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はてなキーワード: 格差とは

2024-11-01

anond:20241101115232

10年後の日本では、人口減少、少子高齢化技術の進展、気候変動など、現在進行中の課題トレンドさら顕在化していると予測されます。以下、分野別に具体的に論じます

 

1. 政治行政

地方分権化の進展

人口減少や過疎化が進む中、地方自治体財政基盤は厳しさを増す可能性が高いです。国から補助金に頼るだけでなく、地方ごとに特色ある税収確保策や産業振興策必要になるでしょう。ふるさと納税のような地域活性化政策さら進化し、地方の自立性が増すと同時に、地方ごとの格差が生まれ可能性もあります

社会保障税制改革

高齢化率がさらに進行し、現行の年金制度医療保険制度の持続性が危ぶまれています少子化による労働力不足や若年層の負担増を考慮し、年金支給開始年齢の引き上げや、医療サービス効率化が進むと予想されます消費税所得税見直し社会保険料の引き上げも議論されるでしょう。

 

2. 社会

多文化共生外国人労働者の増加

労働力不足を補うため、外国人労働者の受け入れが増加していく可能性があります特に介護農業建設といった分野では、外国人活躍が不可欠になるでしょう。その一方で、多文化共生に向けた社会制度地域コミュニティでの支援が進むことが予想されます言語教育差別防止策の整備が急務です。

ジェンダー平等と多様な家族形態

働き方改革男女共同参画の推進により、家族結婚価値観さら多様化します。選択夫婦別姓同性婚合法化検討される中で、これまでの「標準的家族観」から脱却し、様々な家族形態が当たり前とされる社会になっていくと考えられます

 

3. 生活

テクノロジーさらなる進展と生活デジタル

AIIoTモノのインターネット)が普及し、家事通勤健康管理などが効率化されるでしょう。スマートホーム技術や遠隔医療の発展により、日常生活がより快適かつ便利になる一方、デジタルデバイドの問題も浮上するかもしれません。高齢者へのデジタル教育サポート体制さらに充実することが求められます

地方移住サステナブル生活

テレワークが定着し、地方移住の動きがさらに進む可能性があります自然エネルギーを利用したエコハウスや、地域資源を生かしたサステナブル生活スタイルが広まり環境配慮した生活が標準となるでしょう。特に若い世代自然豊かな環境を求めて地方移住し、農業地産地消の取り組みが進むと考えられます

 

4. 文化

• 新しい文化創造国際的な影響力

映画アニメ音楽など、日本ポップカルチャーさら多様化し、国際的な影響力を持ち続けるでしょう。デジタル化やグローバル化により、日本発のコンテンツ世界中で視聴・消費される一方、日本国内でも海外文化がより身近に取り入れられ、ハイブリッド文化が生まれると考えられます

伝統文化保護と再評価

若い世代の間で伝統文化継承者が減少する問題に対し、地域ごとの保存活動が進むと予想されますデジタル技術活用して伝統芸能工芸アーカイブ化し、広く発信することで、国内外日本文化に対する理解と関心が高まるでしょう。

 

5. 環境気候変動

気候変動と自然災害対策

地球温暖化の影響で台風や大雨などの自然災害が頻発すると予測されています。これに対して、日本防災インフラの整備や、避難所増設地域社会での防災教育の充実がさらに進むでしょう。また、再生可能エネルギーの普及や、エコカーの普及を通じた温室効果ガスの削減に向けた取り組みも進むと考えられます

 

まとめ

10年後の日本では、人口減少や高齢化気候変動といった社会課題に直面しながらも、テクノロジーの進展や多文化共生地方活性化といった新しい価値観ライフスタイル確立が進んでいると予測されます

anond:20241101113811

「あーあ、親世代、ジジババ世代、は考えの浅い女性差別主義者ばかりだったって事かぁ」

でもある意味では正しい——まさに考えの浅い差別主義者ばかりだったんじゃないの。

本当に女性を大切にしてるなら賃金を男女格差つけたりしないし、セクハラなんてもってのほか

アレってフェミニストたちの働きで結構最近に導入された概念なんだよ、昔は無かった。

それに本当に賢かったら戦争なんてしないし加担しないでしょ。

バイト叔父が「脅されて殺すなら殺される方がマシだ」って言ってたけど、戦争に参加する人にも同じことが言えるよ。

anond:20241101114049

ふるさと納税の導入を促進した日本の主要な関係者は、自民党を中心とする与党議員や、総務省などの省庁です。ふるさと納税制度は、2008年総務省が主導して創設されました。目的としては、地方自治体財政を強化し、都市部への人口集中を緩和することが挙げられます

 

1. 制度導入の背景と目的

地域間財政格差解消: 都市部に人と税収が集中し、地方過疎化が進んでいるという現状を背景に、地方自治体が税収を得るための方法として考案されました。特に総務省は、地方創生や地域活性化を進めるためにこの制度を設け、地方の財源不足を補完しようとしています

• 寄附文化の醸成: 自民党を中心に、日本における寄附文化を広めることも一つの狙いでした。ふるさと納税を通じて、人々が自分出身地応援したい地域に寄附を行うことで、地方支援につながる仕組みとする目的がありました。

 

2. 主要関係者役割

自民党: 自民党議員地方創生の政策として支援し、法整備を推進しました。地方活性化重要視する地方議員も多く、この制度を通じて地方振興の一環として活用されることを期待していました。

総務省: 総務省制度設計とその運営担当しており、ふるさと納税実施ルール策定改正なども行っています。また、返礼品のルール適正化についてもガイドラインを設け、制度の円滑な運営を進めています

 

3. 課題と調整

ふるさと納税制度は当初の目的果たしているものの、返礼品競争などにより一部の自治体に偏った税収が発生するなどの課題も生じています総務省は返礼品の規制や、制度健全運営に向けた調整を進めることで、制度趣旨を維持しようとしています

2024-10-31

まんが道」のテラさんは正しかった

アイドル界の混沌も描いた『推しの子』が、本来対象じゃない低い年齢層の子供にも受容されてて関係者が焦るみたいなニュースがだいぶ前にあったけど、

自分の子時代も含めてだが、この約四十年以上も、『推しの子』どころではない、本来子供に見せるべきではないコンテンツ子供向けと強弁して売り付けるような商売が横行し続けているとしか思えない。

親の本棚からとか、河川敷に落ちてるエロ本から見ちゃったとかそういう次元ではなく、最初から子供向けとして、人間性健全な発達や安心を拒むコンテンツが溢れている。

単なる暴力セックスの話では収まらなくなってきている。最近少女漫画ではメンタルヘルスが病んでいる状態をむしろ美化しているのが常態化している。学歴差別格差ギャグのように描く作品もあり、それを小学生女児がこれから自分が過ごす社会の有様として受け止めながら読む、そんな光景すらある。

自分の話をすると、小さい頃から色々な漫画に触れられる環境にいた。親はむしろ漫画を気にせずどんどん読ませてくれる側だった。

だが、何というか、しっくりくるコンテンツが無かった。平成中〜後期の現行コンテンツより、帰省先の母の実家に捨てられずに残っていた昔の漫画の方が、地に足についている気がしていた。

大学で「こども文化論」みたいな科目を取った時、子供向けコンテンツの変遷を調べる機会があった。月並み結論からいうと、70年代を境目に、子供へのアプローチが大きく変わっている。子供は育てるべきものではなく、子供もそこで消費者すり替えられていた。そしてそれは子供自身が望んだことではなく、明らかに大人商売のために作られたものだ。

もちろん昔から赤本漫画など色々な問題があったが、それはしっかりと不健全もの理解されていた背景があり、それに対して「健全」さがしっかりと対抗できていた。今は、少年漫画少女漫画も、その槍玉に挙げられていた赤本(技巧やページ数の限界で抑えられていた)より数十倍も酷い内容を、美麗な外見でやっている。

ここで、『まんが道』(とその続編)に出てくる、テラさん実在した漫画家・寺田ヒロオ)の話を思い出す。彼が何をしたかは、検索すればサジェスト経由ですぐわかるだろう。「闇」扱いされてるが。

自分の連載と同じ漫画雑誌で連載されていた他作者の漫画「恐怖魔人ゾンビラス」(漫画内の仮称で、実際は楳図かずお永井豪漫画か?)に対して、編集長に「子供に悪い影響を与える、連載をやめろ」と異議を直談判し、それが受け容れられないと自らの連載を切ったエピソードなどだ。

漫画的脚色はあるが、テラさんの行動は様々な方面から史実と言える。子供のための「健全漫画コンテンツ」を求めたテラさんの行動は、漫画内の描写はもとより、ネット上でも「時代変化を理解しなかった頑固な人間」「遺物」みたいな扱いを受けている。

しかし私は、テラさん立場の方がずっと正しく、明らかに子供に対して誠実だったと、60年も後から思わされている。

ただ付け加えると、テラさんは、大人向けとはっきりわかる形で描いたアダルト作風漫画までは否定していない。テラさんが心を割って話せる存在任侠アダルト漫画家の棚下照生だったように。

子供に、身の回りの有様を伝えるときに、まともな人間なら、「人間関係は全て打算で、あらゆるもの欲望で出来ており、全てが醜い」と伝える人はいないだろう。社会にそう言う側面があっても、そこだけを切り取って子供に植え付けるのはまともな行いではない。

テラさん当時の、技巧的に発展途上の漫画劇画ですら、子供たちの世界を暗く後ろめたいものにしていたが、当時はまだ最低限の良心タイトルで煽る形で分かりやすくしていたのかもしれない。だが現代ではそれは一見からない形で(ギャグロマンスなどの体裁を取り)提供されるようにすらなっている。

はっきり書けば、思春期より前の子供には、ごく単純な、心理描写が少ない、身近な人間関係を描いた作品以外、適していないと思われる。

近所で野球をするだけ。親の手伝いをするだけ。学校で仲間と学び合うだけ。動物と戯れるだけ。「それだけ」の漫画で充分だった。

それをしなくなったのは、そして子供向けではないコンテンツ子供蔓延したのは、子供事情や「時代要請」「技術の発展」なんてものではない(子供が「ハレンチ学園」や「トイレット博士」を望んだのではない)。大人商売の都合なのだ

子供漫画社会の両輪で我々以上にますます病む前に。今一度、テラさんの突きつけた建前を、考え直す必要があると思う。

2024-10-30

チャットAI進歩して、個人の端末で会話や入力を通じて「パーソナルAI」と言えるレベル個人最適化された状態になったとして、そのAIはたとえば増田にクソみたいな内容を書き込もうとした時に「増田さん、このような内容は他社を傷つける可能性のある、相応しくない発言です。今すぐに書き込みを停止してください。」と倫理的ストップがかかるのか、それとも「増田さん、あなた書き込み傾向に従って●●アノン的な文章作成しました。ご承認をお願いします。」と個人に寄り添った仕事淡々とこなすのか…。

 

たぶん倫理的ストッパー付きだろうけど、そうするとそれを嫌う層と受け入れる層で、増田書き込み一つとっても速度と精度、効率に差が出て「AIディバイド」的な格差の拡大に繋がるとか、そういう妄想

2024-10-29

anond:20241029131514

地方と都会で1票の格差あるじゃん

同じように年齢にも格差があるんだよね

から年齢に応じて係数がかけたらいいんだよな

60代を1として20代は3くらいにしたらどうかな

40年使うのに買い切りよりリースがお得

なんてものはないのに賃貸の方が安いと思ってる人やばくね

それはもう賃貸が安いのではなく、持ち家とはグレード格差があるってだけだよ

建売以下の住環境賃貸

2024-10-28

1998年小渕内閣以降の内閣支持率と時事トピックス(過去25年分) (3回目)

何やったのか当時の反応を含め記憶曖昧なので内閣支持率を元にトピックスを書きだした。

毎月のNHK世論調査数字使用

前月と比較して7%以上内閣支持率の増減があったときのみ書き出した。

5%増減だと時事を調べるのが面倒で無理だった為。

2022年8月2023年11月にも書いて、今回は首相も変わったのでここ1年分を追記

しかし、1ヶ月で7%も支持率が増減したイベントは何もなかった。

トピックス以外の雰囲気を掴む為、次のようなものも合わせて記す。(適当に作った)

支持率上昇率=(前月より5%支持率が上昇した月数)/在職月数
支持率下降率=(前月より5%支持率が下降した月数)/在職月数

以下、当時の支持率数字と()内の数字が前の月との増減値。

小渕恵三 在職期間:1998.08~1999.03 1年8ヶ月 就任時:37% 退任時:35% 最高:53% 最低:20%

支持率上昇率:15.0%   支持率下降率:20.0%

森喜朗 在職期間:2000.04~2001.04 1年1ヶ月 就任時:39% 退任時:7% 最高:39% 最低:7%

支持率上昇率:23.1%   支持率下降率:46.2%

小泉純一郎 在職期間:2001.05~2006.09 5年5ヶ月 就任時:81% 退任時:51% 最高:85% 最低:39%

支持率上昇率:18.5%   支持率下降率:21.5%   ※2001.09 アメリカ同時多発テロ

安倍晋三 (第1期) 在職期間:2006.102007.09 1年0ヶ月 就任時:65% 退任時:34% 最高:62% 最低:29%

支持率上昇率:16.7%   支持率下降率:41.7%

福田康夫 在職期間:2007.102008.09 1年0ヶ月 就任時:58% 退任時:20% 最高:58% 最低:20%

支持率上昇率:8.3%   支持率下降率:25.0%  ※2008.09 リーマンショック

麻生太郎 在職期間:2008.09~2009.08 1年0ヶ月 就任時:48% 退任時:15% 最高:49% 最低:15%

支持率上昇率:8.3%   支持率下降率:41.7%

鳩山由紀夫 在職期間:2009.102010.05 8ヶ月 就任時:70% 退任時:21% 最高:70% 最低:21%

支持率上昇率:0.0%   支持率下降率:75.0%

菅直人 在職期間:2010.06~2011.08 1年3ヶ月 就任時:61% 退任時:18% 最高:61% 最低:18%

支持率上昇率:14.3%   支持率下降率:42.9%   ※2011.03 東日本大震災 この月世論調査なし。 2011.02 21% 2011.04 27%

野田佳彦 在職期間:2011.09~2012.12 1年4ヶ月 就任時:60% 退任時:20% 最高:60% 最低:20%

支持率上昇率:0.0%   支持率下降率:31.3%

安倍晋三 (第2期) 在職期間:2013.01~2020.08 7年8ヶ月 就任時:64% 退任時:34% 最高:66% 最低:34%

支持率上昇率:15.4%   支持率下降率:21.5%  ※2019.12 コロナ中国で1例目発生

菅義偉 在職期間:2020.09~2021.09 1年1ヶ月 就任時:62% 退任時:30% 最高:62% 最低:29%

支持率上昇率:0.0%   支持率下降率:23.1%

岸田文雄 在職期間:2021.102024.9 2年11ヶ月  就任時:49% 退任時:20% 最高:59% 最低:20%

支持率上昇率:2.9%   支持率下降率:17.1%  ※2022.02 ロシアウクライナ侵攻開始、2023.10 ハマスへの報復目的とするイスラエルガザ侵攻開始

石破茂 在職期間:2024.10~(継続中) 1ヶ月  就任時:44% 退任時:-% 最高:44% 最低:44%

支持率上昇率:-%   支持率下降率:-%

内閣支持率の出典

https://www.nhk.or.jp/bunken/yoron/political/1998.html

https://www.nhk.or.jp/senkyo/shijiritsu/

anond:20241027161403

地震マグニチュードデシベル対数だが、それも何かの隠蔽か?

対数表示で数値がいくつか違ったら、それは桁違いの格差を示している。そうやって見るグラフから

2024-10-27

ファクトフルネスプロパガンダである

世界は着実に良くなっているという話を聞いたことがあるかもしれない。

過去70年間で、年間戦争犠牲者数が90%も激減した。

あるいは、世界の子もの死亡率は19世紀初頭から10倍も減少している。

一人当たりの所得平均寿命、そして、色と大きさが大陸を反映した泡で表現されたさまざまな国々がある。

ファクトフルネスという本で、そんなビジュアライゼーションもどきを見たことがあるかもしれない。

過去2世紀の間、どの国も寿命が延び、物を買うための収入が増えた。

これらは事実であり、世界について重要なことを語っている。

しか今日ファクトフルネスプロパガンダに利用されている、

既存の状況を正当化し、西洋資本主義理想的社会として称賛するためにである

政治家科学者もそうだ、ある事実を極端に強調する一方で、他の事実を完全に無視する。

例えば、グラフ中のアメリカを見てみよう。この小さなさなバブルの中に、すべての住民が整然と詰め込まれている。

なぜこんなに小さいのか?

現実ではなく、所得寿命平均値を表しているからだ。

現実には、国民所得はすべて不平等に分配されている。

まりアメリカ国民の下半分の平均所得は年間16,200ドルであり、全米平均よりはるかに低い。

アメリカのこの半分の人々の所得は、40年間ほとんど変わっていない。

では、なぜ全米平均の所得が増えるのか?

それを理解するには、上位1%までの分布全体を見る必要がある。

そのためには、少しズームアウトする必要がある。

アメリカの上位1パーセントの平均所得は130万ドルである

下位半分の人口に分配される割合の約2倍である

そこで何が起ころうと、国民平均に大きな影響を与える。

この35年間で、上位1%の所得は3倍以上に増加した、

一方、人口の下位半分の貧しさは変わらない。

からこそ、全国平均は誤解を招きやすいのだ。

このような不平等は、人々の寿命に影響を与える。

上位1%に属するアメリカ女性平均寿命は89歳である

一方、下位1%に属するアメリカ男性平均寿命は73歳である

バングラデシュとほぼ同じである

この点ではアメリカはそれほど例外的ではない。

このようなことが全国平均の下で起こっているのだ。

産業資本主義がより良い生活環境を無限に生み出すとは到底思えない。

例えば、イギリスアメリカを見てみると、近年、平均寿命は実際に短くなっている。

もちろん、金持ちが早く死ぬからではない。

いわゆる絶望死が増加しているのだ。

自殺アルコール、薬物の過剰摂取

絶望とは、経済成長による健康への恩恵宣伝されるたびに、ほとんど言及されないことだ。

資本主義擁護者たちが、精神衛生について語るのを聞いたことがあるだろうか?

結局のところ、世界全体を見渡してみると、今日の不健康の主な原因は身体的な病気ではなく、うつ病なのだ

世界人口の約10分の1がうつ病に苦しんでいる。

そして全体として、いわゆる精神疾患は、世界中で障害の約3分の1を占めている。

では、なぜグローバルヘルスに関心のある人は、このような特殊な苦しみを無視したがるのだろうか?

その理由は、うつ病人口が最も多いのはヨーロッパオーストラリアアメリカからである

アメリカ大陸ヨーロッパオーストラリアでは不安障害が多い。

アフリカアジアでは不安障害はそれほど多くない。

豊かな国ほど、不安憂鬱を抱えている人が多いように見える。

精神疾患世界分布について語る人が少ないのは、経済成長はすべての人間問題解決する万能薬であるという考え方には当てはまらいからだ。

また、世界ますます良くなっているという考え方にも当てはまらない。

この25年間、貧しい人も豊かな人も、実際にはますます苦しんでいる。

これを測る方法はいくつかあるが、医療記録を見るか、国民調査で症状について尋ねるかは問題ではない。

抗うつ薬消費量を考えてみても、OECD加盟のいわゆる先進国では、わずか15年で倍増している。

からといって、経済成長が必ずしも私たちを不幸にするとは限らない。

いや、生活必要物質が満たされれば、間違いなく幸福になる。

しかし、経済成長一定レベルに達すると、私たち幸福に対するその効果は弱まる傾向にある。

例えば、1972年以降のアメリカ経済成長率を見ると、2倍以上になっている。

しかし、最も信頼性の高い調査によれば、アメリカ人の幸福度はほぼ横ばいである。

そしていくらか弱まってさえいる。

このことは、なぜ経済成長を際限なく追求しなければならないのかという疑問を投げかける。

さら根本的なことを言えば、社会の良し悪しを評価する際に、健康いかなる種類のものであれ関係するのだろうかという疑問も湧いてくる。

平均所得平均寿命バブルをもう一度見てみよう。

シンガポール所得寿命の両方で欧米諸国を圧倒している。

平均して貧しく、早死にするアメリカより、カタールに住む方がいいのだろうか?

中国を拡大してみると、1949年から1976年の間に平均寿命が目覚ましく伸びていることがわかる。

この間、中国毛沢東という歴史上最悪の独裁者によって統治されていた。

これは何を物語っているのだろうか?

支配であるエリート批判する者が命の危険さらされる権威主義共産主義に生きるのは良いことだと言うのだろうか?

もしそうでないなら、資本主義の利点を示すときに、なぜこのような統計的チェリーピッキングが受け入れられるのだろうか?

平均寿命やその他の健康指標は、私たちがどのような社会に住んでいるかを示す指標としては不十分なのかもしれない。

しかしたら、私たち社会の現状を見るだけでなく、その潜在的可能性やありうる姿を考えるべきなのかもしれない。

どのように見るかは別として、世界はより良い場所になりつつあるだけではない。

多くの点で、私たちはその逆を見ている。

メンタルヘルス問題を挙げたが、格差の拡大、住宅不足、労働市場のプレカリゼーションも注目に値する。

これらの問題があたか存在しないかのように装うのは不誠実であり、社会科学のクソな点の顕著な例である

世界永久改善されると宣言するだけでは、何の役にも立たない。

地球温暖化についても何か言うべきではないだろうか?

anond:20241027173915

著者の要点は

1. 格差問題はさほどひどくないので、格差改善できる

2. 格差改善して人口は減るので環境問題にはならない

ということを言っていたような覚えがあるが、どちらも間違ってるんだよね

まず格差存在する時代背景が昔と今とじゃ違うって話

仮に格差改善できても、文明発展による環境破壊が起こるから人口問題じゃないって話

わかったかボケ

anond:20241027173052

格差が酷くないと言おうとして可視化した時の見た目で誤魔化そうとしてるじゃん

anond:20241027171904

差が埋まるに決まってるだろ?それを「格差隠蔽」と俺は言っている

anond:20241027172726

格差が酷くはない証拠としてlogを使ってるから馬鹿と言われる

anond:20241027161450

読んでないの丸わかり。格差がなくなったとは一切書いてないんだよなあ。どこを読んでるだか

anond:20241027155152

例えばさ、貧困国の年収10円で、日本人年収1000万だとするだろ?

対数変換すれば「log(10)とlog(1000万)の差」になるから線形になるよな?

それは単に「格差隠蔽しているだけ」だろ

ファクトフルネスという本が誤解していること2つ

log10で、10100を比較すれば1と2になり、1しか差がないが、実際の収入文字通り10倍なので、対数変換の見た目が線形から格差存在しないというのは大きな誤解。

まず人口問題は、現存人口以上を維持することが困難であるという問題があり、増加率のことではない。(つまり増加率が0になっても問題であるマイナスにならなければ人口問題解決できない。)

そして文明発展は、CO2ごみ問題森林伐採水産資源乱獲、などの問題を加速させるので、仮に人口の増加率がマイナスになったとしても、文明発展そのもの環境ダメージを与えるので問題

アカデミアの世界女性学者・研究者ってさ

自分への批判批評や、批判ですら無い指摘すら非常に嫌がる傾向があるよね


嫌がるだけならどうぞご勝手に、なんだけどアカデミア女性はすぐ女性差別とか男女格差とかハラスメント案件に繋げるから(そういう手口に長けているというか)

誰も何も言えなくなる


女ってだけで配慮されたり優しくしてもらえて、男みたいに周りが指摘してくれない

その分自分自身で律していかなければいけないので

女性がまともな感覚のまま学者続けるのは、人間がある程度できてないと難しいんだろうな


実際に出来てないアカデミア系の女性は、有名・無名わず多い…

2024-10-26

anond:20241026160244 衆議院選挙と公金チューチュースキームのメモ大分

# 大分1区 吉良州司

衆議院選挙大分1区、無所属吉良州司氏と自民党・衛藤博昭氏が小差の競り合い

しかし衛藤の支持基盤公明党なのでアウト

# 大分2区 広瀬

立憲は却下

# 大分3区 岩屋毅

小林華弥子候補:

地域のどこに住んでいても安心して住み続けられる。お金があってもなくても、子どもたちに同じように教育の機会が提供できる。そういう格差のない社会を作っていきたい」

1区の地獄感が酷い...

無能を救ってくれ

「仲間をつくる能力がない者」を右派無能だとみなす

知識教養がない者」を左派無能だとみなす

その両方を兼ね備えた真の無能が行き着く先は宗教犯罪組織だ。

これが2024年日本の姿。

90年代までの社会システムを支えていたのは八百屋魚屋洋服店など「個人経営商店」だった。持てる者と持たざる者の「格差」は今も開き続ける 君はなぜ、苦しいのか|教養婦人公論.jp

https://fujinkoron.jp/articles/-/8030

無能を支えられる「個人経営商店」は限られている。

今後は消えていく一方だろう。

結局「公」が支えるしかない。

わたしもいずれ無能認定される日が来る。

そのとき宗教犯罪組織に頼らないで生きていられる社会であってほしい。

2024-10-25

女性に人気の男性芸能人の性虐待被害

ジャニーズだけじゃなくジャスティビーバー音楽プロデューサーとの地位格差を利用されて性虐待を受けていたと言われてたり数多の男性被害者が湧いてきてショタコン悪辣さが全世界的に露呈しているわけだけど

気になるのは男性による性被害少年時代に受けた男性女性にワーキャー言われる力というかジャニーズジャスティビーバーに対する若年女性熱狂狂気エネルギーなんだよ

女性を狂わせるほどの潜在的魅力を持つ男性は、青田買い趣味ジャニー喜多川P. Diddyみたいなやつにあらかじめ食われている

②性被害を受けたが芸能界活動し続けられている男性は、ジャニー喜多川P. Diddyみたいなやつの被害にあった大量の人々のなかでメンタルが壊れなかったほうの個体であり、傷つきながらも動けたという一定の強さが保証されていてそうした部分に女性は狂っている

③性被害を受けることによって性的客体として扱われる独特の視点を身に着けることができるため、女性シンパシーを強烈に喚起して狂わせることができる

関係いかもしれないし、相関はあっても理由は解明できないかもしれないし、「性被害にあった男性女性を狂わせがち」なんて法則提唱すること自体が他害的かもしれない

しか20年も前の話だけどヴィジュアル系バンドの全盛期にバンギャが狂っていたインディーズバンドボーカルリアル知人)も小学校中学年のとき学校男性先生から被害に遭っていてメンタルが非常に危うい状態活動していたんだよな

被害により不安定さを抱えた男にヤバさを抱えた女が狂ったように群がっていたというか、本当に独特の空気があって、どうしても「性被害にあった男性女性を狂わせがちなのでは」という気がしてしま

あとカトリック教会で第二次性徴前の男児に対するレイプが頻発していたスキャンダルにおいても数十年経って告発に踏み切った元少年たちは男性に対するトラウマはありつつも女性結婚して子供をもうけているケースが多く非モテにはなっていなかった

ジャニーズ事務所で性虐待を受けて退所して一般人になっていた男性たちも結婚はしていることが多かったんだよな非モテではなかった

2024-10-24

富裕層課税強化より、より稼げて人の為になる仕事を増やす方が良いのでは

  1. 富裕層に累進性で課税出来たとして、格差解消のために分配し始めると、大した救いにならないのではないか
  2. 皆が考えている富裕層だけでなく、東京共働き層にも課税対象となり、よくわからなくなる
  3. 税の徴収と分配のコストは、馬鹿にできないのでは(マイナンバー所得把握して、徴収・分配をコンピュータ自動化して・・・、は理想だが出来ないのでは)
  4. 下手なことをすると老老介護で親を看取った瞬間に税金払えず住む家がなくなるってことになる

政治で変えられると言うが、何か良くしようとして今の状態になっているのであって、どこかに影響を与えないパッチを当てるのは用意ではない。


国内仕事をどう作るかが重要であろう。

定年後で体力がなくなった状態で、肉体労働しか残ってないというのもオカシナ話だし、ソフト提案してくる解決策がタイミーみたいなマッチングというのもオカシナ話だと感じている。

また、メディアに関しても、GAFATSMCNVIDIAなど、年がら年中報道して株投資家の方の需要に答えているかもしれないが、結局のところ、国内仕事を作れていない。

投資NISAをしてないのが悪いのだという意見もあろうが、両手で数えられるような企業に左右されるのも変な話だし、対応した人がより豊かになるのは許容していいが、してない人も稼げる仕事がある方がベターだろう。

メディアネットも、もっと国内研究内容だとか、国内企業で何を研究しているかなど注目した方がいいだろう。


国内で作れてないものでも車輪の再開発無駄だとか、今更無駄だとか、そういうのも結局駄目だったのだ。

モダンCPUGPUを作れていなければ、AI向け半導体のチャンスが来ても作れやしなかった。

設計できる人も、人の育成方法も、伝えるべき教育内容も、なにもない。

ソフト時代だが、半導体設計するソフトも作れなかった。

野球観戦で応援するように、海外企業で勝った負けたなど一喜一憂するエンタメしかならなかった。


日本研究内容についてもメディアネットで関心向けれるべきだろう。

今の日本戦略は、海外で金になりそうな内容が出てきたときキャッチアップできるだけの人材が確保出来ていればいいというものだ。

研究なんて何が当たるのかわからいから広く金をばら撒かなければ、という意見があるが、

海外で金になりそうな研究が出てきたら金を注ぎ込めば、当たりくじを引く確率が上がるという戦略である

海外研究所・企業政府とどれだけ対等か、不利な契約を結ばされないようにするかということで文系重要視される。

だが、結局、国内に活かせる産業もなければエコシステムもないので定着しない。


最初海外に対して見劣りしようとも自分達でやらねばならない。

そして研究内容が国内産業につながっていることも重要だろう。

いくら世界通用するような凄い研究結果であっても、国内に活かせる企業がなければ、次の研究費は注ぎ込めないし、研究者の給料も上がらない、

単にライバルを有利に働きかけているだけになる。

アカデミアの人達には申し訳ないが、国内企業の興味関心から外れた内容ばかり研究できるほど、もう人も金もないのだ。

今の企業研究内容が当てはまらないのであれば、会社を起こして稼げるということを証明しなければ、研究者は有力なアウトプットを出せるのだから高給取りにならなければとはならない。

論文KPIになっているので仕方ないが、重要なのは論文以外のところなのだ

ビッグコミックスペリオール史上最も重要マンガ5選

https://anond.hatelabo.jp/20241023001913

リーを見てみると週刊チャンピオンやあろうことか少女漫画を一緒くたでまとめ切った方もいらしてすごいなと思いつつ、自分が愛読している雑誌自分の手でどうにか出来そうなのはどこかな?と考えた末に選んだのはこの雑誌でした。

自分が読んだ時の実感と漫画史においての位置とこの雑誌の不遇というか地味というか中途半端なところを捉えつつ僭越ながら書かせていただきます

この雑誌しかたらこから黄金期じゃないかなあ。

味いちもんめシリーズ/原作:あべ善太 作画:倉田よしみ(協力:福田幸江、花形怜、久部緑郎) 1986-連載中(備考:連載開始時の掲載誌ビッグコミックオリジナル増刊)

この雑誌の創刊から連載されているレジェンド中居正広ごきげんようSMAP内での格差をボヤいてすぐに企画されたテレビドラマでも知られている、あともう少しで40年というロングセラー

初っ端で辻調服部喧嘩を売ったり最近ではマナー講師血祭りにしたりするが普段は素朴な和食職人物で『江戸前の旬』をはじめ青年誌に多数のフォロワーが。

ストーリーテリングが下手なので先輩後輩が突然消えたりするがそれも意外と飲食店あるあるなので気にならないという奇跡最近再遊記の久部さんが合流したのでもう少し話が落ち着きそう。

あずみAZUMI/小山ゆう 連載期間1994年14号 - 2008年23号(あずみ) 2009年2号 - 2014年6号(AZUMI)

ヤングサンデー武田鉄矢と組んで坂本龍馬を描き切り名実ともに小学館巨匠漫画家のひとりへ。『おーい龍馬』のときでもたまに見せる残虐シーンの迫力にただものではない雰囲気を出していたがスペリオール移籍した今作でリミッターが脱落。

英雄とされた数々の武将たちやその配下忍者刺客その他が凄腕のスナイパーである無垢美少女あずみの手によってどんどん殺される。味方もモブ平等に斬られて命を落とす。そしてちゃんと血みどろに表現する。

そしてこのあずみという美少女無垢という設定の元よく全裸になる。修行の滝行で全裸。お風呂全裸。戦って切り刻まれて半裸。よく本番やらなかったな。作者の好みがそっちじゃなくて良かったな。(当時実写主演が決まってた上戸彩に過大な期待と心配があったという)

実写化も落ち着き人気が下火になったなと思ったら話をまとまらないまま終了。突然題名が『AZUMI舞台幕末となる。というよりは舞台は前作『おーい龍馬』の世界に入りあずみはついに…(これは読んでくれ)

小山ゆう恐るべし。今ビッグコミックで描いているけど大丈夫かな……。

ラーメン発見伝シリーズ(ラーメン発見伝らーめん才遊記・らーめん再遊記)/原作:久部緑郎 作画:河合単 連載期間1999年23号-2009年15号(発見伝)2009年17号-2014年5号(才遊記)2020年5号-連載中

天才原田の「イエース!!」が話題になりついにこの作品がこの雑誌看板まで登り詰めた。だって最初の頃このマンガで一番目立ってたキャラクター藤本くんでも佐倉さんでもあの芹沢達也でもなく「ラーメン石神秀幸」だったんだから。化けたよホント

オーソドックスな主役藤本くんの成長譚だった発見伝の次に「誰も共感できない天才ゆとりちゃんを主役に据え上司芹沢の苦労を引き出しラスボス芹沢とは違った側面を引き出したのも憎い。『銀平飯科帳』(たまには新作書いてください)を挟んで再び出てきたときには芹沢達也というキャラクターが完成していた。その間に脇のキャラクター造形が一段と深みを増し(永友とか坪内とかよく考えついたな。モデルが誰だろう…)現在にいたる。

麺一郎・汁二郎・具三郎のあとどういう風に物語を作っていくのか、ちょっと目が離せない。

サンクチュアリ/原作:史村翔 作画:池上遼一 連載期間1990年-1995年

トリリオンゲームと迷ったが池上遼一の「ストレート」を分かっていないと「魔球」が分からないということでこの作品を。

ヤクザ政治家という表裏のサクセスストーリーを同時進行に描き10巻という巻数でまとめ上げた手腕が見事。

医龍-Team Medical Dragon-/原案:永井明 作画:乃木坂太郎 連載期間2002年10号 - 2011年4号

マイケル・クライトン原案の『ER緊急救命室』がブームとなり医療ものドラママンガが作られたが程よいエンタメ性とキャラクター造形の上手さで最大の影響を与えた作品2006年の実写化ドラマからフォロワー作が目白押しとなる『コードブルーからドクターX』に至るまで医龍が無ければ存在し得なかったと言っても過言ではない。

あと乃木坂太郎先生も『夏目アラタの結婚』でさらに化ける。

選外になった作品

もともと他の小学館青年誌に比べて年齢層がなかなかはっきりせず漫画家が集まりづらかった。転機はヤングサンデー休刊によって作家がここまで辿り着いたことだと思われる。

今回選べなかった作品は以下の通り

岡崎に捧ぐ/やまもとさほ

岡崎さんの話より自分語りの方がやりたそうな感じがずっとあったが、本当に岡崎さんと仲が良かったのかねえ?

女の子ものがたり・上京ものがたり・営業ものがたり/西原理恵子

きれいなサイバラ。まあ少しずつキレイなままでいられないところがチラホラ。

西原理恵子人生画力対決ダーリンは70歳シリーズ/西原理恵子

汚いサイバラ画力勝負は羽海野先生を担ぎ出したのが最大の功績。高須のアレはもうすでにギャグですらならなくなった。クマごまかしているが細かく見るとさあ。

江川西本/原作:森高夕次 作画:星野泰視

哲也の頃から星野先生の眼がたまらない。ヤバい人の描き方いつもすごいよなあ。森高先生はグダるクセどうにかして下さい。

夢かもしんない・本気のしるし・ルナハイツ/星里もちる

星里もちるギアに入ったのがスペリオール時代特に『本気のしるし』は凄かった。凄かったけど選びたくない。あとこころまれたのは『夢かも…』の方。

血の轍/押見修造

すごい作品ですよ。よくこんなの描けるなと。これからどう評価されるかちょっとからないけど、選びたくない。そういう作品なので覚悟を。

キーチ!!・キーチvs/新井英樹

モーニングヤンサンスピリッツで傑作をものにしながらここは合わなかった。

コタローは一人暮らし/津村マミ

最悪の想像をしながらコタロー中心にコミュニティができてくるし現実の苦さが時々感じるのもいい。結末もベストじゃないけどそれしかないのかあという納得も。

遅ればせながら追記

Moonlight Mile機動戦士ガンダムサンダーボルト/大田垣康雄

書いていたはずなのに抜けてて顔面蒼白に。とはいえギリギリ次点なのは吾郎と理代子の性的な強さについて行けなかったのと第二部になってから長官になり責任に押し潰されつつある吾郎キャラ違和感を感じて。

サンダーボルトもすごい作品だしムーンライトマイルで培った描写力が生かされて思わずため息が出るのだがこれはファーストガンダムありきなんだよなあと。

響 〜小説家になる方法〜/柳本光晴

芥川・直木同時候補はさすがに冷ややかになる。曽田正人細野不二彦ならある程度カタチを見せるけど『龍と苺』もそうだがサンプルの出し方が下手。

フットボールネイション/大武ユキ

身体のことは多分どのサッカーマンガより知識量が多い。だからプロ選手からの支持が大きいんだろうな。下部リーグにしては上手すぎるのはご愛嬌か。

劇光仮面/山口貴由

これはこれから。『覚悟』や『シグルイ』とは別の話の流れが見えるのが頼もしい。

淋しいのはアンタだけじゃない/吉本浩二

佐村河内サイドからもう一度盗作事件を掘り起こすつもりだったのに聴覚障害について触れていくうちにいろいろ見えてくることに。それでも佐村河内夫妻はひどいけど。

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