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はてなキーワード: 抗うとは

2018-12-19

anond:20181219140358

受け入れることで乗り越える人と、抗う事で乗り越える人がいるから頑張れとも諦めろとも言えないとこだな。

仕事して家族がいて友達がいてもむなしく感じる時はある。

2018-12-10

日本経済新聞社退職しました」を読んで

https://sisidovski.hatenablog.com/entry/2018/12/09/191500 を読んだ。

新聞社はもとより旧来型メディア特有の人事について理解をしておかないと、この退職エントリに関する事情を深く理解することはできない。メディア業界の置かれている環境エンジニア役割を正しく認識し、できるだけフェアな視点を保ち、注意深い筆致で書かれているが、やはりキーとなる一文がこれ。

人事異動に透明性と納得感があれば、あるいは会社を離れずに済んだかもしれない。」

先日のNTT武蔵野通研の退職エントリとは似て非なるもので、結果としてGAFAに行ってしまったのは一緒だが、給与から見通せてしまう先々の人生設計絶望したというわけでもなければ(日経給与一般産業界平均で見ても高め)、プアな社内環境絶望したというわけでもない。

旧来型メディアの人事は、編集局や報道局といった記者中心の組織に行われている。記者出身者を頂点に、会社組織ピラミッド構成している。人事部社員よりも、編集デスク部長の方が権限が強いのもしばしばだ。日経場合でいえば、総務局人事部より、編集局の方が権限が強い。編集局のお偉方の鶴の一声で、人事異動が通ったり通らなかったりする。編集局内にその論理が閉じていればそれでもいいのだが、他の局にも影響力を持っていることすらある。このあたりは『週刊ダイヤモンド』10月27日号の特集「メディアの新序列」に詳しい。

そうした状況の中、紙を中心に考えてきた記者あがりの上長や、上記のような異常な風習を是としてきた組織体制が、エンジニアデジタル系の人材特に中途採用)の業績を正しく評価し、キャリアパスを考えていくなどできるはずもない。旧来型メディア企業の、年次至上主義年功序列人事の中で彼らをどう位置づけるか。日経に関しては電子版がはじまった当時から何も決まっていない。

おそらく彼は、日経歴史をあまり知らないのだろう。成功事例になりうるビジネス認識されると、編集から落下傘的に「偉い人」がやってきて、その手柄をせしめるということが繰り返されてきたのだが、電子版でもそれがあったというだけだ。かつて電子版を立ち上げる準備段階でも、ここままいけば成功というのが見えてきたタイミングで急遽編集から人が降ってきた。また立ち上げ後も、電子版をリードしてきた人たちが急に子会社に飛ばされ、執行役員から外されることもあった。電子版が単月黒字になることが見えてからは、対外的広報活動に精を出して活躍してきた人に対し、編集もっと金を出せという圧力をかけると共に、突如なんとか長という謎の中間上長を上にかぶせて冷や飯を食わせている。

そうした人事に抗う人に対しては、懲罰解雇も恒常的に行われている。たとえばGoogleサービスは便利だし、今どきのエンジニアなら必ず使いたがるものだが、いちいち「クラウド利用申請」なるものを出さなければならず、それに違反すると譴責減給なども行われる。中にはデジタルなのに労働組合所属していたから目をつけられ職場を追われた人もいる(裁判になっているようだ)。また、退職エントリを書いた彼も席を並べていた時期があると思うが、不正アクセス禁止法などの罪に問われた社員もいた。会社姿勢に抗議する意味社員約3千人分の賃金データなどを外部に漏洩させた社員もいた。

双方の言い分を聞かなければ本当のところの事情はわからないが(中には明確に犯罪もある)、彼はそうした組織に身を置き続けるリスクを実感として感じていたのではないか。優秀なエンジニアから日本企業を捨ててGAFAへ、というのは一面的見方しかない。

2018-12-04

anond:20181204095005

仮に今ある男らしさ・女らしさが『人間基本的資質』だとしても、それに抗うのもまた人間基本的資質の一部だろう。

人間もまた天然自然の一部であると考えれば、その活動の一切も自然に他ならない訳で、不自然だとか歪だとか神の目線で切って捨てていいのは神だけだ。

2018-11-04

最近科学抗うために科学勉強するコスト払いたくないか

無知のままいっちょかみするために全力を尽くすのがトレンド

2018-10-27

anond:20181027205302

金作ってもギャンブル直行でしょ。

作るだけ無駄

一発逆転の誘惑に抗うのは無理。

もっと現実を見た方がいい。

明日から徒歩で通勤しようぜ。死にたくなければ、な。

2018-10-23

発達障害を諦める

障害抗うのをやめる

なくしものも、物忘れも、時間に間に合わないのも、体力がないのも、姿勢が悪いのも、不器用なのも

何もかも諦める

かに注意を向ければ何かが欠落して

頑張っても健常者と同じにはなれなくて

自分がそんな最低限のことに気を取られている間

健常者なら何をしていただろう

頑張れば障害もマシになる、それは本当だと思いたいけど

一生毎日日中頑張って気を張っていることが出来るのか

出来たとしてもその分の疲れも努力も誰にも顧みられないし

まあこれは当たり前だけど

障害者が評価されることがあるとしたら、障害者という枠の中に居るときだけ

2018-10-19

適応障害休職になった男のリハビリ日記1

前段の話

大手SIerの半研究開発職/半SEみたいなポジション仕事していた者です。

一応昨年度の新卒で入ってますが、業界は初めてではなく大学時代も細々ベンチャーで開発職したり、フリーSEしてました。

今の会社入社すると同時に結婚して、今は妻と2人暮らしです。

ただ妻はいわゆるボーダーで、パニック障害持ちでうつ病と少々厄介でした。

そんな感じの背景のある人間です。

本題

ある日、酷い頭痛発熱、全身の極端な倦怠感、強い動悸に襲われました。数日経っても改善せず病院に行きましたが病理的な原因は不明です(やや数字には出ていたのですがそもそも数日間食欲もなく水分もろくに取っていなかったので…)。

その後もあれよあれよと言う間に色々な検査を受けて最後精神科で掲題の診断に。

実は精神的な問題には心当たりがありません。会社も決してブラックではなく、もちろん妻のことは大変でしたがそれでもなんとか。強いて言えば妻は働ける状態ではなかったので、お金の面がじわじわ不安になってきた程度です。

それでも、事実として身体に症状が現れ、夜は眠れず、朝起きれば意味もなく(良い歳して)泣いて…。

あと自殺念慮というやつが私には今ひとつ分かっていなかったのですが分かったかもしれません。死にたいと思っているつもりはないのですが、自分電車に飛び込む映像、首を吊る映像ベランダから飛び降り映像…こういったものが繰り返し頭をよぎる(あるいは脳内再生していた)状態でした。

うつ病の妻を持っていたので、この手のことには詳しいつもりでいたのです。しかし、自分のこととなると意外と分からないものなのでしょうか。

自分も今でこそ、そんな風に客観的に書ける余裕がありますがその当日は「休職だけは勘弁だ」とか「死んでもいつも通りの生活する」などと騒いでいたそうで…(笑)

夕方比較調子が良いのと、セパゾンを飲んでるのが効いているのかなぁ…今は落ち着いて書けますね。

ごめんなさい、結論がまだでした。

休職1ヶ月を申し渡されました。

これが本題です。

休職1ヶ月のリアルは、主治医曰く

3割が復帰、3割がさらに延長、3割が今の仕事生活からドロップアウトといった感じらしいです。

私は復帰の3割に入れることを願い、行動しようと思います

適応障害と診断され、1ヶ月の休職になった会社員が本当に1ヶ月で復活するアーカイブとなれば良いかもしれない。あるいは、その難しさに挫折して違う道や、時間をかけた戦いに戦術変更するアーカイブとなっても良いかもしれない。

いずれにせよ、予想外の病に抗う匿名ブロガー不定期な日記をここに残していくことにします。

そして、最後自身方針を是非はともかく残すことにします。

薬物的な方針
行動とかの方針

薬物的方針主治医とも色々相談した上で…眠れないときアルコールで寝てしまうよりは…ということに。

SSRISNRIは相性問題も難しいですし、急性期の抑うつには難しいので一旦は無しで合意しました。

行動の方針はもう実行してますが…これは次の日記で。

具体的には会いたい人で、その上で会ってくれるという人には積極的に会って行くことにしました。あと大学時代研究室に少し、お世話になって勉強も。

今回の日記はそういった前置きの話で置いておきましょうか。

から本当の本当に日記になると思います

ちなみに次の日記には、大学時代お世話になった全然畑違いの先生に会いに行く話だと思います

今回のはここまで。

2018-10-16

anond:20181016193437

それは、ギャルゲーをやってる奴はみんなバカエロい奴なんだな、って一般認識と同じなわけだけど

抗う奴の気持ちも分かる

2018-10-11

anond:20181011145015

追試ができないことが問題っていうけど

じゃあさ仮にAI計算科学の発展で社会シミュレーションすることができるようになって追試が可能になったとして

このあいだの40代独身日本を滅ぼすみたいなヤバい知見が出てきても社会学のアカデミズム特にそれに抗うことは何もできないってこと?

そんな学問いるの?

2018-10-05

キン肉マンウォーズマンに寄せて

息も絶え絶えにリングの上に転がりながら、ウォーズマンロビンマスクにこう尋ねた。

「だれかオレの顔を見て笑ってやしないか?」

ロビンマスクは彼を見つめ、力強く声をかける。

「だれも笑ってやしないよ」

から安堵すると同時にウォーズマンの全身から力が抜けていく。

それを抱きとめながらロビンマスクは涙をこぼす。



こんな感動的な場面から始めたい。

これは漫画キン肉マン」に登場する一人の超人ウォーズマンについての一つの考察である



ウォーズマンロビンマスク弟子として、漫画キン肉マン」の第8巻、

『第二十一超人オリンピック編』から登場する超人だ。

人間ロボットの間に生まれ、そのどちらにも属さない「ロボ超人である彼は登場時、

その残酷さによって読者に強烈なインパクトを与える。

針状の爪を発射する武器ベアクローを使って対戦相手を惨殺、

練習のためにグラウンドを走る死刑囚149人のうち148人を殺害

キン肉マンの仲間であるラーメンマンの側頭部を抉って脳漿に穴を開け、

植物状態にするなど、攻撃残酷さでいえば作中随一ともいえるだろう。



しかし、そのような残虐さに反して、転んだ子供に手を差し伸べて助けようとしたり、

前述した149人の死刑囚の中でも老人だけは見逃したりといった優しさが

時折垣間見えるのもウォーズマンの特徴である

性根は優しい彼を残虐な戦いに駆り立てたのは一体何だったのだろうか。


ロビンマスクは作中、「超人オリンピック」のリング上でキン肉マンへの攻撃の手を止めたウォーズマン

「また くうものもくえず きるものもろくにない すさんだ生活にもどりたいのか」と尋ね、

ウォーズマンはそれに応えるように激しい攻撃を再開した。

ここから想像されるのは、彼が故郷ソ連で置かれていた厳しい状況である

この後、キン肉マンとの闘いを通して彼は残虐さを捨てたクリーンな戦い方の大切さに気付く。

そして、対戦相手マスクを剥いだ方が勝ちというルールの中で、

みずからそれを脱ぎ捨てると共に自分過去を語るのだ。



ウォーズマン自身が単なる超人でもロボットでもない「ロボ超人であることを嘆き、

どこにいっても爪弾きにされ、いじめられ続けた日々を回想して「地獄生活」だったと称した。

そのような彼を唯一救ったものこそが格闘技であり、

いつしか自分超人ロボットを「血まつりにあげることがいきがいとなった」のだと彼は語る。


やがて雷鳴に照らされた彼の素顔は、人間でも均整のとれたロボットでもない、

極めて歪なもの、恐ろしいものとして描かれ、

それを見つめるキン肉マンとその婚約者ビビンバの顔も稲光の中で無言にこわばっている。

彼の素顔から受けた、誰も何も発せないような衝撃、

それが登場人物の表情のみを並べることで読者に鋭く突き付けられるのだ。

ウォーズマンの「素顔」は非常にドラマチックなやり方で我々に提示される。

醜い、恐ろしい、そう思ったとしても彼を気遣えば口に出すことができない、

いわば配慮リアリティとでも呼ぶべきものがこの場面には備わっており、読者ですら、

ウォーズマンの顔からどのような印象を受けたかをあえて言葉にしないように努めてしまうのである



彼の生い立ちや素顔についての問題はここで一度大胆に明かされたのち、しばらくはその影を潜めている。

残虐を捨て、キン肉マンら「アイドル超人」の一員となったウォーズマンは、

「七人の悪魔超人編」においては戦士として、

黄金マスク」編においては作品舞台として(「黄金マスク」を巡る戦いはウォーズマンの体内で行われる)活躍し、

仲間を支えながら友情を深めていく。

そして、もはや誰もが彼にまつわる悲劇を忘れ去った頃、冒頭の事件が起きるのである



コミックス17巻に始まる「夢の超人タッグ編」において、

彼は師であるロビンマスクとタッグを組み、共闘することとなった。

この時の対戦相手ネプチューンマンキング・ザ・武道の二人が結成した「ヘル・ミッショナルズ」であり、

ロビンマスク仮面をつけたネプチューンマンの正体がかつての好敵手、

喧嘩男(ケンカマン)」なのではないかと疑っている。

やがてそれは証明されるが、ネプチューンマンは正体を知られたことを理由ロビンマスクを殺そうとする。

ウォーズマンは師を助けるためにリングに上がるも技を決め損ね、ネプチューンマン仮面を外されてしまう。

彼の素顔を見た観客は衝撃を顔に浮かべ、ウォーズマンはなんとか仮面を奪い取って、再び顔に装着する。

彼が仮面を外され、再び装着するまでの間に挟まる以下のセリフは注目すべきだろう。



ネプチューンマン「(注:ウォーズマンに対し)醜い顔を隠すために覆面超人の道を選んだのであろう」

ロビンマスク「これ(注:仮面)をウォーズマンからとりあげることはあまり残酷だ!!」



ネプチューンマンウォーズマンの素顔を「醜い」と指摘したときロビンマスク特にそれを否定しない。

それどころか、仮面をつけずに戦い続けることはウォーズマンにとって残酷だと断定的に語る。

これはなぜか。ロビンマスクもやはりウォーズマンを醜いと感じ、

それでいて庇うこともせず受け入れているのだろうか。


当然そうではない。再び仮面をはぎ取られたウォーズマンロビンマスクに、

「だれかオレの顔を見て笑ってやしないか?」と問いかける。

そして、「だれも笑ってやしない」という言葉に安堵しながら命を落とすのである



この場面において我々が再確認しなければならないのは、

ウォーズマン自分のロボ超人としての素顔を見せること、

そしてそれを“笑われる”ことをいか忌避しているかということだ。


超人オリンピックのなかでロビンマスクウォーズマンに対し、

過去に過ごしてきた「くうものもくえず きるものもろくにない すさんだ生活」について指摘し、

ウォーズマンは当時の暮らしぶりを取り巻く貧困生活の困窮とを思い返し、それを恐れているかのように見える。

しかし、この時ウォーズマンが真に恐怖していたのは単なる生活苦ではなく、当時の自分が置かれていた立場

すなわち、周囲からいじめられ、疎まれ続ける「地獄生活」の中で精神的なダメージを与えられることだったのだ。



ロボ超人であることが理由で受けた誹りや嘲りは彼の心に未だ深く陰を落としていた。

アイドル超人として仲間たちと友情を深めようと、戦いを乗り越えようと、

その陰を完全には取り除けていなかったことが、この場面では悲しみと共に明らかになる。

彼の陰を知るロビンマスクウォーズマンから仮面を取り上げることを「残酷」だと指摘したのは、

仮面をつけずに生きていくことがウォーズマンにとって、自分がロボ超人であることを

突きつけられながら暮らすことと同義であると考えていたためではないだろうか。

彼はここで一度命を落とし、超人墓場で長く労働をすることになる。



それから少しの時が流れ、「キン肉マン24巻に始まる「王位争奪編」において

ウォーズマンキン肉マンとの再会を遂げる。

彼は超人墓場に追いやられたキン肉マン脱出させるために、

脱出必要な「生命の玉」と呼ばれる宝珠をキン肉マンに分け与えた後、

超人専門の医師であるドクターボンベに人工心臓をもらうことで生き返り、

自身墓場から生還成功する。

この時の手術のミスのせいで彼は一度ほぼ戦闘能力を失ってしまうが、

であるロビンマスク指導を受けることで戦闘技術回復

再び登場時のような残虐な戦い方へ、そこからクリーンな戦い方へ、と復活を遂げる。



この「王位争奪編」は、キン肉マンがキン肉星の王として戴冠する場面で幕を下ろした。

平和になった世界の中、ウォーズマンアイドル超人の一人として、

メディカルサスペンション」と呼ばれる特別治療を受けることになり、長らくの療養生活を送る。

そして順調に体力を回復した彼は、「完璧超人始祖編」で再びリングに立ち、

宇宙から襲来した「完璧超人」たちを迎え撃つことになるのである



しかし、ここで再び悲劇が起こる。ウォーズマンとその対戦相手

ポーラマンとの戦いの直前、ロビンマスクが命を落とすのだ。

対戦相手であった”完璧超人ネメシスロビンマスクを破った後、

塔状に組まれリングからその体を突き落とし、砂丘に埋めてしまう。

墓穴を掘る手間を省いてやったのだ」と語るネメシス言葉を聞き、

慟哭しながら懸命に砂を掘り起こすキン肉マンの姿は非常に印象的なものである



この場面において、ロビンマスクを失った悲しみをこれまでの感謝に代え、

続く戦いに向けて決意を固めていくキン肉マンと、

戦闘が始まろうとする中にあって敵に背を向け、

もはや姿の見えない師を思って涙をこぼすウォーズマンの姿は対置され、

ライバルとして出会ったキン肉マンロビンマスク

対して師匠弟子関係にあったウォーズマンロビンマスクとの関係の違いを示している。



その違いは続くポーラマンとの戦いからも読み取ることができる。

ウォーズマンはこの戦いの中でロビンマスクを失った悲しみから暴走し、自身の戦法を見失ってしまう。

テリーマンは彼を見て、普段の「計算され尽くしたクレバーな戦いぶり」とは逆の、

ガムシャラに向かっていくだけの戦闘本能の塊」のようだと口にするが、それも当然のことである


キン肉マンにとって、ロビンマスクあくま自分と共に成長していく超人の一人であり、

彼を失ったとしても彼はそれをバネに立ち上がって自分なりの戦いを続けることができる。

しかし、ウォーズマンにとってのロビンマスクは戦い方の土台や軸作りに大きく貢献した人物なのだ

結果として彼はここで師と共に育ててきた「計算」や「クレバーさ」を失い、

積み上げてきたものを一度壊すことになるのである



ポーラマンに追い詰められ、ウォーズマンは「オレの命などどうでもいい」、

「刺し違えてでもこの戦いに勝利しなければ…ロビンに合わせる顔がない」とまで言う。

ポーラマンは彼の様子を見て、恐怖心を持たず、

ひたすらプログラムとして戦い続けるだけの「ファイティングコンピューター」だと笑った。


その時、ウォーズマンリングロビンマスクの姿を見る。

実体のない、いわば幻影のような彼はウォーズマンにこう語りかける。

「お前はいつも自分のことをロボ超人だと気にしているようだが」

「私はおまえをロボだと思ったことは一度もない」


回想の中で、ロビンマスクウォーズマン攻撃の仕方を教えている。

森の中で木を次々と攻撃、倒していくウォーズマンだが、

もう少しで目標を達成するという時になってぴたりと攻撃の手を止めてしまう。

ロビンマスクは彼を叱りつけるが、よく見るとウォーズマン攻撃しようとしていた木の陰には子鹿がいる。

ウォーズマン意図に気付き嘆息するロビンマスクの前で、子鹿は森の奥へと駆けて行く…



そのような思い出を証拠に、ロビンマスクは続ける。

「おまえは血肉の通ったわが弟子だ」

「そのことに誇りを持てる超人になってほしい」



「オレハキカイナンカジャナイ」

師の言葉を聞いたウォーズマンは、こう言って立ち上がる。

彼の言葉はこの場面で、機械人間が何を基準として分けられるのか、

この場面において“機械である”ということが何を示すか、

そのような大きなテーマをも巻き込みながら読者の方を向く。



倒されかけたところからウォーズマンは再び立ち上がり、

普段のような冷静な戦いぶりを発揮するが、

その背後にある考えを、彼はこのように説明した。



「今までオレはロビンの恩に報いようとするあまり自分の命を捨てるつもりで戦っていた」

しかロビンはこんなオレに生きろと言った!」

「だからオレはもう死ぬために闘わない!」

「生きるために…ロビンがオレに託してくれた大事な魂を守るために闘う!」



この場面で機械人間の間に置かれるのは、

戦いの中にあって「生きる」ために奮闘することはできるか、

また相手を「生かす」ことを考えられるか、ということである

ロビンマスクとの練習中、子鹿を逃がし、

「生かす」ことを考えていた時点でウォーズマン

作中における「機械」の定義を脱していたことになるが、

自身が「機械でない」との自覚もつにはまだ足りないものがあった。



それが、ロビンマスクウォーズマンに伝えた、「誇り」である

彼は自分という存在に誇りをもって初めて、

体は機械であっても心までは機械でないと宣言できるようになった。

「オレハキカイナンカジャナイ」、

そう宣言する彼の言葉があえて機械的にカタカナ表記されているのは、

あくまでも彼の体は機械でできているが、“それでも”」、という

“それでも”の先、逆説のその先を読者に想像させるためではなかったか



ここで物語は、生まれ持った肉体の性質を変えることはできないけれど、

心は変えることができるのだと我々に伝えるが、

これは奇しくも「超人オリンピック編」の中、

残虐超人として現れたウォーズマン正義に目覚め、

アイドル超人に加わったときと同様のメッセージである



そして、「友情」と「信じる心」をもって自身の体の欠点

すなわち活動限界存在を乗り越えてポーラマンを倒した後、

彼は自分がロボ超人であることを以下のように語る。



ロビンはオレのなかで永久に生き続ける このオレが死なない限り

それが寿命のない 半分機械でできた超人のいいところだ」



幼少のころ、自身を「地獄生活」に追い込んだロボットの体に対する複雑な思い

――憎しみ、悲しみ、怒り――、

それをロビンマスクが与えた誇りによって乗り越え、肯定することに、

ウォーズマンはこの場面でついに成功するのである



最終決戦としておかれたネメシス戦の直前、

ウォーズマンは自らの師を倒したネメシス報復することなく、

その立場キン肉マンに譲る。



弱気キン肉マンの自信のなさに対してウォーズマンは一度、

「半分機械からオレにはわからないのか」と口にするが、

すぐにその発言を打ち消し、「生身である半分」では理解できると語る。

自分人間的な面と機械的な面の双方を理解した彼はここで、

ロボ超人である自分理解するとともにしっかりと受け入れている。



ポーラマン戦で彼は、「超人オリンピック編」を彷彿とさせる雷雨の中、

ポーラマンマスクをはぎ取られ、

「醜いツラだ」、「みんなおまえのツラをみて笑っているぜ」と嘲笑されるが、

彼はその言葉を「それがどうした」と打ち消し、師のために戦いを続ける。



自分の顔を見られること、

そして笑われることを臨終の間際にすら恐れていたあの彼はもはや存在しない。

ロビンマスクを失った代わりに自分のロボの体に誇りを持ち、

敵を「生かし」、自分を「生かす」ことに注力する。

ウォーズマンは変わったのである



キン肉マン」という物語においては、「人は変わる」ということが繰り返し語られる。

正義の側から悪の側へ、反対に悪から正義へ、

そしてそれを超越する新たな勢力へと超人たちはその立場を次々と転じ、

その度に誰かが喜んだり悲しんだりする。

それがウォーズマンにおいて特に顕著に現れるのは彼自身が、

自分の”機械的”な外見を誰よりも気にしていたからだ。



から敬遠されるのは嫌だ、疎まれるのも怖がられるのも嫌だ。

しかし、生まれ持った体だけはどうしても変えることができない。

そんな葛藤劣等感、「変わる」ということに向けた諦観交じりの強い欲求

ウォーズマンは常に抱えているが、

そのような「変わらない」ロボットの体が他方、

物語を通した彼の精神的な成長を浮き彫りにしてもいるのだ。



今の彼は逃れようのないものに対して抗うことをせず、

かに受け入れるだけの強さを持っている。

そして、その強さが一朝一夕に獲得されたものでないと知っているからこそ、

我々はウォーズマンという超人に、より一層強く魅きつけられるのではないだろうか。

2018-09-28

布団、目覚め、

1秒でも長く布団の中に篭っていたい。そう願う。

今日仕事という鎖につながれている。抗う

しかし、抗いがたい。

会社刑務所と同一視する。だけどそれは錯誤。

囚人ではない、社会人だ。

とっくに目覚めている。本当に?

悪夢ではないのか。現実だった。

もう行かねばならない。もう動かねばなるまい。

義務という歯車が動き出した。もう止まらない

布団から脱出する決意と後悔。

仕事の荒波にもまれことのはいつだって慣れない。

こちらは泥船。そう泥船だ。夜までずっと耐えるだろう。

今日が終わるころ、海岸まで流されて辛うじて一命をとりとめる。

日常だ。ただの出来事だ。

よし、それを忘れて出勤だ。玄関をくぐろう。

行こう。

2018-09-25

貴乃花親方廃業会見

善悪とか正誤とかの前に。

完全に、ブラック会社からパワハラの末の退職だ……あの会見は昔、人事にいた頃によく見かけた光景だった。

改革意志には真っ向から批判

何を言っても「そちらが話を聞かない」と突き放す。

ひたすら嫌がらせが続く。

しか当人が「辞める」と決めると、「そんなことは困る」「もっと話し合おう」と強引に引き留める。

無理だとわかると自分達は悪くないと自己弁護

もう、親方はすっかり疲れちゃったように思える。

戦うのも維持するのも抗うのも、途方もない体力と精神力が要る。

その姿が、会社の変わらない体制に心を病んで退職していった、かつての同僚・上司・部下達と重なった。

とても胸が痛くなった。

NHK記者の「誤解だ」という長ったらしい説教も、正直気味悪かった。

今更何を言うのか。

協会意見が相違ではない、そうでない部屋もたくさんいる」と語られた所で、その部屋の人々が立ち上がらなければ何の意味も無い。

擁護なんて胡散臭さしか無い。

親方、これまでお疲れ様でした。

どうかゆっくりと療養してください。

変わる機会を失った協会は、これからもみっともなく小競り合いを続けていけばいい。

2018-09-18

anond:20180918120625

私はもう、再婚もしないし子供も産まないと決めた。

この部分から既に肉体関係を持った人がいるのかなと邪推してしまった。

それなら情にほだされないよう頑張ってほしい。


夫の面影子供見出ししまったようだけど、

今回のことで夫と義母子供あなた面影を見出すようになるだろう。


おそらく、子供は相当苦労する。


あなたがそうだったように、夫も義母生理的嫌悪から逃げられない

子供権利はおろか、あなた権利さえも自分の一存でふいにするような人間に、生理的嫌悪には抗うような理性はないよ。

嫌悪というとても冷えるもの家族血縁に感じながら育つと、金銭だけの繋がりが言い訳しか感じられなくなる。

金を稼ぐということは尊いけど言い訳にもできることだから

あなたの夫がそうだったでしょう。


よって、稼いだお金あなた自身のために使うのが一番いいのにと最初からずっと思っている。

人間から過ちはあるし、親だからといって過剰に責任を感じる必要もない。

親権を手放して離れた以上もう他人から早く忘れて人間として一個人幸せを追求しなよ。

あなたも誰かの子供だったのだし。


これは、金銭しか繋がりのない親を持っていた人間の嫌味です。

2018-09-11

anond:20180911150609

当人人格意思無視して「他者から見た女体の価値」のみで一方的ジャッジされ、利用され、

ならばAV二次元も当てはまらないな。(強要があったと証明された例は除く)

てか、これ別に女性に限らず万人が万人にされてることじゃね?

尊厳否定されること、

定義不明瞭。

尊厳否定された」と言ったらなんでも通るわけじゃないんでしょ?

それを理由にして権力勾配による不利な社会的格差を押しつけられること、

権力勾配」の定義不明瞭。

例えば日本女性政治家が少ないことは明白だが、

実は有権者数も投票者数も女性のほうがやや多い。これをどうとらえる?

それに抗うことを許されずに攻撃されること

抗うことを許されず」とか「攻撃される」とかは具体的にどういうケース?定義不明瞭。

抗う手段によっては叩かれるのは当然では?

というかそれをやってるのは寧ろフェミでは?







というか、全体的に「定義不明瞭」且つ「受け手主観に依る」ものが多すぎ。

anond:20180911150042

当人人格意思無視して「他者から見た女体の価値」のみで一方的ジャッジされ、利用され、尊厳否定されること、それを理由にして権力勾配による不利な社会的格差を押しつけられること、それに抗うことを許されずに攻撃されること

それが搾取差別

2018-09-05

e-sportsって自分カスタムしたマシンを使えるんだよな?

ひたすら札束で殴る御曹司ゲーマーと腕一本で抗う臭い底辺ゲーマー

そういうのが見たいんだよ

2018-08-25

誰かのためにとか思って仕事生活をしてたけどやめる 国会見ても街を見てもテレビを見ても外国を見てもやりたいことやってる人ばかりじゃん 確かにそういう人でもやりたいことは誰かのためにという思いがあったりする でも完全に誰かのためになることって、この広い世界ではありえないよ 誰かのためになることは誰か(とき自分)を傷つけること、迷惑になることだと思える事例がそこら中にある 建前や大義があってもその裏で無視される人がいるのだから

からいいんだよ 時に上記のように人間ってなぁ…と思えばいいんだよ こういう切替や割り切りをする人間こそ汚い大人、あってはいけない大人だと言われるけど、そこを何とかしようとしたってどうにもならないんだし、死にたくなるんだよ

死ぬのと捉え方を変えてどうしようもないことに抗うのを諦めるのとどちらが楽だ?

まぁ研究芸術創作などは他人と関わりが少ない分迷惑かけずに済むけど、そんなんで死なずに食っていける奴はどんどん減ってるのが今の日本であって

からそこを増やして生きやす社会にしたいけどさ

誰かのためにとか思って仕事生活をしてたけどやめる 国会見ても街を見てもテレビを見ても外国を見てもやりたいことやってる人ばかりじゃん 確かにそういう人でもやりたいことは誰かのためにという思いがあったりする でも完全に誰かのためになることって、この広い世界ではありえないよ 誰かのためになることは誰か(とき自分)を傷つけること、迷惑になることだと思える事例がそこら中にある 建前や大義があってもその裏で無視される人がいるのだから

からいいんだよ 楽しくやろうぜ それで時に上記のように人間ってなぁ…と思えばいいんだよ こういう切替や割り切りをする人間こそ汚い大人、あってはいけない大人だと言われるけど、そこを何とかしようとしたってどうにもならないんだし、死にたくなるんだよ

死ぬのと捉え方を変えてどうしようもないことに抗うのを諦めるのとどちらが誰かのためになるんだい?

まぁ研究芸術創作などは他人と関わりが少ない分迷惑かけずに済むけど、そんなんで死なずに食っていける奴はどんどん減ってるのが今の日本であって

からそこを増やして生きやす社会にしたいけどさ

2018-08-12

世の中は「自由」と言いながら、自由などない

現代社会というのは、一見自由なように見えるが自由ではない。

街を歩けば監視カメラだらけで、ネットを繋げばログを取られる。

結局、何が自由なのかといえば国家権力資本容認した消費を行うことだけだったりする。

まり、金がないと自由なんて言葉は何も力を持たない。

その商品というのも一見は多様でも割と似通ったものだったりする。

皆もスグに思い当たるものが見つかるはずだ。

さらに、カネがあっても「自由」は得られない。

というのも、「性的魅力」というもの必要なのだ

ウェブでも街でも容姿というものが大切だというのはよくわかるはずだ。

どうにかこうにか美の基準に向かおうとしたりして、自身価値を高めようとする。

これは資本主義の問題なのか。

そうではないだろう。反資本主義だろうが容姿がある一定以上にないと豊かな物語肯定感は得られないのではないか

現代身体を所有しているという思想はどうにもならないくらい強いし、不可逆だ。

容姿というもの人生を定め、選択肢事実上なくすということは永遠に続くのではないかとすら感じるものだ。

そして、自分容姿が醜いためにどうにもならなかったりする。

社会は今の世の中を「自由」と言いながら、実際は規制免許、約款のようなものガチガチで絞め上げたカスみたいな社会に放り投げられているだけなのかもしれない。

こんな社会に息が詰まりだ。ただ、皆は当たり前のようにそこで生きている。

自分は、自由になりたいものだ。

ただ小金があるから美容整形をしたいとも思ったりするものだ。

大規模なものをやりたい。親のコネで入れそうな就職をけりたい。留学学歴ロンダもしたい。

監視社会などに抗う物語を見ると、皆容姿が良かったりする。醜いものが何か言っても何か虚しいのだろう。

そして、自分はそんな気持ちだ。

2018-08-06

従来の積み重なった洗脳による所為

うるせえ!知らねえ!って時はその所為 抗うな 身を任せろ 仕方ない

うるせえ!知らねえ!以外の時にいかに別の洗脳かぶせるかどうかが腕の見せ所

2018-07-30

anond:20180730213932

メイン感情は「性に関する話題をグイグイ押し付けてきてキモい」だと思う

性に関する話題なんてこの世の表側には存在しないほうが本当はい

それに真っ向から抗うのがLGBTなので社会本質的に嫌がられる

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