「当意即妙」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 当意即妙とは

2024-11-08

R.I.P.松本人志

どうにかならなかったのか。

最初に、本当に最初の初報が出たあの日に、速やかに会見して謝罪と弁明を弁明を見せてれば傷は浅かったはずなんだ。

「年甲斐もなく最近まで、初対面の女性も交えて遊ぶような飲み会に参加することがあった。その後で相手性的関係に誘うことも一度ならずあった。もちろんそれは家族に対する裏切りなのだが、独身時代の遊行の延長で軽く考えていた。

ただ、自分認識ではお互い、対等に合意の上での遊びだと思い込んでいた。たとえば後輩が自分に気を遣って、それほど気乗りしていない女性を無理に連れてきているかもしれないだとか、自分に声をかけられたら女性は『相手権力者から断れない』と思い詰めるかもしれないとか、そういった権力勾配にまったく無頓着だった。それは恥ずべきことだし、飲み会の席のみならず常に自戒しなければならない点だと気づかされた。

今回、傷つかれたと声を上げられた方に、そして、これまで自分が傷つけてしまたかもしれない人たちに心から謝罪したい」

みたいなことを過不足なく、淡々と言って頭を下げて、吉本と昵懇の記者にいいぐらいの温度感質問を二三、投げてもらって、黒スーツで決めて神妙な顔してれば良かったんだ。

それでレギュラー番組新録パートを設けて謝罪説明をしながら、浜田さんに「いい年して女遊びして」みたいなことをイジらせて、さらにそれを東野さんとかジュニアさんとかあのへんの人に「誰が言うてんねん」と突っ込ませて全部をなあなあにするような吉本トップチームスクラムによるロンダリングで、メディア上で問題を「年甲斐もなく若い女の子に鼻の下伸ばしてる勘違いおじさん」くらいまで矮小化させることは可能だったはずなんだ。

一か月もあれば通常営業に戻れた。

松本さん悪くないですよ!調子乗ってる文春とクソ女に言わせたままにしていいんですか!?」と裁判に焚きつけた奴がいるなら、私はそいつを心から憎む。

そもそも松本さんが「無教養ミソジニー高卒のイキリおじさん」であることはこれまでのワイドナショーやXなどでの様々な不用発言炎上からみんなとうに知っていて、だから自覚的強制性交ではなかった」という一線さえ死守できれば、(松本さんの前述した「駄目さ」も分かった上でついてきてる)ファンに対してのイメージダウンはそこまでではなかったはずなんだ。ポリコレアップデートや誠実さなんて、ファン松本さんにハナから求めてない。

じゃあ何を求めてた?「エンターテイナーとしての格好良さ」だ。

水曜日のダウンタウンでの当意即妙で美しいコメントのような、頭の回転の速さと「粋」を松本人志に感じていたいんだ。「オモシロ」一本でキラキラしていてほしい。

「わぁ、やっぱり松本さんって面白いんだなぁ!」と思わせてほしいんだ。

支持するだけで(消費者に過ぎない)自分の格まで上がったように感じさせる「格好良さ」それが松本人志の価値だ。

からみんな、裁判周り特に一連のXでの醜態にガッカリした。

ダサい人だと思われた」これがめちゃくちゃデカいと思う。

そもそも松本人志というブランド2010年前後に一度、底を打っている。言うまでもなくつまんない映画を撮り続けてみんなドン引きだった時期だ。そこから10年代中盤以降の「でも結局、松本さんって凄いんだよな」という再評価に至ったのは水曜日のダウンタウンの、藤井健太郎さん一派の功績だと思う。番組内でダウンタウンを再神格化することによってその名を冠した番組自体価値を高め、自身ブランディングをも成功させた藤井一派のやり口は鮮やかだった。

この期に及んで松本さんを大声で支持してたら「どうせ暇空茜とかも応援してたような、女性蔑視に凝り固まってネットレスバばっかりしてるヤバい弱者男性ども」の同類だと思われかねない。

面白さを格好良さと読み替えてファンを憧れさせ、「松本人志を好きであることがポジティブ自己表現になる」と思わせられた、その松本人志最大の価値が、一連の愚行によって傷つけられてしまった。問題はそこなんだ。

からもう終わりだと思う。あるいはここから、また藤井健太郎マジックで返り咲けるのか?いやどうだ。藤井さんも、かつて本人が言っていたようにじわじわと「ズレて」行っているようにも思うし。

R.I.P.松本人志。

2024-10-08

そりゃ配信者や芸能人モテるわけだわ

anond:20241003123135

おもんない男性諸氏に少しだけアドバイスというか具体例

会話は感情を交えながら時に共感を示そうという、ごく当たり前の話だった。

それなのに結構な数の男が反発している。

男の俺からしても基礎的なことだと思うのだが、これに反発する奴らの会話って事務的でつまらないんだろうな……。

YouTubeで人気の配信者を参考にした方がいい。

これが面白い会話なのだ学習できるから

度肝を抜かれるエピソード、抑揚のある話し方、相手の話に対する当意即妙リアクション

一緒にいて楽しいと思わせてくれる。

人生の目的24時間のうち少しでも楽しい時間を増やすことだ。

会話は楽しい時間を過ごすための手段として重要度が高い。

から楽しい時間提供してくれる配信者や芸能人モテて当然なのだ

まらない会話の男が溢れているからこそ、元増田アドバイスを素直に実践できる男は、他の男を出し抜けるだろう。

2024-08-10

知的エンタメだけは認める」という偏屈な人

「カチカチ山」とかい和製サウスパーク、いつからヌルくなったのか

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.youtube.com/watch?v=paCPv0-jB5w

VTuber月ノ美兎がカチカチ山という民話を論評する動画で、

普段VTuberに関心を示さなはてブユーザーにも好評だ。

「奇声と馬鹿笑いだけがとりえの youtuber たちより面白いな」

こんな感想があった。

デイリーポータルZ的な、テキストサイトを思い起こさせる知的エンタメだけは認めてやろうという、歪んだ自意識が透けて見える。

ガリ勉タイプバラエティを楽しめない残念なタイプなのか?

バカ高いテンション当意即妙リアクションこそがYouTuberVTuber面白さなのだが、

それを楽しめない陰気な人間からすると世間的には人気な配信者が気に入らないらしく、

月ノ美兎みたいなサブカル系配信者には「普段VTuber見ないけど見直した」という感想を抱くようだ。

知的好奇心を刺激するエンタメだけは認めてやるという態度は、傍から見ていて痛々しいぞ?

2024-06-01

僕がひとまえで話す時にいつも言葉に詰まるのは、話している最中に、的確で当意即妙面白いことを言いたいな!うまく喋りたいな!という欲求リアルタイムに渦巻いていて、バックグラウンドでは常に言葉模索をしているからなんだと思う。しかしながら言葉場合は、ドラえもんがああでもないこうでもないとポケットから道具をポンポン引っ張り出すような具合に、言葉を声に出してしまうと冗長だし支離滅裂になってしまうことはわかっているので、あのーとかうーんとかちょっとーとかえーっとー、とか言って、そうしてああでもないこうでもない感が出てしまっている。

初めから、うまく話すことを諦めたらいいんじゃない?と言われても、それはすぐに「わかりました!」と飲み込むことができない。なんというのだろうか、それは僕の自我というか理想というか気概というか意志みたいなものを、僕の僕というところを、みんなみんな放棄して話してください、と言われているような気分になる。僕は話すということには考えるという行為を常に紐づけているので、脊髄反射的な作用で話すことができない、それをしてしまうと僕は僕でなくなってしまうと思う。

じゃあどうすればいいのか。それはわからない。僕はたぶん言葉センスはないんだと思う。正確で整理されてかつウィット冗談の効いた面白い喋りをする人は、僕の周りにはたくさんいて、いつみても素晴らしいなと思う。尊敬する。でも僕はそんな人のようにはなれなくて、それは知識言葉を知らない以前に、センスがないからなんだと思う。運動神経が悪いの言葉バージョンのようなものになっているんだと思う。

慣れでなんとかなるのかな?そうは思えない。この調子で数十年生きているんだよ?ずっと死ぬまでこのままなんじゃないかと思う。僕はこのままでいいのかな。いやだめだよ。上を目指したい。僕は光をめざしたいんだ。

2024-01-15

ダウンタウン、好きだったんですよ。

蛇足を補足しました***************************

https://anond.hatelabo.jp/20240116110533

訴訟をうけて更に心に湧いた感想を書きました(24/1/24

https://anond.hatelabo.jp/20240124115643

以下本文*************************************

中学生就職するぐらいまで。80年代の後半から2000年すぎぐらいがピークで好きだった。

東京に住んでるんだけど、雑誌で「今大阪ではダウンタウンっていう面白いコンビがいる!」という記事を見かけて、大阪に住む従弟にお願いして4時ですよーだビデオを送ってもらってクラス友達と見たりしていた。関東地方だとなかなか見られなかったから渇望感もあって、東京で見られる番組が始まった時はすごい熱中して見てたなぁ。夢で逢えたらも深夜の1回目から見てたし、ガキの使いも第1回からごっつええ感じパイロット版の時から楽しみで、レギュラー番組始まってもリアタイで見てた(彼氏デート中でも今日はごっつリアタイするから帰る!といって家に帰ってた)。笑っていいともも録画して見てた。現実で追っかけしたりはしなかったが(面倒なので)、ガラの悪い言葉を使い攻撃性の高い悪いことをだらだらと話すガラの悪い二人組が新鮮だったし、実際とても面白かった。

面白かったんだけど、どうしてかいつの間にかあまり見なくなり、そして「あーあ」と思ってしまうようになった。なんでそんな風に自分が変化したのか、大昔の面白くて夢中だった時の記憶を掘り起こしてたのだが、そうすると、今回の事案にもつながるような「あー松ちゃんのこういうところ嫌いやー」って思うところがリアタイ当時から結構多かったなと思い出してきた。嫌いなところが結構あったのに、それでもダントツ面白かったんだけどね…。

松ちゃんはかなりの癇癪持ち。癇癪発動中のシーンが苦手だった。「ごっつええ感じ」という番組は日曜20時~毎週1時間バラエティ番組で、コント企画コーナーのほかにチーム対抗でゲームをやるコーナーがあった。そのゲームでうまくいかないと松ちゃん簡単に不機嫌になり癇癪を起こす。持っている道具を投げたりとかする。なんで面白がりたくてTV見てるのに不機嫌な人を見続けなきゃならんのか…とチャンネルを変えることもあった。今思うと、短気の癇癪持ちは年を取っても治ってないどころか悪化してたんかなと思う。

  • 割とたまにスベっていた

彼らがまだ若手のころ、深夜で大喜利番組ダウンタウン汁、だったかな)をやっていた。もちろん松ちゃん面白かったが、同時にそこそこの打率ドン滑りもしていた。大喜利センスは実は本人や周囲のイメージほどは高くないんじゃないかなと当時から思っていた。その番組だと突出してたのは板尾で、コンスタント打率がいいのは今田、たまにすごい面白いのは東野ほんこんさんは当時も今も変化なく面白くなかったがそれはまぁ今回の件とは関係ない。

この「松本ファイトスタイル大喜利」は今のお笑いの礎になってることは確か。でも一方で、みんなが大喜利楽しむようになって、松ちゃんより大喜利上手い芸人たくさんいるね…とも思う。いい時代になった。

松ちゃんは、ドン滑りしたあと照れてかわいくなってる時もあるが、えーなんでぇ!とデカい声で不満を言ったりジャッジをしていたハマタ悪態付いたりしたり、回答席に並ぶ後輩たちに嫌味を言ったりと滑ったあとのおムズガリがすごかった。この癇癪が発動していると、何でこんなの見てるんだとお笑い世界から正気に戻り私はTVを消して寝ちゃう

ベストセラーエッセイも読んだ。それなりに面白かったのだがそれよりも賢さがあまり感じられない文体で、分かってはいたが正直少し引いた。たけしの週刊誌連載はたけしが喋ってるだけでライターが書き起こししてるが松本自分で全部書いている、というのが喧伝されていたが、喋り起こしの方が口語体雰囲気が残って逆に賢くなさが目立たなかったんじゃないか。当時は大学生中学生相手塾講師をやっていたのだが、中学生の作文みたいな感じだな…と思った。内容や主張は、まぁTVで日々見聞きしてることとそこまで差がなかった。

知的ではない、ということで言えば、ダウンタウンタモリとの相性が良くなかった。笑っていいともが楽しくなかった、というのは後に本人も言っていたが「タモリを中心に和気あいあい出演者がしゃべっている」のが嫌だったという趣旨のことを言っていて、改めて、まぁそうだろうなぁ…としみじみする。

  • 自分が一番正しい!と言い放つ人だった

松本人志と高須光聖放送室というラジオ番組が始まって、しばらく聞いていた。思えばこのラジオ番組が、私にとっては好きなタレントではなくなっていく過程番組だったんじゃと思う。ラジオ番組の中で悪い遊びをした話などが語られていて、こちらは社会人になっていたので、芸人とは言えうーん何か、と思うようになっていたのもある。「悪い遊び」は要するに今般話題になっているような遊びだったんだろう、高須氏はどちらかというとその遊びには混じってはいない様子で、「悪い遊びの話を適度にマイルドにして話させる」役割。そして内容がやばすぎそう…となると「ええなー自分、でもほどほどにしときーや」とか言っていたので、一部のブコメで「女衒放送作家って高須ジャネーノ?」というのは、知らんけどたぶん違うと思うで?と言っておきます

高須氏に諫められた後の松ちゃん聞く耳持たず、俺が一番正しい!と叫んだりする。例えば社会問題アメリカが嫌いだという話とか、女性差別度の強い話など)テーマの時も、あまり行き過ぎないように窘めるニュアンスの合の手を入れる高須ちゃん松ちゃんだんだんイライラしてキレる、というのも、年に両手の数では足りないぐらいはあったと思う。やっぱりイラチよね…「間違ってようが、どうあっても俺が正しい!」という感じだった。知性がね、ないんだよな…

音楽番組HEY!HEY!HEY!」を見ていて、本当に音楽興味ないんだなぁこの人、と思っていた。長渕剛は好きらしいので、音楽に興味がないというよりも自分と異なるものには興味がないのかもしれない。

そもそもあの番組歌番組のはずなのに歌の尺が短い(ダウンタウンとのトークが皆さんのお楽しみでしょう?という)異色の番組だったのだが、トークの中でアーティスト創作の苦労っぽいことを話し出すと、松ちゃんトークギアが1段さがって熱くなっていくことがよく有った。俺たち生み出すもの同士の苦しみありますよね!と。まぁそうかもしれんけど、トーク番組なのだゲストの話もっと聞いてよ…乗っかるならお互いの生みの苦しみを面白おかしく喋るのが仕事じゃん…と思うのだが、松ちゃんはただ共感するだけのことが多くて、なんていうか「特権性」をアピールしたいんだろうなと理解した。当時はダウンタウンの人気が権威化しつつある時期だったのでアーティストの方が「松ちゃんと僕たち同じ生みの苦しみ抱えてますよね!」とヨイショ成分も混じえつつ盛り上がっていたから、まぁいいんだろうけど。

そしてこれも「俺は特別なのだから特別扱いされるべき」という、おそらく彼が今でも思っているだろうことを補強していってしまっていただろうなとも、まぁ後付けだけど、考えたりする。

  • 映画は向いていなかった

ごっつええ感じTV局との複数もめごとで終わり、コントDVDを作った(面白かったよ)が一部の好事家にしか受けず、カルト的な人気があった深夜番組(一人ごっつシリーズ)をやっていたが、長く続けられる番組ではなく(発想力だけで何でも何とか出来るほどの天才ではなく。まぁそれができたら人間ではないと思うし)、ある時期から映画を作る方向に向かっていった。

まり評判が良いとは言えない「大日本人」を作る前から雑誌映画評の連載をしていた。これが、知識不足による滑り気味のツッコミ的外れ評論も多くあまり面白くなくて、会社においてあったその雑誌をたまに見るたびに、これ映画作るとしたらやばいんじゃないかな…と思っていた。映画総合芸術です、という言葉の真偽は分からないけど、少なくとも2時間近くのストーリーを作って落ちまで持って行く、というのは、彼には向いてない仕事だったんだろう。映画進出については、まぁ色々思惑(吉本映画祭やりたいからとかね)もあろうが、たけしを意識したのかなぁ…どうだろう、でもたけしにある知性とリリシズムが、松ちゃんにはないんだよな。

そういえば、当時、たけしと松ちゃんの対談を何度かしていて、聞き出したい松本&はぐらかし哲学するたけしの噛み合わない対談が 面白かった。たけしは年を取るとお笑いは続けられない、反射神経が衰えると言い、それに松ちゃんは食いついてた。じゃあ筋肉付けていこう、ということだったのかな、知らんけど。

頭悪くても金が無くても面白くできるのがお笑いであって、もっと言えばそれこそがダウンタウンが生み出して作り上げていったお笑いだった。とにかく面白かったし、今だって当意即妙コメントとかやっぱり抜群に面白いと思う。

それまでの芸人世界では、知性の代わりに師匠について修行するという手段があったわけだが、師匠がいない吉本芸人第一号でもあった彼らが見せてくれた発想の笑いはとても新鮮で切れ味が鋭くかっこよかった。

でも物理的に年を取り、そして社会も思ったより速いスピードで変化している時に、知性も修行による積み重ねもなく、他人対峙自分と向き合い笑いを作り続けていくのは、やっぱり簡単じゃなかったんだな。

発想って心身の老化とともに多くの場合は衰えるし、ウィークリーで進むメディアデイリーで流れていくウェブ世界で「王様」でい続けるのは難しい。「松本、動きます」の宮迫騒動の時にもばれてしまったがSNSの使い方も絶望的にダメだし。

若いうちはアナーキーさとして好意的にみる人もいた(それが理由で嫌いな人もいた)、気に入らないものすべてに噛みついていくスタイルは、今のように「お笑い権威」のようになってしまったら、単なる癇癪持ちハラスメントしかない…。権威を捨てるかハラスメントを捨てるかしないと、社会ニュースに頭の悪さを露呈するコメント垂れ流す仕事ぐらいしかできなくなっちゃうじゃん。

爆笑太田じゃないが「椅子からコケ王様」をいつか演じることができればいいけど、まぁあんまり期待はできないかなぁ今のところは。

松本人志がお笑い世界からいなくなったらどうなる、という声もあるみたいだけど、まぁ全然ダイジョブじゃないかなぁと思う。島田紳助レギュラー何本も人気番組抱えてて引退したけど、お笑いバラエティ番組マストゴーオンだ。M-1審査員紳助引退からの復活で積極的に若返りを図っていて、むしろ松ちゃんいなくても大丈夫な筆頭だと思う。今の若手は(口ではもちろん最大限の敬意は言うだろうが)「松本人志に評価される」ことの重さもかなり軽くなってると思うし。

2023-12-19

anond:20231219105013

そんなものは本当のコミュニケーションじゃない

その場にある題材で当意即妙に答えること

これこそが千利休茶道精神・境地

2023-10-03

「落ち着いて」発言井ノ原さんはタレントとして終わってしまったね

V6井ノ原のこと好きでも嫌いでもなかったけど会見みて無理になってしまった…

わかる。

昨日のジャニーズ会見を受けても依然として“イノッチ擁護や同情、または賞賛の声は多い。

あれがもし東山紀之井ノ原快彦ではなく太って禿げたオジサンだったらもっと容赦のない批判が浴びせられていた。

好感度が高く容姿の整った彼らが神妙な面持ちで口を開けば誰もが好意的に話を聞く。

タレントを前面に出す対応は全体としては成功と言えるのだろう。

でもあの井ノ原さんの対応、とくに「落ち着いて」は間違いなく最悪の印象を残した。

批判が高まってようやく問題に向き合い、すべてがこれからという、被害者社会に対して真摯で誠実な対応を求められる場面で、まさか子供たちを引き合いに出して逆に記者を窘めるような真似をするとは思わなかった。

典型的ないわゆるトーンポリシングで、挑発的にすら感じられる。

見ていてとても不愉快ものだった。

タレントトークプロ当意即妙の返しのプロと思われていることが多い。

しかしそれは芸能界という周囲すべてがタレント尊重してくれる世界での話だ。

所詮そこで起きるどんなアドリブハプニングも広い意味想定内から対応できるのであり外の世界では通用しない。

今回は想定通りの流れにならない焦りと苛立ちからわず地金が出てしまったように思えた。

タレント対応限界が露呈した象徴的な一幕だった。

井ノ原さんは今後もタレント業を続けるという。

私もガチファンでないにしろイノッチ”に好感を持つ視聴者の一人だった。

けど今は夢から覚めたような気分だ。

もう前と同じように「いい人」のようなイメージで見ることはできない。

2023-06-15

anond:20230615192700

横だけど、時間をかければ(まあまあ)まともな文章が書けるけど、当意即妙対応ができないとか情報収集資料作成に過大な時間をかける不効率仕事しかできないとかというような人はザラにいて、そういう人がコミュ障とか仕事のできない無能とかみたいな扱いをされるのだと思う

なおこのトラバも、ああでもないこうでもないと何回も書き直し、書き込もうと思った時からだいぶ後になって送信した代物だ

2023-04-24

anond:20230423111053

自分相手意図を正しく汲めているか」をいつもちゃん意識できている人、そこに注意を払える人ならばこういうアドバイス必要ないのよね。

さらに言うと、「私は今あなた意図を正しくつかめていますか?」という確認を会話のキャッチボールの中で自然にできるととてもよいと思う。オウム返しでもいいけど、もっといいのは《同じ意味の別な表現で言い換える》こと。比喩や、慣用句とかでもいい。相手意図本質ちゃんキャッチできてないと、うまい言い換えやうまいたとえはできない。

「ここまで来たらこいつらが全部倒れるようにしたい」

「ということは、ボウリングみたいに」

「そう!ボウリングみたいに。ストライクがほしい」

その比喩当意即妙だったら、「そう!」という反応が必ず来る。

微妙な反応や薄い反応だったら見当違いの比喩をしている=相手意図を掴みそこねている可能性がある。

 

ただ、この《言い換え確認》はもしかしたら高等技術なのかもしれない。

お笑い芸人さんみたいに頭の回転が速い人でないと、その場でパッとうまい表現が思い浮かばいかもしれないので。

2023-02-18

anond:20230218161959

普通トラバがつくのに数分かかるんですよね・・・・笑

なんだか当意即妙トラバが1分いないにつくときがありますよね。特定トピックときだけwwwww

その先は言わなくてもわかりますよね。

2023-01-19

リアルタイムで怒りたい

思い出して腹の立つ失礼な振る舞いに

からならいくらでも意地の悪い返しを思いつくんだけど

リアルタイムでキレて当意即妙の返しをできるようになりたい

2023-01-09

地頭って何

学は無いけど地頭は良いんだ!みたいな事言う人がいますが。無知一義的に頭の良し悪しを決める訳ではないけれども、無知放置する態度はお世辞にも賢いとは言えないのでは。

多分知識依存ではない、先天的能力というニュアンスで使う人が多いんでしょう。

でも頭の良さと言っても多面的だし。

記憶力?当意即妙コミュニケーション能力?発想の独創性物事多角的な観察力?

それだって慣れ(学習)次第で変化するだろうし。

その成長速度?

でも「現状はこんなんだけど成長のポテンシャルはあるんだ」という意味で「地頭が良い」って言ったら、なんで成長してもいないのに成長速度が優れてるって分かるんだ?ってなるし。

(頭の良さの一要素)は人より弱いけど、(その他の要素)は強いんだ!ってこと?それだと「地頭が良い」って表現はあまりしっくりこない。

本質的能力(=地頭)と後天的ものを全く切り離して考えるのは難しい、というかほとんど無理な気がしますね。地頭がどうだろうが肝心なのはトータルの賢さだし。

IQが云々、という事を言う人もいるだろうけど、少なくとも私が医療機関で受けた検査では知識依存問題が割とあった。あとは簡単算数や図形の問題もあったけどそれだって今までの「慣れ」だし。あとIQが著しく低いとアレだけど、一定以上になれば必ずしも頭の良さを示すとは限らないみたいな話もあるそうで。

2022-12-21

anond:20221221190759

トラバありがとうございます

言われてみればたしかに、若林春日関係性に近いですね。

河本も実は言語能力じたいは井口よりも高くて、前述した番組などでは井口言葉が足りないところを河本がより適切な語彙ですっとフォローするといったシーンがたびたび見受けられます

実はああ見えても頭の回転は普通に早く、場さえ与えれば当意即妙な受け答えもできる人物のように思えます

単にアガリ症のせいでそれがお笑いにまったく活かせていないというだけ。

実は私は河本氏の特質の中でひとつ注目しているところがあって、そこを活かせば、彼ならではの活躍の場がNHK・Eテレの番組とかであるんじゃないかなーと思っています

誰か偉い人が見つけてくれるといいなあ。

2022-11-04

男にとっての女性

ある男がいた。男は美しいものに取り憑かれていた。より正確に言えば、美しい体験というものに取り憑かれていた。

美しい体験とはなんだろうか。素朴に考えればそれは胸を打つ、息を呑むものである。すなわち身体に衝撃を与えるものである。その顕著なもの女性であった。

女性との甘い時間は実に美しい体験である。それは甘美という言葉のあるとおり、味蕾にとろけるような刺激を与える。想像するだけで目を細めてしまう甘さ。男は女性との時間を過ごす前に、必ず想像する。声に混じった微かな吐息の色気を。男の当意即妙言葉に思わず微笑んだ女性の、わずかな火照りを。対面して席につくときに擦れる布の音を。子どもの頃の情けない話を交わして、心の距離が縮まるのを。映画のように目が合う瞬間を。指がグラスをなぞるのを。まだ帰りたくないとお互い言葉にできないのを。

その想像、男にとってあまりにも都合の良い妄想現実になることはない。美しい時間の全ては偶然が奏でる。

はじめからこうなるとわかっていたかのような性交。肉体と、その感覚と、理性と、美意識が、互いに互いを必要としながらも目的とも手段ともしていないことを徐々に明らかにするような波。どちらかの死を見送るような予感。髪の先からパチパチと閃光が弾けて、その放射から世界が裏返る。考えられないほど柔らかな肉。自分の硬さがどのように伝わるのか、とても想像できない。陳列棚のうしろにぶらさがった永遠。首を絞める。耳を噛む。恥骨の上のやわらかさを押し潰す。緑と桃色が目まぐるしく入れ替わって思わず舌を突き出す。互いの口腔が狂気の月になる。リズムはこうして生まれたのだと悟る。

果てて、巫山戯ながら言葉を交わす。もう次の交わりのことを考えているのに、どこか表に出せずにいる。味の濃いものを食べにいくため、散った衣服を集める。肌を触り足りなくて、名残惜しみながら抱き寄せると、服の上から感じる身体の線が何よりも劣情を掻き立てることに気づく。いつのまにか汗が乾いて、互いの体臭に花やナッツのような心地よさを感じる。このようにして人は番う。

2022-07-31

anond:20220731065259

その気持ちが固定されておらず二十面あるとしてそれぞれの場合、条件を考え退路があるものは全てケアできるような大樹系図オールケアのふるまいを、当意即妙に行うのがグッドで賞

2022-07-29

当意即妙コメント力ってどうやったら鍛えられるの

ブコメはもちろん各種SNSとかブログでも、「独自性があって」「みんなにウケるコメントを「短時間で」書ける人になりたい。

教養とか語彙とか地頭とかあるだろうけど、いつもすごいコメントしてる人はどうやってそうなれたの?やっぱり踏んだ場数が違うの?

とても尊敬する。

2022-06-30

最近読んだ日常オブ日常系のBL二つ。(ネタバレあり)

 すごく何も事件が起こらない日常系BLと、やたら評判のいい日常系BLを読んだ。ストーリーをどったんばったんさせないで描く漫画家技量が高いというから期待しつつ、コケていた場合がっかり感が凄そうなので、びくびくしながら購入ボタンぽちった。


ジョークスタートルームメイト』(くらのね吉)



あらすじ

 サラリーマン野間は、家が職場から遠い事と最近恋人にフラれた事を十年来の友人・相良に愚痴った。そして冗談で相良にルームシェアを持ちかけたところ、あっさり承諾されておののく。

 ルームシェア野間が新しい彼氏を見つけるまでという期限つき。だが、面倒臭がりな野間彼氏探しは捗らず、しかも相良との暮らしは心地よく、ずるずるだらだらと共同生活は延長されてゆくのだった。

 ところが、そんな野間に相良はいっそルームシェア同棲に切り替えるかと提案してくる。つまり付き合っちゃおうということ。約十年の付き合いの中、最初から互いにゲイであることをカミングアウトはしていたものの、そういう意味での好意を持っている素振りを全く見せなかった相良が、同棲した途端に容易く恋人モードを出してきたので、野間困惑してしまうのだった。

増田感想

 まず、突飛な事件が何一つ起きない事に驚いた。何か特別なアビリティがある訳でもないごく普通大人日常恋愛物語。いやこれ恋愛っていうのかな? それくらい恋愛感情の盛り上りもない。でも、現実にはこう、お互いに相手を熱烈に好きな訳ではないが、なんか気が合うし歳も歳だし結婚ちゃう? みたいな感じで結婚する人って、たまにいるよね……。このお話舞台現代日本でありつつ渋谷区ではないのか、結婚というかパートナーシップ宣誓書を出すまでには至らないけれど、事実上結婚生活(付き合いが長すぎるせいで既に熟年ふうふの貫禄がある)のような漫画となっている。

 強いて特異な点を挙げるならば、カプの片方(受け)が極度のものぐさ太郎であるにも関わらず、家事が片方に押し付けられはしないということだろうか。そんな関係性はある意味理想だ。たいてい『おっさんずラブ』みたいに、いつの間にか攻めが家事を一手に引き受けて地味なスパダリ化してしまうのが、最近BLあるあるだと思うのだが(偏見)。

 すごく何も事件が起こらないのだが、主人公野間の心情のわかりみが深い。とても仲が良すぎて「親友」と言うのも恥ずかしいくらいの相手恋人の前でどう振る舞うのかなんて、出来る事なら知りたくないし見たくない……それな! 付き合ったからっていきなり恋人っぽい事しなくてもよくない?……それな! いわゆる「ぬいペニ」問題にかすりそうでかすらないくらいの所で野間悶々とするところが、読んでいてたのしかった。

 一方、付き合った途端に恋人モード出して野間にべたべたくっつこうとする相良というのも、野間視点では急にどうした!? と思えるんだろうけど、でもまあ「恋人」という言葉の枠に囚われてそれっぽい事をしてみたくなってしまうのは、にんげんだものそういう事もあるさって感じで解らなくもない。ストーリーの終盤辺りで相良の内心が明らかになるんだけど、やっぱり別に前々から野間に対してめちゃめちゃ恋患っていたという訳ではなかった、というのがリアルっぽくてよかった。

 濡れ場もまためちゃめちゃ地味。恋人になるかならないかの決定打が欲しいというので、付き合う前に致すという慎重さが大人恋愛物語っぽくていい。濡れ場2回目の翌朝「寝坊しない」って最中に言ってた方が寝坊して朝ごはんがやや雑になり、平日の夜は致さなルール決めをする所がほほえましい&もう若いとは言えない大人のくたびれ感があって趣き深い。ちなみに、濡れ場にアクロバットな事をしないで雑談とかするシチュエーションが私は好き。

 男女の恋愛でもあり得そうな話だけど、男女カプだと周りがけじめを着けろだのその人でいいの? だのと口を挟んできがちで、二人の間だけで方向性が決まるという事にリアリティーがないかもしれない。そこを、男同士のカプだからパッと見ただの友達同士で、他人の下世話な好奇心には引っ掛からない関係性で描くというのは上手いなと思った。まあでも、もしも漫画の下手な人が描いたら目も当てられない作品になっただろう。なので、ジャンルとか問わずシンプル面白い漫画を読みたい人にもおすすめ作品だと思う。

 友達関係から恋人同士にシフトチェンジすることに苦労するBLというと『リカー&シガレット』(座裏屋蘭丸)もある。


『となりのメタラーさん』(マミタ)




あらすじ

 大学院生の遣斗は、安さ最優先でガス栓の壊れた物件引っ越しして凍死しかけた所を、隣人の壮志に助けられ、しか朝ごはんまでご馳走になった。

 壮志の手料理にがっつりと胃袋を掴まれしまった遣斗は、それ以来ずっと壮志にご飯を作ってもらっており、気付けば丸一年暮らしていた。

 何故かほとんど喋れない寡黙な壮志は筋金入りのメタラー。遣斗はつい壮志の気を引こうとして壮志の「遠征」に着いていってしまう。メタルライブを楽しんだ二人だったが、酔い潰れてしまった壮志に対して、遣斗は恋心を自覚。だが遣斗は壮志にまだ自分ゲイだということをカミングアウトしていなかった。壮志はおそらくストレートであるが、性的指向がどうとか以前にほとんど口が利けないので、遣斗には壮志の意思の確かめ様がない。

 翌朝、壮志が目覚めると遣斗は既にホテルを出た後で、以来音信が途絶えてしまい……。

増田感想

 表紙絵に惹かれて購入。半袖で過ごせるほど暖かくしたお部屋で炬燵にあたりながら朝ごはんを食べている二人の図。背景にはメタラーの極まった感じの本棚CDDVDラック。画面右側のメタラー・壮志さんの傍らには編み物道具。青みがかった日差しが雪の積もった朝の光って感じで、室内の暖かさを引き立てる。

 メタル雪国日常の融合したイラストというのは、メタルの本場が北欧であるという事を知っている人にはなるほどなーと思われるらしいが、全然知らない私には奇跡の融合・ギャップ萌えに見えた。

 この漫画もまた、事件という事件は冒頭で遣斗が凍死しかけたのを壮志が助けた事と、後に遣斗が別に起こさなくてもいいような最低な別れ話を引き起こすくらいしか起きない。前述の『ジョークスタートルームメイト』の感想の中で、私は男同士の関係性には他人横槍が入り難いというような事を書いたけれども、この『となりのメタラーさん』は遣斗の友人もまたゲイなので、恋愛相談で遣斗が〆られる展開あり。

 メタラーさんこと壮志は明らかに吃音症か緘黙か何かを患っているが、彼の抱えた困難は生まれ持った何かというだけで病名はつけられていない。へたに病名を着けてしまうことで同じ病気を持った人への偏見を植付けてしまわないような配慮なのか、読者が病名で検索して知った風にならないようにする為なのだろうか。まあとにかく、病名のないことで壮志というキャラを見る時に変なバイアスがかからないのでいいなと私は思った。

 ところが、病名を明記していない事でそれを「病気」だと思わずに、壮志の性格を「ムカつく」といって非難したレビュアーもいたりするので、何でも物事は良し悪しなのかなあ。それくらい読み取れよとも思うけど。表現って難しいな。

 壮志の「自分の思いを言葉にするのが難しい」という性質は治るようなものではないらしく、しか家族職場人間関係には恵まれており、過去には辛い事もあり、今でも世間に出れば嫌な思いをする事が多々あるということが描かれている。

 彼の身近な人々は、言葉の出ない事にイラついたり急かしたりはしない。しかし彼のような人に対しての最適な関わり方を知っているというわけでもないようだ。(例えば壮志の職場店長言葉に詰まる壮志を、自分自身が焦りながら落ち着かせようとしている→壮志は余計に焦ってしまう)

 だが、遣斗だけが壮志の言葉を「待つ」というのをさりげなく、だが明確に態度で示した。それは遣斗が幼児教育研究する大学院生であり、実際にバイトという形で保育に携わっている人だからである

 そういう、文章によらない漫画描写が繊細な作品。人の言葉当意即妙の返しは出来ない壮志に合わせるかのように、ストーリー恋愛ゆっくり進む。舞台雪国でもっぱら季節は冬なんだけどハートウォーミングな話だった。

 そしてこれ、商業BLレビューサイトではかなり評価が高い作品。実際良いと私は思うけど、他のレビュワーの「泣いた」っていうのは言い過ぎかな。私的にはほっこりするって感じ。

2022-03-29

anond:20220329175349

いやよくそんなに下品悪口がほいほい思いつくなあと思って…当意即妙ですごいね普段からずっと考えてるの?

2022-01-18

ラップって即興のやつなら「当意即妙言葉が出てきてこんなに韻踏んでてすげ~!」ってなるんだけどヒプマイとかみたいな声優台本ありでやらされてるやつ聞くとなんかめちゃくちゃサブイボ立つんだよな…オヤジギャグっぽく感じるというか、作家が何時間もかけて考えたんだろうなってひいちゃうというか……この前たまたま見たクレヨンしんちゃんアニメラップバトルしてたのめっちゃキモかった

2022-01-12

anond:20220112213744

自称面白い人の面白い話って、オチまで相槌打たないといけないから面倒

当意即妙とかない頭の回転が鈍い人がコンプレックス隠すためにやってるのだろう

みんなだいたいわかってるけど注意せず泳がして楽しんでる

2021-12-17

魔法少女ミンキーモモはなぜリメイクされないのか【プイキュアが

子供向けアニメ特撮を、四十路ババアになっても息子と一緒に今日も全力で鑑賞していますひとつぶで二度おいしい人生ってすばらしい。



息子は男女の違いを理解し、ピンクを嫌がる年頃になりまして、見るのはもっぱら男児向けなんですが、友人の娘にあわせプリキュアとか見る機会があり。



あー女児向けの魔法少女かーなつかしいなー自分子供のころミンキーモモマジカルエミとかみたっけなぁーとか呟きながら鑑賞して、その趣の違いに驚いたので。



まずプリキュアの「変身」について。

いやこれ、「変身」じゃなくて「変装」じゃないの? コスプレだよね? 

バイキンマンの方がまだ中身を隠す努力しているんじゃないかというガバガバっぷり。いや、大人の汚い心がそう見せているのだろうと必死自分を納得させて、なるたけ幼女気持ちを思い出しながら見続けて、違和感を感じました。



「これは私の物語じゃない」(※幼女イタコ中)



その違和感を以下モモ比較しながらつらつら書きたいと思います

(すみませんモモを知らない世代の方の方が多いでしょうが80年代制作された魔法少女アニメです。魔法の国のプリンセスであるモモは、魔法の国を救う為の使命を帯び人間界に降り立ち、プロフェッショナル大人に変身する魔法を使って夢を忘れた人間に再び夢を見る事を思い出させる仕事にあけくれる物語です)



プリキュア主人公たちは、中学2年生位の設定です。

大人目線からみたら十二分に子供ですが、低学年の目線では「大人」です。

え? って思われるかもしれませんが、胸もふくらみ手足も長くなり幼女とは明らかに違う生き物になっている少女達は、「小さい大人」なんです。



「だからなに?」と思われるでしょうか。

大人のお姉さん達が、素敵な可愛い洋服を身に纏い、悪いやつらをやっつけてくれる。そりゃあもちろん応援します。でも それは大人世界の話で、自分たちの世界の話ではないのです。プリキュアたちが学校でするような当意即妙な会話など、身の回りには存在しませんし。



それと共に「悪いやつらを腕力でやっつける」という展開。



男児向けではありふれたというか、もはやお約束で、

しろ、その爽快感を捨ててしまったらストーリーはひどく退屈なものになるでしょうし、男児向けはそれでいいと思っています



男の子たちは「自分努力をすれば仮面ライダーウルトラマンになれる」と考え問題腕力解決しようとするからです。腕力努力すれば手に入ると思うことができる力です。(実際、うちの息子は毎日修行に励んで、いつかウルトラマンになるのだと宣言しています男児向けストーリーでも修行努力を推奨するものが多い。)



対してプリキュアが強くなるのは、魔法の力です。

これは努力でなんとかなるものではありません。選ばれし勇者からという、自分努力や才能とは一切関係のないものです。たなぼたです。



ミンキーモモだって魔法で変身して問題解決するじゃん」

ええはい、その通りです。けれど決定的に違う部分があります

モモが変身するのは「プロフェッショナル技術知識をつけた大人」です。

いつか、(そのために努力すれば)手に入れることができるもの



魔法で変身する」

言葉は同じでも、その意味するところは決定的に違います



ミンキーモモで一番好きだったのが、変身のシーンです。

子供から大人へ。今の自分とは全く違う、でもいつかきっとなれるモノへ変身する。

胸をどきどきさせながら、大人になったモモががんばる姿を応援していた自分

そこには、自分の、いつか私がとびこんでいく未来世界物語がありました。



プリキュアには、素敵な、子供を励まし力づける物語示唆がたくさんちりばめられています歴代監督商業的にどれだけ魅力でも「大きいお友達」向けにならない様に努力されている事も。

でもそれは、子供たちに届いているのかと、心配になりました。



なぜなら、成長した自分は、もう子供の頃に見た物語の細部や台詞は残念ながら覚えていなかったからです。

けれど、子供の頃に見たモモという物語の核になるメッセージは忘れてませんでした。

小手先演出ではなく、物語の核心部分に感じた違和感



モモは「子供現実大人世界を覗き見たものがたり」

プリキュアは「おとなの世界不思議ものがたり」



この点が、自分の(※イタコ中)物語ではないと感じた理由です。



浅い理解と罵られそうですが、幼女は浅い理解で生きる生き物ですのでご容赦を。



モモをつくった大人たちは、現実世界悪戦苦闘しながら、それでも、大人になることへの希望を届けようとしてくれたのではないでしょうか。

なんだか、もういちどモモのようなコンセプトの物語があっても良いのにと思います

大きいお友達方には説教くさいとか建前だらけとか大人なんてつまらないのにとか言われそうですけど。

2021-11-27

俺はお前が嫌いだ。

眼鏡しか能がないところが嫌いだ。

何にでも眼鏡をかけるくせに、それをまったく咎められないところが本当に嫌いだ。

あまつさえそれが是として扱われるところが本当に嫌いだ。

彼女が現れた瞬間その場を「眼鏡をかけることは絶対的な是」みたいな価値観支配して、眼鏡を外す自由をやんわりと否定してくるようなところが本当に嫌いだ。

会話を自分守備範囲に持ち込むことでしか人とコミュニケーションがとれないくせに、それが一瞬の当意即妙みたいな扱いになっているところが本当に嫌いだ。

周りに理解してもらってコミュニケーションをとっているくせに、そのことに気づいていないようなところが本当に嫌いだ。

眼鏡強制してはいけない」ことがわかっている(という設定の)くせに、眼鏡セーブしてるところなんて見たことがないのが本当に嫌いだ。

眼鏡強制した歴史をなかったことにしたのに、眼鏡アイドルにした事実は残して、まるで人の担当アイドル最初から眼鏡アイドルであったかのような扱いにしたことがが本当に嫌いだ。

そしてなにより人の担当アイドルの曲に眼鏡を持ち込んできて、原曲侵食してくるようなところが、本当に本当に嫌いだ。

その眼鏡叩き割ってやろうか。

2021-05-03

anond:20210430012753

左翼たたきに関しては、当意即妙で専門的なトラバが即時につく不思議wwww

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん