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2024-04-27

anond:20240427044329

「正しさ」は社会定義する、という話。いわゆる共同体主義っぽいな。

サンデル教授推してることで有名になったよな。

そういう立場があるのは理解するが、欠点もあるやり方だね。どんな残酷で無茶な結論であろうと共同体結論であれば無謬である、という、ありえん結論を導いてしまうので。

 

君のAIの話は、むしろ共同体主義欠点を顕にする例え話の類に思えるね。

サンデル教授に、反証一種として、お前の言う通りならこういうことになるが、どうやねん、と突きつけたりするための。

 

俺の考えとしては、やはり人や共同体の外部に、真の正しさは存在する。

世界は人の精神の外にもあり、正しさは世界から導かれるからだ。我々と我々の共同体=集合知は、そのプロセスを読み取ったり間違えたりするだけだ。

よくある意見が、正しくないこともあるのなら、それは正しくないこともある意見であり、正しい意見とは違う。よくある意見特権地位を与える理由はない。

「0歳児から投票権」はドイツでどのように議論されているのか?

 維新の会共同代表吉村大阪府知事が、「0歳児投票権」(未成年の子投票は親が代理して行う)を提案し、維新マニフェストに加えたいという意向だという。

https://digital.asahi.com/articles/ASS4T2RNLS4TOXIE01TM.html

 これについて同党音喜多幹事長が、次のようなツイートリツイート(リポスト?)していた。

吉村知事の0歳児投票権=ドメイン投票の実現可能性は兎も角、海外で真面目に議論されて国会まで行った話を、あたかも与太話のようにせせら笑い取り合わない風潮をみると、この国の知識レベル心配になる

海外議論で主な論点はすでに整理されてるが、日本SNS界隈の反応はそのレベルに達してない

吉村知事が言ってるドメイン投票は例えばドイツでは連邦議会において議論され、(https://bundestag.de/resource/blob/531942/6669f3e29651882065938fc6a14fd779/wd-3-157-17-pdf-data.pdf)、無論導入にはいたらなかったものの、第三次メルケル内閣のManuela Schwesig家族相など、賛同者もいた昔からあるアイディアの一つですが

それを「頭がおかしい」はさすがに乱暴すぎでは

https://twitter.com/Barrettm95sp/status/1783579344503529489

 ドイツ連邦議会議論されたというのは、この議論が無理のあるものではないということを示す一つの傍証とされているのだろう。音喜多氏もこれを自分議論を支持する意味でリポスト(?)しているようだ。ただ、リンク先のPDFを見て色々な意味で驚いた。

 第一に、このPDFドイツ連邦議会調査局(Wissenschaftliche Dienste)が作っているものである調査局が作っている立法資料を持ってきて連邦議会において議論されたというのは羊頭狗肉の感がある(※)。たとえば日本国会図書館調査及び立法考査局が資料を書いたら国会議論されたことになるのだろうか。

 第二に、調査局の報告書という体裁上、両論併記的であり、あまり執筆者個人意見は出ていないが、この提案に対する分析の水準は明らかに日本でいま議論されているようなレベルのものではないことに驚いた。なお、ドイツ法に詳しくない方のために申し上げるが、ここから先で述べる「基本法」とは、ドイツにおける憲法典日本憲法のような)にあたる法である

要約すると、

・親に子どもの数分の選挙権付与するモデル(Modell des originären Elternwahlrechts)は、ドイツ基本法38条1項1文が保障する平等選挙原則に反するし、平等原則原則20条の民主的連邦国家原理に含まれる。したがって、基本法79条3項の定めにしたがって、このような提案はたとえ基本法憲法改正によるとしても許されない。(4-5頁でバッサリ斬られている)

・一方子の選挙権を親が代理行使するモデル(Modell des originären Kinderwahlrechts)については、別途の考察必要になる。(同)

基本法38条2項(選挙権年齢)の改正必要という点はともかくとして、実質的な側面としてはやはり基本法79条3項が定める基本法改正限界について検討するべきであるが、そこで重要になるのは、基本法20条の民主国家原理に含まれ平等選挙原則にこのようなモデルが適合するか否かである

・親の代理投票主唱者は、親は子の票を受託に基づいて行使するので、平等選挙原則に反しないと主張する。すなわち、親自身投票権行使と子の投票権行使区別して行うべき制度であれば平等選挙原則に反しない。また、たとえ平等選挙原則に反するのであるとしても、このような制度普通選挙原則選挙権を万人に付与すること)に奉仕するから、その意味では民主主義原理に役立つ(※基本法20条、ひいては79条3項に反しない)。(7-8)

・このモデルへの批判者は、まずもって、望むか否かは別として政治プロセスに参加できない人にも選挙権を与えても、民主主義正統性は得られないとする(※普通選挙の拡大という言い分は見せかけであるということだろう)。そのうえで、親による代理投票は、事実問題として、親に複数の票を与えることに他ならない。親自身の票と子の票を区別して投票するという仕組みは非現実的であるそもそも代理投票という仕組み自体子ども成熟していないということを前提としているのであり、親が子の受託に基づいて投票するという議論矛盾する。加えて、親を通じた代理投票という仕組みは、選挙権一身専属的な権利であり、国家意思形成責任を持って参加する力をその人だけに与えるものだという側面を無視している。結局、基本法20条、ひいては79条3項に反する。(9-11

 ここから分かるのは、ドイツでは親の代理投票制度は、普通選挙の拡大に資するし、かつ、代理投票モデルであれば、平等選挙原則に反しないという形で議論されているということである。少なくとも「消滅可能自治体」があるからかいう「地方創世」で一山当てたいコンサル向けのくだらない理由提案の原点なのではない。また、少なくとも表向きは、少子化対策のために子持ちの票を増やそうという理由でもない(その理由馬鹿らしさはこれでも読めば良いhttps://mond.how/ja/topics/v35a8jk8lwp89el/jw3f2o4dj0z9fo4)。あくまでも普通選挙の拡大に資するというのが理由である。より民主的政治制度への変更を試みようという提案(として自らを位置付けている)というわけだ。ただ、民主主義平等選挙原則も同様に要請するからドイツ人がやっているように、平等選挙原則と両立するかを考えなければならない。

 平等選挙原則に反しないというためには、親自身投票と子の投票を厳密に区別する必要がある。それが現実問題として可能なのかということをしっかり考えなければならない。この仕組みの賛同者がドイツ連邦議会調査局を区別していないというぞんざいなやり方をとっていることからすると、どうもドイツ議論は話の枕に使われているだけで、ドイツ議論を真面目に受け止めて、そのような制度可能なのかを考察する者はあまりいなさそうだ。私個人意見では、親と子の投票を厳密に区分した制度を作ることは無理だろう。というのも、この仕組みが問題になるのは、子の投票意向と親の意向が相反する場合だが、その場合、子は自らの投票意向を開示して親を説得しなければならない。これでは投票秘密も何もあったものではなく、逆に子が投票秘密を守ろうとすると、親の投票意向コントロールすることはできない。それでは子から投票付託されたという代理人という建前が崩れる。また、投票意向が明らかにならない子について親が「代理」するのでは、結局親に二票与えるのと変わりがない。加えていえば、代理権を持つの母親なのだろうか、父親なのだろうか(吉村知事制度実現のあかつきには自身が子の分も含めて4票あるというので、父親が前提なのだろう)。ここは、親と子の投票を厳密に区分するという発想をとれば実は問題が生じない(子の意向に沿うならばその票を投ずるのは父でも母でも他の保護者でも構わない)のだが、先程述べたように、特に投票意向を表示できない子については区分は無理だろう。したがって、事実上「二票」入れられるのはどちらなのかという争いが生じざるを得ない。そのような場合には「0.5票」を両親に付与することも考えられるが、正面から両親に票を与えることを認めれば、ますます平等選挙原則に反しないという建前が崩れる。

 そもそも、ここから分かるように一口子どもといっても投票可能な年齢の子とそうでない子がいるのだから投票可能な年齢の子について代理投票などという面倒な仕組みを採らずに投票権の年齢を下げれば良いだけの話だ。たとえばオーストリアでは16歳まで投票権年齢が引き下げられているが、引き続き14歳投票権議論されていると聞いた覚えがある。このような議論真剣考慮に値すると思う。

 繰り返しになるが、ドイツではこの投票制度平等選挙原則に反しないと言えるか否かが議論され、それが難しいと考えられているようだ。だとすれば、ドイツ議論を踏まえて、この制度賛同者は、この制度平等選挙原則に反しないようになる制度可能性こそを真面目に考えるべきだろう。ただ思いつきでぶち上げても、もう終わった話だと一蹴されるのは当然である(※)。なお、そもそも平等選挙原則について真面目に考えないのであれば、民主主義コミットしていないと思われても仕方がない。上記議論では、平等選挙原則基本法(=憲法改正によっても曲げることは許されないと言われている(※※)。

興味本位で調べてみたところ、ドイツ連邦議会にこのような基本法改正提案が提出されたことはあるようだ(2008年提案)。ただ、連邦議会HP確認する限り、提案委員会付託されたが、その後本格的な審査が行われた様子はない。つまり、賛成・反対の議決もなく、本格的な議論もされずに一蹴された話だということだ。

https://dip.bundestag.de/vorgang/der-zukunft-eine-stimme-geben-f%C3%BCr-ein-wahlrecht-von/14939

※※

これはドイツ基本法79条3項の規定故ではあるが、憲法改正限界という純法律的論点を脇に措いたとしても選挙権平等を真面目に考えないことが民主主義であることを疑わせるのは変わりはない。なお、日本憲法も、14条1項からして平等選挙原則をとっている(そうでなければ一票の格差問題にされることはない)が、平等選挙原則排除憲法改正限界に引っかかる理論可能性はあるだろう。

追記

 それにしても、吉村氏に関しては、自身が子の分も含めて4票あるというから、「代理モデルの利点である平等選挙原則との抵触回避の利点をわざわざ捨てているように思う。利点を捨てるような発言自分からしていくあたり、本当にただの思いつきなのだろう。ドイツ人の議論を持ち出しながら(これをやったのは音喜多氏だが)、ドイツ人が回避しようとしていたことをやってしまうのは無様だ。「消滅可能自治体」に引っかけた話題作りという以上の意味はないのだろうが、話題作りのために民主主義根本原理に手を触れるのはどうかしている。それが弁護士のすることだろうか。

いわゆるドメイン投票制度ドイツでどのように議論されているのか?

 維新の会共同代表吉村大阪府知事が、「0歳児投票権」を提案し、維新マニフェストに加えたいという意向だという。

https://digital.asahi.com/articles/ASS4T2RNLS4TOXIE01TM.html

 当然ながら、投票価値平等に反すると言わざるを得ないのだが、これについて同党音喜多幹事長が、次のようなツイートリツイート(リポスト?)していた。

吉村知事の0歳児投票権=ドメイン投票の実現可能性は兎も角、海外で真面目に議論されて国会まで行った話を、あたかも与太話のようにせせら笑い取り合わない風潮をみると、この国の知識レベル心配になる

海外議論で主な論点はすでに整理されてるが、日本SNS界隈の反応はそのレベルに達してない

吉村知事が言ってるドメイン投票は例えばドイツでは連邦議会において議論され、(https://bundestag.de/resource/blob/531942/6669f3e29651882065938fc6a14fd779/wd-3-157-17-pdf-data.pdf)、無論導入にはいたらなかったものの、第三次メルケル内閣のManuela Schwesig家族相など、賛同者もいた昔からあるアイディアの一つですが

それを「頭がおかしい」はさすがに乱暴すぎでは

https://twitter.com/Barrettm95sp/status/1783579344503529489

 ドイツ連邦議会議論されたというのは、この議論が無理のあるものではないということを示す一つの傍証とされているのだろう。そしておそらく音喜多氏もこれを自分議論を支持する意味でリポスト(?)しているようだ。ただ、リンク先のPDFを見て色々な意味で驚いた。

 第一に、このPDFドイツ連邦議会調査局(Wissenschaftliche Dienste)が作っているものである調査局が作っている立法資料を持ってきて連邦議会において議論されたというのは羊頭狗肉の感がある(※)。日本国会図書館調査及び立法考査局が資料を書いたら国会議論されたことになるのだろうか。

 第二に、このPDFは、調査局の報告書という体裁上、両論併記的であり、あまり執筆者個人意見は出ていないが、この提案に対する分析の水準は明らかに日本でいま議論されているようなレベルのものではない。なお、ドイツ法に詳しくない方のために申し上げるが、ここから先で述べる「基本法」とは、ドイツにおける憲法典日本国憲法のような)にあたる法である

要約すると、

・親に子どもの数分の票を付与するというモデル(Modell des originären Elternwahlrechts)は、ドイツ基本法38条1項1文が保障する平等選挙原則に反するし、平等原則原則20条の民主的連邦国家原理に含まれる。したがって、基本法79条3項の定めにしたがって、このような提案はたとえ基本法改正によるとしても許されない。(4-5頁でバッサリ斬られている)

・一方、年齢にかかわらずに選挙権を付与し、子どもについては親が代理行使するモデル(Modell des originären Kinderwahlrechts)については、別途の考察必要になる。(同)

基本法38条2項(選挙権年齢)の改正必要という点はともかくとして、実質的な側面としてはやはり基本法79条3項が定める基本法改正限界について検討するべきであるが、そこで重要になるのは、基本法20条の民主国家原理に含まれ平等選挙原則にこのようなモデルが適合するか否かである

・親の代理投票主唱者は、親は子の票を受託に基づいて行使するので、平等選挙原則に反しないと主張する。すなわち、親自身投票権行使と子の投票権行使区別して行うべき制度であれば平等選挙原則に反しない。また、たとえ平等選挙原則に反するのであるとしても、このような制度普通選挙原則選挙権を万人に付与すること)に奉仕するから、その意味では民主主義原理に役立つ(※基本法20条、ひいては79条3項に反しない)。(7-8)

・このモデルへの批判者は、まずもって、望むか否かは別として政治プロセスに参加できない人にも選挙権を与えても、民主主義正統性は得られないとする(※普通選挙の拡大という言い分は見せかけであるということだろう)。そのうえで、親による代理投票は、事実問題として、親に複数の票を与えることに他ならない。親自身の票と子の票を区別して投票するという仕組みは非現実的であるそもそも代理投票という仕組み自体子ども成熟していないということを前提としているのであり、親が子の受託に基づいて投票するという議論矛盾する。加えて、親を通じた代理投票という仕組みは、選挙権が一身専属的な権利であり、国家意思形成責任を持って参加する力をその人だけに与えるものだという側面を無視している。結局、基本法20条、ひいては79条3項に反する。(9-11

 ここから分かるのは、ドイツでは親の代理投票制度は、普通選挙の拡大に資するし、かつ、代理投票モデルであれば、平等選挙原則に反しないという形で議論されているということである。少なくとも「消滅可能自治体」があるからかいう「地方創世」で一山当てたいコンサル向けのくだらない理由提案の原点なのではない。ただ、ここでも言われているように、平等選挙原則に反しないというためには、親自身投票と子の投票を厳密に区別する必要があって、それが現実問題として可能なのかということをしっかり考えなければならない。この仕組みの賛同者がドイツ連邦議会調査局を区別していないというぞんざいなやり方をとっていることからすると、どうもドイツ議論というのは話の枕に使われているだけで、ドイツ議論を真面目に受け止めて、そのような制度可能なのかを考察する者はあまりいなさそうである

 私個人意見では、親と子の投票を厳密に区分した制度を作ることは無理だろう。というのも、この仕組みが問題になるのは、子の投票意向と親の意向が相反する場合だが、その場合、子は自らの投票意向を開示して親を説得しなければならない。これでは投票秘密も何もあったものではなく、逆に子が投票秘密を守ろうとすると、親の投票意向コントロールすることはできない。また、投票意向が明らかにならない子について親が「代理」するのでは、結局親に二票与えるのと変わりがない。加えていえば、代理権を持つの母親なのだろうか、父親なのだろうか(吉村知事制度実現のあかつきには自身が子の分も含めて4票あるというので、父親が前提なのだろう)。ここは、親と子の投票を厳密に区分するという発想をとれば実は問題が生じない(子の意向に沿うならばその票を投ずるのは父でも母でも他の保護者でも構わない)のだが、先程述べたように、特に投票意向を表示できない子については区分は無理だろう。したがって、事実上「二票」入れられるのはどちらなのかという争いが生じざるを得ない。そのような場合には「0.5票」を両親に付与することも考えられるが、正面から両親に票を与えることを認めれば、ますます平等選挙原則に反しないという建前が崩れる。

 そもそも一口子どもといっても投票可能な年齢の子とそうでない子がいるのだから投票可能な年齢の子について代理投票などという面倒な仕組みを採らずに投票権の年齢を下げれば良いだけの話だ。たとえばオーストリアでは16歳まで投票権年齢が引き下げられているが、引き続き14歳投票権議論されていると聞く。このような議論真剣考慮に値すると思う。

 繰り返しになるが、ドイツではこの投票制度平等選挙原則に反しないと言えるか否かが議論され、それが難しいと考えられているようだ。だとすれば、ドイツ議論を踏まえて、この制度賛同者は、この制度平等選挙原則に反しないという理由を真面目に考えるべきだろう。ただ思いつきでぶち上げても、それはもう終わった話だと一蹴されるのは当然である(※)。なお、平等選挙原則について真面目に考えないのであれば、民主主義コミットしていないと思われても仕方がないはずである

興味本位で調べてみたところ、ドイツ連邦議会にこのような基本法改正提案が提出されたことはあるようだ(2008年提案)。ただ、連邦議会HP確認する限り、提案委員会付託されたが、その後本格的な審査が行われた様子はない。

https://dip.bundestag.de/vorgang/der-zukunft-eine-stimme-geben-f%C3%BCr-ein-wahlrecht-von/14939

※念のためにいうが、日本国憲法も、14条1項からして平等選挙原則をとっている(そうでなければ一票の格差問題にされることはない)。

いわゆるドメイン投票制度ドイツでどのように議論されているのか?

 維新の会共同代表吉村大阪府知事が、「0歳児投票権」を提案し、維新マニフェストに加えたいという意向だという。

https://digital.asahi.com/articles/ASS4T2RNLS4TOXIE01TM.html

 当然ながら、投票価値平等に反すると言わざるを得ないのだが、これについて同党音喜多幹事長が、次のようなツイートリツイート(リポスト?)していた。

吉村知事の0歳児投票権=ドメイン投票の実現可能性は兎も角、海外で真面目に議論されて国会まで行った話を、あたかも与太話のようにせせら笑い取り合わない風潮をみると、この国の知識レベル心配になる

海外議論で主な論点はすでに整理されてるが、日本SNS界隈の反応はそのレベルに達してない

吉村知事が言ってるドメイン投票は例えばドイツでは連邦議会において議論され、(https://bundestag.de/resource/blob/531942/6669f3e29651882065938fc6a14fd779/wd-3-157-17-pdf-data.pdf)、無論導入にはいたらなかったものの、第三次メルケル内閣のManuela Schwesig家族相など、賛同者もいた昔からあるアイディアの一つですが

それを「頭がおかしい」はさすがに乱暴すぎでは

https://twitter.com/Barrettm95sp/status/1783579344503529489

 ドイツ連邦議会議論されたというのは、この議論が無理のあるものではないということを示す一つの傍証とされているのだろう。そしておそらく音喜多氏もこれを自分議論を支持する意味でリポスト(?)しているようだ。ただ、リンク先のPDFを見て色々な意味で驚いた。

 第一に、このPDFドイツ連邦議会調査局(Wissenschaftliche Dienste)が作っているものである調査局が作っている立法資料を持ってきて連邦議会において議論されたというのは羊頭狗肉の感がある(※)。日本国会図書館調査及び立法考査局が資料を書いたら国会議論されたことになるのだろうか。

 第二に、このPDFは、調査局の報告書という体裁上、両論併記的であり、あまり執筆者個人意見は出ていないが、この提案に対する分析の水準は明らかに日本でいま議論されているようなレベルのものではない。なお、ドイツ法に詳しくない方のために申し上げるが、ここから先で述べる「基本法」とは、ドイツにおける憲法典日本国憲法のような)にあたる法である

要約すると、

・親に子どもの数分の票を付与するというモデル(Modell des originären Elternwahlrechts)は、ドイツ基本法38条1項1文が保障する平等選挙原則に反するし、平等原則原則20条の民主的連邦国家原理に含まれる。したがって、基本法79条3項の定めにしたがって、このような提案はたとえ基本法改正によるとしても許されない。(4-5頁でバッサリ斬られている)

・一方、年齢にかかわらずに選挙権を付与し、子どもについては親が代理行使するモデル(Modell des originären Kinderwahlrechts)については、別途の考察必要になる。(同)

基本法38条2項(選挙権年齢)の改正必要という点はともかくとして、実質的な側面としてはやはり基本法79条3項が定める基本法改正限界について検討するべきであるが、そこで重要になるのは、基本法20条の民主国家原理に含まれ平等選挙原則にこのようなモデルが適合するか否かである

・親の代理投票主唱者は、親は子の票を受託に基づいて行使するので、平等選挙原則に反しないと主張する。すなわち、親自身投票権行使と子の投票権行使区別して行うべき制度であれば平等選挙原則に反しない。また、たとえ平等選挙原則に反するのであるとしても、このような制度普通選挙原則選挙権を万人に付与すること)に奉仕するから、その意味では民主主義原理に役立つ(※基本法20条、ひいては79条3項に反しない)。(7-8)

・このモデルへの批判者は、まずもって、望むか否かは別として政治プロセスに参加できない人にも選挙権を与えても、民主主義正統性は得られないとする(※普通選挙の拡大という言い分は見せかけであるということだろう)。そのうえで、親による代理投票は、事実問題として、親に複数の票を与えることに他ならない。親自身の票と子の票を区別して投票するという仕組みは非現実的であるそもそも代理投票という仕組み自体子ども成熟していないということを前提としているのであり、親が子の受託に基づいて投票するという議論矛盾する。加えて、親を通じた代理投票という仕組みは、選挙権が一身専属的な権利であり、国家意思形成責任を持って参加する力をその人だけに与えるものだという側面を無視している。結局、基本法20条、ひいては79条3項に反する。(9-11

 ここから分かるのは、ドイツでは親の代理投票制度は、普通選挙の拡大に資するし、かつ、代理投票モデルであれば、平等選挙原則に反しないという形で議論されているということである。少なくとも「消滅可能自治体」があるからかいう「地方創世」で一山当てたいコンサル向けのくだらない理由提案の原点なのではない。ただ、ここでも言われているように、平等選挙原則に反しないというためには、親自身投票と子の投票を厳密に区別する必要があって、それが現実問題として可能なのかということをしっかり考えなければならない。この仕組みの賛同者がドイツ連邦議会調査局を区別していないというぞんざいなやり方をとっていることからすると、どうもドイツ議論というのは話の枕に使われているだけで、ドイツ議論を真面目に受け止めて、そのような制度可能なのかを考察する者はあまりいなさそうである

 私個人意見では、親と子の投票を厳密に区分した制度を作ることは無理だろう。というのも、この仕組みが問題になるのは、子の投票意向と親の意向が相反する場合だが、その場合、子は自らの投票意向を開示して親を説得しなければならない。これでは投票秘密も何もあったものではなく、逆に子が投票秘密を守ろうとすると、親の投票意向コントロールすることはできない。また、投票意向が明らかにならない子について親が「代理」するのでは、結局親に二票与えるのと変わりがない。加えていえば、代理権を持つの母親なのだろうか、父親なのだろうか(吉村知事制度実現のあかつきには自身が子の分も含めて4票あるというので、父親が前提なのだろう)。ここは、親と子の投票を厳密に区分するという発想をとれば実は問題が生じない(子の意向に沿うならばその票を投ずるのは父でも母でも他の保護者でも構わない)のだが、先程述べたように、特に投票意向を表示できない子については区分は無理だろう。したがって、事実上「二票」入れられるのはどちらなのかという争いが生じざるを得ない。そのような場合には「0.5票」を両親に付与することも考えられるが、正面から両親に票を与えることを認めれば、ますます平等選挙原則に反しないという建前が崩れる。

 そもそも一口子どもといっても投票可能な年齢の子とそうでない子がいるのだから投票可能な年齢の子について代理投票などという面倒な仕組みを採らずに投票権の年齢を下げれば良いだけの話だ。たとえばオーストリアでは16歳まで投票権年齢が引き下げられているが、引き続き14歳投票権議論されていると聞く。このような議論真剣考慮に値すると思う。

 繰り返しになるが、ドイツではこの投票制度平等選挙原則に反しないと言えるか否かが議論され、それが難しいと考えられているようだ。だとすれば、ドイツ議論を踏まえて、この制度賛同者は、この制度平等選挙原則に反しないという理由を真面目に考えるべきだろう。ただ思いつきでぶち上げても、それはもう終わった話だと一蹴されるのは当然である(※)。なお、平等選挙原則について真面目に考えないのであれば、民主主義コミットしていないと思われても仕方がないはずである

興味本位で調べてみたところ、ドイツ連邦議会にこのような基本法改正提案が提出されたことはあるようだ(2008年提案)。ただ、連邦議会HP確認する限り、提案委員会付託されたが、その後本格的な審査が行われた様子はない。

https://dip.bundestag.de/vorgang/der-zukunft-eine-stimme-geben-f%C3%BCr-ein-wahlrecht-von/14939

※念のためにいうが、日本国憲法も、14条1項からして平等選挙原則をとっている(そうでなければ一票の格差問題にされることはない)。

2024-04-26

anond:20240425165849

他人に興味持ったり感情移入できないんだろうな。そういう人のセックス全然よくなさそう

金とか顔とか表面的な条件を云々する以前に、セックスうまくない人とセフレになる意味ないんだよね

良いセックスってお互いに対する洞察あってこそだし、初回はセックスに至ったこ自体楽しいけど、二度目以降は相手を知っていくプロセスがあり、知っているからこそできることがあるからセフレとして付き合う意味があるんだよ。

ヤリマンはいるけど、そういう人は初回が好きじゃん?セフレ作るのは二度目以降が好きな人だよ。

人に興味がなく、単に安い風俗がわりを求めてる人とセフレになるメリットはないってこと。こっちもボランティアではない。

性欲だけ強くて人間嫌いなのはどうしようもないよ。ラブドールでも買うしかないのでは?

2024-04-25

anond:20240425224100

ビットコインマイニングは、ビットコインネットワークトランザクション確認し、新たなビットコインを生成するプロセスである

これは数学的な問題を解くことによって行われる。具体的には、以下のようなステップが含まれる:

1. 新しいブロック作成マイナー未確認トランザクションから新しいブロック作成

2. ハッシュ計算マイナーは新しいブロックハッシュ計算ハッシュ関数は、任意の長さのデータを固定長のハッシュ値に変換。ビットコインでは、SHA-256というハッシュ関数が使用される。

3. 難易度ターゲット比較計算されたハッシュ難易度ターゲット以下であるかどうかを確認難易度ターゲットは、ネットワーク全体のマイニングパワーに基づいて調整される。

4. ブロックの追加: ハッシュ難易度ターゲット以下であれば、そのブロック有効とされ、ブロックチェーンに追加される。そして、そのブロック作成したマイナーは新たなビットコインブロック報酬)とトランザクション手数料を受け取る。

これらのステップを繰り返すことで、ビットコインマイニングは行われる。

このプロセス競争的であり、最初問題を解いたマイナーけが報酬を受け取ることができる。

これにより、マイナーは常に最新のハードウェア効率的な電力供給を求めるインセンティブ生まれる。

2024-04-24

人間の体が進化過程で獲得した特徴は、当時の環境適応するためのものであり、現代生活環境や食習慣とは大きく異なることがあります。例えば、硬い食べ物を噛み砕くために進化した歯が、現代の柔らかい加工食品によって引き起こされる虫歯問題に直面しています。これは、進化特定環境下で「十分に機能する」特徴を持つ個体選択するプロセスであり、必ずしも「完璧」を目指すものではないことを示しています

さらに、がんのような病気は、細胞分裂という必要プロセス副産物として発生する可能性があり、長い人生を通じて紫外線化学物質などの要因が細胞ダメージを与えることも一因です。これらは、生物としての限界遺伝変異環境要因が複雑に絡み合って発生します。

進化論的な視点から見ると、人間の体の一見合理的に見える特徴も、過去環境においては最適だったということを理解することができますしかし、環境が変化しても、進化プロセスは遅く、すぐには適応できないため、現代環境においては非効率的または非合理的に見える特徴が残ることがあります。このような理解は、私たち自身の体や健康について考える際に、進化的背景を考慮することの重要性を示しています

2024-04-23

無理にも矢理と このキーボード

朝な夕なに 増田耕し

わけのわからぬ もの手に入れて

わけのわからぬ 文字手に入れる

トラバつなげる anondの山

ひとつひとつ 取り上げては

由来のプロセス 想い出せずに

由来のプロセス 想い出せずに

Uh~♪ 昼となく

Uh~♪ 夜となく

Uh~♪ 憑きまくれ

Uh~♪ モノノケ!

2024-04-22

糞なコメントとは何か

コメを大量にもらって気づいたけど、糞なコメント、非生産的一方的欲求を満たすだけのオナニーコメントに共通するのって、「相手を採点しようとする」行為なんだよな。

これは自覚的なやつと無自覚な奴とがいると思うけど。

コミュニケーションは当たり前だけど採点じゃない。採点し終わった時点でそれは相手を見切った、興味がないということ。

これを自覚的にやってても嫌なやつだけど、たぶん大半の糞コメ自分が糞失礼でバカなことをやってるという自覚もなしにやってる。

 

採点バカ共通してるのは、コミュニケーションの不完全性と双方向性を理解してないこと。

まず、人が何かを延べるときにそこに誤りや曖昧さが含まれることは当たり前であって、それだけで発信者瑕疵には絶対にならないということ。

次に、その誤りや曖昧からまれ情報の空白は、聞き手が埋めるかどうかを判断する義務責任を有すること。

この二つが当たり前のこととして頭に入ってない上に、これをやらずに未完成に終わったコミュニケーション非生産的自分価値を下げるものだという自覚がない。

 

まあ一言で言えば日本教育システムの悪い影響なんだろうけど、結構な数の日本人の頭の中には、評価する方が偉い、評価する側に立てば自分の有能さを証明できるという思い込みがあるように思える。

これはもちろん完全な間違いで、評価するということを職務として与えられてない奴が、勝手他人自分基準で裁いても痛いだけだし何の生産性もない。

社会に役立つ有能さとは、まずコミュニケーション双方向で成立させる努力をすること。そして、それがある程度の成果を得たら、あるいはこれ以上成果が得られないと判断したら、穏便に打ちきり、不必要一方的価値押し付けないことだ。

まかり間違っても、生産的な会話に、どちらかが優位に立ち、評価し、感想を述べるなんてプロセスはない。

ゲーム感想戦じゃないんだから

 

「この増田は○○がわかってないな」「○○について書いてない、やり直し」なんてブクマは全く賢いもののやることではない。のだけど、まあ、これだけ言ったところで、もうそういうロールプレイで遊んでる子供みたいなものしかないのが、糞コメバカ実態な気もするので、栓ないなあ。

2024-04-20

オープンレター北村さん・雁琳さん訴訟について雑感

地裁判決がでましたが、学識豊かな人々が相互に叩き合っていて不毛です。見ているだけでも疲れる。しかし、感情を揺さぶられるのとTwitterアルゴリズムによってつい追いかけてしまます

複雑な出来事単純化して、自分からこう見えているというのを整理してみます

お互いの陣営がそれぞれ自信たっぷり相手批判していて迷うこともあるのですが、みなさまはこれらの項目のどこまで合意できそうですか。その他重要論点あれば教えてください。


雁琳さんには池内恵さんにすすめられていたように著書執筆に専念しては欲しいです。

参考記事

森新之介さんのブログが整理されていた(ほかの記事を読むと人文系アカデミアにうんざりしてしま・・・

呉座勇一への懲戒処分とテニュア付与|森 新之介

卒論などでお世話になった人も多いだろうnext49さんのブログオープンレター関連について整理されている

メモ:「女性差別的な文化を脱するために」関連の時系列 - 発声練習

雁琳さんとの判決文。東京地方裁判所 令和4年(ワ)第4632号 判決

http://www.mklo.org/mklo/wp-content/uploads/2024/04/ffdd5b80e78c62b11a9a19dbd8ffa153.pdf

追記

id:IkaMaru さん

増田に限らず「俺は中立だけど」みたいなトーンで話を進める奴のほとんどが即バレしない程度にちょっとだけアンフェ側が正当に見えるよう話をズラしてゆく。もう諦めろ。雁琳のためにもならんぞ

コメントありがとうございます増田としては、今回の雁琳裁判後も吹き上がって裁判や、もともとの被害者である北村さんを批判しまくってているTwitterユーザが多いことにかなりゾッとしていまして、かれらや、かれらのフォロワーのうち一人でもおかしいぞ、と思ってほしくて書いた次第です。

ただ、頭ごなしに全批判しても受け入れてもらえないのではと考え、今回の一連の事案のどこまで合意できるだろうかと論点を列挙しています。少なくとも、いじめ被害者への二次いじめをしていると自覚してほしい。どうしたらいいんでしょうね・・・

自分鼓舞して、車に荷物を積み込むことに成功しました。電話での打ち合わせも無事終了!自分を褒めたくなる瞬間ですね。散髪後にどこへ行くかは、一つの選択肢ですが、てつくずの買取プロセスにかかる時間については、状態にもよりますが、査定は約30分から1時間程度、買取申込から買取金額の入金までの流れには1週間から10日ほどかかることが一般的です。事前に必要書類を準備しておくことで、プロセススムーズに進めることができます

2024-04-19

イオンシネマ車椅子介助問題

同じ車椅子ユーザーとして言えるのは、あれはへずまりゅうとかジョニーソマリと同じ、迷惑かけて自分名前を売る為の手段しかない

そもそも車椅子って持ち上げて運ぶように設計されてないからな

それを求めるのは論外だし

車椅子を降りて持ち上げて貰うことも、女なら可能かも知れないけど、俺のように体重が重いやつもいるから一律のサービスにはしようがない

そもそも介助の資格経験もない人たちが持ち上げて落とした時、誰が責任取るんだって話になるしな

そもそも特別な介助が必要なら障害年金貰ってるんだから、それを使って介助してもらえばいいんだよ

すでに解決策は目の前にあるんだよな

権利獲得の為なら迷惑系でいいってやつはシンプル無知

どれだけ全国に車椅子ユーザー権利の為に活動してる団体があると思ってるんだよ

迷惑系にしか注目してないやつが、あたか車椅子ユーザーの味方であるかのように振る舞うなら生きてる価値ないぐらいの醜悪さだぞ

民主主義社会なんだから、きちんとしたプロセスを経て車椅子ユーザーが生きやす社会を実現していくことは可能

そもそも今季から思考される法律も多くの障害者団体やそれを支える人たち、応援してくれる人たちの成果であって

迷惑活動家の成果では断じてない

anond:20240419135916

これはバカがムキになってこの場でひねり出した寝言じゃなくて、受け売りネタ元があるんだよね。

憲法政府を縛るのが立憲主義

左翼は言うわけだが、これは憲法が天与のものでないと成り立たない。

書き換え不能の全てに先立つ規範ってことだからな。

憲法だってしょせん道具であり主権者が自ら作り上げるものだという前提に立てば、憲法あくまガイドラインであって一方的に「政府を縛るものであるはずがない。

憲法も法であり広義の立法権対象である国民主権より上の存在はないので自分自分を律するためにプロセスを二段階にするひと工夫がつまり憲法本質なのだ

まあ増田で言ってもな

【書き換え不能の全てに先立つ規範ってことだからな。】

日本はともかく世界では憲法の書き換えって行われてるし、日本でも憲法改正ルールってのが設定されてるだろ、書き換え不能の天与のものだったら改正のためのルールなんて存在するわけ無いだろ。

どこをどう勘違いしたら「書き換え不能」って言葉が出てくるんだよ笑

バカがムキになってこの場でひねり出した寝言」って感じするわ笑

追記

憲法改正の発議について総務省に書いてあるから読んでみてな。

https://www.soumu.go.jp/senkyo/kokumin_touhyou/syushi.html

anond:20240419121153

この投稿から読み取れる苦しみの分類は以下の通りです。

1. 愛別離苦あいべつりく):推し他者指導されることで、推しとの関係性が変化することへの苦しみ。

2. 怨憎会苦(おんぞうえく):指導者(ソイツ)への怒りや憎しみによる苦しみ。指導者の言動に納得がいかず、反論しても聞き入れてもらえないことへの苦しみ。

3. 求不得苦(ぐふとくく):指導者の言動を変えたいが、自分の力ではどうすることもできないという苦しみ。

4. 五取蘊苦(ごしゅうんく):指導者の言動によって推しを楽しめなくなってしまったという、心身の状態のものが苦しみの原因となっている。

これらの苦しみは、外的な要因(指導者の言動)と内的な要因(指導者への怒りや推しとの関係性への執着)が組み合わさって生じています投稿者は、自らの心のあり方を見つめ直すことで、苦しみから解放される道を見出せるかもしれません。ただし、これは容易なことではなく、長い時間努力を要するプロセスであると言えます

2024-04-18

anond:20240418125024

ほうれん草って小学生じゃないんだからさあ

報告、連絡、相談、たとえば報告と連絡の違いはどのように定義してるの?

相談というのは何をいつ誰にどのようにするようにプロセスを作ってるの?

anond:20240418085805

裏カネ議員自民党議員ではなく裏カネ議員自民党議員だし、裏カネ議員が利害を代弁する国民もいるので、裏カネ議員を含んだ利害調整は有効政治プロセスになりうる

どうでもいい話だが、たぶん増田と同等か高レベル大学を出て、増田より多くの資産を持ってるよ

自分が完全に正しいか自分では判別できないから、これについては言及しない(できる限り正確と思われる情報をもとに、誠実に判断している。投資自己判断でお願いしますってやつだ)

かまってくれてありがとうございます

次の罵倒を待ってるぜ

産休クッキー自己肯定感の低いお嬢様自分の妬みに気付けない

産休クッキー燃え方を見てつくづく思うが、自己肯定感が低いお嬢様方は自分の妬みや嫉み等の感情自分で気付くことができず、「周りのみんなのため」といった建前を内面化してしまうから、本当に不幸で生きづらそうだなと思う。

産休クッキーを叩いている人の多くは「不妊配慮できていないのが悪い!」といった論法を使い、周りからボコボコに叩かれている。

他人の不幸に配慮すると際限がなくなるだろ?」

社会人仕事に就けない人に配慮しなくちゃいけないのか?」

「じゃあハゲ配慮してロングヘアは禁止なw」

まぁ、これら反論は完全に正論なのだ産休クッキーを叩いている自己肯定感バリ低いお嬢様方には響かないだろう。

それはなぜかと言うと、自己肯定感の低いお嬢様方は自分感情他人感情区別をつけることができないかなのだ

自己肯定感低いお嬢様方の心理機序

彼女らは無意識レベル自分感情問題社会的正義問題すり替えしまう。

産休クッキーを叩きたい!と思った人の本当の怒りポイントは概ね以下の通りだ。

「私は仕事を休めないのに産休する人は仕事休みになるので羨ましい」

「私は仕事が増えて嫌なのに産休に入る人は仕事から解放されるのが羨ましい」

「私は妊娠出産等の世間的に幸福と言われるイベント経験していないのに産休に入る人はそういったイベント経験できて妬ましい」

ところが、自己肯定感の低いお嬢様方はこういった本心吐露することができない。

それは毒親に育てられただとか学校いじめられたとか、あるいは陰湿女子社会迎合したとかいろいろな要因で自分感情無意識のうちに抑圧するクセがついてしまたからだ。

自己肯定感バリ低いお嬢様方のフィルターを通すと、上記本心は下記の通り変換されてしまう。

世間一般的毎日仕事をしている人はみんな嫌なことも我慢して働いている偉い人なのに、そういった方たちの感情配慮することもなく長期の休みに入る人は道徳的に良くない」

世間一般的産休は社内の人間迷惑をかける行為であり、社内の人間はみんな仕事が増えて嫌な思いをするのに、たかクッキーときでその埋め合わせをしようとするのは常識がない」

妊娠出産等の世間的に幸福と言われるイベント経験できない人が世の中にはたくさんいるのに、そういった配慮もなくクッキーを配るのは不躾で非常識である

自己肯定感が低いお嬢様方が自分意見を表明する際には常に下記のプロセスを用いるのだ。

個人感情に基づいて世間様の声を自分の都合のいいように忖度する

その個人思い込みに過ぎない世間様の声を「みんなの声」だと思い込む

そのみんなの声をソースに「当該行為社会的に悪である」と主張する

一部過激派フェミニストややたら村の掟を持ち出して他人を抑圧したがる女オタクにも共通している病理である

ネットだけでなく実生活にもこういった心理機序で生きづらさを抱えている人は山ほどいる。

職場で腫れ物あつかいされている短気な女性なんかも確実にこれだ。

彼女らは気の毒な生き物なのでもっと優しくしてほしい

どうか、自己肯定感が低いお嬢様方を虐めるのはやめて欲しい。

彼女らは丁重保護されて治療されるべき気の毒な人たちなのだ

産休クッキーを叩いているような自己肯定感の低いお嬢様方は精神科世界ではよく見受けられる人たちだ。

彼女らは社会自分に求める理想が高く、しかしそれに追いつけない現実を目の前にして病んでしまう。

彼女らに必要なのは専門家によるカウンセリングであり、正論をぶつけて叩くと病状が悪化してしまう。

うつ病になるリスク統合失調症になるリスクが非常に高いパーソナリティであり、人一倍生きづらさを抱えている。

彼女らのこれまでの苦難を思って、もっと優しく接してあげてほしいと思う。

2024-04-17

絵描きの移行という一番信用できないワード

Xは結局承認欲求を捨てられずに居座り続けてるしPixiv過去に数度Tinamiやニジエとかにもう移行するといって戻ってきてるし

ぶっちゃけ見るためのプロセスが増えれば増えるほどそれは障害になって離脱者増やすだけ

熱心な信者だけ見ればいいってスタンスならそれでもいいんだろうけど

2024-04-15

オンライン市場調査の意義とは?

世界中企業は、毎日多くの課題に直面しています。 これらの課題は、運用販売マーケティングなど、いくつかの運用ドメインにまたがる可能性があります米国労働統計局 (BLS) のデータによると、1990 年代以降、新しい組織の約 20% が開設されてから最初の 2 年間は運営されていませんでした。 最初の 5 年と 10 年の間に、約 43% と 67% の企業物事を進めることができませんでした。

市場調査とは何ですか?

市場調査は、企業の競合、市場、およびターゲット ユーザーに関する情報収集するための必須プロセスです。 これは、健全意思決定のためにデータを取得、調査、解明する体系的なプロセスです。 定性的市場調査実施することは、競争の激しい市場を切り開いた市場で生き残るための道です。

オンライン市場調査とは何ですか?

誰かがオンライン市場調査を行う場合調査方法オンラインになります。 ここでは、データ収集プロセスインターネット経由で実行されます過去数年間で、記録されたインターネット ユーザーが大幅に増加し、現在ビジネス仮想化だけでなくグローバル化も進んでいます企業簡単オンライン調査実施し、その結果を公開することができます。これは、より安価方法です。

有料の市場調査アンケートとは何ですか?

その人が市場分析を行う時間スキルを持っていない場合は、SDKI Inc. などの市場調査機関を雇うことも申し分のない考えです。 つまり市場調査機関企業に代わって調査を行う場合、それらの調査プロセスは有料の市場調査調査であることが知られています

以下のリンクからすべての情報を見るには、ここをクリックしてください:https://www.sdki.jp/blog/market-research/11

AIときに便利だが結論に到達する過程説明できないため重要局面では使用できない…そう言われて半世紀が経過した。

人生の大半をAIと過ごした子供たち、いわゆるAIチルドレンの登場で解決の糸口が提示された。AIとの対話を重ねることで、人間も同様の思考プロセスを獲得可能であることから、訓練次第でAIオペレーター養成できると期待されたのだ。

しかし実際には1000時間の訓練プログラムを修了した場合でもオペレーターとして採用される割合はおよそ3割程度に留まる上、AIモデルが変更されると適応できないなど、多くの点でAIチルドレンとは異なることが明らかになっている。

anond:20181121095952

人類発声を獲得するプロセスってこういう感じだったのかもしれない。

もちろん肛門ではなく口だが。

車で変圧器を回収するプロセスについて説明します。

折りたたみ式の台車使用して、車の近くまで変圧器を運びます最後の段階では、何回かに分けて手で運びます台車は折りたたむことができるので、車に一緒に積むことができます。その日は車で家まで戻ります。翌朝、鉄屑屋に持ち込みます営業時間内に訪れるようにします。買い取ってもらい、少しのお金を手に入れることができるかもしれません。キロ単価はわりといいんだけど、商品の重みから何割か差し引いた重みで計算しそう。それにしてもメルカリでの販売において利益ほとんど残らない価格設定をするくらいなら、鉄くずやに持ち込んで重量に応じた値段設定で買取してもらった方が良いかもしれません。

2024-04-14

彼女を作るのが難しくなった

私は今あまり彼女が欲しいという気持ちがない。

モテないわけではない。何なら年に一度くらい誰かしらから交際を申し込まれる。また、そういうことが起きるくらい異性との交遊関係も広い。

思うに、この「交友関係が広い」というのが問題の根幹を成す。ある程度ちゃんとした意味で「友達」が多いのである

肉体関係を持たず、たまに遊んだり、食事に行く。そういう異性の友人が少なくないくらいいる。

そして、こちらと「異性」として扱う気がない。別に肉体関係を欲していない。

もちろん、男友達みたいに扱ってるわけではない。彼女らは女性であり、性別による差は尊重している。

性欲がないわけでもない。けど一人でも処理できるのに、恋愛関係になりたいと思ってない友達と肉体関係を持つのは「使ってる」みたいで受け付けない。

そして友人らのうちごく一部から稀に告白されても「そういう関係じゃない」と思って断ってしまう。(付き合ったことはあるけど束縛関係が煩わしくて別れてしまった)

世の人たちは、異性と仲良くなるのに「友人関係」というカードを切るより「恋愛関係」というカードを切る方が簡単なんだろうな。

正直、確かに異性と仲良くなるのに友人関係に拘る必要は全くないと思う。

私も中高生のころに妙な哲学を拗らせなければそうなれてたと思う。

ちゃん女性と友人関係になる技能を身に着けてしまったのが多分悪い。大半の人は中高時代にたとえ拗らせてもここで失敗する。

そもそも「付き合う」とは何だろうか。私は別に異性と付き合わなくても遊びに行けるし仲良くなれる。

付き合ってないと二人で出かけるなどは何となく難しい気がするが、それは社会から圧力しかない。

肉体関係を持つこと、社会体裁を保つこと、あとは暗黙の束縛による支配欲を満たすのに「付き合う」が使えるのかなぁという気がする。

この価値観全然良くないと思う。

それなりに歳をとってきて、結婚願望は出てきた。

あと数十年後に(たとえ関係が冷え切っていても)自分社会的に承認してくれる象徴のようなものがいてくれると、どれだけ安心するだろうか。

将来の結婚を考えるならこの「付き合う」というプロセス必要なのだろう。

別に誰かと付き合いたいわけではないが、付き合った方がいいんだろうな。

そうは思っているが、女性と仲良くなる時に手癖でまず友人関係になってしまうため、なんかそういう関係にならない。困った。

anond:20240414122253

でも欧米はまずそんないっぱい作る余力がないからな 日本は座組組んでプロセス固めて作れるだけリッチではある

意味は無くても物まで無いよりはマシ

2024-04-12

anond:20240412094721

セックスできそう

星占い否定派なんているのか

賛否を論ずるものじゃなくて当たるも八卦当たらぬも八卦だろあんなもん

セックスできなさそう

ヒミコが亀の甲羅割ってたころじゃねーからなあ。

 

現代占いは、俺には細木数子バカを騙すプロセスしか思えないよ。

嘘を信じるか信じないかだ

当たる当たらないじゃない。

占い自身が、そもそも信じている訳が無い。

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