかった子どもたちに共通する問題だった。

放課後になると、カズキランドセルを背負って黙って帰り道を歩く。

家に帰っても両親との交流は期待できず、ただまた同じ日々が繰り返されるだけだ。

彼の頭の中には、誰とも交わらない日々が続き、心の中にある小さな孤独の種が、静かに大きく育っていくのだった。

カズキ学校では彼のような子どもたちが多数を占めているため、クラス全体がどこか感情のない機械的集団のように見える。

彼らは互いに関心を持つことなく、先生が指示するままに動き、誰も積極的自分意思表現しようとはしない。

孤独感や無力感が漂う教室では、笑顔や楽しさ、友情といった感情希薄で、日常淡々と過ぎ去る。

成長したカズキ未来

カズキは15歳になり中学卒業して高校に進学するか、あるいは早々に働きに出るかという選択を迫られる年齢に差し掛かっていた。

しかし彼の中には将来に対する明確なビジョン目標ほとんどなく、家族との感情的な疎遠さや学校での無感情な日々が彼の意欲をすっかり失わせていた。

家庭環境も依然として冷え切ったままで、両親から進路についてのアドバイスや励ましがあるわけでもない。

父親は今も不定期な仕事を続け、母親も相変わらずパート仕事を掛け持ちしている。

彼らの生活経済的に安定しておらず毎月ギリギリ生活費でやりくりしている。

家族全体が経済的な困難に直面していることは、カズキにとっても避けられない現実だった。

働くことへの不安

カズキ学校での成績も特に優秀ではなく、勉強に対する興味を持つこともなかった。

周囲の同級生たちも同じように、家庭や社会からサポートほとんど受けることなく育ってきたため、将来について真剣に考える者は少なかった。

クラスほとんどの生徒は、進学よりも早く働いて家計を助けることを選ぶか、非正規仕事に流れていくのが現実だった。

カズキもその例外ではなく社会に出ることに対する不安と無関心が入り混じった状態だった。

彼の家族は彼がすぐに働きに出ることを期待していたが、それは経済的理由からであって、カズキの将来を心配してのことではなかった。

両親は息子がどのような仕事に就くかに関心を示すことはなく、ただ「家計の足しになるならそれで良い」という態度だった。

カズキ自身も、将来の夢や目標がないまま、やがては自分も両親と同じように、不安定な職に就いて日々をやり過ごす未来ぼんやりと受け入れていた。彼の心には「どうせ自分は何も変えられない」という諦めの感情が根強く存在していた。

経済的問題現実

成長したカズキ社会に出たとき、彼が直面する最も大きな問題は、まさに経済的不安定さだった。

彼は学校卒業してすぐに安定した職に就くことができず、非正規雇用やアルバイト転々とする生活が始まった。

日本全体では弱者男性や女性社会の周縁に押しやられ、正規雇用に就くことが難しい状況が続いており、カズキもその波に飲み込まれていた。

カズキ収入は低く生活費を賄うのがやっとで、将来的な貯蓄や投資などは夢のまた夢だった。

家賃光熱費、食費、そして時には両親から経済的支援を求められることもあり、彼の手元にはほとんど何も残らない。

彼の労働は、社会必要とされるが正当に報われることのない単純作業が多く、心身の疲労が募る一方だった。

また、カズキ家族から社会からも十分なサポートを受けることなく育ったため、将来に対する不安経済的問題対処する力を持っていなかった。

彼は、経済的問題だけでなく、感情的な孤独自己肯定感の欠如にも苦しみ続け、ストレスが重なっていく。

社会との断絶と孤立

カズキが直面するもう一つの大きな問題は、社会との断絶感だった。

彼は家庭でも学校でも十分な愛情支援を受けられなかったため、人間関係の構築やコミュニケーションに対して強い抵抗感を抱いていた。

仕事でも職場人間関係にうまく溶け込めず、孤立したまま日々を過ごしていた。

こうした孤立感はカズキにとって大きなストレスとなり、結果として職場でのモチベーションパフォーマンスにも悪影響を及ぼしていた。

彼は仕事に対する満足感を得られず、ただ生きるために働くという消極的姿勢に陥っていた。

彼のような若者たち社会全体に増え続けており、同じように家庭環境経済的な困難、そして社会的なサポート不足に苦しんでいる。

多くの人々が非正規雇用に追いやられ、低賃金で働くことを余儀なくされ、将来に希望を見出すことができないまま、現実と戦い続けている。

カズキの早期結婚――無感情未来

カズキは、社会との断絶感に押しつぶされながらも、弱者男性と弱者女性マッチング政策によって20代前半でユウコという女性結婚した。

両者とも愛情幸福を求めることなく、ただ社会の仕組みに従い自分たちの未来に対して諦めを抱いていた。

彼らの結婚生活形式的感情的なつながりは希薄で、ただ「結婚している」という事実けが彼らを繋ぎ止めていた。

ユウコカズキと同様に愛情のない家庭で育ち、社会との接点をほとんど持たない女性だった。

彼女もまた孤独を抱えたまま仕事に就き、カズキとともに経済的不安を分かち合うことなくただそれぞれが生きるために必死で働いていた。

カズキ低賃金非正規雇用に押し込まれユウコもまたパートタイムの仕事を掛け持ちする日々。二人の間に交わされる会話は少なく、家の中には沈黙が漂っていた。

カズキの子ども――犯罪の縁で生きる

カズキユウコの間に早くも子どもが生まれ、彼らはその子を「タケル」と名付けた。

しかカズキ自身経験した孤立経済的困難は、さらに厳しい形でタケルに受け継がれることになった。

タケルは幼少期から十分な食事も満足な環境も与えられずに育った。

家には物が溢れ乱雑なままで整理されることはなく、学校では友達を作ることもできなかった。

カズキユウコはどちらも仕事に追われタケルの世話をする時間がなく、彼は放任されるように育っていった。

タケルが中学卒業する頃にはすでに家庭での居場所を見失い、社会からも完全に疎外された存在となっていた。

彼は学校卒業しても就職先が見つからず、社会の隅に追いやられるようにして犯罪スレスレ生活に足を踏み入れていた。

タケルのような若者はこの時代には増え続けており、彼らは生き延びるために小さな詐欺や盗み闇市場での売買に手を染めていたが、それらすらもうまくいかないことが多かった。

犯罪の失敗と絶望

タケルは盗みや詐欺を何度か試みたが、成功することはほとんどなかった。

彼が属する社会底辺は同じような境遇の人々で溢れており、競争は激化していた。

彼が盗もうとした小さな金品はすでに別の誰かに奪われていたり、詐欺を試みる相手もまた騙され慣れていたりするためうまくいかず、むしろ危険さらされることの方が多かった。

ある日、タケルは仲間とともにコンビニ強盗計画したが、あっけなく警察に察知され失敗に終わる。

彼の仲間の一人は逮捕されタケル自身はかろうじて逃れたものの、失敗の連続で心身ともに疲れ果てていた。

彼は犯罪ですら成功しない自分の無力さに絶望し、社会の中で何の価値も持たない存在だと感じていた。

社会に溢れる「タケルたち」

タケルのような若者は、もはや社会の一部を構成する主要な層となっていた。

経済的な困難や家庭崩壊教育の欠如がもたらす無気力若者たち犯罪に手を染め、失敗を重ねながらもその場しのぎで生き延びていた。

街には、そうした「タケルたち」が溢れ、どこに行っても犯罪が起こりそうな張り詰めた空気が漂っているが、実際には成功する犯罪すら少ない。

仕事の機会は減り、低賃金非正規雇用や闇市場での労働を強いられる若者たち

犯罪に走るがすべてがうまくいかず、どんどん貧困の深みにはまり込んでいく。彼らは家庭でも社会でも愛情を受けることなく、常に孤独無力感に苛まれながら、社会底辺で苦しみ続けていた。

タケルはその典型的な一人であり彼もまた未来希望を持てず、犯罪の失敗と絶望の中で、ただ何とかその日を生き延びるだけの生活を続ける。

カズキが直面した孤立感や経済的困難は、さら悪化し、次世代にわたって連鎖的に続いていた。

弱者男性・弱者女性マッチングの再導入

タケルが20代に入った頃、彼が育った社会には新たな「弱者男性・弱者女性マッチング」の仕組みが再び広まっていた。

この制度は表面的には自由意志による選択として進められていたが、実際には経済的不安社会的な孤立に直面する多くの若者にとって、結婚を通じて「安定」を得る以外の選択肢がほとんど残されていなかった。

政府はこのマッチングを「未来への一歩」「パートナーと共に新たな人生を切り開くためのチャンス」として宣伝し、若者たち積極的に参加を促した。

制度のもの強制ではなく形式的には自由参加であったが、現実的には低賃金非正規雇用や Permalink | 記事への反応(1) | 01:21

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