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はてなキーワード: 山道とは

2021-07-15

ピー缶晴れ

エアコンを切って窓を開けて、夜風にあたった。梅雨ちょっとだけ湿らせた、夏の始まりあたりの風が好きだったことを思い出した。

それはライブでスベった日だったり、ベースの子彼氏がいることが分かった夜だったり、とにかく酒を飲んだあとに吹いていたと思う。

八王子のクソ田舎山道千鳥足下り、先輩の下宿なだれこむ。エアコンないんすか、とか聞いてもケチから外で涼んでこいとしか言われなかった。俺は部屋でくすねたわかばを取り出して、ライターをくすね忘れたことに気がついて、先輩にライターを寄越すように言って、怒られて、結局吸ったんだっけか。

クソまずかったなぁわかば。外の箱燃やして吸ったほうがマシ。

2021-07-10

車で煽られる頻度ってどのくらい?

職場の同僚が「今日も煽られた!マジむかつく!」みたいな話をしょっちゅうしている。

頻度的には、週1くらい。

そんなにも煽られるもんかね?と疑問に思ったのさ。


ちなみに地方都市なので、俺も同僚も、毎日車に乗る生活


俺は直近で煽られた記憶は、1年で2回ほど。

1回目は、田舎山道

状況としては、車列の先頭に軽トラ。俺はその4台ほど後ろ。んで俺の後ろのJEEPがめっちゃ近かった。

うっとおしかったので、待避所にそれて、前に行かせたら、ものすごい勢いで次の車を煽ってた。

2回目は高速道路

走行車線(左側)で車列の後ろを走っていた時。

後方から迫ってきたトラックが、なぜか俺の後にピッタリロックオン。

ライトがめちゃまぶしく、身の危険を感じたので、車列を追い越して先頭に出た。

バックミラーで見ていたら、そのトラックは、そのままパーキングに入っていた。漏れそうだったのかもしれん。



一般人達は、どのくらいの頻度で煽られるもんなんだろう?

2021-07-08

anond:20210708131639

やほほい!

こないだ山道歩いてたらリアルタヌキと出会ったぜ!

2021-07-02

ツールに注目が集まってふれしい

サイクルロードレースがこんなに注目されること、ない。

弱虫ペダル流行っても、レース運営の仕組みとかプロトン内の駆け引きとかトニー・マルティン(落車させられた人)の

鬼引きとかには焦点あたらないじゃないですか

なので、きっかけはどうあれ、なんだかうれしい。

東京オリンピックロードレースも、これを機会に見てほしいと思う。

オリンピックの開催自体には私は反対だが、ロードレースは観戦ポイントを調べるくらいには楽しみに

してしまっている。ちなみに平坦区間での観戦はおすすめしない。プロトンは時速40km以上で走るので、一瞬で通り過ぎる。

おすすめは、激坂と呼ばれる急勾配の山道の、できればヘアピンカーブの内側だ。坂を駆け上がれば2回見れるからな)

サイクルロードレースというのは機材スポーツであり、団体競技であり(ツール場合は1チーム8人)、同時に個人競技である

エースを勝たせるために、他の7人が存在する)という特殊性もあってか、多士済々を絵に描いたように

個性豊かな面々が揃っている。五輪出場予定の選手では、

フィリポ・ガンナ(伊)/もともとはトラックレース競技場内でぐるぐる回るやつ)の世界チャンピオンロードも走ってみたらめっちゃ速かった。

ついたあだ名が「トップ・ガンナ」。ブラッド・ピットには似てない。

アレハンドロ・バルベルデ(西)/今年41歳。毎年「これが最後。もう引退」って言いながらビッグレースに出場し、あげくにステージ優勝の1つ2つ

してしまう系スペイン人おっさん

マチューファンデルプールベルギー)/3代揃ってレーサーという自転車一族御曹司。体形的に大谷翔平とかルカクに近いのか? 

なんか見るからにすごい。シクロクロス出身自転車競技なんだけど、泥まみれになりながら自転車を人が担いで坂を登ったりする謎の多い競技)で、

山も登れるしスプリント発射台もできるし、何をやらせても完璧超人。ちなみに現在マイヨジョーヌ)。

ナイロ・キンタナ(コロンビア)/顔が村長っぽい。村長と呼ばれている。

とか、色々すごい人が来る予定なんだよ。

あと、言わずもがなだが日本新城幸也だ。

新城幸也(日)/石垣島出身高校までハンドボールやってた。2009年ツールに初出場して以来、

グランツールフランスイタリアスペインにそれぞれある)に14回出場、すべて完走。

3週間ほぼ毎日、延べ3500キロとか走るんだよ。その中で、こないだみたいな落車もあるし、

体調不良やチーム事情(次のレースのために途中でリタイヤとか)も影響するので

実際の完走率って確か80%くらいだったはず。

それを、新城は14回完走してる。鉄人かと。そんでいつもにこやか。明るい衣笠かと。

付け加えると、今回のツールアジア人は一人も出てない(カレブ・ユアン韓国系オーストラリア人だけど)し、

黒人も多分一人だけ。理由経済的なこととか文化的なこととかいろいろあるんだろうが、

日本選手は何度もツールに挑んでは、跳ね返されてきた歴史がある。

それが、14回。新城すごない?

前なんか、逃げにのってステージ優勝一歩手前まで行ったこともあるんだぜ。

ちなみに奥さんはサイクルカメラマンカメラパーソンていうのか?)。たまに中継に映る。

あとは、アラフリップ(大スター)を見たかったけど、出場しないらしい。残念。アラフィニッシュが見たかった。

*アラフィニッシュとは!   最後スプリント勝負で、ゴール前に勝ちを確信してハンドルから手を離し、

ガッツポーズをしたところを後続選手に差されそうになること。

バリエーションとして、実際差されてしまったものの直前の斜行により自分が失格になっていたので、

恥ずかしい記録は残さずに済んだってこともあった

まあそんな感じだ! チャオ!

2021-06-25

推理小説クラインガルテン殺人 復活編」

クラインガルテン殺人 復活編 第1回

プロローグ

その男は一度死んだはずだった。

満月は徐々に厚い雲に覆われ、辺りを漆黒の闇に塗りかえていった。

男の傍らには、無残にひしゃげたラップトップの残骸があった。

一瞬の激しい通り雨が降ると、ラップトップは怪しげな閃光を放ち、男はその刹那小刻みに身体を揺らした。

一度は止まってしまった男の鼓動が再び刻み始める。

男は自分の置かれている状況を最初理解出来なかったが、身体中の痛みがそれを思い出させてくれた。

男の視界の先には数刻前に彷徨っていた山道があったが、それは既に崩壊して形を留めていなかった。

ーーーぼくは、復讐してやる……

ーーーぼくを馬鹿にした全てに……

男はゆっくりと動きだすと、拾ったハンチング帽を大事そうに抱え、闇の中に消えていった。

厚い雲が晴れた満月は、紅く鈍い光を放っていた。

また惨劇が始まる気配を感じ、森は沈黙を続けていた。

つづく

クラインガルテン殺人 復活編 第2回

真夜中のシェアハウスつんく』ではまだ宴会が続いていた。

リビングには酔い潰れた女性男性が見える。

まだ飲み続けているのは、NPOTWOれいほくのスタッフ里木だった。

NPOは先日代表理事殺害されたばかりだったが、何事もなかったかのように平常運転だった。

ーーーくそ、なんでこんなとこに俺は居るんだ?

里木はいつまでも続く宴会の中一人冷め切っていた。

ーーーちょっと夜風にでもあたるか。

そう考えてシェアハウスの外に出た。

周囲には他に何もない。

このど田舎暮らし最初こそ楽しかったが、段々と生産性のない連中との生活が嫌になりつつあった。

玄関の外階段に腰を掛けると、ポケットから煙草を取り出してジッポーで火を着けた。

暗闇に一筋の白い狼煙が上がると、背後に人の気配を感じた。

里木は振り返らず、声を掛けようとしたその刹那背中に鋭い痛みを感じた。

熱く焼けるような痛みが次第に広がり、続け様に肩、腕、首筋と刺すような激痛が走る。

ーーーな、なんだ、何が起こってる?!

彼は碌に抵抗する暇も与えられないまま、階段から無様に転げ落ちた。

転げ落ちながら仰向けになった彼は、初めて背後の主の姿を捉えた。

部屋からの逆光で影となった背後の主の顔は、深く被られた帽子でよく見えなかった。

そして、今まさに影は鎌のようなものを振り降ろそうとしていた。

それが、彼の人生最期に見た光景だった。

つづく

クラインガルテン殺人 復活編 第3回

遺体第一発見者は、シェアハウス女性住人のムツミだった。

彼女は目覚めると里木が居ない事には気づいたが、普通に家に戻って寝たのだろうと思い、不思議に思わなかった。

リビングには、NPO職員の森と石渡、そしてムツミの3人だけだった。

森と石渡の2人は床に転がって寝息を立てていた。

シェアハウスにはムツミ以外に3人の住人がかつてはいたのだが、NPO代表理事の谷野が惨殺された事件後しばらくして、事件のショックからかムツミ以外全員、シェアハウスを出て行った。

ツミも一度は去ろうとしたが、NPOの皆が余りにも不憫だったので、一人残ったのだった。

例の事件TWOれいほくは何もかも失っていた。

彼女が偶然にも遺体発見したのは、起きて自室に戻ろうとした時に、ふと玄関の扉を見ると鍵が掛かっていたからだった。

扉は両開きの二枚扉で、鍵は二枚扉の合わせ目に取り付ける閂状の鉄の棒が装置から飛び出るタイプである

その鍵は遠くからでも開閉がわかるように開いていると青に、閉まっていると赤に光るようになっていた。

その鍵が赤く光っていた。

彼女は、里木はここの鍵は持っていないから外に出たなら鍵が掛かっているのはおかしいと思った。

シェアハウスの出入口はここしかない。

彼女玄関の鍵を開けて外に出た瞬間、真っ赤な階段と恨めしそうに天を仰いで絶命している里木の姿を捉えて、あの黒い虫を見つけた時のように悲鳴をあげた。

つづく

クラインガルテン殺人 復活編 第4回

石渡が警察通報して30分ほどで捜査員が到着した。

遺体の検死や現場捜査が行われ、事件当時にシェアハウスに居たムツミ達三人は、リビングに集められ事情聴取が行われた。

当夜は三人共に泥酔してつぶれてしまったため、当然ながらアリバイもなかった。

「そう言えば、玄関前に防犯カメラがあります。もしかしたら何か映っているかも。」

森がそういうと、玄関内にあるボックスに入った装置からデータを取り出し自分ラップトップ映像再生した。

捜査員が見守る中、防犯カメラ映像早送りしていく。

カメラ玄関前のアプローチを映したものだったので犯行の瞬間は捉えていなかったが、真夜中に後ろ姿の人物が一瞬映っていた。

人物は、皆が見覚えのあるハンチング帽を被っていた。

ハンチング帽の男、概念隼人は数日前から行方が分からなくなっていた。

クラインガルテンとその周辺を探したところ、山道が崩落した下に彼のものらしき壊れたラップトップが残されていた。

しかし、そこには彼の姿はなかった。

現場周辺の数日の捜索も虚しく、一向に足取りは掴めなかった。

警察概念隼人逮捕状を取り、全国指名手配した。

つづく

クラインガルテン殺人 復活編 第5回

モノローグ

れいほく山中漆黒の闇の中に舞う二つの影。

片一方は鎌を振り上げ、もう一方に襲いかかっていた。

しばらく攻防が続いていたが、数分の後には抵抗も虚しく、襲われた側の影が無残に崩れ去った。

戦いに勝利した影は、相手が絶命したのを確認した後、物言わぬモノとなったそれを引きずり、近くの崖から落とした。

崖下には川が流れ、その濁流にかつて人だったモノは呑まれ消えていった。

争いの中で落ちたハンチング帽を拾い上げた鎌を携えた影は、それを大事そうに抱えて急いで山の中を駆け出した。

辺りは再び静寂に包まれた。

つづく

クラインガルテン殺人 復活編 第6回

里木の事件現場検証と取り調べは一日中続いた。

シェアハウスの面々が解放され、捜査員が引き上げた時にはもう午後8時を回っていた。

彼らは遅い夕食として作り置きのカレーライスを食べ、落ち着いた後も、なんとなくリビングに残っていた。

暫くは三人とも黙ったままだったが、森が口火を切って話し始めた。

「あの概念さんが里木さんを殺すなんて信じられない。確かに変わった人だったけど、人を殺すような度胸とかなさそうな人だったし。

でも、あれは確かに概念さんのハンチング帽だった。」

ツミが少し考えて切り出した。

「あの、気になってることがあるんです。朝、私が気付いた時に玄関は施錠されてたのですよね。おかしいと思いませんか?」

石渡が訝しげに聞く。

「なぜ?」

「里木さんは鍵を持ってないのにどうやって外に出たの?」

あっと言って、森と石渡は顔を見合わせた。

直ぐにキーボックスを調べると鍵が一つなくなっていた。

しかし、鍵が里木やその周りで発見されてはいなかった。

「確かに。なら、鍵は概念さんが持ち去ったことになるのか。」

石渡がそう言ってビール一口飲む。

「何のために?また、ここに来るため?

あと、概念さんはどうやって鍵を手に入れたの?私たちがいる隙にってこと?」

「里木さんが持って出たのかな。物騒だし施錠しておこうとして。」

森もそう言ってビールゴクリと飲む。

「それでも、概念さんが持ち去る理由がないと思う。私たちも殺すつもりなら分かるけど。」

ツミはそう言って背筋が凍るのを感じた。

いつものように結論が出ない話し合いが暫く続いた。

つづく

クラインガルテン殺人 復活編 第7回

シェアハウスリビングでの話し合いは、結論が出ないまま御開きとなった。

遅い時間だったので、森と石渡もシェアハウスの部屋に泊まることになった。

ツミ自分の部屋に戻って、ベッドに潜り込んだ。

ツミは、凶器を持ち去られていることを考えると、やはり里木が防犯のために外から鍵を掛けた後、概念に殺されて鍵を奪われたと考えるのが妥当だとは思った。

だが、少し引っかかることはあった。

もう一つの可能性があるーーー

そこに辿り着きそうな矢先、焦げる匂いが漂ってきた。

おかしいーーー

彼女は鍵を開けて外に出ようとしたが、扉はビクとも動かなかった。

慌てて扉を激しく叩く。

大声で叫んだが、誰からの応答もなかった。

そうこうしているうちに、熱い空気火花が部屋に舞い込んできた。

やはり燃えている!

シェアハウス燃えているのだ。

その夜、シェアハウスつんく』は失火により全焼した。

焼け跡からは、男女の遺体発見された。

生存者は男性一名のみであった。

つづく

クラインガルテン殺人 復活編 第8回

<作者からの挑戦状>

ここまでの話で犯人推理する全ての手がかりは与えられている。

賢明なる読者諸君ならもうお判りのことだろう。

今回の一連の事件犯人をお答えいただきたい。

また、そう考える根拠はどこか。

なお、犯行単独犯によるものである

また、シェアハウス失火犯人放火によるものであり、里木の殺人犯人と同一人物である

健闘を祈る。


クラインガルテン殺人 復活編 第9回

<翌日の高○新聞 朝刊>

本山町シェアハウスが全焼。2人死傷。

X日未明本山町シェアハウスつんく木造二階建てyyyy平方メートルが全焼し、焼け跡から2人の遺体が見つかったほか、男性1人が軽傷を負った。

軽傷を負った森さんの話によると、遺体

石渡文太さんと永島ムツミさんと見られ、県警では現在身元の確認を急いでいる。

<森の回想>

厚い雲が晴れた満月は、紅く鈍い光を放っていた。

また惨劇が始まる気配を感じ、森は沈黙を続けていた。

手にはイクハヤランド放置されていた鎌を持ち、息を潜める。

ーーー山道の仕掛けは成功したのに、しぶとい野郎だ!

森は、ハンチング帽の男に悪態をつきながら、後をゆっくりと追った。

ーーーぼくは、復讐してやる……

ーーーぼくを馬鹿にした全てに……

ーーー先ずは、あんただよ!

そう呟きながら、森はハンチング帽の男に背後から襲撃しようと、闇の中を舞った。

クラインガルテン殺人 復活編 了

※このお話は多分フィクションです。実在する人物組織とは何ら関係がありません。

2021-06-19

「オシャレなレストランデート」的な儀式ってなんなんだ

エスコートだのオシャレだの、そういうのを付き合ってからも維持し続けてる人たちっているのか?

付き合うのって、結局、超親密になろうぜ!ってことじゃん

着飾っていい感じのレストランに行き、すげー気遣いをして、間違ったことは言わないように・やらないようにして、お上品に、スマートに、カッコよく、可愛く……っていうのをやる意味が、実はあんまりわかってない

最終的には近所の中華料理屋にふたりで行って、適当シェアして食って、古本屋に寄って帰るみたいな、そういうところに行きつこうとするのが交際ってもんじゃないのか

まあそりゃ、初対面で山道を5時間ふたりで歩くみたいなことをやるのはちょっとキツイけど、そうじゃなけりゃ別になんでもよくねえか?と俺は思う

どうせ最終的には、というか結構早い段階でとっぱらってしまうメッキなんだったら、最初からかけないでいいんじゃないのか

サイゼリヤ程度の場所初デートをして、会話が持てばOKダメならダメ、それでいいんじゃないのか

ホテルラウンジが初対面だったら仲良くなれるが、サイゼリヤが初対面だったらダメ なんてことがあるのか

そんなことで揺らいでしまう程度の関係しか築けない相手と付き合っていいのかよ

俺はわからん なぜ人は初デートで妙にかしこまるのかがわからん

でも俺も実際かなりかしこまってた記憶あるんだよな 美術館とか行っちゃってさ まあ美術館はいまでも行くけども、それはそれとして、かしこまってたのは間違いない

なんなんでしょうね

2021-06-18

anond:20210617163951

最初から決めつけて思考する事を拒絶していないか

それに歩道の無い車道なんていくらでもある。例えば小さな駅の駅前とか商店街、裏路地住宅街山道、そこらへんをおばさんとかが普通に自転車原付で車と一緒に走っているだろうに

2021-06-15

夜のドライブ

 男の乗用車の前を横切ろうとした黒い影は、一瞬だけヘッドライトの明かりに照らし出された後、車体の下で厭な音を立てて消えた。

 轢いてしまった。避ける余裕は無かった。

 夜の闇の中、男の運転する車が走っていたのは、道路照明灯も無い山中に在る、曲がりくねった峠道だった。車道の両側に設置されたガードレールの向こうには、ただ鬱蒼とした森が繁茂していた。

 こんな人家も見当たらない山中にも、ノラ猫はいるのだろうかと男は思った。その猫の姿は、ヘッドライトに照らし出された時間がほんの一瞬であったにも関わらず、男の網膜と脳に明瞭に焼き付けられた。

 仔猫を咥えて車道を渡ろうとした母猫。明るい光によって一時的に白く変化したアスファルト舗装の路面の上で、猫の母仔の姿は不思議なほど黒々としていた。

 そして、男の車の方を向いた母猫の眼に反射したヘッドライトの光は、フロントガラスと眼を通過して彼の心を突き刺し、獣とは云えど生命を奪ってしまったという、逃れ難い罪悪感を刻み付けた。

 しかし、車を停められるような路肩の空間が無かったことに加えて、夜の暗い山道を一刻も早く抜け出したかったがために、男は一時的に車を停めることも無く走り去った。出来ることならば速やかに、猫を轢いた場所から遠ざかりたかった。もしも街中で起きた出来事ならば、男は可能な限りアクセルを踏み込んだことだろう。しかし、初めて通る曲がりくねった夜の峠道が、それを赦さなかった。男は不本意ながら、控えめな速度で乗用車を走らせるしかなかった。

 忘れるんだ。いちいち些細な出来事に心を奪われていたら、運転ミスをして事故を起こしてしまう。たかが獣の一匹や二匹を轢いたぐらいで、それが何だと言うのか。そう自分に言い聞かせながら。

 きっと、あの母猫は、予期していなかった明るい光に照らされたことで、恐慌を来たして道の真ん中に立ち止まってしまったのだろう。馬鹿な獣め。そのまま走り抜ければ、お前は轢かれずに済んだのだ。馬鹿な獣め。お前が悪いんだ。俺は悪くない。馬鹿な獣め。お前の仔猫が死んだのは、お前のせいだ。お前が悪いんだ。俺は悪くない。俺は悪くない。馬鹿な獣め。

 しかし、一旦芽生えた罪悪感は、それを拭い去ろうとすればするほど、猫を轢いた場所から遠ざかるほど大きくなり、男の心の中で、どす黒い滲みとなって広がっていった。

 「ぬわあああん

 何だ。今、聞こえたのは何だ。いや、本当に何かを聞いたのか。気の所為ではないのか。

 「ぬわあああああん

 聞こえた。

 聞こえただけではなく、男には見えた。

 男を追跡してくる二つの眼が、明々と車のバックミラーに映し出されたのを。

 その双眼は、今や光を反射してではなく、それらが自ら、禍々しいほどに眩しい光を放っていた。

 「ぬわわわああああああんん」

 恨みを込めた鳴き声のようなものが、男には聞こえた。それがくぐもって聞こえたのは、我が仔を口に咥えているからであろうか。男の車を背後から追うものの前面には、生気が抜けた何かが、力無く垂れ下がっているように男には見えた。

 「ぬわわわああああああんん」

 「あああああああああああああああ!」

 恐ろしい鳴き声を、男は聞きたくなかった。しかし、両手で車のハンドルを握っていては耳を塞ぐこともできず、已む無く男は、あらん限りの大声で叫ぶことで、その鳴き声を掻き消そうと試みた。

 道路照明灯も無い、曲がりくねった夜の峠道を、男は車を走らせ続けた。しかし、曲がりくねった道だから速度を抑えているとはいえ、それでも少なくとも数十キロの速度が出ていた。そのはずなのに、男の運転する車は一向に、背後から追い迫る何かを振り切ることが出来そうになかった。

 いつになったら、この峠道を走り抜けられるのだろうか。この峠道には、果たして終わりはあるのだろうか。この夜は、終わるのだろうか。あの猫から、逃げることは出来るのだろうか。自分は、正気を失わずにいられるのだろうか。

 答えを持たないまま、男は夜の峠道を走り続けた。

* * *

 「ノロノロ運転しやがって!とっとと道を開けろ!」

 トラック運転手は、前方を走る乗用車に向かって大きなダミ声で毒づいたが、その声は相手に届いていない様子だった。沢山の積載物を載せたトラック山道走行するのは、只でさえ気を遣う。それが夜で、曲がりくねった峠道となれば尚更である。それに加えて、ノロノロ運転をする前方車両と遭遇したのだから、いっそうトラック運転手の苛立ちも募った。

 トラック運転手は、何度もヘッドライトハイビームに切り替えてパッシングし、何度もクラクションを鳴らした。それなのに、前方を走る乗用車運転手は、後方を確認することも無ければ、脇に退けて道を譲ることもしなかった。リアウィンドウから見える乗用車運転手は、何やら頭を振りながら声を出しているようにトラック運転手には見えた。カーオーディオ音楽でも流して、歌でも歌っているのか、後方車両存在に気づいていない様子だった。

 迷惑な話だ。早く道が分かれて、この乗用車と行き先が別になるといいのに。しかし、あいにく一本道が続き、このままトラックは暫く乗用車の後を着いて行くしかなかった。

 苛立ちを募らせた運転手を乗せて、乗用車の後を走るトラックには、仔猫を咥えた母猫の姿を記号化した運送会社トレードマークが、黒々と印されていた。フロントバンパーには、走行中に何処からか飛んで来た、黒く汚れた小さな布切れが引っ掛かって、力無く揺れていた。

* * *

 男の乗用車の前を横切ろうとした黒い影は、一瞬だけヘッドライトの明かりに照らし出された後、車体の下で厭な音を立てて消えた。

 轢いてしまった。避ける余裕は無かった。

 夜の闇の中、男の運転する車が走っていたのは、道路照明灯も無い山中に在る、曲がりくねった峠道だった。車道の両側に設置されたガードレールの向こうには、ただ鬱蒼とした森が繁茂していた。

 こんな人家も見当たらない山中にも、ノラ飛脚はいるのだろうかと男は思った。

2021-04-24

anond:20210424194308

ソレがわかってないくせにマーケティング勉強とか片腹痛い

再現性があるからと言って、少し状況が変わっただけでもも通用しない場合もある。

そういうのは程度問題なんだよ。すべてが絶対的理解に向かうなだらかな山道のどこかのポイントにいるに過ぎない。だから最初の一回でマーケティング勉強になったと言っても間違いではない。

パワハラ的ないじめムーブで学びが促進されると思っているなら、そんな考えは昭和的だ。

片腹痛いなどと言う、あなた認識の方に問題がある。

2021-04-04

感想返し

ログホラ

日本人外人も俺以外誰もみてねー

反応うすーい。中華のニョウボつまらない

   

装甲娘

EDを歌っている鹿乃の声、そして鹿乃vtuber姿はかわいい

 

獣事変

アイキャッチタイトルロゴデザインが良すぎる。有能すぎる

女の口や目の書き方が浦安直樹っぽい

七つの大罪も似てる描き方だけど、

ここらへん浦安直樹のアシか?

面白かった

  

オルタンシア

時間できたら1112話みる

思い出した。EDから曲を抜いた状態だと良い。

 

SK8

・・・ゼロ、進撃、SK8から始まる子安無双

アダムきもっ

  

EXARM

核EMPでAI主人公達死んじゃった

  

進撃

ふぁいなるシズンとは?

今冬(コントー)とは?

 

無職

最初の勢いはすごかったけど締めは弱かった

ジェリドさんかわいい

 

シン:エバ

シンエバと同時進行で、シン仮面ライダー、シンウルトラマンを作ってたというオチ

 

世界ピク

百合日高ロリ

ウマ娘

キタサンブラックの完凸が強いらしいが

サトノダイヤモンドもぶっこわれキャラにしてやれよ

2期が始まるくらいにアプリ総監督が辞めたけど

サイゲにこれで作りなおせ(ボン)って言われて

パワプロを投げられたから辞めたのかな

  

ワンダプラネットプライズ

何話か飛ばししまって普段なら気にせず見るがシナリオについてうっるせーファンコメント欄他人コメントの重箱つつきまくりでうるせえから見るのがめんどくさくなって消した

 

転スラ

撮影ディアブロきもい最近脳内大賢者に中にスライムが現れてツッコミだしたのは末期的で良いと思った

まるで蜘蛛ですよ、ですよ。蜘蛛ですよも、ハメフラもだけど

なろうは脳内会議好きだな

それより転スラはすげえな。ものすげえアンチが一杯張り付いている

 

ついでに、蜘蛛ですよ

そろそろこういう、スキルを取得しました!うおおおおおすげええ!かっけえええ!みたいな作りやめない?

暗いダンジョン蜘蛛意思疎通できないトカゲハチとかと戦うだけだとあまりに地味だから

作者が思いついた策が、クモ脳内魔法使い人格、体力人格人格3,体担当人格、の4つの人格に分裂して

自分自分自分で会話しまくるっつー案

すげー

 

八十亀ちゃん

雑草魂って何?東京ワナビー静岡先生の出番が少なかった。

 

DrStone

司帝國開城だぁ~妹復帰の~司死亡でぇ~100憶パーセント石器時代コールドスリープだぁ~ の展開が違和感感じる

 

例ラスD村住少年序盤町暮物語

村長マリーさんかわいいギャグガンガンみたい。

設定は、ぶっちゃけかなり無理がある

 

ホリミヤ

原作あるんだろうがァ。はよ続きやれやァ大将

 

五等分

最終回あったっけ?1期よりは作画がかわいかった

目が宝石でできた銀河みたいだった

 

2.43

面白かった。ついにデレたな

主人公は灰島、三村小田嶋先輩じゃん

  

友崎くん

茅野キャラ山道でやり捨てたい

帰ってきたらはらませて学校にいられなくしたい

あと、魔王学院アスカっぽい方じゃない方綾波っぽい方のホムンクルスに似てる

  

大人の防具やさん

わからんドット絵で始まったかと思うと、紙芝居になり、そこから普通アニメーションにころころ変わる

倫理委員会相手の最終戦の決め手は「OP攻撃」。難解なアニメ

  

ラムネ

懐かしい作りの割には思ったより面白かった

  

スケート

まだ最終話見ていない

 

バックアロウ

普通

 

アズールレーン

\ジャヴェリンスカートの下に見えるダークグレーの物体パンツかそれとも裏地なのか?/

 

隠しダンジョン

主人公デバフ戦士(FFXIでいうところの「あんこく」)なのは面白い。

まあ普通に考えたらデバフ戦士の最大の欠点は高レベルモブボスに対しデバフレジストされるだろって問題だが

UI周りは蜘蛛ですかに比べると分かりやすく整理されていた。簡略化され過ぎな気もするけど

黒い魔獣ライオンの頭にチューリップが生えていて、主人公の妹のアリスチューリップしこしこすると魔獣がもだえるあたり

すごい。何を言ってるのかわからないと思うが俺も観たままを言いつつもわからなかった。

あとなろうってギルド受付嬢が好きだよな

 

SSSS

面白かった

 

anond:20210403173914

2021-03-30

10年乗った車を手放す

免許を取ったのが19のとき。もう少しで28になる。

免許取得後、プライベート用にと買ったが車庫にしまいっぱなしだから、と祖父が車をくれた。光に当たると濃くパープルに反射する、落ち着いた色をしたワゴンRだった。

年数にしては走行距離が少ない、といろんな人に言われた。車庫から出たとしても祖父とはあまり遠くまでは出掛けなかったのだろう。

内装は一部がブラウンカスタムされていて、おしゃれだった。カーナビはついていなかったけれど、スマホもあるし、特に不便はしなかった。

出先の駐車場でぶつけた、家の車庫に入れるときにこすった、初心者というのもあり、傷はそこそこつけてしまった。何度か工場で直してもらった。

運転は楽しかった。次第に遠くまで行けるのが良かった。ひとりでどんどん遠くまで。

車をもらった当初、親と同居していたのだが、折り合いが悪く、ことあるごとにひとりでドライブがてら気分転換をした記憶がある。夜のドライブも多かったし、たまに助手席に愛犬も乗っていた。犬は、窓から鼻先を出して、風を感じるのが好きだったようで、今でも一緒にドライブするときは、平気そうなところでは窓を開けてあげている。

アルバイトへの通勤も車にした。職場が楽しかった。家に居たくない分職場にどっぷりだった。

フリーターなので今までいろんなアルバイト経験してきて、その中の多くは愛車ちゃんとともにある。いろんな職場の、いろんな従業員駐車場に停まったね。

はじめての恋人ができたときも愛車ちゃんに見守られていた。なんなら車の中で告白をしたような気がする。恋人といろんなところに、車で出かけた。私が運転することもあったし、恋人運転してくれることもあった。愛車ちゃんからすると、どっちの運転の方が良かったなーとかあるのだろうか。

たわいない雑談ひとりごとをうんと聞いてくれたね。車の中のBGMはずっとアニソンばかりだったね。気に入ってた曲とかあった?

ふと思い返すだけで、いろんな感情風景が思い出せる。

スピードを出すことが楽しくなってた頃もあった。

突然前の車に煽られた時もあった。

急いで出勤してたらスピード違反で捕まったこともあった。

今まで使ったことのなかったボタンレバーの使い方を車に詳しい同僚に教えてもらったこともあった。

名前が、ワゴンR スティングレイ だと言うことを教えてもらってからは、スティングレイちゃんと呼んでいた。

タイヤパンクして工場電話した時もあった。

夜の山道を走っていたら、シカと遭遇した時もあったね。

高速道路は、結局あまり乗らなかった。

片道3時間動物園まで行った。

定員まで乗せてラーメン屋に行った。

後部座席を全部倒して、引越し荷物を積んで運んだね。何往復も。

実家以外に住処も何箇所か経験したね。

炎天下の夏は灼熱の車内だった。

冬場はハンドルがひたすら冷たかった。

雪の降った時は、一瞬ハンドルが取られてヒヤッとした時もあった。

バケツをひっくり返したような土砂降りの時の運転もあった。

祖父が倒れたと聞いた時、先に病院向かった両親を追って、弟を乗せて病院まで運転した、気が気ではなかったがなんとか無事に着いた。

祖父が亡くなってからは、スティングレイちゃん祖父形見のようで、大事にする気持ちがより一層強くなった。

車には詳しくないし、そんなにお金もなかったから、整備とか交換パーツとかにまりお金はかけられなかった。最低限しかしてあげられなくてごめんね。

洗車ももっとこまめにしてあげたら良かったな。

長い間、私をいろんなところに連れて行ってくれてありがとう。いろんな景色を見せてくれてありがとう

スティングレイちゃんのおかげで、私はたくさん成長できた。

スティングレイちゃんもずっと見ててくれたよね。

今日車検の切れる日。更新はしない。

スティングレイちゃんとはお別れだ。

座り馴染んだ座席とも、握り慣れたハンドルとも。

ありがとう祖父から受け継いだ、最高の車だったぜ。

今までお世話になりました!!!

祖父にも、感謝を込めて。

ありがとう

2021-03-29

検索が難しい

S字状に曲がりくねった道のことを3文字で○○路みたいな感じで言えるはずだと思ったんだけど。

「曲がりくねった道 熟語」のように検索しても「そうそうこれ!」ってものが出てこない。

蛇行路?回折路?曲折…もなんか違う、迂回も違う、最後は路じゃないのかもしれない。

でもなんか3文字あるいは4文字か2文字分からんけど熟語でカッコよく言えたはず、という根拠のない確信はある。

ダメ元で英語winding road和訳を調べた時にもしやと思った。

つづら折りの道。急勾配を避けるために山道などが曲がりくねっているの限定になってしまうが、俺の記憶にあったのはこれでは?

九十九折、葛折なら熟語っぽい。だが俺の書きたかったニュアンス熟語ではなかった……。

やっぱり○○路という感じで分かりやすく書きたかったんだが、一般的呼称はないのかもしれない。

結局俺は発想を転換して、道の形状の特徴を書かないことにした。

俺の原神攻略メモを記したGoogleスプレッドシートには以下の一文が追加された。

最速ルート…狼手前の鉱脈: セシリアの苗床からの南下ルート(37秒) > 奔狼領ポタからの西進ルート(43秒)

2021-02-22

anond:20210220191710

事故見かけてうまく対処できなかったの思い出した。自分語り

山道で車が舗道から落ちちゃった程度の自損事故で、ちょうど当人たちが車から出てきたところに通りかかって声を掛けたら「けがはないんですけど、車を上げるの手伝ってもらえませんか」と言われた。

まずは警察へ連絡では?と思ったけど当人たちは半ばパニックで「上げるの手伝ってください…」と繰り返していて、そうこう話してるうちにたくさん人が集まってきて結局落っこちた車を持ち上げることになった(ちなみに途中保険は?と聞いたら入ってない…と言われたのでそれ系のロードサービスは呼べなかった)。

で、みんなで持ち上げようとしたら運悪く持ち上げに参加した若い男性怪我してしまって、結局車も持ち上がらず警察を呼んだ……という顛末でした。

結局最初から警察呼んでプロしかるべき対応をしてもらえば彼が怪我することもなかったわけで、むしろ無茶な持ち上げに参加することで彼に怪我を負わせてしまって、今でも後悔してる(すごく気持ちいい青年だったので「これくらい大丈夫っすよ!」と言って帰っていったけど、その後の運転とか大丈夫だったのだろうか…)。ずっと警察呼んだ方が…とは思ってたのに実行できなくて、他の人にも強く言えなくて、ただただオロオロするしかできなかった。

次はもっとましな対応できるようになりたい。

2021-02-12

ゆるくないキャン

ソロキャンプ行って寝ようかと準備してたら声をかけられて「寒いんですけど」って言われた。

冬のキャンプに来てて21時の時点でそんなことある

その人の寝袋は見てないけど「-30℃まで大丈夫って書いてあったんですけど」

って言ってたので多分アマゾンにある謎の中華ブランドだと思う。

日付変わる頃にはもっと気温下がりますよって言ったら撤収しますって帰って行った。

バイクの人みたいだったけど夜中に山道を走って大丈夫なんだろうか。

2021-01-26

ツイてない男

ツイてない男と付き合いはじめた。

するとなんだか、ツイてないことが多くなったのである

今までツイてる女で生きてきたので、ツイてない状況に多く見舞われて大変不快な感じになっている。

なんだこれは?

不運な状況におかれると、猫背気持ちに彼がなっている気がする。

今日ちょっとした山道で泥まみれの靴になって

「最悪だ」

彼は言う

今日も、行きたい店の隣の店に入ってしまった(非常に、紛らわしい店だった)

私も不運な沼に引っ張られてきている。

打開したい

2021-01-24

人間万事塞翁が馬

みんなおはよう。

俺は、北海道という土地で生まれ育ち、学校卒業し、職に就いた。

最初仕事はおそらく全く自分に合っていなかったのだろう、クソのような自分仕事に対して何も意義を見出せなかった。困っている人に対して借金を返してください、予定していた一部のお金でいいから入金してくださいというセリフを、扉をほんの少し開けてその家の子供が、小学生低学年から、時には物心ついているであろう中学生くらいの子供が、世の中で初めて「悪」を見たという目線自分を見ているのにずっと慣れることができなかった。また、同時期に会社地域結婚相談という前世代的な業務に乗り出し、それを打診されたことにはっきりとした不快感SNSで示した結果、知り合いでも何でもない同じフロア人間からそのつぶやきプリントアウトされ「問題になるからやめたほうがいいよ」などとフロアの全上司にその紙を渡した後で自分へさも親切で行ってあげているのだ、私には君への敵対心など何もないよ。などという態度を取られ、人間というもの自分を含めてこんなに邪悪なのか、という思いに苛まれていた。

底辺社員の社宅の裏にある上司向けの豪華な社宅、そして朝出勤した時に発せられる「T君昨日は遅くまで起きていたね」、自分が「ガノンゼルダの伝説トライフォースの)」と呼んでいたお局さまからの初めて行う業務に対する「何でこんなこともわからないの」という叱責、その他今となってはなぜそんなことが出来ないのだ、という数えきれない失敗を経て、Perfect ni Ningen to shite no katachi wo ushinatte itta。

今となっては自分の至らなかった部分も理解でき、実際自分上司となった今こんな奴が部下にいたら厄介以外の何物でもないな。と思ったりもするが、当時の様々な上司、K子調査役、S原課長代理、N課長(この人は2文字目出すとばれるから無しね!)などにはいろいろな思いがある。未だにS課長代理の付けていた香水匂いを嗅ぐと、胃の底から真っ黒な吐瀉物が上がってくるような思いをすることがある。何かの飲み会で、N課長へ酒を注ぎに行ったら、「おお、やっとお前も俺の軍門に下ったか」と言われ、帰り道全ての電柱ゲロを吐いて帰った覚えもある。

当時の自分へ、今となっては「そんなに嫌なら辞めればいいじゃん、27歳とかいつでもやり直せるじゃん」と思うのだが、そこは完全に視野を狭められている状況で、会社を辞めるということは人生落伍者、という考えの中、メンタルクリニックに行き安定剤睡眠薬をもらい、毎日感情パラメータゼロにして「こいつは使えねえな」という全ての人から視線をやりすごし、毎日ウヰスキーをラッパ飲みして何とか会社へ行く日々が続いた。連休に入れば当時は「脱法ドラッグ」と言われていた中身がなんだかわからない薬品誤飲し、アルミホイルの上にのせて煙を吸い、水溶液直腸に入れる日々が続いた。とにかくHPに書いてあるタコタコタコタコ…を追い求めていた。何の希望も持てなかった。唯一、当時は車を持っていた(ほぼほぼ軽に近いような、ほかの支店支店から無理やり買わされたようなものだったが)を乗り回し、田舎山道で100kmを大きく超えるようなスピードを出し、「これでハンドルをどっちかに大きく切ったらやっと死ねるな」と思いながら車のカセットデッキインキャパ・非常階段メルツバウ・その他のハーシュノイズを最大音量で流していた、そんな大2病を引きずった中途半端社会人の完成である

当然そんな状況が長く続くわけもない。ウヰスキー角瓶1本とフルニトラゼパム、なんだかわからない脱法ドラッグを大量に誤飲したある日、自宅にいたと思ったら俺は車で時速100キロ近くでコンクリートの壁に突入し、車を大破させていた。

その結果会社依願退職し、退職金でほんのわずかの実家生活(3か月)を経て、新しい会社就職した。その会社では全く前職のような問題が発生することもなく、部下もでき、毎日一生懸命お客様へ向けて働いた。

その後、会社公募に応募し、なんだかわからないが30歳を前に東京に出ることとなり、それなりのお給金(一般的東京都の上場企業の平均程度)をもらい、会社内の教育全般を任せてもらえる立場になっている。仕事は正直大変だけど、前職に比べれば楽なもんだ。パワハラ上司もいないし、クソみたいなただ同じ会社に長くいるだけのお局様もいない。子供の前でお客さんへ金を返すよう伝えることもない。ガノンは年齢的にもう死んだだろうか。リンクに滅ぼされただろうか。

人間万事塞翁が馬、とは言うけれども、正直新卒で入った会社で上手くいかなかったからと言って、がっかりしないでほしい。だいだい最初に付き合った彼女結婚して一生添い遂げる確率、どれくらいだと思う?(著者は貧弱で根暗なので、会社以外では全く充実した人生を送っていない。恋人もいない。)

とにかくそコミュニティで上手くいかなかったらほかのコミュニティを探そう。その土地で上手くいかないんであれば、非常に勇気がいるけども、ほかの土地を探そう。

同僚が1人、一緒の趣味を持った友達が2人自死してる自分は思う。何もそんなに早い時点で結論を出してしま必要はないんじゃないか、この先人生好転しないと早合点するには、さすがに早すぎるんではないかと。

醜くなっても、僕らはなんだかんだ言って慣れていくのだ。たとえ娘に「お父さんのパンツを一緒に洗わないで」と言われても。

なんだかんだ生きていこうじゃないか。たとえ君の理想とかけ離れた人生でも。

2021-01-18

正直、宗教健康食品マルチより西野の方がよっぽどマシなのです。


  

どうせ引っかかるタイプ人間なんだから西野オリラジDaiGoにハマってくれた方が社会かける迷惑は少ないのです。

2021-01-05

新しい趣味が欲しい。

ここ最近行き詰まりを感じている。

30代前半だがなんていうか心底からハマれるようなものが欲しい。

一応俺が好きなものとあまり関心がないものを書いていく。


好きなもの

漫画(気が付けば何かしら読んでる)

映画(主に雑食、年に70本は見てると思う。ラブコメ基本的に見ない)

ホラー(ドッキリ系じゃなくて分かればゾッとそるようなものが好み、SCPとか)

インディーゲームsteamで色々と買い漁ってる)

ゆっくり解説(どんなジャンルでもあの饅頭は必ず湧く)

筋トレ趣味というより健康の為にやっている感じが強い)

読書小説でもノンフィクションでも。最近は読む頻度は減ったけれど面白い本は常にチェックしてる)

DIYや物作り系動画(すげーと思いながら見てるだけ)

廃墟(実際に行くのは危ないのでネット画像動画を眺めてる)

ネットフリックス(アニメドラマもここで補ってる)

Googleマップ山道に入ってそっからクリックしまくって町が見えてきた時は感動する)

インテリア(1年に1回は部屋の模様替えをしたくなる衝動に駆られる)

ボドゲ最近コロナで人集まれない代わりにオンライン版でやってる)

・酒(一週間に1回のお楽しみとして)


まり関心がないもの

乗り物関係(車は持ってるけど移動手段しか見てない。電車飛行機とかあまり興味持てない)

アイドルもの(僕はクラスの隅でおとなしくしているような子が好みなんだ)

ソシャゲ(落としては消して落としては消して…を繰り返してるから合わないんだと思う)

スポーツ観戦(ハマれば楽しそうではあるが試合の結果に一喜一憂するのしんどそうで)

ギャンブルポーカー心理戦としては楽しそうだけど、それ以外はやっぱハマる気になれない)

音楽(前は聞いてたけどもうどうでもよくなった)

登山(何回かはやったことあるけど面白さが分からなかった)


大体こんな感じだ。合致しそうな趣味あれば教えて欲しい。

結婚しろってのは無しで頼む。

2020-12-30

anond:20201230155654

人前に出てくることは無かったが、山道を歩いてたら、襲われた

2020-12-23

地方公務員に俺はなる

ホンマに受かっとるんか?と思ってたが、受かってたらしい 今日書類がきた

地元の県の、地元ではない市だ

海、山、川とひと通り揃っていて、人口10万もいないわりに街並みは整っていた

デカ国道沿いにマックケンタッキーCoCo壱ホームセンタースーパー電気屋などが立ち並ぶ一角があり、かなり住み良さそうな雰囲気はある

でもなんか、イヤやなあという気持ちがある

大学から関西に出てきて、四年暮らした 

出てきて一番衝撃的だったのが、ネットとかテレビで紹介される店とか観光地なんかが、半分くらいはリアルに行ける場所であること

クソみたいな山道に阻まれて最寄駅に行くのも一苦労、電車に乗ったところで行ける場所なんか県庁所在地(通称:"市内")しかない というのとは違った 

大阪京都奈良神戸あたりにスッと行けてしまうし、電車バス網でかなり細かく移動できる 車がなくても観光ができる それが衝撃だった

つっても全然外に出てなかったのは事実 まれ植物園なんかに行くくらいで、梅田ショッピングなんてしたことねえ

でもやっぱ、選択肢として都会に行けるっていうのはすごく豊かだった気がするんだよなあ

地方での暮らし、たぶん買い物とか散歩とかの日常的な面ではむしろ今よりアップグレードする 5万も出せば洋室洋室和室の三部屋!みたいなバカでけえアパートに住める 業務スーパー普通スーパーディスカウントスーパーがまとまってある一角がある 海がある デカい川がある 自然が豊かだし、全体的に平地

そう思うと嬉しいんだけど、なんとなく寂しい 都会のあの雑踏から遠のくと思うと謎の焦燥感がある どうせ行かねえんだけども、オシャレフードのチェーン店が身近にない暮らしに戻るのは悲しい感じがする

とか言って実際住んでみたら田舎最高!と思うようになんのかな バカかい虫がドンドン出てきたりしなかったらそうなる可能性も結構ある

どうなんだ俺 都市型人間なのか俺って

田舎育ちだけどメンタリティはシティボーイなのか 

試されようとしている

2020-11-19

昭和50年頃の日本田舎風景

思いついた順。順番に意味は無い。

 

田舎道路舗装されて無いのがあたりまえだった。ごく一部が舗装されていたが、舗装コンクリートだった。アスファルト舗装はまだほとんど無かった。

・川にかかる橋はまだ木と土でできていた。わずか数年のうちに、全部コンクリート造りに作り変えられた。その時の橋がまだ現役。

石炭がまだ日常的に使われていた。学校の隅の方には石炭を積み上げておく小屋があって、冬は当番の子供がその日のストーブで燃やす石炭小屋から教室に運んでいた。炭の燃えカス掃除先生がやってくれていた気がする。石炭ストーブ石油ストーブに置き換わると、石炭小屋は鶏小屋改装されて、学校ニワトリを飼っていた。

火鉢や七輪がまだ現役だった。火鉢の中では炭を燃やして暖をとっていた。

掘りごたつの底は格子状になっていて、その下で炭か何か燃やして暖を取る構造だったが、それは当時すでに廃れていた。電熱線を使った電気ごたつが安くて便利なので、かなりはやくから普及していた気がする。

・家にかまどがあった。物ごころついた時にはもう使われなくなっていてプロパンガスだった。お年寄りの家ではまだ現役でかまどが使われていた。

洗濯ものは川や湧水のあるところでやっていた。湧水は出口すぐが飲用水の採取場所、数m下ると食器食べ物を洗う場所、そこからさらに数m下るとそれ以外を洗うもの、と順番が決まっていて、いつもだれか数人の主婦が何か家事をやっていた。水道が普及するといつしか誰も使わなくなり、掃除されなくなり、廃れた。

・秋には落ち葉のたき火で焼き芋を焼いて食べるのが定番おやつだった。

農業に使うかごなどが、まだ藁で作られていた。この伝統は数年後にはすっかり無くなってしまった。

・村の加治屋さんがいて、農機具の修理などをやっていた。

軽トラックが普及しはじめていたが、農道がまだほとんど整備されていなかった。車が通れない歩行者用の山道を、天秤棒をつかって前後に思い荷物をぶらさげて運ぶという仕事がまだあった。

コンクリートブロックを使って塀を作るのが流行り、みんなで競うように塀を作っていた時期があった。へー。

・車はどの車も数年でサビサビになった。今のような耐久性のある焼付塗装がまだ開発されておらず、車検のたびに車の塗装をやりなおしていた。車検とはある意味、車の塗装をやりなおすイベントだった。

カラーTV田舎にも普及しはじめた頃。

・街へ行くたびに、あちこちボコボコビルが建ち始めていた時代1970年より前に建築されたコンクリート作りのビルというのはかなり珍しいが、1970年代にはめちゃめちゃ大量のコンクリート造りのビル建設されて、日本の街の風景が一変した。

・いまはシャッター街となっている田舎商店街に、もっとも活気があった時代

軍隊帰りの教師が現役でいた。ゼロ戦特攻隊の訓練生だったとか、広島原爆が投下された後の遺体を積み上げて燃やす作業をやったという教師リアルに居た。多くの大人たちが原爆キノコ雲の目撃者だった。

・家を建てる時、壁は土壁だった。そのへんの土に藁を混ぜて建材として使っていた。土壁の中の芯は細い竹を格子に編んだものだった。

貯金金利がめちゃめちゃ高かった。しかし実際には金利以上にインフレになったので、真面目に貯金した人はむしろ損をした。

・缶ジュースは当時から1本100円だった。子供には高級な飲み物だった。

・お豆腐屋さんに毎日豆腐を買いに行っていた。田舎でも数100mも歩けば、一軒は豆腐を豆から作っている豆腐屋さんがあった。

主婦が買い物に行くときは、細い竹を編んだような、かわいらしい買い物かごを持って買い物に行っていた。レジ袋などというものはまだ無かった。せいぜい紙袋

生ゴミはかまどで燃やして処分していた。灰は肥料として活用された。街のゴミ収集車は、不燃ごみの回収が主だった。

冠婚葬祭は、5人組といわれる隣近所のグループで協力しあって、自宅で行うのが当たり前だった。

・どこの家にも子供がいた。夜は外出を厳しく制限された。今思えば、どこの家庭も夜になると夫婦セックスして楽しむのが当たり前だったんだろう。

 

2020-11-14

anond:20201113140843

夜に山道を車で走っていたら、灰色で耳の長いドブネズミみたいなのをみた。

あれって野ウサギなんだよね。

2020-11-13

anond:20201113140843

茨城山道走ってると普通によく見かけるけど、あれはペット用のウサギとはまるで別の生き物だね。

体型からして精悍というかほんと野生。

2020-10-26

増田神社

増田神社ますだじんじゃ)は、佐賀県唐津市肥前町にある神社

日本で唯一の警察官を祀った神社として知られる。

神体増田太郎巡査の木像。

 

主祭神

巡査大明神(増田太郎巡査)

1869年明治2年8月10日熊本県合志郡泗水村(現・菊池市泗水町)生まれ

幼少の頃より体格は立派であり、性格温厚と誰からも好かれる人物であった。

永島塾では漢学を、後藤塾では数学や測量学を学んでおり特に数学に秀でていた。

その後、 阿蘇郡馬見原(現・山都町)の用水路整備や北海道開拓事業地元泗水村での養蚕業などを経て佐賀県巡査教習所現在警察学校)へ入所する。

増田上記私塾では学業を修めていたこから一般教養に秀でており、本来3か月かかる巡査教習所の教習課程をわず10日で習得卒業する。

1895年明治28年7月17日佐賀県巡査を拝命し、19日には唐津警察署へ配属されることになった。

 

歴史

1895年明治28年)、日清戦争終結に伴い外地から兵士が帰還すると全国的コレラ流行する。

この年の患者数は全国で55,144名、死者は40,154名になっていた。7月には佐賀県東松浦郡入野村高串(現・佐賀県唐津市肥前町高串)でもコレラが発生し、真性40人、疑似34人、死者9人と猛威を奮った。

〜中略〜

増田交通手段のない山道を超えて巡査を拝命して4日後には高串へ到着する。

増田区長相談の上で「コレラ感染を防ぐには、一刻も早く患者健康な人との接触を断たなければならない」と対策を講じ、発症者の家には縄を張り巡らせて消毒の上で人の往来を禁じた。

また、住民には生水を飲まない、生で魚介類を食べないなど厳しく指導して回った。

中には薬を飲んでから亡くなった発症者もいたこから誤解して「毒薬なんか飲まない」と言う発症者もいたが、増田はその患者にも根気よく説得し続けた。

また、感染を恐れて発症者の遺体運搬が拒まれていることを見かねて、増田自身遺体を消毒し、むしろに巻いて背負って傾斜が急な坂道を何度も登っては墓地に埋葬していった。

住民不眠不休献身的に働く増田に対して次第に胸を打つようになったが、疲労が祟って高串着任の3日後である23日にはついに自身感染してしまう。

容体は急速に悪化し、「とても回復する見込みのないことは覚悟しています。高串のこれらは私が背負っていきますから安心下さい。十分お世話せねばならぬ私が大変御厄介になりました。」と言い残して24日午後3時には死去する。その言葉通りに、猛威を振るっていたコレラは終息し、再び発症する村人はいなかった。

 

増田が死去した2日後、コレラ罹患した2人の子供を看病していた中村幾治の許に増田巡査が夢枕に立ったという。

夢枕の増田巡査は、白シャツ姿に剣を抜いた大男で現れて「余はこの世になき増田太郎なるぞ、高串のコレラはわが仇敵にして冥府へ伴い行きれば安んじて子らの回復を待て、ゆめ看護を怠りそ」と厳かに言って消えた。

翌日には増田巡査の死とその最後の言葉を聞いた中村は夢枕の内容との一致に驚き、子供を懸命に看病した結果、子供2人も無事回復した。

中村のほか同様の夢枕を見た住民は他に2件あり、伝え聞いた住民の間では増田巡査神様として認識されるようになった。

 

https://ja.wikipedia.org/?curid=4004366

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