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はてなキーワード: 社会人とは

2024-11-21

anond:20241121004956

正直社会人生活してて絵を描くことが無さすぎて何で困ってるのか全くイメージできない。

絵が好きで書いてるけど陣が下手で悩んでるってことなの?

コンサータを飲み始めて1週間

コンサータを飲み始めて1週間経った。

噂は色々聞いていてどんなものかと思っていたけど、自分には効果絶大だった。

現在アラサーだけど、小学校の頃から忘れ物が多く宿題存在を忘れては青ざめたり、習字水泳の授業では道具を忘れまくって怒られた。

大人しく授業態度は良いので通知表評価自体は良かったが、備考欄にはしっかり忘れ物が多いと書かれていた。

社会人になってからはとにかく眠気がひどく、オンライン会議カメラON状態で寝てしまってびっくりされた。在宅勤務になってからは昼休みいっぱい昼寝に充てた。

それでも日中眠くて、会議の内容が頭に入らなかったり思考が整理できなかった。

プライベートでもうっかりミスがひどく、電車乗り間違い・時刻間違いは日常茶飯事。

たまに自分の命が危険レベルミスをするので、危機回避のために自分の行動に制限をかけるくらい。

コンサータ飲み始めたら、これらの悩み事全部消えた!

眠気・疲れやすから1つ行動したら休憩しないとダメだったのが、余裕で2.3個の予定をこなせる。日中は眠気がない。

仕事中も頭がキビキビ動くので、資料作成したり連絡するのがスムーズ

判断力も上がってる気がする…!

ずっと自分ADHDっぽいと思ってたけど、眠気がそこから来ると知らなくてずっと放置してた。

1日の大半を寝て過ごしてて、もったいないから治したいと思って調べてたらADHDに眠気の症状があると知って病院受診して今に至る。

こんな劇的な変化があるなら早く病院行けば良かったな〜。

愛人を作りたい

anond:20100831230511記事を思い出してなんとなく思い浮かんだので愛人募集してみる

■条件

・月極手当で15万円(+ピル等に必要になる金額は別途相談の上で支給

 ・Hの内容に応じて金額は増額想定

・2週間に1回のH有のデート

ピルを飲んでもらい、HはNN

契約間中は、彼氏は作らない

デートといっても飯食べてホテル向かって解散の感じ、その時にしたいことあったら付き合ってもらうかも可能性あり

■前提

婚姻またはそれに準ずる関係パートナーがいる女性NG不倫で訴えられても困る、怪しい場合には身辺調査するかも)

・18歳~28歳まで。ただし高校生絶対お断り社会人もしくは高校卒業後の女性のみ)

最初の2~3回はお試しとして都度払い、お互いに気に入れば性病検査結果を交換して月極契約開始

契約終了について

以下の場合は、月初めに契約終了申告をすること。申告があれば直ちに関係を解消する(双方可)。

就職見合いなど身辺調査をされそうな場合

本命彼氏彼女にしたい人ができて罪悪感を感じた場合

もっとよい愛人を探したい場合

気になったら下記までメール

mohabiba@moimoi.re

ってやったら、どれぐらい連絡来るんだろうな?

anond:20240615021938

まだたった三か月でしょ、いくらでも修正する余地はある。

たかバイト、と思うかもしれないけど

そのたかバイトすら満足に務められないのに社会人が務まるはずがない。

よっぽど性に合ってないのでなければせめて半年くらいはやった方がいい。

ぐるぐる思考に陥る必要はなくて、単に言われたことを具体的に行動に移すだけ。

だって具体的に指示されているじゃん。


マジでさ、たったこれだけでいいって言われてるんだぞ。義務教育レベルやぞ。

この言われ方で精神ダメージを負っているとしたら

相当に自己評価が高すぎる。

○○なつもり、とかやる気があるかどうかは関係ないのよ。

相手からどう見えるかが全てであって、その職場においては店長評価が全てなのだから

そう見えるように振舞わなきゃならない。

正社員だろうが派遣だろうが大企業だろうが中小企業だろうがそれが全て。

それを理不尽だと感じてしまうのなら起業して自分トップに立つしかない。

もちろん店長の言っていることがおかしい、意地悪な店員が嘘の告げ口しているという可能性もあるからそれは自己判断で。

頑張ってな、おれも若いころレジ打ちが遅いって2回くらい怒られたことある

二度とやるかという気になって勉強就活を頑張りました。

ただ、素直さと謙虚さはそういうところで若いうちに鍛えとかないと、30過ぎたら直らないよ。

この前の中途採用面接

応募者の方に

「数ある求人の中から弊社にご興味を持っていただけたのは何故でしょうか」

と聞いたら

「私が今回の転職大事にしたいのは『仕事やりがい』と『人の役に立てる仕事』でして~」

とか語りだしたから、いやそれは新卒の時ならまあそんなもんだけど、社会人10年以上の30代半ばの人からそんなこと言われたら、申し訳ないけどこいつアホかというかいくらなんでも面接準備してこいよとしか思えないので普通に不合格にした。

2024-11-20

マジで金ないんだけど借金しかもう道ないよな?

社会人2年目なんだけどマジで金がない。現在躁鬱で2ヶ月入院・療養で休職中。来月復職予定。

躁のときの浪費+引越し車検・物損事故自殺未遂入院と重なったせいで貯金ぶっ飛んだ。

入院時に保険30万降りたけど入院前の支払い分+入院費でほぼ飛んだ。

今月カードの支払い5万(食費・ガス・水道通信費ガソリン代・各種保険)したら貯金ゼロになる。

家賃電気代多分6万くらいと医療ローン3万が払えそうにない。

傷病手当も出はするけど申請時間がかかってて支払日に間に合わん。

なんなら来月も傷病手当だけじゃ多分間に合わん。

次に給料が満額出るのは来年になってからボーナスは多分なし。

明日市役所行って生活福祉申請するけど通るかも分からんし借りられても入院費分だけの額らしい。

親は警察のお世話になるような人種なんで親族から総スカンで誰も頼れない。

なんでもっと貯金してなかったの?って言われそうだけど、高校の時から学費自分で払って進学後の一人暮らしも全部自分で賄ってたから微々たる額しか貯められてなかった。

こういうパターンで金ないときってもう借金しかないよな?


◾️追記

市役所行って生活福祉金の小口資金貸付制度申請してきた。限度額の10万で貸付可能だけどやっぱり申請から承認・振込まで時間かるとのこと。

どうあがいても家賃医療ローンの引き落としには間に合わないので管理会社には電話した。

ちなみに高額医療制度は使ってたけど室料や食事代で加算されて入院費は合計18万の請求だった。なんで?

とりあえず復職したら土日に日雇い現実的かなと思ってる。休職バイトしたら傷病手当もらえないからね…。

こどもにはテレビを見せたほうがいい

わたしには幼児期テレビチャンネル権がなかった

テレビは主にNHK祖父の好きな旅番組を映していた

父方の祖父母と同居している第一子にはありがちなことかと思うが母はまだ遠慮があり祖父には毎週見る習慣になっている番組毎日あった

仕方のないことだ

ただ大多数のこどもが見ている番組を家で見ることがわたしにはできなかっただけだ

東京に住んでいるひとつ下のいとこの家のピコが羨ましかった

だいぶ大きくなってからあのキャラはなんだったんだろうと調べたらセーラームーンアマゾントリオだった

中学生くらいのわたしは幼少期の自分おもちゃや布製品の絵柄などの所持品にセーラームーンが登場するにも関わらずセーラームーンアニメ記憶がないことについてギリ世代じゃないからだと考えていたのだが普通に直撃世代でただ見ていなかっただけだったのだ

ハッチポッチステーションを初めて見た日のことは覚えている

わたし田舎保育所に通っていた

同い年の子は8人、保育所全体でも30人に満たない人数だっただろう小さな保育所

母は保育所を利用しているのに仕事といえば農作業か内職かという専業主婦だった

から迎えが遅くなるということはなかった

お迎え時間に来ていたよそのお母さんの記憶もあるのでほとんどの家庭は似たような環境だったのではないかと思う

ある日母の迎えが遅くなった

理由はわからない

その日に所長先生給食室と職員室の間の畳の部屋でハッチポッチステーションを初めて見た

所長先生がオープニング映像エスカレーターであることとその頃エスカレーターでの事故があったので真似をしたら危ないことを話している様子を覚えている

テレビには人形が斜めの板の後ろを移動している様子が映っていた

記憶にある所長先生発言から推測するとわたしがこれはなんなのかのような質問をしたのだろう

ハッチポッチステーションのオープニングのエスカレーターを登る人形の様子を見たことがなかったわたし理解できなかったのだ

幼児は戦いごっこなるものをやる

わたしの通っていた保育所場合は個々人が各々自分が何であるかを宣言していた

戦隊のなにかセーラーなんとか悟空……

ごちゃ混ぜのドリームマッチである

そんな中わたし赤ずきんチャチャ宣言した

恥ずかしながら何かで聞いた名前だったのだろう

赤ずきんチャチャ?強くないよ」「強いもん」「全然強くない」

わたし保育所ブランコで泣いた

大変に不快になってそれ以降家庭外でテレビ番組の話をするのをやめた

小学校に上がってもそれ以降も話さなかった

何なら社会人になった今でも一瞬知らない振りをしてしま

ちなみに赤ずきんチャチャは未だ見ていないので今も戦って強いと思っている

わたし場合は30年近く前の話だが現代においてもこどもの会話といえば映像だろうと思う

テレビ番組にこだわるわけではない

YouTubeとかでもいい

こどもの間で流行っているものは見せた方がいい

そのほうが本人が歪まないんじゃないか

最低限未就学児にはNHK教育を見せといたほうがいいと思う

こどもにはテレビを見せたほうがいい

わたしには幼児期テレビチャンネル権がなかった

テレビは主にNHK祖父の好きな旅番組を映していた

父方の祖父母と同居している第一子にはありがちなことかと思うが母はまだ遠慮があり祖父には毎週見る習慣になっている番組毎日あった

仕方のないことだ

ただ大多数のこどもが見ている番組を家で見ることがわたしにはできなかっただけだ

東京に住んでいるひとつ下のいとこの家のピコが羨ましかった

だいぶ大きくなってからあのキャラはなんだったんだろうと調べたらセーラームーンアマゾントリオだった

中学生くらいのわたしは幼少期の自分おもちゃや布製品の絵柄などの所持品にセーラームーンが登場するにも関わらずセーラームーンアニメ記憶がないことについてギリ世代じゃないからだと考えていたのだが普通に直撃世代でただ見ていなかっただけだったのだ

ハッチポッチステーションを初めて見た日のことは覚えている

わたし田舎保育所に通っていた

同い年の子は8人、保育所全体でも30人に満たない人数だっただろう小さな保育所

母は保育所を利用しているのに仕事といえば農作業か内職かという専業主婦だった

から迎えが遅くなるということはなかった

お迎え時間に来ていたよそのお母さんの記憶もあるのでほとんどの家庭は似たような環境だったのではないかと思う

ある日母の迎えが遅くなった

理由はわからない

その日に所長先生給食室と職員室の間の畳の部屋でハッチポッチステーションを初めて見た

所長先生がオープニング映像エスカレーターであることとその頃エスカレーターでの事故があったので真似をしたら危ないことを話している様子を覚えている

テレビには人形が斜めの板の後ろを移動している様子が映っていた

記憶にある所長先生発言から推測するとわたしがこれはなんなのかのような質問をしたのだろう

ハッチポッチステーションのオープニングのエスカレーターを登る人形の様子を見たことがなかったわたし理解できなかったのだ

幼児は戦いごっこなるものをやる

わたしの通っていた保育所場合は個々人が各々自分が何であるかを宣言していた

戦隊のなにかセーラーなんとか悟空……

ごちゃ混ぜのドリームマッチである

そんな中わたし赤ずきんチャチャ宣言した

恥ずかしながら何かで聞いた名前だったのだろう

赤ずきんチャチャ?強くないよ」「強いもん」「全然強くない」

わたし保育所ブランコで泣いた

大変に不快になってそれ以降家庭外でテレビ番組の話をするのをやめた

小学校に上がってもそれ以降も話さなかった

何なら社会人になった今でも一瞬知らない振りをしてしま

ちなみに赤ずきんチャチャは未だ見ていないので今も戦って強いと思っている

わたし場合は30年近く前の話だが現代においてもこどもの会話といえば映像だろうと思う

テレビ番組にこだわるわけではない

YouTubeとかでもいい

こどもの間で流行っているものは見せた方がいい

そのほうが本人が歪まないんじゃないか

最低限未就学児にはNHK教育を見せといたほうがいいと思う

さいきんだとコパイロットがたすけてくれるし

社会人になるほうが

就職したあと、年収アップするにはいいのではないか

年収の壁について

 働き控えの本当の壁は配偶者控除扶養控除、3号保険基礎控除を上げても緩和効果は乏しい。

 また、基礎控除生活コストの上昇に追いついてない論だが、給与所得者なら給与所得控除、事業者なら青色申告控除と経費参入に対する多少のお目溢しで収入に対する控除額は増加している。

 配偶者控除扶養控除、3号保険廃止に伴う増税分に対し、基礎控除を引き上げるという論ならまだ支持できる。

 国民民主党に対する不信感は、会議に紛れ込んで、目標だけ提示し、その方法論を示さないという社会人なら論外のクズムーブにある。

anond:20241119163834

「2.3年その関係が続いて」→ お互いにその期間の途中で関係性を徐々にはっきりさせていって欲しいところ。ましてやお互いに社会人になった後だろうし、子供じゃないんだからという気分にもなる

社会人楽すぎ人生って思ったよりちょろいのかも

ミスたからって嫌味言われる程度で殴られることもバリカンで髪そられることも無いし

無能から水ひとくち飲むにも1時間以上飲ませてくださいってお願いしなくても飲めるし

なんなら家に帰ればご飯食べても誰にも文句言われない

頭悪いから一分一秒でも勉強しろってミキサーで全部混ぜたご飯じゃないご飯毎日食べれる

働いた分だけお金も貰えるし毎日寝れる

テレビも見ていいし本も読んでもいいから人との話についていける

自分みたいな無能社会に出たらもっと酷い扱いを受けると言われてたからドキドキしてたけど半年ほど仕事して全然そんなことな

自分より仕事できない感じの人もバリカンで髪剃られたりしてないし

本当に人生が楽 たのし

anond:20241120014825

いや揉めたの管理人もやぞ?

管理人ともソイツ喧嘩になった

それなのに管理人は追求されたら逃げた

そして比較的仲良かった自分に押付け

あんまりやろ……

疲れたから解決しておいてって……

いやお前も揉めてるやん?

嫌ならお前が追い出せば解決するぞって言ったのに「それは……」って濁しやがった

そして、追い出した本人から聞いたら「増田が嫌だって言うかから出てけって管理人に言われた」って言われたんやぞ?

こっちもキレたくなるわ

解決押しつけた挙句人のせいにするとか最悪やろ

これでよく社会人として上司やれてるよなと呆れる

2024-11-19

仕事ができる子に嫉妬してた

人生に疲れてる感じがして、辛いかもしれない。

もうおばさんと言われる年齢だ。職場で働いている中で悩みがある。将来のことだ。このままずっと、これでいいのか不安しょうがない。

十年くらい、関西にある地元市役所臨時職員(※今は会計年度任用職員)として採用されて、働き続けてきた。

部署の異動は一度だけ。最初水道の庶務の仕事だった。今の部署はさすがに言えない。ごめん。

会計年度任用職員略称としては会任なんだけど、それになってからは異動がない。臨時職員アルバイトパートだとすると、会任は契約社員位置づけである

ずっと同じ部署にいても、民間みたいに正社員転換しないといけないルールはないらしい。長い人だと、地籍調査とか用地取得部署で、正規じゃないのに15年以上働いてる人もいる。

私の人生の何がつらいのか、書き綴ろうとしたけどまとまらない。何がどう辛いのか、自分でわからないところがある。しいていうと、恋愛とか、結婚だろうか。世の中の一般女性にとって大事なことだ。

私は女らしくないし、あまり可愛くもないし、なんならハムスターとか、チンチラに生まれたかった。あの子達の世界にもブサイクはいるのかもしれないけど、人間目線だとみんなカワイイ



不安はたくさんあるけど、ここでは一つだけに絞って話をする。

不安の全体だと、恋愛結婚もそうだし、生活のこともあるし、やや遠くで暮らしてる親のこととか、相続とか、自分健康のこともある。

けど、一番は恋愛とか、結婚のことだ。アラフォーになったばかりだけど、正直結婚は難しいと思う。本当にそう思う。

私と同期で、約十年前に入庁した臨時職員の子達は、全員が自分の道を見つけている。適当男性とくっついて離職した子もいれば、普通に転職した子もいれば、市役所から直接スカウトを受けて、コネ採用みたいな恰好で、公開競争試験じゃなくて個別試験をセッティングしてもらって、裏口のような形で正規職員になった子もいる。みんな、ちゃんとした理由があった。

入庁当時の私は、25才だった。美容専門学校卒業したけど、リーマンショック関係で職が少なくて、フリーター転々として、生活が貧しくて毎日泣きそうで、そんな私を最後に拾ってくれたのが生まれ故郷市役所だった。

月給は額面13万円+残業代で、ボーナスは当然ゼロ病気・傷病休暇もない。有給は年に5日だけ。私も皆も、風邪インフルエンザでも普通に出勤していた。こんな私が働けるのはここしかなかった。

数年前に会任制度スタートしてからは、ボーナスが年間二か月分出るようになって、まともに貯金ができるようになった。今でもこの職場感謝してる。

話がまとまらなくなる前に、恋愛とか結婚不安のことを話したい。わかりにくいところがあったらコメントとかで教えてほしい。できるだけ答えるので。

20代後半の頃は、結婚できるのかなって勝手に思っていた。男性の人が話しかけてくれるし、アプローチがあったし、同じ職場の人にデートに誘われたこともある。交際経験もあるけど、そんなには続かなかった。

しだいに焦ってはきたけど、私が三十路になる年のことだった。水道部署から現在部署に移ったばかりのことだ。この職場に、いいなって思える男の人(A君)がいた。私と同い年で、小学校中学校が一緒だった。

当時の私は、残業休日出勤が多い部署で、毎日地道に仕事をがんばっていた。イベントで使う資機材をまとめたり、パンフレットを作ったり、式典会場の準備をしたり、てんてこ舞いの日々だった。

私は当時、その男の人A君と一緒のペアになって仕事をしていた。心の距離が段々近づいていって、仕事帰りにラーメンをおごってもらったり、イベント帰りに家に送ってもらったり、辛い時に慰めてくれたりした。優しい人だった。



以上を一年目とすると、二年目にそれは起こった。

新卒で入庁してきた子がいた。大卒の子だった。おそらく22才のはずだ。この地域にある名門企業代表者と同じ苗字だった。この子Sさん年代は違うけど、私やA君と同じ焼酎学校出身だった。

直属の上司である係長(※蛇足だけど係長学校が同じ。Sさんとは出身高校も一緒)からは、「Sさん大学出たばかりで、最初全然慣れないだろうからフォローしてあげて」と言われていた。そうしてあげるのが先輩としての正しい道だと思ってたけど、後日別の意味否定された。

Sさんは、仕事ができる子だった。難しい言葉を使うと、利発な子だった。都会じゃなくて、地元にある大学出身の子別に京都大学とか大阪大学とか、そういうレベル大学出じゃない。

けど、頭の回転とか、コミュニケーションとか、気遣いとか、嫌いな相手とも表面上仲良くするとか、そういうのができる子だった。

あれは今でも覚えてる。私とペアになってたA君だけど、Sさんを目で追ってるのがわかった。

関係ある仕事でも、関係ない仕事でも一緒に話をしようとするし、Sさんと話してる最中は、私の時と比べて笑顔だった。

反面、私と一緒にいることは少なくなった。一緒にご飯を食べることはなくなったし、一緒の車に乗せてくれることもなくなった。同じ仕事をして、彼を補助する仕事は変わらなかったけど。

Sさんは人懐っこいとか、そこまでではないけど、皆とよく一緒に話していた記憶がある。若い子らしくて、さわやかな印象だった。よく笑っていた。ブサイクな方ではないと思う。

結局、A君はみんなが見てる時でも、Sさんに対して恋愛的にがっつく……は言い過ぎだけど、熱烈に会話をするようになってた。「あれはひどい、やばい」という次元だった。

上司である係長に「あれはよくないです!」と進言したこともあった。けど、係長も、そんな2人をむしろほほえましい感じで、ノホホンとした眼差しを送っていた。「増田ちゃんあんなのイチイチ止めてたら、日本少子化待ったなしだよ~」だって……。

その係長だってSさんには甘々だった。この部署の中では、Sさん新卒とは思えないほどスキルがあったとは思うよ?私なんかとは別格の。係長は、そんなSさんを散々利用していた。

本来ベテラン職員がやる仕事まで、入庁一年であるSさんに割り振っていた。イベントだってほとんど休みなくSさん休日出勤させていた。

「こんなのおかしい。職場って恋愛する場所じゃないよ」、て言いたかった。なんでそんなに、Sさんばっかり使い倒すの。私だっているじゃん。私の給料Sさんと同じくらいなの知ってるよね。私に休日出勤仕事を割り振ってよ、残業代欲しいよと思っていた。そんなもやもや一年以上、ずっと続いた。

Sさんのことたくさん書いてるけど、彼女はもう職場にいない。A君も。

 在籍中だったら、公共の場所にこんなことは書けないし、書かない。



さらに、その次の年度だった。

季節は春を過ぎたくらい。Sさんが朝礼の時、皆の前に出てきて、「私。今月結婚します。仕事にはもちろん支障ないので、これからよろしく~」と皆の前で告げた。

A君の顔を見ると、茫然としていた。生気が抜けた表情だった。残念、みたいな表情を通り越した顔( ;∀;)だった。

まあみろ、ていう薄汚い感情自分の中にあった。でも、ここは職場から。そういう思いを出す場ではないから、と自分に言い聞かせた。

Sさん結婚相手は、やっぱりというか、地元の名士の苗字だった。京都和歌山の人なら、聞いたことがあるかもしれない。CLAMP漫画に出てくるような、鳥系の氏だ。

入庁して二年目で、結婚かぁ……私が入庁して二年目の頃は、そんなこと考える余裕はなかった。恋愛アプローチがあっても、応えるだけの生活の余裕がなかった。貧しかった。

月給13万円台で、京都市内での一人暮らし不可能に近かった。実家を頼ろうにも、父母にそんな余力がないのは明らか。私は学生向けのボロアパートに住んでいた。

私が好きな少年漫画で、「ドンまり」という表現が出てきたのを思い出した。本当にこのドンまり、という状況だった。若い頃の私は。

でも、Sさんは違う。私と違って余裕がある。実家は太いし、皆から人気はあるし、私みたいな隠キャラとはわけが違った。生まれた瞬間からして違う。

それから今に至るまでの私は、ずっと同じような縮小再生産だった。

[仕事]…一般事務と、イベントのお手伝いの仕事正規職員登用の声がかかる気配なし

[生活]…近所のスーパーで夜に割引食材を買う。奇跡が起こると、6.6割引になってることがある

[趣味]…たまにアニメ漫画小説を読むくらい。作品イベントに行けるだけの余力なし



最後Sさんと会ったのは、同じ年だった。Sさん妊娠後、もうすぐ育児休業職場からいなくなるタイミング

うちの部署イベント大成功のお祝いで、みんなで夏にバーベキューをすることになった。係長が、お手頃な値段でたくさん食べられるというお店(というか山の中……畜産農家の圃場内だった)を紹介してくれた。私の少ない給料でも全然参加できる料金だった。そこにSさんも参加していた。

バーベキューだけど、みんなイベントの疲れを癒すというか、ねぎらうというか、和やかな雰囲気だった。広い車庫ガレージの中での立食形式BBQだった。

私はやっぱり隠キャラで、食べたり飲んだりはしてたけど、会場の設営とか片付けとか、飲み物の氷の準備とか、お肉を焼いたりしていた。誰かが焼酎水割りとかハイボールで使う氷を取りに来る時、その人の背後に付いて、「氷入れますよ」という案内をしていた。※「増田ちゃん暗殺者かよ~」とツッコまれ

あとは、ほかの人のところを巡って、コップが空いてたら飲み物を注いだりした。そこまで飲み食いはしなかった。お肉とオニギリは本当においしかった。本物の食肉卸だった。限られたお客さんにだけBBQパーティサービスをしてるとのこと。

その日も、Sさんはみんなに人気があった。焼肉野菜を食べてお酒を飲みながら、ガレージ内でおしゃべりをしていた。ずっと。そんな時に私は、Sさん~~職場友達の話に聞き耳を立てることがあった。

こんなことを、話していた。

(早く結婚できてよかったねと言われて)

「えー。運がよかったんです。親の紹介で、京都御所の建物の中まで入れる限定行事があって、そこで知り合って」

(仕事ができるねと言われて)

「ほかの人が協力してくれるので、自分は大したことないので」

(育児休業どれくらいするの、と聞かれて)

係長からは上限の3年まで取っとけって言われたけど、自分は1年半で十分です」

 ※働かなくても共済組合から給料分相当額がもらえる期間

(Sさんが羨ましいと言われて)

幸運があったので。ありがたく、この環境はもらっておきたいですけど、でも別に、ここまで恵まれてなくても、私は幸せになれるように頑張ったんじゃないかな」

嫌な感情が湧いた。

彼女は、Sさんは、私にはないもの絶対に手に入れることができないものを持っていて、それが才能とか、環境とか、そういうのじゃないって、自分の力だって絶対にそう思っている。

そういうのがムカつくって、あの時の自分は思った。ガレージの中で涙が出そうになった。焼肉の煙が目に入ったのもあるけど。自分はこんなに苦しいのに、Sさん自分が恵まれ環境にいることに気が付いてるフリをして、実際には気が付いてない。

Sさん自分との間には埋められない溝がある。でも、この時、こんなに人生で初めて、悔しい思い、誰かを憎んだのは初めてだった。

Sさんとその友達の空いたコップを見つけた時、「Sさん、何飲んでるの?」と聞いてみた。

すると、「あ~、じゃあ。私は焼酎水割りします。あそこの奥にあるやつで、焼酎少なめがいいです」とのこと。Sさん職場友達は、「ありがとう。私はカルピスでいいです。お願いします!」と言った。

あそこの奥にあるやつ……その焼酎は、ガレージの奥のテーブルにあった。卓上の保冷ケースの陰に隠れていた。獺祭の高いやつだ。私も焼酎が好きだけど、こんなに高いのは飲んだことがない。

保冷ケースの裏で、私は焼酎を少し注いでからテーブル真下にあった開封済の農薬袋を見つけた。右手で、農薬の粉瘤を二掴み手に取って、Sさんが飲むはずの焼酎のコップにそれを入れた。

水じゃなくて炭酸水を入れて、攪拌用の割りばしでかき混ぜて、ニオイを嗅いでみると、何も感じなかった。味見した感想焼酎ソーダ割りだった。カルピスは急いで作った。



流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ」「流産しろ




何度、心の中で叫んだかわからない。気持ちを止めることができなかった。

あなただって、ここまでずっと人生幸せだったじゃん。不幸もないと、おかしいよ。

人生には不幸があった方が幸せになれるよって、そっちの方がいいよ」って、この時思っていた。

2人のところに飲み物を持って行って、「暑いし氷溶けるし、早く飲んだ方がいいよ」と伝えた。

2人とも会釈だけして、Sさん獺祭ソーダ割りを飲んでいた。こんな会話が聞こえた。

「え~、これ炭酸割じゃん!」

「いいじゃん。増田ちゃんサービスしてくれたのに」

10分くらい経って、Sさんが別の男性に「獺祭おいしい、おかわりほしいです~」とねだっているのが見えた。

翌週、Sさん職場にこなくなった。「体調不良です」と係長上司に報告していた。

産休予定だったので、早めに開始することになった。それからまた日常が戻った。私の仕事内容は、今後もずっと変わることはないと思う。定年までずっと、いやきっとそうなんだと思う。

昇給だって、年に三千円だけ。しか一定のところまで行ったら頭打ち。「こんなのっておかしい」と思うけど、ルールから従うしかない。正規職員と違って身分保障がないのに、今までクビになってないだけ「ありがたい」と思わなきゃいけない。



今年に入って、育児休業中のSさんベビーカー子どもを乗せて職場に来た。みんな、生まれたばかりの赤ちゃんを間近で見ようと寄っていた。私もそうだった。

後ろの方には係長も来ていた。Sさんがいなくなったせいか仕事量の負担が大きくて元気がなさそう。

Sさんに、ほかの皆と一緒に「元気に生まれてよかったね!」と伝えると、Sさん幸せそうだった。でも、なにか違う気がした。

この、赤ちゃん職場に連れてくるシチュエーションは、私が子どもの時も、学生の時も、社会人になってからも、何度もあった。その時、新しいお母さんは、みんな誇らしげな表情をしていた。安心がまざったような。

でも、Sさんの表情は悲しそうだった。もしかして辛いことがあったのかな。だったら、それでよかったのかもしれない。無事出産できたのはいいことだけど、人生にはつらさも必要だと思うから

同じ職場の仲間として、Sさん職場復帰する時が来たら、これまでと同じように一緒に仕事ができたらと思う。私は貧しい生活だけど、それを受け入れることができている。ここまで達観できるようになった。これも成長だ。これから人生どうなるかもわからないし、不安もあるけど。

長文駄文、ここまでお読みいただきありがとうございました。

みんな持ってるから!で高いスマホを欲しいとか、テレビ見たいとかい子供

別になんでもいい、テレビも興味あるのは見たいけどみんな見てるからで見なくていい子供何が違うんだろ

自分はみんなやってるから!な子供でめちゃくちゃ親とバトってきたけど、友人は社会人になっても携帯の子フィルターつけっぱなしでなんでそこまで欲がないのか不思議

アメリカとの同盟は維持・強化。

・中露を仮想敵とした近隣国との関係強化に努める。

民主主義は堅持したまま、自衛隊自衛軍とする戦争可能な国へと憲法改正

核ミサイル核ミサイル搭載可能原子力潜水艦軍事ドローンの開発と保有増を急ぐ。

このぐらいしても、台湾有事を皮切りに進展するであろう中露の太平洋側への膨張に際して、日本への侵略を食い止められるかは不透明(無理かも)だと思う。

実際には、これらのうち、アメリカとの同盟関係維持以外は何一つ実現しないうちに中露の日本侵攻が有り得る。彼らからしたら、こちらの準備が整っていないときに戦いたいわけだし。

日本政府が手をこまねいている間に電撃的に攻め込まれて、なすすべなく日本国土の一部あるいは全部が侵略されるのが目に見えるようだ。

自民与党だと、どさくさに紛れて民主主義実質的廃止し、自民一党独裁による独裁国家へ移行も十分あり得る。

日本が核戦力を含めた軍備増強を進めることを欧米、近隣国自国民に納得させることが肝になるだろうけど、石破では無理だな。言動日和りまくってるし、外交面でもまるで役に立ちそうにない(首脳同士の挨拶で立ち姿勢握手を求めてきた相手に対して、自分だけ椅子に座ったまま握手する石破の姿を見るにつけ、暗澹たる気持ちになったよ。誰かこいつに社会人一年目のマナーを教えてやるやつはいなかったのか?)

かと言って、今の日本の政治家で国際政治を鑑みて戦略的に立ち回れる人間なんて誰かいるんだろうか?

中卒ニートの妹(15)を救いたい

23歳で一人暮らししてる社会人2年目なんだけど、実家に置いてきた15歳の妹がいる。

妹は高1の代。だが中学卒業後に高校へは進学しなかったストレート中卒。

ほぼ毎日部屋に引きこもっていて、ゲーム動画・インスタ・漫画に浸り、たまに大好きな地雷系のファッションメイクをしたりしている。

彼女は小6頃から不登校気味で、中2からは完全に学校に行かなくなった。中2から中3にかけての登校日数は驚異の0日。

いじめに遭ったりとかは別になくて、本人曰く『モチベが無かったし担任が変わって迎えに来てもらえなくなったから』行かなくなったらしい。

私も似た感じだったけど無事社会人になれたので割と楽観的に見ていたのだが、

妹を取り巻く環境について考えた結果、もしかしてヤバいでは?と感じ始めた。

まず、うちの妹は、頑張れない・考えることが苦手・めちゃくちゃ繊細な子である。例をあげると、

不登校中にこれで勉強してみてねと渡されたタブレットには一切触れないまま卒業

自分が行きたい!と言ってチケットを取ったアイドルライブのため遠征するのに、家を出る1時間前になっても全く準備が出来ていなかった

・外に出るときマスク必須外食絶対拒否。知らない人とは話せない。バス電車などの公共交通機関絶対NG

次に、うちの実家はめちゃめちゃ田舎である

どこに行くにも車が必須で、大型商業施設大学などのある市街地まではバスで2時間

これだけでバイトや進学のハードルがグンと上がり、恐らく妹が外に出ない理由もこれがでかい

そしてこれが一番、うちの親(母子家庭なので母親)が毒親であること。

つい先月も酔って暴れて警察沙汰になり、妹が児相保護されました(が、当の妹は自分の部屋に帰りたいからと家に帰った)。

母は自身が中卒だからか勉学の重要性は全く認識していなくて、私も学業に関する話をされた記憶は全くない。妹に対してもそんなスタンス

妹の父親から養育費は貰っているので、妹が欲しがるものゲームアニメのグッズや漫画や服など)は買い与える。

で、『こんだけ買い与えてやったんだからお前は私の機嫌を損ねるな!!』と定期的にヒステリーを起こす。そんな親です。

からも定期的に『お母さん暴れてるんだけど』『お母さんがまた男連れてきた』といったLINEが来る。その都度迎えに行きたいのですが、夜中の片道1時間半…。

私としては、妹にそろそろ現状のヤバさ、このままではそのヤバい母親共倒れになることに気づいて貰いたいし教育の機会も得て欲しい。

ただ、妹としては、好きなものを買い揃えてもらった部屋でボーッと好きなことだけしている状態が心地よくて、母のヒステリーはたまにある厄災として耐えればよしという認識

救いたいというと大仰な言い方だけど、絶対に現状のままではよくない未来しか見えないから、妹には変わってほしい。

まぁそういう話を妹ともした結果、『高校ちょっと興味あるかな』って感じだったので通信制高校オープンキャンパスに連れて行く予定を立てた。

とはいえ、本人がそのために外出できるかは不明。道は長い…。

異性の親友がいたと思いたい

 

大学時代バイト先の先輩から告白されて、それを断ったら毎日LINEを送ってくるようになって、終いには定期的に家まで来るようになった。バイト先の人たちはみんな優しくて好きな仕事だったか半年後にお店を閉めることが決まってたのもあってただ耐えた。

 

でも家がバレてていつ来るか分からないって結構精神にしんどくて、どこにも安心できる場所がない。大学生お金もなかったか簡単引越しなんてできなかったし。毎日送られてくるLINEも「今家の前にいる」とか「どこで(私)を見た」とか来るから動向確認のためにもブロックできなかった。

 

そんなことがあって、まぁその前にもいろいろあったんだけどそれをきっかけにより男性が怖くなってしまって、大学卒業して社会人になっても数年はできる限り男性と関わらないように生きた。けど、ある日ひょんなことから男性友達ができた。

 

取引先ではないけど同業者で、ある会社関係の集まり出会った。お互いあまり大人数が得意じゃないのもあって、テキトーに2.3人で集まって挨拶して、話して、解散しての繰り返しに疲れて隅で休んでいる時に、「こういうの、疲れちゃいますよね」なんて言ったのが最初の会話だったと思う。

 

その時は仕事の話がメインだったけど、少しだけ趣味の話もして、それで連絡先を交換した。

 

LINEでやりとりをはじめたら映画の話ですごく盛り上がって、今公開されている映画を後日2人で観に行くことになった。お互い1人で観に行くタイプで、感想フィルマークスに吐き出すしかなかったか映画を観た後にその話ができるのが楽しくて、映画館のあとに行った飲食店ではひたすら話をした。

 

それからはお互いが好きなものを勧め合ったり、日常的に連絡を取り合いながらたまに会うような関係になって、お互いの趣味以外の個人的なことも話すようになって、真面目な話もバカみたいな話もできる友達になった。お互い今までの友達に話せないようなことでも話せて「1番の友達だわ笑」とか言って笑いあってた。

 

2.3年その関係が続いて、ある日その人の家でとあるシリーズ作品の一気観をすることになった。もしかしたら俳優監督の縛りだったかもしれない。どちらにせよそういうことは前にも何度かしていたし、別にいつも通りのことだった。

 

何本か映画を観終わって、休憩を挟んでいたときに急に告白された。

タイミング意味が分からなかったし、そもそも向こうにそんな意識があるなんて思いもしてなかったから驚いた。私にはそういう気持ちがなかったからすごく申し訳ないと思いつつ、この後どうすればいいんだろうと考えながら、このまま友達でいようと返事をした。

 

そこからは最悪だった。

とにかく目が怖かったし、力は強いし、知らない人に見えて、でもこれもこの人の一部なんだというのが受け入れられなかった。今ならまだ冗談で済ませられるって何故か私もへらへらしてしまったり、本当に気持ち悪い空間だったと思う。

終わった後に、私にこんなことをしておいてそれでも尚好きだと言ってくる心理が分からなくてただただ怖かった。

 

その日その後どうやって家を出たのかは覚えてないけど、後から懺悔のようなLINEが来て、もうこのまま会わない方がお互いのためだと思ったし連絡を返すことはなかった。それで終わり。

 

自分に非はあると思う。

これまで異性の友達を作ったことはなかったし、男性を避けていた期間があったせいで余計に適切な距離感が分かってなかった。これまでに好意を寄せてくれた人とも付き合ったことはなかったか交際経験ゼロだし。でもこの経験をこうやって出会いから書き出してみると、最後に付き合っていればよくあるハッピーエンド。私がフラグを折ったか脚本バグった。

 

 

そんなことがあって、昔語り合った映画や勧められた映画、その当時自分が好きだった映画は色々思い出してしまうから観れなくなって、映画を観ることは趣味じゃなくなった。

 

でも数年経って、最近ふと映画が観たくなってそのままの勢いで映画館に足を運んだら本当に面白くて、それから時間を取り戻すようにサブスク登録したりしてまた映画を観漁ってる。

 

映画を観るたびに当時のことを思い出してしまったりするんだけど、自分の中で消化できている部分とできていない部分がある。

あの日彼が私の気持ちを考えずにあんなことをしたことに対しては怒っているし悲しいけど、それまでは人として尊敬していたし、なにより一緒にいた時間は楽しかったし、でも私の中でどうしても人と付き合うっていうことに抵抗があって、もしそんな私じゃなければ相手もあの選択をしなかったかもしれないと思うと申し訳ない気持ちになったり。

 

自分が友だちだと思って信頼してきた人が、あんなことをした時点であの人は所詮そういう人だったんだと思いたくないのかもしれない。

 

 

趣味きっかけで親友ができて、親友じゃなくなって、もしかしたら向こうは最初から友達だと思ってなかったのかもしれないけど、でもあの時本当に楽しかたことだけは事実だった。

 

 

 

◾️追記

自分がはっきり書かなかったせいで解釈の違いとかで変に対立させてしまったのが申し訳ないです。

告白を断った後に、向こうから一回だけさせてほしいって言われて断ったけどそのままされただけ。相手の力強さとかこうなってしまった悲しさとかで正直途中から諦めてたところもあるし、避妊具を付けずにされるのが1番怖かったか自分から伝えたし、"無理やり"っていう言い方は適さないかも。

 

コメントの方で書いたんだけど、相手も私と同じく恋愛が苦手って言ってたことを真に受けて勝手仲間意識持ってたから裏切られた思いが強かったのと過去に色々あったせいで男性が苦手だって話をしてて経験もないって言ってたのにそこに踏み切ってきた失望があって少し被害者意識も強くなったんだと思う。

 

とにかく怖かったし悔しくて涙が止まらなかったんだけど向こうは私がはじめてだから痛いのかもしれないってやけに身体を気遣ってて、そんなこと思えるなら今すぐやめろよって思うのにやめる気はないし、その状況で勃つのが信じられなかったし軽蔑した。当時はそんな怒りでいっぱいだったんだけど、その怒りの熱も冷めて、時間を置いて今思い出したら楽しかった思い出もたくさん出てきてしまって心情がぐちゃぐちゃだったから書いた。

 

この出来事自体は2.3年前のことで、直後はまた男性不信になったりしたけど皆が皆性欲をぶつけてくるような人じゃないって少しずつ進んだり戻ったりしながら今は割と普通に接することができてると思う。割り切れたとも言えるかも。今でも付き合うとかは抵抗感があって相変わらず恋愛経験ゼロだし今後もないと思うけど。

男女間の友情なんて成立しないんだって怒って、でもそれって捻くれた考え方なのかもしれないなって思って。でもそれを確かめるためにまた異性の友人を作るほどの勇気はもうない。次に同じようなことがあったら私は今度こそ男性を信じられなくなってしまいそうだから。友人になったところで私相手だとその先で付き合えないし、セフレにもなれないから向こうとしても良くないと思うしね。

でも今後異性と関わる際はちゃん距離感意識します。私と相手のために。

 

 

※こういう話現実で話せないし、ただ書き散らした文章にせっかく意見貰ったので返信とかしながら改めて考えたりしてたんですが、勢いで書いて後悔してるのでもう返信はしません。ありがとうございました。

高○充希さん? あなたちょっと前に「イギリスでは40歳まで女は自由に生きていい、だから私も40歳まで結婚かにとらわれず自由に生きる」みたいなこと言ってませんでしたか? それが岡田将生さんと結婚? まだ32歳で? 別に幸せになってもいいですけど、もう少し自分発言責任持てませんか??

きっとテレビに言わされてるだけなんでしょうけど、 これを機に世のテレビに流されやす女子は目を覚まして社会人になったら結婚相談所へ通ってほしいものです…

親を救いようがない

現状を投下するので気兼ねなくコメント欲しい

登場人物

筆者(28歳女、会社員

母(パート主婦

妹(パン職)

父(故人)

彼氏(筆者の恋人最近久しぶりにできた)

【要旨】

母を毒親とは決して思わないが、母を尊重すると自分幸せが低減するのではないか?と現況を振り返ると思うのだがどうか。なお、老いる母より当然自分の方が大切である承知しており、行動への移し方を模索するもの

最近のあらすじ】

父は3年前に、2ヶ月でコロっと病死。当時4年間一人暮らしをしていた筆者は実家に帰り(首都圏仕事は全く同じもの継続できた。幸運)、まだ学生だった妹と母を扶養に入れた。保険金だの色々あって、筆者本人の生活苦はなし。母も得た資産を切り崩しながら生活

翌年春妹が就職し、扶養から離脱(そのまま同居)。

母は傷心や手続等の煩雑からしばし無職

今年本格的にパート再開。筆者は家事ほぼゼロで、母に多分に世話になっている。

【発生した問題点

登場人物紹介で大体察しつくと思うが)母が筆者の彼氏との恋愛に反対する。批判嫌悪、怒り、悲しみ、自棄、脅迫がみられる。

批判

近場の男とつきあうのは短絡的(同級生

年収が低い(筆者比)

嫌悪

気持ち悪い、セックスするんだ

筆者の容姿性格面、経験から恋愛するに妥当でない(妹はOKらしい)

自棄

死んじゃおうかな

脅迫

家を売るから

ペットに会わせないか

家事は一切やらない

情緒面などの諸情報

夫婦関係はここ10年は悪く、母は金銭苦をいなしつつ、無私の愛を注ぎ子育てをしてくれたと思う。(自分のための買い物、おでかけ、30年殆ど皆無。寿退社し父の仕事手伝いかパートのみ。)

はいい所もあり、残された家族理解するところだが、性格は難ありと言わざるを得なかった。晩年は減ったがよくどなる、無計画な消費(母の貯金を使うなど)

それに、死んでから浮気をしていたことが携帯からわかった。母と筆者だけの秘密とし、母は妹にはとても言えないとのことだった。(何となく伝わる所はあると思う)

母は文句を言いながらも40年一緒にいた父との突然の死別と、彼の裏切りどちらにも耐え難いショックを受けた。特に通院、服薬はなし。

妹は四大を出て知能は正常だが、自己愛ぽい所がありたまの激情で手をつけられないことがある。家電を壊したり、母を殴ったことがある。彼氏ができ、社会人になってかなり落ち着いてきた。近々遠方の彼氏と添い遂げるのだろうと思う。給料安い。

筆者の性格は細かくは文章から読み取ってもらうほかなし。ハイパー自己なのは確実。倫理観も少し怪しい

父のようになるまい、と思い自営ではなく頑なにサラリーマンに拘ったりした。でも、最近一部似てきているらしい。あるある

非常に楽だけど、生理不順が凄いなと思いある時婦人科に行ったら「血液検査結果が排卵してると思えない」と言われた。無排卵不妊なのかもだが、通院はロクに続かなかった。元よりてんで子を成す願望がなく、不妊の身を悲劇と思うこともできない程。調べて調べてできるなら治療して、子供を産みたいなんて欠片も思わない。(母の子育てが辛そうだったから筆者に影響した、のは理由の半分位になりそう)

ということで、年齢を理由結婚を急ぐこともないのだ。それでも、共に生きるパートナーってのを作ってみたいのだ

母の名義になった土地と家は、父の思い出が詰まっているし、家としても魅力的。金融資産は妹に、処分のこと含め家は筆者が請け負いたい!と話すこともある。

彼氏10年超のつきあい恋人になったのは最近。筆者の血族とは無縁の軟派な性格だが、尽くすタイプ上記諸々の筆者自身の難点は許容。今は控えめだが理系国立院卒会社員のどこにケチをつけようというのか?

母について細かくは打ち明けず。筆者の話術で、彼氏のことはいくらでも筆者の味方にできてしまいそうだから。親との同居はどっちのとも絶対しない。

【筆者の個人的分析

もとより母は子供との自他境界に少し難点があったと考えている。母の無私の半生や失われたキャリアを思えば、それなりの学歴職業を得ていく筆者のストーリー移入するのは異様なことではないはずだ。個別エピソード卑近のため割愛するが、親と距離を取るのが仲良しのコツと思って実家を出て、結果そうだったので、同居が軋みの理由として大きいのはわかっている。

よくネットで見る記事のように、無意識に娘を蹴落とすだの、不幸になるように誘導するだのは全くなかった。筆者の恋愛を機に「明らかにおかしいな」という発言が増え、筆者としても耐え難い状況となった。

これは筆者が娘から他人の女となり、自分のもとから金銭的にも精神的にも離れようとする娘、という構図に耐えられないからではないか?娘には未来があるが、自分にはない。娘はどうやら愛されようとしているようだが、自分は金輪際得られない。

この辺りが標題で「救えない」と思うに至ったもの。死人に挽回余地はないし、大人ましてや老齢になって性格が変わることもないだろうし、パート主婦に一軒家を維持するのは10単位では難しい。筆者の扶養や援助なしでは。友人関係もかなりシュリンクしてしまっている。

母の母、祖母看護師でよく外で働き、家事は疎かなタイプだったそうだ。筆者にも母にも一部愛着問題がある気もする。素人見解

【直近、今後の展望

2ヶ月程前に筆者が一度爆発。前から逐次進展を仄めかす度に反対されていた彼氏交際開始を告げた瞬間「出てって」と言われたため。父譲りの爆発的な行動力賃貸内見を即時予約し「出ていく」と宣言して荷物まとめを開始した所、「お願いだからすぐに出ていくのはやめて」「元の生活、接し方に戻すから」と態度を一変させ、沈静化。

しばらくしてまた上述の嫌悪批判が復活してきて、どうしたもんかと思い筆をとった。

「私とママは別の人間」「私は自分幸せを取るから」「自他境界おかしい」直接遠慮なしに言葉をぶつけもした。言いたいことはどんなに相手を傷つけるっぽいことでも言えるし、やれてしまいそうなのだが、どうやら良心か打算か、筆者が今涙でベチャ濡れでこの文を打っているように、ひとに吐露したいものがあるのだ。かしこぶってとんだ悪文で申し訳ない。

父が死んで途方にくれる母と妹とペットを、たしかにあの時は守りたいと思って実家に帰ったはずで、母が憎いとか愚かだと思う反面、哀れだ、大切だ、できることはしたいと思う気持ちもある。でもそれは、今家事をやってもらったり、母が「便利だから」そう思っているだけだったとしたら?

母や家を捨てて(あきらめて)新生活スタートさせたとして、最初は悲しいけどコロっと切り替えられるかもしれないし、20年とか経って取り返しがつかなくて泣くかもしれない。

最初に書いた登場人物、全員が、うまい具合にいく方法が、あるって信じたい。円満にことが進めば家を出た後も親に仕送りしたいし。実家の近くに住むし。

マジで何で死んだんだ親父は。普通にクソ野郎だったのに死んで幾分か美化されて英雄になった。気持ちが切れそうで、この2年ずっと仏壇の前にあまり立てない。

今日もできるだけ未来の話はしないようにして、朝と晩に母に世話してもらって、仕事に出かけている。

2024-11-18

民主主義を虚無に捧げないために――印象批評の試み

 これからお目にかける雑文は、データにもエビデンスにも専門知にも基づいたものではない。

 

 むしろ市井の人間の有限(どころか乏しい)観察と未熟な想念、そして「何か書かなければならない」という衝迫のみを支えとしている。昔風に言えば標題のとおり印象批評だし、現代風に言えば単なるお気持ちである

 それでも、虚言や流言罵詈雑言猖獗を極めるクソッタレインターネットへ供する一服の清涼剤たらんという意志を持って草した文であり、そのように読まれることを希う次第である

 

 以下に続く文章は、主語デカすぎるだの、事実認識がお粗末だの、構成がなってないだの様々な批判に晒されるであろうことは最初から織り込み済みである。いずれも筆者の能力の至らなさに起因するので「ごめん!」としか言いようがない。

 もっとよりよい認識や知見の給源は他にあると思うので、それらに接するのが一番いいと思う。そのような批判を恐れずにあえて書く理由は、まさに標題で仄めかした「民主主義を虚無に捧げてはいけない」という信念を擁護するために自分でできることをしようと思った、ただそれだけである

 この文を書こうと思った直接のきっかけは昨日の兵庫県知事選挙である

 つい1週間ほど前に太平洋の向こう側でトランプ当選し、「MAGAくんさぁ……」という軽侮の念を抱きつつも、どこか他人事の如く受け止めていた自分がいた。

 しかし、メディアネットパワハラ野郎だの私利私欲を極めたゴミだのサイコパスだのさんざん叩かれた斎藤元彦がメイク・ヒョーゴ・グレート・アゲインした途端、愚かな民衆なる集合は爆弾ゲームよろしく我々にヒョイと手渡されたというわけだ。

 

 尤も、自分最初認識そもそも間違っていたというのは認めるにやぶさかでない。要は愚かな民衆も、賢明民衆もどこまでいっても抽象概念で、そのような概念で語れる事柄には限界があるという単純な原則をしばし忘れて物を考えがちというだけのことだ。

 このような間違った考えで一喜一憂しているのは筆者だけはないらしい。

 選挙結果が出てから兵庫県知事選立花某にハックされたということや、あるいはネット真偽不明の奇々怪々なフェイクニュースを浴びせられて正常な判断ができなくなった結果だとして、SNS選挙の結びつきを否定的に見ている向きがある。

 もちろん、我々はアメリカ大統領選ロシアイランが介入しようとしたという事例を知っている。ならず者国家裏工作を挙げるのが極端だとすれば、ケンブリッジアナティカのような倫理観の欠片もない連中がいることも知っているはずだ。

 しかし、現段階の情報でもって、兵庫県民は騙されたのだという前提で話を進めるのは問題だろう。それをもってしても社会の底が抜けたとか、もはや民主主義は終わりだという悲観的で短絡的な発想に至りがちということを見ても、この種の作業仮説は民主主義有益どころか有害であることは明らかだ。そういう人たちがエピストラシーを実現するのか、リベラル思考をもった等質的市民たちによる思想ゲーテッド・コミュニティを作るのかは知らないが、それはきっと非民主主義的な操作で行われるものではないか。筆者はリベラル嫌いだが、それでも自分たちの理念に後ろ足で砂をかけるような彼ら・彼女らは見たくないというのが嘘偽らざる思いだ。

 

 各種報道を見る限りでは、兵庫県民は普通民主主義国家における市民と同じくらいの能力感覚を持ち、それなりに各候補者比較考量した上で投票に臨んだと考える方が現実に近い、と筆者は考えている。

 ここでは斎藤や稲村の政策についてどっちがいいとかいうことは考慮埒外に置くが、少なくとも「何かいじめられててかわいそうだから!」とか「メディアの一辺倒な報道気持ちいから!」だけで110万票も取れるんだとしたら、残念ながら民主主義以外の選択肢有効性も検討すべき時期が来ているのかもしれない。もちろん、実際のところそうではないのではないか、というのが筆者の見立てだ。

 何が斎藤元彦に再び県庁の敷居を跨ぐことを許したのか。それを考えるために補助線を引きたい。もちろん、論理的必然性をもった操作ではない。何故ならこれは印象批評にすぎないので。

 少し前に国民民主党の玉木代表不倫問題が報じられた。不倫責任の取り方は様々だろうが、代表を続投しこれからも頑張っていくということが比較的多くの人に受け入れられているように思った。

 その方策の是非はともあれ、手取りを増やそうというストレートな訴えが若者を中心に多くの支持を広げていて、それに水を差すような報道を苦々しく思っている、あるいはある程度「相対化」可能事柄だとして脇に追いやってもいいという雰囲気があるように筆者の目には写った。

 筆者個人はこの種の思潮には到底賛同できない。不倫するような人間に増やしてもらう手取りなんぞはこちから願い下げである議員辞職するまでではないとしても、代表を辞任し一兵卒として政策の実現に邁進するということだって責任の取り方としてありえたのではないかと思っている。

 どれだけ政策を懸命に訴えても、政策を進める当事者の「人品」というのは、決しておざなりにしていいものではない、と個人的には思う。実際、自民党政治資金収支報告書記載問題に端を発する「裏金」逆風はそのような考えからまれたわけだし、与野党伯仲という結果に実を結んだと考えれば、個人的かつ奇異な考えではないとも思う。であれば、妻子ある男性が別の女性懸想することを問題視しなくていいのだろうか(妻子にとっては経験しなくていい嫌な出来事であるし、相手方女性が公党の代表者と不倫したことがバレればその社会的地位をも脅かしかねないという帰結を予想できなかったのであれば、政治家どころか責任ある社会人としても御しがたいレベル不見識なのではないか。)。

 

 とはいえ、上の筆者の考えは少数派に属するものだと思う。不倫家族当事者の間で解決されるべきでダメだったら家庭裁判所へどぞ、というような私的な話で、こんなことのために俺たちの手取り台無しになってたまるか、玉木はきっちり反省してその後頑張れという意見大勢を占めているのではないか

 そしてこれは、斎藤公益通報制度度外視して告発者を袋小路に追い込んだことや、トランプが弄する信じがたい人種差別的・性差別言動によって当事者が傷つけられることを等閑視するメンタリティ相通ずるものがあるのではないか

 もちろん、そういった非倫理的な行いに諸手を挙げて賛成するダークトライアドガチ勢のような人間ばかりではないだろう。しかし、それはそれとして、というような相対的態度をとらざるを得ないのは、言い換えれば自分たちにとって焦眉問題別にあるということにほかならない。

 このような相対化を導くに至る根源的な不満の存在それ自体は目新しい指摘でもなんでもない。ラストベルトの労働者も、閉塞感を感じてきた兵庫県民も、手取りが増えない若者のいずれも「古くて新しい問題」であり続けている。目新しいことでもないのに、定期的にこの種の話が出てくるのは、解決が困難なことの証であるそもそも解決可能な話なのか? 全てのステークホルダーに満足を与えられるほどのリソースがあるのか? 自分たちの満足のために誰かにふるわれる不正義もやむなしとする世界で、オメラスから立ち去る勇気を持つ者たちが果たしてどれだけいるのか? 我々はずっとこの問いかけの中に閉じ込められているし、この困難さを抱きしめることが民主主義要諦なのかもしれない。

 この文では、貧しくあってもせめて人並みの倫理ぐらいは持てよバーカ、とか、人民の悲しいまでの想像力の欠如を嘆かん、という倫理的説教や慨嘆を述べ立てるつもりは毛ほどもない(そういうリベラルへの嫌悪感を筆者は多くの人と共有するものである。)。政治家自分たちの方を向いてほしい、助けてほしいというのは当然だし、その願いが届くのが民主主義のいいところではないだろうか。

 だが、その時、もしかしたら誰かを犠牲にしているのかもしれないという一抹の不安は感じてほしいなとは思っている。それが望蜀に属する話だとしたら、民主主義の皮を被った椅子取りゲームを続けるべく、我々はいつ鳴りやむか分からない音楽に耳をそばだて、減り続ける椅子を横目に生きていくのだろう。これがいいとは、筆者は決して思えないが。

 

  「あの青年は人のしあわせを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。」

 大人になってからのび太結婚前夜』を改めて見た時に、「なんて当たり前のことを言ってんだ。よっぽど褒める言葉が見つからない時用の言葉って感じだ。」という冷笑的な感想を持った。しかし、今ならのび太が全くもって稀有人間であったと痛感せざるを得ない。

 立花が言うように元県民局長がどんなに酷いことをしていても(逆にどんなにいいことをしていても)、斎藤拙速かつ強引な統治手法(このことは必ずしも立証されていないが、その後の百条委に至るまでの対応を見ればそう思わざるを得ない)に問題意識を感じて声を上げたこと、そして斎藤がそれをこれまた拙速かつ強引に対峙し、県政停滞のハードランディングに至ったのとは別の問題である。その対応に関する法的な問題などはこの際措くとしても、百条委で問われた道義的責任を「わからない」と述べた斎藤が、再選で得た民意を盾にこの問題を「相対化」しようとする危険性がないとは決して言えないだろう(当選後、記者団に対して「知事部局として一緒にやっていくのは公務員としての責務」と述べたのは、県職員に対して「俺は民意を得たんだからお前らがついてくるのは当然だよな?」と釘を刺した形とも言えるし、先行きは不透明だ。)。

 斎藤投票した人は、せめてそういう状況が棚上げになったままであることを認識した上で、自分たちの居心地の悪さに素直に向き合ってほしいと思う。(元県民局長が死んだのは別の理由であるという卑劣矮小化をするのではなく、)たとえ拙速で強引でも斎藤自分たちにとっていい兵庫県を作ってくれると信じて投票したのだとすれば、その結果誰かが痛い目を見ることになるかもしれず、それはひょっとすると顔見知りかもしれない。その時、その人の不幸を悲しみ、その人の幸せのために何かできるだろうか。そういった考えを頭の片隅に置き続けることが、民主主義レジリエンスを形作る重要な要素だと筆者は考える。清廉潔白完全無欠な政治家存在しない世界で、民主主義を選び取った全ての清廉潔白完全無欠でない我々にとって、「それがいちばん人間にとってだいじなこと」ではないだろうか。

 日々の生活に汲々として自分人生にやりきれなさを感じながら 「人のしあわせを願い、人の不幸を悲しむ」というのはそうそうできることではない。とはいえ、できていないなと思うだけでも、「あの時できなかったから次こそは」という思いにつなげられるかもしれない。

 

 この文は、「あの時できなかった」筆者が「次こそは」という気持ちを奮い立たせるために書いたものである

社会人IQ20上げる方法

時間勤務にしたり、週休3日にして体力を温存する

本音を話せる人がいない

毒親育ち、転職癖持ち。

数少ない友達とは社会人になってからライフステージの違いで徐々に疎遠になった。

父親転職癖持ちで小さい頃から引っ越しや転校が多くて環境の変化には強いつもりで生きてきた。

場数を踏んでるから第一印象は良いみたいで初めましての人がいる場にはめっぽう強い。

けど時間をかけて徐々に集団から孤立して、気がつくと話しかけづらい人になってる。

喋りすぎないように空気読んで会話をすると人から嫌われないけど誰とも仲良くなれない。

少なくなった友達とたまに話せると本当に嬉しいけどお互い大人になったか学生時代みたいに本当に気を遣わないで話してる感じじゃなくなった。

寒い夜に話し相手が欲しくなった時とか、仕事ダメージを受けた時とか、吐き出したい気持ちがある時に受け止めてくれる人が誰もいない。

そういうときは胃が重くなるような孤独ストレスを誤魔化すためにさっさと寝てしまうんだけど世の中の独身って皆こうやって耐えてるの?

anond:20241118154306

実際物を見て自分判断していくしかないだろうなぁ、泥臭くて手間かかるけど

兵庫県知事だったら斎藤氏の公式ページ公約を見に行った上で、書いてあることを兵庫県公式ページ統計などを見て間違っていないか確認するとか。

百条委員会の実際の動画を一通り見え事実意見を分けるとか

正直、社会人がやるには時間がかかりすぎる、政治分析やる時間なんてニートぐらいしかないんじゃないのか?

一人っ子差別」をやめて欲しい話

子供の頃から自分一人っ子だとわかると、周囲の大人連中は「かわいそう」「寂しくないの?」とか言って来て、

まあ当時は子供だったからよくわからなくて、普通に親に「なんでうちは一人っ子なの?兄弟が欲しいよ」と言っていたりした。

まあ、これは子供時代のどうでもいい会話で大人になればどうでも良いように思っていた。

しかし、社会人になり所謂協調性」が求められるようになった場合自分一人っ子だと判明した途端、

「お前は一人っ子から協調性が無い、協調性を身に付けられなかった」的な事を平気で言ってくる奴等がいる事に直面した。

子供時代の周囲の人間の話も、大人になってからの話も、俺に言うなよ、って思う。

言いたいなら親に言えよ、子供が一人で兄弟作れるわけねーだろ!兄弟産めるのは親だけだろ!って感じで腹立たしかった。

更に思い出すと、自分母親は5人兄弟で1人亡くなっている幼少期を過ごして来た為か、よく子供時代自分に向かって

「お母さんの子供の頃は兄弟が多くて大変だったのにお前はどうたらこうたら〜」とか、

「お母さんは弟の面倒も診たり兄に色々教えてもらったのよ〜」とか語ったり、

やはり鉄板言動である「お前は一人っ子から協調性喧嘩の仕方がわからない」的な事を言って来やがった。

おい、まてと。一人しか産まなかったのはおまえら夫婦責任じゃねーか!なんで俺の責任にするんだよ!文句あんならもう一人産めば良かったじゃねーか!!と、

自分には全く責任が無かった事を気付いたのは…大人になってからだった。

まあ何が言いたいかと言うと、あんまり一人っ子を見下したり馬鹿にしたりからかったり協調性うんぬんの事を責めないであげて欲しい。

あとよく勘違いされるのは「一人っ子は大切に可愛がられて甘やかされて育てられる弱い子」っていう偏見だ。

自分実家は両親とも仕事多忙で、放置されて育てられたので可愛がられたり甘やかされたりって経験はない。

しろ仕事がうまくいかないと怒鳴られる殴られる食器は割られる物は壊されるような、まあなかなかの壮絶な家庭環境だった。

からおまいらが持ってるその一人っ子差別が一刻も早くこの世から消滅してくれと思う。

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